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JPH09142708A - 用紙排出装置 - Google Patents

用紙排出装置

Info

Publication number
JPH09142708A
JPH09142708A JP7306291A JP30629195A JPH09142708A JP H09142708 A JPH09142708 A JP H09142708A JP 7306291 A JP7306291 A JP 7306291A JP 30629195 A JP30629195 A JP 30629195A JP H09142708 A JPH09142708 A JP H09142708A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
sheet
paper
discharge
roller pair
ejection
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP7306291A
Other languages
English (en)
Inventor
Ryutaro Sugimoto
龍太郎 杉本
Sadashi Nonaka
禎志 野中
Hideo Kanbe
秀夫 神戸
Kanji Suzuki
完次 鈴木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Star Micronics Co Ltd
Original Assignee
Star Micronics Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Star Micronics Co Ltd filed Critical Star Micronics Co Ltd
Priority to JP7306291A priority Critical patent/JPH09142708A/ja
Publication of JPH09142708A publication Critical patent/JPH09142708A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 排出される用紙を確実に案内することによ
り、用紙排出を円滑に行える用紙排出装置を提供する。 【解決手段】 排出口側に排出すべき用紙の搬送に対応
し、その用紙の排出手段側への案内を確実化したもので
ある。即ち、プリンタ装置等の機器の用紙排出部に設置
されて用紙(4)を排出する用紙排出装置であって、搬
送される前記用紙を受けて排出口側に排出させる排出手
段(排出ローラ38、42)と、前記用紙の排出時、搬
送される前記用紙をループ化させて前記用紙を保管する
保管手段(空間部34)と、この保管手段側に導入され
る前記用紙の先端を前記排出手段側に案内するととも
に、前記保管手段内に搬送によってループ化する前記用
紙のループ化を促進させる案内手段(ガイド片30、3
1A、31B)とを備えて用紙排出を行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、プリンタ装置等の用紙
排出部に取り付けられて、レシートやチケット等、長尺
状用紙の排出に用いられる用紙排出装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、レシートやチケット等の発行装置
として用いられるプリンタ装置においては、長尺状を成
す用紙を印刷し、その用紙を所定長の紙片に切断した
後、排出を行っている。
【0003】このようなプリンタ装置においては、用紙
の受取人が排出される用紙を掴んだり、排出部を手で抑
えたりして用紙排出を妨害するおそれがあり、このよう
な予測できないジャム発生を回避する対策として、用紙
の印刷及び切断が完了するまで、排出部の内側で排出す
べき用紙を保管し、用紙切断に同期して受取人側への排
出を行うような対策が取られている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、このような
用紙排出を支援する装置として、例えば、特開平1−1
81659号等がある。この装置では、用紙排出のため
の制御を機械的な機構によって実現しており、構造が複
雑であり、保守管理の手間も無視することができない。
【0005】また、扱う用紙がロール紙の場合には、そ
の巻き癖が用紙搬出に微妙な影響をもたらし、曲率によ
っては排出が円滑に行えないということも予想される。
このような用紙排出の信頼性を高めるには、機構的に大
がかりとなり、それがジャムの原因になる等、装置のコ
ンパクト化を妨げるといった問題があった。
【0006】そこで、本発明は、排出される用紙を確実
に案内することにより、用紙排出を円滑に行える用紙排
出装置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の用紙排出装置
は、上記目的を達成するため、排出口側に排出すべき用
紙の搬送に対応し、その用紙の排出手段側への案内を確
実化したものであって、請求項1では、図1に例示する
ように、プリンタ装置等の機器の用紙排出部に設置され
て用紙(4)を排出する用紙排出装置であって、搬送さ
れる前記用紙を受けて排出口側に排出させる排出手段
(排出ローラ38、42)と、前記用紙の排出時、搬送
される前記用紙をループ化させて前記用紙を保管する保
管手段(空間部34)と、この保管手段側に導入される
前記用紙の先端を前記排出手段側に案内するとともに、
前記保管手段内に搬送によってループ化する前記用紙の
ループ化を促進させる案内手段(ガイド片30)とを備
えたことを特徴とする。このように構成することによ
り、搬送される用紙は、案内手段により排出手段側に案
内され、排出手段への受渡しが良好となる。その結果、
軟弱化又は変形して排出しにくい用紙でも容易に排出処
理が可能となり、用紙の排出処理の信頼性が高められ
る。
【0008】また、請求項2の用紙排出装置は、図1に
例示するように、プリンタ装置等の機器の用紙排出部に
設置されて用紙(4)を排出する用紙排出装置であっ
て、搬送される前記用紙を受けて排出する排出ローラ対
(排出ローラ38、42)と、この排出ローラ対に把持
させることにより、搬送によってループ化する前記用紙
を保管する空間部(34)と、この空間部側に導入され
る前記用紙の先端を前記排出ローラ対側に案内するとと
もに、排出される前記用紙の搬送に伴う撓みを受けて変
形することにより、前記空間部内に前記用紙をループ化
させる案内手段(ガイド片30、31A、31B)とを
備えたことを特徴とする。即ち、この用紙排出装置にお
いては、プリンタ装置等から排出される用紙は、空間部
に設置されている案内手段にその先端部が当たり、案内
手段で案内されるとともに、その搬送力によって排出ロ
ーラ対側に送られる。排出ローラ対は、その用紙の先端
部側を把持し、その状態で排出ローラ対を止めると、用
紙は搬送力に従って撓み、この撓みによる用紙の自重及
び搬送力を受け、案内手段は変形する。この結果、用紙
はループ化し、空間部に保管される。そして、この用紙
に対する印刷や切断が行われた後、排出ローラ対を駆動
する。この結果、用紙が排出ローラ対によって排出され
る。
【0009】また、請求項3の用紙排出装置は、前記排
出ローラ対を備え、この排出ローラ対で送り出される前
記用紙を案内する排出路(用紙排出路32)を備えたこ
とを特徴とする。このように、排出ローラ対の排出側に
排出路を備えておけば、排出された用紙はその排出路を
通って排出される。
【0010】また、請求項4の用紙排出装置は、前記案
内手段として、前記排出路の前記排出ローラ対の近傍か
ら前記空間部側に弾性材料で形成されたガイド片(3
0、31A、31B)を設置し、搬送される前記用紙の
先端部を前記ガイド片で前記排出ローラ対側に案内する
とともに、前記排出ローラ対に前記先端部が把持された
前記用紙の搬送に伴う撓みを受けて湾曲することによ
り、前記空間部内に前記用紙をループ化させることを特
徴とする。即ち、案内手段は、任意の形態に構成できる
が、用紙の自重及びその搬送力によって変形する適当な
手段として、弾性材料で形成されたガイド片を排出ロー
ラ対側から空間部側に突出させることにより、搬送され
る用紙を受け、その先端部を排出ローラ対側に案内する
とともに、その自重及び搬送力を受けて湾曲等の変形を
させ、その結果、空間部にループ化させることができ
る。
【0011】そして、請求項5の用紙排出装置は、前記
ガイド片は、単一又は複数であって、前記用紙の搬送路
に設置されたことを特徴とする。ガイド片(30、31
A、31B)の設置形態や個数は排出される用紙の幅に
対応し、任意に変更し、最適化するのは当然である。そ
の結果、用紙排出が確実なものとなり、排出処理の信頼
性が高められる。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明を図面に示した実施
形態を参照して詳細に説明する。
【0013】図1は、本発明の用紙排出装置の第1実施
形態を示している。この用紙排出装置の前段部にはプリ
ンタ装置2が設置されている。プリンタ装置2には、用
紙4がロール紙6から巻き戻されて搬送され、この用紙
4に対する印字手段であるサーマル印字ヘッド8側に搬
送されている。サーマル印字ヘッド8の印字面側には、
用紙4を挟んでプラテン10が設置されている。この実
施例の場合、プラテン10は用紙4をロール紙6から巻
き戻して搬送する搬送ローラを兼用しており、このプラ
テン10には駆動手段としてモータ12が図示しないギ
ヤ機構を介して連結されている。
【0014】このプリンタ装置2の用紙排出部側には、
用紙4を適当な長さの紙片に切断してレシートやチケッ
トとして発行するための手段としてカッター装置14が
設置されている。このカッター装置14は、用紙4を通
過させる用紙通路16を有するとともに、通過する用紙
4に対してカッター刃18を進退させて切断する。この
カッター刃18の進退は、モータ等の駆動手段によって
行われる。
【0015】そして、このプリンタ装置2の用紙排出部
側には用紙排出装置が設置されており、この実施形態の
場合、用紙排出ユニット20で構成されている。この用
紙排出ユニット20は、この実施形態の場合、プリンタ
装置2と一体的に構成しているが、独立した装置として
構成してもよい。この用紙排出ユニット20には、装置
本体としての本体フレーム22が設置され、この本体フ
レーム22には、用紙4を案内する上部ガイド板24、
下部ガイド板26及びガイド片28とともに、用紙4の
排出及びループ化を促進するための案内手段としてガイ
ド片30が設置されている。
【0016】上部ガイド板24には、平坦部240を挟
んで上方に向う傾斜部241、242が形成されてい
る。また、ガイド片28は、L字形を成して本体フレー
ム22に固定されており、用紙通路16に沿って、上部
ガイド板24の傾斜部241と鋭角状を成して用紙取込
み部を形成している。傾斜部241は用紙4の跳ね上が
りを防止し、ガイド片28は用紙4の落下を防止する。
【0017】また、下部ガイド板26には、湾曲部26
0を中間にしてほぼ90度を成す傾斜部261、262
が形成されている。傾斜部262は、上部ガイド板24
側の傾斜部242と平行に配置されており、両者の間隔
内に用紙排出路32が形成され、その終端部側には用紙
排出口33が形成されている。
【0018】このような配置関係から、上部ガイド板2
4の平坦部240の下面側には排出すべき用紙4を保管
する保管手段として空間部34が形成されている。そし
て、下部ガイド板26の湾曲部260から傾斜部261
は、ガイド片30の固定面とされ、この固定面にはねじ
35又は両面テープ等の固定手段によってガイド片30
が固定されている。このガイド片30は、合成樹脂板や
薄い金属板等からなる弾性板で形成されて、図2に示す
ように、下部ガイド板26の湾曲部260から傾斜部2
61に沿ったL字形を成す固定部300とともに、この
固定部300の傾斜部302に対して屈曲可能な傾斜面
を成すガイド部304が形成されている。固定部300
には、ねじ35等での固定の便宜のため、その端部にU
字形の切欠き306、その中間部に透孔308が形成さ
れている。そして、下部ガイド板26に固定されたガイ
ド片30は、そのガイド部304が傾斜部262が成す
傾斜面に対して鈍角を成し、かつ、平坦部240と鋭角
を成して用紙排出案内路36を形成する。
【0019】上部ガイド板24の傾斜部242側の屈曲
部側には排出ローラ38が駆動軸40によって支持され
ており、また、下部ガイド板26の湾曲部260側には
排出ローラ42が支持軸44で支持され、これら排出ロ
ーラ38、42によって排出ローラ対を構成している。
【0020】また、下部ガイド板26の傾斜部262に
は窓46が形成され、この窓46を通して用紙排出路3
2に到来又は通過する用紙4を検出する用紙センサ48
が設置されている。この用紙センサ48は、例えば、フ
ォトセンサで構成でき、光の反射や遮断を以て用紙4の
有無を検出し、その有無を示す電気信号を出力する。
【0021】そして、図3は、用紙排出ユニット20の
背面側からの構成を示しており、図4は用紙排出ユニッ
ト20の側面側からの構成を示している。排出ローラ3
8は複数構成であり、その中間部にガイド片30が設置
されている。また、排出ローラ30の駆動軸40にはギ
ヤ機構としてトルクリミッタ50が取り付けられてお
り、このトルクリミッタ50には本体フレーム22に固
定された駆動手段としてモータ52から駆動力が与えら
れている。トルクリミッタ50のギヤ54には、ギヤ5
6がかみ合ってモータ52の回転力が伝達される。した
がって、モータ52の回転は、これらのギヤ機構を介し
て排出ローラ38に伝達される。
【0022】次に、図5は、排出ローラ38、駆動軸4
0の駆動系統を示している。排出ローラ38の駆動軸4
0は、軸受58、60によって支持されている。上部ガ
イド板24側には排出ローラ38に対応した窓部62、
64が形成され、この各窓部62、64には排出ローラ
38が突出し、そのローラ面は用紙4を介して従動側の
排出ローラ42のローラ面に接触している。また、排出
ローラ42は、支持軸44で支持されており、この支持
軸44には、弾性を持つ金属シャフトが用いられてい
る。この支持軸44は、下部ガイド板26に形成された
軸受部66、68によって支持されている。また、下部
ガイド板26には、排出ローラ42に対した窓部70、
72が形成されており、そのローラ面と排出ローラ38
側とが適当な弾性力を以て接触するようになっている。
【0023】次に、図6は、トルクリミッタ50の具体
的な構成例を示している。排出ローラ38の駆動軸40
は軸受60によって本体フレーム22に支持されてお
り、本体フレーム22の外側に突出している。この駆動
軸40にはクラッチ部74が固定されている。このクラ
ッチ部74は、径小部76とフランジ部78とを備え、
径小部76にはギヤ54が回転可能に設けられている。
このギヤ54には、軸方向に凹部82が形成されてお
り、また、この凹部82と、クラッチ部74の径小部7
6に固定された円板状のスプリング受け84との間に
は、ギヤ54をフランジ部78の壁面に押し当てるため
のコイルスプリング86が挿入されている。そして、ク
ラッチ部74のフランジ部78にはスリップ部材88が
取り付けられ、このスリップ部材88にはコイルスプリ
ング86による圧力を以てギヤ54に形成されたリング
状を成す当接部90が圧接させられている。
【0024】このようなトルクリミッタ50は、モータ
52の回転力がギヤ56からギヤ54に伝達される通常
時には、コイルスプリング86の圧力によってギヤ54
とクラッチ部74とは摩擦係合しており、その結果、ギ
ヤ54の回転は駆動軸40に伝達される。
【0025】ところが、排出ローラ38を通して駆動軸
40に回転を阻止する力が働くと、その阻止力がコイル
スプリング86による圧力、クラッチ部74とギヤ54
の当接部90との摩擦力を超えると、ギヤ54は空転状
態となって、駆動軸40への回転力の伝達が阻止され
る。この結果、排出ローラ38、40による用紙4の排
出が停止することになる。即ち、用紙4の排出を妨害し
た場合、その応力が用紙4を通して駆動軸40に加えら
れることにより、ギヤ54を空転させることになる。
【0026】次に、図7は、発行装置における制御装置
を示している。この制御装置には、用紙搬送、印刷、用
紙切断及び用紙排出の各制御を行う手段として制御部1
00が設置されている。この実施形態では、用紙印刷と
用紙排出とを単一の制御部100で制御することとして
いるが、これらの制御は別個の構成としてもよい。
【0027】この制御部100は、ホストコンピュータ
102との連係及び各種の制御を実行するため、例え
ば、マイクロコンピュータで構成されている。中央処理
装置としてのマイクロプロセッサ(MPU)104は、
プログラムに従って用紙搬送制御、印刷制御、用紙切断
制御、用紙排出制御等の各種の制御や演算を行なう。こ
のMPU104は、時間設定及び時間制御を行なう手段
としてタイマ106を備えている。
【0028】このMPU104で実行する制御プログラ
ムや制御又は演算途上のデータ等を格納する主記憶手段
としてROM108及びRAM110が設置されてい
る。ROM108は制御プログラムやテーブル等を持つ
読出し専用メモリ、RAM110は演算途上のデータ等
を格納する随時書込みメモリである。図示しないが、補
助記憶手段としてRAM110に代えてフレキシブルデ
ィスク等の記憶媒体を用いることもできる。また、ホス
トコンピュータ102側に付属している記憶手段もこの
制御部100の補助記憶手段として用いることができ
る。
【0029】また、この制御部100には、ホストコン
ピュータ102から各種の入力データの取込みやホスト
コンピュータ102へ制御部100の制御出力の取出し
を行なう入出力手段として入出力ユニット(I/O)1
12が設けられている。このI/O112は、MPU1
04、ROM108及びRAM110とバスを通じて連
係されている。このI/O112には、スイッチ等を経
てホストコンピュータ102からのオンライン動作命令
をI/O112に入力するスイッチ等が接続されるが、
本発明における用紙排出制御と直接関係がないので、そ
の記載を省略してある。
【0030】そして、このI/O112には、制御出力
を取り出すための手段として第1、第2、第3及び第4
のドライバ114、116、118、120が接続され
ている。ドライバ114はプリンタ装置2に対して印字
に必要な駆動出力を供給する駆動出力手段、ドライバ1
16はカッター装置14への駆動出力を供給する駆動出
力手段、ドライバ118は用紙排出のためのモータ52
の駆動出力を取り出す駆動出力手段、また、ドライバ1
20は表示器122にエラー表示等を行なう表示駆動出
力を取り出す駆動出力手段である。
【0031】プリンタ装置2は、サーマル印字ヘッド8
及びプラテン10を備えている。プラテン10は、印字
すべき用紙4を搬送するとともに、印字中の用紙4を支
持する手段であり、印字動作と同期してモータ52を回
転させ、そのモータ52の回転を受ける搬送ローラ等で
構成される。サーマル印字ヘッド8は、ホストコンピュ
ータ102からの印字データに基づいて、用紙4に印字
を行なう。
【0032】次に、用紙搬送、印字、用紙切断及び用紙
排出の各動作について説明する。
【0033】図8及び図9は、この用紙搬送、印字、用
紙切断及び用紙排出の各動作を示すプログラムを示し、
aは、結合子を示している。
【0034】電源を制御部100に供給し、又はリセッ
トスイッチを押して制御部100をリセットして制御部
100に対し初期設定を行なった後、用紙搬送とともに
印字動作を行う。印字された用紙4は、図1に示すよう
に、カッター装置14の用紙通路16を経て用紙排出ユ
ニット20側に導かれ、その先端部はガイド片30に達
する。このとき、ガイド片30は、弾性力によって用紙
4の先端部を受け止め、排出ローラ38、42側に導
く。このガイド片30により、搬送経路16から排出ロ
ーラ38、42側への用紙4の受渡しが良好になる。そ
して、用紙4は一定長に切断された後、排出される。
【0035】ステップS1では用紙センサ48によって
用紙検知を行なう。用紙4が検知された場合には、切断
された用紙4を排出するため、プログラムはステップS
2に移行してモータ52を回転させる。
【0036】ステップS3では制御部100はモータ5
2の駆動開始からその駆動時間を計測し、一定時間が経
過したか否かの判断を行なう。一定時間が経過しない場
合にはプログラムはステップS2に戻る。この結果、モ
ータ52は、一定時間駆動を持続することになり、一定
時間だけ用紙4の送出しを行う。
【0037】そして、ステップS4では用紙センサ48
が再び用紙4の検知を行なう。用紙4が検知された場合
には、ステップS5に移行してモータ52を停止した
後、ステップS6に移行する。この場合、エラーが発生
していることが明らかであるから、表示器122を点灯
させ、エラー表示を行なう。この表示により、ジャム発
生等の用紙搬送の異常を受取人に通知する。
【0038】また、ステップS4で用紙4が検知されな
い場合には、ステップS7に移行し、モータ52の回転
を停止させた後、ステップS8に移行し、印字動作を行
なう。ステップS8では1行印字を行い、ステップS9
ではそれに伴う用紙送りを行なう。この用紙送りは1行
の印字に対応する改行動作である。ステップS10で
は、モータ52を回転させ、用紙4の排出動作が開始さ
れる。
【0039】そして、ステップS11は再び用紙検知を
行い、用紙4が検知されない場合には、ステップS8に
戻る。用紙4が検知された場合には、ステップS12に
移行してモータ52の回転を停止する。ステップS13
では制御部100はn行印字か否かを判断し、n行印字
でない場合にはステップS14に移行して1行印字を行
い、ステップS15で1行分の用紙送りを行い、ステッ
プS13に戻る。ステップS13でn行印字が完了した
場合、即ち、印字処理の完了とともにステップS16に
移行し、用紙4のm行送りを行なう。このような用紙4
のm行送りは用紙切断の準備であり、この搬送動作はプ
ラテン10によって行なわれる。
【0040】ステップS17では用紙4の切断を行い、
ステップS18に移行する。ステップS18では用紙4
の排出動作がなされ、モータ52を回転させる。ステッ
プS19では用紙検知を行い、用紙4が検知されている
場合にはステップS20に移行する。ステップS20で
は、用紙検知から起算して一定時間だけ経過したか否か
を判断する。一定時間の経過前には、ステップS18に
戻り、ステップS18及びステップS19の処理が行な
われる。ステップS20で一定時間の経過があったと判
断された場合には、ステップS21に移行し、用紙検知
を行なう。用紙4が検知された場合には、ステップS2
2に移行してモータ52を停止させ、ステップS23に
移行して表示器122でエラー表示を行なう。
【0041】そして、用紙4が検知されない場合、即
ち、用紙4が排出されてその検知が完了すると、ステッ
プS24に移行してモータ52を停止させる。このモー
タ52の停止で用紙4の排出動作を完了し、制御部10
0は待機状態に入る。
【0042】次に、図10は、ステップS8〜S16に
おける用紙4に対するn行印字及びm行の送りを示し、
破線124は切断する位置を示している。この切断位置
124でカットされた部分4Aが用紙排出口33から連
続的に排出され、部分4Bはカッター装置4の用紙通路
16側に置かれることになる。
【0043】次に、印字動作及び用紙搬送を説明する。
用紙4がモータ52によって回転する排出ローラ38、
42に挟み込まれて搬送されると、その先端部が用紙セ
ンサ48の下に到達し、検出される。このとき、モータ
52は、停止し、用紙4は排出ローラ38、42に挟み
込まれて保持される。即ち、排出ローラ38、42は待
機状態となる。このとき、印字動作は連続的に行われ、
用紙4はプラテン10によって搬出される。このとき、
カッター装置14も待機状態である。したがって、用紙
4が、印字動作に同期して用紙通路16を搬送され、空
間部34に送り込まれる。即ち、先端部側が排出ローラ
38、42に保持された状態で空間部34に用紙4が送
り込まれると、図11に示すように、その空間部34内
にループ化して用紙4が保管される。
【0044】そして、印字動作が完了し、m行の用紙送
りが完了した後、カッター装置14が動作する。カッタ
ー刃18は下降し、その結果、用紙4が切断されること
になる。用紙切断の後、カッター刃18は後退する。
【0045】また、用紙4の切断後、モータ52が駆動
されると、図12に示すように、用紙4は排出ローラ3
8、42の回転により、用紙排出路32から用紙排出口
33に導かれて連続的に排出される。排出される用紙4
の後端部が用紙センサ48の検出エリアから外れると、
排出完了を表す検出出力が用紙センサ48に得られて制
御部100に加えられ、モータ52が停止し、排出を完
了する。そして、切断された用紙4は複数の紙片となっ
て、受取人にレシートやチケットとして発行される。
【0046】次に、図13は、用紙排出口33が塞がれ
る等、用紙排出が妨げられた場合の動作を示している。
ステップS31で、例えば、用紙排出口33が塞がれて
用紙4の搬送、即ち、排出が阻止された場合、ステップ
S32に示すように、用紙4に作用する応力がトルクリ
ミッタ50に作用する結果、トルクリミッタ50が空転
状態となって、排出ローラ38、42の回転が停止す
る。この結果、用紙4の排出が停止される。そして、ス
テップS33で示すように、用紙4の排出阻止が解除さ
れると、その応力解除がトルクリミッタ50に作用し、
ステップS34に示すように、再び回転伝達状態に移行
し、ステップS35の通り、用紙4の排出が正常に行な
われる。
【0047】このようなトルクリミッタ50を設置した
ことにより、プリンタ装置2の印字精度に影響しない駆
動力を排出ローラ38側に設定することができる。しか
も、プリンタ装置2側からの供給速度と用紙排出速度が
不一致の場合、排出力をトルクリミッタ50で吸収で
き、ジャム発生を未然に防止することもできる。
【0048】次に、図14ないし図16は、本発明の用
紙排出装置の第2実施形態を示している。第1実施形態
においては、一対の排出ローラ38、38の間隔部に単
一のガイド片30を設置し、排出される用紙4の中央部
を案内する形態としたが、案内手段としてのガイド片3
0の形態及び配置個数は任意であって、単一又は複数で
よい。例えば、排出される用紙4の幅や紙質、特に加湿
により軟弱化の傾向が強い場合には、それに対応した形
態とすることは当然のことである。
【0049】この第2実施形態では、排出ローラ38、
38の間隔部の中央に第1実施形態と同様のガイド片3
0が設置され、排出ローラ38、38の外側部のそれぞ
れにガイド片31A、31Bを接着剤等の固定手段で固
定し、設置したものである。ガイド片31A、31B
は、ガイド片30により用紙4の案内を行なうガイド部
304の長さを短く設定し、排出される用紙4との成す
角度を小さく設定したものである。
【0050】このようなガイド片30、31A、31B
を設置したことによる作用は次の通りである。排出され
る用紙4は搬送によりその先端部が最初に長いガイド部
304を持つガイド片30に当たる。用紙4の搬送力は
ガイド片30を押し、押し出される用紙4の加重がガイ
ド片30に作用するため、ガイド片30は緩やかに湾曲
するであろう。その結果、ガイド片30のガイド部30
4がガイド片31A、31Bのガイド部304の面部に
一致するまで変形すると、用紙4の側部側の面部はガイ
ド片31A、31Bに当たり、用紙4の側面側への変形
が阻止されるとともに、その側面部側がガイド片31
A、31Bによって案内され、排出手段である排出ロー
ラ38、38に確実に用紙4が送られる。この結果、用
紙排出の信頼性が高められることになる。
【0051】なお、第1及び第2の実施形態では、感熱
紙に印字するサーマル印字ヘッドを用いたプリンタ装置
について説明したが、本発明の用紙排出装置は、普通紙
にインクリボンを用いて印字するプリンタ装置に適用す
ることもでき、実施例に限定されるものではない。
【0052】
【発明の効果】以上説明したように、各請求項によれ
ば、次のような効果が得られる。 a.排出される用紙を案内手段により確実に排出手段側
に案内することができ、用紙排出を円滑に行うことがで
きる。 b.搬送される用紙の先端側がループ状に湾曲していて
も、案内手段によって排出ローラ側に確実に案内するこ
とができ、安定した用紙排出ができ、特に、ロール紙を
用いた場合の巻き癖、搬送手段側のローラでの圧接によ
る変形が生じていても、又は吸湿によって軟弱化してい
ても、確実かつ円滑に搬送することができ、用紙搬送の
安定化を図ることができ、従来のジャム発生を確実に防
止でき、用紙排出の信頼性を高めることができる。 c.また、案内手段に弾性を持つガイド片を用いること
により、簡単な構成で排出すべき用紙を案内することが
できる。 d.ガイド片は設置形態や個数は排出すべき用紙に対応
して任意に設定でき、用紙の排出処理の信頼性を高める
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の用紙排出装置の第1実施形態を示す図
である。
【図2】ガイド片の一例を示す斜視図である。
【図3】用紙排出装置を示す背面図である。
【図4】用紙排出装置を示す側面図である。
【図5】排出ローラの駆動系統を示す図である。
【図6】トルクリミッタを示す縦断面図である。
【図7】用紙排出装置の制御装置を示すブロック図であ
る。
【図8】印刷及び用紙排出の制御プログラムを示すフロ
ーチャートである。
【図9】印刷及び用紙排出の制御プログラムを示すフロ
ーチャートである。
【図10】用紙を示す平面図である。
【図11】印字中の用紙排出装置の用紙保管状態を示す
用紙排出装置の断面図である。
【図12】印字中の用紙排出装置の用紙保管状態を示す
用紙排出装置の断面図である。
【図13】用紙排出阻止の場合の動作を示すフローチャ
ートである。
【図14】本発明の用紙排出装置の第2実施形態を示す
図である。
【図15】第2実施形態における用紙排出装置を示す背
面図である。
【図16】第2実施形態における用紙排出装置の背面側
から見た部分斜視図である。
【符号の説明】
4 用紙 30、31A、31B ガイド片(案内手段) 32 用紙排出路 34 空間部(保管手段) 38、42 排出ローラ(排出ローラ対、排出手段)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 鈴木 完次 静岡県静岡市中吉田20番10号 スター精密 株式会社内

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 プリンタ装置等の機器の用紙排出部に設
    置されて用紙を排出する用紙排出装置であって、 搬送される前記用紙を受けて排出口側に排出させる排出
    手段と、 前記用紙の排出時、搬送される前記用紙をループ化させ
    て保管する保管手段と、 この保管手段側に導入される前記用紙の先端を前記排出
    手段側に案内するとともに、前記保管手段内に搬送によ
    ってループ化する前記用紙のループ化を促進させる案内
    手段と、 を備えたことを特徴とする用紙排出装置。
  2. 【請求項2】 プリンタ装置等の機器の用紙排出部に設
    置されて用紙を排出する用紙排出装置であって、 搬送される前記用紙を受けて排出する排出ローラ対と、 この排出ローラ対に把持させることにより、搬送によっ
    てループ化する前記用紙を保管する空間部と、 この空間部側に導入される前記用紙の先端を前記排出ロ
    ーラ対側に案内するとともに、排出される前記用紙の搬
    送に伴う撓みを受けて変形することにより、前記空間部
    内に前記用紙をループ化させる案内手段と、 を備えたことを特徴とする用紙排出装置。
  3. 【請求項3】 前記排出ローラ対を備え、この排出ロー
    ラ対で送り出される前記用紙を案内する排出路を備えた
    ことを特徴とする請求項2記載の用紙排出装置。
  4. 【請求項4】 前記排出路の前記排出ローラ対の近傍か
    ら前記空間部側に弾性材料で形成されたガイド片を設置
    し、このガイド片によって搬送される前記用紙の先端部
    を受けて前記排出ローラ対側に案内するとともに、前記
    排出ローラ対に前記先端部が把持された前記用紙の搬送
    に伴う撓みを受けて湾曲することにより、前記空間部内
    に前記用紙をループ化させることを特徴とする請求項3
    記載の用紙排出装置。
  5. 【請求項5】 前記ガイド片は、単一又は複数であっ
    て、前記用紙の搬送路に設置されたことを特徴とする請
    求項4記載の用紙排出装置。
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