JP3018395B2 - 画像形成装置のトナー濃度制御装置 - Google Patents
画像形成装置のトナー濃度制御装置Info
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- G03G15/00—Apparatus for electrographic processes using a charge pattern
- G03G15/06—Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for developing
- G03G15/08—Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for developing using a solid developer, e.g. powder developer
- G03G15/0822—Arrangements for preparing, mixing, supplying or dispensing developer
- G03G15/0848—Arrangements for testing or measuring developer properties or quality, e.g. charge, size, flowability
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Description
【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、画像形成装置のトナー濃度制御装置に関す
る。
る。
従来の技術 二成分現像剤は、感光体上の静電潜像を可視化するト
ナーと、摩擦帯電によりトナーに電荷を与えると共にそ
のトナーを現像領域に搬送するキャリアとから構成され
る。キャリアは耐刷によって消費されることがなく、現
像器中に常に一定量保有される。一方、トナーは、耐刷
により消費されるものである。
ナーと、摩擦帯電によりトナーに電荷を与えると共にそ
のトナーを現像領域に搬送するキャリアとから構成され
る。キャリアは耐刷によって消費されることがなく、現
像器中に常に一定量保有される。一方、トナーは、耐刷
により消費されるものである。
現像剤中のトナーが消費されると、トナー濃度が変化
し画像濃度に影響するため、これを一定に制御する必要
がある。そこで、トナー濃度変化を磁気変化や反射光量
変化で検出し、その結果に基づいてトナーの補給を行
い、トナー濃度を一定に制御するようにしている。
し画像濃度に影響するため、これを一定に制御する必要
がある。そこで、トナー濃度変化を磁気変化や反射光量
変化で検出し、その結果に基づいてトナーの補給を行
い、トナー濃度を一定に制御するようにしている。
磁気を利用する方法は、現像剤中に存在する単位体積
当たりのキャリア量の変化を透磁率の変化で検出してト
ナー濃度を検出する方法であり、検出された透磁率を電
圧に変化し、これを基準電圧と比較し、この比較結果に
基づいて必要量のトナーの補給を行うようになってい
る。
当たりのキャリア量の変化を透磁率の変化で検出してト
ナー濃度を検出する方法であり、検出された透磁率を電
圧に変化し、これを基準電圧と比較し、この比較結果に
基づいて必要量のトナーの補給を行うようになってい
る。
光を利用する方法は、現像剤に光を照射し、反射され
てくる光量を検出してトナー濃度を検出する方法であ
り、検出された反射光量を電圧変化に変換し、前述と同
様、これを基準電圧と比較し、この比較結果に基づいて
トナーの補給を行うようになっている。
てくる光量を検出してトナー濃度を検出する方法であ
り、検出された反射光量を電圧変化に変換し、前述と同
様、これを基準電圧と比較し、この比較結果に基づいて
トナーの補給を行うようになっている。
発明が解決しようとする課題 ところが、上記の磁気を利用する方法は、現像剤中の
キャリア量からトナー濃度を検出するものであり、トナ
ー量それ自体を検出する方法ではないから、耐刷以外の
原因、即ち、トナーの消費以外の要因によって、トナー
濃度の検出結果が変化することになる。光を利用する方
法においても、上述と同様、耐刷以外の原因、即ち、ト
ナーの消費以外の要因によって、トナー濃度の検出結果
が変化する。
キャリア量からトナー濃度を検出するものであり、トナ
ー量それ自体を検出する方法ではないから、耐刷以外の
原因、即ち、トナーの消費以外の要因によって、トナー
濃度の検出結果が変化することになる。光を利用する方
法においても、上述と同様、耐刷以外の原因、即ち、ト
ナーの消費以外の要因によって、トナー濃度の検出結果
が変化する。
上記トナーの消費以外の検出結果の変化の主な要因と
しては、以下のものがある。
しては、以下のものがある。
トナーには、トナー流動性の向上および帯電の安定化
を図るための後処理が施されている。通常は後処理剤と
してシリカを0.2%〜1%程度トナーに分散させてい
る。補給された当初のトナーにはシリカが付着している
が、攪拌されるにつれてトナーから後処理剤が離脱す
る。このため、現像剤が使い込まれてくると、かさ密度
が変化し、キャリア量を検出する磁気式のトナー濃度検
出方法では、その検出結果を示すトナー濃度は実際のト
ナー濃度よりも高い値を示す。
を図るための後処理が施されている。通常は後処理剤と
してシリカを0.2%〜1%程度トナーに分散させてい
る。補給された当初のトナーにはシリカが付着している
が、攪拌されるにつれてトナーから後処理剤が離脱す
る。このため、現像剤が使い込まれてくると、かさ密度
が変化し、キャリア量を検出する磁気式のトナー濃度検
出方法では、その検出結果を示すトナー濃度は実際のト
ナー濃度よりも高い値を示す。
トナーが比較的速く消費されると、現像器内で攪拌さ
れている時間が短くなるから、前記後処理剤の離脱は少
ない。即ち、トナーが速く消費されるか否かにより、実
際のトナー濃度と検出結果のずれの程度に差異が生じて
くる。
れている時間が短くなるから、前記後処理剤の離脱は少
ない。即ち、トナーが速く消費されるか否かにより、実
際のトナー濃度と検出結果のずれの程度に差異が生じて
くる。
現像はトナーの帯電量の低いものから消費されていく
ため、耐刷によりトナーの高帯電量物、即ち、小粒径の
トナーが蓄積されることになり、この場合も、前述と同
様、かさ密度が変化し、検出結果を示すトナー濃度は実
際のトナー濃度よりも高い値を示す。
ため、耐刷によりトナーの高帯電量物、即ち、小粒径の
トナーが蓄積されることになり、この場合も、前述と同
様、かさ密度が変化し、検出結果を示すトナー濃度は実
際のトナー濃度よりも高い値を示す。
特に、光学式の検出方法において問題となるもので
は、キャリアのスペント現象がある。スペント現象と
は、現像剤が使い込まれてくることで、キャリアにつぶ
れトナーが付着し、本来なら光を吸収するはずのキャリ
アが光を反射するようになる現象であり、この場合も、
前述と同様、検出結果が示すトナー濃度は実際のトナー
濃度よりも高い値を示す。
は、キャリアのスペント現象がある。スペント現象と
は、現像剤が使い込まれてくることで、キャリアにつぶ
れトナーが付着し、本来なら光を吸収するはずのキャリ
アが光を反射するようになる現象であり、この場合も、
前述と同様、検出結果が示すトナー濃度は実際のトナー
濃度よりも高い値を示す。
以上のように、現像剤が使い込まれてくるにつれて、
検出結果が示すトナー濃度の値は実際のトナー濃度より
も高い値を示す方法に変化する。従って、この検出結果
に基づいてトナー濃度一定制御が行われていくと、画像
濃度が次第に薄くなるという欠点がある。
検出結果が示すトナー濃度の値は実際のトナー濃度より
も高い値を示す方法に変化する。従って、この検出結果
に基づいてトナー濃度一定制御が行われていくと、画像
濃度が次第に薄くなるという欠点がある。
そこで、現像器の作動回数(コピー枚数)がかさ密度
変化に関係することを考慮して、基準電圧を補正するよ
うにしたものが知られている(特開昭57−73771号公報
参照)。
変化に関係することを考慮して、基準電圧を補正するよ
うにしたものが知られている(特開昭57−73771号公報
参照)。
しかしながら、現像器一回の作動につき、別言すれ
ば、一枚のコピーにつき消費されるトナーの量は、必ず
しも一定ではないため、これら現像器の作動回数から予
想されるトナー消費量と実際のトナー消費量との間には
かなりの差が生じてしまう。このため、トナーの消費の
されかたについて誤った判断を下すことになり、基準電
圧に対して適切な補正が行われなくなるという欠点を有
していた。さらに、現像器周りの環境変化、例えば、温
度変化によって、かさ密度が変化し、検出結果が示すト
ナー濃度と実際のトナー濃度との間にずれが生じること
を考慮していないという欠点もある。
ば、一枚のコピーにつき消費されるトナーの量は、必ず
しも一定ではないため、これら現像器の作動回数から予
想されるトナー消費量と実際のトナー消費量との間には
かなりの差が生じてしまう。このため、トナーの消費の
されかたについて誤った判断を下すことになり、基準電
圧に対して適切な補正が行われなくなるという欠点を有
していた。さらに、現像器周りの環境変化、例えば、温
度変化によって、かさ密度が変化し、検出結果が示すト
ナー濃度と実際のトナー濃度との間にずれが生じること
を考慮していないという欠点もある。
本発明は、上記事情に鑑み、一枚当たりのトナー消費
量を考慮し、また、一枚当たりのトナー消費量とコピー
累積枚数とを考慮し、また、一枚当たりのトナー消費量
とコピー累積枚数と環境変化とを考慮し、基準電圧に対
する補正が適切に行われるようにした画像形成装置のト
ナー濃度制御装置の提供を目的としている。
量を考慮し、また、一枚当たりのトナー消費量とコピー
累積枚数とを考慮し、また、一枚当たりのトナー消費量
とコピー累積枚数と環境変化とを考慮し、基準電圧に対
する補正が適切に行われるようにした画像形成装置のト
ナー濃度制御装置の提供を目的としている。
課題を解決するための手段 請求項第1項の発明に係る画像形成装置のトナー濃度
制御装置は、上記の課題を解決するために、二成分現像
剤のトナー濃度の変化に応じて変化する濃度検知信号を
基準値と比較し、この比較結果に基づいて適量のトナー
を現像器に補給してトナー濃度を制御する画像形成装置
のトナー濃度制御装置において、画データに基づいて一
枚当たりのドット数を計測するドット数計測手段と、画
像形成枚数を計測する画像形成枚数計測手段と、前記ド
ット数計測手段が計測する一枚当たりのドット数を累積
記憶し、前記画像形成枚数計測手段が所定枚数を計測す
ると、当該所定枚数の計測期間に累積されたドット数を
前記所定枚数で除することにより、一枚当たりの平均ド
ット数を取得する平均ドット数取得手段と、一枚当たり
の平均ドット数に基づいて、前記基準値、前記濃度検知
信号または前記比較結果の補正を行う補正手段とを備え
ていることを特徴とする。
制御装置は、上記の課題を解決するために、二成分現像
剤のトナー濃度の変化に応じて変化する濃度検知信号を
基準値と比較し、この比較結果に基づいて適量のトナー
を現像器に補給してトナー濃度を制御する画像形成装置
のトナー濃度制御装置において、画データに基づいて一
枚当たりのドット数を計測するドット数計測手段と、画
像形成枚数を計測する画像形成枚数計測手段と、前記ド
ット数計測手段が計測する一枚当たりのドット数を累積
記憶し、前記画像形成枚数計測手段が所定枚数を計測す
ると、当該所定枚数の計測期間に累積されたドット数を
前記所定枚数で除することにより、一枚当たりの平均ド
ット数を取得する平均ドット数取得手段と、一枚当たり
の平均ドット数に基づいて、前記基準値、前記濃度検知
信号または前記比較結果の補正を行う補正手段とを備え
ていることを特徴とする。
請求項第2項の発明に係る画像形成装置のトナー濃度
制御装置は、請求項1記載のトナー濃度制御装置におい
て、補正手段は、平均ドット数と共に、画像形成枚数計
測手段が計測する累積枚数に基づいて、前記基準値、前
記濃度検知信号または前記比較結果の補正を行うことを
特徴とする。
制御装置は、請求項1記載のトナー濃度制御装置におい
て、補正手段は、平均ドット数と共に、画像形成枚数計
測手段が計測する累積枚数に基づいて、前記基準値、前
記濃度検知信号または前記比較結果の補正を行うことを
特徴とする。
請求項第3項の発明に係る画像形成装置のトナー濃度
制御装置は、請求項2記載のトナー濃度制御装置におい
て、さらに、現像器周りの環境変化を検出する環境変化
検出手段を備え、前記補正手段は、前記平均ドット数及
び前記累積枚数と共に、前記環境変化検出手段が検出す
る環境変化に基づいて、前記基準値、前記濃度検知信号
または前記比較信号の補正を行うことを特徴とする。
制御装置は、請求項2記載のトナー濃度制御装置におい
て、さらに、現像器周りの環境変化を検出する環境変化
検出手段を備え、前記補正手段は、前記平均ドット数及
び前記累積枚数と共に、前記環境変化検出手段が検出す
る環境変化に基づいて、前記基準値、前記濃度検知信号
または前記比較信号の補正を行うことを特徴とする。
作用 請求項第1項に発明の構成によれば、二成分現像剤の
トナー濃度の変化に応じて変化する濃度検知信号を基準
値と比較し、この比較結果に基づいて適量のトナーを現
像器に補給してトナー濃度を制御する画像形成装置のト
ナー濃度制御装置において、所定枚数の画像形成枚数が
計測されると、当該所定枚数の計測期間に累積された一
枚当たりのドット数を当該所定枚数で除した一枚当たり
の平均ドット数が取得され、当該一枚当たりの平均ドッ
ト数に基づいて、前記基準値、前記濃度検知信号または
前記比較結果が補正される。
トナー濃度の変化に応じて変化する濃度検知信号を基準
値と比較し、この比較結果に基づいて適量のトナーを現
像器に補給してトナー濃度を制御する画像形成装置のト
ナー濃度制御装置において、所定枚数の画像形成枚数が
計測されると、当該所定枚数の計測期間に累積された一
枚当たりのドット数を当該所定枚数で除した一枚当たり
の平均ドット数が取得され、当該一枚当たりの平均ドッ
ト数に基づいて、前記基準値、前記濃度検知信号または
前記比較結果が補正される。
請求項第2項の発明の構成によれば、前記平均ドット
数と共に、画像形成枚数の累積枚数に基づいて、前記基
準値、前記濃度検知信号または前記比較結果の補正が行
われる。
数と共に、画像形成枚数の累積枚数に基づいて、前記基
準値、前記濃度検知信号または前記比較結果の補正が行
われる。
請求項第3項の発明によれば、前記平均ドット数及び
前記累積枚数と共に、現像器周りの環境変化に基づい
て、前記基準値、前記濃度検知信号または前記比較結果
の補正が行われる。
前記累積枚数と共に、現像器周りの環境変化に基づい
て、前記基準値、前記濃度検知信号または前記比較結果
の補正が行われる。
実 施 例 本発明の一実施例を第1図ないし第11図に基づいて説
明すれば、以下の通りである。
明すれば、以下の通りである。
第1図は、感光体ドラム1、現像器2、露光用光源
3、光源駆動系4、ミラー5、制御系6、トナー濃度セ
ンサ7、トナー補給駆動装置8、および現像器駆動回路
9等の相互の連結・接続および配置関係を示す説明図で
ある。
3、光源駆動系4、ミラー5、制御系6、トナー濃度セ
ンサ7、トナー補給駆動装置8、および現像器駆動回路
9等の相互の連結・接続および配置関係を示す説明図で
ある。
現像器2は、二成分現像剤を感光体ドラム1の周面対
向位置に搬送してトナーを感光体ドラム1に供給するた
めのマグネットローラ10、現像剤を攪拌する攪拌部11、
トナー補給ローラ12、およびトナーを貯留するトナー補
給ホッパ13を備えて構成されている。現像器2は、現像
器駆動回路9により駆動制御されるようになっている。
現像器駆動回路9には、その駆動回数を計測する第1・
第2カウンタ15a,15bが接続され、計測された駆動回数
は後述の入力インターフェイス20を介してCPU23に入力
されるようになっている。第1カウンタ15aおよび第2
カウンタ15bは、現像器2の交換時にリセットSW16によ
りリセットされるカウンタである。また、第1カウンタ
15aは、更に所定枚数、例えば2000枚毎にリセットされ
るカウンタである。
向位置に搬送してトナーを感光体ドラム1に供給するた
めのマグネットローラ10、現像剤を攪拌する攪拌部11、
トナー補給ローラ12、およびトナーを貯留するトナー補
給ホッパ13を備えて構成されている。現像器2は、現像
器駆動回路9により駆動制御されるようになっている。
現像器駆動回路9には、その駆動回数を計測する第1・
第2カウンタ15a,15bが接続され、計測された駆動回数
は後述の入力インターフェイス20を介してCPU23に入力
されるようになっている。第1カウンタ15aおよび第2
カウンタ15bは、現像器2の交換時にリセットSW16によ
りリセットされるカウンタである。また、第1カウンタ
15aは、更に所定枚数、例えば2000枚毎にリセットされ
るカウンタである。
制御系6は、入力インターフェイス部20と、出力イン
ターフェイス部21と、ROM22と、CPU23とを備えて構成さ
れている。CPU23は、複写機全体の制御を行う他、トナ
ー濃度制御の中枢となるものである。また、ROM22に
は、CPU23がトナー濃度制御を行う際に必要な各種のテ
ーブルが記憶してある。
ターフェイス部21と、ROM22と、CPU23とを備えて構成さ
れている。CPU23は、複写機全体の制御を行う他、トナ
ー濃度制御の中枢となるものである。また、ROM22に
は、CPU23がトナー濃度制御を行う際に必要な各種のテ
ーブルが記憶してある。
光源駆動系4は、画データ出力部25と、ドットカウン
タ26と、D/A変換器27と、光源駆動部28とから構成され
ている。画データ出力部25では、図示しないCCDセンサ
出力に対するA/D変換およびCCD感度ばらつき等に対する
補正が行われるようになっている。ドットカウンタ26
は、第2図にも示すように、ガンマ補正部31、レベル判
別部32、カウンタ群33、乗算器34、カウンタ35、加算器
36を備えて構成される。なお、ガンマ補正部31は、8ビ
ット画データを感光体ドラム1の感光性能に合わせるた
めの補正を行うものである。
タ26と、D/A変換器27と、光源駆動部28とから構成され
ている。画データ出力部25では、図示しないCCDセンサ
出力に対するA/D変換およびCCD感度ばらつき等に対する
補正が行われるようになっている。ドットカウンタ26
は、第2図にも示すように、ガンマ補正部31、レベル判
別部32、カウンタ群33、乗算器34、カウンタ35、加算器
36を備えて構成される。なお、ガンマ補正部31は、8ビ
ット画データを感光体ドラム1の感光性能に合わせるた
めの補正を行うものである。
レベル判別部32は、ガンマ補正部31からの10ビットデ
ータから一つのドットにつきその諧調を4段階に区分す
るものであり、諧調数が0〜255であるとき(即ち、上
位2ビットが00のとき)にはレベル1と判断し、諧調数
が256〜511であるとき(即ち、上位2ビットが01のと
き)にはレベル2と判断し、諧調数が512〜767であると
き(即ち、上位2ビットが10のとき)にはレベル3と判
断し、諧調数が768〜1023であるとき(即ち、上位2ビ
ットが11のとき)にはレベル4と判断するようになって
いる。カウンタ群33のカウンタC1〜C4は、一回のコピー
について、レベル1〜4と判断されたものがそれぞれ何
回あったかをカウントしていくものである。
ータから一つのドットにつきその諧調を4段階に区分す
るものであり、諧調数が0〜255であるとき(即ち、上
位2ビットが00のとき)にはレベル1と判断し、諧調数
が256〜511であるとき(即ち、上位2ビットが01のと
き)にはレベル2と判断し、諧調数が512〜767であると
き(即ち、上位2ビットが10のとき)にはレベル3と判
断し、諧調数が768〜1023であるとき(即ち、上位2ビ
ットが11のとき)にはレベル4と判断するようになって
いる。カウンタ群33のカウンタC1〜C4は、一回のコピー
について、レベル1〜4と判断されたものがそれぞれ何
回あったかをカウントしていくものである。
乗算器34は、カウンタ群33の出力について重み付けを
行うもので、レベル1についてのカウント数(D1)には
1を掛け、レベル2についてのカウント数(D2)には2
を掛け、レベル3についてのカウント数(D3)には3を
掛け、レベル4についてのカウント数(D4)には4を掛
けるようになっている。カウンタ35は、乗算器4からの
出力を加算した合計値Dを出力するものである。合計値
Dは以下の第1式で示される。
行うもので、レベル1についてのカウント数(D1)には
1を掛け、レベル2についてのカウント数(D2)には2
を掛け、レベル3についてのカウント数(D3)には3を
掛け、レベル4についてのカウント数(D4)には4を掛
けるようになっている。カウンタ35は、乗算器4からの
出力を加算した合計値Dを出力するものである。合計値
Dは以下の第1式で示される。
D=D1×1+D2×2+D3×3+D4×4 …第1式 加算器36は、コピー一枚当たりのドット数である上記
の合計値Dを順次加算していくものである。CPU23は、
加算器36からの累積ドット数NDを取込み、第1カウンタ
15aのカウント値が例えば2000となったときに、2000枚
時点の累積ドット数NDを2000で割って、一枚当たりの平
均ドット数を算出すると共に、加算器36にリセット信号
を送出する。なお、カウンタ群33へのリセット信号は、
コピー1枚毎に送出される。
の合計値Dを順次加算していくものである。CPU23は、
加算器36からの累積ドット数NDを取込み、第1カウンタ
15aのカウント値が例えば2000となったときに、2000枚
時点の累積ドット数NDを2000で割って、一枚当たりの平
均ドット数を算出すると共に、加算器36にリセット信号
を送出する。なお、カウンタ群33へのリセット信号は、
コピー1枚毎に送出される。
湿度センサ30は、現像器2周りの相対湿度を検出する
ものであり、その検出結果は入力インターフェイス20を
介してCPU23に入力されるようになっている。
ものであり、その検出結果は入力インターフェイス20を
介してCPU23に入力されるようになっている。
第3図は、比較部分および基準電圧を補正する部分を
主に示している。比較部分は、トナー濃度センサ7から
出力される濃度検知信号と基準電圧とを比較する比較器
31で構成される。基準電圧発生部32はCPU23からの補正
信号により基準電圧を変化させるものである。CPU23は
前記のドットカウンタ26からの出力に基づき補正値を算
出する他、第1,第2カウンタ15a,15b、および湿度セン
サ30からの信号を入力し、これらの信号を必要に応じて
用いて補正値を算出するようになっている。
主に示している。比較部分は、トナー濃度センサ7から
出力される濃度検知信号と基準電圧とを比較する比較器
31で構成される。基準電圧発生部32はCPU23からの補正
信号により基準電圧を変化させるものである。CPU23は
前記のドットカウンタ26からの出力に基づき補正値を算
出する他、第1,第2カウンタ15a,15b、および湿度セン
サ30からの信号を入力し、これらの信号を必要に応じて
用いて補正値を算出するようになっている。
第4図は、複写機動作を概略的に示すフローチャート
である。複写機に電源が投入されと、先ず、初期設定が
なされ(S1)、その後、トナー濃度制御用の基準値補正
処理を行う(S2)。次にキー入力処理を受付け、このキ
ーに基づいた設定を行う(S3)。次いで、プリントスイ
ッチがONされたか否かを判断し(S4)、ONされていなけ
ればステップ3に移行する一方、ONならば、複写動作処
理を行う(S5)、複写枚数をカウントし(S6)、さらに
ドットカウント処理(S9)を行ってコピー1枚当たりの
ドット数を算出する。そして、複写枚数が前記のキー入
力で設定された枚数に達したか否かを判断し(S7)、達
していれば終了と判断してステップ3に移行する一方、
達していなければ複写動作を続行すべくステップ5に移
行する。
である。複写機に電源が投入されと、先ず、初期設定が
なされ(S1)、その後、トナー濃度制御用の基準値補正
処理を行う(S2)。次にキー入力処理を受付け、このキ
ーに基づいた設定を行う(S3)。次いで、プリントスイ
ッチがONされたか否かを判断し(S4)、ONされていなけ
ればステップ3に移行する一方、ONならば、複写動作処
理を行う(S5)、複写枚数をカウントし(S6)、さらに
ドットカウント処理(S9)を行ってコピー1枚当たりの
ドット数を算出する。そして、複写枚数が前記のキー入
力で設定された枚数に達したか否かを判断し(S7)、達
していれば終了と判断してステップ3に移行する一方、
達していなければ複写動作を続行すべくステップ5に移
行する。
第5図は、ステップ9のドットカウント処理を示すフ
ローチャートである。先ず、コピーを一回行う毎、即
ち、現像器2が一回作動する毎に合計ドット数Dを算出
し(S11)、それを前回までの合計ドット数Dの累積値
に加算して累積ドット数NDを算出し、記憶する(S1
2)。次に、第1カウンタ15aによりカウントされたカウ
ント数(複写枚数)がN(例えば2000)枚に達したか否
かを判断し(S13)、達していなければステップ17に移
行し、カウンタ群33をリセットしてリターンする。一
方、達していれば累積ドット数NDを2000で割って一枚当
たりのドット数の平均を求め(S14)、ステップ17に移
行する。
ローチャートである。先ず、コピーを一回行う毎、即
ち、現像器2が一回作動する毎に合計ドット数Dを算出
し(S11)、それを前回までの合計ドット数Dの累積値
に加算して累積ドット数NDを算出し、記憶する(S1
2)。次に、第1カウンタ15aによりカウントされたカウ
ント数(複写枚数)がN(例えば2000)枚に達したか否
かを判断し(S13)、達していなければステップ17に移
行し、カウンタ群33をリセットしてリターンする。一
方、達していれば累積ドット数NDを2000で割って一枚当
たりのドット数の平均を求め(S14)、ステップ17に移
行する。
第6図は、トナー濃度が8wt%のときの平均ドット数
に対応する平均B/Wと、かさ密度との関係を示してい
る。かさ密度は、現像剤の重量/体積を示すものであ
る。第7図はかさ密度と濃度検出信号との関係を示して
いる。ここで、トナー濃度を8wt%とする濃度制御を行
う場合、前記のステップ15における補正値は、先ず平均
B/Wからかさ密度を算出し、次いで、このかさ密度から
濃度検出信号を算出し、この算出された濃度検知信号に
基づき補正値を算出すればよい。
に対応する平均B/Wと、かさ密度との関係を示してい
る。かさ密度は、現像剤の重量/体積を示すものであ
る。第7図はかさ密度と濃度検出信号との関係を示して
いる。ここで、トナー濃度を8wt%とする濃度制御を行
う場合、前記のステップ15における補正値は、先ず平均
B/Wからかさ密度を算出し、次いで、このかさ密度から
濃度検出信号を算出し、この算出された濃度検知信号に
基づき補正値を算出すればよい。
第8図は、現像器2の作動回数(コピー枚数でもあ
る)と平均ドット数とに基づいてトナー濃度制御用の基
準値を補正する処理を示したフローチャートである。先
ず、リセットSW16がONされたか否かを判断し(S21)、O
Nでなければステップ24に移行する一方、ONされれば、
第1カウンタ15aおよび第2カウンタ15bをリセットした
後(S22)、リセットSW16をOFFし(S23)、ステップ2
に移行する。このステップ24では、第1カウンタ15aの
計測数がN1(例えば2000)を越えたか否かが判断され
る。
る)と平均ドット数とに基づいてトナー濃度制御用の基
準値を補正する処理を示したフローチャートである。先
ず、リセットSW16がONされたか否かを判断し(S21)、O
Nでなければステップ24に移行する一方、ONされれば、
第1カウンタ15aおよび第2カウンタ15bをリセットした
後(S22)、リセットSW16をOFFし(S23)、ステップ2
に移行する。このステップ24では、第1カウンタ15aの
計測数がN1(例えば2000)を越えたか否かが判断され
る。
N1を越えていないときはそのままリターンする一方、
越えたときには、前述のドット数を読み出して(S2
5)、次いで、この平均ドット数と第2カウンタ15bによ
って計測された累積数とから補正値を算出し(S25)、
加算器36及び第1カウンタ15aをリセットする(S26)。
越えたときには、前述のドット数を読み出して(S2
5)、次いで、この平均ドット数と第2カウンタ15bによ
って計測された累積数とから補正値を算出し(S25)、
加算器36及び第1カウンタ15aをリセットする(S26)。
前記の累積数、即ち、コピーの累積枚数と主補正値と
の対応関係は、以下の第1表に示す通りである。ROM22
にはテーブルの形でデータが格納されている。
の対応関係は、以下の第1表に示す通りである。ROM22
にはテーブルの形でデータが格納されている。
なお、第1表に示すかさ密度は、現像剤の重量/体積
を示すものであり、コピーの累積枚数から予測できる。
第9図はトナー濃度が8wt%のときの濃度検出電圧値と
かさ密度との関係を示すグラフである。変化率としては
かさ密度0.1g/cm3に対して0.63Vである。このグラフに
よれば、かさ密度の低下に伴って濃度検出電圧値が低下
する傾向が示される。ここで、前述のステップ26におい
て、先ずコピー累積枚数による主補正値を求めるには、
コピーの累積枚数からかさ密度を予測し、そのかさ密度
を第9図に当てはめて得られる濃度検出電圧値を主補正
値とすればよいことになる。
を示すものであり、コピーの累積枚数から予測できる。
第9図はトナー濃度が8wt%のときの濃度検出電圧値と
かさ密度との関係を示すグラフである。変化率としては
かさ密度0.1g/cm3に対して0.63Vである。このグラフに
よれば、かさ密度の低下に伴って濃度検出電圧値が低下
する傾向が示される。ここで、前述のステップ26におい
て、先ずコピー累積枚数による主補正値を求めるには、
コピーの累積枚数からかさ密度を予測し、そのかさ密度
を第9図に当てはめて得られる濃度検出電圧値を主補正
値とすればよいことになる。
第10図は、コピー累積枚数とかさ密度との関係を示す
グラフであり、B/Wが50%と30%と10%の3つデータ軌
跡を示している。B/Wとは、一枚当たりのトナー付着領
域と非付着領域の比率を示すものであり、一枚当たりの
ドット数に対応する、B/Wが高い値のとき、コピー累積
枚数に対するかさ密度の減少傾向は緩くなる。一方、B/
Wが低い値のとき、コピー累積枚数に対するかさ密度の
減少傾向は急になる。
グラフであり、B/Wが50%と30%と10%の3つデータ軌
跡を示している。B/Wとは、一枚当たりのトナー付着領
域と非付着領域の比率を示すものであり、一枚当たりの
ドット数に対応する、B/Wが高い値のとき、コピー累積
枚数に対するかさ密度の減少傾向は緩くなる。一方、B/
Wが低い値のとき、コピー累積枚数に対するかさ密度の
減少傾向は急になる。
従って、ステップ26において平均ドット数に基づく補
正量を求める場合、一枚当たりのドット数が高い値か、
通常値か、低い値かの3つの場合に分け、高い値であれ
ば、図中一点鎖線で示される高値データ軌跡と実線で示
される通常データ軌跡との差を、そのときのコピー累積
枚数(第2カウンタ15aによるカウント値)時点での補
正量とする。一方、低い値であれば、図中破線で示され
る低値データ軌跡と実線で示される通常データ軌跡との
差を、そのときのコピー累積枚数時点での補正量とす
る。なお、通常値であれば補正量は0である。この関係
は、前述の第1表に示され、この第1表中、ΔVN1は一
枚当たりの平均ドット数に基づく補正量を示している。
正量を求める場合、一枚当たりのドット数が高い値か、
通常値か、低い値かの3つの場合に分け、高い値であれ
ば、図中一点鎖線で示される高値データ軌跡と実線で示
される通常データ軌跡との差を、そのときのコピー累積
枚数(第2カウンタ15aによるカウント値)時点での補
正量とする。一方、低い値であれば、図中破線で示され
る低値データ軌跡と実線で示される通常データ軌跡との
差を、そのときのコピー累積枚数時点での補正量とす
る。なお、通常値であれば補正量は0である。この関係
は、前述の第1表に示され、この第1表中、ΔVN1は一
枚当たりの平均ドット数に基づく補正量を示している。
ドット数が高い値であれば、当該補正量ΔVN1をコピ
ー累積枚数に基づく主補正値VN1に加算し、ドット数が
低い値であれば、補正量ΔVN1を−ΔVN1としてコピー累
積枚数に基づく主補正値VN1に加算する。通常値であれ
ば主補正値VN1がそのまま補正後の基準電圧値Vとな
る。この関係を示せば、以下の第2式に示す通りであ
る。
ー累積枚数に基づく主補正値VN1に加算し、ドット数が
低い値であれば、補正量ΔVN1を−ΔVN1としてコピー累
積枚数に基づく主補正値VN1に加算する。通常値であれ
ば主補正値VN1がそのまま補正後の基準電圧値Vとな
る。この関係を示せば、以下の第2式に示す通りであ
る。
V=VN1+ΔVN1 …第2式 第11図は、現像器2周りの相対湿度とかさ密度との関
係を示すグラフである。この湿度変化を考慮した基準値
補正を以下に説明する。第11図のグラフにおいて、湿度
Xが、0≦X<20%となる第1区間と、20≦X<40%と
なる第2区間と、40≦X<60%となる第3区間と、60≦
X<80%となる第4区間とに区分し、湿度センサ30によ
り検出された湿度が前記第1区間に属するときには、補
正量ΔVRH1として−0.030Vを設定し、湿度が第2区間に
属するときには、補正量ΔVRH2として−0.015Vを設定
し、湿度が第3区間に属するときには、補正量ΔVRH3と
して±0Vを設定し、湿度が第4区間に属するときには、
補正量ΔVRH4として−0.015Vを設定する。これを表の形
で示せば、下記の第2表に示すようになる。
係を示すグラフである。この湿度変化を考慮した基準値
補正を以下に説明する。第11図のグラフにおいて、湿度
Xが、0≦X<20%となる第1区間と、20≦X<40%と
なる第2区間と、40≦X<60%となる第3区間と、60≦
X<80%となる第4区間とに区分し、湿度センサ30によ
り検出された湿度が前記第1区間に属するときには、補
正量ΔVRH1として−0.030Vを設定し、湿度が第2区間に
属するときには、補正量ΔVRH2として−0.015Vを設定
し、湿度が第3区間に属するときには、補正量ΔVRH3と
して±0Vを設定し、湿度が第4区間に属するときには、
補正量ΔVRH4として−0.015Vを設定する。これを表の形
で示せば、下記の第2表に示すようになる。
主補正値VN1に対し、平均ドット数による補正量ΔVN1
および、湿度変化による補正量ΔVRHを考慮するとき、
補正後の基準電圧値Vは、以下の第3式で求められる。
および、湿度変化による補正量ΔVRHを考慮するとき、
補正後の基準電圧値Vは、以下の第3式で求められる。
V=VN1+ΔVN1+ΔVRH(1〜4) …第3式 この演算実行は、例えば、先述した第8図のフローチ
ャートのステップ26において行われることになる。
ャートのステップ26において行われることになる。
なお、カラー複写機においては、トナー濃度変化が色
合いに影響を及ぼすことになり、一層正確なトナー濃度
制御が必要であることから、本発明のトナー濃度制御装
置はカラー複写機において特に有益となる。この場合、
各色の画データ毎にドットカウンタでドット数をカウン
トし、一枚毎にそれぞれのトナー消費量を計測し、それ
ぞれのトナーの消費のされかたについて正確な判断を下
し、それぞれに対応した値で補正を行えばよい。
合いに影響を及ぼすことになり、一層正確なトナー濃度
制御が必要であることから、本発明のトナー濃度制御装
置はカラー複写機において特に有益となる。この場合、
各色の画データ毎にドットカウンタでドット数をカウン
トし、一枚毎にそれぞれのトナー消費量を計測し、それ
ぞれのトナーの消費のされかたについて正確な判断を下
し、それぞれに対応した値で補正を行えばよい。
また、トナー濃度センサ7としては、磁気式或いは光
式の何れの方式を用いたセンサでもよいものである。
式の何れの方式を用いたセンサでもよいものである。
さらに、補正の対象は、基準値に限らず、濃度検知信
号や比較器31を経た比較結果であってもよいものであ
る。
号や比較器31を経た比較結果であってもよいものであ
る。
発明の効果 以上の本発明によれば、トナー濃度検出値に影響を与
える種々の要因が考慮され、トナーの消費のされかたに
ついて正確な判断を下し、基準電圧に対して適切な補正
を行ない、高い精度でトナー濃度制御が行なえるという
効果を奏する。
える種々の要因が考慮され、トナーの消費のされかたに
ついて正確な判断を下し、基準電圧に対して適切な補正
を行ない、高い精度でトナー濃度制御が行なえるという
効果を奏する。
第1図ないし第11図は本発明の一実施例を示すものであ
って、第1図は感光体ドラム周囲の機能部材や制御系及
びトナー濃度センサ等の相互の連結・接続及び配置関係
を示す説明図、第2図はドットカウンタおよびその周辺
部材との関係を示す構成図、第3図は基準電圧補正部を
示す概略構成図、第4図はトナー濃度制御に関係する複
写機動作を概略的に示すフローチャート、第5図は平均
ドット数による基準値補正のフローチャート、第6図は
平均B/Wとかさ密度との関係を示すグラフ、第7図はか
さ密度と濃度検知信号との関係を示すグラフ、第8図は
コピー累積枚数と平均ドット数による基準値補正のフロ
ーチャート、第9図は濃度検知信号とかさ密度との関係
を示すグラフ、第10図はコピー累積枚数とかさ密度との
関係を示すグラフ、第11図は相対湿度とかさ密度との関
係を示すグラフである。 1……感光体ドラム、2……現像器、3……光源、6…
…制御系、7……トナー濃度センサ、8……トナー補給
駆動装置、15a……第1カウンタ、15b……第2カウン
タ、16……リセットSW、22……ROM、23……CPU、26……
ドットカウンタ、30……湿度センサ、31……ガンマ補正
部、32……レベル判別部、33……カウンタ部、34……乗
算器、35……カウンタ、36……加算器。
って、第1図は感光体ドラム周囲の機能部材や制御系及
びトナー濃度センサ等の相互の連結・接続及び配置関係
を示す説明図、第2図はドットカウンタおよびその周辺
部材との関係を示す構成図、第3図は基準電圧補正部を
示す概略構成図、第4図はトナー濃度制御に関係する複
写機動作を概略的に示すフローチャート、第5図は平均
ドット数による基準値補正のフローチャート、第6図は
平均B/Wとかさ密度との関係を示すグラフ、第7図はか
さ密度と濃度検知信号との関係を示すグラフ、第8図は
コピー累積枚数と平均ドット数による基準値補正のフロ
ーチャート、第9図は濃度検知信号とかさ密度との関係
を示すグラフ、第10図はコピー累積枚数とかさ密度との
関係を示すグラフ、第11図は相対湿度とかさ密度との関
係を示すグラフである。 1……感光体ドラム、2……現像器、3……光源、6…
…制御系、7……トナー濃度センサ、8……トナー補給
駆動装置、15a……第1カウンタ、15b……第2カウン
タ、16……リセットSW、22……ROM、23……CPU、26……
ドットカウンタ、30……湿度センサ、31……ガンマ補正
部、32……レベル判別部、33……カウンタ部、34……乗
算器、35……カウンタ、36……加算器。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭62−58284(JP,A) 特開 昭63−144377(JP,A) 特開 昭64−61262(JP,A) 特開 昭63−279286(JP,A) 特開 昭63−269179(JP,A) 特開 平1−187580(JP,A) 特開 平1−187579(JP,A) 特開 平1−291274(JP,A) 特開 昭58−33271(JP,A) 特開 平2−220082(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G03G 15/08 G03G 15/00 303
Claims (3)
- 【請求項1】二成分現像剤のトナー濃度の変化に応じて
変化する濃度検知信号を基準値と比較し、この比較結果
に基づいて適量のトナーを現像器に補給してトナー濃度
を制御する画像形成装置のトナー濃度制御装置におい
て、 画データに基づいて一枚当たりのドット数を計測するド
ット数計測手段と、 画像形成枚数を計測する画像形成枚数計測手段と、 前記ドット数計測手段が計測する一枚当たりのドット数
を累積記憶し、前記画像形成枚数計測手段が所定枚数を
計測すると、当該所定枚数の計測期間に累積されたドッ
ト数を前記所定枚数で除することにより、一枚当たりの
平均ドット数を取得する平均ドット数取得手段と、 一枚当たりの平均ドット数に基づいて、前記基準値、前
記濃度検知信号または前記比較結果の補正を行う補正手
段と、 を備えていることを特徴とする画像形成装置のトナー濃
度制御装置。 - 【請求項2】前記補正手段は、 前記平均ドット数と共に、前記画像形成枚数計測手段が
計測する累積枚数に基づいて、前記基準値、前記濃度検
知信号または前記比較結果の補正を行うことを特徴とす
る請求項1記載の画像形成装置のトナー濃度制御手段。 - 【請求項3】前記トナー濃度制御装置は、さらに、 現像器周りの環境変化を検出する環境変化検出手段を備
え、 前記補正手段は、 前記平均ドット数及び前記累積枚数と共に、前記環境変
化検出手段が検出する環境変化に基づいて、前記基準
値、前記濃度検知信号または前記比較信号の補正を行う
ことを特徴とする請求項2記載の画像形成装置のトナー
濃度制御装置。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2124600A JP3018395B2 (ja) | 1990-05-15 | 1990-05-15 | 画像形成装置のトナー濃度制御装置 |
US07/698,811 US5124751A (en) | 1990-05-15 | 1991-05-13 | Image forming apparatus with a toner density control device |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2124600A JP3018395B2 (ja) | 1990-05-15 | 1990-05-15 | 画像形成装置のトナー濃度制御装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0419764A JPH0419764A (ja) | 1992-01-23 |
JP3018395B2 true JP3018395B2 (ja) | 2000-03-13 |
Family
ID=14889460
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2124600A Expired - Lifetime JP3018395B2 (ja) | 1990-05-15 | 1990-05-15 | 画像形成装置のトナー濃度制御装置 |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5124751A (ja) |
JP (1) | JP3018395B2 (ja) |
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JPS58224363A (ja) * | 1982-06-23 | 1983-12-26 | Ricoh Co Ltd | 現像剤補給方法 |
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