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JPH083173Y2 - 回転電機 - Google Patents

回転電機

Info

Publication number
JPH083173Y2
JPH083173Y2 JP1990086767U JP8676790U JPH083173Y2 JP H083173 Y2 JPH083173 Y2 JP H083173Y2 JP 1990086767 U JP1990086767 U JP 1990086767U JP 8676790 U JP8676790 U JP 8676790U JP H083173 Y2 JPH083173 Y2 JP H083173Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
machine
electric machine
rotating electric
gas
cooler
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP1990086767U
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0447370U (ja
Inventor
勇一 甲斐
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
Priority to JP1990086767U priority Critical patent/JPH083173Y2/ja
Publication of JPH0447370U publication Critical patent/JPH0447370U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH083173Y2 publication Critical patent/JPH083173Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

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  • Motor Or Generator Cooling System (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 [考案の目的] (産業上の利用分野) 本考案は回転電機、例えば発電機の冷却構造の改良に
係り、特に発電機の固定子から排出された機内ガスの温
度分布の改良に関する。
(従来の技術) 従来の技術について第6図を用いて説明する。第6図
は発電機の基礎下に設けた機内ガス冷却器近傍の構成を
示す要部断面図であり、機内のガスは回転子2に設けた
ファン6により図中矢印で示すように通風経路を循環
し、空気冷却器3により熱交換が行われる。
すなわち、発電機の運転により回転軸に設けられたフ
ァン6が回転し、このファン6の回転により周囲の機内
ガスが、一部は回転子2の回転子巻線および回転子鉄心
を冷却した後回転子鉄心の軸方向中間部に形成された複
数の通風孔から回転子および固定子鉄心8の内周側に形
成される間隙部に排気される(図中回転軸方向矢印)。
また、一部は回転子2の回転子巻線あるいは回転子鉄心
を経由せず、直接固定子鉄心8の内周部である間隙部に
いたる。そして、ここで合流した機内ガスは、固定子8
の内周側から外周側すなわちラジアル方向に通過するこ
とにより固定子鉄心8を冷却することにより温められる
ので、発電機下部に設けられた空気冷却器3にて冷却さ
れることにより熱交換される。
空気冷却器3は、風損を低減するためには機内ガスが
通過する部分の開口面積を大きくあけ、薄型の形状にす
ることが好ましい。ファン6により機内ガスを循環させ
固定子1、固定子コイル7および固定子鉄心8等を冷却
した後機内ガス冷却器としての空気冷却器3へと流され
る。
(考案が解決しようとする課題) ところが、第6図に示したように回転子2を冷却した
機内ガスは、回転子2の中央部の流量を多くして冷却強
化を図っているため、通風構造上空気冷却器3へ均等に
機内ガスが通過しないことが起こり得る。
一般に間隙部あるいは固定子鉄心8を通過した機内ガ
スは第7図に示すように中央部に集中していた。この場
合、空気冷却器3の中央部に集中して機内ガスが流れて
空気冷却器3の局所的な冷却が行われるため、空気冷却
器3の出力を十分に活用せず、十分な冷却効果を得るこ
とができなかった。
これを避けるため、機内ガスの流量の分布が一様にな
る場所まで空気冷却器3を移動すると、空気冷却器3を
発電機基礎のかなり下側へ設置しなければならず、冷却
風導4が大きくなる。また、機内ガスが集中する中央部
のみで冷却すると、空気冷却器3の中央部ラジアル方向
に集中的に流入する機内ガスを冷却する必要があること
から、その出力を得るために、空気冷却器が厚くかつ大
きくなるという問題点があった。
本考案の目的は、以上に述べた従来の通風構造の欠点
を除き、冷却器に流入する機内ガス流量分布を平準化す
ることにより冷却器の導入側温度分布を均一化し、冷却
器の出力を有効に活用することが可能な回転電機を提供
することにある。
[考案の構成] (課題を解決するための手段) 本考案の回転電機は、回転電機の回転軸に設けられ回
転電機内に封止された機内ガスを循環させるためのファ
ンと、回転電機の下部に設けられ回転電機軸方向に矩形
に形成され前記ファンにより回転電機の回転子と固定子
の間隙部および回転電機の固定子鉄心を経由して固定子
鉄心を冷却することにより温められた機内ガスを回転電
機のラジアル方向にて導入排出することにより冷却する
ための機内ガス冷却器と、この機内ガス冷却器の導入部
と平行な矩形に形成されこの矩形の長軸方向端部にいく
に従い面積が大きくなる導入孔を設けた通風調整板と、
回転電機の固定子側に設けられ通風調整板および機内ガ
ス冷却器を通過することにより冷却され回転電機の下部
に降下した機内ガスを前記ファンに導くための冷却風導
とを備えたことを特徴とする。
(作用) 本考案は以上のように構成されているので、固定子鉄
心8から機内ガス冷却器3の中央部に集中的にラジアル
方向に流出降下してきた機内ガスは、軸方向に長軸とな
る薄型矩形の機内ガス冷却器3に到達する前に、機内ガ
ス冷却器3の導入部と平行かつ概ね同形に設けられた通
風調整板5にいたり、長軸方向にいくに従い面積が大き
くなる導入孔により、固定子鉄心8の中央部から集中的
に機内ガスが流出してきても、中央部の導入孔の面積が
小さいので、機内ガス冷却器3にラジアル方向に通過す
る流量が抑制され、この抑制された流量分が長軸方向端
部の、面積の広い導入孔から機内ガス冷却器3にラジア
ル方向に流出させ、中央部に集中的に流れていた機内ガ
ス流量を抑制して、この抑制した分を端部に振り分ける
ことが可能となる。
(実施例) 以下本考案の一実施例について図面を参照して説明す
る。第1図は本考案に係る回転電機の構成の一実施例を
示す要部断面図であり、第2図は、本考案に係る通風調
整板の形状の一実施例を示す正面図である。
固定子1および回転軸に設けられた回転子2からなる
回転電機の下部には、機内ガスを冷却する機内ガス冷却
器3が設けられる。この機内ガス冷却器3は、機内ガス
の通過に伴う風損の低下を図るため、面積開口部を広く
かつ薄型に回転軸方向矩形に設けられる。この機内ガス
冷却器3の導入部からラジアル方向に流入し、ここで冷
却され、ラジアル方向に排出され回転電機の下部に降下
した機内ガスを再度循環させるために回転軸に設けられ
たファン6まで導くための冷却風導4が設けられる。
一方、機内ガス冷却器3の導入側には、導入部と平行
かつ概ね同形の矩形に形成されこの矩形の長軸方向端部
にいくに従い面積が大きくなる導入孔を設けた通風調整
板5を設ける。
図中、矢印は、機内ガスの流れを模式的に示すもので
ある。
第1図に示すように、回転電機の運転に伴い回転軸に
設けられたファン6により循環される機内ガスの大部分
は、回転子2を経由しあるいは直接回転子2と固定子鉄
心8の内周側とにより形成される間隙部に導かれ、ここ
から固定子鉄心8中をラジアル方向に通過することによ
り固定子鉄心8を冷却した後通過冷却板5にいたる。ま
た、ファン6により循環される機内ガスの一部は固定子
巻線7を冷却した後、固定子鉄心8を経由せずに通風調
整板5にいたる。これは、先に述べたように、回転子の
冷却効果を高めるため、多量の機内ガスが回転子中を経
由して軸方向中間部から排出されて固定子鉄心8の内周
側間隙部に供給され、この結果、固定子鉄心8中間部を
ラジアル方向に通過する機内ガスが増すためである。
こうなると、第7図に示されるようなガスの流量分布
になることから機内ガス冷却器3を有効に使用すること
ができないため、機内ガスの流れを均一化する必要があ
る。
そこで、機内ガス冷却器3の導入側に機内ガス冷却器
3の導入部と平行かつ概ね同形の矩形に形成されこの矩
形の長軸方向端部にいくに従い面積が大きくなる導入孔
を設けた通風調整板5を取り付ける。すなわち、第2図
に示すように、通風調整板5に設けられる導入孔は、機
内ガスが集中する中央部の導入孔の面積を小さく、また
機内ガス流量の少ない長軸方向両端部の導入孔の面積が
大きく形成される。
このような構成をとることにより、固定子鉄心8から
機内ガス冷却器3の中央部に集中的にラジアル方向に流
出降下してきた機内ガスは、軸方向に長軸となる薄型矩
形の機内ガス冷却器3に到達する前に、機内ガス冷却器
3の導入部と平行かつ概ね同形に設けられた通風調整板
5にいたる。この通風調整板5には、長軸方向にいくに
従い面積が大きくなる導入孔を設けているため、固定子
鉄心8の中央部から集中的に機内ガスが流出してきて
も、中央部の導入孔の面積が小さいので、機内ガス冷却
器3にラジアル方向に通過する流量が抑制され、この抑
制された流量分が長軸方向端部の、面積の広い導入孔か
ら機内ガス冷却器3にラジアル方向に流出する。この結
果、従来、中央部に集中的に流れていた機内ガス流量を
抑制して、この抑制した分を端部を振り分けることによ
り、機内ガス冷却器3にラジアル方向に通過し熱交換す
る機内ガス流量の均一化が可能となるため、機内ガス冷
却器3の出力を有効に活用できる。
無論、本考案で用いた通風調整板5に設けられる導入
孔の形状は、第2図に用いたものに限らず、第3図ない
し第5図のようなものとしても差し支えない。
[考案の効果] 以上述べたように、本考案の回転電機によれば、固定
子鉄心8の中央部から集中的に流出してきた機内ガス
を、通風調整板5を通過させることにより、機内ガス冷
却器3に流入する機内ガスの均等化が図れるので、機内
ガス冷却器3の出力を有効に活用できる回転電機を提供
することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係る回転電機の構成の一実施例を示す
要部断面図、第2図は本考案に係る通風調整板の形状の
一実施例を示す正面図、第3図は本考案に係る通風調整
板の形状の変形例を示す正面図、第4図は本考案に係る
通風調整板の形状の変形例を示す正面図、第5図は本考
案に係る通風調整板の形状の変形例を示す正面図、第6
図は従来の回転電機の構成を示す要部断面図、第7図は
従来の機内ガス冷却器としての空気冷却器3に流入する
機内ガスの流量分布を模式的に示した分布図である。 1……固定子、2……回転子、3……機内ガス冷却器、
4……冷却風導、5……通風調整板、6……ファン、7
……固定子コイル、8……固定子鉄心。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】回転電機の回転軸に設けられ前記回転電機
    内に封止された機内ガスを循環させるためのファンと、
    前記回転電機の下部に設けられ前記回転電機軸方向に矩
    形に形成され前記ファンにより前記回転電機の回転子と
    固定子の間隙部および前記回転電機の固定子鉄心を経由
    して前記固定子鉄心を冷却することにより温められた前
    記機内ガスを前記回転電機のラジアル方向にて導入排出
    することにより冷却するための機内ガス冷却器と、この
    機内ガス冷却器の導入部と平行な矩形に形成されこの矩
    形の長軸方向端部にいくに従い面積が大きくなる導入孔
    を設けた通風調整板と、前記回転電機の固定子側に設け
    られ前記通風調整板および前記機内ガス冷却器を通過す
    ることにより冷却され前記回転電機の下部に降下した機
    内ガスを前記ファンに導くための冷却風導とを備えたこ
    とを特徴とする回転電機。
JP1990086767U 1990-08-21 1990-08-21 回転電機 Expired - Fee Related JPH083173Y2 (ja)

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JP1990086767U JPH083173Y2 (ja) 1990-08-21 1990-08-21 回転電機

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JP1990086767U JPH083173Y2 (ja) 1990-08-21 1990-08-21 回転電機

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Publication Number Publication Date
JPH0447370U JPH0447370U (ja) 1992-04-22
JPH083173Y2 true JPH083173Y2 (ja) 1996-01-29

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ID=31818597

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JP1990086767U Expired - Fee Related JPH083173Y2 (ja) 1990-08-21 1990-08-21 回転電機

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Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4640681B2 (ja) * 2007-12-18 2011-03-02 西芝電機株式会社 回転電機
JP6818632B2 (ja) * 2017-05-19 2021-01-20 株式会社東芝 回転電機の回転子

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6053537B2 (ja) * 1979-09-19 1985-11-26 株式会社東芝 全閉外扇形回転電機の外扇通風装置
JPS58121166U (ja) * 1982-02-10 1983-08-18 三菱電機株式会社 全閉内冷型回転電機

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JPH0447370U (ja) 1992-04-22

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