JPH0975134A - 歯ブラシ - Google Patents
歯ブラシInfo
- Publication number
- JPH0975134A JPH0975134A JP23181095A JP23181095A JPH0975134A JP H0975134 A JPH0975134 A JP H0975134A JP 23181095 A JP23181095 A JP 23181095A JP 23181095 A JP23181095 A JP 23181095A JP H0975134 A JPH0975134 A JP H0975134A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- brush
- toothbrush
- filament group
- bristle
- handle
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Brushes (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 歯間の微細な隙間や、奥歯の隅等の磨きにく
い部分にまで歯ブラシの毛先を十分に到達させることが
でき、磨き残しを防止することが可能な歯ブラシを提供
する。 【解決手段】 フィラメントが柄の長手方向前端部分に
複数植毛されることにより束状のブラシ毛11が構成さ
れ、前記長手方向に関するブラシ毛11の最前端と最後
端の少なくとも一方の領域において、ブラシ毛11の毛
先が前記長手方向の最も端から反対側の端に向けて徐々
に低くなるよう傾斜した傾斜部14Aを形成した。
い部分にまで歯ブラシの毛先を十分に到達させることが
でき、磨き残しを防止することが可能な歯ブラシを提供
する。 【解決手段】 フィラメントが柄の長手方向前端部分に
複数植毛されることにより束状のブラシ毛11が構成さ
れ、前記長手方向に関するブラシ毛11の最前端と最後
端の少なくとも一方の領域において、ブラシ毛11の毛
先が前記長手方向の最も端から反対側の端に向けて徐々
に低くなるよう傾斜した傾斜部14Aを形成した。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、歯ブラシに関する
ものである。
ものである。
【0002】
【従来の技術】従来から、歯の磨き残しを防止するため
に、ブラシ毛の毛先に工夫を施した歯ブラシがある。こ
のような歯ブラシとしては、例えば、図7に示すよう
に、柄部12の先端部に形成されたブラシ毛71の毛先
部分の形状を山型にしたものがある。
に、ブラシ毛の毛先に工夫を施した歯ブラシがある。こ
のような歯ブラシとしては、例えば、図7に示すよう
に、柄部12の先端部に形成されたブラシ毛71の毛先
部分の形状を山型にしたものがある。
【0003】また、図8に示すように、歯ブラシのブラ
シ毛81を構成するフィラメント13の束の各々の毛先
部分を、その中心部が頂点となった円錐形状とした歯ブ
ラシがある。
シ毛81を構成するフィラメント13の束の各々の毛先
部分を、その中心部が頂点となった円錐形状とした歯ブ
ラシがある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】これらの従来の歯ブラ
シは、ブラシ毛を構成するフィラメントの長さを均一に
揃えて、ブラシ毛の毛先部分の形状を平坦にした歯ブラ
シよりも磨き残しをある程度防止することはできるが、
歯間の微細な隙間や、奥歯の隅等の磨きにくい部分にま
で歯ブラシの毛先を十分に到達させることが困難である
という問題がある。
シは、ブラシ毛を構成するフィラメントの長さを均一に
揃えて、ブラシ毛の毛先部分の形状を平坦にした歯ブラ
シよりも磨き残しをある程度防止することはできるが、
歯間の微細な隙間や、奥歯の隅等の磨きにくい部分にま
で歯ブラシの毛先を十分に到達させることが困難である
という問題がある。
【0005】本発明は、このような従来の問題点を解決
することを課題とするものであり、歯間の微細な隙間
や、奥歯の隅等の磨きにくい部分にまで歯ブラシの毛先
を容易に到達させることができ、磨き残しを十分に防止
することが可能な歯ブラシを提供することを目的とす
る。
することを課題とするものであり、歯間の微細な隙間
や、奥歯の隅等の磨きにくい部分にまで歯ブラシの毛先
を容易に到達させることができ、磨き残しを十分に防止
することが可能な歯ブラシを提供することを目的とす
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に、本発明は、フィラメントが柄の長手方向前端部分に
複数植毛されることにより束状のブラシ毛が構成され、
前記長手方向に関する前記ブラシ毛の最前端と最後端の
少なくとも一方の領域において、ブラシ毛の毛先が前記
長手方向の最も端から反対側の端に向けて徐々に低くな
るよう傾斜して構成された歯ブラシを提供するものであ
る。
に、本発明は、フィラメントが柄の長手方向前端部分に
複数植毛されることにより束状のブラシ毛が構成され、
前記長手方向に関する前記ブラシ毛の最前端と最後端の
少なくとも一方の領域において、ブラシ毛の毛先が前記
長手方向の最も端から反対側の端に向けて徐々に低くな
るよう傾斜して構成された歯ブラシを提供するものであ
る。
【0007】
【発明の実施の形態】次に、本発明に係る実施の形態に
ついて、図面を参照して説明する。
ついて、図面を参照して説明する。
【0008】図1は、本発明の第1の実施の形態に係る
歯ブラシの側面図である。図1に示す歯ブラシは、柄部
12と、柄部12の前端12Aに形成された束状のブラ
シ毛11とを備えている。
歯ブラシの側面図である。図1に示す歯ブラシは、柄部
12と、柄部12の前端12Aに形成された束状のブラ
シ毛11とを備えている。
【0009】ブラシ毛11は、所定の本数からなるフィ
ラメントの小束を柄部12に密集して複数形成された植
毛穴(図示せず)に各々植毛することにより、大きな束
状に形成されている。このブラシ毛11の毛先部分は、
図1に示すように、歯ブラシの側面からみて連続したV
字状となるように成形されている。すなわち、ブラシ毛
11の柄部前端12A側の最端部15に植毛されたフィ
ラメント群13Aは、その毛先が柄部後端12B側に向
けて徐々に低くなるようにカットされており、これによ
って、このフィラメント群13Aの毛先端部分に、柄部
後端12B側に向けて斜め下方に傾斜した傾斜部14A
が形成された構造となる。この傾斜部14Aの存在によ
って、ブラシ毛11の最前端部分の毛先を尖鋭にするこ
とができる。また、このフィラメント群13Aに隣接し
た部分を構成するフィラメントの毛先は、略山型に形成
されている。すなわち、この毛先部分には、傾斜部14
Aと同様の寸法で傾斜部14Aと対称に傾斜した傾斜部
14B、すなわち、柄部後端12B側に向けて斜め上方
に傾斜した傾斜部14Bが形成されている。以下、同様
に傾斜部14A、14Bが、ブラシ毛11の柄部後端1
2B側の最端部16まで連続して形成され、これらの複
数の傾斜部の組み合わせにより、ブラシ毛11の毛先部
分に前述の連続したV字状、すなわち山型が形成され
る。
ラメントの小束を柄部12に密集して複数形成された植
毛穴(図示せず)に各々植毛することにより、大きな束
状に形成されている。このブラシ毛11の毛先部分は、
図1に示すように、歯ブラシの側面からみて連続したV
字状となるように成形されている。すなわち、ブラシ毛
11の柄部前端12A側の最端部15に植毛されたフィ
ラメント群13Aは、その毛先が柄部後端12B側に向
けて徐々に低くなるようにカットされており、これによ
って、このフィラメント群13Aの毛先端部分に、柄部
後端12B側に向けて斜め下方に傾斜した傾斜部14A
が形成された構造となる。この傾斜部14Aの存在によ
って、ブラシ毛11の最前端部分の毛先を尖鋭にするこ
とができる。また、このフィラメント群13Aに隣接し
た部分を構成するフィラメントの毛先は、略山型に形成
されている。すなわち、この毛先部分には、傾斜部14
Aと同様の寸法で傾斜部14Aと対称に傾斜した傾斜部
14B、すなわち、柄部後端12B側に向けて斜め上方
に傾斜した傾斜部14Bが形成されている。以下、同様
に傾斜部14A、14Bが、ブラシ毛11の柄部後端1
2B側の最端部16まで連続して形成され、これらの複
数の傾斜部の組み合わせにより、ブラシ毛11の毛先部
分に前述の連続したV字状、すなわち山型が形成され
る。
【0010】この構造のブラシ毛11は、柄部前端12
A側の最端部15に植毛されているフィラメント群13
Aの最高部分から、このフィラメント群13Aと隣接し
たフィラメント群の最高部分までの距離(間隔)を、こ
のような傾斜部14Aが形成されていない従来の歯ブラ
シに比べ長くすることができる。したがって、フィラメ
ント群13Aの毛先の尖った先端の回りに十分な空間を
確保できる結果、フィラメント群13Aの毛先を、歯間
の微細な隙間や、奥歯の隅等の磨きにくい部分にまで十
分に到達させることができる。
A側の最端部15に植毛されているフィラメント群13
Aの最高部分から、このフィラメント群13Aと隣接し
たフィラメント群の最高部分までの距離(間隔)を、こ
のような傾斜部14Aが形成されていない従来の歯ブラ
シに比べ長くすることができる。したがって、フィラメ
ント群13Aの毛先の尖った先端の回りに十分な空間を
確保できる結果、フィラメント群13Aの毛先を、歯間
の微細な隙間や、奥歯の隅等の磨きにくい部分にまで十
分に到達させることができる。
【0011】次に、本発明の第2の実施の形態について
図2を参照して説明する。なお、この第2の実施の形態
では、第1の実施の形態と同様の部分については、同様
の符号を付し、その詳細な説明は省略する。
図2を参照して説明する。なお、この第2の実施の形態
では、第1の実施の形態と同様の部分については、同様
の符号を付し、その詳細な説明は省略する。
【0012】図2に示す歯ブラシは、所定の本数からな
るフィラメントの束を複数植毛した構造のブラシ毛21
を備えている。このブラシ毛21は、柄部前端12A側
の最端部15に植毛されているフィラメント群13Aに
のみ傾斜部14Aが形成されており、この部分以外に植
毛されているフィラメントは、フィラメント群13Aの
最高部分と同様の長さに切り揃えられている。
るフィラメントの束を複数植毛した構造のブラシ毛21
を備えている。このブラシ毛21は、柄部前端12A側
の最端部15に植毛されているフィラメント群13Aに
のみ傾斜部14Aが形成されており、この部分以外に植
毛されているフィラメントは、フィラメント群13Aの
最高部分と同様の長さに切り揃えられている。
【0013】この構造のブラシ毛21においても、柄部
前端12A側の最端部15に植毛されているフィラメン
ト群13Aの最高部分から、このフィラメント群13A
と隣接したフィラメントの毛先までの距離(間隔)を、
このような傾斜部14Aが形成されていない従来の歯ブ
ラシに比べ長くすることができる。したがって、フィラ
メント群13Aの毛先の尖った先端の回りに十分な空間
を確保できる結果、フィラメント群13Aの毛先を、歯
間の微細な隙間や、奥歯の隅等の磨きにくい部分にまで
十分に到達させることができる。
前端12A側の最端部15に植毛されているフィラメン
ト群13Aの最高部分から、このフィラメント群13A
と隣接したフィラメントの毛先までの距離(間隔)を、
このような傾斜部14Aが形成されていない従来の歯ブ
ラシに比べ長くすることができる。したがって、フィラ
メント群13Aの毛先の尖った先端の回りに十分な空間
を確保できる結果、フィラメント群13Aの毛先を、歯
間の微細な隙間や、奥歯の隅等の磨きにくい部分にまで
十分に到達させることができる。
【0014】次に、本発明の第3の実施の形態について
図3を参照して説明する。なお、この第3の実施の形態
では、第1の実施の形態と同様の部分については、同様
の符号を付し、その詳細な説明は省略する。
図3を参照して説明する。なお、この第3の実施の形態
では、第1の実施の形態と同様の部分については、同様
の符号を付し、その詳細な説明は省略する。
【0015】図3に示す歯ブラシは、所定の本数からな
るフィラメントの束を複数植毛した構造のブラシ毛31
を備えている。このブラシ毛31は、柄部後端12B側
の最端部16に植毛されたフィラメント群13Bの毛先
が柄部前端12A側に向けて徐々に低くなるようにカッ
トされており、これによって、このフィラメント群13
Bの毛先端部分に、柄部前端12A側に向けて斜め下方
に傾斜した傾斜部14Bが形成された構造となる。この
傾斜部14Bの存在によって、ブラシ毛31の最後端部
分の毛先を尖鋭にすることができる。また、このフィラ
メント群13Bに隣接した部分を構成するフィラメント
の毛先部分には、傾斜部14Bと同様の寸法で傾斜部1
4Bと対称に傾斜した傾斜部14A、すなわち、柄部前
端12A側に向けて斜め上方に傾斜した傾斜部14Aが
形成されている。以下、同様に、傾斜部14B、14A
が、ブラシ毛31の柄部前端12A側の最端部15まで
連続して形成され、これらの複数の傾斜部の組み合わせ
により、ブラシ毛31の毛先部分に連続したV字状が形
成される。
るフィラメントの束を複数植毛した構造のブラシ毛31
を備えている。このブラシ毛31は、柄部後端12B側
の最端部16に植毛されたフィラメント群13Bの毛先
が柄部前端12A側に向けて徐々に低くなるようにカッ
トされており、これによって、このフィラメント群13
Bの毛先端部分に、柄部前端12A側に向けて斜め下方
に傾斜した傾斜部14Bが形成された構造となる。この
傾斜部14Bの存在によって、ブラシ毛31の最後端部
分の毛先を尖鋭にすることができる。また、このフィラ
メント群13Bに隣接した部分を構成するフィラメント
の毛先部分には、傾斜部14Bと同様の寸法で傾斜部1
4Bと対称に傾斜した傾斜部14A、すなわち、柄部前
端12A側に向けて斜め上方に傾斜した傾斜部14Aが
形成されている。以下、同様に、傾斜部14B、14A
が、ブラシ毛31の柄部前端12A側の最端部15まで
連続して形成され、これらの複数の傾斜部の組み合わせ
により、ブラシ毛31の毛先部分に連続したV字状が形
成される。
【0016】この構造のブラシ毛31は、柄部後端12
B側の最端部16に植毛されているフィラメント群13
Bの最高部分から、このフィラメント群13Bと隣接し
たフィラメント群の最高部分までの距離(間隔)を、こ
のような傾斜部14Bが形成されていない従来の歯ブラ
シに比べ長くすることができる。したがって、フィラメ
ント群13Bの毛先の尖った先端の回りに十分な空間を
確保できる結果、フィラメント群13Bの毛先を、歯間
の微細な隙間や、奥歯の隅等の磨きにくい部分にまで十
分に到達させることができる。
B側の最端部16に植毛されているフィラメント群13
Bの最高部分から、このフィラメント群13Bと隣接し
たフィラメント群の最高部分までの距離(間隔)を、こ
のような傾斜部14Bが形成されていない従来の歯ブラ
シに比べ長くすることができる。したがって、フィラメ
ント群13Bの毛先の尖った先端の回りに十分な空間を
確保できる結果、フィラメント群13Bの毛先を、歯間
の微細な隙間や、奥歯の隅等の磨きにくい部分にまで十
分に到達させることができる。
【0017】次に、本発明の第4の実施の形態について
図4を参照して説明する。なお、この第4の実施の形態
では、第1の実施の形態と同様の部分については、同様
の符号を付し、その詳細な説明は省略する。
図4を参照して説明する。なお、この第4の実施の形態
では、第1の実施の形態と同様の部分については、同様
の符号を付し、その詳細な説明は省略する。
【0018】図4に示す歯ブラシは、図2に示した第2
の実施の形態において、さらに柄部後端12B側の最端
部16に植毛されているフィラメント群13Bの毛先に
図3と同様な傾斜部14Bを形成し、これによってブラ
シ毛41の最前端と最後端の両方において毛先を尖鋭に
したものである。
の実施の形態において、さらに柄部後端12B側の最端
部16に植毛されているフィラメント群13Bの毛先に
図3と同様な傾斜部14Bを形成し、これによってブラ
シ毛41の最前端と最後端の両方において毛先を尖鋭に
したものである。
【0019】したがって、フィラメント群13Aおよび
13Bの両方の毛先を、歯間の微細な隙間や、奥歯の隅
等の磨きにくい部分にまでさらに十分に到達させること
ができる。
13Bの両方の毛先を、歯間の微細な隙間や、奥歯の隅
等の磨きにくい部分にまでさらに十分に到達させること
ができる。
【0020】次に、本発明の第5の実施の形態について
図5を参照して説明する。なお、この第5の実施の形態
では、第1の実施の形態と同様の部分については、同様
の符号を付し、その詳細な説明は省略する。
図5を参照して説明する。なお、この第5の実施の形態
では、第1の実施の形態と同様の部分については、同様
の符号を付し、その詳細な説明は省略する。
【0021】図5に示す歯ブラシにおいて、ブラシ毛5
1は、柄部前端12A側の最端部15に植毛されている
フィラメント群13Aに、傾斜部14Aが形成されてい
る。また、このフィラメント群13Aに隣接した部分を
構成するフィラメントの毛先部分にも同様に、傾斜部1
4Aが形成されており、以下、この傾斜部14Aが、ブ
ラシ毛51の柄部後端12B側の最端部16まで連続し
て形成された略のこ刃状の構造を備えている。
1は、柄部前端12A側の最端部15に植毛されている
フィラメント群13Aに、傾斜部14Aが形成されてい
る。また、このフィラメント群13Aに隣接した部分を
構成するフィラメントの毛先部分にも同様に、傾斜部1
4Aが形成されており、以下、この傾斜部14Aが、ブ
ラシ毛51の柄部後端12B側の最端部16まで連続し
て形成された略のこ刃状の構造を備えている。
【0022】この構造のブラシ毛51は、柄部前端12
A側の最端部15に植毛されているフィラメント群13
Aの最高部分から、このフィラメント群13Aと隣接し
たフィラメントの毛先までの距離(間隔)を、このよう
な傾斜部14Aが形成されていない従来の歯ブラシに比
べ長くすることができる。したがって、この実施の形態
でもフィラメント群13Aの毛先の尖った先端を歯間の
微細な隙間や、奥歯の隅等の磨きにくい部分にまで十分
に到達させることができる。
A側の最端部15に植毛されているフィラメント群13
Aの最高部分から、このフィラメント群13Aと隣接し
たフィラメントの毛先までの距離(間隔)を、このよう
な傾斜部14Aが形成されていない従来の歯ブラシに比
べ長くすることができる。したがって、この実施の形態
でもフィラメント群13Aの毛先の尖った先端を歯間の
微細な隙間や、奥歯の隅等の磨きにくい部分にまで十分
に到達させることができる。
【0023】なお、この実施の形態では、傾斜面14A
がブラシ毛51の柄部後端12B側の最端部16まで連
続して形成された構造を備えた歯ブラシについて説明し
たが、これに限らず、ブラシ毛の柄部後端側の最端部1
6に植毛されているフィラメント群に傾斜部14B(図
4参照)を形成し、以下、柄部前端12A側の最端部1
5まで傾斜面14Bが連続して形成された構造としても
よい。
がブラシ毛51の柄部後端12B側の最端部16まで連
続して形成された構造を備えた歯ブラシについて説明し
たが、これに限らず、ブラシ毛の柄部後端側の最端部1
6に植毛されているフィラメント群に傾斜部14B(図
4参照)を形成し、以下、柄部前端12A側の最端部1
5まで傾斜面14Bが連続して形成された構造としても
よい。
【0024】次に、本発明の第6の実施の形態について
図6を参照して説明する。なお、この第6の実施の形態
では、第1の実施の形態と同様の部分については、同様
の符号を付し、その詳細な説明は省略する。
図6を参照して説明する。なお、この第6の実施の形態
では、第1の実施の形態と同様の部分については、同様
の符号を付し、その詳細な説明は省略する。
【0025】図6に示す歯ブラシのブラシ毛61は、第
4の実施の形態に係る歯ブラシと略同様であるが、最前
端のフィラメント群13Cを構成するフィラメントの数
をより多くし、フィラメントの小束の太さを太くして毛
先が拡がってしまうのを防止したものである。
4の実施の形態に係る歯ブラシと略同様であるが、最前
端のフィラメント群13Cを構成するフィラメントの数
をより多くし、フィラメントの小束の太さを太くして毛
先が拡がってしまうのを防止したものである。
【0026】なお、これに限らず、ブラシ毛61の柄部
後端12B側の最端部16に植毛されているフィラメン
ト群13Bの小束の太さを太くしてもよく、また、ブラ
シ毛61の両最端部15および16に植毛されている両
フィラメント群の束を太くしてもよい。
後端12B側の最端部16に植毛されているフィラメン
ト群13Bの小束の太さを太くしてもよく、また、ブラ
シ毛61の両最端部15および16に植毛されている両
フィラメント群の束を太くしてもよい。
【0027】また、本発明に係る歯ブラシは、第1の実
施の形態ないし第6の実施の形態で説明した形状に限定
されるものではなく、ブラシ毛の柄部長手方向最端部の
いずれか一方、あるいは両方に植毛されているフィラメ
ント群の毛先部分に、前記長手方向の最も端から反対側
の端に向けて徐々に低くなるよう傾斜した傾斜部が形成
されていれば、これ以外の部分に植毛されているフィラ
メントの毛先の形状は、任意に決定してよい。
施の形態ないし第6の実施の形態で説明した形状に限定
されるものではなく、ブラシ毛の柄部長手方向最端部の
いずれか一方、あるいは両方に植毛されているフィラメ
ント群の毛先部分に、前記長手方向の最も端から反対側
の端に向けて徐々に低くなるよう傾斜した傾斜部が形成
されていれば、これ以外の部分に植毛されているフィラ
メントの毛先の形状は、任意に決定してよい。
【0028】
【発明の効果】以上説明してきたように、本発明に係る
歯ブラシによれば、ブラシ毛の柄部長手方向最端部のい
ずれか一方、あるいは両方に植毛されているフィラメン
ト群のの最高部分から、このフィラメント群と隣接した
フィラメントの毛先までの距離(間隔)を、長くとるこ
とができる結果、そのフィラメント群の毛先を、歯間の
微細な隙間や、奥歯の隅等の磨きにくい部分にまで十分
に到達させることができる。このため、歯の磨き残しを
防止することができるという効果を得ることができる。
歯ブラシによれば、ブラシ毛の柄部長手方向最端部のい
ずれか一方、あるいは両方に植毛されているフィラメン
ト群のの最高部分から、このフィラメント群と隣接した
フィラメントの毛先までの距離(間隔)を、長くとるこ
とができる結果、そのフィラメント群の毛先を、歯間の
微細な隙間や、奥歯の隅等の磨きにくい部分にまで十分
に到達させることができる。このため、歯の磨き残しを
防止することができるという効果を得ることができる。
【図1】本発明の第1の実施の形態に係る歯ブラシの側
面図である。
面図である。
【図2】本発明の第2の実施の形態に係る歯ブラシの側
面図である。
面図である。
【図3】本発明の第3の実施の形態に係る歯ブラシの側
面図である。
面図である。
【図4】本発明の第4の実施の形態に係る歯ブラシの側
面図である。
面図である。
【図5】本発明の第5の実施の形態に係る歯ブラシの側
面図である。
面図である。
【図6】本発明の第6の実施の形態に係る歯ブラシの側
面図である。
面図である。
【図7】従来の歯ブラシの側面図である。
【図8】従来の歯ブラシの側面図である。
11 ブラシ毛 12 柄部 13A フィラメント群 13B フィラメント群 13C フィラメント群 14A 傾斜部 14B 傾斜部 14C 傾斜部 21 ブラシ毛 31 ブラシ毛 41 ブラシ毛 51 ブラシ毛 61 ブラシ毛
Claims (1)
- 【請求項1】 フィラメントが柄の長手方向前端部分に
複数植毛されることにより束状のブラシ毛が構成され、
前記長手方向に関する前記ブラシ毛の最前端と最後端の
少なくとも一方の領域において、ブラシ毛の毛先が前記
長手方向の最も端から反対側の端に向けて徐々に低くな
るよう傾斜して構成された歯ブラシ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP23181095A JPH0975134A (ja) | 1995-09-08 | 1995-09-08 | 歯ブラシ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP23181095A JPH0975134A (ja) | 1995-09-08 | 1995-09-08 | 歯ブラシ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0975134A true JPH0975134A (ja) | 1997-03-25 |
Family
ID=16929382
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP23181095A Pending JPH0975134A (ja) | 1995-09-08 | 1995-09-08 | 歯ブラシ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0975134A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR200469882Y1 (ko) * | 2011-11-30 | 2013-11-20 | (주)아모레퍼시픽 | 칫솔 |
-
1995
- 1995-09-08 JP JP23181095A patent/JPH0975134A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR200469882Y1 (ko) * | 2011-11-30 | 2013-11-20 | (주)아모레퍼시픽 | 칫솔 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
CN109561758B (zh) | 牙刷 | |
US6496999B1 (en) | Toothbrush with bristle configuration adapted for cleaning tooth surfaces and interproximal areas | |
JP5147223B2 (ja) | 歯ブラシ | |
JP5160955B2 (ja) | 歯ブラシ | |
JPS609804B2 (ja) | 歯ブラシ | |
JPH08164025A (ja) | 歯ブラシ | |
JP4076412B2 (ja) | 歯ブラシ | |
JP2000004945A (ja) | 歯ブラシ | |
JPH08266336A (ja) | 歯間ブラシ | |
JP4854285B2 (ja) | 歯ブラシ | |
JPH0975134A (ja) | 歯ブラシ | |
JP4854280B2 (ja) | 歯ブラシ | |
KR970032546A (ko) | 칫솔 | |
JP5922439B2 (ja) | 歯ブラシ | |
JP4656775B2 (ja) | 歯ブラシ | |
JP2002345556A (ja) | 歯ブラシ | |
JPH026821Y2 (ja) | ||
JP7535783B2 (ja) | 歯ブラシ | |
JP6429359B2 (ja) | 歯ブラシ | |
US20040025273A1 (en) | Product with bristles | |
JPH11169232A (ja) | 歯ブラシ | |
JPH07143915A (ja) | 歯ブラシ | |
JPH0975135A (ja) | 歯ブラシ | |
JPS6212326Y2 (ja) | ||
JPS5934209A (ja) | 歯ブラシ |