JPH08327087A - エアコン用室内機のドレン管配管構造 - Google Patents
エアコン用室内機のドレン管配管構造Info
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- JPH08327087A JPH08327087A JP7139292A JP13929295A JPH08327087A JP H08327087 A JPH08327087 A JP H08327087A JP 7139292 A JP7139292 A JP 7139292A JP 13929295 A JP13929295 A JP 13929295A JP H08327087 A JPH08327087 A JP H08327087A
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Landscapes
- Devices For Blowing Cold Air, Devices For Blowing Warm Air, And Means For Preventing Water Condensation In Air Conditioning Units (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 ドレン管のメンテナンスが容易にできるよう
になり、かつ、ドレン管の水漏れによる水が建物の外壁
や内壁に伝わらないようになるエアコン用室内機のドレ
ン管配管構造を提供する。 【構成】 建物ユニット1に室内機25を取り付け、こ
の室内機25のドレン管28を、内壁6と外壁7との間
の空間S内に配管したさや管29の中に通し、このさや
管29の先端を、外壁7に明けられた貫通孔7A内に挿
入する。
になり、かつ、ドレン管の水漏れによる水が建物の外壁
や内壁に伝わらないようになるエアコン用室内機のドレ
ン管配管構造を提供する。 【構成】 建物ユニット1に室内機25を取り付け、こ
の室内機25のドレン管28を、内壁6と外壁7との間
の空間S内に配管したさや管29の中に通し、このさや
管29の先端を、外壁7に明けられた貫通孔7A内に挿
入する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、エアコン用室内機のド
レン管配管構造に係り、例えば、ユニット式建物を構成
する建物ユニットにエアコン用室内機を設ける際に利用
できる。
レン管配管構造に係り、例えば、ユニット式建物を構成
する建物ユニットにエアコン用室内機を設ける際に利用
できる。
【0002】
【背景技術】例えば、ユニット式建物を構成する建物ユ
ニットの室内に配置されたエアコン用室内機のドレン管
は、従来、剥き出しのまま室内機から建物ユニットの外
壁と内壁との間の空間に通され、ドレン管の先端は、外
壁の例えば下部に明けられた横方向の貫通孔に挿入され
ている。
ニットの室内に配置されたエアコン用室内機のドレン管
は、従来、剥き出しのまま室内機から建物ユニットの外
壁と内壁との間の空間に通され、ドレン管の先端は、外
壁の例えば下部に明けられた横方向の貫通孔に挿入され
ている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、前述のような
エアコン用室内機のドレン管配管構造では、ドレン管が
剥き出しのまま室内機に取り付けられ、さらに、外壁と
内壁との間の空間に通されているため、ドレン管が損傷
する等して水漏れが生じた場合、このドレン管のメンテ
ナンスを行う際に、内壁の一部を切り欠く等しなくては
ならず、メンテナンスが困難であるという問題があっ
た。
エアコン用室内機のドレン管配管構造では、ドレン管が
剥き出しのまま室内機に取り付けられ、さらに、外壁と
内壁との間の空間に通されているため、ドレン管が損傷
する等して水漏れが生じた場合、このドレン管のメンテ
ナンスを行う際に、内壁の一部を切り欠く等しなくては
ならず、メンテナンスが困難であるという問題があっ
た。
【0004】また、ドレン管が損傷する等して水漏れが
生じた場合、ドレン管は剥き出しのまま配管されている
ので、漏れた水が外壁や内壁に伝わるおそれがあり、さ
らに、漏れた水が内壁から室内側ににじみ出るおそれが
あった。
生じた場合、ドレン管は剥き出しのまま配管されている
ので、漏れた水が外壁や内壁に伝わるおそれがあり、さ
らに、漏れた水が内壁から室内側ににじみ出るおそれが
あった。
【0005】本発明の目的は、ドレン管のメンテナンス
が容易にできるようになり、かつ、ドレン管の水漏れに
よる水が建物の外壁や内壁に伝わらないようになるエア
コン用室内機のドレン管配管構造を提供することにあ
る。
が容易にできるようになり、かつ、ドレン管の水漏れに
よる水が建物の外壁や内壁に伝わらないようになるエア
コン用室内機のドレン管配管構造を提供することにあ
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明に係るエアコン用
室内機のドレン管配管構造は、エアコン用室内機のドレ
ン管の配管構造であって、前記ドレン管をさや管の中に
通したことを特徴とするものである。
室内機のドレン管配管構造は、エアコン用室内機のドレ
ン管の配管構造であって、前記ドレン管をさや管の中に
通したことを特徴とするものである。
【0007】このエアコン用室内機のドレン管配管構造
において、前記エアコン用室内機をユニット式建物の内
部に配設し、前記さや管を、前記ユニット式建物を構成
する建物ユニットの外壁と内壁との間の空間に配管する
とともに、前記さや管の先端を、前記外壁に横方向に明
けられた貫通孔内に挿入してもよい。
において、前記エアコン用室内機をユニット式建物の内
部に配設し、前記さや管を、前記ユニット式建物を構成
する建物ユニットの外壁と内壁との間の空間に配管する
とともに、前記さや管の先端を、前記外壁に横方向に明
けられた貫通孔内に挿入してもよい。
【0008】この場合、建物ユニットの内壁を、縦芯材
および横芯材を枠組みした下地枠とこの下地枠の表面に
張り付けられた面材とを含んで形成し、前記さや管を、
前記下地枠に保持部材で取り付けてもよい。
および横芯材を枠組みした下地枠とこの下地枠の表面に
張り付けられた面材とを含んで形成し、前記さや管を、
前記下地枠に保持部材で取り付けてもよい。
【0009】また、本発明のエアコン用室内機のドレン
管配管構造において、前記エアコン用室内機をパネル工
法の建物の内部に配設し、前記さや管を、前記建物の壁
パネルの内部の空間に配管するとともに、前記さや管の
先端を、前記壁パネルの外壁面材に横方向に明けられた
貫通孔内に挿入してもよい。
管配管構造において、前記エアコン用室内機をパネル工
法の建物の内部に配設し、前記さや管を、前記建物の壁
パネルの内部の空間に配管するとともに、前記さや管の
先端を、前記壁パネルの外壁面材に横方向に明けられた
貫通孔内に挿入してもよい。
【0010】
【作用】このような本発明では、エアコン用室内機のド
レン管がさや管の中に通されるので、ドレン管が損傷し
た場合等、ドレン管だけをさや管から抜き出せばよく、
これにより、ドレン管のメンテナンスが容易にできるよ
うになる。また、エアコン用室内機のドレン管がさや管
の中に通されるので、ドレン管に水漏れが生じてもその
水は建物の外壁や内壁に伝わらないようになる。
レン管がさや管の中に通されるので、ドレン管が損傷し
た場合等、ドレン管だけをさや管から抜き出せばよく、
これにより、ドレン管のメンテナンスが容易にできるよ
うになる。また、エアコン用室内機のドレン管がさや管
の中に通されるので、ドレン管に水漏れが生じてもその
水は建物の外壁や内壁に伝わらないようになる。
【0011】このエアコン用室内機のドレン管配管構造
において、エアコン用室内機をユニット式建物の内部に
配設し、さや管を、ユニット式建物を構成する建物ユニ
ットの外壁と内壁との間の空間に配管するとともに、さ
や管の先端を、外壁に横方向に明けられた貫通孔内に挿
入した場合には、外壁と内壁との間の空間を利用できる
ので、さや管を容易に配管できるとともに、さや管の先
端が外壁の貫通孔内に挿入挿入されるので、ドレン管に
水漏れが生じても、その水はさや管を通じて外壁の外側
に排出される。
において、エアコン用室内機をユニット式建物の内部に
配設し、さや管を、ユニット式建物を構成する建物ユニ
ットの外壁と内壁との間の空間に配管するとともに、さ
や管の先端を、外壁に横方向に明けられた貫通孔内に挿
入した場合には、外壁と内壁との間の空間を利用できる
ので、さや管を容易に配管できるとともに、さや管の先
端が外壁の貫通孔内に挿入挿入されるので、ドレン管に
水漏れが生じても、その水はさや管を通じて外壁の外側
に排出される。
【0012】エアコン用室内機のドレン管配管構造にお
いて、建物ユニットの内壁を、縦芯材および横芯材を枠
組みした下地枠とこの下地枠の表面に張り付けられた面
材とを含んで形成し、さや管を、下地枠に保持部材で取
り付けた場合には、下地枠を利用して取り付けることが
できるので、さや管の取り付けが容易となる。
いて、建物ユニットの内壁を、縦芯材および横芯材を枠
組みした下地枠とこの下地枠の表面に張り付けられた面
材とを含んで形成し、さや管を、下地枠に保持部材で取
り付けた場合には、下地枠を利用して取り付けることが
できるので、さや管の取り付けが容易となる。
【0013】また、エアコン用室内機をパネル工法の建
物の内部に配設し、さや管を、建物の壁パネルの内部の
空間に配管するとともに、さや管の先端を、壁パネルの
外壁面材に横方向に明けられた貫通孔内に挿入した場合
には、パネル工法の建物の外壁面材と内壁面材との間の
空間を利用できるので、さや管を容易に配管できるとと
もに、さや管の先端が外壁面材の貫通孔内に挿入挿入さ
れるので、ドレン管に水漏れが生じても、その水はさや
管を通じて外壁の外側に排出される。
物の内部に配設し、さや管を、建物の壁パネルの内部の
空間に配管するとともに、さや管の先端を、壁パネルの
外壁面材に横方向に明けられた貫通孔内に挿入した場合
には、パネル工法の建物の外壁面材と内壁面材との間の
空間を利用できるので、さや管を容易に配管できるとと
もに、さや管の先端が外壁面材の貫通孔内に挿入挿入さ
れるので、ドレン管に水漏れが生じても、その水はさや
管を通じて外壁の外側に排出される。
【0014】
【実施例】以下に本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。図1には、第1実施例の建物ユニット1の一部断
面が示されている。この建物ユニット1は、四隅に立設
された4本の柱2とこれらの柱2の上端間同士および下
端間同士を結合する各4本の上梁3、下梁4とで構成さ
れた骨組み5を備え、このような骨組み5に、内壁6や
外壁7、天井面材8、床面材9等を取り付けることによ
って上記建物ユニット1が形成されるようになってい
る。
する。図1には、第1実施例の建物ユニット1の一部断
面が示されている。この建物ユニット1は、四隅に立設
された4本の柱2とこれらの柱2の上端間同士および下
端間同士を結合する各4本の上梁3、下梁4とで構成さ
れた骨組み5を備え、このような骨組み5に、内壁6や
外壁7、天井面材8、床面材9等を取り付けることによ
って上記建物ユニット1が形成されるようになってい
る。
【0015】この建物ユニット1の下梁4には、ブラケ
ット10を介して耐火床材11が取り付けられるととも
に、下梁4の室内側側面と上面とには軟質耐火材12が
被せられ、前記床面材9は、このような耐火床材11の
上に複数本の根太13を介して取り付けられている。ま
た、上梁3にはブラケット14を介して軟質耐火材15
が被せられ、これらにより、この建物ユニット1は耐火
構造となっている。
ット10を介して耐火床材11が取り付けられるととも
に、下梁4の室内側側面と上面とには軟質耐火材12が
被せられ、前記床面材9は、このような耐火床材11の
上に複数本の根太13を介して取り付けられている。ま
た、上梁3にはブラケット14を介して軟質耐火材15
が被せられ、これらにより、この建物ユニット1は耐火
構造となっている。
【0016】内壁6は、図2にも示すように、木製の縦
芯材20A、横芯材20B等を備えて枠組みされた下地
枠20と、この下地枠20の表面に張られた例えば石膏
ボード等からなる面材21等で形成されている。また、
外壁7は、例えばALC(高温高圧蒸気養生の軽量気泡
コンクリート)製とされている。そして、建物ユニット
1の前面にはバルコニ16が取り付けられている。
芯材20A、横芯材20B等を備えて枠組みされた下地
枠20と、この下地枠20の表面に張られた例えば石膏
ボード等からなる面材21等で形成されている。また、
外壁7は、例えばALC(高温高圧蒸気養生の軽量気泡
コンクリート)製とされている。そして、建物ユニット
1の前面にはバルコニ16が取り付けられている。
【0017】このような建物ユニット1の天井近傍に
は、エアコン用室内機25が取り付けられ、一方、エア
コン用室外機26は、上階建物ユニット1’のバルコニ
16’の下面に取り付けられている。なお、符号27は
冷媒管である。
は、エアコン用室内機25が取り付けられ、一方、エア
コン用室外機26は、上階建物ユニット1’のバルコニ
16’の下面に取り付けられている。なお、符号27は
冷媒管である。
【0018】一端が室内機25に接続されたドレン管2
8は、図2に詳細を示すように、例えば塩ビ(塩化ビニ
ール)パイプ等からなるさや管29の中に通され、ドレ
ン管28の先端は室外部に達している。すなわち、さや
管29は、図2,3にも示すように、内壁6と外壁7と
の間の空間S内に天井側から床側に延び、かつ、保持部
材30で保持されている。この保持部材30は、さや管
29の外周に沿って丸く折り曲げられ、例えば縦芯材2
0Aに上下方向に複数か所取り付けられている。なお、
横芯材20Bにおいてさや管29の通る部位は切り欠か
れている。
8は、図2に詳細を示すように、例えば塩ビ(塩化ビニ
ール)パイプ等からなるさや管29の中に通され、ドレ
ン管28の先端は室外部に達している。すなわち、さや
管29は、図2,3にも示すように、内壁6と外壁7と
の間の空間S内に天井側から床側に延び、かつ、保持部
材30で保持されている。この保持部材30は、さや管
29の外周に沿って丸く折り曲げられ、例えば縦芯材2
0Aに上下方向に複数か所取り付けられている。なお、
横芯材20Bにおいてさや管29の通る部位は切り欠か
れている。
【0019】さや管29の室内機25に近い上部29A
は、エルボ等で室内側に水平方向に折り曲げられるとと
もに、上部29Aの端部は、内壁6の面材21の室内側
表面と同じ位置となって室内に臨んでおり、下部29B
はエルボ等で室外側に水平方向に折り曲げられるととも
に、外壁7に明けられた貫通孔7Aに挿入され、下部2
9Bの端部は外部に臨んでいる。
は、エルボ等で室内側に水平方向に折り曲げられるとと
もに、上部29Aの端部は、内壁6の面材21の室内側
表面と同じ位置となって室内に臨んでおり、下部29B
はエルボ等で室外側に水平方向に折り曲げられるととも
に、外壁7に明けられた貫通孔7Aに挿入され、下部2
9Bの端部は外部に臨んでいる。
【0020】ドレン管28は、図2に示すように、以上
のようなさや管29内に挿入されるとともに、ドレン管
28の先端は、さや管29の下部29Bの端部まで達し
て設けられている。なお、外壁7においてさや管29の
端部が臨む部位には、ベントキャップ31が取り付けら
れ、これにより、ドレン管28から排出されるドレンの
排出方向が変えられている。また、ドレン管28におい
てさや管29の上部29Aと室内機25との間はむき出
し部27Aとなっている。
のようなさや管29内に挿入されるとともに、ドレン管
28の先端は、さや管29の下部29Bの端部まで達し
て設けられている。なお、外壁7においてさや管29の
端部が臨む部位には、ベントキャップ31が取り付けら
れ、これにより、ドレン管28から排出されるドレンの
排出方向が変えられている。また、ドレン管28におい
てさや管29の上部29Aと室内機25との間はむき出
し部27Aとなっている。
【0021】このようなドレン管28の配管を行うに
は、予め工場において、まず、内壁6に保持部材30に
よりさや管29を取り付け、その後、内壁6、外壁7を
建物ユニット1に取り付ける。このとき、さや管29の
下部29Bの端部を外壁7の貫通孔7Aに挿入させる。
次いで、室内機25を壁面に取り付け、この室内機25
にドレン管28の一端を接続させるとともに、先端をさ
や管29内に挿入し、この先端を所定位置まで順次送り
込む。ただし、ドレン管28のさや管29内への挿入
は、さや管29を内壁6に取り付ける前に行ってもよ
く、この場合、ドレン管28と室内機25との接続は、
室内機25を壁面に取り付けた後で行えばよい。
は、予め工場において、まず、内壁6に保持部材30に
よりさや管29を取り付け、その後、内壁6、外壁7を
建物ユニット1に取り付ける。このとき、さや管29の
下部29Bの端部を外壁7の貫通孔7Aに挿入させる。
次いで、室内機25を壁面に取り付け、この室内機25
にドレン管28の一端を接続させるとともに、先端をさ
や管29内に挿入し、この先端を所定位置まで順次送り
込む。ただし、ドレン管28のさや管29内への挿入
は、さや管29を内壁6に取り付ける前に行ってもよ
く、この場合、ドレン管28と室内機25との接続は、
室内機25を壁面に取り付けた後で行えばよい。
【0022】そして、現場で上階建物ユニット1’のバ
ルコニ16’の下面に室外機26を取り付けた後、この
室外機26から室内機25に冷媒管27を接続する。
ルコニ16’の下面に室外機26を取り付けた後、この
室外機26から室内機25に冷媒管27を接続する。
【0023】ドレン管28に例えば水漏れ等が生じ、メ
ンテナンスが必要となった場合、ドレン管28のむき出
し部27Aを掴んで、さや管29内のドレン管28を引
き出し、メンテナンス終了後、再度ドレン管28の先端
をさや管29の上部29Aから差し込み、かつ、順次送
り込んでさや管29内に挿入させる。
ンテナンスが必要となった場合、ドレン管28のむき出
し部27Aを掴んで、さや管29内のドレン管28を引
き出し、メンテナンス終了後、再度ドレン管28の先端
をさや管29の上部29Aから差し込み、かつ、順次送
り込んでさや管29内に挿入させる。
【0024】前述のような本実施例によれば次のような
効果がある。すなわち、室内機25のドレン管28をさ
や管29内に挿入してあるので、ドレン管28に例えば
水漏れ等が生じたためメンテナンスが必要となった場
合、ドレン管28のむき出し部27Aを掴んでさや管2
9内のドレン管28を引き出してメンテナンスを行える
ので、内壁6等を切り欠いたりせずにすみ、メンテナン
スが容易となる。
効果がある。すなわち、室内機25のドレン管28をさ
や管29内に挿入してあるので、ドレン管28に例えば
水漏れ等が生じたためメンテナンスが必要となった場
合、ドレン管28のむき出し部27Aを掴んでさや管2
9内のドレン管28を引き出してメンテナンスを行える
ので、内壁6等を切り欠いたりせずにすみ、メンテナン
スが容易となる。
【0025】また、室内機25のドレン管28をさや管
29内に挿入してあり、さらに、さや管29の下部29
Bの端部は外壁7から外部に臨んでいるので、ドレン管
28に例えば水漏れ等が生じても、その水はさや管29
内を流れ外部に排出されるので、内壁6や外壁7に伝わ
ることはなく、従って、水が室内にしみ出ることもな
い。
29内に挿入してあり、さらに、さや管29の下部29
Bの端部は外壁7から外部に臨んでいるので、ドレン管
28に例えば水漏れ等が生じても、その水はさや管29
内を流れ外部に排出されるので、内壁6や外壁7に伝わ
ることはなく、従って、水が室内にしみ出ることもな
い。
【0026】さらに、さや管29は内壁6の縦芯材20
A等に保持部材30によって取り付けられているが、内
壁6を製作する段階で取り付ければよく、水平方向での
取り付け作業となるので、さや管29の取り付け作業が
容易である。
A等に保持部材30によって取り付けられているが、内
壁6を製作する段階で取り付ければよく、水平方向での
取り付け作業となるので、さや管29の取り付け作業が
容易である。
【0027】また、さや管29の上部29Aの端部は、
内壁6の面材21の室内側表面と同じ位置となって室内
に臨んでいるので、ドレン管28のメンテナンス時に、
ドレン管28をさや管29から引出した後、ドレン管2
8を再度さや管29内に挿入する際に、ドレン管28を
直接さや管29の端部から挿できるので、面材21の室
内側表面を疵つけたりするおそれがすくなくなる。
内壁6の面材21の室内側表面と同じ位置となって室内
に臨んでいるので、ドレン管28のメンテナンス時に、
ドレン管28をさや管29から引出した後、ドレン管2
8を再度さや管29内に挿入する際に、ドレン管28を
直接さや管29の端部から挿できるので、面材21の室
内側表面を疵つけたりするおそれがすくなくなる。
【0028】図3には、本発明の第2実施例が示されて
いる。この実施例は、エアコンの室内機25’をパネル
工法の建物40に取り付けたものである。この実施例で
前記第1実施例と同一部材には同一符号を付すととも
に、その詳細な説明は省略または簡略化する。
いる。この実施例は、エアコンの室内機25’をパネル
工法の建物40に取り付けたものである。この実施例で
前記第1実施例と同一部材には同一符号を付すととも
に、その詳細な説明は省略または簡略化する。
【0029】この建物40の壁パネル41は、木製の縦
芯材42A、横芯材42B等を組み立てた下地枠42を
備え、この下地枠42に、室内側に配置される例えば石
膏ボード等からなる内壁面材43と、室外側に配置され
る例えばサイディング等からなる外壁面材44とを張り
つけて形成されている。
芯材42A、横芯材42B等を組み立てた下地枠42を
備え、この下地枠42に、室内側に配置される例えば石
膏ボード等からなる内壁面材43と、室外側に配置され
る例えばサイディング等からなる外壁面材44とを張り
つけて形成されている。
【0030】このような壁パネル41の上部には、例え
ば横芯材42Bにブラケット45を介して取り付けられ
た箱状の取付け枠46が設けられている。この取付け枠
46は室内側が開口されており、この開口部から前記室
内機25が押し込まれ、取付具47等で固定されるよう
になっている。すなわち、室内機25は埋め込み型とな
っている。
ば横芯材42Bにブラケット45を介して取り付けられ
た箱状の取付け枠46が設けられている。この取付け枠
46は室内側が開口されており、この開口部から前記室
内機25が押し込まれ、取付具47等で固定されるよう
になっている。すなわち、室内機25は埋め込み型とな
っている。
【0031】一端が室内機25に接続されたドレン管2
8’は、前述した図2と同様に、内壁面材43と外壁面
材44との間の空間S内に設けられたさや管29’内に
挿入されている。さや管29’は、例えば縦芯材42A
に前記保持部材30により取り付けられ、また、横芯材
42Bのさや管29が通る部位は適宜切り欠かれてい
る。
8’は、前述した図2と同様に、内壁面材43と外壁面
材44との間の空間S内に設けられたさや管29’内に
挿入されている。さや管29’は、例えば縦芯材42A
に前記保持部材30により取り付けられ、また、横芯材
42Bのさや管29が通る部位は適宜切り欠かれてい
る。
【0032】このようなドレン管28’の配管を行うに
は、前述と同様に、予め工場において、壁パネル41の
下地枠42に、保持部材30によりさや管29’を取り
付けておき、この後、ドレン管28’の先端をさや管2
9’内に挿入させ、かつ、取付け枠46に室内機25を
押し込むとともに、取付具47で固定して取り付ける。
は、前述と同様に、予め工場において、壁パネル41の
下地枠42に、保持部材30によりさや管29’を取り
付けておき、この後、ドレン管28’の先端をさや管2
9’内に挿入させ、かつ、取付け枠46に室内機25を
押し込むとともに、取付具47で固定して取り付ける。
【0033】また、ドレン管28’のメンテナンスが必
要となった場合には、取付具47を緩め、取付け枠46
から室内機25ごとドレン管28’を引出すことによ
り、ドレン管28’をさや管29’から抜き出せばよ
い。このような本実施例においても、前記第1実施例と
同様の効果を得ることができる。
要となった場合には、取付具47を緩め、取付け枠46
から室内機25ごとドレン管28’を引出すことによ
り、ドレン管28’をさや管29’から抜き出せばよ
い。このような本実施例においても、前記第1実施例と
同様の効果を得ることができる。
【0034】なお、本発明は前述の各実施例に限定され
るものではなく、本発明の目的を達成できる範囲であれ
ば次に示すような変形例を含むものである。例えば、前
記第1実施例では、室内機25のドレン管28の配管
は、耐火構造の建物ユニット1に行われているが、本発
明におけるドレン管28の配管は、耐火構造となってい
ない建物ユニットにも適用できるものである。本発明の
ドレン管の配管構造は、要するに、室内機25のドレン
管28がさや管29内に挿入されていればよい。
るものではなく、本発明の目的を達成できる範囲であれ
ば次に示すような変形例を含むものである。例えば、前
記第1実施例では、室内機25のドレン管28の配管
は、耐火構造の建物ユニット1に行われているが、本発
明におけるドレン管28の配管は、耐火構造となってい
ない建物ユニットにも適用できるものである。本発明の
ドレン管の配管構造は、要するに、室内機25のドレン
管28がさや管29内に挿入されていればよい。
【0035】また、前記第1実施例では、室内機25の
取り付けとドレン管28の配管とを異なる壁に行ってい
るが、これに限らず、室内機25を前記第2実施例と同
様に内壁6に埋め込んでもよい。この場合、内壁6の下
地枠20に第2実施例のように取付け枠を設け、ドレン
管のメンテナンスが必要となった場合には、第2実施例
と同様に室内機25ごと引き出せばよい。
取り付けとドレン管28の配管とを異なる壁に行ってい
るが、これに限らず、室内機25を前記第2実施例と同
様に内壁6に埋め込んでもよい。この場合、内壁6の下
地枠20に第2実施例のように取付け枠を設け、ドレン
管のメンテナンスが必要となった場合には、第2実施例
と同様に室内機25ごと引き出せばよい。
【0036】さらに、前記第2実施例では、室内機25
を壁パネル41内に埋め込んだ埋込み型としたが、これ
に限らず、第1実施例のように、室内機25の取り付け
とドレン管28’の配管とを異なる壁パネル41に行っ
てもよい。この場合、ドレン管28’の室内機25とさ
や管29’との間をむきだしとし、ドレン管28’のメ
ンテナンスが必要となった場合には、第1実施例と同様
にむきだしの部分を掴んで引き出すようにすればよい。
を壁パネル41内に埋め込んだ埋込み型としたが、これ
に限らず、第1実施例のように、室内機25の取り付け
とドレン管28’の配管とを異なる壁パネル41に行っ
てもよい。この場合、ドレン管28’の室内機25とさ
や管29’との間をむきだしとし、ドレン管28’のメ
ンテナンスが必要となった場合には、第1実施例と同様
にむきだしの部分を掴んで引き出すようにすればよい。
【0037】
【発明の効果】以上で説明したように、本発明のエアコ
ン用室内機のドレン管配管構造によれば、エアコン用室
内機のドレン管がさや管の中に通されるので、ドレン管
が損傷した場合等、ドレン管だけをさや管から抜き出せ
ばよく、これにより、ドレン管のメンテナンスが容易に
できるようになる。また、エアコン用室内機のドレン管
がさや管の中に通されるので、ドレン管に水漏れが生じ
てもその水は建物の外壁や内壁に伝わらないようにな
る。
ン用室内機のドレン管配管構造によれば、エアコン用室
内機のドレン管がさや管の中に通されるので、ドレン管
が損傷した場合等、ドレン管だけをさや管から抜き出せ
ばよく、これにより、ドレン管のメンテナンスが容易に
できるようになる。また、エアコン用室内機のドレン管
がさや管の中に通されるので、ドレン管に水漏れが生じ
てもその水は建物の外壁や内壁に伝わらないようにな
る。
【図1】本発明の第1実施例に係るドレン管の配管が行
われた建物ユニットを示す断面図である。
われた建物ユニットを示す断面図である。
【図2】本実施例の要部を示す一部断面図である。
【図3】図2におけるIII −III 線矢視を示す図であ
る。
る。
【図4】本発明の第2実施例に係るドレン管の配管が行
われたパネル工法の建物を示す断面図である。
われたパネル工法の建物を示す断面図である。
1 建物ユニット 6 内壁 7 外壁 20 下地枠 25 室内記 28 ドレン管 29 さや管 30 保持部材 40 パネル工法の建物 41 壁パネル 43 内壁面材 44 外壁面材 S 空間部
Claims (4)
- 【請求項1】 エアコン用室内機のドレン管の配管構造
であって、前記ドレン管をさや管の中に通したことを特
徴とするエアコン用室内機のドレン管配管構造。 - 【請求項2】 請求項1に記載のエアコン用室内機のド
レン管配管構造において、前記エアコン用室内機はユニ
ット式建物の内部に配設され、前記さや管は、前記ユニ
ット式建物を構成する建物ユニットの外壁と内壁との間
の空間に配管されているとともに、前記さや管の先端
は、前記外壁に横方向に明けられた貫通孔内に挿入され
ていることを特徴とするエアコン用室内機のドレン管配
管構造。 - 【請求項3】 請求項2に記載のエアコン用室内機のド
レン管配管構造において、前記建物ユニットの内壁は、
縦芯材および横芯材を枠組みした下地枠とこの下地枠の
表面に張り付けられた面材とを含んで形成され、前記さ
や管は、前記下地枠に保持部材で取り付けられているこ
とを特徴とするエアコン用室内機のドレン管配管構造。 - 【請求項4】 請求項1に記載のエアコン用室内機のド
レン管配管構造において、前記エアコン用室内機はパネ
ル工法の建物の内部に配設され、前記さや管は、前記建
物の壁パネルの内部の空間に配管されているとともに、
前記さや管の先端は、前記壁パネルの外壁面材に横方向
に明けられた貫通孔内に挿入されていることを特徴とす
るエアコン用室内機のドレン管配管構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7139292A JPH08327087A (ja) | 1995-06-06 | 1995-06-06 | エアコン用室内機のドレン管配管構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7139292A JPH08327087A (ja) | 1995-06-06 | 1995-06-06 | エアコン用室内機のドレン管配管構造 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08327087A true JPH08327087A (ja) | 1996-12-10 |
Family
ID=15241892
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7139292A Withdrawn JPH08327087A (ja) | 1995-06-06 | 1995-06-06 | エアコン用室内機のドレン管配管構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH08327087A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2014237927A (ja) * | 2013-06-06 | 2014-12-18 | トヨタホーム株式会社 | 建物の排水構造 |
-
1995
- 1995-06-06 JP JP7139292A patent/JPH08327087A/ja not_active Withdrawn
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2014237927A (ja) * | 2013-06-06 | 2014-12-18 | トヨタホーム株式会社 | 建物の排水構造 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20020806 |