JPH09105434A - スプリング組立体 - Google Patents
スプリング組立体Info
- Publication number
- JPH09105434A JPH09105434A JP7286363A JP28636395A JPH09105434A JP H09105434 A JPH09105434 A JP H09105434A JP 7286363 A JP7286363 A JP 7286363A JP 28636395 A JP28636395 A JP 28636395A JP H09105434 A JPH09105434 A JP H09105434A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- spring
- coil
- coil springs
- spring assembly
- retainer
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16D—COUPLINGS FOR TRANSMITTING ROTATION; CLUTCHES; BRAKES
- F16D25/00—Fluid-actuated clutches
- F16D25/06—Fluid-actuated clutches in which the fluid actuates a piston incorporated in, i.e. rotating with the clutch
- F16D25/062—Fluid-actuated clutches in which the fluid actuates a piston incorporated in, i.e. rotating with the clutch the clutch having friction surfaces
- F16D25/063—Fluid-actuated clutches in which the fluid actuates a piston incorporated in, i.e. rotating with the clutch the clutch having friction surfaces with clutch members exclusively moving axially
- F16D25/0635—Fluid-actuated clutches in which the fluid actuates a piston incorporated in, i.e. rotating with the clutch the clutch having friction surfaces with clutch members exclusively moving axially with flat friction surfaces, e.g. discs
- F16D25/0638—Fluid-actuated clutches in which the fluid actuates a piston incorporated in, i.e. rotating with the clutch the clutch having friction surfaces with clutch members exclusively moving axially with flat friction surfaces, e.g. discs with more than two discs, e.g. multiple lamellae
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16D—COUPLINGS FOR TRANSMITTING ROTATION; CLUTCHES; BRAKES
- F16D25/00—Fluid-actuated clutches
- F16D25/12—Details not specific to one of the before-mentioned types
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Mechanical Operated Clutches (AREA)
- Hydraulic Clutches, Magnetic Clutches, Fluid Clutches, And Fluid Joints (AREA)
- Springs (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 複数のコイルスプリングを一本一本カバー体
に組み付ける必要があり、また、カシメて固定具にコイ
ルスプリングを装着するようなカシメ工程が必要になっ
て、部品点数が多く、また、組立て作業性が悪いものに
なっていた。 【解決手段】 複数のコイルスプリング3A〜3Fとこ
れらコイルスプリング3A〜3Fを保持するリテーナ2
とを有し、複数のコイルスプリング3A〜3Fを一本の
線材4で形成して隣り合う前記コイルスプリング3A〜
3Fを互いに前記線材4よりなる繋ぎ部5A〜5Fで繋
いで円環状にした。
に組み付ける必要があり、また、カシメて固定具にコイ
ルスプリングを装着するようなカシメ工程が必要になっ
て、部品点数が多く、また、組立て作業性が悪いものに
なっていた。 【解決手段】 複数のコイルスプリング3A〜3Fとこ
れらコイルスプリング3A〜3Fを保持するリテーナ2
とを有し、複数のコイルスプリング3A〜3Fを一本の
線材4で形成して隣り合う前記コイルスプリング3A〜
3Fを互いに前記線材4よりなる繋ぎ部5A〜5Fで繋
いで円環状にした。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動車の自動変速
装置等に使用されるクラッチのリターンスプリングとこ
れらのリターンスプリングを保持するリテーナとの組み
合わせのようなスプリング組立体に関するものである。
装置等に使用されるクラッチのリターンスプリングとこ
れらのリターンスプリングを保持するリテーナとの組み
合わせのようなスプリング組立体に関するものである。
【0002】
【従来の技術】自動車のオートマチックトランスミッシ
ョンの湿式多板クラッチにおいては、図1に示すように
クラッチドラム21は、その内側に配置されるクラッチ
ハブ22と組み合わせて用いられる。クラッチドラム2
1の内周面とクラッチハブ22の外周面とにはそれぞれ
スプライン23、24が形成されており、両者の間に
は、スプライン23に摺動可能に係合した複数のクラッ
チ板25と、スプライン24に摺動可能に係合した摩擦
板26とが交互にクラッチドラム21の軸方向に移動可
能に設けられている。
ョンの湿式多板クラッチにおいては、図1に示すように
クラッチドラム21は、その内側に配置されるクラッチ
ハブ22と組み合わせて用いられる。クラッチドラム2
1の内周面とクラッチハブ22の外周面とにはそれぞれ
スプライン23、24が形成されており、両者の間に
は、スプライン23に摺動可能に係合した複数のクラッ
チ板25と、スプライン24に摺動可能に係合した摩擦
板26とが交互にクラッチドラム21の軸方向に移動可
能に設けられている。
【0003】そして、前記クラッチ板25及び摩擦板2
6は、クラッチドラム21の解放端側においてリテーニ
ングプレート27を介してスナップリング28で抜け止
めが施され、その反対側にはピストン29が配置されて
いて、クラッチドラム21の内筒部30にはリテーナ3
1が取り付けてあって、このリテーナ31が複数個のリ
ターンスプリングであるコイルスプリング32の一端部
を保持してスプリング組立体Gを構成しており、このス
プリング組立体Gのコイルスプリング32の他端部は前
記ピストン29のばね受け部29Aに挿入されている。
そして、油圧制御により前記ピストン29で押圧される
ことにより、クラッチ板25と摩擦板26とが係合して
クラッチハブ22とクラッチドラム21とが一体に回転
するようになっている。
6は、クラッチドラム21の解放端側においてリテーニ
ングプレート27を介してスナップリング28で抜け止
めが施され、その反対側にはピストン29が配置されて
いて、クラッチドラム21の内筒部30にはリテーナ3
1が取り付けてあって、このリテーナ31が複数個のリ
ターンスプリングであるコイルスプリング32の一端部
を保持してスプリング組立体Gを構成しており、このス
プリング組立体Gのコイルスプリング32の他端部は前
記ピストン29のばね受け部29Aに挿入されている。
そして、油圧制御により前記ピストン29で押圧される
ことにより、クラッチ板25と摩擦板26とが係合して
クラッチハブ22とクラッチドラム21とが一体に回転
するようになっている。
【0004】上記したスプリング組立体Gとしては、例
えば特開平1−307530号公報及び特開平1−12
2532号公報に開示してある。特開平1−30753
0号公報に開示されたスプリング組立体Gは、図12に
示すように環状のカバー体33と、このカバー体33の
裏面に固着されてこのカバー体33と共にリテーナ31
を構成する基板34と、カバー体33と基板34とに取
り付けられる複数本のコイルスプリング32とを備えて
おり、前記カバー体33には周方向に所定の間隔をおい
て複数の取付筒部35が設けてあり、また、前記基板3
4にはリング状の凹部36が形成してある。また、前記
コイルスプリング32のコイル部32Aは取付筒部35
に挿通することができるが基部32Bは取付筒部35よ
り大径に成されていて挿通することができないようにし
てある。
えば特開平1−307530号公報及び特開平1−12
2532号公報に開示してある。特開平1−30753
0号公報に開示されたスプリング組立体Gは、図12に
示すように環状のカバー体33と、このカバー体33の
裏面に固着されてこのカバー体33と共にリテーナ31
を構成する基板34と、カバー体33と基板34とに取
り付けられる複数本のコイルスプリング32とを備えて
おり、前記カバー体33には周方向に所定の間隔をおい
て複数の取付筒部35が設けてあり、また、前記基板3
4にはリング状の凹部36が形成してある。また、前記
コイルスプリング32のコイル部32Aは取付筒部35
に挿通することができるが基部32Bは取付筒部35よ
り大径に成されていて挿通することができないようにし
てある。
【0005】そして、前記カバー体33の各取付筒部3
5にその裏側からコイルスプリング32を挿入して、こ
のコイルスプリング32の基部32Bで抜け止めが行わ
れる。そして、すべてのコイルスプリング32を装着し
た後、カバー体33の裏側に基板34を固着してコイル
スプリング32の基部32Bを凹部36に挿入して構成
されている。
5にその裏側からコイルスプリング32を挿入して、こ
のコイルスプリング32の基部32Bで抜け止めが行わ
れる。そして、すべてのコイルスプリング32を装着し
た後、カバー体33の裏側に基板34を固着してコイル
スプリング32の基部32Bを凹部36に挿入して構成
されている。
【0006】また、特開平1−122532号公報に開
示されたスプリング組立体Gは、図13に示すようにリ
テーナ31となるベース体37に、これの周方向に所定
の間隔をおいて複数の固定具38を設け、これらの固定
具38にコイルスプリング32の基部を挿入して固定具
38の先端部をカシメて固定具38にコイルスプリング
32を装着して構成されている。この場合、複数のコイ
ルスプリング32は、その巻き方向のみが異なり他の諸
元は同一にされた二種類のコイルスプリングで構成され
ており、これら二種類のコイルスプリング39を隣り合
せて混在配置して、スプリング倒れを防止している。
示されたスプリング組立体Gは、図13に示すようにリ
テーナ31となるベース体37に、これの周方向に所定
の間隔をおいて複数の固定具38を設け、これらの固定
具38にコイルスプリング32の基部を挿入して固定具
38の先端部をカシメて固定具38にコイルスプリング
32を装着して構成されている。この場合、複数のコイ
ルスプリング32は、その巻き方向のみが異なり他の諸
元は同一にされた二種類のコイルスプリングで構成され
ており、これら二種類のコイルスプリング39を隣り合
せて混在配置して、スプリング倒れを防止している。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記し
た従来のスプリング組立体Gにおいて、前者のものは、
前記カバー体33の各取付筒部35にその裏側からコイ
ルスプリング32を挿入して、このコイルスプリング3
2の基部32Bで抜け止めを行ないコイルスプリング3
2を保持するために、カバー体33が必要になっていた
し、複数のコイルスプリング32を一本一本カバー体3
3の各取付筒部35に挿入し組み付ける必要があり、部
品点数が多く、また、作業性が悪いという問題点があっ
た。
た従来のスプリング組立体Gにおいて、前者のものは、
前記カバー体33の各取付筒部35にその裏側からコイ
ルスプリング32を挿入して、このコイルスプリング3
2の基部32Bで抜け止めを行ないコイルスプリング3
2を保持するために、カバー体33が必要になっていた
し、複数のコイルスプリング32を一本一本カバー体3
3の各取付筒部35に挿入し組み付ける必要があり、部
品点数が多く、また、作業性が悪いという問題点があっ
た。
【0008】また、後者のスプリング組立体Gは、固定
具38にコイルスプリング32の基部を挿入してこの固
定具38の先端部をカシメて固定具38にコイルスプリ
ング32を装着するように、カシメ工程が必要になって
いたし、巻き方向のみが異なる二種類のコイルスプリン
グ32を隣り合せて混在配置する場合に誤組み付けがあ
ったりして組み付けにくいという問題点があった。
具38にコイルスプリング32の基部を挿入してこの固
定具38の先端部をカシメて固定具38にコイルスプリ
ング32を装着するように、カシメ工程が必要になって
いたし、巻き方向のみが異なる二種類のコイルスプリン
グ32を隣り合せて混在配置する場合に誤組み付けがあ
ったりして組み付けにくいという問題点があった。
【0009】本発明は、上記の問題点に着目して成され
たものであって、その目的とするところは、複数のコイ
ルスプリングを一本一本カバー体に組み付ける必要がな
くなり、また、カシメて固定具にコイルスプリングを装
着するようなカシメ工程が不要になって、部品点数が少
なく、また、組立て作業性が良好になるスプリング組立
体を提供することにある。
たものであって、その目的とするところは、複数のコイ
ルスプリングを一本一本カバー体に組み付ける必要がな
くなり、また、カシメて固定具にコイルスプリングを装
着するようなカシメ工程が不要になって、部品点数が少
なく、また、組立て作業性が良好になるスプリング組立
体を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、請求項1の発明に係わるスプリング組立体は、複
数のコイルスプリングを一本の線材で形成して隣り合う
前記コイルスプリングを互いに前記線材よりなる繋ぎ部
で繋いで円環状にしたことを特徴とする。
めに、請求項1の発明に係わるスプリング組立体は、複
数のコイルスプリングを一本の線材で形成して隣り合う
前記コイルスプリングを互いに前記線材よりなる繋ぎ部
で繋いで円環状にしたことを特徴とする。
【0011】したがって、従来のように複数のコイルス
プリングを一本一本カバー体の各取付筒部に挿入し組み
付ける必要がなくなり、また、固定具にコイルスプリン
グの基部を挿入してこの固定具の先端部をカシメて固定
具にコイルスプリングを装着するようなカシメ工程が不
要になって、部品点数が少なく、また、組立て作業性が
良好になる。
プリングを一本一本カバー体の各取付筒部に挿入し組み
付ける必要がなくなり、また、固定具にコイルスプリン
グの基部を挿入してこの固定具の先端部をカシメて固定
具にコイルスプリングを装着するようなカシメ工程が不
要になって、部品点数が少なく、また、組立て作業性が
良好になる。
【0012】また、上記の目的を達成するために、請求
項2に係わる発明のスプリング組立体は、少なくとも隣
り合うコイルスプリングを一本の線材で形成して前記コ
イルスプリングを前記線材よりなる繋ぎ部で繋いだこと
を特徴とする。
項2に係わる発明のスプリング組立体は、少なくとも隣
り合うコイルスプリングを一本の線材で形成して前記コ
イルスプリングを前記線材よりなる繋ぎ部で繋いだこと
を特徴とする。
【0013】したがって、上記した請求項1の発明の作
用と同様な作用を奏し得る。
用と同様な作用を奏し得る。
【0014】また、上記の目的を達成するために、請求
項3に係わる発明のスプリング組立体は、請求項1又は
請求項2記載のスプリング組立体において、コイル線の
巻き方向が逆であるコイルスプリングを配在させた。
項3に係わる発明のスプリング組立体は、請求項1又は
請求項2記載のスプリング組立体において、コイル線の
巻き方向が逆であるコイルスプリングを配在させた。
【0015】したがって、上記した請求項1の発明の作
用と同様な作用を奏し得るばかりか、巻き方向のみが異
なる二種類のコイルスプリングを隣り合せて混在配置す
る場合に生じた誤組み付けがなく組み付け易いものとな
る。
用と同様な作用を奏し得るばかりか、巻き方向のみが異
なる二種類のコイルスプリングを隣り合せて混在配置す
る場合に生じた誤組み付けがなく組み付け易いものとな
る。
【0016】また、上記の目的を達成するために、請求
項4に係わる発明のスプリング組立体は、請求項1又は
請求項2又は請求項3記載のスプリング組立体におい
て、前記コイルスプリングがクラッチのリターンスプリ
ングである。
項4に係わる発明のスプリング組立体は、請求項1又は
請求項2又は請求項3記載のスプリング組立体におい
て、前記コイルスプリングがクラッチのリターンスプリ
ングである。
【0017】したがって、上記した請求項1の発明の作
用と同様な作用を奏し得るスプリング組立体のクラッチ
への適用が可能になる。
用と同様な作用を奏し得るスプリング組立体のクラッチ
への適用が可能になる。
【0018】また、上記の目的を達成するために、請求
項5に係わる発明のスプリング組立体は、請求項3記載
のスプリング組立体において、前記コイルスプリングを
保持するピストン側の座面に、コイルスプリングを受け
るスプリング座と、コイルスプリング同士を接続する部
分を受ける溝部とを同一面上になるように形成した。
項5に係わる発明のスプリング組立体は、請求項3記載
のスプリング組立体において、前記コイルスプリングを
保持するピストン側の座面に、コイルスプリングを受け
るスプリング座と、コイルスプリング同士を接続する部
分を受ける溝部とを同一面上になるように形成した。
【0019】したがって、上記した請求項1の発明の作
用と同様な作用を奏し得るスプリング組立体のクラッチ
への適用が可能になる。
用と同様な作用を奏し得るスプリング組立体のクラッチ
への適用が可能になる。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。
に基づいて説明する。
【0021】(実施形態1)図2の(1)は本発明のス
プリング組立体の実施形態1の分解斜視図、(2)は同
スプリング組立体の繋ぎ部のリテーナへの固定の説明図
である。
プリング組立体の実施形態1の分解斜視図、(2)は同
スプリング組立体の繋ぎ部のリテーナへの固定の説明図
である。
【0022】本発明に係わるスプリング組立体は、一本
の線材4で形成された複数のコイルスプリング3A〜3
Fを有するスプリングユニット1と、このスプリングユ
ニット1を保持する保持部材としてのリテーナ2とから
構成される。
の線材4で形成された複数のコイルスプリング3A〜3
Fを有するスプリングユニット1と、このスプリングユ
ニット1を保持する保持部材としてのリテーナ2とから
構成される。
【0023】前記スプリングユニット1は一本の線材4
から次のように形成される。すなわち、一本の線材4の
一端末4a側に、この線材(コイル線)4を左巻きに捲
回した第1のコイルスプリング3Aを形成して、この第
1のコイルスプリング3Aの基端側から線材4を延ばし
て円弧状に曲げて第1の繋ぎ部5Aとし、この第1の繋
ぎ部5Aの終端で線材4を右巻きに捲回した第2のコイ
ルスプリング3Bを形成する。
から次のように形成される。すなわち、一本の線材4の
一端末4a側に、この線材(コイル線)4を左巻きに捲
回した第1のコイルスプリング3Aを形成して、この第
1のコイルスプリング3Aの基端側から線材4を延ばし
て円弧状に曲げて第1の繋ぎ部5Aとし、この第1の繋
ぎ部5Aの終端で線材4を右巻きに捲回した第2のコイ
ルスプリング3Bを形成する。
【0024】この第2のコイルスプリング3Bの先端か
ら線材4を延ばして円弧状に曲げて第2の繋ぎ部5Bと
し、この第2の繋ぎ部5Bの終端で線材4を左巻きに捲
回した第3のコイルスプリング3Cを形成する。次に、
この第3のコイルスプリング3Cの基端から線材4を延
ばして円弧状に曲げて第3の繋ぎ部5Cとし、この第3
の繋ぎ部5Cの終端で線材4を右巻きに捲回した第4の
コイルスプリング3Dを形成する。
ら線材4を延ばして円弧状に曲げて第2の繋ぎ部5Bと
し、この第2の繋ぎ部5Bの終端で線材4を左巻きに捲
回した第3のコイルスプリング3Cを形成する。次に、
この第3のコイルスプリング3Cの基端から線材4を延
ばして円弧状に曲げて第3の繋ぎ部5Cとし、この第3
の繋ぎ部5Cの終端で線材4を右巻きに捲回した第4の
コイルスプリング3Dを形成する。
【0025】この第4のコイルスプリング3Bの先端か
ら線材4を延ばして円弧状に曲げて第4の繋ぎ部5Dと
し、この第4の繋ぎ部5Dの終端で線材4を左巻きに捲
回した第5のコイルスプリング3Eを形成する。次に、
この第5のコイルスプリング3Eの基端から線材4を延
ばして円弧状に曲げて第5の繋ぎ部5Eとし、この第5
の繋ぎ部5Dの終端で線材4を右巻きに捲回した第6の
コイルスプリング3Fを形成する。
ら線材4を延ばして円弧状に曲げて第4の繋ぎ部5Dと
し、この第4の繋ぎ部5Dの終端で線材4を左巻きに捲
回した第5のコイルスプリング3Eを形成する。次に、
この第5のコイルスプリング3Eの基端から線材4を延
ばして円弧状に曲げて第5の繋ぎ部5Eとし、この第5
の繋ぎ部5Dの終端で線材4を右巻きに捲回した第6の
コイルスプリング3Fを形成する。
【0026】そして、第6のコイルスプリング3Fの先
端で線材4を延ばして、この線材4の他端末4bを一端
末4aに溶接等により連結して円弧状に曲げて第6の繋
ぎ部5Fとする。
端で線材4を延ばして、この線材4の他端末4bを一端
末4aに溶接等により連結して円弧状に曲げて第6の繋
ぎ部5Fとする。
【0027】また、前記リテーナ2は、図2の(1)に
示すようにその面部2Aの外周部に周壁部2Bを立ち上
げたものが使用される。
示すようにその面部2Aの外周部に周壁部2Bを立ち上
げたものが使用される。
【0028】したがって、前記リテーナ2に前記スプリ
ングユニット1を組み込む場合には、このスプリングユ
ニット1の第1〜第6のコイルスプリング3A〜3Fの
基部を面部2Aに当接して、図2の(2)に示すように
第1、第3、第5の繋ぎ部5A、5C、5Eを周壁部2
Bの内面に沿わせる。
ングユニット1を組み込む場合には、このスプリングユ
ニット1の第1〜第6のコイルスプリング3A〜3Fの
基部を面部2Aに当接して、図2の(2)に示すように
第1、第3、第5の繋ぎ部5A、5C、5Eを周壁部2
Bの内面に沿わせる。
【0029】また、スプリングユニット1の第1〜第6
のコイルスプリング3A〜3Fを保持するピストン側の
座面40には、図3に示すように第1〜第6のコイルス
プリング3A〜3Fを受けるスプリング座と、コイルス
プリング3A〜3F同士を接続する部分、すなわち第
2、第4、第6の繋ぎ部5B、5D、5Fを受ける溝部
とを同一面上になるように円環状の凹部42で形成して
あり、この凹部42に第1〜第6のコイルスプリング3
A〜3F及び第2、第4、第6の繋ぎ部5B、5D、5
Fが挿入される。
のコイルスプリング3A〜3Fを保持するピストン側の
座面40には、図3に示すように第1〜第6のコイルス
プリング3A〜3Fを受けるスプリング座と、コイルス
プリング3A〜3F同士を接続する部分、すなわち第
2、第4、第6の繋ぎ部5B、5D、5Fを受ける溝部
とを同一面上になるように円環状の凹部42で形成して
あり、この凹部42に第1〜第6のコイルスプリング3
A〜3F及び第2、第4、第6の繋ぎ部5B、5D、5
Fが挿入される。
【0030】また、前記リテーナ2に、図4に示すよう
にその面部2Aに第1〜第6のコイルスプリング3A〜
3Fが挿入される第1〜第6の挿入凹部6A〜6Fと、
第1、第2の挿入凹部6A、6Bを繋ぐ溝部7Aと、第
3、第4の挿入凹部6C、6Dを繋ぐ溝部7Bと、第
5、第6の挿入凹部6E、6Fを繋ぐ溝部7Cとが形成
したものを使用してもよい。
にその面部2Aに第1〜第6のコイルスプリング3A〜
3Fが挿入される第1〜第6の挿入凹部6A〜6Fと、
第1、第2の挿入凹部6A、6Bを繋ぐ溝部7Aと、第
3、第4の挿入凹部6C、6Dを繋ぐ溝部7Bと、第
5、第6の挿入凹部6E、6Fを繋ぐ溝部7Cとが形成
したものを使用してもよい。
【0031】この場合、前記リテーナ2に前記スプリン
グユニット1を組み込む場合には、このスプリングユニ
ット1の第1〜第6のコイルスプリング3A〜3Fを第
1〜第6の挿入凹部6A〜6Fに挿入すると共に、第
1、第3、第5の繋ぎ部5A、5C、5Eを溝部7A、
7C、7Eに挿入する。
グユニット1を組み込む場合には、このスプリングユニ
ット1の第1〜第6のコイルスプリング3A〜3Fを第
1〜第6の挿入凹部6A〜6Fに挿入すると共に、第
1、第3、第5の繋ぎ部5A、5C、5Eを溝部7A、
7C、7Eに挿入する。
【0032】また、前記リテーナ2に、図5に示すよう
にその面部2Aに第1〜第6の係止突起部9A〜9Fを
設けたものを使用してもよい。この場合には、前記スプ
リングユニット1の第1〜第6のコイルスプリング3A
〜3Fの基部を第1〜第6の係止突起部9A〜9Fに嵌
めると共に、第1、第3、第5の繋ぎ部5A、5C、5
Eを面部2Aに沿わせる。
にその面部2Aに第1〜第6の係止突起部9A〜9Fを
設けたものを使用してもよい。この場合には、前記スプ
リングユニット1の第1〜第6のコイルスプリング3A
〜3Fの基部を第1〜第6の係止突起部9A〜9Fに嵌
めると共に、第1、第3、第5の繋ぎ部5A、5C、5
Eを面部2Aに沿わせる。
【0033】上記した実施形態1によれば、従来のよう
に複数のコイルスプリングを一本一本カバー体の各取付
筒部に挿入し組み付ける必要がなくなり、また、固定具
にコイルスプリングの基部を挿入してこの固定具の先端
部をカシメて固定具にコイルスプリングを装着するよう
なカシメ工程が不要になって、部品点数が少なく、ま
た、組立て作業性が良好になる。
に複数のコイルスプリングを一本一本カバー体の各取付
筒部に挿入し組み付ける必要がなくなり、また、固定具
にコイルスプリングの基部を挿入してこの固定具の先端
部をカシメて固定具にコイルスプリングを装着するよう
なカシメ工程が不要になって、部品点数が少なく、ま
た、組立て作業性が良好になる。
【0034】(実施形態2)また、本発明の実施形態2
を図6、図8及び図9に示す。この実施形態2が上記し
た実施形態1と異なるところはスプリングユニット1の
構成であり、リテーナ2は同構成である。このスプリン
グユニット1は、一本の線材4で形成された2本のコイ
ルスプリング14A、14Bからなる1組のスプリング
セット13を3組揃えて構成される。
を図6、図8及び図9に示す。この実施形態2が上記し
た実施形態1と異なるところはスプリングユニット1の
構成であり、リテーナ2は同構成である。このスプリン
グユニット1は、一本の線材4で形成された2本のコイ
ルスプリング14A、14Bからなる1組のスプリング
セット13を3組揃えて構成される。
【0035】すなわち、1組のスプリングセット13
は、一本の線材4の一端末4a側に、この線材4を右巻
きに捲回した第1のコイルスプリング14Aを形成し
て、この第1のコイルスプリング14Aの基端側から線
材4を延ばして円弧状に曲げて繋ぎ部15とし、この繋
ぎ部5の終端で線材4を左巻きに捲回した第2のコイル
スプリング14Bを形成して構成されている。
は、一本の線材4の一端末4a側に、この線材4を右巻
きに捲回した第1のコイルスプリング14Aを形成し
て、この第1のコイルスプリング14Aの基端側から線
材4を延ばして円弧状に曲げて繋ぎ部15とし、この繋
ぎ部5の終端で線材4を左巻きに捲回した第2のコイル
スプリング14Bを形成して構成されている。
【0036】そして、前記リテーナ2に3組のスプリン
グセット13を組み込む場合には、図8に示すように3
組のスプリングセット13の第1、第2のコイルスプリ
ング14A、14Bの基部を、リテーナ2の面部2Aに
当接して、繋ぎ部15を周壁部2Bの内面に沿わせる。
グセット13を組み込む場合には、図8に示すように3
組のスプリングセット13の第1、第2のコイルスプリ
ング14A、14Bの基部を、リテーナ2の面部2Aに
当接して、繋ぎ部15を周壁部2Bの内面に沿わせる。
【0037】また、前記リテーナ2に、図9に示すよう
にその面部2Aに第1〜第6の第1〜第6の挿入凹部6
A〜6Fと、第1、第2の挿入凹部6A、6Bを繋ぐ溝
部7Aと、第3、第4の挿入凹部6C、6Dを繋ぐ溝部
7Bと、第5、第6の挿入凹部6E、6Fを繋ぐ溝部7
Cとが形成したものを使用した場合には、スプリングセ
ット13の第1、第2のコイルスプリング14A、14
Bを第1〜第6の挿入凹部6A〜6Fに挿入すると共
に、前記繋ぎ部15を溝部7A、7C、7Eに挿入す
る。
にその面部2Aに第1〜第6の第1〜第6の挿入凹部6
A〜6Fと、第1、第2の挿入凹部6A、6Bを繋ぐ溝
部7Aと、第3、第4の挿入凹部6C、6Dを繋ぐ溝部
7Bと、第5、第6の挿入凹部6E、6Fを繋ぐ溝部7
Cとが形成したものを使用した場合には、スプリングセ
ット13の第1、第2のコイルスプリング14A、14
Bを第1〜第6の挿入凹部6A〜6Fに挿入すると共
に、前記繋ぎ部15を溝部7A、7C、7Eに挿入す
る。
【0038】また、前記リテーナ2に、図5に示すよう
にその面部2Aに第1〜第6の係止突起部9A〜9Fを
設けたものを使用してもよい。この場合には、図5に示
すスプリングユニット1を前記スプリングセット13に
変えて第1、第2のコイルスプリング3A、3Bを第1
〜第6の係止突起部9A〜9Fに嵌めると共に、繋ぎ部
15を面部2Aに沿わせる。
にその面部2Aに第1〜第6の係止突起部9A〜9Fを
設けたものを使用してもよい。この場合には、図5に示
すスプリングユニット1を前記スプリングセット13に
変えて第1、第2のコイルスプリング3A、3Bを第1
〜第6の係止突起部9A〜9Fに嵌めると共に、繋ぎ部
15を面部2Aに沿わせる。
【0039】上記した実施形態2によれば、従来のよう
に複数のコイルスプリングを一本一本カバー体の各取付
筒部に挿入し組み付ける必要がなくなり、また、固定具
にコイルスプリングの基部を挿入してこの固定具の先端
部をカシメて固定具にコイルスプリングを装着するよう
なカシメ工程が不要になって、部品点数が少なく、ま
た、組立て作業性が良好になる。
に複数のコイルスプリングを一本一本カバー体の各取付
筒部に挿入し組み付ける必要がなくなり、また、固定具
にコイルスプリングの基部を挿入してこの固定具の先端
部をカシメて固定具にコイルスプリングを装着するよう
なカシメ工程が不要になって、部品点数が少なく、ま
た、組立て作業性が良好になる。
【0040】(実施形態3)また、本発明の実施形態3
を図7、図10及び図11に示す。この実施形態3のス
プリングユニット1は、一本の線材4で形成された2本
のコイルスプリング11A、11Bからなる1組のスプ
リング11を3組揃えて構成される。
を図7、図10及び図11に示す。この実施形態3のス
プリングユニット1は、一本の線材4で形成された2本
のコイルスプリング11A、11Bからなる1組のスプ
リング11を3組揃えて構成される。
【0041】すなわち、1組のスプリング11は、一本
の線材4の一端末4a側に、この線材4を右巻きに捲回
した第1のコイルスプリング11Aを形成して、この第
1のコイルスプリング11Aの基端側から線材4を延ば
して円弧状に曲げて繋ぎ部12とし、この繋ぎ部12の
終端で線材4を右巻きに捲回した第2のコイルスプリン
グ11Bを形成して構成されている。
の線材4の一端末4a側に、この線材4を右巻きに捲回
した第1のコイルスプリング11Aを形成して、この第
1のコイルスプリング11Aの基端側から線材4を延ば
して円弧状に曲げて繋ぎ部12とし、この繋ぎ部12の
終端で線材4を右巻きに捲回した第2のコイルスプリン
グ11Bを形成して構成されている。
【0042】そして、前記リテーナ2に3組のスプリン
グセット11を組み込む場合には、図10に示すように
3組のスプリングセット11の第1、第2のコイルスプ
リング11A、11Bの基部を、リテーナ2の面部2A
に当接して、繋ぎ部12を周壁部2Bの内面に沿わせ
る。
グセット11を組み込む場合には、図10に示すように
3組のスプリングセット11の第1、第2のコイルスプ
リング11A、11Bの基部を、リテーナ2の面部2A
に当接して、繋ぎ部12を周壁部2Bの内面に沿わせ
る。
【0043】また、前記リテーナ2に、図11に示すよ
うにその面部2Aに第1〜第6の第1〜第6の挿入凹部
6A〜6Fと、第1、第2の挿入凹部6A、6Bを繋ぐ
溝部7A、第3、第4の挿入凹部6C、6Dを繋ぐ溝部
7Bと、第5、第6の挿入凹部6E、6Fを繋ぐ溝部7
Cとが形成したものを使用した場合には、スプリングセ
ット11の第1、第2のコイルスプリング11A、11
Bを第1〜第6の挿入凹部6A〜6Fに挿入すると共
に、前記繋ぎ部12を溝部7A、7C、7Eに挿入す
る。
うにその面部2Aに第1〜第6の第1〜第6の挿入凹部
6A〜6Fと、第1、第2の挿入凹部6A、6Bを繋ぐ
溝部7A、第3、第4の挿入凹部6C、6Dを繋ぐ溝部
7Bと、第5、第6の挿入凹部6E、6Fを繋ぐ溝部7
Cとが形成したものを使用した場合には、スプリングセ
ット11の第1、第2のコイルスプリング11A、11
Bを第1〜第6の挿入凹部6A〜6Fに挿入すると共
に、前記繋ぎ部12を溝部7A、7C、7Eに挿入す
る。
【0044】また、前記リテーナ2に、図5に示すよう
にその面部2Aに第1〜第6の係止突起部9A〜9Fを
設けたものを使用してもよい。この場合には、図5に示
すスプリングユニット1を前記スプリングセット11に
変えて第1、第2のコイルスプリング11A、11Bを
第1〜第6の係止突起部9A〜9Fに嵌めると共に、繋
ぎ部12を面部2Aに沿わせる。
にその面部2Aに第1〜第6の係止突起部9A〜9Fを
設けたものを使用してもよい。この場合には、図5に示
すスプリングユニット1を前記スプリングセット11に
変えて第1、第2のコイルスプリング11A、11Bを
第1〜第6の係止突起部9A〜9Fに嵌めると共に、繋
ぎ部12を面部2Aに沿わせる。
【0045】上記した実施形態3によれば、従来のよう
に複数のコイルスプリングを一本一本カバー体の各取付
筒部に挿入し組み付ける必要がなくなり、また、固定具
にコイルスプリングの基部を挿入してこの固定具の先端
部をカシメて固定具にコイルスプリングを装着するよう
なカシメ工程が不要になって、部品点数が少なく、ま
た、組立て作業性が良好になる。
に複数のコイルスプリングを一本一本カバー体の各取付
筒部に挿入し組み付ける必要がなくなり、また、固定具
にコイルスプリングの基部を挿入してこの固定具の先端
部をカシメて固定具にコイルスプリングを装着するよう
なカシメ工程が不要になって、部品点数が少なく、ま
た、組立て作業性が良好になる。
【0046】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1の発明に
係わるスプリング組立体によれば、複数のコイルスプリ
ングを一本の線材で形成して隣り合う前記コイルスプリ
ングを互いに前記線材よりなる繋ぎ部で繋いで円環状に
したことにより、従来のように複数のコイルスプリング
を一本一本カバー体の各取付筒部に挿入し組み付ける必
要がなくなり、また、固定具にコイルスプリングの基部
を挿入してこの固定具の先端部をカシメて固定具にコイ
ルスプリングを装着するようなカシメ工程が不要になっ
て、部品点数が少なく、また、組立て作業性が良好にな
る。
係わるスプリング組立体によれば、複数のコイルスプリ
ングを一本の線材で形成して隣り合う前記コイルスプリ
ングを互いに前記線材よりなる繋ぎ部で繋いで円環状に
したことにより、従来のように複数のコイルスプリング
を一本一本カバー体の各取付筒部に挿入し組み付ける必
要がなくなり、また、固定具にコイルスプリングの基部
を挿入してこの固定具の先端部をカシメて固定具にコイ
ルスプリングを装着するようなカシメ工程が不要になっ
て、部品点数が少なく、また、組立て作業性が良好にな
る。
【0047】また、請求項2の発明に係わるスプリング
組立体によれば、少なくとも隣り合うコイルスプリング
を一本の線材で形成して前記コイルスプリングを前記線
材よりなる繋ぎ部で繋いだことにより、上記した請求項
1の発明の効果と同様な効果を奏し得る。
組立体によれば、少なくとも隣り合うコイルスプリング
を一本の線材で形成して前記コイルスプリングを前記線
材よりなる繋ぎ部で繋いだことにより、上記した請求項
1の発明の効果と同様な効果を奏し得る。
【0048】また、請求項3の発明に係わるスプリング
組立体によれば、請求項1又は請求項2記載のスプリン
グ組立体において、コイル線の巻き方向が逆であるコイ
ルスプリングを配在させたことにより、上記した請求項
1の発明の効果と同様な効果を奏し得るばかりか、巻き
方向のみが異なる二種類のコイルスプリングを隣り合せ
て混在配置する場合に生じた誤組み付けがなく組み付け
易いものとなる。
組立体によれば、請求項1又は請求項2記載のスプリン
グ組立体において、コイル線の巻き方向が逆であるコイ
ルスプリングを配在させたことにより、上記した請求項
1の発明の効果と同様な効果を奏し得るばかりか、巻き
方向のみが異なる二種類のコイルスプリングを隣り合せ
て混在配置する場合に生じた誤組み付けがなく組み付け
易いものとなる。
【0049】また、請求項4に係わる発明のスプリング
組立体によれば、請求項1又は請求項2又は請求項3記
載のスプリング組立体において、前記コイルスプリング
がクラッチのリターンスプリングであることにより、上
記した請求項1の発明の効果と同様な作用を奏し得るス
プリング組立体のクラッチへの適用が可能になる。
組立体によれば、請求項1又は請求項2又は請求項3記
載のスプリング組立体において、前記コイルスプリング
がクラッチのリターンスプリングであることにより、上
記した請求項1の発明の効果と同様な作用を奏し得るス
プリング組立体のクラッチへの適用が可能になる。
【0050】また、請求項5に係わる発明のスプリング
組立体によれば、請求項3記載のスプリング組立体にお
いて、前記コイルスプリングを保持するピストン側の座
面に、コイルスプリングを受けるスプリング座と、コイ
ルスプリング同士を接続する部分を受ける溝部とを同一
面上になるように形成したことにより、上記した請求項
1の発明の効果と同様な作用を奏し得るスプリング組立
体のクラッチへの適用が可能になる。
組立体によれば、請求項3記載のスプリング組立体にお
いて、前記コイルスプリングを保持するピストン側の座
面に、コイルスプリングを受けるスプリング座と、コイ
ルスプリング同士を接続する部分を受ける溝部とを同一
面上になるように形成したことにより、上記した請求項
1の発明の効果と同様な作用を奏し得るスプリング組立
体のクラッチへの適用が可能になる。
【図1】スプリング組立体を備えた自動車の自動変速装
置の一部省略した縦断面図である。
置の一部省略した縦断面図である。
【図2】(1)は本発明のスプリング組立体の実施形態
1の分解斜視図である。(2)は同スプリング組立体の
繋ぎ部のリテーナへの固定の説明図である。
1の分解斜視図である。(2)は同スプリング組立体の
繋ぎ部のリテーナへの固定の説明図である。
【図3】本発明のスプリング組立体の実施形態1におい
てスプリングユニットと、このスプリングユニットを受
けるピストン側の座面との分解斜視図である。
てスプリングユニットと、このスプリングユニットを受
けるピストン側の座面との分解斜視図である。
【図4】本発明のスプリング組立体の実施形態1におい
て他のリテーナを使用して組み立てた状態の斜視図であ
る。
て他のリテーナを使用して組み立てた状態の斜視図であ
る。
【図5】本発明のスプリング組立体の実施形態1におい
て別の他のリテーナを使用した状態の分解斜視図であ
る。
て別の他のリテーナを使用した状態の分解斜視図であ
る。
【図6】(1)は本発明のスプリング組立体の実施形態
2におけるスプリングセットの平面図である。(2)は
同正面図である。
2におけるスプリングセットの平面図である。(2)は
同正面図である。
【図7】(1)は本発明のスプリング組立体の実施形態
3におけるスプリングセットの平面図である。(2)は
同正面図である。
3におけるスプリングセットの平面図である。(2)は
同正面図である。
【図8】本発明のスプリング組立体の実施形態2の分解
斜視図である。
斜視図である。
【図9】本発明のスプリング組立体の実施形態2におい
て他のリテーナを使用した状態の分解斜視図である。
て他のリテーナを使用した状態の分解斜視図である。
【図10】本発明のスプリング組立体の実施形態3の分
解斜視図である。
解斜視図である。
【図11】本発明のスプリング組立体の実施形態3にお
いて別の他のリテーナを使用した状態の分解斜視図であ
る。
いて別の他のリテーナを使用した状態の分解斜視図であ
る。
【図12】従来のスプリング組立体の一部省略した断面
図である。
図である。
【図13】従来の他のスプリング組立体の一部省略した
断面図である。
断面図である。
【符号の説明】 2 リテーナ(保持部材) 3A〜3F コイルスプリング 4 線材 5A〜5F 繋ぎ部
Claims (5)
- 【請求項1】 複数のコイルスプリングを一本の線材で
形成して隣り合う前記コイルスプリングを互いに前記線
材よりなる繋ぎ部で繋いで円環状にしたことを特徴とす
るスプリング組立体。 - 【請求項2】 少なくとも隣り合うコイルスプリングを
一本の線材で形成して前記コイルスプリングを前記線材
よりなる繋ぎ部で繋いだことを特徴とするスプリング組
立体。 - 【請求項3】 コイル線の巻き方向が逆であるコイルス
プリングを配在させた請求項1又は請求項2記載のスプ
リング組立体。 - 【請求項4】 前記コイルスプリングがクラッチのリタ
ーンスプリングである請求項1又は請求項2又は請求項
3記載のスプリング組立体。 - 【請求項5】 前記コイルスプリングを保持するピスト
ン側の座面に、コイルスプリングを受けるスプリング座
と、コイルスプリング同士を接続する部分を受ける溝部
とを同一面上になるように形成した請求項3記載のスプ
リング組立体。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7286363A JPH09105434A (ja) | 1995-10-09 | 1995-10-09 | スプリング組立体 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7286363A JPH09105434A (ja) | 1995-10-09 | 1995-10-09 | スプリング組立体 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09105434A true JPH09105434A (ja) | 1997-04-22 |
Family
ID=17703421
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7286363A Pending JPH09105434A (ja) | 1995-10-09 | 1995-10-09 | スプリング組立体 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH09105434A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2017062439A (ja) * | 2015-09-25 | 2017-03-30 | 富士ゼロックス株式会社 | 帯電ユニットおよび画像形成装置 |
-
1995
- 1995-10-09 JP JP7286363A patent/JPH09105434A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2017062439A (ja) * | 2015-09-25 | 2017-03-30 | 富士ゼロックス株式会社 | 帯電ユニットおよび画像形成装置 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US4948180A (en) | Connector for tube of small diameter | |
JP4077375B2 (ja) | ばね組立体の製造方法 | |
KR920006404B1 (ko) | 작은 직경의 파이프 커넥터 | |
EP0439329A1 (en) | A coupling for joining tubes | |
US7127792B2 (en) | Method of manufacturing spring assembly | |
JPWO2012121072A1 (ja) | ばね組立体 | |
HU220546B1 (hu) | Állítószerkezet porszívó teleszkópos szívócsövéhez | |
EP2879241B1 (en) | Connector | |
JPH05215204A (ja) | シフト・レバー機構用騒音振動減衰アセンブリ及びその形成方法 | |
US4786262A (en) | Electrical contact device | |
JPH09105434A (ja) | スプリング組立体 | |
JP2004197932A (ja) | ばね組立体及びその製造方法 | |
JP4290360B2 (ja) | コントロールケーブルの結合装置 | |
KR101904644B1 (ko) | 자동차 스타트모터용 브러시홀더 어셈블리 | |
JPH0231658Y2 (ja) | ||
CN111699328B (zh) | 用于离合器分离系统的液压主缸的推杆/活塞组件及其组装方法 | |
US6539599B2 (en) | Device for assembling a flexible conduit element | |
JP2005106133A (ja) | 配管用継手 | |
JPH0245555Y2 (ja) | ||
JPH0118302B2 (ja) | ||
JPH09100845A (ja) | クラッチピストン装置 | |
JP7269102B2 (ja) | バネ組立体 | |
EP0926363A1 (en) | A system for fixing the sheath of a "Bowden" cable to a reaction element | |
JP2570724Y2 (ja) | スプリング組立て体 | |
EP2311156B1 (en) | Connector device for connecting a cold cathode of a neon or fluorescent-tube lamp to a supply cable |