JPH0844207A - 画像形成装置 - Google Patents
画像形成装置Info
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- JPH0844207A JPH0844207A JP6175313A JP17531394A JPH0844207A JP H0844207 A JPH0844207 A JP H0844207A JP 6175313 A JP6175313 A JP 6175313A JP 17531394 A JP17531394 A JP 17531394A JP H0844207 A JPH0844207 A JP H0844207A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- toner
- chamber
- developer
- developing
- cartridge
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Classifications
-
- G—PHYSICS
- G03—PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
- G03G—ELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
- G03G15/00—Apparatus for electrographic processes using a charge pattern
- G03G15/06—Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for developing
- G03G15/08—Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for developing using a solid developer, e.g. powder developer
- G03G15/0896—Arrangements or disposition of the complete developer unit or parts thereof not provided for by groups G03G15/08 - G03G15/0894
-
- G—PHYSICS
- G03—PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
- G03G—ELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
- G03G15/00—Apparatus for electrographic processes using a charge pattern
- G03G15/06—Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for developing
- G03G15/08—Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for developing using a solid developer, e.g. powder developer
- G03G15/0822—Arrangements for preparing, mixing, supplying or dispensing developer
-
- G—PHYSICS
- G03—PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
- G03G—ELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
- G03G2215/00—Apparatus for electrophotographic processes
- G03G2215/08—Details of powder developing device not concerning the development directly
- G03G2215/0802—Arrangements for agitating or circulating developer material
- G03G2215/0816—Agitator type
- G03G2215/0819—Agitator type two or more agitators
Landscapes
- Physics & Mathematics (AREA)
- General Physics & Mathematics (AREA)
- Dry Development In Electrophotography (AREA)
- Magnetic Brush Developing In Electrophotography (AREA)
- Electrophotography Configuration And Component (AREA)
Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【目的】 撹拌室30から現像室34へのトナーの供給
を中央部分あるいは両側面側問わず等しくし、記録品質
の低下を防止する。 【構成】 現像装置における現像室34と撹拌室30と
を仕切る仕切り壁35を、トナーカートリッジ26のト
ナー放出口43と対向する高壁部と、その高壁部の両端
部分に形成された高壁部よりも壁の高さが低い低壁部3
5cとから構成し、トナーがトナーカートリッジ26の
中央部分のトナー放出口43から撹拌室30へ放出さ
れ、更に撹拌室30にて第2アジテータ31の回転によ
り、中央部分のトナーは高壁部を乗り越え、また、両側
面側のトナーは低壁部を乗り越えて現像室34に送り込
まれるため、現像スリーブ32引いては感光体ドラム7
には必要なだけ現像剤が供給される。
を中央部分あるいは両側面側問わず等しくし、記録品質
の低下を防止する。 【構成】 現像装置における現像室34と撹拌室30と
を仕切る仕切り壁35を、トナーカートリッジ26のト
ナー放出口43と対向する高壁部と、その高壁部の両端
部分に形成された高壁部よりも壁の高さが低い低壁部3
5cとから構成し、トナーがトナーカートリッジ26の
中央部分のトナー放出口43から撹拌室30へ放出さ
れ、更に撹拌室30にて第2アジテータ31の回転によ
り、中央部分のトナーは高壁部を乗り越え、また、両側
面側のトナーは低壁部を乗り越えて現像室34に送り込
まれるため、現像スリーブ32引いては感光体ドラム7
には必要なだけ現像剤が供給される。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、プリンタ、複写機、フ
ァクシミリ装置等で使用される静電写真方式の画像形成
装置に関し、より詳しくは現像剤収納ボックスから供給
される現像剤を現像室内へ搬送する構造に関するもので
ある。
ァクシミリ装置等で使用される静電写真方式の画像形成
装置に関し、より詳しくは現像剤収納ボックスから供給
される現像剤を現像室内へ搬送する構造に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】従来、感光体ドラムの表面の現像領域に
現像剤を供給して現像する最近の乾式現像方式を採用し
た画像形成装置は、一般的に、帯電器により帯電させた
感光体ドラムの表面に、画像データに応じて光を照射し
て、感光体ドラムの表面に静電潜像を形成し、現像装置
により磁化させた粉体状の現像剤の供給して前記潜像を
可視像化した後、用紙にその現像剤像を転写するもので
ある。
現像剤を供給して現像する最近の乾式現像方式を採用し
た画像形成装置は、一般的に、帯電器により帯電させた
感光体ドラムの表面に、画像データに応じて光を照射し
て、感光体ドラムの表面に静電潜像を形成し、現像装置
により磁化させた粉体状の現像剤の供給して前記潜像を
可視像化した後、用紙にその現像剤像を転写するもので
ある。
【0003】例えば、特開昭64−52182号公報に
示す画像形成装置においては、感光体ドラムに隣接する
現像装置のケース(現像槽)は、現像室内に、内径部に
磁気ローラを有する外周面にキャリアを担持させた現像
スリーブ及びその現像スリーブにトナー供給するトナー
供給ローラを備える一方、仕切り壁により現像室と仕切
られたトナー供給室(補給室)内には、現像室内へトナ
ーを供給すべく回転する撹拌部材を備えている。そし
て、このトナー供給室内には、予め供給されている未使
用の新しいトナーが収納されており、前記撹拌部材を回
転させることにより、トナー供給室内のトナーを仕切り
壁を乗り越えさせて現像室に送り込み、トナー供給ロー
ラにより、キャリアを担持させた現像スリーブにトナー
を供給して上記の現像動作を行っていた。
示す画像形成装置においては、感光体ドラムに隣接する
現像装置のケース(現像槽)は、現像室内に、内径部に
磁気ローラを有する外周面にキャリアを担持させた現像
スリーブ及びその現像スリーブにトナー供給するトナー
供給ローラを備える一方、仕切り壁により現像室と仕切
られたトナー供給室(補給室)内には、現像室内へトナ
ーを供給すべく回転する撹拌部材を備えている。そし
て、このトナー供給室内には、予め供給されている未使
用の新しいトナーが収納されており、前記撹拌部材を回
転させることにより、トナー供給室内のトナーを仕切り
壁を乗り越えさせて現像室に送り込み、トナー供給ロー
ラにより、キャリアを担持させた現像スリーブにトナー
を供給して上記の現像動作を行っていた。
【0004】そして、このようにして記録動作が繰り返
し実行されると、記録によりトナーが消費されるので、
トナー供給室内にトナーを補給する必要がある。このた
め、プロセスユニット全体または現像装置のケース全体
を交換する方式か、あるいはトナー供給室に設けられた
蓋を開けて、トナー補充用ボックス内のトナーをそのト
ナー供給室中に補給する方式が取られていた。
し実行されると、記録によりトナーが消費されるので、
トナー供給室内にトナーを補給する必要がある。このた
め、プロセスユニット全体または現像装置のケース全体
を交換する方式か、あるいはトナー供給室に設けられた
蓋を開けて、トナー補充用ボックス内のトナーをそのト
ナー供給室中に補給する方式が取られていた。
【0005】ところが、プロセスユニット全体や現像装
置全体を交換する方式は、当然交換するための費用が高
価になるという問題があり、また、高価な交換を少なく
するべく交換期間を長くするのには、収納トナーを多く
することができるようにトナー供給室を大きくする必要
があり、結果として装置全体を大きくしなければならな
いという問題があった。
置全体を交換する方式は、当然交換するための費用が高
価になるという問題があり、また、高価な交換を少なく
するべく交換期間を長くするのには、収納トナーを多く
することができるようにトナー供給室を大きくする必要
があり、結果として装置全体を大きくしなければならな
いという問題があった。
【0006】一方、トナー補充用ボックスのトナーを補
充する方式では、ボックスの蓋部材を取るときやボック
スからトナー供給室にトナーを補充するときに、トナー
が周りに飛び散り、手や衣服を汚すことがあった。
充する方式では、ボックスの蓋部材を取るときやボック
スからトナー供給室にトナーを補充するときに、トナー
が周りに飛び散り、手や衣服を汚すことがあった。
【0007】従って、これらの問題点を解決すべく、ト
ナー供給室の横に、トナー供給室に隣接し、且つトナー
を収納したトナーカートリッジを着脱できる部材を設け
ると共に、装着されているトナーカートリッジのシャッ
ターを締めてからトナーカートリッジを取り外し、新し
いトナーカートリッジの装着した後、シャッターを開い
て連通口を開放してトナー供給室と連通させる交換作業
を行うようにし、記録動作に伴ってトナーがトナーカー
トリッジからトナー供給室へ供給される方式が考えられ
ている。
ナー供給室の横に、トナー供給室に隣接し、且つトナー
を収納したトナーカートリッジを着脱できる部材を設け
ると共に、装着されているトナーカートリッジのシャッ
ターを締めてからトナーカートリッジを取り外し、新し
いトナーカートリッジの装着した後、シャッターを開い
て連通口を開放してトナー供給室と連通させる交換作業
を行うようにし、記録動作に伴ってトナーがトナーカー
トリッジからトナー供給室へ供給される方式が考えられ
ている。
【0008】そして、このトナーカートリッジ方式にお
いては、カートリッジを持ち運んぶときに、カートリッ
ジからトナーが漏れないようにするために、カートリッ
ジの連通口に対するシャッターの遮閉効果を高める必要
がある。また、連通口が大きいと、シャッターの遮閉効
果を確実にするのが非常に難しくなるため、連通口はカ
ートリッジの長手方向の中央部分に必要最小限の大きさ
で形成されている。
いては、カートリッジを持ち運んぶときに、カートリッ
ジからトナーが漏れないようにするために、カートリッ
ジの連通口に対するシャッターの遮閉効果を高める必要
がある。また、連通口が大きいと、シャッターの遮閉効
果を確実にするのが非常に難しくなるため、連通口はカ
ートリッジの長手方向の中央部分に必要最小限の大きさ
で形成されている。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記ト
ナーカートリッジ方式においては、トナーがトナーカー
トリッジの中央部分の連通口からトナー供給室へ放出さ
れ、更にトナー供給室において撹拌部材により仕切り壁
を越えて現像室に送り込まれるため、連通口からまっす
ぐ現像室に向かうトナー(中央部分のトナー)はトナー
カートリッジからのトナー押出力が伝わりやすいので、
仕切り壁を容易に越えることができるが、両側面側のト
ナーはトナーカートリッジからのトナー押出力が伝わり
難いので、仕切り壁を乗り越えにくく、滞留しやすいた
め、現像スリーブ引いては感光体ドラムの長手方向の両
端部分にトナーが充分に供給されなくなり、記録用紙の
両サイド部分の記録濃度が薄くなるという記録品質の低
下を招く原因になることがあった。更に、そのまま記録
を続けると、結果的に両側面部分からトナーが詰まりは
じめ、次第に中央部分のトナーの流れも悪くなり、記録
用紙全体の記録濃度が薄くなるという記録品質の低下を
招くことも考えられる。
ナーカートリッジ方式においては、トナーがトナーカー
トリッジの中央部分の連通口からトナー供給室へ放出さ
れ、更にトナー供給室において撹拌部材により仕切り壁
を越えて現像室に送り込まれるため、連通口からまっす
ぐ現像室に向かうトナー(中央部分のトナー)はトナー
カートリッジからのトナー押出力が伝わりやすいので、
仕切り壁を容易に越えることができるが、両側面側のト
ナーはトナーカートリッジからのトナー押出力が伝わり
難いので、仕切り壁を乗り越えにくく、滞留しやすいた
め、現像スリーブ引いては感光体ドラムの長手方向の両
端部分にトナーが充分に供給されなくなり、記録用紙の
両サイド部分の記録濃度が薄くなるという記録品質の低
下を招く原因になることがあった。更に、そのまま記録
を続けると、結果的に両側面部分からトナーが詰まりは
じめ、次第に中央部分のトナーの流れも悪くなり、記録
用紙全体の記録濃度が薄くなるという記録品質の低下を
招くことも考えられる。
【0010】また、前記仕切り壁の高さを低くすると、
両側面側のトナーも仕切り壁を容易に乗り越えることが
できるため、滞留することはなくなるが、中央部分のト
ナーも抵抗が少なくなるので、中央部分の方が両側面側
に比べて現像室に多くトナーが送り込まれ、その結果、
現像室における中央部分のトナー量と両側面側のトナー
量とのがアンバランスになり、記録された記録用紙の中
央部分と両サイドとで記録濃度に濃淡の差が出て、記録
品質の低下を招くことになる。
両側面側のトナーも仕切り壁を容易に乗り越えることが
できるため、滞留することはなくなるが、中央部分のト
ナーも抵抗が少なくなるので、中央部分の方が両側面側
に比べて現像室に多くトナーが送り込まれ、その結果、
現像室における中央部分のトナー量と両側面側のトナー
量とのがアンバランスになり、記録された記録用紙の中
央部分と両サイドとで記録濃度に濃淡の差が出て、記録
品質の低下を招くことになる。
【0011】本発明は、上記問題点を解決すべくなされ
たものであり、簡単な構造で、記録品質の低下を招くこ
とがない画像形成装置を提供することを目的とするもの
である。
たものであり、簡単な構造で、記録品質の低下を招くこ
とがない画像形成装置を提供することを目的とするもの
である。
【0012】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するた
め、請求項1の発明の画像形成装置は、感光体ドラムの
円周一側面と対峙する現像部ケースの開口部に、感光体
ドラムの軸線と平行な軸線を有するマグネットローラを
内装した円筒状の現像スリーブを回転可能に装着してな
る画像形成装置であって、現像スリーブを収納する現像
室と、現像剤を収納し、その現像剤を放出する放出口を
有するカートリッジと、カートリッジの放出口から供給
された現像剤を撹拌し、且つ現像室に送る現像剤撹拌手
段を有する現像剤撹拌室と、カートリッジの放出口と対
向する高壁部と、その高壁部よりも壁の高さが低く、放
出口と対向しない低壁部とを有し、且つ現像室と現像剤
撹拌室とを仕切る仕切り壁とを備えている。
め、請求項1の発明の画像形成装置は、感光体ドラムの
円周一側面と対峙する現像部ケースの開口部に、感光体
ドラムの軸線と平行な軸線を有するマグネットローラを
内装した円筒状の現像スリーブを回転可能に装着してな
る画像形成装置であって、現像スリーブを収納する現像
室と、現像剤を収納し、その現像剤を放出する放出口を
有するカートリッジと、カートリッジの放出口から供給
された現像剤を撹拌し、且つ現像室に送る現像剤撹拌手
段を有する現像剤撹拌室と、カートリッジの放出口と対
向する高壁部と、その高壁部よりも壁の高さが低く、放
出口と対向しない低壁部とを有し、且つ現像室と現像剤
撹拌室とを仕切る仕切り壁とを備えている。
【0013】また、請求項2の発明の画像形成装置は、
請求項1の発明の構成の他、カートリッジが、放出口を
カートリッジの長手方向中央部に形成し、仕切り壁が、
カートリッジの放出口と対向する高壁部と、その高壁部
の両端部分にそれぞれ形成され、且つ高壁部よりも壁の
高さが低い低壁部とから構成されている。
請求項1の発明の構成の他、カートリッジが、放出口を
カートリッジの長手方向中央部に形成し、仕切り壁が、
カートリッジの放出口と対向する高壁部と、その高壁部
の両端部分にそれぞれ形成され、且つ高壁部よりも壁の
高さが低い低壁部とから構成されている。
【0014】更に、請求項3の発明の画像形成装置は、
請求項1あるいは請求項2の発明の構成の他、前記高壁
部の長さを前記カートリッジの放出口の間口と広さがほ
ぼ一致させている。
請求項1あるいは請求項2の発明の構成の他、前記高壁
部の長さを前記カートリッジの放出口の間口と広さがほ
ぼ一致させている。
【0015】そして、請求項4の発明の画像形成装置
は、請求項1乃至請求項3の発明の構成の他、前記高壁
部と低壁部との間に、高壁部から両端部分に向かって壁
の高さが徐々に低くなる傾斜部を設けている。
は、請求項1乃至請求項3の発明の構成の他、前記高壁
部と低壁部との間に、高壁部から両端部分に向かって壁
の高さが徐々に低くなる傾斜部を設けている。
【0016】
【作用】上記構成を有する請求項1の発明の画像形成装
置においては、現像剤がトナーカートリッジの放出口か
ら現像剤撹拌室へ放出され、更に、現像剤撹拌室にて撹
拌部材が回転することにより、放出口からまっすぐ現像
室に向かう現像剤は仕切り壁の高壁部を乗り越え、ま
た、他の部分の現像剤は仕切り壁の低壁部を乗り越えて
現像室に送られるため、現像剤撹拌室から現像室への現
像剤の供給はどの部分でもほぼ等しくなり、現像スリー
ブ引いては感光体ドラムには必要なだけ現像剤が供給さ
れる。これにより、記録用紙の記録品質が低下すること
がない。
置においては、現像剤がトナーカートリッジの放出口か
ら現像剤撹拌室へ放出され、更に、現像剤撹拌室にて撹
拌部材が回転することにより、放出口からまっすぐ現像
室に向かう現像剤は仕切り壁の高壁部を乗り越え、ま
た、他の部分の現像剤は仕切り壁の低壁部を乗り越えて
現像室に送られるため、現像剤撹拌室から現像室への現
像剤の供給はどの部分でもほぼ等しくなり、現像スリー
ブ引いては感光体ドラムには必要なだけ現像剤が供給さ
れる。これにより、記録用紙の記録品質が低下すること
がない。
【0017】また、請求項2の発明の画像形成装置にお
いては、カートリッジの中央部分に形成された放出口か
ら現像剤撹拌室に供給され、撹拌部材が回転すると、現
像剤撹拌室の中央部分の現像剤は仕切り壁の高壁部を乗
り越え、また、両側面側の現像剤は仕切り壁の低壁部を
乗り越えて現像室に送り込まれるため、現像剤撹拌室か
ら現像室への現像剤の供給は中央部分あるいは両側面側
問わず等しくなり、現像スリーブ引いては感光体ドラム
には必要なだけ現像剤が供給される。
いては、カートリッジの中央部分に形成された放出口か
ら現像剤撹拌室に供給され、撹拌部材が回転すると、現
像剤撹拌室の中央部分の現像剤は仕切り壁の高壁部を乗
り越え、また、両側面側の現像剤は仕切り壁の低壁部を
乗り越えて現像室に送り込まれるため、現像剤撹拌室か
ら現像室への現像剤の供給は中央部分あるいは両側面側
問わず等しくなり、現像スリーブ引いては感光体ドラム
には必要なだけ現像剤が供給される。
【0018】更に、請求項3の発明の画像形成装置は、
請求項1あるいは請求項2の発明の作用の他、高壁部の
長さをカートリッジの供給口の間口と広さがほぼ一致し
ているので、現像剤撹拌室における中央部分の現像剤が
必要以上に現像室に送り込まれることがなく、現像剤撹
拌室から現像室への現像剤の供給はどの位置でもほぼ等
しくなる。
請求項1あるいは請求項2の発明の作用の他、高壁部の
長さをカートリッジの供給口の間口と広さがほぼ一致し
ているので、現像剤撹拌室における中央部分の現像剤が
必要以上に現像室に送り込まれることがなく、現像剤撹
拌室から現像室への現像剤の供給はどの位置でもほぼ等
しくなる。
【0019】更に、請求項4の発明の画像形成装置は、
請求項1乃至請求項3の発明の作用の他、高壁部と低壁
部との間に、高壁部から両端部分に向かって壁の高さが
徐々に低くなる傾斜部を設けたので、高壁部から低壁部
へ変わる部分での現像剤の流れが急に変わることなく、
スムーズに流れる。
請求項1乃至請求項3の発明の作用の他、高壁部と低壁
部との間に、高壁部から両端部分に向かって壁の高さが
徐々に低くなる傾斜部を設けたので、高壁部から低壁部
へ変わる部分での現像剤の流れが急に変わることなく、
スムーズに流れる。
【0020】
【実施例】次に、本発明を具体化した実施例について説
明する。図1は画像形成装置としてのレーザプリンタ1
の概略側断面図、図2は現像装置10の現像ケース27
の一部切欠き断面図であり、仕切り壁35の部分は現像
ケース27の側面側に寄った位置で切断したものであ
る。
明する。図1は画像形成装置としてのレーザプリンタ1
の概略側断面図、図2は現像装置10の現像ケース27
の一部切欠き断面図であり、仕切り壁35の部分は現像
ケース27の側面側に寄った位置で切断したものであ
る。
【0021】本実施例のレーザプリンタ1は、本体ケー
ス2の一側上側に給紙カセット3を着脱自在に装着し、
給紙ローラ4と分離パッド5とにより、給紙カセット3
内に積層された被記録媒体としての記録用紙Pが一枚ず
つに分離されて給送ローラ対6,6を介して感光体ドラ
ム7と転写ローラ8等とからなる感光体ユニット9に給
送される。感光体ユニット9に隣接して前記給紙カセッ
ト3に近い側に後述する現像装置10が配置され、反対
側には、感光体ドラム7に近接してクリーニング装置7
0が配置され、更に、加熱ローラ11と押圧ローラ12
とからなる定着ユニット13が配置されている。
ス2の一側上側に給紙カセット3を着脱自在に装着し、
給紙ローラ4と分離パッド5とにより、給紙カセット3
内に積層された被記録媒体としての記録用紙Pが一枚ず
つに分離されて給送ローラ対6,6を介して感光体ドラ
ム7と転写ローラ8等とからなる感光体ユニット9に給
送される。感光体ユニット9に隣接して前記給紙カセッ
ト3に近い側に後述する現像装置10が配置され、反対
側には、感光体ドラム7に近接してクリーニング装置7
0が配置され、更に、加熱ローラ11と押圧ローラ12
とからなる定着ユニット13が配置されている。
【0022】感光体ユニット9の下方には、レーザ発光
部14、レンズ15、反射鏡16等からなるスキャナユ
ニット17、制御基板18,19及び電源ユニット20
等が配置されており、カバー体21には複数の操作ボタ
ンを備えたキーボード22が設けられている。
部14、レンズ15、反射鏡16等からなるスキャナユ
ニット17、制御基板18,19及び電源ユニット20
等が配置されており、カバー体21には複数の操作ボタ
ンを備えたキーボード22が設けられている。
【0023】帯電器23により予め帯電させた感光体ド
ラム7の表面に、図示しないコンピュータ等の外部機器
から伝送された画像データに応じて、スキャナユニット
17から発射された光を照射して、感光体ドラム7の表
面に静電潜像を形成し、次いで、現像装置10における
現像スリーブ32(図2参照)が回転して磁化させた粉
体状の現像剤(トナー)の供給により前記静電潜像を可
視像化するという現像を実行した後、この感光体ドラム
7と転写ローラ8との間に供給された記録用紙Pに前記
現像剤像を転写し、次に、定着ユニット13にて記録用
紙Pに転写された像に熱及び圧力を付加して記録用紙P
に現像剤像を定着させ、排紙ローラ対24,24からレ
ーザプリンタ1の排紙トレイ25に排出される。なお、
記録用紙Pに現像剤像が転写された後、感光体ドラム7
の表面に付着した現像剤(排トナー71)はクリーニン
グ装置70により回収される。
ラム7の表面に、図示しないコンピュータ等の外部機器
から伝送された画像データに応じて、スキャナユニット
17から発射された光を照射して、感光体ドラム7の表
面に静電潜像を形成し、次いで、現像装置10における
現像スリーブ32(図2参照)が回転して磁化させた粉
体状の現像剤(トナー)の供給により前記静電潜像を可
視像化するという現像を実行した後、この感光体ドラム
7と転写ローラ8との間に供給された記録用紙Pに前記
現像剤像を転写し、次に、定着ユニット13にて記録用
紙Pに転写された像に熱及び圧力を付加して記録用紙P
に現像剤像を定着させ、排紙ローラ対24,24からレ
ーザプリンタ1の排紙トレイ25に排出される。なお、
記録用紙Pに現像剤像が転写された後、感光体ドラム7
の表面に付着した現像剤(排トナー71)はクリーニン
グ装置70により回収される。
【0024】現像装置10における合成樹脂製の現像ケ
ース27は、図2に示すように、現像剤供給室としての
撹拌室30と現像室34とが仕切り壁35を介して隔て
られ、その仕切り壁35には現像スリーブ32の周面一
側全長と対向するように開口部36が開口されている。
また、現像ケース27の上部には、クリーニング装置7
0により回収された排トナー71を搬入するための搬入
開口28と、後述するリサイクル通路72を内部に形成
した搬送管73を連結するための連結片部27bとが設
けられている。更に、現像ケース27の上部内面には、
磁気透過性のPET(ポリエチレンテレフタレート)フ
ィルム等の弾力性を有するフィルムからなる断面L字状
の規制シート29が取付けられている。
ース27は、図2に示すように、現像剤供給室としての
撹拌室30と現像室34とが仕切り壁35を介して隔て
られ、その仕切り壁35には現像スリーブ32の周面一
側全長と対向するように開口部36が開口されている。
また、現像ケース27の上部には、クリーニング装置7
0により回収された排トナー71を搬入するための搬入
開口28と、後述するリサイクル通路72を内部に形成
した搬送管73を連結するための連結片部27bとが設
けられている。更に、現像ケース27の上部内面には、
磁気透過性のPET(ポリエチレンテレフタレート)フ
ィルム等の弾力性を有するフィルムからなる断面L字状
の規制シート29が取付けられている。
【0025】そして、撹拌室30に現像剤の一部として
の非磁性トナーまたは磁性トナーを供給するための現像
剤収納ボックスとしてのトナーカートリッジ26は、現
像ケース27の一側に突設した左右一対のブラケット部
27a(図5に一方のみ図示)に対して着脱自在に装着
されており、供給された現像剤の一部としてのトナー6
2は、撹拌室30内の回転羽根から構成され、且つ矢印
B方向に回転する現像剤撹拌手段としての第2アジテー
タ31にて撹拌され、開口部36の全長にわたって拡げ
られる。なお、前記規制シート29は、その自由端が第
2アジテータ31の回転軌跡内に位置するように配置さ
れ、第2アジテータ31により撹拌されているは、回収
された排トナー71を撹拌室30内に搬入する搬入開口
28の手前で、規制シート29により行く手を阻まれる
ので、そのトナーの分だけ搬入開口28の下方に搬入用
スペースが確実に確保される。
の非磁性トナーまたは磁性トナーを供給するための現像
剤収納ボックスとしてのトナーカートリッジ26は、現
像ケース27の一側に突設した左右一対のブラケット部
27a(図5に一方のみ図示)に対して着脱自在に装着
されており、供給された現像剤の一部としてのトナー6
2は、撹拌室30内の回転羽根から構成され、且つ矢印
B方向に回転する現像剤撹拌手段としての第2アジテー
タ31にて撹拌され、開口部36の全長にわたって拡げ
られる。なお、前記規制シート29は、その自由端が第
2アジテータ31の回転軌跡内に位置するように配置さ
れ、第2アジテータ31により撹拌されているは、回収
された排トナー71を撹拌室30内に搬入する搬入開口
28の手前で、規制シート29により行く手を阻まれる
ので、そのトナーの分だけ搬入開口28の下方に搬入用
スペースが確実に確保される。
【0026】また、現像装置10の現像ケース27にお
ける撹拌室30の一側(前記仕切り壁35と反対側)に
は、円弧状の仕切り壁40が配置され、仕切り壁40に
は、図3に示すように、撹拌室30の水平長手方向即ち
図2の紙面と垂直方向の中央部位に、同方向に長い略矩
形状のトナー導入口41が開口されている。そして、該
トナー導入口41を塞ぐための遮蔽部材としての第2シ
ャッター42は、薄い金属製(アルミ製等)板を断面円
弧状に形成したものからなり、その左右両端部を図示し
ないガイド溝に沿って回動するように、円弧状の仕切り
壁40のトナーカートリッジ26側に装着されている。
ける撹拌室30の一側(前記仕切り壁35と反対側)に
は、円弧状の仕切り壁40が配置され、仕切り壁40に
は、図3に示すように、撹拌室30の水平長手方向即ち
図2の紙面と垂直方向の中央部位に、同方向に長い略矩
形状のトナー導入口41が開口されている。そして、該
トナー導入口41を塞ぐための遮蔽部材としての第2シ
ャッター42は、薄い金属製(アルミ製等)板を断面円
弧状に形成したものからなり、その左右両端部を図示し
ないガイド溝に沿って回動するように、円弧状の仕切り
壁40のトナーカートリッジ26側に装着されている。
【0027】更に、前記仕切り壁35は、図2及び図3
に示すように、トナー導入口41(トナーカートリッジ
26の中央部位26aに配置されたトナー放出口43)
と対向すると共に、トナー導入口41(トナー放出口4
3)の間口の広さと長さがほぼ一致し、且つトナー導入
口41の下辺と同じ高さである高壁部35aと、その高
壁部35a両端から側面部分に向かって壁の高さが徐々
に低くなる傾斜部35bと、その傾斜部35bから両端
までの壁の高さが低い低壁部35cとから構成されてい
る。また、仕切り壁35は、図2に示すように、先端部
分に向かうに連れて先が細くなっている。
に示すように、トナー導入口41(トナーカートリッジ
26の中央部位26aに配置されたトナー放出口43)
と対向すると共に、トナー導入口41(トナー放出口4
3)の間口の広さと長さがほぼ一致し、且つトナー導入
口41の下辺と同じ高さである高壁部35aと、その高
壁部35a両端から側面部分に向かって壁の高さが徐々
に低くなる傾斜部35bと、その傾斜部35bから両端
までの壁の高さが低い低壁部35cとから構成されてい
る。また、仕切り壁35は、図2に示すように、先端部
分に向かうに連れて先が細くなっている。
【0028】現像室34には、内径部に磁石ローラ38
を内蔵した現像スリーブ32と、その下方に配置された
回転羽根等からなる第1アジテータ33とを有し、回転
自在な現像スリーブ32の周面一側が感光体ドラム7の
外周面と対峙するように配置されている。そして、前記
開口部36の近傍には、磁気透過性のPET(ポリエチ
レンテレフタレート)フィルム等の弾力性を有するフィ
ルムからなる規制部材37が取付けられ、該規制部材3
7の中途部が現像室34内にて下方に延びて現像スリー
ブ32の外周面と対向し、且つ規制部材37はその自由
端が第1アジテータ33の回転軌跡の外側に近接するよ
うに配置されている。
を内蔵した現像スリーブ32と、その下方に配置された
回転羽根等からなる第1アジテータ33とを有し、回転
自在な現像スリーブ32の周面一側が感光体ドラム7の
外周面と対峙するように配置されている。そして、前記
開口部36の近傍には、磁気透過性のPET(ポリエチ
レンテレフタレート)フィルム等の弾力性を有するフィ
ルムからなる規制部材37が取付けられ、該規制部材3
7の中途部が現像室34内にて下方に延びて現像スリー
ブ32の外周面と対向し、且つ規制部材37はその自由
端が第1アジテータ33の回転軌跡の外側に近接するよ
うに配置されている。
【0029】なお、本実施例に使用される現像方式は、
磁性キャリアが95〜98重量%、非磁性トナーが2〜
5重量%からなるいわゆる2成分現像方式及び磁性キャ
リアが30〜80重量%、磁性トナーが20〜70重量
%からなるいわゆる1.5成分現像方式のいずれであっ
ても良い。
磁性キャリアが95〜98重量%、非磁性トナーが2〜
5重量%からなるいわゆる2成分現像方式及び磁性キャ
リアが30〜80重量%、磁性トナーが20〜70重量
%からなるいわゆる1.5成分現像方式のいずれであっ
ても良い。
【0030】図2に示すように、第2アジテータ31は
矢印B方向に回転して、撹拌室30内のトナーを底から
開口部36に向かって掻上げる。第1アジテータ33は
矢印C方向に回転し、開口部36から供給されたトナー
と、予め現像室34内に収納されていた磁性キャリアと
を撹拌しながら、一旦現像室34の底を介して現像スリ
ーブ32の下面に向かって撥ね上げる。現像スリーブ3
2は矢印D方向に回転する一方、その内径部の磁石ロー
ラ38(放射状にN極とS極とが交互に配列されてい
る)が矢印E方向に回転し、現像スリーブ32は矢印F
方向に回転する感光体ドラム7に近接させている。
矢印B方向に回転して、撹拌室30内のトナーを底から
開口部36に向かって掻上げる。第1アジテータ33は
矢印C方向に回転し、開口部36から供給されたトナー
と、予め現像室34内に収納されていた磁性キャリアと
を撹拌しながら、一旦現像室34の底を介して現像スリ
ーブ32の下面に向かって撥ね上げる。現像スリーブ3
2は矢印D方向に回転する一方、その内径部の磁石ロー
ラ38(放射状にN極とS極とが交互に配列されてい
る)が矢印E方向に回転し、現像スリーブ32は矢印F
方向に回転する感光体ドラム7に近接させている。
【0031】前記現像室34のうち、感光体ドラム7の
外周面一側に近接する箇所には、現像スリーブ32の外
周面に磁性キャリアに担持される現像剤の層厚さ(現像
剤層厚さ)を調整するためのトリマーブレード39が備
えられている。
外周面一側に近接する箇所には、現像スリーブ32の外
周面に磁性キャリアに担持される現像剤の層厚さ(現像
剤層厚さ)を調整するためのトリマーブレード39が備
えられている。
【0032】また、前記クリーニング装置70は、現像
剤像の転写後、感光体ドラム7の表面に密着し、感光体
ドラム7の表面に付着した排トナー71を回収するウレ
タンゴム等のゴムからなるクリーニングブレード74
と、回収された使用済みの排トナー71を収納する収納
ケース75とから構成される。更に、収納ケース75の
内部には、回収された排トナー71を再利用するため
に、搬送路としてのリサイクル通路72を内部に形成し
た搬送管73を介して排トナー71を撹拌室30に運ぶ
細長い螺旋状部材76が配置されている。そして、螺旋
状部材76は、図4に示すように、リサイクル通路72
内にも設けられている。
剤像の転写後、感光体ドラム7の表面に密着し、感光体
ドラム7の表面に付着した排トナー71を回収するウレ
タンゴム等のゴムからなるクリーニングブレード74
と、回収された使用済みの排トナー71を収納する収納
ケース75とから構成される。更に、収納ケース75の
内部には、回収された排トナー71を再利用するため
に、搬送路としてのリサイクル通路72を内部に形成し
た搬送管73を介して排トナー71を撹拌室30に運ぶ
細長い螺旋状部材76が配置されている。そして、螺旋
状部材76は、図4に示すように、リサイクル通路72
内にも設けられている。
【0033】次に、図2及び図5〜図8を参照しなが
ら、トナー62を内部に収納したトナーカートリッジ2
6の構造について説明する。
ら、トナー62を内部に収納したトナーカートリッジ2
6の構造について説明する。
【0034】まず、トナーカートリッジ26は、図5及
び図6に示すように、下半分が円弧状であり、上半分の
長手方向左右両側部位26bが矩形で、中央部位26a
が円筒状に形成されており、全体として水平方向に長い
筒形をしている。また、トナーカートリッジ26は全体
をブラウン(茶色)の半透明状のアクリル樹脂、あるい
はポリカーボネート樹脂等にて形成されている。このト
ナーカートリッジ26は現像装置10の現像ケース27
から突出する一対のブラケット27a(図5で一方のみ
示す)に対して着脱自在に装着される。現像ケース27
に装着された状態では、トナーカートリッジ26におけ
る中央部位26aと前記現像ケース27の円弧状の仕切
り壁40と同心状に位置する。
び図6に示すように、下半分が円弧状であり、上半分の
長手方向左右両側部位26bが矩形で、中央部位26a
が円筒状に形成されており、全体として水平方向に長い
筒形をしている。また、トナーカートリッジ26は全体
をブラウン(茶色)の半透明状のアクリル樹脂、あるい
はポリカーボネート樹脂等にて形成されている。このト
ナーカートリッジ26は現像装置10の現像ケース27
から突出する一対のブラケット27a(図5で一方のみ
示す)に対して着脱自在に装着される。現像ケース27
に装着された状態では、トナーカートリッジ26におけ
る中央部位26aと前記現像ケース27の円弧状の仕切
り壁40と同心状に位置する。
【0035】そして、トナーカートリッジ26における
前記円筒状の中央部位26aの一側には、前記撹拌室3
0におけるトナー導入口41に対向する位置、即ち水平
長手方向の中央部に、トナー供給口としてのトナー放出
口43を穿設し、該トナー放出口43を塞ぐ遮蔽部材と
しての第1シャッター44はトナーカートリッジ26の
中央部位26aの外周に沿って回動可能に装着された第
1抱持部材45に形成されている。なお、トナー放出口
43の大きさは、トナー導入口41と同じ大きさかある
いはトナー導入口41より小さく、且つトナー放出口4
3の下辺の高さは、トナー放出口43の下辺の高さと同
じか、あるいはトナー導入口41の下辺よりも高さが高
い。
前記円筒状の中央部位26aの一側には、前記撹拌室3
0におけるトナー導入口41に対向する位置、即ち水平
長手方向の中央部に、トナー供給口としてのトナー放出
口43を穿設し、該トナー放出口43を塞ぐ遮蔽部材と
しての第1シャッター44はトナーカートリッジ26の
中央部位26aの外周に沿って回動可能に装着された第
1抱持部材45に形成されている。なお、トナー放出口
43の大きさは、トナー導入口41と同じ大きさかある
いはトナー導入口41より小さく、且つトナー放出口4
3の下辺の高さは、トナー放出口43の下辺の高さと同
じか、あるいはトナー導入口41の下辺よりも高さが高
い。
【0036】即ち、第1抱持部材45と第2抱持部材4
6とは、前記中央部位26a外周を囲むような側面視円
弧状に形成され、その両上側の蝶番部47にて連結さ
れ、この第1抱持部材45と第2抱持部材46の下端側
の足部45a,46aに形成された係合爪及び係合孔
(共に図示せず)にて着脱自在に係合されている。第1
抱持部材45と第2抱持部材46とにはそれぞれ操作摘
み部48,49が突出しており、第1抱持部材45の広
幅面が第1シャッター44となり、図5に示すY1方向
に第1抱持部材45を回動すると、上側の開口部50が
前記トナー放出口43と対面して開口し、反対にY2方
向に回動すると第1シャッター44がトナー放出口43
を塞ぐように構成されている。なお、第1抱持部材45
をY1方向に回動するとき、図示しない係合部が第2シ
ャッター42の左右両側の係合爪に係合し、この第2シ
ャッター42を下向きに回動させてトナー導入口41が
開放されるようになっている。
6とは、前記中央部位26a外周を囲むような側面視円
弧状に形成され、その両上側の蝶番部47にて連結さ
れ、この第1抱持部材45と第2抱持部材46の下端側
の足部45a,46aに形成された係合爪及び係合孔
(共に図示せず)にて着脱自在に係合されている。第1
抱持部材45と第2抱持部材46とにはそれぞれ操作摘
み部48,49が突出しており、第1抱持部材45の広
幅面が第1シャッター44となり、図5に示すY1方向
に第1抱持部材45を回動すると、上側の開口部50が
前記トナー放出口43と対面して開口し、反対にY2方
向に回動すると第1シャッター44がトナー放出口43
を塞ぐように構成されている。なお、第1抱持部材45
をY1方向に回動するとき、図示しない係合部が第2シ
ャッター42の左右両側の係合爪に係合し、この第2シ
ャッター42を下向きに回動させてトナー導入口41が
開放されるようになっている。
【0037】そして、詳述しないが、トナーカートリッ
ジ26を現像装置10から取り外した状態では、トナー
カートリッジ26側の第1シャッター44及び撹拌室3
0側の第2シャッター42がそれぞれ不用意に回動して
トナー放出口43及びトナー導入口41を開かないよう
にロックされ、且つ、トナーカートリッジ26を前記一
対のブラケット27a,27aにおける支持溝51に装
着した状態では、前記ロックが解除されるようにする。
また、トナー導入口41及びトナー放出口43の外周に
はフエルト材等からなる弾性のあるシール材が張設され
て、シャッター42,44を閉じた状態では、それぞれ
の開口41,43とシャッター42,44の間を封鎖
し、開いた状態ではシール材同士が当接し、トナー62
が不用意に漏出しないようになっている。
ジ26を現像装置10から取り外した状態では、トナー
カートリッジ26側の第1シャッター44及び撹拌室3
0側の第2シャッター42がそれぞれ不用意に回動して
トナー放出口43及びトナー導入口41を開かないよう
にロックされ、且つ、トナーカートリッジ26を前記一
対のブラケット27a,27aにおける支持溝51に装
着した状態では、前記ロックが解除されるようにする。
また、トナー導入口41及びトナー放出口43の外周に
はフエルト材等からなる弾性のあるシール材が張設され
て、シャッター42,44を閉じた状態では、それぞれ
の開口41,43とシャッター42,44の間を封鎖
し、開いた状態ではシール材同士が当接し、トナー62
が不用意に漏出しないようになっている。
【0038】トナーカートリッジ26内には、図5及び
図6に示すような撹拌手段としてのアジテータ52を配
置し、アジテータ52における回転軸53の一端はトナ
ーカートリッジ26の一側から突出させてギヤ54を取
付け、メインモータの動力にて図示しない駆動機構を介
して回転軸53を図2の矢印A方向に回転させる。回転
軸53には、ポリエステル樹脂フィルム(ポリエチレン
テレフタレートフィルム)等の可撓性を有する左右両側
の第1撹拌部材55,55と、前記トナー放出口43に
臨む、同じくポリエステル樹脂フィルム(ポリエチレン
テレフタレートフィルム)等の可撓性を有する第2撹拌
部材56とを回転軸53の中心角度で90度位相を異な
らせて配置する。
図6に示すような撹拌手段としてのアジテータ52を配
置し、アジテータ52における回転軸53の一端はトナ
ーカートリッジ26の一側から突出させてギヤ54を取
付け、メインモータの動力にて図示しない駆動機構を介
して回転軸53を図2の矢印A方向に回転させる。回転
軸53には、ポリエステル樹脂フィルム(ポリエチレン
テレフタレートフィルム)等の可撓性を有する左右両側
の第1撹拌部材55,55と、前記トナー放出口43に
臨む、同じくポリエステル樹脂フィルム(ポリエチレン
テレフタレートフィルム)等の可撓性を有する第2撹拌
部材56とを回転軸53の中心角度で90度位相を異な
らせて配置する。
【0039】そして、図8に示すように、回転軸53か
ら半径外方向に延びる各第1撹拌部材55の寸法は、ト
ナー放出口43に近い側の半径方向寸法R1が長く、ト
ナー放出口43から離れるに従ってその半径方向寸法R
2が短くなるよう略台形状に形成されており、トナーカ
ートリッジ26の円筒状内壁面迄の半径寸法R3とする
とき、R1>R2>R3の大小関係となるように設定さ
れている。また、搬出兼用撹拌部材としての第2撹拌部
材56の半径方向寸法R4は前記R3とほぼ等しくなる
ように設定されている。
ら半径外方向に延びる各第1撹拌部材55の寸法は、ト
ナー放出口43に近い側の半径方向寸法R1が長く、ト
ナー放出口43から離れるに従ってその半径方向寸法R
2が短くなるよう略台形状に形成されており、トナーカ
ートリッジ26の円筒状内壁面迄の半径寸法R3とする
とき、R1>R2>R3の大小関係となるように設定さ
れている。また、搬出兼用撹拌部材としての第2撹拌部
材56の半径方向寸法R4は前記R3とほぼ等しくなる
ように設定されている。
【0040】別の実施例として、各第1撹拌部材55
は、トナーカートリッジ26の円筒状中央部位26aと
矩形左右両側部位26bの境に対応して、半径方向に切
込んだスリット55aを有し、中央寄り部位55cと外
側部位55bに分けられ、それぞれ独立にたまわせるこ
とができる。外側部位55bの半径寸法R2は、トナー
カートリッジ26の左右両側部位26bにおける矩形天
井面の前後両角にほぼ達する大きさに設定されている。
は、トナーカートリッジ26の円筒状中央部位26aと
矩形左右両側部位26bの境に対応して、半径方向に切
込んだスリット55aを有し、中央寄り部位55cと外
側部位55bに分けられ、それぞれ独立にたまわせるこ
とができる。外側部位55bの半径寸法R2は、トナー
カートリッジ26の左右両側部位26bにおける矩形天
井面の前後両角にほぼ達する大きさに設定されている。
【0041】両第1撹拌部材55,55は、後述する現
像剤残量検出部57a,57bと衝突しないように両者
の間をあけている。第2撹拌部材56は、その第1撹拌
部材55,55の間の隙間よりも広い幅に形成されてい
る。
像剤残量検出部57a,57bと衝突しないように両者
の間をあけている。第2撹拌部材56は、その第1撹拌
部材55,55の間の隙間よりも広い幅に形成されてい
る。
【0042】一方、トナーカートリッジ26の左右長手
中央部底面に半径内向きに突出させた透光性の一対の現
像剤残量検出部57a,57bには、外側から投光部と
受光部とからなるフォトインタラプタ等のトナーセンサ
58を設け、前記一対の現像剤残量検出部57a,57
bの間を通過するとき、現像剤残量検出部57a,57
bの対向壁面を清掃してトナー62を払拭するための払
拭部材60が回転軸53に取付けられている(図7及び
図8参照)。なお、払拭部材60の一実施例としては、
アーム63先端のブロック64の左右両側に清掃用ブラ
シを植毛してこの清掃用ブラシにて現像剤残量検出部5
7a,57bの対向壁面を払拭するものでも良いし、可
撓性フィルム(図示せず)にて払拭するようにしても良
い。
中央部底面に半径内向きに突出させた透光性の一対の現
像剤残量検出部57a,57bには、外側から投光部と
受光部とからなるフォトインタラプタ等のトナーセンサ
58を設け、前記一対の現像剤残量検出部57a,57
bの間を通過するとき、現像剤残量検出部57a,57
bの対向壁面を清掃してトナー62を払拭するための払
拭部材60が回転軸53に取付けられている(図7及び
図8参照)。なお、払拭部材60の一実施例としては、
アーム63先端のブロック64の左右両側に清掃用ブラ
シを植毛してこの清掃用ブラシにて現像剤残量検出部5
7a,57bの対向壁面を払拭するものでも良いし、可
撓性フィルム(図示せず)にて払拭するようにしても良
い。
【0043】そして、前記払拭部材60は現像剤残量検
出のためにも利用される。即ち、払拭部材60が図8の
矢印A方向に回転して一対の現像剤残量検出部57a,
57bの間を通過するときにトナー62を掻き上げる。
そのとき、前記投光部からの光は受光部にて受光でき
る。その後、トナー62が一対の現像剤残量検出部57
a,57bの間に落下して隙間を埋めるので、前記光は
遮断されることになる。そして、トナーカートリッジ2
6内の現像剤残量が多い場合には、前記受光部で一旦光
を受けてから再度受光しなくなるまでの時間T(トナー
センサ58のON時間)が短く、且つ現像剤残量が少な
くなるに従って時間Tが長くかかることになる。トナー
62がごく少量になれば、受光し続けることになる。そ
こで、プリンタの制御装置(図示せず)により、前記時
間Tの情報から現像剤残量を検出するものである。
出のためにも利用される。即ち、払拭部材60が図8の
矢印A方向に回転して一対の現像剤残量検出部57a,
57bの間を通過するときにトナー62を掻き上げる。
そのとき、前記投光部からの光は受光部にて受光でき
る。その後、トナー62が一対の現像剤残量検出部57
a,57bの間に落下して隙間を埋めるので、前記光は
遮断されることになる。そして、トナーカートリッジ2
6内の現像剤残量が多い場合には、前記受光部で一旦光
を受けてから再度受光しなくなるまでの時間T(トナー
センサ58のON時間)が短く、且つ現像剤残量が少な
くなるに従って時間Tが長くかかることになる。トナー
62がごく少量になれば、受光し続けることになる。そ
こで、プリンタの制御装置(図示せず)により、前記時
間Tの情報から現像剤残量を検出するものである。
【0044】次に、このように構成されたレーザプリン
タ1におけるトナーカートリッジ26及びクリーニング
装置70からの撹拌室30へのトナーの供給動作につい
て説明する。
タ1におけるトナーカートリッジ26及びクリーニング
装置70からの撹拌室30へのトナーの供給動作につい
て説明する。
【0045】まず、トナーカートリッジ26からの未使
用トナー62の供給について図2及び図8を参照して説
明する。
用トナー62の供給について図2及び図8を参照して説
明する。
【0046】アジテータ52の回転軸53が矢印A方向
(即ちトナーカートリッジ26の底からトナー62を掻
き上げてトナー放出口43に向う最短距離の回転方向)
に回転すると、搬出兼用撹拌部材としての第2撹拌部材
56にて掻き上げられた中央部位26a付近のトナー6
2は、トナー放出口43から仕切り壁40のトナー導入
口41を介して撹拌室30に放出されるため、トナーカ
ートリッジ26の中央部位26aのトナー残量が少なく
なる。
(即ちトナーカートリッジ26の底からトナー62を掻
き上げてトナー放出口43に向う最短距離の回転方向)
に回転すると、搬出兼用撹拌部材としての第2撹拌部材
56にて掻き上げられた中央部位26a付近のトナー6
2は、トナー放出口43から仕切り壁40のトナー導入
口41を介して撹拌室30に放出されるため、トナーカ
ートリッジ26の中央部位26aのトナー残量が少なく
なる。
【0047】これに対して、図8に示すように、第1撹
拌部材55は、その半径方向の寸法がトナーカートリッ
ジ26の長手方向中央部位26a寄りで長く、トナーカ
ートリッジ26の端部寄りで短く形成されているから、
トナーカートリッジ26の一様な半径R3の内周面に沿
って回転すると、図2に示すように、長い半径側のたわ
む角度は短い半径側のたわむ角度よりも大きくなる。こ
のため、第1撹拌部材55は、トナーカートリッジ26
の中央部位26a側が端部側よりも回転方向に対して遅
れるように傾斜し、その傾斜面によって掻き上げるトナ
ー62を中央部位26a側へ押すことになる。
拌部材55は、その半径方向の寸法がトナーカートリッ
ジ26の長手方向中央部位26a寄りで長く、トナーカ
ートリッジ26の端部寄りで短く形成されているから、
トナーカートリッジ26の一様な半径R3の内周面に沿
って回転すると、図2に示すように、長い半径側のたわ
む角度は短い半径側のたわむ角度よりも大きくなる。こ
のため、第1撹拌部材55は、トナーカートリッジ26
の中央部位26a側が端部側よりも回転方向に対して遅
れるように傾斜し、その傾斜面によって掻き上げるトナ
ー62を中央部位26a側へ押すことになる。
【0048】また、図8に示すように、第1撹拌部材5
5と第2撹拌部材56との回転軸53に対する取付け位
相を90度等の適宜角度異ならせることにより、第1撹
拌部材55でトナーカートリッジ26の長手方向の中央
部位26a側に寄せるように掻き上げられたトナー62
を第2撹拌部材56にてトナー放出口43に掻き上げ
て、仕切り壁40のトナー導入口41を介して撹拌室3
0に供給するという作用を時間的にずらせて実行するこ
とができ、第1撹拌部材55でトナーカートリッジ26
の中央部位26a側にトナー62を寄せ移動させる作用
を促進することができる。
5と第2撹拌部材56との回転軸53に対する取付け位
相を90度等の適宜角度異ならせることにより、第1撹
拌部材55でトナーカートリッジ26の長手方向の中央
部位26a側に寄せるように掻き上げられたトナー62
を第2撹拌部材56にてトナー放出口43に掻き上げ
て、仕切り壁40のトナー導入口41を介して撹拌室3
0に供給するという作用を時間的にずらせて実行するこ
とができ、第1撹拌部材55でトナーカートリッジ26
の中央部位26a側にトナー62を寄せ移動させる作用
を促進することができる。
【0049】従って、トナーカートリッジ26の端部の
底にトナー62が少しだけ溜まっていても、これを残ら
ずトナーカートリッジ中央部位26a側に寄せるように
掻き上げることになり、トナー62はトナーカートリッ
ジ26の端部に残留することなく、トナー放出口43か
ら仕切り壁40のトナー導入口41を介して撹拌室30
に確実に供給することができるという効果を奏する。
底にトナー62が少しだけ溜まっていても、これを残ら
ずトナーカートリッジ中央部位26a側に寄せるように
掻き上げることになり、トナー62はトナーカートリッ
ジ26の端部に残留することなく、トナー放出口43か
ら仕切り壁40のトナー導入口41を介して撹拌室30
に確実に供給することができるという効果を奏する。
【0050】また、トナーカートリッジ26の長手方向
の中央部位26aにだけトナー放出口43が開口してい
るものであっても、トナー62がトナーカートリッジ2
6の端部に偏在して残留することがないし、トナー放出
口43の下方の底側に現像剤残量検出部57a,57b
での誤検出作動を起こすことがない。
の中央部位26aにだけトナー放出口43が開口してい
るものであっても、トナー62がトナーカートリッジ2
6の端部に偏在して残留することがないし、トナー放出
口43の下方の底側に現像剤残量検出部57a,57b
での誤検出作動を起こすことがない。
【0051】更に、図8に示すように、トナーカートリ
ッジ26の長手方向に沿うトナー放出口43の長さ寸法
L1に対して第2撹拌部材56の長さ寸法L2が大きい
場合には、トナーカートリッジ26の内壁面のうちトナ
ー放出口43の上側にPET(ポリエチレンテレフタレ
ート)フィルム等の可撓性を有する邪魔板(図示せず)
を固着して、上向きに回動する第2撹拌部材56の自由
端側が該邪魔板に擦られるように配置しておけば、当該
第2撹拌部材56の自由端側上面に載ったトナー62を
トナー導入口41方向に撥ね上げて撹拌室30内に供給
する効果を増大させることができる。
ッジ26の長手方向に沿うトナー放出口43の長さ寸法
L1に対して第2撹拌部材56の長さ寸法L2が大きい
場合には、トナーカートリッジ26の内壁面のうちトナ
ー放出口43の上側にPET(ポリエチレンテレフタレ
ート)フィルム等の可撓性を有する邪魔板(図示せず)
を固着して、上向きに回動する第2撹拌部材56の自由
端側が該邪魔板に擦られるように配置しておけば、当該
第2撹拌部材56の自由端側上面に載ったトナー62を
トナー導入口41方向に撥ね上げて撹拌室30内に供給
する効果を増大させることができる。
【0052】第1撹拌部材55の外側部位55bはスリ
ット55aによって中央寄り部位55cに対してほぼ独
立してたわむことができるから、中央寄り部位55cが
トナーカートリッジ26の上半分の円筒状中央部位26
aを払拭することができる。しかも、トナー放出口43
を形成する等のために、トナーカートリッジ26の一部
分26cを長手方向に平面状に構成した場合、第1撹拌
部材55はスリット55aによって分割された部位55
b,55cの自由端がトナーカートリッジ26の内面形
成に順応して払拭するようになる。スリット55aは回
転軸53の軸線方向に間隔をおいて適宜の数形成するこ
とができる。
ット55aによって中央寄り部位55cに対してほぼ独
立してたわむことができるから、中央寄り部位55cが
トナーカートリッジ26の上半分の円筒状中央部位26
aを払拭することができる。しかも、トナー放出口43
を形成する等のために、トナーカートリッジ26の一部
分26cを長手方向に平面状に構成した場合、第1撹拌
部材55はスリット55aによって分割された部位55
b,55cの自由端がトナーカートリッジ26の内面形
成に順応して払拭するようになる。スリット55aは回
転軸53の軸線方向に間隔をおいて適宜の数形成するこ
とができる。
【0053】次いで、クリーニング装置70からの撹拌
室30へのトナー供給動作について図2及び図4を参照
して説明する。
室30へのトナー供給動作について図2及び図4を参照
して説明する。
【0054】撹拌室30に供給されたトナー62は、矢
印B方向に回転する第2アジテータ31にて撹拌される
ことにより、トナー62の固まりがあればそれが砕かれ
て粒径が均一化されると共に、開口部36の全長にわた
って拡げられ、仕切り壁35を越えて現像室34に供給
される。開口部36から現像室34に供給されたトナー
62は、矢印C方向に回転する第1アジテータ33によ
り、磁性キャリアと撹拌混合されて現像剤が形成される
と共に、その現像剤が摩擦帯電されて矢印D方向に回転
する現像スリーブ32に穂立ち状態で保持される。そし
て、現像スリーブ32上の現像剤が、帯電器23及びス
キャナユニット17により表面に静電潜像が形成された
感光体ドラム7が接すると、現像剤中のトナーが静電潜
像上に移行して可視像化される。その後、この感光体ド
ラム7と転写ローラ8との間に供給された記録用紙Pに
転写ローラ8によりトナー像が転写される。
印B方向に回転する第2アジテータ31にて撹拌される
ことにより、トナー62の固まりがあればそれが砕かれ
て粒径が均一化されると共に、開口部36の全長にわた
って拡げられ、仕切り壁35を越えて現像室34に供給
される。開口部36から現像室34に供給されたトナー
62は、矢印C方向に回転する第1アジテータ33によ
り、磁性キャリアと撹拌混合されて現像剤が形成される
と共に、その現像剤が摩擦帯電されて矢印D方向に回転
する現像スリーブ32に穂立ち状態で保持される。そし
て、現像スリーブ32上の現像剤が、帯電器23及びス
キャナユニット17により表面に静電潜像が形成された
感光体ドラム7が接すると、現像剤中のトナーが静電潜
像上に移行して可視像化される。その後、この感光体ド
ラム7と転写ローラ8との間に供給された記録用紙Pに
転写ローラ8によりトナー像が転写される。
【0055】次いで、記録用紙Pにトナー像が転写され
た後の感光体ドラム7の表面に付着している排トナー7
1は、感光体ドラム7の表面に密着しているクリーニン
グ装置70のクリーニングブレード74により、収納ケ
ース75内に回収される。そして、回収された排トナー
71は、回転する螺旋状部材76により、リサイクル通
路72内部を通って、撹拌室30の搬入開口28の上方
まで搬送され、自重により搬入開口28を通って撹拌室
30内に供給される。このとき、第2アジテータ31に
より撹拌されている撹拌室30内のトナーは、搬入開口
28の手前で、規制シート29により行く手を阻まれる
ため、その行く手を阻まれたトナーの分だけは搬入開口
28の下方に運ばれない。この結果、搬入開口28の下
方に搬入用スペースが確実に確保されるので、クリーニ
ング装置70から送られてきた排トナー71は、スムー
ズに撹拌室30内に供給されることになる。
た後の感光体ドラム7の表面に付着している排トナー7
1は、感光体ドラム7の表面に密着しているクリーニン
グ装置70のクリーニングブレード74により、収納ケ
ース75内に回収される。そして、回収された排トナー
71は、回転する螺旋状部材76により、リサイクル通
路72内部を通って、撹拌室30の搬入開口28の上方
まで搬送され、自重により搬入開口28を通って撹拌室
30内に供給される。このとき、第2アジテータ31に
より撹拌されている撹拌室30内のトナーは、搬入開口
28の手前で、規制シート29により行く手を阻まれる
ため、その行く手を阻まれたトナーの分だけは搬入開口
28の下方に運ばれない。この結果、搬入開口28の下
方に搬入用スペースが確実に確保されるので、クリーニ
ング装置70から送られてきた排トナー71は、スムー
ズに撹拌室30内に供給されることになる。
【0056】次に、上記のようにして撹拌室30内に搬
送されたトナーの現像室34への搬送について、図2及
び図3を参照して説明する。
送されたトナーの現像室34への搬送について、図2及
び図3を参照して説明する。
【0057】トナーカートリッジ26の中央部位26a
のトナー放出口43から仕切り壁40のトナー導入口4
1を介して撹拌室30内への供給されたトナー62、及
びクリーニング装置70からリサイクル通路72を介し
て撹拌室30の中央部分に供給された排トナー71は、
第2アジテータ31が矢印B方向に回転すると、開口部
36(仕切り壁35)に向かって掻上げられる。このと
き、中央部分(トナー導入口41、トナー放出口43と
対向する部分)には、トナーカートリッジ26からのト
ナー62だけでなく、クリーニング装置70からのトナ
ー71も搬入開口28から供給されるので、該中央部分
のトナーは量が多く、また両側面(ブラケット27a,
27a)側のトナーは量が少ない。
のトナー放出口43から仕切り壁40のトナー導入口4
1を介して撹拌室30内への供給されたトナー62、及
びクリーニング装置70からリサイクル通路72を介し
て撹拌室30の中央部分に供給された排トナー71は、
第2アジテータ31が矢印B方向に回転すると、開口部
36(仕切り壁35)に向かって掻上げられる。このと
き、中央部分(トナー導入口41、トナー放出口43と
対向する部分)には、トナーカートリッジ26からのト
ナー62だけでなく、クリーニング装置70からのトナ
ー71も搬入開口28から供給されるので、該中央部分
のトナーは量が多く、また両側面(ブラケット27a,
27a)側のトナーは量が少ない。
【0058】従って、中央部分のトナーは、トナーカー
トリッジ26からのトナー押出力が伝わりやすいので、
仕切り壁35の高壁部35aが壁の高さが高くてもトナ
ー量が多い分だけ高壁部35aを容易に乗り越えること
ができ、また、両側面側のトナーは、トナーカートリッ
ジ26からのトナー押出力が伝わり難いが、仕切り壁3
5の低壁部35cが壁の高さが低いので、トナー量が少
なくても低壁部35cを乗り越えることができる。この
ようにして、撹拌室30内のトナーは、現像スリーブ3
2の長手方向の各位置においてほぼ均等に仕切り壁35
を乗り越えて現像室34に送り込まれる。これにより、
現像室34にて現像スリーブ32引いては感光体ドラム
7には必要なだけ現像剤が供給され、記録用紙Pの記録
品質が低下することがない。
トリッジ26からのトナー押出力が伝わりやすいので、
仕切り壁35の高壁部35aが壁の高さが高くてもトナ
ー量が多い分だけ高壁部35aを容易に乗り越えること
ができ、また、両側面側のトナーは、トナーカートリッ
ジ26からのトナー押出力が伝わり難いが、仕切り壁3
5の低壁部35cが壁の高さが低いので、トナー量が少
なくても低壁部35cを乗り越えることができる。この
ようにして、撹拌室30内のトナーは、現像スリーブ3
2の長手方向の各位置においてほぼ均等に仕切り壁35
を乗り越えて現像室34に送り込まれる。これにより、
現像室34にて現像スリーブ32引いては感光体ドラム
7には必要なだけ現像剤が供給され、記録用紙Pの記録
品質が低下することがない。
【0059】なお、高壁部35aの長さがトナーカート
リッジ26のトナー放出口43(仕切り壁40のトナー
導入口41)の間口と広さが同じであるから、撹拌室3
0における中央部分のトナーが必要以上に現像室34に
送り込まれることがなく、撹拌室30から現像室34へ
のトナーの供給はどの位置でもほぼ等しくなる。更に、
高壁部35aと低壁部35cとの間に、高壁部35aか
ら仕切り壁35の両端部分に向かって壁の高さが徐々に
低くなる傾斜部35bを設けたので、高壁部35aから
低壁部35cに壁の高さが変わる部分でのトナーの流れ
が急に変わることなく、スムーズに流れる。
リッジ26のトナー放出口43(仕切り壁40のトナー
導入口41)の間口と広さが同じであるから、撹拌室3
0における中央部分のトナーが必要以上に現像室34に
送り込まれることがなく、撹拌室30から現像室34へ
のトナーの供給はどの位置でもほぼ等しくなる。更に、
高壁部35aと低壁部35cとの間に、高壁部35aか
ら仕切り壁35の両端部分に向かって壁の高さが徐々に
低くなる傾斜部35bを設けたので、高壁部35aから
低壁部35cに壁の高さが変わる部分でのトナーの流れ
が急に変わることなく、スムーズに流れる。
【0060】なお、前記実施例においては、仕切り壁3
5の形状を、同一の高さからなる高壁部35aと、壁の
高さが直線的に徐々に低くなる傾斜部35bと、高さが
低く同一の高さからなる低壁部35cとから構成してい
たが、全体的に中央部が高く、両端部に行くに連れて低
くなる形状であれば良く、例えば、高壁部及び低壁部は
それぞれ同じ高さである必要はなく、なだらかな円弧形
状であっても良い。
5の形状を、同一の高さからなる高壁部35aと、壁の
高さが直線的に徐々に低くなる傾斜部35bと、高さが
低く同一の高さからなる低壁部35cとから構成してい
たが、全体的に中央部が高く、両端部に行くに連れて低
くなる形状であれば良く、例えば、高壁部及び低壁部は
それぞれ同じ高さである必要はなく、なだらかな円弧形
状であっても良い。
【0061】また、撹拌室30における中央部分には、
クリーニング装置70からのトナー71も搬入開口28
から供給されるので、仕切り壁35の高壁部35aの中
央をその分だけ壁の高さを高くしても良い。
クリーニング装置70からのトナー71も搬入開口28
から供給されるので、仕切り壁35の高壁部35aの中
央をその分だけ壁の高さを高くしても良い。
【0062】更に、記録用紙Pの記録基準位置を装置の
端部にした場合に、トナー放出口43をトナーカートリ
ッジ26の中央部位26aではなく、長手方向における
前記記録基準位置側に寄せて配置することも考えられる
が、この場合には、仕切り壁の高壁部をトナー放出口と
対向する位置に配置し、仕切り壁の他の部分を低壁部す
れば、前記実施例と同様な効果を得ることができる。
端部にした場合に、トナー放出口43をトナーカートリ
ッジ26の中央部位26aではなく、長手方向における
前記記録基準位置側に寄せて配置することも考えられる
が、この場合には、仕切り壁の高壁部をトナー放出口と
対向する位置に配置し、仕切り壁の他の部分を低壁部す
れば、前記実施例と同様な効果を得ることができる。
【0063】また、前記実施例では本発明をトナーカー
トリッジ26のアジテータ52について適用したが、現
像装置10の現像剤収容室として撹拌室30におけるア
ジテータ31に適用した場合にも前記と同様の作用・効
果を奏することはいうまでもない。
トリッジ26のアジテータ52について適用したが、現
像装置10の現像剤収容室として撹拌室30におけるア
ジテータ31に適用した場合にも前記と同様の作用・効
果を奏することはいうまでもない。
【0064】
【発明の効果】以上に説明したように、請求項1の発明
の画像形成装置は、現像装置における現像室と現像剤撹
拌室とを仕切る仕切り壁を、カートリッジの放出口と対
向する高壁部と、その高壁部よりも壁の高さが低く、放
出口と対向しない低壁部とから構成したので、現像剤撹
拌室にて撹拌部材が回転することにより、放出口からま
っすぐ現像室に向かう現像剤は仕切り壁の高壁部を乗り
越え、また、他の部分の現像剤は仕切り壁の低壁部を乗
り越えて現像室に送り込まれるため、現像剤撹拌室から
現像室への現像剤の供給はどの部分でもほぼ等しくな
り、現像スリーブ引いては感光体ドラムには必要なだけ
現像剤が供給される。これにより、記録用紙の記録品質
が低下することがない。
の画像形成装置は、現像装置における現像室と現像剤撹
拌室とを仕切る仕切り壁を、カートリッジの放出口と対
向する高壁部と、その高壁部よりも壁の高さが低く、放
出口と対向しない低壁部とから構成したので、現像剤撹
拌室にて撹拌部材が回転することにより、放出口からま
っすぐ現像室に向かう現像剤は仕切り壁の高壁部を乗り
越え、また、他の部分の現像剤は仕切り壁の低壁部を乗
り越えて現像室に送り込まれるため、現像剤撹拌室から
現像室への現像剤の供給はどの部分でもほぼ等しくな
り、現像スリーブ引いては感光体ドラムには必要なだけ
現像剤が供給される。これにより、記録用紙の記録品質
が低下することがない。
【0065】また、請求項2の発明の画像形成装置は、
請求項1の発明の効果の他、カートリッジの中央部分に
形成された放出口から現像剤撹拌室に供給され、撹拌部
材が回転すると、現像剤撹拌室の中央部分の現像剤は仕
切り壁の高壁部を乗り越え、また、両側面側の現像剤は
仕切り壁の低壁部を乗り越えて現像室に送り込まれるた
め、現像剤撹拌室から現像室への現像剤の供給は中央部
分あるいは両側面側問わず等しくなり、現像スリーブ引
いては感光体ドラムには必要なだけ現像剤が供給され
る。これにより、記録用紙の記録基準位置が装置のどこ
であっても、記録用紙の記録品質が低下することがな
い。
請求項1の発明の効果の他、カートリッジの中央部分に
形成された放出口から現像剤撹拌室に供給され、撹拌部
材が回転すると、現像剤撹拌室の中央部分の現像剤は仕
切り壁の高壁部を乗り越え、また、両側面側の現像剤は
仕切り壁の低壁部を乗り越えて現像室に送り込まれるた
め、現像剤撹拌室から現像室への現像剤の供給は中央部
分あるいは両側面側問わず等しくなり、現像スリーブ引
いては感光体ドラムには必要なだけ現像剤が供給され
る。これにより、記録用紙の記録基準位置が装置のどこ
であっても、記録用紙の記録品質が低下することがな
い。
【0066】更に、請求項3の発明の画像形成装置は、
請求項1あるいは請求項2の発明の効果の他、高壁部の
長さを供給口の間口と広さがほぼ一致しているので、現
像剤撹拌室における中央部分の現像剤が必要以上に現像
室に送り込まれることがなく、現像剤撹拌室から現像室
への現像剤の供給はどの位置でもほぼ等しくなる。
請求項1あるいは請求項2の発明の効果の他、高壁部の
長さを供給口の間口と広さがほぼ一致しているので、現
像剤撹拌室における中央部分の現像剤が必要以上に現像
室に送り込まれることがなく、現像剤撹拌室から現像室
への現像剤の供給はどの位置でもほぼ等しくなる。
【0067】更に、請求項4の発明の画像形成装置は、
請求項1乃至請求項3の発明の効果の他、高壁部と低壁
部との間に、高壁部から両端部分に向かって壁の高さが
徐々に低くなる傾斜部を設けたので、高壁部から低壁部
へ変わる部分での現像剤の流れがスムーズになる。
請求項1乃至請求項3の発明の効果の他、高壁部と低壁
部との間に、高壁部から両端部分に向かって壁の高さが
徐々に低くなる傾斜部を設けたので、高壁部から低壁部
へ変わる部分での現像剤の流れがスムーズになる。
【図1】図1は、レーザプリンタの概略側断面図であ
る。
る。
【図2】図2は、現像装置のケースの要部一部切欠き側
断面図である。
断面図である。
【図3】図3は、仕切り壁の拡大平面図である。
【図4】図4は、排トナーのリサイクルの概要を示す斜
視図である。
視図である。
【図5】図5は、トナーカートリッジを一方から見た斜
視図である。
視図である。
【図6】図6は、トナーカートリッジを他方から見た斜
視図である。
視図である。
【図7】図7は、トナーカートリッジ内のアジテータを
示す断面図である。
示す断面図である。
【図8】図8は、トナーカートリッジ内のアジテータを
示す斜視図である。
示す斜視図である。
1 レーザプリンタ 7 感光体ドラム 10 現像装置 26 トナーカートリッジ 26a 中央部位 27 現像ケース 30 撹拌室 31 第2アジテータ 32 現像スリーブ 33 第1アジテータ 34 現像室 35 仕切り壁 35a 高壁部 35b 傾斜部 35c 低壁部 36 開口部 40 仕切り壁 41 トナー導入口 43 トナー放出口 44 第1シャッター 52 アジテータ 55 第1撹拌部材 56 第2撹拌部材 62 トナー 71 排トナー
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 G03G 15/09 Z
Claims (4)
- 【請求項1】 感光体ドラムの円周一側面と対峙する現
像部ケースの開口部に、前記感光体ドラムの軸線と平行
な軸線を有するマグネットローラを内装した円筒状の現
像スリーブを回転可能に装着してなる画像形成装置にお
いて、 前記現像スリーブを収納する現像室と、 現像剤を収納し、その現像剤を放出する放出口を有する
カートリッジと、 該カートリッジの放出口から供給された現像剤を撹拌
し、且つ前記現像室に送る現像剤撹拌手段を有する現像
剤撹拌室と、 前記カートリッジの放出口と対向する高壁部と、その高
壁部よりも壁の高さが低く、該放出口と対向しない低壁
部とを有し、且つ前記現像室と現像剤撹拌室とを仕切る
仕切り壁とを備えたことを特徴とする画像形成装置。 - 【請求項2】 前記カートリッジは、前記放出口をカー
トリッジの長手方向中央部に形成し、前記仕切り壁は、
カートリッジの放出口と対向する高壁部と、その高壁部
の両端部分にそれぞれ形成され、且つ高壁部よりも壁の
高さが低い低壁部とから構成されたことを特徴とする請
求項1記載の画像形成装置。 - 【請求項3】 前記高壁部の長さを前記カートリッジの
放出口の間口と広さがほぼ一致させたことを特徴とする
請求項1あるいは請求項2記載の画像形成装置。 - 【請求項4】 前記高壁部と前記低壁部との間に、高壁
部から両端部分に向かって壁の高さが徐々に低くなる傾
斜部を設けたことを特徴とする請求項1乃至請求項3記
載の画像形成装置。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6175313A JPH0844207A (ja) | 1994-07-27 | 1994-07-27 | 画像形成装置 |
US08/434,340 US5612770A (en) | 1994-07-27 | 1995-05-02 | Developing device with partition member of varying length |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6175313A JPH0844207A (ja) | 1994-07-27 | 1994-07-27 | 画像形成装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0844207A true JPH0844207A (ja) | 1996-02-16 |
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