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JPH09210271A - 流体輸送管用管継手 - Google Patents

流体輸送管用管継手

Info

Publication number
JPH09210271A
JPH09210271A JP8019003A JP1900396A JPH09210271A JP H09210271 A JPH09210271 A JP H09210271A JP 8019003 A JP8019003 A JP 8019003A JP 1900396 A JP1900396 A JP 1900396A JP H09210271 A JPH09210271 A JP H09210271A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
movable
cylinder
sliding contact
fixed
pipe
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP8019003A
Other languages
English (en)
Inventor
Taichi Sato
太一 佐藤
Masaru Ueno
勝 上野
Mitsuhiro Shiosaki
光洋 潮崎
Naotake Kaido
尚毅 海道
Atsushi Sakai
篤史 酒井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Yano Giken Co Ltd
Original Assignee
Yano Giken Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Yano Giken Co Ltd filed Critical Yano Giken Co Ltd
Priority to JP8019003A priority Critical patent/JPH09210271A/ja
Priority to EP01107657A priority patent/EP1108943B1/en
Priority to CA002172869A priority patent/CA2172869C/en
Priority to DE69632599T priority patent/DE69632599T2/de
Priority to EP96104925A priority patent/EP0787939B1/en
Priority to DE69615526T priority patent/DE69615526T2/de
Priority to SG1996006427A priority patent/SG43250A1/en
Priority to US08/625,414 priority patent/US5806896A/en
Priority to TW085107179A priority patent/TW324771B/zh
Publication of JPH09210271A publication Critical patent/JPH09210271A/ja
Priority to HK01106798A priority patent/HK1036096A1/xx
Pending legal-status Critical Current

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Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16LPIPES; JOINTS OR FITTINGS FOR PIPES; SUPPORTS FOR PIPES, CABLES OR PROTECTIVE TUBING; MEANS FOR THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16L27/00Adjustable joints; Joints allowing movement
    • F16L27/02Universal joints, i.e. with mechanical connection allowing angular movement or adjustment of the axes of the parts in any direction
    • F16L27/04Universal joints, i.e. with mechanical connection allowing angular movement or adjustment of the axes of the parts in any direction with partly-spherical engaging surfaces
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16LPIPES; JOINTS OR FITTINGS FOR PIPES; SUPPORTS FOR PIPES, CABLES OR PROTECTIVE TUBING; MEANS FOR THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16L41/00Branching pipes; Joining pipes to walls
    • F16L41/04Tapping pipe walls, i.e. making connections through the walls of pipes while they are carrying fluids; Fittings therefor
    • F16L41/06Tapping pipe walls, i.e. making connections through the walls of pipes while they are carrying fluids; Fittings therefor making use of attaching means embracing the pipe
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16LPIPES; JOINTS OR FITTINGS FOR PIPES; SUPPORTS FOR PIPES, CABLES OR PROTECTIVE TUBING; MEANS FOR THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16L41/00Branching pipes; Joining pipes to walls
    • F16L41/08Joining pipes to walls or pipes, the joined pipe axis being perpendicular to the plane of a wall or to the axis of another pipe
    • F16L41/12Joining pipes to walls or pipes, the joined pipe axis being perpendicular to the plane of a wall or to the axis of another pipe using attaching means embracing the pipe

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Joints Allowing Movement (AREA)
  • Quick-Acting Or Multi-Walled Pipe Joints (AREA)
  • Joints With Sleeves (AREA)
  • Branch Pipes, Bends, And The Like (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 地震時や不同沈下時等に作用する剪断方向の
外力に起因する継手本体と接続筒部との接続箇所での破
損を、他の流体配管装置類の配置上の制約を与えること
なく、かつ、工費の低廉化と工期の短縮を図りながら抑
制する。 【解決手段】 流体輸送管Pに接続される継手本体A
に、外方に突出する接続筒部3を形成し、この接続筒部
3を、継手本体Aに一体形成された固定筒体9と、該固
定筒体9に対して三次元方向に屈曲自在に密封状態で接
合される可動筒体10とから構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、二本の流体輸送管
の端部管に亘って分岐管や仕切り弁装置等の他の流体配
管装置類を接続する場合、或いは、流体輸送管の管周壁
に形成された貫通孔に連通する状態で他の流体配管装置
類を接続する場合などに用いられる流体輸送管用管継手
に関し、より詳しくは、流体輸送管に接続される継手体
に、外方に突出する接続筒部を形成してある流体輸送管
用管継手に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の流体輸送管用管継手では、図16
に示すように、前記流体輸送管Pに接続される継手本体
を、流体輸送管Pの管周壁50に管周方向(円周方向)
に沿って外套される三つの割り継手体B1,B2,B3
から構成し、この割り継手体B1,B2,B3の隣接す
るもの同士をそれぞれボルト51・ナット52にて固定
連結するとともに、前記管周壁50に形成された貫通孔
50aに相対向する第1割り継手体B1の外面には、前
記流体輸送管Pの管軸芯X方向に対して直交する方向か
ら貫通孔50aに連通する接続筒部53を一体的に突出
形成し、更に、該接続筒部53の先端部には、分岐管や
仕切り弁装置等の他の流体配管装置類を連結するための
連結フランジ53Aを一体形成していた。また、前記割
り継手体B1,B2,B3の各々には、前記貫通孔50
aからの流体の外部への漏洩を防止すべく、前記管周壁
50の外周面との間、及び、管周方向で隣接する割り継
手体B1,B2,B3の固定連結部間の各々を密封する
ための弾性シール材54を嵌合保持させている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、この従来の管
継手による場合では、前記第1割り継手体B1と接続筒
部53とが鋳造等によって一体形成されているため、地
震や軟弱地盤での不同沈下等が発生したとき、前記第1
割り継手体B1と接続筒部53との接続箇所に、該接続
筒部53の筒軸芯Yに対して交差する方向(剪断方向)
の大きな外力(曲げモーメント等)が作用して、当該接
続箇所に割れ等の破損を招来する可能性があった。
【0004】そこで、このような地震時や不同沈下時等
に起因する前記接続箇所での破損を抑制する対策とし
て、図16に示すように、前記第1割り継手体B1の接
続筒部53の連結フランジ53Aに、三次元方向に屈曲
自在に構成された可撓継手Cをボルト55・ナット56
にて固定連結することが考えられる。この可撓継手C
は、前記第1割り継手体B1側の連結フランジ53Aに
対する連結フランジ57Aを一端部に形成してある受口
管部57内に、他の流体配管装置類を連結するための連
結フランジ58Aを備えた挿入管部58を挿入し、この
挿入管部58の挿入管部分58Bを、前記受口管部57
の内周面に形成した部分球状の第1摺接面57aに摺接
する部分球状の第2摺接面58aを備えた部分球状に形
成するとともに、前記受口管部57の第1摺接面57a
の開口側には、挿入された挿入管部58の挿入管部分5
8Bを受口管部57の第1摺接面57aに沿って三次元
方向にのみ回動自在(屈曲自在)に摺動案内するための
部分球状の第3摺接面59aを備えた摺接案内部材59
と、該摺接案内部材59の開口側への抜け出し移動を接
当阻止すべく、前記第1摺接面57aの開口側に形成さ
れた第1環状溝57bに嵌合保持されるCの字状の抜け
止めリング60とを設けて構成されている。また、前記
受口管部57の第1摺接面57aに形成された第2環状
溝57cには、挿入管部58の第2摺接面58aに圧接
される環状の弾性シール材61が嵌合保持されている。
【0005】そして、上述の如く構成された可撓継手C
を連結した場合には、地震や軟弱地盤での不同沈下等が
発生して、前記接続筒部53の筒軸芯Yに対して交差す
る方向(剪断方向)の大きな外力が作用したとき、前記
受口管部57と挿入管部58とが前記摺接面57a,5
8a,59aに沿って三次元方向に屈曲するから、第1
割り継手体B1と接続筒部53との接続箇所に作用する
剪断方向の外力が小さくなり、この接続箇所での割れ等
の破損発生を抑制することができる。しかし、前記第1
割り継手体B1の接続筒部53に、受口管部57及び挿
入管部58を備えた可撓継手Cを固定連結するため、前
記流体輸送管Pの管軸芯Xから挿入管部58の連結フラ
ンジ58Aまでの距離が長くなり、その結果、分岐管や
仕切り弁装置等の他の流体配管装置類の配置に制約を与
えるばかりでなく、施工現場での掘削容積の増大等によ
って配管工事が大掛かりになり、しかも、部品点数も増
加するため、工費の高騰化と工期の増大を招来する問題
がある。
【0006】本発明は、上述の実情に鑑みて為されたも
のであって、その目的は、地震時や不同沈下時等に作用
する剪断方向の外力に起因する第1割り継手体と接続筒
部との接続箇所での破損を、他の流体配管装置類の配置
上の制約を与えることなく、かつ、工費の低廉化と工期
の短縮を図りながら抑制することができるようにする点
にある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1による
流体輸送管用管継手の特徴構成は、流体輸送管に接続さ
れる継手本体から外方に突出する接続筒部を、前記継手
本体に一体形成された固定筒体と、該固定筒体に対して
三次元方向に屈曲自在に接合される可動筒体とから構成
した点にある。上記特徴構成によれば、地震や軟弱地盤
での不同沈下等が発生して、前記接続筒部の筒軸芯に対
して交差する方向(剪断方向)の大きな外力が作用した
とき、継手本体に一体形成された固定筒体と可動筒体と
が三次元方向に屈曲するから、継手本体と接続筒部との
接続箇所に作用する剪断方向の外力が小さくなり、この
接続箇所での割れ等の破損発生を抑制することができ
る。それ故に、受口管部と挿入管部とを三次元方向で屈
曲自在に連結してある可撓継手を用いる場合に比して、
少なくとも受口管部の分だけ、前記流体輸送管の管軸芯
から可動筒体の先端までの距離が短くなるから、施工現
場での掘削容積が減少するとともに、部品点数も少なく
なり、地震時や不同沈下時等に作用する剪断方向の外力
に起因する継手本体と接続筒部との接続箇所での破損
を、他の流体配管類装置の配置に制約を与えることを極
力回避しながら、かつ、工費の低廉化と工期の短縮化と
を図りながら抑制することができる。
【0008】本発明の請求項2による流体輸送管用管継
手の特徴構成は、前記継手本体が、前記管周壁に外套状
態で管周方向に沿って固定連結される複数の割り継手体
から構成されていて、前記管周壁に形成された貫通孔に
相対向する第1割り継手体に、前記固定筒体が貫通孔に
連通する状態で一体形成されている点にある。上記特徴
構成によれば、管周方向で複数に分割された割り継手体
の一つに固定筒体が一体形成されているから、例えば、
前記継手本体が管状体から構成されている場合に比し
て、前記固定筒体に可動筒体を接合する際の取り扱いが
容易で、組み付け作業の能率化を図ることができる。
【0009】本発明の請求項3による流体輸送管用管継
手の特徴構成は、前記固定筒体に接合される可動筒体の
外周面に、部分球状の第1摺接面が形成され、前記固定
筒体の内周面には、前記第1摺接面に摺接する部分球状
の第2摺接面が形成されているとともに、前記固定筒体
に対する可動筒体の前記両摺接面に沿っての回動による
屈曲を許容しながら可動筒体の固定筒体からの抜け出し
移動を接当阻止する抜出し阻止手段が設けられている点
にある。上記特徴構成によれば、地震や軟弱地盤での不
同沈下等が発生して、前記接続筒部の筒軸芯に対して交
差する方向(剪断方向)の大きな外力が作用したとき、
前記固定筒体と可動筒体とを、それらの接合面に形成し
た部分球状の第1摺接面及び第2摺接面に沿って三次元
方向にスムースに回動させながら屈曲させることができ
るから、前記外力が急激に加わった場合でも、第1割り
継手体と接続筒部との接続箇所での割れ等の破損発生を
抑制することができる。
【0010】本発明の請求項4による流体輸送管用管継
手の特徴構成は、前記可動筒体の筒軸芯方向での長さ
が、固定筒体の内径よりも小に構成されているととも
に、該可動筒体の外周面全体が部分球状の第1摺接面に
構成され、更に、前記固定筒体の内周面には、前記可動
筒体の第1摺接面に相対回動のみ自在に嵌合する部分球
状の第2摺接面が形成されているとともに、前記抜出し
阻止手段が、可動筒体の第1摺接面の最大直径よりも小
なる内径に構成された固定筒体の開口周縁部分をもって
構成され、この固定筒体の開口周縁部分には、前記可動
筒体の筒軸芯が固定筒体の筒軸芯に対して直交する姿勢
にあるときのみ該可動筒体の第2摺接面側への挿入を許
容し、かつ、その挿入された可動筒体の筒軸芯が固定筒
体の筒軸芯に合致する状態まで該可動筒体の回動を許容
する切欠き部が形成されている点にある。上記特徴構成
によれば、固定筒体の開口周縁部分に形成された切欠き
部を通して、該固定筒体の筒軸芯に対して直交する姿勢
にある可動筒体を挿入し、その挿入状態で可動筒体の筒
軸芯が固定筒体の筒軸芯に合致する状態まで該可動筒体
を回動操作するだけで、可動筒体の抜け出し移動を固定
筒体の開口周縁部分で接当阻止することができるから、
抜出し阻止手段の構造の簡素化を図ることができるばか
りでなく、固定筒体に可動筒体を挿入接合した組み付け
状態では、可動筒体の全体又は大部分が固定筒体内に位
置するから、前記管周壁の貫通孔から可動筒体の先端ま
での距離が更に短くなり、他の流体配管装置類の配置の
自由度をより高めることができるとともに、工費の低廉
化と工期の短縮化とを一層促進することができる。
【0011】本発明の請求項5による流体輸送管用管継
手の特徴構成は、前記可動筒体の外周面の筒軸芯方向一
端側に前記第1摺接面が形成されているとともに、前記
固定筒体の内径が、該固定筒体の筒軸芯と同芯状態にあ
る可動筒体の筒軸芯方向からの挿抜を許容する内径に構
成され、更に、前記固定筒体の内周面のうち、前記可動
筒体の第1摺接面に接当する第2摺接面に連なる開口側
の部位には、前記可動筒体の第1摺接面に摺接する部分
球状の第3摺接面を備えた摺接案内部材と、該摺接案内
部材の開口側への移動を接当阻止する抜け止め部材とを
設けて、この摺接案内部材と抜け止め部材とから前記抜
出し阻止手段が構成されている点にある。上記特徴構成
によれば、前記可動筒体の一端側に形成された部分球状
の第1摺接面を、固定筒体に対して同芯状体で筒軸芯方
向から挿入したのち、前記摺接案内部材と抜け止め部材
とを固定筒体の第2摺接面に連なる開口側の部位に組み
付けることによって、前記固定筒体と可動筒体との前記
両摺接面に沿っての回動による屈曲を許容しながら可動
筒体の固定筒体からの抜け出し移動を接当阻止すること
ができる。それ故に、前記可動筒体の筒軸芯方向の他端
側の形状を、他の流体配管装置類の連結に適応した任意
の形状に構成することが可能で、前記請求項4に記載の
割り管継手に比して設計上の自由度を高めることができ
る。しかも、前記固定筒体から可動筒体を分離する際、
該可動筒体に他の流体配管装置類が連結されていても、
前記抜け止め部材を固定筒体から取り外せば、可動筒体
を固定筒体から自由に引き抜くことが可能で、分離作業
方法を作業条件に応じて選択することができる。
【0012】本発明の請求項6による流体輸送管用管継
手の特徴構成は、前記可動筒体を固定筒体に対して仮止
め固定する仮止め固定手段が固定解除操作自在に設けら
れている点にある。上記特徴構成によれば、前記接続筒
部を構成する固定筒体と可動筒体とを三次元方向に屈曲
自在に構成しながらも、前記可動筒体に他の流体配管装
置類を連結する場合には、前記仮止め固定手段にて可動
筒体を固定筒体に仮止め固定することができるから、自
重で下方に傾動しようとする可動筒体を所定の連結姿勢
に手等で保持する必要がなく、他の流体配管装置類の連
結作業を能率良く容易に行うことができる。
【0013】本発明の請求項7による流体輸送管用管継
手の特徴構成は、前記仮止め固定手段が、前記可動筒体
と固定筒体との筒軸芯が合致又はほぼ合致する状態で仮
止め固定するように構成されている点にある。上記特徴
構成によれば、前記固定筒体に仮止め固定された可動筒
体に他の流体配管装置類を連結した状態では、可動筒体
と固定筒体とがそれらの筒軸芯が合致する回動屈曲範囲
の中央位置にあるから、他の流体配管装置類の連結後
に、可動筒体と固定筒体との接合姿勢を一々修正する必
要がなく、他の流体配管装置類の連結作業を更に能率良
く行うことができる。
【0014】本発明の請求項8による流体輸送管用管継
手の特徴構成は、前記仮止め固定手段を構成するに、前
記固定筒体に、可動筒体の第1摺接面を押圧可能なネジ
部材を螺合し、このネジ部材の先端部と可動筒体の第1
摺接面との間に、該第1摺接面よりも軟質な保護部材を
介在させた点にある。上記特徴構成によれば、前記ネジ
部材によって可動筒体と固定筒体とを強固に仮止め固定
しながらも、前記可動筒体の第1摺接面の損傷を抑制す
ることができる。
【0015】本発明の請求項9による流体輸送管用管継
手の特徴構成は、前記仮止め固定手段を構成するに、前
記固定筒体に、可動筒体の第1摺接面を押圧可能なネジ
部材を螺合し、このネジ部材には、前記固定筒体と可動
筒体とを相対移動させようとする外力が作用したとき破
壊して、前記固定筒体に対する可動筒体の仮止め固定を
解除する脆弱部が形成されている点にある。上記特徴構
成によれば、前記固定筒体に仮止め固定された可動筒体
に他の流体配管装置類を連結したのち、前記ネジ部材に
よる仮止め固定の解除操作を忘れても、地震や軟弱地盤
での不同沈下等が発生してネジ部材に大きな外力が加わ
ると、この外力によってネジ部材の脆弱部が破壊され
て、固定筒体に対する可動筒体の仮止め固定が解除され
る。それ故に、仮止め操作されたネジ部材の固定解除操
作を不要化できるから、他の流体配管装置類の連結作業
を更に能率良く行うことができる。
【0016】本発明の請求項10による流体輸送管用管
継手の特徴構成は、前記可動筒体の内周面のうち、前記
継手本体側の一端に連なる少なくとも一部が、前記継手
本体側ほど大径となるテーパー面に形成されているとと
もに、該テーパー面の最大内径が前記貫通孔よりも大に
構成されている点にある。上記特徴構成によれば、前記
固定筒体に対して可動筒体が回動しながら屈曲しても、
該可動筒体の継手本体側の一端部が、前記貫通孔から可
動筒体に至る流路の横断面積を減少する方向に移動する
ことがない又は少なくなり、固定筒体と可動筒体との間
での圧力損失や乱流発生を抑制することができる。
【0017】本発明の請求項11による流体輸送管用管
継手の特徴構成は、前記保護部材が、前記固定筒体と可
動筒体との相対向する接合面間を密封する弾性シール材
の一部をもって兼用構成されている点にある。上記特徴
構成によれば、前記ネジ部材による仮止め固定時の可動
筒体の第1摺接面の損傷を抑制しながらも、弾性シール
材の一部を保護部材に兼用することに伴う部品点数の削
減によって組み付け作業の容易化を図ることができる。
【0018】
【発明の実施の形態】
〔第1実施形態〕図1〜図5に示す流体輸送管用管継手
は、鋳鉄管製の水道管等の流体輸送管Pに接続される鋳
鉄製の継手本体Aを、前記流体輸送管Pの管周壁1に外
套状態で管周方向(円周方向)に沿って固定連結される
三つの割り継手体B1,B2,B3から構成し、そのう
ち、前記管周壁1に形成された貫通孔2に相対向する第
1割り継手体B1に、前記貫通孔2に対して流体輸送管
Pの管軸芯X方向に直交する水平方向から連通する接続
筒部3を外方に突出形成してある。
【0019】前記各割り継手体B1,B2,B3の管周
方向両端部の各々には、管周方向で隣接するもの同士を
ボルト4・ナット5を介して固定連結するための連結フ
ランジ6を管径方向外方に向かって一体的に突出形成す
るとともに、前記各割り継手体B1,B2,B3の管軸
芯X方向両端部で、かつ、管周方向に間隔を隔てた二箇
所の各々には、各割り継手体B1,B2,B3の内周面
と管周壁1の外周面との間を設定間隔に保持するための
ボルト7を螺合し、更に、前記割り継手体B1,B2,
B3の各々に形成されたシール溝には、前記貫通孔2か
らの流体(水道水)の外部への漏洩を防止すべく、前記
管周壁1の外周面との間、及び、管周方向で隣接する割
り継手体B1,B2,B3の連結フランジ6間の各々を
密封するための合成ゴム製(例えば、スチレンブタジエ
ンゴム)の弾性シール材8を嵌合保持させてある。前記
割り継手体B1,B2,B3の内周面と管周壁1の外周
面との間には、前記貫通孔2に連通する状態で弾性シー
ル材8にて密封(水密)された環状空間Sが形成されて
いるため、流体輸送管P内の流体が貫通孔2を通して環
状空間S内に流入したとき、三つの割り継手体B1,B
2,B3の内面に均等の圧力が加わるため、前記各弾性
シール材8の接触圧をほぼ均等に維持することができ
る。
【0020】前記接続筒部3を、前記第1割り継手体B
1に一体形成された円管状の固定筒体9と、該固定筒体
9に対して三次元方向に屈曲自在に接合される円管状の
鋳鉄製の可動筒体10とから構成するとともに、前記固
定筒体9と可動筒体10との相対向する接合面間を密封
(水密)する環状の合成ゴム製(例えば、スチレンブタ
ジエンゴム)の弾性シール材11を介在してある。詳述
すれば、図5に示すように、前記可動筒体10の筒軸芯
Y方向の一端部分10Aを直径方向外方に向かって部分
球状に膨出形成して、該球状部分10Aの外周面に、前
記固定筒部9の内周面に形成した部分球状の第2摺接面
9aに摺接する部分球状の第1摺接面10aを形成する
とともに、前記固定筒体9の内径を、該固定筒体9の筒
軸芯Yと同芯状態にある可動筒体10の球状部分10A
の筒軸芯方向からの挿抜を許容する内径に構成してあ
る。更に、前記固定筒体9の内周面のうち、前記可動筒
体10の第1摺接面10aに接当する第2摺接面9aに
連なる開口側の部位には、前記弾性シール材11を嵌合
保持する環状のシール溝9bと、Cの字状の抜け止め部
材13を嵌合保持する環状溝9cとを形成するととも
に、前記弾性シール材11と抜け止め部材13との間に
は、前記可動筒体10の第1摺接面10aに摺接する部
分球状の第3摺接面12aを備えた鋳鉄製の摺接案内部
材12を配設してある。そして、前記摺接案内部材12
と抜け止め部材13とをもって、前記固定筒体9に対す
る可動筒体10の前記摺接面9a,10a,12aに沿
っての回動による屈曲を許容しながら可動筒体10の固
定筒体9からの抜け出し移動を接当阻止する抜出し阻止
手段14を構成してある。
【0021】また、前記可動筒体10の筒軸芯Y方向の
他端部には、分岐管や仕切り弁装置等の他の流体配管装
置類を連結するための複数の連結用貫通孔10bを同芯
円状に備えた連結フランジ10Bを一体形成するととも
に、前記固定筒体9と可動筒体10との間には、可動筒
体10を固定筒体9に対して仮止め固定する仮止め固定
手段15を固定解除操作自在に設けてある。この仮止め
固定手段15は、前記固定筒体9の外周面の円周方向三
箇所に突出形成した連結片9Aの各々に第1取付け孔1
5aを形成するとともに、前記可動筒体10の連結フラ
ンジ10Bのうち、前記第1取付け孔15aに対して筒
軸芯Y方向で相対向する円周方向三箇所の各々には第2
取付け孔15bを貫通形成し、更に、前記筒軸芯Y方向
で相対向する両取付け孔15a,15bに亘って仮止め
用ボルト15Aを挿入し、もって、前記仮止め用ボルト
15Aのネジ部先端側に螺合されたナット15Bを締付
け操作することにより、前記可動筒体10と固定筒体9
とをそれらの筒軸芯が合致又はほぼ合致する状態で仮止
め固定するように構成されている。そして、前記可動筒
体10の連結フランジ10Bに対する他の流体配管装置
類の連結作業が完了したのちに、前記仮止め用ボルト1
5A及びナット15Bによる仮止め固定を解除する。
【0022】尚、前記流体輸送管Pの管軸芯X方向の所
要箇所に設けられている弁装置を閉弁操作して、断水状
態で本発明の管継手を装着する場合には、この管継手の
装着前において、前記管周壁1に貫通孔2を予め形成す
ることができるが、前記貫通孔2を水道水等の流体を止
めない不断水状態で形成する場合には、図6に示すよう
に、前記流体輸送管Pの所要箇所に本発明の管継手を装
着したのち、前記可動筒体10の連結フランジ10B
に、他の流体配管装置類の一例である仕切り弁装置Dの
一方の連結フランジ16Aをボルト22・ナット23を
介して固定連結し、更に、この仕切り弁装置Dの他方の
連結フランジ16Bに、回転カッタ17を備えた穿孔装
置Eの連結フランジ19をボルト22・ナット23を介
して固定連結する。この状態で仕切り弁装置Dの弁体1
8を開弁操作したのち、穿孔装置Eの回転カッタ17を
駆動回転させながら流体輸送管P側に前進させ、前記管
周壁1に貫通孔2を形成する。穿孔終了後は、前記回転
カッタ17を退避させた状態で仕切り弁装置Dの弁体1
8を閉弁操作させたのち、前記穿孔装置Eを取り外し、
前記仕切り弁装置Dの他方の連結フランジ16Bに、他
の流体配管装置類の一例である分岐管等を連結する。
【0023】〔第2実施形態〕図7〜図9に示す流体輸
送管用管継手は、鋳鉄管製の水道管等の流体輸送管Pに
接続される鋳鉄製の継手本体Aを、前記流体輸送管Pの
管周壁1に管周方向(円周方向)に沿って外套された二
つの割り継手体B1,B2から構成し、これら両割り継
手体B1,B2を、流体輸送管Pの管軸芯Xに対して直
交する方向からボルト4・ナット5にて固定連結し、そ
のうち、前記管周壁1に形成された貫通孔2に相対向す
る第1割り継手体B1の内面には、前記管周壁1の外周
面の貫通孔2周縁近くに圧接される密封用の合成ゴム製
(例えば、スチレンブタジエンゴム)の弾性シール材8
を嵌合保持させるとともに、前記第1割り継手体B1に
は、前記貫通孔2に対して流体輸送管Pの管軸芯X方向
に直交する水平方向から連通する接続筒部3を外方に突
出形成してある。
【0024】前記接続筒部3を、前記第1割り継手体B
1に一体形成された円管状の固定筒体9と、該固定筒体
9に対して三次元方向に屈曲自在に接合される円管状の
鋳鉄製の可動筒体10とから構成するとともに、前記固
定筒体9と可動筒体10との相対向する接合面間を密封
(水密)する環状の合成ゴム製(例えば、スチレンブタ
ジエンゴム)の弾性シール材11を介在してある。詳述
すれば、前記可動筒体10の筒軸芯Y方向での長さを、
固定筒体9の内径よりも小に構成するとともに、該可動
筒体10の外周面全体を部分球状の第1摺接面10aに
構成し、更に、前記固定筒体9の内周面には、前記可動
筒体10の第1摺接面10aに相対回動のみ自在に嵌合
する部分球状の第2摺接面9aを形成する。
【0025】また、前記固定筒体9に対する可動筒体1
0の前記両摺接面9a,10aに沿っての回動による屈
曲を許容しながら可動筒体10の固定筒体9からの抜け
出し移動を接当阻止する抜出し阻止手段14を設けてあ
る。この抜出し阻止手段14は、前記可動筒体10の第
1摺接面10aの最大直径よりも小なる内径に構成され
た固定筒体9の開口周縁部分9dをもって構成されてい
る。
【0026】前記固定筒体9の開口周縁部分9dには、
前記可動筒体10の筒軸芯が固定筒体9の筒軸芯に対し
て直交する姿勢にあるときのみ該可動筒体10の第2摺
接面9a側への挿入を許容し、かつ、その挿入された可
動筒体10の筒軸芯が固定筒体9の筒軸芯に合致する状
態まで該可動筒体10の回動を許容する切欠き部9eが
形成されている。
【0027】また、前記固定筒体9と可動筒体10との
間には、可動筒体10を固定筒体9に対してそれらの両
筒軸芯が合致又はほぼ合致する状態で仮止め固定する仮
止め固定手段15が固定解除操作自在に設けられてい
る。この仮止め固定手段15は、前記固定筒体9の円周
方向三箇所の各々に、可動筒体10の第1摺接面10a
に対して直径方向外方から押圧可能なネジ部材(ボル
ト)15Cを螺合するとともに、この各ネジ部材15C
の先端部に対応する可動筒体10の第1摺接面10aの
三箇所には、前記ネジ部材15Cの先端部が係入する係
合孔15Dを形成して構成されている。
【0028】前記可動筒体10の内周面のうち、前記第
1割り継手体B1側の一端に連なる約半分の長さの内周
面部分10dを、前記第1割り継手体B1側ほど大径と
なるテーパー面に形成し、このテーパー面10dの最大
内径を前記貫通孔2よりも大に構成するとともに、前記
可動筒体10の内周面のうち、前記第1割り継手体B1
とは反対側の内周面部分10eには、他の流体配管装置
類の一例である仕切り弁装置Dを螺合連結するための雌
ネジを形成してある。前記テーパー面10dの最大内径
は、前記固定筒体9に対して可動筒体10が前記両摺接
面9a,10aに沿って最大限に回動しながら屈曲した
ときでも、可動筒体10の第1割り継手体B1側の一端
部が、前記貫通孔2から可動筒体10に至る流路の横断
面積を減少しない大きさに設定されている。
【0029】〔第3実施形態〕前記の第2実施形態の流
体輸送管用管継手において、図10に示すように、前記
仮止め固定手段15を構成する複数のネジ部材15Cの
各々に、前記固定筒体9の第2摺接面9aと可動筒体1
0の第1摺接面10aとの対向間隔よりも幅広な領域に
亘って環状溝20を形成して、該環状溝20をもって、
前記固定筒体9と可動筒体10とを相対移動させようと
する大なる外力が作用したとき破壊して、前記固定筒体
9に対する可動筒体10の仮止め固定を解除する脆弱部
を構成してある。尚、その他の構成は、前記の第2実施
形態の構成と同一である。また、当該第3実施形態にお
いては、ネジ部材15Cに環状溝を形成することによっ
て前記の脆弱部20を構成したが、前記ネジ部材15C
の一部を薄肉に構成したり、或いは、前記ネジ部材15
Cの一部に貫通孔や切欠きを形成することによっても前
記の脆弱部20を構成することができる。要するに、こ
の脆弱部20は、前記固定筒体9と可動筒体10とを相
対移動させようとする大なる外力が作用したとき破壊し
て、前記固定筒体9に対する可動筒体10の仮止め固定
を解除することのできるものであればよい。
【0030】〔第4実施形態〕図11は、前記の第2実
施形態の流体輸送管用管継手における仮止め固定手段1
5の別実施形態を示し、これは、前記固定筒体9の円周
方向三箇所の各々に、可動筒体10の第1摺接面10a
に対して直径方向外方から押圧可能なネジ部材(ボル
ト)15Cを螺合するとともに、この各ネジ部材15C
の先端部と可動筒体10の第1摺接面10aとの間に
は、該第1摺接面10aよりも軟質な保護部材の一例で
ある合成ゴム製の環状の弾性パッキン21を、前記第1
摺接面10aに外装させた状態で介在させてある。この
実施形態による場合は、前記ネジ部材15Cによって可
動筒体10と固定筒体9とを強固に仮止め固定しながら
も、前記可動筒体10の第1摺接面10aの損傷を抑制
することができる。しかも、前記保護部材21が弾性パ
ッキン等の弾性体であるが故に、前記ネジ部材15Cに
よる仮止め固定の解除操作を忘れても、地震や軟弱地盤
での不同沈下等が発生して接続筒部3に大きな外力が加
わると、この外力によって可動筒体10と固定筒体9と
を、それらの接合面に形成した第1摺接面10a及び第
2摺接面9bに沿って相対回動させながら三次元方向に
屈曲させることができる。それ故に、仮止め操作された
ネジ部材15Cの固定解除操作を不要化できるから、他
の流体配管装置類の連結作業を更に能率良く行うことが
できる。尚、その他の構成は、前記の第2実施形態の構
成と同一である。また、前記保護部材21を、第1摺接
面10aよりも軟質な合成樹脂や銅等から構成して実施
してもよい。
【0031】〔第5実施形態〕図12は、前記の第2実
施形態の流体輸送管用管継手における仮止め固定手段1
5の別実施形態を示し、これは、前記固定筒体9の円周
方向三箇所の各々に、可動筒体10の第1摺接面10a
に対して直径方向外方から押圧可能なネジ部材(ボル
ト)15Cを螺合するとともに、この各ネジ部材15C
の先端部に、可動筒体10の第1摺接面10aよりも軟
質な合成ゴム等の保護部材21を焼き付け等の適宜手段
で固着してある。そして、前記保護部材21が合成ゴム
等の弾性体である場合には、前記第4実施形態と同様な
効果を達成することができる。尚、その他の構成は、前
記の第2実施形態の構成と同一である。
【0032】〔第6実施形態〕図13は、前記の第2実
施形態の流体輸送管用管継手における仮止め固定手段1
5の別実施形態を示し、これは、前記固定筒体9の円周
方向三箇所の各々に、可動筒体10の第1摺接面10a
に対して直径方向外方から押圧可能なネジ部材(ボル
ト)15Cを螺合するとともに、この各ネジ部材15C
の先端部と可動筒体10の第1摺接面10aとの間に
は、前記固定筒体9の第2摺接面9aと可動筒体10の
第1摺接面10aとの接合面間を密封する弾性シール材
11の一部11aを延出してある。そして、この延出さ
れた弾性シール材11の一部11aをもって、各ネジ部
材15Cの先端部と可動筒体10の第1摺接面10aと
の間に介在される、前記第1摺接面10aよりも軟質な
保護部材21に兼用構成してある。そして、前記保護部
材21が合成ゴム等の弾性体である場合には、前記第4
実施形態と同様な効果を達成することができる。尚、そ
の他の構成は、前記の第2実施形態の構成と同一であ
る。
【0033】〔第7実施形態〕図14は、前記の第2実
施形態の流体輸送管用管継手における仮止め固定手段1
5の別実施形態を示し、これは、前記ネジ部材(ボル
ト)15Cが係入する可動筒体10の第1摺接面10a
側の係合孔15D内に合成ゴム等の弾性体22を挿入し
たものである。この第7実施形態の場合、仮止め固定時
に、ネジ部材15Cの締付け操作に連れて弾性体22が
圧縮されるから、この弾性体22の弾性復元力を利用し
てネジ部材15Cの緩みを抑制することができる。尚、
その他の構成は、前記の第2実施形態の構成と同一であ
る。また、当該第7実施形態の前記ネジ部材15Cに、
前記第3実施形態と同一形状の脆弱部20を形成して実
施してもよい。
【0034】〔第8実施形態〕図15に示す流体輸送管
用管継手は、鋳鉄管製の水道管等の流体輸送管Pに接続
される鋳鉄製の継手本体Aを、二本の流体輸送管Pの端
部同士を同芯状態で連通接続可能な管状体から構成し、
この継手本体Aの外周面の管軸芯X方向中間位置には、
前記管軸芯Xに対して直交する方向に向かって外方に突
出する接続筒部3を形成してある。
【0035】前記接続筒部3を、前記継手本体Aに一体
形成された円管状の固定筒体9と、該固定筒体9に対し
て三次元方向に屈曲自在に接合される円管状の鋳鉄製の
可動筒体10とから構成するとともに、前記固定筒体9
と可動筒体10との相対向する接合面間を密封(水密)
する環状の合成ゴム製(例えば、スチレンブタジエンゴ
ム)の弾性シール材11を介在してある。
【0036】詳述すれば、前記可動筒体10の筒軸芯Y
方向の一端部分10Aを直径方向外方に向かって部分球
状に膨出形成して、該球状部分10Aの外周面に、前記
固定筒部9の内周面に形成した部分球状の第2摺接面9
aに摺接する部分球状の第1摺接面10aを形成すると
ともに、前記固定筒体9の内径を、該固定筒体9の筒軸
芯Yと同芯状態にある可動筒体10の球状部分10Aの
筒軸芯方向からの挿抜を許容する内径に構成してある。
更に、前記固定筒体9の内周面のうち、前記可動筒体1
0の第1摺接面10aに接当する第2摺接面9aに連な
る開口側の部位には、前記弾性シール材11を嵌合保持
する環状のシール溝9bと、Cの字状の抜け止め部材1
3を嵌合保持する環状溝9cとを形成するとともに、前
記弾性シール材11と抜け止め部材13との間には、前
記可動筒体10の第1摺接面10aに摺接する部分球状
の第3摺接面12aを備えた鋳鉄製の摺接案内部材12
を配設してある。そして、前記摺接案内部材12と抜け
止め部材13とをもって、前記固定筒体9に対する可動
筒体10の前記摺接面9a,10a,12aに沿っての
回動による屈曲を許容しながら可動筒体10の固定筒体
9からの抜け出し移動を接当阻止する抜出し阻止手段1
4を構成してある。
【0037】また、前記可動筒体10の筒軸芯Y方向の
他端部には、分岐管や仕切り弁装置等の他の流体配管装
置類を連結するための複数の連結用貫通孔10bを同芯
円状に備えた連結フランジ10Bを一体形成してある。
【0038】尚、前記固定筒体9と可動筒体10との間
には、図示はしないが、前記の第1実施形態と同様(図
1、図6参照)に、前記可動筒体10を固定筒体9に対
してそれらの筒軸芯が合致又はほぼ合致する状態で仮止
め固定する仮止め固定手段15を固定解除操作自在に設
けてある。
【0039】〔その他の実施形態〕 前記継手本体Aに突出形成される接続筒部3の数は
複数本であってもよく、また、該接続筒部3を、継手本
体Aの管軸芯X方向に対する直交方向に対して交差する
傾斜姿勢で継手本体Aに突出形成してもよい。更に、前
記の第1実施形態から第7実施形態においては、前記継
手本体Aを三つ又は二つの割り継手体から構成したが、
四つ以上の割り継手体から構成してもよい。 前記の第1実施形態において、前記仮止め固定手段
15を構成する仮止め用ボルト15Aの中間部に環状溝
(第3実施形態の環状溝20と同一形状)又は薄肉部分
等を形成して、この環状溝又は薄肉部分等をもって、前
記固定筒体9と可動筒体10とを相対移動させようとす
る大なる外力が作用したとき破壊して、前記固定筒体9
に対する可動筒体10の仮止め固定を解除する脆弱部を
構成してもよい。 前記の各実施形態では、前記固定筒体9と可動筒体
10とを、それらの相対向する接合面に形成した部分球
状の摺接面に沿って回動させながら三次元方向に屈曲自
在に接合したが、前記固定筒体9と可動筒体10とを三
次元方向に屈曲自在に接合できるものであれば、如何な
る接合構造を採用してもよい。 前記の各実施形態では、前記固定筒体9と可動筒体
10とを三次元方向に屈曲のみ自在に接合したが、この
固定筒体9と可動筒体10とを、三次元方向に屈曲自在
で、かつ、その筒軸芯の一定範囲内で伸縮自在に接合し
て実施してもよい。 前記の各実施形態では、前記固定筒体9に対して可
動筒体10を挿入して接合したが、この可動筒体10を
固定筒体9に外嵌して接合してもよい。 前記の各実施形態では、前記仮止め固定手段15に
よる仮止め箇所が三箇所の場合を例に挙げて説明した
が、この仮止め箇所の数は任意に設定することができ
る。また、前記ネジ部材15C以外に回転カムや楔等で
仮止めすることも可能である。
【0040】尚、特許請求の範囲の項に図面との対照を
便利にするために符号を記すが、該記入により本発明は
添付図面の構成に限定されるものではない。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施形態を示す流体輸送管用割り管継手の
側面図
【図2】図1のII−II線矢視図
【図3】図1のIII−III線断面図
【図4】図1のIV−IV線断面図
【図5】図2のV−V線拡大断面図
【図6】穿孔状態を示す一部切欠き側面図
【図7】第2実施形態を示す一部切欠き側面図
【図8】図7のVIII−VIII線視における割り管
継手の背面図
【図9】可動筒体の装着工程を示す要部の断面図
【図10】第3実施形態の流体輸送管用管継手を示す要
部の拡大断面図
【図11】第4実施形態の流体輸送管用管継手を示す要
部の拡大断面図
【図12】第5実施形態の流体輸送管用管継手を示す要
部の拡大断面図
【図13】第6実施形態の流体輸送管用管継手を示す要
部の拡大断面図
【図14】第7実施形態の流体輸送管用管継手を示す要
部の拡大断面図
【図15】第8実施形態の流体輸送管用管継手を示す全
体断面図
【図16】従来の流体輸送管用割り管継手に可撓継手を
連結したときの断面図
【符号の説明】
P 流体輸送管 A 継手本体 B1 割り継手体(第1割り継手体) B2 割り継手体 B3 割り継手体 1 管周壁 2 貫通孔 3 接続筒部 9 固定筒体 9a 第2摺接面 9d 開口周縁部分 9e 切欠き部 10 可動筒体 10a 第1摺接面 10d テーパー面 11 弾性シール材 12 摺接案内部材 12a 第3摺接面 13 抜け止め部材 14 抜出し阻止手段 15 仮止め固定手段 15C ネジ部材 20 脆弱部(環状溝) 21 保護部材(弾性パッキン)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 酒井 篤史 兵庫県多紀郡丹南町波賀野550―3

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 流体輸送管(P)に接続される継手本体
    (A)に、外方に突出する接続筒部(3)を形成してあ
    る流体輸送管用管継手であって、 前記接続筒部(3)を、前記継手本体(A)に一体形成
    された固定筒体(9)と、該固定筒体(9)に対して三
    次元方向に屈曲自在に密封状態で接合される可動筒体
    (10)とから構成してある流体輸送管用管継手。
  2. 【請求項2】 前記継手本体(A)が、前記管周壁
    (1)に外套状態で管周方向に沿って固定連結される複
    数の割り継手体(B1,B2,B3)から構成されてい
    て、前記管周壁(1)に形成された貫通孔(2)に相対
    向する第1割り継手体(B1)に、前記固定筒体(9)
    が貫通孔(2)に連通する状態で一体形成されている請
    求項1記載の流体輸送管用管継手。
  3. 【請求項3】 前記固定筒体(9)に接合される可動筒
    体(10)の外周面には部分球状の第1摺接面(10
    a)が形成され、前記固定筒体(9)の内周面には、前
    記第1摺接面(10a)に摺接する部分球状の第2摺接
    面(9a)が形成されているとともに、前記固定筒体
    (9)に対する可動筒体(10)の前記両摺接面(9
    a,10a)に沿っての回動による屈曲を許容しながら
    可動筒体(10)の固定筒体(9)からの抜け出し移動
    を接当阻止する抜出し阻止手段(14)が設けられてい
    る請求項1又は2記載の流体輸送管用管継手。
  4. 【請求項4】 前記可動筒体(10)の筒軸芯方向での
    長さが、固定筒体(9)の内径よりも小に構成されてい
    るとともに、該可動筒体(10)の外周面全体が部分球
    状の第1摺接面(10a)に構成され、更に、前記固定
    筒体(9)の内周面には、前記可動筒体(10)の第1
    摺接面(10a)に相対回動のみ自在に嵌合する部分球
    状の第2摺接面(9a)が形成されているとともに、前
    記抜出し阻止手段(14)が、可動筒体(10)の第1
    摺接面(10a)の最大直径よりも小なる内径に構成さ
    れた固定筒体(9)の開口周縁部分(9d)をもって構
    成され、この固定筒体(9)の開口周縁部分(9d)に
    は、前記可動筒体(10)の筒軸芯が固定筒体(9)の
    筒軸芯に対して直交する姿勢にあるときのみ該可動筒体
    (10)の第2摺接面(9a)側への挿入を許容し、か
    つ、その挿入された可動筒体(10)の筒軸芯が固定筒
    体(9)の筒軸芯に合致する状態まで該可動筒体(1
    0)の回動を許容する切欠き部(9e)が形成されてい
    る請求項3記載の流体輸送管用管継手。
  5. 【請求項5】 前記可動筒体(10)の外周面の筒軸芯
    方向一端側に前記第1摺接面(10a)が形成されてい
    るとともに、前記固定筒体(9)の内径が、該固定筒体
    (9)の筒軸芯と同芯状態にある可動筒体(10)の筒
    軸芯方向からの挿抜を許容する内径に構成され、更に、
    前記固定筒体(9)の内周面のうち、前記可動筒体(1
    0)の第1摺接面(10a)に接当する第2摺接面(9
    a)に連なる開口側の部位には、前記可動筒体(10)
    の第1摺接面(10a)に摺接する部分球状の第3摺接
    面(12a)を備えた摺接案内部材(12)と、該摺接
    案内部材(12)の開口側への移動を接当阻止する抜け
    止め部材(13)とを設けて、この摺接案内部材(1
    2)と抜け止め部材(13)とから前記抜出し阻止手段
    (14)が構成されている請求項3記載の流体輸送管用
    管継手。
  6. 【請求項6】 前記可動筒体(10)を固定筒体(9)
    に対して仮止め固定する仮止め固定手段(15)が固定
    解除操作自在に設けられている請求項1〜5のいずれか
    1項に記載の流体輸送管用管継手。
  7. 【請求項7】 前記仮止め固定手段(15)が、前記可
    動筒体(10)と固定筒体(9)との筒軸芯が合致又は
    ほぼ合致する状態で仮止め固定するように構成されてい
    る請求項6記載の流体輸送管用管継手。
  8. 【請求項8】 前記仮止め固定手段(15)を構成する
    に、前記固定筒体(9)に、可動筒体(10)の第1摺
    接面(10a)を押圧可能なネジ部材(15C)を螺合
    し、このネジ部材(15C)の先端部と可動筒体(1
    0)の第1摺接面(10a)との間に、該第1摺接面
    (10a)よりも軟質な保護部材(21)を介在させて
    ある請求項6又は7記載の流体輸送管用管継手。
  9. 【請求項9】 前記仮止め固定手段(15)を構成する
    に、前記固定筒体(9)に、可動筒体(10)の第1摺
    接面(10a)を押圧可能なネジ部材(15C)を螺合
    し、このネジ部材(15C)には、前記固定筒体(9)
    と可動筒体(10)とを相対移動させようとする外力が
    作用したとき破壊して、前記固定筒体(9)に対する可
    動筒体(10)の仮止め固定を解除する脆弱部(20)
    が形成されている請求項6又は7記載の流体輸送管用管
    継手。
  10. 【請求項10】 前記可動筒体(10)の内周面のう
    ち、前記継手本体(A)側の一端に連なる少なくとも一
    部が、前記継手本体(A)側ほど大径となるテーパー面
    (10d)に形成されているとともに、該テーパー面
    (10d)の最大内径が前記貫通孔(2)よりも大に構
    成されている請求項4記載の流体輸送管用管継手。
  11. 【請求項11】 前記保護部材(21)が、前記固定筒
    体(9)と可動筒体(10)との相対向する接合面間を
    密封する弾性シール材(11)の一部をもって兼用構成
    されている請求項8記載の流体輸送管用管継手。
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