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JPH09227789A - 多環式化合物の調製方法 - Google Patents

多環式化合物の調製方法

Info

Publication number
JPH09227789A
JPH09227789A JP8353761A JP35376196A JPH09227789A JP H09227789 A JPH09227789 A JP H09227789A JP 8353761 A JP8353761 A JP 8353761A JP 35376196 A JP35376196 A JP 35376196A JP H09227789 A JPH09227789 A JP H09227789A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
ortho
compound
formula
naphthylene
acid
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP8353761A
Other languages
English (en)
Inventor
Thomas Dr Pelster
トマス・ペルスター
Dietmar Dipl Chem Dr Kalz
デイートマー・カルツ
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Bayer AG
Original Assignee
Bayer AG
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Bayer AG filed Critical Bayer AG
Publication of JPH09227789A publication Critical patent/JPH09227789A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Classifications

    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C09DYES; PAINTS; POLISHES; NATURAL RESINS; ADHESIVES; COMPOSITIONS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; APPLICATIONS OF MATERIALS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • C09BORGANIC DYES OR CLOSELY-RELATED COMPOUNDS FOR PRODUCING DYES, e.g. PIGMENTS; MORDANTS; LAKES
    • C09B57/00Other synthetic dyes of known constitution
    • C09B57/12Perinones, i.e. naphthoylene-aryl-imidazoles
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07DHETEROCYCLIC COMPOUNDS
    • C07D487/00Heterocyclic compounds containing nitrogen atoms as the only ring hetero atoms in the condensed system, not provided for by groups C07D451/00 - C07D477/00
    • C07D487/02Heterocyclic compounds containing nitrogen atoms as the only ring hetero atoms in the condensed system, not provided for by groups C07D451/00 - C07D477/00 in which the condensed system contains two hetero rings
    • C07D487/06Peri-condensed systems
    • DTEXTILES; PAPER
    • D06TREATMENT OF TEXTILES OR THE LIKE; LAUNDERING; FLEXIBLE MATERIALS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • D06PDYEING OR PRINTING TEXTILES; DYEING LEATHER, FURS OR SOLID MACROMOLECULAR SUBSTANCES IN ANY FORM
    • D06P1/00General processes of dyeing or printing textiles, or general processes of dyeing leather, furs, or solid macromolecular substances in any form, classified according to the dyes, pigments, or auxiliary substances employed

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  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Textile Engineering (AREA)
  • Nitrogen Condensed Heterocyclic Rings (AREA)
  • Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)
  • Heterocyclic Carbon Compounds Containing A Hetero Ring Having Oxygen Or Sulfur (AREA)
  • Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
  • Processes Of Treating Macromolecular Substances (AREA)

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 合成疎水性材料染色用の多環式化合物の高純
度製造方法を提供する。 【解決手段】 一般式II の芳香族ジ−またはテトラカルボン酸、またはその無水
物および/またはエステルと、一般式III の芳香族ジアミンとを水および25℃における比誘電率
ε20〜60の向水性化合物を含む反応媒体中で反応さ
せ、一般式Iの化合物を製造する方法。 〔AおよびBは独立して置換されてもよいオルト−フェ
ニレン、オルト−ナフチレン、ペリー(1,8)−ナフ
チレン、または互いに縮合し2個超のベンゼン環を含む
アリーレンを示すが、縮合した2個超のベンゼン環を含
む一般式Iのアリーレン基AおよびBはオルト位におい
てまたはナフチレンにおけるペリ位に対応して架橋され
る〕

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、多環式化合物の新
規な製造方法、および合成疎水性材料を染色するための
それにより得られた多環式化合物の使用に関する。
【0002】
【従来の技術】ペリノンのような多環式化合物を、種々
の溶媒および融成物中で、対応する芳香族ジカルボン酸
とジアミンから製造できることは、既に知られている
(ドイツ特許公開第24 24 542号、ベルギー特許公開第6
00 302号、ドイツ特許公開第22 36 555号、同第21 57 5
47号、同第43 39 699号、同第43 27 555号および欧州特
許公開第570 800号)。
【0003】さらにまた、そのようなペリノンの製造
を、水性反応媒体、例えば塩酸水溶液中で、そして非イ
オンまたはカチオン界面活性剤の存在下で進行できるこ
とも、特開昭53−21 221号公報から既知である。特開昭
52−85 218号公報では、また、ペリノンを生成する反応
は、塩酸と湿潤剤を含む水性反応媒体中で実施される。
例えばメタノール、エタノール、イソプロパノール、エ
チレングリコールもしくはグリセロールのようなアルコ
ールが、典型的な湿潤剤として記載されている。有機反
応媒体は、最後に述べられた方法で、水性反応媒体によ
って置換されるが、所望の純度を有する生成物が得られ
ない。かくして、例えば、用いられたジアミンとジカル
ボン酸誘導体からの副生物として形成され、プラスチッ
ク中で不溶である未反応のジアミンや、例えばイミドの
ような有機残渣の含量が、得られた生成物中で高すぎる
ので、そのさらなる使用前に、高価な後続の精製段階が
必要である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】式(I)
【0005】
【化4】
【0006】の化合物を、式(II)
【0007】
【化5】
【0008】の芳香族ジ−またはテトラカルボン酸、ま
たはそれらの無水物および/またはエステルと、式(I
II)
【0009】
【化6】
【0010】[式中、AおよびBは、互いに独立して、
場合により置換されてもよいオルト−フェニレン、オル
ト−ナフチレン、ペリ−(1,8)−ナフチレン、また
は互いに縮合された2個を超えるベンゼン環を含むアリ
ーレンを示すが、互いに縮合された2個を超えるベンゼ
ン環を含む式(I)におけるアリーレン基AおよびB
は、オルト位において、またはナフチレンにおけるペリ
位に対応して架橋される]の芳香族ジアミンとの反応に
よって製造する方法であって、(II)および(II
I)の反応を、水、および相対比誘電率ε20〜60、
好ましくは30〜50(25℃において)をもつ向水性
(hydrotropic)化合物を含む反応媒体中で
実施することを特徴とする方法が発見された。
【0011】
【課題を解決するための手段】ある温度における物質の
相対比誘電率εは、この温度における真空での同じコン
デンサーの容量に対する、その物質で満たされたコンデ
ンサーの容量の比である(本文脈上、また、Lexikon de
r Physik [Dictionary of Physics], Volume 1, Herman
n Franke, Franckhsche Verlagshandlung, Stuttgart 1
969、参照)。
【0012】ペリ位は、事実上、ナフタレンにおける
1,8位に対応する。しかしながら、文献および本出願
の文脈の両方において、その意味はまた、互いに融合さ
れた2個を超えるベンゼン環を含むアリーレンにまで広
げられる。
【0013】Aに関する可能な置換基の例は、1個以上
の同じか異なる置換基Yであって、この場合、Yは、C
1−C6−アルキル、ハロゲン、ニトロ、C6−C10−ア
リール、C6−C10−アリールオキシスルホニル、ヒド
ロキシル、C1−C4−アルコキシ、C6−C10−アリー
ルオキシ、場合によりC1−C6−アルキルもしくはC6
−C10−アリールによって置換されてもよいアミノスル
ホニル、または融合脂環式または複素環式基を示す。
【0014】特に好適な置換基Xは、塩素、フッ素、臭
素、ニトロ、メトキシ、NH2、ベンジルオキシ、ヒド
ロキシル、−SO2O(C65)、−SO2N(C
32、−SO2NHCH3、メチル、エチル、n−プロ
ピル、イソプロピル、n−,sec−またはtert−
ブチル、NHCOCH3、−N(C252、または場合
により置換されたフェニルである。
【0015】Bに関する可能な置換基は、例えば、1個
以上の同じか異なる置換基Xであって、この場合、X
は、Yの意味をとることができるが、これとは独立して
いる。本発明による方法の好適な実施態様では、式(I
V)
【0016】
【化7】
【0017】[式中、AおよびXは、前記意味をもち、
そしてnは、数字0〜6を表す]に対応する式(I)の
化合物が製造される。
【0018】本発明により製造される化合物は、好まし
くは、例えば、ポリエステルまたはポリビニル材料の合
成繊維材料を染色するために使用されるが、特にプラス
チックのバルク染色のために使用される黄色ないし赤色
または紫色染料である。これらの染料は、特に、熱に安
定であり、光に耐性である。
【0019】化合物(II)および(III)の縮合反
応のために2種の化合物の1つを過剰量で用いる必要は
なく、そして好ましくは、化学量論的量が使用される。
【0020】式(II)および(III)の出発化合
物、およびジ−またはテトラカルボン酸無水物、または
例えばメチルもしくはエチルエステルのようなC1−C4
−アルキルエステルの形での(II)の官能性誘導体
は、既知であるか、あるいは既知の方法によって得るこ
とができる。式(II)の好適な芳香族ジ−またはテト
ラカルボン酸は、フタル酸、3−または4−クロロフタ
ル酸、ジクロロフタル酸、トリクロロフタル酸、テトラ
クロロフタル酸、テトラブロモフタル酸、3−メチルフ
タル酸、3,5−ジメチルフタル酸、4−メチルフタル
酸、4−フェノキシフタル酸、3−ヒドロキシフタル
酸、4−フェニルフタル酸、4−フェニルスルホニルフ
タル酸、3−ベンゾイルフタル酸、4−ニトロフタル
酸、4−アセトアミノフタル酸、3−ベンゾイルアミノ
フタル酸、4−アミノスルホニルフタル酸、4−フェノ
キシスルホニルフタル酸、3−アセトキシフタル酸、ト
リメリット酸、ナフタレン−2,3−ジカルボン酸、ペ
リ−ナフタレン−1,8−ジカルボン酸、4−クロロ−
ナフタレン−1,8−ジカルボン酸、4−フェニルメル
カプト−ナフタレン−1,8−ジカルボン酸、4,5−
エチレン−ナフタレン−1,8−ジカルボン酸、または
アントラセン−1,2−ジカルボン酸、あるいはそれら
の無水物またはエステルである。
【0021】式(III)の好適な芳香族ジアミンは:
o−フェニレンジアミン、クロロ−o−フェニレンジア
ミン、ジクロロ−o−フェニレンジアミン、メチル−o
−フェニレンジアミン、エチル−o−フェニレンジアミ
ン、メトキシ−o−フェニレンジアミン、アセトアミノ
−o−フェニレンジアミン、フェニル−o−フェニレン
ジアミンまたはナフタレン−o−ジアミン、そしてさら
に、1,8−ナフチレンジアミン、クロロ−1,8−ナ
フチレンジアミン、ジクロロ−1,8−ナフチレンジア
ミン、メチル−1,8−ナフチレンジアミン、ジメチル
−1,8−ナフチレンジアミン、メトキシ−1,8−ナ
フチレンジアミン、エトキシ−1,8−ナフチレンジア
ミン、アセトアミノ−1,8−ナフチレンジアミンおよ
び1,8−ジアミノアセトナフチレンである。
【0022】本発明による方法の特に好適な変法では、
場合により置換されるペリ−ナフチレンジアミンが、式
(III)の化合物、特に非置換1,8−ナフチレンジ
アミンとして用いられる。
【0023】もし、芳香族カルボン酸IIが、ジカルボ
ン酸またはその誘導体である場合には、II対IIIの
比は、好ましくは、1対1.5、特に、1対1.1であ
る。本発明による方法は、一般には、温度50〜160
℃、好ましくは、90〜140℃で実施される。反応
は、一般に、常圧下で実施されるが、また、減圧または
昇圧下、特に、1〜20barで実施できる。それが昇
圧下で実施される場合は、温度105〜160℃におけ
る反応が好適である。
【0024】好適な実施態様では、反応媒体は、付加的
に、無機または有機酸を含む。
【0025】可能な無機酸は、例えば、HCl,H2
4、H3PO4もしくはH2CO3であり、そして可能な
有機酸は、例えば、メタンスルホン酸、酢酸、ギ酸、プ
ロピオン酸、乳酸もしくはグリコール酸である。塩酸も
しくは硫酸が、好適に使用される。
【0026】酸の量は、一般に、反応媒体に基づき重量
で0.1〜20%である。
【0027】反応媒体は、好ましくは、水の重量で50
〜85%、向水性化合物の重量で0.5〜20%、そし
て必要ならば、さらなる添加物の重量で0〜20%を含
む。
【0028】向水性化合物は、水において、ある化合物
の溶解度を増大する水に可溶な化合物を意味すると理解
される。好適な向水性化合物は、30℃で200g/l
を超える水への溶解度をもち、そして式(II)および
(III)の化合物を、反応温度で水に溶解することが
できる。
【0029】好適な可能な向水性化合物は、ラクタム、
ラクトンもしくはそれらの混合物である。
【0030】挙げることができるラクタムは、例えば、
γ−ブチロラクタム、γ−バレロラクタム、ε−カプロ
ラクタムおよびN−置換誘導体、例えばN−メチル−γ
−ブチロラクタムである。適切なラクトンは、例えば、
γ−ブチロラクトン、γ−バレロラクトンおよびδ−バ
レロラクトンである。
【0031】好適な向水性化合物は、N−メチル−γ−
ブチロラクタム、ε−カプロラクタムおよびγ−ブチロ
ラクトンである。
【0032】向水性化合物は、一般に、用いられるジア
ミンIIIおよび/または、ジ−またはテトラカルボン
酸またはそれらの誘導体IIを、選ばれた反応温度で溶
解するのに十分である量で使用される。さらにまた、向
水性化合物は、高い濃厚バッチでの撹拌性を有意に改良
するという効果をもつ。反応媒体に基づき0.5〜20
重量%、特に、1〜20重量%の量で、向水性化合物を
使用することが好ましい。
【0033】本発明による方法は、原則的に、必要なら
ば無機または有機酸を添加して、向水性化合物の助けに
よって出発物質の溶液を調製し、そして混合液を温度5
0〜160℃まで加熱することによって実施される。
【0034】また、特定の出発物質は、まず、個々に、
好ましくは少なくとも1種の溶液は水溶液で溶解され、
次いで、それらの溶液が一緒に合わされる。
【0035】反応が終了した時点で、生成物は濾別さ
れ、そして好ましくは、水、または組成物中の反応媒体
に対応する水性混合液で洗浄され、そして乾燥される。
【0036】かくして得られる式(I)の化合物は、一
般に、収率90〜98%で生成される。それらは、固形
物中500ppm未満の未反応ジアミンIIIの含量を
もつ。
【0037】好ましくは、反応は不活性ガス雰囲気中で
実施される。
【0038】本発明による方法によって製造された染料
は、合成疎水性繊維材料、例えばセルローストリアセテ
ート、ポリエチレンテレフタレートもしくはポリアミド
を、既知の染色法によって染色するために使用される
が、特に、熱可塑性材、例えばポリスチレン、ポリエス
テル、ポリカーボネート、およびコポリマー、例えばア
クリロニトリル/ブタジエン/スチレン、スチレン/ア
クリロニトリル等の紡糸(spin)染色およびバルク
染色のために使用される。
【0039】ここで、バルク染色は、特に、染料が、プ
ラスチックの融解原液の中に、例えば押し出し機を使っ
て組み入れられるか、または染料が、プラスチックの製
造用出発成分、例えばモノマーに、しかも重合前に添加
される工程として理解される。
【0040】特に好適なプラスチックは、熱可塑性材、
例えばビニルポリマー、ポリエステルおよびポリアミド
である。
【0041】適切なビニルポリマーは、ポリスチレン、
スチレン/アクリロニトリルコポリマー、スチレン/ブ
タジエンコポリマー、スチレン/ブタジエン/アクリロ
ニトリルターポリマー、ポリメタクリレートおよびその
他である。
【0042】他の適切なポリエステルは、ポリエチレン
テレフタレート、ポリカーボネートおよびセルロースエ
ーテルである。
【0043】ポリスチレン、スチレンコポリマー、ポリ
カーボネートおよびポリメタクリレートが好適である。
ポリスチレンが、特に好適である。
【0044】既述の高分子量化合物は、可塑性組成物、
または別々か混合物での融成物として存在することがで
きる。
【0045】本発明による染料は、使用のために細粉形
状に変えられ、また、分散剤を使用することも可能であ
るが、不可欠ではない。
【0046】もし、染料(I)が、重合後に使用される
場合には、それらは、乾燥状態でプラスチック顆粒とと
もに混合されるか粉砕され、そしてこの混合物が、可塑
化され、そして、例えば混合ロールまたは押出し機で均
質化される。しかしながら、また、染料は、融解材料に
添加され、撹拌によって均質に分散されてもよい。この
方法で予め染色された材料は、次いで、慣用の様式で、
例えば、剛毛、繊維等に紡糸するか、あるいは成型品を
作るために押出しまたは射出成型法によって、さらに加
工される。
【0047】好ましくは、式(I)の染料は、ポリマー
の量に基づき、0.0001〜1重量%、特に0.01
〜0.5重量%の量で、既述のポリマーを染色するため
に使用される。
【0048】対応する高質の不透明染色が、ポリマー中
で不溶である、例えば二酸化チタニウムのような顔料の
添加によって得ることができる。
【0049】二酸化チタニウムは、ポリマーの量に基づ
き、0.01〜10重量%、好ましくは、0.1〜5重
量%の量で使用できる。
【0050】良好な熱安定性および光と風雨に対して良
好な耐性をもつ透明または不透明染色が、本発明による
方法によって得られる。
【0051】また、本発明は、本発明による製造方法に
よって得られた少なくとも1種の染料を含むプラスチッ
クに関する。
【0052】
【実施例】
(実施例1)
【0053】
【化8】
【0054】5%濃度の硫酸水溶液350mlを、1,
8−ジアミノナフタレン31.6g(0.2mol)ε
−カプロラクタム35gおよび無水フタル酸29.6g
(0.2mol)の混合物に添加し、そしてその混合物
を80℃まで加熱した。1時間後、温度を90〜95℃
に上昇し、7時間維持した。反応が終了した時、橙色沈
殿物を熱時濾別し、水およびメタノールで洗浄した。上
記染料53g(理論量の98%)が得られた。そのアミ
ン含量は、HPLCによって測定した(<500pp
m)。キシレン100mlをその染料1gに添加し、混
合液を、115℃で30分間加熱した。メンブランフィ
ルター上で濾過後、フィルター上には、有意に1%未満
の残渣が見いだされた。
【0055】(実施例2)
【0056】
【化9】
【0057】10%濃度の硫酸水溶液390mlを、不
活性ガス雰囲気下で、N−メチル−γ−ブチロラクタム
39gおよび1,8−ジアミノナフタレン25.3g
(0.16mol)の溶液に添加し、そしてその混合液
を30分間撹拌した。次いで、無水フタル酸45.7g
(0.16mol)を、計測添加し、その反応混合液
を、オートクレーブ中で130℃で8時間加熱した(圧
力:4bar)。反応が終了した時、生成された赤色染
料を熱時濾別し、水で洗浄した。上記染料63.3g
(理論量の97%)が得られた。HPLCによって測定
したそのアミン含量は、500ppm以下であった。キ
シレン200mlをその染料1gに添加し、混合液を、
115℃で30分間加熱した。メンブランフィルター上
で濾過後、フィルター上には、有意に<1%の残渣が見
いだされた。
【0058】(実施例3)
【0059】
【化10】
【0060】濃硫酸25g中無水ナフタル酸19.8g
(0.1mol)溶液を、窒素雰囲気下で、1,8−ジ
アミノナフタレン15.8g(0.1mol)、N−メ
チル−γ−ブチロラクタム25gおよび水250mlの
混合液に添加し、そしてその混合液を、オートクレーブ
中で150℃で8時間加熱した。生成された染料を濾別
し、水で洗浄した。上記染料31.4g(理論量の98
%)が得られた。そのアミン含量は、HPLCによって
<500ppmと測定された。キシレン100mlをそ
の染料1gに添加し、混合液を、115℃で30分間加
熱した。メンブランフィルター上で濾過後、フィルター
上には、有意に1%未満の残渣が見いだされた。
【0061】(実施例4)
【0062】
【化11】
【0063】N−メチル−γ−ブチロラクタム25g中
1,8−ジアミノナフタレン15.8g(0.1mo
l)の溶液を、窒素雰囲気下で、5%濃度の硫酸水溶液
250mlおよび4−(p−トルエン)フタル酸28.
4g(0.1mol)の混合液に添加し、そして混合液
を、オートクレーブ中で140℃に加熱し、その温度を
7時間維持した。反応が終了した時、生成物を熱時吸引
濾別し、10%濃度のN−メチル−γ−ブチロラクタム
水溶液と、次いで水で洗浄した。上記染料35.5g
(理論量の90%)が得られた。そのアミン含量は、H
PLCによって<500ppmと測定された。キシレン
100mlをその染料1gに添加し、混合液を、115
℃で30分間加熱した。メンブランフィルター上で濾過
後、フィルター上には、有意に1%未満の残渣が見いだ
された。
【0064】(実施例5)
【0065】
【化12】
【0066】6%濃度の塩酸水溶液300ml、1,8
−ジアミノナフタレン15.8g(0.1mol)、
2,3−ナフタレンジカルボン酸21.6g(0.1m
ol)およびγ−ブチロラクトン40gの混合液を、1
40℃で7時間加熱した。反応が終了した時、染料を濾
別し、水で洗浄した。上記染料31.1g(理論量の≒
97%)が得られた。HPLCによって測定したそのア
ミン含量は、500ppm以下と分かった。実施例1の
ように測定されたフィルター上の残渣は、有意に<1%
であった。
【0067】(実施例6)
【0068】
【化13】
【0069】[式中、Z=1,2−ナフタレン環を完成
する基]5%濃度のメタンスルホン酸水溶液300ml
を、窒素雰囲気下で、γ−バレロラクタム40g中、
1,8−ジアミノナフタレン15.8g(0.1mo
l)および1,2−ナフタレンジカルボン酸21.6g
(0.1mol)の溶液に添加し、そしてその混合液
を、オートクレーブ中で145℃に加熱し、この温度で
8時間撹拌した。生成された染料を、熱時吸引濾別し、
水で洗浄した。上記染料31g(理論量の97%)が得
られた。HPLCによって測定したそのアミン含量は、
500ppm未満であった。実施例1のように測定され
たフィルター上の残渣は、<1%であった。
【0070】(実施例7〜14)各種染料が、前記実施
例と同様に、次のジアミンおよびジカルボン酸誘導体の
反応によって類似の好収量で得られた:
【0071】
【表1】
【0072】
【表2】
【0073】比較実施例1 特開昭52−85 218号公報(JA 5285 218)の実施例2
を追試した。
【0074】1,8−ジアミノナフタレン15.8g
(0.1mol)、無水テトラクロロフタル酸28.6
g(0.1mol)、エチレングリコール20gおよび
10%濃度の塩酸水溶液400mlを、ガラスフラスコ
中で、還流下8時間加熱した。濾過後、フィルターケー
キを、水で徹底的に洗浄した。得られる染料(38g)
は、わずかに85%(HPLC)の純度をもった。粗染
料1gを、キシレン200ml中で、115℃30分間
加熱した。メンブランフィルターでの濾過後、秤取され
た量に基づいて、11%の残渣が見いだされた。
【0075】比較実施例2 特開昭53−21 221号公報(JA 5321 221)の実施例1
を追試した。
【0076】1,8−ジアミノナフタレン15.8g
(0.1mol)、無水フタル酸14.8g(0.1m
ol)、1.2%濃度の塩酸水溶液350gおよび非イ
オン界面活性剤0.2gを、ガラスフラスコ中で、還流
下8時間加熱した。濾過後、フィルターケーキを、水で
徹底的に洗浄した。得られる染料(25g)は、わずか
80%(HPLC)の純度をもった。粗染料1gを、キ
シレン100ml中で、115℃30分間加熱した。メ
ンブランフィルターでの濾過後、秤取された量に基づい
て、15%の残渣が見いだされた。
【0077】本発明の特徴および態様は以下のとおりで
ある。
【0078】1. 一般式(I)
【0079】
【化14】
【0080】の化合物を、式(II)
【0081】
【化15】
【0082】の芳香族ジ−またはテトラカルボン酸、ま
たはそれらの無水物および/またはエステルと、式(I
II)
【0083】
【化16】
【0084】[式中、A=場合により置換されてもよい
オルト−フェニレン、オルト−ナフチレン、ペリ−
(1,8)−ナフチレン、または互いに融合された2個
を超えるベンゼン環を含むアリーレン、およびB=場合
により置換されてもよいオルト−フェニレン、オルト−
ナフチレン、ペリ−(1,8)−ナフチレン、または互
いに融合された2個を超えるベンゼン環を含むアリーレ
ン、この場合、互いに融合された2個を超えるベンゼン
環を含む式(I)におけるアリーレン基AおよびBは、
オルト位において、またはナフチレンにおけるペリ位に
対応して架橋される]の芳香族ジアミンとの反応によっ
て製造する方法であって、(II)と(III)との反
応を、水、および相対比誘電率ε20〜60(25℃に
おいて)をもつ向水性(hydrotropic)化合
物を含む反応媒体中で実施することを特徴とする方法。
【0085】2. 反応媒体が、付加的に、無機または
有機酸を含むことを特徴とする、上記1に記載の方法。
【0086】3. 方法を温度50〜160℃で実施す
ることを特徴とする、上記1に記載の方法。
【0087】4. ラクタム、ラクトン、アミドもしく
はそれらの混合物を、向水性化合物として使用すること
を特徴とする、上記1に記載の方法。
【0088】5. 向水性化合物が、反応媒体に基づ
き、0.1〜20重量%の量で使用されることを特徴と
する、上記1に記載の方法。
【0089】6. 上記1に記載の方法によって得られ
た染料を使用することを特徴とする、合成疎水性材料を
染色する方法。
【0090】7. 上記1に記載の方法によって得られ
た染料を、プラスチックの融解原液中に組み入れるか、
または重合前に、プラスチックの製造用出発成分に添加
することを特徴とする、プラスチックのバルク染色方
法。
【0091】8. 上記1に記載の方法によって得られ
た少なくとも1種の染料を含むプラスチック。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】一般式(I) 【化1】 の化合物を、式(II) 【化2】 の芳香族ジ−またはテトラカルボン酸、またはそれらの
    無水物および/またはエステルと、式(III) 【化3】 [式中、A=場合により置換されてもよいオルト−フェ
    ニレン、オルト−ナフチレン、ペリ−(1,8)−ナフ
    チレン、または互いに融合された2個を超えるベンゼン
    環を含むアリーレン,およびB=場合により置換されて
    もよいオルト−フェニレン、オルト−ナフチレン、ペリ
    −(1,8)−ナフチレン、または互いに融合された2
    個を超えるベンゼン環を含むアリーレン、この場合、互
    いに融合された2個を超えるベンゼン環を含む式(I)
    におけるアリーレン基AおよびBは、オルト位におい
    て、またはナフチレンにおけるペリ位に対応して架橋さ
    れる]の芳香族ジアミンとの反応によって製造する方法
    であって、(II)と(III)との反応を、水、およ
    び相対比誘電率ε20〜60(25℃において)をもつ
    向水性(hydrotropic)化合物を含む反応媒
    体中で実施することを特徴とする方法。
  2. 【請求項2】請求項1記載の方法によって得られた染料
    を使用することを特徴とする、合成疎水性材料を染色す
    る方法。
  3. 【請求項3】請求項1記載の方法によって得られた染料
    を、プラスチックの融解原液中に組み入れるか、または
    重合前に、プラスチックの製造用出発成分に添加するこ
    とを特徴とする、プラスチックのバルク染色方法。
  4. 【請求項4】請求項1記載の方法によって得られた少な
    くとも1種の染料を含むプラスチック。
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