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JP4872551B2 - メカニカルスプライス - Google Patents

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Description

本発明は、光ファイバ同士の接続、特にホーリーファイバ同士の接続に使用するメカニカルスプライスに関する。
ホーリーファイバはそのクラッド部に空孔が設けられており、このことによりコアとクラッドの屈折率差が非常に大きく、優れた曲げ損失特性を有する光ファイバであり、今後、益々進展するFTTH宅内配線への適用が期待されている。
従来、FTTH宅内配線においては、住宅内の光配線長は各戸まちまちであることから、それぞれの配線長に合わせたファイバの長さ合わせ作業が現地で必要となり、ファイバ同士の簡便な接続作業が不可欠である。
ファイバの接続には融着接続があるが、この融着接続に用いられる融着機の重量が比較的に重く、且つ大きく、さらに電源が必要になることから、近年はあまり採用されておらず、融着接続に代わって工具がコンパクトで電源も不要なメカニカルスプライスが広く適用されている(特許文献1〜5参照)。
図4〜図6に示すように、従来のメカニカルスプライス1は、主に接続する2本のSMファイバ4、5同士を突き合わせて支持し、調心するV溝10を有するV溝基板6と、V溝10に支持された2本のSMファイバ4、5を押さえるための押さえ基板7と、上記V溝基板6と上記押さえ基板7とを挟持してSMファイバ4、5を把持するためのクランプスプリング8とから構成される。
V溝基板6と押さえ基板7の両端には、SMファイバ4、5の被覆部4a、5aを収納する収納部21、22が形成され、V溝基板6側の収納部21、22がそれぞれV溝10とつながっている。
ファイバを接続するに先立って、まずSMファイバ4、5の被覆部4a、5aを所定の長さだけ除去し、心線部4b、5bを露出させる。そして長さLのV溝10で両SMファイバ4、5が突き合うよう、適宜露出させた心線部4b、5bをカットしておく。
上記2つの基板6、7の間の楔挿入口(スリット)13に楔14を挿入し、クランプスプリング8に抗して押さえ基板7をV溝基板6から若干離した状態にし、両光ファイバ4、5を収納部21、22から光ファイバの先端がV溝に案内されるように挿入して両端面を突き合わせた後、楔14を抜くことによりSMファイバ4、5同士を接続する。
従来のメカニカルスプライスでは、特許文献1、2に示されるようにSMファイバの端面同士を直接突き合わせるものがあるが、SMファイバ端面同士の間にできる空気層30が接続特性を低下させるため、特許文献3〜5に示すように空気層30に屈折率整合剤を予め介在させて、接続特性を高めたものが提案されている。
特開2004−38018号公報 特開2003−14970号公報 特開2004−264755号公報 特開2000−241660号公報 特開平11−160563号公報
しかしながら、現在用いられているメカニカルスプライスをホーリーファイバに適用しようとした場合、内蔵されている屈折率整合剤がシリコーン系やパラフィン系などの液状あるいはグリース状のものが使用されているために、クラッド部の空孔にこの屈折率整合剤が浸入してしまい、接続損失の増加を招く問題があるためホーリーファイバの適用は不可能とされていた。
仮に現地でのファイバ切断後、メカニカルスプライス作業前に、空孔の封止作業を行えば従来のメカニカルスプライスでも適用は可能であるが、空孔封止のための装置を現地に持ち込み、施工作業者がミスなく迅速に行うことは、現実的に考えて不可能であるし、施工コストの上昇を招いてしまうため現実的でない。
そこで、本発明の目的は、上記課題を解決し、ホーリーファイバへ適用可能なメカニカルスプライスを提供することにある。
上記目的を達成するために、請求項1の発明は、第1光ファイバと該第1光ファイバに接続される第2光ファイバと持し、調心するV溝を有するV溝基板と、前記V溝に支持された前記第1光ファイバ及び前記第2光ファイバを押さえるための押さえ基板と、前記V溝基板と前記押さえ基板とを挟持して前記第1光ファイバ及び前記第2光ファイバを把持するためのクランプスプリングと、前記V溝基板の前記V溝に内蔵される光導波路部材と、を備え、前記光導波路部材は、その片端又は両端面に硬化型の屈折率整合剤を付着され、かつ、前記V溝に接着剤で固定され、前記第1光ファイバは、前記V溝に接着剤で固定された前記光導波路部材の一方に突き合わせて接続され、かつ、前記第2光ファイバは、前記V溝に接着剤で固定された前記光導波路部材の他方に突き合わせて接続されるメカニカルスプライスである。
請求項2の発明は、前記光導波路部材の片端面に付着させた屈折率整合剤に、ホーリーファイバをV溝に支持させて突き合わせ接続する請求項1に記載のメカニカルスプライスである。
請求項3の発明は、前記光導波路部材の反対端面に直接又はその端面に付着させた屈折率整合剤を介して、シングルモードファイバを突き合わせるようにV溝に支持させて、前記ホーリーファイバと前記シングルモードファイバを前記光導波路部材を介して接続する請求項2に記載のメカニカルスプライスである。
請求項4の発明は、前記光導波路部材に付着させた屈折率整合剤が架橋硬化されたものである請求項1〜3のいずれかに記載のメカニカルスプライスである。
請求項の発明は、前記架橋硬化された屈折率整合剤の屈折率が1.46±0.05、光透過率が80%以上、破断伸びが50%以上である請求項に記載のメカニカルスプライスである。
請求項の発明は、前記架橋硬化された屈折率整合剤の付着厚が5〜50μmである請求項4または5に記載のメカニカルスプライスである。
請求項の発明は、前記架橋硬化された屈折率整合剤の端面が球面状である請求項4〜のいずれかに記載のメカニカルスプライスである。
請求項の発明は、前記架橋硬化された屈折率整合剤を、前記光導波路部材の端面のみに付着させた請求項4〜のいずれかに記載のメカニカルスプライスである。
請求項の発明は、前記架橋硬化された屈折率整合剤を、前記光導波路部材の端面から側面にわたって付着させた請求項4〜のいずれかに記載のメカニカルスプライスである。
請求項10の発明は、前記架橋硬化された屈折率整合剤の材質が、ポリアクリル酸ブチル系樹脂からなる請求項4〜のいずれかに記載のメカニカルスプライスである。
従来のメカニカルスプライスは、内蔵される屈折率整合剤が液状あるいはグリース状であることから、ファイバに空孔を有するホーリーファイバへの適用は不可能であったが、硬化型の屈折率整合剤を付着させた光導波路部材を予め内蔵することにより、ホーリーファイバに適用できる。
以下、本発明の好適な実施の形態を添付図面に基づいて詳述する。
本発明に係るメカニカルスプライスの全体図を図1に示す。
図1において、メカニカルスプライス1は図4〜図6で説明したメカニカルスプライスと基本的に同じであり、V溝10を有するV溝基板6、押さえ基板7、クランプスプリング8、収納部21、22は従来と同じものである。
すなわち、本発明はV溝基板6のV溝10に予め架橋硬化型屈折率整合剤3を付着させた光導波路部材2を内蔵させ、ホーリーファイバ4hとSMファイバ5を接続する際に、光導波路部材2を介して接続するようにしたものである。
この架橋硬化型屈折率整合剤3は、例えばポリアクリル酸ブチル系樹脂を用い、屈折率を1.46±0.05、光透過率を80%以上、破断伸び50%以上、ガラス粘着力50g/10mm以上とするとよい。
図2はホーリーファイバ4hと、架橋硬化型屈折率整合剤3を付着させて、光導波路部材2を接続するファイバ接続部9の拡大図である。
架橋硬化型屈折率整合剤3を、光導波路部材2の端面2aに表面が球面状となるように所定付着厚Rで付着させた後、光導波路部材2をV溝10に内蔵してエポキシ系接着剤で固定する。光導波路部材2は、V溝10の中央部付近に固定するのが好ましい。なお、光導波路部材2をV溝10にエポキシ系接着剤で固定してから、光導波路部材2の端面2aに架橋硬化型屈折率整合剤3を球面状に付着させてもよい。
また、付着厚Rを5〜50μmとすることにより、従来のメカニカルスプライスと同じ作業手順、工具で、ホーリーファイバ4hを容易に接続できるメカニカルスプライスを得ることが可能となる。
次に、本発明であるメカニカルスプライスを用いた接続方法を図1に示す。
まず、本発明のメカニカルスプライス1によるファイバ接続に先立って、ホーリーファイバ4hの被覆部4haと、SMファイバ5の被覆部5aとを除去し、心線部4hb、5bを露出させる。そして長さLのV溝10でホーリーファイバ4hと光導波路部材2、および光導波路部材2とSMファイバ5とが互いに突き合うように適宜露出された心線部4hb、5bをファイバーカッターでカットしておく。
以下、従来技術と同様にホーリーファイバ4hは収納部21を通してホーリーファイバ4hの先端がV溝10に案内されるように挿入し、SMファイバ5と接続されることになる。
すなわち、ホーリーファイバ4hをV溝10に沿って挿入し、その端面11を光導波路部材2の片端面に付着させた架橋硬化型屈折率整合剤3に突き合わせ、SMファイバ5も同様に光導波路部材2の反対端面の屈折率整合剤に突き合わせ、ホーリーファイバ4hとSMファイバ5とを固定接続する。
次にメカニカルスプライス1の作用を述べる。
メカニカルスプライス1は、架橋硬化型屈折率整合剤3を付着させた光導波路部材2を内蔵しているので、V溝10に挿入するホーリーファイバ4hとSMファイバ5の心線部4hb、5bを適宜カットし、V溝10に挿入するだけで従来のメカニカルスプライスと同じ作業手順、工具で、ホーリーファイバ4hとSMファイバ5とを容易に接続できる。
メカニカルスプライス1内のV溝10に内蔵の光導波路部材2に付着させた屈折率整合剤を架橋硬化型とすることにより、ホーリーファイバ4hの空孔4cへの屈折率整合剤浸入を防ぐことが可能となる。
架橋硬化型屈折率整合剤3は、光や熱、湿気、電子線などにより反応し、液状から固体状に変化するもので、ファイバ接続部9での光伝送が可能なものであればよい。
架橋硬化型屈折率整合剤3の屈折率を1.46±0.05とするのは、この範囲を超えると接続損失の増加や反射減衰量の低下が著しくなるためである。好ましくは、常温での屈折率が1.46±0.01とするのが良い。更に好ましくは−40〜70℃において屈折率変化が±2%以内とすることがよい。
架橋硬化型屈折率整合剤3の光透過率を80%以上とするのは、それより小さいとそれだけでファイバ接続部9での接続損失が1dBを超えて大きくなるためである。好ましくは、透過率が90%以上とするのがよい。
架橋硬化型屈折率整合剤3の破断伸びを50%以上とするのは、それよりも小さいと、ファイバ接続部9の押圧による変形の際に、架橋硬化型屈折率整合剤3に亀裂や崩れが生じやすくなるためである。好ましくは100%以上がよい。
架橋硬化型屈折率整合剤3の付着厚Rを5μm以上とすることにより、低温時に発生する架橋硬化型屈折率整合剤3の温度収縮による突き合わせファイバ同士の隙間の発生を防止でき、50μm以下とすることにより突き合わせファイバ同士の軸ずれを低減することが可能となる。
メカニカルスプライス1のV溝10内に、前記架橋硬化型屈折率整合剤3を付着させ、光導波路部材2を固定して内蔵することにより、光ファイバ突き合わせ時の架橋硬化型屈折率整合剤3のずれを防ぎ、正確に光ファイバ同士を突き合わせることが可能となる。
架橋硬化型屈折率整合剤3の表面を球面状にすることにより、平面である場合と比較して、接続ファイバを押し込んだ際の屈折率整合剤3の変形量を大きくすることが可能となる。また、架橋硬化型屈折率整合剤3の表面を球面状にすることにより、接続する光ファイバの端面と、架橋硬化型屈折率整合剤3の間に隙間ができにくくなる。
光導波路部材2の側面2cに架橋硬化型屈折率整合剤3が付着していると、正確にV溝10にセットできず、ホーリーファイバ4と光導波路部材2の軸ずれを招く恐れがあるが、光導波路部材2の側面2cまで架橋硬化型屈折率整合剤3を付着させると、製品検査時などに光ファイバを繰り返し接続した際、端面2aから架橋硬化型屈折率整合剤3が剥がれることを防ぐことが可能となる。ただし軸ずれを防ぐため、この場合、軸合わせを行ってから屈折率整合剤を架橋硬化させる必要がある。
従来のメカニカルスプライスに使用されている屈折率整合剤は液状或いはグリース状であることから、ファイバに空孔を有するホーリーファイバへの適用は不可能であったが、本発明による屈折率整合剤は硬化型であることからこの問題を解決できる。
本発明による架橋硬化型屈折率整合剤3を付着させた光導波路部材2をメカニカルスプライス1内のV溝10に固定することにより、接続するファイバ4hに突き合わせ力を加えることが可能となり、正確な突き合わせ接続が可能となる。
本発明に使用した硬化型屈折率整合剤は、ホーリーファイバに限らず、通常の光ファイバ同士でも使用可能である。また硬化型であることから、屈折率整合剤の流動を防止することができ、安定した接続特性を得ることが可能である。
本発明はメカニカルスプライスに限らず、現地付け型光コネクタへの応用も可能である。メカニカルスプライスに内蔵する光導波路部材は、SMファイバに限らず、光導波構造を有するものであれば特に規定しないものとする。
(実施例1)
メカニカルスプライス1の構造はV溝基板6、押さえ基板7、クランプスプリング8からなる。また、寸法は4mm×4mm×40mmであり、V溝10に上記架橋硬化型屈折率整合剤3を付着させたSMファイバが光導波路部材2として内蔵、固定されている以外は従来品と同一外観、寸法である。
架橋硬化型屈折率整合剤3は、n−ブチルアクリレート/メチルアクリレート/アクリル酸/2−ヒドロキシエチルメタクリレート共重合体(配合比=82/15/2.7/0.3)からなるアクリル系樹脂の50%酢酸エチル溶液100部に、コロネートL(日本ポリウレタン社製)1.0部を配合して混合したものである。
この架橋硬化型屈折率整合剤3は常温での屈折率が1.465、光透過率が93%、破断伸びが200〜300%の樹脂で、付着厚Rは20〜30μmである。
メカニカルスプライス1へのSMファイバ2の固定は、エポキシ系接着剤(エポテック353ND)で行なった。
このメカニカルスプライス1に約10μmの空孔が6つ空いたホーリーファイバ4hを突き合わせ接続した。
このときの手順は従来のメカニカルスプライス1に準じたもので、楔14を挿入した状態で接続するホーリーファイバ4hをV溝10内に入れ、接続するホーリーファイバ4hが撓んだ状態で楔14を抜き固定した。
このときの接続損失は0.6dB以下であり、実用上問題となるような数dBオーダーの大きな接続損失は発生しなかった。
(実施例2)
ここで、上記のメカニカルスプライスを用いて、架橋硬化型屈折率整合剤3の付着厚Rを変えた場合の接続損失を図3に示す。図3は、架橋硬化型屈折率整合剤3の付着厚Rを横軸とし、各付着厚Rに対する接続損失増加量の測定結果を縦軸に示した図である。付着厚Rは0〜60μmまで変化させて測定を行った。
図3に示すように、付着厚Rが10μmより薄くなると接続損失が増え始め、5μmより薄くになると急激に増大することがわかる。また、45μmより厚くなると接続損失が増え始め50μmを超えると著しく増大した。
これは、付着厚Rが5μmより薄くとなると、接続ファイバカット面(図2における端面11)の状態の影響を受け易く、低温時に屈折率整合剤3が収縮した際、接続ファイバの端面11に少しでも凸凹があると、接続ファイバ間に隙間が発生することが原因であると考える。一方、架橋硬化型屈折率整合剤3の付着厚Rが50μmを超えると、内蔵したSMファイバからなる光導波路部材2との突き合わせ間隔(=R)が広くなることから、軸ずれが発生しやすくなったことが原因であると考える。
よって、架橋硬化型屈折率整合剤3の付着厚Rは5μmから50μmの間である必要がある。
本発明の一実施の形態を示すメカニカルスプライスの縦断面図である。 図1のファイバ接続部の拡大図である。 架橋硬化型屈折率整合剤の厚さと温度サイクル試験時の損失増加量を示す図である。 従来のメカニカルスプライスの外観図である。 図5(a)および図5(b)は、図4に示した従来のメカニカルスプライスの接続手順を示す図である。 図4に示した従来のメカニカルスプライスの縦断面図である。
符号の説明
1 メカニカルスプライス
2 光導波路部材
3 架橋硬化型屈折率整合剤
4h ホーリーファイバ
4ha 被覆部(ホーリーファイバ)
4hb 心線部(ホーリーファイバ)
5 SMファイバ
5a 被覆部(SMファイバ)
5b 心線部(SMファイバ)
6 V溝基板
7 押さえ基板
8 クランプスプリング
9 ファイバ接続部
21 収納部
22 収納部

Claims (10)

  1. 第1光ファイバと該第1光ファイバに接続される第2光ファイバと持し、調心するV溝を有するV溝基板と、
    前記V溝に支持された前記第1光ファイバ及び前記第2光ファイバを押さえるための押さえ基板と、
    前記V溝基板と前記押さえ基板とを挟持して前記第1光ファイバ及び前記第2光ファイバを把持するためのクランプスプリングと
    前記V溝基板の前記V溝に内蔵される光導波路部材と、を備え
    前記光導波路部材は、その片端又は両端面に硬化型の屈折率整合剤を付着され、かつ、前記V溝に接着剤で固定され、
    前記第1光ファイバは、前記V溝に接着剤で固定された前記光導波路部材の一方に突き合わせて接続され、かつ、前記第2光ファイバは、前記V溝に接着剤で固定された前記光導波路部材の他方に突き合わせて接続されることを特徴とするメカニカルスプライス。
  2. 前記光導波路部材の片端面に付着させた屈折率整合剤に、ホーリーファイバをV溝に支持させて突き合わせ接続する請求項1に記載のメカニカルスプライス。
  3. 前記光導波路部材の反対端面に直接又はその端面に付着させた屈折率整合剤を介して、シングルモードファイバを突き合わせるようにV溝に支持させて、前記ホーリーファイバと前記シングルモードファイバを前記光導波路部材を介して接続する請求項2に記載のメカニカルスプライス。
  4. 前記光導波路部材に付着させた屈折率整合剤が架橋硬化されたものである請求項1〜3のいずれかに記載のメカニカルスプライス。
  5. 前記架橋硬化された屈折率整合剤の屈折率が1.46±0.05、光透過率が80%以上、破断伸びが50%以上である請求項に記載のメカニカルスプライス。
  6. 前記架橋硬化された屈折率整合剤の付着厚が5〜50μmである請求項4または5に記載のメカニカルスプライス。
  7. 前記架橋硬化された屈折率整合剤の端面が球面状である請求項4〜のいずれかに記載のメカニカルスプライス。
  8. 前記架橋硬化された屈折率整合剤を、前記光導波路部材の端面のみに付着させた請求項4〜のいずれかに記載のメカニカルスプライス。
  9. 前記架橋硬化された屈折率整合剤を、前記光導波路部材の端面から側面にわたって付着させた請求項4〜のいずれかに記載のメカニカルスプライス。
  10. 前記架橋硬化された屈折率整合剤の材質が、ポリアクリル酸ブチル系樹脂からなる請求項4〜のいずれかに記載のメカニカルスプライス。
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