JPH0836487A - データ処理システム - Google Patents
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- JPH0836487A JPH0836487A JP6169214A JP16921494A JPH0836487A JP H0836487 A JPH0836487 A JP H0836487A JP 6169214 A JP6169214 A JP 6169214A JP 16921494 A JP16921494 A JP 16921494A JP H0836487 A JPH0836487 A JP H0836487A
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Landscapes
- Information Retrieval, Db Structures And Fs Structures Therefor (AREA)
- Stored Programmes (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【構成】DBエンジン13を備えたサーバ10と表計算
AP25を備えたクライアント20からなるデータ処理
システムにおいて、表形式間の対応付けを定義してパラ
メータ辞書42に格納する定義部24と、パラメータ辞
書42内の定義内容に従って表形式の変換を行う実行部
23を設け、プログラミングレスでDBエンジンから獲
得したデータを表計算ソフトで使用する形式に変換を行
う。 【効果】本発明によれば、ユーザはプログラミング処理
を行うことなくデータベースの内容をユーザが希望する
形式で利用することが可能になり、ユーザの使い勝手が
向上すると共に、システムの生産性が向上する。
AP25を備えたクライアント20からなるデータ処理
システムにおいて、表形式間の対応付けを定義してパラ
メータ辞書42に格納する定義部24と、パラメータ辞
書42内の定義内容に従って表形式の変換を行う実行部
23を設け、プログラミングレスでDBエンジンから獲
得したデータを表計算ソフトで使用する形式に変換を行
う。 【効果】本発明によれば、ユーザはプログラミング処理
を行うことなくデータベースの内容をユーザが希望する
形式で利用することが可能になり、ユーザの使い勝手が
向上すると共に、システムの生産性が向上する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はデータ処理システムに係
り、特にクライアント・サーバ・システムにおいて有効
なデータ処理システムに関する。
り、特にクライアント・サーバ・システムにおいて有効
なデータ処理システムに関する。
【0002】
【従来の技術】ネットワークを介して複数のマシンを接
続し、一つのマシンの資源を他のマシンから利用できる
ようにすることは広く行われている。このようなシステ
ムでは資源を提供するマシンをサーバ、資源を利用する
マシンをクライアントと呼び、全体としてはクライアン
ト・サーバ・システムと呼ぶ。
続し、一つのマシンの資源を他のマシンから利用できる
ようにすることは広く行われている。このようなシステ
ムでは資源を提供するマシンをサーバ、資源を利用する
マシンをクライアントと呼び、全体としてはクライアン
ト・サーバ・システムと呼ぶ。
【0003】このようなシステムにおいてデータ処理を
行うために、サーバ上にデータの管理を司るDB(デー
タベース)エンジンを置き、クライアント上にユーザイ
ンターフェースを司るフロントエンドプログラムを置い
て、データベース処理を分散して実現することが行われ
ている。クライアント上のフロントエンドプログラムと
しては、専用のプログラムを利用する場合と、表計算A
P(アプリケーションプログラム)等のような独立して
動作可能なプログラムを利用する場合の双方があるが、
本発明では表計算APがフロントエンドである場合を考
慮する。
行うために、サーバ上にデータの管理を司るDB(デー
タベース)エンジンを置き、クライアント上にユーザイ
ンターフェースを司るフロントエンドプログラムを置い
て、データベース処理を分散して実現することが行われ
ている。クライアント上のフロントエンドプログラムと
しては、専用のプログラムを利用する場合と、表計算A
P(アプリケーションプログラム)等のような独立して
動作可能なプログラムを利用する場合の双方があるが、
本発明では表計算APがフロントエンドである場合を考
慮する。
【0004】サーバ上のDBエンジンは通常、インター
フェースとして問い合わせ言語(代表的なものとしてS
QL(Structured Query Langu
age)等がある)を利用するので、フロントエンドで
はユーザからのデータアクセス要求をDBサーバに理解
可能な問い合わせ言語形式へと変換し、またDBエンジ
ンから受け取った問い合わせ結果をユーザに理解可能な
形式へと変換する必要がある。
フェースとして問い合わせ言語(代表的なものとしてS
QL(Structured Query Langu
age)等がある)を利用するので、フロントエンドで
はユーザからのデータアクセス要求をDBサーバに理解
可能な問い合わせ言語形式へと変換し、またDBエンジ
ンから受け取った問い合わせ結果をユーザに理解可能な
形式へと変換する必要がある。
【0005】特開平5−73590号公報に記載されて
いるように、フロントエンドとして表計算APを利用す
る場合、DBエンジンとの通信制御を行うアクセスツー
ルをクライアント側に用意し、DBエンジンに対してデ
ータの検索要求を送り、検索結果を表計算AP上に格納
して表計算APからのデータベースアクセスを実現する
ことが、従来広く行われていた。
いるように、フロントエンドとして表計算APを利用す
る場合、DBエンジンとの通信制御を行うアクセスツー
ルをクライアント側に用意し、DBエンジンに対してデ
ータの検索要求を送り、検索結果を表計算AP上に格納
して表計算APからのデータベースアクセスを実現する
ことが、従来広く行われていた。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上記従来技術では、デ
ータベース上に格納されているデータがそのままの形式
で表計算AP上へ格納される。そのため、データベース
から獲得したデータからユーザが必要とする表データ形
式への変換は表計算AP上でユーザが行う必要がある。
こうした変換処理は表変換AP上でマクロプログラムを
作成することで自動化することが可能であるが、マクロ
の作成は一般のユーザには難しい作業であるため、デー
タベースアクセスツールが有ってもサーバ上のデータを
利用することが困難であるという問題点がある。
ータベース上に格納されているデータがそのままの形式
で表計算AP上へ格納される。そのため、データベース
から獲得したデータからユーザが必要とする表データ形
式への変換は表計算AP上でユーザが行う必要がある。
こうした変換処理は表変換AP上でマクロプログラムを
作成することで自動化することが可能であるが、マクロ
の作成は一般のユーザには難しい作業であるため、デー
タベースアクセスツールが有ってもサーバ上のデータを
利用することが困難であるという問題点がある。
【0007】また、データベース上のデータと表上のデ
ータの対応関係はマクロプログラム中にプログラムの処
理の流れとして記述されるため、プログラム中から表と
データベース間の対応関係を読み取るのは容易ではな
く、保守が困難であるという問題点がある。
ータの対応関係はマクロプログラム中にプログラムの処
理の流れとして記述されるため、プログラム中から表と
データベース間の対応関係を読み取るのは容易ではな
く、保守が困難であるという問題点がある。
【0008】本発明の目的は、表とDBとの対応関係を
GUI(グラフィカルユーザインターフェース)を用い
て定義し、変換手続きを対応定義から自動生成すること
で開発が容易なデータ処理システムを提供する事にあ
る。
GUI(グラフィカルユーザインターフェース)を用い
て定義し、変換手続きを対応定義から自動生成すること
で開発が容易なデータ処理システムを提供する事にあ
る。
【0009】本発明のもう一つの目的は、表とDBとの
対応定義を辞書化して再利用可能とすることで、保守が
容易なデータ処理システムを提供することにある。
対応定義を辞書化して再利用可能とすることで、保守が
容易なデータ処理システムを提供することにある。
【0010】本発明のもう一つの目的は、対応定義辞書
からの定義内容の削除や定義内容の変更をGUIを用い
て実行可能とすることで、保守が容易なデータ処理シス
テムを提供することにある。
からの定義内容の削除や定義内容の変更をGUIを用い
て実行可能とすることで、保守が容易なデータ処理シス
テムを提供することにある。
【0011】本発明のもう一つの目的は、表とDBとの
対応定義を表計算で使用する表ファイルの一部として格
納し、表データと対応定義を一括して取扱い可能とする
ことで、保守が容易なデータ処理システムを提供するこ
とにある。
対応定義を表計算で使用する表ファイルの一部として格
納し、表データと対応定義を一括して取扱い可能とする
ことで、保守が容易なデータ処理システムを提供するこ
とにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、サーバ上にDBエンジン、クライアント上に表計算
APを供えたシステムにおいて、クライアント上に表と
DBとの対応関係を定義するための定義部と、定義内容
に従ってデータのアクセスを行う実行部と、定義内容を
格納するパラメータ辞書と、表計算APの動作を制御す
るアドインマクロを設ける。
に、サーバ上にDBエンジン、クライアント上に表計算
APを供えたシステムにおいて、クライアント上に表と
DBとの対応関係を定義するための定義部と、定義内容
に従ってデータのアクセスを行う実行部と、定義内容を
格納するパラメータ辞書と、表計算APの動作を制御す
るアドインマクロを設ける。
【0013】
【作用】表計算APは、ユーザからDBエンジンへのデ
ータアクセス要求があるとアドインマクロの内容にした
がって定義部や実行部を起動して要求内容を伝え、実行
結果を受け取るとその内容を表上へと反映させる。
ータアクセス要求があるとアドインマクロの内容にした
がって定義部や実行部を起動して要求内容を伝え、実行
結果を受け取るとその内容を表上へと反映させる。
【0014】定義部はユーザの対話的指示に従って表と
DBとの対応関係定義を作成し、パラメータ辞書へと格
納する。
DBとの対応関係定義を作成し、パラメータ辞書へと格
納する。
【0015】実行部はパラメータ辞書内容を参照してD
Bエンジンからデータを獲得して表計算APで利用可能
な形式へと変換し、その結果を表計算APへと返す。
Bエンジンからデータを獲得して表計算APで利用可能
な形式へと変換し、その結果を表計算APへと返す。
【0016】パラメータ辞書は表計算APが使用する表
ファイルの一部として格納され、複数の表・DB対応関
係定義を保持する。
ファイルの一部として格納され、複数の表・DB対応関
係定義を保持する。
【0017】アドインマクロは表計算APが上記定義部
や実行部を起動し、結果を受け取るための手順を保持す
る。
や実行部を起動し、結果を受け取るための手順を保持す
る。
【0018】各部がこのように動作することで、所定の
目的を達成することができる。
目的を達成することができる。
【0019】
【実施例】本発明の一実施例を図面を用いて説明する。
【0020】本実施例は、クライアント上に定義部と、
実行部と、パラメータ辞書を設け、サーバ上にDBエン
ジンと、DBファイルを設ける。
実行部と、パラメータ辞書を設け、サーバ上にDBエン
ジンと、DBファイルを設ける。
【0021】図1は本発明のシステム構成図である。本
システムはネットワークを介して接続されたサーバマシ
ン10と、1台以上のクライアントマシン20により構
成される。
システムはネットワークを介して接続されたサーバマシ
ン10と、1台以上のクライアントマシン20により構
成される。
【0022】図2に示すように、サーバマシン10はC
PU(処理装置)1001、メモリ1002、ディスク
コントローラ1003、ネットワークコントローラ10
04、キーボード1005、マウス1006、ディスプ
レイ1007、サーバディスク装置11により構成され
る。CPU1001はサーバマシン10全体の制御を行
う。メモリ1002はプログラムやデータを格納する。
ディスクコントローラ1003はサーバディスク装置1
1を制御する。ネットワークコントローラ1004はサ
ーバマシン10のネットワークへのアクセスを制御す
る。キーボード1005及びマウス1006はユーザか
らの種々の指示を入力する。ディスプレイ1007は処
理結果や各種状態の表示を行う。サーバディスク装置1
1はプログラムやデータを格納する。
PU(処理装置)1001、メモリ1002、ディスク
コントローラ1003、ネットワークコントローラ10
04、キーボード1005、マウス1006、ディスプ
レイ1007、サーバディスク装置11により構成され
る。CPU1001はサーバマシン10全体の制御を行
う。メモリ1002はプログラムやデータを格納する。
ディスクコントローラ1003はサーバディスク装置1
1を制御する。ネットワークコントローラ1004はサ
ーバマシン10のネットワークへのアクセスを制御す
る。キーボード1005及びマウス1006はユーザか
らの種々の指示を入力する。ディスプレイ1007は処
理結果や各種状態の表示を行う。サーバディスク装置1
1はプログラムやデータを格納する。
【0023】サーバマシン10にはユーザとの対話的入
出力を行うための入出力機器であるキーボード100
5、マウス1006、ディスプレイ1007は必ずしも
必須ではないが、障害発生時の障害状況の確認や復旧作
業等の目的の為にこれら入出力機器を設けている。
出力を行うための入出力機器であるキーボード100
5、マウス1006、ディスプレイ1007は必ずしも
必須ではないが、障害発生時の障害状況の確認や復旧作
業等の目的の為にこれら入出力機器を設けている。
【0024】図3に示すように、クライアントマシン2
0もサーバマシン10と同様にCPU2001、メモリ
2002、ディスクコントローラ2003、ネットワー
クコントローラ1004、キーボード2005、マウス
2006、ディスプレイ2007、クライアントディス
ク装置21より構成される。それぞれの働きも同様であ
る。図1中にはクライアントマシンは1台しか示してい
ないが、クライアントマシンが複数台存在しても本発明
は全く同様に適用可能である。
0もサーバマシン10と同様にCPU2001、メモリ
2002、ディスクコントローラ2003、ネットワー
クコントローラ1004、キーボード2005、マウス
2006、ディスプレイ2007、クライアントディス
ク装置21より構成される。それぞれの働きも同様であ
る。図1中にはクライアントマシンは1台しか示してい
ないが、クライアントマシンが複数台存在しても本発明
は全く同様に適用可能である。
【0025】サーバマシン10上ではサーバマシン10
全体の制御を行うサーバOS(オペレーティングシステ
ム)12が動作している。
全体の制御を行うサーバOS(オペレーティングシステ
ム)12が動作している。
【0026】同様に、クライアントマシン20上ではク
ライアントマシン20全体の制御を行うクライアントO
S22が動作している。
ライアントマシン20全体の制御を行うクライアントO
S22が動作している。
【0027】サーバマシン10とクライアントマシン2
0は同一構成のマシンである必要はなく、また逆に同一
構成であっても本発明の実施には何の問題も生じない。
0は同一構成のマシンである必要はなく、また逆に同一
構成であっても本発明の実施には何の問題も生じない。
【0028】DBエンジン13はサーバマシン10上で
動作するプログラムである。DBエンジン13はサーバ
ディスク装置11上のDBファイル30を管理し、ネッ
トワークを介して送られるアクセス要求に従ってデータ
の検索や更新を行う。
動作するプログラムである。DBエンジン13はサーバ
ディスク装置11上のDBファイル30を管理し、ネッ
トワークを介して送られるアクセス要求に従ってデータ
の検索や更新を行う。
【0029】実行部23、定義部24、表計算AP25
はいずれもクライアントマシン20上で動作するプログ
ラムである。実行部23と定義部24をまとめて連携ツ
ール27と呼ぶ。
はいずれもクライアントマシン20上で動作するプログ
ラムである。実行部23と定義部24をまとめて連携ツ
ール27と呼ぶ。
【0030】また、クライアントディスク装置21上に
は表ファイル21とアドインマクロ51が格納され、表
ファイル21の一部としてパラメータ辞書42が格納さ
れる。
は表ファイル21とアドインマクロ51が格納され、表
ファイル21の一部としてパラメータ辞書42が格納さ
れる。
【0031】表計算AP25は、数値や計算式を格納す
るセルの2次元配列としてデータを表し、セル内に格納
された計算式に従ってセル間の演算を行うことで種々の
処理を実現するプログラムである。表計算APはよく知
られている技術であるため、詳細な説明は省略する。
るセルの2次元配列としてデータを表し、セル内に格納
された計算式に従ってセル間の演算を行うことで種々の
処理を実現するプログラムである。表計算APはよく知
られている技術であるため、詳細な説明は省略する。
【0032】表ファイル41は、表計算AP25が扱う
データを格納する。アドインマクロ51は表計算AP2
5が起動される際に自動的に読み込まれるデータであ
り、表計算AP25から連携ツール27の機能を利用す
るための手順が表計算AP25により解釈可能なマクロ
プログラムとして格納されている。
データを格納する。アドインマクロ51は表計算AP2
5が起動される際に自動的に読み込まれるデータであ
り、表計算AP25から連携ツール27の機能を利用す
るための手順が表計算AP25により解釈可能なマクロ
プログラムとして格納されている。
【0033】パラメータ辞書42は表ファイル41の一
部として格納される。表計算AP25は、表ファイル4
1がどのような内容を格納しているかを記述できるよう
に、表ファイル41上に備考(メモ)として任意の文字
列を格納する機能を有している。そこで、パラメータ辞
書42を備考欄に格納可能な文字列として表現すること
で、パラメータ辞書42を表ファイル41の一部として
格納することが可能となる。
部として格納される。表計算AP25は、表ファイル4
1がどのような内容を格納しているかを記述できるよう
に、表ファイル41上に備考(メモ)として任意の文字
列を格納する機能を有している。そこで、パラメータ辞
書42を備考欄に格納可能な文字列として表現すること
で、パラメータ辞書42を表ファイル41の一部として
格納することが可能となる。
【0034】対応付け手続きの自動生成は以下の方針で
行う。
行う。
【0035】まず、データベース上の表から表計算上の
表へとデータを並び換える処理を大きく二段階の処理に
分割する。最初の段階はデータベース上の表の論理的な
構造にしたがってデータの並び換えを行う処理であり、
一次対応付け処理と呼ぶ。次の段階は計算式、手入力エ
リアなど元々データベース上には存在しないデータを表
中に挿入する処理であり、二次対応付け処理と呼ぶ。
表へとデータを並び換える処理を大きく二段階の処理に
分割する。最初の段階はデータベース上の表の論理的な
構造にしたがってデータの並び換えを行う処理であり、
一次対応付け処理と呼ぶ。次の段階は計算式、手入力エ
リアなど元々データベース上には存在しないデータを表
中に挿入する処理であり、二次対応付け処理と呼ぶ。
【0036】一次対応付けはデータの並び換え処理をパ
ターン化していくつかのパラメータを持つ基本的な操作
の組み合せに分解し、各基本操作を実行するプログラム
を予め提供し、ユーザはそのパラメータを指定すること
で自動化を行う。一次対応付けの基本操作として具体的
にはデータの複数行を一行にまとめるブロック化、一行
のデータを複数行に分割する分配化を使用する。
ターン化していくつかのパラメータを持つ基本的な操作
の組み合せに分解し、各基本操作を実行するプログラム
を予め提供し、ユーザはそのパラメータを指定すること
で自動化を行う。一次対応付けの基本操作として具体的
にはデータの複数行を一行にまとめるブロック化、一行
のデータを複数行に分割する分配化を使用する。
【0037】二次対応付けでは、元々データベース上に
ないデータを作り出すことはできないため、データが入
るべき場所をユーザが指定し、一次対応付けの結果のデ
ータを移動してユーザの指定部分をブランクデータとす
ることで表の形式を合わせる処理を行うことで自動化す
る。
ないデータを作り出すことはできないため、データが入
るべき場所をユーザが指定し、一次対応付けの結果のデ
ータを移動してユーザの指定部分をブランクデータとす
ることで表の形式を合わせる処理を行うことで自動化す
る。
【0038】上記考えに従い、本発明においてユーザが
サーバ上のデータを利用した表を作成する際の概略手順
は次のようになる。
サーバ上のデータを利用した表を作成する際の概略手順
は次のようになる。
【0039】ユーザはまず表計算AP25を起動し、必
要とする表の枠組みを記述した表ファイル41を作成す
る。表計算AP25上でデータの対応定義を指示すると
アドインマクロ51の内容に従って定義部24が起動さ
れる。そして定義部24を用い、先ほど表ファイル41
上に作成した表の枠組みと、サーバ10上のDBファイ
ル30を参照して、表に必要となるデータのデータベー
スから表への対応付けを定義する。対応付けは、変換元
の表と変換先の表の間で対応するデータの位置を指定す
ることで行う。定義部24はこれらユーザ指定に従って
上記一次/二次対応付け処理のパラメータを決定し、そ
の内容をパラメータ辞書42に格納して定義部24の処
理を終える。
要とする表の枠組みを記述した表ファイル41を作成す
る。表計算AP25上でデータの対応定義を指示すると
アドインマクロ51の内容に従って定義部24が起動さ
れる。そして定義部24を用い、先ほど表ファイル41
上に作成した表の枠組みと、サーバ10上のDBファイ
ル30を参照して、表に必要となるデータのデータベー
スから表への対応付けを定義する。対応付けは、変換元
の表と変換先の表の間で対応するデータの位置を指定す
ることで行う。定義部24はこれらユーザ指定に従って
上記一次/二次対応付け処理のパラメータを決定し、そ
の内容をパラメータ辞書42に格納して定義部24の処
理を終える。
【0040】次に表計算AP25上で対応定義実行を指
示するとアドインマクロ51の内容に従って実行部23
が起動される。実行部23内には上記一次/二次対応付
けの定義に従って並び換えを行う一次/二次並び換えプ
ログラムが用意されており、上記パラメータ辞書42の
内容に従ってDBエンジン13から必要となるデータを
獲得し、表上の形式に並び換えを行って表ファイル41
上にデータを貼り付け、表が完成する。この時、実行部
23がDBエンジン13から獲得したデータを零次表、
零次表に対して一次並び換えを行った結果作成されるデ
ータを一次表、一次表に対して二次並び換えを行った結
果作成されるデータを二次表と呼ぶ。
示するとアドインマクロ51の内容に従って実行部23
が起動される。実行部23内には上記一次/二次対応付
けの定義に従って並び換えを行う一次/二次並び換えプ
ログラムが用意されており、上記パラメータ辞書42の
内容に従ってDBエンジン13から必要となるデータを
獲得し、表上の形式に並び換えを行って表ファイル41
上にデータを貼り付け、表が完成する。この時、実行部
23がDBエンジン13から獲得したデータを零次表、
零次表に対して一次並び換えを行った結果作成されるデ
ータを一次表、一次表に対して二次並び換えを行った結
果作成されるデータを二次表と呼ぶ。
【0041】図4に実行部23でのデータの並び換えの
例を示す。データベース上には地区,月,生産数,売上
数というフィールドがあり、地区毎/月毎のデータが格
納されているが、このデータを表計算AP上では地区を
縦軸、月を横軸としたマトリックス型の表とし、個々の
データは生産数,売上数,在庫数を縦並びに並べ、この
うち在庫数は表計算上で計算して求めるものとする。
例を示す。データベース上には地区,月,生産数,売上
数というフィールドがあり、地区毎/月毎のデータが格
納されているが、このデータを表計算AP上では地区を
縦軸、月を横軸としたマトリックス型の表とし、個々の
データは生産数,売上数,在庫数を縦並びに並べ、この
うち在庫数は表計算上で計算して求めるものとする。
【0042】実行部23がDBエンジン13より獲得し
た零次表上では地区,月,生産数,売上数という各フィ
ールドの値がそのまま並べられている。ここから地区/
月の値をキーとして一次並び換えを行い、一次表を作成
する。一次表上では生産数/売上数のデータの相対的な
並び順は表計算上と同じになっているが、データの置か
れているセル位置はまだ異なっている。次に二次並び換
えを行うと図のような二次表が作成され、表計算上の対
応する位置にデータが並べられる。この二次表を表ファ
イル41上に貼り付けることで、データの獲得が完了す
る。
た零次表上では地区,月,生産数,売上数という各フィ
ールドの値がそのまま並べられている。ここから地区/
月の値をキーとして一次並び換えを行い、一次表を作成
する。一次表上では生産数/売上数のデータの相対的な
並び順は表計算上と同じになっているが、データの置か
れているセル位置はまだ異なっている。次に二次並び換
えを行うと図のような二次表が作成され、表計算上の対
応する位置にデータが並べられる。この二次表を表ファ
イル41上に貼り付けることで、データの獲得が完了す
る。
【0043】このように、ユーザは必要とするデータの
表上への対応付けを行うだけで、自らプログラムを作成
することなくサーバ上のデータを利用することが可能と
なる。
表上への対応付けを行うだけで、自らプログラムを作成
することなくサーバ上のデータを利用することが可能と
なる。
【0044】図5及び図6を用いてパラメータ辞書42
の構成を示す。パラメータ辞書42は表ファイル41に
格納される際はテキスト形式で表され、実行部23や定
義部24の中ではバイナリ形式で使われる。
の構成を示す。パラメータ辞書42は表ファイル41に
格納される際はテキスト形式で表され、実行部23や定
義部24の中ではバイナリ形式で使われる。
【0045】図5はパラメータ辞書42のバイナリ形式
の一例を示した図である。パラメータ辞書42は一つ以
上の表作成情報4210からなる。一つの表作成情報4
210が一つの対応定義に相当し、ユーザは一つのパラ
メータ辞書42中に複数の対応定義を格納することがで
きる。
の一例を示した図である。パラメータ辞書42は一つ以
上の表作成情報4210からなる。一つの表作成情報4
210が一つの対応定義に相当し、ユーザは一つのパラ
メータ辞書42中に複数の対応定義を格納することがで
きる。
【0046】表作成情報4210は定義名称4211、
DB接続情報4212、DB検索情報4213、並び換
え情報4215、貼り付け情報4214の各フィールド
をもつ。定義名称4211はユーザが名付けたその対応
定義の名称を格納する。DB接続情報4212はDBエ
ンジン13に接続するために必要な情報であるサーバマ
シン名,DBエンジン名,ユーザ名及びパスワードを格
納する。DB検索情報4213はDBエンジン13から
データを獲得する為に必要な情報であるSQL文を格納
する。貼り付け情報4214は並び換えた結果を表計算
AP上に貼り付ける為に必要となる情報を格納する。並
び換え情報4215はDBエンジン13から獲得したデ
ータを表計算AP25で利用する形式へと並び換えるた
めに必要な情報を格納する。並び換え情報4215は、
並び換え対象指定情報4220、ブロック化情報423
0、分配化情報4240と二次並び換え情報4250か
らなる。
DB接続情報4212、DB検索情報4213、並び換
え情報4215、貼り付け情報4214の各フィールド
をもつ。定義名称4211はユーザが名付けたその対応
定義の名称を格納する。DB接続情報4212はDBエ
ンジン13に接続するために必要な情報であるサーバマ
シン名,DBエンジン名,ユーザ名及びパスワードを格
納する。DB検索情報4213はDBエンジン13から
データを獲得する為に必要な情報であるSQL文を格納
する。貼り付け情報4214は並び換えた結果を表計算
AP上に貼り付ける為に必要となる情報を格納する。並
び換え情報4215はDBエンジン13から獲得したデ
ータを表計算AP25で利用する形式へと並び換えるた
めに必要な情報を格納する。並び換え情報4215は、
並び換え対象指定情報4220、ブロック化情報423
0、分配化情報4240と二次並び換え情報4250か
らなる。
【0047】貼り付け情報4214及び並び換え情報4
215の詳細については後述する。
215の詳細については後述する。
【0048】図6にパラメータ辞書42のテキスト形式
の一例を示す。図は表作成情報4210が一つの場合の
例である。図中に示したように、パラメータ辞書42
は”[”と”]”で囲まれた部分(ヘッダ部)とそうで
ない部分(ボディ部)からなる。一つのヘッダ部から次
のヘッダ部までをセクションと呼ぶ。セクションにはボ
ディ部がある場合と、ボディ部を持たない場合の二通り
がある。ヘッダ部の[”と”]”で囲まれた間の文字列
がそのセクションの名称を示す。
の一例を示す。図は表作成情報4210が一つの場合の
例である。図中に示したように、パラメータ辞書42
は”[”と”]”で囲まれた部分(ヘッダ部)とそうで
ない部分(ボディ部)からなる。一つのヘッダ部から次
のヘッダ部までをセクションと呼ぶ。セクションにはボ
ディ部がある場合と、ボディ部を持たない場合の二通り
がある。ヘッダ部の[”と”]”で囲まれた間の文字列
がそのセクションの名称を示す。
【0049】パラメータ辞書42は”PARAMDIC
T”セクションで始まり”DICTEND”セクション
で終る。その中で一つの表作成情報4210は”SGI
DEF”セクションから”SGIEND”セクション迄
である。表作成情報4210中の情報は、定義名称42
11が”SGIDEF”セクションのボディ部に格納さ
れ、他の情報はそれぞれDB接続情報4212が”CO
NNECTPARAM”、DB検索情報4213が”S
QLPARAM”、貼り付け情報4214が”PAST
EPARAM”、並び換え対象指定情報4220が”F
LISTPARAM”、ブロック化情報4230が”B
LOCKPARAM”、分配化情報4240が”DIV
IDEPARAM”、二次並び換え情報4250が”S
KIPARAM”という各々独立したセクションに格納
される。
T”セクションで始まり”DICTEND”セクション
で終る。その中で一つの表作成情報4210は”SGI
DEF”セクションから”SGIEND”セクション迄
である。表作成情報4210中の情報は、定義名称42
11が”SGIDEF”セクションのボディ部に格納さ
れ、他の情報はそれぞれDB接続情報4212が”CO
NNECTPARAM”、DB検索情報4213が”S
QLPARAM”、貼り付け情報4214が”PAST
EPARAM”、並び換え対象指定情報4220が”F
LISTPARAM”、ブロック化情報4230が”B
LOCKPARAM”、分配化情報4240が”DIV
IDEPARAM”、二次並び換え情報4250が”S
KIPARAM”という各々独立したセクションに格納
される。
【0050】このように、パラメータ辞書42をバイナ
リ形式,テキスト形式のいずれでも表現可能なように定
めることで、パラメータ辞書42を表ファイル41中に
格納することが可能となる。
リ形式,テキスト形式のいずれでも表現可能なように定
めることで、パラメータ辞書42を表ファイル41中に
格納することが可能となる。
【0051】アドインマクロ51には図7の表計算AP
25の画面表示例に示すような「対応定義」,「定義実
行」,「定義削除」,「定義編集」という四つのメニュ
ー項目を持つメニューである「連携ツール」というメニ
ューの定義と、各メニュー項目を指示したときの処理手
順である対応定義メニュー手順5110、定義実行メニ
ュー手順5150、定義削除メニュー手順5170と定
義編集メニュー手順5180が表計算AP25が解釈可
能なマクロ言語で記述されている。ユーザが表計算AP
25上でメニュー「連携ツール」を指示すると「対応定
義」、「定義実行」、「定義削除」、「定義編集」とい
う四つのメニュー項目が表示され、各メニュー項目が指
示されると対応するメニュー手順が実行される。メニュ
ー手順の内容を図8,図9,図10,図11に示す。
25の画面表示例に示すような「対応定義」,「定義実
行」,「定義削除」,「定義編集」という四つのメニュ
ー項目を持つメニューである「連携ツール」というメニ
ューの定義と、各メニュー項目を指示したときの処理手
順である対応定義メニュー手順5110、定義実行メニ
ュー手順5150、定義削除メニュー手順5170と定
義編集メニュー手順5180が表計算AP25が解釈可
能なマクロ言語で記述されている。ユーザが表計算AP
25上でメニュー「連携ツール」を指示すると「対応定
義」、「定義実行」、「定義削除」、「定義編集」とい
う四つのメニュー項目が表示され、各メニュー項目が指
示されると対応するメニュー手順が実行される。メニュ
ー手順の内容を図8,図9,図10,図11に示す。
【0052】図8は対応定義メニュー手順5110のフ
ローチャートである。対応定義が指示されるとまずステ
ップ5111で中間ファイルを作成し、表ファイル41
の内容をパラメータ辞書42の内容も含めて作成した中
間ファイル内に格納する。中間ファイルはクライアント
ディスク装置21上に作成される作業用のファイルであ
る。
ローチャートである。対応定義が指示されるとまずステ
ップ5111で中間ファイルを作成し、表ファイル41
の内容をパラメータ辞書42の内容も含めて作成した中
間ファイル内に格納する。中間ファイルはクライアント
ディスク装置21上に作成される作業用のファイルであ
る。
【0053】次にステップ5112で先ほど作成した中
間ファイルの名称を引数として定義部24を新規モード
で起動し、定義部の処理が終了することを待ち、定義部
24の処理が完了するとステップ5113に進む。
間ファイルの名称を引数として定義部24を新規モード
で起動し、定義部の処理が終了することを待ち、定義部
24の処理が完了するとステップ5113に進む。
【0054】この時中間ファイルには定義部24が格納
したパラメータ辞書42の更新された内容が格納されて
いるため、中間ファイルの内容を読み込んで表ファイル
41内のパラメータ辞書42として格納することで、対
応定義結果が表ファイル41上へと格納できる。
したパラメータ辞書42の更新された内容が格納されて
いるため、中間ファイルの内容を読み込んで表ファイル
41内のパラメータ辞書42として格納することで、対
応定義結果が表ファイル41上へと格納できる。
【0055】そしてステップ5114で中間ファイルを
削除し、対応定義処理を終える。
削除し、対応定義処理を終える。
【0056】図9は定義実行メニュー手順5150のフ
ローチャートである。定義実行が指示されるとまずステ
ップ5151で実行すべき定義の名称をユーザから入力
する。この名称はパラメータ辞書42内の表作成情報4
210の定義名称フィールド4211に格納されている
名称である。
ローチャートである。定義実行が指示されるとまずステ
ップ5151で実行すべき定義の名称をユーザから入力
する。この名称はパラメータ辞書42内の表作成情報4
210の定義名称フィールド4211に格納されている
名称である。
【0057】次にステップ5152で中間ファイルを作
成し、パラメータ辞書42の内容を作成した中間ファイ
ル内に格納する。そしてステップ5153に進み、ステ
ップ5151で入力した定義名称とステップ5152で
作成した中間ファイル名称を引数として実行部23を起
動し、実行部が終了するのを待つ。
成し、パラメータ辞書42の内容を作成した中間ファイ
ル内に格納する。そしてステップ5153に進み、ステ
ップ5151で入力した定義名称とステップ5152で
作成した中間ファイル名称を引数として実行部23を起
動し、実行部が終了するのを待つ。
【0058】実行部が終了するとステップ5154へと
進み、クリップボードの内容を表ファイル41へと貼り
付ける。後述するが、このときクリップボードには実行
部23が作成した表上へ貼り付けるべき並び換え済みの
データが格納されている。クリップボードはクライアン
トOS22が持つアプリケーション間のデータ交換機能
であり、各アプリケーションからクリップボードへのデ
ータの切抜き(カット)処理と、クリップボードから各
アプリケーションへのデータの貼り付け(ペースト)処
理との組み合せでアプリケーション間のデータ交換を実
現する。クリップボード機能は広く知られた機能である
ため、詳細は省略する。データの貼り付けは2次元のセ
ルの配列に対して行われるが、この際、貼り付け元のセ
ルのデータがブランクだった場合は貼り付け先のセルの
内容を変更せず、ブランク以外の値が格納されているセ
ルの内容のみを貼り付け先のセルの内容に反映させるよ
うに貼り付けを行う。
進み、クリップボードの内容を表ファイル41へと貼り
付ける。後述するが、このときクリップボードには実行
部23が作成した表上へ貼り付けるべき並び換え済みの
データが格納されている。クリップボードはクライアン
トOS22が持つアプリケーション間のデータ交換機能
であり、各アプリケーションからクリップボードへのデ
ータの切抜き(カット)処理と、クリップボードから各
アプリケーションへのデータの貼り付け(ペースト)処
理との組み合せでアプリケーション間のデータ交換を実
現する。クリップボード機能は広く知られた機能である
ため、詳細は省略する。データの貼り付けは2次元のセ
ルの配列に対して行われるが、この際、貼り付け元のセ
ルのデータがブランクだった場合は貼り付け先のセルの
内容を変更せず、ブランク以外の値が格納されているセ
ルの内容のみを貼り付け先のセルの内容に反映させるよ
うに貼り付けを行う。
【0059】図10は定義削除メニュー手順5170の
フローチャートである。定義削除が指示されるとまずス
テップ5171で表ファイル41上のパラメータ辞書4
2をメモリ2002上に読み込む。次にステップ517
2でパラメータ辞書42中に定義されている表作成情報
の名称の一覧を表示する。表作成情報の名称とは定義名
称フィールド4211に格納されている名称のことであ
る。
フローチャートである。定義削除が指示されるとまずス
テップ5171で表ファイル41上のパラメータ辞書4
2をメモリ2002上に読み込む。次にステップ517
2でパラメータ辞書42中に定義されている表作成情報
の名称の一覧を表示する。表作成情報の名称とは定義名
称フィールド4211に格納されている名称のことであ
る。
【0060】続いてステップ5173で削除すべき表作
成情報の名称をユーザから入力する。そしてステップ5
174でパラメータ辞書42から指定された表作成情報
4210を削除し、ステップ5175で変更したパラメ
ータ辞書42を表ファイル41上に格納して、定義削除
処理を終える。
成情報の名称をユーザから入力する。そしてステップ5
174でパラメータ辞書42から指定された表作成情報
4210を削除し、ステップ5175で変更したパラメ
ータ辞書42を表ファイル41上に格納して、定義削除
処理を終える。
【0061】図11は定義編集メニュー手順5180の
フローチャートである。定義編集が指示されると定義削
除時と同様にまずステップ5181で表ファイル41上
のパラメータ辞書42をメモリ2002上に読み込み、
ステップ5182でパラメータ辞書42中に定義されて
いる表作成情報の名称の一覧を表示し、続いてステップ
5183で編集すべき表作成情報の名称をユーザから入
力する。
フローチャートである。定義編集が指示されると定義削
除時と同様にまずステップ5181で表ファイル41上
のパラメータ辞書42をメモリ2002上に読み込み、
ステップ5182でパラメータ辞書42中に定義されて
いる表作成情報の名称の一覧を表示し、続いてステップ
5183で編集すべき表作成情報の名称をユーザから入
力する。
【0062】次にステップ5184で中間ファイルを作
成し、表ファイル41の内容をパラメータ辞書42の内
容も含めて作成した中間ファイル内に格納する。
成し、表ファイル41の内容をパラメータ辞書42の内
容も含めて作成した中間ファイル内に格納する。
【0063】次にステップ5185で先ほど作成した中
間ファイル名称及びユーザから入力した表作成情報の名
称を引数として定義部24を編集モードで起動して定義
部の処理が終了することを待ち、定義部24の処理が完
了するとステップ5186に進む。
間ファイル名称及びユーザから入力した表作成情報の名
称を引数として定義部24を編集モードで起動して定義
部の処理が終了することを待ち、定義部24の処理が完
了するとステップ5186に進む。
【0064】この時中間ファイルには定義部24が格納
したパラメータ辞書42の更新された内容が格納されて
いるため、中間ファイルの内容を読み込んで表ファイル
41内のパラメータ辞書42として格納することで、対
応定義の編集結果が表ファイル41上へと格納できる。
したパラメータ辞書42の更新された内容が格納されて
いるため、中間ファイルの内容を読み込んで表ファイル
41内のパラメータ辞書42として格納することで、対
応定義の編集結果が表ファイル41上へと格納できる。
【0065】そしてステップ5187で中間ファイルを
削除し、対応編集処理を終える。
削除し、対応編集処理を終える。
【0066】図12は定義部24のフローチャートであ
る。定義部24は定義作成処理2430と定義編集処理
2460の二つの処理からなり、表計算AP25から起
動された際の起動モードによりどちらの処理を実行する
かが決定される。
る。定義部24は定義作成処理2430と定義編集処理
2460の二つの処理からなり、表計算AP25から起
動された際の起動モードによりどちらの処理を実行する
かが決定される。
【0067】定義部24はまずステップ2410で起動
モードの判定を行い、モードが新規モードであればステ
ップ2430、編集モードであれば2460へと進んで
それぞれの処理を実行する。各々の処理内容を以下に示
す。
モードの判定を行い、モードが新規モードであればステ
ップ2430、編集モードであれば2460へと進んで
それぞれの処理を実行する。各々の処理内容を以下に示
す。
【0068】図13は定義作成処理2430のフローチ
ャートである。定義作成処理2430ではまずステップ
2431で引数として渡された中間ファイルより表ファ
イル41の形式情報を読み込み、ステップ2432で読
み込んだ表形式をディスプレイ2007上へと表示す
る。続いてステップ2433でDBエンジン13に接続
するために必要な情報をユーザから入力し、ステップ2
434でDBエンジン13に接続する。ステップ243
2ではまた入力した接続情報をDB接続情報4212へ
と格納するが、その際、入力した全ての情報を無条件で
格納するのはセキュリティ上の問題があるため、パスワ
ード情報に関してはパラメータ辞書上に格納するかどう
かをユーザに問い合わせ、ユーザが格納を指示した場合
に限ってパスワード情報も含めてDB接続情報4213
に格納し、パスワードは格納しないと指示された場合は
パスワード以外の接続情報をDB接続情報4213に格
納する。
ャートである。定義作成処理2430ではまずステップ
2431で引数として渡された中間ファイルより表ファ
イル41の形式情報を読み込み、ステップ2432で読
み込んだ表形式をディスプレイ2007上へと表示す
る。続いてステップ2433でDBエンジン13に接続
するために必要な情報をユーザから入力し、ステップ2
434でDBエンジン13に接続する。ステップ243
2ではまた入力した接続情報をDB接続情報4212へ
と格納するが、その際、入力した全ての情報を無条件で
格納するのはセキュリティ上の問題があるため、パスワ
ード情報に関してはパラメータ辞書上に格納するかどう
かをユーザに問い合わせ、ユーザが格納を指示した場合
に限ってパスワード情報も含めてDB接続情報4213
に格納し、パスワードは格納しないと指示された場合は
パスワード以外の接続情報をDB接続情報4213に格
納する。
【0069】続いてステップ2432でDBエンジン1
3上のデータを読み込むための検索情報をユーザから入
力し、DB検索情報4213へ格納する。続いてステッ
プ2436でDB検索情報4213をDBエンジン13
に送ってデータを獲得し、零次表上に格納する。そして
ステップ2437で獲得したデータをディスプレイ20
07上へ表示する。
3上のデータを読み込むための検索情報をユーザから入
力し、DB検索情報4213へ格納する。続いてステッ
プ2436でDB検索情報4213をDBエンジン13
に送ってデータを獲得し、零次表上に格納する。そして
ステップ2437で獲得したデータをディスプレイ20
07上へ表示する。
【0070】次にステップ2438でユーザの表形式指
定を入力し、引続きステップ2439でユーザの対応関
係指定を入力する。このときユーザが指示するのは獲得
した変換元データと変換先データの形式的な対応関係で
ある。
定を入力し、引続きステップ2439でユーザの対応関
係指定を入力する。このときユーザが指示するのは獲得
した変換元データと変換先データの形式的な対応関係で
ある。
【0071】続いてステップ2440でそれら対応付け
指示から表作成情報4210中のDB検索情報421
3、並び換え情報4215、貼り付け情報4214の内
容を作成する。ステップ2438、ステップ2439及
びステップ2440での処理内容は後述する。
指示から表作成情報4210中のDB検索情報421
3、並び換え情報4215、貼り付け情報4214の内
容を作成する。ステップ2438、ステップ2439及
びステップ2440での処理内容は後述する。
【0072】定義が完了するとステップ2441へ進
み、DBエンジン13との接続を解除する。
み、DBエンジン13との接続を解除する。
【0073】そして、ステップ2442で今回行った対
応定義の名称をユーザから入力し、その値を表作成情報
4210中の定義名称4211に格納する。続いてステ
ップ2443で中間ファイルからパラメータ辞書の内容
を読み込んで先ほど作成した表作成情報4210を登録
し、ステップ2444で新たなパラメータ辞書の内容を
中間ファイルへと書き込み、定義作成処理を終える。こ
こで書き込まれたパラメータ辞書の内容が先ほど説明し
たステップ5113の処理で表ファイル中に格納され、
表ファイル中のパラメータ辞書が更新される。
応定義の名称をユーザから入力し、その値を表作成情報
4210中の定義名称4211に格納する。続いてステ
ップ2443で中間ファイルからパラメータ辞書の内容
を読み込んで先ほど作成した表作成情報4210を登録
し、ステップ2444で新たなパラメータ辞書の内容を
中間ファイルへと書き込み、定義作成処理を終える。こ
こで書き込まれたパラメータ辞書の内容が先ほど説明し
たステップ5113の処理で表ファイル中に格納され、
表ファイル中のパラメータ辞書が更新される。
【0074】図14は定義編集処理2460のフローチ
ャートである。定義の編集処理は初期データが格納され
ている定義作成処理と見做せる。定義編集処理2460
ではまずステップ2461で引数として渡された中間フ
ァイルより表ファイル41の形式情報及びパラメータ辞
書42を読み込み、ステップ2432で読み込んだパラ
メータ辞書42から編集対象となる定義情報を取り出し
て表作成情報4210に格納する。続いてステップ24
63で表作成情報4210中のDB接続情報4212を
用いてDBエンジン13に接続し、ステップ2464で
DB検索情報4213をDBエンジン13に送ってデー
タを獲得し、零次表上に格納する。
ャートである。定義の編集処理は初期データが格納され
ている定義作成処理と見做せる。定義編集処理2460
ではまずステップ2461で引数として渡された中間フ
ァイルより表ファイル41の形式情報及びパラメータ辞
書42を読み込み、ステップ2432で読み込んだパラ
メータ辞書42から編集対象となる定義情報を取り出し
て表作成情報4210に格納する。続いてステップ24
63で表作成情報4210中のDB接続情報4212を
用いてDBエンジン13に接続し、ステップ2464で
DB検索情報4213をDBエンジン13に送ってデー
タを獲得し、零次表上に格納する。
【0075】そしてステップ2465で表形式をディス
プレイ2007上へと表示し、ステップ2466でDB
エンジン13から獲得したデータをディスプレイ200
7上へ表示する。
プレイ2007上へと表示し、ステップ2466でDB
エンジン13から獲得したデータをディスプレイ200
7上へ表示する。
【0076】次にステップ2467貼り付け情報421
4、並び換え情報4215の内容に従って対応関係をデ
ィスプレイ2007上へと表示する。対応関係はDB
上、表上の対応するデータ項目を同じ網かけ状態で表示
することで対応を示す。対応官憲表示画面の一例を図1
6に示す。
4、並び換え情報4215の内容に従って対応関係をデ
ィスプレイ2007上へと表示する。対応関係はDB
上、表上の対応するデータ項目を同じ網かけ状態で表示
することで対応を示す。対応官憲表示画面の一例を図1
6に示す。
【0077】そしてステップ2468でユーザの対応関
係指定を入力し、指定が終わればステップ2469に進
んでそれら対応付け指示から表作成情報4210中のD
B検索情報4213、並び換え情報4215、貼り付け
情報4214の内容を更新する。ステップ2468の処
理内容は初期状態が設定されていることを除いてステッ
プ2439の処理と同じであり、ステップ2469の処
理はステップ2440での処理と同一である。
係指定を入力し、指定が終わればステップ2469に進
んでそれら対応付け指示から表作成情報4210中のD
B検索情報4213、並び換え情報4215、貼り付け
情報4214の内容を更新する。ステップ2468の処
理内容は初期状態が設定されていることを除いてステッ
プ2439の処理と同じであり、ステップ2469の処
理はステップ2440での処理と同一である。
【0078】定義の編集が完了するとステップ2470
へ進み、DBエンジン13との接続を解除する。
へ進み、DBエンジン13との接続を解除する。
【0079】そして、ステップ2471で中間ファイル
からパラメータ辞書の内容を読み込んで先ほど作成した
表作成情報4210を登録し、ステップ2472で新た
なパラメータ辞書の内容を中間ファイルへと書き込み、
定義編集処理を終える。ここで書き込まれたパラメータ
辞書の内容が先ほど説明したステップ5186の処理で
表ファイル中に格納され、表ファイル中のパラメータ辞
書が更新される。
からパラメータ辞書の内容を読み込んで先ほど作成した
表作成情報4210を登録し、ステップ2472で新た
なパラメータ辞書の内容を中間ファイルへと書き込み、
定義編集処理を終える。ここで書き込まれたパラメータ
辞書の内容が先ほど説明したステップ5186の処理で
表ファイル中に格納され、表ファイル中のパラメータ辞
書が更新される。
【0080】図15は定義部24の画面表示の一例を示
す図である。本図面を用いてユーザの対応付け指示の操
作手順を説明する。
す図である。本図面を用いてユーザの対応付け指示の操
作手順を説明する。
【0081】本発明での対応付け指示は二段階で行う。
まず見出しと内容部という表の論理構造を定義し、次に
先ほど定義した見出しとDBのフィールドとの対応を指
定することで、データの対応付けを行う。
まず見出しと内容部という表の論理構造を定義し、次に
先ほど定義した見出しとDBのフィールドとの対応を指
定することで、データの対応付けを行う。
【0082】ステップ2432での表形式表示では二次
元のマトリックス上の各セルに格納されている数値,文
字列,数式定義等の情報が表示される。セルには見出し
部であるといった各セルの使われ方に関する情報は含ま
れていない為、そうした情報はユーザが指定する必要が
ある。そのためにまず論理構造の定義を行う。
元のマトリックス上の各セルに格納されている数値,文
字列,数式定義等の情報が表示される。セルには見出し
部であるといった各セルの使われ方に関する情報は含ま
れていない為、そうした情報はユーザが指定する必要が
ある。そのためにまず論理構造の定義を行う。
【0083】表の論理構造は表の枠を定義することで指
定する。表の枠定義とは、表の外枠、内枠、枠の繰返し
数の定義の総称である。表の枠により表の見出し部分が
決められる。見出しには縦見出しと横見出しがある。
定する。表の枠定義とは、表の外枠、内枠、枠の繰返し
数の定義の総称である。表の枠により表の見出し部分が
決められる。見出しには縦見出しと横見出しがある。
【0084】見出しをDB上のデータとの対応を付ける
ためのキーとして利用し、内容部をDBから獲得したデ
ータが貼り付けられる場所とした。
ためのキーとして利用し、内容部をDBから獲得したデ
ータが貼り付けられる場所とした。
【0085】データの対応関係は、個々のDBフィール
ドと表見出しの間での対応付けを繰り返すことで指定す
る。一つのDBフィールドと一つの表見出しの間での対
応付けは、まず対応元のDBフィールド上でマウスボタ
ンを押下し、ボタンを押したままマウスカーソルを対応
先の表見出し上にと移動して、その上でマウスボタンを
離すことで移動先を確定する、いわゆるドラッグ&ドロ
ップ操作で実現する。図15では対応付けされたDBフ
ィールド及び表見出しを破線で囲まれた矩形で表してい
る。
ドと表見出しの間での対応付けを繰り返すことで指定す
る。一つのDBフィールドと一つの表見出しの間での対
応付けは、まず対応元のDBフィールド上でマウスボタ
ンを押下し、ボタンを押したままマウスカーソルを対応
先の表見出し上にと移動して、その上でマウスボタンを
離すことで移動先を確定する、いわゆるドラッグ&ドロ
ップ操作で実現する。図15では対応付けされたDBフ
ィールド及び表見出しを破線で囲まれた矩形で表してい
る。
【0086】従ってステップ2438でまず表枠指定を
入力し、続いてステップ2439で対応指定を入力し
て、ステップ2440で対応指定結果から利用すべき基
本操作の組み合せパターンを決定し、表作成情報421
0中の必要な情報を生成する。
入力し、続いてステップ2439で対応指定を入力し
て、ステップ2440で対応指定結果から利用すべき基
本操作の組み合せパターンを決定し、表作成情報421
0中の必要な情報を生成する。
【0087】一次対応付けの基本操作であるブロック化
と分配化の組み合せパターンの決定は以下の手順で行
う。
と分配化の組み合せパターンの決定は以下の手順で行
う。
【0088】表の横見出しにDBフィールドが対応付け
されている場合はブロック化を行うと判断する。また表
の縦見出しの一番内側に複数のDBフィールドが対応付
けされている場合は分配化を行うと判断する。従って図
7の例ではブロック化と分配化の組み合せで一次対応付
けを行うと判断される。
されている場合はブロック化を行うと判断する。また表
の縦見出しの一番内側に複数のDBフィールドが対応付
けされている場合は分配化を行うと判断する。従って図
7の例ではブロック化と分配化の組み合せで一次対応付
けを行うと判断される。
【0089】二次対応付けの指定は、DBフィールドと
対応付けされていない見出し部分をブランクデータとす
る事と判断する。
対応付けされていない見出し部分をブランクデータとす
る事と判断する。
【0090】並び換え情報4215はDBフィールドと
表見出しとの対応指定から算出され、貼り付け情報42
14は表枠指定から算出される。
表見出しとの対応指定から算出され、貼り付け情報42
14は表枠指定から算出される。
【0091】貼り付け情報4214の内容は並び換え結
果を表ファイル41上に貼り付ける際の表内の左上のセ
ルの座標情報である。
果を表ファイル41上に貼り付ける際の表内の左上のセ
ルの座標情報である。
【0092】並び換え対象指定情報4220にはDBフ
ィールドのうち、表に貼り付けられるデータが格納され
ているフィールドの名称の一覧(一つ以上)が格納され
る。
ィールドのうち、表に貼り付けられるデータが格納され
ているフィールドの名称の一覧(一つ以上)が格納され
る。
【0093】ブロック化情報4230には並び換えのキ
ーとなるDBフィールド名とキー種別の対が一組以上格
納される。
ーとなるDBフィールド名とキー種別の対が一組以上格
納される。
【0094】分配化情報4240には、分配後の矩形の
縦と横の大きさを示す数値情報が格納される。
縦と横の大きさを示す数値情報が格納される。
【0095】二次並び換え情報4250は表ファイル4
1上でデータベースから獲得したデータ以外のデータが
格納されるセルの座標情報の集まり(一つ以上)であ
る。
1上でデータベースから獲得したデータ以外のデータが
格納されるセルの座標情報の集まり(一つ以上)であ
る。
【0096】図17は実行部23のフローチャートであ
る。実行部23は表計算AP25から起動され、パラメ
ータ辞書42の内容が格納された中間ファイルの名称と
実行すべき対応定義の名称を引数として受け取る。
る。実行部23は表計算AP25から起動され、パラメ
ータ辞書42の内容が格納された中間ファイルの名称と
実行すべき対応定義の名称を引数として受け取る。
【0097】実行部23はまずステップ2310で中間
ファイルからテキスト形式のパラメータ辞書42を読み
込み、定義名称4211の内容が引数として指定された
名称と等しい表作成情報4210を選び出してバイナリ
形式でメモリ2002上へ格納する。
ファイルからテキスト形式のパラメータ辞書42を読み
込み、定義名称4211の内容が引数として指定された
名称と等しい表作成情報4210を選び出してバイナリ
形式でメモリ2002上へ格納する。
【0098】次にステップ2320でDB接続情報42
12の内容を用いてDBエンジン13との接続を確立す
る。このときセキュリティ上の理由からDB接続情報4
212の内容が不完全、つまりパスワード情報が欠けて
いる場合は、欠けている情報の入力をユーザに促し、ユ
ーザが入力した情報を利用してDBエンジン13との接
続を確立する。そして、ステップ2330でDB検索情
報4213の内容をDBエンジン13に送り、結果を獲
得して零次表上へ格納する。データの獲得が完了したら
ステップ2340でDBエンジン13との接続を解除す
る。
12の内容を用いてDBエンジン13との接続を確立す
る。このときセキュリティ上の理由からDB接続情報4
212の内容が不完全、つまりパスワード情報が欠けて
いる場合は、欠けている情報の入力をユーザに促し、ユ
ーザが入力した情報を利用してDBエンジン13との接
続を確立する。そして、ステップ2330でDB検索情
報4213の内容をDBエンジン13に送り、結果を獲
得して零次表上へ格納する。データの獲得が完了したら
ステップ2340でDBエンジン13との接続を解除す
る。
【0099】次にステップ2350でDBエンジン13
から獲得したデータを並び換え情報4215の内容に従
って表上で使用する形式へと並び換えを行う。
から獲得したデータを並び換え情報4215の内容に従
って表上で使用する形式へと並び換えを行う。
【0100】そして2370で並び換えた結果を貼り付
け情報4214の内容に従ってクリップボードへと切抜
き、実行部の処理を終える。ここでクリップボードへと
切り抜けられたデータが先ほど説明したステップ515
4の処理で表ファイルへと貼り付けられることで、表フ
ァイルへのデータの転送が行える。
け情報4214の内容に従ってクリップボードへと切抜
き、実行部の処理を終える。ここでクリップボードへと
切り抜けられたデータが先ほど説明したステップ515
4の処理で表ファイルへと貼り付けられることで、表フ
ァイルへのデータの転送が行える。
【0101】ステップ2350での並び換えの処理の詳
細を以下で述べる。
細を以下で述べる。
【0102】上述のように、データ並び換えは一次並び
換えと二次並び換えの組み合せにより実現され、一次並
び換えは更にブロック化並び換えと分配化並び換えの組
み合せにより実現する。
換えと二次並び換えの組み合せにより実現され、一次並
び換えは更にブロック化並び換えと分配化並び換えの組
み合せにより実現する。
【0103】一次並び換えの例を図18に示す。
【0104】ブロック化は並び換え対象指定情報422
0とブロック化情報4230の内容に従って実施され
る。
0とブロック化情報4230の内容に従って実施され
る。
【0105】ブロック化情報4230にはブロック化の
為のキー情報が格納されている。キー情報にはキーとな
るDBフィールドの名称と、キー種別が対として格納さ
れている。キー種別にはブロック化キーと整列キーの二
種類がある。
為のキー情報が格納されている。キー情報にはキーとな
るDBフィールドの名称と、キー種別が対として格納さ
れている。キー種別にはブロック化キーと整列キーの二
種類がある。
【0106】ブロック化並び換えとは、元のレコード
(零次表上のレコード)のうち、ブロック化キーで示さ
れるフィールド(複数の場合もあり)の値が等しいレコ
ードを一行に連結した表を作成する処理である。レコー
ドの連結は全てのフィールドを連結するのではなく、並
び換え対象指定情報4220で示されるフィールドだけ
を抜き出して連結を行う。
(零次表上のレコード)のうち、ブロック化キーで示さ
れるフィールド(複数の場合もあり)の値が等しいレコ
ードを一行に連結した表を作成する処理である。レコー
ドの連結は全てのフィールドを連結するのではなく、並
び換え対象指定情報4220で示されるフィールドだけ
を抜き出して連結を行う。
【0107】さて、複数レコードを連結するのであるか
らその順序を決定する必要があるが、そのためにブロッ
ク化情報4230中の整列キー情報を使用する。ブロッ
ク化キーの値が一致する(複数)レコードは整列キーの
示すフィールド(複数)の値に従ってソートされ、ソー
ト後の順序に従って各レコードが連結される。
らその順序を決定する必要があるが、そのためにブロッ
ク化情報4230中の整列キー情報を使用する。ブロッ
ク化キーの値が一致する(複数)レコードは整列キーの
示すフィールド(複数)の値に従ってソートされ、ソー
ト後の順序に従って各レコードが連結される。
【0108】尚、ブロック化を行わずに分配化だけを行
う場合は、零次表から並び換え対象指定情報4220に
示されたフィールドだけを取り出してワーク用の一次表
を作成し、その一次表に対して分配化を行う。
う場合は、零次表から並び換え対象指定情報4220に
示されたフィールドだけを取り出してワーク用の一次表
を作成し、その一次表に対して分配化を行う。
【0109】分配化は、横n×縦1の矩形を横p×縦q
の矩形へと、左上から右下へ横方向優先で並び換える処
理である。分配化情報4240に上記並び換え後の矩形
の大きさを示すp,qの値が格納されている。この時、
分配化が適用される元データの矩形の横の大きさxはn
(≡p×q)の倍数である必要がある。xがnと等しく
ない場合は、元の矩形を横n個単位に分割し、分割した
個々の矩形に対して並び換えを適用する。分配化により
横x×縦yの元データが横(x÷q)×縦(y×q)の
矩形となる。
の矩形へと、左上から右下へ横方向優先で並び換える処
理である。分配化情報4240に上記並び換え後の矩形
の大きさを示すp,qの値が格納されている。この時、
分配化が適用される元データの矩形の横の大きさxはn
(≡p×q)の倍数である必要がある。xがnと等しく
ない場合は、元の矩形を横n個単位に分割し、分割した
個々の矩形に対して並び換えを適用する。分配化により
横x×縦yの元データが横(x÷q)×縦(y×q)の
矩形となる。
【0110】二次並び換えは、貼り付け情報4214と
二次並び換え情報4250を用いて、一次表のデータを
表ファイル41上での正しい位置へと移動する処理であ
る。この処理では、一次表上の各データの間にブランク
データを挿入する事で位置合わせを行い、各データ間の
相対的な並び順を変更することはない。
二次並び換え情報4250を用いて、一次表のデータを
表ファイル41上での正しい位置へと移動する処理であ
る。この処理では、一次表上の各データの間にブランク
データを挿入する事で位置合わせを行い、各データ間の
相対的な並び順を変更することはない。
【0111】貼り付け情報4214は一次表上で左上の
位置にあるデータの表ファイル41上での位置を示す。
二次並び換え情報4250は表ファイル41上で、デー
タベースから獲得した情報が貼り付けられないセルの位
置(複数)を示す。
位置にあるデータの表ファイル41上での位置を示す。
二次並び換え情報4250は表ファイル41上で、デー
タベースから獲得した情報が貼り付けられないセルの位
置(複数)を示す。
【0112】二次並び換えの例を図19に示す。二次並
び換えではまず貼り付け情報4214に従って一次表の
データの二次表上での起点(左上点)が決定される。そ
して、二次並び換え情報4250で示される位置にはデ
ータを置かないように一次表のデータを順に配置してい
く。このとき、一次表上のデータの相対位置関係を崩さ
ないようにブランクセルを埋め込んで行く。
び換えではまず貼り付け情報4214に従って一次表の
データの二次表上での起点(左上点)が決定される。そ
して、二次並び換え情報4250で示される位置にはデ
ータを置かないように一次表のデータを順に配置してい
く。このとき、一次表上のデータの相対位置関係を崩さ
ないようにブランクセルを埋め込んで行く。
【0113】具体的には、まず一次表の左上のセルを二
次表上の貼り付け情報4214で示される位置に配置
し、次に一次表の最も上の行の各データを左から右に順
に二次表上に配置していく。このとき、データが置かれ
る位置が二次並び換え情報4250で示される位置と重
なる場合は、二次表上への配置位置を一列右にずらして
再度二次並び換え情報4250と照合し、重ならなくな
るまで配置位置の右への移動を続ける。重ならなくなる
まで配置位置を移動したら、そこへ一次表からのデータ
を配置し、次の一次表のデータの配置を二次表上でその
一列右の位置から再開する。このように一次表の最も上
の一行を配置し終えたら、その次に一次表上の最も左の
一列の各データを今度は上から下へ配置していく。この
場合も最上行を配置した場合と同様に二次並び換え情報
4250を参照して配置位置が二次並び換え情報425
0で示される位置と重ならないように下方向へ配置位置
をずらしながら一列の配置を行う。
次表上の貼り付け情報4214で示される位置に配置
し、次に一次表の最も上の行の各データを左から右に順
に二次表上に配置していく。このとき、データが置かれ
る位置が二次並び換え情報4250で示される位置と重
なる場合は、二次表上への配置位置を一列右にずらして
再度二次並び換え情報4250と照合し、重ならなくな
るまで配置位置の右への移動を続ける。重ならなくなる
まで配置位置を移動したら、そこへ一次表からのデータ
を配置し、次の一次表のデータの配置を二次表上でその
一列右の位置から再開する。このように一次表の最も上
の一行を配置し終えたら、その次に一次表上の最も左の
一列の各データを今度は上から下へ配置していく。この
場合も最上行を配置した場合と同様に二次並び換え情報
4250を参照して配置位置が二次並び換え情報425
0で示される位置と重ならないように下方向へ配置位置
をずらしながら一列の配置を行う。
【0114】こうして基準となる最上行と最左列の配置
が決まると、一次表上の行/列位置と二次表上の行/列
位置の対応が一意的に決定できるため、一次表上の他の
データをそうして決定された行/列位置の対応関係に基
づいて順に二次表上に配置することで、二次対応付けが
実現される。
が決まると、一次表上の行/列位置と二次表上の行/列
位置の対応が一意的に決定できるため、一次表上の他の
データをそうして決定された行/列位置の対応関係に基
づいて順に二次表上に配置することで、二次対応付けが
実現される。
【0115】以上が各部分の処理内容である。
【0116】このように、ユーザは定義部24を使用し
て表とDBとのデータの対応付けを定義すると、定義内
容にしたがってパラメータ辞書42が作成され、データ
内容を参照する場合は実行部23がパラメータ辞書42
の内容に従って自動的にデータを並び換えて表へと貼り
付けるため、ユーザはプログラミングを行うことなくサ
ーバ上のデータを希望する形式で利用することが可能と
なる。
て表とDBとのデータの対応付けを定義すると、定義内
容にしたがってパラメータ辞書42が作成され、データ
内容を参照する場合は実行部23がパラメータ辞書42
の内容に従って自動的にデータを並び換えて表へと貼り
付けるため、ユーザはプログラミングを行うことなくサ
ーバ上のデータを希望する形式で利用することが可能と
なる。
【0117】尚、本実施例においては定義部24と実行
部23はそれぞれ独立したプログラムとなっているが、
両者の機能を一つのプログラム中に持たせたり、表計算
AP25の機能の一部として定義部/実行部の機能を実
現しても本発明の実施が行えることは明らかである。
部23はそれぞれ独立したプログラムとなっているが、
両者の機能を一つのプログラム中に持たせたり、表計算
AP25の機能の一部として定義部/実行部の機能を実
現しても本発明の実施が行えることは明らかである。
【0118】また、本実施例ではクライアント20とサ
ーバ10は異なるマシンとしているが、一台のマシンが
クライアントとサーバの機能を合わせ持つ場合でも本発
明がそのまま実施できることは明白である。
ーバ10は異なるマシンとしているが、一台のマシンが
クライアントとサーバの機能を合わせ持つ場合でも本発
明がそのまま実施できることは明白である。
【0119】また、本実施例ではパラメータ辞書42が
表ファイル41の一部となっているが、パラメータ辞書
42を表ファイル41とは独立したファイルとすること
も可能である。
表ファイル41の一部となっているが、パラメータ辞書
42を表ファイル41とは独立したファイルとすること
も可能である。
【0120】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
ユーザはプログラミング処理を行うことなくデータベー
スの内容をユーザが希望する形式で利用することが可能
になり、ユーザの使い勝手が向上すると共に、システム
の生産性が向上する。
ユーザはプログラミング処理を行うことなくデータベー
スの内容をユーザが希望する形式で利用することが可能
になり、ユーザの使い勝手が向上すると共に、システム
の生産性が向上する。
【0121】また、データの対応関係をパラメータ辞書
として格納するため、定義の再利用が可能となり、定型
処理における生産性が向上する。パラメータ辞書にはデ
ータの並び換え手順そのものではなく、並び換え手順の
パラメータを格納するため、小容量のパラメータ辞書で
データの対応関係を格納することが可能である。
として格納するため、定義の再利用が可能となり、定型
処理における生産性が向上する。パラメータ辞書にはデ
ータの並び換え手順そのものではなく、並び換え手順の
パラメータを格納するため、小容量のパラメータ辞書で
データの対応関係を格納することが可能である。
【0122】また、データの対応関係定義を、対応付け
を行うプログラムとは別のパラメータ辞書として格納
し、対応定義プログラムとは別個に配布可能とすること
で、ユーザ間でのパラメータ辞書の相互利用が可能とな
り、同様の定義を複数のユーザが重複して行う必要がな
くなるため、生産性が向上する。
を行うプログラムとは別のパラメータ辞書として格納
し、対応定義プログラムとは別個に配布可能とすること
で、ユーザ間でのパラメータ辞書の相互利用が可能とな
り、同様の定義を複数のユーザが重複して行う必要がな
くなるため、生産性が向上する。
【0123】また、データの対応関係定義、パラメータ
辞書からの定義内容の削除、パラメータ辞書内の定義内
容の編集が表計算APのメニュー上からGUIを用いて
実現できるため、ユーザの使い勝手が向上する。
辞書からの定義内容の削除、パラメータ辞書内の定義内
容の編集が表計算APのメニュー上からGUIを用いて
実現できるため、ユーザの使い勝手が向上する。
【0124】また、表とデータベースとの対応関係の定
義情報を表ファイルの一部として格納するため、表ファ
イルの物理的な格納場所を移動する際に定義情報も常に
一緒に移動する事となり、定義情報の移動を忘れる事が
なくなるので、ユーザの使い勝手が向上する。
義情報を表ファイルの一部として格納するため、表ファ
イルの物理的な格納場所を移動する際に定義情報も常に
一緒に移動する事となり、定義情報の移動を忘れる事が
なくなるので、ユーザの使い勝手が向上する。
【0125】さらに、表とデータベースの対応関係の定
義情報を表ファイルの一部として格納するため、あるユ
ーザが作成した定義情報を他のユーザに配布する際に一
つのファイルを配布すればよく、定義情報の再利用が容
易となる。他のユーザへの配布方法としてはフロッピー
ディスクにコピーして渡す、電子メールで配布する等の
各種方法があるが、いずれの場合でもファイルが一つで
あることは、配布の手間を減らすと共に、配布作業にミ
スが発生する余地を大幅に減らせる。
義情報を表ファイルの一部として格納するため、あるユ
ーザが作成した定義情報を他のユーザに配布する際に一
つのファイルを配布すればよく、定義情報の再利用が容
易となる。他のユーザへの配布方法としてはフロッピー
ディスクにコピーして渡す、電子メールで配布する等の
各種方法があるが、いずれの場合でもファイルが一つで
あることは、配布の手間を減らすと共に、配布作業にミ
スが発生する余地を大幅に減らせる。
【図1】本発明の一実施例のシステム構成図である。
【図2】サーバマシンのハードウェア構成図である。
【図3】クライアントマシンのハードウェア構成図であ
る。
る。
【図4】データの並び換えの例を示す図である。
【図5】表作成情報の構成図である。
【図6】パラメータ辞書のテキスト形式での一例を示す
図である。
図である。
【図7】表計算APの画面表示の例を示す図である。
【図8】対応定義手順のフローチャートである。
【図9】定義実行手順のフローチャートである。
【図10】定義削除手順のフローチャートである。
【図11】定義編集手順のフローチャートである。
【図12】定義部のフローチャートである。
【図13】定義部中の定義作成処理のフローチャートで
ある。
ある。
【図14】定義部中の定義編集処理のフローチャートで
ある。
ある。
【図15】定義部の画面表示の例を示す図である。
【図16】定義部の画面表示の別の例を示す図である。
【図17】実行部のフローチャートである。
【図18】一次並び換えの例を示す図である。
【図19】二次並び換えの例を示す図である。
10…サーバマシン、13…DBエンジン、20…クラ
イアントマシン、23…実行部、24…定義部、25…
表計算AP、30…DBファイル、41…表ファイル、
42…パラメータ辞書、51…アドインマクロ。
イアントマシン、23…実行部、24…定義部、25…
表計算AP、30…DBファイル、41…表ファイル、
42…パラメータ辞書、51…アドインマクロ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 中根 啓一 神奈川県川崎市麻生区王禅寺1099番地株式 会社日立製作所システム開発研究所内
Claims (11)
- 【請求項1】多量のデータを効率よく格納するデータ格
納手段と、上記データ格納手段に格納されたデータを表
示・加工・分析するデータ分析手段とを備えたデータ処
理システムにおいて、 上記データ格納手段の出力データ表形式を上記データ分
析手段の入力データ表形式に変換するデータ変換手段
と、上記データ変換手段が行う変換処理内容を決定する
変換定義手段と、上記変換処理内容を格納する変換定義
格納手段を設けたことを特徴とするデータ処理システ
ム。 - 【請求項2】上記データ変換手段の処理内容が基本的な
変換手順の組み合せにより実現されることを特徴とする
請求項1記載のデータ処理システム。 - 【請求項3】請求項1記載のデータ変換手段が、上記デ
ータ格納手段の出力データ表形式と上記データ分析手段
の入力データ表形式の双方に含まれるデータの変換を行
う一次変換手段と、上記データ分析手段の入力データ表
形式には含まれるが上記データ格納手段の出力データ表
形式には含まれないデータを付加する二次変換手段の組
み合せにより実現されることを特徴とするデータ処理シ
ステム。 - 【請求項4】上記基本的な変換手順として、複数行のデ
ータを一行にまとめるブロック化手順と、一行のデータ
を複数行に分ける分配化手順を用いることを特徴とする
請求項2記載のデータ処理システム。 - 【請求項5】上記変換定義手段の処理内容が変換元デー
タと変換先データの対応するデータ位置の指定から上記
データ変換手段の持つ変換手順の組み合せを特定する処
理であることを特徴とする請求項2記載のデータ処理シ
ステム。 - 【請求項6】上記変換定義格納手段が上記データ分析手
段が利用可能なデータ形式であることを特徴とする請求
項1記載のデータ処理システム。 - 【請求項7】上記変換定義手段が上記データ分析手段の
メニューから呼び出せることを特徴とする請求項1記載
のデータ処理システム。 - 【請求項8】上記変換定義格納手段には複数の異なる変
換処理内容を名前を付けて格納できることを特徴とする
請求項1記載のデータ処理システム。 - 【請求項9】上記変換定義格納手段に格納されている複
数の変換処理内容の何れかを削除する変換定義削除手段
を合わせて持つことを特徴とする請求項8記載のデータ
処理システム。 - 【請求項10】上記変換定義格納手段に格納されている
複数の変換処理内容の何れかを編集する変換定義編集手
段を合わせて持つことを特徴とする請求項8記載のデー
タ処理システム。 - 【請求項11】上記変換定義手段が上記変換定義編集手
段を兼ねる事を特徴とする請求項10記載のデータ処理
システム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6169214A JPH0836487A (ja) | 1994-07-21 | 1994-07-21 | データ処理システム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6169214A JPH0836487A (ja) | 1994-07-21 | 1994-07-21 | データ処理システム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0836487A true JPH0836487A (ja) | 1996-02-06 |
Family
ID=15882329
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6169214A Pending JPH0836487A (ja) | 1994-07-21 | 1994-07-21 | データ処理システム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0836487A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006302212A (ja) * | 2005-04-25 | 2006-11-02 | Mitsubishi Electric Corp | データベースへのデータ登録プログラム |
JP2008217125A (ja) * | 2007-02-28 | 2008-09-18 | Tepco Systems Corp | 情報集計支援装置およびそれに用いられるプログラム |
CN100440144C (zh) * | 2007-01-26 | 2008-12-03 | 华为技术有限公司 | 实现系统新旧版本兼容的方法及装置 |
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---|---|---|---|---|
JPH0357039A (ja) * | 1989-07-14 | 1991-03-12 | Oce Nederland Bv | ファイル内に編成されたデータを処理するシステム及び該システムに使用される制御モジュール |
JPH0668032A (ja) * | 1992-08-19 | 1994-03-11 | Toshiba Corp | データベースシステム |
-
1994
- 1994-07-21 JP JP6169214A patent/JPH0836487A/ja active Pending
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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