JPH0833116B2 - エンジンの燃料制御装置 - Google Patents
エンジンの燃料制御装置Info
- Publication number
- JPH0833116B2 JPH0833116B2 JP63151604A JP15160488A JPH0833116B2 JP H0833116 B2 JPH0833116 B2 JP H0833116B2 JP 63151604 A JP63151604 A JP 63151604A JP 15160488 A JP15160488 A JP 15160488A JP H0833116 B2 JPH0833116 B2 JP H0833116B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- fuel
- crank angle
- transient
- engine
- pressure data
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F02—COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
- F02B—INTERNAL-COMBUSTION PISTON ENGINES; COMBUSTION ENGINES IN GENERAL
- F02B3/00—Engines characterised by air compression and subsequent fuel addition
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F02—COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
- F02D—CONTROLLING COMBUSTION ENGINES
- F02D41/00—Electrical control of supply of combustible mixture or its constituents
- F02D41/02—Circuit arrangements for generating control signals
- F02D41/04—Introducing corrections for particular operating conditions
- F02D41/10—Introducing corrections for particular operating conditions for acceleration
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F02—COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
- F02B—INTERNAL-COMBUSTION PISTON ENGINES; COMBUSTION ENGINES IN GENERAL
- F02B41/00—Engines characterised by special means for improving conversion of heat or pressure energy into mechanical power
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Combustion & Propulsion (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Electrical Control Of Air Or Fuel Supplied To Internal-Combustion Engine (AREA)
- Combined Controls Of Internal Combustion Engines (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は自動車用等のエンジンに供給する燃料の量
を制御するエンジンの燃料制御装置に関するものであ
る。
を制御するエンジンの燃料制御装置に関するものであ
る。
従来のこの種の装置は、エンジンの吸気管内部の圧力
を吸気管圧力検出手段により検出して圧力データに変換
し、この圧力データと過渡判定用閾値とを比較して過渡
時であるか否かを判定し、この判定結果に応じて上記圧
力データに基づいて燃料噴射量を演算し、上記燃料噴射
量分の燃料を所定クランク角に同期させて上記エンジン
に同時に噴射供給していた。
を吸気管圧力検出手段により検出して圧力データに変換
し、この圧力データと過渡判定用閾値とを比較して過渡
時であるか否かを判定し、この判定結果に応じて上記圧
力データに基づいて燃料噴射量を演算し、上記燃料噴射
量分の燃料を所定クランク角に同期させて上記エンジン
に同時に噴射供給していた。
従来のエンジンの燃料制御装置は以上のように構成さ
れているので、上記エンジンの負荷が高負荷域の時に上
記圧力データのリップル変動が大きく、このリップル変
動により過渡状態を誤検出しないようにするために上記
過渡判定用閾値をそのリップル変動を加味して高く設定
しているために検出感度を鈍くなり、特に軽負荷域の加
速時には過渡検出が遅れ、過度に応じた燃料量を応答性
良く上記エンジンに供給できず、過渡時の空燃比制御が
遅れ、空燃比を不安定にして運転性能が悪化する等の課
題があった。
れているので、上記エンジンの負荷が高負荷域の時に上
記圧力データのリップル変動が大きく、このリップル変
動により過渡状態を誤検出しないようにするために上記
過渡判定用閾値をそのリップル変動を加味して高く設定
しているために検出感度を鈍くなり、特に軽負荷域の加
速時には過渡検出が遅れ、過度に応じた燃料量を応答性
良く上記エンジンに供給できず、過渡時の空燃比制御が
遅れ、空燃比を不安定にして運転性能が悪化する等の課
題があった。
この発明は上記のような課題を解決するためになされ
たもので、過渡時の応答性が良く、空燃比を安定化でき
るエンジンの燃料制御装置を得ることを目的とする。
たもので、過渡時の応答性が良く、空燃比を安定化でき
るエンジンの燃料制御装置を得ることを目的とする。
この発明に係るエンジンの燃料制御装置は、圧力デー
タを出力する吸気管圧力検出手段と、クランク角信号発
生手段と、エンジンの負荷状態に応じて選択した過渡判
定用閾値と吸気管圧力の圧力データの変化量とを比較し
て過渡状態を検出する過渡判定手段と、この検出信号を
受けて圧力データに基づいて過渡補正燃料量を演算する
過渡補正燃料量演算手段と、所定のクランク角信号区間
における圧力データの平均値を求める平均化手段と、ク
ランク角信号を入力し且つ過渡補正燃料量のレベルに応
じて圧力データ又は平均化手段の出力を選択して基本燃
料量を演算する基本燃料量選択演算手段と、過渡補正及
び基本燃料量とから燃料噴射量を演算する燃料噴射量決
定手段と、燃料噴射量分の燃料をエンジンに噴射供給す
る燃料計量手段とを設けたものである。
タを出力する吸気管圧力検出手段と、クランク角信号発
生手段と、エンジンの負荷状態に応じて選択した過渡判
定用閾値と吸気管圧力の圧力データの変化量とを比較し
て過渡状態を検出する過渡判定手段と、この検出信号を
受けて圧力データに基づいて過渡補正燃料量を演算する
過渡補正燃料量演算手段と、所定のクランク角信号区間
における圧力データの平均値を求める平均化手段と、ク
ランク角信号を入力し且つ過渡補正燃料量のレベルに応
じて圧力データ又は平均化手段の出力を選択して基本燃
料量を演算する基本燃料量選択演算手段と、過渡補正及
び基本燃料量とから燃料噴射量を演算する燃料噴射量決
定手段と、燃料噴射量分の燃料をエンジンに噴射供給す
る燃料計量手段とを設けたものである。
この発明におけるエンジンの燃料制御装置は、過渡判
定手段が高負荷域では比較的に大きな過渡判定用閾値を
用い、少なくとも低負荷域では比較的に小さな過渡判定
用閾値を用いて圧力データの変化量と比較して過渡判定
を行なうために高負荷域ばかりでなく低負荷域の過渡時
を素早く検出し、この検出により過渡補正燃料量演算手
段により圧力データに基づいて過渡補正燃料量を演算し
てエンジンに燃料を供給するために全負荷域の過渡に素
早く対応した量の燃料をエンジンに供給できる。
定手段が高負荷域では比較的に大きな過渡判定用閾値を
用い、少なくとも低負荷域では比較的に小さな過渡判定
用閾値を用いて圧力データの変化量と比較して過渡判定
を行なうために高負荷域ばかりでなく低負荷域の過渡時
を素早く検出し、この検出により過渡補正燃料量演算手
段により圧力データに基づいて過渡補正燃料量を演算し
てエンジンに燃料を供給するために全負荷域の過渡に素
早く対応した量の燃料をエンジンに供給できる。
以下、この発明の実施例を図について説明する。
第1図はこの発明の装置構成を示すブロック図であ
る。同図において、1は例えば自動車に搭載される周知
のエンジン、2はエンジン1の吸気管内の圧力を検出す
る圧力検出手段、3は圧力検出手段2の出力信号のリッ
プルを低減させるアナログフィルタ回路、4はアナログ
フィルタ回路3の出力信号をデジタル値に変換するA/D
変換器、5Aはエンジン1の所定クランク角毎にクランク
角信号(Sc)を発生するクランク角信号発生手段、5Bは
上記符号2〜4の構成要素で構成される吸気管圧力検出
手段で、エンジン1の吸気管圧力を検出し、デジタルの
圧力データに変換して出力する。6Aはエンジン1の負荷
(例えば吸気管圧力検出手段5Bの出力信号等)の状態
(例えば所定負荷以上か否か等)を判定する負荷条件判
定手段、6Bは少なくとも低負荷時の過渡判定に用いる第
1の過渡判定用閾値を出力するための第1閾値出力手
段、6Cは過渡判定に用い第1の過渡判定用閾値より大き
い第2の過渡判定用閾値を出力するための第2閾値出力
手段、6Dは負荷条件判定手段6Aの判定結果に応じて第1
閾値出力手段6B及び第2閾値出力手段6Cの閾値出力のい
ずれかを切換えて出力する切換手段である。6Eは(例え
ばクランク角信号(Sc)に基づく区間等における)吸気
管圧力検出手段5Bの出力信号の変化量を検出する変化量
検出手段、6Fは変化量検出手段6Eの出力信号が切換手段
6Dから出力される過渡判定用閾値以上のときを過渡状態
として検出する比較手段である。6Gは比較手段6Fの過渡
検出信号を受けて吸気管圧力検出手段5Bの出力信号に基
づいて過渡補正燃料量を演算する過渡補正燃料量演算手
段、6Hは所定のクランク角信号(Sc)区間における吸気
管圧力検出手段5Bの出力信号を平均化する平均化手段、
6Iは過渡補正燃料量演算手段6Gの出力レベルに応じて吸
気管圧力検出手段5B及び平均化手段6Hの出力信号のいず
れかを選択して出力する選択手段、6Jは選択手段6Iの出
力信号とクランク角信号(Sc)とを入力して基本燃料量
を演算する基本燃料量演算手段である。6Kは過渡補正燃
料量演算手段6G及び基本燃料量演算手段6Jの出力信号を
用いて燃料噴射量をインジェクタの駆動パルス幅で決定
する燃料噴射量決定手段、7は燃料計量手段で、燃料噴
射量決定手段6Kにより算出された燃料噴射量に応じた燃
料を所定のクランク角に同期させてエンジン1に噴射供
給する。8は上記符号6A〜6Fの構成要素で構成された過
渡判定手段で、エンジン負荷の状態に応じて選択した過
渡判定用閾値と(例えばクランク角信号(Sc)に基づく
区間等における)吸気管圧力検出手段5の出力信号の変
化量とを比較して過渡状態を検出する。9は上記符号6
I,6Jの構成要素で構成された基本燃料量選択演算手段
で、過渡補正燃料量演算手段6Gの出力レベルに応じて吸
気管圧力検出手段5B及び平均化手段6Hの出力信号のいず
れかを選択した信号と入力したクランク角信号(Sc)と
から基本燃料量を演算する。
る。同図において、1は例えば自動車に搭載される周知
のエンジン、2はエンジン1の吸気管内の圧力を検出す
る圧力検出手段、3は圧力検出手段2の出力信号のリッ
プルを低減させるアナログフィルタ回路、4はアナログ
フィルタ回路3の出力信号をデジタル値に変換するA/D
変換器、5Aはエンジン1の所定クランク角毎にクランク
角信号(Sc)を発生するクランク角信号発生手段、5Bは
上記符号2〜4の構成要素で構成される吸気管圧力検出
手段で、エンジン1の吸気管圧力を検出し、デジタルの
圧力データに変換して出力する。6Aはエンジン1の負荷
(例えば吸気管圧力検出手段5Bの出力信号等)の状態
(例えば所定負荷以上か否か等)を判定する負荷条件判
定手段、6Bは少なくとも低負荷時の過渡判定に用いる第
1の過渡判定用閾値を出力するための第1閾値出力手
段、6Cは過渡判定に用い第1の過渡判定用閾値より大き
い第2の過渡判定用閾値を出力するための第2閾値出力
手段、6Dは負荷条件判定手段6Aの判定結果に応じて第1
閾値出力手段6B及び第2閾値出力手段6Cの閾値出力のい
ずれかを切換えて出力する切換手段である。6Eは(例え
ばクランク角信号(Sc)に基づく区間等における)吸気
管圧力検出手段5Bの出力信号の変化量を検出する変化量
検出手段、6Fは変化量検出手段6Eの出力信号が切換手段
6Dから出力される過渡判定用閾値以上のときを過渡状態
として検出する比較手段である。6Gは比較手段6Fの過渡
検出信号を受けて吸気管圧力検出手段5Bの出力信号に基
づいて過渡補正燃料量を演算する過渡補正燃料量演算手
段、6Hは所定のクランク角信号(Sc)区間における吸気
管圧力検出手段5Bの出力信号を平均化する平均化手段、
6Iは過渡補正燃料量演算手段6Gの出力レベルに応じて吸
気管圧力検出手段5B及び平均化手段6Hの出力信号のいず
れかを選択して出力する選択手段、6Jは選択手段6Iの出
力信号とクランク角信号(Sc)とを入力して基本燃料量
を演算する基本燃料量演算手段である。6Kは過渡補正燃
料量演算手段6G及び基本燃料量演算手段6Jの出力信号を
用いて燃料噴射量をインジェクタの駆動パルス幅で決定
する燃料噴射量決定手段、7は燃料計量手段で、燃料噴
射量決定手段6Kにより算出された燃料噴射量に応じた燃
料を所定のクランク角に同期させてエンジン1に噴射供
給する。8は上記符号6A〜6Fの構成要素で構成された過
渡判定手段で、エンジン負荷の状態に応じて選択した過
渡判定用閾値と(例えばクランク角信号(Sc)に基づく
区間等における)吸気管圧力検出手段5の出力信号の変
化量とを比較して過渡状態を検出する。9は上記符号6
I,6Jの構成要素で構成された基本燃料量選択演算手段
で、過渡補正燃料量演算手段6Gの出力レベルに応じて吸
気管圧力検出手段5B及び平均化手段6Hの出力信号のいず
れかを選択した信号と入力したクランク角信号(Sc)と
から基本燃料量を演算する。
第2図はこの発明の一実施例によるエンジン部の構成
を示す図である。同図において、11は自動車等の車両に
搭載される例えば4サイクル3気筒の周知のエンジン
で、燃焼用空気をエアクリーナ12、スロットルバルブ1
3、サージタンク14を順次に介して吸入する。但し、ア
イドル時にはスロットルバルブ13が閉じられ、スロット
ルバルブ13をバイパスするパイパス通路15の開度がサー
モワックス式ファストアイドルバルブ16により調整さ
れ、その開度に応じた量の燃焼用空気がエンジン11に供
給される。又、燃料タンク17から燃料ポンプ18によって
送給され、燃圧レギュレータ19によって所定の噴射燃圧
に調整された燃料はエンジン11の各気筒に対応して設け
られたインジェクタ20を介して同時噴射により供給され
る。
を示す図である。同図において、11は自動車等の車両に
搭載される例えば4サイクル3気筒の周知のエンジン
で、燃焼用空気をエアクリーナ12、スロットルバルブ1
3、サージタンク14を順次に介して吸入する。但し、ア
イドル時にはスロットルバルブ13が閉じられ、スロット
ルバルブ13をバイパスするパイパス通路15の開度がサー
モワックス式ファストアイドルバルブ16により調整さ
れ、その開度に応じた量の燃焼用空気がエンジン11に供
給される。又、燃料タンク17から燃料ポンプ18によって
送給され、燃圧レギュレータ19によって所定の噴射燃圧
に調整された燃料はエンジン11の各気筒に対応して設け
られたインジェクタ20を介して同時噴射により供給され
る。
点火時の点火信号は点火駆動回路21、点火コイル22、
配電器23を順次に介してエンジン11の各気筒に配設され
た点火プラグ(図示せず)に順次に供給される。
配電器23を順次に介してエンジン11の各気筒に配設され
た点火プラグ(図示せず)に順次に供給される。
燃焼後の排気ガスは排気マニホールド24等を経て大気
に放出される。
に放出される。
25はエンジン11のクランク軸の回転速度を検出するた
めのクランク角センサで、回転速度に応じた周波数パル
ス信号〔例えばBTDC70°で立上り、TDCで立下るパルス
信号(クランク角信号)〕を出力する。26はエンジン11
の冷却水温を検出する冷却水温センサ、27はスロットル
バルブ13の開度を検出するスロットル開度センサ、28は
圧力センサで、サージタンク14に設置され、吸気管内の
圧力を絶対圧で検出し、その吸気管圧力に応じた大きさ
の圧力検出信号を出力する。29はサージタンク14に設置
され吸入空気の温度を検出する吸気温センサ、30は排気
マニホールド24に設置され排気ガスの酸素濃度を検出す
る空燃比センサ、31はアイドル時にスロットルバルブ13
が閉じられたことを検出するアイドルスイッチである。
上記各センサ25〜30及びアイドルスイッチ31の各検出信
号は電子制御ユニット(以下、ECUと称す。)32に供給
されるもので、ECU32はそれらの検出信号に基づいて過
渡状態に応じて燃料噴射量を決定し、インジェクタ20の
開弁時間を制御することによって噴射燃料量を調整した
り、点火駆動回路21の駆動制御を行なう。
めのクランク角センサで、回転速度に応じた周波数パル
ス信号〔例えばBTDC70°で立上り、TDCで立下るパルス
信号(クランク角信号)〕を出力する。26はエンジン11
の冷却水温を検出する冷却水温センサ、27はスロットル
バルブ13の開度を検出するスロットル開度センサ、28は
圧力センサで、サージタンク14に設置され、吸気管内の
圧力を絶対圧で検出し、その吸気管圧力に応じた大きさ
の圧力検出信号を出力する。29はサージタンク14に設置
され吸入空気の温度を検出する吸気温センサ、30は排気
マニホールド24に設置され排気ガスの酸素濃度を検出す
る空燃比センサ、31はアイドル時にスロットルバルブ13
が閉じられたことを検出するアイドルスイッチである。
上記各センサ25〜30及びアイドルスイッチ31の各検出信
号は電子制御ユニット(以下、ECUと称す。)32に供給
されるもので、ECU32はそれらの検出信号に基づいて過
渡状態に応じて燃料噴射量を決定し、インジェクタ20の
開弁時間を制御することによって噴射燃料量を調整した
り、点火駆動回路21の駆動制御を行なう。
第3図は第2図に示したECU32等の詳細な内部構成を
示したブロック図である。同図において、ECU32は、各
種演算や判定を行なうマイクロコンピュータ(以下、マ
イコンと称す。)33と、圧力センサ28からの圧力検出信
号のリップルを低減させるアナログフィルタ回路34と、
冷却水温センサ26、スロットル開度センサ27、吸気温セ
ンサ29及び空燃比センサ30のアナログ検出信号やアナロ
グフィルタ回路34の出力信号を逐次にデジタル値に変換
するA/D変換器35と、インジェクタ20を駆動するための
駆動回路36等から構成され、特に出力部は燃料制御部の
みを示し、他部分の図示を省略してある。
示したブロック図である。同図において、ECU32は、各
種演算や判定を行なうマイクロコンピュータ(以下、マ
イコンと称す。)33と、圧力センサ28からの圧力検出信
号のリップルを低減させるアナログフィルタ回路34と、
冷却水温センサ26、スロットル開度センサ27、吸気温セ
ンサ29及び空燃比センサ30のアナログ検出信号やアナロ
グフィルタ回路34の出力信号を逐次にデジタル値に変換
するA/D変換器35と、インジェクタ20を駆動するための
駆動回路36等から構成され、特に出力部は燃料制御部の
みを示し、他部分の図示を省略してある。
上記マイコン33は各入力ポートがクランク角センサ25
とアイドルスイッチ31とA/D変換器35の出力端子に接続
され、各出力ポートが参照信号を送出するためにA/D変
換器35に接続され、又、駆動回路36の入力端子にも接続
されている。又、マイコン33は各種の演算や判定を行な
うCPU33A、第5図乃至第7図のフロー等をプログラムで
格納しているROM33B、ワークメモリとしてのRAM33C及び
インジェクタ20の開弁時間がプリセットされるタイマ33
D等から構成される。
とアイドルスイッチ31とA/D変換器35の出力端子に接続
され、各出力ポートが参照信号を送出するためにA/D変
換器35に接続され、又、駆動回路36の入力端子にも接続
されている。又、マイコン33は各種の演算や判定を行な
うCPU33A、第5図乃至第7図のフロー等をプログラムで
格納しているROM33B、ワークメモリとしてのRAM33C及び
インジェクタ20の開弁時間がプリセットされるタイマ33
D等から構成される。
第4図は第3図の各部の動作を示すタイミング図であ
り、クランク角センサ25の出力信号であるクランク角信
号(S1)は時点t1〜t7で立上り、その立上り間の周
期(T)はエンジン11の回転速度に応じて変化し、又、
インジェクタ20の駆動パルス信号であるインジェクタ駆
動パルス信号(S2)はクランク角信号(S1)がエンジ
ン11の3気筒分に相当する3回発生する毎に同期して1
回発生して3気筒同時に燃料噴射を行ない、さらに、A/
D変換器35がアナログフィルタ回路34を介入して入力し
た圧力センサ28の圧力検出信号を圧力データにA/D変換
するA/D変換タイミング(S3)のタイミング周期
(tAD)は1噴射間に複数あり、常に一定である(例え
ば2.5msec)。
り、クランク角センサ25の出力信号であるクランク角信
号(S1)は時点t1〜t7で立上り、その立上り間の周
期(T)はエンジン11の回転速度に応じて変化し、又、
インジェクタ20の駆動パルス信号であるインジェクタ駆
動パルス信号(S2)はクランク角信号(S1)がエンジ
ン11の3気筒分に相当する3回発生する毎に同期して1
回発生して3気筒同時に燃料噴射を行ない、さらに、A/
D変換器35がアナログフィルタ回路34を介入して入力し
た圧力センサ28の圧力検出信号を圧力データにA/D変換
するA/D変換タイミング(S3)のタイミング周期
(tAD)は1噴射間に複数あり、常に一定である(例え
ば2.5msec)。
次に第2図乃至第7図を参照して上記ECU32内のCPU33
Aの動作について説明する。まず、電源が投入されると
第5図に示すメインルーチンを起動する。ステップ101
では、RAM33Cの内容等をクリアしてイニシャライズす
る。ステップ102では、RAM33Cからクランク角信号
(S1)の周期(T)の計測値を読出し、回転数(Ne)
の演算を行なってRAM33Cに格納する。ステップ103で
は、RAM33Cから読出した後述の増量燃料量(QA)が0
か否かを判定し、0ならばステップ104にてRAM33Cから
回転数(Ne)と後述の圧力データ平均値(PBA)とを読
出し、それらの値に基づいて所定の空燃比(例えば理論
空燃比)となるように予め実験的に求められている体積
効率〔ηv(Ne,PBA)〕をROM33Bからマッピングして算
出し、その結果をRAM33Cに格納する。ステップ103にて
QA≠0ならば、ステップ105にてRAM33Cから回転数(N
e)と圧力データ(PBin)を読出し、それらの値に基づ
いてステップ104と同様にして体積効率〔ηv(Ne,P
Bin)〕を算出し、その結果をRAM33Cに格納する。ステ
ップ104又は同105の次にステップ106に進み、冷却水温
センサ26、スロットル開度センサ27、吸気温センサ29及
び空燃比センサ30の各検出信号をA/D変換器35を用いて
逐次にA/D変換してRAM33Cに格納する。ステップ107で
は、冷却水温データ、吸気温データ、空燃比データをRA
M33Cから順次に読出して基本燃料量を補正するための補
正係数(KA)を算出してRAM33Cに格納する。この補正
係数(KA)は冷却水温に応じた暖機補正係数、吸気温
に応じた吸気温補正係数、空燃比フィードバック信号等
により与えられるフィードバック補正係数等の補正係数
の全てが組合されたものである。ステップ107の処理後
はステップ102に戻り上記動作を繰返す。
Aの動作について説明する。まず、電源が投入されると
第5図に示すメインルーチンを起動する。ステップ101
では、RAM33Cの内容等をクリアしてイニシャライズす
る。ステップ102では、RAM33Cからクランク角信号
(S1)の周期(T)の計測値を読出し、回転数(Ne)
の演算を行なってRAM33Cに格納する。ステップ103で
は、RAM33Cから読出した後述の増量燃料量(QA)が0
か否かを判定し、0ならばステップ104にてRAM33Cから
回転数(Ne)と後述の圧力データ平均値(PBA)とを読
出し、それらの値に基づいて所定の空燃比(例えば理論
空燃比)となるように予め実験的に求められている体積
効率〔ηv(Ne,PBA)〕をROM33Bからマッピングして算
出し、その結果をRAM33Cに格納する。ステップ103にて
QA≠0ならば、ステップ105にてRAM33Cから回転数(N
e)と圧力データ(PBin)を読出し、それらの値に基づ
いてステップ104と同様にして体積効率〔ηv(Ne,P
Bin)〕を算出し、その結果をRAM33Cに格納する。ステ
ップ104又は同105の次にステップ106に進み、冷却水温
センサ26、スロットル開度センサ27、吸気温センサ29及
び空燃比センサ30の各検出信号をA/D変換器35を用いて
逐次にA/D変換してRAM33Cに格納する。ステップ107で
は、冷却水温データ、吸気温データ、空燃比データをRA
M33Cから順次に読出して基本燃料量を補正するための補
正係数(KA)を算出してRAM33Cに格納する。この補正
係数(KA)は冷却水温に応じた暖機補正係数、吸気温
に応じた吸気温補正係数、空燃比フィードバック信号等
により与えられるフィードバック補正係数等の補正係数
の全てが組合されたものである。ステップ107の処理後
はステップ102に戻り上記動作を繰返す。
一方、A/D変換タイミング周期(tAD)の経過時毎に
割込み信号が発生し、第6図に示す割込みルーチンを処
理する。ステップ201では、アナログフィルタ回路34を
通過した圧力センサ28の出力信号を、A/D変換器35を用
いてデジタルの圧力データ(PBin)にA/D変換する。ス
テップ202では、圧力データの積算値(SUM)に新たな圧
力データ(PBin)を加算し、新たな圧力データの積算値
(SUM)と圧力データ(PBin)をRAM33Cに格納して更新
する。ステップ203では、加算回数(N)に1を加えて
加算回路(N)を更新してRAM33Cに格納し、この割込み
ルーチンの処理を終了する。
割込み信号が発生し、第6図に示す割込みルーチンを処
理する。ステップ201では、アナログフィルタ回路34を
通過した圧力センサ28の出力信号を、A/D変換器35を用
いてデジタルの圧力データ(PBin)にA/D変換する。ス
テップ202では、圧力データの積算値(SUM)に新たな圧
力データ(PBin)を加算し、新たな圧力データの積算値
(SUM)と圧力データ(PBin)をRAM33Cに格納して更新
する。ステップ203では、加算回数(N)に1を加えて
加算回路(N)を更新してRAM33Cに格納し、この割込み
ルーチンの処理を終了する。
又、クランク角センサ25のクランク角信号(S1)の
立上り毎にクランク角割込み信号が発生し、第7図に示
すクランク角信号割込み処理ルーチンを処理する。ステ
ップ301では、クランク角信号(S1)の周期(T)の計
測値をRAM33Cに格納する。この周期(T)の計測は例え
ばマイコン33内のソフトタイマ又はハード構成のタイマ
により行なう。ステップ302では、クランク角信号
(S1)の発生回数(M)に1を加算してクランク角信
号発生回数(M)を更新する。ステップ303では、クラ
ンク角信号発生回数(M)が3か否かを判定し、3回未
満であればクランク角信号発生回数(M)をRAM33Cに格
納して一連の処理を終了し、M=3であればステップ30
4にてクランク角信号発生回数(M)を0にクリアす
る。ステップ305では、圧力データの積算値(SUM)を加
算回数(N)で割算して燃料噴射1周期間における圧力
データ平均値(PBA)を求めてRAM33Cに格納する。この
圧力データ平均値(PBA)は燃料噴射1周期間における
吸気管圧力の平均値を表わしている。ステップ306で
は、圧力データの積算値(SUM)と加算回数(N)を0
にクリアする。ステップ307では今回の燃料噴射直前
(クランク角信号(S1)の内で燃料噴射を同期させる
今回のパルスの立上り直前)に得られた圧力データ(PB
in)が第1の所定圧力に対応する第1の所定値(P1)
以上か否かの負荷判定し、以上でなく未満ならばステッ
プ308に進み、以上ならばステップ309に進む。ステップ
308では、ステップ307にて用いた圧力データ(PBin)と
前回の燃料噴射直前(クランク角信号(S1)の内で燃
料噴射を同期させた前回のパルスの立上り直前)に得ら
れた圧力データ(PBio)との偏差(ΔPBi)が第2の所
定圧力に対応する第2の所定値(P2)以上か否かを判
定し、P2以上の時にはステップ310に進み、P2未満の
時にはステップ311に進む。
立上り毎にクランク角割込み信号が発生し、第7図に示
すクランク角信号割込み処理ルーチンを処理する。ステ
ップ301では、クランク角信号(S1)の周期(T)の計
測値をRAM33Cに格納する。この周期(T)の計測は例え
ばマイコン33内のソフトタイマ又はハード構成のタイマ
により行なう。ステップ302では、クランク角信号
(S1)の発生回数(M)に1を加算してクランク角信
号発生回数(M)を更新する。ステップ303では、クラ
ンク角信号発生回数(M)が3か否かを判定し、3回未
満であればクランク角信号発生回数(M)をRAM33Cに格
納して一連の処理を終了し、M=3であればステップ30
4にてクランク角信号発生回数(M)を0にクリアす
る。ステップ305では、圧力データの積算値(SUM)を加
算回数(N)で割算して燃料噴射1周期間における圧力
データ平均値(PBA)を求めてRAM33Cに格納する。この
圧力データ平均値(PBA)は燃料噴射1周期間における
吸気管圧力の平均値を表わしている。ステップ306で
は、圧力データの積算値(SUM)と加算回数(N)を0
にクリアする。ステップ307では今回の燃料噴射直前
(クランク角信号(S1)の内で燃料噴射を同期させる
今回のパルスの立上り直前)に得られた圧力データ(PB
in)が第1の所定圧力に対応する第1の所定値(P1)
以上か否かの負荷判定し、以上でなく未満ならばステッ
プ308に進み、以上ならばステップ309に進む。ステップ
308では、ステップ307にて用いた圧力データ(PBin)と
前回の燃料噴射直前(クランク角信号(S1)の内で燃
料噴射を同期させた前回のパルスの立上り直前)に得ら
れた圧力データ(PBio)との偏差(ΔPBi)が第2の所
定圧力に対応する第2の所定値(P2)以上か否かを判
定し、P2以上の時にはステップ310に進み、P2未満の
時にはステップ311に進む。
一方、ステップ309では、ステップ308と同様にして求
めた偏差(ΔPBi=PBin−PBio)が第3の所定圧力に対
応する第3の所定値(P3)(但し、P3>P2)以上か
否かを判定し、以上ならばステップ310に進み、未満な
らばステップ311に進む。ステップ310では例えば上記偏
差(ΔPBi)に定数を掛けて新たに増量燃料量(QA)を
演算し、既にRAM33Cに格納されている増量燃料量
(QA)と比較しその大きい値を求めてRAM33Cに格納す
る。一方、ステップ311では、RAM33Cから読出した増量
燃料量(QA)から所定値(α)を減算し、負になれば
0にクリップし、増量燃料量(QA)の減少演算を行っ
てQAを更新する。ステップ310又は同311の次にステッ
プ312に進んで、増量燃料量(QA)が0か否かを判定
し、判定直後にQAをRAM33Cに格納し、0ならば過渡補
正期間でないと判定してステップ313に進み、0でなけ
れば過渡補正期間と判定してステップ314に進む。ステ
ップ313では、RAM33Cから補正係数(KA)と体積効率
〔ηv(Ne,PBA)〕と圧力データ平均値(PBA)とを読
出すと共にROM33Bから圧力−燃料変換係数(KQ)を読
出し、QB=KQ×KA×ηv(Ne,PBA)×PBAの演算を行
なって基本燃料量(QB)を算出する。一方、ステップ3
14では、ステップ313と同様にして、QB=KQ×KA×η
v(Ne,PBin)×PBinの演算式に従って圧力データ(PB
in)を用いて基本燃料量(QB)を算出する。ステップ3
13又は同314の次にステップ315に進み、増量燃料量(Q
A)と基本燃料量(QB)とを加算して供給燃料量(Q)
を算出する。ステップ316では、ROM33Bからインジェク
タ20の燃料量−駆動時間変換係数(KINJ)と無駄時間
(TD)を読出し、PW=Q×KINJ+TDの演算を行なっ
て燃料噴射量としてのインジェクタ駆動時間(PW)を算
出する。ステップ317では、このインジェクタ駆動時間
(PW)をタイマ33Dにセットし、タイマ33Dをそのインジ
ェクタ駆動時間(PW)分作動させる。このタイマ33Dの
作動中、駆動回路36を介してインジェクタ20にインジェ
クタ駆動パルス信号(S2)が印加され、その期間イン
ジェクタ20から燃料がエンジン11に向けて噴射供給され
る。ステップ318では、今回の燃料噴射直前に得られた
圧力データ(PBin)を前回の燃料噴射直前に得られた圧
力データ(PBio)にしてPBioを更新して第7図の割込み
処理を終了する。
めた偏差(ΔPBi=PBin−PBio)が第3の所定圧力に対
応する第3の所定値(P3)(但し、P3>P2)以上か
否かを判定し、以上ならばステップ310に進み、未満な
らばステップ311に進む。ステップ310では例えば上記偏
差(ΔPBi)に定数を掛けて新たに増量燃料量(QA)を
演算し、既にRAM33Cに格納されている増量燃料量
(QA)と比較しその大きい値を求めてRAM33Cに格納す
る。一方、ステップ311では、RAM33Cから読出した増量
燃料量(QA)から所定値(α)を減算し、負になれば
0にクリップし、増量燃料量(QA)の減少演算を行っ
てQAを更新する。ステップ310又は同311の次にステッ
プ312に進んで、増量燃料量(QA)が0か否かを判定
し、判定直後にQAをRAM33Cに格納し、0ならば過渡補
正期間でないと判定してステップ313に進み、0でなけ
れば過渡補正期間と判定してステップ314に進む。ステ
ップ313では、RAM33Cから補正係数(KA)と体積効率
〔ηv(Ne,PBA)〕と圧力データ平均値(PBA)とを読
出すと共にROM33Bから圧力−燃料変換係数(KQ)を読
出し、QB=KQ×KA×ηv(Ne,PBA)×PBAの演算を行
なって基本燃料量(QB)を算出する。一方、ステップ3
14では、ステップ313と同様にして、QB=KQ×KA×η
v(Ne,PBin)×PBinの演算式に従って圧力データ(PB
in)を用いて基本燃料量(QB)を算出する。ステップ3
13又は同314の次にステップ315に進み、増量燃料量(Q
A)と基本燃料量(QB)とを加算して供給燃料量(Q)
を算出する。ステップ316では、ROM33Bからインジェク
タ20の燃料量−駆動時間変換係数(KINJ)と無駄時間
(TD)を読出し、PW=Q×KINJ+TDの演算を行なっ
て燃料噴射量としてのインジェクタ駆動時間(PW)を算
出する。ステップ317では、このインジェクタ駆動時間
(PW)をタイマ33Dにセットし、タイマ33Dをそのインジ
ェクタ駆動時間(PW)分作動させる。このタイマ33Dの
作動中、駆動回路36を介してインジェクタ20にインジェ
クタ駆動パルス信号(S2)が印加され、その期間イン
ジェクタ20から燃料がエンジン11に向けて噴射供給され
る。ステップ318では、今回の燃料噴射直前に得られた
圧力データ(PBin)を前回の燃料噴射直前に得られた圧
力データ(PBio)にしてPBioを更新して第7図の割込み
処理を終了する。
次に、この発明の第2の実施例について説明する。第
2の実施例は、第2図乃至第6図の構成及び動作が上記
第1の実施例と同じであるのでその部分の説明を省略す
るが、上記第1の実施例の第7図のクランク角信号割込
みルーチンに代えて第8図の同ルーチンをECU32内のROM
33Bにプログラムにして格納している。第8図におい
て、第7図と同ステップには同符号を付し、第7図のル
ーチンと異なる点はステップ307と同308間及び同309間
にステップ307A〜同307Cを新たに設けた点である。第7
図と同じステップ〔ステップ301〜同307及びステップ30
8〜同318〕については既に説明してあるのでその説明を
省略する。ステップ307において、圧力データ(PBin)
が第1の所定値(P1)未満と判断すればステップ307A
に進み、P1以上と判断すればステップ307Bに進む。ス
テップ307Aでは、クランク角信号(S1)の3回目毎の
クランク角信号の発生回数(以下、所定のクランク角信
号の発生回数と称す。)(C)を0にクリアし、ステッ
プ308に進む。
2の実施例は、第2図乃至第6図の構成及び動作が上記
第1の実施例と同じであるのでその部分の説明を省略す
るが、上記第1の実施例の第7図のクランク角信号割込
みルーチンに代えて第8図の同ルーチンをECU32内のROM
33Bにプログラムにして格納している。第8図におい
て、第7図と同ステップには同符号を付し、第7図のル
ーチンと異なる点はステップ307と同308間及び同309間
にステップ307A〜同307Cを新たに設けた点である。第7
図と同じステップ〔ステップ301〜同307及びステップ30
8〜同318〕については既に説明してあるのでその説明を
省略する。ステップ307において、圧力データ(PBin)
が第1の所定値(P1)未満と判断すればステップ307A
に進み、P1以上と判断すればステップ307Bに進む。ス
テップ307Aでは、クランク角信号(S1)の3回目毎の
クランク角信号の発生回数(以下、所定のクランク角信
号の発生回数と称す。)(C)を0にクリアし、ステッ
プ308に進む。
一方、ステップ307Bでは、所定のクランク角信号の発
生回数(C)に1を加算してCを更新する。ステップ30
7Cでは、この更新した所定のクランク角信号の発生回数
(C)がROM33Bに予め設定された所定回数(C1)以上
か否かを判定し、未満ならばステップ308に進み、以上
ならばステップ309に進む。このステップ307Cから次ス
テップに進む直前に上記所定のクランク角信号の発生回
数(C)をRAM33Cに格納する。
生回数(C)に1を加算してCを更新する。ステップ30
7Cでは、この更新した所定のクランク角信号の発生回数
(C)がROM33Bに予め設定された所定回数(C1)以上
か否かを判定し、未満ならばステップ308に進み、以上
ならばステップ309に進む。このステップ307Cから次ス
テップに進む直前に上記所定のクランク角信号の発生回
数(C)をRAM33Cに格納する。
即ち、第2の実施例では、圧力データ(PBin)が第1
の所定値(P1)未満から以上になる低負荷域から高負
荷域に変化後、高負荷域で所定クランク角区間以上即ち
所定のクランク角信号が所定回数(C1)以上発生時に
過渡判定用閾値例えば加速判定用閾値として第3の所定
値(P3)を用い、低負荷域や、高負荷域移行時から所
定クランク角区間では第2の所定値(P2)を用いて過
渡判定(第2の実施例では加速判定)をするようにした
ものである。
の所定値(P1)未満から以上になる低負荷域から高負
荷域に変化後、高負荷域で所定クランク角区間以上即ち
所定のクランク角信号が所定回数(C1)以上発生時に
過渡判定用閾値例えば加速判定用閾値として第3の所定
値(P3)を用い、低負荷域や、高負荷域移行時から所
定クランク角区間では第2の所定値(P2)を用いて過
渡判定(第2の実施例では加速判定)をするようにした
ものである。
次に、この発明の第3の実施例について説明する。第
3の実施例は、上記第1の実施例と第2図乃至第5図の
構成及び動作が同じであるのでその部分の説明を省略す
るが、第6図のタイマによる一定時間割込みルーチンに
代えて第9図の同ルーチンを、又、第7図のクランク角
信号割込みルーチンに代えて第10図の同ルーチンをECU3
2内のROM33Bにプログラムにして格納している。
3の実施例は、上記第1の実施例と第2図乃至第5図の
構成及び動作が同じであるのでその部分の説明を省略す
るが、第6図のタイマによる一定時間割込みルーチンに
代えて第9図の同ルーチンを、又、第7図のクランク角
信号割込みルーチンに代えて第10図の同ルーチンをECU3
2内のROM33Bにプログラムにして格納している。
第9図及び第10図において、第6図及び第7図と同ス
テップには同符号を付し、その説明を省略する。
テップには同符号を付し、その説明を省略する。
第9図において、ステップ201〜同203の説明を省略
し、ステップ203の次にステップ203Aに進み、タイマ値
(TM)に1を加算してタイマ値(TM)を更新してRAM33C
に格納して終了する。
し、ステップ203の次にステップ203Aに進み、タイマ値
(TM)に1を加算してタイマ値(TM)を更新してRAM33C
に格納して終了する。
第10図において、ステップ301〜同307の説明を省略
し、ステップ307にて圧力データ(PBin)が第1の所定
値(P1)未満であればステップ307Eに進み、以上であ
ればステップ307Fに進む。ステップ307Eでは、タイマを
クリアしてタイマ値(TM)を0にしてステップ308に進
む。一方、ステップ307Fでは前回の噴射直前に得られた
圧力データ(PBio)が第1の所定値(P1)未満か否か
を判定し、未満ならばステップ307Gにてタイマをクリア
してタイマ値(TM)を0にリセットしてステップ307Hに
進み、PBio≧P1で以上ならばそのままステップ307Hに
進む。ステップ307Hでは、タイマ値(TM)かROM33Bに予
め設定されたタイマ設定値(TM1)以上か否かを判定
し、未満ならばステップ308に進み、以上ならばステッ
プ309に進む。ステップ308又は同309以降のステップに
ついてはその説明を省略する。なお、ステップ307Eは必
らずしも必要なものではなく、不要ならば除去してもよ
い。
し、ステップ307にて圧力データ(PBin)が第1の所定
値(P1)未満であればステップ307Eに進み、以上であ
ればステップ307Fに進む。ステップ307Eでは、タイマを
クリアしてタイマ値(TM)を0にしてステップ308に進
む。一方、ステップ307Fでは前回の噴射直前に得られた
圧力データ(PBio)が第1の所定値(P1)未満か否か
を判定し、未満ならばステップ307Gにてタイマをクリア
してタイマ値(TM)を0にリセットしてステップ307Hに
進み、PBio≧P1で以上ならばそのままステップ307Hに
進む。ステップ307Hでは、タイマ値(TM)かROM33Bに予
め設定されたタイマ設定値(TM1)以上か否かを判定
し、未満ならばステップ308に進み、以上ならばステッ
プ309に進む。ステップ308又は同309以降のステップに
ついてはその説明を省略する。なお、ステップ307Eは必
らずしも必要なものではなく、不要ならば除去してもよ
い。
即ち、第3の実施例では、圧力データ(PBin)が第1
の所定値(P1)未満から以上になる軽負荷域から高負
荷域に変化後、高負荷域で所定時間(タイマ値でTM1相
当分)以上経過した時に過渡判定用閾値例えば加速判定
用閾値として第3の所定値(P3)を用い、低負荷域
や,高負荷域移行時点から所定時間迄では第2の所定値
(P2)を用いて過渡判定(第3の実施例では加速判
定)をするようにしたものである。この第3の実施例で
は、タイマ値をカウントアップしたが、カウントダウン
するように構成してもよい。
の所定値(P1)未満から以上になる軽負荷域から高負
荷域に変化後、高負荷域で所定時間(タイマ値でTM1相
当分)以上経過した時に過渡判定用閾値例えば加速判定
用閾値として第3の所定値(P3)を用い、低負荷域
や,高負荷域移行時点から所定時間迄では第2の所定値
(P2)を用いて過渡判定(第3の実施例では加速判
定)をするようにしたものである。この第3の実施例で
は、タイマ値をカウントアップしたが、カウントダウン
するように構成してもよい。
なお、第2及び第3の実施例において、カウンタ又は
タイマの構成について述べなかったが、これはRAM33Cを
利用してソフト的に行なってもよいし、又は、ハード的
にカウンタ又はタイマを別個に設けてもよいことは勿論
言うまでもない。
タイマの構成について述べなかったが、これはRAM33Cを
利用してソフト的に行なってもよいし、又は、ハード的
にカウンタ又はタイマを別個に設けてもよいことは勿論
言うまでもない。
又、第11図に示すように、エンジン回転数(Ne)と
タイマ設定値(TM1)との反比例状の関係を予めROM33B
に設定し、上記ステップ307Hにて既に算出したエンジン
回転数(Ne)からROM33Bをマッピングしてタイマ設定
値(TM1)を算出してタイマ値(TM)と比較してもよ
い。
タイマ設定値(TM1)との反比例状の関係を予めROM33B
に設定し、上記ステップ307Hにて既に算出したエンジン
回転数(Ne)からROM33Bをマッピングしてタイマ設定
値(TM1)を算出してタイマ値(TM)と比較してもよ
い。
又、第7図,第8図,第10図のステップ307におい
て、圧力データ(PBin)と第1の所定値(P1)との比
較により負荷の大きさを判定したが、このステップ307
の代りに第12図に示すステップ307′を用いて負荷の大
きさを判定しても良い。即ち、第3図に示したスロット
ル開度センサ27の出力信号をA/D変換器35でA/D変換して
求めたスロットル開度値(θ)が予めROM33Bに設定され
た所定のスロットル開度設定値〔θ(Ne)〕以上か否
かを判定し、未満ならば軽負荷と判定して次ステップに
進み、以上ならば高負荷と判定して次ステップに進む。
このスロットル開度設定値〔θ(Ne)〕は一定値であ
ってもよいが、第13図に示すようにエンジン回転数(N
e)に比例状に変化するものであってもよく、第11図で
述べたと同様にして求められ、上記比較用に用いられ
る。又、スロットル開度値(θ)を第5図のメインルー
チンのステップ106で検出するか、又は、第12図のステ
ップ307′にて検出するか、又は、タイマによる一定時
間割込みルーチンに1ステップ設けて検出してもよい。
て、圧力データ(PBin)と第1の所定値(P1)との比
較により負荷の大きさを判定したが、このステップ307
の代りに第12図に示すステップ307′を用いて負荷の大
きさを判定しても良い。即ち、第3図に示したスロット
ル開度センサ27の出力信号をA/D変換器35でA/D変換して
求めたスロットル開度値(θ)が予めROM33Bに設定され
た所定のスロットル開度設定値〔θ(Ne)〕以上か否
かを判定し、未満ならば軽負荷と判定して次ステップに
進み、以上ならば高負荷と判定して次ステップに進む。
このスロットル開度設定値〔θ(Ne)〕は一定値であ
ってもよいが、第13図に示すようにエンジン回転数(N
e)に比例状に変化するものであってもよく、第11図で
述べたと同様にして求められ、上記比較用に用いられ
る。又、スロットル開度値(θ)を第5図のメインルー
チンのステップ106で検出するか、又は、第12図のステ
ップ307′にて検出するか、又は、タイマによる一定時
間割込みルーチンに1ステップ設けて検出してもよい。
なお、上記各実施例において、例えば最高回転数近傍
では燃料噴射1周期間の平均化プログラム処理による圧
力データの平均化のリップル抑制率とアナログフィルタ
回路34のリップル抑制率の両方で全体の抑制率が得ら
れ、アナログフィルタ回路34の抑制率は加減速判定に必
要な応答性と誤判定しないリップルに抑制できるように
選択しアナログフィルタ回路34の減衰特性とA/D変換タ
イミング周期(tAD)とを適当に選択することにより全
体のリップル抑制率を所定値以下に抑え供給燃料量
(Q)に対するリップルの影響を十分低減化できる。
では燃料噴射1周期間の平均化プログラム処理による圧
力データの平均化のリップル抑制率とアナログフィルタ
回路34のリップル抑制率の両方で全体の抑制率が得ら
れ、アナログフィルタ回路34の抑制率は加減速判定に必
要な応答性と誤判定しないリップルに抑制できるように
選択しアナログフィルタ回路34の減衰特性とA/D変換タ
イミング周期(tAD)とを適当に選択することにより全
体のリップル抑制率を所定値以下に抑え供給燃料量
(Q)に対するリップルの影響を十分低減化できる。
又、ステップ310においてステップ308及び同309の肯
定判定が連続する場合にそのフラグによりステップ310
においてQAの最大値を求めたが、唯単にQAの今回の演
算値をQAとして更新してもよい。
定判定が連続する場合にそのフラグによりステップ310
においてQAの最大値を求めたが、唯単にQAの今回の演
算値をQAとして更新してもよい。
又、上記各実施例において、クランク角信号として点
火コイル22の一次側の点火パルス信号を用いてもよく、
この発明においてはその点火パルス信号は所定のクラン
ク角毎に発生するものと見なす。
火コイル22の一次側の点火パルス信号を用いてもよく、
この発明においてはその点火パルス信号は所定のクラン
ク角毎に発生するものと見なす。
〔発明の効果〕 以上のように、この発明によれば吸気管圧力の圧力デ
ータの変化量とエンジンの負荷状態に応じて選択した過
渡判定用閾値とを比較して過渡状態を検出し、この検出
により圧力データに基づいて過渡補正燃料量を演算する
ように構成したので、軽負荷域の過渡判定用閾値を高負
荷域のそれより小さくでき、実用走行で使用頻度の高い
軽負荷域からの加速検出を早められるために過渡時の空
燃比を安定化でき、運転性能の向上が計れるものが得ら
れる効果がある。
ータの変化量とエンジンの負荷状態に応じて選択した過
渡判定用閾値とを比較して過渡状態を検出し、この検出
により圧力データに基づいて過渡補正燃料量を演算する
ように構成したので、軽負荷域の過渡判定用閾値を高負
荷域のそれより小さくでき、実用走行で使用頻度の高い
軽負荷域からの加速検出を早められるために過渡時の空
燃比を安定化でき、運転性能の向上が計れるものが得ら
れる効果がある。
第1図はこの発明による装置構成を示すブロック図、第
2図はこの発明の一実施例によるエンジン部の構成図、
第3図は第2図に示したECU等の内部構成を示すブロッ
ク図、第4図は第3図に示した装置各部の信号のタイミ
ング図、第5図乃至第7図は第3図に示したECU内のCPU
の動作を示す第1の実施例によるフロー図、第8図は第
2の実施例によるクランク角割込み信号ルーチンを示す
フロー図、第9図及び第10図は第3の実施例によるタイ
マによる一定時間割込みルーチン及びクランク角割込み
信号ルーチンを各々示すフロー図、第11図はエンジン回
転数とタイマ設定値との関係を示す線図、第12図は負荷
判定用ステップの他の一例を示す図、第13図はエンジン
回転数とスロットル開度設定値との関係を示す線図であ
る。 図中、1……エンジン、5A……クランク角信号発生手
段、5B……吸気管圧力検出手段、6G……過渡補正燃料量
演算手段、6H……平均化手段、6K……燃料噴射量決定手
段、7……燃料計量手段、8……過渡判定手段、9……
基本燃料量選択演算手段、11……エンジン、13……スロ
ットルバルブ、14……サージタンク、20……インジェク
タ、25……クランク角センサ、28……圧力センサ、32…
…ECU、33……マイコン、33A……CPU、33B……ROM、33C
……RAM、33D……タイマ、34……アナログフィルタ回
路、35……A/D変換器、36……駆動回路。 なお、図中同一符号は同一、又は相当部分を示す。
2図はこの発明の一実施例によるエンジン部の構成図、
第3図は第2図に示したECU等の内部構成を示すブロッ
ク図、第4図は第3図に示した装置各部の信号のタイミ
ング図、第5図乃至第7図は第3図に示したECU内のCPU
の動作を示す第1の実施例によるフロー図、第8図は第
2の実施例によるクランク角割込み信号ルーチンを示す
フロー図、第9図及び第10図は第3の実施例によるタイ
マによる一定時間割込みルーチン及びクランク角割込み
信号ルーチンを各々示すフロー図、第11図はエンジン回
転数とタイマ設定値との関係を示す線図、第12図は負荷
判定用ステップの他の一例を示す図、第13図はエンジン
回転数とスロットル開度設定値との関係を示す線図であ
る。 図中、1……エンジン、5A……クランク角信号発生手
段、5B……吸気管圧力検出手段、6G……過渡補正燃料量
演算手段、6H……平均化手段、6K……燃料噴射量決定手
段、7……燃料計量手段、8……過渡判定手段、9……
基本燃料量選択演算手段、11……エンジン、13……スロ
ットルバルブ、14……サージタンク、20……インジェク
タ、25……クランク角センサ、28……圧力センサ、32…
…ECU、33……マイコン、33A……CPU、33B……ROM、33C
……RAM、33D……タイマ、34……アナログフィルタ回
路、35……A/D変換器、36……駆動回路。 なお、図中同一符号は同一、又は相当部分を示す。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 名古 修 東京都港区芝5丁目33番8号 三菱自動車 工業株式会社内 (72)発明者 石井 光明 兵庫県姫路市千代田町840番地 三菱電機 株式会社姫路製作所内 (72)発明者 山根 恒一 兵庫県姫路市千代田町840番地 三菱電機 株式会社姫路製作所内 (72)発明者 宮崎 正明 兵庫県姫路市千代田町840番地 三菱電機 株式会社姫路製作所内 (72)発明者 西山 亮治 兵庫県尼崎市塚口本町8丁目1番1号 三 菱電機株式会社応用機器研究所内 (56)参考文献 特開 昭51−106475(JP,A)
Claims (1)
- 【請求項1】エンジンの吸気管内の圧力を検出して圧力
データに変換する吸気管圧力検出手段と、所定クランク
角に同期したクランク角信号を発生するクランク角信号
発生手段と、上記エンジンの高負荷域では大きな過渡判
定用閾値を用い、低負荷域では小さい過渡判定閾値用い
て上記圧力データの変化量を比較して過渡状態を検出す
る過渡判定手段と、この過渡判定手段の検出信号を受け
て上記圧力データに基づいて過渡補正燃料量を演算する
過渡補正燃料量演算手段と、所定の上記クランク角信号
区間における上記圧力データの平均値を求める平均化手
段と、上記クランク角信号を入力し且つ上記過渡補正燃
料量演算手段の出力レベルに応じて上記圧力データの瞬
時値及び上記平均化手段の出力信号のいずれかを選択し
て基本燃料量を演算する基本燃料量選択演算手段と、上
記過渡補正燃料量演算手段及び基本燃料量選択演算手段
の出力信号を用いて燃料噴射量を演算する燃料噴射量決
定手段と、上記燃料噴射量分の燃料を上記エンジンに噴
射供給する燃料計量手段とを備えたエンジンの燃料制御
装置。
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