JPH085169A - 空気調和機 - Google Patents
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- JPH085169A JPH085169A JP6138697A JP13869794A JPH085169A JP H085169 A JPH085169 A JP H085169A JP 6138697 A JP6138697 A JP 6138697A JP 13869794 A JP13869794 A JP 13869794A JP H085169 A JPH085169 A JP H085169A
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Abstract
数台の圧縮機の一部が停止している場合においても、各
々の圧縮機の冷凍機油のレベルが極端に偏ることがない
ようにする。 【構成】 一端が圧縮機10,11,12の密閉容器内
に連通し、他端が吸入側配管20,21,22に連通
し、かつ、両端の途中に油回収集合配管19を設け、圧
縮機10,11,12と油回収集合配管19との間に絞
り装置16,17,18を有する油回収回路26を備え
る。
Description
た空気調和機に係り、特に各圧縮機が保有する冷凍機油
の均等化を図った空気調和機に関するものである。
施工性の向上により、省スペース化が図られ、建物全体
の空気調和を可能とする要求が高まり、それにともな
い、複数台の圧縮機を備えた室外ユニットと複数台の室
内ユニットからなる多室型空気調和機の需要が増え、均
油管などを用いて各圧縮機が保有する冷凍機油の均等化
を図る設計がなされている。
保有する冷凍機油の均等化を図った空気調和機として
は、実開昭63−201964号公報に開示されている
ものがある。
来の空気調和機について説明する。図11は従来の空気
調和機の冷凍サイクル図である。図11において、1は
能力の小さい第1圧縮機、2は能力の大きい第2圧縮
機、3a,3bは第1圧縮機1または第2圧縮機2のう
ち1台が運転、1台が停止したときに停止側の圧縮機へ
の冷媒寝込みを防止する逆止弁、4は室外熱交換器、5
はアキュムレータ、6はアキュムレータ5から第1圧縮
機1と第2圧縮機2へ冷媒を導く吸入主配管、7は第1
圧縮機1と第2圧縮機2の密閉容器内部の冷凍機油のレ
ベルを同一にする均油管である。
た減圧装置、9a,9b,9c,9dは室内側熱交換器
であり、これら第1、第2圧縮機1,2、逆止弁3a,
3b、室外熱交換器4、減圧装置8a,8b,8c,8
d、室内熱交換器9a,9b,9c,9d、アキュムレ
ータ5を順次環状に連結して冷凍サイクルを構成してい
る。
て、以下その動作を説明する。まず、第1圧縮機1、第
2圧縮機2より吐出された冷媒は、逆止弁3a,3bを
通って室外熱交換器4に送られる。減圧装置8a,8
b,8c,8dで適度に減圧され、室内側熱交換器9
a,9b,9c,9dで蒸発、ガス化した冷媒はアキュ
ムレータ5を通って第1圧縮機1、第2圧縮機2へ還流
する。
冷凍機油も吐出されるが、冷凍サイクル内を循環して各
圧縮機1,2まで戻ってくる。2台の圧縮機1,2の油
吐出量は能力の大きい第2圧縮機2の方が多いが、均油
管7によって内部の冷凍機油のレベルを同一にすること
ができる。
の構成の空気調和機では、2台の圧縮機1,2が同時に
運転されている場合には均油管7の働きで、2台の圧縮
機1,2内部の冷凍機油レベルが同一に保たれている。
室内負荷の減少により、例えば減圧装置8c,8dが全
閉となり、能力制御のために第1圧縮機1が停止し、第
2圧縮機2のみを運転した場合に、運転している第2圧
縮機2内部の圧力の方が停止している第1圧縮機1内部
の圧力より幾分高くなるので、第2圧縮機2内部の冷凍
機油が第1圧縮機1の内部へ徐々に溜まり、運転してい
る第2圧縮機2が冷凍機油不足になりやすいという課題
を有していた。また、停止中の第1圧縮機1のシリンダ
へ給油管を通して冷凍機油が押し込まれ、第1圧縮機1
の始動時に、油圧縮を起こして圧縮機が故障するという
課題を有していた。
イクル内に溜まり込んだ冷凍機油を各圧縮機1,2に戻
すために、減圧装置8a,8b,8c,8dを全開とす
る制御運転となった場合、冷凍サイクル内に溜まり込む
冷凍機油量が減少し、急激に余剰冷凍機油が各圧縮機
1,2の密閉容器内に戻り、圧縮機1,2の密閉容器内
部の冷凍機油が最大油面を越え、圧縮機能力を低下させ
るという課題があった。
6から第1圧縮機1の吸入側配管6aと第2圧縮機2の
吸入側配管6bへの分岐構造は、冷媒流動抵抗とならな
いような構造とされ、特に冷凍機油の分配に対しての工
夫はなされていない構造であるため、室内負荷が少なく
なっている。例えば減圧装置8c,8dが全閉となり、
第1圧縮機1を停止し、第2圧縮機2のみを運転する能
力制御運転となった場合、第1圧縮機1の吸入側配管6
a内の冷媒の動きはなくなり、吸入側配管6aが吸入主
配管6よりも下方に位置すると、吸入側配管6a内に冷
凍機油が溜まり込み、第1圧縮機1の始動時に油圧縮を
起こすという課題があった。また曲率を持った吸入主配
管6から吸入側配管6aと吸入側配管6bとに分岐する
場合、吸入主配管6の管内壁面を伝い流れる冷凍機油
は、吸入主配管6の管内壁面の一部分を不均一に流れた
まま、吸入主配管6から吸入側配管6aと吸入側配管6
bとの分岐部に至り、各圧縮機1,2の吸入ガス量比に
かかわらず不均等に分配され、第1圧縮機1と第2圧縮
機2に流入する冷凍機油量がアンバランスとなり、各圧
縮機1,2の冷凍機油レベルに格差が生じ易くなるとい
う課題を有していた。
圧縮機が均油管7で接続されているため、圧縮機2台が
運転中に室内負荷が減少し、例えば減圧装置8c,8d
が全閉となり、第1圧縮機1が停止し、第2圧縮機2の
みを運転継続とした能力制御運転に入った場合、停止後
も第1圧縮機1の内部は、第2圧縮機2と同様、冷凍サ
イクルの略高圧圧力を保持しているため、室内負荷の上
昇により第1圧縮機1を再始動しようとしても、第2圧
縮機2の運転を継続したままではできず、一旦第2圧縮
機2を停止させ、冷凍サイクル内の高低圧力がバランス
するのを待ち、改めて、第1圧縮機1、第2圧縮機2を
始動しなければならず、その間、室内に対する空気調和
ができないという課題を有していた。
の一部が停止した場合に、停止した圧縮機内に冷凍機油
が溜まり込むことを防止し、常時各圧縮機内に溜まり込
む冷凍機油量を最大油面以下とし、また複数台の内の一
部が停止している圧縮機の吸入側配管内に冷凍機油が溜
まり込むのをなくして各圧縮機への冷凍機油の分配を均
等化し、さらに複数台の内の一部が停止している圧縮機
を始動させる際に、他の運転中の圧縮機を停止もしくは
能力を低下させることなく、停止中の圧縮機を始動して
スムーズな負荷追随が可能となる空気調和機を提供する
ことを目的とするものである。
に、請求項1に記載の技術的手段による本発明の空気調
和機は、密閉容器内に吐出圧力が作用する高圧チャンバ
方式の複数台並列に接続された圧縮機と、室外側熱交換
器と、減圧装置と、室内側熱交換器と、アキュムレータ
とを冷媒流路を介して環状に接続して冷凍サイクルを形
成するとともに、一端が前記各圧縮機の給油限界油面と
最大油面の間の所定の高さで前記各密閉容器内に連通
し、他端が前記各圧縮機の吸入側配管に連通し、かつ、
両端の途中に集合部を設け、前記各圧縮機と前記集合部
との間に絞り装置を有する油回収回路を備えたものであ
る。
の空気調和機は、室内側の空調負荷に基づき、予め設定
した運転優先順位の高い圧縮機の運転を優先させて各圧
縮機の運転を制御する圧縮機運転制御装置と、室内側の
空調負荷を検知する室内負荷検知装置とを備え、密閉容
器内に吐出圧力が作用する高圧チャンバ方式の並列接続
した複数台の圧縮機のうちの少なくとも1台で、かつ、
前記運転優先順位の一番高い圧縮機を能力可変型圧縮機
とし、複数台の圧縮機と、室外側熱交換器と、減圧装置
と、室内側熱交換器と、アキュムレータとを冷媒流路を
介して環状に接続して冷凍サイクルを形成するととも
に、一端が前記能力可変型圧縮機以外の各圧縮機の給油
限界油面と最大油面との間の所定の高さで前記各密閉容
器内に連通し、他端が前記能力可変型圧縮機の吸入側配
管に連通し、かつ、両端の途中に絞り装置を有する油回
収回路、および、一端が前記能力可変型圧縮機の給油限
界油面と最大油面との間の所定の高さで前記密閉容器内
に連通し、他端が前記能力可変型圧縮機以外の各圧縮機
の吸入側配管に連通し、かつ、両端の途中に集合部を設
け、前記能力可変型圧縮機以外の各圧縮機の吸入側配管
と前記集合部の間に他の絞り装置を有する他の油回収回
路を備えたものである。
の空気調和機は、前記空気調和機の他の油回収回路にお
いて、能力可変型圧縮機と集合部との間に油溜めタンク
を備えたものである。
の空気調和機は、これまでに説明した空気調和機の油回
収回路において、各圧縮機の密閉容器に接続する配管の
一端は、各圧縮機の給油限界油面と最大油面との間で、
かつ、前記各圧縮機の密閉容器内の油溜め上方に設け、
吐出ガスから油を分離する油面仕切板の下方となる所定
の高さに設置し、かつ、前記油回収回路の一端は前記各
密閉容器内まで突出させたものである。
の空気調和機は、請求項2ないし4のいずれかに記載の
技術的手段による空気調和機において、アキュムレータ
と各圧縮機の吸入側配管とを連通する吸入主配管を備
え、運転優先順位の一番高い圧縮機の吸入側配管を前記
吸入主配管の冷媒流動方向の最下流部に接続したもので
ある。
の空気調和機は、これまでに説明したいずれかの空気調
和機において、吸入主配管と各圧縮機の吸入側配管との
接続部に対し、冷媒流動方向の上流部の前記吸入主配管
の管内側壁面に突起を設けたものである。
の空気調和機は、請求項1ないし4のいずれかに説明し
た空気調和機において、吸入主配管と各圧縮機の吸入側
配管との間に、前記吸入主配管内の冷媒、および油を撹
拌させる撹拌タンクを備え、前記吸入主配管の一端は前
記撹拌タンク側壁面の略接線方向に、かつ、略水平方向
となるように接続し、前記各圧縮機の吸入側配管の一端
は前記撹拌タンクの上面より接続したものである。
の空気調和機は、上記のいずれかに説明した空気調和機
において、吸入主配管は、各圧縮機の密閉容器と各圧縮
機の吸入側配管との接続位置よりも下方に、かつ、略水
平方向に設置し、前記各圧縮機の吸入側配管の前記吸入
主配管側の一端に、前記吸入主配管に対して略垂直上方
方向に延伸した配管延伸部を設け、油回収回路の各圧縮
機の吸入側配管側の一端は前記配管延伸部に接続し、か
つ、その接続部が前記各圧縮機の密閉容器と前記各圧縮
機の吸入側配管との接続位置よりも下方となるように配
置したものである。
の空気調和機は、請求項2ないし8のいずれかに説明し
た空気調和機において、室内側の空調負荷に基づき、予
め設定した運転優先順位の高い圧縮機の運転を優先させ
て各圧縮機の運転を制御する圧縮機運転制御装置と、室
内側の空調負荷を検知する室内負荷検知装置と、運転優
先順位の一番高い圧縮機以外の各圧縮機の吐出側配管に
設置した逆止弁とを備えたものである。
明の空気調和機は、請求項2ないし9のいずれかに説明
した空気調和機において、室内側の空調負荷に基づき、
予め設定した運転優先順位の高い圧縮機の運転を優先さ
せて各圧縮機の運転を制御する圧縮機運転制御装置と、
室内側の空調負荷を検知する室内負荷検知装置と、運転
優先順位の一番高い圧縮機以外の各圧縮機の吐出側配管
に設置した逆止弁と、開閉弁を介して前記各逆止弁の冷
媒流動方向上流側と下流側とをバイパスさせるバイパス
回路と、前記圧縮機運転制御装置により運転していた圧
縮機が停止したことを検知した場合に前記停止した圧縮
機のバイパス回路の開閉弁を所定時間だけ開くバイパス
制御装置とを備えたものである。
は、各圧縮機と各圧縮機の吸入側配管とを連通する油回
収回路を備えているので、複数台の圧縮機が全て運転し
ている場合、複数台の圧縮機の一部が停止している場合
においても、各々の圧縮機内の冷凍機油レベルを極端に
偏ることなく調整することができる。
側配管とを連通する油回収回路を備えているので、複数
台の圧縮機が全て運転している場合、複数台の圧縮機の
一部が停止している場合においても、各々の圧縮機内の
冷凍機油レベルが極端に偏ることなく調整することがで
き、さらに、運転優先順位が高く能力可変であるため、
油面高さの変動が最も大きくなる圧縮機に、他の圧縮機
の余剰冷凍機油を優先的に供給させ、油面高さを短時間
で複数台の圧縮機の油面高さの均一化を可能とすること
ができる。
凍サイクル内に溜まり込んでいた冷凍機油量が減少し
て、急激に余剰冷凍機油が各圧縮機の密閉容器内に戻っ
た場合、油溜めタンク内に冷凍機油を溜め込むことがで
き、圧縮機密閉容器内部の冷凍機油レベルを最大油面以
下に抑えて、圧縮機能力を低下させず運転することがで
きる。
油を分離する油面仕切板下方の圧縮機密閉容器内部まで
突出させているので、圧縮機密閉容器内部の冷凍機油が
所定レベルまで溜まる以前に、冷凍機油を圧縮機密閉容
器外部に流出させることがないため、圧縮機密閉容器内
部の冷凍機油を、確実に所定レベル以上に溜め込むこと
ができる。
入側配管を、吸入主配管の冷媒流動方向の最下流部に接
続することにより、複数台の圧縮機の一部が停止してい
る場合、アキュムレータから流れてきた冷凍機油が停止
中圧縮機の吸入側配管に溜まり込むことを防止し、停止
中圧縮機の始動時に油圧縮を起こすことを防止すること
ができる。
けることにより、吸入主配管の管内壁面を伝い流れる冷
凍機油が、管内壁面全体を均一に流された結果、各圧縮
機の吸入ガス量比に応じて、各圧縮機に流入する冷凍機
油量をほぼ均等化し、各圧縮機の冷凍機油レベルの格差
が生じるのを低減することができる。
との間に、冷媒および油を撹拌させる撹拌タンクを備え
ることにより、各圧縮機の吸入ガス量比に応じて、各圧
縮機に流入する冷凍機油量を均等化し、各圧縮機の冷凍
機油レベルの格差が生じるのを低減することができる。
各圧縮機の吸入側配管との接続位置よりも下方にするこ
とにより、複数台の圧縮機の一部が停止している場合、
油回収回路を介して各圧縮機の吸入側配管に流れて出た
冷凍機油が、停止中圧縮機の吸入側配管に溜まり込むこ
とを防止し、停止中圧縮機の始動時に油圧縮を起こすこ
とを防止することができる。
の各圧縮機の吐出側配管に逆止弁を備えることにより、
複数台の内の一部が停止している圧縮機を始動させる際
に、他の運転中圧縮機を停止もしくは能力を低下させる
ことなく、停止中の圧縮機を始動でき、スムーズな負荷
追随を可能とすることができる。
動方向上流側と下流側とをバイパスさせるバイパス回路
を備えることにより、スムーズな負荷追随を可能とした
上で、複数台の圧縮機の一部が停止している場合、各々
の圧縮機内の冷凍機油レベルを極端に偏ることなく調整
することができる。
例について、図1を参照しながら説明する。なお、従来
と同一の構成については、同一符号を付して詳細な説明
を省略する。
気調和機の冷凍サイクル図である。図1において、1
0,11,12は圧縮機、13は圧縮機10の第1油回
収路、14は圧縮機11の第2油回収路、15は圧縮機
12の第3油回収路、16,17,18は第1、第2、
第3油回収路13,14,15のそれぞれの途中に配設
された絞り装置、19は第1、第2、第3油回収路1
3,14,15を集合する油回収集合配管である。
吸入側配管、21は吸入主配管6から圧縮機11へ至る
吸入側配管、22は吸入主配管6から圧縮機12へ至る
吸入側配管、23は油回収集合配管19から圧縮機10
の吸入側配管20に連通する油配分路、24は油回収集
合配管19から圧縮機11の吸入側配管21に連通する
油配分路、25は油回収集合配管19から圧縮機12の
吸入側配管22に連通する油配分路である。なお、これ
ら油配分路23,24,25はそれぞれ流路抵抗が等し
くなるように設計されている。
4,15と、第1、第2、第3油回収路13,14,1
5を集合する油回収集合配管19と、圧縮機10,1
1,12の吸入配管となる吸入側配管20,21,22
へ連通する油配分路23,24,25とから構成される
油回収回路である。
5は一端がそれぞれ圧縮機10,11,12の限界油面
と最大油面の間の所定の高さで圧縮機密閉容器内に連通
し、他端は油回収集合配管19に連通している。
14,15を圧縮機10、圧縮機11、圧縮機12の密
閉容器内に連通させる所定の高さとしては、各々の給油
限界油面高さに対し、運転中の変動分を余裕として上乗
せした高さとし、通常、圧縮機には十分に余裕をもって
冷凍機油が封入されているので、その最大油面高さより
は低い位置とする。また、絞り装置16,17,18は
圧縮機10、圧縮機11、圧縮機12の運転中、各々の
密閉容器内を高圧に保持するためのものである。
て、以下その動作を説明する。圧縮機10,11,12
はガス冷媒を吸入し、圧縮して密閉容器内に高温、高圧
のガス冷媒として吐出する。このとき、圧縮機10,1
1,12の機械部分の潤滑摺動を良好に行う為の冷凍機
油も同時に密閉容器内に吐出され、一部は冷媒と一緒に
冷凍サイクル内へ吐出される。
れとともに冷凍サイクルを循環して、アキュムレータ5
に戻り、さらにアキュムレータ5から吸入主配管6、吸
入側配管20,21,22を経てそれぞれの圧縮機1
0,11,12へ戻ることになる。
機油の圧縮機10,11,12への戻り方は、それぞれ
の圧縮機10,11,12の吸入側配管20,21,2
2の長さや、吸入主配管6との位置関係により当然のこ
とながら差が生じる可能性がある。
は高くなり、戻る量の少ない圧縮機の油面は下がること
となる。
ており、それぞれの密閉容器内に十分冷凍機油がある
(第1、第2、第3油回収路13,14,15の連通口
よりも油面が高い状態)場合には、自身の密閉容器内は
冷凍サイクルの高圧と略等しいので、それぞれの密閉容
器内の冷凍機油は第1、第2、第3油回収路13,1
4,15を通じて油回収集合配管19へ移動し、油配分
路23,24,25を通じてそれぞれの圧縮機10,1
1,12の吸入側配管20,21,22へ導かれて圧縮
機10,11,12に戻り、それぞれの密閉容器内には
十分な油面高さが維持されることになる。
な動きの中で、例えば、圧縮機10の油面高さが十分で
ない(第1油回収路13の連通口よりも油面が低い状
態)状態で、圧縮機11,12の油面高さが十分ある状
態を仮定する。すなわち、サイクル内へ流出した冷凍機
油の循環の過程で、圧縮機10,11,12への油の戻
り方に差が生じた場合を仮定する。
3への油の持ち出しはなくなり、圧縮機11,12から
第2、第3油回収路14,15へ油は供給され、油回収
集合配管19へ供給されることになる。
配分路23,24,25の流路抵抗に応じて配分されて
各圧縮機の吸入側配管20,21,22に供給される。
すると同時に配分された油を吸入することで、圧縮機1
0の油面高さは上昇し、十分な状態に修正する方向に働
き、圧縮機11,12の油面高さは徐々に下降し、適正
な油面高さに修正する方向に働くことで、圧縮機10,
11,12のそれぞれの油面高さが適切な高さを常に維
持する動作が繰り返され、各圧縮機10,11,12の
油面高さの偏りを防止できる。
い場合は、油配分路23,24,25の流路抵抗を等し
く設計し、配分される油は3等分されることになる。
なる場合は、圧縮機の容量が大きいほど吸入ガスの量も
多くなるため、吸入側配管への吸引力も強くなる。
路23,24,25へ供給される油の量は、それぞれの
圧縮機の容量に応じて配分されることになるため、容量
の異なる圧縮機にも適用できることは明らかである。
面が十分でない場合の動作についても、上記説明と同様
である。
少し、例えば減圧装置8c,8dが全閉となって圧縮機
10,11が停止し、圧縮機12のみを運転継続とした
能力制御運転に入った場合には、圧縮機12の吐出した
高圧のガス冷媒は、室外側熱交換器4へ流れる一方で、
停止している圧縮機10,11の密閉容器内へ逆流す
る。
は高圧に保持され、容器内の冷凍機油は油面の高さが第
1、第2油回収路13,14が接続された高さになるま
で、第1、第2油回収路13,14、吸入側配管20,
21を経て吸入主配管6を通り圧縮機12に回収される
ことになる。
端が圧縮機10,11,12の給油限界油面と最大油面
の間の所定の高さで圧縮機密閉容器内に連通し、他端が
圧縮機10,11,12の吸入側配管20,21,22
に連通し、かつ、他端の途中に集合部となる油回収集合
配管19を設け、圧縮機10,11,12と油回収集合
配管19の間に絞り装置16,17,18を有する油回
収回路26を備えているため、3台の圧縮機10,1
1,12の運転中はもちろん、1台が運転、2台が停
止、あるいは2台が運転、1台が停止しているといった
場合にも圧縮機10,11,12の冷凍機油レベルが極
端に偏ることなく調整することができる。
収路13,14,15の集合部分の油回収集合配管19
から各吸入側配管20,21,22の油配分路23,2
4,25に通常の配管を使用し、流路抵抗を均等化する
仕様としたが、ディストリビュータとの組み合わせなど
も考えられる。
施例について、図2を参照しながら説明する。
気調和機の冷凍サイクル図である。図2において、27
は能力可変型圧縮機で、例えばインバータ等により、回
転数をリニアに変化させることで、能力の制御を行える
圧縮機である。
装置16,17が配設された第1、第2油回収路13,
14と、第1、第2油回収路13,14を集合して能力
可変型圧縮機27の吸入側配管22に連通する油回収集
合配管19とから構成されている。
5と、第1、第2油配分路23,24と、圧縮機10,
11の吸入側配管20,21とから構成されている。
吸入側配管20に連通する第1油配分路23と、圧縮機
11の吸入側配管21に連通する第2油配分路24と
に、第2絞り装置18a,18bを介して連通してい
る。
定した運転優先順位の高い圧縮機の運転を優先させて各
圧縮機の運転を制御する圧縮機運転制御装置で、室内側
の空調負荷検知装置(図示せず)の検知する空調負荷の
大小に応じて圧縮機の運転台数を調整する装置である。
する必要があると判断した場合、例えば、リモコンなど
によって暖房運転を開始する指令があった場合には、必
ず運転優先順位の最も高い能力可変型圧縮機27から運
転を開始し、さらに圧縮機を追加する必要があれば、圧
縮機10,11を適宜追加運転し、逆に、空調負荷が減
少して、圧縮機を停止させる場合は、圧縮機10,11
をまず停止させ、能力可変型圧縮機27は一番最後に停
止させる動作をする。
るために、一定の空調負荷までは能力可変型圧縮機27
が対応し、この能力可変型圧縮機27の最大能力以上の
空調負荷時には、圧縮機10または圧縮機11のどちら
か一方と、能力可変型圧縮機27の2台が運転できるよ
うにしている。さらに空調負荷が大きくなれば、圧縮機
10,11および能力可変型圧縮機27の3台を運転す
ることで、能力可変型圧縮機27の最低能力に相当する
空調負荷から、圧縮機10,11と能力可変型圧縮機2
7の最大能力の合計能力に相当する空調負荷までの間を
リニアに対応することを可能としたものである。
圧力の高低を検知して、冷房負荷の大小を判断し、冷凍
サイクルの高圧圧力の高低を検知して、暖房負荷の大小
を判断するものである。これは、冷房負荷に対して、圧
縮機の容量が過小であれば冷凍サイクルの低圧圧力は上
がり、逆に圧縮機の容量が過大の場合は、冷凍サイクル
の低圧圧力は下がるからである。
暖房負荷に対して、圧縮機の容量が過小であれば、サイ
クルの高圧圧力は下がり、逆に圧縮機の容量が過大とな
れば、サイクルの高圧圧力が上がることから一般的に空
調負荷の検知手段として広く使われているものである。
て、以下その動作を説明する。能力可変型圧縮機27は
圧縮機運転制御装置30により、室内機側の空調負荷に
応じて、最大能力運転から最低能力運転の間をリニアに
可変しながら運転している。
せる圧縮機の冷凍機油の吐出量は、回転数が高いほど多
く、逆に回転数が低いほど少なくなるため、回転数をリ
ニアに可変する能力可変型圧縮機27の油面高さの変動
は、その他の圧縮機10,11に比べて大きくなる。
大と検知し、その結果、圧縮機運転制御装置30の判断
により、全ての圧縮機が運転し、その中で能力可変型圧
縮機27が最大能力で運転している場合は、能力可変型
圧縮機27の密閉容器内の油面が低下する。これは、能
力可変型圧縮機27が最大運転のため、冷凍機油の吐出
量が多くなるためである。
の第1、第2油回収路13,14の接続部よりも上部に
ある冷凍機油は、冷凍システムの高圧圧力により、第
1、第2油回収路13,14、油回収集合配管19を経
て、能力可変型圧縮機27の吸入側配管22に供給され
るため、能力可変型圧縮機27は2台の圧縮機10,1
1の余剰冷凍機油を回収することになり、能力可変型圧
縮機27が最大運転時でも、密閉容器内の油面高さを確
保できる。
らか一方が停止している場合には、停止している圧縮機
の余剰冷凍機油は、上記したと同様の動作により、能力
可変型圧縮機27の冷凍機油として使用することが可能
となり、能力可変型圧縮機27が最大運転時でも密閉容
器内の油面高さの確保がさらに容易となる。
運転している時には、他の圧縮機10,11に比べ、冷
凍機油の吐出量が少なくなるため、能力可変型圧縮機2
7の油面高さは他の圧縮機10,11の油面高さに比べ
て高くなる。
力可変型圧縮機27の余剰冷凍機油が他の圧縮機10,
11に配分され、圧縮機10,11と、能力可変型圧縮
機27の油面高さを均等化する方向に動作することにな
る。
凍機油は、第3油回収路15の絞り装置18a、第1油
配分路23、吸入側配管20を経て、圧縮機10に供給
されるとともに、同じく第3油回収路15の絞り装置1
8b、第2油配分路24、吸入側配管21を経て、圧縮
機11に供給されるため、能力可変型圧縮機27の油面
高さが低くなるとともに、圧縮機10,11の油面高さ
が高くなることで、全体の油面高さのバランスを一定に
保つことが可能となる。
8c,8dが全閉となり、圧縮機運転制御装置30が圧
縮機10,11を停止し、能力可変型圧縮機27のみの
運転を継続すると判断して、能力制御運転に入った場合
にも、能力可変型圧縮機27の吐出した高圧のガス冷媒
は、室外側熱交換器4へ流れる一方で、停止している圧
縮機10,11の密閉容器内へも逆流する。
は高圧を保持され、容器内の冷凍機油は油面の高さが第
1、第2油回収路13,14の接続された高さになるま
で、第1、第2油回収路13,14、油回収集合配管1
9を経て能力可変型圧縮機27の吸入側配管22を通
り、能力可変型圧縮機27に回収されることになる。
能な冷凍機油の絶対量が増加し、能力可変型圧縮機27
の1台だけの最大運転時にも必要油面の確保が容易に実
現できることになる。
内側の空調負荷に基づき、予め設定した運転優先順位の
高い圧縮機の運転を優先させて各圧縮機の運転を制御す
る圧縮機運転制御装置30と、室内側の空調負荷を検出
する室内負荷検知装置とを備え、密閉容器内に吐出圧力
が作用する高圧チャンバ方式の複数台の圧縮機のうち、
少なくとも1台を能力可変型圧縮機とし、かつ、運転の
優先順位を設定して運転優先順位の一番高い圧縮機を能
力可変型圧縮機27とし、並列に接続された圧縮機1
0,11と、室外側熱交換器4と、減圧装置8a,8
b,8c,8dと、室内側熱交換器9a,9b,9c,
9dと、アキュムレータ5とを冷媒流路を介して環状に
接続して冷凍サイクルを形成している。そして一端が能
力可変型圧縮機27以外の圧縮機10,11の給油限界
油面と最大油面の間の所定の高さで密閉容器内に連通
し、他端が能力可変型圧縮機27の吸入側配管22に連
通し、かつ、両端の途中に第1絞り装置16,17を有
する第1油回収回路28、および、一端が能力可変型圧
縮機27の給油限界油面と最大油面の間の所定の高さで
密閉容器内に連通し、他端が能力可変型圧縮機27以外
の圧縮機10,11の吸入側配管20,21に連通し、
かつ、両端の途中に集合部となる油回収集合配管19を
設け、能力可変型圧縮機27以外の圧縮機10,11の
吸入側配管20,21と油回収集合配管19の間に第2
絞り装置18a,18bを有する第2油回収回路29を
備えている。したがって、3台の圧縮機10,11およ
び能力可変型圧縮機27の運転中はもちろん、1台が運
転2台が停止、または2台が運転1台が停止といった場
合にも各々の圧縮機内の冷凍機油レベルが極端に偏るこ
となく調整することができる。
可変型圧縮機27に、他の圧縮機の余剰冷凍機油を優先
的に供給することができるため、能力可変型圧縮機27
の油面高さを短時間で復帰させることができ、3台の圧
縮機の油面高さの均一化を可能としたものである。
施例について、図3を参照しながら説明する。
気調和機の冷凍サイクル図である。図3において、第2
の実施例と異なるのは、第3油回収路15の途中で、能
力可変型圧縮機27と、第2絞り装置18a,18bと
の間に油溜めタンク31を配設し、第2油回収回路29
を構成している点である。
て、以下その動作を説明する。ここで、第2の実施例の
動作と異なるのは、能力可変型圧縮機27に連通した第
3油回収路15から流出した冷凍機油を油溜めタンク3
1に一旦溜める点である。
機油量は、機器が設置される各環境条件および室内ユニ
ットの各運転状態においても不足しない十分な量であ
る。
トの運転状態によっては、冷凍サイクル内に溜まり込む
冷凍機油量が減少し、余剰冷凍機油が圧縮機10,1
1,27に戻って圧縮機密閉容器内部に溜まり込み、圧
縮機密閉容器内部の冷凍機油面が最大油面を越える場合
がある。
が停止し、減圧装置8a,8b,8cが閉止された場合
で、圧縮機運転制御装置30の判断により、圧縮機1
0,11が停止、さらに能力可変型圧縮機27が最低能
力の運転となった場合を仮定する。
量が少ないため、冷媒の流速は遅くなり、システム内へ
吐出された冷凍機油は循環しにくく、すなわち、室内機
への接続配管や、室外側熱交換器といった冷凍部品に付
着し、滞留してしまうことになる。
の密閉容器内の余剰冷凍機油は第2の実施例で説明した
ように能力可変型圧縮機27に回収され、能力可変型圧
縮機27の適正油面を確保することになる。
がさらに1台運転されれば、減圧装置8aが開き、シス
テムを循環する冷媒量も増加し、室内機への接続配管
や、室外側熱交換器といった冷凍部品に付着して、滞留
していた冷凍機油が循環し始めた場合や、さらには、冷
凍サイクル内に溜まり込んだ冷凍機油を各圧縮機に戻す
ために、減圧装置8a,8b,8c,8dを強制的に全
開とする制御運転を行った場合には、停止している圧縮
機10,11の余剰冷凍機油の供給を受けて適正油面を
確保していた能力可変型圧縮機27の油面が異常に高く
なってくる。このとき、冷凍サイクル内から余分に戻っ
てきた冷凍機油は、能力可変型圧縮機27の第3油回収
路15を経て、油溜めタンク31に供給されるため、余
剰冷凍機油を一時的に油溜めタンク31に溜め込むこと
ができ、能力可変型圧縮機27の冷凍機油の油面高さを
所定値に保つことができ、能力可変型圧縮機27の圧縮
機能力の低下を防止することができる。
2油回収回路29において、第3油回収路15の途中
で、能力可変型圧縮機27と第2絞り装置18a,18
bの間に油溜めタンク31を備えているので、過剰に冷
凍機油が戻ってきた場合でも、余剰冷凍機油を一時的に
油溜めタンク31に溜め込むことができ、また能力可変
型圧縮機27の冷凍機油の油面高さを最大油面以下に保
つことができて能力可変型圧縮機27の圧縮機能力の低
下を防止することができる。
施例について、図4を参照しながら説明する。
気調和機の圧縮機密閉容器内部の構造を示す断面図で、
ここでは、第1の実施例の圧縮機10を例に説明する。
は、油回収回路26において、圧縮機10に吐出側配管
32を設け、油回収路13の一端は、吐出ガスから油を
分離する油面仕切板33より下方で、かつ圧縮機10の
密閉容器34内の給油限界油面と最大油面との間に設置
し、密閉容器34内まで突出させた点である。
縮機の機械部へ給油するために必要な最低下限となる給
油限界油面を示し、油面仕切板33は、密閉容器34の
内部の油溜め35の上方に設けられて、密閉容器34内
部の吐出ガス冷媒と、冷凍機油とを分離するものであ
る。
て、以下その動作を説明する。ここで、第1の実施例の
動作と異なるのは、圧縮機10の吐出ガスが、一旦密閉
容器34内に冷凍機油を含んだ高温高圧のガスとして吐
出され、吐出されたガスが油面仕切板33により冷媒と
冷凍機油に分離され、分離されて所定レベル以上に油溜
め35に溜められた冷凍機油は、密閉容器34内まで突
出させた油回収路13を介して流出する点である。
容器34内に冷凍機油を含んだ高温高圧のガスとして吐
出され、密閉容器34内の壁面、モータ、機械部等に接
触することで、冷凍機油が分離され、壁面を伝って落下
したり、モータ、機械部等から直接滴下する。
さらに滴下して、油溜め35に溜められる。
高さが、第1油回収路13の一端よりも低く、第1油回
収路13の一端が密閉容器34の内壁面と同一面に接続
されている場合、壁面を伝って落下してくる冷凍機油
は、途中で、第1油回収路13に吸引され、密閉容器の
外へ持ち出されることになり、油が所定の油面高さまで
溜まらず、給油限界油面x以下に下がることが予想され
る。
容器34の内部に連通する第1油回収路13は、圧縮機
10の給油限界油面xより上方で、油面仕切板33より
下方の所定の高さに設置し、かつ、第1油回収路13の
一端は密閉容器34の内壁面から所定長さだけ突出させ
る構成としているため、第1油回収路13を通じて密閉
容器34の壁面を流れる冷凍機油は、第1油回収路13
の開口端に直接触れないので、この開口端から吸引され
て外部に流出することはない。
1油回収路13において、密閉容器34に接続する配管
の一端は、各圧縮機の給油限界油面xと吐出ガス中の油
を分離する油面仕切板33との間の所定の高さに設置
し、かつ、第1油回収路の一端は各密閉容器内まで突出
させているので、油面高さが第1油回収路13の接続部
以下の場合でも、密閉容器34の内壁面を伝う冷凍機油
を外部へ流出することがなく、所定の油面高さに保つこ
とができ、冷凍機油切れによる圧縮機の焼き付け損傷を
確実に防止することができる。
施例について、図5を参照しながら説明する。
気調和機の冷凍サイクル図で、第2の実施例を例に説明
する。
は、アキュムレータ5と各圧縮機の吸入側配管20,2
1,22とを連通する吸入主配管6を備え、運転優先順
位の一番高い圧縮機27aの吸入側配管22を吸入主配
管6の冷媒流動方向の最下流部に接続した点である。
て、以下その動作を説明する。ここで、第5の実施例の
動作は、第2の実施例の動作と略同一となるため、詳細
な説明は省略する。
7aは、圧縮機運転制御装置30の判断により、室内機
が運転されている場合は常時運転されるが、圧縮機1
0,11は室内機の空調負荷の大小により適宜運転また
は停止を繰り返している。
11および、圧縮機27aが運転されている場合は、ア
キュムレータ5から循環するガス冷媒と、冷凍サイクル
を循環して戻ってきた冷凍機油は、吸入主配管6からそ
れぞれ吸入側配管20,21,22に分岐され、第1油
回収回路28、第2油回収回路29から供給される冷凍
機油とともに、それぞれの圧縮機密閉容器内に吸入され
て吸入主配管6、吸入側配管20,21,22に滞留す
ることはない。しかし空調負荷が小さくなり、例えば圧
縮機10,11が停止した場合は、第2油回収回路29
から圧縮機10,11の吸入側配管20,21に供給さ
れる冷凍機油は、圧縮機10,11に吸引されなくなる
ため、吸入側配管20,21に滞留することになる。
て、圧縮機10または圧縮機11を再度運転する場合
は、吸入側配管20または吸入側配管21に溜まった冷
凍機油を一時的に吸入することとなり、油圧縮により、
圧縮機を損傷してしまうという問題がある。
も高い圧縮機27aの吸入側配管22を、吸入主配管6
の冷媒流動方向の最下流に接続しているため、圧縮機1
0,11が停止して第2油回収回路29から圧縮機1
0,11の吸入側配管20,21に供給される冷凍機油
が、圧縮機10,11に吸引されなくなっても、吸入側
配管20,21に供給された冷凍機油は、第1圧縮機2
7の吸引の効果で、一旦吸入主配管6に戻され、吸入側
配管22を経て圧縮機27aに吸入されることになる。
停止していても、それぞれの吸入側配管20,21に冷
凍機油が滞留することがなく、空調負荷の増加で、圧縮
機10,11の再運転時にも、油圧縮することを防止で
きることとなる。
縮機の吸入側配管を、吸入主配管の冷媒流動方向の最下
流部に接続しているので、複数台の圧縮機の一部が停止
している場合でも、アキュムレータから流れてきた冷凍
機油が停止中の圧縮機の吸入側配管に溜まり込むことを
防止し、停止中の圧縮機の再運転時に油圧縮を起こすこ
とを防止することができる。
施例について、図6を参照しながら説明する。
機における圧縮機の吸入側配管の要部詳細図であり、第
1の実施例を例に説明する。
は、アキュムレータ5から出た吸入主配管6と、各圧縮
機10,11,12の吸入側配管20,21,22との
接続部より、冷媒流動方向上流側の吸入主配管6の管内
側壁面に、冷媒流れ方向に対し略垂直にリング状の突起
36を設けた点である。
て、以下その動作を説明する。ここで、第6の実施例の
動作は、第1の実施例の動作と略同一となるため、詳細
な説明は省略する。
10,11,12から吐出され室内機を通りアキュムレ
ータ5から吸入主配管6を経て、圧縮機10,11,1
2へ戻るが、この時、吸入主配管6の内部を高速で流れ
る冷媒と低速で流れる冷凍機油との境界面に発生し、冷
凍機油推進力となるせん断力の作用方向が、通常は冷媒
の流れ方向に働くのを、吸入主配管6の内壁面に冷媒流
れ方向に対し略垂直にリング状の突起36を設けること
により、このリング状の突起36が冷凍機油の冷媒流れ
方向への流動抵抗となり、冷媒流れ方向に対して略垂直
方向にもせん断力が働くようになる。よって、吸入主配
管6管内の一部を不均一に流れる冷凍機油が、リング状
の突起36に衝突し、冷凍機油に働くせん断力の方向
が、突起36の形状と同一の冷媒流れ方向に対し略垂直
にも働くこととなり、リング状の突起36の全体を冷凍
機油で覆い、冷媒の流れの上流側の突起壁面にせきとめ
られた冷凍機油が突起高さ以上に溜められてはじめて冷
媒流れ方向に流れ出すため、吸入主配管6管内の一部を
不均一に流れる冷凍機油がいちはやく管内全体を均一に
流れるようになる。よって、各圧縮機10,11,12
に流入する冷凍機油量のアンバランスを低減し、圧縮機
10,11,12の冷凍機油レベルの格差を低減するこ
とができる。
36は、吸入主配管6の冷媒流れ方向の断面積を大きく
塞ぐものではないため、冷媒抵抗となることはなく、よ
って、空気調和機の能力に影響を与えることもない。
0,11,12の吸入側配管20,21,22は、吸入
主配管6に突き出す構造でないため、冷凍機油が圧縮機
10,11,12の吸入側配管20,21,22に流れ
出すことを阻害することはない。
施例について、図7を参照しながら説明する。
機における圧縮機の吸入側配管の要部詳細図であり、第
1の実施例を例に説明する。
は、アキュムレータ5に連通する吸入主配管6と、圧縮
機10,11,12の吸入側配管20,21,22との
間に冷媒と冷凍機油とを撹拌させる撹拌タンク37を備
え、吸入主配管6の一端を撹拌タンク37の側壁面の接
線方向に略水平となるように接続し、圧縮機10,1
1,12の吸入側配管20,21,22の一端を撹拌タ
ンク37の上部に接続した点である。
て、以下その動作を説明する。ここで、第7の実施例の
動作は、第1の実施例の動作と略同一となるため、詳細
な説明は省略する。
10,11,12から吐出されて室内機を通り、アキュ
ムレータ5を出て吸入主配管6を経て圧縮機10,1
1,12へ戻るが、この時、吸入主配管6の内部を高速
で流れる冷媒と低速で流れる冷凍機油との境界面に発生
し、冷凍機油推進力となるせん断力を受けながら、冷凍
機油は管内壁面を伝い流れる。
37の側壁面の接線方向に略水平となるように接続する
ことにより、撹拌タンク37の内部に流入した冷媒は、
撹拌タンク37内部を旋回して流れるため、撹拌タンク
37の内部に流入した冷凍機油も同様に撹拌タンク37
の内部を旋回して伝い流れる。また各圧縮機10,1
1,12の吸入側配管20,21,22を撹拌タンク3
7の上部に接続することにより、各圧縮機10,11,
12の吸入側配管20,21,22により冷媒が吸い取
られる結果、撹拌タンク37の内部の冷媒流れは、撹拌
タンク37内部に流入したときの旋回流を保持したまま
撹拌タンク37の上部へ向かう方向性を有した流れとな
る。
油の流れも撹拌タンク37の内部を旋回しながら撹拌タ
ンク37の上部に引き寄せられ、各圧縮機10,11,
12の吸入側配管20,21,22に至る流れとなる。
圧縮機10,11,12の吸入側配管20,21,22
に至る冷凍機油は、撹拌タンク37の内壁面上を均一に
流れるため、各圧縮機10,11,12へ流入する冷凍
機油量が等しくなり、各圧縮機10,11,12の冷凍
機油レベルに格差が生じるのを低減することができる。
も、停止した圧縮機10の吸入側配管20に冷凍機油を
含んだ冷媒が溜まり込むことがなく、始動時の液圧縮の
問題もなくなる。
各圧縮機10,11,12の吸入側配管20,21,2
2は、撹拌タンク37の内部に突き出す構造でないた
め、冷凍機油が吸入主配管6から各圧縮機10,11,
12の吸入側配管20,21,22に流れ出すことを阻
害することはない。
施例について、図8を参照しながら説明する。
機における圧縮機の吸入側配管の要部詳細図であり、第
1の実施例を例に説明する。
は、吸入主配管6は、各圧縮機10,11,12の密閉
容器と各圧縮機10,11,12の吸入側配管20,2
1,22との接続位置よりも下方で、かつ、略水平方向
に設置している。また各圧縮機10,11,12の吸入
側配管20,21,22の吸入主配管6側の一端に、吸
入主配管6に対して略垂直に上方方向に延伸した吸入側
配管延伸部20a,21a,22aを設け、油回収回路
26における各圧縮機10,11,12の吸入側配管2
0,21,22側の一端は配管延伸部20a,21a,
22aに接続し、かつ、その接続部が各圧縮機10,1
1,12の密閉容器と各圧縮機の吸入側配管20,2
1,22との接続位置よりも下方となるように配置して
いる。
て、以下その動作を説明する。ここで、第8の実施例の
動作は、第1の実施例の動作と略同一となるため、詳細
な説明は省略する。
機10,11,12から吐出されて室内機を通り、アキ
ュムレータ5を出て吸入主配管6を経て各圧縮機10,
11,12へ戻るが、かりに、複数台の圧縮機10,1
1,12の中で一部の圧縮機10が停止した場合におい
ても、油回収路13,14,15を通して停止した圧縮
機10の吸入側配管20内に流れ込む冷凍機油は、停止
中の圧縮機10への冷媒流れがないため、冷媒から冷凍
機油に力が作用しない結果、停止している圧縮機10へ
引き寄せられることがなく、吸入側配管20内を伝って
吸入主配管6に流れ込み、運転中の圧縮機11,12へ
と吸い込まれる。よって、停止中の圧縮機10の吸入側
配管20に冷凍機油が溜まり込むことなく、停止してい
る圧縮機10の始動時の液圧縮についても問題がない。
1台と仮定したが、圧縮機が2台の場合にも同じ動作を
行い同じ効果が得られる。
施例について、図9を参照しながら説明する。
気調和機の冷凍サイクル図であり、第2の実施例を例に
説明する。
は、室内側の空調負荷に基づき、予め設定した運転優先
順位の高い圧縮機の運転を優先させて各圧縮機の運転を
制御する圧縮機運転制御装置30と、室内側の空調負荷
を検知する室内負荷検知装置と、運転優先順位の一番高
い圧縮機27以外の圧縮機10,11の吐出側配管に設
置した逆止弁38,39とを備えた点である。
て、以下その動作を説明する。ここで、第9の実施例の
動作は、第2の実施例の動作を略同一となるため、詳細
な説明は省略する。
少し、例えば減圧装置8b,8c,8dが全閉となり、
圧縮機10,11を停止し、圧縮機27を運転継続とす
る能力制御運転に入った場合、圧縮機27の吐出ガスは
圧縮機10,11の吐出配管側に逆流し、圧縮機10,
11の密閉容器内に凝縮し、液冷媒となって滞留するこ
とになる。
サイクルに循環する冷媒量が不足し、快適な空調ができ
なくなるという問題が生じることになる。
先順位の一番高い圧縮機27以外の各圧縮機10,11
の吐出側配管に逆止弁38,39を備えているので、3
台の圧縮機が運転中に室内負荷が減少し、例えば減圧装
置8b,8c,8dが全閉となり、圧縮機10,11を
停止し、圧縮機27を運転継続とした能力制御運転に入
った場合、圧縮機27の吐出ガスは、圧縮機10,11
の吐出配管側に逆流することになるが、圧縮機10,1
1の吐出配管の途中に設けられた逆止弁38,39で冷
媒の逆流を防止することができる。
器内は、油回収路13,14により冷凍サイクルの低圧
となる吸入主配管6と連通しているため、停止した圧縮
機10,11の密閉容器内の圧力が冷凍サイクルの略低
圧と等しくなるまでは、内部の圧力に押される形で油回
収路13,14を介して冷凍機油が移動することにな
る。そして圧縮機10,11の密閉容器内がサイクルの
略低圧と等しい状態に保持されると、圧縮機10,11
の吸入側配管20,21と吐出側となる圧縮機10,1
1の密閉容器内は圧力的にバランス状態となる。
内負荷が増加し、例えば、減圧装置8b,8cが開きは
じめ、圧縮機10の運転を再開する必要が生じた場合
は、圧縮機10の吐出側および吸入側の圧力状態はバラ
ンスしているため、圧縮機27の運転を継続したままで
圧縮機10を始動させればよく、空気調和機の運転を中
断させることなく能力追加運転へと移行することができ
る。
内側の空調負荷に基づき、予め設定した運転優先順位の
高い圧縮機の運転を優先させて各圧縮機の運転を制御す
る圧縮機運転制御装置30と、室内側の空調負荷を検出
する室内負荷検知装置とを備えて、運転優先順位の一番
高い圧縮機27以外の圧縮機10,11の吐出配管に逆
止弁38,39をそれぞれ設けているので、圧縮機27
以外の圧縮機10,11の運転を停止した場合でも、運
転を継続する圧縮機27からの冷媒の逆流を防止し、密
閉容器内に冷媒が凝縮することがなくなるので、冷凍サ
イクルに必要なガス量が不足することを防止できる。さ
らに、停止時の圧縮機の密閉容器内の圧力は冷凍サイク
ルの略低圧に保持することができるため、室内負荷の上
昇に対し圧縮機の追加運転する場合に速やかに2台目の
圧縮機が始動でき、快適な空気調和をすることができ
る。
実施例について、図10を参照しながら説明する。
る空気調和機の冷凍サイクル図であり、第2の実施例を
例に説明する。
は、室内側の空調負荷に基づき、予め設定した運転優先
順位の高い圧縮機の運転を優先させて各圧縮機の運転を
制御する圧縮機運転制御装置30と、室内側の空調負荷
を検知する室内負荷検知装置と、運転優先順位の一番高
い圧縮機27以外の各圧縮機10,11の吐出側配管に
設置した逆止弁38,39と、開閉弁40,41を介し
て各逆止弁38,39の冷媒流動方向の上流側と下流側
とをバイパスさせるバイパス回路42,43と、圧縮機
運転制御装置30により運転していた圧縮機が停止した
ことを検知した場合に、停止した圧縮機のバイパス回路
の開閉弁を所定時間だけ開くバイパス制御装置44を備
えた点である。
て、以下その動作を説明する。ここで、第10の実施例
の動作は、第2の実施例の動作と略同一となるため、詳
細な説明は省略する。
減少した場合、例えば減圧装置8b,8c,8dが全閉
となり、圧縮機10,11が停止し、圧縮機27を運転
継続とした能力制御運転に入った場合に、圧縮機10,
11の冷凍機油の油面高さが高い状態、すなわち、3台
の圧縮機の油面高さのバランスが十分とれていない状態
で、圧縮機10,11が停止すると、逆止弁38,39
の働きで、圧縮機27の吐出圧力の影響は圧縮機10,
11の密閉容器内部に受けなくなる。
ていない圧縮機10,11の余剰冷凍機油は、絞り装置
16,17を経て圧縮機27に供給されるが、絞り装置
16,17の前後の圧力差が非常に小さいため、圧縮機
10,11の余剰冷凍機油を圧縮機27に供給するまで
の時間は多大を要することになる。
40,41を介して逆止弁38,39の冷媒流動方向の
上流側と下流側とを連通させるバイパス回路42,43
と、圧縮機が停止した場合に、停止した圧縮機のバイパ
ス回路42,43の開閉弁40,41を所定時間開とす
るバイパス制御装置44とを備えているので、3台の圧
縮機が運転中に室内負荷が減少し、例えば減圧装置8
b,8c,8dが全閉となり、圧縮機10,11を停止
し、圧縮機27を運転継続とした能力制御運転に入った
場合には、圧縮機10,11の冷凍機油の油面高さが高
い状態、すなわち、3台の圧縮機の油面高さのバランス
が十分とれていない状態で、圧縮機10,11が停止す
ると、バイパス制御装置44は、圧縮機10,11が停
止すると同時に、開閉弁40,41を所定時間開放す
る。
縮機27の吐出圧力の影響は圧縮機10,11の密閉容
器内部に所定時間受けることになり、絞り装置16,1
7前後の圧力差を十分維持できるため、十分に油面高さ
のバランスされていない圧縮機10,11の余剰冷凍機
油は、圧縮機27に短時間で供給されることになる。
転優先順位の一番高い圧縮機27以外の各圧縮機10,
11の吐出側配管に設置した逆止弁38,39と、開閉
弁40,41を介して各逆止弁の冷媒流動方向の上流側
と下流側とをバイパスさせるバイパス回路42,43
と、圧縮機運転制御装置30により運転していた圧縮機
が停止したことを検知した場合に停止した圧縮機のバイ
パス回路42,43の開閉弁を所定時間だけ開くバイパ
ス制御装置44とを備えているので、油面高さが高い状
態で圧縮機を停止させた場合でも、短時間で、その圧縮
機の余剰冷凍機油を他の圧縮機に供給することができ、
圧縮機の給油に関する信頼性を向上させることができ
る。
に構成されているので、以下に記載されるような効果を
奏する。
ンバ方式の複数台並列に接続された圧縮機と、室外側熱
交換器と、減圧装置と、室内側熱交換器と、アキュムレ
ータとを冷媒流路を介して環状に接続して冷凍サイクル
を形成するとともに、一端が前記各圧縮機の給油限界油
面と最大油面の間の所定の高さで前記各密閉容器内に連
通し、他端が前記各圧縮機の吸入側配管に連通し、か
つ、両端の途中に集合部を設け、前記各圧縮機と前記集
合部の間に絞り装置を有する油回収回路を備えているの
で、例えば3台の圧縮機の運転中はもちろん、1台が運
転2台が停止、または2台が運転1台が停止といった場
合にも各々の圧縮機内の冷凍機油レベルが極端に偏るこ
となく調整することができる。
定した運転優先順位の高い圧縮機の運転を優先させて各
圧縮機の運転を制御する圧縮機運転制御装置と、室内側
の空調負荷を検出する室内負荷検知装置とを備え、密閉
容器内に吐出圧力が作用する高圧チャンバ方式の複数台
の圧縮機のうち少なくとも1台を能力可変型圧縮機と
し、かつ、前記各圧縮機には運転の優先順位を設定して
運転優先順位の一番高い圧縮機を能力可変型圧縮機と
し、並列に接続された前記複数台の圧縮機と、室外側熱
交換器と、減圧装置と、室内側熱交換器と、アキュムレ
ータとを冷媒流路を介して環状に接続して冷凍サイクル
を形成するとともに、一端が前記能力可変型圧縮機以外
の各圧縮機の給油限界油面と最大油面の間の所定の高さ
で前記各密閉容器内に連通し、他端が前記能力可変型圧
縮機の吸入側配管に連通し、かつ、両端の途中に第1絞
り装置を有する第1油回収回路、および、一端が前記能
力可変型圧縮機の給油限界油面と最大油面の間の所定の
高さで前記密閉容器内に連通し、他端が前記能力可変型
圧縮機以外の各圧縮機の吸入側配管に連通し、かつ、両
端の途中に集合部を設け、前記能力可変型圧縮機以外の
各圧縮機の吸入側配管と前記集合部の間に第2絞り装置
を有する第2油回収回路を備えているので、例えば3台
の圧縮機の運転中はもちろん、1台が運転2台が停止、
または2台が運転1台が停止といった場合にも各々の圧
縮機内の冷凍機油レベルが極端に偏ることなく調整する
ことができる。さらに、油面高さの変動が最も大きい能
力可変型圧縮機に、他の圧縮機の余剰冷凍機油を優先的
に供給することができるため、能力可変型圧縮機の油面
高さを短時間で復帰させることができ、複数台の圧縮機
の油面高さの均一化を可能としたものである。
収路の途中で、能力可変型圧縮機と第2絞り装置との間
に油溜めタンクを備えているので、余剰冷凍機油を一時
的に油溜めタンクに溜め込むことができ、冷凍機油レベ
ルを所定値に保ち、かつ、圧縮機能力を低下させること
がない優れた効果を有する。
容器に接続する配管の一端は、各圧縮機の給油限界油面
と最大油面との間で、かつ、各圧縮機の密閉容器内の油
溜めの上方に設けられ吐出ガス中の油を分離する油面仕
切板の下方に位置する所定の高さに設置し、かつ、上記
油回収路の一端は、各密閉容器内まで突出させることに
より、冷凍機油が所定レベルまで溜まる以前に、油回収
路を通じて各圧縮機密閉容器の壁面を流れる冷凍機油を
流出させることがなく、所定の油面高さに保つことがで
き、冷凍機油切れによる圧縮機の焼き付け損傷を確実に
防止することができる。
配管とを連通する吸入主配管を備え、運転優先順位の最
も高い圧縮機の吸入側配管を吸入主配管の冷媒流動方向
の最下流部に接続しているので、複数台の圧縮機の一部
が停止している場合、アキュムレータから流れてきた冷
凍機油が停止中の圧縮機の吸入側配管に溜まり込むこと
を防止し、停止中の圧縮機の再運転時に油圧縮を起こす
ことを防止することができる。
流れ方向と略垂直にリング状の突起を設けたことによ
り、空気調和機の能力に影響を与えることもなく、吸入
主配管の管内壁面を伝い流れる冷凍機油は均一に流すこ
とができ、各圧縮機に流入する冷凍機油量のアンバラン
スを低減し、各圧縮機の冷凍機油レベルの格差を低減す
ることができる。
管と、各圧縮機の吸入側配管との間に冷媒と冷凍機油と
を撹拌させる撹拌タンクとを備えたことにより、吸入主
配管より撹拌タンク内へと流出した冷媒と冷凍機油は撹
拌タンク内部を旋回しながら圧縮機の吸入側配管に至る
ため、各圧縮機への流入冷凍機油量が等しくなり、各圧
縮機の冷凍機油レベル格差が生じるのを低減することが
できる。
と各圧縮機の吸入側配管の接続位置よりも下方に位置
し、かつ、略水平に設置し、前記吸入主配管からの分岐
部より各圧縮機の密閉容器への接続部までを垂直に上方
に接続させることにより、複数台の圧縮機の一部の圧縮
機が停止した場合においても、連通管を通じて停止した
圧縮機の吸入側配管内に流れ込む冷凍機油は、停止中の
圧縮機への冷媒流れがないため、冷媒から冷凍機油に力
が作用しなく、停止中に圧縮機へ引き寄せられることが
なく、停止中の圧縮機の吸入側配管に冷凍機油が溜まり
込むことがなく、停止している圧縮機の始動時の液圧縮
についても問題がなくなる。
の圧縮機の吐出配管に逆止弁をそれぞれ設けているの
で、優先順位が一番高い圧縮機以外の圧縮機の運転を停
止した場合でも、運転を継続している優先順位が一番高
い圧縮機からの冷媒の逆流を防止し、密閉容器内に冷媒
が凝縮することがないので、冷凍サイクルに必要なガス
量が不足することを防止でき、さらに、停止時の圧縮機
の密閉容器内の圧力を冷凍サイクルの略低圧に保持する
ことができるため、室内負荷の上昇に対し、圧縮機の追
加運転する場合に速やかに2台目の圧縮機が始動でき、
快適な空気調和をすることができる。
外の各圧縮機の吐出側配管に設置した逆止弁と、開閉弁
を介して前記各逆止弁の冷媒流動方向の上流側と下流側
とをバイパスさせるバイパス回路と、前記圧縮機運転制
御装置により運転していた圧縮機が停止したことを検知
した場合に前記停止した圧縮機のバイパス回路の開閉弁
を所定時間だけ開くバイパス制御装置とを備えているの
で、油面高さが高い状態で圧縮機を停止させた場合で
も、短時間で、その圧縮機の余剰冷凍機油を他の圧縮機
に供給することができ、圧縮機の給油に関する信頼性を
向上させることができる。
凍サイクル図
凍サイクル図
凍サイクル図
縮機密閉容器の断面図
凍サイクル図
縮機の吸入側配管の要部詳細図
縮機の吸入側配管の要部詳細図
縮機の吸入側配管の要部詳細図
凍サイクル図
の冷凍サイクル図
Claims (10)
- 【請求項1】 密閉容器内に吐出圧力が作用する高圧チ
ャンバ方式で複数台が並列に接続された圧縮機と、室外
側熱交換器と、減圧装置と、室内側熱交換器と、アキュ
ムレータとを冷媒流路を介して環状に接続して冷凍サイ
クルを形成するとともに、一端が前記各圧縮機の給油限
界油面と最大油面との間の所定の高さで前記各密閉容器
内に連通し、他端が前記各圧縮機の吸入側配管に連通
し、かつ、両端の途中に集合部を設け、前記各圧縮機と
前記集合部との間に絞り装置を設けた油回収回路を備え
た空気調和機。 - 【請求項2】 室内側の空調負荷に基づき、予め設定し
た運転優先順位の高い圧縮機の運転を優先させて各圧縮
機の運転を制御する圧縮機運転制御装置と、室内側の空
調負荷を検知する室内負荷検知装置とを備え、密閉容器
内に吐出圧力が作用する高圧チャンバ方式の複数台の圧
縮機のうち少なくとも1台を能力可変型圧縮機とし、か
つ、前記運転優先順位の一番高い圧縮機を能力可変型圧
縮機とし、並列に接続された前記複数台の圧縮機と、室
外側熱交換器と、減圧装置と、室内側熱交換器と、アキ
ュムレータとを冷媒流路を介して環状に接続して冷凍サ
イクルを形成するとともに、一端が前記能力可変型圧縮
機以外の各圧縮機の給油限界油面と最大油面との間の所
定の高さで前記各密閉容器内に連通し、他端が前記能力
可変型圧縮機の吸入側配管に連通し、かつ、両端の途中
に第1の絞り装置を有する第1の油回収回路、および、
一端が前記能力可変型圧縮機の給油限界油面と最大油面
との間の所定の高さで前記密閉容器内に連通し、他端が
前記能力可変型圧縮機以外の各圧縮機の吸入側配管に連
通し、かつ、両端の途中に集合部を設け、前記能力可変
型圧縮機以外の各圧縮機の吸入側配管と前記集合部の間
に第2の絞り装置を有する第2の油回収回路を備えた空
気調和機。 - 【請求項3】 第2の油回収回路において、能力可変型
圧縮機と集合部との間に油溜めタンクを備えた請求項2
記載の空気調和機。 - 【請求項4】 油回収回路において、各圧縮機の密閉容
器に接続する配管の一端は、各圧縮機の給油限界油面と
最大油面との間で、かつ、前記各圧縮機の密閉容器内の
油溜めの上方に設けられて吐出ガスから油を分離する油
面仕切板の下方となる所定の高さに設置し、かつ、前記
油回収回路の一端は前記各密閉容器内まで突出させた請
求項1ないし3のいずれかに記載の空気調和機。 - 【請求項5】 アキュムレータと各圧縮機の吸入側配管
とを連通する吸入主配管を備え、運転優先順位の一番高
い圧縮機の吸入側配管を前記吸入主配管の冷媒流動方向
の最下流部に接続した請求項2ないし4のいずれかに記
載の空気調和機。 - 【請求項6】 吸入主配管と各圧縮機の吸入側配管との
接続部に対し、冷媒流動方向の上流部の前記吸入主配管
の管内側壁面に、突起を設けた請求項1ないし5のいず
れかに記載の空気調和機。 - 【請求項7】 吸入主配管と各圧縮機の吸入側配管との
間に、前記吸入主配管内の冷媒、及び油を撹拌させる撹
拌タンクを備え、前記吸入主配管の一端は前記撹拌タン
クの側壁面の略接線方向に、かつ、略水平方向となるよ
うに接続し、前記各圧縮機の吸入側配管の一端は前記撹
拌タンクの上面より接続した請求項1ないし4のいずれ
かに記載の空気調和機。 - 【請求項8】 吸入主配管は、各圧縮機の密閉容器と各
圧縮機の吸入側配管との接続位置よりも下方に、かつ、
略水平方向に設置し、前記各圧縮機の吸入側配管の前記
吸入主配管側の一端に、前記吸入主配管に対して略垂直
に上方方向に延伸した配管延伸部を設け、油回収回路の
各圧縮機の吸入側配管側の一端は前記配管延伸部に接続
し、かつ、その接続部が前記各圧縮機の密閉容器と前記
各圧縮機の吸入側配管との接続位置よりも下方となるよ
うに配置した請求項1ないし7のいずれかに記載の空気
調和機。 - 【請求項9】 室内側の空調負荷に基づき、予め設定し
た運転優先順位の高い圧縮機の運転を優先させて各圧縮
機の運転を制御する圧縮機運転制御装置と、室内側の空
調負荷を検知する室内負荷検知装置と、運転優先順位の
一番高い圧縮機以外の各圧縮機の吐出側配管に設置した
逆止弁とを備えた請求項2ないし8のいずれかに記載の
空気調和機。 - 【請求項10】 室内側の空調負荷に基づき、予め設定
した運転優先順位の高い圧縮機の運転を優先させて各圧
縮機の運転を制御する圧縮機運転制御装置と、室内側の
空調負荷を検知する室内負荷検知装置と、運転優先順位
の一番高い圧縮機以外の各圧縮機の吐出側配管に設置し
た逆止弁と、開閉弁を介して前記各逆止弁の冷媒流動方
向の上流側と下流側とをバイパスさせるバイパス回路
と、前記圧縮機運転制御装置により運転していた圧縮機
が停止したことを検知した場合に前記停止した圧縮機の
バイパス回路の開閉弁を所定時間だけ開くバイパス制御
装置とを備えた請求項2ないし9のいずれかに記載の空
気調和機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6138697A JPH085169A (ja) | 1994-06-21 | 1994-06-21 | 空気調和機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6138697A JPH085169A (ja) | 1994-06-21 | 1994-06-21 | 空気調和機 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH085169A true JPH085169A (ja) | 1996-01-12 |
Family
ID=15228014
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6138697A Pending JPH085169A (ja) | 1994-06-21 | 1994-06-21 | 空気調和機 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JPH085169A (ja) |
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