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JPH0859241A - 二酸化チタンのスラリー - Google Patents

二酸化チタンのスラリー

Info

Publication number
JPH0859241A
JPH0859241A JP6301782A JP30178294A JPH0859241A JP H0859241 A JPH0859241 A JP H0859241A JP 6301782 A JP6301782 A JP 6301782A JP 30178294 A JP30178294 A JP 30178294A JP H0859241 A JPH0859241 A JP H0859241A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
titanium dioxide
suspension
cross
slurry
weight
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP6301782A
Other languages
English (en)
Inventor
Michael John Trendell
ジョン トレンデル マイクル
Kevin Drury
ドラリー ケビン
Stephen R Spruce
ロバート スプルース スチーブン
Martin R B Davis
レイド バートン デイビース マーチン
Keith Robson
ロブソン ケイス
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Tioxide Group Services Ltd
Original Assignee
Tioxide Group Services Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Tioxide Group Services Ltd filed Critical Tioxide Group Services Ltd
Publication of JPH0859241A publication Critical patent/JPH0859241A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B01PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
    • B01DSEPARATION
    • B01D61/00Processes of separation using semi-permeable membranes, e.g. dialysis, osmosis or ultrafiltration; Apparatus, accessories or auxiliary operations specially adapted therefor
    • B01D61/14Ultrafiltration; Microfiltration
    • B01D61/147Microfiltration
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C01INORGANIC CHEMISTRY
    • C01GCOMPOUNDS CONTAINING METALS NOT COVERED BY SUBCLASSES C01D OR C01F
    • C01G23/00Compounds of titanium
    • C01G23/04Oxides; Hydroxides
    • C01G23/047Titanium dioxide
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C09DYES; PAINTS; POLISHES; NATURAL RESINS; ADHESIVES; COMPOSITIONS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; APPLICATIONS OF MATERIALS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • C09DCOATING COMPOSITIONS, e.g. PAINTS, VARNISHES OR LACQUERS; FILLING PASTES; CHEMICAL PAINT OR INK REMOVERS; INKS; CORRECTING FLUIDS; WOODSTAINS; PASTES OR SOLIDS FOR COLOURING OR PRINTING; USE OF MATERIALS THEREFOR
    • C09D17/00Pigment pastes, e.g. for mixing in paints
    • C09D17/004Pigment pastes, e.g. for mixing in paints containing an inorganic pigment
    • C09D17/007Metal oxide
    • C09D17/008Titanium dioxide
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C01INORGANIC CHEMISTRY
    • C01PINDEXING SCHEME RELATING TO STRUCTURAL AND PHYSICAL ASPECTS OF SOLID INORGANIC COMPOUNDS
    • C01P2004/00Particle morphology
    • C01P2004/60Particles characterised by their size
    • C01P2004/62Submicrometer sized, i.e. from 0.1-1 micrometer
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C01INORGANIC CHEMISTRY
    • C01PINDEXING SCHEME RELATING TO STRUCTURAL AND PHYSICAL ASPECTS OF SOLID INORGANIC COMPOUNDS
    • C01P2006/00Physical properties of inorganic compounds
    • C01P2006/22Rheological behaviour as dispersion, e.g. viscosity, sedimentation stability
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C01INORGANIC CHEMISTRY
    • C01PINDEXING SCHEME RELATING TO STRUCTURAL AND PHYSICAL ASPECTS OF SOLID INORGANIC COMPOUNDS
    • C01P2006/00Physical properties of inorganic compounds
    • C01P2006/40Electric properties
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C01INORGANIC CHEMISTRY
    • C01PINDEXING SCHEME RELATING TO STRUCTURAL AND PHYSICAL ASPECTS OF SOLID INORGANIC COMPOUNDS
    • C01P2006/00Physical properties of inorganic compounds
    • C01P2006/60Optical properties, e.g. expressed in CIELAB-values

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 高固形分含量の二酸化チタンの水性スラリー
及びその製造方法の提供。 【構成】 水中の二酸化チタン粒子の懸濁液を直交流形
濾過作用にかけて、懸濁液がTiO2 として計算される
二酸化チタンを50重量%以上含有するまで、直交流形
濾過処理を続けることからなる、高固形分含量の二酸化
チタンの水性スラリーの製造方法。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は二酸化チタンのスラリー
の調製方法に関し、詳しくは、高固形分含量のスラリー
を製造するための水性二酸化チタン懸濁液の濃度に関す
る。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】二酸化
チタンの顔料を製造する公知の方法によると、通常二酸
化チタンの水性分散液を生成する。二酸化チタンはしば
しばこれら分散液から、例えば圧力又は減圧濾過によっ
て、分離され、次いで乾燥させられる濾過ケーキを与え
る。多くの用途で、使用するためにこの乾燥した顔料を
引き続き水中に再分散させる。この分離及び再分散は、
明らかにエネルギーと時間の無駄である。直接に高固形
分含量の二酸化チタンの分散液又はスラリーを製造する
ことは有利であり、このようなスラリーは取扱性を容易
にするために低粘度であるのが好ましい。有用な二酸化
チタンの高固形分のスラリーの製造方法を提供すること
が本発明の目的である。
【0003】
【課題を解決するための手段】本発明によると、高固形
分含量の二酸化チタンの水性スラリーの製造方法は、水
中の二酸化チタン粒子の懸濁液を直交流形濾過作用にか
けて、懸濁液がTiO 2 として計算される二酸化チタン
を50重量%以上含有するまで、直交流形濾過処理を続
けることからなる。
【0004】用語「直交流形濾過」は、懸濁液の流動体
媒体を、媒体は浸透するが懸濁した固形分は浸透しない
膜を通して流す傾向のある圧力下に懸濁液をかける一
方、固形粒子の懸濁液を膜表面を横切って流させる濾過
方法を記載するために、本文中において使用される。膜
表面を横切る懸濁液の流れは、膜表面上に固形分が過剰
にこびりつくのを最小限にする。膜表面の機械的振動
を、流れる媒体の効果を高めるために使用しても良い。
【0005】本発明の方法において、懸濁液の固形分含
量が二酸化チタン50重量%以上になるまで、濾過を続
ける。特に有用なスラリーは二酸化チタンを60〜80
重量%含有し、もっとも有用なスラリーは二酸化チタン
を70〜80重量%含有する。
【0006】本発明の方法の主な利点は、製造されたス
ラリーが高固形分含量にも係わらず比較的低い粘度を有
することである。とても有用な生成物は、二酸化チタン
を固形分で60〜80%含有し、20℃で1.0Pas
未満、好ましくは20℃で0.4Pas未満である。二
酸化チタンを70〜80%含有し、20℃で0.3Pa
s未満の粘度を有する、本発明の方法の生成物を調製す
る。最も好ましい生成物は、二酸化チタンを70〜80
重量%含有し、20℃で0.05Pas〜0.2Pas
の粘度を有する。
【0007】本発明の方法は、通常0.1〜0.4μm
の平均1次粒径を有するアナターゼ型又はルチル型の結
晶形態の、着色二酸化チタンのスラリーを製造するのに
特に有用である。着色ルチル型二酸化チタンは、好まし
くは0.2〜0.3μmの平均1次粒径を有し、着色ア
ナターゼ型二酸化チタンは、好ましくは0.1〜0.3
5μmの平均1次粒径を有する。
【0008】本発明の方法はまた、UV光線の減衰剤と
して使用され、しばしば「超微細二酸化チタン」と呼ば
れる、二酸化チタンの形状等の着色されていない、二酸
化チタンのスラリーの製造においても有用である。「超
微細」二酸化チタンは、粒子が実質的に球状である場
合、0.01〜0.15μmの平均1次粒径を有するの
が好ましい。より好ましくは、実質的に球状粒子の平均
1次粒径が0.01〜0.06μmである。針状形を有
する粒子において、1次粒子の平均最大寸法が0.15
μm未満であるのが好ましく、より好ましくは0.02
〜0.1μmである。
【0009】本発明の方法による濃縮のための原料であ
る懸濁液の固形分含量は、しばしば二酸化チタン35重
量%未満であり、着色二酸化チタンの製造において生成
させられる典型的な懸濁液は、20〜35重量%の固形
分を有する。
【0010】二酸化チタン顔料を製造するための「硫酸
塩」法において、含水二酸化チタンを硫酸チタン溶液か
ら沈殿させ、引き続き通常か焼段階にかけて、適当な着
色結晶径に成長させる。か焼炉から排出された物質は、
通常は粉砕工程にかけ、望ましい粒径分布を生成する。
代わりの「塩化物」法において、4塩化チタンを酸素と
反応させて、二酸化チタンを生成する。この二酸化チタ
ンはまた、通常粉砕され、粒径分布を調節する。「硫酸
塩」法及び「塩化物」法の両方で使用される製粉機とし
ては、融球製粉機又は衝撃式製粉機が挙げられる。
【0011】二酸化チタン顔料工業においてしばしば使
用される製粉機の1つの形態は、か焼炉排出物又は反応
機排出物である水性懸濁液を、砂等の粉砕媒体の存在下
で速く攪拌する、砂うすとして知られている。砂うすか
らの生産量又は「オーバーフロー」は、本発明の方法で
使用するのに理想的な充分に分散した二酸化チタンの懸
濁液からなる。優れた分散を処理中維持して、高固形分
で充分に分散した着色二酸化チタンのスラリーを形成す
る。
【0012】しかし、着色二酸化チタンのための製粉機
の使用は、本発明の必須の特徴ではなく、充分な高固形
スラリーを二酸化チタンを使用して、「硫酸塩」法又は
「塩化物」法生産設備から直接に製造することができ、
それは粉砕工程にかけられない。
【0013】本発明の方法で使用される二酸化チタン
は、上記した通りに直接に調製方法から得られるコーテ
ィングされていない二酸化チタンであっても良いし、顔
料工業において一般であるように、例えば無機酸化物の
コーティングを粒子表面に塗布することによって、処理
を施された二酸化チタンであっても良い。典型的な無機
酸化物コーティングとしては、シリカ、アルミナ、ジル
コニア及びチタニアが挙げられる。
【0014】本発明の方法は、水及び二酸化チタンのみ
を含有する懸濁液で行われるが、粉砕を援助するために
分散剤を砂うすへ供給用の懸濁液に添加することは普通
の習慣であり、粉砕工程で使用される分散剤の存在は本
発明の方法に有利であると思われる。しかし、分散剤が
粉砕工程を援助するために懸濁液に添加される場合、本
発明の方法を実行する目的のために更なる分散剤を添加
しないのが通常である。分散剤は、リン酸塩又はシリケ
ート等の無機化合物若しくはアルカノールアミン等の有
機化合物である。適する分散剤の具体例としては、ヘキ
サメタリン酸ナトリウム、ケイ酸ナトリウム及びモノイ
ソプロパノールアミンである。
【0015】分散を助けるために使用される分散剤の量
は、選ばれる分難剤にある程度は依存するが、一般に分
散剤を使用する場合は、懸濁液中の二酸化チタンに対し
て、0.05〜0.4重量%の量存在する。本発明の方
法を通常の室温で行うことも可能であるが、30℃〜8
0℃等の高めの温度で行うことが好ましい。40℃〜7
0℃で行うのが最も好ましい。
【0016】本発明の方法の細かい実行方式は、ある程
度までは、使用される膜の表面積と同様に、伝導率、懸
濁液の最初及び最終の固形分含量等の因子に依存する。
しかしながら、通常何度も膜を横切って懸濁液を再循環
させて、都合のよい大きさの濾過機から懸濁液の固形分
含量を有用に増加させることが必要である。バッチ方法
操作において、懸濁液を典型的に膜を横切って液だめか
ら再循環させ、望ましい濃度が達成されるまで液だめに
戻される。本発明の方法はまた、膜を含有する多くの単
位を使用する連続方法として行われても良い。最初の懸
濁液を第1ユニット(unit,装置)の膜表面を横切
って通し、何度も再循環させる。第2の膜上で再循環さ
せて更に濃縮する場合、スラリーの1部分を第2ユニッ
トに流す。多くのユニットは、この方法でつながれ、連
続法において高固形分スラリーを得る効率的な手段を提
供し得る。
【0017】硫酸塩イオン又は塩化物イオン等の水溶性
イオンは、二酸化チタン顔料製造設備で製造された二酸
化チタンの懸濁液中にしばしば存在する。通常、これら
イオンは、濾過膜を通して容易に拡散し、濃度を最初の
懸濁液におけるよりも高固形分スラリー中における方が
低い。しかし、本発明の方法の処理中に懸濁液に脱イオ
ン水を添加することによって、イオン濃度の低下を促進
することは有利である。脱イオン水を連続法で添加し、
それによって、懸濁液を直交流形濾過によって濃縮し、
脱イオン水によって希釈し、1回又はそれ以上再濃縮す
る、本方法又はバッチ方法において濾過物を除去する速
度より小さいか又は同等の速度で、水を添加する。好都
合なことに、脱イオン水を濃縮工程の間、半連続法で一
連に増加させながら添加する。
【0018】イオン濃度の低下は、濃縮工程のどの段階
で行われても良く、行う段階は最初の懸濁液の性質に依
存する。1つの特に有用な実行様式は、二酸化チタン5
0〜60重量%にスラリーを濃縮し、次いでスラリーの
濃度を50〜60重量%の範囲に維持しながら、連続的
に又は半連続的に脱イオン水を添加することによってイ
オン濃度を低下させることを含む。イオン濃度を充分に
低下させたら、スラリーを更に最終の選択された濃度ま
で濃縮する。
【0019】水溶性イオン種の除去は、望ましい低粘度
を有する最終スラリーを製造するのに役立つ。通常、イ
オン濃度は充分に低下させられて、濃縮させられたスラ
リーに、3mScm-1未満の伝導率をもたらし、好まし
くは濃縮させられたスラリーの伝導率は2mScm-1
満である。
【0020】本発明の方法において使用される膜は、直
交流形濾過での使用に最適な膜である。膜を構成し得る
物質としては、多孔質高分子材料、多孔質金属及び多孔
質セラミックが挙げられる。特に有用な膜は、金属メッ
シュがジルコニア等の多孔質セラミック物質用の担体と
して作用する、金属メッシュ複合体膜からなる。金属メ
ッシュ複合体膜は、膜は懸濁液を通して又は周りを流す
円筒管等の便利な形状を取ることができるけれども、平
らなシート状で有用に使用される。円筒管内に螺旋状に
巻かれている金属メッシュ複合体膜は、特に有用である
ことが判った。
【0021】本発明の方法において使用される膜の孔径
は、固形をひどく損失させず、膜の孔を封鎖させずに懸
濁媒体を除去する速度を最大限にするために、懸濁液中
の粒子の平均径によって選ばれる。その方法を着色二酸
化チタンのスラリーで行う場合、0.01〜0.20μ
mの公称孔径が適している。公称孔径が0.05〜0.
15μmであるのが好ましい。
【0022】本発明の方法は、一般に懸濁液に掛けられ
た大気圧を超える圧力下で行われる。この圧力を測定す
るのに使用される通常のパラメーターは、膜圧として知
られている。膜圧は式Pt =1/2(Pi +Po )−P
p から計算される。尚、式中、Pt は膜圧であり、Pi
はスラリーを膜に導入する圧力(入口の圧力)であり、
o はスラリーが膜から去る圧力(出口の圧力)であ
り、Pp は透過水を濾過単位から除去する圧力である。
【0023】しばしば、透過水を大気圧下で除去し、次
いでゲージ圧として表されるPi 及びPo の平均を取る
ことによって、Pt を計算する。一般に、0.1MPa
〜1.0MPaの膜圧が適しており、0.2MPa〜
0.4MPaの膜圧が好ましい。
【0024】表面にひどく固形分がこびりつくのを防止
するのに充分な高い速度で、膜の表面を横切る懸濁液の
流量を保持することが重要であり、使用される速度は使
用される濾過系の構造に依存するだろう。典型的には、
0.5m/sを超える直交流速度が、好ましくは1m/
sを超える速度が使用される。金属メッシュ複合体膜を
平らなシートの形態で使用する実験室スケールの機械に
おいて、2m/sを超える直交流速度が特に有用である
ことが判った。10m/sを超えるより大きな初期直交
流速度は、大きいスケールの装置に有用であることが判
った。
【0025】その方法は、二酸化チタンの懸濁液中の固
形分含量を増加させる効果的な方法を提供する。実験室
において、10リットルのバッチの着色二酸化チタンの
懸濁液を、洗浄して約25重量%〜約75重量%の固形
分に濃縮して、約6時間して可溶性イオンを低下させ
た。生成したスラリーは低い粘度を有し、ゆっくりと沈
殿させた。乾燥した二酸化チタンを分散する等の公知の
方法によって生成したスラリーよりも、より高い固形分
含量を有するスラリーを生成することがしばしば可能で
あり、本発明のスラリーは特別に優れた貯蔵安定性を有
する。膜の表面状にスラリーを送る行為はまた、二酸化
チタンの粒径を低下させ、本発明の方法を使用して製造
されたスラリーは通常、従来の濾過処理を使用して製造
したスラリーよりも狭い粒径分布を有する。
【0026】着色二酸化チタンのスラリーは、積み荷用
に適しており、直接に、例えばエマルジョン型塗料、紙
又は紙コーティング等の水性コーティング組成物を調製
するために使用され、又は、二酸化チタンの更なる処理
を含む工程のための原料として利用され得る。本発明を
以下の実施例によって詳述する。
【0027】実施例1 出発懸濁液は、二酸化チタンを基準にしてヘキサメタリ
ン酸ナトリウム0.14重量%の存在下で砂製粉させる
「塩化物」法によって製造された、コーティングされて
いない二酸化チタンから構成された。初期の二酸化チタ
ン濃度は、20.6重量%(245g/リットル)、p
Hは9.5、伝導率は3mScm-1であった。次いで、
この物質(全部で14.4リットル)を「洗浄」段階な
しで、実験室スケールの直交流形濾過装備(セラメッシ
ュCML05)を使用して濃縮した。この装備は、全面
積0.04m2 で、0.1μmの公称孔径を有する4つ
の平らな床膜を使用し、それを直交流形濾過モジュール
に一連に接続した。初めに、直交流速度(CFV)2.
5m/sで膜圧(TMP)0.35MPaを使用した。
スラリーが濃縮されるに連れて、これらの値は減少し
て、70重量%のTiO2 でTMP0.32MPa及び
CFV1.8m/sを与えた。この段階で、圧力を低下
させて、TMP0.23MPa及びCFV1.4m/s
にして、全運転時間400分後に、スラリーを更に75
%を超える固形分まで濃縮した。固形分78.3重量%
(1950g/リットル)含有する最終生成物は、pH
9.4、伝導率1.9mScm-1、粘度0.31Pas
を有していた。出発懸濁液中の二酸化チタンの平均粒径
は0.276μm(幾何学的標準偏差1.41を有す
る)であり、これにより、全濃縮工程の間変わらずにそ
のままであった。2週間後、この最終物質の沈降は取る
に足らず、このコーティングされていない物質を低Ti
2 体積濃度艶消し塗料に組み入れて、コーティングさ
れ乾燥された顔料を含有する同様の塗料のものに匹敵す
る不透明度を生成した。
【0028】比較のために、同様の懸濁液を、硫酸アル
ミニウムを使用して、pH7で凝集させ、数日間Buc
hner漏斗を使用して濾過した。得られたケーキを、
Dispex GA40として販売されている、ポリア
クリル酸分散剤を最小量使用して、高固形ケーキに再分
散させた。固形分78重量%に濃縮されたスラリーは、
粘度1.5Pasを有していた。
【0029】実施例2 出発懸濁液は、「塩化物」法によって製造された、コー
ティングされていない二酸化チタンから構成され、二酸
化チタンを基準にしてヘキサメタリン酸ナトリウム0.
13重量%の存在下で砂製粉させた。二酸化チタンは比
較的高濃度の水溶性イオンを有し、初期の懸濁液は固形
分33.7重量%(455g/リットル)を含有し、p
Hは8.6、伝導率は4.1mScm-1であった。懸濁
液が伝導率1.4mScm-1を有するまで、透過水を除
去する(全洗浄水11.7リットル)のとほぼ同様の速
度で脱イオン水を添加することによって、この物質約1
1リットルを2バッチでCML05装備上で「洗浄」し
た。全面積0.04m2 で、0.1μmの公称孔径を有
する4つの平らな床膜を直交流形濾過モジュールに一連
に接続した。懸濁液を熱水浴を使用して60℃に加熱し
て維持した。初期の条件は、直交流速度(CFV)2.
3m/sで膜圧(TMP)0.36MPaであった。次
いで、スラリーを装備上で濃縮し、約75重量%の固形
分濃度でTMPが0.32MPa及びCFV2.0m/
sになるまで、実施例1と同様の方法で、TMP及びC
FVを落とした。次いで圧力を残りの濃縮法に使用され
るTMP0.26MPaまで減少させた。
【0030】全運転時間400分後に、固形分79.2
重量%(2010g/リットル)を含有する最終生成物
は、pH8.6、伝導率1.2mScm-1、粘度0.1
2Pasであった。直交流形濾過供給物中の二酸化チタ
ンの平均粒径は、0.322μm(幾何学的標準偏差
1.48を有する)であり、これは濃縮の間に0.30
5μm(幾何学的標準偏差1.45を有する)に、若干
減少した。2週間後、この最終生成物の沈降は取るに足
らず、低TiO2 体積濃度艶消し塗料に組み入れて、コ
ーティングされ乾燥された顔料を含有する同様の塗料の
ものに匹敵する不透明度を生成した。
【0031】実施例3 「硫酸塩」法の二酸化チタンプラントのか焼炉排出物
を、モノイソプロパノールアミン(二酸化チタンを基準
にして0.3重量%)分散剤と共に、砂うすでひいて、
pH9.9、伝導率1.8mScm-1の固形分31.4
重量%(415g/リットル)を含有する砂うすオーバ
ーフローを生成した。透過水を除去する(全洗浄水4リ
ットル)のとほぼ同様の速度で脱イオン水を添加するこ
とによって、この物質約9.4リットルをCML05装
備上で「洗浄」して、塩のレベルを低下させて、伝導率
1.0mScm-1にした。全面積0.04m2 で、0.
08μmの公称孔径を有する4つの平らな床膜を直交流
形濾過モジュールに一連に接続した。スラリーを60℃
で加熱して、初期には、膜圧(TMP)0.35MP
a、直交流速度(CFV)2.3m/sを使用した。次
いで、スラリーを装備上で濃縮した。再度、実施例1と
同様の方法で、TMP及びCFVを落とした。90分
後、TMPが0.26MPaで、運転を止めた。
【0032】固形分73.9重量%(1700g/リッ
トル)を含有する最終生成物は、pH8.8、伝導率
0.9mScm-1、粘度0.08Pasであった。直交
流形濾過供給物中の二酸化チタンの平均粒径は、0.2
73μm(幾何学的標準偏差1.34を有する)であ
り、工程の間変わらずにそのままであった。 2週間
後、この最終物質の沈降は取るに足らず、低TiO2
積濃度艶消し塗料に組み入れて、コーティングされ乾燥
された顔料を含有する同様の塗料のものに匹敵する不透
明度を生成した。
【0033】実施例4 出発懸濁液は、二酸化チタンを基準にしてヘキサメタリ
ン酸ナトリウム0.13重量%の存在下で砂製粉させる
「塩化物」法によって製造された、コーティングされて
いない二酸化チタンから構成された。初期の二酸化チタ
ン濃度は、30.3重量%(395g/リットル)であ
り、pHは9.6、伝導率は3mScm -1であった。こ
の物質(全14リットル)を最初実験室スケールの直交
流形濾過装備(セラメッシュCML05)を使用して濃
縮した。この装備は、全面積0.04m2 で、0.1μ
mの公称孔径を有する4つの平らな床膜を使用し、それ
を直交流形濾過モジュールに一連に接続した。懸濁液を
熱水浴を使用して60℃に加熱して維持した。初めに、
直交流速度(CFV)2.3m/sで膜圧(TMP)
0.36MPaを使用した。スラリーを固形分60%
(1100g/リットル)に到達した時、透過水を除去
する(全洗浄水4リットル)のとほぼ同様の速度で脱イ
オン水を添加することによって、この物質をCML05
装備上で「洗浄」した。約72重量%の固形分濃度でT
MPが0.31MPaになるまで、実施例1と同様の方
法で、TMP及びCFVを落として、スラリーをその装
備上で更に濃縮した。次いで圧力を残りの濃縮法に使用
されるTMP0.26MPaまで減少させた。
【0034】全運転時間440分後に、固形分77.6
重量%(1910g/リットル)を含有する最終生成物
は、pH9.3、伝導率1.1mScm-1、粘度0.1
3Pasを有していた。出発懸濁液中の二酸化チタンの
平均粒径は0.302μm(幾何学的標準偏差1.32
を有する)であり、これは、全濃縮工程の間殆ど変わら
ずにそのままであった(最終のスラリーは、幾何学的標
準偏差1.31を有する、平均粒径0.295μmを有
していた。)。2週間後、この最終物質の沈降は取るに
足らず、このコーティングされていない物質を低TiO
2 体積濃度艶消し塗料に組み入れて、コーティングされ
乾燥された顔料を含有する同様の塗料のものに匹敵する
不透明度を生成した。
【0035】実施例5 「硫酸塩」法の二酸化チタンプラントのか焼炉排出物
を、モノイソプロパノールアミン(二酸化チタンを基準
にして0.3重量%)分散剤と共に、プラント砂うすで
ひいて、pH9.9、伝導率1.8mScm-1の固形分
22.4重量%(270g/リットル)を含有する砂う
すオーバーフローを生成した。このスラリーを60℃で
加熱して、初期には、膜圧(TMP)0.36MPa、
直交流速度(CFV)2.3m/sをCML05装備に
て使用した。全面積0.04m2 で、0.1μmの公称
孔径を有する4つの平らな床膜を直交流形濾過モジュー
ルに一連に接続した。この物質約13リットルを、最初
にCML05装備上で固形分60%(1100g/リッ
トル)まで濃縮し、次いで透過水を除去する(ここで使
用された洗浄水1.5リットル)のとほぼ同様の速度で
脱イオン水を添加することによって洗浄して、塩のレベ
ルを低下させて、伝導率1.1mScm-1にした。再
度、実施例1と同様の方法で、TMP及びCFVを落と
した。240分後に洗浄を完了し、次いで圧力が0.2
6MPaまで減少させられなくてはならない場合、この
物質を固形分75%まで濃縮した(350分後)。40
0分後、TMPが0.26MPaで、運転を止めた。
【0036】固形分77.5重量%(1905g/リッ
トル)を含有する最終生成物は、pH9.8、伝導率
0.9mScm-1、粘度0.2Pasであった。直交流
形濾過供給物中の二酸化チタンの平均粒径は、0.30
3μm(幾何学的標準偏差1.48を有する)であり、
これは工程の間変わらずにそのままであった。2週間
後、この最終物質の沈降は取るに足らず、低TiO2
積濃度艶消し塗料に組み入れて、コーティングされ乾燥
された顔料を含有する同様の塗料のものに匹敵する不透
明度を生成した。
【0037】実施例6 「硫酸塩」法の二酸化チタンプラントのか焼炉排出物
を、モノイソプロパノールアミン(二酸化チタンを基準
にして0.3重量%)分散剤と共に、プラント砂うすで
ひいて、pH9.9、伝導率2.0mScm-1の固形分
22.4重量%(270g/リットル)を含有する砂う
すオーバーフローを生成した。このスラリーを水浴を使
用して60℃に加熱した。この物質約12.5リットル
を、CML05装備上での「洗浄」段階なしで、高固形
分まで濃縮した。全面積0.04m 2 で、0.1μmの
公称孔径を有する4つの平らな床膜を直交流形濾過モジ
ュールに一連に接続した。初期には、CFV2.3m/
sのTMP0.35MPaを使用した。実施例1と同様
の方法で、TMP及びCFVの両方ともを落とし、固形
分が約75%に到達する場合、圧力を落とさなければな
らなかった。320分後、TMPが0.26MPaで、
運転を止めた。
【0038】固形分77.2重量%(1890g/リッ
トル)を含有する最終生成物は、pH9.2、伝導率
1.3mScm-1、粘度0.43Pasであった。直交
流形濾過供給物中の二酸化チタンの平均粒径は、0.3
03μm(幾何学的標準偏差1.48を有する)であ
り、これは工程の間変わらずにそのままであった。2週
間後、この最終物質の沈降は取るに足らず、低TiO2
体積濃度艶消し塗料に組み入れて、コーティングされ乾
燥された顔料を含有する同様の塗料のものに匹敵する不
透明度を生成した。
【0039】実施例7 「硫酸塩」法の二酸化チタンプラントのか焼炉排出物
を、モノイソプロパノールアミン(二酸化チタンを基準
にして0.3重量%)分散剤と共に、プラント砂うすで
ひいて、pH9.5、伝導率1.4mScm-1の固形分
21.7重量%(260g/リットル)を含有する砂う
すオーバーフローを生成した。このスラリーは47℃の
温度であり、パイロットプラントスケールの直交流形濾
過装備(実験室のCML05装備より42倍大きい使用
可能な膜面積を有する、NWW Acumemによって
設計された)に直接供給した。全面積1.68m2 で、
0.1μmの公称孔径を有するらせん状に巻いた膜を、
直交流形濾過モジュールの2つの平行な円筒管に一連に
接続した。初期には、膜圧(TMP)0.28MPa及
び直交流速度(CFV)15m/sを、パイロットスケ
ールの装備で使用した。この砂うすオーバーフロー約3
50リットルを、装備上で固形分28.5%(360g
/リットル)まで濃縮し、次いで透過水を除去する(全
洗浄水160リットル)のとほぼ同様の速度で脱イオン
水を添加することによって洗浄して、塩のレベルを低下
させて、伝導率1.0mScm-1にした。160分の運
転時間後に洗浄を完了し、次いで物質を高固形分になる
まで濃縮した。TMPが約60%の固形分で0.2MP
aの最低値になるまで、スラリーの濃度が増加するにつ
れて、圧力を常に減少させなければならない。更に、濃
縮する際、直交流速度を減少させなければならず、これ
は、運転を止める365分後に約5m/sに落ちた。
【0040】固形分79.2重量%(2010g/リッ
トル)を含有する最終生成物は、pH9.5、伝導率
1.0mScm-1、粘度0.23Pasであった。直交
流形濾過供給物中の二酸化チタンの平均粒径は、0.2
79μm(幾何学的標準偏差1.34を有する)であ
り、これは工程の間変わらずにそのままであった。2週
間後、この最終物質の沈降は取るに足らず、約3週間攪
拌せずに放置した時、生成物は安定のままであった。し
かし、著しい沈降が3週間後に認められた。最初の生成
物を低TiO2 体積濃度艶消し塗料に組み入れて、コー
ティングされ乾燥された顔料を含有する同様の塗料のも
のに匹敵する不透明度を生成した。
【0041】実施例8 「硫酸塩」法の二酸化チタンプラントのか焼炉排出物
を、モノイソプロパノールアミン(二酸化チタンを基準
にして0.3重量%)分散剤と共に、プラント砂うすで
ひいて、pH9.4、伝導率1.4mScm-1の固形分
21.8重量%(260g/リットル)を含有する砂う
すオーバーフローを生成した。このスラリーは50℃の
温度であり、パイロットプラントスケールの直交流形濾
過装備(実験室のCML05装備より42倍大きい使用
可能な膜面積を有する、NWW Acumemによって
設計された)に直接供給した。全面積1.68m2 で、
0.1μmの公称孔径を有するらせん状に巻いた膜を、
直交流形濾過モジュールの2つの平行な円筒管に一連に
接続した。初期には、膜圧(TMP)0.24MPa及
び直交流速度(CFV)15m/sを、パイロットスケ
ールの装備で使用した。165分後、この砂うすオーバ
ーフロー約350リットルを、この濃度でTMPを0.
18MPaまで落とす様に一定に圧力を解放しながら、
装備上で固形分62%(1180g/リットル)まで濃
縮した。次いでスラリーを、透過水を除去する(全洗浄
水70リットル)のとほぼ同様の速度で脱イオン水を添
加することによって「洗浄」して、塩のレベルを低下さ
せて、伝導率1.0mScm-1にした。240分の全運
転時間後に洗浄を完了し、次いで物質を高固形分になる
まで濃縮した。更に、濃縮する際、直交流速度を減少さ
せなければならず、これは、運転を止める310分後に
約5m/sに落ちた。
【0042】固形分79.6重量%(2035g/リッ
トル)を含有する最終生成物は、pH9.2、伝導率
1.0mScm-1、粘度0.2Pasであった。直交流
形濾過供給物中の二酸化チタンの平均粒径は、0.27
9μm(幾何学的標準偏差1.34を有する)であり、
これは工程の間殆ど変わらずにそのままであり、最終生
成物は平均粒径0.281μm(幾何学的標準偏差1.
32を有する)を有するものであった。2週間後、この
最終物質の沈降は取るに足らず、凝集の兆しを示し始め
る前、5〜6週間攪拌せずに放置した時、生成物は安定
のままであった。それを低TiO2 体積濃度艶消し塗料
に組み入れて、コーティングされ乾燥された顔料を含有
する同様の塗料のものに匹敵する不透明度を生成した。
【0043】実施例9 「硫酸塩」法の二酸化チタンプラントのか焼炉排出物
を、モノイソプロパノールアミン(二酸化チタンを基準
にして0.3重量%)分散剤と共に、プラント砂うすで
ひいて、pH10.1、伝導率1.2mScm-1の固形
分22.0重量%(265g/リットル)を含有する砂
うすオーバーフローを生成した。この二酸化チタンスラ
リーは水溶性イオン濃度がかなり低かった。スラリーは
46℃の温度であり、パイロットプラントスケールの直
交流形濾過装備(実験室のCML05装備より42倍大
きい使用可能な膜面積を有する、NWW Acumem
によって設計された)に直接供給した。全面積1.68
2 で、0.1μmの公称孔径を有するらせん状に巻い
た膜を、直交流形濾過モジュールの2つの平行な円筒管
に一連に接続した。初期には、膜圧(TMP)0.24
MPa及び直交流速度(CFV)15m/sを、パイロ
ットスケールの装備で使用した。165分後、この砂う
すオーバーフロー約350リットルを、この濃度でTM
Pを0.18MPaまで落とす様に一定に圧力を減少さ
せながら、装備上で固形分60%(1100g/リット
ル)まで濃縮した。次いでスラリーを、透過水を除去す
る(全洗浄水40リットル)のとほぼ同様の速度で純粋
な熱水(約60℃)を添加することによって「洗浄」し
て、塩のレベルを低下させて、伝導率1.0mScm-1
にした。210分の全運転時間後に洗浄を完了し、次い
で物質を高固形分になるまで濃縮した。更に、濃縮する
際、直交流速度を減少させなければならず、これは、運
転を止める280分後に約8m/sに落ちた。
【0044】固形分79.1重量%(2005g/リッ
トル)を含有する最終生成物は、pH10、伝導率1.
0mScm-1、粘度0.12Pasであった。直交流形
濾過供給物中の二酸化チタンの平均粒径は、0.272
μm(幾何学的標準偏差1.35を有する)であり、こ
れは工程の間殆ど変わらずにそのままであり、最終生成
物は平均粒径0.263μm(幾何学的標準偏差1.3
6を有する)を有するものであった。2週間後、この最
終物質の沈降は取るに足らず、それを低TiO2 体積濃
度艶消し塗料に組み入れて、コーティングされ乾燥され
た顔料を含有する同様の塗料のものに匹敵する不透明度
を生成した。
【0045】実施例10 「硫酸塩」法の二酸化チタンプラントのか焼炉排出物
を、モノイソプロパノールアミン(二酸化チタンを基準
にして0.3重量%)分散剤と共に、プラント砂うすで
ひいて、pH10、伝導率1.2mScm-1の固形分2
1.8重量%(260g/リットル)を含有する砂うす
オーバーフローを生成した。この二酸化チタンスラリー
は水溶性イオン濃度がかなり低かった。スラリーは45
℃の温度であり、パイロットプラントスケールの直交流
形濾過装備(実験室のCML05装備より42倍大きい
使用可能な膜面積を有する、NWW Acumemによ
って設計された)に直接供給した。全面積1.68m2
で、0.1μmの公称孔径を有するらせん状に巻いた膜
を、直交流形濾過モジュールの2つの平行な円筒管に一
連に接続した。各サイクルで供給物800〜1100リ
ットルを使用する完全運転を5サイクル行うことによっ
て達成される、半回分式操作で装備を連続的に運転し
た。それぞれのサイクルは実施例9の条件を使用した
が、供給量及びその結果かかる運転時間を適当に調節し
た。
【0046】初期には、膜圧(TMP)0.24MPa
及び直交流速度(CFV)15m/sを、パイロットス
ケールの装備で使用した。この砂うすオーバーフローの
必要量を、この濃度でTMPを0.18MPaまで落と
す様に一定に圧力を減少させながら、装備上で固形分6
0%(1100g/リットル)まで濃縮した。次いでス
ラリーを、透過水を除去するのとほぼ同様の速度で純粋
な熱水(約60℃)を添加することによって「洗浄」し
て、塩のレベルを低下させて、伝導率1.0mScm-1
にした。洗浄を完了した時、次いで物質を高固形分にな
るまで濃縮した。更に濃縮する際、直交流速度を減少さ
せなければならず、これは、生成物タンクを装備を運転
させたまま水を抜いた時、約9m/sに落ちた。高濃度
スラリー約40リットルを装備中の死空間に置いたまま
にして、これを直ちに熱水(約60℃)40リットルを
添加することによって希釈し、次のサイクルが行われる
のを可能にするために、タンクを最初の砂うすオーバー
フローで更に満たした。この手順を5サイクル連続し、
60時間の全運転時間後に運転を止めるまでに濃縮した
スラリー生成物470リットルを生成した。
【0047】約固形分77.6重量%(1910g/リ
ットル)を含有する最終の混合生成物は、pH10、伝
導率1.0mScm-1、粘度0.10Pasであった。
直交流形濾過生成物中の二酸化チタンの平均粒径は、
0.270μm(幾何学的標準偏差1.34を有する)
であり、これは元の供給物と殆ど変わらずにそのままで
あった。2週間後、この最終物質の沈降は取るに足ら
ず、それを低TiO2 体積濃度艶消し塗料に組み入れ
て、コーティングされ乾燥された顔料を含有する同様の
塗料のものに匹敵する不透明度を生成した。
【0048】この実験の物質を容器に貯蔵して、1週間
に2回1時間、断続的に容器を再循環させた。このバッ
チのスラリーの性質を監視し、粘度及び粒径を8週間
(それぞれ0.10〜0.12Pas、及び、0.27
〜0.28μm)効果的に一定のままであることに気が
ついた。9週間後、粒径は急速に0.33μmまで増加
し、粘度もまた約0.25Pasまで増加し、ついで続
く3週間後には0.4Pasまで増加した。これは、こ
の高濃度スラリーの安定性を示すが、安定時間は、物質
を断続的に攪拌するよりもむしろ完全に攪拌し続ける場
合更に増加することが判る。
【0049】実施例11 艶消し塗料を、上記の実施例から得られたコーティング
されていない顔料スラリー、及び、制御充填顔料(試料
の顔料スラリーを調製するために使用した原料に依存す
る硫酸塩又は塩化物を基準にした)を使用して、二酸化
チタンの重量が2つの塗料中で全く等しくなるような重
量基準の重量で造った。78%の固形分を使用する典型
的な塗料例は表1の通りであった。
【0050】
【表1】 全ての実施例において、コーティングされていない顔料
スラリーの不透明度は、関連した最終の充填顔料の不透
明度と等しかった。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ケビン ドラリー イギリス国クリーブランド,ストックトン オン ティーズ,オックスブリッジ,ハ ーロウ ロード 6 (72)発明者 スチーブン ロバート スプルース イギリス国クリーブランド,ヤーム,レベ ン パーク,ヒューギル クロース 29 (72)発明者 マーチン レイド バートン デイビース イギリス国クリーブランド,ゲイスボロ ウ,ハットン ゲイト,ザ ホワイト ハ ウス(番地なし) (72)発明者 ケイス ロブソン イギリス国ダーハム,エイキリー グリー ン 15

Claims (17)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 水中の二酸化チタン粒子の懸濁液を直交
    流形濾過作用にかけて、懸濁液がTiO2 として計算さ
    れる二酸化チタンを50重量%以上含有するまで、直交
    流形濾過処理を続けることからなる、高固形分含量の二
    酸化チタンの水性スラリーの製造方法。
  2. 【請求項2】 懸濁液がTiO2 として計算される二酸
    化チタンを60〜80重量%含有するまで、直交流形濾
    過処理を続ける、請求項1記載の方法。
  3. 【請求項3】 その方法の原料である二酸化チタンの懸
    濁液が、TiO2 として計算される二酸化チタンを35
    重量%未満含有する、請求項1又は2記載の方法。
  4. 【請求項4】 二酸化チタンが、0.1〜0.4μmの
    平均1次粒径を有する着色二酸化チタンである、請求項
    1〜3のいずれか1項に記載の方法。
  5. 【請求項5】 二酸化チタン粒子が、実質的に球状であ
    り、0.01〜0.15μmの平均1次粒径を有する、
    請求項1〜3のいずれか1項に記載の方法。
  6. 【請求項6】 二酸化チタン粒子が針状であり、0.1
    5μm未満の1次粒子の平均最大寸法を有する、請求項
    1〜3のいずれか1項に記載の方法。
  7. 【請求項7】 その方法の原料である二酸化チタンの懸
    濁液が、分散剤を懸濁液中の二酸化チタン重量に対し
    て、0.05〜4重量%含有する、請求項1〜6のいず
    れか1項に記載の方法。
  8. 【請求項8】 直交流形濾過処理を、30℃〜80℃の
    温度で行う、請求項1〜7のいずれか1項に記載の方
    法。
  9. 【請求項9】 直交流形濾過処理を、0.1MPa〜
    1.0MPaの膜圧を使用して行う、請求項1〜8のい
    ずれか1項に記載の方法。
  10. 【請求項10】 多孔質高分子材料、多孔質金属、又
    は、多孔質セラミックから構成される膜を使用する、請
    求項1〜9のいずれか1項に記載の方法。
  11. 【請求項11】 膜が円筒管内に螺旋状に巻かれてい
    る、請求項10に記載の方法。
  12. 【請求項12】 0.01〜0.20μmの公称孔径を
    有する膜を使用する、請求項1〜11のいずれか1項に
    記載の方法。
  13. 【請求項13】 脱イオン水を直交流形濾過処理の間懸
    濁液に添加し、それによって、水中に存在するイオン濃
    度を低下させる、請求項1〜12のいずれか1項に記載
    の方法。
  14. 【請求項14】 懸濁液が、二酸化チタン50〜60重
    量%濃度を有する時に脱イオン水を添加する、請求項1
    3記載の方法。
  15. 【請求項15】 スラリーが2mScm-1未満の伝導率
    を有するまで、直交流形濾過を続ける、請求項1〜14
    のいずれか1項に記載の方法。
  16. 【請求項16】 二酸化チタン60〜80重量%を含有
    し、20℃で0.4Pas未満の粘度を有する、微粒子
    二酸化チタン及び水からなる、スラリー。
  17. 【請求項17】 二酸化チタン70〜80重量%を含有
    し、20℃で0.05〜0.3Pasの粘度を有する、
    請求項16記載のスラリー。
JP6301782A 1993-12-07 1994-12-06 二酸化チタンのスラリー Pending JPH0859241A (ja)

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