JPH08244295A - 感熱プリンタおよびその使用方法 - Google Patents
感熱プリンタおよびその使用方法Info
- Publication number
- JPH08244295A JPH08244295A JP7081739A JP8173995A JPH08244295A JP H08244295 A JPH08244295 A JP H08244295A JP 7081739 A JP7081739 A JP 7081739A JP 8173995 A JP8173995 A JP 8173995A JP H08244295 A JPH08244295 A JP H08244295A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- thermal
- platen roller
- paper
- powder
- adsorption
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B41—PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
- B41J—TYPEWRITERS; SELECTIVE PRINTING MECHANISMS, i.e. MECHANISMS PRINTING OTHERWISE THAN FROM A FORME; CORRECTION OF TYPOGRAPHICAL ERRORS
- B41J2/00—Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed
- B41J2/315—Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed characterised by selective application of heat to a heat sensitive printing or impression-transfer material
- B41J2/32—Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed characterised by selective application of heat to a heat sensitive printing or impression-transfer material using thermal heads
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B41—PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
- B41J—TYPEWRITERS; SELECTIVE PRINTING MECHANISMS, i.e. MECHANISMS PRINTING OTHERWISE THAN FROM A FORME; CORRECTION OF TYPOGRAPHICAL ERRORS
- B41J11/00—Devices or arrangements of selective printing mechanisms, e.g. ink-jet printers or thermal printers, for supporting or handling copy material in sheet or web form
- B41J11/02—Platens
- B41J11/04—Roller platens
- B41J11/057—Structure of the surface
Landscapes
- Handling Of Sheets (AREA)
- Electronic Switches (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 リトラクション機構を設けずに装置全体の小
型化を達成しつつ、サーマルヘッドのプラテンローラー
への吸着を防止することができる感熱プリンタの提供を
目的とする。 【構成】 ハウジング12内には、感熱紙に接触して感
熱紙上に画像を形成するサーマルラインヘッド26と、
カバー部材14を閉塞した使用状態においてサーマルラ
インヘッド26に対して固定した位置に配置され、感熱
紙をサーマルラインヘッド26に圧接させつつ搬送する
プラテンローラー24とが設けられている。プラテンロ
ーラー24は、所定の弾性を有するゴム製のローラー本
体24aを備え、その表面には、サーマルラインヘッド
26の吸着を防止するために吸着防止用粉剤が塗布され
ている。
型化を達成しつつ、サーマルヘッドのプラテンローラー
への吸着を防止することができる感熱プリンタの提供を
目的とする。 【構成】 ハウジング12内には、感熱紙に接触して感
熱紙上に画像を形成するサーマルラインヘッド26と、
カバー部材14を閉塞した使用状態においてサーマルラ
インヘッド26に対して固定した位置に配置され、感熱
紙をサーマルラインヘッド26に圧接させつつ搬送する
プラテンローラー24とが設けられている。プラテンロ
ーラー24は、所定の弾性を有するゴム製のローラー本
体24aを備え、その表面には、サーマルラインヘッド
26の吸着を防止するために吸着防止用粉剤が塗布され
ている。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、サーマルラインヘッ
ドを用いて感熱紙に所定の画像を形成する感熱プリン
タ、およびその使用方法に関する。
ドを用いて感熱紙に所定の画像を形成する感熱プリン
タ、およびその使用方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、サーマルヘッドを用いて感熱
紙に画像をプリントする感熱プリンタが用いられてい
る。感熱プリンタは、サーマルヘッドとプラテンローラ
ーとの間に感熱紙を挟み込み、用紙を搬送しつつサーマ
ルヘッドを駆動して感熱紙に画像をプリントする。
紙に画像をプリントする感熱プリンタが用いられてい
る。感熱プリンタは、サーマルヘッドとプラテンローラ
ーとの間に感熱紙を挟み込み、用紙を搬送しつつサーマ
ルヘッドを駆動して感熱紙に画像をプリントする。
【0003】従来のカット紙対応の感熱プリンタは、サ
ーマルヘッドにリトラクション機構が設けられており、
感熱紙が用紙搬送路にセットされている場合にのみサー
マルヘッドがプラテンローラー側に付勢され、感熱紙が
セットされていない場合にはサーマルヘッドがプラテン
ローラーから離反するように構成されている。
ーマルヘッドにリトラクション機構が設けられており、
感熱紙が用紙搬送路にセットされている場合にのみサー
マルヘッドがプラテンローラー側に付勢され、感熱紙が
セットされていない場合にはサーマルヘッドがプラテン
ローラーから離反するように構成されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
感熱プリンタは、リトラクション機構を有するために構
造が複雑となり、プリンタを小型化できないという問題
がある。プリンタを小型化するためには、リトラクショ
ン機構を設けずに、少なくとも使用状態では用紙の有無
に拘わらずサーマルヘッドがプラテンローラー側に付勢
されるような構成が望ましい。
感熱プリンタは、リトラクション機構を有するために構
造が複雑となり、プリンタを小型化できないという問題
がある。プリンタを小型化するためには、リトラクショ
ン機構を設けずに、少なくとも使用状態では用紙の有無
に拘わらずサーマルヘッドがプラテンローラー側に付勢
されるような構成が望ましい。
【0005】ただし、リトラクション機構を設けずにサ
ーマルヘッドが常時プラテンローラー側に付勢されてい
ると、用紙がセットされていない状態ではサーマルヘッ
ドがプラテンローラーに直接接触する。プラテンローラ
ーの表面には一般にゴムが用いられるため、接触状態で
長時間放置するとプラテンローラーがゴムの吸着作用に
よりサーマルヘッドに吸着し、再使用時にプラテンロー
ラーが回転せずに用紙を搬送できない可能性がある。
ーマルヘッドが常時プラテンローラー側に付勢されてい
ると、用紙がセットされていない状態ではサーマルヘッ
ドがプラテンローラーに直接接触する。プラテンローラ
ーの表面には一般にゴムが用いられるため、接触状態で
長時間放置するとプラテンローラーがゴムの吸着作用に
よりサーマルヘッドに吸着し、再使用時にプラテンロー
ラーが回転せずに用紙を搬送できない可能性がある。
【0006】
【発明の目的】この発明は、上述した従来技術の課題に
鑑みてなされたもので、リトラクション機構を設けずに
装置全体の小型化を達成しつつ、サーマルヘッドのプラ
テンローラーへの吸着を防止することができる感熱プリ
ンタの提供を目的とする。
鑑みてなされたもので、リトラクション機構を設けずに
装置全体の小型化を達成しつつ、サーマルヘッドのプラ
テンローラーへの吸着を防止することができる感熱プリ
ンタの提供を目的とする。
【0007】
【課題を解決する為の手段】上記の目的を目的を達成す
るためため、この発明にかかる感熱プリンタは、感熱紙
を搬送するプラテンローラーと、プラテンローラーとの
間に前記感熱紙を挟み込むように、用紙の有無に拘わら
ず常時プラテンローラー側に付勢されて設けられ、感熱
紙上に画像を形成するサーマルラインヘッドとを備え、
プラテンローラーは、ゴム製のローラー本体の表面に吸
着防止用粉剤を塗布して構成されていることを特徴とす
る。
るためため、この発明にかかる感熱プリンタは、感熱紙
を搬送するプラテンローラーと、プラテンローラーとの
間に前記感熱紙を挟み込むように、用紙の有無に拘わら
ず常時プラテンローラー側に付勢されて設けられ、感熱
紙上に画像を形成するサーマルラインヘッドとを備え、
プラテンローラーは、ゴム製のローラー本体の表面に吸
着防止用粉剤を塗布して構成されていることを特徴とす
る。
【0008】
【実施例】以下に、この発明にかかる感熱プリンタの一
実施例を図面を参照して説明する。実施例の感熱プリン
タ10は、図1及び図2に示すように、概略直方体状の
ハウジング12と、このハウジング12の切欠部分16
に開閉可能に設けられたカバー部材14とを備える。
実施例を図面を参照して説明する。実施例の感熱プリン
タ10は、図1及び図2に示すように、概略直方体状の
ハウジング12と、このハウジング12の切欠部分16
に開閉可能に設けられたカバー部材14とを備える。
【0009】切欠部分16は、ハウジング12の上部前
側に長手方向に沿って形成されており、カバー部材14
は、ハウジングに対して長手方向の回転軸を中心として
回動可能に設けられている。図1はカバー部材14を閉
塞した状態、図2はカバーを開放した状態を示す。
側に長手方向に沿って形成されており、カバー部材14
は、ハウジングに対して長手方向の回転軸を中心として
回動可能に設けられている。図1はカバー部材14を閉
塞した状態、図2はカバーを開放した状態を示す。
【0010】カバー部材14を閉塞すると、ハウジング
12とカバー部材14との間に、上部には感熱紙を内部
に挿入するための挿入口18、前側には感熱紙を外部に
排出するための排紙口20が形成される。
12とカバー部材14との間に、上部には感熱紙を内部
に挿入するための挿入口18、前側には感熱紙を外部に
排出するための排紙口20が形成される。
【0011】ハウジング12は、底面側に位置するロア
ハウジング12aと、このロアハウジング12aの左右
の側部に取りつけられるサイドカバー12cと、サイド
カバー12c上に取り付けられるアッパハウジング12
dとを備える。これらハウジング12を構成する部材
は、全て合成樹脂により形成されている。
ハウジング12aと、このロアハウジング12aの左右
の側部に取りつけられるサイドカバー12cと、サイド
カバー12c上に取り付けられるアッパハウジング12
dとを備える。これらハウジング12を構成する部材
は、全て合成樹脂により形成されている。
【0012】また、図3に示されるように、ハウジング
12内の後部には、ニッケル−カドミウム電池32が収
納される電池収納室22が形成されており、その開放さ
れた後面は電池室カバー12eにより閉塞されている。
12内の後部には、ニッケル−カドミウム電池32が収
納される電池収納室22が形成されており、その開放さ
れた後面は電池室カバー12eにより閉塞されている。
【0013】カバー部材14は、図4に示されるよう
に、カバー本体14aと、このカバー本体14aの左右
の側縁後部に外方に突出して形成された左右一対の支軸
14bとを備えており、この支軸を介してハウジング1
2に回動可能に取り付けられている。
に、カバー本体14aと、このカバー本体14aの左右
の側縁後部に外方に突出して形成された左右一対の支軸
14bとを備えており、この支軸を介してハウジング1
2に回動可能に取り付けられている。
【0014】アッパハウジング12dの切欠部分16側
の端縁には、前方下方に斜めに張り出すガイドプレート
12fが一体的に形成されている。一方、カバー本体1
4aには、閉塞状態でガイドプレート12fに対向する
位置にガイド部14cが形成されており、これらのガイ
ドプレート12fとガイド部14cとの間に、挿入口1
8を介して挿入された感熱紙を導くガイド搬送路Gが形
成される。
の端縁には、前方下方に斜めに張り出すガイドプレート
12fが一体的に形成されている。一方、カバー本体1
4aには、閉塞状態でガイドプレート12fに対向する
位置にガイド部14cが形成されており、これらのガイ
ドプレート12fとガイド部14cとの間に、挿入口1
8を介して挿入された感熱紙を導くガイド搬送路Gが形
成される。
【0015】ハウジング12内には、感熱紙を搬送する
プラテンローラー24と、プラテンローラー24との間
に感熱紙を挟み込んで感熱紙上に画像を形成するサーマ
ルラインヘッド26とが設けられている。
プラテンローラー24と、プラテンローラー24との間
に感熱紙を挟み込んで感熱紙上に画像を形成するサーマ
ルラインヘッド26とが設けられている。
【0016】プラテンローラー24は、所定の弾性を有
するゴム製のローラー本体24aと、このローラー本体
24aの両端に設けられた支軸24bとを備えており、
図示せぬ駆動機構により自身の中心軸線回りに回動駆動
される。
するゴム製のローラー本体24aと、このローラー本体
24aの両端に設けられた支軸24bとを備えており、
図示せぬ駆動機構により自身の中心軸線回りに回動駆動
される。
【0017】ローラー本体24aの表面には、サーマル
ラインヘッド26の吸着を防止するために吸着防止用粉
剤が塗布されている。この例では、シリコンゴム製のロ
ーラー本体24aの表面に、吸着防止用粉剤として粒径
0.2μm程度のタルク粉末を塗布している。ゴムの表
面には、図5に示されるように、目に見えない程度の大
きさの凹凸が多数存在しており、吸着防止用粉剤Sは凹
部Ccにのみ入り込む。
ラインヘッド26の吸着を防止するために吸着防止用粉
剤が塗布されている。この例では、シリコンゴム製のロ
ーラー本体24aの表面に、吸着防止用粉剤として粒径
0.2μm程度のタルク粉末を塗布している。ゴムの表
面には、図5に示されるように、目に見えない程度の大
きさの凹凸が多数存在しており、吸着防止用粉剤Sは凹
部Ccにのみ入り込む。
【0018】吸着防止用粉剤を塗布することにより、プ
ラテンローラー24の表面のゴムの吸着力を弱めること
ができ、サーマルラインヘッド26がプラテンローラー
24に接触した状態でプリンタを長時間放置した場合に
も、ヘッドの吸着を防ぐことができる。また、感熱紙に
対する搬送力は、ゴム表面の凸部Cvの摩擦抵抗に依存
するため、吸着防止用粉剤を塗布する前後で用紙搬送力
は殆ど変化しない。
ラテンローラー24の表面のゴムの吸着力を弱めること
ができ、サーマルラインヘッド26がプラテンローラー
24に接触した状態でプリンタを長時間放置した場合に
も、ヘッドの吸着を防ぐことができる。また、感熱紙に
対する搬送力は、ゴム表面の凸部Cvの摩擦抵抗に依存
するため、吸着防止用粉剤を塗布する前後で用紙搬送力
は殆ど変化しない。
【0019】吸着防止用粉剤としては、タルク粉末の
他、アルミナ微粒子、あるいは、二硫化モリブデン、酸
化マグネシウム、四フッ化エチレン等で粒径数μm以下
の微粒子粉末を用いることができる。
他、アルミナ微粒子、あるいは、二硫化モリブデン、酸
化マグネシウム、四フッ化エチレン等で粒径数μm以下
の微粒子粉末を用いることができる。
【0020】吸着防止用粉剤は、ローラー本体24aを
プリンタの使用温度範囲の上限より高い温度に熱した状
態で塗布される。図6(a)に示したように加熱して凹部
Ccが膨張した状態で吸着防止用粉剤を塗布することに
より、常温に戻る過程でゴムが収縮すると、吸着防止用
粉剤の粉末Sが図6(b)に示されるように凹部Ccにホ
ールドされる。このため、常温で塗布する場合より吸着
防止用粉剤を長い時間ゴム表面に残留させることがで
き、吸着防止効果をより長く維持することができる。
プリンタの使用温度範囲の上限より高い温度に熱した状
態で塗布される。図6(a)に示したように加熱して凹部
Ccが膨張した状態で吸着防止用粉剤を塗布することに
より、常温に戻る過程でゴムが収縮すると、吸着防止用
粉剤の粉末Sが図6(b)に示されるように凹部Ccにホ
ールドされる。このため、常温で塗布する場合より吸着
防止用粉剤を長い時間ゴム表面に残留させることがで
き、吸着防止効果をより長く維持することができる。
【0021】サーマルラインヘッド26は、図3に示さ
れるように、カバー部材14の開閉に応じてプラテンロ
ーラー24に対して接離できるよう揺動可能な支持部材
36上に配置されている。この支持部材36は、図4に
示されるように回動軸38を介してハウジング12に取
り付けられており、ロアハウジング12aの底面上に取
り付けられた板ばね40により、用紙の有無に拘わらず
サーマルラインヘッド26をプラテンローラー24側に
付勢している。
れるように、カバー部材14の開閉に応じてプラテンロ
ーラー24に対して接離できるよう揺動可能な支持部材
36上に配置されている。この支持部材36は、図4に
示されるように回動軸38を介してハウジング12に取
り付けられており、ロアハウジング12aの底面上に取
り付けられた板ばね40により、用紙の有無に拘わらず
サーマルラインヘッド26をプラテンローラー24側に
付勢している。
【0022】サーマルラインヘッド26を揺動させるリ
リース機構は、カバー部材14の支軸14bの基端部に
形成されたカム部材48と、このカム部材48に当接す
るよう支持部材36に一体的に形成された係合爪50と
から構成される。
リース機構は、カバー部材14の支軸14bの基端部に
形成されたカム部材48と、このカム部材48に当接す
るよう支持部材36に一体的に形成された係合爪50と
から構成される。
【0023】カム部材48の外周には、小径の第1カム
面52aと大径の第2カム面52bとが形成されてい
る。カバー部材14を閉塞した状態では、小径の第1カ
ム面52aが係合爪50に当接するため、係合爪50に
対する押圧量はサーマルラインヘッド26のプラテンロ
ーラー24への接触を妨げるほどは大きくなく、サーマ
ルラインヘッド26は板ばね40の付勢力によりプラテ
ンローラー24に圧接される。
面52aと大径の第2カム面52bとが形成されてい
る。カバー部材14を閉塞した状態では、小径の第1カ
ム面52aが係合爪50に当接するため、係合爪50に
対する押圧量はサーマルラインヘッド26のプラテンロ
ーラー24への接触を妨げるほどは大きくなく、サーマ
ルラインヘッド26は板ばね40の付勢力によりプラテ
ンローラー24に圧接される。
【0024】これに対してカバー部材14を開放した状
態では、大径の第2カム面52bが係合爪50に当接す
るため、係合爪50に対する押圧量が大きくなり、支持
部材36は板ばね40の付勢力に抗して揺動し、サーマ
ルラインヘッド26はプラテンローラー24から離れ
る。
態では、大径の第2カム面52bが係合爪50に当接す
るため、係合爪50に対する押圧量が大きくなり、支持
部材36は板ばね40の付勢力に抗して揺動し、サーマ
ルラインヘッド26はプラテンローラー24から離れ
る。
【0025】なお、ハウジング12内には、プラテンロ
ーラー24を回転駆動するための駆動機構と、入力ポー
トを介して入力されてきたプリント情報に応じてサーマ
ルラインヘッドの発熱状態及び駆動機構の駆動状態を共
に制御するためのコントローラーが設けられている。
ーラー24を回転駆動するための駆動機構と、入力ポー
トを介して入力されてきたプリント情報に応じてサーマ
ルラインヘッドの発熱状態及び駆動機構の駆動状態を共
に制御するためのコントローラーが設けられている。
【0026】プリントする際には、カバー部材14を閉
塞した状態で感熱紙を挿入口18からガイド搬送路Gに
沿って挿入する。外部から入力ポートを介してプリント
情報が入力されると、プラテンローラー24が回転駆動
されて感熱紙がプラテンローラー24とサーマルライン
ヘッド26との間に挟み込まれ、用紙を搬送しつつサー
マルラインヘッド26を駆動することにより感熱紙上に
画像を形成することができる。画像が形成された感熱紙
は、排紙口20から外部に排出される。
塞した状態で感熱紙を挿入口18からガイド搬送路Gに
沿って挿入する。外部から入力ポートを介してプリント
情報が入力されると、プラテンローラー24が回転駆動
されて感熱紙がプラテンローラー24とサーマルライン
ヘッド26との間に挟み込まれ、用紙を搬送しつつサー
マルラインヘッド26を駆動することにより感熱紙上に
画像を形成することができる。画像が形成された感熱紙
は、排紙口20から外部に排出される。
【0027】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれ
ば、プラテンローラーに吸着防止用粉剤を塗布すること
により、プラテンローラーの表面のゴムの吸着力を弱め
ることができ、リトラクション機構を設けずに装置全体
の小型化を達成しつつ、サーマルヘッドのプラテンロー
ラーへの吸着を防止することができる。
ば、プラテンローラーに吸着防止用粉剤を塗布すること
により、プラテンローラーの表面のゴムの吸着力を弱め
ることができ、リトラクション機構を設けずに装置全体
の小型化を達成しつつ、サーマルヘッドのプラテンロー
ラーへの吸着を防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施例にかかる感熱プリンタの外
観をカバー部材を閉塞した状態で示す斜視図である。
観をカバー部材を閉塞した状態で示す斜視図である。
【図2】 図1の感熱プリンタの外観をカバー部材を開
放した状態で示す斜視図である。
放した状態で示す斜視図である。
【図3】 図1に示す感熱プリンタの構成を、図1のA
−A線に沿って切断した状態で示す縦断面図である。
−A線に沿って切断した状態で示す縦断面図である。
【図4】 図1に示す感熱プリンタの構成を、図1のB
−B線に沿って切断した状態で示す縦断面図である。
−B線に沿って切断した状態で示す縦断面図である。
【図5】 プラテンローラーの表面のゴムの構造を示す
説明図である。
説明図である。
【図6】 プラテンローラーに塗布された吸着防止用粉
剤のホールド状態を示し、(a)は高温での塗布時、(b)
は常温に戻った状態を示す。
剤のホールド状態を示し、(a)は高温での塗布時、(b)
は常温に戻った状態を示す。
10 感熱プリンタ 12 ハウジング 14 カバー部材 14c ガイド部 16 切欠部分 18 挿入口 24 プラテンローラー 26 サーマルラインヘッド S 吸着防止用粉剤 Cc 凹部 Cv 凸部
Claims (5)
- 【請求項1】感熱紙を搬送するプラテンローラーと、 前記プラテンローラーとの間に前記感熱紙を挟み込むよ
うに、用紙の有無に拘わらず常時前記プラテンローラー
側に付勢されて設けられ、前記感熱紙上に画像を形成す
るサーマルラインヘッドとを備え、 前記プラテンローラーは、ゴム製のローラー本体の表面
に吸着防止用粉剤を塗布して構成されていることを特徴
とする感熱プリンタ。 - 【請求項2】前記吸着防止用粉剤は、微粒子粉末である
ことを特徴とする請求項1に記載の感熱プリンタ。 - 【請求項3】前記微粒子粉末は、タルク粉末であること
を特徴とする請求項1に記載の感熱プリンタ。 - 【請求項4】感熱紙を搬送する表面ゴム製のプラテンロ
ーラーと、 前記プラテンローラーとの間に前記感熱紙を挟み込むよ
うに、用紙の有無に拘わらず常時前記プラテンローラー
側に付勢されて設けられ、前記感熱紙上に画像を形成す
るサーマルラインヘッドとを備え、 前記プラテンローラーの表面に吸着防止用粉剤を塗布し
て使用することを特徴とする感熱プリンタの使用方法。 - 【請求項5】前記吸着防止用粉剤は、前記感熱プリンタ
の使用温度範囲の上限より高い温度下で前記プラテンロ
ーラーに塗布されることを特徴とする請求項4に記載の
感熱プリンタの使用方法。
Priority Applications (4)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7081739A JPH08244295A (ja) | 1995-03-14 | 1995-03-14 | 感熱プリンタおよびその使用方法 |
US08/614,389 US5733052A (en) | 1995-03-14 | 1996-03-12 | Thermal printer |
GB9605259A GB2298823B (en) | 1995-03-14 | 1996-03-13 | Thermal printer |
DE19610057A DE19610057A1 (de) | 1995-03-14 | 1996-03-14 | Thermodrucker |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7081739A JPH08244295A (ja) | 1995-03-14 | 1995-03-14 | 感熱プリンタおよびその使用方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08244295A true JPH08244295A (ja) | 1996-09-24 |
Family
ID=13754814
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7081739A Pending JPH08244295A (ja) | 1995-03-14 | 1995-03-14 | 感熱プリンタおよびその使用方法 |
Country Status (4)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5733052A (ja) |
JP (1) | JPH08244295A (ja) |
DE (1) | DE19610057A1 (ja) |
GB (1) | GB2298823B (ja) |
Families Citing this family (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6382851B2 (en) * | 1997-11-21 | 2002-05-07 | F&F Limited | Printer |
JP2002154276A (ja) * | 2000-07-31 | 2002-05-28 | Hewlett Packard Co <Hp> | 印刷媒体用の透明保護オーバーコート |
US7165836B2 (en) * | 2003-10-14 | 2007-01-23 | Hewlett-Packard Development Company, L.P. | Method of thermally sealing the overcoat of multilayer media |
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