JPH09299663A - ミシンの糸切り方法および装置 - Google Patents
ミシンの糸切り方法および装置Info
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Abstract
て縫製品質を向上させること。 【解決手段】 糸3を切断するメス19を備えた縫製物
押え10と、針板7の上方に位置する糸3を保持可能な
糸保持手段9と、縫製開始前に糸保持手段9を駆動して
針板7の上方に位置する上糸3aを捕捉してその糸端を
糸保持手段9に保持させ、この状態でミシン8を1針分
だけ駆動して下糸3bの糸端を針板7の上方に位置さ
せ、この1針分のミシン8の駆動が終了した後に糸保持
手段9を駆動して針板7の上方に位置する下糸3bを捕
捉してその糸端をすでに保持している上糸3aの糸端と
ともに糸保持手段9に保持させるように糸保持手段9お
よびミシン8を駆動するための制御手段11とを有する
ことを特徴としている。
Description
前に糸切りを行う糸切り方法および装置に係り、特に、
縫製開始時における糸の鳥の巣を防止することのできる
ミシンの糸切り方法および装置に関する。
おいては、縫製した後に、上下の糸を自動的に切断する
糸切断装置を備えたものが、縫製効率の向上等の理由に
より多用されている。
例えば、接離自在な可動刃と固定刃を、針の上下動経路
に対して進退自在とすることにより上糸および下糸を切
断するものである。
おいては、図15に示すように、縫製物としての例えば
布地1に形成した縫い目2に、縫製開始時の上糸3aお
よび下糸3bが共に絡まってしまい、縫製開始時の上糸
3aおよび下糸3bの両者ともいわゆる鳥の巣4状態に
なってしまうという問題点があった。
と布地1との間の位置で上糸3aを払うようにして捕捉
して保持するワイパクランプを設け、このワイパクラン
プで保持した縫製開始時の上糸3aの糸端を切断するた
めのメスを具備した縫製物押えによって切断することが
考えられる。
上糸3aに絡ませる下糸3bとを布地1aへ縫い込ませ
る縫製動作が終了し、上下の糸3を針板下で糸切断装置
を用いて切断した後に、ワイパクランプにより針板の上
方に位置する針と布地1との間に位置する上糸3aを払
うようにして捕捉して保持し、この状態で縫製動作を開
始すると、針の上下運動および布地1の送りが行われて
布地1aに縫い目2が形成されるとともに、ワイパクラ
ンプが保持した上糸3aの縫製開始時の糸端を布地1が
3〜4針程度送られた(進行した)位置で縫製物押えに
設けたメスによって切断する構成が考えられる。
クランプによって上糸3aを保持する構成の場合には、
図16に示すように、縫製開始時の上糸3aを切断し、
縫製開始時の上糸3aによる鳥の巣を防止することはで
きるものの、縫製開始時の下糸3bを切断しないので、
縫製開始時の下糸3bが縫い目2に縫い込まれてしま
い、縫製開始時の下糸3bが鳥の巣4a状態になってし
まい、縫製品質を低下させる場合があるという問題点が
あった。
であり、縫製開始時の糸による鳥の巣の発生を防止して
縫製品質を向上させることのできるミシンの糸切り方法
および装置を提供することを目的とする。
ため特許請求の範囲の請求項1に記載の本発明のミシン
の糸切り方法の特徴は、縫製開始前に針板の上方に位置
する上糸を捕捉してその糸端を保持し、この状態でミシ
ンを1針分だけ駆動して下糸の糸端を針板の上方に位置
させ、この針板の上方に位置する下糸を捕捉してその糸
端をすでに保持している上糸の糸端とともに保持し、こ
の状態で縫製を開始するとともに縫製動作に連動させて
上糸および下糸の縫製開始時の糸の糸端を切断する点に
ある。
本発明のミシンの糸切り装置の特徴は、糸を切断するメ
スを備えた縫製物押えと、針板の上方に位置する糸を保
持可能な糸保持手段と、縫製開始前に糸保持手段を駆動
して針板の上方に位置する上糸を捕捉してその糸端を糸
保持手段に保持させ、この状態でミシンを1針分だけ駆
動して下糸の糸端を針板の上方に位置させ、この1針分
のミシンの駆動が終了した後に糸保持手段を駆動して針
板の上方に位置する下糸を捕捉してその糸端をすでに保
持している上糸の糸端とともに糸保持手段に保持させる
ように糸保持手段およびミシンを駆動するための制御手
段とを有する点にある。
本発明のミシンの糸切り装置の特徴は、請求項2におい
て、制御手段は、糸保持手段が上糸および下糸を保持し
た後の最初の1針目の縫製物の送りピッチを小さく制御
する点にある。
発明のミシンの糸切り方法に沿って動作させることによ
り、縫製開始時の上糸および下糸を切断することがで
き、縫製開始時の上糸および下糸による鳥の巣を防止し
て縫製品質を向上させることができる。さらに、糸保持
手段が上糸および下糸を保持した後の最初の1針目の縫
製物の送りピッチを小さく制御することにより、最初の
縫い目の間隔を小さくし縫製品質をより向上させること
ができる。
形態により説明する。なお、前述した従来のものと同一
ないし相当する構成については、図面中に同一の符号を
付し、その説明は省略する。
り方法を適用する本発明に係るミシンの糸切り装置の実
施の形態の一例の要部を示すものであり、図1は要部の
斜視図であり、図1は縫製物押えの平面図であり、図3
は制御手段のブロック図である。
の糸切り装置(以下、単に、糸切り装置と記す)5は、
針6に掛けられる上糸3aと、この上糸3aに絡ませる
下糸3bとをほぼシート状の縫製物としての例えば布地
1へ縫い込ませるとともに、一連の縫い込みが終了し、
糸3(糸3は上糸3aおよび下糸3bを総称する)を針
板7下で切断する一般的なミシン8に設けられている。
保持手段9と、縫製動作に伴って布地1の針6側に位置
する縫製開始時の糸3を切断可能な縫製物押え10と、
縫製開始時の糸3を切断するように糸保持手段9の動作
とミシン8の動作とを関連づけて制御する制御手段11
とを有している。
する糸3、詳しくは、針板7の上方に位置して停止して
いる針6と布地1との間に位置する糸3を払って捕捉す
るワイパ12と、このワイパ12で捕捉した糸3を保持
するクランプ13とを有している。
のアクチュエータ(図示せず)によって駆動可能なミシ
ン本体8aに配設された回動軸14によりその基端を支
持され、先端(自由端)のフック12aにて、針板7の
上方に位置する糸3を捕捉し、糸3の糸端をクランプ1
3の後述する吸引孔15に導くことができるようにされ
ている。つまり、ワイパ12のフック12aは、少なく
ともクランプ13の吸引孔15と、針板7の上方に位置
する糸3との間を往復移動することができるようにされ
ている。
形状に形成されたクランプ本体13aを有している。こ
のクランプ本体13aの一端には、ワイパ12のフック
12aが捕捉した糸3の糸端側を吸引する吸引孔15が
形成されている。そして、クランプ本体13aの内部に
は、吸引孔15に連通するとともに、負圧源(図示せ
ず)に連通する負圧路16が形成されている。この負圧
路16には、球状のボール体17が配設されている。そ
して、ボール体17は、クランプ本体13aの他端に配
設されたクランピングシリンダ18の出力軸18aの先
端に取着されており、ボール体17は、クランピングシ
リンダ18の出力軸18aを進退させることにより吸引
孔15の反対側から吸引孔15に対して接離するように
されている。
先端のフック12aによって運ばれてきた糸3の糸端を
負圧路16の内部に吸引するとともに、負圧路16の内
部に吸引した糸3を吸引孔15とボール体17との間に
挟持して糸3の糸端を保持することができるようになっ
ている。
置された布地1を上方から押さえることができるように
されており、この縫製物押え10は、図2に示すよう
に、糸3を切断するためのメス19を具備している。そ
して、ミシン8の針6に掛けられる上糸3aとこの上糸
3aに絡ませる下糸3bとを布地1へ縫い込ませる縫製
動作によって布地1が送られて進行すると、布地1に形
成された縫い目2が縫製物押え10のメス19に接近
し、後述するように3〜4針程度布地1が進行した位置
で、布地1の針6側に位置する縫製開始時の糸3を布地
1の上方で切断することができるようになっている。
望の位置に配設されている。この制御手段11は、糸保
持手段9およびミシン8の各部の動作を制御するための
ものであり、図3に示すように、少なくともCPU20
と、適宜な容量のROM、RAMなどにより形成された
メモリ21と、糸保持手段9およびミシン8の各部を駆
動するための各種のドライバ(コントローラ)22とを
有している。
力データおよび検出信号などが格納されるデータ格納域
21aと、各種のプログラムが格納されるプログラム格
納域21bと、糸切り装置5およびミシン8の各部に対
する制御指令などの各種の出力データを格納する出力デ
ータ格納域21cとが設けられている。そして、プログ
ラム格納域21bには、少なくとも本発明のミシンの糸
切り方法を実施するための糸切りプログラム、すなわ
ち、縫製開始前に針板7の上方に位置する上糸3aを捕
捉してその糸端を保持し、この状態でミシン8を1針分
だけ駆動して下糸3bの糸端を針板7の上方に位置さ
せ、この針板7の上方に位置する下糸3bを捕捉してそ
の糸端をすでに保持している上糸3aの糸端とともに保
持し、この状態で縫製を開始するとともに縫製動作に連
動させて上糸3aおよび下糸3bの縫製開始時の糸3の
糸端を切断することができるプログラムと、糸保持手段
9が上糸3aおよび下糸3bを保持した後の最初の1針
目の布地1の送りピッチ、すなわち、縫製動作を開始し
た際の最初の縫い目2の間隔L(図11参照)を小さく
することができるプログラムとが格納されている。
用について図4から図11により説明する。
実施の形態の一例を示すフローチャートであり、図5か
ら図9は本発明に係るミシンの糸切り方法を適用した本
発明に係るミシンの糸切り装置の動作状態を順に示す説
明図であり、図5は縫製が終了し針板下で上下の糸が切
断された状態を示す説明図、図6はクランプが上糸を保
持した状態を示す説明図、図7はミシンが1針分だけ駆
動し下糸が針板上方に位置した状態を示す説明図、図8
はワイパのフックが下糸を捕捉した状態を示す説明図、
図9はクランプが上下の糸を共に保持した状態を示す説
明図であり、図10は縫製動作に伴う縫製開始時の糸の
切断直前の状態を示す説明図であり、図11は縫製開始
時の糸を切断した後の縫製状態を拡大して示す説明図で
ある。
主とし、図5から図11により補足しながら説明する。
けたミシン8における縫製開始時の糸の糸切り動作は、
まず、ステップST10において、オペレータが初期設定
を行うことにより開始される。このステップST10にお
ける初期設定は、少なくとも縫製物としての布地1の種
類および厚さなどの設定値、使用する糸3(上糸3aお
よび下糸3b)の素材の種類および番手などの設定値、
糸保持手段9が上糸3aおよび下糸3bを共に保持した
後の最初の1針目の布地1の送りピッチたる縫い目2の
間隔L(図11参照)の設定値などの縫製を行うために
必要な各種の入力データをタッチキー、ダイヤル、キー
ボードなどの所望の入力機器(図示せず)を操作するこ
とにより行われる。そして、入力された各種の入力デー
タは、制御手段11のメモリ21のデータ格納域21a
に記憶される。また、制御手段11のCPU20は、入
力された入力データと予め記憶された各種のプログラム
に基づいて、糸保持手段9およびミシン8の各部を駆動
するための各種のドライバ22を適正に制御するための
各種の出力データを演算してメモリ21の出力データ格
納域21cに記憶する。この出力データ格納域20cに
記憶された各種の出力データは、縫製動作に伴って順次
出力される。
8に対する起動指令信号が入力されたか否かが判断され
る。この起動指令信号は、例えば、オペレータが足踏み
ペダル(図示せず)を踏む動作などによって入力され
る。そして、ステップST20の判断がNO(入力がな
い)の場合には、起動指令信号が入力されるまで現状を
維持し、ステップST20の判断がYES(入力がある)
の場合には、つぎのステップST30に進行し、縫製開始
時の糸3の切断を行うための上糸保持動作が開始され
る。
動作の開始時においては、図5に示すように、ミシン8
は縫製が終了し針板7下で上下の糸3が切断された状態
で停止しており、針6は針板7の上方に位置して停止
し、針板7の上方、詳しくは、針6と縫製物たる布地1
の間には、上糸3aのみが位置している。また、糸保持
手段9を構成するクランプ13においては、負圧路16
に負圧が供給されず、クランピングシリンダ18が正駆
動されてクランピングシリンダ18の出力軸18aが収
縮して後退端に位置し、ボール体17が吸引孔15から
離間している。さらにまた、糸保持手段9を構成するワ
イパ12においては、フック12aがクランプ13の吸
引孔15に最も接近している。
始時の糸3の切断を行うための上糸保持動作が行われ
る。この上糸保持動作は、ステップST31において糸保
持手段9のワイパ12を駆動し、ステップST32におい
て糸保持手段9のクランプ13の負圧路16に負圧を供
給し、ステップST33において糸保持手段9のクランピ
ングシリンダ18を逆駆動し、ステップST34において
糸保持手段9のクランプ13の負圧路16への負圧の供
給を停止することにより行われ、上糸保持動作が終了す
るとつぎのステップST40へ進行する。
る。
駆動は、制御手段11から送出される制御指令に基づい
てアクチュエータ(図示せず)を駆動し、ワイパ12の
基端を支持しているミシン本体8aに配設された回動軸
14を回動させることにより行われる。
線両矢印Aにて示すように、ワイパ12のフック12a
を図5に実線にて示す待機位置から図5に想像線にて示
す動作位置へ移動させ、その後、待機位置へ復帰させる
ことにより行われる。
イパ12が待機位置から動作位置に向かって移動する途
中で針板7の上方に位置する上糸3aを払い除け、ワイ
パ12が動作位置から待機位置に向かって復帰する途中
で針板7の上方に位置する上糸3aを引掛けて捕捉し、
ワイパ12のフック12aが待機位置に復帰すると、上
糸3aの糸端が布地1から離脱してクランプ13の吸引
孔15の近傍に位置する。
のクランプ13の負圧路16への負圧の供給は、制御手
段11から送出される制御指令に基づいて、例えば負圧
路16が真空ポンプなどの負圧源(図示せず)と直接接
続されている場合には負圧源を駆動し、負圧路16が制
御バルブ(図示せず)を介してチャンバ(図示せず、こ
のチャンバは負圧源に接続されている。)に接続されて
いる場合には、制御バルブを開状態とすることにより行
われる。
圧路16へ負圧が供給されると、前記ステップST31に
おいてワイパ12のフック12aにより吸引孔15の近
傍に位置する上糸3aの糸端は、吸引孔15を通過して
負圧路16の内部に吸引される。
のクランピングシリンダ18の逆駆動は、制御手段11
から送出される制御指令に基づいて、後退端に位置する
クランピングシリンダ18の出力軸18aの先端を伸張
させて前進端に向かって駆動することにより行われる。
動が行われると、後退端に位置するクランピングシリン
ダ18の出力軸18aが前進端に達し、出力軸18aの
先端が前進端に達すると、出力軸18aの先端に取着さ
れたボール体17が上糸3aを介して吸引孔15に当接
し、その結果、上糸3aの糸端がクランプ13に保持さ
れる。
のクランプ13の負圧路16への負圧の供給の停止は、
前記ステップST32における糸保持手段9のクランプ1
3の負圧路16への負圧の供給と逆の動作をもって行わ
れる。
圧路16への負圧の供給が停止されると、上糸3aを負
圧路16の内部に吸引する力はなくなるが、上糸3aの
糸がクランプ12に保持された状態は継続する。
上糸3aを保持した状態を図6に示す。また、図1に示
す糸切り装置5も上糸保持動作が終了しクランプ13が
上糸3aを保持した状態を示している。
における前記ワイパ12の動作タイミングおよび動作時
間、前記負圧路16への負圧の供給タイミング、前記ク
ランピングシリンダ18の動作タイミング、前記負圧路
16へ供給した負圧の停止タイミングなどは、前記ステ
ップST10における初期設定で、例えばタイマにより設
定されたり、入力データに基づいてプログラム格納域2
1bに格納された糸切りプログラムよって設定される。
また、ステップST31におけるワイパ12の駆動と、ス
テップST32における負圧の供給とを同時に開始した
り、動作順序を逆にしてもよい。
始時の糸3の切断を行うための上下糸保持動作が行われ
る。この上下糸保持動作は、ステップST41において1
針分のみミシンを駆動し、ステップST42においてワイ
パ12を駆動し、ステップST43において糸保持手段9
のクランプ13の負圧路16に負圧を供給し、ステップ
ST44において糸保持手段9のクランピングシリンダ1
8を正駆動し、ステップST45において糸保持手段9の
クランピングシリンダ18を逆駆動し、ステップST46
において糸保持手段9のクランプ13の負圧路16への
負圧の供給を停止することにより行われ、上下糸保持動
作が終了するとつぎのステップST50へ進行する。
る。
ミシン8の駆動は、図6に示すクランプ13が上糸3a
を保持した状態で、制御手段11から送出される制御指
令に基づいてミシンモータ(図示せず)を駆動し、針6
を1回だけ上下方向に1往復させることにより行われ
る。
すると、針6の降下により針6の先端は、布地1を貫通
して針板7の下方に位置する。つぎに、針6が上昇する
際に、針6に掛けられた上糸3aに対して針板7の下方
に位置する下糸3bの糸端が絡められる。ついで、針6
が上昇して元の位置に復帰して停止すると、下糸3bの
糸端が上糸に絡まって布地1の上方に引き上げられ、そ
の結果、下糸3bは針板7の上方に位置する。このミシ
ン8を1針分だけ駆動して下糸3bが針板7上方に位置
した状態を図7に示す。
駆動は、針板7の上方に位置する下糸3bを捕捉するも
のであり、その動作は、前記ステップST31におけるワ
イパ12の駆動と同一である。よって、ステップST42
におけるワイパ11の駆動についての詳しい説明は省略
する。なお、ワイパ12のフック12aが下糸3bを捕
捉した状態を図8に示す。
のクランプ13の負圧路16への負圧の供給は、前記ス
テップST32における糸保持手段9のクランプ13の負
圧路16への負圧の供給と同一である。よって、ステッ
プST43における糸保持手段9のクランプ13の負圧路
16への負圧の供給についての詳しい説明は省略する。
のクランピングシリンダ18の正駆動は、制御手段11
から送出される制御指令に基づいて、前進端に位置する
クランピングシリンダ18の出力軸18aを後退端に向
かって駆動することにより行われる。
動が行われると、前退端に位置するクランピングシリン
ダ18の出力軸18aが収縮して後退端に達し、出力軸
18aの先端が後退端に位置する途中で、出力軸18a
の先端に取着されたボール体17が吸引孔15から離間
する。この時、クランプ13にすでに保持されている上
糸3aの糸端は、ステップST43において負圧路16へ
負圧が供給されているので負圧路16の内部に吸引され
た状態を保持することができる。また、クランピングシ
リンダ18の出力軸18aの先端に取着されたボール体
17が吸引孔15から離間すると、吸引孔15に負圧が
作用し、前記ステップST42においてワイパ12のフッ
ク12aにより吸引孔15の近傍に位置する下糸3bの
糸端は、吸引孔15を通過して負圧路16の内部に吸引
される。つまり、上糸3aおよび下糸3bの各糸端を共
に負圧路16の内部に吸引することができる。
のクランピングシリンダ18の逆駆動は、前記ステップ
ST33における糸保持手段9のクランピングシリンダ1
8の逆駆動と同一である。よって、ステップST45にお
ける糸保持手段9のクランピングシリンダ18の逆駆動
についての詳しい説明は省略する。
段9のクランピングシリンダ18の逆駆動によって、ク
ランピングシリンダ18の出力軸18aの先端に取着さ
れたボール体17は、上糸3aおよび下糸3bを介して
吸引孔15に当接し、その結果、上下の糸3の各糸端を
クランプ13に保持することができる。このクランプ1
3が上下の糸3を共に保持した状態を図9に示す。
のクランプ13の負圧路16への負圧の供給の停止は、
前記ステップST34における糸保持手段9のクランプ1
3の負圧路16への負圧の供給の停止と同一である。よ
って、ステップST46における糸保持手段9のクランプ
13の負圧路16への負圧の供給の停止についての詳し
い説明は省略する。
における前記ワイパ12の動作タイミングおよび動作時
間、前記負圧路16への負圧の供給タイミング、前記ク
ランピングシリンダ18の正動作および逆動作の動作タ
イミング、前記負圧路16へ供給した負圧の停止タイミ
ングなどは、前記ステップST10における初期設定で、
例えばタイマにより設定されたり、入力データに基づい
てプログラム格納域21bに格納された糸切りプログラ
ムよって設定される。
開始される。この縫製動作は、上糸3aおよび下糸3b
の各糸端を糸保持手段9のクランプ13で保持した状態
で、制御手段11から送出される制御指令に基づいてミ
シンモータ(図示せず)を駆動することにより開始さ
れ、つぎのステップST60に進行する。この時、糸保持
手段9のクランプ13が糸3を保持した後の縫製開始時
の最初の1針目の布地1の送りピッチたる縫製動作を開
始した際の最初の縫い目2の間隔Lを通常の縫い目2の
間隔Pより小さくすることができるようになっている。
い目2の間隔Lは、前記ステップST10における初期設
定で、例えばピッチ選択ダイヤルにより設定されたり、
入力データに基づいてプログラム格納域21bに格納さ
れた糸切りプログラムよって設定される。
始時の糸3の糸端を切断する。この縫製開始時の糸3の
切断は、縫製動作が進行して布地1が3〜4針分送られ
ると、布地1の上に位置する縫製物押え10のメス19
が糸保持手段9のクランプ13に保持されている糸3を
布地1の上方で切断することにより自動的に行われる。
地1の進行に伴って、図10に矢印Bにて示すように、
糸端が糸保持手段9のクランプ13に保持されている縫
製開始時の糸3が縫製物押え10のメス18に徐々に接
近し、布地1が例えば3〜4針程度進行した位置で縫製
開始時の糸3がメス18に当接し、縫製開始時の糸3の
切断が行われ、その結果、縫製開始時の糸3の糸端が布
地1から分離して糸保持手段9のクランプ13に残留
し、縫製開始時の糸3の糸切り動作が終了する。この縫
製開始時の糸3の糸切り動作が終了した後の縫製形状を
図11に示す。
1に縫い込まれずに布地1から分離してクランプ13に
残留した糸3は糸屑となり、つぎの上糸保持動作が開始
される迄に、制御手段11から所望のタイミングで送出
される制御指令によって、クランピングシリンダ18を
正動作することによりクランプ13から取り除かれる。
如く、布地1に所望の縫い目2を全て形成するとミシン
モータ(図示せず)を停止し、つぎのステップST80に
進行する。
如く、針板7の下で上下の糸3を切断し、つぎのステッ
プST80に進行する。
下で上下の糸3を切断する際に、図12に示すように、
公知の可動刃31と固定刃32とを有する糸切断装置3
0の固定刃32の配設位置を、図12に鎖線両矢印にて
示す針6の移動経路NLに対して直交する方向により離
間した位置(図12左方)として、針板7の下で切断し
た後の下糸3bの糸端を、針6の移動経路NLに対して
直交する方向により離間した図12に符号Cにて示す位
置でクランプし、針板7の下方に配設され釜33に装着
されている下糸ボビン34に巻回された下糸3bを下糸
ボビン34から長く引き出しておくことが糸保持手段9
によって下糸3bを保持させるうえで好ましい。なお、
可動刃31は、図12に実線にて示す待機位置と、図1
2に破線にて示す切断位置との間を進退するようにされ
ており、縫製が終了した後の上下の糸3は、図12に符
号Dにて示す位置で切断される。
新たな縫製を行うか否かを判断し、ステップST90の判
断がYES(続いて新たな縫製を行う)の場合にはつぎ
のステップST91に進行し、ステップST91において、
新たな初期設定が必要か否かを判断し、ステップST91
の判断がYES(初期設定が必要)の場合、例えば布地
1の種類が変わるなどの場合には、前記ステップST10
へ戻り、ステップST91の判断がNO(初期設定を必要
としない)の場合、例えば同一の縫製を続けて行う場合
などには、前記ステップST20へ戻る。
新たな縫製をしない)の場合、例えばオペレータが1日
の作業を終了するあるいはオペレータが休憩するなどの
ミシン8を長時間停止する場合には、電源をOFFにし
て終了する。
によれば、図11に示すように、縫製開始時の上糸3a
および下糸3bの各糸端を確実かつ簡単に切断して布地
1からの突出長さを確実に短くするできるので、縫製開
始時の上糸3aおよび下糸3bの両者が縫製開始時の縫
い目2に絡まってしまうという鳥の巣4の発生を確実に
防止し、縫製品質を確実に向上させることができる。ま
た、糸保持手段9が上糸3aおよび下糸3bを保持した
後の最初の1針目の布地1の送りピッチ、すなわち、布
地1に形成する最初の縫い目2の間隔Lを通常の縫い目
2の間隔Pより小さくすることができるので、外観品質
がより向上し、縫製品質をより向上させることができ
る。
の糸切り装置の実施の形態の他例を示すものであり、本
実施の形態の糸切り装置5aは、負圧をもちいずに機械
的な動作によって糸3を保持する糸保持手段9aを有し
ており、この糸保持手段9aは、糸3をつかむための糸
つかみ40と、この糸つかみ40に糸3を保持するため
の糸押え41とを有している。
枢支されているとともに、複数のリンク板により構成さ
れた糸つかみ駆動リンク機構44の一端が接続されてい
る。この糸つかみ駆動リンク機構44は、例えばソレノ
イドなどの糸つかみ駆動用アクチュエータ45により駆
動可能とされている。つまり、糸つかみ40は、糸つか
み駆動用アクチュエータ45のプランジャ(図示せず)
を進退するように駆動することにより、前述したワイパ
12と同様に、針6の下方を通過するようにして待機位
置と動作位置との間を往復移動することができるように
なっている。
より形成されており、その先端が糸つかみ40の一面
(上面)に所望の付勢力をもって当接するように配設さ
れている。そして、糸押え41の基端は、支軸42によ
り基端を支持された糸押えホルダ46の先端に取着され
ている。さらに、支軸42は、複数のリンク板47によ
り構成された糸押え駆動リンク機構48の一端が接続さ
れている。この糸押え駆動リンク機構48は、例えばソ
レノイドなどの糸押え駆動用アクチュエータ49により
駆動可能とされている。つまり、糸押え41は、糸押え
駆動用アクチュエータ49のプランジャ(図示せず)を
進退するように駆動することにより、糸つかみ40に対
して接離可能にされている。その他の構成は、前述した
実施の形態の糸切り装置5と同様とされている。
切り装置5によれば、負圧をもちいずに機械的な動作に
よって糸3を保持することができるので、糸保持手段9
aが糸3を保持する際の騒音を低減することができる。
されるものではなく、必要に応じて変更することができ
る。
切り方法および装置によれば、糸保持手段により縫製開
始時の上下の糸を保持し、糸保持手段により保持した上
下の糸を縫製物押えによって切断することができる、す
なわち、縫製開始時の糸を切断することができるので、
縫製開始時の糸による鳥の巣の発生を確実に防止して縫
製品質を確実に向上させることができるという極めて優
れた効果を奏する。
本発明に係るミシンの糸切り装置の実施の形態の一例の
要部を示す斜視図
態の一例を示すフローチャート
が終了し針板下で上下の糸が切断された状態を示す説明
図
に続く途中経過のクランプが上糸を保持した状態を示す
説明図
に続く途中経過のミシンが1針分だけ駆動し下糸が針板
上方に位置した状態を示す説明図
に続く途中経過のワイパのフックが下糸を捕捉した状態
を示す説明図
に続く途中経過のクランプが上下の糸を共に保持した状
態を示す説明図
9に続く途中経過の縫製動作に伴う縫製開始時の糸の切
断直前の状態を示す説明図
時の糸を切断した縫製状態を拡大して示す説明図
下で上下の糸を切断する際の好ましい状態の一例を示す
説明図
る本発明に係るミシンの糸切り装置の実施の形態の他例
の要部を示す斜視図
る鳥の巣のある縫製状態を拡大して示す説明図
の巣のある縫製状態を拡大して示す説明図
Claims (3)
- 【請求項1】 縫製開始前に針板の上方に位置する上糸
を捕捉してその糸端を保持し、この状態でミシンを1針
分だけ駆動して下糸の糸端を針板の上方に位置させ、こ
の針板の上方に位置する下糸を捕捉してその糸端をすで
に保持している上糸の糸端とともに保持し、この状態で
縫製を開始するとともに縫製動作に連動させて前記上糸
および下糸の縫製開始時の糸の糸端を切断することを特
徴とするミシンの糸切り方法。 - 【請求項2】 糸を切断するメスを備えた縫製物押え
と、 針板の上方に位置する糸を保持可能な糸保持手段と、 縫製開始前に前記糸保持手段を駆動して針板の上方に位
置する上糸を捕捉してその糸端を前記糸保持手段に保持
させ、この状態でミシンを1針分だけ駆動して下糸の糸
端を針板の上方に位置させ、この1針分のミシンの駆動
が終了した後に前記糸保持手段を駆動して針板の上方に
位置する下糸を捕捉してその糸端をすでに保持している
上糸の糸端とともに前記糸保持手段に保持させるように
前記糸保持手段およびミシンを駆動するための制御手段
と、を有することを特徴とするミシンの糸切り装置。 - 【請求項3】 前記制御手段は、前記糸保持手段が上糸
および下糸を保持した後の最初の1針目の縫製物の送り
ピッチを小さく制御することを特徴とする請求項2に記
載のミシンの糸切り装置。
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---|---|---|---|
JP11875396A JP3876016B2 (ja) | 1996-05-14 | 1996-05-14 | ミシンの糸切り方法および装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11875396A JP3876016B2 (ja) | 1996-05-14 | 1996-05-14 | ミシンの糸切り方法および装置 |
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Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09299663A true JPH09299663A (ja) | 1997-11-25 |
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Family
ID=14744211
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11875396A Expired - Fee Related JP3876016B2 (ja) | 1996-05-14 | 1996-05-14 | ミシンの糸切り方法および装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3876016B2 (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2016144492A (ja) * | 2015-02-06 | 2016-08-12 | Juki株式会社 | ミシン |
CN112522865A (zh) * | 2019-09-18 | 2021-03-19 | 浙江中捷缝纫科技有限公司 | 缝纫设备的控制方法及装置、存储介质、处理器 |
WO2021208319A1 (zh) * | 2020-04-17 | 2021-10-21 | 浙江沪龙科技股份有限公司 | 一种吹气式防鸟巢装置及使用方法 |
WO2024130792A1 (zh) * | 2022-12-23 | 2024-06-27 | 浙江美机缝纫机有限公司 | 一种防鸟巢机构及具有该机构的缝纫机 |
-
1996
- 1996-05-14 JP JP11875396A patent/JP3876016B2/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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DE102016102024B4 (de) * | 2015-02-06 | 2024-12-19 | Juki Corporation | Nähmaschine |
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Publication number | Publication date |
---|---|
JP3876016B2 (ja) | 2007-01-31 |
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