JPH0977912A - タイヤトレッド用ゴム組成物 - Google Patents
タイヤトレッド用ゴム組成物Info
- Publication number
- JPH0977912A JPH0977912A JP7234038A JP23403895A JPH0977912A JP H0977912 A JPH0977912 A JP H0977912A JP 7234038 A JP7234038 A JP 7234038A JP 23403895 A JP23403895 A JP 23403895A JP H0977912 A JPH0977912 A JP H0977912A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- rubber
- weight
- component
- rubber composition
- reinforcing filler
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02T—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO TRANSPORTATION
- Y02T10/00—Road transport of goods or passengers
- Y02T10/80—Technologies aiming to reduce greenhouse gasses emissions common to all road transportation technologies
- Y02T10/86—Optimisation of rolling resistance, e.g. weight reduction
Landscapes
- Tires In General (AREA)
- Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 高温伸びを損なうことなく、ウェットスキッ
ド抵抗を増加させると共に転動抵抗を低減させかつ低温
脆化性が改善されたタイヤの製造に使用するのに適した
タイヤトレッド用ゴム組成物を提供する。 【解決手段】 (i)(A)末端変性溶液重合スチレン・
ブタジエン共重合体ゴム(SBR)及び(B)前記SB
R以外のジエン系ゴムを含むゴム成分100重量部に
(ii)カーボンブラック及びシリカから選ばれた少なく
とも一種の補強性充填剤30〜80重量部をゴム成分
(A)中の補強性充填剤濃度CA とゴム成分(B)中の
補強性充填剤濃度CB の比が0<CA /CB <1となる
ようにゴム成分中に偏在せしめて成るタイヤトレッド用
ゴム組成物。
ド抵抗を増加させると共に転動抵抗を低減させかつ低温
脆化性が改善されたタイヤの製造に使用するのに適した
タイヤトレッド用ゴム組成物を提供する。 【解決手段】 (i)(A)末端変性溶液重合スチレン・
ブタジエン共重合体ゴム(SBR)及び(B)前記SB
R以外のジエン系ゴムを含むゴム成分100重量部に
(ii)カーボンブラック及びシリカから選ばれた少なく
とも一種の補強性充填剤30〜80重量部をゴム成分
(A)中の補強性充填剤濃度CA とゴム成分(B)中の
補強性充填剤濃度CB の比が0<CA /CB <1となる
ようにゴム成分中に偏在せしめて成るタイヤトレッド用
ゴム組成物。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、高温伸びを損なう
ことなく、ウェットスキッド抵抗を増加させると共に転
動抵抗を低減させかつ低温脆化性が改善されたタイヤの
製造に使用するのに適したタイヤトレッド用ゴム組成物
に関する。
ことなく、ウェットスキッド抵抗を増加させると共に転
動抵抗を低減させかつ低温脆化性が改善されたタイヤの
製造に使用するのに適したタイヤトレッド用ゴム組成物
に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、産業界における省資源化の要求が
高まっており、タイヤ業界においても、ウェットグリッ
プ性能及び転動抵抗を改善したタイヤを開発することが
求められている。このような要求に基づき、従来から、
例えば特開昭57−195636号公報、特開平6−3
2943号公報及び特開平6−80786号公報など種
々の提案がなされている。一方、使用温度域の低い市場
への対応として、低温脆化性、また生産性の観点から、
高温における伸び特性など、タイヤ性能の向上について
の要求はまさに多様化しており、従来の技術で、これら
の要求をすべて満足することは困難であった。
高まっており、タイヤ業界においても、ウェットグリッ
プ性能及び転動抵抗を改善したタイヤを開発することが
求められている。このような要求に基づき、従来から、
例えば特開昭57−195636号公報、特開平6−3
2943号公報及び特開平6−80786号公報など種
々の提案がなされている。一方、使用温度域の低い市場
への対応として、低温脆化性、また生産性の観点から、
高温における伸び特性など、タイヤ性能の向上について
の要求はまさに多様化しており、従来の技術で、これら
の要求をすべて満足することは困難であった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従って、本発明は、高
温伸びを損なうことなく、ウェットスキッド抵抗を増加
させると共に転動抵抗を低減させかつ低温脆化性が改善
されたタイヤの製造に使用するのに適したタイヤトレッ
ド用ゴム組成物を提供することを目的とする。
温伸びを損なうことなく、ウェットスキッド抵抗を増加
させると共に転動抵抗を低減させかつ低温脆化性が改善
されたタイヤの製造に使用するのに適したタイヤトレッ
ド用ゴム組成物を提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明に従えば、(i)
(A)末端変性溶液重合スチレン・ブタジエン共重合体
ゴム(SBR)及び(B)前記SBR以外のジエン系ゴ
ムを含むゴム成分100重量部に(ii)カーボンブラッ
ク及びシリカから選ばれた少なくとも一種の補強性充填
剤30〜80重量部をゴム成分(A)中の補強性充填剤
濃度CA とゴム成分(B)中の補強性充填剤濃度CB の
比が0<CA /CB <1となるようにゴム成分中に偏在
せしめて成るタイヤトレッド用ゴム組成物が提供され
る。
(A)末端変性溶液重合スチレン・ブタジエン共重合体
ゴム(SBR)及び(B)前記SBR以外のジエン系ゴ
ムを含むゴム成分100重量部に(ii)カーボンブラッ
ク及びシリカから選ばれた少なくとも一種の補強性充填
剤30〜80重量部をゴム成分(A)中の補強性充填剤
濃度CA とゴム成分(B)中の補強性充填剤濃度CB の
比が0<CA /CB <1となるようにゴム成分中に偏在
せしめて成るタイヤトレッド用ゴム組成物が提供され
る。
【0005】
【発明の実施の形態】以下、本発明について更に詳しく
説明する。本発明に係るタイヤトレッド用ゴム組成物の
ゴム成分は、(A)末端変性溶液重合スチレン・ブタジ
エン共重合体ゴム(SBR)及び(B)前記SBR以外
のジエン系ゴムから構成される。
説明する。本発明に係るタイヤトレッド用ゴム組成物の
ゴム成分は、(A)末端変性溶液重合スチレン・ブタジ
エン共重合体ゴム(SBR)及び(B)前記SBR以外
のジエン系ゴムから構成される。
【0006】前記ゴム成分の第一成分(A)である末端
変性溶液重合SBR(末端変性S−SBR)としてはス
チレン含量が10〜25重量%でビニル含量が50〜8
0重量%の任意の溶液重合SBRを常法に従って末端変
性したものが使用される。末端変性法としては、例えば
特開昭63−150338号公報に開示の方法によるこ
とができる。更に具体的には、末端変性は例えばSBR
の末端に下記式の原子団を導入する。
変性溶液重合SBR(末端変性S−SBR)としてはス
チレン含量が10〜25重量%でビニル含量が50〜8
0重量%の任意の溶液重合SBRを常法に従って末端変
性したものが使用される。末端変性法としては、例えば
特開昭63−150338号公報に開示の方法によるこ
とができる。更に具体的には、末端変性は例えばSBR
の末端に下記式の原子団を導入する。
【0007】
【化1】
【0008】この原子団は、>C(M)N<(式中、M
はO又はS原子を示す)を有する化合物を重合反応が完
了した溶液又はSBRを適当な溶媒に溶解した溶液中に
添加して、アルカリ金属基材触媒、例えばn−ブチルリ
チウムなどの存在下に、SBRと反応させることによっ
てSBRの末端に導入することができる。ここで、上記
化合物としてはN,N−ジメチルホルムアミド、N,N
−ジエチルホルムアミド;N,N−ジエチルアセトアミ
ド;アミノアセトアミド、N,N−ジメチル−N′,
N′−ジメチルアミノアセトアミド、N−フェニルジア
セトアミド;N,N−ジメチルアクリルアミド、N,N
−ジメチルメタアクリルアミド;プロピオンアミド、
N,N−ジメチルプロピオンアミド;4−ピリジルアミ
ド、N,N−ジメチル−4−ピリジルアミド;N,N−
ジメチルベンズアミド、p−アミノベンズアミド、
N′,N′−(p−ジメチルアミノ)ベンズアミド、
N,N−ジメチル−N′−(p−エチルアミノ)ベンズ
アミド;N−アセチル−N−2−ナフチルベンズアミ
ド;ニコチンアミド、N,N−ジエチルニコチンアミ
ド;コハク酸アミド、マレイン酸アミド、N,N,
N′,N′−テトラメチルマレイン酸アミド;コハクイ
ミド、マレイミド、N−メチルマレイミド、N−メチル
フタルイミド、1,2−シクロヘキサンカルボキシミ
ド、N−メチル−1,2−シクロヘキサンジカルボキシ
ミド;オキサミド、2−フラミド、N,N,N′,N′
−テトラメチルオキサミド、N,N−ジメチル−2−フ
ラミド;N,N−ジメチル−8−キノリンカルボキシア
ミド;N,N−ジメチル−p−アミノ−ベンザルアセト
アミド、N,N−ジメチル−N′,N′−(p′−ジメ
チルアミノ)シンナミリデンアセトアミド;N,N−ジ
メチル−N′,N′−(2−ジメチルアミノ)ビニルア
ミド;N′−(2−メチルアミノ)ビニルアミド;尿
素、N,N′−ジメチル尿素、N,N,N′,N′−テ
トラメチル尿素;カルバミン酸メチル;N,N−ジエチ
ルカルバミン酸メチル;ε−カプロラクタム、N−メチ
ル−ε−カプロラクタム、N−アセチル−ε−カプロラ
クタム、2−ピロリドン、N−メチル−2−ピロリド
ン、N−アセチル−2−ピロリドン、2−ピペリドン、
N−メチル−2−ピペリドン、2−キノリン、N−メチ
ル−2−キノリン、2−インドリノン、N−メチル−2
−インドリノン;イソシアヌル酸、N,N′,N′−ト
リメチルイソシアヌル酸等およびこれらの対応の含硫黄
化合物が例示できる。なかでも特に好ましい化合物は、
窒素にアルキル基が結合した化合物が挙げられる。また
末端変性の割合は30〜80%が好ましい。
はO又はS原子を示す)を有する化合物を重合反応が完
了した溶液又はSBRを適当な溶媒に溶解した溶液中に
添加して、アルカリ金属基材触媒、例えばn−ブチルリ
チウムなどの存在下に、SBRと反応させることによっ
てSBRの末端に導入することができる。ここで、上記
化合物としてはN,N−ジメチルホルムアミド、N,N
−ジエチルホルムアミド;N,N−ジエチルアセトアミ
ド;アミノアセトアミド、N,N−ジメチル−N′,
N′−ジメチルアミノアセトアミド、N−フェニルジア
セトアミド;N,N−ジメチルアクリルアミド、N,N
−ジメチルメタアクリルアミド;プロピオンアミド、
N,N−ジメチルプロピオンアミド;4−ピリジルアミ
ド、N,N−ジメチル−4−ピリジルアミド;N,N−
ジメチルベンズアミド、p−アミノベンズアミド、
N′,N′−(p−ジメチルアミノ)ベンズアミド、
N,N−ジメチル−N′−(p−エチルアミノ)ベンズ
アミド;N−アセチル−N−2−ナフチルベンズアミ
ド;ニコチンアミド、N,N−ジエチルニコチンアミ
ド;コハク酸アミド、マレイン酸アミド、N,N,
N′,N′−テトラメチルマレイン酸アミド;コハクイ
ミド、マレイミド、N−メチルマレイミド、N−メチル
フタルイミド、1,2−シクロヘキサンカルボキシミ
ド、N−メチル−1,2−シクロヘキサンジカルボキシ
ミド;オキサミド、2−フラミド、N,N,N′,N′
−テトラメチルオキサミド、N,N−ジメチル−2−フ
ラミド;N,N−ジメチル−8−キノリンカルボキシア
ミド;N,N−ジメチル−p−アミノ−ベンザルアセト
アミド、N,N−ジメチル−N′,N′−(p′−ジメ
チルアミノ)シンナミリデンアセトアミド;N,N−ジ
メチル−N′,N′−(2−ジメチルアミノ)ビニルア
ミド;N′−(2−メチルアミノ)ビニルアミド;尿
素、N,N′−ジメチル尿素、N,N,N′,N′−テ
トラメチル尿素;カルバミン酸メチル;N,N−ジエチ
ルカルバミン酸メチル;ε−カプロラクタム、N−メチ
ル−ε−カプロラクタム、N−アセチル−ε−カプロラ
クタム、2−ピロリドン、N−メチル−2−ピロリド
ン、N−アセチル−2−ピロリドン、2−ピペリドン、
N−メチル−2−ピペリドン、2−キノリン、N−メチ
ル−2−キノリン、2−インドリノン、N−メチル−2
−インドリノン;イソシアヌル酸、N,N′,N′−ト
リメチルイソシアヌル酸等およびこれらの対応の含硫黄
化合物が例示できる。なかでも特に好ましい化合物は、
窒素にアルキル基が結合した化合物が挙げられる。また
末端変性の割合は30〜80%が好ましい。
【0009】前記ゴム成分の第二成分(B)としては、
上記第一成分の末端変性S−SBR以外の任意のジエン
系ゴム、例えば天然ゴム(NR)、ポリブタジエンゴム
(BR)、任意のスチレン−ブタジエン共重合体ゴム
(SBR)、共役ジエン−不飽和ニトリル共重合体ゴム
(NBR)などをあげることができる。
上記第一成分の末端変性S−SBR以外の任意のジエン
系ゴム、例えば天然ゴム(NR)、ポリブタジエンゴム
(BR)、任意のスチレン−ブタジエン共重合体ゴム
(SBR)、共役ジエン−不飽和ニトリル共重合体ゴム
(NBR)などをあげることができる。
【0010】本発明に従えば、前記ゴム成分(A)及び
(B)は(A)/(B)(重量比)で75/25〜55
/45であるのが好ましく、75/25〜60/40が
更に好ましい。ゴム成分中の成分(A)の割合が少ない
と(即ち成分(B)の割合が大きいと)、補強性充填剤
の偏在によるtanδバランスの改善効果が低下する傾
向にあるので好ましくなく、逆の場合には脆化点が高く
なり、低温での硬化現象を起こし易い傾向にあるので好
ましくない。
(B)は(A)/(B)(重量比)で75/25〜55
/45であるのが好ましく、75/25〜60/40が
更に好ましい。ゴム成分中の成分(A)の割合が少ない
と(即ち成分(B)の割合が大きいと)、補強性充填剤
の偏在によるtanδバランスの改善効果が低下する傾
向にあるので好ましくなく、逆の場合には脆化点が高く
なり、低温での硬化現象を起こし易い傾向にあるので好
ましくない。
【0011】本発明に従った前記ゴム成分(A)及び
(B)の種類及び組合せには特に限定はないが、ゴム成
分(B)のガラス転移温度(TgB )がゴム成分(A)
のガラス転移温度(TgA )より高くない方(TgB ≦
TgA )が補強性充填剤の偏在によるtanδバランス
の改善効果が高いのでより好ましい。
(B)の種類及び組合せには特に限定はないが、ゴム成
分(B)のガラス転移温度(TgB )がゴム成分(A)
のガラス転移温度(TgA )より高くない方(TgB ≦
TgA )が補強性充填剤の偏在によるtanδバランス
の改善効果が高いのでより好ましい。
【0012】本発明に従ったタイヤトレッド用ゴム組成
物には、前記ゴム成分100重量部にカーボンブラック
及びシリカから選ばれた少なくとも一種の補強性充填剤
30〜80重量部、好ましくは30〜65重量部をゴム
成分(A)中の補強性充填剤濃度CA とゴム成分(B)
中の補強性充填剤濃度CB の比が0<CA /CB <1、
好ましくは0.1≦CA /CB ≦0.3となるようにゴ
ム成分中に偏在せしめる(ゴム組成物内に充填剤の濃度
差を作る)。充填剤の配合量が30重量部未満では耐摩
耗性が大きく低下して実用レベルを満足しなくなるおそ
れがあるので好ましくなく、逆に80重量部を超えると
転がり抵抗が上昇するので好ましくない。またCA /C
B の濃度比が1以上ではtanδのバランスが不良とな
るので好ましくない。
物には、前記ゴム成分100重量部にカーボンブラック
及びシリカから選ばれた少なくとも一種の補強性充填剤
30〜80重量部、好ましくは30〜65重量部をゴム
成分(A)中の補強性充填剤濃度CA とゴム成分(B)
中の補強性充填剤濃度CB の比が0<CA /CB <1、
好ましくは0.1≦CA /CB ≦0.3となるようにゴ
ム成分中に偏在せしめる(ゴム組成物内に充填剤の濃度
差を作る)。充填剤の配合量が30重量部未満では耐摩
耗性が大きく低下して実用レベルを満足しなくなるおそ
れがあるので好ましくなく、逆に80重量部を超えると
転がり抵抗が上昇するので好ましくない。またCA /C
B の濃度比が1以上ではtanδのバランスが不良とな
るので好ましくない。
【0013】本発明では補強性充填剤としてシリカを1
0重量%以上配合するのが好ましく、20〜50重量%
配合するのが、前記目的を達成するために更に好まし
い。更に、シリカ配合量の5〜20重量%のシランカッ
プリング剤を配合するのが好ましい。シランカップリン
グ剤としては従来からシリカと併用されている任意のも
のを用いることができ、例えばビス−〔3−(エトキシ
シリル)−プロピル〕−テトラスルフィド(商品名:S
i69、デグッサ社製)などをあげることができる。
0重量%以上配合するのが好ましく、20〜50重量%
配合するのが、前記目的を達成するために更に好まし
い。更に、シリカ配合量の5〜20重量%のシランカッ
プリング剤を配合するのが好ましい。シランカップリン
グ剤としては従来からシリカと併用されている任意のも
のを用いることができ、例えばビス−〔3−(エトキシ
シリル)−プロピル〕−テトラスルフィド(商品名:S
i69、デグッサ社製)などをあげることができる。
【0014】本発明において使用されるカーボンとして
は、N2 SAが65〜160m2/g、DBP吸油量が7
0〜140ml/100gであるのが好ましく、シリカは
水分率が10%以下、BETが100〜300m2/gで
吸油量が150〜300ml/100gであるのが好まし
い。
は、N2 SAが65〜160m2/g、DBP吸油量が7
0〜140ml/100gであるのが好ましく、シリカは
水分率が10%以下、BETが100〜300m2/gで
吸油量が150〜300ml/100gであるのが好まし
い。
【0015】本発明に従ったゴム組成物は、末端変性S
−SBR(A)を含むマスターバッチ中にシリカを配合
し、他のジエン系ゴム(B)を含むマスターバッチ中に
カーボンブラックを配合して、前記0<CA /CB <1
の濃度差をもたせるのが好ましい。なお、ゴム成分
(A)及びゴム成分(B)のいずれにも(イ)カーボン
単独、(ロ)シリカ単独又は(ハ)カーボン及びシリカ
の任意の混合物のいずれを配合しても良いことはいうま
でもない。
−SBR(A)を含むマスターバッチ中にシリカを配合
し、他のジエン系ゴム(B)を含むマスターバッチ中に
カーボンブラックを配合して、前記0<CA /CB <1
の濃度差をもたせるのが好ましい。なお、ゴム成分
(A)及びゴム成分(B)のいずれにも(イ)カーボン
単独、(ロ)シリカ単独又は(ハ)カーボン及びシリカ
の任意の混合物のいずれを配合しても良いことはいうま
でもない。
【0016】本発明のタイヤトレッド用ゴム組成物には
前記したジエン系ゴム、補強性充填剤に加えて、硫黄、
加硫促進剤、老化防止剤、充填剤、軟化剤、可塑剤など
のタイヤ用に一般に配合されている各種添加剤を配合す
ることができ、かかる配合物は一般的な方法で加硫して
タイヤトレッドを製造することができる。これらの添加
剤の配合量も一般的な量とすることができる。
前記したジエン系ゴム、補強性充填剤に加えて、硫黄、
加硫促進剤、老化防止剤、充填剤、軟化剤、可塑剤など
のタイヤ用に一般に配合されている各種添加剤を配合す
ることができ、かかる配合物は一般的な方法で加硫して
タイヤトレッドを製造することができる。これらの添加
剤の配合量も一般的な量とすることができる。
【0017】
【実施例】以下、実施例によって本発明を更に説明する
が、本発明の範囲をこれらの実施例に限定するものでな
いことは言うまでもない。
が、本発明の範囲をこれらの実施例に限定するものでな
いことは言うまでもない。
【0018】例1〜14 表Iに示す配合内容(重量部)でそれぞれの成分を配合
し、シランカップリング剤(デグッサ社製 Si69)
3部、ジエチレングリコール2部、亜鉛華(正同化学
(株)製亜鉛華3号)3部、ステアリン酸(花王石鹸
(株)製“Lunac ya”)1部、老化防止剤(住
友化学工業(株)製アンチゲン6C(N−フェニル−
N′−(1,3−ジメチル)−p−フェニレンジアミ
ン))1.5部及びワックス(大内新興化学(株)製サ
ンノック)0.5部(いずれも重量部)の加硫促進剤と
硫黄を除く、配合剤を1.7リットルのバンバリーミキ
サーで5分間混合した後、この混合物に加硫促進剤(大
内新興化学(株)製ノクセラーNS−F(N−tert
−ブチル−2−ベンゾチアゾリル−スルフェンアミ
ド))1.7重量部と油処理硫黄1.7重量部とを8イ
ンチの試験用練りロール機で4分間混練し、ゴム組成物
を得た。これらのゴム組成物を160℃で20分間プレ
ス加硫して、目的とする試験サンプルを調製し、各種試
験を行い、その物性を測定した。得られた加硫物の物性
は表Iに示す通りである。
し、シランカップリング剤(デグッサ社製 Si69)
3部、ジエチレングリコール2部、亜鉛華(正同化学
(株)製亜鉛華3号)3部、ステアリン酸(花王石鹸
(株)製“Lunac ya”)1部、老化防止剤(住
友化学工業(株)製アンチゲン6C(N−フェニル−
N′−(1,3−ジメチル)−p−フェニレンジアミ
ン))1.5部及びワックス(大内新興化学(株)製サ
ンノック)0.5部(いずれも重量部)の加硫促進剤と
硫黄を除く、配合剤を1.7リットルのバンバリーミキ
サーで5分間混合した後、この混合物に加硫促進剤(大
内新興化学(株)製ノクセラーNS−F(N−tert
−ブチル−2−ベンゾチアゾリル−スルフェンアミ
ド))1.7重量部と油処理硫黄1.7重量部とを8イ
ンチの試験用練りロール機で4分間混練し、ゴム組成物
を得た。これらのゴム組成物を160℃で20分間プレ
ス加硫して、目的とする試験サンプルを調製し、各種試
験を行い、その物性を測定した。得られた加硫物の物性
は表Iに示す通りである。
【0019】
【表1】
【0020】なお、上記試験に用いた試験方法は以下の
通りである。
通りである。
【0021】1.tanδ 動的粘弾性(東洋精機製作所製レオログラフ)を0℃,
60℃の所定の条件で測定して得た値。なお、一般的に
0℃のtanδは湿潤路面における制動性を、60℃の
それは転動抵抗性を表している。tanδ(0℃)が大
きいほどウェット制動性が良好であり、tanδ(60
℃)は小さいほど転動抵抗が低下する。
60℃の所定の条件で測定して得た値。なお、一般的に
0℃のtanδは湿潤路面における制動性を、60℃の
それは転動抵抗性を表している。tanδ(0℃)が大
きいほどウェット制動性が良好であり、tanδ(60
℃)は小さいほど転動抵抗が低下する。
【0022】2.脆化点(℃) JIS K6301に準じて低温衝撃脆化試験を実施し
た。
た。
【0023】3.高温伸び(%)(100℃) JIS K6301に準じて、100℃の破断伸びを測
定し、この値をモールド欠けの抵抗値として使用した。
定し、この値をモールド欠けの抵抗値として使用した。
【0024】
【発明の効果】本発明に従えば、前記表Iの結果から明
らかなように、高温伸びを損なうことなく、ウェットス
キッド抵抗を増加させると共に、転動抵抗を低減させか
つ低温脆化性が改善されたタイヤの製造に使用するのに
適したタイヤトレッド用ゴム組成物を提供することがで
きる。
らかなように、高温伸びを損なうことなく、ウェットス
キッド抵抗を増加させると共に、転動抵抗を低減させか
つ低温脆化性が改善されたタイヤの製造に使用するのに
適したタイヤトレッド用ゴム組成物を提供することがで
きる。
【0025】前記例1,3,5,7及び9は、従来例の
通り充填剤をゴム成分中に偏在させてない例で、例2
(実施例),4,6,8及び10は、それぞれ、前記各
例と同じ配合で充填剤を同一様式で偏在させたものであ
る。例1及び2は基準の系であり、例2(実施例)は偏
在により各種物性がバランス良く向上している。例3及
び4は末端変性SBRを低Tgタイプに変更したもので
偏在によるtan−δバランスの改善(tan−δ(0
℃)向上及びtan−δ(60℃)低減の両立)はみら
れない。例6は同一ポリマーのうち65%にカーボン
を、残りの35%にシリカを偏在させたものであるがS
BR単独のため当系は偏在有無にかかわらず脆化点が高
く、低温において硬化現象等の発生が予想されるためキ
ャップトレッドとして好適ではない。例7及び8は末端
変性SBRを低Tgタイプに変更せずにポリマーのブレ
ンド比で低Tg化しようとしたものであるが例3及び4
の系と同様にやはりtan−δバランスの改善はみられ
ない。例9及び10はtan−δのバランス及び高温伸
び共に偏在有無で改善が認められない。
通り充填剤をゴム成分中に偏在させてない例で、例2
(実施例),4,6,8及び10は、それぞれ、前記各
例と同じ配合で充填剤を同一様式で偏在させたものであ
る。例1及び2は基準の系であり、例2(実施例)は偏
在により各種物性がバランス良く向上している。例3及
び4は末端変性SBRを低Tgタイプに変更したもので
偏在によるtan−δバランスの改善(tan−δ(0
℃)向上及びtan−δ(60℃)低減の両立)はみら
れない。例6は同一ポリマーのうち65%にカーボン
を、残りの35%にシリカを偏在させたものであるがS
BR単独のため当系は偏在有無にかかわらず脆化点が高
く、低温において硬化現象等の発生が予想されるためキ
ャップトレッドとして好適ではない。例7及び8は末端
変性SBRを低Tgタイプに変更せずにポリマーのブレ
ンド比で低Tg化しようとしたものであるが例3及び4
の系と同様にやはりtan−δバランスの改善はみられ
ない。例9及び10はtan−δのバランス及び高温伸
び共に偏在有無で改善が認められない。
【0026】例11(実施例)は例2をもとに偏在の様
式を変更したもので、末端変性SBR+SiO2 の組合
せの方が末端変性SBR+CBの組合せよりもさらに物
性のバランス改善効果が高いことを示している。例1
2,13(実施例)及び14は例2の配合をもとに充填
剤濃度比を変更したものであるが、例12は全充填剤を
NRに配合したものでtan−δバランスの改善効果は
一番良好であるものの高温の破断伸びが低くモールド加
工性が悪く好適ではない(充填剤濃度比は0)。例13
はSBRにカーボンを10重量部配合し、NRに残りの
カーボンを20重量部とシリカ30重量部の計50重量
部を配合した。その結果、充填剤濃度比は0.226と
なっており、この程度の充填剤濃度比のとき、最も各物
性バランス(tan−δバランス、脆化点、高温伸び)
が良好になっている。例14はNRにカーボンを10重
量部配合し、SBRに残りのカーボンを20重量部とシ
リカ30重量部の計50重量部を配合した。その結果、
充填剤濃度比は1.956となっている。この場合は6
0℃のtan−δが上がり転動抵抗性能の上昇が懸念さ
れ好適でない。
式を変更したもので、末端変性SBR+SiO2 の組合
せの方が末端変性SBR+CBの組合せよりもさらに物
性のバランス改善効果が高いことを示している。例1
2,13(実施例)及び14は例2の配合をもとに充填
剤濃度比を変更したものであるが、例12は全充填剤を
NRに配合したものでtan−δバランスの改善効果は
一番良好であるものの高温の破断伸びが低くモールド加
工性が悪く好適ではない(充填剤濃度比は0)。例13
はSBRにカーボンを10重量部配合し、NRに残りの
カーボンを20重量部とシリカ30重量部の計50重量
部を配合した。その結果、充填剤濃度比は0.226と
なっており、この程度の充填剤濃度比のとき、最も各物
性バランス(tan−δバランス、脆化点、高温伸び)
が良好になっている。例14はNRにカーボンを10重
量部配合し、SBRに残りのカーボンを20重量部とシ
リカ30重量部の計50重量部を配合した。その結果、
充填剤濃度比は1.956となっている。この場合は6
0℃のtan−δが上がり転動抵抗性能の上昇が懸念さ
れ好適でない。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 C08L 9:00)
Claims (4)
- 【請求項1】 (i)(A)末端変性溶液重合スチレン・
ブタジエン共重合体ゴム(SBR)及び(B)前記SB
R以外のジエン系ゴムを含むゴム成分100重量部に
(ii)カーボンブラック及びシリカから選ばれた少なく
とも一種の補強性充填剤30〜80重量部をゴム成分
(A)中の補強性充填剤濃度CA とゴム成分(B)中の
補強性充填剤濃度CB の比が0<CA /CB <1となる
ようにゴム成分中に偏在せしめて成るタイヤトレッド用
ゴム組成物。 - 【請求項2】 ゴム成分(A)とゴム成分(B)との配
合比が75〜55:25〜45(重量比)である請求項
1に記載のゴム組成物。 - 【請求項3】 補強性充填剤の10重量%以上がシリカ
である請求項1又は2に記載のゴム組成物。 - 【請求項4】 補強性充填剤濃度比が0.1≦CA /C
B ≦0.3である請求項1〜3のいずれか1項に記載の
ゴム組成物。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7234038A JPH0977912A (ja) | 1995-09-12 | 1995-09-12 | タイヤトレッド用ゴム組成物 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7234038A JPH0977912A (ja) | 1995-09-12 | 1995-09-12 | タイヤトレッド用ゴム組成物 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0977912A true JPH0977912A (ja) | 1997-03-25 |
Family
ID=16964599
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7234038A Pending JPH0977912A (ja) | 1995-09-12 | 1995-09-12 | タイヤトレッド用ゴム組成物 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0977912A (ja) |
Cited By (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH1160816A (ja) * | 1997-08-07 | 1999-03-05 | Toyo Tire & Rubber Co Ltd | タイヤトレッド用ゴム組成物 |
JPH11209517A (ja) * | 1998-01-27 | 1999-08-03 | Yokohama Rubber Co Ltd:The | タイヤトレッド用ゴム組成物 |
JPH11209519A (ja) * | 1998-01-27 | 1999-08-03 | Yokohama Rubber Co Ltd:The | タイヤトレッド用ゴム組成物 |
JP2000225805A (ja) * | 1999-02-02 | 2000-08-15 | Bridgestone Corp | 重荷重用空気入りタイヤ |
JP2003535174A (ja) * | 2000-05-26 | 2003-11-25 | ソシエテ ド テクノロジー ミシュラン | タイヤトレッドとして使用可能なゴム組成物 |
KR100512132B1 (ko) * | 2002-05-31 | 2005-09-02 | 금호타이어 주식회사 | 실리카로 보강된 타이어용 트레드 고무 조성물 |
KR100505325B1 (ko) * | 1998-11-11 | 2005-10-14 | 한국타이어 주식회사 | 타이어 트레드용 고무조성물 |
JP2014196407A (ja) * | 2013-03-29 | 2014-10-16 | 株式会社ブリヂストン | ゴム組成物及びゴム組成物の製造方法 |
JP2020023600A (ja) * | 2018-08-06 | 2020-02-13 | 住友ゴム工業株式会社 | トレッド用ゴム組成物及び空気入りタイヤ |
-
1995
- 1995-09-12 JP JP7234038A patent/JPH0977912A/ja active Pending
Cited By (10)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH1160816A (ja) * | 1997-08-07 | 1999-03-05 | Toyo Tire & Rubber Co Ltd | タイヤトレッド用ゴム組成物 |
JPH11209517A (ja) * | 1998-01-27 | 1999-08-03 | Yokohama Rubber Co Ltd:The | タイヤトレッド用ゴム組成物 |
JPH11209519A (ja) * | 1998-01-27 | 1999-08-03 | Yokohama Rubber Co Ltd:The | タイヤトレッド用ゴム組成物 |
KR100505325B1 (ko) * | 1998-11-11 | 2005-10-14 | 한국타이어 주식회사 | 타이어 트레드용 고무조성물 |
JP2000225805A (ja) * | 1999-02-02 | 2000-08-15 | Bridgestone Corp | 重荷重用空気入りタイヤ |
JP2003535174A (ja) * | 2000-05-26 | 2003-11-25 | ソシエテ ド テクノロジー ミシュラン | タイヤトレッドとして使用可能なゴム組成物 |
KR100512132B1 (ko) * | 2002-05-31 | 2005-09-02 | 금호타이어 주식회사 | 실리카로 보강된 타이어용 트레드 고무 조성물 |
JP2014196407A (ja) * | 2013-03-29 | 2014-10-16 | 株式会社ブリヂストン | ゴム組成物及びゴム組成物の製造方法 |
JP2020023600A (ja) * | 2018-08-06 | 2020-02-13 | 住友ゴム工業株式会社 | トレッド用ゴム組成物及び空気入りタイヤ |
US12031040B2 (en) | 2018-08-06 | 2024-07-09 | Sumitomo Rubber Industries, Ltd. | Tread rubber composition and pneumatic tire |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP5495153B2 (ja) | ゴム組成物およびそれを用いた空気入りタイヤ | |
US20030114577A1 (en) | Rubber composition | |
JP2009126907A (ja) | ゴム組成物 | |
JP2006213777A (ja) | 空気入りタイヤ用ゴム組成物 | |
JP3363539B2 (ja) | タイヤトレッド用ゴム組成物 | |
JP3375424B2 (ja) | 空気入りタイヤ | |
JPH0790122A (ja) | タイヤトレッド用ゴム組成物 | |
JP2918495B2 (ja) | ゴム組成物の製造方法 | |
JPH0748476A (ja) | タイヤトレッド用ゴム組成物 | |
JPH0977912A (ja) | タイヤトレッド用ゴム組成物 | |
JP2000159935A (ja) | タイヤトレッド用ゴム組成物 | |
JP2002220491A (ja) | タイヤ用ゴム組成物の製造方法 | |
JPS6397645A (ja) | トレツド用ゴム組成物 | |
JP3996694B2 (ja) | ゴム組成物 | |
JPH1171479A (ja) | ゴム組成物 | |
JP7103434B2 (ja) | 空気入りタイヤ | |
JP2000017107A (ja) | タイヤトレッド用ゴム組成物 | |
JP2001214004A (ja) | タイヤトレッド用ゴム組成物 | |
JPH09328579A (ja) | タイヤトレッド用ゴム組成物 | |
JP3530088B2 (ja) | ゴム組成物およびその製造方法 | |
JP3996696B2 (ja) | ゴム組成物 | |
JPWO2020110940A1 (ja) | タイヤ用ゴム組成物 | |
JPH11209518A (ja) | タイヤトレッド用ゴム組成物 | |
JPH08183883A (ja) | タイヤトレッド用ゴム組成物およびその製造方法 | |
JPH1087887A (ja) | ゴム組成物 |