JPH0881154A - エレベータのピット内機器の浸水被害防止装置 - Google Patents
エレベータのピット内機器の浸水被害防止装置Info
- Publication number
- JPH0881154A JPH0881154A JP21484294A JP21484294A JPH0881154A JP H0881154 A JPH0881154 A JP H0881154A JP 21484294 A JP21484294 A JP 21484294A JP 21484294 A JP21484294 A JP 21484294A JP H0881154 A JPH0881154 A JP H0881154A
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- Japan
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- car
- equipment
- floor
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- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 title claims description 7
- 230000008878 coupling Effects 0.000 claims description 2
- 238000010168 coupling process Methods 0.000 claims description 2
- 238000005859 coupling reaction Methods 0.000 claims description 2
- 239000000872 buffer Substances 0.000 description 6
- 230000002265 prevention Effects 0.000 description 2
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
- 238000009434 installation Methods 0.000 description 1
- 239000002982 water resistant material Substances 0.000 description 1
Landscapes
- Maintenance And Inspection Apparatuses For Elevators (AREA)
- Lift-Guide Devices, And Elevator Ropes And Cables (AREA)
- Indicating And Signalling Devices For Elevators (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 本発明の目的は、最下階乗り場側から浸水し
た場合でもピット内機器の浸水被害を防止できるように
するエレベータのピット内機器の浸水被害防止装置の提
供。 【構成】 ピット内機器のうち、ガハナプーリ6および
リミットスイッチ10、11を、乗りかご8が最下階に
停止した状態における乗りかご8の上下端間の範囲内で
最下階乗り場2の床面より少し高い位置に配置したもの
である。
た場合でもピット内機器の浸水被害を防止できるように
するエレベータのピット内機器の浸水被害防止装置の提
供。 【構成】 ピット内機器のうち、ガハナプーリ6および
リミットスイッチ10、11を、乗りかご8が最下階に
停止した状態における乗りかご8の上下端間の範囲内で
最下階乗り場2の床面より少し高い位置に配置したもの
である。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、エレベータのピット内
機器の浸水被害防止装置に関する。
機器の浸水被害防止装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来この種の装置としては、実開昭63
−45761号に記載されているように、ピット内に、
上面が開放されている耐水性材製の箱体を設置し、この
箱体内にバッファ等の昇降路内機器を収めたものが提案
されている。
−45761号に記載されているように、ピット内に、
上面が開放されている耐水性材製の箱体を設置し、この
箱体内にバッファ等の昇降路内機器を収めたものが提案
されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の装置によれ
ば、ピットの壁からピット内に侵入してくる水による被
害を抑制することは可能である。
ば、ピットの壁からピット内に侵入してくる水による被
害を抑制することは可能である。
【0004】ところが、台風や風雨が強い場合、最下階
の乗り場側からピット内に浸水することがあり、この場
合には、ガバナ装置の下部プーリ、ガバナロープ、リミ
ットスイッチ類のピット内機器を浸水の被害から保護す
ることは難しい。
の乗り場側からピット内に浸水することがあり、この場
合には、ガバナ装置の下部プーリ、ガバナロープ、リミ
ットスイッチ類のピット内機器を浸水の被害から保護す
ることは難しい。
【0005】本発明の目的は、最下階の乗り場側から浸
水した場合でもピット内機器、特にガバナ装置、リミッ
トスイッチの浸水の被害を防止できるようにするエレベ
ータのピット内機器の浸水被害防止装置を提供すること
にある。
水した場合でもピット内機器、特にガバナ装置、リミッ
トスイッチの浸水の被害を防止できるようにするエレベ
ータのピット内機器の浸水被害防止装置を提供すること
にある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的は、複数の階床
にわたって形成された昇降路、この昇降路内を上下方向
に昇降する乗りかご、乗りかごが予め定められた速度よ
り速いスピードで下降したとき動作して乗りかごに設置
された非常停止装置を作動させるためのもので、上部プ
ーリ、下部プーリおよびガバナロープを有するガバナ装
置、乗りかごの最下階位置近傍における停止位置や減速
開始位置を制御するための1〜2以上のリミットスイッ
チを備えたエレベータのピット内機器の浸水被害防止装
置において、乗りかごが最下階に停止した状態における
乗りかごの上下端間の範囲内で最下階乗り場の床面より
少し高い位置に前記ガバナ装置の下部プーリおよび前記
リミットイッチを配置した構成とすることで達成され
る。
にわたって形成された昇降路、この昇降路内を上下方向
に昇降する乗りかご、乗りかごが予め定められた速度よ
り速いスピードで下降したとき動作して乗りかごに設置
された非常停止装置を作動させるためのもので、上部プ
ーリ、下部プーリおよびガバナロープを有するガバナ装
置、乗りかごの最下階位置近傍における停止位置や減速
開始位置を制御するための1〜2以上のリミットスイッ
チを備えたエレベータのピット内機器の浸水被害防止装
置において、乗りかごが最下階に停止した状態における
乗りかごの上下端間の範囲内で最下階乗り場の床面より
少し高い位置に前記ガバナ装置の下部プーリおよび前記
リミットイッチを配置した構成とすることで達成され
る。
【0007】
【作用】上記のように従来ピット内すなわち最下階乗り
場の床面より下方側に配置されていた下部プーリ、リミ
ットスイッチ等、バッファを除く昇降路内機器が最下階
乗り場の床面より少し高い位置に設置されているから、
水が最下階乗り場の床からピット内に侵入したとして
も、上記の機器は冠水することがなく浸水の被害を防止
することができる。
場の床面より下方側に配置されていた下部プーリ、リミ
ットスイッチ等、バッファを除く昇降路内機器が最下階
乗り場の床面より少し高い位置に設置されているから、
水が最下階乗り場の床からピット内に侵入したとして
も、上記の機器は冠水することがなく浸水の被害を防止
することができる。
【0008】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図により説明す
る。
る。
【0009】図1は、エレベータ昇降路の最下階および
ピット付近を模式的に示した説明用図である。
ピット付近を模式的に示した説明用図である。
【0010】図において、1は建物の複数階床にわたっ
て形成されたエレベータ昇降路、2は最下階例えば1階
の乗り場、3は昇降路1の最下部のピット、4はピット
3の床面に設置されたかご用バッファ、5はピット3の
床面に設置されたつり合いおもり用バッファ、6はガバ
ナ装置の下部プーリ、7はガバナ装置のガバナロープ、
8は乗りかご、9は乗りかご8を吊っている主ロープ、
10、11は乗りかご8の最下階近傍における停止位置
あるいは減速開始位置を制御するためのリミットスイッ
チ、12は乗りかご8が減速開始位置あるいは停止位置
に到達したとき前記の各リミットスイッチ10、11を
動作させるための作動片、13はジャンクションボック
ス、14は一端が昇降路最上部の図示しない機械室内制
御盤に、他端が前記ジャンクションボックス13にそれ
ぞれ接続されたテールコードを示している。
て形成されたエレベータ昇降路、2は最下階例えば1階
の乗り場、3は昇降路1の最下部のピット、4はピット
3の床面に設置されたかご用バッファ、5はピット3の
床面に設置されたつり合いおもり用バッファ、6はガバ
ナ装置の下部プーリ、7はガバナ装置のガバナロープ、
8は乗りかご、9は乗りかご8を吊っている主ロープ、
10、11は乗りかご8の最下階近傍における停止位置
あるいは減速開始位置を制御するためのリミットスイッ
チ、12は乗りかご8が減速開始位置あるいは停止位置
に到達したとき前記の各リミットスイッチ10、11を
動作させるための作動片、13はジャンクションボック
ス、14は一端が昇降路最上部の図示しない機械室内制
御盤に、他端が前記ジャンクションボックス13にそれ
ぞれ接続されたテールコードを示している。
【0011】そして前記ガバナ装置の下部プーリ6およ
びリミットスイッチ10、11は、乗りかご8が図1に
示すように最下階に停止している状態における乗りかご
の上下端の間で、最下階の乗り場2の床面より少し高い
任意の位置に設置されている。また、ガバナロープ7は
乗りかご8の上方で乗りかご8に装備されている非常停
止装置の作動杆と連結されている。また、ジャンクショ
ンボックス13はかご上に配置され、これに伴いテール
コード14の折り返し下端部が乗りかご8の下端付近と
なるように選定されている。
びリミットスイッチ10、11は、乗りかご8が図1に
示すように最下階に停止している状態における乗りかご
の上下端の間で、最下階の乗り場2の床面より少し高い
任意の位置に設置されている。また、ガバナロープ7は
乗りかご8の上方で乗りかご8に装備されている非常停
止装置の作動杆と連結されている。また、ジャンクショ
ンボックス13はかご上に配置され、これに伴いテール
コード14の折り返し下端部が乗りかご8の下端付近と
なるように選定されている。
【0012】上記の構成であるから、たとえ台風等で水
が乗り場2の床面からピット3に流れ込んでも、ガバナ
プーリ6、リミットスイッチ10、11、ジャンクショ
ンボックス13等、バッファ4、5を除くピット内機器
が最下階乗り場2の床面より高い位置にあるからこれら
が冠水する恐れはほとんどなく、ピット3への浸水によ
るピット内機器の被害を防止できる。
が乗り場2の床面からピット3に流れ込んでも、ガバナ
プーリ6、リミットスイッチ10、11、ジャンクショ
ンボックス13等、バッファ4、5を除くピット内機器
が最下階乗り場2の床面より高い位置にあるからこれら
が冠水する恐れはほとんどなく、ピット3への浸水によ
るピット内機器の被害を防止できる。
【0013】上記実施例においては、ガバナプーリ6、
リミットスイッチ10、11、ジャンクションボックス
13の各々を乗り場2の床面より高い位置に配置してい
るが、ガバナプーリ6およびリミットスイッチ10、1
1だけでもよい。
リミットスイッチ10、11、ジャンクションボックス
13の各々を乗り場2の床面より高い位置に配置してい
るが、ガバナプーリ6およびリミットスイッチ10、1
1だけでもよい。
【0014】尚、ガバナプーリ6とリミットスイッチ1
0、11の設置範囲を乗りかご8が最下階に停止した状
態における乗りかご8の上下端間の範囲内で、最下階乗
り場2の床面より少し高い位置にしたのは、ガバナロー
プ7が乗りかご8に結合されているから、ガバナロープ
7が掛けられているガバナプーリ6は前記結合位置より
下方側に位置する必要があるためである。また、リミッ
トスイッチ10、11も乗りかご8に固定された作動片
12と係合するので、乗りかご8の上方側にリミットス
イッチ10、11を配置したとすれば作動片12を乗り
かご8の上方に張出して取付けなければならず、実際問
題としても難しくなり、これを回避するためである。
0、11の設置範囲を乗りかご8が最下階に停止した状
態における乗りかご8の上下端間の範囲内で、最下階乗
り場2の床面より少し高い位置にしたのは、ガバナロー
プ7が乗りかご8に結合されているから、ガバナロープ
7が掛けられているガバナプーリ6は前記結合位置より
下方側に位置する必要があるためである。また、リミッ
トスイッチ10、11も乗りかご8に固定された作動片
12と係合するので、乗りかご8の上方側にリミットス
イッチ10、11を配置したとすれば作動片12を乗り
かご8の上方に張出して取付けなければならず、実際問
題としても難しくなり、これを回避するためである。
【0015】
【発明の効果】以上述べたように本発明によれば、従来
ピット内すなわち最下階乗り場の床面より下方側に配置
されていた下部プーリ、リミットスイッチ等、バッファ
を除く昇降路内機器が最下階乗り場の床面より少し高い
位置に設置されているから、水が最下階乗り場の床から
ピット内に侵入したとしても、上記の機器は冠水するこ
とがなく浸水の被害を防止することができる。
ピット内すなわち最下階乗り場の床面より下方側に配置
されていた下部プーリ、リミットスイッチ等、バッファ
を除く昇降路内機器が最下階乗り場の床面より少し高い
位置に設置されているから、水が最下階乗り場の床から
ピット内に侵入したとしても、上記の機器は冠水するこ
とがなく浸水の被害を防止することができる。
【図1】本発明の一実施例を説明するための説明用図で
ある。
ある。
1 昇降路 2 最下階乗り場 3 ピット 6 ガバナプーリ 7 ガバナロープ 8 乗りかご 10、11 リミットスイッチ 13 ジャンクションボックス 14 テールコード
Claims (2)
- 【請求項1】 複数の階床にわたって形成された昇降
路、この昇降路内を上下方向に昇降する乗りかご、乗り
かごが予め定められた速度より速いスピードで下降した
とき動作して乗りかごに設置された非常停止装置を作動
させるためのもので、上部プーリ、下部プーリおよびガ
バナロープを有するガバナ装置、乗りかごの最下階位置
近傍における停止位置や減速開始位置を制御するための
1〜2以上のリミットスイッチを備えたエレベータのピ
ット内機器の浸水被害防止装置において、乗りかごが最
下階に停止した状態における乗りかごの上下端間の範囲
内で最下階乗り場の床面より少し高い位置に前記ガバナ
装置の下部プーリおよび前記リミットイッチを配置した
ことを特徴とするエレベータのピット内浸水被害防止装
置。 - 【請求項2】 前記エレベータのピット内機器の浸水被
害防止装置において、ガバナロープの乗りかごへの結合
位置を乗りかご上部とするとともに、乗りかごが最下階
に停止した状態における乗りかごの上下端間の範囲内で
最下階乗り場の床面より少し高い位置に前記ガバナ装置
の下部プーリおよび前記リミットスイッチを配置したこ
とを特徴とするエレベータのピット内浸水被害防止装
置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP21484294A JPH0881154A (ja) | 1994-09-08 | 1994-09-08 | エレベータのピット内機器の浸水被害防止装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP21484294A JPH0881154A (ja) | 1994-09-08 | 1994-09-08 | エレベータのピット内機器の浸水被害防止装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0881154A true JPH0881154A (ja) | 1996-03-26 |
Family
ID=16662452
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP21484294A Pending JPH0881154A (ja) | 1994-09-08 | 1994-09-08 | エレベータのピット内機器の浸水被害防止装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0881154A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005200162A (ja) * | 2004-01-15 | 2005-07-28 | Toshiba Elevator Co Ltd | エレベータの調速装置 |
JP2005343680A (ja) * | 2004-06-07 | 2005-12-15 | Toshiba Elevator Co Ltd | エレベータ調速装置 |
-
1994
- 1994-09-08 JP JP21484294A patent/JPH0881154A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005200162A (ja) * | 2004-01-15 | 2005-07-28 | Toshiba Elevator Co Ltd | エレベータの調速装置 |
JP2005343680A (ja) * | 2004-06-07 | 2005-12-15 | Toshiba Elevator Co Ltd | エレベータ調速装置 |
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