JPH0882785A - 液晶ディスプレイ装置 - Google Patents
液晶ディスプレイ装置Info
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- JPH0882785A JPH0882785A JP21631694A JP21631694A JPH0882785A JP H0882785 A JPH0882785 A JP H0882785A JP 21631694 A JP21631694 A JP 21631694A JP 21631694 A JP21631694 A JP 21631694A JP H0882785 A JPH0882785 A JP H0882785A
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- Liquid Crystal (AREA)
- Liquid Crystal Display Device Control (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 液晶に印加される電圧の直流成分が常に0に
なるように制御する。 【構成】 駆動回路20からのR信号、G信号、B信号
が、それぞれ液晶表示パネル10の入力端子1R、1
G、1Bに供給される。また、駆動回路20からのクロ
ック信号Φ1H、Φ2H、Φ1V、Φ2V等の制御信号が液晶表
示パネル10に供給される。さらに駆動回路20からの
G信号が対向電極電位生成回路30に供給される。この
対向電極電位生成回路30において、駆動回路20から
のG信号が分圧抵抗器31、32を通じて積分回路を構
成するコンデンサ33に供給される。そしてコンデンサ
33で積分された電位が、エミッタフォロア回路を構成
するトランジスタ34、35を通じて、液晶表示パネル
10の対抗電極端子3に供給される。なお36、37は
バイアス抵抗器である。
なるように制御する。 【構成】 駆動回路20からのR信号、G信号、B信号
が、それぞれ液晶表示パネル10の入力端子1R、1
G、1Bに供給される。また、駆動回路20からのクロ
ック信号Φ1H、Φ2H、Φ1V、Φ2V等の制御信号が液晶表
示パネル10に供給される。さらに駆動回路20からの
G信号が対向電極電位生成回路30に供給される。この
対向電極電位生成回路30において、駆動回路20から
のG信号が分圧抵抗器31、32を通じて積分回路を構
成するコンデンサ33に供給される。そしてコンデンサ
33で積分された電位が、エミッタフォロア回路を構成
するトランジスタ34、35を通じて、液晶表示パネル
10の対抗電極端子3に供給される。なお36、37は
バイアス抵抗器である。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば液晶セルをX−
Yマトリクス状に配置して画像の表示を行う液晶ディス
プレイ装置に関するものである。
Yマトリクス状に配置して画像の表示を行う液晶ディス
プレイ装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】例えば液晶を用いてテレビ画像を表示す
ることが提案(特開昭59−220703号公報等参
照)されている。
ることが提案(特開昭59−220703号公報等参
照)されている。
【0003】すなわち図2は、液晶ディスプレイ装置を
構成する液晶表示パネルの構成を示す。この図2におい
て、1はテレビの映像信号が供給される入力端子であ
る。この入力端子1からの信号が、それぞれ例えばNチ
ャンネルFETからなるスイッチング素子M1 、M2 ・
・・Mm を通じて垂直(Y軸)方向の信号線L1 、L2
・・・Lm に供給される。なお、mは水平(X軸)方向
の画素数に相当する数である。
構成する液晶表示パネルの構成を示す。この図2におい
て、1はテレビの映像信号が供給される入力端子であ
る。この入力端子1からの信号が、それぞれ例えばNチ
ャンネルFETからなるスイッチング素子M1 、M2 ・
・・Mm を通じて垂直(Y軸)方向の信号線L1 、L2
・・・Lm に供給される。なお、mは水平(X軸)方向
の画素数に相当する数である。
【0004】さらに、m段のシフトレジスタからなる水
平走査回路2が設けられる。この水平走査回路2には水
平周波数のm倍のクロック信号Φ1H, Φ2Hが供給され、
このクロック信号Φ1H, Φ2Hによって順次走査される駆
動パルス信号φH1, φH2・・・φHmが水平走査回路2の
各出力端子から取り出される。この駆動パルス信号φ H1
〜φHmがスイッチング素子M1 〜Mm の各制御端子に供
給される。なお水平走査回路2には低電位(VSS)と高
電位(VDD)が供給され、この2つの電位の間で駆動パ
ルスが形成される。
平走査回路2が設けられる。この水平走査回路2には水
平周波数のm倍のクロック信号Φ1H, Φ2Hが供給され、
このクロック信号Φ1H, Φ2Hによって順次走査される駆
動パルス信号φH1, φH2・・・φHmが水平走査回路2の
各出力端子から取り出される。この駆動パルス信号φ H1
〜φHmがスイッチング素子M1 〜Mm の各制御端子に供
給される。なお水平走査回路2には低電位(VSS)と高
電位(VDD)が供給され、この2つの電位の間で駆動パ
ルスが形成される。
【0005】また各信号線L1 〜Lm には、それぞれ例
えばNチャンネルFETからなるスイッチング素子
M11、M21・・・Mn1、M12、M22・・・Mn2、・・・
M1m、M 2m・・・Mnmの一端が接続される。なおnは水
平走査線数に相当する数である。このスイッチング素子
M11〜Mnmの他端が、それぞれ液晶セルC11、C21・・
・Cnmの画素電極に接続され、この液晶セルC11〜Cnm
の対抗電極が対抗電極端子3に接続される。
えばNチャンネルFETからなるスイッチング素子
M11、M21・・・Mn1、M12、M22・・・Mn2、・・・
M1m、M 2m・・・Mnmの一端が接続される。なおnは水
平走査線数に相当する数である。このスイッチング素子
M11〜Mnmの他端が、それぞれ液晶セルC11、C21・・
・Cnmの画素電極に接続され、この液晶セルC11〜Cnm
の対抗電極が対抗電極端子3に接続される。
【0006】さらに、n段のシフトレジスタからなる垂
直走査回路4が設けられる。この垂直走査回路4には水
平周波数のクロック信号Φ1V、Φ2Vが供給され、このク
ロック信号Φ1V、Φ2Vによって順次走査される駆動パル
ス信号φV1、φV2・・・φVnが垂直走査回路4の各出力
端子から取り出される。この駆動パルス信号φV1〜φ Vn
が水平(X軸)方向のゲート線G1 、G2 ・・・Gn を
通じてスイッチング素子M11〜MnmのX軸方向の各列
(M11〜M1m)、(M21〜M2m)・・・(Mn1〜Mnm)
ごとの制御端子にそれぞれ供給される。なお、垂直走査
回路4にも水平走査回路2と同様に低電位(VSS)と高
電位(VDD)が供給され、この2つの電位の間で駆動パ
ルスが形成される。
直走査回路4が設けられる。この垂直走査回路4には水
平周波数のクロック信号Φ1V、Φ2Vが供給され、このク
ロック信号Φ1V、Φ2Vによって順次走査される駆動パル
ス信号φV1、φV2・・・φVnが垂直走査回路4の各出力
端子から取り出される。この駆動パルス信号φV1〜φ Vn
が水平(X軸)方向のゲート線G1 、G2 ・・・Gn を
通じてスイッチング素子M11〜MnmのX軸方向の各列
(M11〜M1m)、(M21〜M2m)・・・(Mn1〜Mnm)
ごとの制御端子にそれぞれ供給される。なお、垂直走査
回路4にも水平走査回路2と同様に低電位(VSS)と高
電位(VDD)が供給され、この2つの電位の間で駆動パ
ルスが形成される。
【0007】すなわちこの回路において、水平走査回路
2には図3のAに示すようなクロック信号Φ1H、Φ2Hが
供給され、垂直走査回路4には図3のBに示すようなク
ロック信号Φ1V、Φ2Vが供給される。そして水平走査回
路2からは図3のCに示すように各画素期間ごとにφH1
〜φHmが出力され、垂直走査回路4からは図3のDに示
すように1水平期間ごとにφV1〜φVnが出力される。さ
らに入力端子1には図3のEに示すような映像信号が供
給される。
2には図3のAに示すようなクロック信号Φ1H、Φ2Hが
供給され、垂直走査回路4には図3のBに示すようなク
ロック信号Φ1V、Φ2Vが供給される。そして水平走査回
路2からは図3のCに示すように各画素期間ごとにφH1
〜φHmが出力され、垂直走査回路4からは図3のDに示
すように1水平期間ごとにφV1〜φVnが出力される。さ
らに入力端子1には図3のEに示すような映像信号が供
給される。
【0008】そしてφV1、φH1が出力されているとき
は、スイッチング素子M1 とM11〜M 1mがオンされ、入
力端子1→M1 →L1 →M11→C11→対抗電極端子3の
電流路が形成される。これによって液晶セルC11に入力
端子1に供給された映像信号と対抗電極端子3に与えら
れる電位との電位差が供給される。このため液晶セルC
11の容量分に1番目の画素の信号による電位差に相当す
る電荷がサンプルホールドされ、この電荷量に対応して
液晶の光透過率が変化される。
は、スイッチング素子M1 とM11〜M 1mがオンされ、入
力端子1→M1 →L1 →M11→C11→対抗電極端子3の
電流路が形成される。これによって液晶セルC11に入力
端子1に供給された映像信号と対抗電極端子3に与えら
れる電位との電位差が供給される。このため液晶セルC
11の容量分に1番目の画素の信号による電位差に相当す
る電荷がサンプルホールドされ、この電荷量に対応して
液晶の光透過率が変化される。
【0009】これと同様のことが液晶セルC12〜Cnmに
ついて、各画素ごとに順次行われ、さらに次のフィール
ドの信号が供給された時点で各液晶セルC11〜Cnmの電
荷量が書き換えられる。このようにして、映像信号の各
画素に対応して液晶セルC11〜Cnmの光透過率が変化さ
れ、これが順次繰り返されてテレビ画像の表示が行われ
る。
ついて、各画素ごとに順次行われ、さらに次のフィール
ドの信号が供給された時点で各液晶セルC11〜Cnmの電
荷量が書き換えられる。このようにして、映像信号の各
画素に対応して液晶セルC11〜Cnmの光透過率が変化さ
れ、これが順次繰り返されてテレビ画像の表示が行われ
る。
【0010】さらに液晶で表示を行う場合には、一般に
その信頼性、寿命を長くするために交流駆動が用いられ
る。そこで例えばテレビ画像の表示においては、上述の
図3のEに示すように、映像信号を対抗電極の電位に対
して1フィールドまたは1フレームごとに反転させた信
号を入力端子1に供給する。また液晶ディスプレイ装置
においては表示の垂直方向のシューティング等を防止す
る目的で信号を1水平期間ごとに反転することも行われ
ている。
その信頼性、寿命を長くするために交流駆動が用いられ
る。そこで例えばテレビ画像の表示においては、上述の
図3のEに示すように、映像信号を対抗電極の電位に対
して1フィールドまたは1フレームごとに反転させた信
号を入力端子1に供給する。また液晶ディスプレイ装置
においては表示の垂直方向のシューティング等を防止す
る目的で信号を1水平期間ごとに反転することも行われ
ている。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】ところが上述の装置に
おいて、対抗電極端子3に与えられる対抗電極の電位
は、従来は一般の電源電圧を抵抗分割等によって降圧し
たものを用いている。従ってこの電圧は、液晶に直流電
圧が掛からないように、個々の装置ごとに各々の液晶表
示パネルに合わせて予め製造時等に調整された値に固定
されている。
おいて、対抗電極端子3に与えられる対抗電極の電位
は、従来は一般の電源電圧を抵抗分割等によって降圧し
たものを用いている。従ってこの電圧は、液晶に直流電
圧が掛からないように、個々の装置ごとに各々の液晶表
示パネルに合わせて予め製造時等に調整された値に固定
されている。
【0012】このため使用環境の変化や経年変化等によ
って、入力端子1に供給される映像信号の中心電位が当
初の値から変動すると、液晶に直流電圧が掛かり、焼き
付きやフリッカ等の信頼性の劣化の問題を生じる恐れが
あった。
って、入力端子1に供給される映像信号の中心電位が当
初の値から変動すると、液晶に直流電圧が掛かり、焼き
付きやフリッカ等の信頼性の劣化の問題を生じる恐れが
あった。
【0013】この出願はこのような点に鑑みてなされた
ものであって、解決しようとする問題点は、従来の対抗
電極の電位に電源電圧を降圧したものを用いる方法で
は、映像信号の中心電位が変動した際に液晶に直流電圧
が掛かり、焼き付きやフリッカ等の信頼性の劣化の問題
を生じる恐れがあったというものである。
ものであって、解決しようとする問題点は、従来の対抗
電極の電位に電源電圧を降圧したものを用いる方法で
は、映像信号の中心電位が変動した際に液晶に直流電圧
が掛かり、焼き付きやフリッカ等の信頼性の劣化の問題
を生じる恐れがあったというものである。
【0014】
【課題を解決するための手段】本発明による第1の手段
は、所定期間ごとに反転された映像信号(入力端子1)
がマトリクス状に配された選択素子(スイッチング素子
M11〜Mnm)を介して各画素を構成する液晶セル(液晶
セルC11〜Cnm)に供給され、上記映像信号の電位と対
向電極に与えられる電位との電位差に従って表示が行わ
れるようにされた液晶ディスプレイ装置において、上記
映像信号の中心電位を検出する手段(対向電極電位生成
回路30)を有し、この検出手段で検出された上記映像
信号の中心電位に連動して上記対向電極に与えられる電
位(対向電極端子3)を変化させるようにした液晶ディ
スプレイ装置である。
は、所定期間ごとに反転された映像信号(入力端子1)
がマトリクス状に配された選択素子(スイッチング素子
M11〜Mnm)を介して各画素を構成する液晶セル(液晶
セルC11〜Cnm)に供給され、上記映像信号の電位と対
向電極に与えられる電位との電位差に従って表示が行わ
れるようにされた液晶ディスプレイ装置において、上記
映像信号の中心電位を検出する手段(対向電極電位生成
回路30)を有し、この検出手段で検出された上記映像
信号の中心電位に連動して上記対向電極に与えられる電
位(対向電極端子3)を変化させるようにした液晶ディ
スプレイ装置である。
【0015】本発明による第2の手段は、第1の手段記
載の液晶ディスプレイ装置において、上記映像信号の中
心電位を検出する手段は積分回路からなり、上記映像信
号を上記積分回路に供給し、この積分された電位を上記
対向電極に与えるようにした液晶ディスプレイ装置であ
る。
載の液晶ディスプレイ装置において、上記映像信号の中
心電位を検出する手段は積分回路からなり、上記映像信
号を上記積分回路に供給し、この積分された電位を上記
対向電極に与えるようにした液晶ディスプレイ装置であ
る。
【0016】本発明による第3の手段は、第1の手段記
載の液晶ディスプレイ装置において、上記映像信号は
赤、緑、青の原色信号が並列に供給されている場合に、
緑の原色信号の中心電位を検出するようにした液晶ディ
スプレイ装置である。
載の液晶ディスプレイ装置において、上記映像信号は
赤、緑、青の原色信号が並列に供給されている場合に、
緑の原色信号の中心電位を検出するようにした液晶ディ
スプレイ装置である。
【0017】
【作用】これによれば、映像信号の中心電位を検出し、
この検出された中心電位に連動して対向電極に与えられ
る電位を変化させるようにしたので、液晶に印加される
電圧が常に直流成分が0になるように制御され、焼き付
きやフリッカ等の信頼性の劣化の問題を生じる恐れを解
消することができる。
この検出された中心電位に連動して対向電極に与えられ
る電位を変化させるようにしたので、液晶に印加される
電圧が常に直流成分が0になるように制御され、焼き付
きやフリッカ等の信頼性の劣化の問題を生じる恐れを解
消することができる。
【0018】また、対向電極に与えられる電位が自動で
制御されるので、個々の装置ごとに各々の液晶表示パネ
ルに合わせて調整を行う等の必要をなくすことができ
る。
制御されるので、個々の装置ごとに各々の液晶表示パネ
ルに合わせて調整を行う等の必要をなくすことができ
る。
【0019】
【実施例】図1において、10は液晶表示パネルであっ
て、この例ではカラー表示を行う装置を示す。すなわち
液晶表示パネル10には、赤、緑、青の原色信号(R信
号、G信号、B信号)が並列に供給される入力端子1
R、1G、1Bが設けられる。これらの入力端子1R、
1G、1Bに供給されたR信号、G信号、B信号が、そ
れぞれスイッチング素子M1R、M1G、M1B・・・を通じ
て垂直方向の信号線L 1R、L1G、L1B・・・に供給され
る。そしてこれらのスイッチング素子M1R、M 1G、M1B
・・・が、水平走査回路2からの駆動パルス信号φH1〜
φHmによって並列に駆動される。
て、この例ではカラー表示を行う装置を示す。すなわち
液晶表示パネル10には、赤、緑、青の原色信号(R信
号、G信号、B信号)が並列に供給される入力端子1
R、1G、1Bが設けられる。これらの入力端子1R、
1G、1Bに供給されたR信号、G信号、B信号が、そ
れぞれスイッチング素子M1R、M1G、M1B・・・を通じ
て垂直方向の信号線L 1R、L1G、L1B・・・に供給され
る。そしてこれらのスイッチング素子M1R、M 1G、M1B
・・・が、水平走査回路2からの駆動パルス信号φH1〜
φHmによって並列に駆動される。
【0020】また、各信号線L1R、L1G、L1B・・・に
は、それぞれ例えばNチャンネルFETからなるスイッ
チング素子M11R 、M11G 、M11B ・・・の一端が接続
される。このスイッチング素子M11R 、M11G 、M11B
・・・の他端が、それぞれ液晶セルC11R 、C11G 、C
11B ・・・の画素電極に接続され、この液晶セル
C11 R 、C11G 、C11B ・・・の対抗電極が対抗電極端
子3に接続される。そしてこれらのスイッチング素子M
11R 、M11G 、M11B ・・・が、垂直走査回路4からの
駆動パルス信号φV1〜φVnによって並列に駆動される。
なお実際の駆動は従来の技術で述べたものと同じである
ので詳細な説明は省略する。
は、それぞれ例えばNチャンネルFETからなるスイッ
チング素子M11R 、M11G 、M11B ・・・の一端が接続
される。このスイッチング素子M11R 、M11G 、M11B
・・・の他端が、それぞれ液晶セルC11R 、C11G 、C
11B ・・・の画素電極に接続され、この液晶セル
C11 R 、C11G 、C11B ・・・の対抗電極が対抗電極端
子3に接続される。そしてこれらのスイッチング素子M
11R 、M11G 、M11B ・・・が、垂直走査回路4からの
駆動パルス信号φV1〜φVnによって並列に駆動される。
なお実際の駆動は従来の技術で述べたものと同じである
ので詳細な説明は省略する。
【0021】従ってこの液晶表示パネル10において、
入力端子1R、1G、1Bに供給されたR信号、G信
号、B信号が、それぞれ液晶セルC11R 、C11G 、C
11B ・・・に並列に供給され、それぞれの原色の映像が
並列に表示される。そしてこれらの液晶セルC11R 、C
11G 、C11B ・・・の上に、それぞれ対応する原色の色
フィルタが設けられることによって、入力端子1R、1
G、1Bに供給されたR信号、G信号、B信号によるカ
ラー表示が行われる。
入力端子1R、1G、1Bに供給されたR信号、G信
号、B信号が、それぞれ液晶セルC11R 、C11G 、C
11B ・・・に並列に供給され、それぞれの原色の映像が
並列に表示される。そしてこれらの液晶セルC11R 、C
11G 、C11B ・・・の上に、それぞれ対応する原色の色
フィルタが設けられることによって、入力端子1R、1
G、1Bに供給されたR信号、G信号、B信号によるカ
ラー表示が行われる。
【0022】そしてこの装置において、20は液晶表示
パネルの駆動回路であって、この駆動回路20からのR
信号、G信号、B信号が、それぞれ液晶表示パネル10
の入力端子1R、1G、1Bに供給される。また、駆動
回路20からのクロック信号Φ1H、Φ2H、Φ1V、Φ2V等
の制御信号が液晶表示パネル10に供給される。
パネルの駆動回路であって、この駆動回路20からのR
信号、G信号、B信号が、それぞれ液晶表示パネル10
の入力端子1R、1G、1Bに供給される。また、駆動
回路20からのクロック信号Φ1H、Φ2H、Φ1V、Φ2V等
の制御信号が液晶表示パネル10に供給される。
【0023】さらに駆動回路20からのG信号が対向電
極電位生成回路30に供給される。この対向電極電位生
成回路30において、駆動回路20からのG信号が分圧
抵抗器31、32を通じて積分回路を構成するコンデン
サ33に供給される。そしてコンデンサ33で積分され
た電位が、エミッタフォロア回路を構成するトランジス
タ34、35を通じて、液晶表示パネル10の対抗電極
端子3に供給される。なお36、37はバイアス抵抗器
である。
極電位生成回路30に供給される。この対向電極電位生
成回路30において、駆動回路20からのG信号が分圧
抵抗器31、32を通じて積分回路を構成するコンデン
サ33に供給される。そしてコンデンサ33で積分され
た電位が、エミッタフォロア回路を構成するトランジス
タ34、35を通じて、液晶表示パネル10の対抗電極
端子3に供給される。なお36、37はバイアス抵抗器
である。
【0024】従ってこの装置において、コンデンサ33
で積分された電位は駆動回路20からのG信号の中心電
圧になっており、この電位をエミッタフォロア回路を構
成するトランジスタ34、35を通じて液晶表示パネル
10の対抗電極端子3に供給することによって、映像信
号の中心電圧の変動に連動して、対抗電極に与えられる
電位が変化されることになる。
で積分された電位は駆動回路20からのG信号の中心電
圧になっており、この電位をエミッタフォロア回路を構
成するトランジスタ34、35を通じて液晶表示パネル
10の対抗電極端子3に供給することによって、映像信
号の中心電圧の変動に連動して、対抗電極に与えられる
電位が変化されることになる。
【0025】こうして上述の装置によれば、映像信号の
中心電位を検出し、この検出された中心電位に連動して
対向電極に与えられる電位を変化させるようにしたの
で、液晶に印加される電圧が常に直流成分が0になるよ
うに制御され、焼き付きやフリッカ等の信頼性の劣化の
問題を生じる恐れを解消することができるものである。
中心電位を検出し、この検出された中心電位に連動して
対向電極に与えられる電位を変化させるようにしたの
で、液晶に印加される電圧が常に直流成分が0になるよ
うに制御され、焼き付きやフリッカ等の信頼性の劣化の
問題を生じる恐れを解消することができるものである。
【0026】また上述の装置によれば、対向電極に与え
られる電位が自動で制御されるので、個々の装置ごとに
各々の液晶表示パネルに合わせて調整を行う等の必要を
なくすことができるものである。
られる電位が自動で制御されるので、個々の装置ごとに
各々の液晶表示パネルに合わせて調整を行う等の必要を
なくすことができるものである。
【0027】なお上述の装置において、液晶表示パネル
10は単色の表示パネルでもよい。また検出に用いる信
号はG信号でなく、R信号、B信号でもよいが、G信号
が最も信号レベルが大きく、使用環境の変化や経年変化
の影響も受けやすいものと考えられる。さらに対向電極
電位生成回路30の構成は上述の例に限らず、信号の中
心電位を検出する回路であれば他の形式の回路でもよ
い。
10は単色の表示パネルでもよい。また検出に用いる信
号はG信号でなく、R信号、B信号でもよいが、G信号
が最も信号レベルが大きく、使用環境の変化や経年変化
の影響も受けやすいものと考えられる。さらに対向電極
電位生成回路30の構成は上述の例に限らず、信号の中
心電位を検出する回路であれば他の形式の回路でもよ
い。
【0028】
【発明の効果】この発明によれば、映像信号の中心電位
を検出し、この検出された中心電位に連動して対向電極
に与えられる電位を変化させるようにしたので、液晶に
印加される電圧が常に直流成分が0になるように制御さ
れ、焼き付きやフリッカ等の信頼性の劣化の問題を生じ
る恐れを解消することができるようになった。
を検出し、この検出された中心電位に連動して対向電極
に与えられる電位を変化させるようにしたので、液晶に
印加される電圧が常に直流成分が0になるように制御さ
れ、焼き付きやフリッカ等の信頼性の劣化の問題を生じ
る恐れを解消することができるようになった。
【0029】また、対向電極に与えられる電位が自動で
制御されるので、個々の装置ごとに各々の液晶表示パネ
ルに合わせて調整を行う等の必要をなくすことができる
ようになった。
制御されるので、個々の装置ごとに各々の液晶表示パネ
ルに合わせて調整を行う等の必要をなくすことができる
ようになった。
【図1】本発明による液晶ディスプレイ装置の一例の構
成図である。
成図である。
【図2】液晶表示パネルの説明のための構成図である。
【図3】その説明のための波形図である。
10 液晶表示パネル 20 駆動回路 30 対向電極電位生成回路 1R、1G、1B 入力端子 2 水平走査回路 3 対向電極端子 4 垂直走査回路 L1R、L1G、L1B・・・ 信号線 G1 、G2 ・・・ ゲート線 M1R、M1G、M1B・・・ スイッチング素子 M11R 、M11G 、M11B ・・・ スイッチング素子 C11R 、C11G 、C11B ・・・ 液晶セル 31、32 分圧抵抗器 33 積分回路を構成するコンデンサ 34、35 エミッタフォロア回路を構成するトランジ
スタ 36、37 バイアス抵抗器
スタ 36、37 バイアス抵抗器
Claims (3)
- 【請求項1】 所定期間ごとに反転された映像信号がマ
トリクス状に配された選択素子を介して各画素を構成す
る液晶セルに供給され、上記映像信号の電位と対向電極
に与えられる電位との電位差に従って表示が行われるよ
うにされた液晶ディスプレイ装置において、 上記映像信号の中心電位を検出する手段を有し、 この検出手段で検出された上記映像信号の中心電位に連
動して上記対向電極に与えられる電位を変化させるよう
にした液晶ディスプレイ装置。 - 【請求項2】 請求項1記載の液晶ディスプレイ装置に
おいて、 上記映像信号の中心電位を検出する手段は積分回路から
なり、 上記映像信号を上記積分回路に供給し、この積分された
電位を上記対向電極に与えるようにした液晶ディスプレ
イ装置。 - 【請求項3】 請求項1記載の液晶ディスプレイ装置に
おいて、 上記映像信号は赤、緑、青の原色信号が並列に供給され
ている場合に、緑の原色信号の中心電位を検出するよう
にした液晶ディスプレイ装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP21631694A JPH0882785A (ja) | 1994-09-09 | 1994-09-09 | 液晶ディスプレイ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP21631694A JPH0882785A (ja) | 1994-09-09 | 1994-09-09 | 液晶ディスプレイ装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0882785A true JPH0882785A (ja) | 1996-03-26 |
Family
ID=16686623
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP21631694A Pending JPH0882785A (ja) | 1994-09-09 | 1994-09-09 | 液晶ディスプレイ装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0882785A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2000025175A3 (en) * | 1998-10-26 | 2000-08-24 | Janez Pirs | Driving scheme and electronic circuitry for the lcd electro-optical switching element |
JP2004157519A (ja) * | 2002-11-04 | 2004-06-03 | Boe-Hydis Technology Co Ltd | 液晶表示装置の共通電圧調整回路 |
-
1994
- 1994-09-09 JP JP21631694A patent/JPH0882785A/ja active Pending
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2000025175A3 (en) * | 1998-10-26 | 2000-08-24 | Janez Pirs | Driving scheme and electronic circuitry for the lcd electro-optical switching element |
US7061462B1 (en) | 1998-10-26 | 2006-06-13 | Pir Hacek Over S Janez | Driving scheme and electronic circuitry for the LCD electrooptical switching element |
JP2004157519A (ja) * | 2002-11-04 | 2004-06-03 | Boe-Hydis Technology Co Ltd | 液晶表示装置の共通電圧調整回路 |
US7710414B2 (en) | 2002-11-04 | 2010-05-04 | Hydis Technologies Co., Ltd. | Common voltage regulating circuit of liquid crystal display device |
JP2010266890A (ja) * | 2002-11-04 | 2010-11-25 | Hydis Technology Co Ltd | 液晶表示装置の共通電圧調整回路 |
JP2010266891A (ja) * | 2002-11-04 | 2010-11-25 | Hydis Technology Co Ltd | 液晶表示装置の共通電圧調整回路 |
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