JP2005106133A - 配管用継手 - Google Patents
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Abstract
【課題】
簡易な構成にて管の抜けに関する信頼性を向上しかつ、金属の接触構造を回避して、振動による異音発生の問題が解決する配管用継手を提供すること。
【解決手段】
樹脂性の円筒状の継手本体1と、前記継手本体1の内周面と前記継手本体内に挿入された管7の外周面との間に配設された環状のシール部材3と、前記継手本体内に挿入されかつ前記管の外周上に組付けられて前記シール部材3及び前記管7を前記継手本体1内に保持する保持部材4、5、6とを備えた配管用継手10であって、前記継手本体1には口元部から所定距離離れた位置に前記継手本体1の周方向に沿って弾性体からなる係止部材2が挿通する複数の貫通窓1aが形成され、強化樹脂にて構成される前記保持部材4、5、6には、前記継手本体の内径に略等しい外径を有し、かつ前記管の外径に略等しい内径を有する環状部5aが形成されており、前記環状部5aの外径に前記係止部材2を係止する外周溝5cが形成され、前記環状部5aの内径に前記管7の外径に形成される環状突起7aを係止する内周溝6hが形成されること。
【選択図】 図2
簡易な構成にて管の抜けに関する信頼性を向上しかつ、金属の接触構造を回避して、振動による異音発生の問題が解決する配管用継手を提供すること。
【解決手段】
樹脂性の円筒状の継手本体1と、前記継手本体1の内周面と前記継手本体内に挿入された管7の外周面との間に配設された環状のシール部材3と、前記継手本体内に挿入されかつ前記管の外周上に組付けられて前記シール部材3及び前記管7を前記継手本体1内に保持する保持部材4、5、6とを備えた配管用継手10であって、前記継手本体1には口元部から所定距離離れた位置に前記継手本体1の周方向に沿って弾性体からなる係止部材2が挿通する複数の貫通窓1aが形成され、強化樹脂にて構成される前記保持部材4、5、6には、前記継手本体の内径に略等しい外径を有し、かつ前記管の外径に略等しい内径を有する環状部5aが形成されており、前記環状部5aの外径に前記係止部材2を係止する外周溝5cが形成され、前記環状部5aの内径に前記管7の外径に形成される環状突起7aを係止する内周溝6hが形成されること。
【選択図】 図2
Description
本発明は、車両などに利用される各種配管に用いる配管用継手に関連し、特に高圧が発生するクラッチ油圧系やブレーキ油圧系等の配管継手に関する。
従来より、車両に用いられる油圧系の配管継手に関連して、ネジ締結の廃止による作業時間短縮を目的とし可撓性部材を用いたフック機構や、クリップによる係止構造が開発されてきた。
例えば、特開2001−74185号公報に記載のように、円筒状の継手本体と、継手本体の内周面と継手本体内に挿入された管の外周面との間に配設された環状のシール部材と、継手本体内に挿入されかつ管の外周上に組付けられてシール部材及び管を継手本体内に保持する可撓性の保持部材とを備えた配管用継手において、可撓性の保持部材が変形し、継手本体の口元部から所定距離離れた位置に継手本体の周方向に沿って形成された複数の貫通窓と、管の外周上に形成した環状突起とに嵌合することによって、管を継手本体内に保持するとともに環状部の先端面にてシール部材を継手本体内に保持するようにした配管用継手が知られている。
また、特開平8−108844号公報に記載のように、圧媒導管を、Oリングと支え要素(バックアップリング)を介して接続部の軸方向孔に挿入後、接続部の外周から内周に貫通する孔(窓)に略U字型のばね要素を挿入し、圧媒導管にばね要素の脚部を嵌着させて圧媒導管をシール保持する配管用継手構造が知られている。この構造においては、圧媒導管の半径方向拡張部の端部にばね要素の脚部が嵌着し、圧媒導管の軸方向の固定がなされる。
特開2001−74185号公報
特開平8−108844号公報
しかしながら、特許文献1の配管用継手においては、保持部材を、可撓性の部材で構成しており、可撓性部材の変形を利用して継手本体と管の保持を行っているため、クラッチやブレーキ油圧系の高圧が発生する配管の継手構造としては、剛性不足になり、高圧発生時に可撓性の保持部が不要な変形をしてしまい密閉性が維持できず油圧伝達効率の大幅な低下を招くと考えられる。
次に、特許文献2の配管継手構造においては、圧媒導管を、Oリングと支え要素(バックアップリング)を介して接続部の軸方向孔に挿入し、金属性のばね要素で圧媒導管の高圧時抜け荷重に耐荷重する構造となっている。この構造においては、金属製の各配管とばね要素が接触しており、振動により異音の問題が発生することが考えられる。また圧媒導管の高圧時抜け荷重に耐荷重するために、ばね要素の脚部の当接部の平面、圧媒導管の半径方向拡張部には、安定した耐荷重を保証するために高精度な加工が必要となりコストアップにつながる。
本発明は、上記問題を解決するためになされたものであり、簡易な構成にて高圧条件下でも、密閉性を向上し、しかもエンジン等の振動によって異音を発生しないことのできる配管用継手を提供することを課題とするものである。
上記課題を解決するため、請求項1に記載の発明は、樹脂から成る円筒状の継手本体と、前記継手本体の内周面と前記継手本体内に挿入された管の外周面との間に配設されたシール部材と、前記継手本体内に挿入されかつ前記管の外周上に設けられて前記シール部材及び前記管を前記継手本体内に保持する保持部材とを備えた配管用継手において、前記継手本体の外周には口元部から所定距離離れた位置に弾性体からなる係止部材が挿通する複数の貫通窓が形成され、前記保持部材は、強化樹脂からなり、前記保持部材は、前記継手本体の内径に略等しい外径を有し、かつ前記管の外径に略等しい内径を有する環状部が形成されており、前記環状部の外径に前記係止部材を係止する外周溝が形成され、前記環状部の内径に前記管の外径に形成される環状突起を係止する内周溝が形成される配管用継手としたことである。
上記課題を解決するため、請求項2に記載の発明は、請求項1の発明において、
前記保持部材は、第1保持部材と第2保持部材から構成され、前記第1保持部材は略環状の形状であり、前記第1保持部材の端面にて前記シール部材を前記継手本体の内周に保持し、前記第2保持部材は、前記管の外周を挟持して、前記第2保持部材の内周に形成される前記内周溝にて前記管の環状突起を係止し、さらに、前記第2保持部材の外周に前記係止部材が係止される外周溝が形成される配管用継手としたことである。
前記保持部材は、第1保持部材と第2保持部材から構成され、前記第1保持部材は略環状の形状であり、前記第1保持部材の端面にて前記シール部材を前記継手本体の内周に保持し、前記第2保持部材は、前記管の外周を挟持して、前記第2保持部材の内周に形成される前記内周溝にて前記管の環状突起を係止し、さらに、前記第2保持部材の外周に前記係止部材が係止される外周溝が形成される配管用継手としたことである。
上記課題を解決するため、請求項3に記載の発明は、請求項2の発明において前記第2保持部材には、組付け状態にて、前記継手本体に対して軸回転方向の所定相対角度の位置決めおよび周り止めとして機能する凸部または凹部が形成され、前記継手本体には、前記第2保持部材に形成される凸部または凹部に対応して凹部または凸部を形成することである。
上記課題を解決するため、請求項4に記載の発明は、請求項3の発明において前記第2保持部材の環状部の外周に形成される外周溝は前記第2保持部材に設けられる前記位置決めに対して所定角度にて、前記外周上一部に略平行に対で形成することである。
請求項1に記載の発明によれば、保持部材の材質に可撓性の樹脂に比べて高強度である強化樹脂を使用しているので、高圧力が発生する流体系の配管継手が提供できる。また、継手本体と金属製の管との軸方向と回転方向の保持を、強化樹脂からなる保持部材を介して行っているため金属の接触がなく振動による異音の問題が解決できる。
請求項2に記載の発明によれば、予め環状のシール部材を継手本体に挿入し第1部保持材を嵌入した後、係止部材を継手本体の貫通窓に挿入して抜け止めとした状態でサブアッセンブリとすることができ、第2保持部材にて挟持した管をサブアッセンブリの継手本体に挿入して組付けることができるので、作業性が良く、見えない作業スペースや狭い作業スペースでの組立てに好適である。
請求項3に記載の発明によれば、管を挟持する第2保持部材と継手本体に形成されている貫通窓を挿通する係止部材との相対回転方向位置を、任意に設定できるため、組立て完了時にて、第2保持部材の挟持に対して開こうとする力に対抗して係止部材の係止方向を選ぶことができ第2保部材の保持の信頼性を向上が図られる。
請求項4に記載の発明によれば、外周溝が平行に対に円周上部分的に形成され、係止部材と嵌合するので、係止力が外周溝を垂直に挟込む力が働き、継手本体と第2保持部材との組立て完了時において周り止めとして機能し、継手本体と管の軸方向および回転方向の保持の役割を果たす。
以下、本発明を実施するための最良の形態を、図面を基に説明する。
第1図は、本発明に係る配管用継手を用いたクラッチマスタシリンダ100の軸方向に沿う断面図である。クラッチマスタシリンダ100は、強化樹脂より成るハウジング20を有しており、ハウジング20の内部に有底筒状を呈した圧力室21が形成されている。クラッチマスタシリンダ100の材質である強化樹脂の具体例として、ガラス繊維で強化したナイロン樹脂や、カーボン繊維やアラミド繊維で強化した樹脂等があげられる。圧力室21には、軸方向に摺動可能にピストン30が収納されており、ピストン30の圧力室21の底と反対側にはロッド40を介してリンク部50が連結されている。リンク部50は、クラッチペダルと連結されており、クラッチペダルの操作に応じて、ピストン30が圧力室21内を軸方向に摺動する。また、ハウジング20の一部には配管継手10の継手本体1が形成されており、継手本体1の内部は、連通孔21aを介して圧力室21に連通している。図示しないクラッチペダルの操作によりピストン30が圧力室21の有底側へ摺動すると、圧力室21内の作動油が連通孔21aを介して、配管7に流れ、配管7の一端に連通している図示しないクラッチレリーズシリンダに流入し、図示しないクラッチの係合・非係合動作を行う。
図2は、図1のA−Aに沿う図であり、本発明に係る配管用継手の主要部の断面図である。
継手本体1はハウジング20と一体に強化樹脂により成形されており、継手本体1の内部と圧力室21は、連通孔21aを介して連通している。継手本体1の内部にはシール部材としてOリング3が環状に嵌装された配管7が、第1保持部材としてのサブガイド4と第2保持部材としてのメインガイド5,6により保持され、継手本体1の貫通窓1aに挿入された係止部材としてのU字クリップ2によりメインガイド5,6と継手本体1が互いに係止されて、配管用継手10が容易に脱着可能に構成される。
詳述すると、継手本体1の内周面は、略同軸上に異なる内径にて段々と大きく内周面1A、内周面1B、内周面1Cが形成されており、内周面1Aの内径は配管7の外径と略等しく、内周面1Bの内径はOリング3の潰し代を考慮した内径であり、内周面1Cの内径はメインガイド5,6の外径と略等しく形成される。また、継手本体1の外周には、口元部から所定距離隔てた位置に、U字クリップ2が貫通する貫通窓1aが平行に2箇所、接線方向に形成され、外周に4箇所貫通窓1aが開口する。
サブガイド4は、ガラス繊維にて強化されたナイロン樹脂から構成され、中央に配管7が挿入されるボス4bを有するキャップ状の形状をしている。ボス4bの内径は配管7の外径に略等しく、外径は継手本体1の内周面1Bの内径に略等しく、ボス4bの端面にて、Oリング3が作動油圧力により変形した際に変形を抑制するバックアップリングとして機能し、Oリング3と内周面1B、Oリング3と配管7のシールを確実にする。また、内周面1Cと接する外周側には、突起4aが外周より外側に2箇所、形成されており、組立ての際、突起4aの撓みの復元力で継手本体1にOリング3を嵌め込んだ状態を保つことができる。このように構成することでサブアッセンブリとし、細かい作業を無理なく狭いスペースでも段階的に行うことができるようになる。また、Oリング3の挿入方向が上向き等の理由で、Oリングが落下する危険があっても、これを回避できる。
図3は、本発明に係る配管用継手10の主要部の分解斜視図である。図3を用いて、メインガイド5、6の説明をする。メインガイド5、6は、ガラス繊維で強化されたナイロン樹脂で構成され、夫々おおよそ同一の中空の半円筒形状をしており、メインガイド5、6が組み合わされた状態で内部に配管7を挿通する。メインガイド5、6は、組み合わされた状態で2段の外周面が形成されており、サブガイドの突起4a部の内径に略等しい外径の外周面5a、6aと、継手本体1の内周面1Cの内径に等しい外径の外周面である。外周面5a,6aには、U字クリップ2が係止される外周溝5c、6c(6cは図示なし)が、メインガイド5、6の組み合わせ面に平行に対で外周上一部に形成されている。メインガイド5、6の組み合わせ面には案内棒5f、6f、とこれらが挿入される案内孔5g、6g(5f、5gは図示なし)が対向して形成されており、またフランジ部の端面には、組み合わせ面に対して互いに垂直に延びるツメ5d、6dとツメ5d、6dを係止する突片5e、6eが夫々対応して形成されていて、配管7を挟持した際に、案内棒5f、6fと案内孔5g、6gにより互いの位置決めがなされ、ツメ5d、6dと突片5e、6eにより互いの係止が維持される。さらに、メインガイド5、6の内周面5m、6mには、配管7の外周にプレス工程にて環状に設けられる外周突起7aを収容する内周溝5h、6h(5hは図示なし)が形成されている。この内周溝5h、6hは高圧力や外力により配管7が抜けようとしたときに、抜けないように十分な内周溝5h、6hの側面と外周突起7aの係り代が確保されており、また軸方向のガタを最小に内周溝5h、6hの溝幅が考慮されている。
U字クリップ2は、金属製の棒から成形され、略U字型を呈している。U字クリップ2の両先端部2aは、先端にて外方に広がっており段々と先端から遠ざかるにつれ間隔が狭くなる、なおこの間隔は継手本体1に対で形成される貫通窓1aの間隔よりも狭く設定する。また、配管7を嵌着する湾曲部2bは、配管7の外径の曲率と略等しい曲率で湾曲する。
次に、本発明に係る配管用継手10の組み立て方法について説明する。
まず、Oリング3を継手本体1の内周面1Bに押し込んだ後、サブガイド4をボス4b側から継手本体1に同様に押し込み、サブガイド4が継手本体1の貫通窓1aより完全に奥になるように到達させる。この後、サブガイドの突起4aが貫通窓にて形状復元することで、Oリング3、サブガイド4が容易に脱落しなくなる。一方で、配管7を、外周突起7aを内周溝5h、6hに収納しながらメインガイド5、6で挟持する。
この後、メインガイド5、6を継手本体1に挿入していくと環状部5a、6aがU字クリップ2を貫通窓1aに嵌めこむと、U字クリップ2の湾曲部2bとメインガイド5、6の外周溝5c、6cが、嵌着して配管用継手10の組み立てが完了する。
なお、組み立てにおいて、メインガイド5、6に形成される外周溝5c、6cは
メインガイド5、6の組み合わせ面に対して平行に形成しているため、メインガイド5、6が離れようとする力に対して反対方向にU字クリップ2の弾性保持力が働き保持力を向上させている。また、このようにU字クリップの保持方向を設定するために、継手本体1には位置決め部1bが2箇所、メインガイド5、6に位置決め部5b、6b(6bは図示なし)を形成しており、本実施の形態においては、これらは周り止めとしても機能する。
メインガイド5、6の組み合わせ面に対して平行に形成しているため、メインガイド5、6が離れようとする力に対して反対方向にU字クリップ2の弾性保持力が働き保持力を向上させている。また、このようにU字クリップの保持方向を設定するために、継手本体1には位置決め部1bが2箇所、メインガイド5、6に位置決め部5b、6b(6bは図示なし)を形成しており、本実施の形態においては、これらは周り止めとしても機能する。
本実施の形態においては、金属のU字クリップで継手本体とメインガイドを係止する構造としたが、特に限定するものではなく、他の形状、弾性部材であっても本発明の適用範囲である。
また、本実施の形態においては保持部材を2体で構成したが、1体構造としても問題はない。
さらに、本実施の形態においては、保持部材の材質として、ガラス繊維で強化されたナイロン樹脂を用いたが、他の高強度樹脂材質でも、耐圧強度、機械的強度を満たす材質であれば、本発明の適用範囲である。
以上説明したように、本発明によれば、簡易な構成にて管の抜けに関する信頼性を向上することのできる配管用継手を提供することが可能となる。
また、保持部材に樹脂材料を用いているため、金属の接触構造が回避できて、振動による異音発生の問題が解決される。
1 継手本体
1a 貫通窓
2 U字クリップ(係止部材)
3 Oリング(シール部材)
4 サブガイド(第1保持部材)
5 メインガイド(第2保持部材)
5c 外周溝
6 メインガイド(第2保持部材)
6h 内周溝
7 配管(管)
7a 外周突起
10 配管用継手
20 ハウジング
21 圧力室
30 ピストン
40 ロッド
50 リンク部
1a 貫通窓
2 U字クリップ(係止部材)
3 Oリング(シール部材)
4 サブガイド(第1保持部材)
5 メインガイド(第2保持部材)
5c 外周溝
6 メインガイド(第2保持部材)
6h 内周溝
7 配管(管)
7a 外周突起
10 配管用継手
20 ハウジング
21 圧力室
30 ピストン
40 ロッド
50 リンク部
Claims (4)
- 樹脂から成る円筒状の継手本体と、
前記継手本体の内周面と前記継手本体内に挿入された管の外周面との間に配設されたシール部材と、
前記継手本体内に挿入されかつ前記管の外周上に設けられて前記シール部材及び前記管を前記継手本体内に保持する保持部材とを備えた配管用継手において、
前記継手本体の外周には口元部から所定距離離れた位置に弾性体からなる係止部材が挿通する複数の貫通窓が形成され、
前記保持部材は、強化樹脂からなり、
前記保持部材は、前記継手本体の内径に略等しい外径を有し、かつ前記管の外径に略等しい内径を有する環状部が形成されており、
前記環状部の外径に前記係止部材を係止する外周溝が形成され、
前記環状部の内径に前記管の外径に形成される環状突起を係止する内周溝が形成される、ことを特徴とする配管用継手。 - 前記保持部材は、第1保持部材と第2保持部材から構成され、前記第1保持部材は略環状の形状であり、前記第1保持部材の端面にて前記シール部材を前記継手本体の内周に保持し、
前記第2保持部材は、前記管の外周を挟持して、前記第2保持部材の内周に形成される前記内周溝にて前記管の環状突起を係止し、
さらに、前記第2保持部材の外周に前記係止部材が係止される外周溝が形成される、
ことを特徴とする請求項1に記載の配管用継手。 - 前記第2保持部材には、組付け状態にて、前記継手本体に対して軸回転方向の所定相対角度の位置決めおよび周り止めとして機能する凸部または凹部が形成され、前記継手本体には、前記第2保持部材に形成される凸部または凹部に対応して凹部または凸部が形成される、ことを特徴とする請求項2に記載の配管用継手。
- 前記第2保持部材の環状部の外周に形成される外周溝は前記第2保持部材に設けられる前記位置決めに対して所定角度にて、前記外周上一部に略平行に対で形成されることを特徴とする請求項3に記載の配管用継手。
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---|---|---|---|
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---|---|
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JP2014119019A (ja) * | 2012-12-17 | 2014-06-30 | Rinnai Corp | 連結機構 |
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