JP4341954B2 - 管継手及びパッキン輪ユニット - Google Patents
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Description
外周に突出部を有し接合管の一端側外周に嵌め込まれる押輪と、
この押輪に対向する側に前記突出部に対向する突出部を有すると共にこの突出部の内周側に前記押輪に向けて拡がる受口部を有して前記接合管の外周に周隙間をもって嵌装される管または継手本体と、
前記押輪を管または継手本体の方向に移動操作可能な緊締具と、
前記管または継手本体と前記接合管との内外間に設けられ、前記緊締具の操作により移動する前記押輪による直接押圧に伴って生じる自らの弾性変形により前記受口部に嵌装されるパッキン輪と、
前記接合管が前記管または継手本体から離脱するのを防止する抜止め輪とを備えた管継手であって、
前記パッキン輪の前記接合管と接触する内面側に前記抜止め輪を収容する収容部を設け、前記緊締具の操作により前記パッキン輪と前記抜止め輪を前記受口部に嵌装させると共に、前記抜止め輪の内径を縮径させて前記接合管の外周に密着するように構成し、
前記収容部に前記抜止め輪を収容するに際して、前記抜止め輪により前記パッキン輪にキズが生じるのを防止する保護部材を介して収容してあるものである。そして、前記保護部材が、リング状に形成され、前記緊締具の操作によりその内径が縮径しやすいように、前記接合管の管軸方向に沿ったスリットが形成されていることを特徴とする、或いは、前記保護部材に、前記抜止め輪が前記接合管の管軸方向に沿って移動可能な空間が形成されていることを特徴とするものである。
次に、本実施形態に係る管継手の施工手順について説明する。現場に運搬された後、仮組された管継手に接合管11,11を内挿する。仮組みした管継手は図5に示した通りである。パッキン輪15には、予め抜け止めリング16も収容された状態(これをパッキン輪ユニットと称する。 )となっている。
次に、パッキン輪ユニットの別実施形態を図8により説明する。このパッキン輪15の収容部15gに抜け止めリング16を収容するに際して、保護リング17を介在させて収容するようにしている。保護リング17の全体形状は、図9に示される。保護リング17には、抜け止めリング16の断面形状に対応した収容凹部17aが形成されている。図9に示すように、保護リング17には周方向に多数のスリット17bが形成される。スリット17bは、管軸方向に沿った方向に形成される。スリット17bを形成することで、保護リング17を縮径しやすくすることができる。なお、保護リング17の周方向の一部を切断したC字状に形成しても良い。保護リング17は、好ましくは樹脂成形により製造することができる。つまり、保護リング17は、ゴム製のパッキン輪15よりも硬度が高く、ステンレス製の抜け止めリング16よりも硬度が低い。
図10は、更に別実施形態に係るパッキン輪ユニットの構成を示している。この構成では、基部15bの内側に保護リング18を設けており、その大きさは図8に示す構造のものよりも大きくなっている。保護リング18に設けられた収容空間18aは、抜け止めリング16の断面積よりも大きくなっており、これにより、抜け止めリング16が移動できる空間が確保されている。すなわち、 抜け止めリング16は、押輪13の先端部13bの位置まで移動できるように構成されている。なお、抜け止めリング16が先端部13bに直接当接するように保護リング18を構成しても良い。パッキン輪ユニットのその他の部分の形状は既に説明したのと同じであり、図番のみを付して説明は省略する。
(1)本実施形態の管継手は、必ずしも仮組される必要はなく、各部品が分解された状態で現場に運搬されて施工されてもよく、この場合でも、抜け止めリングを挿入するための別工程は必要ないので、施工方法が簡素化されることに変わりがない。
(2)本実施形態の管継手は、二つの接合管11,11の間に介在する継手本体12を備えていたが、図11に示すように、継手本体12に代えて、接合管11に継ぐ管20を用いるようにしてもよい。
12 継手本体
12a 突出部
12c 受口部
13 押輪
13a 突出部
14 緊締具
15 パッキン輪
15g 収容部
16 抜け止めリング
17 保護リング
18 保護リング
Claims (7)
- 外周に突出部を有し接合管の一端側外周に嵌め込まれる押輪と、
この押輪に対向する側に前記突出部に対向する突出部を有すると共にこの突出部の内周側に前記押輪に向けて拡がる受口部を有して前記接合管の外周に周隙間をもって嵌装される管または継手本体と、
前記押輪を管または継手本体の方向に移動操作可能な緊締具と、
前記管または継手本体と前記接合管との内外間に設けられ、前記緊締具の操作により移動する前記押輪による直接押圧に伴って生じる自らの弾性変形により前記受口部に嵌装されるパッキン輪と、
前記接合管が前記管または継手本体から離脱するのを防止する抜止め輪とを備えた管継手であって、
前記パッキン輪の前記接合管と接触する内面側に前記抜止め輪を収容する収容部を設け、前記緊締具の操作により前記パッキン輪と前記抜止め輪を前記受口部に嵌装させると共に、前記抜止め輪の内径を縮径させて前記接合管の外周に密着するように構成し、
前記収容部に前記抜止め輪を収容するに際して、前記抜止め輪により前記パッキン輪にキズが生じるのを防止する保護部材を介して収容してあり、前記保護部材は、リング状に形成され、前記緊締具の操作によりその内径が縮径しやすいように、前記接合管の管軸方向に沿ったスリットが形成されていることを特徴とする管継手。 - 前記保護部材には、前記抜止め輪が前記接合管の管軸方向に沿って移動可能な空間が形成されていることを特徴とする請求項1に記載の管継手。
- 外周に突出部を有し接合管の一端側外周に嵌め込まれる押輪と、
この押輪に対向する側に前記突出部に対向する突出部を有すると共にこの突出部の内周側に前記押輪に向けて拡がる受口部を有して前記接合管の外周に周隙間をもって嵌装される管または継手本体と、
前記押輪を管または継手本体の方向に移動操作可能な緊締具と、
前記管または継手本体と前記接合管との内外間に設けられ、前記緊締具の操作により移動する前記押輪による直接押圧に伴って生じる自らの弾性変形により前記受口部に嵌装されるパッキン輪と、
前記接合管が前記管または継手本体から離脱するのを防止する抜止め輪とを備えた管継手であって、
前記パッキン輪の前記接合管と接触する内面側に前記抜止め輪を収容する収容部を設け、前記緊締具の操作により前記パッキン輪と前記抜止め輪を前記受口部に嵌装させると共に、前記抜止め輪の内径を縮径させて前記接合管の外周に密着するように構成し、
前記収容部に前記抜止め輪を収容するに際して、前記抜止め輪により前記パッキン輪にキズが生じるのを防止する保護部材を介して収容してあり、前記保護部材には、前記抜止め輪が前記接合管の管軸方向に沿って移動可能な空間が形成されていることを特徴とする管継手。 - 自然状態において、前記抜止め輪の内径は、前記パッキン輪の内径よりも大きい寸法に設定されていることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の管継手。
- 前記保護部材は、前記抜止め輪よりも軟らかく、前記パッキン輪よりも硬い材料で形成されることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の管継手。
- 前記抜止め輪は、外周方向の一部が切断された略C字状に形成され、かつ、その切断箇所の前記パッキン輪と接触する外径側の形状が滑らかになるように形成したことを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載の管継手。
- 請求項1〜6のいずれか1項に記載の管継手に使用されるパッキン輪ユニットであって、前記パッキン輪の前記収容部に前記保護部材を介して前記抜止め輪を収容したパッキン輪ユニット。
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