JPH0936512A - プリント回路装置 - Google Patents
プリント回路装置Info
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- JPH0936512A JPH0936512A JP18432195A JP18432195A JPH0936512A JP H0936512 A JPH0936512 A JP H0936512A JP 18432195 A JP18432195 A JP 18432195A JP 18432195 A JP18432195 A JP 18432195A JP H0936512 A JPH0936512 A JP H0936512A
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- printed circuit
- chip
- circuit device
- circuit board
- integrated circuit
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-
- H—ELECTRICITY
- H05—ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- H05K—PRINTED CIRCUITS; CASINGS OR CONSTRUCTIONAL DETAILS OF ELECTRIC APPARATUS; MANUFACTURE OF ASSEMBLAGES OF ELECTRICAL COMPONENTS
- H05K1/00—Printed circuits
- H05K1/02—Details
- H05K1/0213—Electrical arrangements not otherwise provided for
- H05K1/0216—Reduction of cross-talk, noise or electromagnetic interference
- H05K1/0218—Reduction of cross-talk, noise or electromagnetic interference by printed shielding conductors, ground planes or power plane
-
- H—ELECTRICITY
- H05—ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- H05K—PRINTED CIRCUITS; CASINGS OR CONSTRUCTIONAL DETAILS OF ELECTRIC APPARATUS; MANUFACTURE OF ASSEMBLAGES OF ELECTRICAL COMPONENTS
- H05K1/00—Printed circuits
- H05K1/18—Printed circuits structurally associated with non-printed electric components
- H05K1/182—Printed circuits structurally associated with non-printed electric components associated with components mounted in the printed circuit board, e.g. insert mounted components [IMC]
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- Shielding Devices Or Components To Electric Or Magnetic Fields (AREA)
- Structures For Mounting Electric Components On Printed Circuit Boards (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 プリント回路基板に集積回路チップを電気機
械的に接続したプリント回路装置をプリント回路基板か
ら集積回路チップを突出することなくしてプリント回路
装置のスペースファクタを改善、高密度化し、集積回路
チップの耐候性および耐衝撃性その他の特性を向上した
プリント回路装置を提供する。 【解決手段】 プリント回路基板1に集積回路チップ2
を回路接続して固定したプリント回路装置において、プ
リント回路基板1に凹部13を形成し、集積回路チップ
2を凹部13に収容して遮蔽板5により遮蔽したプリン
ト回路装置。
械的に接続したプリント回路装置をプリント回路基板か
ら集積回路チップを突出することなくしてプリント回路
装置のスペースファクタを改善、高密度化し、集積回路
チップの耐候性および耐衝撃性その他の特性を向上した
プリント回路装置を提供する。 【解決手段】 プリント回路基板1に集積回路チップ2
を回路接続して固定したプリント回路装置において、プ
リント回路基板1に凹部13を形成し、集積回路チップ
2を凹部13に収容して遮蔽板5により遮蔽したプリン
ト回路装置。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、プリント回路装
置に関し、特に、プリント回路基板から集積回路チップ
を突出することなくしてプリント回路装置のスペースフ
ァクタを改善し、集積回路チップの耐候性および耐衝撃
性その他の特性を向上したプリント回路装置に関する。
置に関し、特に、プリント回路基板から集積回路チップ
を突出することなくしてプリント回路装置のスペースフ
ァクタを改善し、集積回路チップの耐候性および耐衝撃
性その他の特性を向上したプリント回路装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来例を図5を参照して説明する。雑音
電磁界に曝されてこの雑音に妨害される電子回路装置
は、一般に、シールドケースにより包囲して電磁的に遮
蔽される。電子回路装置がプリント回路装置である場合
においても同様であり、プリント回路基板1に回路接続
して固定された集積回路チップ2はシールドケース3に
より包囲してこれを電磁的に遮蔽する。このプリント回
路基板1には一般的にプリント回路パターン11が印刷
形成されている。集積回路チップ2のリード線21はこ
の回路パターン11の内の信号回路パターンに電気的に
接続される。この集積回路チップ2はプリント回路基板
1に取り付けられたシールドケース3により包囲され、
電磁的に遮蔽されている。このシールドケース3は回路
パターン11の内の接地回路パターンを介してGND線
12に電気的に接続して接地されている。ところで、図
5により図示説明されるプリント回路装置のシールドケ
ース3はプリント回路基板1から突出している。シール
ドケース3がプリント回路基板1から突出していると、
プリント回路装置を積層して電子回路装置全体を高密度
化する場合の妨げとなることは言うまでもない。
電磁界に曝されてこの雑音に妨害される電子回路装置
は、一般に、シールドケースにより包囲して電磁的に遮
蔽される。電子回路装置がプリント回路装置である場合
においても同様であり、プリント回路基板1に回路接続
して固定された集積回路チップ2はシールドケース3に
より包囲してこれを電磁的に遮蔽する。このプリント回
路基板1には一般的にプリント回路パターン11が印刷
形成されている。集積回路チップ2のリード線21はこ
の回路パターン11の内の信号回路パターンに電気的に
接続される。この集積回路チップ2はプリント回路基板
1に取り付けられたシールドケース3により包囲され、
電磁的に遮蔽されている。このシールドケース3は回路
パターン11の内の接地回路パターンを介してGND線
12に電気的に接続して接地されている。ところで、図
5により図示説明されるプリント回路装置のシールドケ
ース3はプリント回路基板1から突出している。シール
ドケース3がプリント回路基板1から突出していると、
プリント回路装置を積層して電子回路装置全体を高密度
化する場合の妨げとなることは言うまでもない。
【0003】そして、図6を参照するに、プリント回路
基板1に集積回路チップ2を接続固定した電子回路装置
については、基板1上に突出している集積回路チップ2
にエポキシ樹脂その他の熱硬化性合成樹脂より成るポッ
ティング剤7を適用してこれをポッティング剤7中に埋
設した状態とし、電子回路装置の信頼性を向上すること
が行われている。この様に、集積回路チップ2をポッテ
ィング剤7中に埋設した状態とすることにより、集積回
路チップ2の耐候性および耐衝撃性は向上し、結局電子
回路装置の信頼性は向上するに到る。しかし、集積回路
チップ2をポッティング剤7中に埋設した状態とするに
は、集積回路チップ2に熱硬化性合成樹脂より成るポッ
ティング剤を適用し、ポッティング剤を加熱処理して硬
化させる加熱工程を必要とする。エポキシ樹脂その他の
熱硬化性合成樹脂はポッティング剤として好適な材料で
はあるが、これを硬化させる加熱工程において集積回路
チップ2に熱衝撃を与え、これを劣化させる場合もあ
る。そして、ポッティング剤7中に埋設した状態の集積
回路チップ2はプリント回路基板1から突出しているの
で、プリント回路装置を積層して電子回路装置全体を高
密度化する場合の妨げとなることは言うまでもない。
基板1に集積回路チップ2を接続固定した電子回路装置
については、基板1上に突出している集積回路チップ2
にエポキシ樹脂その他の熱硬化性合成樹脂より成るポッ
ティング剤7を適用してこれをポッティング剤7中に埋
設した状態とし、電子回路装置の信頼性を向上すること
が行われている。この様に、集積回路チップ2をポッテ
ィング剤7中に埋設した状態とすることにより、集積回
路チップ2の耐候性および耐衝撃性は向上し、結局電子
回路装置の信頼性は向上するに到る。しかし、集積回路
チップ2をポッティング剤7中に埋設した状態とするに
は、集積回路チップ2に熱硬化性合成樹脂より成るポッ
ティング剤を適用し、ポッティング剤を加熱処理して硬
化させる加熱工程を必要とする。エポキシ樹脂その他の
熱硬化性合成樹脂はポッティング剤として好適な材料で
はあるが、これを硬化させる加熱工程において集積回路
チップ2に熱衝撃を与え、これを劣化させる場合もあ
る。そして、ポッティング剤7中に埋設した状態の集積
回路チップ2はプリント回路基板1から突出しているの
で、プリント回路装置を積層して電子回路装置全体を高
密度化する場合の妨げとなることは言うまでもない。
【0004】また、図7を参照すると、図6におけると
同様に、プリント回路基板1上に突出している集積回路
チップ2にエポキシ樹脂その他の熱硬化性合成樹脂より
成るポッティング剤7を適用してこれをポッティング剤
7中に埋設した状態とし、電子回路装置の信頼性を向上
することが行われている。この場合の集積回路チップ2
はサブのプリント回路基板17にリード部材としてハン
ダボール23を取り付け、このプリント回路基板17に
対してバンプ22を介して接続されるベアチップを複数
具備するマルチチップモジュール2である。マルチチッ
プモジュール2の場合も、ポッティング剤7中に埋設し
た状態とすることにより耐候性および耐衝撃性は向上
し、結局電子回路装置全体の信頼性は向上する。そし
て、マルチチップモジュール2もポッティング剤を硬化
させる加熱工程において熱衝撃を与えられて劣化する場
合もある。
同様に、プリント回路基板1上に突出している集積回路
チップ2にエポキシ樹脂その他の熱硬化性合成樹脂より
成るポッティング剤7を適用してこれをポッティング剤
7中に埋設した状態とし、電子回路装置の信頼性を向上
することが行われている。この場合の集積回路チップ2
はサブのプリント回路基板17にリード部材としてハン
ダボール23を取り付け、このプリント回路基板17に
対してバンプ22を介して接続されるベアチップを複数
具備するマルチチップモジュール2である。マルチチッ
プモジュール2の場合も、ポッティング剤7中に埋設し
た状態とすることにより耐候性および耐衝撃性は向上
し、結局電子回路装置全体の信頼性は向上する。そし
て、マルチチップモジュール2もポッティング剤を硬化
させる加熱工程において熱衝撃を与えられて劣化する場
合もある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】この発明は、プリント
回路基板1に集積回路チップ2を電気機械的に接続した
プリント回路装置を、プリント回路基板1から集積回路
チップ2を突出することなくしてプリント回路装置のス
ペースファクタを改善し、集積回路チップ2の耐候性お
よび耐衝撃性その他の特性を向上したプリント回路装置
を提供するものである。
回路基板1に集積回路チップ2を電気機械的に接続した
プリント回路装置を、プリント回路基板1から集積回路
チップ2を突出することなくしてプリント回路装置のス
ペースファクタを改善し、集積回路チップ2の耐候性お
よび耐衝撃性その他の特性を向上したプリント回路装置
を提供するものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】プリント回路基板1に集
積回路チップ2を回路接続して固定したプリント回路装
置において、プリント回路基板1に凹部13を形成し、
集積回路チップ2を凹部13に収容して遮蔽板5により
遮蔽したプリント回路装置を構成した。そして、凹部1
3は側壁に段部15を形成したプリント回路装置を構成
した。
積回路チップ2を回路接続して固定したプリント回路装
置において、プリント回路基板1に凹部13を形成し、
集積回路チップ2を凹部13に収容して遮蔽板5により
遮蔽したプリント回路装置を構成した。そして、凹部1
3は側壁に段部15を形成したプリント回路装置を構成
した。
【0007】また、遮蔽板5は下面に電磁的遮蔽をする
メッキ51を施したものであるプリント回路装置を構成
した。更に、凹部13に収容される集積回路チップ2は
サブのプリント回路基板17にリード部材としてハンダ
ボール23を取り付け、このプリント回路基板17に対
してバンプ22を介して接続されるベアチップを複数具
備するマルチチップモジュール2であるプリント回路装
置を構成した。
メッキ51を施したものであるプリント回路装置を構成
した。更に、凹部13に収容される集積回路チップ2は
サブのプリント回路基板17にリード部材としてハンダ
ボール23を取り付け、このプリント回路基板17に対
してバンプ22を介して接続されるベアチップを複数具
備するマルチチップモジュール2であるプリント回路装
置を構成した。
【0008】また、マルチチップモジュール2はベアチ
ップを下向きにしてサブのプリント回路基板17を段部
15に載置して収容したものであるプリント回路装置を
構成した。更に、先のプリント回路装置において、遮蔽
板5はプリント配線が形成されたものであるプリント回
路装置を構成した。
ップを下向きにしてサブのプリント回路基板17を段部
15に載置して収容したものであるプリント回路装置を
構成した。更に、先のプリント回路装置において、遮蔽
板5はプリント配線が形成されたものであるプリント回
路装置を構成した。
【0009】
【発明の実施の形態】この発明の実施の形態を図1の実
施例を参照して説明する。1はプリント回路基板であ
る。このプリント回路基板1には、プリント回路パター
ン11が一般的に印刷形成されている。13はプリント
回路基板1に形成された凹部である。この凹部13はそ
の上端部に遮蔽板接合部14が形成されている。この実
施例においては、電磁的に遮蔽されるべき集積回路チッ
プ2はこの凹部13内に収容取り付けられる。凹部13
内に収容取り付けられた集積回路チップ2のリード線2
1は、回路パターン11の内の信号回路パターンに直接
に電気的に接続されている。凹部13内に収容取り付け
られた電磁的に遮蔽されるべき集積回路チップ2は遮蔽
板5により遮蔽される。即ち、この遮蔽板5の下面には
電磁的遮蔽をするメッキ51が施されており、このメッ
キ51により凹部13内の集積回路チップ2を外部電磁
界から遮蔽することができる。遮蔽板5は凹部13の上
端部に形成される遮蔽板接合部14に載置され、最終的
には導電性接着剤6により遮蔽板接合部14に接合固定
される。遮蔽板5が最終的に導電性接着剤6により遮蔽
板接合部14に接合固定されたところで、遮蔽板5のメ
ッキ51は導電性接着剤6、接地回路パターン11、G
ND線12を介して接地される。遮蔽板5には、更に、
回路パターンも形成されている。この遮蔽板5の回路パ
ターンもプリント回路基板1の回路パターン11と関連
接続して協動し、回路設計を容易にする。この様に、プ
リント回路基板1に形成された凹部13に集積回路チッ
プ2を収容取り付け接続することにより集積回路チップ
2が突出することなくしてプリント回路装置全体の高密
度化に好適である。そして、凹部13内に収容保持され
ると共に遮蔽板5により遮蔽されるところから、集積回
路チップ2は外部電磁界から遮蔽されると共に耐候性お
よび耐衝撃性は向上する。
施例を参照して説明する。1はプリント回路基板であ
る。このプリント回路基板1には、プリント回路パター
ン11が一般的に印刷形成されている。13はプリント
回路基板1に形成された凹部である。この凹部13はそ
の上端部に遮蔽板接合部14が形成されている。この実
施例においては、電磁的に遮蔽されるべき集積回路チッ
プ2はこの凹部13内に収容取り付けられる。凹部13
内に収容取り付けられた集積回路チップ2のリード線2
1は、回路パターン11の内の信号回路パターンに直接
に電気的に接続されている。凹部13内に収容取り付け
られた電磁的に遮蔽されるべき集積回路チップ2は遮蔽
板5により遮蔽される。即ち、この遮蔽板5の下面には
電磁的遮蔽をするメッキ51が施されており、このメッ
キ51により凹部13内の集積回路チップ2を外部電磁
界から遮蔽することができる。遮蔽板5は凹部13の上
端部に形成される遮蔽板接合部14に載置され、最終的
には導電性接着剤6により遮蔽板接合部14に接合固定
される。遮蔽板5が最終的に導電性接着剤6により遮蔽
板接合部14に接合固定されたところで、遮蔽板5のメ
ッキ51は導電性接着剤6、接地回路パターン11、G
ND線12を介して接地される。遮蔽板5には、更に、
回路パターンも形成されている。この遮蔽板5の回路パ
ターンもプリント回路基板1の回路パターン11と関連
接続して協動し、回路設計を容易にする。この様に、プ
リント回路基板1に形成された凹部13に集積回路チッ
プ2を収容取り付け接続することにより集積回路チップ
2が突出することなくしてプリント回路装置全体の高密
度化に好適である。そして、凹部13内に収容保持され
ると共に遮蔽板5により遮蔽されるところから、集積回
路チップ2は外部電磁界から遮蔽されると共に耐候性お
よび耐衝撃性は向上する。
【0010】そして、図2を参照するに、1はプリント
回路基板である。13はプリント回路基板1に形成され
た凹部である。この凹部13はその上端部に遮蔽板接合
部14が形成されている。この実施例においては、耐候
性および耐衝撃性を向上されるべき集積回路チップ2は
この凹部13内に収容取り付けられている。次いで、凹
部13内に収容取り付けられた集積回路チップ2は遮蔽
板5により遮蔽される。この遮蔽板5の下面にはメッキ
51が施されており、凹部13の上端部に形成される遮
蔽板接合部14に載置され、最終的には導電性接着剤6
により遮蔽板接合部14に接合固定される。この接合固
定は、遮蔽板接合部14の全周に亘ってハンダシール6
1を施し、これに遮蔽板5の下面のメッキ51を接合す
ることにより達成される。この様に、プリント回路基板
1に形成された凹部13に集積回路チップ2を収容取り
付け接続することにより、集積回路チップ2が突出する
ことなくしてプリント回路装置全体の高密度化に好適で
あると共に、凹部13内に収容保持されて遮蔽板5によ
り遮蔽されるところから、集積回路チップ2の耐候性お
よび耐衝撃性も向上する。
回路基板である。13はプリント回路基板1に形成され
た凹部である。この凹部13はその上端部に遮蔽板接合
部14が形成されている。この実施例においては、耐候
性および耐衝撃性を向上されるべき集積回路チップ2は
この凹部13内に収容取り付けられている。次いで、凹
部13内に収容取り付けられた集積回路チップ2は遮蔽
板5により遮蔽される。この遮蔽板5の下面にはメッキ
51が施されており、凹部13の上端部に形成される遮
蔽板接合部14に載置され、最終的には導電性接着剤6
により遮蔽板接合部14に接合固定される。この接合固
定は、遮蔽板接合部14の全周に亘ってハンダシール6
1を施し、これに遮蔽板5の下面のメッキ51を接合す
ることにより達成される。この様に、プリント回路基板
1に形成された凹部13に集積回路チップ2を収容取り
付け接続することにより、集積回路チップ2が突出する
ことなくしてプリント回路装置全体の高密度化に好適で
あると共に、凹部13内に収容保持されて遮蔽板5によ
り遮蔽されるところから、集積回路チップ2の耐候性お
よび耐衝撃性も向上する。
【0011】凹部13は図3に示される如く形成するこ
とができる。即ち、凹部13内壁に段部15を形成す
る。この実施例の場合、集積回路チップ2は凹部13の
底部16に載置接続されると共に、段部15にも載置し
て接続される。ここで、集積回路チップ2としては、外
装の施されていないベアチップ2が収容されており、マ
ザーボードであるプリント回路基板1に対するリード部
材はリード線21の代わりにバンプ22を使用したもの
である。バンプ22は例えばAg或はPbより成る小さ
な金属のボールであり、ベアチップ2の回路からAlよ
り成る引き出し端子にこれらのバンプ22を接合し、こ
れを介してプリント回路基板1の回路パターン11に接
続する。この様に、プリント回路基板1に形成された凹
部13に段部15を複数段構成し、ここにリード部材と
してバンプ22を使用したベアチップ2を複数個取り付
け接続することにより、プリント回路装置の高密度化は
増大すると共に、ベアチップ2は凹部13内に収容保持
されるところから、その耐候性および耐衝撃性は向上す
る。
とができる。即ち、凹部13内壁に段部15を形成す
る。この実施例の場合、集積回路チップ2は凹部13の
底部16に載置接続されると共に、段部15にも載置し
て接続される。ここで、集積回路チップ2としては、外
装の施されていないベアチップ2が収容されており、マ
ザーボードであるプリント回路基板1に対するリード部
材はリード線21の代わりにバンプ22を使用したもの
である。バンプ22は例えばAg或はPbより成る小さ
な金属のボールであり、ベアチップ2の回路からAlよ
り成る引き出し端子にこれらのバンプ22を接合し、こ
れを介してプリント回路基板1の回路パターン11に接
続する。この様に、プリント回路基板1に形成された凹
部13に段部15を複数段構成し、ここにリード部材と
してバンプ22を使用したベアチップ2を複数個取り付
け接続することにより、プリント回路装置の高密度化は
増大すると共に、ベアチップ2は凹部13内に収容保持
されるところから、その耐候性および耐衝撃性は向上す
る。
【0012】図4を参照するに、この図においても、図
3と同様に凹部13内壁には段部15が形成されてい
る。マルチチップモジュール2は、上述した通り、サブ
のプリント回路基板17にリード部材としてハンダボー
ル23を取り付け、このプリント回路基板17に対して
バンプ22を介して接続されるベアチップを複数具備す
るものであるが、これを凹部13に収容取り付け接続す
るに際して、ベアチップをした側にしてサブのプリント
回路基板17を段部15に載置する。この様にすること
により、マルチチップモジュール2を構成するベアチッ
プは、凹部13内に収容されると共にモジュール2自身
のサブのプリント回路基板17により遮蔽されるところ
から、格別の遮蔽板を準備することなしにその耐候性お
よび耐衝撃性を保証される。
3と同様に凹部13内壁には段部15が形成されてい
る。マルチチップモジュール2は、上述した通り、サブ
のプリント回路基板17にリード部材としてハンダボー
ル23を取り付け、このプリント回路基板17に対して
バンプ22を介して接続されるベアチップを複数具備す
るものであるが、これを凹部13に収容取り付け接続す
るに際して、ベアチップをした側にしてサブのプリント
回路基板17を段部15に載置する。この様にすること
により、マルチチップモジュール2を構成するベアチッ
プは、凹部13内に収容されると共にモジュール2自身
のサブのプリント回路基板17により遮蔽されるところ
から、格別の遮蔽板を準備することなしにその耐候性お
よび耐衝撃性を保証される。
【0013】
【発明の効果】以上の通りであって、この発明は、プリ
ント回路基板1に凹部13を形成して集積回路チップ2
を凹部13に収容し、遮蔽板5により遮蔽する構成を採
用することにより、プリント回路基板1に集積回路チッ
プ2を電気機械的に接続したプリント回路装置をプリン
ト回路基板1から集積回路チップ2を突出することなく
してプリント回路装置のスペースファクタを改善、高密
度化し、集積回路チップ2の耐候性および耐衝撃性その
他の特性を向上したプリント回路装置を構成することが
できる。
ント回路基板1に凹部13を形成して集積回路チップ2
を凹部13に収容し、遮蔽板5により遮蔽する構成を採
用することにより、プリント回路基板1に集積回路チッ
プ2を電気機械的に接続したプリント回路装置をプリン
ト回路基板1から集積回路チップ2を突出することなく
してプリント回路装置のスペースファクタを改善、高密
度化し、集積回路チップ2の耐候性および耐衝撃性その
他の特性を向上したプリント回路装置を構成することが
できる。
【0014】そして、プリント回路基板1に形成された
凹部13に段部15を複数段構成したことにより、プリ
ント回路装置の高密度化は増大するに到る。また、凹部
13に段部15を複数段構成したプリント回路基板1に
マルチチップモジュール2を収容することにより、プリ
ント回路装置の高密度化は更に増大する。ここで、ベア
チップを下向きにしてサブのプリント回路基板17を段
部15に載置してマルチチップモジュール2を収容する
ことにより、自身のサブのプリント回路基板17により
遮蔽がなされるところから、格別の遮蔽板を準備するこ
となしにその耐候性および耐衝撃性を保証することがで
きる。
凹部13に段部15を複数段構成したことにより、プリ
ント回路装置の高密度化は増大するに到る。また、凹部
13に段部15を複数段構成したプリント回路基板1に
マルチチップモジュール2を収容することにより、プリ
ント回路装置の高密度化は更に増大する。ここで、ベア
チップを下向きにしてサブのプリント回路基板17を段
部15に載置してマルチチップモジュール2を収容する
ことにより、自身のサブのプリント回路基板17により
遮蔽がなされるところから、格別の遮蔽板を準備するこ
となしにその耐候性および耐衝撃性を保証することがで
きる。
【0015】更に、遮蔽板5の下面には電磁的遮蔽をす
るメッキ51が施されており、シールドケースを突出す
ることなく電磁的遮蔽をすることができる。遮蔽板5に
は、更に、回路パターンも形成されているので、この遮
蔽板5の回路パターンもプリント回路基板1の回路パタ
ーン11と関連接続して協動し、回路パターンの設計を
容易にする。
るメッキ51が施されており、シールドケースを突出す
ることなく電磁的遮蔽をすることができる。遮蔽板5に
は、更に、回路パターンも形成されているので、この遮
蔽板5の回路パターンもプリント回路基板1の回路パタ
ーン11と関連接続して協動し、回路パターンの設計を
容易にする。
【図1】実施例を説明する図。
【図2】他の実施例を説明する図。
【図3】更に他の実施例を説明する図。
【図4】他の実施例を説明する図。
【図5】従来例を説明する図。
【図6】他の従来例を説明する図。
【図7】更に他の従来例を説明する図。
1 プリント回路基板 2 集積回路チップ 5 遮蔽板 13 凹部 15 段部 17 サブのプリント回路基板 22 バンプ 23 ハンダボール 51 メッキ
Claims (6)
- 【請求項1】 プリント回路基板に集積回路チップを回
路接続して固定したプリント回路装置において、プリン
ト回路基板に凹部を形成し、集積回路チップを凹部に収
容して遮蔽板により遮蔽したことを特徴とするプリント
回路装置。 - 【請求項2】 請求項1に記載されるプリント回路装置
において、凹部は側壁に段部を形成したものであること
を特徴とするプリント回路装置。 - 【請求項3】 請求項1および請求項2の何れかに記載
されるプリント回路装置において、遮蔽板は下面に電磁
的遮蔽をするメッキを施したものであることを特徴とす
るプリント回路装置。 - 【請求項4】 請求項2に記載されるプリント回路装置
において、凹部に収容される集積回路チップはサブのプ
リント回路基板にハンダボールを取り付け、サブのプリ
ント回路基板に対してバンプを介して接続されるベアチ
ップを複数具備するマルチチップモジュールであること
を特徴とするプリント回路装置。 - 【請求項5】 請求項4に記載されるプリント回路装置
において、マルチチップモジュールはベアチップを下向
きにしてサブのプリント回路基板を段部に載置して収容
したものであることを特徴とするプリント回路装置。 - 【請求項6】 請求項1ないし請求項5の何れかに記載
されるプリント回路装置において、遮蔽板はプリント配
線が形成されたものであることを特徴とするプリント回
路装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18432195A JPH0936512A (ja) | 1995-07-20 | 1995-07-20 | プリント回路装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18432195A JPH0936512A (ja) | 1995-07-20 | 1995-07-20 | プリント回路装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0936512A true JPH0936512A (ja) | 1997-02-07 |
Family
ID=16151293
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP18432195A Withdrawn JPH0936512A (ja) | 1995-07-20 | 1995-07-20 | プリント回路装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0936512A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2005004572A1 (de) * | 2003-07-02 | 2005-01-13 | Siemens Aktiengesellschaft | Abschirmung für emi-gefährdete elektronische bauelemente und/oder schaltungen von elektronischen geräten |
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-
1995
- 1995-07-20 JP JP18432195A patent/JPH0936512A/ja not_active Withdrawn
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