JPH0946365A - ネットワークシステム及びネットワークシステムへの追加ノード接続法 - Google Patents
ネットワークシステム及びネットワークシステムへの追加ノード接続法Info
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- JPH0946365A JPH0946365A JP7214169A JP21416995A JPH0946365A JP H0946365 A JPH0946365 A JP H0946365A JP 7214169 A JP7214169 A JP 7214169A JP 21416995 A JP21416995 A JP 21416995A JP H0946365 A JPH0946365 A JP H0946365A
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- Japan
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- transmission
- network system
- transmission line
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Abstract
(57)【要約】
【課題】容易且つ元のネットワークシステムに悪影響を
与えることなくノードを追加できるネットワークシステ
ム及びそれへの追加ノード接続法である。 【解決手段】複数の伝送路101〜108を有するメイ
ンライン133と、伝送路と接続されたメインライン1
33上の複数のノード109〜132と、伝送路に接続
されたメインライン133上の、追加ノード135〜1
37を接続する為の分岐部134を備える。分岐部は1
34、追加ノード135〜137と共に信号を循環させ
ることができる局所的閉ループを形成する。分岐部は1
34、伝送路から局所的閉ループ内に信号を導入可能で
あると共に伝送路に局所的閉ループから信号を送出可能
である様に構成される。
与えることなくノードを追加できるネットワークシステ
ム及びそれへの追加ノード接続法である。 【解決手段】複数の伝送路101〜108を有するメイ
ンライン133と、伝送路と接続されたメインライン1
33上の複数のノード109〜132と、伝送路に接続
されたメインライン133上の、追加ノード135〜1
37を接続する為の分岐部134を備える。分岐部は1
34、追加ノード135〜137と共に信号を循環させ
ることができる局所的閉ループを形成する。分岐部は1
34、伝送路から局所的閉ループ内に信号を導入可能で
あると共に伝送路に局所的閉ループから信号を送出可能
である様に構成される。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、複数の伝送路を用い
た、ノード追加の容易なネットワークシステム等に関す
るものである。
た、ノード追加の容易なネットワークシステム等に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】従来、ネットワークの伝送容量の増加と
ノード構成の簡素化を両立するために、幾つかのネット
ワーク方式が提案されている。その一例であるネットワ
ークシステムは、伝送方向が規則に従って順方向と逆方
向に割り当てられたdk本(d、kは2以上の自然数)
の双方向性環状伝送路を有し、各ノードは規則的に選択
されたd本の伝送路に接続、配置される(シャフルネッ
トワーク)。この構成において任意のノード間で通信を
行なう場合、送信ノードと受信ノードの間に位置し、交
換動作を行う中間ノードにおいて、適当なルーチングア
ルゴリズムに従って、信号を送出する伝送路を選択して
中継転送することにより、送信ノードと受信ノードが同
一の伝送路を共有しない場合にも通信が可能となる。ま
た、すべて同一方向の伝送路である場合に比べて、伝送
距離が短縮される。
ノード構成の簡素化を両立するために、幾つかのネット
ワーク方式が提案されている。その一例であるネットワ
ークシステムは、伝送方向が規則に従って順方向と逆方
向に割り当てられたdk本(d、kは2以上の自然数)
の双方向性環状伝送路を有し、各ノードは規則的に選択
されたd本の伝送路に接続、配置される(シャフルネッ
トワーク)。この構成において任意のノード間で通信を
行なう場合、送信ノードと受信ノードの間に位置し、交
換動作を行う中間ノードにおいて、適当なルーチングア
ルゴリズムに従って、信号を送出する伝送路を選択して
中継転送することにより、送信ノードと受信ノードが同
一の伝送路を共有しない場合にも通信が可能となる。ま
た、すべて同一方向の伝送路である場合に比べて、伝送
距離が短縮される。
【0003】ところが、通常、ネットワークに接続する
ノード数は固定でない場合が多い。そのため、ネットワ
ーク側でもノード数の変化に対応できることが必要であ
り、上記提案例のようなシャフルネットワークでは、ノ
ードのグループ単位毎に増設を行うか、または、接続す
る伝送路の組み合わせに応じて、単数ずつノードの追加
を行っていた。後者の例を次にあげる。
ノード数は固定でない場合が多い。そのため、ネットワ
ーク側でもノード数の変化に対応できることが必要であ
り、上記提案例のようなシャフルネットワークでは、ノ
ードのグループ単位毎に増設を行うか、または、接続す
る伝送路の組み合わせに応じて、単数ずつノードの追加
を行っていた。後者の例を次にあげる。
【0004】図9に、伝送路数が8、各ノードの接続点
数が2(すなわちd=2、k=3)の場合のノード増設
例を示す。図9中、伝送路101、104、106、1
07は、異なる光波長を多重して用いた光波長多重伝送
路のうちのλl、λ4、λ6、λ7の光波長を各々用い
たものである。図9中の矢印で示すように伝送方向が左
から右方向である伝送路で、第1の伝送路群を構成す
る。また、伝送路102、103、105、108は、
λ2、λ3、λ5、λ8の波長を各々用い、伝送方向が
図9の右から左方向である伝送路で、第2の伝送路群を
構成する。109から132は交換ノードであり、図9
中●で示された伝送路と接続され、送受信を行う。本例
では、各交換ノード109〜132は第1、第2伝送路
中の各々1本の伝送路と接続されている。ノード90
1、902、903は新たに接続しようとしている追加
ノードである。
数が2(すなわちd=2、k=3)の場合のノード増設
例を示す。図9中、伝送路101、104、106、1
07は、異なる光波長を多重して用いた光波長多重伝送
路のうちのλl、λ4、λ6、λ7の光波長を各々用い
たものである。図9中の矢印で示すように伝送方向が左
から右方向である伝送路で、第1の伝送路群を構成す
る。また、伝送路102、103、105、108は、
λ2、λ3、λ5、λ8の波長を各々用い、伝送方向が
図9の右から左方向である伝送路で、第2の伝送路群を
構成する。109から132は交換ノードであり、図9
中●で示された伝送路と接続され、送受信を行う。本例
では、各交換ノード109〜132は第1、第2伝送路
中の各々1本の伝送路と接続されている。ノード90
1、902、903は新たに接続しようとしている追加
ノードである。
【0005】この既提案例方式では、各ノードの構成は
同一で済むなどのメリットがある。しかしその一方で、
追加する各ノード(追加ノード)が、従来からのノード
(交換ノード)と同一のため、すべての追加ノードは通
過する波長と取り込む波長を分岐/挿入する波長分岐挿
入部が必要になる。また、このような追加ノード数の増
大は、メインループ上の光信号を減衰させる恐れがあ
り、かつ、追加ノード間の伝送に関しても、メインルー
プのトラヒックを増大させる可能性がある。
同一で済むなどのメリットがある。しかしその一方で、
追加する各ノード(追加ノード)が、従来からのノード
(交換ノード)と同一のため、すべての追加ノードは通
過する波長と取り込む波長を分岐/挿入する波長分岐挿
入部が必要になる。また、このような追加ノード数の増
大は、メインループ上の光信号を減衰させる恐れがあ
り、かつ、追加ノード間の伝送に関しても、メインルー
プのトラヒックを増大させる可能性がある。
【0006】
【発明が解決しようとしている課題】このように、上記
提案例では、追加ノードはそれぞれメインループ上に付
加されるため、次のような難点があった。(1)追加ノ
ードは、伝送路中の多重化された波長から所望の波長を
取り出す装置と、選択した波長を伝送路に戻す装置が必
要となる。(2)追加ノードがメインループ上に多段接
続されることによって、追加ノードで送受信されずに通
過する波長の信号は減衰する恐れがある。(3)追加ノ
ード間のデータ伝送は、メインループの伝送路を使用し
て行われるために、メインループ上の伝送量を増加させ
る恐れがある。
提案例では、追加ノードはそれぞれメインループ上に付
加されるため、次のような難点があった。(1)追加ノ
ードは、伝送路中の多重化された波長から所望の波長を
取り出す装置と、選択した波長を伝送路に戻す装置が必
要となる。(2)追加ノードがメインループ上に多段接
続されることによって、追加ノードで送受信されずに通
過する波長の信号は減衰する恐れがある。(3)追加ノ
ード間のデータ伝送は、メインループの伝送路を使用し
て行われるために、メインループ上の伝送量を増加させ
る恐れがある。
【0007】よって、本発明の目的は、これらの難点を
解決したネットワークシステム等を提供することにあ
る。
解決したネットワークシステム等を提供することにあ
る。
【0008】
【課題を解決するための手段及び作用】本発明によるネ
ットワークシステムは、複数の伝送路を有するメインラ
インと、少なくとも1つの伝送路と接続されたメインラ
イン上の複数のノードと、少なくとも1つの伝送路に接
続されたメインライン上の、追加ノードを接続する為の
分岐部を備え、該分岐部は、少なくとも追加ノードと共
に信号を循環させることができる局所的閉ループを形成
し、少なくとも1つの伝送路から該局所的閉ループ内に
信号を導入可能であると共に少なくとも1つの伝送路に
該局所的閉ループから信号を送出可能であることを特徴
とする。
ットワークシステムは、複数の伝送路を有するメインラ
インと、少なくとも1つの伝送路と接続されたメインラ
イン上の複数のノードと、少なくとも1つの伝送路に接
続されたメインライン上の、追加ノードを接続する為の
分岐部を備え、該分岐部は、少なくとも追加ノードと共
に信号を循環させることができる局所的閉ループを形成
し、少なくとも1つの伝送路から該局所的閉ループ内に
信号を導入可能であると共に少なくとも1つの伝送路に
該局所的閉ループから信号を送出可能であることを特徴
とする。
【0009】また、本発明によるネットワークシステム
に追加ノードを接続する方法は、複数の伝送路を有する
メインラインと、少なくとも1つの伝送路と接続された
メインライン上の複数のノードとを有するネットワーク
システムにおいて、該追加ノードを、少なくとも1つの
伝送路に接続されたメインライン上の分岐部で接続し、
該分岐部は、少なくとも追加ノードと共に信号を循環さ
せることができる局所的閉ループを形成でき、少なくと
も1つの伝送路から該局所的閉ループ内に信号を導入で
きると共に少なくとも1つの伝送路に該局所的閉ループ
から信号を送出できる様に構成されていることを特徴と
する。
に追加ノードを接続する方法は、複数の伝送路を有する
メインラインと、少なくとも1つの伝送路と接続された
メインライン上の複数のノードとを有するネットワーク
システムにおいて、該追加ノードを、少なくとも1つの
伝送路に接続されたメインライン上の分岐部で接続し、
該分岐部は、少なくとも追加ノードと共に信号を循環さ
せることができる局所的閉ループを形成でき、少なくと
も1つの伝送路から該局所的閉ループ内に信号を導入で
きると共に少なくとも1つの伝送路に該局所的閉ループ
から信号を送出できる様に構成されていることを特徴と
する。
【0010】また、本発明によるネットワークシステム
に追加ノードを接続する為の分岐装置は、複数の伝送路
を有するメインラインと、少なくとも1つの伝送路と接
続されたメインライン上の複数のノードとを有するネッ
トワークシステムに追加ノードを接続する為の分岐装置
であって、メインライン上の少なくとも1つの伝送路に
接続でき、少なくとも追加ノードと共に信号を循環させ
ることができる局所的閉ループを形成でき、少なくとも
1つの伝送路から該局所的閉ループ内に信号を導入でき
ると共に少なくとも1つの伝送路に該局所的閉ループか
ら信号を送出できる様に構成されていることを特徴とす
る。
に追加ノードを接続する為の分岐装置は、複数の伝送路
を有するメインラインと、少なくとも1つの伝送路と接
続されたメインライン上の複数のノードとを有するネッ
トワークシステムに追加ノードを接続する為の分岐装置
であって、メインライン上の少なくとも1つの伝送路に
接続でき、少なくとも追加ノードと共に信号を循環させ
ることができる局所的閉ループを形成でき、少なくとも
1つの伝送路から該局所的閉ループ内に信号を導入でき
ると共に少なくとも1つの伝送路に該局所的閉ループか
ら信号を送出できる様に構成されていることを特徴とす
る。
【0011】上記のネットワークシステム、接続法、分
岐装置について、以下の如き態様にしてもよい。前記メ
インラインは伝送方向が互いに逆向きである第1および
第2の伝送路群からなる複数の伝送路を有し、前記ノー
ドは前記第1の伝送路群中の少なくとも1つの伝送路と
前記第2の伝送路群中の少なくとも1つの伝送路に接続
され、前記分岐部は第1の伝送路群中の少なくとも1つ
の伝送路と前記第2の伝送路群中の少なくとも1つの伝
送路に接続される。前記分岐部は前記ノードと隣接する
位置に該ノードと同一の伝送路に接続されて配される。
前記分岐部は、前記追加ノードと前記隣接するノードと
共に局所的閉ループを形成する。前記分岐部は前記ノー
ドを挟んで両側に隣接する位置に2つ、該ノードと同一
の伝送路に接続されて配される。前記2つの分岐部は、
前記隣接するノードを挟んで該2つの分岐部に接続され
た追加ノードと共に局所的閉ループを形成する。前記複
数のノードは、信号を送出する伝送路を選択する機能を
有し、前記分岐部は信号を送出する伝送路を選択する機
能を持たない。前記複数のノード及び前記分岐部は信号
を送出する伝送路を選択する機能を有する。前記複数の
伝送路は環状伝送路である。前記複数の伝送路は、光波
長多重伝送路である。前記分岐部に、少なくとも1つの
追加ノードをディージーチェーン状に接続する。前記分
岐部に、少なくとも1つの追加ノードを環状に接続す
る。前記分岐部に、少なくとも1つの追加ノードを単芯
光ファイバ、2芯光ファイバ又は電気的導線で接続す
る。前記追加ノードは、信号を送出する伝送路を選択す
る機能を持たない。
岐装置について、以下の如き態様にしてもよい。前記メ
インラインは伝送方向が互いに逆向きである第1および
第2の伝送路群からなる複数の伝送路を有し、前記ノー
ドは前記第1の伝送路群中の少なくとも1つの伝送路と
前記第2の伝送路群中の少なくとも1つの伝送路に接続
され、前記分岐部は第1の伝送路群中の少なくとも1つ
の伝送路と前記第2の伝送路群中の少なくとも1つの伝
送路に接続される。前記分岐部は前記ノードと隣接する
位置に該ノードと同一の伝送路に接続されて配される。
前記分岐部は、前記追加ノードと前記隣接するノードと
共に局所的閉ループを形成する。前記分岐部は前記ノー
ドを挟んで両側に隣接する位置に2つ、該ノードと同一
の伝送路に接続されて配される。前記2つの分岐部は、
前記隣接するノードを挟んで該2つの分岐部に接続され
た追加ノードと共に局所的閉ループを形成する。前記複
数のノードは、信号を送出する伝送路を選択する機能を
有し、前記分岐部は信号を送出する伝送路を選択する機
能を持たない。前記複数のノード及び前記分岐部は信号
を送出する伝送路を選択する機能を有する。前記複数の
伝送路は環状伝送路である。前記複数の伝送路は、光波
長多重伝送路である。前記分岐部に、少なくとも1つの
追加ノードをディージーチェーン状に接続する。前記分
岐部に、少なくとも1つの追加ノードを環状に接続す
る。前記分岐部に、少なくとも1つの追加ノードを単芯
光ファイバ、2芯光ファイバ又は電気的導線で接続す
る。前記追加ノードは、信号を送出する伝送路を選択す
る機能を持たない。
【0012】本発明によれば、例えば、メインライン上
の任意の交換ノードと隣接する位置に、この交換ノード
と同一チャネルを送受信する分岐部を設け、波長の分岐
合流機能を持たない追加ノードをこの分岐部からディー
ジーチェーン状あるいは環状に接続することにより、メ
インライン上の信号を減衰させることなく、簡単な構成
の追加ノードを付加することが可能となるネットワーク
システムを構成できる。
の任意の交換ノードと隣接する位置に、この交換ノード
と同一チャネルを送受信する分岐部を設け、波長の分岐
合流機能を持たない追加ノードをこの分岐部からディー
ジーチェーン状あるいは環状に接続することにより、メ
インライン上の信号を減衰させることなく、簡単な構成
の追加ノードを付加することが可能となるネットワーク
システムを構成できる。
【0013】
【実施例1】図1に本発明の第1の実施例を示す。本実
施例は、全伝送路数が8、そのうち、第1、第2伝送路
群の伝送路数が各々4、各交換ノードに接続された伝送
路数が2の場合の構成例である。
施例は、全伝送路数が8、そのうち、第1、第2伝送路
群の伝送路数が各々4、各交換ノードに接続された伝送
路数が2の場合の構成例である。
【0014】同図中、符号101から108は環状伝送
路であり、8波長(λl〜λ8)の波長多重により8つ
の伝送路を形成している。ここでは、これらは1本の環
状の光ファイバ133に多重化されている場合を示して
いるが、複数本の光ファイバに分配しても差し支えな
い。このうち、伝送路101、104、106、107
は、λl、λ4、λ6、λ7の波長を各々用い、図1中
の矢印で示すように伝送方向が左から右方向である伝送
路で、第1の伝送路群を有する。また、伝送路102、
103、105、108は、λ2、λ3、λ5、λ8の
波長を各々用い、伝送方向が図1の右から左方向である
伝送路で、第2の伝送路群を構成する。109から13
2は交換ノードであり、図1中●で示された伝送路と接
続され、信号の送受信を行う。本実施例では、各交換ノ
ードは第1、第2伝送路群中の各々1つの伝送路と接続
されている。
路であり、8波長(λl〜λ8)の波長多重により8つ
の伝送路を形成している。ここでは、これらは1本の環
状の光ファイバ133に多重化されている場合を示して
いるが、複数本の光ファイバに分配しても差し支えな
い。このうち、伝送路101、104、106、107
は、λl、λ4、λ6、λ7の波長を各々用い、図1中
の矢印で示すように伝送方向が左から右方向である伝送
路で、第1の伝送路群を有する。また、伝送路102、
103、105、108は、λ2、λ3、λ5、λ8の
波長を各々用い、伝送方向が図1の右から左方向である
伝送路で、第2の伝送路群を構成する。109から13
2は交換ノードであり、図1中●で示された伝送路と接
続され、信号の送受信を行う。本実施例では、各交換ノ
ードは第1、第2伝送路群中の各々1つの伝送路と接続
されている。
【0015】各交換ノードと伝送路の関係は、上述の既
提案例で述べたネットワークシステムと同様に、シャフ
ルネットワークとして知られるネットワーク構成を採用
している。すなわち、伝送路101から108に、2進
表示で000から111までの伝送路番号を順に与えた
とき、この伝送路番号の各1桁のディジットのみが異な
る2つの伝送路の組を選択して、これに接続する交換ノ
ードを設定する。本実施例では、交換ノード109から
112は下1桁目、交換ノード113から116は下2
桁目、交換ノード117から120は下3桁目のディジ
ットのみが異なる伝送路に接続されている。また、交換
ノード121から132は、同様の手順を繰り返して設
定されたものである。本実施例では基本交換ノード数を
24としているが、これと同様の手順を任意回繰り返し
て交換ノード数を増やすことも可能である。なお、各伝
送路の伝送方向は、前述の伝送路番号中の異なるディジ
ットの数が偶数の伝送路は同方向、奇数の伝送路は逆方
向となるように定めている。
提案例で述べたネットワークシステムと同様に、シャフ
ルネットワークとして知られるネットワーク構成を採用
している。すなわち、伝送路101から108に、2進
表示で000から111までの伝送路番号を順に与えた
とき、この伝送路番号の各1桁のディジットのみが異な
る2つの伝送路の組を選択して、これに接続する交換ノ
ードを設定する。本実施例では、交換ノード109から
112は下1桁目、交換ノード113から116は下2
桁目、交換ノード117から120は下3桁目のディジ
ットのみが異なる伝送路に接続されている。また、交換
ノード121から132は、同様の手順を繰り返して設
定されたものである。本実施例では基本交換ノード数を
24としているが、これと同様の手順を任意回繰り返し
て交換ノード数を増やすことも可能である。なお、各伝
送路の伝送方向は、前述の伝送路番号中の異なるディジ
ットの数が偶数の伝送路は同方向、奇数の伝送路は逆方
向となるように定めている。
【0016】135、136、137は追加ノードであ
り、分岐部134で分岐した波長λ8の信号をそれぞれ
受信し、波長λ7で送信している。138は、分岐部1
34と追加ノード135、136、137間を接続する
光ファイバである。
り、分岐部134で分岐した波長λ8の信号をそれぞれ
受信し、波長λ7で送信している。138は、分岐部1
34と追加ノード135、136、137間を接続する
光ファイバである。
【0017】図2は、図1で示した実施例における各交
換ノードの構成例を示しており、図2中、符号133
は、図1に示した光ファイバに対応している。光カプラ
201は、左方向からの光信号を2波長カットフィルタ
203と光カプラ204とに分波出力するとともに、2
波長カットフィルタ203からの光信号と光カプラ20
4からの光信号を合波し左方向に出力する。同様に光カ
プラ202は、右方向からの光信号を2波長カットフィ
ルタ203と光カプラ205とに分波出力するととも
に、2波長カットフィルタ203からの光信号と光カプ
ラ205からの光信号を合波し右方向に出力する。2波
長カットフィルタ203は、左方向および右方向からの
光信号のうち、当該交換ノードが送受信を行なう波長で
あるところのλrとλl(ラムダエル)を遮断し、それ
以外の波長を透過する。光カプラ204は、光カプラ2
01からの信号光を固定波長フィルタ206へ出力する
とともに、EO変換部210からの出力光を光カプラ2
01に出力する。同様に光カプラ205は、光カプラ2
02からの信号光を固定波長フィルタ207へ出力する
とともに、EO変換都211からの出力光を光カプラ2
02に出力する。固定波長フィルタ206は、当該交換
ノードの送受信波長のうち、右方向に伝送される波長λ
rのみを透過し、他の波長を遮断する。同様に固定波長
フィルタ207は、左方向に伝送される波長λlのみを
透過し、他の波長を遮断する。
換ノードの構成例を示しており、図2中、符号133
は、図1に示した光ファイバに対応している。光カプラ
201は、左方向からの光信号を2波長カットフィルタ
203と光カプラ204とに分波出力するとともに、2
波長カットフィルタ203からの光信号と光カプラ20
4からの光信号を合波し左方向に出力する。同様に光カ
プラ202は、右方向からの光信号を2波長カットフィ
ルタ203と光カプラ205とに分波出力するととも
に、2波長カットフィルタ203からの光信号と光カプ
ラ205からの光信号を合波し右方向に出力する。2波
長カットフィルタ203は、左方向および右方向からの
光信号のうち、当該交換ノードが送受信を行なう波長で
あるところのλrとλl(ラムダエル)を遮断し、それ
以外の波長を透過する。光カプラ204は、光カプラ2
01からの信号光を固定波長フィルタ206へ出力する
とともに、EO変換部210からの出力光を光カプラ2
01に出力する。同様に光カプラ205は、光カプラ2
02からの信号光を固定波長フィルタ207へ出力する
とともに、EO変換都211からの出力光を光カプラ2
02に出力する。固定波長フィルタ206は、当該交換
ノードの送受信波長のうち、右方向に伝送される波長λ
rのみを透過し、他の波長を遮断する。同様に固定波長
フィルタ207は、左方向に伝送される波長λlのみを
透過し、他の波長を遮断する。
【0018】OE変換部208、209は、各々固定波
長フィルタ206、207からの光信号を受信してこれ
を電気信号に変換して出力する。EO変換部210、2
11は、スイッチ部(SW)212、213から出力さ
れる電気信号を夫々所定波長λlおよびλrの光信号に
変換して出力する。スイッチ部212は、OE変換部2
09およびスイッチ213からの電気信号を、制御部2
15の指示に従って、EO変換部210、スイッチ21
3あるいは端末214のいづれかに出力する。スイッチ
部213は、OE変換部208、スイッチ212および
端末214からの電気信号を、制御部215の指示に従
って、EO変換部211あるいはスイッチ212のいづ
れかに出力する。制御部215は、OE変換部208、
209および端末214からの電気信号のうち、宛て先
を示すデータを参照して、夫々、端末214およびEO
変換部210、211を選択するようにスイッチ21
2、213を制御する。
長フィルタ206、207からの光信号を受信してこれ
を電気信号に変換して出力する。EO変換部210、2
11は、スイッチ部(SW)212、213から出力さ
れる電気信号を夫々所定波長λlおよびλrの光信号に
変換して出力する。スイッチ部212は、OE変換部2
09およびスイッチ213からの電気信号を、制御部2
15の指示に従って、EO変換部210、スイッチ21
3あるいは端末214のいづれかに出力する。スイッチ
部213は、OE変換部208、スイッチ212および
端末214からの電気信号を、制御部215の指示に従
って、EO変換部211あるいはスイッチ212のいづ
れかに出力する。制御部215は、OE変換部208、
209および端末214からの電気信号のうち、宛て先
を示すデータを参照して、夫々、端末214およびEO
変換部210、211を選択するようにスイッチ21
2、213を制御する。
【0019】図3は、図1で示した実施例における分岐
部134の構成例を示しており、図中133は、図1に
示した単芯光ファイバに対応している。301から31
1までは、図2に示した符号201から211までの要
素の機能と同一の機能を持つ要素である。スイッチ31
2は、OE変換部309からの電気信号を、制御部31
4の指示に従って、EO変換部310、315のいずれ
かに出力する。スイッチ313は、OE変換部308、
316いずれかの電気信号を、制御部314の指示に従
って、EO変換部311に出力する。制御部314は、
OE変換部309からの電気信号の宛て先を示すデータ
を参照して、2つの出線(EO変換部310とEO変換
部315)のうちいずれかを選択するようにスイッチ3
12を制御する。また、OE変換部308、316から
の宛て先を示すデータを参照して、いずれかのデータを
選択してEO変換部311出力するようにスイッチ31
3を制御する。
部134の構成例を示しており、図中133は、図1に
示した単芯光ファイバに対応している。301から31
1までは、図2に示した符号201から211までの要
素の機能と同一の機能を持つ要素である。スイッチ31
2は、OE変換部309からの電気信号を、制御部31
4の指示に従って、EO変換部310、315のいずれ
かに出力する。スイッチ313は、OE変換部308、
316いずれかの電気信号を、制御部314の指示に従
って、EO変換部311に出力する。制御部314は、
OE変換部309からの電気信号の宛て先を示すデータ
を参照して、2つの出線(EO変換部310とEO変換
部315)のうちいずれかを選択するようにスイッチ3
12を制御する。また、OE変換部308、316から
の宛て先を示すデータを参照して、いずれかのデータを
選択してEO変換部311出力するようにスイッチ31
3を制御する。
【0020】EO変換部315は、スイッチ部312か
ら出力される電気信号を波長λ1(この波長は任意でよ
い)の光信号に変換して光カプラ318に出力する。O
E変換部316は、固定波長フィルタ317からの波長
λ2(この波長も任意でありうる)の光信号を受信して
これを電気信号に変換してスイッチ313に出力する。
固定波長フィルタ317は、光カプラ318から波長λ
lの光信号を選択し、OE変換部316に出力する。光
カプラ318は、EO変換部315からの波長λ1の光
信号を単芯光ファイバ138へ出力する。また、光カプ
ラ318は、単芯光ファイバ138からの光信号を固定
波長フィルタ317へ分岐させる。単芯光ファイバ13
8は、分岐部134と各追加ノード135、136、1
37間をディージィーチェーン接続したものである。
ら出力される電気信号を波長λ1(この波長は任意でよ
い)の光信号に変換して光カプラ318に出力する。O
E変換部316は、固定波長フィルタ317からの波長
λ2(この波長も任意でありうる)の光信号を受信して
これを電気信号に変換してスイッチ313に出力する。
固定波長フィルタ317は、光カプラ318から波長λ
lの光信号を選択し、OE変換部316に出力する。光
カプラ318は、EO変換部315からの波長λ1の光
信号を単芯光ファイバ138へ出力する。また、光カプ
ラ318は、単芯光ファイバ138からの光信号を固定
波長フィルタ317へ分岐させる。単芯光ファイバ13
8は、分岐部134と各追加ノード135、136、1
37間をディージィーチェーン接続したものである。
【0021】図4は、図1で示した実施例における追加
ノード135、136、137の構成例を示しており、
図4中、符号138は、図3に示した分岐部134から
伸びた光ファイバに対応している。402、404、4
06、408は、それぞれ図3に示した要素318、3
17、316、315の機能と同一の機能を持つ要素で
あり、要素401、403、405、407とは、波長
λ1とλ2を入れ替えたものとおなじである。スイッチ
409は、OE変換部405からの信号を、制御部41
1の指示に従って、EO変換部408、端末412、ス
イッチ410のいずれかに送出する。制御部411は、
OE変換部405からの電気信号のうち、宛て先を示す
データを参照して、3つの出線(EO変換部408、端
末412、スイッチ410)のうちいずれかを選択する
ようにスイッチ409を制御する。また、制御部411
は、OE変換部406、端末412、スイッチ410か
らのデータを参照して、必要なデータをEO変換部40
7に送出するようにスイッチ410を制御する。
ノード135、136、137の構成例を示しており、
図4中、符号138は、図3に示した分岐部134から
伸びた光ファイバに対応している。402、404、4
06、408は、それぞれ図3に示した要素318、3
17、316、315の機能と同一の機能を持つ要素で
あり、要素401、403、405、407とは、波長
λ1とλ2を入れ替えたものとおなじである。スイッチ
409は、OE変換部405からの信号を、制御部41
1の指示に従って、EO変換部408、端末412、ス
イッチ410のいずれかに送出する。制御部411は、
OE変換部405からの電気信号のうち、宛て先を示す
データを参照して、3つの出線(EO変換部408、端
末412、スイッチ410)のうちいずれかを選択する
ようにスイッチ409を制御する。また、制御部411
は、OE変換部406、端末412、スイッチ410か
らのデータを参照して、必要なデータをEO変換部40
7に送出するようにスイッチ410を制御する。
【0022】以下、図を参照しながら本実施例の動作例
を説明する。送信ノードが図1における交換ノード11
9であり、受信ノードが追加ノード136である場合、
以下のような動作となる。送信ノード119は図2に示
す構成をしており、端末214から伝送すべきデータが
入力されると、制御部215は自ノードおよび宛先ノー
ドのアドレスから伝送経路を決定し、自ノード119で
送出すべき波長を決定する(この場合はλ7)ととも
に、パケットの先頭部分に宛先アドレスおよびルーチン
グ情報を付加する。この場合、宛先アドレスは受信ノー
ド136を表す所のネットワーク中で固有のアドレスで
ある。ルーチング情報とは、各交換ノードにおける再生
中継の際に、どの伝送路を選択してパケットを送出する
かを指示する情報であり、この例の場合は、交換ノード
において右方向の伝送路を選択することを指示する情報
である。伝送経路を決定するルーチングアルゴリズム
は、前述のように各交換ノードの接続形態が規則的であ
るため、比較的簡単なものが適用できる。制御部215
の指示によってスイッチ部213を経てEO変換部21
1に入力された電気信号は、波長λ7の光信号に変換さ
れ、光カプラ205、202を経て光ファイバ133に
右方向に順次出力される。このようにして交換ノード1
19から出力された波長λ7の光信号は、他の波長の光
信号と共に隣接する交換ノード120に達するが、この
交換ノードは波長λ7を用いる伝送路に接続されていな
いため、そのまま通過する(このようなノードを、以下
スルーノードと呼ぶ)。すなわち、波長λ7の光信号
は、交換ノード120において光カプラ201、2波長
カットフィルタ203、光カプラ202を順次透過して
次の交換ノードヘ送られる。
を説明する。送信ノードが図1における交換ノード11
9であり、受信ノードが追加ノード136である場合、
以下のような動作となる。送信ノード119は図2に示
す構成をしており、端末214から伝送すべきデータが
入力されると、制御部215は自ノードおよび宛先ノー
ドのアドレスから伝送経路を決定し、自ノード119で
送出すべき波長を決定する(この場合はλ7)ととも
に、パケットの先頭部分に宛先アドレスおよびルーチン
グ情報を付加する。この場合、宛先アドレスは受信ノー
ド136を表す所のネットワーク中で固有のアドレスで
ある。ルーチング情報とは、各交換ノードにおける再生
中継の際に、どの伝送路を選択してパケットを送出する
かを指示する情報であり、この例の場合は、交換ノード
において右方向の伝送路を選択することを指示する情報
である。伝送経路を決定するルーチングアルゴリズム
は、前述のように各交換ノードの接続形態が規則的であ
るため、比較的簡単なものが適用できる。制御部215
の指示によってスイッチ部213を経てEO変換部21
1に入力された電気信号は、波長λ7の光信号に変換さ
れ、光カプラ205、202を経て光ファイバ133に
右方向に順次出力される。このようにして交換ノード1
19から出力された波長λ7の光信号は、他の波長の光
信号と共に隣接する交換ノード120に達するが、この
交換ノードは波長λ7を用いる伝送路に接続されていな
いため、そのまま通過する(このようなノードを、以下
スルーノードと呼ぶ)。すなわち、波長λ7の光信号
は、交換ノード120において光カプラ201、2波長
カットフィルタ203、光カプラ202を順次透過して
次の交換ノードヘ送られる。
【0023】次の交換ノード121、122、123も
同様にスルーノードである。図1中、134は、図3に
示す分岐部であり、波長λ7のうち、追加ノード136
あてのパケットデータを分離する。分岐部134に左方
向から達した光信号は、光カプラ301によって2波長
カットフィルタ303および光カプラ304に分岐出力
されるが、2波長カットフィルタ303に入力された光
信号のうち、波長λ7の光信号はここで遮断される。一
方、光カプラ304に入力した光信号は、固定波長フィ
ルタ306においてλ7のみが透過し、OE変換部30
8に入力する。OE部308で電気信号に変換されたパ
ケットは、その宛先アドレスおよびルーチング情報が制
御部314で解析され、OE部316からのパケットと
の競合を調整し、右方何の伝送路に送出する。したがっ
て、スイッチ部313を介してEO変換部311へ送ら
れ、ここで波長λ7の光信号に変換された後、光カプラ
305、302を介して右に隣接する交換ノード124
ヘと出力される。次の交換ノード124は伝送路107
に接続されており、再生中継を行なう中間ノードの機能
を果たす。ノード124に左方向から達した光信号は、
光カプラ201によって2波長カットフィルタ203お
よび光カプラ204に分岐出力されるが、2波長カット
フィルタ203に入力された光信号のうち、波長λ7の
光信号はここで遮断される。一方、光カプラ204に入
力した光信号は、固定波長フィルタ206においてλ7
のみが透過し、OE変換部208に入力する。OE部2
08で電気信号に変換されたパケットは、その宛先アド
レスおよびルーチング情報が制御部215で解析され、
左方向の伝送路に送出するものと判定される。したがっ
てスイッチ部213、212を介してEO変換部210
へ送られ、ここで波長λ8の光信号に変換された後、光
カプラ204および光カプラ201を介して左に隣接す
るノードヘと出力される。
同様にスルーノードである。図1中、134は、図3に
示す分岐部であり、波長λ7のうち、追加ノード136
あてのパケットデータを分離する。分岐部134に左方
向から達した光信号は、光カプラ301によって2波長
カットフィルタ303および光カプラ304に分岐出力
されるが、2波長カットフィルタ303に入力された光
信号のうち、波長λ7の光信号はここで遮断される。一
方、光カプラ304に入力した光信号は、固定波長フィ
ルタ306においてλ7のみが透過し、OE変換部30
8に入力する。OE部308で電気信号に変換されたパ
ケットは、その宛先アドレスおよびルーチング情報が制
御部314で解析され、OE部316からのパケットと
の競合を調整し、右方何の伝送路に送出する。したがっ
て、スイッチ部313を介してEO変換部311へ送ら
れ、ここで波長λ7の光信号に変換された後、光カプラ
305、302を介して右に隣接する交換ノード124
ヘと出力される。次の交換ノード124は伝送路107
に接続されており、再生中継を行なう中間ノードの機能
を果たす。ノード124に左方向から達した光信号は、
光カプラ201によって2波長カットフィルタ203お
よび光カプラ204に分岐出力されるが、2波長カット
フィルタ203に入力された光信号のうち、波長λ7の
光信号はここで遮断される。一方、光カプラ204に入
力した光信号は、固定波長フィルタ206においてλ7
のみが透過し、OE変換部208に入力する。OE部2
08で電気信号に変換されたパケットは、その宛先アド
レスおよびルーチング情報が制御部215で解析され、
左方向の伝送路に送出するものと判定される。したがっ
てスイッチ部213、212を介してEO変換部210
へ送られ、ここで波長λ8の光信号に変換された後、光
カプラ204および光カプラ201を介して左に隣接す
るノードヘと出力される。
【0024】このとき分岐部134では、光カプラ30
2から入力した波長λ8の信号は分岐され、一方は2波
長カットフィルタ303にてカットされる。光カプラ3
05に入力した信号は、λ8のみを選択するフィルタ3
07を通過し、OE変換部309にて電気信号に変換さ
れ、宛先アドレスの解折によって追加ノード宛のパケッ
トであると判定される。したがって、スイッチ部312
からEO部315、光カプラ318を経由し、光ファイ
バ138に波長λ1で出力される。光ファイバ138で
接続された次の追加ノード135は、図4に示すもので
あり、波長λlの光信号を追加ノード135の右から受
信する。波長λlの信号は、光カプラ401、固定波長
フィルタ403、OE部405を介して、スイッチ40
9に入力される。制御部411により、パケットが自分
宛でないと判定され、スイッチ409にてデータはEO
部408に送出される。次に、データはEO部408か
ら波長λlの信号として光カプラ402を介して、次の
追加ノード136に転送される。
2から入力した波長λ8の信号は分岐され、一方は2波
長カットフィルタ303にてカットされる。光カプラ3
05に入力した信号は、λ8のみを選択するフィルタ3
07を通過し、OE変換部309にて電気信号に変換さ
れ、宛先アドレスの解折によって追加ノード宛のパケッ
トであると判定される。したがって、スイッチ部312
からEO部315、光カプラ318を経由し、光ファイ
バ138に波長λ1で出力される。光ファイバ138で
接続された次の追加ノード135は、図4に示すもので
あり、波長λlの光信号を追加ノード135の右から受
信する。波長λlの信号は、光カプラ401、固定波長
フィルタ403、OE部405を介して、スイッチ40
9に入力される。制御部411により、パケットが自分
宛でないと判定され、スイッチ409にてデータはEO
部408に送出される。次に、データはEO部408か
ら波長λlの信号として光カプラ402を介して、次の
追加ノード136に転送される。
【0025】次の追加ノード136は、追加ノード13
5と同様の構成であり、要素401、403、405通
過後、制御部411でパケットのアドレス解析により、
自分宛データのパケットであると判定される。従って、
スイッチ409で端末412に送出され、一連の通信処
理が完了する。
5と同様の構成であり、要素401、403、405通
過後、制御部411でパケットのアドレス解析により、
自分宛データのパケットであると判定される。従って、
スイッチ409で端末412に送出され、一連の通信処
理が完了する。
【0026】以上説明したように、分岐部134は交換
ノードの構成と複雑さは余り変わらないが、追加ノード
は図2で言うところの要素201、202、203など
が不要となり、ノード構成が簡単となる。また、分岐部
134のみがメインループ上に存在して、追加ノードは
メインループ上に存在しないため、メインループ上の光
信号の減衰を少なくすることができる。
ノードの構成と複雑さは余り変わらないが、追加ノード
は図2で言うところの要素201、202、203など
が不要となり、ノード構成が簡単となる。また、分岐部
134のみがメインループ上に存在して、追加ノードは
メインループ上に存在しないため、メインループ上の光
信号の減衰を少なくすることができる。
【0027】次に、送信ノードが図1における追加ノー
ド136、受信ノードが追加ノード135の場合、以下
のような動作例となる。送信ノード136は図4に示す
構成をしており、送信すべき波長と方向は1つに決めら
れている(ここでは、右方向に波長λ2)。端末412
から伝送すべきデータが入力されると、制御部411は
自ノードおよび宛先ノードのアドレスから伝送経路を決
定し、パケットの先頭部分に宛先アドレスおよびルーチ
ング情報を付加する。この場合、宛先アドレスは受信ノ
ード135を表す所のネットワーク中で固有のアドレス
である。ルーチング情報とは、各中間ノードにおける再
生中継の際に、どの伝送路を選択してパケットを送出す
るかを指示する情報であり、この例の場合は、最も近接
した交換ノード(この場合、交換ノード124)におい
て左方向の伝送路を選択することを指示する情報であ
る。送信を行う追加ノード136では、制御部411の
指示によってスイッチ部410を経てEO変換部407
に入力された電気信号は、波長λ2の光信号に変換さ
れ、光カプラ401を経て、右方向に順次出力される。
つぎに、追加ノード135に達したパケットは、図4の
光カプラ402、固定波長フィルタ404、OE部40
6を介して、スイッチ410にて端末412からのパケ
ット及びスイッチ409からのパケットと競合を調整
し、EO部407に送出される。そして光カプラ401
を介し、分岐部134に送出される。
ド136、受信ノードが追加ノード135の場合、以下
のような動作例となる。送信ノード136は図4に示す
構成をしており、送信すべき波長と方向は1つに決めら
れている(ここでは、右方向に波長λ2)。端末412
から伝送すべきデータが入力されると、制御部411は
自ノードおよび宛先ノードのアドレスから伝送経路を決
定し、パケットの先頭部分に宛先アドレスおよびルーチ
ング情報を付加する。この場合、宛先アドレスは受信ノ
ード135を表す所のネットワーク中で固有のアドレス
である。ルーチング情報とは、各中間ノードにおける再
生中継の際に、どの伝送路を選択してパケットを送出す
るかを指示する情報であり、この例の場合は、最も近接
した交換ノード(この場合、交換ノード124)におい
て左方向の伝送路を選択することを指示する情報であ
る。送信を行う追加ノード136では、制御部411の
指示によってスイッチ部410を経てEO変換部407
に入力された電気信号は、波長λ2の光信号に変換さ
れ、光カプラ401を経て、右方向に順次出力される。
つぎに、追加ノード135に達したパケットは、図4の
光カプラ402、固定波長フィルタ404、OE部40
6を介して、スイッチ410にて端末412からのパケ
ット及びスイッチ409からのパケットと競合を調整
し、EO部407に送出される。そして光カプラ401
を介し、分岐部134に送出される。
【0028】分岐部134では、図3に示すように、光
カプラ318に達した光信号は、固定波長フィルタ31
7にて波長λ2は透過し、OE部316にて電気信号に
変換される。スイッチ313に達した電気信号は、制御
部314によってOE部308から来るパケットとの競
合を調整され、EO部311に送出される。EO部で
は、波長λ7の光信号に変換される。この光信号は、光
カプラ305、302を介して、メインループ上の光フ
ァイバ133に送出される。
カプラ318に達した光信号は、固定波長フィルタ31
7にて波長λ2は透過し、OE部316にて電気信号に
変換される。スイッチ313に達した電気信号は、制御
部314によってOE部308から来るパケットとの競
合を調整され、EO部311に送出される。EO部で
は、波長λ7の光信号に変換される。この光信号は、光
カプラ305、302を介して、メインループ上の光フ
ァイバ133に送出される。
【0029】つぎに、交換ノード124にて、パケット
のヘッダ情報から、前記と同様に左向きの経路を選択す
る。すなわち、図2にて、光カプラ201、光カプラ2
04、固定波長フィルタ206、OE部208、スイッ
チ213、スイッチ212、EO部210(ここで波長
λ8の光信号となる)、光カプラ204、光カプラ20
1という経路を経て、波長λ8で左向きに光ファイバ1
33に送出される。続いて、分岐部134において、追
加ノード135宛パケットは、上述の過程を経て、ヘッ
ダの情報に従って波長λ1にて追加ノード135宛に送
出される。追加ノード135にて、ヘッダ情報によリパ
ケットが追加ノード135における端末412に取り込
まれる。
のヘッダ情報から、前記と同様に左向きの経路を選択す
る。すなわち、図2にて、光カプラ201、光カプラ2
04、固定波長フィルタ206、OE部208、スイッ
チ213、スイッチ212、EO部210(ここで波長
λ8の光信号となる)、光カプラ204、光カプラ20
1という経路を経て、波長λ8で左向きに光ファイバ1
33に送出される。続いて、分岐部134において、追
加ノード135宛パケットは、上述の過程を経て、ヘッ
ダの情報に従って波長λ1にて追加ノード135宛に送
出される。追加ノード135にて、ヘッダ情報によリパ
ケットが追加ノード135における端末412に取り込
まれる。
【0030】以上説明したように、追加ノード136か
ら追加ノード135への送信では、追加ノードにおける
スイッチ回りが簡略化され、また、追加ノード間の伝送
が局所的なサブループを作成するためにメインループ上
のトラヒックを差程増大させない。
ら追加ノード135への送信では、追加ノードにおける
スイッチ回りが簡略化され、また、追加ノード間の伝送
が局所的なサブループを作成するためにメインループ上
のトラヒックを差程増大させない。
【0031】なお、本実施例では、分岐部が1つの場合
を述べたが、交換ノードの両隣に分岐部を配置し、交換
ノードと隣接した2つの分岐部で1つの局所的なループ
を形成するように配置することで、それぞれノードを追
加することが可能である。したがつて、分岐部の最大接
続数は交換ノード数の2倍となる。
を述べたが、交換ノードの両隣に分岐部を配置し、交換
ノードと隣接した2つの分岐部で1つの局所的なループ
を形成するように配置することで、それぞれノードを追
加することが可能である。したがつて、分岐部の最大接
続数は交換ノード数の2倍となる。
【0032】また、本実施例では、分岐部は信号を送出
する伝送路を選択する機能すなわち交換機能を持ってい
なかったが、この交換機能を持たせれば、分岐部は交換
ノードと隣接して設ける必要が無くなる。但し、その場
合、分岐部のグループ単位毎に増設を行うか、または、
接続する伝送路の組み合わせに応じて、単数ずつ追加す
る必要がある。その為、本実施例の利点が減殺される
が、追加ノードを数多く接続する時には、個々に追加ノ
ードをメインループに接続する場合よりはメインループ
に接続する分岐部の数が少なくて済むので、利点があ
る。。
する伝送路を選択する機能すなわち交換機能を持ってい
なかったが、この交換機能を持たせれば、分岐部は交換
ノードと隣接して設ける必要が無くなる。但し、その場
合、分岐部のグループ単位毎に増設を行うか、または、
接続する伝送路の組み合わせに応じて、単数ずつ追加す
る必要がある。その為、本実施例の利点が減殺される
が、追加ノードを数多く接続する時には、個々に追加ノ
ードをメインループに接続する場合よりはメインループ
に接続する分岐部の数が少なくて済むので、利点があ
る。。
【0033】
【実施例2】図5、図6に、本発明の第2の実施例の構
成を示す。本実施例は、第1の実施例において、単芯光
ファイバ138を2芯光ファイパに置さ換えた場合の例
である。本実施例によれば、分岐部、追加ノードとも
に、より簡略な構成をとることが可能である。即ち、送
信用波長チャネルと受信用波長チャネルとが物理的に分
離されるので、分岐部においては、図5と図3を比較し
て分かる様に、固定波長フィルタ317、光カプラ31
8が不要となる。追加ノードにおいては、図6と図4を
比較して分かる様に、固定波長フィルタ403、40
4、光カプラ401、402が不要となる。
成を示す。本実施例は、第1の実施例において、単芯光
ファイバ138を2芯光ファイパに置さ換えた場合の例
である。本実施例によれば、分岐部、追加ノードとも
に、より簡略な構成をとることが可能である。即ち、送
信用波長チャネルと受信用波長チャネルとが物理的に分
離されるので、分岐部においては、図5と図3を比較し
て分かる様に、固定波長フィルタ317、光カプラ31
8が不要となる。追加ノードにおいては、図6と図4を
比較して分かる様に、固定波長フィルタ403、40
4、光カプラ401、402が不要となる。
【0034】また、2芯光ファイバを電気的な導線に置
き換えれば、2芯光ファイバに接続しているOE部、E
O部が不要になり、分岐部構成、ノード構成はさらに簡
単になることも可能である。
き換えれば、2芯光ファイバに接続しているOE部、E
O部が不要になり、分岐部構成、ノード構成はさらに簡
単になることも可能である。
【0035】
【実施例3】図7に、本発明の第3の実施例の構成を示
す。本実施例は、分岐部134に続く追加ノード70
1、702、703、704がループ状に接続された場
合の例である。分岐部134は図5の構成のものが使え
る。追加ノードの構成を図8に示す。図8中、符号70
5は、図5に示した分岐部134から伸びた光ファイバ
に対応している。図4、図6と同符号で示すものは夫々
同一の機能を持つ要素である。スイッチ801は、OE
変換部405からの信号を、制御部802の指示に従っ
て、EO変換部408、端末412のいずれかに送出す
る。制御部802は、OE変換部405からの電気信号
のうち、宛て先を示すデータを参照して、2つの出線
(EO変換部408、端末412)のうちいずれかを選
択するようにスイッチ801を制御する。また、制御部
411は、OE変換部405、端末412からのデータ
を参照して、必要なデータをEO変換部408に送出す
るようにスイッチ801を制御する。追加ノード間の使
用波長は任意であり得る。
す。本実施例は、分岐部134に続く追加ノード70
1、702、703、704がループ状に接続された場
合の例である。分岐部134は図5の構成のものが使え
る。追加ノードの構成を図8に示す。図8中、符号70
5は、図5に示した分岐部134から伸びた光ファイバ
に対応している。図4、図6と同符号で示すものは夫々
同一の機能を持つ要素である。スイッチ801は、OE
変換部405からの信号を、制御部802の指示に従っ
て、EO変換部408、端末412のいずれかに送出す
る。制御部802は、OE変換部405からの電気信号
のうち、宛て先を示すデータを参照して、2つの出線
(EO変換部408、端末412)のうちいずれかを選
択するようにスイッチ801を制御する。また、制御部
411は、OE変換部405、端末412からのデータ
を参照して、必要なデータをEO変換部408に送出す
るようにスイッチ801を制御する。追加ノード間の使
用波長は任意であり得る。
【0036】図8から判るように、追加ノードは非常に
簡単な構成で済み、しかも、追加ノード間の通信は、分
岐部134と交換ノード124を含んで局所ループが形
成されるため、メインループ上のトラヒックを差程増加
させない。むろん、光ファイバ705を電気的な導線に
置き換えれば、光ファイバの前後に接続しているOE
部、EO部が不要になり、ノード構成、分岐部構成はさ
らに簡単な構成をとりうる。その他、第1実施例で述べ
たことと同様なことが言える。
簡単な構成で済み、しかも、追加ノード間の通信は、分
岐部134と交換ノード124を含んで局所ループが形
成されるため、メインループ上のトラヒックを差程増加
させない。むろん、光ファイバ705を電気的な導線に
置き換えれば、光ファイバの前後に接続しているOE
部、EO部が不要になり、ノード構成、分岐部構成はさ
らに簡単な構成をとりうる。その他、第1実施例で述べ
たことと同様なことが言える。
【0037】
【他の実施例】上述の各実施例では、伝送路とノードの
配置にシャフルネットワークを採用して説明したが、こ
のほかに、マンハッタンストリートネットワーク、ベネ
シ網などのいわゆる交換網における各種のネットワーク
形態に対して本発明が適用できることは言うまでもな
い。
配置にシャフルネットワークを採用して説明したが、こ
のほかに、マンハッタンストリートネットワーク、ベネ
シ網などのいわゆる交換網における各種のネットワーク
形態に対して本発明が適用できることは言うまでもな
い。
【0038】
【発明の効果】以上説明したように、メインループ上の
適当なチャネルを送受信する分岐部を、適当な箇所に設
け、この分岐部から追加ノードを接続することにより、
既設のネットワークにノードを追加することが容易とな
る効果がある。
適当なチャネルを送受信する分岐部を、適当な箇所に設
け、この分岐部から追加ノードを接続することにより、
既設のネットワークにノードを追加することが容易とな
る効果がある。
【0039】特に、メインループ上の任意のノードと同
一チャネルを送受信する分岐部を、このノードに隣接し
て設け、この分岐部から追加ノードをディージーチェー
ン状あるいはループ状に接続することにより、既設のネ
ットワークにノードを容易に追加できる。
一チャネルを送受信する分岐部を、このノードに隣接し
て設け、この分岐部から追加ノードをディージーチェー
ン状あるいはループ状に接続することにより、既設のネ
ットワークにノードを容易に追加できる。
【図1】本発明の第1の実施例の構成図。
【図2】本発明における交換ノードの一構成例を示す
図。
図。
【図3】本発明における分岐部の一構成例を示す図。
【図4】本発明における追加ノードの一構成例を示す
図。
図。
【図5】本発明の第2の実施例における分岐部の一構成
例を示す図。
例を示す図。
【図6】本発明の第2の実施例における追加ノードの一
構成例を示す図。
構成例を示す図。
【図7】本発明の第3の実施例の構成図。
【図8】本発明の第3の実施例における追加ノードの一
構成例を示す図。
構成例を示す図。
【図9】従来例の構成図。
101〜108 伝送路 109〜132 交換ノード 134 分岐部 135〜137、701〜704 追加ノード 133、705 光ファイバ
Claims (16)
- 【請求項1】複数の伝送路を有するメインラインと、少
なくとも1つの伝送路と接続されたメインライン上の複
数のノードと、少なくとも1つの伝送路に接続されたメ
インライン上の、追加ノードを接続する為の分岐部を備
え、該分岐部は、少なくとも追加ノードと共に信号を循
環させることができる局所的閉ループを形成し、少なく
とも1つの伝送路から該局所的閉ループ内に信号を導入
可能であると共に少なくとも1つの伝送路に該局所的閉
ループから信号を送出可能であることを特徴とするネッ
トワークシステム。 - 【請求項2】前記メインラインは伝送方向が互いに逆向
きである第1および第2の伝送路群からなる複数の伝送
路を有し、前記ノードは前記第1の伝送路群中の少なく
とも1つの伝送路と前記第2の伝送路群中の少なくとも
1つの伝送路に接続され、前記分岐部は第1の伝送路群
中の少なくとも1つの伝送路と前記第2の伝送路群中の
少なくとも1つの伝送路に接続されたことを特徴とする
請求項1記載のネットワークシステム。 - 【請求項3】前記分岐部は前記ノードと隣接する位置に
該ノードと同一の伝送路に接続されて配されることを特
徴とする請求項2記載のネットワークシステム。 - 【請求項4】前記分岐部は、前記追加ノードと前記隣接
するノードと共に局所的閉ループを形成することを特徴
とする請求項3記載のネットワークシステム。 - 【請求項5】前記分岐部は前記ノードを挟んで両側に隣
接する位置に2つ、該ノードと同一の伝送路に接続され
て配されることを特徴とする請求項2記載のネットワー
クシステム。 - 【請求項6】前記2つの分岐部は、前記隣接するノード
を挟んで該2つの分岐部に接続された追加ノードと共に
局所的閉ループを形成することを特徴とする請求項5記
載のネットワークシステム。 - 【請求項7】前記複数のノードは、信号を送出する伝送
路を選択する機能を有し、前記分岐部は信号を送出する
伝送路を選択する機能を持たないことを特徴とする請求
項1又は2記載のネットワークシステム。 - 【請求項8】前記複数のノード及び前記分岐部は信号を
送出する伝送路を選択する機能を有することを特徴とす
る請求項1又は2記載のネットワークシステム。 - 【請求項9】前記複数の伝送路は環状伝送路であること
を特徴とする請求項1又は2記載のネットワークシステ
ム。 - 【請求項10】前記複数の伝送路は、光波長多重伝送路
であることを特徴とする請求項1又は2記載のネットワ
ークシステム。 - 【請求項11】前記分岐部に、少なくとも1つの追加ノ
ードをディージーチェーン状に接続したことを特徴とす
る請求項1又は2記載のネットワークシステム。 - 【請求項12】前記分岐部に、少なくとも1つの追加ノ
ードを環状に接続したことを特徴とする請求項1又は2
記載のネットワークシステム。 - 【請求項13】前記分岐部に、少なくとも1つの追加ノ
ードを単芯光ファイバ、2芯光ファイバ又は電気的導線
で接続したことを特徴とする請求項1又は2記載のネッ
トワークシステム。 - 【請求項14】前記追加ノードは、信号を送出する伝送
路を選択する機能を持たないことを特徴とする請求項1
又は2記載のネットワークシステム。 - 【請求項15】複数の伝送路を有するメインラインと、
少なくとも1つの伝送路と接続されたメインライン上の
複数のノードとを有するネットワークシステムに追加ノ
ードを接続する方法であって、該追加ノードを、少なく
とも1つの伝送路に接続されたメインライン上の分岐部
で接続し、該分岐部は、少なくとも追加ノードと共に信
号を循環させることができる局所的閉ループを形成で
き、少なくとも1つの伝送路から該局所的閉ループ内に
信号を導入できると共に少なくとも1つの伝送路に該局
所的閉ループから信号を送出できる様に構成されている
ことを特徴とする追加ノード接続法。 - 【請求項16】複数の伝送路を有するメインラインと、
少なくとも1つの伝送路と接続されたメインライン上の
複数のノードとを有するネットワークシステムに追加ノ
ードを接続する為の分岐装置であって、メインライン上
の少なくとも1つの伝送路に接続でき、少なくとも追加
ノードと共に信号を循環させることができる局所的閉ル
ープを形成でき、少なくとも1つの伝送路から該局所的
閉ループ内に信号を導入できると共に少なくとも1つの
伝送路に該局所的閉ループから信号を送出できる様に構
成されていることを特徴とする分岐装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7214169A JPH0946365A (ja) | 1995-07-31 | 1995-07-31 | ネットワークシステム及びネットワークシステムへの追加ノード接続法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7214169A JPH0946365A (ja) | 1995-07-31 | 1995-07-31 | ネットワークシステム及びネットワークシステムへの追加ノード接続法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0946365A true JPH0946365A (ja) | 1997-02-14 |
Family
ID=16651385
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7214169A Pending JPH0946365A (ja) | 1995-07-31 | 1995-07-31 | ネットワークシステム及びネットワークシステムへの追加ノード接続法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0946365A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009212741A (ja) * | 2008-03-04 | 2009-09-17 | Kddi Corp | メッシュネットワークにリングトポロジを構成する通信ノード装置、プログラム及び方法 |
-
1995
- 1995-07-31 JP JP7214169A patent/JPH0946365A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009212741A (ja) * | 2008-03-04 | 2009-09-17 | Kddi Corp | メッシュネットワークにリングトポロジを構成する通信ノード装置、プログラム及び方法 |
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