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JPH087289B2 - 光フアイバ用メカニカルスリ−ブ - Google Patents

光フアイバ用メカニカルスリ−ブ

Info

Publication number
JPH087289B2
JPH087289B2 JP61229237A JP22923786A JPH087289B2 JP H087289 B2 JPH087289 B2 JP H087289B2 JP 61229237 A JP61229237 A JP 61229237A JP 22923786 A JP22923786 A JP 22923786A JP H087289 B2 JPH087289 B2 JP H087289B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
optical fiber
groove
flat plate
adhesive layer
mechanical sleeve
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP61229237A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS6381409A (ja
Inventor
俊昭 柿井
修三 鈴木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sumitomo Electric Industries Ltd
Original Assignee
Sumitomo Electric Industries Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sumitomo Electric Industries Ltd filed Critical Sumitomo Electric Industries Ltd
Priority to JP61229237A priority Critical patent/JPH087289B2/ja
Publication of JPS6381409A publication Critical patent/JPS6381409A/ja
Publication of JPH087289B2 publication Critical patent/JPH087289B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

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Classifications

    • GPHYSICS
    • G02OPTICS
    • G02BOPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
    • G02B6/00Light guides; Structural details of arrangements comprising light guides and other optical elements, e.g. couplings
    • G02B6/24Coupling light guides
    • G02B6/36Mechanical coupling means
    • G02B6/38Mechanical coupling means having fibre to fibre mating means
    • G02B6/3801Permanent connections, i.e. wherein fibres are kept aligned by mechanical means

Landscapes

  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Optics & Photonics (AREA)
  • Mechanical Coupling Of Light Guides (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は光通信における光ファイバの接続に用いるメ
カニカルスリーブに関するものである。
(従来技術) 第5図は従来のメカニカルスリーブの説明図である。
図のように、V溝(13)を形成したV溝基板(11)に光
ファイバ心線(B)をのせ、上記V溝(13)内で光ファ
イバ(A)を突合せた後接着剤をたらし、上からフラッ
トプレート(12)を載せて上記接着剤を硬化させて組立
て使用していた。
(解決しようとする問題点) 上述した従来のメカニカルスリーブには次に列記する
ような問題点が存在する。
V溝に光ファイバをのせて突合せ、次に接着剤を注入
し、さらにそれにフラットプレートを重ね合せるといっ
た複雑な工程が必要で、組立てに時間がかかると共に、
特殊な位置決め治具や装置を必要とする。
現地で接着剤を注入することが必要で、過大に注入す
るとそれが光ファイバの軸ズレの原因となったり、少な
すぎると内部気泡が発生する等、作業が非常に困難であ
る。
穴のあいているところに光ファイバを挿入するのでは
なく、V溝に光ファイバをのせることから作業がスター
トするので、作業中に光ファイバがV溝からはみ出す等
安定した組立て作業が非常により難い。
(問題点を解決するための手段) 本発明は上述の問題点を解消したメカニカルスリーブ
を提供するもので、その特徴は、V溝面上に接着剤層を
設けたV溝基板と、該V溝基板より長さが短い透明なフ
ラットプレートよりなり、上記V溝基板上に前記接着剤
層を介してフラットプレートを重ね合せることにより、
光ファイバよりわずかに大きい略V溝が形成され、該略
V溝に光ファイバを挿入後、全体を加圧することにより
前記接着剤層が変形し、フラットプレートにより少くと
も1心以上の光ファイバがV溝とフラットプレートで加
圧固定されるよう構成され、かつ、フラットプレートの
両側にV溝の一部が露出した露出部を具えていることに
ある。
第1図は本発明の光ファイバ用メカニカルスリーブの
具体例の斜視図であり、第2図は第1図のスリーブに光
ファイバを挿入した状態の第1図のX−X断面図であ
る。
図面において、(1)は上面にV溝(3)を形成した
V溝基板、(2)はそれに接着剤層(4)を介して重ね
合された透明材料よりなるフラットプレート、(5)は
上記V溝基板(1)とフラットプレート(2)の重ね合
せによって形成された略V溝である。
上記略V溝(5)は第2図(イ)に示すように、その
中に光ファイバ(A)を挿入した時、フラットプレート
(2)の間に4〜5mm程度のクリアランス(g)を有し
ている。このような略V溝(5)は第4図(イ)に示す
ように平面な基板(1′)の上面に例えばホットメルト
接着剤の如き接着剤層(4)を設け、これらにV溝加工
を行なって形成する。
上記V溝基板(1)にフラットプレート(2)を重ね
合せて形成したスリーブは、V溝基板(1)に比してフ
ラットプレート(2)の長さが短かく、フラットプレー
ト(2)の両側においてV溝(3)の一部が露出した露
出部(6)を具えており、光ファイバ(A)の略V溝
(5)への挿入を容易にしている。
第2図(イ)において接着剤層(4)としてホットメ
ルト接着剤を用い、光ファイバ(A)外径に対して4〜
5mm程度のクリアランス(g)をもった略V溝(5)を
形成しておき、その中に光ファイバ(A)を挿入後全体
を加熱すると前記ホットメルト接着剤層(4)が溶融
し、加圧されているフラットプレート(2)は同図
(ロ)にように光ファイバ(A)を加圧固定するまで圧
縮され、少くとも外径の最も大きい光ファイバをクラン
プした状態となり、ホットメルト接着剤(4′)が冷却
固化することにより光ファイバ(A)及びフラットプレ
ート(2)を固定する。特に単一モードファイバ等の高
精度接続のためには、挿入クリアランスの低減は不可欠
であり、本構造は極めて有効な手段といえる。
又第6図に示すようにV溝基板(1)のV溝内にあら
かじめ紫外線又は熱硬化性の接着剤兼屈折率マッチング
剤(8)を注入しておき、光ファイバ挿入後、紫外線の
照射又は加熱により光ファイバ(A)を固定すると共に
マッチング効果を併せて実現出来る。この場合、フラッ
トプレート(2)を透明にすることにより、紫外線の透
過がよくなると共に、光ファイバ(A)の突合せ状態の
観察も容易となり、信頼性の確保に有効である。又保管
の際自然光を防止し、樹脂の硬化を防ぐため上面にマス
クシート(9)を施しておくのが望ましい。
さらに第2図において、ホットメルト接着剤層(4)
として屈折率マッチング効果を利用することにより、光
ファイバ挿入クリアランス用、光ファイバ固定用及びマ
ッチング剤効果の3つを同時に発揮し、組立て性、信頼
性及び特性の向上に極めて有効である。
なお、光ファイバ心線部の固定はフラットプレートに
ツメを設けておき、V溝基板又はそれを収納している基
台とかみ合せることにより固定する方法や、第3図のよ
うに弾性クリップ(7)によりフラットプレートとV溝
基板又は基台とを固定するようにしてもよい。さらに、
本発明のメカニカルスリーブは基本要素品であり、これ
をハウジングに収納して使用するようにすればよい。
以上本発明の説明において、接着剤層としてホットメ
ルト接着剤層を用いたものについて述べたが、ゴム系接
着剤、エポキシ系接着剤でもさしつかえないが、加圧圧
縮時に低粘度化し、V溝内へ流入する特性を有するもの
が望ましい。
(実施例) V溝基板としては精密加工できるシリコンを用い、フ
ラットプレートとしてはガラスを用い、両者を肉厚約80
μmの屈折率マッチング効果を有するホットメルト剤で
接合し第3図のような弾性クリップで固定した。このと
き形成された略V溝は内接円が135μmφになるように
し、128μmφの光ファイバが楽に挿入できるようにし
た。V溝は10心形成し、単一モードファイバを用いてテ
ストした。
外径125μmφの光ファイバ10心を挿入し、一定時間
約150℃に加熱してホットメルト剤を軟化溶融させ、ク
リップ部材の加圧により光ファイバとV溝のすき間にも
流入させ、後冷却固定させた。このとき、V溝の内接円
は最大100μmになるよう設計し、使用した125μm±0.
5μm外径の光ファイバはフラットプレートで加圧固定
されるようにした。光ファイバはファイバ切断器で切断
し、両側から挿入し、V溝内で突合わされた状態で固定
されている。この際フラットプレートは透明なので突合
せ状態は顕微鏡やTVモニターで容易に観察でき、長さ調
整も可能であった。
得られた接続部の特性は、N=20のサンプル、計200
心で平均0.16dBで、簡易接続であることを考えると極め
て低損失である。又温度特性についても−20℃〜+60℃
の範囲では±0.05dB以内の変動できわめて安定してお
り、光ファイバの固定も信頼性の高いことが確認され
た。さらに引張り強度もすべて3kg以上であり実用上十
分であることがわかった。
なお、本発明ではホットメルト接着剤の他、紫外線硬
化性樹脂や熱硬化性樹脂のような比較的高粘度で、V溝
を垂直にしても流出しない程度のものを注入しておき、
これを利用して光ファイバの固定やマッチング効果を生
じさせてもよいことは言うまでもなく、この場合は組立
てられたV溝穴に後から注入すればよく、又光ファイバ
を挿入することにより自然に内部樹脂を突合せるのでマ
ッチング効果は楽にセットできる。
又ホットメルト接着剤層の形成にはホットメルトシー
トを利用してもよく、この場合はホットメルトシートを
貼着した後、V溝加工を行なって略V溝を形成するのが
好ましい。(第4図参照) (発明の効果) 上述した本発明の光ファイバ用メカニカルスリーブに
よれば次に列記するような効果を奏する。
V溝基板とフラットプレートを接合してV溝穴を形成
しており、しかも両側にV溝の露出部を具えているの
で、光ファイバの挿入がきわめて容易で、かつ安定して
いる。
ホットメルト接着剤層でクリアランスを形成すること
により光ファイバの挿入を楽にし、かつ熱変形を与えて
フラットプレートで光ファイバの外径をクランプし、高
精度に光ファイバの位置決めができる。
屈折率マッチング効果を有するホットメルト接着剤を
用いることにより、クリアランスの形成、光ファイバの
固定及びマッチング効果を一度に実現できる。
あらかじめ接着剤をV溝穴に注入しておくことによ
り、現地で接着剤注入の手間がなくなり、かつ光ファイ
バ固定も容易で、マッチング効果も合せて実現できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の光ファイバ用メカニカルスリーブの具
体例の斜視図、第2図(イ)及び(ロ)は第1図のスリ
ーブに光ファイバを挿入した状態の第1図のX−X断面
図である。 又第3図は第1図のスリーブを弾性クリップで固定した
状態の横断面図である。 第4図(イ)及び(ロ)は略V溝形成の手順の一例の説
明図である。 第5図は従来のメカニカルスリーブの組立手順の説明図
である。 第6図は本発明のメカニカルスリーブの他の例の横断面
図である。 A……光ファイバ、B……光ファイバ心線、1……V溝
基板、2……フラットプレート、3……V溝、4……接
着剤層、5……略V溝、6……V溝露出部、7……弾性
クリップ、8……紫外線又は熱硬化性樹脂。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】光ファイバを位置決め用V溝に挿入して相
    互の結合を実現するメカニカルスリーブにおいて、V溝
    面上に接着剤層を設けたV溝基板と、該V溝基板より長
    さが短い透明なフラットプレートよりなり、上記V溝基
    板上に前記接着剤層を介してフラットプレートを重ね合
    せることにより、光ファイバ外径よりわずかに大きい略
    V溝が形成され、該略V溝に光ファイバを挿入後、全体
    を加圧することにより前記接着剤層が変形し、フラット
    プレートにより少くとも1心以上の光ファイバがV溝と
    フラットプレートで加圧固定されるよう構成されてお
    り、かつ、フラットプレートの両側にV溝の一部が露出
    した露出部を具えていることを特徴とする光ファイバ用
    メカニカルスリーブ。
  2. 【請求項2】接着剤層がホットメルト接着剤層であり、
    該層が熱変形することにより弾性加圧されたフラットプ
    レートにより少くとも1心以上の光ファイバがV溝とフ
    ラットプレートで加圧固定されることを特徴とする特許
    請求の範囲第1項記載の光ファイバ用メカニカルスリー
    ブ。
  3. 【請求項3】略V溝内にあらかじめ紫外線又は熱硬化性
    の接着剤と屈折率マッチング剤を兼ねた樹脂が注入され
    ていることを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の光
    ファイバ用メカニカルスリーブ。
  4. 【請求項4】ホットメルト接着剤層が熱変形によりV溝
    に流れ込んで冷却固化し、光ファイバを固定すると共に
    屈折率マッチング剤の作用もすることを特徴とする特許
    請求の範囲第2項記載の光ファイバ用メカニカルスリー
    ブ。
  5. 【請求項5】V溝基板とそれに重ね合せたフラットプレ
    ートが弾性クリップ部材によりクランプされていること
    を特徴とする特許請求の範囲第1項記載の光ファイバ用
    メカニカルスリーブ。
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