JPH09240799A - 給油装置 - Google Patents
給油装置Info
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- JPH09240799A JPH09240799A JP8210896A JP8210896A JPH09240799A JP H09240799 A JPH09240799 A JP H09240799A JP 8210896 A JP8210896 A JP 8210896A JP 8210896 A JP8210896 A JP 8210896A JP H09240799 A JPH09240799 A JP H09240799A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 複数の計量機に共用でき、ベーパの回収効率
が高く、そしてコストの低い給油装置を提供する。 【解決手段】 貯油タンク5内の油を圧送するポンプ8
の吐出管に流量計10を接続し、該流量計の吐出管に先
端に給油ノズル11を設けた給油ホース12を接続した
給油系統と、前記給油ノズルにベーパコレクタ16を設
け、該ベーパコレクタに接続されたベーパホース17を
ベーパ戻り管18に接続したベーパリカバリ系統とを有
する計量機の複数より構成された給油装置において、前
記ベーパ戻り管は計量機に共用のブロワ19の流入管2
0に接続され、各ベーパー戻り管の途中には流量制御弁
22が設けられ、ブロワに接続された全計量機の各々の
瞬間流量に基づいて流量制御弁の開閉量を制御する弁制
御手段33が設けられている。
が高く、そしてコストの低い給油装置を提供する。 【解決手段】 貯油タンク5内の油を圧送するポンプ8
の吐出管に流量計10を接続し、該流量計の吐出管に先
端に給油ノズル11を設けた給油ホース12を接続した
給油系統と、前記給油ノズルにベーパコレクタ16を設
け、該ベーパコレクタに接続されたベーパホース17を
ベーパ戻り管18に接続したベーパリカバリ系統とを有
する計量機の複数より構成された給油装置において、前
記ベーパ戻り管は計量機に共用のブロワ19の流入管2
0に接続され、各ベーパー戻り管の途中には流量制御弁
22が設けられ、ブロワに接続された全計量機の各々の
瞬間流量に基づいて流量制御弁の開閉量を制御する弁制
御手段33が設けられている。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動車の燃料タン
クへガソリンのような燃料油を供給する給油装置で、特
に給油系統とベーパリカバリ系統を有する計量機の複数
より構成された給油装置の改良に関するものである。
クへガソリンのような燃料油を供給する給油装置で、特
に給油系統とベーパリカバリ系統を有する計量機の複数
より構成された給油装置の改良に関するものである。
【0002】
【従来の技術】自動車の燃料タンクへガソリンのような
燃料油を供給する計量機を複数設け、各計量機のベーパ
リカバリ系統を一つのブロワに接続した給油装置は、特
開昭62ー135190号として知られている。この給
油装置では、各計量機のベーパ戻り管は共用のブロワの
流入管に接続され、各ベーパ戻り管の途中に弁が設けら
れ、計量機のスイッチに連動して弁を開くようになって
いる。このように、給油中は常に弁は全開となっている
ので、瞬間流量が少ないときは大量の大気を吸い込み、
ベーパ処理装置の効率が低下する不都合がある。
燃料油を供給する計量機を複数設け、各計量機のベーパ
リカバリ系統を一つのブロワに接続した給油装置は、特
開昭62ー135190号として知られている。この給
油装置では、各計量機のベーパ戻り管は共用のブロワの
流入管に接続され、各ベーパ戻り管の途中に弁が設けら
れ、計量機のスイッチに連動して弁を開くようになって
いる。このように、給油中は常に弁は全開となっている
ので、瞬間流量が少ないときは大量の大気を吸い込み、
ベーパ処理装置の効率が低下する不都合がある。
【0003】この不都合を解消するために、ベーパ戻り
管の途中に流量制御弁を設け、この流量制御弁の開閉量
を瞬間流量に応じて可変としたものを、本出願人は平成
7年11月15日に出願したが、このものは計量機毎に
ブロワが設けられているので、コストが嵩む不都合があ
る。
管の途中に流量制御弁を設け、この流量制御弁の開閉量
を瞬間流量に応じて可変としたものを、本出願人は平成
7年11月15日に出願したが、このものは計量機毎に
ブロワが設けられているので、コストが嵩む不都合があ
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】そこで本発明は、複数
の計量機に共用でき、ベーパの回収効率が高く、そして
コストの低い給油装置を提供することである。
の計量機に共用でき、ベーパの回収効率が高く、そして
コストの低い給油装置を提供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、貯油タンク内の油を圧送するポンプの吐
出管に流量計を接続し、該流量計の吐出管に先端に給油
ノズルを設けた給油ホースを接続した給油系統と、前記
給油ノズルにベーパコレクタを設け、該ベーパコレクタ
に接続されたベーパホースをベーパ戻り管に接続したベ
ーパリカバリ系統とを有する計量機の複数より構成され
た給油装置において、前記ベーパ戻り管は計量機に共用
のブロワの流入管に接続され、各ベーパ戻り管の途中に
は流量制御弁が設けられ、ブロワに接続されている全計
量機の各々の瞬間流量に基づいて流量制御弁の開閉量を
制御する弁制御手段が設けられている。
に、本発明は、貯油タンク内の油を圧送するポンプの吐
出管に流量計を接続し、該流量計の吐出管に先端に給油
ノズルを設けた給油ホースを接続した給油系統と、前記
給油ノズルにベーパコレクタを設け、該ベーパコレクタ
に接続されたベーパホースをベーパ戻り管に接続したベ
ーパリカバリ系統とを有する計量機の複数より構成され
た給油装置において、前記ベーパ戻り管は計量機に共用
のブロワの流入管に接続され、各ベーパ戻り管の途中に
は流量制御弁が設けられ、ブロワに接続されている全計
量機の各々の瞬間流量に基づいて流量制御弁の開閉量を
制御する弁制御手段が設けられている。
【0006】そして、前記弁制御手段は、各計量機の流
量計に設けられた流量パルス発信器からの流量信号より
瞬間流量を演算する演算手段と、各計量機の瞬間流量に
対する各流量制御弁の開閉量データを記憶した記憶手段
と、前記演算手段で演算された瞬間流量と前記記憶手段
に記憶されている開閉量データとより各弁の開閉量を判
断する判断手段と、該判断手段の判断に基づいて前記流
量制御弁に開閉信号を出力する出力手段とを具備してい
るので、大量の大気を吸引してベーパ処理装置の効率を
低下することがない。
量計に設けられた流量パルス発信器からの流量信号より
瞬間流量を演算する演算手段と、各計量機の瞬間流量に
対する各流量制御弁の開閉量データを記憶した記憶手段
と、前記演算手段で演算された瞬間流量と前記記憶手段
に記憶されている開閉量データとより各弁の開閉量を判
断する判断手段と、該判断手段の判断に基づいて前記流
量制御弁に開閉信号を出力する出力手段とを具備してい
るので、大量の大気を吸引してベーパ処理装置の効率を
低下することがない。
【0007】また、前記各計量機からの給油開始信号に
基づいて前記ブロワに駆動信号を出力するブロワ制御手
段が設けられているので、いずれかの計量機が使用中の
ときだけブロワが駆動され、エネルギーの無駄がない。
基づいて前記ブロワに駆動信号を出力するブロワ制御手
段が設けられているので、いずれかの計量機が使用中の
ときだけブロワが駆動され、エネルギーの無駄がない。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を、給
油所のアイランド1上に設置される固定式の給油装置2
で、2台の計量機3A、3Bを一つのハウジング4内に
組み込んだ給油装置の例で説明する。
油所のアイランド1上に設置される固定式の給油装置2
で、2台の計量機3A、3Bを一つのハウジング4内に
組み込んだ給油装置の例で説明する。
【0009】図1に示すように、計量機3A、3Bの給
油系統は、地下に埋設された貯油タンク5A、5Bから
の給油管6A、6Bの途中に、モータ7A、7Bにより
駆動されるポンプ8A、8Bと、流量パルス発信器9
A、9Bを設けた流量計10A、10Bが介装され、給
油管6A、6Bには先端に給油ノズル11A、11Bを
有する給油ホース12A、12Bが接続されている。給
油ノズル11A、11Bを掛けるノズル掛け13A、1
3Bには、給油ノズルの掛け外しに連動して給油開始信
号を出力するスイッチ14A、14Bが設けられてい
る。そしてスイッチ14A、14Bからの給油開始信号
及び流量パルス発信器9A、9Bからの流量パルス信号
は制御装置30に入力され、制御装置30からの駆動信
号によりモータ7A、7Bは駆動され、制御装置30か
らの表示信号により給油量は表示器15A、15Bに表
示されるようになっている。
油系統は、地下に埋設された貯油タンク5A、5Bから
の給油管6A、6Bの途中に、モータ7A、7Bにより
駆動されるポンプ8A、8Bと、流量パルス発信器9
A、9Bを設けた流量計10A、10Bが介装され、給
油管6A、6Bには先端に給油ノズル11A、11Bを
有する給油ホース12A、12Bが接続されている。給
油ノズル11A、11Bを掛けるノズル掛け13A、1
3Bには、給油ノズルの掛け外しに連動して給油開始信
号を出力するスイッチ14A、14Bが設けられてい
る。そしてスイッチ14A、14Bからの給油開始信号
及び流量パルス発信器9A、9Bからの流量パルス信号
は制御装置30に入力され、制御装置30からの駆動信
号によりモータ7A、7Bは駆動され、制御装置30か
らの表示信号により給油量は表示器15A、15Bに表
示されるようになっている。
【0010】計量機3A、3Bのベーパリカバリ系統
は、給油ノズル11A、11Bにベーパコレクタ16
A、16Bが設けられ、このベーパコレクタ16A、1
6Bに接続されたベーパホース17A、17Bはベーパ
戻り管18A、18Bを介してブロワ19の流入管20
に接続され、ブロワ19の流出管21は貯油タンク5A
に接続されている。そしてベーパ戻り管18A、18B
の途中には流量制御弁22A、22Bが介装され、制御
装置30からの開閉信号により、その開度が制御される
ようになっている。
は、給油ノズル11A、11Bにベーパコレクタ16
A、16Bが設けられ、このベーパコレクタ16A、1
6Bに接続されたベーパホース17A、17Bはベーパ
戻り管18A、18Bを介してブロワ19の流入管20
に接続され、ブロワ19の流出管21は貯油タンク5A
に接続されている。そしてベーパ戻り管18A、18B
の途中には流量制御弁22A、22Bが介装され、制御
装置30からの開閉信号により、その開度が制御される
ようになっている。
【0011】図2に示すように制御装置30は、計量機
制御手段31A、31Bとブロワ制御手段32と弁制御
手段33とを具備している。
制御手段31A、31Bとブロワ制御手段32と弁制御
手段33とを具備している。
【0012】計量機制御手段31A、31Bは、給油ノ
ズル11A、11Bがノズル掛け13A、13Bから外
されたときにスイッチ14A、14Bから出力される給
油開始信号を受けて、表示器15A、15Bに表示され
ていた前回の給油量を帰零し、ポンプ8A、8Bを駆動
するモータ7A、7Bに起動信号を出力し、給油中は流
量計10A、10Bの流量パルス発信器9A、9Bから
の流量パルスを計数し、計数値を表示器15A、15B
に表示し、給油ノズル11A、11Bをノズル掛け13
A、13Bに掛けたときにスイッチ14A、14Bから
出力される給油終了信号を受けて、モータ7A、7Bへ
の起動信号を停止する。
ズル11A、11Bがノズル掛け13A、13Bから外
されたときにスイッチ14A、14Bから出力される給
油開始信号を受けて、表示器15A、15Bに表示され
ていた前回の給油量を帰零し、ポンプ8A、8Bを駆動
するモータ7A、7Bに起動信号を出力し、給油中は流
量計10A、10Bの流量パルス発信器9A、9Bから
の流量パルスを計数し、計数値を表示器15A、15B
に表示し、給油ノズル11A、11Bをノズル掛け13
A、13Bに掛けたときにスイッチ14A、14Bから
出力される給油終了信号を受けて、モータ7A、7Bへ
の起動信号を停止する。
【0013】ブロワ制御手段32は給油ノズル11A、
1Bをノズル掛け13A13Bに掛けたときにスイッチ
14A、14Bから出力される給油開始信号を受けて、
ブロワ19への起動信号を出力し、給油ノズル11A、
11Bをノズル掛け13A、13Bに掛けたときにスイ
ッチ14A、14Bから出力される給油終了信号を受け
て、ブロワ19への起動信号を停止する。
1Bをノズル掛け13A13Bに掛けたときにスイッチ
14A、14Bから出力される給油開始信号を受けて、
ブロワ19への起動信号を出力し、給油ノズル11A、
11Bをノズル掛け13A、13Bに掛けたときにスイ
ッチ14A、14Bから出力される給油終了信号を受け
て、ブロワ19への起動信号を停止する。
【0014】弁制御手段33は流量パルス発信器9A、
9Bからの流量パルス信号を受けて瞬間流量を演算する
演算手段34A、34Bと、図6に一例として示すよう
な計量機3A、3Bの瞬間流量に対する流量制御弁22
A、22Bの開度のデータを記憶した記憶手段35と、
演算手段34A、34Bからの瞬間流量と記憶手段35
のデータに基づき流量制御弁22A、22Bに開閉信号
を出力する弁開閉量判断手段36とより構成されてい
る。
9Bからの流量パルス信号を受けて瞬間流量を演算する
演算手段34A、34Bと、図6に一例として示すよう
な計量機3A、3Bの瞬間流量に対する流量制御弁22
A、22Bの開度のデータを記憶した記憶手段35と、
演算手段34A、34Bからの瞬間流量と記憶手段35
のデータに基づき流量制御弁22A、22Bに開閉信号
を出力する弁開閉量判断手段36とより構成されてい
る。
【0015】図6において、例えば計量機3Aだけが使
用されて、吐出されている瞬間流量Qが0<Q≦10
(L/M)であるときは、流量制御弁22Aに10の開
弁信号を出力し、10<Q≦20(L/M)であるとき
は、流量制御弁22Aに20の開弁信号を出力し、20
<Q≦30(L/M)であるときは、流量制御弁22A
に30の開弁信号を出力し、30<Q(L/M)である
ときは、流量制御弁22Aに40の開弁信号を出力する
ように記憶されている。そして例えば計量機3A、3B
が共に使用されて、計量機3Aから吐出されている瞬間
流量Qが20<Q≦30(L/M)で、計量機3Bから
吐出されている瞬間流量Qが10<Q≦20(L/M)
であるときは、流量制御弁22Aに40の開弁信号を出
力し、流量制御弁22Bに35の開弁信号を出力するよ
うに記憶されている。
用されて、吐出されている瞬間流量Qが0<Q≦10
(L/M)であるときは、流量制御弁22Aに10の開
弁信号を出力し、10<Q≦20(L/M)であるとき
は、流量制御弁22Aに20の開弁信号を出力し、20
<Q≦30(L/M)であるときは、流量制御弁22A
に30の開弁信号を出力し、30<Q(L/M)である
ときは、流量制御弁22Aに40の開弁信号を出力する
ように記憶されている。そして例えば計量機3A、3B
が共に使用されて、計量機3Aから吐出されている瞬間
流量Qが20<Q≦30(L/M)で、計量機3Bから
吐出されている瞬間流量Qが10<Q≦20(L/M)
であるときは、流量制御弁22Aに40の開弁信号を出
力し、流量制御弁22Bに35の開弁信号を出力するよ
うに記憶されている。
【0016】次に給油装置の動作を説明する。まず制御
装置30の計量機制御手段31Aの機能を、図3のフロ
ーに基づいて説明する。計量機3Aから給油をするため
に給油ノズル11Aをノズル掛け13Aから外し、給油
スイッチ14Aから給油開始信号が計量機制御手段31
Aに入力すると(図3 S1)、計量機制御手段31A
は表示器15Aに表示されていた前回の給油量を帰零
し、ポンプ8Aの駆動用モータ7Aへ起動信号を出力す
る(図3 S2)。そしてモータ7Aは起動し、ポンプ
8Aは駆動され、給油ノズル11Aを自動車の燃料タン
クに挿入して給油ノズル11Aの弁を開くと、貯油タン
ク5A内の油は、給油管6A、ポンプ8A、流量計10
A、給油ホース12Aを介して給油ノズル11Aより吐
出される。そして流量計10Aの流量パルス発信器9A
からの流量パルスが計量機制御手段31Aに入力すると
(図3 S3)、流量パルスは計数され、計数値は表示
器15A、15Bに出力され(図3 S4)表示され
る。給油が終わり、給油ノズル11Aをノズル掛け13
Aに掛けてスイッチ14Aからの給油終了信号が計量機
制御手段31Aに入力すると(図3 S5)、モータ7
Aへの起動信号を停止する(図3 S6)。なお、計量
機制御手段31Bの機能は、計量機制御手段31Aの機
能と同じであるので説明は省略する。
装置30の計量機制御手段31Aの機能を、図3のフロ
ーに基づいて説明する。計量機3Aから給油をするため
に給油ノズル11Aをノズル掛け13Aから外し、給油
スイッチ14Aから給油開始信号が計量機制御手段31
Aに入力すると(図3 S1)、計量機制御手段31A
は表示器15Aに表示されていた前回の給油量を帰零
し、ポンプ8Aの駆動用モータ7Aへ起動信号を出力す
る(図3 S2)。そしてモータ7Aは起動し、ポンプ
8Aは駆動され、給油ノズル11Aを自動車の燃料タン
クに挿入して給油ノズル11Aの弁を開くと、貯油タン
ク5A内の油は、給油管6A、ポンプ8A、流量計10
A、給油ホース12Aを介して給油ノズル11Aより吐
出される。そして流量計10Aの流量パルス発信器9A
からの流量パルスが計量機制御手段31Aに入力すると
(図3 S3)、流量パルスは計数され、計数値は表示
器15A、15Bに出力され(図3 S4)表示され
る。給油が終わり、給油ノズル11Aをノズル掛け13
Aに掛けてスイッチ14Aからの給油終了信号が計量機
制御手段31Aに入力すると(図3 S5)、モータ7
Aへの起動信号を停止する(図3 S6)。なお、計量
機制御手段31Bの機能は、計量機制御手段31Aの機
能と同じであるので説明は省略する。
【0017】次に制御装置30のブロワ制御手段32の
機能を、図4のフローに基づいて説明する。ブロワ制御
手段32は、計量機3A、3Bからの給油開始信号の入
力を見ていて(図4 S1、S2)、計量機3Aから給
油をするために給油ノズル11Aがノズル掛け13Aか
ら外され、給油スイッチ14Aから給油開始信号がブロ
ワ制御手段32に入力すると(図4 S3)、ブロワ制
御手段32はブロワ19を駆動する(図4 S4)。そ
してブロワ19の駆動中は給油終了信号の入力を見てい
て(図4 S4、S5)、給油が終わり、給油ノズル1
1Aをノズル掛け13Aに掛けて、スイッチ14Aから
の給油終了信号がブロワ制御手段32に入力し(図4
S4)、計量機3Bも給油をしていなければ(図4 S
5)、ブロワ19への起動信号を停止する(図3 S
6)。そしてブロワ19は停止する。
機能を、図4のフローに基づいて説明する。ブロワ制御
手段32は、計量機3A、3Bからの給油開始信号の入
力を見ていて(図4 S1、S2)、計量機3Aから給
油をするために給油ノズル11Aがノズル掛け13Aか
ら外され、給油スイッチ14Aから給油開始信号がブロ
ワ制御手段32に入力すると(図4 S3)、ブロワ制
御手段32はブロワ19を駆動する(図4 S4)。そ
してブロワ19の駆動中は給油終了信号の入力を見てい
て(図4 S4、S5)、給油が終わり、給油ノズル1
1Aをノズル掛け13Aに掛けて、スイッチ14Aから
の給油終了信号がブロワ制御手段32に入力し(図4
S4)、計量機3Bも給油をしていなければ(図4 S
5)、ブロワ19への起動信号を停止する(図3 S
6)。そしてブロワ19は停止する。
【0018】最後に、制御装置30の弁制御手段33の
弁開量判断手段36の機能を、図5のフローに基づいて
説明する。弁開量判断手段36は、計量機3Aの流量パ
ルス発信器9Aの瞬間流量を演算している演算手段34
Aからの瞬間流量がどの範囲にあるかを見て(図5 S
1)、次に計量機3Bの流量パルス発信器9Bの瞬間流
量を演算している演算手段34Bからの瞬間流量がどの
範囲にあるかを見る(図5 S2)。そして記憶手段3
5に記憶されているデータより流量制御弁22A、22
Bへ出力する数値を選出し(図5 S3)、その値を流
量制御弁22A、22Bへ出力する(図5 S4)。そ
して流量制御弁22A、22Bは開閉制御される。
弁開量判断手段36の機能を、図5のフローに基づいて
説明する。弁開量判断手段36は、計量機3Aの流量パ
ルス発信器9Aの瞬間流量を演算している演算手段34
Aからの瞬間流量がどの範囲にあるかを見て(図5 S
1)、次に計量機3Bの流量パルス発信器9Bの瞬間流
量を演算している演算手段34Bからの瞬間流量がどの
範囲にあるかを見る(図5 S2)。そして記憶手段3
5に記憶されているデータより流量制御弁22A、22
Bへ出力する数値を選出し(図5 S3)、その値を流
量制御弁22A、22Bへ出力する(図5 S4)。そ
して流量制御弁22A、22Bは開閉制御される。
【0019】例えば、計量機3A、3Bが使用されてい
て、演算手段34Aからの瞬間流量が33(L/M)で
あり、演算手段34Bからの瞬間流量が25(L/M)
であるときは、流量制御弁22Aに55の開弁信号を出
力し、流量制御弁22Bに50の開弁信号を出力する。
そして流量制御弁22Aは、55の開度で弁が開かれ、
流量制御弁22Bは、50の開度で弁が開かれる。
て、演算手段34Aからの瞬間流量が33(L/M)で
あり、演算手段34Bからの瞬間流量が25(L/M)
であるときは、流量制御弁22Aに55の開弁信号を出
力し、流量制御弁22Bに50の開弁信号を出力する。
そして流量制御弁22Aは、55の開度で弁が開かれ、
流量制御弁22Bは、50の開度で弁が開かれる。
【0020】以上、本発明の実施の形態を、給油所のア
イランド上に設置される固定式の給油装置で、2台の計
量機を一つのハウジング内に組み込んだ例で説明した
が、キャノピより吊り下げる懸垂式の給油装置でもよ
く、計量機は2台以上であっても同様に実施できる。ま
た、瞬間流量に対する流量制御弁の開度のデータを記憶
手段に記憶しているが、開度の計算式を記憶しておき、
この計算式によって開度を求めても良い。
イランド上に設置される固定式の給油装置で、2台の計
量機を一つのハウジング内に組み込んだ例で説明した
が、キャノピより吊り下げる懸垂式の給油装置でもよ
く、計量機は2台以上であっても同様に実施できる。ま
た、瞬間流量に対する流量制御弁の開度のデータを記憶
手段に記憶しているが、開度の計算式を記憶しておき、
この計算式によって開度を求めても良い。
【0021】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、貯油タン
ク内の油を圧送するポンプの吐出管に流量計を接続し、
該流量計の吐出管に先端に給油ノズルを設けた給油ホー
スを接続した給油系統と、前記給油ノズルにベーパーコ
レクタを設け、該ベーパーコレクタに接続されたベーパ
ーホースをベーパー戻り管に接続したベーパーリカバリ
系統とを有する計量機の複数より構成された給油装置に
おいて、前記ベーパー戻り管は計量機に共用のブロワの
流入管に接続され、各ベーパー戻り管の途中には流量制
御弁が設けられ、ブロワに接続されている全計量機の各
々の瞬間流量に基づいて流量制御弁の開閉量を制御する
弁制御手段が設けられているので、複数の計量機に共用
でき、ベーパーの回収効率が高く、そしてコストが低く
作れるものである。
ク内の油を圧送するポンプの吐出管に流量計を接続し、
該流量計の吐出管に先端に給油ノズルを設けた給油ホー
スを接続した給油系統と、前記給油ノズルにベーパーコ
レクタを設け、該ベーパーコレクタに接続されたベーパ
ーホースをベーパー戻り管に接続したベーパーリカバリ
系統とを有する計量機の複数より構成された給油装置に
おいて、前記ベーパー戻り管は計量機に共用のブロワの
流入管に接続され、各ベーパー戻り管の途中には流量制
御弁が設けられ、ブロワに接続されている全計量機の各
々の瞬間流量に基づいて流量制御弁の開閉量を制御する
弁制御手段が設けられているので、複数の計量機に共用
でき、ベーパーの回収効率が高く、そしてコストが低く
作れるものである。
【図1】本発明の給油装置の断面図である。
【図2】本発明の給油装置のブロック図である。
【図3】本発明の給油装置の給油制御手段のフロー図で
ある。
ある。
【図4】本発明の給油装置のブロワ制御手段のフロー図
である。
である。
【図5】本発明の給油装置の弁開量判断手段のフロー図
である。
である。
【図6】本発明の給油装置の記憶手段に記憶されている
データを示す図である。
データを示す図である。
1 アイランド 2 給油装置 3A、3B 計量機 4 ハウジング 5A、5B 貯油タンク 6A、6B 給油管 7A、7B モータ 8A、8B ポンプ 9A、9B 流量パルス発信器 10A、10B 流量計 11A、11B 給油ノズル 12A、12B 給油ホース 13A、13B ノズル掛け 14A、14B スイッチ 15A、15B 表示器 16A、16B ベーパコレクタ 17A、17B ベーパホース 18A、18B ベーパ戻り管 19 ブロワ 20 流入管 21 流出管 22A、22B 流量制御弁 30 制御装置 31A、31B 計量機制御手段 32 ブロワ制御手段 33 弁制御手段 34A、34B 演算手段 35 記憶手段 36 弁開量判断手段
Claims (3)
- 【請求項1】 貯油タンク内の油を圧送するポンプの吐
出管に流量計を接続し、該流量計の吐出管に先端に給油
ノズルを設けた給油ホースを接続した給油系統と、前記
給油ノズルにベーパコレクタを設け、該ベーパコレクタ
に接続されたベーパホースをベーパ戻り管に接続したベ
ーパリカバリ系統とを有する計量機の複数より構成され
た給油装置において、前記ベーパ戻り管は計量機に共用
のブロワの流入管に接続され、各ベーパー戻り管の途中
には流量制御弁が設けられ、ブロワに接続された全計量
機の各々の瞬間流量に基づいて流量制御弁の開閉量を制
御する弁制御手段が設けられていることを特徴とする給
油装置。 - 【請求項2】 前記弁制御手段は、各計量機の流量計に
設けられた流量パルス発信器からの流量信号より瞬間流
量を演算する演算手段と、各計量機の瞬間流量に対する
各流量制御弁の開閉量データを記憶した記憶手段と、前
記演算手段で演算された瞬間流量と前記記憶手段に記憶
されている開閉量データとより各弁の開閉量を判断する
判断手段と、該判断手段の判断に基づいて前記流量制御
弁に開閉信号を出力する出力手段とを具備している請求
項1記載の給油装置。 - 【請求項3】 前記各計量機からの給油開始信号に基づ
いて前記ブロワに駆動信号を出力するブロワ制御手段が
設けられている請求項1記載の給油装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8210896A JPH09240799A (ja) | 1996-03-11 | 1996-03-11 | 給油装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8210896A JPH09240799A (ja) | 1996-03-11 | 1996-03-11 | 給油装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09240799A true JPH09240799A (ja) | 1997-09-16 |
Family
ID=13765218
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8210896A Pending JPH09240799A (ja) | 1996-03-11 | 1996-03-11 | 給油装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH09240799A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6302164B1 (en) * | 1999-03-31 | 2001-10-16 | Tokheim Services France | System for dispensing liquid hydrocarbons fitted with a vapor recovery means |
-
1996
- 1996-03-11 JP JP8210896A patent/JPH09240799A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6302164B1 (en) * | 1999-03-31 | 2001-10-16 | Tokheim Services France | System for dispensing liquid hydrocarbons fitted with a vapor recovery means |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20040709 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20040720 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20041214 |