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JPH09249834A - 蛍光インク組成物およびこの蛍光インク組成物で形成される蛍光マ−ク - Google Patents

蛍光インク組成物およびこの蛍光インク組成物で形成される蛍光マ−ク

Info

Publication number
JPH09249834A
JPH09249834A JP8747496A JP8747496A JPH09249834A JP H09249834 A JPH09249834 A JP H09249834A JP 8747496 A JP8747496 A JP 8747496A JP 8747496 A JP8747496 A JP 8747496A JP H09249834 A JPH09249834 A JP H09249834A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
fluorescent
infrared
ink composition
mark
light
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP8747496A
Other languages
English (en)
Inventor
Takanori Kamoto
貴則 加本
Yoshinori Yamamoto
芳典 山本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Maxell Ltd
Original Assignee
Hitachi Maxell Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Maxell Ltd filed Critical Hitachi Maxell Ltd
Priority to JP8747496A priority Critical patent/JPH09249834A/ja
Publication of JPH09249834A publication Critical patent/JPH09249834A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 下記の構成の蛍光インク組成物並びに蛍光マ
−クとすることにより、滲みが生ぜず、分散安定性、耐
光性および耐水性に優れた蛍光インク組成物と、この蛍
光インク組成物で形成される滲みがなくて、耐光性およ
び耐水性に優れた高濃度の蛍光マ−クを得、さらに赤外
光を吸収する被マ−ク物の上に赤外蛍光マ−クを設けた
場合でも良好な読み取りができ、バ−コ−ドの高密度化
に適した赤外蛍光マ−ク得る。 【解決手段】 表面に樹脂成分を有する水分散性コロイ
ダルシリカを含み、可視光領域で蛍光を示す蛍光インク
組成物並びに蛍光マ−ク、および表面に樹脂成分を有す
る水分散性コロイダルシリカを含み、波長700nm以
上の赤外波長を吸収し、赤外領域に発光を示す赤外蛍光
インク組成物並びに赤外蛍光マ−ク

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は蛍光インク組成物
およびこの蛍光インク組成物で形成される蛍光マ−クに
関し、さらに詳しくは、滲みが生ぜず、分散安定性、耐
光性および耐水性に優れた蛍光インク組成物と、この蛍
光インク組成物で形成される滲みがなくて、耐光性およ
び耐水性に優れた高濃度の蛍光マ−クに関する。
【0002】
【従来の技術】近年、物品についての製造業者・商品名
などの情報をバ−コ−ド等で表示し、その縞模様を光学
的検出法により読みとって、商品の売り上げ集計や、流
通の分析などに利用することが行われている。この種の
バ−コ−ドは、通常、インクジェットプリンタ−などを
用いて印刷され、多種多様の商品を扱う販売店等での商
品の分類、識別に適している。このため、最近ではかか
るバ−コ−ドシステムを利用した商品が多く見られるの
みならず、このシステムをファイル管理等に応用したも
のがあり、たとえば、コ−ド管理による区分けによって
物品を分配するシステムを適用する郵便物等にも利用さ
れている。
【0003】しかしながら、従来、バ−コ−ドを印刷す
る方法としては、白地に対して黒色のバ−コ−ドを印刷
する方法が採用されており、該方法は白地と黒字との反
射率の差を利用しているため、物品に汚れが生じた場
合、極端に読みとりが困難になるという欠点を有してお
り、さらに、この方法では可視領域の反射光を必然的に
使用するため、物品の外観を損ねてしまう可能性もあ
る。
【0004】このため、このような白黒バ−コ−ドの改
良タイプとして、紫外光によって励起し、可視光を発光
する蛍光マ−クを利用したり、あるいは、赤外光によっ
て励起し、赤外光を発光する赤外蛍光バ−コ−ド(特表
平6−500590)などが提案されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところが、紫外光によ
って励起し可視光を発光する蛍光体は、本質的に可視領
域でみるものであるため、物品の外観を損ねるだけでな
く、白黒バ−コ−ドと同様、マ−ク上での汚れ等により
読み取りが困難になるという問題がある。
【0006】また、赤外光によって励起し赤外光を発光
する赤外蛍光体を用いた場合には可視光での発光を有さ
ないため、バ−コ−ドの存在により物品の外観を損ねる
ことなく、またマ−ク上の汚れにもさほど影響されず、
マ−クを検出することが可能であるが、これらの赤外蛍
光体は赤外領域の波長に吸収および発光する赤外蛍光染
料からなるため、被マ−ク物が例えば和紙のようなイン
クを吸収しやすいものである場合に、この染料をインク
化し、インクジェットプリンタ−等で印刷すると、フェ
ザ−リング現象と呼ばれるインクの滲みが発生し、これ
により読み取り率が低下し、誤操作することがある。さ
らに、バ−コ−ドの記録は高密度化する傾向にあるが、
この場合バ−コ−ドの間隔が狭くなるため、この現象は
致命的な欠点となり、実用上問題がある。
【0007】また、これら従来のインクは染料本来の性
質である被マ−ク物を染色する性質を持っているため、
被マ−ク物が赤外光を吸収するもの、たとえば、黒い場
合に読みとることが困難となり、さらに、このインクに
使用する有機染料は耐光性および耐水性が悪く、形成さ
れたマ−クが解読できなくなるという問題がある。
【0008】また、赤外蛍光体として、ネオジム、イッ
トリウムなどを含有する無機化合物を用いた例もある
(米国特許公報4202491号、特公昭54−223
26号、特開昭53−9607号等)が、これらの無機
蛍光体は赤外光を発光する立ち上がり速度が遅いため、
バ−コ−ド等のマ−クを高速で読み取る場合に、隣接す
るマ−クと出力が重なりマ−クの判別ができないという
問題がある。
【0009】この発明はかかる現状に鑑み種々検討を行
った結果なされたもので、滲みが生ぜず、分散安定性、
耐光性および耐水性に優れた蛍光インク組成物を提供
し、インクジェットプリンタ−などのプリント機器を用
いて蛍光マ−クを形成する場合、滲みがなくて、耐光性
および耐水性に優れた高濃度の蛍光マ−クが得られるよ
うにしたものである。
【0010】また、赤外光を吸収する被マ−ク物の上に
赤外蛍光マ−クを設けた場合でも良好な読み取りがで
き、被マ−ク物の限定をされることなく、バ−コ−ドの
高密度化に適した赤外蛍光マ−クが得られるようにした
ものである。
【0011】さらに、沈降がなくて保存安定性がよく、
インクの凝集がなくて乾燥固化した場合においても再分
散性に優れた実用上問題のないインク組成物を提供しよ
うとするものである。
【0012】
【課題を解決するための手段】この発明の蛍光インク組
成物は、表面に樹脂成分を有する水分散性コロイダルシ
リカを含み、可視光領域で蛍光を示す。また、表面に樹
脂成分を有する水分散性コロイダルシリカを含み、波長
700nm以上の赤外光を吸収するとともに赤外領域に
発光を示す。
【0013】また、この発明の蛍光マ−クは、表面に樹
脂成分を有する水分散性コロイダルシリカを含み、可視
光領域で蛍光を示す。また、表面に樹脂成分を有する水
分散性コロイダルシリカを含み、波長700nm以上の
赤外光を吸収するとともに赤外領域に発光を示し、さら
に赤外光を照射したときの発光最大出力の10〜90%
の立ち上がり時間が10μsec以内となるようにして
いる。
【0014】
【発明の実施の形態】この発明の蛍光インク組成物は、
表面に樹脂成分を有する水分散性コロイダルシリカを含
むため、インク溶液中でシリカ粒子が沈殿を生ぜず、イ
ンクジェットプリンタ−のようなジェット式ヘッドにお
いても良好な印字特性が得られる。
【0015】また、この発明の蛍光インク組成物は、蛍
光染料とともに表面に樹脂成分を有する水分散性コロイ
ダルシリカを含むため、蛍光染料が水分散性コロイダル
シリカの表面の樹脂成分と結合し、シリカ粒子と染料が
分離することなく、分散安定性に優れたインク組成物を
得ることができる。
【0016】さらに、この発明の蛍光インク組成物は、
水分散性コロイダルシリカを含むため、ケトン溶剤のよ
うな有機溶媒系においても、シリカ粒子表面の樹脂成分
が溶液中に一部溶解し、この溶解した樹脂成分と蛍光染
料が結合することにより、印画した場合にでも染料がイ
ンク媒質と分離することなく、良好な印字特性を得るこ
とができる。
【0017】また、インクジェットプリンタ−用に用い
る場合には、インクの再分散性が要求されるため、イン
ク組成物が造膜しないことが必要とされるが、この発明
のインク組成物では、表面に樹脂成分を有する水分散性
コロイダルシリカを含むため、分散性に優れ、従来の染
料のみの場合と同様の溶剤とのぬれ性を確保することが
できる。
【0018】なお、この発明の表面に樹脂成分を有する
水分散性コロイダルシリカは、粒子径が大きくなるほど
隠蔽性が向上するため、粒子径が大きければ大きいほど
画像がより鮮明となり好ましいが、生産性、汎用性の点
から粒子径は5nm以上1μm以下であることが好まし
い。
【0019】このような表面に樹脂成分を有する水分散
性コロイダルシリカは、シリカの粒子表面にアクリル
酸、メタクリル酸、クロトン酸等を被着させたものなど
が好適なものとして使用され、具体例としては、日本触
媒社製;アクリル変性シリカゾルなどが挙げられる。
【0020】このような表面に樹脂成分を有する水分散
性コロイダルシリカは、蛍光染料および/または白色蛍
光増白剤とともに使用すると、表面に樹脂成分を有する
水分散性コロイダルシリカを含み、可視光領域で蛍光を
示すインク組成物が得られ、分散安定性に優れるととも
に滲みが生ぜず、耐光性および耐水性に優れた蛍光イン
ク組成物が得られる。
【0021】また、表面に樹脂成分を有する水分散性コ
ロイダルシリカに、蛍光染料および/または白色蛍光増
白剤を混合すると、有色の蛍光染料が表面に樹脂成分を
有する水分散性コロイダルシリカに吸着され、蛍光染料
および/または白色蛍光増白剤の性質をそのまま持続し
た蛍光有機顔料が得られ、このような蛍光有機顔料を使
用して、蛍光インク組成物が得られる。このような蛍光
有機顔料を使用した蛍光インク組成物は、顔料としての
性質を有し、蛍光染料とは違って、紙などにマ−クを形
成するときなどに使用しても滲みが生ぜず、分散安定
性、耐光性、耐水性、発色性に優れ、さらに顔料である
ため隠蔽性を付与することができ、印刷時の下地の影響
を受けにくくすることができる。
【0022】このように表面に樹脂成分を有する水分散
性コロイダルシリカから蛍光有機顔料を得るため使用す
る蛍光染料としては、いかなる構造のものでも使用で
き、たとえば、酸性染料、直接染料、カチオン染料、媒
染染料、酸性媒染染料、分散染料、反応性染料、酸化染
料などが好ましく使用される。また、白色蛍光増白剤も
単独でまたはこれらの蛍光染料とともに好ましく使用さ
れる。
【0023】蛍光染料の具体例としては、カラ−インデ
ックスナンバ−(C・I)で示されるACID YEL
LOW3、ACID YELLOW7、ACID RE
D52、ACID RED77、ACID RED8
7、ACID RED92、ACID BLUE9、B
ACIC YELLOW1、BACIC YELLOW
40、BACIC RED1、BACIC RED1
3、BACIC VIOLET7、BACIC VIO
LET10、BACIC ORANGE22、BACI
C BLUE7、BACIC GREEN1、DISP
ERSE YELLOW121、DISPERSE Y
ELLOW82、DISPERSE ORANGE1
1、DISPERSE RED58、DISPERSE
BLUE7、DIRECT YELLOW85、DI
RECT ORANGE8、DIRECT RED9、
DIRECT BLUE22、DIRECT GREE
N6、FLUORESCENT BRIGHTENIN
G AGENT55、FLUORESCENT BRI
GHTENING WHITEX WS52、FLUO
RESCENT162、FLUORESCENT11
2、SOLVENT YELLOW44、SOLVEN
T RED49、SOLVENT BLUE5、SOL
VENT PINK、SOLVENT GREEN7、
PIGMENT BLUE15、PIGMENT GR
EEN7、PIGMENT RED53、PIGMEN
T RED57、PIGMENT YELLOW1など
が挙げられる。
【0024】また、白色蛍光増白剤の具体例としては、
Fluoresent Brightening Ag
ent85,86,22,174,166,90,13
4,84,24,87,175,176,169,,1
67,173,14,32,30,177,153,1
68,37,104,45,55,52,54,56,
171,170,135,162,163,164,1
12,121,172,91などが挙げられる。
【0025】蛍光有機顔料を得るとき、表面に樹脂成分
を有する水分散性コロイダルシリカと、吸着される蛍光
染料および/または白色蛍光増白剤の含有割合は、表面
に樹脂成分を有する水分散性コロイダルシリカに対して
0.001〜10重量%の範囲内であることが好ましく、
これより少なければ充分な色彩が得られず、また、多す
ぎても充分な色彩が得られない。
【0026】また、表面に樹脂成分を有する水分散性コ
ロイダルシリカを、700nm以上の赤外波長領域に蛍
光を示す有機染料および/または白色蛍光増白剤ととも
に使用すると、表面に樹脂成分を有する水分散性コロイ
ダルシリカを含み、700nm以上の赤外波長を吸収す
るとともに赤外領域に発光を示すインク組成物が得ら
れ、分散安定性に優れるとともに滲みが生ぜず、耐光性
および耐水性に優れた蛍光インク組成物が得られる。
【0027】さらに、表面に樹脂成分を有する水分散性
コロイダルシリカに、700nm以上の赤外波長領域に
蛍光を示す有機染料および/または白色蛍光増白剤を混
合すると、赤外波長領域に蛍光を示す有機染料および/
または白色蛍光増白剤が、表面に樹脂成分を有する水分
散性コロイダルシリカに吸着され、赤外波長領域に蛍光
を示す有機染料および/または白色蛍光増白剤の性質を
そのまま持続した赤外蛍光有機顔料が得られ、このよう
な赤外蛍光有機顔料を使用して、赤外蛍光インク組成物
が得られる。このような赤外蛍光有機顔料を使用した蛍
光インク組成物は、顔料としての性質を有し、蛍光染料
とは違って、紙などにマ−クを形成するときなどに使用
しても滲みが生ぜず、分散安定性、耐光性、耐水性、発
色性に優れ、さらに顔料であるため隠蔽性を付与するこ
とができ、印刷時の下地の影響を受けにくくすることが
できる。
【0028】700nm以上の赤外波長領域に蛍光を示
す有機染料としては、いかなる構造のものでも使用で
き、たとえば、ポリメチン系色素、アントラキノン系色
素、ジチオ−ル金属塩系色素、フタロシアニン系色素、
インドフェノ−ル系色素、シアミン系、スチリル系、ア
ミニウム系色素、ジイモニウム系色素、アゾ系色素など
が好ましく用いられる。また、白色蛍光増白剤として
は、前記の蛍光インク組成物に使用されるものと同じも
のが好ましく用いられ、さらに有色染料を混合しても良
い。
【0029】ポリメチン系色素の具体例としては、コダ
ックラボラトリ−ズケミカル社製;IR−140、日本
化薬社製IR−820Bなどが挙げられ、また、シアニ
ン系色素の具体例としては、日本感光色素社製NK−1
144、NK−123、NK−78などが挙げられる。
また、白色蛍光増白剤の具体例としては、日本化薬社
製;ミカホワイトACR、Kayapor3BSなどが
挙げられる。
【0030】赤外蛍光有機顔料を得るとき、表面に樹脂
成分を有する水分散性コロイダルシリカに吸着される7
00nm以上の赤外波長領域に蛍光を示す有機染料およ
び/または白色蛍光増白剤の含有割合は、表面に樹脂成
分を有する水分散性コロイダルシリカに対して0.001
〜10重量%の範囲内であることが好ましく、これより
少なければ充分な色彩および蛍光作用が得られない。ま
た、多すぎても色が濃くなりすぎ充分な色彩が得られ
ず、濃度消光を起こして蛍光作用が得られない。
【0031】このように、表面に樹脂成分を有する水分
散性コロイダルシリカを、蛍光染料および/または白色
蛍光増白剤とともに併用するか、あるいは表面に樹脂成
分を有する水分散性コロイダルシリカに、蛍光染料およ
び/または白色蛍光増白剤を吸着した蛍光有機顔料を使
用したインク組成物、および表面に樹脂成分を有する水
分散性コロイダルシリカを、700nm以上の赤外波長
領域に吸収を持つ有機染料および/または白色蛍光増白
剤とともに併用するか、あるいは表面に樹脂成分を有す
る水分散性コロイダルシリカに、700nm以上の赤外
波長領域に吸収を持つ有機染料および/または白色蛍光
増白剤を吸着させた赤外蛍光有機顔料を使用したインク
組成物は、これら表面に樹脂成分を有する水分散性コロ
イダルシリカと蛍光染料および/または白色蛍光増白剤
あるいは蛍光有機顔料、また表面に樹脂成分を有する水
分散性コロイダルシリカと700nm以上の赤外波長領
域に吸収を持つ有機染料および/または白色蛍光増白剤
あるいは赤外蛍光有機顔料を、結合剤樹脂および必要な
場合溶剤とともに混合分散して調製される。
【0032】ここで、結合剤樹脂としては、従来一般に
使用されるものがいずれも使用され、たとえば、ポリビ
ニルアルコ−ル、アクリル樹脂、ポリエチレンオキサイ
ド、デンプン、ナフタレンスルホン酸塩のホルマリン縮
合物、カルボキシメチルセルロ−スなどが使用される。
【0033】また、必要に応じて使用される溶剤として
は、水、アルコ−ルのようなプロトン性溶媒の他、ケト
ン、エステル等の非プロトン性溶媒などが単独でもしく
は混合して使用される。
【0034】このようにして調製される蛍光インク組成
物および赤外蛍光インク組成物は、インクジェットプリ
ンタ−用、スクリ−ン印刷、オフセット印刷、グラビア
印刷、凸版印刷、タンポン印刷用等種々の印刷方式に使
用され、種々の印刷方式に適用する場合に応じて、分散
剤、消泡剤、界面活性剤、保湿剤、酸化防止剤、防黴剤
および電導性付与剤などが使用される。
【0035】このような、蛍光インク組成物および赤外
蛍光インク組成物で形成される蛍光マ−クは、可視光領
域で蛍光を示すか、あるいは波長700nm以上の赤外
光を吸収するとともに赤外領域に発光を示し、特に波長
700nm以上の赤外光を吸収しかつ赤外領域に発光を
示す赤外蛍光マ−クは、可視領域の吸収、発光がないた
め、物品の外観を損ねることがなく、被マ−ク物の材
質、形状等、さらにはマ−ク上の汚れに影響されること
のない赤外蛍光マ−クを形成することが可能となる。
【0036】ここで、この発明のインク組成物からなる
700nm以上の赤外波長領域に蛍光を示すマ−クを、
波長700nm以上の赤外光の反射率が50%以上の白
色の被マ−ク物に付するとき、被マ−ク物の反射出力
(標準白、標準色紙研究所製:標準白No.18)をC0
とし、赤外蛍光マ−クに赤外光を照射して測定したとき
の出力をC1 とすると、C0 /C1 の比が4%以下であ
ることが好ましく、C0/C1 の比が4%以下の場合、
読み取り操作をしても、誤操作しない読み取り率を確保
することができる。
【0037】また、赤外蛍光マ−クを波長700nm以
上の赤外光の反射率が10%以下の黒色の被マ−ク物に
付するときは、この赤外蛍光マ−クに赤外光を照射して
測定したときの出力をC2 とすると、このC2 と前記の
赤外蛍光マ−クに赤外光を照射して測定したときの出力
1 との比C2 /C1 が5%以上であることが好まし
く、C2 /C1 が5%以上であると、標準白上で赤外蛍
光体を検知して赤外蛍光マ−クを誤操作することなく読
み取ることができると同時に、黒色の被マ−ク物上にあ
っても、赤外蛍光マ−クを問題なく読み取ることができ
る。
【0038】一方、単に標準白上での出力比C0 /C1
を4%以下とした場合には問題なく700nm以上の赤
外波長領域に蛍光を示すマ−クをを検知することができ
ても、下地が着色されている場合、例えば黒色、特にカ
−ボンブラックの入った被マ−ク物上に赤外蛍光体のマ
−クを設けた場合は、充分な出力を得ることができず、
読みとりエラ−となって誤操作する。このため、C0
1 が4%以下でかつC2 /C1 は5%以上必要とな
る。
【0039】また、被マ−ク物上に付した赤外蛍光マ−
クを高速読み取りで行う場合は、赤外蛍光マ−クからの
応答速度の高速化が必要とされるが、この発明の赤外蛍
光マ−クを用いた場合には、最大出力の10〜90%の
立ち上がり時間が10μsec以内とすることが可能で
あり、4m/sec以上の高速読み取り時でも十分な励
起光を得ることができる。
【0040】このようにして形成される赤外蛍光マ−ク
は、マ−ク上の汚れやインクの滲みの影響を受けにくく
することができるとともに、被マ−ク物の下地の影響を
受けにくくすることができ、従って、被マ−ク物の限定
をされることなく、さらに赤外吸収を有する被マ−ク物
の上に赤外蛍光マ−クを設けた場合でも良好な読み取り
ができ、バ−コ−ドの高密度化に適した赤外蛍光マ−ク
が得られる。
【0041】このようにして得られるこの発明の赤外波
長領域に蛍光を示すマ−クと組み合わせて使用できるリ
−ダ−としては、赤外光を照射し、赤外蛍光を検出でき
る機能を有するリ−ダ−であれば特に問題なく使用する
ことができ、たとえば、図1に示すリ−ダ−が使用され
る。
【0042】以下、図1に示すリ−ダ−について説明す
ると、図1に示すリ−ダ−は、リ−ダ−光学系と読み取
り回路とから構成され、リ−ダ−光学系は、半導体レ−
ザ駆動回路1と、半導体レ−ザ2と、レンズ3と、全反
射ミラ−4と、平凸レンズ5,6と、スリット7と、フ
ィルタ8と、フォトダイオ−ド9とから構成されてい
る。
【0043】そして、前記半導体レ−ザ2から照射され
た励起光10は、レンズ3で直径1mmに集束され、ミ
ラ−4の中央に開設された透孔41を通り、レンズ5を
介して赤外蛍光マ−ク担持体11の平面に対して垂直に
照射される。このとき、励起光10を集束しないでミラ
−4側に照射すると、励起光10の一部が前記透光41
の外周部によってカットされ、そのため赤外蛍光マ−ク
側に到達する励起光10の光量(励起エネルギ−)が実
質的に減少し、結果的に発光出力が小さくなるから、励
起光10の集束径を前記透光41の直径以下に規制する
必要がある。
【0044】赤外蛍光マ−ク12は、赤外蛍光マ−ク担
持体11上を高速で搬送され、この赤外蛍光マ−ク12
に励起光10が照射され、赤外蛍光体が励起されて、蛍
光が第1平凸レンズ5で受光される。受光された光はミ
ラ−4で反射されて、第2平凸レンズ6で集束され、ス
リット部材7ならびにフィルタ8を透過して、フォトダ
イオ−ド9で受光される。
【0045】読み取り回路は、増幅回路とフィルタ回路
を備えた検出回路13と、二値化処理回路14と、デコ
−ド回路15と、シリアルインタ−フェ−ス16と、デ
−タ処理用のパソコン17とから構成されている。
【0046】
【実施例】次に、この発明の実施例について説明する。
なお、この発明はこれら実施例に限定されるものでない
ことはいうまでもない。 実施例1 アクリル変性シリカゾル分散液(日本触媒社製;アクリ
ル変性シリカゾル、固形分20重量%、粒子径40n
m)100重量部に対して、ロ−ダミンB(住友化学社
製)0.3重量部をエタノ−ル6重量部に溶解した溶液を
添加し、攪拌、混合して、桃色の蛍光有機顔料を得た。
これに、ジョンクリル61(ジョンソンポリマ−社製;
アクリル−スチレン樹脂、固形分30重量%)を10重
量部、水を20重量部添加し、ボ−ルミルで3時間混合
分散したのち、1ミクロンのフィルタ−を通してインク
組成物を調製した。そして、このようにして得られたイ
ンク組成物を用いて、インクジェットプリンタ−で紙上
に印字した。
【0047】実施例2 アクリル変性シリカゾル分散液(日本触媒社製;アクリ
ル変性シリカゾル、固形分20重量%、粒子径30n
m)100重量部に対して、IR−820(日本化薬社
製;ポリメチン系色素、吸収波長のピ−ク:820n
m、発光波長のピ−ク:900nm)0.1重量部をアセ
トン8重量部に溶解させた溶液を攪拌しながら添加し、
赤外蛍光有機顔料を得た。これに、ジョンクリル61
(ジョンソンポリマ−社製;アクリル−スチレン樹脂、
固形分30重量%)を10重量部、水を15重量部添加
し、ボ−ルミルで3時間混合分散してインク組成物を調
製した。このようにして得られたインク組成物をインク
ジェットプリンタ−を用いて800nmの赤外光の反射
率が70%の部分と5%の部分に分けた1つの和紙にバ
−コ−ド印刷した。
【0048】実施例3 アクリル変性シリカゾル分散液(日本触媒社製;アクリ
ル変性シリカゾル、固形分20重量%、粒子径30n
m)100重量部に対して、IR−140(コダックラ
ボラトリ−ズケミカルズ社製;ポリメチン系色素、吸収
波長のピ−ク:826nm、発光波長のピ−ク:870
nm)0.1重量部をジメチルスルホキシド5重量部に溶
解させた溶液を、攪拌しながら添加し、赤外蛍光有機顔
料を得た。これに、ジョンクリル61(ジョンソンポリ
マ−社製;アクリル−スチレン樹脂、固形分30重量
%)を10重量部、水を15重量部添加し、ボ−ルミル
で3時間分散してインク組成物を調製した。このように
して得られたインク組成物を、インクジェットプリンタ
−を用いて800nmの赤外光の反射率が60%の部分
と3%の部分に分けた1つの和紙にバ−コ−ド印刷し
た。
【0049】比較例1 ロ−ダミンB(住友化学社製)1重量部、水100重量
部、グリセリン7重量部、エチレングリコ−ル3重量部
を攪拌混合し、1ミクロンのフィルタ−を通してインク
組成物を調製した。そして、このようにして得られたイ
ンク組成物を用いて、インクジェットプリンタ−で紙上
に印字した。
【0050】比較例2 IR820B(日本化薬社製;ポリメチン系色素、吸収
波長のピ−ク:820nm、発光波長のピ−ク:900
nm)0.15重量部をアセトン5重量部に溶解させた溶
液を、ジョンクリル61(ジョンソンポリマ−社製;ア
クリル−スチレン樹脂、固形分30重量%)30重量部
と水90重量部とを混合した溶液に混合しながら添加
し、インク組成物を調製した。このようにして得られた
インク組成物を、インクジェットプリンタ−を用いて8
00nmの赤外光の反射率が70%の部分と5%の部分
に分けた1つの和紙にバ−コ−ド印刷した。
【0051】比較例3 IR140(コダックラボラトリ−ズケミカルズ社製;
ポリメチン系色素、吸収波長のピ−ク:826nm、発
光波長のピ−ク:870nm)0.05重量部をジメチル
スルホキシド5重量部に溶解させた溶液を、ジョンクリ
ル61(ジョンソンポリマ−社製;アクリルースチレン
樹脂、固形分30重量%)30重量部と、水90重量部
とを混合した溶液に混合しながら添加し、インク組成物
を調製した。このようにして得られたインク組成物を、
インクジェットプリンタ−を用いて800nmの赤外光
の反射率が60%の部分と3%の部分に分けた1つの和
紙にバ−コ−ド印刷した。
【0052】比較例4 無機蛍光体LiNd0.5 Yb0.5 4 128重量部と、
ジョンクリル61(ジョンソンポリマ−社製;アクリル
ースチレン樹脂、固形分30重量%)6重量部と、水4
0重量部とをボ−ルミルで分散し、インク組成物を調製
した。このようにして得られたインク組成物を、インク
ジェットプリンタ−を用いて800nmの赤外光の反射
率が70%の部分と5%の部分に分けた1つの和紙にバ
−コ−ド印刷した。
【0053】実施例1および比較例1で得られたインク
組成物および印刷物について、貯蔵安定性、耐光性、滲
み性、再溶解性および転写特性を下記の方法で試験し
た。なお、本実施例および比較例ではインクジェットプ
リンタ−として、日立製作所社製インクジェットプリン
タ−;GX−PA(ノズル口径:80μm)を用いて、
印字を行った。
【0054】<貯蔵安定性>各インク組成物を、50℃
の恒温槽中に100時間保存して、蛍光顔料の沈降を調
べ、沈降がない場合を(○)、沈降がある場合を(×)
として評価した。
【0055】<耐光性>各印刷物をフェ−ドメ−タ−で
1時間照射し、変色を目視で観察して、変色のないもの
を(○)、変色のある場合を(×)として評価した。
【0056】<滲み性>各印刷物の印字面の滲みを観察
し、滲みがない場合を(○)、滲みがある場合を(×)
として評価した。
【0057】<再溶解性>各インク組成物をPETフィ
ルム上に滴下し、24時間温室で乾燥固化させて、これ
にpH11のアルカリ水を滴下し、再分散するものを
(○)、再分散しないものを(×)として評価した。
【0058】<転写特性>各印刷物を20枚重ね、これ
に5kgの加重をかけ、30℃の恒温槽に600時間保
存し、転写しないものを(○)、転写するものを(×)
とした。下記表1はその結果である。
【0059】
【0060】また、実施例2、3および比較例2、3で
得られた印刷物の印刷面の発光スペクトルをユニソク製
スペクトル測定装置を用いて測定した。図2ないし図3
はその結果を示したものであり、図2は実施例2および
比較例2で得られた印刷物の印刷面の発光スペクトルを
示し、図3は実施例3および比較例3で得られた印刷物
の印刷面の発光スペクトルを示す。この図2ないし図3
から明らかなように、原料として使用した赤外蛍光染料
から十nm程度長波長側にシフトしているが、もとの赤
外蛍光染料の性質を保持していることがわかる。
【0061】次に、実施例2〜3および比較例2〜4で
得られた和紙のバ−コ−ド印刷について、下地の反射出
力およびバ−コ−ドの赤外蛍光マ−クの出力を図1に示
す検出器で4m/secの高速読みとりの条件で測定し
た。この測定において、反射率50%のところでの反射
出力をC0 とし、また、反射率50%のところでの赤外
蛍光マ−クの出力をC1 とし、反射率10%の部分の赤
外蛍光マ−クの出力をC2 としたときのC0 とC1 の比
率、およびC2 とC1 の比率を測定した。
【0062】また、各バ−コ−ドの読みとりを100個
の試料について行い、読みとり率が95%以上の場合を
(〇)、95%未満の場合を(×)として評価した。さ
らに、印字物を目視で観察し、滲んでいる場合を
(×)、滲んでいない場合を(〇)として評価した。ま
た、印字物を5000ルックスの蛍光灯のもとで100
時間保存した後の出力を測定して、出力の維持率を調
べ、出力の維持率が70%以上の場合を(○)、70%
未満の場合を(×)として耐光性を評価した。下記表2
はその結果である。
【0063】
【0064】
【発明の効果】上記表1から明らかなように、実施例1
で得られた蛍光有機顔料を使用したインク組成物は、分
散安定性がよく、また、実施例1で得られた蛍光有機顔
料を使用したインク組成物で印字されたものは、いずれ
も比較例1の蛍光染料を使用したインク組成物で印字お
よび印刷されたものに比し、滲みがなく、耐光性および
耐水性が良好で、この発明によれば、滲みがなく、分散
安定性、耐光性および耐水が性に優れた蛍光インク組成
物が得られることがわかる。
【0065】また、上記表2から明らかなように、この
発明で和紙に印刷されたバ−コ−ドからなる赤外蛍光マ
−ク(実施例2および3)は、従来の和紙に印刷された
バ−コ−ドからなる赤外蛍光マ−ク(比較例2ないし
4)に比し、滲みがなくて、読み取り率がよく、このこ
とからこの発明による赤外蛍光マ−クは、マ−ク上の汚
れやインクの滲みの影響を受けにくく、また被マ−ク物
の下地の影響を受けにくくて、被マ−ク物を選ばない安
定した高濃度の赤外蛍光マ−クであることがわかる。
【0066】さらに、この発明で和紙に印刷されたバ−
コ−ドからなる赤外蛍光マ−ク(実施例2および3)
は、比較例4の無機蛍光体からなる赤外蛍光マ−クに比
し、高速読み取りにおいても、誤操作を起こすことなく
良好な読み取りが可能であり、さらに、保存性が良好で
あることがわかる。
【図面の簡単な説明】
【図1】赤外蛍光を検出するリ−ダ−の一例を示す概略
説明図である。
【図2】実施例2および比較例2で得られた印刷物の印
刷面の発光スペクトルである。
【図3】実施例3および比較例3で得られた印刷物の印
刷面の発光スペクトルである。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 表面に樹脂成分を有する水分散性コロイ
    ダルシリカを含み、可視光領域で蛍光を示す蛍光インク
    組成物
  2. 【請求項2】 表面に樹脂成分を有する水分散性コロイ
    ダルシリカを含み、波長700nm以上の赤外光を吸収
    し、赤外領域に発光を示す赤外蛍光インク組成物
  3. 【請求項3】 表面に樹脂成分を有する水分散性コロイ
    ダルシリカを含み、可視光領域で蛍光を示す蛍光マ−ク
  4. 【請求項4】 表面に樹脂成分を有する水分散性コロイ
    ダルシリカを含み、波長700nm以上の赤外光を吸収
    し、赤外領域に発光を示す赤外蛍光マ−ク
  5. 【請求項5】 赤外蛍光マ−クに赤外光を照射したとき
    の発光最大出力の10〜90%の立ち上がり時間が10
    μsec以内である請求項4記載の赤外蛍光マ−ク
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8735852B2 (en) 2012-04-16 2014-05-27 International Business Machines Corporation Matrix-incorporated fluorescent silica for anti-counterfeiting
WO2017170231A1 (ja) * 2016-03-30 2017-10-05 セイコーエプソン株式会社 液滴吐出用インク、インクセット、インクカートリッジ、液滴吐出装置および記録物
WO2022009930A1 (ja) * 2020-07-10 2022-01-13 国立大学法人北海道大学 発光材料、発光インク、発光体及び発光デバイス

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