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JPH09298490A - スペクトル拡散通信方式 - Google Patents

スペクトル拡散通信方式

Info

Publication number
JPH09298490A
JPH09298490A JP8132886A JP13288696A JPH09298490A JP H09298490 A JPH09298490 A JP H09298490A JP 8132886 A JP8132886 A JP 8132886A JP 13288696 A JP13288696 A JP 13288696A JP H09298490 A JPH09298490 A JP H09298490A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
output
component
circuit
matched filter
outputs
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP8132886A
Other languages
English (en)
Inventor
Nagaaki Shu
長明 周
Kokuriyou Kotobuki
国梁 寿
Teruhei Shu
旭平 周
Makoto Yamamoto
山本  誠
Kenzo Urabe
健三 占部
Sunao Takatori
直 高取
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Yozan Inc
Kokusai Denki Electric Inc
Original Assignee
Yozan Inc
Kokusai Electric Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Yozan Inc, Kokusai Electric Co Ltd filed Critical Yozan Inc
Priority to JP8132886A priority Critical patent/JPH09298490A/ja
Priority to KR1019970016236A priority patent/KR970072739A/ko
Priority to CN97110863A priority patent/CN1095255C/zh
Priority to US08/841,217 priority patent/US5930290A/en
Priority to EP97107204A priority patent/EP0805565A3/en
Publication of JPH09298490A publication Critical patent/JPH09298490A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Classifications

    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04JMULTIPLEX COMMUNICATION
    • H04J13/00Code division multiplex systems
    • H04J13/0077Multicode, e.g. multiple codes assigned to one user
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04BTRANSMISSION
    • H04B1/00Details of transmission systems, not covered by a single one of groups H04B3/00 - H04B13/00; Details of transmission systems not characterised by the medium used for transmission
    • H04B1/69Spread spectrum techniques
    • H04B1/707Spread spectrum techniques using direct sequence modulation
    • H04B1/709Correlator structure
    • H04B1/7093Matched filter type

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Digital Transmission Methods That Use Modulated Carrier Waves (AREA)
  • Mobile Radio Communication Systems (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 1ユーザに対するPN符号系列数を増加さ
せず、回路規模を拡大することなく、高速化を実現し得
るスペクトル拡散通信方式を提供する。 【構成】 送信すべきデジタルデータ列を4ビットず
つのフレームに分割し、各フレームの4ビットデータを
所定の順序で第1成分、第2成分、第3成分、第4成分
に振り分け、第1、第2成分による第1複素数を構成
し、第3、第4成分の値に応じてPN符号としての第2
複素数を設定し、これら複素数の積によってスペクトル
拡散し、受信側において各PN符号による逆拡散を行う
4種のマッチドフィルタを設け、マッチドフィルタの出
力の組合わせに応じて第1〜第4成分を再現するスペク
トル拡散通信方式。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、移動体通信や無線LA
N等のためのスペクトル拡散通信のためのスペクトル拡
散通信方式に係り、特に高速通信のためのスペクトル拡
散通信方式に関する。
【0002】
【従来の技術】スペクトル拡散通信における、通信の高
速化を企図してM−ary方式、並列方式および並列組
合せ方式が提案されている(朱近康他、電子情報通信学
会論文誌、B−II Vol.J74−B−II N
o.5、pp.207−214、1991年5月)。こ
こにM−ary方式は複数のPN符号系列を用意してお
き、送信すべき信号列のビットパターンとPN符号系列
とを対応させ、いずれか1つのPN符号系列を送信す
る。並列方式は複数のPN符号系列を用意しておき、送
信データを並列化した後にこれらPN符号系列によって
拡散しつつ並列送信するものである。また並列組合せ方
式は、複数のPN符号系列を用意するとともに、これら
PN符号系列の組合せを信号列に対応させ、1個または
複数のPN符号系列を並列送信する。
【0003】これらの高速化スペクトル拡散通信方式
は、受信側において複数のPN符号系列について常時受
信可能な状態でなければならず、復調装置に複数のマッ
チドフィルタを設ける必要があるが、回路規模に対して
より一層の高速化が望まれていた。また従来の高速通信
方式では1ユーザに対して多くのPN符号系列を割り当
てる必要があるが、PN符号系列の個数には制限があ
り、ユーザ数が限定されるという問題があった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明はこのような背
景の下に創案されたもので、1ユーザに対するPN符号
系列数を増加させることなく、より高速でありながら回
路規模を最小限に抑え得るスペクトル拡散通信方式を提
供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明に係るスペクトル
拡散通信方式は、送信すべきデジタルデータ列を第1〜
第4成分に順次振り分け、第1のPN符号系列および第
2のPN符号系列を定義しておき、第3成分および第4
成分の値に応じて、第1、第2成分と第1、第2PN系
列との組合せを設定するものである。
【0006】
【発明の実施の形態】次に本発明に係るスペクトル拡散
通信方式の1実施例を図面に基づいて説明する。
【0007】
【実施例】図1は本発明に係るスペクトル拡散通信方式
に使用する送信装置を示し、図2〜図5は受信装置とこ
れを構成する各回路の構成例を示す。
【0008】図1において、送信装置は送信データS
(t)を4ビットずつのフレームとして保持するシフト
レジスタSREG1、およびSREG1のデータを並列
にロードし得るレジスタREG1を有し、REG1は、
複素データの実部Ii、虚部Iq、コントロール信号C
NT1、CNT2の4ビットの出力を生成する。SRE
G1にはメインクロックCLKmが入力され、S(t)
はCLKmに同期したタイミングでSREG1に書込ま
れる。一方REG1にはCLKmの4倍の周期でサブク
ロックCLKsが入力され、SREG1に4ビットのデ
ータが取込まれた時点でREG1へのデータロードが行
われるように、CLKmによるSREG1への書き込み
完了後のタイミングでCLKsが入力されている。な
お、Ii、Iq、CNT1、CNT2の順序は上記に限
定されるものではなく、一定の順序が設定されていれば
よい。
【0009】Iiは乗算回路MUL1、MUL2に入力
され、Iqは乗算回路MUL3、MUL4に入力されて
いる。これら乗算回路はIi、Iqに対してPN符号を
乗ずるための回路であり、各乗算回路に対するPN符号
はセレクタSEL1、SEL2から供給されている。S
EL1、SEL2にはシフトレジスタPN1、PN2が
並列入力され、これらシフトレジスタには第1のPN符
号系列および第2のPN符号系列がそれぞれ格納されて
いる。PN1、PN2の最終ステージはその第1ステー
ジにフィードバックされ、PN符号は順次最終ステージ
から出力されつつ第1ステージに戻される。なお、上記
PN1、PN2を生成するシフトレジスタは、PN1、
PN2の符号がM系列等である場合、当該の符号の生成
多項式を帰還タップとする線形帰還シフトレジスタで構
成してもよい。各セレクタはPN符号系列を選択し、S
EL1はその出力をMUL1、MUL4に供給し、SE
L2はその出力をMUL2、MUL3に供給する。
【0010】SEL1はCNT1によって切換え制御さ
れ、SEL2はCNT1とCNT2の排他的論理和によ
って切換え制御される。CNT1、CNT2はEX_O
RゲートG1に入力され、その出力がSEL2に入力さ
れている。
【0011】ここでPN1に格納されたPN符号をC1
で代表し、PN2に格納されたPN符号をC2で代表す
ると、SEL1、SEL2の出力は、CNT1、CNT
2に応じて表1のように設定される。
【表1】
【0012】乗算回路MUL1、MUL3の出力は減算
回路SUB1に入力され、MUL1の出力からMUL3
の出力を減じた結果Ioutが得られる。また乗算回路
MUL2、MUL4の出力は加算回路ADD1に入力さ
れ、両者の和Qoutが算出される。ここにSUB1の
出力は拡散出力の実部であり、ADD1の出力は虚部で
ある。Ioutは変調器MIX11において発振器OS
C11で生成された搬送波と合成され、さらに、この搬
送波を直交搬送波成分生成部QD11で90度位相シフ
トした搬送波とQoutが変調器MIX12により変調
される。最後にMIX11とMIX12で変調された同
期信号と直交信号は合成部SUM1で合成されて送信さ
れる。
【0013】ここで、表1で示されたPN符号系列の組
合せにより以下の式(1)〜(4)の演算が実行され
る。これら複素数(Ii+jIq)と(Cx+jCy)
(但しCx,Cy∈{C1,C2})の複素積となって
いる。 (a)CNT1=1、CNT2=0のとき
【数1】 (b)CNT1=1、CNT2=1のとき
【数2】 (c)CNT1=0、CNT2=0のとき
【数3】 (d)CNT1=0、CNT2=1のとき
【数4】
【0014】ここで、変調信号の同相成分(実軸)およ
び直交成分(虚軸)の2軸で展張されるガウス平面上の
において、変調のコンステレーション(信号点配置)を
図15に示す。図示したように、変調の信号点はP1、
P2、P3、P4の4点となり、これを破線で示すI+
Q軸(Cx軸)、I−Q軸(Cy軸)にマッピングする
と、2値分布が得られ、I軸、Q軸では3値の分布が得
られる。これは式(1)〜(4)の各実数値、虚数値が
3値(±1,0)となることと符号している。この4と
おりの信号点に(Ii、Iq)の2ビットがマッピング
され、さらにC1、C2は変数CNT1、CNT2に応
じて(Cx,Cy)にマッピングされる。このマッピン
グのタイプは(C1,C1)、(C1,C2)、(C
2,C2)、(C2,C1)の4とおりであり、これは
CNT1、CNT2によって与えられる2ビットデータ
に対応している。上記(Cx、Cy)はI+Q軸、I−
Q軸上の2値系列として表現された符号系列で伝送され
る。すなわち(Cx,Cy)のマッピングタイプによ
り、2ビットの情報伝達が可能であり、Ii、Iqの情
報とあわせると1信号点あたり4ビットの情報を伝達し
得ることになる。
【0015】次に、受信装置のうち、受信信号を逆拡散
するマッチドフィルタまでのブロック図を図2に示す。
図2において、受信信号R(t)は、発振器OSC21
からの同相信号およびこの同相信号を直交検波部を介し
て90度位相シフトした直交信号と、復調器MIX2
1、MUX22において合成される。これによってR
(t)は実部と虚部に分解され、それぞれローパスフィ
ルタLPF1、LPF2を経て受信成分Ri、Rqとな
る。RiはマッチドフィルタMF1、MF2に入力さ
れ、RqはマッチドフィルタMF3、MF4に入力され
る。MF1、MF3はPN符号系列C1に対応してお
り、MF2、MF4はPN符号系列C2に対応してい
る。ここでMF1〜MF4の出力をDii、Diq、D
qi、Dqqとすると、式(1)〜(4)が送信される
(a)〜(d)の各場合について、以下の逆拡散演算が
実行される。ここで送信信号をSi+jSq、通信路の
位相回転をθとすると、同相成分と直交成分を実軸、虚
軸とする複素数で表現され、受信信号は次のとおりとな
る。
【数5】 であり、これに基づいて(a)〜(d)に対応する逆拡
散演算を(A)〜(D)の場合に分けて示す。なお以下
の式において、通信路のノイズ等の項は省略されてい
る。 (A)Si1=C1・(Ii−Iq)、Sq1=C1・
(Ii+Iq)のとき
【数6】 (B)Si2=C1・Ii−C2・Iq、Sq2=C2
・Ii+C1・Iqのとき
【数7】 (C)Si3=C2・(Ii−Iq)、Sq3=C2・
(Ii+Iq)のとき
【数8】 (D)Si4=C2・Ii−C1・Iq、Sq4=C1
・Ii+C2・Iqのとき
【数9】 これら複素数の絶対値(信号レベル)は以下の式(3
2)〜(34)のように算出される。
【数10】
【0016】以上は送信時のPN符号系列と逆拡散とが
対応していた場合であるが、対応しなかったときの出力
を上記(B)について示す。 (B’−1)逆拡散が(A)により実行されたとき
【数11】 この絶対値の値は式(33)の値の1/√2のオーダー
であり、式(33)とは区別が可能である。 (B’−2)逆拡散が(C)により実行されたとき
【数12】 この絶対値は式(33)の値の1/√2のオーダーであ
り、同様に式(33)とは区別が可能である。 (B’−3)逆拡散が(D)により実行されたとき
【数13】 この絶対値の値は式(33)の値に比較して充分小さ
く、式(33)とは区別が可能である。
【0017】以上の(A)、(B)、(C)、(D)の
各演算は図3に示す演算回路COM31、COM32、
COM33、COM34によってそれぞれ実行される。
【0018】COM31は加算回路ADD31および減
算回路SUB31よりなり、式(12)のDi1=Di
i+Dqi、および式(13)のDq1=Dqi−Di
iの演算を行う。
【0019】COM32は同様に加算回路ADD32お
よび減算回路SUB32よりなり、式(18)のDi2
=Di+Dqq、および式(19)のDq2=Dqi−
Diqの演算を行う。
【0020】COM33は同様に加算回路ADD33お
よび減算回路SUB33よりなり、式(24)のDi3
=Dqq+Diq、および式(25)のDq3=Dqq
−Diqの演算を行う。
【0021】COM34は同様に加算回路ADD34お
よび減算回路SUB34よりなり、式(30)のDi4
=Diq+Dqi、および式(31)のDq4=Dqq
−Diiの演算を行う。
【0022】図4はこれらの演算結果に対する復調部の
構成例である。上記(A)〜(D)の各演算に対応した
信号レベル検出回路LVD1、LVD2、LVD3、L
VD4が設けられ、これらLVD1〜LVD4は実部D
i1〜Di4および虚部Dq1〜Dq4に基づいてその
複素数絶対値を算出する。この絶対値演算の結果は、前
記のとおりであり、これらの演算から分かるように、複
素数絶対値を算出することにより、回転位相とは無関係
にピーク検出を行い得る。
【0023】LVD1〜LVD4の出力は最大値回路M
AXに入力され、MAXは絶対値が最大であったレベル
検出回路の番号Nを出力する。前述のように逆拡散が送
信側のPN符号系列に対応していなければ絶対値は充分
(1/√2)オーダー以下になるのでピーク検出により
識別は容易である。前記番号Nはデコーダ(DECOD
ERで示す。)およびセレクタSELに入力され、デコ
ーダは番号Nに基づいてCNT1およびCNT2を出力
する。セレクタは番号Nで指定された演算結果を選択
し、Di、Dqとして出力する。Di、Dqは復調器D
EMODに入力され、ここで複素データIi、Iqが再
生される。なお、ここで使用される復調器は従来のもの
と同じでよい。
【0024】ここで上記レベル検出回路LVD1、LV
D2、LVD3、LVD4の一構成例を図5に示す。図
5において、レベル検出回路LVD1はDi1、Dq1
に基づいて、その複素数絶対値Mag5を検出する回路
であり、以下の近似演算を行う。
【数14】 この近似演算は、本願出願人により、特願平7−274
839号において提案されたものであり、全値域におい
て高い精度を持つ。本回路は、Di1、Dq1がそれぞ
れ接続された第1、第2絶対値回路Abs51、Abs
52を有し、これらの出力を減算回路SUB5に入力し
てなる。SUB5の出力は第3絶対値回路Abs53に
入力され、Abs53の出力はAbs51、Abs52
の出力とともに重み付き加算回路Add5に入力されて
いる。Add5は、Abs51、Abs52、Abs5
3の出力に対して15/12、15/22、5/22の
乗数を乗じて加算し、式(32)の絶対値を算出する。
なお他のレベル検出回路LVD2〜LVD4はLVD1
と同様に構成されているので説明を省略する。
【0025】ここで、上記の絶対値回路ABS51、A
BS52、ABS53の一構成例を図6に示す。図6に
おいて、絶対値回路Abs51はMOSインバータI6
においてVdd/2を基準電圧とする入力電圧Vin6
が閾値0以上か否かを判断する。I6はVin6が閾値
未満のときにVddを出力し、閾値以上のときに0
〔V〕に反転する。Vin6はキャパシタンスC61を
介してインバータINV6に入力され、INV6の出力
はキャパシタンスC62によってその入力に接続されて
いる。ここにC61、C62は等しい容量に設定され、
Vin6の反転(Vdd−Vin6)が出力される。こ
の反転出力およびINV6自体はマルチプレクサMUX
6に入力され、MUX6はI6の出力に基づいてVin
6とその反転とを適宜切換え制御する。なおAbs5
2、Abs53はAbs51と同様に構成されているの
で説明を省略する。
【0026】図6におけるマルチプレクサの一構成例を
図7に示す。図7において、MUX6は1対のMOSス
イッチT71、T72を有し、それぞれの入力には入力
電圧Vin71、Vin72が接続されている。T71
は、ゲートコントロール信号C7がnMOSに入力さ
れ、その反転がpMOSのゲートに入力されており、T
72はpMOSのゲートにC7が入力され、nMOSの
ゲートにC7の反転が入力されている。すなわちT7
1、T72は二者択一的に閉成され、Vin71または
Vin72を出力Vout7として出力する。
【0027】図8に実施例におけるマッチドフィルタに
関する一変形例を示す。図示したように、図2の2個の
マッチドフィルタMF1、MF2を1個のマッチドフィ
ルタMF81によって実現し、MF3、MF4を1個の
マッチドフィルタMF82によって実現している。
【0028】図8のはMF81の構成例を図9に示す。
MF81は複数(n個:nはマッチドフィルタのタップ
数)のサンプル・ホールド回路SH91〜SH9nを有
し、入力信号Vin9はこれらサンプル・ホールド回路
に並列入力されている。各サンプル・ホールド回路は1
個のホールドデータを2系統に出力し、例えばSH91
の出力は2個の乗算回路MUL911、MUL912に
それぞれ入力されている。同様にSH92の出力は乗算
回路MUL921、MUL922に、SH93の出力は
乗算回路MUL931、MUL932、...、SH9
nの出力は乗算回路MUL9n1、MUL9n2に入力
されている。各乗算回路にはコントロール回路CTRL
が接続され、後述のPN符号に応じた制御が行われる。
【0029】以上の乗算回路は2個のマッチドフィルタ
に対応してMUL9i1、MUL9i2(i=1〜n)
の2個ずつ設けられ、MUL9i1(i=1〜n)の出
力は共通の加算回路ADD91に、 MUL9i2(i
=1〜n)の出力は共通の加算回路ADD92に入力さ
れている。これら加算回路ADD91、ADD92はそ
れぞれ入力を加算し、加算結果Vout91、Vout
92を出力する。なお、MF82は同様に構成されてい
るので説明を省略する。
【0030】このようにMF81は1系統のサンプル・
ホールド回路SH91〜SH9nによって複数系統の相
関演算のための信号保持を行うので、各系統ごとにサン
プル・ホールド回路を設ける場合に比較して、全体の回
路規模を小さくでき、これにともなって消費電力を節減
し得る。
【0031】サンプル・ホールド回路SH91の一構成
例を図10に示す。図中、入力電圧Vin10はスイッ
チSWに接続されている。スイッチSWの出力はキャパ
シタンスC101に接続され、キャパシタンスC101
の出力には3段の直列なMOSインバータI011、I
102、I103が接続されている。最終段のMOSイ
ンバータI103の出力Vo10は帰還キャパシタンス
C102を介してI101の入力に接続され、これによ
ってVin10が良好な線形性をもって反転されたもの
がI103の出力に生じるようになっている。SWが閉
成されると、C101はVin10に対応した電荷に充
放電され、I101〜I103のフィードバック機能に
より出力の線形特性が保証される。そして、その後スイ
ッチSWが開放されたときにサンプル・ホールド回路S
H91はVin10を保持することになる。最終段のI
103の出力は接地キャパシタンスC103を介してグ
ランドに接続され、また第2段のI102の出力は1対
の平衡レジスタンスR101、R102を介して電源電
圧Vddおよびグランドに接続されている。このような
構成により、フィードバック系を含む反転増幅回路の発
振が防止されている。なおサンプル・ホールド回路SH
92〜SH9nはSH91と同様に構成されているので
説明を省略する。
【0032】以上のサンプル・ホールド回路はサンプル
・ホールド回路間でのデータ転送は行わないので、デー
タの転送に起因した誤差の発生を防止し得る。一方デー
タとPN符号の関係は順次更新する必要があり、PN符
号を循環して使用する。ここにPN符号は2値データで
あるから通常のデジタル回路を使用でき、転送誤差の問
題は生じない。またスイッチSWはコントロール回路か
らのコントロール信号によって開閉制御され、いずれか
1個のサンプル・ホールド回路のみがデータ取り込みを
行う。
【0033】図9の乗算回路MUL911の一構成例を
図11に示す。図示のとおり、前記乗算回路MUL91
1は2個のマルチプレクサMUX111、MUX112
よりなり、これらマルチプレクサにはSH91出力のV
o10(図中Vo11で示す。)および共通な基準電圧
Vrが接続されている。
【0034】スイッチSW、マルチプレクサMUX11
1、MUX112はコントロール回路CTRL(図9)
からのコントロール信号S1、S2、S3によってコン
トロールされ、S1は一旦閉成された後、入力電圧を取
り込むべき時点においてSWを開放する。S2、S3は
反転した信号であり、一方のマルチプレクサがVo11
を出力するときには、他方のマルチプレクサはVrを出
力する。MUX111、MUX112は拡散符号の
「1」(ハイレベル)、「−1」(ローレベル)に対応
しており、ある時点の入力電圧に符号「1」を乗ずるべ
きときには、MUX111からVo11を出力し、「−
1」を乗ずるべきときにはMUX112からVo11を
出力する。このハイ、ローのレベルを代表するために図
11ではMUX111の出力をVH、MUX112の出
力をVLで表示する。
【0035】サンプル・ホールド回路で保持された一連
のデータに対する演算が終了した後には、最初に取り込
まれたデータを保持しているサンプル・ホールド回路
に、あらたなデータを取り込み、これとともにPN符号
を循環させてあらたな演算を実行する。この操作を繰り
返すことにより時系列データに対するマッチドフィルタ
演算を逐次実行し得る。
【0036】図10におけるスイッチSWの一構成例を
図12に示す。図示のとおり、スイッチSWはn型MO
Sトランジスタのソース、ドレインをp型MOSトラン
ジスタのドレイン、ソースとそれぞれ接続してなるトラ
ンジスタ回路T12よりなり、このトランジスタ回路の
nMOSのドレイン側の端子に入力電圧Vin12を接
続し、nMOSのソースの端子を同様の構成のダミート
ランジスタDT12を介して出力端子Vout12に接
続してなる。トランジスタ回路T12におけるnMOS
トランジスタのゲートにはS1が入力され、pMOSト
ランジスタのゲートにはS1をインバータI12で反転
した信号が入力されている。これによって、S1がハイ
レベルのときには、T12が導通し、ローレベルのとき
にはT12は遮断される。
【0037】図9における加算回路の一構成例を図13
に示す。図示したように、加算回路ADD91は、MU
L911、MUL921、...、MUL9n1からの
ハイレベル信号VH1〜VHnが入力された容量結合C
PH、MUL911〜MUL9n1からのローレベル信
号VL1〜VLnが入力された容量結合CPLを有し、
CPLはキャパシタンスCL1〜CLnを並列接続して
なり、CPHはキャパシタンスCH1〜CHnを並列接
続してなる。CPLの出力は3段直列のMOSインバー
タI131、I132、I133の初段入力に接続さ
れ、I133の出力は帰還キャパシタンスC131を介
して初段入力にフィードバックされている。この3段イ
ンバータはその充分大きな開ループ・ゲインによって、
入出力関係の線形性を保証している。
【0038】CPHの出力は3段直列のMOSインバー
タI134、I135、I136の初段入力に接続さ
れ、I136の出力は帰還キャパシタンスC133を介
して初段入力にフィードバックされている。この3段イ
ンバータはその充分大きな開ループ・ゲインによって、
入出力関係の線形性を保証している。さらにI133の
出力は、容量結合CPHと並列な結合キャパシタンスC
C13を介してI134の入力に接続され、CPLの出
力の反転とCPHの出力との和が3段インバータI13
4〜I136に入力されている。
【0039】前記3段インバータにおける最終段のMO
SインバータI133、I136の出力は接地キャパシ
タンスC132、C134をそれぞれ介してグランドに
接続され、また第2段のMOSインバータI132、I
135の出力は1対の平衡レジスタンスR131、R1
32、R133、R134をそれぞれ介して電源電圧V
ddおよびグランドに接続されている。このような構成
により、フィードバック系を含む反転増幅回路の発振が
防止されている。
【0040】加算回路ADD91は式(45)の演算を
実行し、キャパシタンス相互の関係が式(46)〜(4
8)のように設定されているため、結果的に式(49)
の演算結果が得られる。
【数15】
【0041】ここでVLi、VHiを基準電圧Vrを基
準とした式(50)、(51)の表現に改める。
【数16】 この式(50)、(51)を式(49)に代入すると式
(52)が得られる。
【数17】
【0042】さらに、サンプル・ホールド回路において
も3段インバータによるデータの反転が行われているの
で、ADD91への入力データVL1〜VLn、VH1
〜VHnは入力データに対して反転している。VLi、
VHiはPN符号に応じていずれか一方が0となるの
で、入力データにPN符号を乗じた結果の積算値がVo
ut13として生じることになる。すなわち、ある時刻
をt、チップ時間をTc、自然数iとするとき、入力信
号Vin10をサンプル・ホールド回路SH91〜SH
9nによって時系列に保持した信号はS(t−i・T
c)、これに乗ずるPN符号をPNiとするとき、式
(52)は式(53)に書き換えられ、一般的なマッチ
ドフィルタの演算が行われることが分る。また前記した
ようにPN符号の循環を行うので、サンプル・ホールド
回路とPN符号の関係は1チップ時間ごとに更新され
る。
【数18】
【0043】なお、以上の演算において出力は入力の個
数nによって正規化されているため、出力の最大電圧が
電源電圧を超えることが防止され、動作の安定性が保証
されている。
【0044】図14に前記基準電圧Vrを生成する基準
電圧生成回路の一構成例(Vref)を示す。この基準
電圧生成回路は3段の直列なインバータI141、I1
42、I143の最終段出力を初段入力に帰還させた回
路であり、前記加算部と同様に接地キャパシタンスC1
46、平衡レジスタンスR141、R142による発振
防止処理が施されている。基準電圧生成回路Vrefは
その入出力電圧が等しくなる安定点に出力が収束し、各
MOSインバータの閾値設定により所望の基準電圧を生
成し得る。一般には正負両方向に充分大きなダイナミッ
クレンジを確保するために、Vr=Vdd/2と設定さ
れることが多い。ここにVddはMOSインバータの電
源電圧である。
【0045】このように、アナログタイプのサンプル・
ホールド回路によって受信信号を保持し、これをマルチ
プレクサによって+1または−1の系列に分岐する回路
によって実質的に乗算を実現するものであり、これによ
って極めて大規模の乗算および積算を小規模かつ省電力
の回路によって実行でき、複数のマッチドフィルタを設
けたときにも、回路規模および消費電力を最小限に抑
え、実用的な回路を構成し得る。そして本発明に係るス
ペクトル拡散通信方式は同時に(シンボル毎に)4ビッ
トの情報を伝送することが可能であり、通常の4倍の伝
送速度が達成される。
【0046】
【発明の効果】前述のとおり、本発明に係るスペクトル
拡散通信方式は、送信すべきデジタルデータ列を第1〜
第4成分に順次振り分け、第1のPN符号系列および第
2のPN符号系列を定義しておき、第3成分および第4
成分の値に応じて、第1、第2成分と第1、第2PN系
列との組合せを設定するので、より高速でありながら回
路規模を最小限に抑え得るという優れた効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るスペクトル拡散通信方式の1実施
例における送信装置を示すブロック図である。
【図2】同実施例の受信装置のマッチドフィルタまでの
構成を示すブロック図である。
【図3】図2の後段の演算回路を示す回路図である。
【図4】図3の後段の復調部を示すブロック図である。
【図5】図4におけるレベル検出回路を示す回路図であ
る。
【図6】図5における絶対値回路を示す回路図である。
【図7】図6におけるマルチプレクサを示す回路図であ
る。
【図8】図2におけるマッチドフィルタの変形例を示す
ブロック図である。
【図9】図8におけるマッチドフィルタを示すブロック
図である。
【図10】図9におけるサンプル・ホールド回路を示す
回路図である。
【図11】図9における乗算回路を示すブロック図であ
る。
【図12】図10におけるスイッチを示す回路図であ
る。
【図13】図9における加算回路を示す回路図である。
【図14】基準電圧を生成するための基準電圧生成回路
を示す回路図である。
【図15】送信信号の位相を示すコンステレーション図
である。
【符号の説明】
Abs51、Abs51、Abs53 ...絶対値回
路 ADD1、ADD5、ADD91、ADD92 ...
加算回路 C61、C62、C101、C102、C103、C1
31、C132、C133、C134、C146、CC
13、CH1、...、CHn、CL1、...、CL
n ...キャパシタンス COM1、...、COM4 ...演算部 CPH、CPL ...容量結合 CTRL ...コントロール回路 DEC1、...、DEC4 ...判定回路 DECODER ...デコーダ DEMOD ... 復調器 DT12 ...ダミートランジスタ G1、G41、...、G48 ...ゲート I6、I7、I12、INV6、I101、I102、
I103、I131、I132、I133、I134、
I135、I136、I141、I142、I143
...インバータ LPF1、LPF2 ...ローパスフィルタ LV1、...、LVD4 ...レベル検出回路 MAX ... 最大値回路 MF1、...、MF4、MF81、MF82 ...
マッチドフィルタ MUL1、...、MUL4、MUL911、MUL9
n1、MUL921、M UL9n2 ...乗算回路 MUX6、MUX111、MUX112 ...マルチ
プレクサ PD1、...、PD4 ...ピーク検出回路 QD 11、QD21 ...直交検波部 R101、R102、R131、R132、R133、
R134 ...レジスタンス REG1 ...レジスタ SEL1、SEL2 ...セレクタ SH91、...、SH9n ...サンプル・ホール
ド回路 SREG1、PN1、PN2 ...シフトレジスタ SUB1、SUB5 ...減算回路 SW ...スイッチ T71、T72、T12 ...MOSスイッチ Vref ...基準電圧発生回路 SUM1 ...合成部 OSC11、OSC21 ...発振回路 MIX11、MIX12、MIX21、MIX22
...乗算回路。 18 YZ1995036A
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 周 旭平 東京都世田谷区北沢3−5−18 鷹山ビル 株式会社鷹山内 (72)発明者 山本 誠 東京都世田谷区北沢3−5−18 鷹山ビル 株式会社鷹山内 (72)発明者 占部 健三 東京都中野区東中野三丁目14番20号 国際 電気株式会社内 (72)発明者 高取 直 東京都世田谷区北沢3−5−18 鷹山ビル 株式会社鷹山内

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 送信すべきデジタルデータ列を4ビッ
    トずつのフレームに分割し、各フレームの4ビットデー
    タを所定の順序で第1成分、第2成分、第3成分、第4
    成分に振り分け、第1成分および第2成分によって第1
    複素信号を構成し、あらかじめ第1、第2のPN符号系
    列を定義しておき、前記第3、第4成分の値に応じてこ
    れらPN符号系列の一方または両方による第2複素信号
    を構成し、第1、第2複素信号の積によってスペクトル
    拡散し、前記積の実部、虚部によって直交変調し、受信
    側においては変調信号を直交検波したときの同相成分お
    よび直交成分を、第1、第2のPN符号系列によって逆
    拡散する計4個のマッチドフィルタを設け、各マッチド
    フィルタの出力の組合わせに基づいて、前記第1〜第4
    成分を再現することを特徴とするスペクトル拡散通信方
    式。
  2. 【請求項2】 送信すべきデジタルデータ列を4ビッ
    トずつのフレームに分割し、各フレームの4ビットデー
    タを順次第1成分Ii、第2成分Iq、第3成分CNT
    1、第4成分CNT2に振り分け、第1成分および第2
    成分によって第1複素信号Ii+jIqを構成し、あら
    かじめ第1、第2のPN符号系列を定義しておき、CN
    T1、CNT2の値に応じてこれらPN符号系列の一方
    または両方による第2複素信号Cx+jCyを構成し、
    第1、第2複素信号の積(Ii+Iq)(Cx+jC
    Y)によってスペクトル拡散し、この積の実部を同相成
    分、虚部を直交成分として直交変調し、受信側において
    は変調信号を直交検波したときの同相成分および直交成
    分を、第1、第2のPN符号系列の全ての組合せによっ
    て逆拡散する計4個のマッチドフィルタを設け、各マッ
    チドフィルタの出力の組合せに基づいて、前記第1〜第
    4成分を再現することを特徴とするスペクトル拡散通信
    方式。
  3. 【請求項3】 4種のマッチドフィルタは、複素成分
    の実部に対して第1PN符号系列を適用する第1マッチ
    ドフィルタ、複素成分の実部に対して第2PN符号系列
    を適用する第2マッチドフィルタ、複素成分の虚部に対
    して第1PN符号系列を適用する第3マッチドフィル
    タ、および複素成分の虚部に対して第2PN符号系列を
    適用する第4マッチドフィルタであり、第1マッチドフ
    ルタ出力と第3マッチドフィルタ出力の和および差を第
    1演算回路によって算出し、第1マッチドフィルタ出力
    と第4マッチドフィルタ出力の和および第3マッチドフ
    ィルタ出力と第2マッチドフィルタ出力の差を第2演算
    回路によって算出し、第2マッチドフィルタ出力と第4
    マッチドフィルタ出力の和および差を第3演算回路によ
    って算出し、第2、第3マッチドフィルタ出力の和およ
    び第4、第1マッチドフィルタ出力の差を第4演算回路
    によって算出し、これら演算回路の出力の信号レベルを
    検出し、さらに信号レベルの最大値を抽出し、この最大
    値に対応する1個の演算回路の出力を選択し、選択され
    た演算回路の出力から第1〜第4成分を再現することを
    特徴とする請求項1または2記載のスペクトル拡散通信
    方式。
  4. 【請求項4】 受信側に設けられた各マッチドフィル
    タは:入力電圧に接続されたスイッチと、このスイッチ
    の出力に接続された第1キャパシタンスと、この第1キ
    ャパシタンスの出力に接続された奇数段のMOSインバ
    ータよりなる第1反転増幅部と、この第1反転増幅部の
    出力を入力に接続する第1帰還キャパシタンスとを備え
    た複数のサンプル・ホールド回路と;各サンプル・ホー
    ルド回路に対応して設けられた乗算回路であって、対応
    するサンプル・ホールド回路の出力または基準電圧を択
    一的に出力する第1マルチプレクサと、この第1マルチ
    プレクサとは逆にサンプル・ホールド回路出力および基
    準電圧が接続された第2マルチプレクサとを備え、第
    1、第2マルチプレクサはPN符号に応じて切換え制御
    されるようになっている乗算回路と;第1マルチプレク
    サの出力が接続された複数の第2キャパシタンスと、こ
    れら第2キャパシタンスの出力が統合されつつ接続され
    た奇数段のMOSインバータよりなる第2反転増幅部
    と、この第2反転増幅部の出力を入力に接続する第2帰
    還キャパシタンスと、第2マルチプレクサの出力および
    第1加算部の出力が接続された複数の第3キャパシタン
    スと、これら第3キャパシタンスの出力が統合されつつ
    接続された奇数段のMOSインバータよりなる第3反転
    増幅部と、この第3反転増幅部の出力を入力に接続する
    第3帰還キャパシタンスとを有する加算回路と;前記サ
    ンプル・ホールド回路のうちいずれか1個における前記
    スイッチを閉成するとともに他のスイッチを開放しかつ
    所定の組合せで各サンプル・ホールド回路の第1、第2
    マルチプレクサを切換えるコントロール回路と;を備え
    ていることを特徴とする請求項1記載のスペクトル拡散
    通信方式。
  5. 【請求項5】 受信信号の同相成分に対応する2個の
    マッチドフィルタに対して1個の共通なサンプル・ホー
    ルド回路が設けられ、受信信号の直交成分に対応する2
    個のマッチドフィルタに対して1個の共通なサンプル・
    ホールド回路が設けられていることを特徴とする請求項
    1〜請求項4のいずれか1項に記載のスペクトル拡散通
    信方式。
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