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JP4107856B2 - エレベータ制御装置 - Google Patents

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JP4107856B2
JP4107856B2 JP2002069271A JP2002069271A JP4107856B2 JP 4107856 B2 JP4107856 B2 JP 4107856B2 JP 2002069271 A JP2002069271 A JP 2002069271A JP 2002069271 A JP2002069271 A JP 2002069271A JP 4107856 B2 JP4107856 B2 JP 4107856B2
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修資 黒川
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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、屋外展望用エレベータにおいて、落雷や強風、降雨雪などの気象変化に対応した管制運転を行うエレベータ制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
通常のエレベータでは、ビル内に乗りかごが設けられているため、気象変化による直接的な影響は受けないが、例えばビルに落雷があると、そのときの雷電流が昇降路内に廻り込むことで、エレベータ制御装置の電気系統が破壊され、乗りかご内の乗客が閉じ込められてしまうことがある。また、強風によってビルが揺れると、それに伴って乗りかごが揺れてしまい、乗りかご内の乗客に不安感を与えることがある。
【0003】
従来、このような問題を解決するべく、例えば雷検知センサにより雷の接近を検知することにより、雷の接近時に乗りかごを最寄り階へ非常停止して乗客の閉じ込め事故を回避したり、強風検知センサによって強風を検知することにより、そのときの強風レベルに応じて減速運転、中間階待機または休止などの管制運転を行って強風の影響を回避するようにしていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
近年、顧客ニーズの多様化に伴い、屋外展望用エレベータが開発されてきた。屋外展望用エレベータは、乗りかごが屋外に設けられたエレベータであって、乗りかごの昇降中に乗客は屋外の景色を眺めることができる。ところが、このような屋外展望用エレベータでは、乗りかご自体が屋外にあるため、気象変化による影響を直接受けてしまうといった問題がある。すなわち、例えば落雷があると、乗りかごに直撃する可能性があり、乗客が危険であるだけでなく、直撃雷により機器の破損を招くことがある。また、強風時には乗りかごが大きく揺れてしまい、ロープなどが絡まったり乗りかごにぶつかって破損するなどの事故が生じる可能性もある。さらに、雨や雪が乗りかごに直接降りかかるため、大量に降ってい場合にそのまま通常の運転を続けているのには危険が伴う。
【0005】
このように、屋外展望用エレベータでは、通常のエレベータと違って乗りかご自体に直接影響があるため、この点を考慮した管制運転が必要となるが、従来のエレベータ制御装置では、屋外に露出した乗りかごに対して落雷が直撃する可能性や、強風による影響を直接受ける危険性などについて何ら考慮されていなかった。
【0006】
そこで、本発明は、乗りかごが屋外にある屋外展望用エレベータにおいて、気象変化による乗りかごへの影響を考慮した管制運転を行って、乗客の安全を確保すると共に乗りかごの破損を防ぐことのできるエレベータ制御装置を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】
本発明の請求項1は、乗りかごがビルの屋外に設けられた屋外展望用エレベータに用いられるエレベータ制御装置において、雷の接近を検出する雷検出手段と、この雷検出手段によって検出された雷の接近状況に応じて遠方雷の場合に注意警報を行って運転を継続し、近接雷の場合に上記乗りかごの走行状態を確認し、上記乗りかごが特定の階床の方向に走行中であれば、上記特定の階床までの途中の階への呼びをキャンセルして上記乗りかごを上記特定の階床へ向かわせ、そこで着床させてから運転休止状態とし、上記乗りかごが上記特定の階床とは反対の方向に走行中であれば、上記乗りかごを最初の目的階へ着床させた後、呼びをキャンセルして上記乗りかごを上記特定の階床に引き戻して運転を行う制御手段とを具備したことを特徴とする。
【0010】
このような構成によれば、落雷の可能性のある近接雷を検出した場合に乗りかごを特定の階床へ退避させて運転休止状態とするため、乗りかごに対する直撃雷を回避して、乗客の安全を確保すると共に乗りかごの破損を防ぐことができる。
【0011】
また、本発明の請求項は、乗りかごがビルの屋外に設けられた屋外展望用エレベータに用いられるエレベータ制御装置において、風速を検出する風速検出手段と、この風速検出手段によって検出された風速が第1の風速レベル以上であり、かつ、第2の風速レベル未満の場合に上記乗りかごの走行状態を確認し、上記乗りかごが停止中であれば、次の呼びに応答するときから所定の速度に減速して運転を行うと共に、上記乗りかごが走行中であれば、現在の目的階までは定格速度を保って走行させ、上記目的階に到達後、次の呼びに応答するときから上記所定の速度に切換えて運転を行い、上記第2の風速レベル以上の場合に上記乗りかごを特定の階床へ退避させて運転休止状態とする制御手段とを具備したことを特徴とする。
【0012】
このような構成によれば、第1の風速レベル以上第2の風速レベル未満の風速を検出した場合に減速運転を行うことで、強風時に乗りかごの揺れを抑えて運転を続けることができる。また、第2の風速レベル以上の風速を検出した場合には乗りかごを特定の階床へ退避させて運転休止状態とすることで、強風による乗りかごへの影響を回避して、乗客の安全を確保すると共に乗りかごの破損を防ぐことができる。
【0013】
また、本発明の請求項は、乗りかごがビルの屋外に設けられた屋外展望用エレベータに用いられるエレベータ制御装置において、降雨雪量を検出する降雨雪検出手段と、この降雨雪検出手段によって一定量以上の雨雪量が検出された場合に特定の階床を基準階とした帰着運転を行い、その帰着運転中に一定時間内に一定量以上の雨雪量が検出され、ピット部が浸水するような雨雪量に達した場合に上記乗りかごを上記特定の階床へ退避させて運転休止状態とし、上記一定時間内に一定量以上の雨雪量が検出されなかった場合には通常運転に復帰させる制御手段とを具備したことを特徴とする。
【0014】
このような構成によれば、一定量以上の雨雪量を検出した場合に特定の階床を基準階とした帰着運転を行うことで、乗りかごが待機中に雨ざらしになることを防ぐことができる。また、ピット部が浸水するような雨雪量に達した場合に乗りかごを特定の階床へ退避させて運転休止状態とすることで、大雨雪時にピット部の浸水による影響を避けることができる。
【0015】
また、本発明の請求項は、乗りかごがビルの屋外に設けられた屋外展望用エレベータに用いられるエレベータ制御装置において、少なくとも雷の接近、風速、降雨雪量を含む各種気象に関する情報を検出する気象情報検出手段と、地震を検知する地震検知手段と、火災を検知する火災検知手段と、上記気象情報検出手段によって検出される各種気象情報に基づいて気象変化による上記乗りかごへの直接的な影響を回避する管制運転を行うと共に、上記地震検知手段および上記火災検知手段によって検出される各情報に基づいて地震時および火災時の管制運転を上記各種気象情報に基づく管制運転よりも優先して行い、上記各種気象情報に基づく管制運転のうち、雷雲接近を検出して運行管理種に報知するのみの雷管制運転と一定風速速度の強風時に減速運転する強風管制運転については他の管制運転と同時に実行する制御手段とを具備したことを特徴とする。
【0016】
このような構成によれば、雷の接近、風速、降雨雪量といった各種気象に関する情報に基づいて乗りかごへの直接的な影響を回避する管制運転が実行されるので、現在の気象環境に合った安全な運転サービスを実現できる。
また、気象に関する管制運転と共に地震時および火災時の管制運転を行う場合に、乗客の救出または降車が最優先となる地震、火災時の管制運転を優先的に実行される。さらに、各種気象情報に基づく管制運転のうち、雷雲接近を検出して運行管理種に報知するのみの雷管制運転と一定風速速度の強風時に減速運転する強風管制運転については他の管制運転と同時に実行される。
【0021】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照して本発明の実施形態を説明する。
【0022】
(第1の実施形態)
図1は本発明のエレベータ制御装置が適用される屋外展望用エレベータの構成を示す図であり、図中の1は乗りかご、2は巻上機、3はメインロープ、4は釣合重り、5は乗りかご制御装置、6はかご内表示装置、7はかご内アナウンス装置を示している。
【0023】
屋外展望用エレベータは、乗りかご1がビルの外側に設置されて、ビルの最上階から最下階までの各着床階の間を昇降するように構成されている。また、各着床階のうちの特定の階床が退避階8として用いられる。この退避階8は、例えば図2に示すように最上階に特設されており、外部から覆われて雷などの直撃を回避可能なサービス階として存在する。
【0024】
ここで、エレベータ制御装置11は、ビルの最上階のさらに上にある機械室10の中に巻上機2と共に設置されている。このエレベータ制御装置11は、CPU(主マイコン装置)110、入出力装置111、優先度順位テーブル112を備える。CPU110は、エレベータ全体の制御を行うものであって、プログラムを読み込むことにより、そのプログラムに記述された手順に従って所定の処理を実行するものであり、例えば乗り場呼びがあったときに、乗りかご1を応答させるべく、インバータ(モータ駆動装置)12を介して巻上機2を駆動して乗りかご1を昇降制御する。入出力装置111は、各種信号の入出力処理を行うものであり、監視室13の表示装置14を含む各機器が接続されていると共に、ここでは気象情報検出装置15、地震感知器16、火災感知器17が接続されている。優先度順位テーブル112は、各種管制運転の優先度が規定されたテーブルである。なお、この優先度順位テーブル112については、後に図6を参照して詳しく説明する。
【0025】
気象情報検出装置15は、気象状態を検出するための装置であって、雷検出装置15a、強風検出装置15b、降雨雪検出装置15cを備える。雷検出装置15aは、例えば雷センサーからなり、雷の接近を検出することにより、そのときの雷の接近距離に応じて雷注意報レベル信号S1または雷警報レベル信号S2をエレベータ制御装置11に出力する。強風検出装置15bは、例えば風速計からなり、乗りかご1の昇降付近の風速を検出することにより、そのときの風速レベルに応じて第1の強風レベル信号S3または第2の強風レベル信号S4をエレベータ制御装置11に出力する。降雨雪検出装置15cは、例えば雨量計からなり(雪についてヒーターにより水にして雨量として換算する)、一定降雨雪量を検出することにより、降雨雪運転レベル信号S5をエレベータ制御装置11に出力する。また、図2に示すピット部9が浸水するような降雨雪量を検出した場合には浸水レベル信号S6をエレベータ制御装置11に出力する。
【0026】
また、地震感知器16は、当該ビル周辺に生じた地震を感知することでエレベータ制御装置11に対して地震感知信号を出力する。火災感知器17は、当該ビル内の火災を感知することでエレベータ制御装置11に対して火災感知信号を出力する。
【0027】
このような構成において、第1の実施形態では、気象情報検出装置15に備えられた雷検出装置15aを用いて雷の接近を検出することにより、遠方雷と近接雷とで2段階の管制運転を行うことを特徴としている。遠方雷とは、雷雲が15km〜30kmに発生して、30〜60分以内に近傍に近づくような雷のことであり、近接雷とは、雷雲が至近距離に発生しており、10〜20分以内に落雷の可能性があるような雷のことである。
【0028】
図3は本発明の第1の実施形態におけるエレベータ制御装置11の雷管制運転処理を示すフローチャートである。エレベータ運行中において、気象情報検出装置15に備えられた雷検出装置15aにより雷雲の接近が検出されると、気象情報検出装置15は入出力装置111を介してエレベータ制御装置11に雷が接近していることを示す信号を出力する(ステップA11)。この場合、雷検出装置15aには予め雷雲の接近範囲や上空の磁界強度が設定されており、その設定値に対する検出値に応じて遠方雷であると判別されるときには雷注意報レベル信号S1を出力し、近接雷であると判別されるときには雷警報レベル信号S2を出力する。
【0029】
ここで、エレベータ制御装置11は、雷注意報レベル信号S1を入力した場合には(ステップA12のNo)、雷が近づいている旨を運行管理者に通知するべく、監視室13内に設置された表示装置14に雷注意報を表示すると共に、必要に応じて警報ブザーや音声メッセージを発報する(ステップA13)。このような雷注意報レベルで行う管制運転を「雷管制運転1」と呼ぶものとする。
【0030】
一方、雷検出装置15aからエレベータ制御装置11に入力された信号が雷警報レベル信号S2であれば(ステップA12のYes)、当該ビルの近傍に落雷の可能性があるため、エレベータ制御装置11は乗りかご1内の乗客に雷接近により運行を休止する旨をかご内表示装置6やかご内アナウンス装置7などを用いて通知すると共に、乗客に降車を促す(ステップA14)。続いて、エレベータ制御装置11は乗りかご1の走行状態を確認する(ステップA15)。そして、乗りかご1が停止中にあれば(ステップA15のNo)、エレベータ制御装置11は落雷直撃の可能性が最も少ない着床階つまり退避階8に停止しているか否かを判断する(ステップA16)。乗りかご1が退避階8に停止中の場合には(ステップA16のNo)、エレベータ制御装置11はその退避階8にて運転を休止して待機する(ステップA18)。
【0031】
また、乗りかご1が退避階8以外の階に停止中の場合には(ステップA16のYes)、エレベータ制御装置11はそのときの行先呼びをキャンセルして、乗りかご1を安全な退避階8に移動させ、退避階8に着床後、そこで待機する(ステップA19)。その際、乗りかご1内にまだ乗客が乗車している可能性もあるため、かご内表示装置6やかご内アナウンス装置7などを用いてサービス休止を通知すると共に乗客に降車を促す。
【0032】
また、乗りかご1が走行中の場合は(ステップA15のYes)、エレベータ制御装置11はその乗りかご1が退避階8の方向へ走行中であるかを否かを判断する(ステップA17)。乗りかご1が退避階8の方向へ走行中の場合は(ステップA17のYes)、エレベータ制御装置11は退避階8までの途中の階への呼びをキャンセルして、乗りかご1を退避階8に向かわせて、そこで着床させる。その際、乗りかご1内に乗客が乗っている可能性があるため、乗りかご1内の乗客に雷接近のために運行を休止する旨をかご内表示装置6やかご内アナウンス装置7などを用いて通知し、サービス休止を知らせると共に乗客に降車を促す。そして、一定時間後に乗りかご1の扉を閉じて運転を休止する(ステップA21)。
【0033】
また、乗りかご1が退避階8とは反対の方向へ向かって走行中の場合には(ステップA17のNo)、エレベータ制御装置11は最初の目的階へ着床後に戸開し、乗りかご1の乗客に雷接近のため運行を休止する旨をかご内表示装置6やかご内アナウンス装置7などを用いて通知し、サービス休止を知らせると共に降車を促す。その後、呼びをキャンセルして乗りかご1を退避階8に引き戻し運転を行う。退避階8に着床後、一定時間戸開後に戸閉し、運転を休止する(ステップA20)。なお、退避階8に引き戻し運転中にも乗りかご1内に乗客が乗っている可能性があるため、再度乗りかご1の乗客に雷接近のため運行を休止する旨をかご内表示装置6やかご内アナウンス装置7などを用いて通知し、サービス休止を知らせると共に乗客に降車を促す。退避階8に着床戸開後、一定時間後に乗りかごの扉を閉じて運転を休止する。このような雷警報レベルで行う管制運転を「雷管制運転2」と呼ぶものとする。
【0034】
この「雷管制運転2」によって乗りかご1が退避階8にて待機している間も雷の状況を監視しており、例えば雷雲が去るなどして雷警報レベル信号S2または雷注意報レベル信号S1が解除されると(ステップA23のYes)、一定時間内に再検知されなければ(ステップA23のNo)、通常運転に復帰する(ステップA24)。
【0035】
このように、屋外展望用エレベータにおいて、雷の接近を検出する機能を備え、雷の接近している際に、近傍に落雷の可能性がなく、雷雲が迫っているだけの状況であれば(遠方雷のとき)、運行管理者にその旨を通知して注意を促すようにし、近傍に落雷の可能性がある場合には(近接雷のとき)、屋外に露出した乗りかご1を直撃雷の影響の最も少ないサービス階である退避階8に移動させることで、乗客の安全を確保すると共に落雷による機器の破損を防止することができる。
【0036】
(第2の実施形態)
次に、本発明の第2の実施形態について説明する。
【0037】
第2の実施形態では、上記図1の構成において、気象情報検出装置15に備えられた風速検出装置15bを用いて風速を検出することにより、そのときの風速の値に応じて2段階の管制運転を行うことを特徴としている。図4にその処理動作を示す。
【0038】
図4は本発明の第2の実施形態におけるエレベータ制御装置11の強風管制運転処理を示すフローチャートである。エレベータ運転中において、気象情報検出装置15に備えられた風速検出装置15bにより乗りかご1の昇降付近での風速が検出される(ステップB11)。この風速検出装置15bにより検出された風速がA(m/s)未満の場合には(ステップB12のNo)、エレベータ制御装置11は定格速度a(m/min)にて通常運転を行う(ステップB13)。定格速度aは、例えば360m/minである。
【0039】
ここで、風速検出装置15bにより風速A(m/s)以上が検出された場合に(ステップB12のYes)、気象情報検出装置15は入出力装置111を介してエレベータ制御装置11に強風検出信号を出力する。この場合、風速検出装置15bには数段階の強風検出レベルを設定可能とする。本実施形態では2段階の強風検出レベルが設定されているものとし、風速A(m/s)以上かつ風速B(m/s)未満のときに(ステップB14のNo)、気象情報検出装置15は第1の強風レベル信号S3をエレベータ制御装置11に出力し、風速B(m/s)のときに(ステップB14のYes)、気象情報検出装置15は第2の強風レベル信号S4をエレベータ制御装置11に出力する。具体的には、風速Aは15m/s、風速Bは20m/sである。
【0040】
第1の強風レベル信号S3がエレベータ制御装置11に入力されると、エレベータ制御装置11は定格速度a(m/min)から予め設定された速度b(m/min)まで減速して運転を継続する(ステップB15)。速度bは、例えば規定速度aの1/2であり、具体的には180m/minである。この場合、第1の強風レベル信号S3が検出されたときに、乗りかご1が停止中であれば、次の乗りかご呼びまたは乗り場呼びに応答して運転する時点から上記速度bに切換えて運転を開始するものとする。また、第1の強風レベル信号S3が検出されたときに、乗りかご1が走行中の場合には現在の目的階までは第1の強風レベル信号S3の入力前の定格速度aを保って走行し、目的階に到達した後で、次の呼びに応答するときから速度bに切換えて運転を行うものとする。このような第1の強風レベルで行う管制運転を「強風管制運転1」と呼ぶものとする。
【0041】
また、風速検出装置15bより風速B以上が検知され、エレベータ制御装置11に第2の強風レベル信号S4が入力されると、エレベータ制御装置11は乗りかご1を強風の影響が最も少ないサービス階である退避階8に移動させる(ステップB16)。この場合、第2の強風レベル信号S4が入力されたとき、乗りかご1があるサービス階に着床中であれば、かご内表示装置6やかご内アナウンス装置7によりサービス休止を乗客に報知し、一定時間戸開放した後、退避階8に乗りかご1を移動させる。また、退避階8に移動中も乗客が乗りかご1に乗車している可能性があるため、退避階で着床戸開させて再度、かご内表示装置6やかご内アナウンス装置7によりサービス休止を報知し、乗客に降車を促した後、一定時間後に戸閉して運転を休止する(ステップB17)。このような第2の強風レベルで行う管制運転を「強風管制運転2」と呼ぶものとする。
【0042】
「強風管制運転2」によって運転が休止状態にあっても、エレベータ制御装置11は風速検出装置15bからの信号を監視している(ステップB18)。そして、一定時間(例えば10分)以内に風速がB未満に下がり、第2の強風レベル信号S4が解除されたならば(ステップB19のNo)、エレベータ制御装置11は退避階8から速度bにて乗りかご1の運転を再開する(ステップB20)。この場合、風速がA以上B未満の状態が続けば(ステップB21→B22のNo)、そのまま速度bでの運転が継続される。一方、B以上の風速になると(ステップB22のYes)、上記ステップB16からの処理に戻り、再び「強風管制運転2」として退避階8への運転が行われる。また、上記ステップB21において、一定時間以内に風速A以上を検知しなければ、定格速度aによる通常運転に復帰する(ステップB23)。
【0043】
このように、屋外展望用エレベータにおいて、風速を検出する機能を備え、強風により乗りかご1が揺れて乗客が不安を感じないように、ある設定値以上の強風レベルを検出した場合には通常よりも低い速度に減速して運転を継続することで、走行中の乗りかご1の揺れを抑えて乗客に不安感を与えないようにすることができる。また、屋外に露出した乗りかご1やロープ3、釣合重り4などが強風で煽られ、他機器などに絡まって破損する可能性も考えられるため、上記強風レベルよりさらに上のレベルの風速を検出した場合には強風の影響の少ないサービス階である退避階8に乗りかご1を移動させることで、乗客の安全を確保すると共に強風による機器の破損を防止することができる。
【0044】
(第3の実施形態)
次に、本発明の第3の実施形態について説明する。
【0045】
第3の実施形態では、上記図1の構成において、気象情報検出装置15に備えられた降雨雪検出装置15cを用いて降雨雪量を検出することにより、そのときの降雨雪量に応じた管制運転を行うことを特徴としている。図5にその処理動作を示す。
【0046】
図5は本発明の第3の実施形態におけるエレベータ制御装置11の降雨雪量管制運転処理を示すフローチャートである。エレベータ運転中において、気象情報検出装置15に備えられた降雨雪検出装置15cにより降雨雪量が検出される(ステップC11)。なお、上記降雨雪検出装置15cは、例えば降雨量を計測するための雨雪計からなり、雪についてはヒーターにより水にして雨量として換算するものとする。
【0047】
ここで、予め設定された一定量以上(例えば10mm/h)の降雨雪量が検出されると(ステップC11のYes)、降雨雪検出装置15cから降雨雪運転レベル信号S5が出力される。エレベータ制御装置11はこの降雨雪運転レベル信号S5を入出力装置111を介して入力することにより、降雨雪の影響の最も少ないサービス階である退避階8を基準階とした帰着運転(ホームランディング運転)に切換える(ステップC12)。このような降雨雪量に応じて帰着運転を行うことを「降雨雪管制運転」と呼ぶものとする。この「降雨雪管制運転」では、乗りかご1を退避階8で待機させておき、かご呼びや乗り場呼びがあると、その呼びに応答して通常通り運転を行って、運転後に再び退避階8で待機させる。かご呼びまたは乗り場呼びがなければ、そのまま退避階8で待機させて乗りかご1が雨ざらしになることを避ける。
【0048】
また、「降雨雪管制運転」の間であっても、降雨雪検出装置15cにより降雨量の監視が継続的に行われる。そして、一定時間(例えば10分)内に一定量以上の降雨量が再検出された場合には(ステップC13のNo)、エレベータ制御装置11は「降雨雪管制運転」を延長する。一方、一定時間以上検出がなければ(ステップC13のYes)、通常運転に復帰する(ステップC14)。
【0049】
また、大量の雨あるいは雪が降り、ピット部9が浸水するような降雨量に達すると(ステップC15のYes)、降雨雪検出装置15cから浸水レベル信号S6がエレベータ制御装置11に出力される。これにより、エレベータ制御装置11は最寄り階で乗客を降ろし、乗りかご1を退避階8に退避させた後、運転休止状態とする(ステップC16)。
【0050】
このように、屋外展望用エレベータにおいて、降雨雪を検出する機能を備え、一定量以上の降雨雪量を検出した場合に退避階8を基準階とした運転を行い、かご呼びまたは乗り場呼びが生じなければ、そのまま退避階8で待機することで乗りかご1が雨ざらしになることを回避でき、また、ピット部9が浸水する可能性がある降雨量に達した場合には乗客を降ろして乗りかご1を退避階8に退避させることで、乗客の安全を確保すると共に浸水による機器の破損を防止することができる。
【0051】
(第4の実施形態)
次に、本発明の第4の実施形態について説明する。
【0052】
上記第1乃至第3の実施形態では、気象情報検出装置15に備えられた雷検出装置15a、風速検出装置15b、降雨雪検出装置15cの1つ1つを用いた場合の管制運転について説明したが、これらの検出装置15a〜15cを用いることで現在の気象環境に適合した管制運転を行うことも可能である。さらに、気象観測とは別に設置されている地震感知器16及び火災感知器17を加えて管制運転を行うことも可能である。以下では、上記図1の構成において、気象情報検出装置15に備えられた雷検出装置15a、風速検出装置15b、降雨雪検出装置15cと、地震感知器20及び火災感知器17を用いて、各種気象情報と地震・火災情報に基づく管制運転を行う場合について説明する。
【0053】
上述したように、雷検出装置15aを用いた管制運転として「雷管制運転1」(雷注意報を運行管理者に発報して運転を継続)と「雷管制運転2」(乗りかご1を退避階8に退避させて運転休止)がある。また、風速検出装置15bを用いた管制運転として「強風管制運転1」(速度を落として運転を継続)と「強風管制運転2」(乗りかご1を退避階8に退避させて運転休止)がある。また、降雨雪検出装置15cを用いた管制運転として「降雨雪管制運転」(退避階8を基準階としたホームランディング運転)がある。
【0054】
これらの気象に関する管制運転とは別に、地震感知器20を用いた「地震管制運転」と火災感知器17を用いた「火災管制運転」があり、エレベータ制御装置11に備えられた優先度順位テーブル112には、これらの管制運転の優先順位が記憶されている。図6にその一例を示す。
【0055】
図6は本発明の第4の実施形態におけるエレベータ制御装置11の優先度順位テーブル112の構成を示す図であり、「地震管制運転」、「火災管制運転」、「雷管制運転2」、「強風管制運転2」、「降雨雪管制運転」の順で優先順位が決められている。なお、「雷管制運転1」と「強風管制運転1」は優先順位が付けられない管制運転であり、この2つ管制運転に関しては上記優先順位を有する管制運転に対して同時に実行可能か否かを示す情報が付加されている。図中では「○」が同時実行可を示し、「×」が同時実行不可を示している。
【0056】
このような構成の優先度順位テーブル112では、地震が発生した際に、エレベータの運転を休止する「地震管制運転」が最優先される。「地震管制運転」では、地震発生時にエレベータの利用を禁止する呼びのキャンセルを行うと共に、地震感知器20によって検出される震度レベルに応じて、乗りかご1に乗車中の乗客の安全を確保するため、その場での非常停止や最寄り階への停止等を行う。続いて、「火災管制運転」が実行される。「火災管制運転」では、火災感知器17により火災が検出されると、乗りかご1に乗車中の乗客の避難に最も適した階への引き戻し運転を行う。
【0057】
また、気象管制運転としては、近傍への落雷の可能性がある場合での「雷管制運転2」やエレベータの運転に支障をきたす強風の場合「強風管制運転2」は最も影響が少ない退避階8に乗りかご1を移動してサービス休止とするため、乗客の救出または降車を優先する地震、火災の管制運転に続く優先順位にて実行される。「降雨雪時運転」は乗りかご1が雨ざらしとならない退避階8を基準階とした通常サービスを行うため、最も優先度の低い運転となる。
【0058】
また、雷雲接近を検出して運行管理者に報知するのみの「雷管制運転1」や一定風速以上の強風時に減速運転する「強風管制運転1」は運転自体を継続するため、他の管制運転と同時に実行される。
【0059】
このように、気象に関する管制運転と地震、火災の管制運転を組合せて、これらを優先順位に従い実行することで、乗りかご1が屋外に露出した屋外展望用エレベータにおいて、安全な運行を実現することができる。
【0060】
なお、上記第1乃至第3の実施形態では、雷、風、雨雪といった気象に関する情報をそれぞれに専用の検出装置15a〜15cを用いて取得するようにしたが、例えばインターネットを利用することで、気象サービスを行う特定のサーバから雷、風、雨雪といった気象に関する情報を取得することでも良い。これは、上記特定のサーバにインターネット経由でアクセスするための端末装置を設置し、その端末装置をエレベータ制御装置11に接続するといった構成にて実現できる。ただし、このような外部から気象に関する情報を得るような構成では、ビル周辺の気象環境と一致しないこともあるため、上記各実施形態で説明したようにビル内に設置された専用の検出装置15a〜15cを用いて、ビル周辺の気象環境を正確に得るような構成が好ましい。
【0061】
【発明の効果】
以上詳述したように本発明によれば、乗りかごがビルの屋外に設けられた屋外展望用エレベータにおいて、雷の接近、風速、降雨雪量といった気象に関する情報を検出して、その気象情報に基づいて気象変化による乗りかごへの直接的な影響を回避する管制運転を実行するようにしたため、例えば落雷や強風、大雨大雪などによって乗りかごが危険な状況になることを回避して、乗客の安全を確保することができ、また、乗りかごの破損を防ぐことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のエレベータ制御装置が適用される屋外展望用エレベータの構成を示す図。
【図2】上記屋外展望用エレベータに設けられた乗りかごの退避階を説明するための図。
【図3】本発明の第1の実施形態におけるエレベータ制御装置の雷管制運転処理を示すフローチャート。
【図4】本発明の第2の実施形態におけるエレベータ制御装置の強風管制運転処理を示すフローチャート。
【図5】本発明の第3の実施形態におけるエレベータ制御装置の降雨雪量管制運転処理を示すフローチャート。
【図6】本発明の第4の実施形態におけるエレベータ制御装置の優先度順位テーブルの構成を示す図。
【符号の説明】
1…乗りかご
2…巻上機
3…メインロープ
4…釣合重り
5…乗りかご制御装置
6…かご内表示装置
7…かご内アナウンス装置
8…退避階
9…ピット部
10…機械室
11…エレベータ制御装置
12…インバータ
13…監視室
14…表示装置
15…気象情報検出装置
15a…雷検出装置
15b…風速検出装置
15c…降雨雪検出装置
16…地震感知器
17…火災感知器
110…CPU
111…入出力装置
112…優先度順位テーブル

Claims (4)

  1. 乗りかごがビルの屋外に設けられた屋外展望用エレベータに用いられるエレベータ制御装置において、
    雷の接近を検出する雷検出手段と、
    この雷検出手段によって検出された雷の接近状況に応じて遠方雷の場合に注意警報を行って運転を継続し、近接雷の場合に上記乗りかごの走行状態を確認し、上記乗りかごが特定の階床の方向に走行中であれば、上記特定の階床までの途中の階への呼びをキャンセルして上記乗りかごを上記特定の階床へ向かわせ、そこで着床させてから運転休止状態とし、上記乗りかごが上記特定の階床とは反対の方向に走行中であれば、上記乗りかごを最初の目的階へ着床させた後、呼びをキャンセルして上記乗りかごを上記特定の階床に引き戻して運転を行う制御手段と
    を具備したことを特徴とするエレベータ制御装置。
  2. 乗りかごがビルの屋外に設けられた屋外展望用エレベータに用いられるエレベータ制御装置において、
    風速を検出する風速検出手段と、
    この風速検出手段によって検出された風速が第1の風速レベル以上であり、かつ、第2の風速レベル未満の場合に上記乗りかごの走行状態を確認し、上記乗りかごが停止中であれば、次の呼びに応答するときから所定の速度に減速して運転を行うと共に、上記乗りかごが走行中であれば、現在の目的階までは定格速度を保って走行させ、上記目的階に到達後、次の呼びに応答するときから上記所定の速度に切換えて運転を行い、上記第2の風速レベル以上の場合に上記乗りかごを特定の階床へ退避させて運転休止状態とする制御手段と
    を具備したことを特徴とするエレベータ制御装置。
  3. 乗りかごがビルの屋外に設けられた屋外展望用エレベータに用いられるエレベータ制御装置において、
    降雨雪量を検出する降雨雪検出手段と、
    この降雨雪検出手段によって一定量以上の雨雪量が検出された場合に特定の階床を基準階とした帰着運転を行い、その帰着運転中に一定時間内に一定量以上の雨雪量が検出され、ピット部が浸水するような雨雪量に達した場合に上記乗りかごを上記特定の階床へ退避させて運転休止状態とし、上記一定時間内に一定量以上の雨雪量が検出されなかった場合には通常運転に復帰させる制御手段と
    を具備したことを特徴とするエレベータ制御装置。
  4. 乗りかごがビルの屋外に設けられた屋外展望用エレベータに用いられるエレベータ制御装置において、
    少なくとも雷の接近、風速、降雨雪量を含む各種気象に関する情報を検出する気象情報検出手段と、
    地震を検知する地震検知手段と、
    火災を検知する火災検知手段と、
    上記気象情報検出手段によって検出される各種気象情報に基づいて気象変化による上記乗りかごへの直接的な影響を回避する管制運転を行うと共に、上記地震検知手段および上記火災検知手段によって検出される各情報に基づいて地震時および火災時の管制運転を上記各種気象情報に基づく管制運転よりも優先して行い、上記各種気象情報に基づく管制運転のうち、雷雲接近を検出して運行管理種に報知するのみの雷管制運転と一定風速速度の強風時に減速運転する強風管制運転については他の管制運転と同時に実行する制御手段と
    を具備したことを特徴とするエレベータ制御装置。
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