JPH0878616A - マルチチップ・モジュール - Google Patents
マルチチップ・モジュールInfo
- Publication number
- JPH0878616A JPH0878616A JP20979094A JP20979094A JPH0878616A JP H0878616 A JPH0878616 A JP H0878616A JP 20979094 A JP20979094 A JP 20979094A JP 20979094 A JP20979094 A JP 20979094A JP H0878616 A JPH0878616 A JP H0878616A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- substrate
- ceramic package
- chip module
- metal plate
- heat dissipation
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Withdrawn
Links
Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01L—SEMICONDUCTOR DEVICES NOT COVERED BY CLASS H10
- H01L2224/00—Indexing scheme for arrangements for connecting or disconnecting semiconductor or solid-state bodies and methods related thereto as covered by H01L24/00
- H01L2224/01—Means for bonding being attached to, or being formed on, the surface to be connected, e.g. chip-to-package, die-attach, "first-level" interconnects; Manufacturing methods related thereto
- H01L2224/42—Wire connectors; Manufacturing methods related thereto
- H01L2224/47—Structure, shape, material or disposition of the wire connectors after the connecting process
- H01L2224/48—Structure, shape, material or disposition of the wire connectors after the connecting process of an individual wire connector
- H01L2224/4805—Shape
- H01L2224/4809—Loop shape
- H01L2224/48091—Arched
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01L—SEMICONDUCTOR DEVICES NOT COVERED BY CLASS H10
- H01L2224/00—Indexing scheme for arrangements for connecting or disconnecting semiconductor or solid-state bodies and methods related thereto as covered by H01L24/00
- H01L2224/01—Means for bonding being attached to, or being formed on, the surface to be connected, e.g. chip-to-package, die-attach, "first-level" interconnects; Manufacturing methods related thereto
- H01L2224/42—Wire connectors; Manufacturing methods related thereto
- H01L2224/47—Structure, shape, material or disposition of the wire connectors after the connecting process
- H01L2224/48—Structure, shape, material or disposition of the wire connectors after the connecting process of an individual wire connector
- H01L2224/481—Disposition
- H01L2224/48151—Connecting between a semiconductor or solid-state body and an item not being a semiconductor or solid-state body, e.g. chip-to-substrate, chip-to-passive
- H01L2224/48221—Connecting between a semiconductor or solid-state body and an item not being a semiconductor or solid-state body, e.g. chip-to-substrate, chip-to-passive the body and the item being stacked
- H01L2224/48225—Connecting between a semiconductor or solid-state body and an item not being a semiconductor or solid-state body, e.g. chip-to-substrate, chip-to-passive the body and the item being stacked the item being non-metallic, e.g. insulating substrate with or without metallisation
- H01L2224/48227—Connecting between a semiconductor or solid-state body and an item not being a semiconductor or solid-state body, e.g. chip-to-substrate, chip-to-passive the body and the item being stacked the item being non-metallic, e.g. insulating substrate with or without metallisation connecting the wire to a bond pad of the item
Landscapes
- Cooling Or The Like Of Semiconductors Or Solid State Devices (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 基板の両面に半導体素子を搭載して基板面を
有効に利用して実装密度を上げることができ、且つ放熱
の良好なマルチチップ・モジュール用基板を得ることを
目的とする。 【構成】 放熱用の金属板23を少なくとも2枚のアル
ミナ積層基板21、22で挟んで同時焼成して一体化
し、両面に半導体素子26を実装した基板20と、内部
にサーマルビア32を有し且つ前記基板20を実装した
際に基板20の金属板23の少なくとも一部が該サーマ
ルビア32に接続するように構成したセラミックパッケ
ージ29と、前記サーマルビア32に接続するように該
セラミックパッケージ29に取付けられた放熱部材36
とを含んでなることを特徴とするマルチチップ・モジュ
ールである。
有効に利用して実装密度を上げることができ、且つ放熱
の良好なマルチチップ・モジュール用基板を得ることを
目的とする。 【構成】 放熱用の金属板23を少なくとも2枚のアル
ミナ積層基板21、22で挟んで同時焼成して一体化
し、両面に半導体素子26を実装した基板20と、内部
にサーマルビア32を有し且つ前記基板20を実装した
際に基板20の金属板23の少なくとも一部が該サーマ
ルビア32に接続するように構成したセラミックパッケ
ージ29と、前記サーマルビア32に接続するように該
セラミックパッケージ29に取付けられた放熱部材36
とを含んでなることを特徴とするマルチチップ・モジュ
ールである。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、半導体装置に関し、特
に複数の半導体素子を1つの基板上に高密度に実装する
ことにより、素子間の配線遅延を軽減し、高速の動作を
可能にするマルチチップ・モジュールに関する。マルチ
チップ・モジュールは、高速の半導体素子を実装する上
で優れた方式であるが、複数の半導体素子より生ずる熱
を効率良く発散させる必要がある。
に複数の半導体素子を1つの基板上に高密度に実装する
ことにより、素子間の配線遅延を軽減し、高速の動作を
可能にするマルチチップ・モジュールに関する。マルチ
チップ・モジュールは、高速の半導体素子を実装する上
で優れた方式であるが、複数の半導体素子より生ずる熱
を効率良く発散させる必要がある。
【0002】
【従来の技術】図4に、基板の表裏両面に複数の半導体
素子が搭載された従来のマルチチップ・モジュールの一
例(従来構造1)を示す。基板1の表裏両面には複数の
半導体素子2が搭載されており、これらの半導体素子2
はボンディングワイヤ3により基板1上の導体パターン
(図示せず)に接続されている。基板1と外部リード4
との間もボンディングワイヤ5により接続され、複数の
半導体素子2を含む基板1はトランスファモールドによ
って、例えばエポキシ等の樹脂6により気密封止されて
プラスチックパッケージ7を構成する。樹脂6の外面に
は放熱フィン8が取付けられ、このパッケージの熱、特
に複数の半導体素子2の熱を放散している。なお、9は
基板1の表裏面のパターン(図示せず)間の導通を図る
ためのスルーホールである。
素子が搭載された従来のマルチチップ・モジュールの一
例(従来構造1)を示す。基板1の表裏両面には複数の
半導体素子2が搭載されており、これらの半導体素子2
はボンディングワイヤ3により基板1上の導体パターン
(図示せず)に接続されている。基板1と外部リード4
との間もボンディングワイヤ5により接続され、複数の
半導体素子2を含む基板1はトランスファモールドによ
って、例えばエポキシ等の樹脂6により気密封止されて
プラスチックパッケージ7を構成する。樹脂6の外面に
は放熱フィン8が取付けられ、このパッケージの熱、特
に複数の半導体素子2の熱を放散している。なお、9は
基板1の表裏面のパターン(図示せず)間の導通を図る
ためのスルーホールである。
【0003】図5に、プラスチックパッケージに比較し
て熱抵抗の低いセラミックパッケージを使用した従来例
(従来構造2)を示す。図5において、セラミックパッ
ケージ(セラミック基板)11の片面(図5の下面)に
複数の半導体素子12が搭載されており、これらの半導
体素子12はボンディングワイヤ13によりセラミック
パッケージ11上の導体パターン(図示せず)に接続さ
れる。セラミックパッケージ11の周囲立ち上がり部に
はキャップ15が被せられ、内部の半導体素子12を保
護する。セラミックパッケージ11の半導体素子12と
は反対側の面には、放熱フィン18が取付けられ、また
外部リード14がセラミックパッケージ11に接続され
ている。半導体素子12と外部リード14との間の接続
はセラミックパッケージ11内部の配線パターン(図示
せず)にて行われる。
て熱抵抗の低いセラミックパッケージを使用した従来例
(従来構造2)を示す。図5において、セラミックパッ
ケージ(セラミック基板)11の片面(図5の下面)に
複数の半導体素子12が搭載されており、これらの半導
体素子12はボンディングワイヤ13によりセラミック
パッケージ11上の導体パターン(図示せず)に接続さ
れる。セラミックパッケージ11の周囲立ち上がり部に
はキャップ15が被せられ、内部の半導体素子12を保
護する。セラミックパッケージ11の半導体素子12と
は反対側の面には、放熱フィン18が取付けられ、また
外部リード14がセラミックパッケージ11に接続され
ている。半導体素子12と外部リード14との間の接続
はセラミックパッケージ11内部の配線パターン(図示
せず)にて行われる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上述のような従来のマ
ルチチップ・モジュールにおいて、半導体素子から生ず
る熱の伝導に関しては、基板を介してパッケージに熱を
伝達する方法、或いは、半導体素子等から直接熱をパッ
ケージに伝達させる方法があるが、いずれの方法におい
ても、基板及びパッケージは熱抵抗が高いため(特に、
図4に示したプラスチックパッケージ7は熱抵抗が高
い)、熱伝導率の低下の原因となる。
ルチチップ・モジュールにおいて、半導体素子から生ず
る熱の伝導に関しては、基板を介してパッケージに熱を
伝達する方法、或いは、半導体素子等から直接熱をパッ
ケージに伝達させる方法があるが、いずれの方法におい
ても、基板及びパッケージは熱抵抗が高いため(特に、
図4に示したプラスチックパッケージ7は熱抵抗が高
い)、熱伝導率の低下の原因となる。
【0005】即ち、図4のような従来の両面実装のマル
チチップ・モジュール用基板においては、表裏両面に半
導体素子2を搭載して実装密度を上げることは可能であ
るが、マルチチップ・モジュール用基板からの熱の放散
性に問題があった。また、図4のような両面実装のマル
チチップ・モジュール用基板はプラスチックパッケージ
であるため、熱伝導性が悪く、消費電力の大きなものに
は適用することができない。
チチップ・モジュール用基板においては、表裏両面に半
導体素子2を搭載して実装密度を上げることは可能であ
るが、マルチチップ・モジュール用基板からの熱の放散
性に問題があった。また、図4のような両面実装のマル
チチップ・モジュール用基板はプラスチックパッケージ
であるため、熱伝導性が悪く、消費電力の大きなものに
は適用することができない。
【0006】一方、図5のような従来のセラミックパッ
ケージを用いたマルチチップ・モジュール用基板におい
ては、半導体素子12の熱はセラミックパッケージ11
自体を介して放熱フィン17により放熱されるので放熱
性は良好であるが、セラミックパッケージ11の片面し
か半導体素子12を実装できないため、実装密度を上げ
ることが困難である。
ケージを用いたマルチチップ・モジュール用基板におい
ては、半導体素子12の熱はセラミックパッケージ11
自体を介して放熱フィン17により放熱されるので放熱
性は良好であるが、セラミックパッケージ11の片面し
か半導体素子12を実装できないため、実装密度を上げ
ることが困難である。
【0007】そこで、本発明は、基板の両面に半導体素
子を搭載して基板面を有効に利用して実装密度を上げる
ことができ、且つ放熱の良好なマルチチップ・モジュー
ル用基板を提供することを目的とする。
子を搭載して基板面を有効に利用して実装密度を上げる
ことができ、且つ放熱の良好なマルチチップ・モジュー
ル用基板を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】このような課題を解決す
るために、請求項1によれば、図3に示すように、放熱
用の金属板23を少なくとも2枚のアルミナ積層基板2
1、22で挟んで同時焼成して一体化し、両面に半導体
素子26を実装可能とした基板20を具備することを特
徴とするマルチチップ・モジュール用基板が提供され
る。
るために、請求項1によれば、図3に示すように、放熱
用の金属板23を少なくとも2枚のアルミナ積層基板2
1、22で挟んで同時焼成して一体化し、両面に半導体
素子26を実装可能とした基板20を具備することを特
徴とするマルチチップ・モジュール用基板が提供され
る。
【0009】請求項2によれば、図3において、前記ア
ルミナ積層基板21、22に基板20の面から金属板2
3に至るスルーホールに熱伝導性の良好の物質を充填し
て成るサーマルビア28を設けたことを特徴とする請求
項1に記載のマルチチップ・モジュール用基板が提供さ
れる。請求項3によれば、図1及び図3に示すように、
放熱用の金属板23を少なくとも2枚のアルミナ積層基
板21、22で挟んで同時焼成して一体化し、両面に半
導体素子26を実装した基板20と、内部にサーマルビ
ア32を有し且つ前記基板20を実装した際に基板20
の金属板23の少なくとも一部が該サーマルビア32に
接続するように構成したセラミックパッケージ29と、
前記サーマルビア32に接続するように該セラミックパ
ッケージ29に取付けられた放熱部材36とを含んでな
ることを特徴とするマルチチップ・モジュールが提供さ
れる。
ルミナ積層基板21、22に基板20の面から金属板2
3に至るスルーホールに熱伝導性の良好の物質を充填し
て成るサーマルビア28を設けたことを特徴とする請求
項1に記載のマルチチップ・モジュール用基板が提供さ
れる。請求項3によれば、図1及び図3に示すように、
放熱用の金属板23を少なくとも2枚のアルミナ積層基
板21、22で挟んで同時焼成して一体化し、両面に半
導体素子26を実装した基板20と、内部にサーマルビ
ア32を有し且つ前記基板20を実装した際に基板20
の金属板23の少なくとも一部が該サーマルビア32に
接続するように構成したセラミックパッケージ29と、
前記サーマルビア32に接続するように該セラミックパ
ッケージ29に取付けられた放熱部材36とを含んでな
ることを特徴とするマルチチップ・モジュールが提供さ
れる。
【0010】
【作用】請求項1によれば、基板の両面に搭載した半導
体素子26の熱は、アルミナ積層基板21、22と一体
を成す金属板23を介して効率良く放熱されるので、実
装密度が高く、しかも放熱性の良いマルチチップ・モジ
ュールを得ることができる。
体素子26の熱は、アルミナ積層基板21、22と一体
を成す金属板23を介して効率良く放熱されるので、実
装密度が高く、しかも放熱性の良いマルチチップ・モジ
ュールを得ることができる。
【0011】請求項2によれば、基板20の両面に搭載
した半導体素子26の熱は、サーマルビア28を介して
金属板に伝わるので、より一層効率良く放熱される。請
求項3によれば、基板20の両面に搭載した半導体素子
の熱は、アルミナ積層基板21、22と一体を成す金属
板23を介して効率良く放熱され、更にセラミックパッ
ケージのサーマルビア32を介して放熱部材36に放熱
されるので、実装密度が高く放熱性の良好なマルチチッ
プ型半導体装置が得られる。請求項3において、請求項
2のように、基板20のアルミナ積層基板21、22に
サーマルビア28を設けると放熱性が一層良好となる。
した半導体素子26の熱は、サーマルビア28を介して
金属板に伝わるので、より一層効率良く放熱される。請
求項3によれば、基板20の両面に搭載した半導体素子
の熱は、アルミナ積層基板21、22と一体を成す金属
板23を介して効率良く放熱され、更にセラミックパッ
ケージのサーマルビア32を介して放熱部材36に放熱
されるので、実装密度が高く放熱性の良好なマルチチッ
プ型半導体装置が得られる。請求項3において、請求項
2のように、基板20のアルミナ積層基板21、22に
サーマルビア28を設けると放熱性が一層良好となる。
【0012】
【実施例】以下、図1〜図3を参照して本発明の実施例
を詳細に説明する。図1は本発明のマルチチップ・モジ
ュール用基板の断面図である。図2(a)、(b)及び
(c)は本発明で使用する基板を示す平面(表面)図、
裏面図及び断面図である。図3は本発明のマルチチップ
・モジュール用基板の部分拡大断面図である。
を詳細に説明する。図1は本発明のマルチチップ・モジ
ュール用基板の断面図である。図2(a)、(b)及び
(c)は本発明で使用する基板を示す平面(表面)図、
裏面図及び断面図である。図3は本発明のマルチチップ
・モジュール用基板の部分拡大断面図である。
【0013】まず、図2において、2枚の矩形平板状の
アルミナ積層基板21、22の間に、これらのアルミナ
基板21、22と熱膨張係数の近い放熱用の金属板、例
えばコバール板などのような熱伝導性の良好な金属板2
3をサンドイッチ状に挟み、同時焼成することにより熱
伝導性の良好な基板20を作成する。金属板23は、ア
ルミナ積層基板21、22と同様に略矩形の平板である
が、4隅にこれらのアルミナ積層基板21、22より外
側へ突き出した部分23aを有する。これらの突出し部
分23aは後述のように基板20からの熱の逃すための
ものである。
アルミナ積層基板21、22の間に、これらのアルミナ
基板21、22と熱膨張係数の近い放熱用の金属板、例
えばコバール板などのような熱伝導性の良好な金属板2
3をサンドイッチ状に挟み、同時焼成することにより熱
伝導性の良好な基板20を作成する。金属板23は、ア
ルミナ積層基板21、22と同様に略矩形の平板である
が、4隅にこれらのアルミナ積層基板21、22より外
側へ突き出した部分23aを有する。これらの突出し部
分23aは後述のように基板20からの熱の逃すための
ものである。
【0014】基板20の最上面(アルミナ積層基板21
上)には、部品実装用の導体パターン(図示せず)以外
に、特に周囲部において、図2(a)に示すようにはん
だバンプ24が設けられ、後述のように、セラミックパ
ッケージとの間でバンプ接続が行われる。一方、基板2
0の最下面(アルミナ積層基板22上)にも、部品実装
用の導体パターン(図示せず)以外に、特に周囲部にお
いて、図2(b)に示すようにワイヤボンディング用の
導体パッド25が設けられ、後述のように、セラミック
パッケージとの間でワイヤボンディングにより接続され
る。
上)には、部品実装用の導体パターン(図示せず)以外
に、特に周囲部において、図2(a)に示すようにはん
だバンプ24が設けられ、後述のように、セラミックパ
ッケージとの間でバンプ接続が行われる。一方、基板2
0の最下面(アルミナ積層基板22上)にも、部品実装
用の導体パターン(図示せず)以外に、特に周囲部にお
いて、図2(b)に示すようにワイヤボンディング用の
導体パッド25が設けられ、後述のように、セラミック
パッケージとの間でワイヤボンディングにより接続され
る。
【0015】図3は、基板20の表裏両面(アルミナ積
層基板21、22)上に半導体素子26をボンディング
ワイヤ27により実装した状態を拡大して示す。アルミ
ナ基板21、22には各半導体素子26の位置に対応し
て半導体素子26からコバールの金属板23まで延びる
サーマルビア28が設けてある。これらのサーマルビア
28はアルミナ基板21、22を貫通するスルーホール
に熱伝導性の良好な物質、例えば金属粉などを詰めたも
のであり、半導体素子26の熱を金属板23に放熱する
役目をする。
層基板21、22)上に半導体素子26をボンディング
ワイヤ27により実装した状態を拡大して示す。アルミ
ナ基板21、22には各半導体素子26の位置に対応し
て半導体素子26からコバールの金属板23まで延びる
サーマルビア28が設けてある。これらのサーマルビア
28はアルミナ基板21、22を貫通するスルーホール
に熱伝導性の良好な物質、例えば金属粉などを詰めたも
のであり、半導体素子26の熱を金属板23に放熱する
役目をする。
【0016】図1は、QFPタイプの半導体パッケージ
であって、半導体素子26を実装した基板20をセラミ
ックパッケージ29に搭載した状態を示す。セラミック
パッケージ29には、基板20を搭載するための2つの
段差部分がある。即ち、表面側アルミナ基板21のはん
だバンプ24を接続するための段差部30及び金属板2
3の突出し部分23aが接触するための段差部31であ
る。段差部31にはセラミックパッケージ29を貫通す
るサーマルビア32が形成されている。したがって、基
板20のはんだバンプ24がセラミックパッケージ29
の段差部30に形成された導体部とはんだ付けによって
接続され、これによって基板20側とセラミックパッケ
ージ29側との間の電気的な接続が行なわれる。また同
時に金属板23の突出し部分23aがセラミックパッケ
ージ29の段差部31にあるサーマルビア32に高温は
んだ又は熱伝導率の高い接着材等により接続される。一
方、裏面側アルミナ基板22のボンディング用のバッド
25はワイヤボンディング33によりセラミックパッケ
ージ29の導体部に接続される。
であって、半導体素子26を実装した基板20をセラミ
ックパッケージ29に搭載した状態を示す。セラミック
パッケージ29には、基板20を搭載するための2つの
段差部分がある。即ち、表面側アルミナ基板21のはん
だバンプ24を接続するための段差部30及び金属板2
3の突出し部分23aが接触するための段差部31であ
る。段差部31にはセラミックパッケージ29を貫通す
るサーマルビア32が形成されている。したがって、基
板20のはんだバンプ24がセラミックパッケージ29
の段差部30に形成された導体部とはんだ付けによって
接続され、これによって基板20側とセラミックパッケ
ージ29側との間の電気的な接続が行なわれる。また同
時に金属板23の突出し部分23aがセラミックパッケ
ージ29の段差部31にあるサーマルビア32に高温は
んだ又は熱伝導率の高い接着材等により接続される。一
方、裏面側アルミナ基板22のボンディング用のバッド
25はワイヤボンディング33によりセラミックパッケ
ージ29の導体部に接続される。
【0017】セラミックパッケージ29には外部リード
34が接続され、基板20の側はキャップ35によりカ
バーされる。また、セラミックパッケージ29の基板2
0とは反対側の面には放熱フィン36が接続される。こ
れにより、半導体素子26からの熱はサーマルビア28
を通って金属板23に放熱され、更にセラミックパッケ
ージ29のサーマルビア32を介して放熱フィン36に
より外部に効率良く放熱される。
34が接続され、基板20の側はキャップ35によりカ
バーされる。また、セラミックパッケージ29の基板2
0とは反対側の面には放熱フィン36が接続される。こ
れにより、半導体素子26からの熱はサーマルビア28
を通って金属板23に放熱され、更にセラミックパッケ
ージ29のサーマルビア32を介して放熱フィン36に
より外部に効率良く放熱される。
【0018】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
複数の半導体素子が高密度に実装可能で、大電力を消費
するマルチチップ・モジュールにおいても、基板の両面
に部品を高密度に搭載することができ、且つ放熱性の良
好な半導体装置が得られる。
複数の半導体素子が高密度に実装可能で、大電力を消費
するマルチチップ・モジュールにおいても、基板の両面
に部品を高密度に搭載することができ、且つ放熱性の良
好な半導体装置が得られる。
【図1】本発明のマルチチップ・モジュールの断面図で
ある。
ある。
【図2】(a)は本発明で用いるマルチチップ・モジュ
ール用基板の平面(表面)図、(b)は同基板の裏面
図、(c)は同基板の断面図である。
ール用基板の平面(表面)図、(b)は同基板の裏面
図、(c)は同基板の断面図である。
【図3】本発明で用いるマルチチップ・モジュール用基
板に半導体素子を搭載した状態を示す拡大断面図であ
る。
板に半導体素子を搭載した状態を示す拡大断面図であ
る。
【図4】従来のマルチチップ・モジュールの一例(特
に、プラスチックパッケージ)を示す断面図である。
に、プラスチックパッケージ)を示す断面図である。
【図5】従来のマルチチップ・モジュールの他の例(特
に、セラミックパッケージ)を示す断面図である。
に、セラミックパッケージ)を示す断面図である。
【符号の説明】 20…基板 21,22…アルミナ積層基板 23…金属(コバール)板 24…はんだバンプ 25…ボンディングパッド 26…半導体素子 27…ワイヤ 28…サーマルビア 29…セラミックパッケージ 30,31…段差 32…サーマルビア 33…ワイヤ 34…リード 35…キャップ 36…放熱フィン
Claims (3)
- 【請求項1】 放熱用の金属板(23)を少なくとも2
枚のアルミナ積層基板(21、22)で挟んで同時焼成
して一体化し、両面に半導体素子(26)を実装可能と
した基板(20)を具備することを特徴とするマルチチ
ップ・モジュール用基板。 - 【請求項2】 前記アルミナ積層基板(21、22)に
基板(20)の面から金属板(23)に至るスルーホー
ルに熱伝導性の良好の物質を充填して成るサーマルビア
(28)を設けたことを特徴とする請求項1に記載のマ
ルチチップ・モジュール用基板。 - 【請求項3】 放熱用の金属板(23)を少なくとも2
枚のアルミナ積層基板(21、22)で挟んで同時焼成
して一体化し、両面に半導体素子(26)を実装した基
板(20)と、内部にサーマルビア(32)を有し且つ
前記基板(20)を実装した際に基板(20)の金属板
(23)の少なくとも一部が該サーマルビア(32)に
接続するように構成したセラミックパッケージ(29)
と、前記サーマルビア(32)に接続するように該セラ
ミックパッケージ(29)に取付けられた放熱部材(3
6)とを含んでなることを特徴とするマルチチップ・モ
ジュール。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP20979094A JPH0878616A (ja) | 1994-09-02 | 1994-09-02 | マルチチップ・モジュール |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP20979094A JPH0878616A (ja) | 1994-09-02 | 1994-09-02 | マルチチップ・モジュール |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0878616A true JPH0878616A (ja) | 1996-03-22 |
Family
ID=16578640
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP20979094A Withdrawn JPH0878616A (ja) | 1994-09-02 | 1994-09-02 | マルチチップ・モジュール |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0878616A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2000101018A (ja) * | 1998-09-25 | 2000-04-07 | Shindengen Electric Mfg Co Ltd | 電気装置 |
US6285559B1 (en) | 1998-05-26 | 2001-09-04 | Nec Corporation | Multichip module |
JP2001284097A (ja) * | 2000-03-29 | 2001-10-12 | Hitachi Medical Corp | 高電圧スイッチ回路及びこれを用いたx線装置 |
WO2008108335A1 (ja) * | 2007-03-06 | 2008-09-12 | Nikon Corporation | 半導体装置 |
-
1994
- 1994-09-02 JP JP20979094A patent/JPH0878616A/ja not_active Withdrawn
Cited By (10)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6285559B1 (en) | 1998-05-26 | 2001-09-04 | Nec Corporation | Multichip module |
JP2000101018A (ja) * | 1998-09-25 | 2000-04-07 | Shindengen Electric Mfg Co Ltd | 電気装置 |
JP2001284097A (ja) * | 2000-03-29 | 2001-10-12 | Hitachi Medical Corp | 高電圧スイッチ回路及びこれを用いたx線装置 |
JP4497640B2 (ja) * | 2000-03-29 | 2010-07-07 | 株式会社日立メディコ | 高電圧スイッチ回路及びこれを用いたx線装置 |
WO2008108335A1 (ja) * | 2007-03-06 | 2008-09-12 | Nikon Corporation | 半導体装置 |
US8183686B2 (en) | 2007-03-06 | 2012-05-22 | Nikon Corporation | Semiconductor device |
JP5521546B2 (ja) * | 2007-03-06 | 2014-06-18 | 株式会社ニコン | 半導体装置 |
TWI456712B (zh) * | 2007-03-06 | 2014-10-11 | 尼康股份有限公司 | 半導體裝置 |
US8878358B2 (en) | 2007-03-06 | 2014-11-04 | Nikon Corporation | Semiconductor device |
KR101477309B1 (ko) * | 2007-03-06 | 2014-12-29 | 가부시키가이샤 니콘 | 반도체 장치 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP2914342B2 (ja) | 集積回路装置の冷却構造 | |
JP4493121B2 (ja) | 半導体素子および半導体チップのパッケージ方法 | |
US6330158B1 (en) | Semiconductor package having heat sinks and method of fabrication | |
US6111313A (en) | Integrated circuit package having a stiffener dimensioned to receive heat transferred laterally from the integrated circuit | |
USRE42653E1 (en) | Semiconductor package with heat dissipating structure | |
KR100632459B1 (ko) | 열방출형 반도체 패키지 및 그 제조방법 | |
JPH0964099A (ja) | 半導体装置及びその実装構造 | |
JPH0878616A (ja) | マルチチップ・モジュール | |
JPH08264688A (ja) | 半導体用セラミックパッケージ | |
JPH05206320A (ja) | マルチチップモジュール | |
JPS61137349A (ja) | 半導体装置 | |
JP3022738B2 (ja) | マルチチップモジュール | |
US6265769B1 (en) | Double-sided chip mount package | |
JPH0574985A (ja) | 半導体素子の実装構造 | |
JPH0897336A (ja) | 半導体装置 | |
JPH10256413A (ja) | 半導体パッケージ | |
KR100298690B1 (ko) | 반도체장치 | |
JPH06104309A (ja) | 半導体装置 | |
JPH0290555A (ja) | 半導体装置 | |
KR100218322B1 (ko) | 3차원 반도체 패키지 | |
JPS6184043A (ja) | プラグインパツケ−ジ | |
JPH01308057A (ja) | マルチチップ・パッケージ | |
JPH09275169A (ja) | 半導体装置の実装構造体 | |
JP3447504B2 (ja) | 半導体素子用パッケージ | |
JPH05160307A (ja) | 半導体チップモジュール |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20011106 |