[go: up one dir, main page]

JPH08255433A - ディジタル信号記録装置 - Google Patents

ディジタル信号記録装置

Info

Publication number
JPH08255433A
JPH08255433A JP7282277A JP28227795A JPH08255433A JP H08255433 A JPH08255433 A JP H08255433A JP 7282277 A JP7282277 A JP 7282277A JP 28227795 A JP28227795 A JP 28227795A JP H08255433 A JPH08255433 A JP H08255433A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
bit
information
parallel
circuit
result
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP7282277A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2877743B2 (ja
Inventor
Soon-Tae Kim
洵 泰 金
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Samsung Electronics Co Ltd
Original Assignee
Samsung Electronics Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Samsung Electronics Co Ltd filed Critical Samsung Electronics Co Ltd
Publication of JPH08255433A publication Critical patent/JPH08255433A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2877743B2 publication Critical patent/JP2877743B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B20/00Signal processing not specific to the method of recording or reproducing; Circuits therefor
    • G11B20/10Digital recording or reproducing
    • G11B20/14Digital recording or reproducing using self-clocking codes
    • G11B20/1403Digital recording or reproducing using self-clocking codes characterised by the use of two levels
    • G11B20/1423Code representation depending on subsequent bits, e.g. delay modulation, double density code, Miller code
    • G11B20/1426Code representation depending on subsequent bits, e.g. delay modulation, double density code, Miller code conversion to or from block codes or representations thereof
    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B20/00Signal processing not specific to the method of recording or reproducing; Circuits therefor
    • G11B20/10Digital recording or reproducing
    • G11B20/10009Improvement or modification of read or write signals
    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B15/00Driving, starting or stopping record carriers of filamentary or web form; Driving both such record carriers and heads; Guiding such record carriers or containers therefor; Control thereof; Control of operating function
    • G11B15/18Driving; Starting; Stopping; Arrangements for control or regulation thereof
    • G11B15/46Controlling, regulating, or indicating speed
    • G11B15/463Controlling, regulating, or indicating speed by using pilot tracking tones embedded in binary coded signals, e.g. using DSV/CDS values of coded signals

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Signal Processing For Digital Recording And Reproducing (AREA)
  • Dc Digital Transmission (AREA)

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 再生時ヘッドトラッキングに使用するパイロ
ット信号を含むI−NRZI変調データを記録するディ
ジタル信号装置。 【解決手段】 チャネルワードを発生し、その一つを記
録用に選択する並列ビット前置符号化を用い、間歇的な
記入と読み出しを遂行するバッファー記憶装置が不要と
なる。前置符号器は各チャネルワードの形成に交代で連
続するビットをリプルスルー積分し、加速的に前置符号
化する。二つの前置符号器はI−NRZI変調のシステ
ムクロック率より因子(n+1)よりさらに遅いチャネ
ルワード率に(n+1)並列ビットチャネルワードを発
生する。該チャネルワード中の一つを記録用として選択
に余分の時間が生じ、選択されない前置符号情報は選択
された前置符号情報との一致に変更後続く更新仮定の完
了にも余分の時間が生じる。該並列ビットチャネルワー
ドはシステムクロックと同一なビット率に記録されるよ
うに直列形態に変換する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は再生時、ヘッドのト
ラッキングのために使用されるパイロット信号を含むI
−NRZI変調データを記録するディジタル信号記録装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】ビデオカセットレコーダーのような磁気
記録/再生装置において、ヘッドが再生時に磁気記録媒
体のトラックからずれる場合、ヘッドの出力は減り、エ
ラーは増える。このようになると、正常的な映像再生が
不可能になるのでヘッドが目標トラックを正確に追跡し
なければならない。即ち、正確なヘッドのトラッキング
が行われるべきである。家庭用のディジタルビデオカセ
ットレコーダーの記録時間を延ばすためにトラックの幅
が特に狭いが、これは満足すべき映像再生のために必要
なヘッドトラッキングの正確性を向上させるからであ
る。ヘッドトラッキングのエラーや理想的なトラッキン
グにおけるずれを検出する方法には、連続されるトラッ
クに各々他のパイロット信号を使用してヘッドが最も近
く追跡するトラックの前後トラックのパイロット信号の
干渉信号(クロストーク)を容易に比較することによ
り、ヘッドトラッキングが前置或いは後置トラックへず
れているかを確かめる方法がある。二種のI−NRZI
変調方式のうち一つを選択してトラック上に記録されて
いるディジタル信号の周波数スペクトルで前記パイロッ
ト信号はピークとノッチの形態を有する。同一な情報が
二つの直列供給チャネルワードの並列時間群で符号化さ
れ、各トラックの基準パイロット信号からI−NRZR
変調の外れを最小化するためにI−NRZI変調を制御
する前記二つのチャネルワード群中のいずれか一つから
チャネルワードが選択される。
【0003】チャネルワードの選択が完了されると、チ
ャネルワードの選択されない前置符号器に貯蔵された前
置符号情報はチャネルワードの選択された前置符号器に
貯蔵された前置符号情報と一致されるように変更され
る。これは再生時、記録媒体で再生、復調されるI−N
RZI変調以後の前置符号化過程と復号化過程の持続性
を確保するためになされる。チャネルワードの選択が完
了されると、チャネルワードの選択を決定する回路の積
分器内容は記録用として選択されたチャネルワードを反
映するために更新されなければならない。そのような方
法は、" DEVICE FOR RECORDING A DIGITAL INFORMATION
SIGNAL ON A RECORD CARRIER"という題目で Kahlman e
t aliiの1992年8月25日付けアメリカ特許第 5,1
42,421号に開示されており、参照のためにここに引用す
る。
【0004】Kahlman特許では、I−NRZI変調が直
列ビットよりなる。これは選択回路のための所定の固定
時間が経過した後、直列ビット前置符号器から選択され
たチャネルワードが磁気記録媒体に記録されるパイプラ
インの動作にあまり役に立たない。一対のチャネルワー
ドが発生された後、記録されるチャネルワードを決定す
るに所定の時間がかかり、その決定後に前置符号器に貯
蔵された情報を更新するのにさらに多くの時間が所要さ
れる。このような決定、更新過程はそれ以上の前置符号
化が可能になる前に完了されるべきである。それで、こ
の決定、更新過程による時間遅延により、同期クロッキ
ング方法により規則的にクロック同期されるビットの連
続的な流れにギャップが生じるようになる。決定過程に
おいては、ROM(read-only-memory) に貯蔵されてい
るルックアップテーブルを用いて二乗計算時間を減らす
ことはできるが、ディジタル乗算、加算、積分、二乗計
算の実行のためには相当な時間遅れが生じる。したがっ
て、間欠的な読み出し動作を遂行する先入れ/先出し
(FIFO)バッファー記憶装置が直列ビット前置符号
器の前に設けられるべきであり、直列ビット前置符号器
から発生されるチャネルワードの処理のためには、選択
されたチャネルワードを間欠的に記入し、以後に続けて
読み出し動作を遂行するバッファー記憶装置があるべき
である。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、間歇
的な読み出しや記入動作を遂行するバッファー記憶装置
が不要なI−NRZI変調を用いて記録するディジタル
信号記録装置を提供することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の目的を達成する
ために、I−NRZI変調を制御するコードを発生する
ための前置符号器は、直列ワード、ワード当たり並列ビ
ットよりなる。前置符号器は各々のチャネルワードを形
成するために使用される交代連続バットのリプルスルー
積分を用いて加速的な前置符号化を遂行するために変更
される。その後、二つの前置符号器はシステムクロック
比率より因子(n+1)ほどさらに遅いチャネルワード
比率に(n+1)並列ビットのチャネルワードを発生す
るようになる。記録するチャネルワードの決定が行われ
る各チャネルワード間隔中、余分の時間が残るようにな
る。さらに、チャネルワードの選択されない前置符号器
に貯蔵された前置符号化情報が、チャネルワードの選択
された前置符号器に貯蔵された前置符号化情報と一致す
るように変化させる後続く更新過程が完了され得る余分
の時間が生じる。磁気記録媒体に記録するために選択さ
れた前置符号器の直列、並列ビットのチャネルワードは
記録されているI−NRZI変調のためのシステムクロ
ックと同じ比率に直列ビットフォーマットに変換され
る。前置符号器の直列ワード、ワード当たり並列ビッ
ト、コードストリームはシステムクロックよりはるかに
高い効果的なビット率に直列ビットフォーマットに変換
されて、適時に決定、更新過程を遂行するための信号を
出力するようになる。
【0007】本発明の望ましい実施例において、前置符
号器のチャネルワードは直列ビットフォーマットに変換
された時、二つの成分サブワードや分割チャネルワード
にそれぞれ分離され、記録されているI−NRZI変調
制御のために使用されるクロックシステムと同じ比率を
有する二つの並列ビットストリームを形成する。前記二
つの並列ビットストリームは記録されるチャネルワード
の選択と前記システムクロックの二倍のビット率を有す
る入力決定計算処理のために入力される。
【0008】本発明の他の実施例においては、記録され
るチャネルワードの決定のために遂行される計算の根拠
となる信号を発生するために、前置符号器のチャネルワ
ードは記録されているI−NRZI変調制御のために使
用されるシステムクロックの実際の2倍のビット率を有
する直列ビットフォーマットに変換される。システムク
ロックの2倍のビット率を有する直列ビットのチャネル
ワードは記録されるチャネルワードを決定するための計
算過程に入力される。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、添付した図面に基づき本発
明を詳細に説明する。図1は容易なヘッドトラッキング
のために、磁気記録媒体の連続平行トラック上にチャネ
ルワードの直列データストリームをF0,F1,F2の
3種のスペクトル応答パターンで記録するヘリカル走査
ディジタル記録装置の記録方式を示す。通常、トラック
は実際の場合よりさらに短く、かつ、テープの走行方向
からさらに傾斜した状態に示される。パイロット信号は
磁気記録媒体の各トラック上にF0,F1,F2のパタ
ーン順に記録されているディジタル信号のスペクトルに
示される。トラック上に記録されている信号をフーリエ
変換して周波数領域スペクトルエネルギー応答を求めた
時、前記パイロット信号は特定周波数でピークやノッチ
形態を有する。このようなトラックのうち、特定パター
ンを有するいずれか一つを再生する時、周波数領域スペ
クトルエネルギー応答の期待値がずれるかが確認され
る。ヘッドのトラッキングエラーを決定するための方法
として、前後トラックとヘッドの相対的な近接性を測定
しようとして前後トラックのディジタル信号をピックア
ップする時、ずれが生じる。F0,F1,F2の順に示
されたパターンは単に一例に過ぎず、実際にはパターン
の数や記録順序がアメリカ特許第 5,142,421号に開示さ
れたものと相違な場合もある。
【0010】図2(A),(B),(C)は図1に示さ
れたパターンF0,F1,F2を有するチャネルワード
の直列ビットデータストリームの周波数スペクトルをそ
れぞれ示す。パターンF0の周波数スペトクルでは、ス
ペクトルエネルギーが相対的に小さい周波数f1 とf2
にノッチが形成されている。F1パターンの周波数スペ
クトルでは、スペクトルエネルギーが相対的に大きい周
波数f1 =ω1 /2πにパイロット信号(ピーク)があ
り、スペクトルエネルギーが相対的に小さいf 2 =ω1
/2πにはノッチがある。パターンF2の周波数スペク
トルでは、スペクトルエネルギーが相対的に小さい周波
数f1 にはノッチが、スペクトルエネルギーが相対的に
大きい周波数f2 にはパイロット信号(ピーク)があ
る。
【0011】パターンF0の再生時、隣接トラックのパ
ターンF1とF2のパイロット信号(ピークf1
2 )間のクロストーク効果はトラッキングエラーを確
かめるのに用いられる。一方、ヘッドがパターンF0の
中心から外れてパターンF1に向ける場合、パターンF
1のパイロット信号クロストークはパターンF2のもの
より大きくなる。結果的に、再生信号の周波数成分f1
はさらに大きくなるが、周波数成分f2 はさらに小さく
なる。一方、ヘッドがパターンF0の中心から外れてF
2に向けると、パターンF2のパイロット信号クロスト
ークがパターンF1のものよりさらに大きくなる。これ
により、平均的に再生信号の周波数成分f2はさらに大
きくなり、周波数成分f1 はさらに小さくなる。次に、
パターンf0を再生する時、周波数f1 とf2 における
再生信号の平均スペクトルエネルギーを比較すると、ヘ
ッドトラッキングのずれを確かめることができるように
なる。この結果を用いて圧電素子に電圧を印加すること
により、圧電素子上に装着されたヘッドの高さを調節し
たり、或いは磁気記録媒体、即ちテープの走行速度を調
節すると正確なトラッキングが実現されることができ
る。
【0012】図3は Kahlman特許により“記録キャリア
上にディジタル情報信号を記録する装置”という題目で
1992年8月25日付けアメリカ特許第 5,142,421号
に開示されて、ここに参照されたディジタル信号記録装
置のブロック図である。前記ディジタル記録装置の構成
と動作はパターンF0,F1,F2を記録するための従
来の方法と連関して説明する。
【0013】図3において、8ビット直列ビットのディ
ジタルワードは入力端子1を通じて並直列(P/S)変
換器2に入力される。P/S変換器2は、例えば8直列
ビットディジタルワードより構成された三つの群の各々
を連続的に単一24直列ビットディジタル情報ワードに
変換して変換器出力端子3を通じて出力する。信号挿入
部4は0ビット挿入器 4.1と“1”ビット挿入器 4.2を
含み、各々の挿入器はP/S変換器2の出力端子3に入
力される24直列ディジタル情報ワードストリームを入
力信号として入力する。“0”ビット挿入器 4.1は各2
4直列ビット情報ワードの最上位ビットの前に“0”よ
りなる1ビットディジタル付加ビットを挿入することに
より、各々の25直列ビット“正”情報ワードを発生し
て出力端子5を通じて出力する。“1”ビット挿入器
4.2は各々の24直列ビット情報ワードの最上位ビット
の前に“1”より構成された1ビットディジタル付加ビ
ットを挿入することにより、各々の25直列ビット
“負”情報ワードを発生させて出力端子7を通じて出力
する。
【0014】エンコーダー6は前置符号器 6.1を含み、
前置符号器 6.1は“正”情報ワードを各々の25直列ビ
ットチャネルワードに変換して接続線9を通じて出力す
る。エンコーダー6も前置符号器 6.2を含み、前置符号
器 6.2は“負”情報ワードを各々の25直列ビットチャ
ネルワードに変換して連結線11を通じて出力する。前
置符号器 6.1から出力されるチャネルワードと前置符号
器 6.2から出力されるチャネルワードとを区分するため
に、前置符号器 6.1のチャネルワードは以下"正" 情報
チャネルワードと、前置符号器 6.2のチャネルワードは
" 負" 情報チャネルワードと称する。前置符号器 6.1と
6.2が2T前置符号器の場合、1ビット付加ビットコー
ドにより該当偶数ビットは相互同一であり、該当奇数ビ
ットはビット相補的な二つの25直列ビットチャネルワ
ードが発生される。2T前置符号器は二つの入力排他的
な論理和(XOR)ゲートと、XORゲートの出力接続
線と第1入力接続線を積分帰還接続する2段階シフトレ
ジスタ一つより構成されている。前置符号器入力信号は
XORゲートの第2入力線に入力され、前置符号器の出
力信号はXORゲートの出力線に出力され、前記2段階
シフトレジスタを通じて2T遅延された前置符号器の出
力信号はXORゲートの第1入力線に入力される。間隔
Tは前置符号器入力信号のサンプリング間隔と、2段階
シストレジスタを通じたビットクロックに同期されたシ
フト間の間隔である。2段階シフトレジスタによりなる
XORゲートの帰還接続は“積分帰還接続”、或いはさ
らに簡単に“積分接続”とも言う。
【0015】前置符号器 6.1は出力信号として25直列
ビット“正”情報チャネルワードを接続線9を通じて出
力し、前記符号器 6.2は出力信号として25直列ビット
“負”情報チャネルワードを接続線11を通じて出力す
る。前記符号器 6.1と 6.2から並列に提供されたこれら
25直列ビットのチャネルワードに基づいて、制御信号
発生器10では各ワードの周波数領域スペクトルエネル
ギー特性とディジタルレコーダー14により記録される
トラックに対する所定のスペクトルエネルギー特性とが
比較されてどのチャネルワードが前記所定のスペクトル
応答からのずれが最も小さいかが決定される。制御信号
発生器10は制御信号CSを発生するが、この制御信号
CSは前置符号器 6.1と 6.2から出力されたチャネルワ
ードのうち、前記所定のスペクトル応答からのずれが最
も少なくて記録の目的として選択されるべきチャネルワ
ードを示す。制御信号CSは接続線17を通じて選択器
12の選択制御端子に入力される。選択器12は(時間
補償器8により遅延された)前置符号器 6.1と 6.2の出
力信号のうち、前記所定のスペクトル応答とのずれが最
も少ない出力信号を選択してディジタルレコーダー14
に出力する。時間補償部8の遅延器 8.1と 8.2は制御信
号発生器10から制御信号CSが発生されて選択器12
に出力されるのに所要される時間を補償するために必要
である。制御信号CSは接続線17を通じて前置符号器
6.1と 6.2の各々の制御端子に出力され、符号化の連続
性を確保するために前置符号器 6.1と 6.2のうち記録の
目的として出力が選択された前置符号器のシフトレジス
タ内容が残り前置符号器のレジスタに移送されるように
制御する。
【0016】遅延器 8.1により遅延された前置符号器
6.1の" 正" 情報出力は接続線13を通じて選択器12
に出力され、遅延器 8.2により遅延された前置符号器
6.2の"負" 情報出力は接続線15を通じて選択器12に
出力される。制御信号CSに反応して選択器12は前置
符号器 6.1と 6.2の遅延された出力信号中から選択され
た信号を接続線19を通じてディジタルレコーダー1に
出力する。ディジタルレコーダー14でビット変調が一
定なビット率に記録されるためには一定なレートのバッ
ファリングが要される。遅延器 8.1と 8.2は選択器12
の動作以後、前記レートバッファリングとなる固定遅延
器や、前置符号器 6.1と 6.2の出力信号のうちどの信号
を記録するかを決定するための計算を完了するために常
に十分な遅延時間を提供すること以外に必要なレートバ
ッファリングを遂行する先入れ/先出し(FIFO)レ
ートバッファー記憶装置ともなり得る。
【0017】図4は図3のディジタル信号記録装置に使
用される改善された制御信号発生器の詳細回路図であ
り、前記改善された制御信号発生器は図5に示された周
波数応答スペクトルを有するチャネルワードの直列デー
タストリームを発生させる。図2(B)に示されたパタ
ーンF1はスペクトルと比較すると、図5に示されたス
ペクトルではf1 の両側にディップ(dip)が生じる。こ
れらディップは前記スペクトルの雑音電力がほぼパイロ
ット信号周波数f1 にまで減ることにより、周波数f1
でパイロット信号の検出のための信号対雑音比が増える
ということを意味する。
【0018】図4の改善された制御信号発生器は符号−
算術マッパー(mapper) 10.1と 10.2 を含んでいる点か
ら Kahlman特許の制御信号発生器とは異なる。符号−算
術マッパー 10.1 は前置符号器 6.1の" 正" 情報出力0
と1を類似な振幅を有する正数値と負数値との間でスイ
ッチされ、直流値の伴われないI−NRZI変調算術値
に変換する。符号−算術マッパー 10.2 は符号−算術マ
ッパー10.1と構造が類似である。符号−算術マッパー 1
0.2 は前置符号器 6.2の“負”情報出力0と1を類似な
振幅を有する正数値と負数値との間でスイッチされ、直
流値の伴われないI−NRZI変調算術値に変換する。
例えば、変換器 10.1 と 10.2 の各々は入力される1と
0を不変の1の前に可変表示ビットとして使用して変調
が2の補数値で表現され得る。
【0019】図示してはいないが、ROMに貯蔵されて
いる正弦/余弦ルックアップテーブルは各周波数ω1
有し、正弦信号(sin ω1t) と余弦信号(cos ω1t) 成
分よりなる周波数f1 の複合キャリアを発生させる。ま
た図示してはいないが、ROMに貯蔵された正弦/余弦
ルックアップテーブルは各周波数ω2 を有し、正弦信号
(sin ω2t) と余弦信号(cos ω2t) 成分よりなる周波
数f2 の複合キャリアを発生させる。三角波発生器18
ではチャネルワードの直列データストリームの所定の周
波数f1 のディジタル合算値に当たる三角信号が発生さ
れ、矩形波発生器38では周波数f1 の矩形波が発生さ
れる。三角波発生器18と矩形波発生器38にもROM
に貯蔵されたルックアップテーブルが提供される。RO
Mの全システム機能が発揮されてノーマルビット以外の
順にチャネルワードを処理する過程が単純化する。
【0020】前置符号器 6.1の" 正" 情報チャネルワー
ドに基づいて持続的にI−NRZI変調する時、フィル
ター回路0は周波数f1 でピークを有し、周波数f1
両側にディップが形成され、周波数f2 でノッチのある
パターンF1で記録されたトラックに対して所望のスペ
クトルエネルギー分布から前記I−NRZI変調スペク
トルエネルギー分布のずれ程度を決定する。加重合計回
路 52.1 は自乗回路 22.1 から出力された周波数0にお
ける所望のノットと周波数f1 における所望のピークと
のずれ値と、その他の特性とのずれ値を適切に加重合計
する。二乗回路28.1 と 34.1 により、周波数f2 の直
交位相のために提供された周波数f2 の所望のノッチか
らのずれ値も同様に加重合計回路 52.1 で相互加重され
る。二乗回路 44.1 と 50.1 により周波数f1 の直交位
相のために提供された周波数f1の両側の所望のディッ
プとのずれ値も同様に加重合計回路 52.1 で相互加重さ
れる。二乗回路 28.1 と 34.1 から加重合計回路 52.1
への入力を加重することが、二乗回路 22.1 から加重合
計回路 52.1 への入力を加重処理することに比して相対
的に効果的である。これは再生時に使用されるトラッキ
ング補正回路により不正確なパイロット周波数f2 を用
いることよりかえって正確なパイロット信号f1 のない
方がよいからである。二乗回路 44.1 と 50.1 から加重
合計回路 52.1 への入力を加重することが、二乗回路 2
2.1 から加重合計回路 52.1 への入力を加重処理するこ
とに比して相対的に効果が少ない。フィルター回路経路
0は第1エラー信号e1を加重合計回路 52.1 の加重合
計出力信号として提供する。
【0021】前置符号器 6.1の“正”情報チャネルワー
ドに基づいて持続的にI−NRZI変調する時、周波数
0における所望のノッチと周波数f1 におけるピークか
ら前記I−NRZI変調スペクトルエネルギー分布のず
れ程度は経路0システムにおいて次のような方式で算出
される。積分回路 16.1 は符号−算術マッパー 10.1で
数値化した前置符号器 6.1の" 正" 情報チャネルワード
を入力して予め貯蔵された値と積分する。減算器 20.1
は積分回路 16.1 の出力から三角波発生器18の出力信
号を減算する。二乗回路 22.1 は減算値を二乗する。そ
して、算出された二乗値は加重合計回路 52.1 に出力さ
れて第1エラー信号e1成分を提供する。三角波発生器
18.1 と減算器 20.1 は所望のパイロット信号を保つた
めに必要な所定のディジタル合計から積分回路 16.1 か
ら出力されるディジタル合計値のずれを検出する検出回
路を提供する。二乗回路 22.1 ではそのようなずれエネ
ルギーが計算される。
【0022】前置符号器 6.1の" 正" 情報チャネルワー
ドに基づいて持続的にI−NRZI変調する時、周波数
2 におけるノッチから前記I−NRZI変調スペクト
ルエネルギー分布のずれ程度は経路0システムで次のよ
うな方法で算出される。乗算器 24.1 は前置符号器 6.1
の出力と周波数f2 の正弦波システム関数 sinω2tを乗
算する。積分回路 26.1 は乗算器 24.1 の出力を積分す
る。二乗回路 28.1 は加重合計回路 52.1 に出力するた
めに積分回路 26.1 の積分結果を二乗する。乗算器 30.
1 は前置符号器 6.1の出力を周波数f2 の余弦波システ
ム関数 cosω2tと乗算し、積分回路 32.1 は乗算器 30.
1 の値を積分し、二乗回路 34.1 は加重合計回路 52.1
に適用するために積分回路 34.1 の積分結果を二乗する
( “システム関数”というのはディジタル電子工学でデ
ィジタルサンプルによりサンプリングされたデータに基
づいて記述されるアナログ方式の関数である)。
【0023】前置符号器 6.1の" 正" 情報チャネルワー
ドに基づいてI−NRZI変調する時、周波数f1 のピ
ークの両側の所望のディップから前記I−NRZI変調
スペクトルエネルギー分布のずれ程度は経路0システム
で次のような方式で算出される。減算器 36.1 は矩形波
発生器38から出力された周波数f1 の矩形波を前置符
号器 6.1の出力信号から減算する。矩形波発生器38と
減算器 36.1 は符号−算術マッパー 10.1 で数値化した
前置符号器 6.1の" 正" 情報直列ビットチャネルワード
からの外れを検出するための検出回路を提供する。乗算
器 40.1 は減算器 36.1 の差値である出力信号を周波数
1 の正弦波システム関数 sinω1tと乗算する。積分回
路 42.1 は乗算器 40.1 の値を積分する。二乗回路 44.
1 は加重合計回路 52.1 に出力するために積分回路 42.
1 の積分結果を二乗する。乗算器46.1 は減算器 36.1
の差値である出力信号を周波数f1 の余弦波システム関
数cosω1tと乗算し、積分回路 48.1 は乗算器 46.1 の
値を積分し、二乗回路 50.1 は加重合計回路 52.1 に出
力するために積分回路 48.1 の積分結果を二乗する。
【0024】前記符号器 6.2の" 負" 情報チャネルワー
ドに基づいて持続的にI−NRZI変調する時、フィル
ター回路経路1は周波数f1 でピークを有し、周波数f
1 の両側にディップが形成され、周波数f2 でノッチの
あるパターンF1で記録されたトラックに対して所望の
スペクトルエネルギー分布から前記I−NRZI変調ス
ペクトルエネルギー分布のずれ程度を決定する。フィル
ター回路経路1の加重合計回路 52.2 では、二乗回路 2
2.2 から出力された周波数0における所望のノッチと周
波数f1 における所望のピークとのずれ値と、二乗回路
28.2, 34.2, 44.2, 50.2 から出力されたその他の特性
とのずれ値を適切に加重合計する。加重合計回路 52.2
は合計出力信号として第2エラー信号e2を提供する。
比較器54はエラー信号e1とe2を比較して制御信号
CSを発生させて選択器12の選択制御端子に出力す
る。そして、選択器12はさらに小さい値のエラー信号
を有するチャネルワードを選択する。
【0025】前置符号器 6.2の" 負" 情報チャネルワー
ドに基づいて持続的にI−NRZI変調する時、周波数
0における所望のノッチと周波数f1 における所望のピ
ークから前記I−NRZI変調スペクトルエネルギーの
分布ずれの程度は経路1システムで次のような方式で算
出される。積分回路 16.2 は符号−算術マッパー 10.2
で数値化された前置符号器 6.2の" 負" 情報チャネルワ
ードを入力して予め貯蔵された値で積分する。減算器 2
0.2 は積分回路 16.2 の出力から三角波発生器18の出
力信号を減算する。二乗回路 22.2 は差値を乗算する。
そして、第2エラー信号e2 成分を提供するために、算
出された二乗値は加重合計回路 52.2 に出力される。三
角波発生器18と減算器 20.2 は所望のパイロット信号
を保つために必要な所定のディジタル合計から積分回路
16.2 から出力されるディジタル合計値の外れを検出す
る検出回路を提供する。二乗回路 22.2 ではそのような
ずれエネルギーが計算される。
【0026】前置符号器 6.2の" 負" 情報チャネルワー
ドに基づいて持続的にI−NRZI変調する時、周波数
2 におけるノッチから前記I−NRZI変調のスペク
トルエネルギーのずれ程度は経路0システムで次のよう
な方式で算出される。乗算器24.2 は前置符号器 6.2の
出力と周波数f2 の正弦波システム関数 sinω2tを乗算
する。積分回路 26.2 は乗算器 24.2 は前置符号器 6.2
の出力と周波数f2 の正弦波システム関数 sinω2tを乗
算する。積分回路 26.2 は乗算器 24.2 の出力を積分す
る。二乗回路 28.2 は積分回路 26.2 の積分結果を二乗
して加重合計回路 52.2 に出力する。乗算器 30.2 は前
置符号器 6.2の出力を周波数f2 の余弦波システム関数
cosω2tと乗算し、積分回路 32.2 は乗算器 30.2 の値
を積分し、二乗回路 34.2 は積分回路 34.2 の積分結果
を二乗して加重合計回路 52.2 に出力する。
【0027】前置符号器 6.2の "負" 情報チャネルワー
ドに基づいて持続的にI−NRZI変調する時、周波数
1 のピークの両側の所望のディップから前記I−NR
ZI変スペクトルエネルギーの分布ずれ程度は経路1シ
ステムで次のような方式で算出される。減算器 36.2 は
矩形波発生器38から出力された周波数f1 の矩形波を
前置符号器 6.2の出力信号から減算する。矩形波発生器
38と減算器 36.2 は符号−算術マッパー 10.2 で数値
化した前置符号器 6.2の" 負" 情報直列ビットチャネル
ワードからの外れを検出するための検出回路を提供す
る。乗算器 40.2は減算器 36.2 の差値である出力信号
を周波数f1 の正弦波システム関数 sinω 1tと乗算す
る。積分回路 42.2 は乗算器 40.2 の値を積分する。二
乗回路 44.2は積分回路 42.2 の積分結果を二乗して加
重合計回路 52.2 に出力する。乗算器46.2 は減算器 3
6.2 の差値である出力信号を周波数f1 の余弦波システ
ム関数cosω1tと乗算し、積分回路 48.1 は乗算器 46.2
の値を積分し、二乗回路 50.2 は積分回路 48.2 の積
分結果を二乗して加重合計回路 52.2 に出力する。
【0028】F1パターンを発生する時、制御信号発生
器10の動作は前記のとおりである。F2パターンを発
生する時、制御信号発生器10の動作はf1 とf2 の置
き換えを通じて変更され、これにより、ω1 とω2 も置
き換えられる。F0パターンを発生する時、制御信号発
生器10の動作は変更されて三角波発生器18と矩形波
発生器38が作動しなくなる。F0,F1,F2のパタ
ーン中のいずれかが発生されるに問わず、記録するI−
NRZI変調決定のために前置符号器の "正"情報チャ
ネルワードと前置符号器 6.2の" 負" 情報チャネルワー
ドのうち一つを選択する決定をした後、所定の再初期化
過程が伴われるべきである。かかる再初期化は符号化の
連続性を確保し、制御信号発生器で次に入力される一対
のチャネルワードのうち、記録されるチャネルワードが
選択される根拠を提供するためになされる。
【0029】後者の場合、次に記録されるチャネルワー
ドが決定された時、積分回路 16.1,26.1, 32.1, 42.1,
48.1の内容や積分回路 16.2, 26.2, 32.2, 42.2, 48.2
の内容が変更されなければならない。新たに選択された
ワードが" 負" 情報の形態なら、積分回路 16.1, 26.2,
32.2, 42.2, 48.2 の内容は積分回路 16.2, 26.2, 32.
2, 42.2, 48.2 の各々の内容と一致するように変更され
るべきである。新たに選択されたワードが" 正" 情報の
形態なら、積分回路 16.2, 26.2, 32.2, 42.2,48.2
の内容が積分回路 16.1, 26.1, 32.1, 42.1, 48.1 の
各々の内容と一致するように変更されなければならな
い。
【0030】周知のように、次に記録されるチャネルワ
ードが決定される時、前置符号器 6.1と 6.2のうち記録
用として選択されたチャネルワードを出力する前置符号
器にある" 積分帰還接続線" の前置符号情報は残り前置
符号器の“積分帰還接続線”に伝送されなければならな
い。次に、記録用として選択されたチャネルワードが前
置符号器 6.1から出力されると、前置符号器 6.1にある
XORゲートと積分帰還接続されているシフトレジスタ
の内容は前置符号器 6.2にあるXORゲートと積分接続
されているシフトレジスタの該当位置に移送される。一
方、次の記録用として選択されたチャネルワードが前置
符号器 6.2から出力されると、前置符号器 6.2にあるX
ORゲートと積分帰還接続されているシフトレジスタの
内容は前置符号器 6.1にあるXORゲートの積分接続さ
れているシフトレジスタの該当位置に移送される。
【0031】しかしながら、実際的にはアメリカ特許第
5,142,421号に開示された従来のディジタル信号記録装
置ではこのような移送が完全に終了されるに相当な時間
が所要される。前記ディジタル信号記録装置では、制御
信号発生器10のディジタル乗算器、積分回路、二乗回
路で時間の遅れが生じる。この遅延により、符号器6の
次に間欠的な記録を遂行するバッファー記憶装置が必要
であり、これは時間補償器8により提供されることがで
きる。また、符号器6の前で間欠的な読み出しを遂行す
るバッファー記録装置も必要であり、これは並直列変換
器2により提供され得る。実際にはバッファー記憶装置
のこの間欠的な記入と読み出し動作の配列に応じてクロ
ック同期を配列するということは困難なので、本発明で
は並直列ワードに基づいて前置符号化を実行することに
より、かかるややこしさを避けている。
【0032】図6を参照すれば、8並列ビットワードを
入力する入力端子101は並並列(P/P)変換器10
2の入力端子と連結されている。P/P変換器102は
入力端子に入力される三つの直列8並列ビットワードよ
り構成されて連続する各々の群を三つの並列8並列ビッ
トディジタルワード、即ち24ビット情報ワードに変換
して前記変換されたワードを並列ビットの形態に出力端
子103を通じて出力する。
【0033】信号挿入部104はP/P変換器102の
出力端子103から並列ビットの形態に入力される各々
の24ビット情報ワードに1ビットディジタルワード付
加ビットを挿入する。前記信号挿入部は24ビット情報
ワードに付加ビットとして"0" ビットを挿入する" 0"
ビット挿入器 104.1と24ビット情報ワードに付加ビ
ットとして“1" ビットを挿入する“1”ビット挿入器
104.2より構成される。
【0034】このように得られた25ビット情報ワード
は出力端子105と107を通じてエンコーダー106
の前置符号器 106.1と 106.2に各々入力される。25ビ
ット情報ワードを25ビットチャネルワードに変換させ
るための前置符号器 106.1と106.2として2T前置符号
器を使用することが望ましい。これら2T前置符号器は
並列ビットワードの処理に適合であり、構成はアメリカ
特許第 5,142,421号に開示されたこととは相違である。
各々25個のXORゲートを有しているこれら前置符号
器 106.1と 106.2の構成は、信号挿入部104がエンコ
ーダー106に含まれている図8と図10を参照して詳
細に説明される。前置符号化のために以前に記録された
ビットに基づいて以後に記録されるビットが決定されな
ければならない。したがって、前置符号化時には初期化
ビットと、各チャネルワードを形成するために使用され
る連続されるビットのリップルスルー積分時間が要求さ
れる。しかしながら、これらビットのリップルスルー積
分のために前置符号化時に必要な時間は単にチャネルワ
ード間隔の一部に過ぎない。
【0035】第1信号変換部108の並直列(P/S)
変換器 108.1と 108.2は前置符号器106.1と 106.2の出
力端子109と111に各々連結されている。変換器 1
08.1と 108.2の出力端子の各々は時間補償器114の遅
延器 114.1と114.2 の入力端子と連結されている。変換
器 108.1と 108.2の各々は入力される各25並列ビット
チャネルワードを磁気記録媒体上に記録されるI−NR
ZI変調ビット率に出力される25直列ビットチャネル
ワードに変換する。
【0036】第2信号変換部110のP/S変換器 11
0.1と 110.2は前置符号器 106.1と 106.2から並列に入
力される25ビットチャネルワードの各々の奇数番目の
ビット桁(以下、奇数チャネルワードと称する)を直列
ビット形態に変換する。第3信号変換部112のP/S
変換器 112.1と 112.2は前置符号器 106.1と 106.2から
並列に入力される25ビットチャネルワードの各々の偶
数番目のビット桁(以下、偶数チャネルワードと称す
る)を直列ビットの形態に変換する。
【0037】時間補償部114の遅延器 114.1と 114.2
による固定遅延は、制御信号発生器116 が前置符号器 1
06.1と 106.2によりそれぞれ発生され、遅延器 114.1と
114.2により遅延されたチャネルワードのうち記録部1
20に選択されるチャネルワードを選択器118に知ら
せる制御信号を発生するにかかる時間を補償する。制御
信号発生器116においては、P/S変換器 110.1, 11
0.2, 112.1, 112.1 の各々の出力端子 117, 119, 121か
ら出力されるチャネルワード信号に基づいて第1,2,
3制御信号CS1,CS2,CS3が発生される。制御
信号発生器116から前置符号器 106.1と 106.2により
発生されたチャネルワードのうち、記録されるチャネル
ワードを決定する回路はP/S変換器 110.1から提供さ
れた奇数チャネルワードとP/S変換器 112.1から提供
された偶数チャネルワードを並列に処理し、さらに、P
/S変換器 110.2から提供された奇数チャネルワードと
P/S変換器 112.2から提供された偶数チャネルワード
を並列に処理する。このような並列処理過程は決定過程
を完了するために要求される時間と記録されるI−NR
ZI信号と同じビット率にクロック同期を通じて遂行さ
れる計算の数を半に減らす。したがって、計算過程は記
録されるI−NRZI信号の25/1ビット率毎に生じ
る直列ワードチャネルワードクロック間の時間間隔の半
分程度の時間のみに完了され得る。このような計算過程
に所要される時間とエンコーダー106の前置符号器 1
06.1と 106.2のリプルスルー積分に所要される時間とを
合算するとしてもチャネルワードクロック間の時間間隔
に達せず、これは制御信号発生器116内の積分器の再
初期化と、後続く直列ワードが前置符号器 106.1と106.
2にクロック同期時の実行されるリプルスルー積分の初
期化できる充分な時間となる。制御信号発生器116か
ら出力端子125と127を通じて出力される第1,2
制御信号CS1とCS2は各々の前置符号器 106.1と 1
06.2の制御端子に入力される。制御信号発生器116か
ら出力端子127を通じて出力される第3制御信号であ
るCS3は選択器118の選択制御端子に入力される。
【0038】第3制御信号CS3に応じて、選択器11
8はP/S変換器 108.1により提供された25直列ビッ
ト“正”情報チャネルワードとP/S変換器 108.2によ
り提供される25直列ビット“奇数”情報チャネルワー
ドのうち、意図の周波数特性にさらに近い値を有するチ
ャネルワードを選択し、選択されたワードを記録部12
0に移送する。
【0039】図6のディジタル信号記録装置においてリ
ダクションが生じる場合もある。前置符号器 106.1と 1
06.2が2T前置符号器であり、1ビット付加ビットが使
用されると、これら前置符号器から並列に出力される偶
数チャネルワードの該当ビット桁は同一である。したが
って、P/S変換器 112.1と 112.2のうちいずれか一つ
がなくてもよく、出力端子から制御信号発生器116に
提供される信号は変換器 112.1と 112.2のうち残ってい
るいずれか一つの出力端子から提供されることができ
る。前置符号器 106.1と 106.2が2T前置符号器であ
り、1ビット付加ビットが使用されると、これら前置符
号器から並列に出力される奇数チャネルワードの該当ビ
ット桁はビット相補的である。したがって、P/S変換
器 110.1と 110.2のうちいずれか一つがなくてもよく、
出力端子から制御信号発生器 116に提供される信号はそ
の代わりに変換器 110.1と 110.2のうち残っている変換
器の出力端子から出力される信号をビット相補して提供
され得る。
【0040】図7は本発明のディジタル信号記録装置の
他の実施例のブロック図である。図面において、同一参
照符号は図6の装置と同じ構成要素を示す。したがっ
て、同一構成と動作は説明を省略する。図7によれば、
第1信号変換部108の出力端子117′,119′,
121′,123′は変更された制御信号発生器11
6′の入力端子と連結されていて、図6の第2,3信号
変換部110と112は前記回路から除かれる。
【0041】図7の動作において、前置符号器 106.1か
ら出力される25並列ビット“正”情報チャネルワード
に反応して、第1信号変換部108のP/S変換器 10
8.3は出力端子117′を通じて制御信号発生器11
6′にチャネルワードの一番目のビットから13番目の
ビット(以下、リーディングビット群とする)を出力す
る。同時に、P/S変換器 108.3はこれらビットのうち
14番目のビットから20番目のビット(以下、トレー
リングビット群とする)を出力端子121′を通じて制
御信号発生器116′に出力する。
【0042】前置符号器 106.2から出力される25並列
ビット“負”情報チャネルワードに反応して第1信号変
換部108のP/S変換器 108.4は出力端子119′を
通じて制御信号発生器116′にチャネルワードの一番
目のビットから13番目のビット(以下、リーディング
群という)を出力する。同時に、P/S変換器 108.4は
これらビットのうち、14番目のビットから20番目の
ビット(以下、トレーリング群とする)を出力端子12
3′を通じて制御信号発生器116′に出力する。
【0043】変更された制御信号発生器116′は制御
信号発生器116と同一な一般的な計算を若干異なる順
に遂行し、変更された制御信号発生器116′に応じて
三角波発生器18、矩形波発生器38、そして正弦、余
弦波発生器も図4のフィルター回路で変更されなければ
ならない。ディジタルシステムデザイン分野の通常の技
術でこのような変更は実行されることができる。多様な
システム機能のうち、各サンプルの順次的な読み出し順
序は容易に変わるが、この発生器がROMを用いて実行
される時にさらに容易に変わる。
【0044】図8は図6に示された“0”ビット挿入器
104.1、前置符号器 106.1、そしてP/S変換器 108.
1, 110.1, 112.1のブロック図である。図8を参照する
と、“0”ビット挿入器 104.1は25個のラッチ 104.a
〜 104.yより構成される。“0”ビットはシステムクロ
ックCLOCK1とロード命令信号LOADにより最上
位ビットを貯蔵するラッチ 104.aに印加される。残りラ
ッチ 104.b〜 104.yはP/P変換部102の出力端子1
03から並列に出力される24ビット情報ワードを入力
する。
【0045】“0”ビット挿入器 104.1の詳細回路図で
ある図9に示されたように、前記25個のラッチの各々
は一つのDフリップフロップ、二つのANDゲートと一
つのORゲートとより構成されている。挿入器 104.1の
動作において、ロード命令信号がロジック“ハイ”な
ら、ラッチ 104a のデータ端子に印加された“0”ビッ
トとP/P変換部102から出力された24ビット情報
ワードがラッチされて各々のDフリップフロップのQ出
力から出力される。ロード命令信号がロジック“ロー”
なら、前記ラッチは各Dフリップフロップの出力を保
つ。
【0046】図6に示された前置符号器 106.1にあるX
ORゲート 106.a〜 106.yの第1入力端子の各々は0ビ
ット挿入器 104.1のラッチ 104.a〜104.y の各出力端子
と連結されている。XORゲート 106.aと 106.bの第2
入力はラッチ 106.3と106.4,104.yの各出力と連結され
ている。XORゲート 106.a〜 106.wの各出力はXOR
ゲート 106.c〜 106.yの第2入力と連結されている。X
ORゲート 106.xと 106.yの出力はラッチ 106.3と 10
6.4の各入力と連結されている。
【0047】前置符号器106の動作を説明する。先行
チャネルワードの二番目の最下位ビットと現在の25ビ
ットのチャネルワードの最上位ビット(ここでは、挿入
された“0”ビット)はXORゲート 106.aに入力され
る。先行チャネルワードの最下位ビットと現在の25ビ
ットチャネルワードの二番目の最上位ビット(ここで
は、入力データの一番目ビット)はXORゲート 106.b
に入力される。XORゲート 106.aの出力と入力データ
の二番目ビットはXORゲート 106.cに入力される。X
ORゲート106.b の出力と入力データの三番目ビットは
XORゲート 106.dに入力される。
【0048】XORゲート 106.e〜 106.yは25ビット
チャネルワードの残りデータを同一方法で前置符号化す
る。XORゲート 106.a〜 106.yの出力は前置符号器 1
06.1から並列に出力される25ビットチャネルワード
(前置符号化されたデータ)である。図10は前置符号
器 106.1のラッチ 106.3と 106.4の詳細回路図である。
図10を参照して、ロード信号がロジック“ハイ”な
ら、ゲートG8とG9を通じてDフリップフロップのデ
ータ端子に入力されたXORゲート 106.xの出力信号2
4は先行チャネルワードの二番目LSB24′としてシ
ステムクロックCLOCK1に応じて、図8のXORゲ
ート 106a の第2入力に印加される。同時にゲートG
2,G3,G5,G6を通じてDフリップフロップD1
のデータ端子に印加されたXORゲート 106.yの出力信
号25は先行チャネルワードのLSB25′としてシス
テムクロック信号CLOCK1に応じて、図8のXOR
ゲート 106.bの二番目入力端子に入力される。ロード命
令信号が“ロー”(であり、その信号が“ハイ”となる
までに)なら、DフリップフロップD1とD2のQ出力
が保たれる。
【0049】DフリップフロップD1の出力は図6に示
された制御信号発生器116の制御信号出力端子125
から提供される第1制御信号CS1の影響を受けるよう
になるので、第1制御信号CS1が“ハイ”なら、XO
Rゲート 106.yの出力25は何の変化なしにゲートG2
に出力される。第1制御信号CS1が“ロー”なら、X
ORゲート 106.yの出力は反転される。
【0050】例えば、XORゲート 106.yの出力25が
ロジック“ハイ”であり、第1制御信号CS1がロジッ
ク“ロー”なら、DフリッフフロップD1の出力は“ロ
ー”になる。第1制御信号CS1と出力25の両方が
“ハイ”はら、DフリップフロップD1の出力は“ハ
イ”となる。第1制御信号CS1がロジック“ハイ”な
ら、“正”情報チャネルワードが選択されることを意味
し、前置符号器 106.1のラッチ 106.3の初期値は不変で
ある。前記制御信号CS1がロジック“ロー”なら、
“負”情報チャネルワードが選択されることを意味し、
前置符号器 106.1のラッチ 106.3の初期値は反転され
る。
【0051】図8のP/S変換器 108.1はシステムクロ
ックと直列25ビットチャネルワードに応じて、XOR
ゲート 106.a〜 106.yの各出力を並列に入力して直列2
5ビットチャネルワードとして出力する。図8は25個
のラッチ 108.a〜 108.yより構成されたP/S変換器 1
08.1を示し、前記変換器は図11に詳細に示されてい
る。図11は二つのANDゲート、一つのORゲート、
一つのDフリップフロップより構成された各ラッチを示
す。
【0052】ロード命令信号がロジック“ハイ”なら、
Dフリップフロップの各々は前置符号器 106.1の該当X
ORゲートの出力を入力し、それを次に来る前記ビット
のラッチにある一番目のANDゲートの入力として提供
する。ロード命令信号がロジック“ロー”なら、各Dフ
リップフロップはロード命令信号が“ハイ”となるまで
にQ出力を保つ。最後の出力として直列25ビットチャ
ネルワードが出力端子113から提供される。
【0053】図7のP/S変換器 108.3はラッチ 108.a
の出力端子117′とラッチ 108.nの出力端子121′
が制御信号発生器116に連結されている点を除いては
図11のP/S変換器 108.1と同じ構成を有している。
図8のP/S変換器 110.1は13個のラッチ 110.a, 11
0.c, .., 110.yより構成されている。これら構成は図1
1に示されたP/S変換器 108.1の各ラッチと同一であ
る。同時に発生されるロード命令信号とクロック信号に
応答して奇数チャネルワードは(前置符号器 106.1から
並列に入力された) 25ビットチャネルワードから選択
され、これら13個の 110.a, 110.c,..., 110.yに並列
に乗せられることにより、13ビット奇数チャネルワー
ドはラッチ 110.aの出力端子117から直列に出力され
る。
【0054】図8のP/S変換器 112.1はラッチ 112.
b, 112.d, ... 112.xを有する。これらの構成は図11
に示されたP/S変換器 108.1のラッチと同一である。
同時に発生するロード命令信号とクロック信号に応答し
て偶数チャネルビットが(前置符号器 106.1から並列に
出力された) 25ビットチャネルワードから選択された
これら12個のラッチ 112.b, 112.d, ... 112.xに並列
に乗せられることにより、12ビット偶数チャネルワー
ドはラッチ 112.aの出力端子121から直列に出力され
る。
【0055】図12は図6に示された制御信号発生器1
16のブロック図であり、前記制御信号発生器には経路
0のユニット 116.1,経路1のユニット 116.2, 検出器
116.3, そして符号−算術マッパー 116.4〜 116.7が含
まれている。前記符号−算術マッパー 116.4は図6のP
/S変換器 110.1の出力端子 117から出力される1と0
を類似な振幅を有する正数値と負数値との間でスイッチ
され、直流値の伴われないNRZI変調算出値に変換し
て符号−算術マッパー 116.5の出力端子121′から出
力する。符号−算術マッパー116.6 は図6のP/S変換
器 110.2の出力端子119′から出力される1と0を類
似な振幅を有する正数値と負数値との間でスイッチさ
れ、直流値の伴われないNRZI変調算出値に変換して
符号−算術マッパー 116.6の出力端子119′から出力
する。符号−算術マッパー 116.7は図6のP/S変換器
110.2の出力端子123′から出力される1と0を類似
な振幅を有する正数値と負数値との間でスイッチされ、
直流値の伴われないNRZI変調算術値に変換して符号
−算術マッパー 116.6の出力端子123′から出力す
る。
【0056】経路0のユニット116.1 の第1,2入力端
子は符号−算術マッパー116.4 と 116.5の出力端子11
7′と121′に連結されている。経路1のユニット11
6.2のフリーセット信号出力端子137は経路0のユニ
ット116.1 のフリーセット入力端子に連結されている。
エラー信号e1を出力する経路0のユニット116.1 の出
力端子は検出器116.3 の第1入力端子と連結されてい
る。経路1のユニット116.2 の第1,2入力端子は符号
−算術マッパー116.6 と116.7 の各出力端子119′と
123′に連結されている。経路0のユニット116.1 の
フリーセット信号出力端子135は経路1のユニット11
6.2 のフリーセット入力と連結されている。エラー信号
e2を出力する経路1のユニット116.2 の出力端子は検
出器116.3の第2入力端子に連結されている。検出器11
6.3 の第1,2信号出力端子125と127は図6の前
置符号器106.1 と106.2 の各制御端子とユニット116.1
と116.2 の各制御端子に連結されている。第3制御信号
出力端子129は選択器118の選択制御端子に連結さ
れている。
【0057】図13は図12に示された制御信号発生器
にある経路0のユニット116.1 の詳細回路図である。経
路0のユニット116.1 の第1,2入力端子は、図12の
符号−算術マッパー116.4 と116.5 の各出力端子11
7′と121′に連結されている算術器122,12
4,134,138,146,150,158,174
の入力信号として使用されるI−NRZI変調を示す2
の補数を入力する。ユニット116.1 は、周波数0でノッ
チを形成すると共に二乗回路156を通じて25ビット
直列データストリームの周波数スペクトル上に所望の周
波数(ここではf1)にノッチを形成するための積分回
路122と124、二乗回路156を通じて所望の周波
数(ここではf2 )でノッチを形成するための積分器1
34,138,二乗回路188を通じてパイロット信号
(f1 )の周囲にディップを形成するための減算器15
8と174、二乗回路132,144,156,17
2,188の出力をを合算してエラー信号e1を発生す
るための加重合計回路190より構成されている。
【0058】出力端子117′から入力された奇数チャ
ネルワードと出力端子121′から入力された偶数チャ
ネルワードはそれぞれの積分回路122と124に予め
貯蔵されている値(先行25ビットチャネルワードのデ
ィジタル合計値)に加算される。積分回路122と12
4の各出力は加算器126で合算されて減算器130の
第1入力端子に出力される。
【0059】三角波発生器128はROMより構成さ
れ、所定の周波数(ここでは、f1 )を示し、三角波信
号の基本周波数成分に当たるチャネルワードの直列デー
タストリームのディジタル合算値(DSV)に当たる三
角波信号を発生する。前記ROMから発生された信号が
図14に示された周波数f1 (例えば、1/90T)の
三角波なら、8ビットデータ(例えば、90A乃至90
L)が図15に示されたROMテーブルで値0から16
を示す5ビットアドレスを用いて貯蔵される。減算器1
30は加算器126の出力から三角波発生器128の出
力を減算する。差値は二乗回路132で二乗計算され
て、加重合計回路190に印加される。三角波発生器1
28と減算器130は所望のパイロット信号を保つため
に必要な所定のディジタル合計から加算器126から出
力されるディジタル合計の外れを検出するための検出回
路を提供する。そして、二乗回路132はそのようなず
れエネルギーを計算する。これら計算はf=0Hz(即
ち、DC成分)で形成されるノッチと周波数f1 で形成
されるパイロット信号を実行するためである。
【0060】前記符号器106.1 により提供される“正”
情報チャネルワードのスペクトルにある周波数f2 (ω
2 /2π)でエネルギーのあるごとに、加重合計回路1
90に適用するために加数入力信号を発生することによ
り、前記周波数でノッチを形成させるために計算処理を
遂行する。これは次のように行われる。乗算器134は
奇数正弦信号0 sin ω2tと奇数チャネルワードを乗算
し、その結果値は積分回路136で積分される。乗算器
138は偶数正弦信号e sinω2tと偶数チャネルワー
ドを乗算し、その値は積分回路140で積分される。積
分回路136と140の積分結果は加算器142で合算
される。合計は二乗回路144で二乗計算され、その値
は加重合計回路190に印加される。
【0061】乗算器146は奇数余弦信号0 cos ω2t
と奇数余弦チャネルワードを乗算し、その値は積分回路
148で積分される。偶数チャネルワードと偶数余弦信
号e cos ω2tは乗算器150で乗算され、その値は積分
回路152で積分される。積分回路148と152の積
分結果を合算し、その合計は二乗回路156で二乗計算
され、その値は加重合計回路190に加数として出力さ
れる。
【0062】ROM(図示せず)は乗算器134と13
8に適用するために正弦信号入力を発生する。ROMに
貯蔵された正弦テーブルは奇数サンプル正弦テーブルと
偶数サンプル正弦テーブルとに分けられている。正弦信
号の波形が、例えば図16(A)に示されたように、周
波数f2 に1/60Tなら、正弦信号の一周期は60個
のアドレスに分けられ、サンプリングされた正弦信号の
振幅に当たるデータは正弦テーブルの各アドレスに貯蔵
される。前記サンプリングされた正弦信号の奇数アドレ
スに当たるデータは奇数サンプル正弦テーブルに貯蔵さ
れる。偶数サンプル正弦テーブルは前記サンプリングさ
れた正弦信号の偶数アドレスに当たるデータを貯蔵す
る。図16に示されたように、(点線で表示)ビットに
当たるポイントは25ビットチャネルワード周期にサン
プリングされた正弦信号の奇数アドレスや偶数アドレス
となる。図面において、文字EB(余分のビット)は
“0”ビットの挿入されたところ、即ち最上位ビットを
示す。同様に、乗算器146と150に入力された余弦
信号は奇数サンプル余弦テーブルと偶数サンプル余弦テ
ーブルを有しているROMにより発生されることができ
る。正弦信号と余弦信号が単一ROMにより発生される
ように設計されると、正弦信号に対して45°シフトさ
れ、該当値(余弦)が読み出される。
【0063】前置符号器106.1 により提供される“正”
情報チャネルワードの周波数スペクトルで周波数f
1 (ω1 /2π)の隣接部分にエネルギーがあるごと
に、加重合計回路190に適用するために加数入力信号
を発生することにより、前記部分にディップが導入され
る。これは次のように遂行される。減算器158は矩形
波発生器160により発生されたサンプリングされた矩
形波信号(図16(C))の奇数サンプルを奇数チャネ
ルワードから減算する。矩形波発生器160と減算器1
58には符号−算術マッパー 116.2で数値化してP/S
変換器110.1 から出力された" 正" 情報直列ビット奇数
チャネルワードの前記所定の矩形波からのずれを検出す
るための検出回路が提供されている。乗算器162は減
算器158の出力と奇数正弦信号0 sin ω2tと乗算
し、その値は積分回路164で積分される。乗算器16
6は減算器158の出力と奇数余弦信号0 cosin ω2t
と乗算し、その値は積分回路168で積分される。
【0064】減算器174は矩形波発生器176により
発生されたサンプリングされた矩形波信号の偶数サンプ
ルから偶数チャネルワードを減算する。矩形波発生器1
76と減算器174は符号−算術マッパー116.5 により
数値化し、P/S変換器112.1 から出力される" 正" 情
報直列ビット奇数チャネルワードの前記所定の矩形波か
らのずれを検出する検出回路を提供する。乗算器178
は減算器174の出力と偶数サンプル正弦信号0 sin
ω1tと乗算し、その値は積分回路180で積分される。
乗算器182は減算器174の出力と偶数サンプル余弦
信号0 cosinω1tとを乗算し、その値は積分回路18
4で積分される。
【0065】加算器170は積分回路164と180の
各々の出力を合算し、その値は二乗回路172により二
乗計算される。そして、その二乗値は加重合計回路19
0に印加される。加算器186は積分回路168と18
4の各出力を合算し、その値は二乗回路188により二
乗計算される。そして、その二乗値は加重合計回路19
0に印加される。次に、加重合計回路190は二乗回路
132,144,156,188の出力を合算してエラ
ー信号e1を発生させる。
【0066】図13に示された動作はユニット116.2 の
各積分回路( 図示せず) に入力される制御信号は第2制
御信号CS2であり、エラー信号e2はユニット116.2
の加重合計回路( 図示せず) から発生するという点を除
いては、図12の経路1のユニット116.2 の動作と類似
である。前置符号器106.1 と106.2 が2T形態の場合、
積分過程以前に経路0と経路1で処理される計算は、望
む限り、ハードウエアをある程度同一に備える場合、そ
の性質は同一になったエラー信号e1は、以後“正”情
報ワードを選択することにより形成される直列データス
トリームでDSVが所定のDSVからどの位外れるかを
示す。エラー信号e2は以後“負”情報ワードを選択す
ることにより形成される直列データストリームでDSV
が所定のDSVからどの位外れるかを示す。エラー信号
e1がエラー信号e2より小さければ、前置符号器106.
1 の“正”情報ワードが記録用として選択される。エラ
ー信号e2がエラー信号e1より小さければ、前置符号
器106.2 の“負”情報ワードが記録用として選択され
る。エラー信号e1とe2が同一であると、前置符号器
106.1 の“正”情報ワードを記録することが望ましい。
【0067】図12の検出器116.3 にはエラー信号e1
とe2のうちさらに小さい値を選択し、第3制御信号C
S3を出力する比較器が含まれている。前記比較器は、
通常的に被減数と減数として0ビット符号を有し、エラ
ー信号e1とe2を入力する2の補修減算器で形成さ
れ、差値の符号ビットは第3制御信号CS3として使用
される。第3制御信号CS3は第1,2制御信号CS1
とCS2のうち、いずれか一つがチャネルワード間隔の
末端と近い時間に発生するかを決定する。
【0068】図12の検出器116.3 から発生される第
1,2制御信号CS1とCS2に応じて、即ち、第1制
御信号CS1が“ハイ”であり、第2制御信号CS2が
“ロー”なら、経路0の各積分回路値がフリーセット出
力端子131を通じて図13に示されている経路1の各
該当積分回路122,124,136,140,14
8,152,164,182,184に貯蔵されている
値に代替されるようにエラー信号e1を有している経路
0が選択される。
【0069】図17(A)ないし図17(G)は図6ブ
ロックの動作波形図である。図17(A)は図17
(D)に示されたシステムクロックCLOCK1に応じ
てエンコーダー106から出力された“正”情報25直
列ビットチャネルワードを25直列ビットチャネルワー
ドに変換するための第1変換部108のP/S変換器10
8.1 の出力波形を示す。図17(B)はシステムクロッ
ク(図17(D))に応じて同期されたエンコーダ10
6から出力された“正”情報25直列ビットチャネルワ
ードを入力して選択された奇数チャネルワードのみ直列
に出力する第2変換部110のP/S変換器110.1 の出
力波形を示す。図17(C)はシステムクロックに応じ
て同期されたエンコーダー106から出力された“正”
情報25直列ビットチャネルワードを入力し、選択され
た偶数チャネルワードを直列に出力する第3変換部11
2のP/S変換器112.1 の波形を示す。
【0070】図17(E)、図17(F)、図17
(G)は制御信号発生器116から発生された第1,
2,3制御信号CS1,CS2,CS3を示す。第1,
2制御信号CS1とCS2は25ビット長さの周期の末
期に“ハイ”となる。第1,2制御信号CS1とCS2
はそれぞれ第1前置符号器106.1 と第2前置符号器106.
2 に出力される。第3制御信号CS3は選択器118に
出力される。第3制御信号CS3が“ハイ”なら、選択
器118は後続く25ビット長さ周期にかけて遅延器11
4.1 により遅延されたP/S変換器108.1 の出力を選択
する。第3制御信号CS3が“ロー”なら、選択器11
8は後続く25ビット長さ周期にかけて遅延器114.2 に
より遅延されたP/S変換器108.2 の出力を選択する。
【0071】したがって、データが時分割多重化されて
図17(B)と図17(C)に示された奇数チャネルワ
ードと偶数チャネルワードになると、たとえ図13に示
された制御信号発生器の積分回路、乗算器、二乗回路に
より遅延されるとしても、チャネルワード当たり25シ
ステムクロックの期間に比して少なくとも12個のシス
テムクロックが制御信号を計算するに所要される時間で
減少される。データが時分割多重化されてリーディン
グ、トレーリング群となると、制御信号を計算するに要
求される時間で前記と類似な時間の節減が生じる。この
ようになると、一つの出力、即ちP/S変換器108.1 と
108.2 の出力から所望のスペクトルエネルギーを有する
出力を選択するために実時間に制御信号が発生されるよ
うになる。
【0072】図18は図12に示された経路0の他の詳
細回路図であり、図13の経路回路でなされるリダクシ
ョンを示す。図13で点線で示された二つの積分回路1
22と124、一つの加算器126は図18では一つの
加算器192と一つの積分回路194よりなるさらに簡
単な等価回路に代替される。図13で点線で示された二
つの積分回路136と、140、そして一つの加算器1
42は、図18では一つの加算器206と一つの積分回
路208よりなるさらに簡単な等価回路に代替される。
図13で点線で示された二つの積分回路148と15
2、そして一つの加算器154は図18における一つの
加算器216と一つの積分回路218よりなるさらに簡
単な等価回路に代替される。図13で点線で示された二
つの積分回路164と180、そして一つの加算器15
4は、図18における一つの加算器230と一つの積分
回路232よりなるさらに簡単な等価回路に代替され
る。図13で点線で示される二つの積分回路168と1
84、そして一つの加算器186は図18の一つの加算
器244と一つの積分回路246よりなるさらに簡単な
等価回路に代替される。前置符号器106.1 と106.2 が2
Tの形態なら、積分処理の過程以前の経路0と経路1で
遂行される計算過程は、ある程度同一なハードウエアを
使用する場合、その性質面において類似である。
【0073】図19は前置符号器から出力された直列ビ
ットワードがディジタル記録時、常用されるビット率の
1倍数ビット率に直列ビットフォーマットに変換される
本発明の他の実施例によるディジタル信号記録装置を示
す。図6と同様の構成要素には同じ参照番号が示され、
その構成要素の動作は省略する。エンコーダー106か
ら並列に出力される25ビットチャネルワードをシステ
ムクロックCLOCK1周波数の2倍の周波数を有する
第2クロックCLOCK2により直列25ビットチャネ
ルワードに変換する第2変換器310を除いては、図1
9の構成は図6の構成と同様である。第2変換器310
は図6のエンコーダー106から出力される25並列ビ
ットチャネルワードの奇数チャネルワードを直列ビット
チャネルワードに変換する第2変換器110とエンコー
ダー106から出力される25並列ビットチャネルワー
ドの偶数チャネルワードを直列ビットチャネルワードに
変換する第3変換器112を代替する。
【0074】図19の動作は図20(A)乃至図20
(D)を参照して説明する。図19において、P/P変
換部102、信号挿入部104、エンコーダー106、
そして第1変換器108の詳細な構成と動作は図8ない
し図11のものと同一である。図20(A)は第1P/
S変換部108のP/S変換器108.1 の出力波形を示す
図面であり、前記第1P/S変換器108.1 は(前置符号
器106.1 から出力された)25並列ビット“正”情報チ
ャネルワードを25直列ビット“正”情報チャネルワー
ドに変換する。
【0075】図20(B)は第1変換部108の直列ビ
ット信号がクロック同期される第1クロック信号CLO
CK1を示す。図20(C)は(前記符号器106.1 から
出力された)25並列ビット“正”情報チャネルワード
をP/S変換器108.1 から出力された25直列ビットチ
ャネルワードの2倍のビット率に出力される25直列ビ
ットチャネルワードに変換する第2変換部のP/S変換
器310.1 の出力波形を示す。
【0076】図20(D)は第2変換器310の直列ビ
ット信号がクロック同期される第2クロック信号CLO
CK2を示す。図19のディジタル信号記録装置におい
て、制御信号発生器116′では第2クロック信号に応
じて時間が半分に節減されて25並列ビットチャネルワ
ードの元の周期の半分に当たる第2変換部310の出力
を入力する。時間縮約された“正”情報25直列ビット
チャネルワードの周波数成分と並列に出力された“負”
情報25直列ビットチャネルワードの周波数成分は図1
3や図18に示されたものと類似な制御信号発生器11
6′の積分回路、乗算器、二乗回路の計算処理に導入さ
れた遅延にも係わらず、一つの25並列ビットチャネル
ワードの間隔内で比較される。したがって、所望のチャ
ネルの25並列ビットチャネルワードを選択するための
制御信号はチャネルワードのパイプライン処理と遊離さ
れる必要なく発生され得る。一般的に2倍の時間縮約で
も充分であり、かつ、それが望ましい。その理由は、
2:1比率のクロック信号は簡単なカウンター回路を使
用して容易に発生されることができ、クロッキング率を
倍加しても必ずしも高クロック率が要求されないからで
ある。
【0077】前記本発明の実施例以外の他の実施例もデ
ィジタルテープレコーダー設計分野で通常の知識があ
り、前記の説明を理解する者により施されうることは明
白である。具体的な一例として、第1変換部108の以
後に、選択器118に印加される前置符号器106.1 と10
6.2 の出力信号を遅延させるための時間補償部114は
本発明のように固定遅延器をもっても可能であり、図6
に示されたように、時間補償が2T前置符号器106.1 と
106.2 のチャネルワードをP/S変換器108.1 と108.2
へのラッチを遅延することにより、少なくとも部分的に
なされ得る。より具体的な例として、本発明の他の実施
例において、選択器118に印加された前置符号器106.
1 と106.2 の出力信号の遅延は第1変換部108の以後
よりは以前に(即ち、それぞれのワードラッチにより)
なされる。本発明のさらに他の実施例においては、前置
符号器106.1 と106.2 の出力信号中からいずれか一つを
選択する過程は前記信号が依然として25並列ビットフ
ォーマットを取って記録用として直列ビットフォーマッ
トがチャネルワードの選択の完了された後にまで延期さ
れた状態でなされる。
【0078】図13の三角波発生器は発生器128によ
り発生された三角波を補償する三角波を発生する三角波
発生器により代替されることができ、減算器130は動
作の変化なしに加算器に代替されることができる。図1
3の矩形波発生記160と176は発生器160と17
6により発生される矩形波と相補的な矩形波を発生する
矩形波発生器により代替されることができ、減算器15
8と174は動作の変化なしに各々の加算器により代替
され得る。図4と図7に示された制御発生器の部分に類
似な変更を加えることができる。
【0079】ずれ値を二乗することなく、絶対値から外
れたエネルギーを検出する方法はディジタル考案者に知
られており、その方法を使用する回路は図13と図18
に示された二乗回路と同一である。3T或いはそれ以上
のTでも係わらないT形態の前置符号器106.1 と106.2
が使用される本発明の実施例も考案され得る。
【0080】
【発明の効果】I−NRZI変調を用いてディジタル信
号装置において、チャネルワードを発生し、そのうち一
つを記録用として選択するための並列ビット前置符号化
を用いると、間欠的な記入動作及び間欠的な読み出し動
作を遂行するバッファー記憶装置が不要となる。また、
前置符号器は各チャネルワードを形成するために交代に
連続されるビットをリプルスルー積分して加速的に前置
符号化する。二つの前置符号器はI−NRZI変調のた
めのシステムクロック率より因子(n+1)よりさらに
遅いチャネルワード率に(n+1)並列ビットチャネル
ワードを発生させる。このようになると、各チャネルワ
ードの間隔中に二つの前置符号器に発生されたチャネル
ワード中の一つを記録用として選択する決定過程を遂行
するに余分の時間が生じる。また、チャネルワードの選
択されない前置符号器に貯蔵された前置符号情報はチャ
ネルワードの選択された前置符号器に貯蔵された前置符
号情報と一致されるように変更させる後続く更新過程を
完了するにも余分の時間が生じるようになる。前置符号
器の並列ビットチャネルワードはシステムクロックと同
一なビット率に記録されるように直列形態に変換され
る。結局、更新過程を適時に実行するための信号を提供
するために、前置符号器の並列ビットチャネルワードは
システムクロックよりはるかに高い効果的なビット率に
直列ビットフォーマットに変換され得る。
【図面の簡単な説明】
【図1】磁気記録媒体の隣接した平行トラック上にチャ
ネルワードの直列データストリームを記録するパターン
を示す。
【図2】(A)〜(C)は図1に示されたパターンの周
波数スペクトルを示す。
【図3】アメリカ特許第 5,142,421号に開示された従来
のディジタル信号記録装置のブロック図である。
【図4】図3に示されたディジタル信号記録装置に使用
される改善された制御信号発生器の一部の詳細回路図で
ある。
【図5】図4に示された制御信号発生器から発生される
制御信号により選択されたチャネルワードの直列データ
ストリームパターンの周波数スペクトルのうち一つを示
す。
【図6】本発明の一実施例によるディジタル信号記録装
置のブロック図である。
【図7】本発明の他の実施例によるディジタル信号記録
装置のブロック図である。
【図8】図6のディジタル信号記録装置の一部の詳細ブ
ロック図である。
【図9】図8に示された0ビット挿入器の詳細回路図で
ある。
【図10】図8に示された2T前置符号器の詳細回路図
である。
【図11】図8に示された並直列変換器の詳細回路図で
ある。
【図12】図6のディジタル信号記録装置に使用される
制御信号発生器のブロック図である。
【図13】図12に示された制御信号発生器の一部であ
る経路0の詳細回路図である。
【図14】図13に示された三角波発生器から発生され
る信号の波形図である。
【図15】前記三角波発生器の実行のためにROMに貯
蔵されたデータテーブルを示す。
【図16】(A)〜(C)は図13に使用された正弦波
信号と矩形波信号を示す。
【図17】(A)〜(G)は図6に示されたブロックの
動作波形図である。
【図18】図13とは異なる方法で構成された図6の制
御信号発生器の一部である経路0の詳細回路図である。
【図19】本発明のさらに他の実施例によるディジタル
信号記録装置を示す。
【図20】(A)〜(D)は図19に示されたブロック
の動作波形図である。
【符号の説明】
102 P/P(8/24) 104.1 “0”ビット挿入器 104.2 “1”ビット挿入器 106.1,106.2 前置符号器 108.1,108.2 P/S(25/1) 110.1,110.2 P/S(13/1) 112.1,112.2 P/S(12/1) 114.1,114.2 遅延器 116 制御信号発生器 118 選択器 120 レコーダー

Claims (33)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 記録媒体の平行トラック上に変調された
    ディジタル信号を記録するためのレコーダーと、 nビットの情報ワードを直列に入力する入力端子と、 “0”ビットを前記入力された各nビット情報ワードに
    挿入し、(n+1)並列ビットの“正”情報ワードをシ
    ステムクロック率より因子(n+1)ほどさらに遅い情
    報ワード率に発生する回路と、 “1”ビットを前記入力された各nビット情報ワードに
    挿入し、(n+1)並列ビット“負”情報ワードを前記
    情報ワード率に発生し、前記(n+1)並列ビット
    “負”情報ワードは前記(n+1)並列ビット“正”情
    報ワードと前記同一nビット情報ワードで同時に発生す
    る回路と、 前記システムクロック率より因子(n+1)ほどさらに
    遅いチャネルワード率に発生される該当“正”情報(n
    +1)並列ビットチャネルワードに変換されるように各
    (n+1)並列ビット“正”情報ワードを符号化する第
    1前置符号器と、 前記チャネルワード率に発生される該当“負”情報(n
    +1)並列ビットチャネルワードに変換されるように各
    (n+1)並列ビット“負”情報ワードを符号化する第
    2前置符号器と、 制御信号に反応して前記システムクロック率で直列ビッ
    トの形態に前記レコーダーに出力する信号を選択する選
    択器スイッチと、前記システムクロック率に直列記録す
    るために、前記選択器スイッチにより発生される(n+
    1)並列ビットチャネルワードを直列ビットの形態に変
    換することにより第1並直列変換結果を発生する第1並
    直列変換手段より構成され、同時に発生される一対の
    (n+1)並列ビットチャネルワードのうち、記録され
    るチャネルワードを選択する選択手段を含む前記システ
    ムクロック率に直列記録するために、同時に発生する
    “正”情報(n+1)並列ビットチャネルワードと
    “負”情報(n+1)並列ビットチャネルワードのうち
    一つを選択する手段と、 同時に発生する(n+1)並列ビットチャネルワードの
    一対のうち少なくとも一つを直列ビットの形態に変換す
    ることにより第2並直列変換結果を発生する第2並直列
    変換手段と、 前記磁気記録媒体上の平行トラックのうち現在記録され
    ているトラックの所定のスペクトル応答を選択しNRZ
    Iフォーマットで記録される場合、前記所定のスペクト
    ル応答から前記第1,2前置符号器において最も新たに
    発生された“正”,“負”情報(n+1)並列ビットチ
    ャネルワードのそれぞれのスペクトル応答のずれ程度を
    前記第2並直列変換結果を用いて決定し、前記“正”,
    “負”情報(n+1)並列ビットチャネルワードのう
    ち、前記所定のスペクトル応答とのずれが最も少ないス
    ペトクル応答を有するチャネルワードを示す制御信号を
    発生するために、前記第1,2前置符号器により最も新
    たに発生された“正”,“負”情報(n+1)並列ビッ
    トチャネルワードに対するそれぞれのずれ結果の振幅を
    比較する制御信号発生器とより構成されたディジタル信
    号記録装置。
  2. 【請求項2】 前記第1前置符号器は各(n+1)並列
    ビット“正”情報ワードを1T符号化する第1 aT符
    号器より構成され、前記第2前置符号器は各(n+1)
    並列ビット“正”情報ワードをaT符号化する第2 a
    T符号器より構成され、前記ディジタル信号記録装置
    は、 前記制御信号発生器が前記所定のスペクトル応答との外
    れが最も少ないスペクトル応答を有しているチャネルワ
    ードが前記“正”情報(n+1)ビットチャネルワード
    であることを示す際、前記第1前置符号器により持続さ
    れるaT符号化の条件と同一な条件を第2前置符号器に
    より持続されるaT符号化に設定する回路と、 前記制御信号発生器が前記所定のスペクトル応答との外
    れが最も少ないスペクトル応答を有しているチャネルワ
    ードが前記“負”情報(n+1)ビットチャネルワード
    であることを示す際、前記第2前置符号器により持続さ
    れるaT符号化の条件と同一な条件を第1前置符号器に
    より持続されるaT符号化に設定する回路とをさらに含
    むことを特徴とする請求項1記載のディジタル信号記録
    装置。
  3. 【請求項3】 前記制御信号発生器は、 所定のディジタル合計値を発生する回路と、 前記第1,2ずれ結果の差に応じて前記制御信号を発生
    する比較器と、 第1検出結果を得るために前記第2並直列変換手段から
    現在出力される前記第2並直列変換結果において記録の
    目的として以前に選択されたチャネルワードと後続くビ
    ットチャネルワードとのディジタル合計値が前記所定の
    ディジタル合計値からずれることを検出する第1検出回
    路と、 前記第1ずれ結果に含ませるために前記第1検出結果を
    計算する回路と、 第2検出結果を得るために前記第2並直列変換手段から
    現在出力される前記第2並直列変換結果において記録の
    目的として以前に選択されたチャネルワードと後続くビ
    ットチャネルワードとのディジタル合計値が前記所定の
    ディジタル合計値からずれることを検出する第2検出回
    路と、 前記第2ずれ結果に含ませるために前記第2検出結果を
    計算する回路とをさらに含むことを特徴とする請求項2
    記載のディジタル信号記録装置。
  4. 【請求項4】 前記制御信号発生器は、ノッチ周波数の
    正弦波システム関数サンプルと前記ノッチ周波数の余弦
    波システム関数サンプルとを発生する回路と、 第1群の積を発生するために、“正”情報チャネルワー
    ドを示す前記第2並直列変換手段により現在出力される
    前記第2並直列変換結果のビットと前記ノット周波数の
    正弦波関数の各サンプルとを乗算する第1乗算手段と、 前記第1群の積を合算することにより第1合算結果を発
    生する第1合算回路と、 前記第1ずれ結果に含ませるために前記第1合算結果の
    エネルギーを計算する回路と、 第2の群の積を発生するために、“正”情報チャネルワ
    ードを示す前記第2並直列変換手段により現在出力され
    る前記第2並直列変換結果のビットと前記ノット周波数
    の余弦波関数の各サンプルとを乗算する第2乗算手段
    と、 前記第2群の積を合算することにより第2合算結果を発
    生する第2合算回路と、 前記第1ずれ結果に含ませるために前記第2合算結果の
    エネルギーを計算する回路と、 第3群の積を発生するために、“負”情報チャネルワー
    ドを示す前記第2並直列変換手段により現在出力される
    前記第2並直列変換結果のビットと前記ノット周波数の
    正弦波関数の各サンプルとを乗算する第3乗算手段と、 前記第3群の積を合算することで第3合算結果を発生す
    る第3合算回路と、 前記第2ずれ結果に含ませるために前記第3合算結果の
    エネルギーを計算する回路と、 第4群の積を発生するために、“負”情報チャネルワー
    ドを示す前記第2並直列変換手段により現在出力される
    前記第2並直列変換結果のビットと前記ノット周波数の
    余弦波関数の各サンプルとを乗算する第4乗算手段と、 前記第4群の積を合算することにより第4合算結果を発
    生する第4合算回路と、 前記第2ずれ結果に含ませるために前記第4合算結果の
    エネルギーを計算する回路と、 “正”情報チャネルワードが記録用として選択される度
    毎に前記第3,4合算結果を前記第1,2合算結果に一
    致させる回路と、 “負”情報チャネルワードが記録用として選択される度
    毎に前記第1,2合算結果を前記第3,4合算結果に一
    致させる回路とをさらに含むことを特徴とする請求項3
    記載のディジタル信号記録装置。
  5. 【請求項5】 前記所定のディジタル合計値は前記平行
    なトラックのうち第1所定のスペクトル応答を有する第
    1トラックを記録する間は第1周波数の三角波システム
    関数であることを特徴とする請求項3記載のディジタル
    信号記録装置。
  6. 【請求項6】 前記所定のディジタル合計値は前記平行
    なトラックのうち第2の所定のスペクトル応答を有する
    第2トラックを記録する間は第2周波数の三角波システ
    ム関数であり、前記所定のディジタル合計値は前記平行
    なトラックのうち第0所定のスペクトル応答を有する第
    1,2トラック以外のトラックを記録する間は0である
    ことを特徴とする請求項5記載のディジタル信号記録装
    置。
  7. 【請求項7】 前記制御信号記録装置は、 第2周波数の正弦波システム関数のサンプルと前記第2
    周波数の余弦波システム関数のサンプルとを発生する回
    路と、 第1群の積を発生するために、“正”情報チャネルワー
    ドを示す前記第2並直列変換手段により現在出力される
    前記第2並直列変換結果のビットと第1積関数の各サン
    プルとを乗算し、前記第1積関数のサンプルは前記第1
    平行トラックを記録する間は前記第2周波数の前記正弦
    波関数のサンプルに当たる第1乗算手段と、 前記第1群の積を合算することにより第1合算結果を発
    生する第1合算回路と、 前記第1ずれ結果に含ませるために前記第1合算結果の
    エネルギーを計算する回路と、 第2群の積を発生するために、“正”情報チャネルワー
    ドを示す前記第2並直列変換手段により現在出力される
    前記第2並直列変換結果のビットと第2積関数の各サン
    プルとを乗算し、前記第2積関数のサンプルは前記第1
    平行トラックを記録する間は前記第2周波数の前記余弦
    波関数のサンプルに当たる第2乗算手段と、 前記第2群の積を合算することにより第2合算結果を発
    生する第2合算回路と、 前記第1ずれ結果に含ませるために前記第2合算結果の
    エネルギーを計算する回路と、 第3群の積を発生するために、“負”情報チャネルワー
    ドを示す前記第2並直列変換手段により現在出力される
    前記第2並直列変換結果のビットと第1積関数の各サン
    プルとを乗算する第3乗算手段と、 前記第3群の積を合算することにより第3合算結果を発
    生する第3合算回路と、 前記第2ずれ結果に含ませるために前記第3合算結果の
    エネルギーを計算する回路と、 第4群の積を発生するために、“負”情報チャネルワー
    ドを示す前記第2並直列変換手段により現在出力される
    前記第2並直列変換結果のビットと第2積関数の各サン
    プルとを乗算する第4乗算手段と、 前記第4群の積を合算することにより第4合算結果を発
    生する第4合算回路と、 前記第2ずれ結果に含ませるために前記第4合算結果の
    エネルギーを計算する回路と、 “正”情報チャネルワードが記録用として選択される度
    毎に前記第3,4合算結果を前記第1,2合算結果に一
    致させる回路と、 “負”情報チャネルワードが記録用として選択される度
    毎に前記第1,2合算結果を前記第3,4合算結果に一
    致させる回路とをさらに含むことを特徴とする請求項6
    記載のディジタル信号記録装置。
  8. 【請求項8】 前記制御信号発生器は、 前記第1周波数の正弦波システム関数のサンプルと前記
    第1周波数の余弦波システム関数のサンプルを発生し、
    前記第1積関数のサンプルは前記第2平行トラックを記
    録する間は前記第1周波数の前記正弦波システム関数に
    当たり、前記第2積関数のサンプルは前記第2平行トラ
    ックを記録する間は前記第1関数の前記余弦波システム
    関数のサンプルに当たる回路をさらに含むことを特徴と
    する請求項7記載のディジタル信号記録装置。
  9. 【請求項9】 前記制御信号発生器は、 所定の矩形波システム関数のサンプルを発生し、前記所
    定の矩形波システム関数は前記第1トラックの記録時に
    は前記第1周波数を有し、前記第2トラックの記録時に
    は前記第2周波数を有する回路と、 前記“正”情報チャネルワードのビットが前記所定の矩
    形波システム関数からずれることを示す第3検出結果を
    発生するために、前記第2並直列変換手段により現在出
    力される前記第2並直列変換結果のビットが前記所定の
    矩形波システム関数からずれることを検出する第3検出
    回路と、 前記“負”情報チャネルワードのビットが前記所定の矩
    形波システム関数からずれることを示す第4検出結果を
    発生するために、前記第2並直列変換手段により現在出
    力される前記第2並直列変換結果のビットが前記所定の
    矩形波システム関数からずれることを検出する第4検出
    回路と、 第5群の積を発生するために、前記第3検出結果のビッ
    トと第3積関数の各サンプルとを乗算し、前記第3積関
    数のサンプルは前記第1平行トラックを記録する間は前
    記第1周波数の前記正弦波システム関数のサンプルに当
    たり、前記第2平行トラックを記録する間は前記第2周
    波数の前記正弦波システム関数のサンプルに当たる第5
    乗算手段と、 前記第5群の積を合算することにより第5合算結果を発
    生するための第5合算回路と、 前記第1ずれ結果に含ませるために前記第5合算結果の
    エネルギーを計算する回路と、 第6群の積を発生するために、前記第3検出結果のビッ
    トと第4積関数の各サンプルとを乗算し、前記第4積関
    数のサンプルは前記第1平行トラックを記録する間は前
    記第1周波数の前記余弦波システム関数のサンプルに当
    たり、前記第2平行トラックの記録時には前記第2周波
    数の前記余弦波システム関数のサンプルに当たる第6乗
    算手段と、 前記第6群の積を合算することにより第6合算結果を発
    生するための第6合算回路と、 前記第1ずれ結果に含ませるために前記第6合算結果の
    エネルギーを計算する回路と、 第7群の積を発生するために前記第4検出結果のビット
    と第3積関数の各サンプルとを乗算する第7乗算手段
    と、 前記第7群の積を合算することにより第7合算結果を発
    生するための第7合算回路と、 前記第2ずれ結果に含ませるために前記第7合算結果の
    エネルギーを計算する回路と、 第8群の積を発生するために前記第4検出結果のビット
    と第4積関数の各サンプルとを乗算する第8乗算手段
    と、 前記第8群の積を合算することにより第8合算結果を発
    生するための第8合算回路と、 前記第2ずれ結果に含ませるために前記第8合算結果の
    エネルギーを計算する回路と、 “正”情報チャネルワードが記録用として選択される度
    毎に前記第7,8合算結果を前記第5,6合算結果に一
    致させる回路と、 “負”情報チャネルワードが記録用として選択される度
    毎に前記第5,6合算結果を前記第7,8合算結果に一
    致させる回路とをさらに含むことを特徴とする請求項8
    記載のディジタル信号記録装置。
  10. 【請求項10】 前記第2並直列変換手段は、前記シス
    テムクロック比率に前記“正”情報(n+1)並列ビッ
    トのチャネルワードを前記制御信号発生器に提供される
    最小限2以上の正数である複数m個の各直列ビットのチ
    ャネルワードに変換し、前記システムクロック比率に前
    記“負”情報(n+1)並列ビットのチャネルワードを
    前記制御信号発生器に提供されるm個の各直列ビットの
    チャネルワードに変換することを特徴とする請求項1記
    載のディジタル信号記録装置。
  11. 【請求項11】 前記mは2であることを特徴とする請
    求項10記載のディジタル信号記録装置。
  12. 【請求項12】 前記第2並直列変換手段は前記“正”
    情報と“負”情報(n+1)並列ビットのチャネルワー
    ドをそれぞれの(n+1)直列ビットのチャネルワード
    に変換し、前記各チャネルワードは前記システムクロッ
    ク比率よりはるかに高い第2クロック率に前記制御信号
    発生器に出力されることを特徴とする請求項1記載のデ
    ィジタル信号記録装置。
  13. 【請求項13】 前記第2クロック率は前記システムク
    ロック率の倍数であることを特徴とする請求項12記載
    のディジタル信号記録装置。
  14. 【請求項14】 前記第2クロック率は前記システムク
    ロック率の2倍であることを特徴とする請求項13記載
    のディジタル信号記録装置。
  15. 【請求項15】 連続的に出力されるnビットの情報ワ
    ードをそれぞれ該当(n+1)ビットのチャネルワード
    に変換し、前記変換されたワードをディジタル情報とし
    て磁気記録媒体上の平行トラック中の一つに記録する装
    置において、 前記連続的に提供されるnビット情報ワードを並列ビッ
    トの形態に入力する入力端子と、 “1”ビットを前記入力されたnビット情報ワードに挿
    入し、前記システムクロック率より因子(n+1)ほど
    さらに遅い情報ワード率に(n+1)並列ビット“負”
    情報ワードを発生し、前記(n+1)並列ビット“負”
    情報ワードは前記nビット情報ワードのうち同一な情報
    ワードから発生される前記(n+1)並列ビット“正”
    情報ワードと同時に出力される回路と、 各(n+1)並列ビット“正”情報ワードを前記システ
    ムクロック率より因子(n+1)ほどさらに遅いチャネ
    ルワード率に発生される該当“正”情報(n+1)並列
    ビットのチャネルワードに変換するために符号化する第
    1前置符号器と、 各(n+1)並列ビット“負”情報ワードを前記チャネ
    ルワード率に発生される該当“負”情報(n+1)並列
    ビットチャネルワードに変換するために符号化する第2
    前置符号器と、 第1前置符号器から出力される前記“正”情報(n+
    1)並列ビットのチャネルワードをそれぞれ一対の
    “正”情報分割チャネルワードに分割し、前記分割され
    たチャネルワードを前記システムクロックに応じてクロ
    ック同期された直列ビットに変換する第1時分割マルチ
    プレクサと、 第2前置符号器から出力される前記“負”情報(n+
    1)並列ビットのチャネルワードをそれぞれ一対の
    “負”情報分離チャネルワードに分割し、前記分割され
    たチャネルワードを前記システムクロックに応じてクロ
    ック同期された直列ビットに変換する第2時分割マルチ
    プレクサと、 前記磁気記録媒体上の平行トラックのうち現在記録され
    ているトラックの所定のスペトクル応答を選択し、前記
    所定のスペクトル応答から各対の直列ビット分割チャネ
    ルワードのスペクトル応答のずれ程度を決定してそれぞ
    れのずれ結果を求め、前記“正”情報、“負”情報(n
    +1)ビットのチャネルワードのうち前記所定のスペト
    クル応答からずれ程度が最も少ないスペクトル応答を有
    するチャネルワードを選択する制御信号の発生のため
    に、同時に発生される前記各ずれ結果の振幅を比較して
    意図したパターンを時間関数として示すために前記(n
    +1)ビットチャネルワードのうち選択されたチャネル
    ワードのディジタル合計値を制御する制御信号発生器
    と、 前記磁気記録媒体上の平行トラックのうち現在記録され
    ているトラックに、前記制御信号発生器の前記制御信号
    に反応して前記第1,2前置符号器から並列に出力され
    るチャネルワードのうち前記所定のスペクトル応答のず
    れ程度が最も少ないチャネルワードが選択される(n+
    1)並列ビットを前記システムクロックに応じて同期さ
    れた直列ビットチャネルワードとして記録する記録手段
    とより構成されることを特徴とするディジタル信号記録
    装置。
  16. 【請求項16】 前記記録手段は、 前記制御信号発生手段の前記制御信号に反応して記録用
    として選択される前記第1,2前置符号器の各(n+
    1)並列ビットのチャネルワードを前記システムクロッ
    クに応じてビット率に記録されるように(n+1)直列
    ビットのチャネルワードに変換する並直列信号変換装置
    を含むことを特徴とする請求項15記載のディジタル信
    号記録装置。
  17. 【請求項17】 前記記録手段は、 前記第1前置符号器から現在出力される前記各“正”情
    報(n+1)並列ビットのチャネルワードを前記システ
    ムクロック信号に応じて発生されるビットを有する
    “正”情報(n+1)直列ビットのチャネルワードに変
    換する第1並直列変換器と、 前記第2前置符号器から現在出力される前記各“負”情
    報(n+1)並列ビットのチャネルワードを前記システ
    ムクロック信号に応じて発生されるビットを有する各
    “負”情報(n+1)直列ビットのチャネルワードに変
    換する第2並直列変換器と、 前記制御信号に反応して前記磁気記録媒体上の平行トラ
    ックのうち現在記録されているトラックに記録するため
    に、現在発生される前記“正”情報、“負”情報(n+
    1)直列ビットのチャネルワードのうち前記所定のスペ
    クトル応答においてずれが最も少ないチャネルワードを
    選択する選択器スイッチとより構成されることを特徴と
    する請求項15記載のディジタル信号記録装置。
  18. 【請求項18】 前記第1前置符号器は各(n+1)並
    列ビット“正”情報ワードを2T符号化するために第1
    2T符号器より構成され、前記第2前置符号器は各
    (n+1)並列ビット“負”情報ワードを2T符号化す
    るために第22T符号器より構成され、前記ディジタル
    信号記録装置は、 前記制御信号発生器が前記所定のスペクトル応答との外
    れが最も少ないスペクトル応答を有しているチャネルワ
    ードが前記“負”情報(n+1)ビットチャネルワード
    であることを示す際、前記第2前置符号器により持続さ
    れる2T符号化の条件と同一な条件を第1前置符号器に
    より持続される2T符号化に設定する回路と、 前記制御信号発生器が前記所定のスペクトル応答との外
    れが最も少ないスペクトル応答を有しているチャネルワ
    ードが前記“正”情報(n+1)ビットチャネルワード
    であることを示す時、前記第1前置符号器により持続さ
    れる2T符号化の条件と同一な条件を第2前置符号器に
    より持続される2T符号化に設定する回路とをさらに含
    むことを特徴とする請求項15記載のディジタル信号記
    録装置。
  19. 【請求項19】 前記制御信号発生器は、前記第1,2
    時分割マルチプレクサから直列ビットの形態に入力され
    る前記分割チャネルワードに応答して、前記磁気記録媒
    体上のトラックのうち現在記録されているトラックに記
    録されるチャネルワードを前記第1,2 2T前置符号
    器から選択するための制御信号を発生し、さらに前記第
    1前置符号器の初期化回路と前記第2前置符号器の初期
    化回路のための制御信号を発生することを特徴とする請
    求項18記載のディジタル信号記録装置。
  20. 【請求項20】 前記第1時分割マルチプレクサは前記
    第1前置符号器から現在出力される前記“正”情報(n
    +1)並列ビットのチャネルワードのそれぞれを直列ビ
    ット奇数、偶数“正”情報チャネルワードに分割し、前
    記第2時分割マルチプレクサは前記第2前置符号器から
    現在出力される前記“負”情報(n+1)並列ビットの
    チャネルワードのそれぞれを直列ビット奇数、偶数
    “負”情報チャネルワードに分割することを特徴とする
    請求項15記載のディジタル信号記録装置。
  21. 【請求項21】 前記制御信号発生器は、 所定のディジタル合計値を発生する回路と、 前記第1,2ずれ結果間の差に反応して前記制御信号を
    発生する比較器と、 第1検出結果を発生するために前記第1時分割マルチプ
    レクサにより提供される前記一対の“正”情報分離チャ
    ネルワードにおいて、記録用として以前に選択されたチ
    ャネルワードと後続く直列ビットチャネルワードとのデ
    ィジタル合計値が前記所定のディジタル合計値からずれ
    ることを検出する第1検出回路と、 前記第1ずれ結果に含ませるために前記第1検出結果の
    エネルギーを計算する回路と、 第2検出結果を発生するために前記第1時分割マルチプ
    レクサにより提供される前記一対の“負”情報分離チャ
    ネルワードにおいて、記録用として以前に選択されたチ
    ャネルワードと後続く直列ビットチャネルワードとのデ
    ィジタル合計値が前記所定のディジタル合計値からずれ
    ることを検出する第2検出回路と、 前記第2ずれ結果に含ませるために前記第2検出結果の
    エネルギーを計算する回路とを含むことを特徴とする請
    求項20記載のディジタル信号記録装置。
  22. 【請求項22】 前記所定のディジタル合計値は前記並
    列トラックのうち第1トラックの記録時、第1周波数の
    三角波システム関数であることを特徴とする請求項21
    記載のディジタル信号記録装置。
  23. 【請求項23】 前記所定のディジタル合計値は前記平
    行トラックのうち第2トラックの記録時、第2周波数の
    三角波システム関数であることを特徴とする請求項22
    記載のディジタル信号記録装置。
  24. 【請求項24】 前記制御信号発生器は、 第2周波数の正弦波システム関数の奇数、偶数サンプル
    を発生し、前記第2周波数の余弦波システム関数の奇
    数、偶数サンプルを発生する回路と、 第1積関数の奇数サンプルのそれぞれと乗算され、第2
    積関数の奇数サンプルのそれぞれにより乗算され、前記
    第1時分割マルチプレクサから直列に出力される“正”
    情報奇数チャネルワードのビット積を合算することによ
    り第1合算結果を発生し、前記第1積関数のサンプルは
    前記第1平行トラックの記録時には前記第2周波数の前
    記正弦波システム関数のサンプルに当たり、前記第2積
    関数のサンプルは前記第1平行トラックの記録時には前
    記第2周波数の前記余弦波システム関数のサンプルに当
    たる第1合算回路と、 前記第1ずれ結果に含ませるために前記第1合算結果の
    エネルギーを計算する回路と、 前記第1積関数の偶数サンプルのそれぞれと乗算され、
    前記第2積関数の偶数サンプルのそれぞれと乗算され、
    前記第1時分割マルチプレクサから直列に出力される
    “正”情報偶数チャネルワードのビット積を合算するこ
    とにより第2合算結果を発生する第2合算回路と、 前記第2ずれ結果に含ませるために前記第2合算結果の
    エネルギーを計算する回路と、 前記第1積関数の奇数サンプルのそれぞれと乗算され、
    前記第2積関数の奇数サンプルのそれぞれと乗算され、
    前記第2時分割マルチプレクサから直列に出力される
    “負”情報奇数チャネルワードのビット積を合算するこ
    とにより第3合算結果を発生する第3合算回路と、 前記第3ずれ結果に含ませるために前記第3合算結果の
    エネルギーを計算する回路と、 前記第1積関数の偶数サンプルのそれぞれと乗算され、
    前記第2積関数の偶数サンプルのそれぞれと乗算され、
    前記第2時分割マルチプレクサから直列に出力される
    “負”情報奇数チャネルワードのビット積を合算するこ
    とにより第4合算結果を発生する第4合算回路と、 前記第4ずれ結果に含ませるために前記第4合算結果の
    エネルギーを計算する回路と、 前記第2ずれ結果に含ませるために前記第4合算結果の
    エネルギーを計算する回路と、 “正”情報チャネルワードが記録用として選択される度
    毎に前記第3,4合算結果を前記第1,2合算結果に一
    致させる回路と、 “負”情報チャネルワードが記録用として選択される度
    毎に前記第1,2合算結果を前記第3,4合算結果に一
    致させる回路とをさらに含むことを特徴とする請求項2
    2記載のディジタル信号記録装置。
  25. 【請求項25】 前記制御信号発生器は、 前記第1周波数の正弦波システム関数の奇数、偶数サン
    プルを発生し、前記第1周波数の余弦波システム関数の
    奇数、偶数サンプルを発生し、前記第1積関数のサンプ
    ルは前記第2平行トラックの記録時、前記第1周波数の
    前記正弦波システム関数のサンプルに当たり、前記第2
    積関数のサンプルは前記第2平行トラックの記録時、前
    記第1周波数の前記余弦波システム関数のサンプルに当
    たる回路をさらに含むことを特徴とする請求項24記載
    のディジタル信号記録装置。
  26. 【請求項26】 前記制御信号発生器は、 所定の矩形波システム関数の奇数、偶数サンプルを発生
    し、前記所定の矩形波システム関数は前記第1平行トラ
    ックの記録時には前記第1周波数を有し、前記第2平行
    トラックの記録時には前記第2周波数を有する回路と、 前記“正”情報奇数チャネルワードにあるビットが前記
    所定の矩形波システム関数からずれることを示す第3検
    出結果を発生するために前記第1時分割マルチプレクサ
    から現在出力される前記“正”情報奇数チャネルワード
    のビットが前記所定の矩形波システム関数からずれるこ
    とを検出する第3検出回路と、 前記“正”情報偶数チャネルワードにあるビットが前記
    所定の矩形波システム関数からずれることを示す第4検
    出結果を発生するために、前記第1時分割マルチプレク
    サから現在出力される前記“正”情報偶数チャネルワー
    ドのビットが前記所定の矩形波システム関数からずれる
    ことを検出する第4検出回路と、 前記“負”情報奇数チャネルワードにある前記所定の矩
    形波システム関数からずれることを示す第5検出結果を
    発生するために、前記第2時分割マルチプレクサから現
    在出力される前記“負”情報奇数チャネルワードのビッ
    トが前記所定の矩形波システム関数からずれることを検
    出する第5検出回路と、 前記“負”情報偶数チャネルワードにあるビットが前記
    所定の矩形波システム関数からずれることを示す第6検
    出結果を発生するために、前記第2時分割マルチプレク
    サから現在出力される前記“負”情報偶数チャネルワー
    ドのビットが前記所定の矩形波システム関数からずれる
    ことを検出する第6検出回路と、 第3積関数の奇数サンプルのそれぞれと乗算され、第4
    積関数の奇数サンプルのそれぞれと乗算され、前記第3
    検出回路から直列に出力される前記第3検出結果のビッ
    ト積を合算して第5合算結果を発生し、前記第3積関数
    のサンプルは前記第1平行トラックの記録時には前記第
    1周波数の前記正弦波システム関数のサンプルに当た
    り、前記第2平行トラックの記録時には前記第2周波数
    の前記正弦波システム関数のサンプルに当たり、前記第
    4積関数のサンプルは前記第1平行トラックの記録時に
    は前記第1周波数の前記余弦波システム関数のサンプル
    に当たり、前記第2平行トラックの記録時には前記第2
    周波数の前記余弦波システム関数のサンプルに当たる第
    5合算回路と、 前記第5ずれ結果に含ませるために前記第5合算結果の
    エネルギーを計算する回路と、 前記第3積関数の偶数サンプルのそれぞれと乗算され、
    第4積関数の偶数サンプルのそれぞれと乗算され、前記
    第4検出回路から直列に出力される前記第4検出結果の
    ビット積を合算して第6合算結果を発生する第6合算回
    路と、 前記第6ずれ結果に含ませるために前記第6合算結果の
    エネルギーを計算する回路と、 第3積関数の奇数サンプルのそれぞれと乗算され、第4
    積関数の奇数サンプルのそれぞれと乗算され、前記第5
    検出回路から直列に出力される前記第5検出結果のビッ
    ト積を合算して第7合算結果を発生する第7合算回路
    と、 前記第7ずれ結果に含ませるために前記第7合算結果の
    エネルギーを計算する回路と、 第3積関数の偶数サンプルのそれぞれと乗算され、第4
    積関数の偶数サンプルのそれぞれと乗算され、前記第6
    検出回路から直列に出力される前記第6検出結果のビッ
    ト積を合算して第8合算結果を発生する第8合算回路
    と、 前記第8ずれ結果に含ませるために前記第8合算結果の
    エネルギーを計算する回路と、 “正”情報チャネルワードが記録用として選択される度
    毎に前記第7,8合算結果を前記5,6合算結果にそれ
    ぞれ一致させる回路と、 “負”情報チャネルワードが記録用として選択される度
    毎に前記第5,6合算結果を前記7,8合算結果にそれ
    ぞれ一致させる回路とをさらに含むことを特徴とする請
    求項25記載のディジタル信号記録装置。
  27. 【請求項27】 前記制御信号発生器は、 所定のディジタル合計値を発生する回路と、 前記第1,2ずれ結果間の差に反応して前記制御信号を
    発生する比較器と、 第1検出結果を得るために前記第1時分割マルチプレク
    サにより提供される前記一対の“正”情報分割チャネル
    ワードの直列ビットにおいて、記録の目的として以前に
    選択されたチャネルワードと後続くビットとのディジタ
    ル合計値が前記所定のディジタル合計値から外れること
    を検出する第1検出回路と、 前記第1ずれ結果に含ませるために前記第1検出結果を
    計算する回路と、 第2検出結果を得るために前記第1時分割マルチプレク
    サにより提供される前記一対の“負”情報分割チャネル
    ワードの直列ビットにおいて、記録の目的として以前に
    選択されたチャネルワードと後続くビットとのディジタ
    ル合計値が前記所定のディジタル合計値から外れること
    を検出する第2検出回路と、 前記第2ずれ結果に含ませるために前記第2検出結果の
    エネルギーを計算する回路とを含むことを特徴とする請
    求項15記載のディジタル信号記録装置。
  28. 【請求項28】 前記所定のディジタル合計値は前記平
    行トラックのうち第1所定のスペクトル応答を有する第
    1トラックの記録時には第1周波数の三角波システム関
    数であることを特徴とする請求項27記載のディジタル
    信号記録装置。
  29. 【請求項29】 前記所定のディジタル合計値は前記平
    行なトラックのうち第2所定のスペクトル応答を有する
    第2トラックを記録する間は第2周波数の三角波システ
    ム関数であり、前記所定のディジタル合計値は前記平行
    なトラックのうち第0所定のスペクトル応答を有する第
    1,2トラック以外のトラックを記録する間は、0であ
    ることを特徴とする請求項28記載のディジタル信号記
    録装置。
  30. 【請求項30】 前記制御信号発生器は、 第1周波数の正弦波システム関数のサンプルを発生し、
    前記第1周波数の余弦波システム関数のサンプルを発生
    する回路と、 第2周波数の正弦波システム関数のサンプルを発生し、
    前記第2周波数の余弦波システム関数のサンプルを発生
    する回路と、 第1積関数の該当サンプルと乗算され、第2積関数の該
    当サンプルと乗算され、前記第1時分割マルチプレクサ
    から直列に出力されるリーディング“正”情報分離チャ
    ネルワードのビット積を合算することにより第1合算結
    果を発生し、前記第1積関数のサンプルは前記第1平行
    トラックの記録時には前記第2周波数の前記正弦波シス
    テム関数のサンプルに当たり、前記第2平行トラックの
    記録時には前記第1周波数の前記正弦波システム関数の
    サンプルに当たり、前記第2積関数のサンプルは前記第
    1平行トラックの記録時には前記第2周波数の前記余弦
    波システム関数のサンプルに当たり、前記第2平行トラ
    ックの記録時には前記第1周波数の前記余弦波システム
    関数のサンプルに当たる第1合算回路と、 前記第1ずれ結果に含ませるために前記第1合算結果の
    エネルギーを計算する回路と、 第1積関数の該当サンプルと乗算され、第2積関数の該
    当サンプルと乗算され、前記第1時分割マルチプレクサ
    から直列に出力されるトレーリング“正”情報分離チャ
    ネルワードのビット積を合算することにより第2合算結
    果を発生する第2合算回路と、 前記第2ずれ結果に含ませるために前記第2合算結果の
    エネルギーを計算する回路と、 第1積関数の該当サンプルと乗算され、第2積関数の該
    当サンプルと乗算され、前記第2時分割マルチプレクサ
    から直列に出力されるリーディング“負”情報分離チャ
    ネルワードのビット積を合算することにより第3合算結
    果を発生する第3合算回路と、 前記第3ずれ結果に含ませるために前記第3合算結果の
    エネルギーを計算する回路と、 第1積関数の該当サンプルと乗算され、第2積関数の該
    当サンプルと乗算され、前記第2時分割マルチプレクサ
    から直列に出力されるトレーリング“負”情報分離チャ
    ネルのビット積を合算することにより第4合算結果を発
    生する第4合算回路と、 前記第4ずれ結果に含ませるために前記第4合算結果の
    エネルギーを計算する回路と、 “正”情報チャネルワードが記録用として選択される度
    毎に前記第3,4合算結果を前記第1,2チャネルワー
    ドにそれぞれ一致させる回路と、 “負”情報チャネルワードが記録用として選択される度
    毎に前記第1,2合算結果を前記第3,4チャネルワー
    ドにそれぞれ一致させる回路とをさらに含むことを特徴
    とする請求項29記載のディジタル信号記録装置。
  31. 【請求項31】 前記制御信号発生器は、 所定の矩形波システム関数のサンプルを発生し、前記所
    定の矩形波システム関数は前記第1平行トラックの記録
    時には前記第1周波数を有し、前記第2平行トラックの
    記録時には前記第2周波数を有する回路と、 前記リーディング“正”情報分離チャネルワードが前記
    所定の矩形波システム関数からずれることを示す第4検
    出結果を発生するために、前記第1時分割マルチプレク
    サから現在出力される前記トレーリング“正”情報分離
    チャネルワードのビットが前記所定の矩形波システム関
    数からずれることを検出する第4検出回路と、 前記リーディング“負”情報分離チャネルワードが前記
    所定の矩形波システム関数からずれることを示す第5検
    出結果を発生するために、前記第2時分割マルチプレク
    サから現在出力される前記リーディング“負”情報分離
    チャネルワードのビットが前記所定の矩形波システム関
    数からずれることを検出する第5検出回路と、 前記トレーリング“負”情報分離チャネルワードが前記
    所定の矩形波システム関数からずれることを示す第6検
    出結果を発生するために、前記第2時分割マルチプレク
    サから現在出力される前記トレーリング“負”情報分離
    チャネルワードのビットが前記所定の矩形波システム関
    数からずれることを検出する第6検出回路と、 第3積関数の奇数サンプルのそれぞれと乗算され、第4
    積関数の奇数サンプルのそれぞれと乗算され、前記第3
    検出回路から直列に出力される前記第3検出結果のビッ
    ト積を合算して第5合算結果を発生し、前記第3積関数
    のサンプルは前記第1平行トラックの記録時には前記第
    1周波数の前記正弦波システム関数のサンプルに当た
    り、前記第2平行トラックの記録時には前記第2周波数
    の前記正弦波システム関数のサンプルに当たり、前記第
    4積関数のサンプルは前記第1平行トラックの記録時に
    は前記第1周波数の前記余弦波システム関数のサンプル
    に当たり、前記第2平行トラックの記録時には前記第2
    周波数の前記余弦波システム関数のサンプルに当たる第
    5合算回路と、 前記第5ずれ結果に含ませるために前記第5合算結果の
    エネルギーを計算する回路と、 第3積関数の偶数サンプルのそれぞれと乗算され、第4
    積関数の偶数サンプルのそれぞれと乗算され、前記第4
    検出回路から直列に出力される前記第4検出結果のビッ
    ト積を合算して第6合算結果を発生する第6合算回路
    と、 前記第1ずれ結果に含ませるために前記第6合算結果の
    エネルギーを計算する回路と、 第3積関数の奇数サンプルのそれぞれと乗算され、第4
    積関数の奇数サンプルのそれぞれと乗算され、前記第5
    検出回路から直列に提供される前記第5検出結果のビッ
    ト積を合算して第7合算結果を発生する第7合算回路
    と、 前記第2ずれ結果に含ませるために前記第7合算結果の
    エネルギーを計算する回路と、 第3積関数の偶数サンプルのそれぞれと乗算され、第4
    積関数の偶数サンプルのそれぞれと乗算され、前記第6
    検出回路から直列に出力される前記第6検出結果のビッ
    ト積を合算して第8合算結果を発生する第8合算回路
    と、 前記第2ずれ結果に含ませるために前記第8合算結果の
    エネルギーを計算する回路と、 “正”情報チャネルワードが記録用として選択される度
    毎に前記第7,8合算結果を前記第5,6合算結果にそ
    れぞれ一致させる回路と、 “負”情報チャネルワードが記録用として選択される度
    毎に前記第5,6合算結果を前記第7,8合算結果にそ
    れぞれ一致させる回路とをさらに含むことを特徴とする
    請求項30記載のディジタル信号記録装置。
  32. 【請求項32】 連続的に出力されるnビット情報ワー
    ドをそれぞれ該当(n+1)ビットチャネルワードに変
    換し、前記変換されたワードをディジタル情報として記
    録媒体上に平行なトラックに記録する装置において、 前記連続されるnビットの情報ワードを直列に入力する
    入力端子と、 “0”ビットを前記入力されたそれぞれのnビットの情
    報ワードに挿入し、(n+1)並列ビット“正”情報ワ
    ードをシステムクロックの比率より因子(n+1)ほど
    さらに遅い情報ワード比率に(n+1)ビット“正”情
    報ワードを発生する回路と、 “1”ビットを前記入力されたそれぞれのnビット情報
    ワード挿入し、前記nビット情報ワードのうち同一なn
    ビット情報ワードから発生される前記(n+1)並列ビ
    ット“正”情報ワードと同時に提供される(n+1)並
    列ビット“負”情報ワードを前記情報ワード率に発生す
    る回路と、 前記システムクロックの比率より因子(n+1)ほどさ
    らに遅いチャネルワード率に発生される該当“正”情報
    (n+1)並列ビットチャネルワードに変換するように
    各(n+1)並列ビット“正”情報ワードを符号化する
    第1前置符号器と、 前記チャネルワード率に発生される該当“負”情報(n
    +1)並列ビットのチャネルワードに変換するように各
    (n+1)並列ビット“負”情報ワードを符号化する第
    2前置符号器と、 前記システムクロック周波数の倍数となる周波数を有す
    る加速クロックに応じて前記第1前置符号器から出力さ
    れる前記“正”情報(n+1)並列ビットのチャネルワ
    ードをそれぞれの時間−圧縮“正”情報(n+1)直列
    ビットのチャネルワードに変換する第1時間圧縮手段
    と、 前記加速クロックに応じて前記第2前置符号器から出力
    される前記“負”情報(n+1)並列ビットのチャネル
    ワードをそれぞれの時間−圧縮“負”情報(n+1)直
    列ビットのチャネルワードに変換する第2時間圧縮手段
    と、 前記磁気記録媒体の平行トラックのうち現在記録されて
    いるトラックに対する所定のスペクトルエネルギーを選
    択し、前記所定のスペクトルエネルギーを前記時間圧縮
    された直列ビットチャネルワードのそれぞれのスペクト
    ル応答と対比させてそれぞれの相関結果を得、前記第
    1,2前置符号器から提供された前記(n+1)ビット
    チャネルワードのうち前記所定のスペクトル応答と相関
    性の優れたチャネルワードを記録するための制御信号を
    発生して前記(n+1)ビットチャネルワードのうち選
    択されたチャネルワードのディジタル合計値が所望のパ
    ターンを時間関数で示されるように調節する制御信号発
    生器と、 前記第1,2前置符号器から並列に出力される前記第
    1,2(n+1)並列ビットチャネルワードのうち前記
    制御信号発生器の前記制御信号により記録用として選択
    されるチャネルワードを直列ビットチャネルワードとし
    て前記磁気記録媒体の前記平行トラックのうち現在記録
    しているトラックに記録する記録手段とより構成された
    ことを特徴とするディジタル信号記録装置。
  33. 【請求項33】 前記記録手段は、 前記第1,2前置符号器から並列に出力される前記第
    1,2(n+1)ビットチャネルワードのそれぞれを前
    記システムクロック信号に応じてそれぞれの(n+1)
    直列ビットのチャネルワードに変換する並直列信号変換
    装置と、 選択のための前記制御信号に応答して前記磁気記録媒体
    上の前記トラックのうち現在記録しているトラックに前
    記システムクロックの信号に応じて発生されたた前記各
    (n+1)直列ビットのチャネルワードのうち一つを記
    録するための選択スイッチを含むことを特徴とする請求
    項32記載のディジタル信号記録装置。
JP7282277A 1994-10-31 1995-10-30 ディジタル信号記録装置 Expired - Fee Related JP2877743B2 (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
KR28377/1994 1994-10-31
KR19940028377 1994-10-31

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH08255433A true JPH08255433A (ja) 1996-10-01
JP2877743B2 JP2877743B2 (ja) 1999-03-31

Family

ID=19396701

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP7282277A Expired - Fee Related JP2877743B2 (ja) 1994-10-31 1995-10-30 ディジタル信号記録装置

Country Status (10)

Country Link
US (3) US6384996B1 (ja)
EP (1) EP0709845B1 (ja)
JP (1) JP2877743B2 (ja)
CN (1) CN1080919C (ja)
BR (1) BR9504306A (ja)
CA (1) CA2161609C (ja)
DE (1) DE69524712T2 (ja)
ES (1) ES2167406T3 (ja)
RU (1) RU2150149C1 (ja)
TW (1) TW274137B (ja)

Families Citing this family (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR0152049B1 (ko) * 1995-08-03 1998-10-15 김광호 디지탈 변조시스템의 제어신호 부가장치
JP3744285B2 (ja) * 1999-10-29 2006-02-08 日本電気株式会社 シフトレジスタ及びその制御方法
JP2003317401A (ja) * 2002-04-25 2003-11-07 Sanyo Electric Co Ltd データ記録制御装置
EP1538741A1 (en) * 2003-12-05 2005-06-08 Semiconductor Ideas to The Market (ItoM) BV Multiplier device
CN102904577A (zh) * 2011-07-26 2013-01-30 上海华虹集成电路有限责任公司 一种nrzi编解码并行电路
US11550982B2 (en) 2015-11-04 2023-01-10 Chronos Tech Llc Application specific integrated circuit interconnect
US10073939B2 (en) 2015-11-04 2018-09-11 Chronos Tech Llc System and method for application specific integrated circuit design
US9977853B2 (en) 2015-11-04 2018-05-22 Chronos Tech Llc Application specific integrated circuit link
US10181939B2 (en) 2016-07-08 2019-01-15 Chronos Tech Llc Systems and methods for the design and implementation of an input and output ports for circuit design
US10637592B2 (en) 2017-08-04 2020-04-28 Chronos Tech Llc System and methods for measuring performance of an application specific integrated circuit interconnect
US11087057B1 (en) 2019-03-22 2021-08-10 Chronos Tech Llc System and method for application specific integrated circuit design related application information including a double nature arc abstraction

Family Cites Families (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5654140A (en) * 1979-10-09 1981-05-14 Sony Corp Transmission method for pcm signal
CH666975A5 (de) * 1984-12-18 1988-08-31 Studer Willi Ag Verfahren und vorrichtung zur aufzeichnung und wiedergabe codierter digitaler signale.
US4719624A (en) * 1986-05-16 1988-01-12 Bell Communications Research, Inc. Multilevel multiplexing
DE3887249T2 (de) * 1987-10-09 1994-06-16 Toshiba Kawasaki Kk Digitaler Multiplexer.
JP2534778B2 (ja) * 1989-09-26 1996-09-18 株式会社日立製作所 情報記録/再生方式および情報記録/再生装置
NL9002772A (nl) * 1990-09-21 1992-04-16 Philips Nv Inrichting voor het optekenen van een digitaal informatiesignaal in een registratiedrager.
NL9002070A (nl) * 1990-09-21 1992-04-16 Philips Nv Inrichting voor het optekenen van een digitaal informatiesignaal in een registratiedrager.
US5235590A (en) * 1991-03-20 1993-08-10 Fujitsu Limited Read out apparatus for reading out information from magneto-optic disk
KR0141126B1 (ko) * 1992-08-31 1998-07-15 윤종용 디지탈 기록재생시스템에 있어서 코드변환제어장치 및 방법
KR0152049B1 (ko) * 1995-08-03 1998-10-15 김광호 디지탈 변조시스템의 제어신호 부가장치

Also Published As

Publication number Publication date
EP0709845A2 (en) 1996-05-01
DE69524712T2 (de) 2002-06-13
JP2877743B2 (ja) 1999-03-31
TW274137B (en) 1996-04-11
EP0709845B1 (en) 2001-12-19
ES2167406T3 (es) 2002-05-16
BR9504306A (pt) 1997-04-08
CA2161609C (en) 2002-02-05
DE69524712D1 (de) 2002-01-31
RU2150149C1 (ru) 2000-05-27
US5745312A (en) 1998-04-28
US6384996B1 (en) 2002-05-07
CN1144378A (zh) 1997-03-05
CN1080919C (zh) 2002-03-13
EP0709845A3 (en) 1998-12-30
CA2161609A1 (en) 1996-05-01
US20020105745A1 (en) 2002-08-08

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2996612B2 (ja) ディジタル信号記録装置
JP3638616B2 (ja) 記録担体上にデジタル情報信号を記録するための装置
JPH08255433A (ja) ディジタル信号記録装置
US5877712A (en) I-NRZI modulator using parallel-bit-word at precoder, as for inclusion in magnetic recording apparatus
US5852529A (en) Digital signal recorder
US5056116A (en) Data demodulation apparatus
KR0160732B1 (ko) 디지탈 신호 기록장치
KR0160733B1 (ko) 디지탈 신호 기록장치
US5859600A (en) Apparatus for modulating digital data and adding control data
US5602547A (en) Data conversion apparatus and encoding apparatus
US5802081A (en) Digital information modulating apparatus
JPH08227559A (ja) ディジタル信号変調装置
JP3190687B2 (ja) 磁気記録媒体を用いたビデオ装置用信号記録装置
JPH06119720A (ja) 位相同期方法及び回路並びにそれを用いたデータ検出方法及び回路
US5898531A (en) Signal processing apparatus for digitally modulating input data
SU1120323A1 (ru) Генератор случайного процесса
JPH05284034A (ja) 符号化装置
JPH0595291A (ja) 符号化装置
JPH0896525A (ja) データ処理装置
JPH0896526A (ja) データ処理装置

Legal Events

Date Code Title Description
R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080122

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090122

Year of fee payment: 10

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090122

Year of fee payment: 10

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100122

Year of fee payment: 11

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees