JPH0823890B2 - 署名を自動検証する方法と装置 - Google Patents
署名を自動検証する方法と装置Info
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- JPH0823890B2 JPH0823890B2 JP3202822A JP20282291A JPH0823890B2 JP H0823890 B2 JPH0823890 B2 JP H0823890B2 JP 3202822 A JP3202822 A JP 3202822A JP 20282291 A JP20282291 A JP 20282291A JP H0823890 B2 JPH0823890 B2 JP H0823890B2
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Classifications
-
- G—PHYSICS
- G06—COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
- G06V—IMAGE OR VIDEO RECOGNITION OR UNDERSTANDING
- G06V40/00—Recognition of biometric, human-related or animal-related patterns in image or video data
- G06V40/30—Writer recognition; Reading and verifying signatures
-
- G—PHYSICS
- G07—CHECKING-DEVICES
- G07C—TIME OR ATTENDANCE REGISTERS; REGISTERING OR INDICATING THE WORKING OF MACHINES; GENERATING RANDOM NUMBERS; VOTING OR LOTTERY APPARATUS; ARRANGEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS FOR CHECKING NOT PROVIDED FOR ELSEWHERE
- G07C9/00—Individual registration on entry or exit
- G07C9/30—Individual registration on entry or exit not involving the use of a pass
- G07C9/32—Individual registration on entry or exit not involving the use of a pass in combination with an identity check
- G07C9/35—Individual registration on entry or exit not involving the use of a pass in combination with an identity check by means of a handwritten signature
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、個人の署名を自動的に
検証する方法と、この方法を実施する装置とに関する。
検証する方法と、この方法を実施する装置とに関する。
【0002】
【従来の技術】署名を採集するために変換器パッドが用
いられている署名検証法が例えば米国特許第4,49
5,644号(英国特許第2104698A号)により
知られている。この変換器パッド上に署名するときの個
人のペンによって生じる圧力がアナログ電圧を発生さ
せ、このアナログ電圧はデジタル形態に変換される。マ
イクロプロセッサにより制御され前記デジタル値が処理
されて、それぞれが署名の有意の特徴を表わす数値のパ
ラメータ値を決定する。前記パラメータの例としては、
「ペンが紙と接触していない、あるいは接触してい
る」、「ペンの現在および以前の位置」、「ペンを下げ
る、ペンを上げる」、「署名の長さ」、「署名するのに
要する時間」等である。検証すべき署名のパラメータ値
は、次いで先に計算し、記憶ずみの基準署名のパラメー
タ値と比較される。この比較によって検証すべき署名の
真偽、即ち現在の署名のパラメータ値が基準署名のパラ
メータ値と適合するか否か判断される。
いられている署名検証法が例えば米国特許第4,49
5,644号(英国特許第2104698A号)により
知られている。この変換器パッド上に署名するときの個
人のペンによって生じる圧力がアナログ電圧を発生さ
せ、このアナログ電圧はデジタル形態に変換される。マ
イクロプロセッサにより制御され前記デジタル値が処理
されて、それぞれが署名の有意の特徴を表わす数値のパ
ラメータ値を決定する。前記パラメータの例としては、
「ペンが紙と接触していない、あるいは接触してい
る」、「ペンの現在および以前の位置」、「ペンを下げ
る、ペンを上げる」、「署名の長さ」、「署名するのに
要する時間」等である。検証すべき署名のパラメータ値
は、次いで先に計算し、記憶ずみの基準署名のパラメー
タ値と比較される。この比較によって検証すべき署名の
真偽、即ち現在の署名のパラメータ値が基準署名のパラ
メータ値と適合するか否か判断される。
【0003】変換器パッドは署名を採集するために必要
なので、前述のシステムは前記の機械的センサに書き込
まれていない署名に関しては使用することができない。
この結果、公知のシステムでは、例えば家庭で、コンピ
ューからは離れたところで署名された小切手等の署名を
検出することができない。
なので、前述のシステムは前記の機械的センサに書き込
まれていない署名に関しては使用することができない。
この結果、公知のシステムでは、例えば家庭で、コンピ
ューからは離れたところで署名された小切手等の署名を
検出することができない。
【0004】さらに、採集された署名から計算しうるパ
ラメータは署名の特徴を十分に良く表現するとはいえな
い。そのため、真偽判断に対して高い信頼性を達成する
には多数のパラメータが必要であって、その結果、プロ
セッサの処理時間と記憶必要量とが著しく多くなる。
ラメータは署名の特徴を十分に良く表現するとはいえな
い。そのため、真偽判断に対して高い信頼性を達成する
には多数のパラメータが必要であって、その結果、プロ
セッサの処理時間と記憶必要量とが著しく多くなる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、署名
の書かれた場所、時期には関係なくいずれの署名も検証
できる署名検証システムを提供することである。
の書かれた場所、時期には関係なくいずれの署名も検証
できる署名検証システムを提供することである。
【0006】本発明の別の目的は、信頼性は向上する
が、プロセッサに求められる処理量は低減されるような
署名検証システムを提供することである。
が、プロセッサに求められる処理量は低減されるような
署名検証システムを提供することである。
【0007】
【課題を解決するための手段および作用】本発明によれ
ば、前記の目的は、多数の画素を有する署名のデジタル
化したイメージを設定し、かつこのデジタル化したイメ
ージから有意のパラメータ値を計算することにより解決
される。
ば、前記の目的は、多数の画素を有する署名のデジタル
化したイメージを設定し、かつこのデジタル化したイメ
ージから有意のパラメータ値を計算することにより解決
される。
【0008】本発明による署名検証システムは変換器パ
ッド等に依存しない。そのため、本システムは、例えば
家庭で署名された小切手の署名を検証することができ
る。
ッド等に依存しない。そのため、本システムは、例えば
家庭で署名された小切手の署名を検証することができ
る。
【0009】さらに、署名のイメージは、変換器パッド
により採集された値よりはるかに多い情報を含んでい
る。例えば、1画素のサイズと、画素のグレイスケール
値と、イメージの解像度との関係は、変換器パッドから
は導き出すことはできない。さらに、イメージの画素の
数は通常極めて大きい。最後に、署名のイメージはその
周辺部分も含むが、変換器パッドの方は署名の値を発生
するのみである。その結果、本発明による署名検証シス
テムは、プロセッサ要件を低減させながらより高い信頼
性を達成できる。
により採集された値よりはるかに多い情報を含んでい
る。例えば、1画素のサイズと、画素のグレイスケール
値と、イメージの解像度との関係は、変換器パッドから
は導き出すことはできない。さらに、イメージの画素の
数は通常極めて大きい。最後に、署名のイメージはその
周辺部分も含むが、変換器パッドの方は署名の値を発生
するのみである。その結果、本発明による署名検証シス
テムは、プロセッサ要件を低減させながらより高い信頼
性を達成できる。
【0010】本発明の一実施例においては、デジタル化
したイメージは、署名を走査し、取得した値をデジタル
化することにより設定される。スキャナを使用すること
により多数の画素と高い解像度とを備えたイメージを極
めて効果的に作ることができる。
したイメージは、署名を走査し、取得した値をデジタル
化することにより設定される。スキャナを使用すること
により多数の画素と高い解像度とを備えたイメージを極
めて効果的に作ることができる。
【0011】次いでデジタルイメージは署名の傾きに合
うように整合され、署名のサイズに対して正規化されう
る。その後イメージの圧縮により署名のイメージを圧縮
することができる。これらの方法は全て、相前後して、
あるいは交互に使用することができる。
うように整合され、署名のサイズに対して正規化されう
る。その後イメージの圧縮により署名のイメージを圧縮
することができる。これらの方法は全て、相前後して、
あるいは交互に使用することができる。
【0012】本発明の他の実施例においては、有意パラ
メータを計算する種々の手法が用いられている。
メータを計算する種々の手法が用いられている。
【0013】有意パラメータは、各列、あるいは各行の
画素のグレイスケール値の重心位置から導出することが
できる。
画素のグレイスケール値の重心位置から導出することが
できる。
【0014】真偽判断に対する信頼性の高いパラメータ
は、イメージの全ての画素のグレイスケール値の重心位
置である。
は、イメージの全ての画素のグレイスケール値の重心位
置である。
【0015】その他のパラメータとしては、オフセット
和より多い各列の全てのピクセルのグレイスケール値の
和の値やこれらの列の位置がある。これらのパラメータ
値は、ある許容範囲内での変化ではあるが署名の傾きの
違いを特徴づける。
和より多い各列の全てのピクセルのグレイスケール値の
和の値やこれらの列の位置がある。これらのパラメータ
値は、ある許容範囲内での変化ではあるが署名の傾きの
違いを特徴づける。
【0016】真偽判断に対する信頼性の高い別のパラメ
ータは、署名の独特のセグメントを記述する二次多項式
を計算することにより提供される。もし本発明により署
名検証システムを例えば小切手を有効とするバンキング
(銀行業務)システムと関連して用いるとすれば、これ
らパラメータは署名の偽りを確実に認識できるようにす
る。
ータは、署名の独特のセグメントを記述する二次多項式
を計算することにより提供される。もし本発明により署
名検証システムを例えば小切手を有効とするバンキング
(銀行業務)システムと関連して用いるとすれば、これ
らパラメータは署名の偽りを確実に認識できるようにす
る。
【0017】前述の署名検証システムの別の利点は、有
意パラメータの計算が同時に署名の暗号化を示すことで
ある。さらに、これらのパラメータを計算することによ
り署名関連データを大きく圧縮させる。これ以上の圧縮
は必要ない。この結果、署名の有意パラメータの記憶容
量が少なくてすみ、そのため処理時間が減る。
意パラメータの計算が同時に署名の暗号化を示すことで
ある。さらに、これらのパラメータを計算することによ
り署名関連データを大きく圧縮させる。これ以上の圧縮
は必要ない。この結果、署名の有意パラメータの記憶容
量が少なくてすみ、そのため処理時間が減る。
【0018】
【実施例】本発明を以下図1から図8までを参照して説
明する。図1に示すブロック図においては、署名入力
(10)が署名検証システムの最初のステップである。
署名入力(10)は、スキャナ等により実施され、図3
に関して後述するように署名のデジタル化したイメージ
を設定する。
明する。図1に示すブロック図においては、署名入力
(10)が署名検証システムの最初のステップである。
署名入力(10)は、スキャナ等により実施され、図3
に関して後述するように署名のデジタル化したイメージ
を設定する。
【0019】署名のデジタル化したイメージは、三次元
の情報空間を形成する多数の画素を含んでいる。「Jo
el」という署名のイメージを図4のAに示し、そこで
はイメージの画素は二次元のアレイを形成し、画素の黒
さは第三次元目の要素である。署名入力(10)のため
のスキャナに応じて、各々の画素の黒さは2値(1ビッ
ト;白か黒)、あるいは2値より大きい値、例えば25
6値(8ビット、白あるいは黒、あるいは白と黒の間の
254のグレイスケール値)によって表わされる。画素
の黒さのこれらの値(グレイスケール値)は後で画素の
濃度として用いられる。
の情報空間を形成する多数の画素を含んでいる。「Jo
el」という署名のイメージを図4のAに示し、そこで
はイメージの画素は二次元のアレイを形成し、画素の黒
さは第三次元目の要素である。署名入力(10)のため
のスキャナに応じて、各々の画素の黒さは2値(1ビッ
ト;白か黒)、あるいは2値より大きい値、例えば25
6値(8ビット、白あるいは黒、あるいは白と黒の間の
254のグレイスケール値)によって表わされる。画素
の黒さのこれらの値(グレイスケール値)は後で画素の
濃度として用いられる。
【0020】署名のデジタル化したイメージは、スキャ
ナから転送され、さらに処理するためコンピュータシス
テムに格納される。
ナから転送され、さらに処理するためコンピュータシス
テムに格納される。
【0021】署名の入力(10)の後の次のステップは
モードを選択することである(12)。2つのモードが
可能である。即ち基準署名分析モード(図1の左側)と
署名検証モード(図1の右側)である。基準署名分析モ
ードと署名検証モードの双方共、署名のデジタル化した
イメージを処理することにより前述のコンピュータシス
テムにより実行される。
モードを選択することである(12)。2つのモードが
可能である。即ち基準署名分析モード(図1の左側)と
署名検証モード(図1の右側)である。基準署名分析モ
ードと署名検証モードの双方共、署名のデジタル化した
イメージを処理することにより前述のコンピュータシス
テムにより実行される。
【0022】基準署名分析モードにおいては、1個人の
1つ以上の基準署名が処理され、基準署名の種々の基準
パラメータ値を記憶する。このモードは将来の検証のた
めの基準を提供する。このモードにおいては、処理され
た署名が個人の真正の署名であることが保証されなけれ
ばならない。このモードでは通常比較あるいは検証は行
われない。
1つ以上の基準署名が処理され、基準署名の種々の基準
パラメータ値を記憶する。このモードは将来の検証のた
めの基準を提供する。このモードにおいては、処理され
た署名が個人の真正の署名であることが保証されなけれ
ばならない。このモードでは通常比較あるいは検証は行
われない。
【0023】1個人の基準署名が2つ以上利用できる場
合には、これら基準署名は互いに比較され、他の全ての
基準署名からの偏差が最小であるような1つの基準署名
を代表として定める。
合には、これら基準署名は互いに比較され、他の全ての
基準署名からの偏差が最小であるような1つの基準署名
を代表として定める。
【0024】基準署名分析モードにおいては、基準署名
の種々の基準パラメータ値が最初のステップで計算され
る(20′)。次いで、別のステップにおいて、計算さ
れたすべての基準パラメータ値が1つの組としてコンピ
ュータシステムに記憶される(27)。
の種々の基準パラメータ値が最初のステップで計算され
る(20′)。次いで、別のステップにおいて、計算さ
れたすべての基準パラメータ値が1つの組としてコンピ
ュータシステムに記憶される(27)。
【0024】基準署名分析モードにおいては、全ての組
の基準パラメータ値は最初のステップで計算される(2
0′)。次いで、別のステップにおいて、全ての計算さ
れた組の基準パラメータ値はコンピュータシステムに記
憶される(27)。
の基準パラメータ値は最初のステップで計算される(2
0′)。次いで、別のステップにおいて、全ての計算さ
れた組の基準パラメータ値はコンピュータシステムに記
憶される(27)。
【0025】署名検証モードにおいては、個人の現在の
1つの署名が検証すべきパラメータ値の組を発生させる
べく処理される。記憶されたパラメータ値の組および対
応する検証すべきパラメータ値の組とによって、現在の
署名の対応する基準署名に対する真偽、即ち現在の署名
を書いた個人が基準署名を書いた個人と同じであるか否
か判断される。
1つの署名が検証すべきパラメータ値の組を発生させる
べく処理される。記憶されたパラメータ値の組および対
応する検証すべきパラメータ値の組とによって、現在の
署名の対応する基準署名に対する真偽、即ち現在の署名
を書いた個人が基準署名を書いた個人と同じであるか否
か判断される。
【0026】署名検証モードにおいては、1組の検証す
べきパラメータ値が第1のステップにおいて計算される
(20)。この検証すべきパラメータ値の組は、記憶さ
れた対応する基準パラメータ値の組と比較される(2
2)。
べきパラメータ値が第1のステップにおいて計算される
(20)。この検証すべきパラメータ値の組は、記憶さ
れた対応する基準パラメータ値の組と比較される(2
2)。
【0027】次のステップは検証ステップ(23)であ
って、そこでは検証すべきパラメータ値の組が所与の許
容範囲内で基準パラメータ値の組と適合するか否か判断
がなされる。
って、そこでは検証すべきパラメータ値の組が所与の許
容範囲内で基準パラメータ値の組と適合するか否か判断
がなされる。
【0028】検証ステップ(23)においては、検証す
べき署名の真偽を評価するために各種の統計学的方法が
用いられる。例えば、複数組の基準パラメータ値と1組
の検証すべきパラメータ値との差異を計算し、次いでそ
の差異に応じて検証すべきパラメータの組に関する標準
偏差を計算することができる。次いで、これらの計算さ
れた統計値は、基準パラメータ値の組と対応する組の検
証すべきパラメータ値との対応についての確率値として
使用される。例えば、対応の確率値が100%であると
すれば、基準パラメータ値の組と検証すべきパラメータ
値の組との間に何らずれはないが、もし対応の確率値が
0%であるとすれば、これら2組のパラメータ値の間に
は全く対応がない。
べき署名の真偽を評価するために各種の統計学的方法が
用いられる。例えば、複数組の基準パラメータ値と1組
の検証すべきパラメータ値との差異を計算し、次いでそ
の差異に応じて検証すべきパラメータの組に関する標準
偏差を計算することができる。次いで、これらの計算さ
れた統計値は、基準パラメータ値の組と対応する組の検
証すべきパラメータ値との対応についての確率値として
使用される。例えば、対応の確率値が100%であると
すれば、基準パラメータ値の組と検証すべきパラメータ
値の組との間に何らずれはないが、もし対応の確率値が
0%であるとすれば、これら2組のパラメータ値の間に
は全く対応がない。
【0029】さらに、前述の確率値に重み付け係数を割
り当てることにより一方の確率値により大きい重みを、
他方に少ない重みをつけることができる。これらの重み
付け係数は、それらが割り当てられる種類のパラメー
タ、あるいは署名をした個人、あるいはそれら双方によ
って変えることができる。
り当てることにより一方の確率値により大きい重みを、
他方に少ない重みをつけることができる。これらの重み
付け係数は、それらが割り当てられる種類のパラメー
タ、あるいは署名をした個人、あるいはそれら双方によ
って変えることができる。
【0030】計算された確率値は次いで図2に示し、か
つ以下説明する不確定帯(band)と関連して用いら
れる。図2に示す全ての値は例であることは勿論であ
る。
つ以下説明する不確定帯(band)と関連して用いら
れる。図2に示す全ての値は例であることは勿論であ
る。
【0031】図2に示す線図においては、横軸はパラメ
ータ番号を縦軸は累積確率値を示す。この線図は、3つ
の部分、即ち不確定帯(30)、真正領域(32)、偽
領域(33)とに分けられる。
ータ番号を縦軸は累積確率値を示す。この線図は、3つ
の部分、即ち不確定帯(30)、真正領域(32)、偽
領域(33)とに分けられる。
【0032】第1のパラメータの検証すべきパラメータ
値の組が計算され、対応する組の基準パラメータ値と比
較される。次いで、対応の確率値が評価される。この基
準値(35)を図2においてパラメータ番号1で示す。
その値は例えば75%で、その位置は不確定帯(30)
内にある。次いで、第2のパラメータの検証すべきパラ
メータ値の組が計算され、対応する組の基準パラメータ
値と比較される。この第2のパラメータに関係する確率
値が評価され、第1のパラメータに関係する確率値に加
えられる。この累積確率値(37)は、図2においてパ
ラメータ番号2で示されている。第2のパラメータに係
わる確率値は25%であるので、累積確率は100%で
あって、その位置は依然として不確定帯(30)内にあ
る。
値の組が計算され、対応する組の基準パラメータ値と比
較される。次いで、対応の確率値が評価される。この基
準値(35)を図2においてパラメータ番号1で示す。
その値は例えば75%で、その位置は不確定帯(30)
内にある。次いで、第2のパラメータの検証すべきパラ
メータ値の組が計算され、対応する組の基準パラメータ
値と比較される。この第2のパラメータに関係する確率
値が評価され、第1のパラメータに関係する確率値に加
えられる。この累積確率値(37)は、図2においてパ
ラメータ番号2で示されている。第2のパラメータに係
わる確率値は25%であるので、累積確率は100%で
あって、その位置は依然として不確定帯(30)内にあ
る。
【0033】この手順が、累積された確率値が真正領域
(32)に達するか、偽領域(33)へ落ち込むまで繰
り返される。検証ステップ(23)の結果が、偽の判定
(25)であれば、検証すべき署名は拒否される。他
方、もし検証ステップ(23)の結果が真正との判定
(25)であれば、検証すべき署名は合格とされる。
(32)に達するか、偽領域(33)へ落ち込むまで繰
り返される。検証ステップ(23)の結果が、偽の判定
(25)であれば、検証すべき署名は拒否される。他
方、もし検証ステップ(23)の結果が真正との判定
(25)であれば、検証すべき署名は合格とされる。
【0034】もし累積確率値が常に不確定帯(30)内
に留っているとすれば、真偽の判断はなされえず、(図
示していない)特別の手順を開始する必要がある。
に留っているとすれば、真偽の判断はなされえず、(図
示していない)特別の手順を開始する必要がある。
【0035】要約すれば、基準署名分析モードの計算ス
テップ(20′)においては、種々の異なる基準パラメ
ータ値の組のすべてが計算され、一方署名検証モードの
計算ステップ(20)においては検証すべきパラメータ
値の組のみが計算され、それが図2について前述した真
偽判断に到達する上で必要である。最悪の場合のみにお
いて、検証すべきパラメータ値の他の全ての組を署名検
証モードの計算ステップ(20)において計算する必要
がある。
テップ(20′)においては、種々の異なる基準パラメ
ータ値の組のすべてが計算され、一方署名検証モードの
計算ステップ(20)においては検証すべきパラメータ
値の組のみが計算され、それが図2について前述した真
偽判断に到達する上で必要である。最悪の場合のみにお
いて、検証すべきパラメータ値の他の全ての組を署名検
証モードの計算ステップ(20)において計算する必要
がある。
【0036】計算され、順に比較されるパラメータ値の
組の順序は、主として、署名検証システムが用いられて
いる用途によって変わる。さらに、その順序は、例えば
各パラメータの表現性に応じて選択してもよい。一般的
に、順序は、署名検証システムの短い計算時間、低いデ
ータ速度および高い信頼性の間の最良の妥協の局面から
選択される。
組の順序は、主として、署名検証システムが用いられて
いる用途によって変わる。さらに、その順序は、例えば
各パラメータの表現性に応じて選択してもよい。一般的
に、順序は、署名検証システムの短い計算時間、低いデ
ータ速度および高い信頼性の間の最良の妥協の局面から
選択される。
【0037】図3に示すブロック線図に関して、署名入
力(10)を以下詳細に説明する。既に前述したよう
に、署名入力(10)はスキャナ等でもって実施され
る。これは署名走査ステップ(101)においてなされ
る。後続のステップ(102)において走査されたイメ
ージがデジタル化される。
力(10)を以下詳細に説明する。既に前述したよう
に、署名入力(10)はスキャナ等でもって実施され
る。これは署名走査ステップ(101)においてなされ
る。後続のステップ(102)において走査されたイメ
ージがデジタル化される。
【0038】次のステップ(103)において、デジタ
ル化されたイメージがクリーンアップされる。これは、
署名の周辺部分の汚れあるいはその他の粒子により、走
査されかつデジタル化された全ての小さい点やドット
が、例えば当該画素を近傍の画素と合わせることにより
デジタルイメージにおいて除去されることを意味する。
このクリーンアップのステップ(103)は、デジタル
イメージを正確に署名のみに限定し、基準パラメータ値
あるいは検証すべきパラメータ値が間違って計算される
可能性を阻止する。
ル化されたイメージがクリーンアップされる。これは、
署名の周辺部分の汚れあるいはその他の粒子により、走
査されかつデジタル化された全ての小さい点やドット
が、例えば当該画素を近傍の画素と合わせることにより
デジタルイメージにおいて除去されることを意味する。
このクリーンアップのステップ(103)は、デジタル
イメージを正確に署名のみに限定し、基準パラメータ値
あるいは検証すべきパラメータ値が間違って計算される
可能性を阻止する。
【0039】別の整合ステップ(104)において、署
名の傾きが、例えばx軸とy軸とに関して所与の軸に対
して整合される。
名の傾きが、例えばx軸とy軸とに関して所与の軸に対
して整合される。
【0040】この整合ステップ(104)には正規化ス
テップ(105)が続き、そこではそれぞれの画素が、
署名がデジタルイメージの二次元アレイの所与のサイズ
を埋めるまで拡大される。例えば、図4のAにおいて
は、署名「Joel」が全体アレイのサイズを埋めるよ
うに署名が整合され、画素が拡大されている。
テップ(105)が続き、そこではそれぞれの画素が、
署名がデジタルイメージの二次元アレイの所与のサイズ
を埋めるまで拡大される。例えば、図4のAにおいて
は、署名「Joel」が全体アレイのサイズを埋めるよ
うに署名が整合され、画素が拡大されている。
【0041】署名入力(10)は、最後にイメージ圧縮
ステップ(106)を含み、そこでは隣接する画素を組
み合わせ、署名を表わす画素の数を減少させることによ
り署名のサイズが縮小される。アレイ中の署名のサイズ
は同じのままである。例えば二次元アレイのイメージ
は、x座標方向に20個の圧縮した画素と、y座標方向
に10個の圧縮した画素とに縮小することができる。
ステップ(106)を含み、そこでは隣接する画素を組
み合わせ、署名を表わす画素の数を減少させることによ
り署名のサイズが縮小される。アレイ中の署名のサイズ
は同じのままである。例えば二次元アレイのイメージ
は、x座標方向に20個の圧縮した画素と、y座標方向
に10個の圧縮した画素とに縮小することができる。
【0042】特に、クリーンアップのステップ(10
3)と、整合ステップ(104)と、正規化ステップ
(105)とイメージ圧縮ステップ(106)とは任意
である。勿論、基準パラメータ値の計算と関連して前記
のステップの1つ以上を用いるとすれば、同じステップ
を、検証すべき対応のパラメータ値の計算に関しても用
いる必要がある。
3)と、整合ステップ(104)と、正規化ステップ
(105)とイメージ圧縮ステップ(106)とは任意
である。勿論、基準パラメータ値の計算と関連して前記
のステップの1つ以上を用いるとすれば、同じステップ
を、検証すべき対応のパラメータ値の計算に関しても用
いる必要がある。
【0043】なお、例えばビデオカメラ等の前述したス
キャナ以外の方法や装置を用いて署名のデジタルイメー
ジを作ることもできる。
キャナ以外の方法や装置を用いて署名のデジタルイメー
ジを作ることもできる。
【0044】図4から図8までについて、有意パラメー
タの種々可能性を以下詳細に説明する。
タの種々可能性を以下詳細に説明する。
【0045】計算ステップ(20,20′)において用
いうる有意パラメータの第1の可能性は、図4のAから
Cについて以下説明する列あるいは行当りの濃度の重心
位置とその他の関連パラメータである。
いうる有意パラメータの第1の可能性は、図4のAから
Cについて以下説明する列あるいは行当りの濃度の重心
位置とその他の関連パラメータである。
【0046】既述のように、署名のデジタルイメージは
多数の画素(ピクセル)を含んでいる。図4のAにおい
ては、「Joel」という署名は、x座標にn個の画素
(i=1からi=n)およびy座標にm個の画素(j=
1からj=m)を有する長方形の二次元アレイに書かれ
ている。勿論、画素は、図4のAに示されているものよ
りはるかに小さい。各画素は、黒から白まででその間に
全てのグレイスケール値を有している範囲をカバーする
256個の値の中の1つを有している。この画素のグレ
イスケール値はそれぞれの画素の濃度である。
多数の画素(ピクセル)を含んでいる。図4のAにおい
ては、「Joel」という署名は、x座標にn個の画素
(i=1からi=n)およびy座標にm個の画素(j=
1からj=m)を有する長方形の二次元アレイに書かれ
ている。勿論、画素は、図4のAに示されているものよ
りはるかに小さい。各画素は、黒から白まででその間に
全てのグレイスケール値を有している範囲をカバーする
256個の値の中の1つを有している。この画素のグレ
イスケール値はそれぞれの画素の濃度である。
【0047】図4のBとCとは2種類の線図を示す。即
ち、図4のBは図4のAの二次元アレイの列(i=1か
らi=n)に対応し、図4のCは図4のAのアレイの行
(j=1からj=m)に対応する。
ち、図4のBは図4のAの二次元アレイの列(i=1か
らi=n)に対応し、図4のCは図4のAのアレイの行
(j=1からj=m)に対応する。
【0048】列あるいは行当りの全ての濃度の重心の位
置は以下のように計算される。もし画素(i,j)の濃
度がdensijであり、かつ列(i)の全ての濃度の
重心がgravxiであるとすれば、以下の式が定義さ
れる。
置は以下のように計算される。もし画素(i,j)の濃
度がdensijであり、かつ列(i)の全ての濃度の
重心がgravxiであるとすれば、以下の式が定義さ
れる。
【0049】 行(j)の全ての濃度の重心に対しては以下の対応する
式が定義される。
式が定義される。
【0050】 次いで、これら重心(gravxi,gravyj)の
位置は、全ての列(i=1からi=n)および全ての行
(j=1からj=m)に対して評価される。
位置は、全ての列(i=1からi=n)および全ての行
(j=1からj=m)に対して評価される。
【0051】図4のBにおいては、列当りの全ての濃度
の重心(gravxi)の位置(231)が全ての列
(i=1からi=n)に対して入力され、一方図4のC
においては行当りの全ての濃度の重心(gravyj)
の位置(232)が全ての行(j=1からj=m)に対
して入力されている。これらの位置(231,232)
は署名「Joel」のパラメータ値の組として使用しう
る。
の重心(gravxi)の位置(231)が全ての列
(i=1からi=n)に対して入力され、一方図4のC
においては行当りの全ての濃度の重心(gravyj)
の位置(232)が全ての行(j=1からj=m)に対
して入力されている。これらの位置(231,232)
は署名「Joel」のパラメータ値の組として使用しう
る。
【0052】線形回帰により、列および行に対するいわ
ゆる重心線(234,235)が列当りおよび行当りの
濃度の重心の位置(231,232)に応じて計算でき
る。勿論、これらの重心線(234,235)を計算す
る他の方法も使用しうる。
ゆる重心線(234,235)が列当りおよび行当りの
濃度の重心の位置(231,232)に応じて計算でき
る。勿論、これらの重心線(234,235)を計算す
る他の方法も使用しうる。
【0053】列および行に対するこれらの重心線(23
4,235)は以下の式で説明しうる。
4,235)は以下の式で説明しうる。
【0054】 gravx=A・x+B および gravy=C・y+D A,B,CおよびDの値は、署名「Joel」のパラメ
ータ値の組として使用できる。
ータ値の組として使用できる。
【0055】前述の位置(231,232)を再び始点
として、重心(237,238)の位置を計算できる。
重心のy座標cy(237)は列の重心の全ての位置
(231)の平均値である。x座標cx(238)は行
の重心の全ての位置(232)の平均値である。
として、重心(237,238)の位置を計算できる。
重心のy座標cy(237)は列の重心の全ての位置
(231)の平均値である。x座標cx(238)は行
の重心の全ての位置(232)の平均値である。
【0056】従って重心(237,238)の位置は以
下のように計算できる。
下のように計算できる。
【0057】 cyおよびcxの値は署名「Joel」のパラメータ値
の組として使用できる。
の組として使用できる。
【0058】重心(237,238)の位置は極めて表
現性のあるパラメータである。そのため、この位置は署
名検証モードの計算ステップ(20)において選択すべ
き第1のパラメータ(パラメータ番号1)として使用で
きる。
現性のあるパラメータである。そのため、この位置は署
名検証モードの計算ステップ(20)において選択すべ
き第1のパラメータ(パラメータ番号1)として使用で
きる。
【0059】計算ステップ(20,20′)において使
用できる有意パラメータの第2の可能性は、図5のAか
らCまでに関して以下説明する列当りあるいは行当りの
濃度の最大値の位置およびその他の関連パラメータであ
る。
用できる有意パラメータの第2の可能性は、図5のAか
らCまでに関して以下説明する列当りあるいは行当りの
濃度の最大値の位置およびその他の関連パラメータであ
る。
【0060】図5のAは図4のAとその関連の前述の説
明とに対応する。図5のBとCとは2種類の線図を示
す。即ち、図5のBは図5のAの二次元アレイの列(i
=1からi=n)に対応し、図5のCは図5のAのアレ
イの行(j=1からj=m)に対応する。
明とに対応する。図5のBとCとは2種類の線図を示
す。即ち、図5のBは図5のAの二次元アレイの列(i
=1からi=n)に対応し、図5のCは図5のAのアレ
イの行(j=1からj=m)に対応する。
【0061】列当りあるいは行当りの濃度の最大値の位
置は以下のように計算される。もし画素(i,j)の濃
度がdensijで、列(i)の全ての濃度の最大値が
maxxiであるとすれば、以下の式が定義される。
置は以下のように計算される。もし画素(i,j)の濃
度がdensijで、列(i)の全ての濃度の最大値が
maxxiであるとすれば、以下の式が定義される。
【0062】 行(j)の全ての濃度の最大値に対しては以下の対応す
る式が定義される。
る式が定義される。
【0063】 次いで、これらの最大値(maxxi,maxyj)の
位置が全ての列(i=1からi=n)および全ての行
(j=1からj=m)について評価される。
位置が全ての列(i=1からi=n)および全ての行
(j=1からj=m)について評価される。
【0064】図5のBにおいては列当りの全ての濃度の
最大値(maxxi)の位置(241)が全ての列(i
=1からi=n)に対して入力され、一方行当りの全て
の濃度の最大値(maxyj)の位置(242)が全て
の行(j=1からj=m)に対して入力される。これら
の位置(241,242)は署名「Joel」のパラメ
ータ値の組として用いることができる。
最大値(maxxi)の位置(241)が全ての列(i
=1からi=n)に対して入力され、一方行当りの全て
の濃度の最大値(maxyj)の位置(242)が全て
の行(j=1からj=m)に対して入力される。これら
の位置(241,242)は署名「Joel」のパラメ
ータ値の組として用いることができる。
【0065】線形回帰により、列および行に対するいわ
ゆる最大ライン(244,245)は、列当りおよび行
当りの濃度の最大値の位置(241,242)に応じて
計算できる。勿論、これらの最大ライン(244,24
5)を計算する他の方法も使用しうる。
ゆる最大ライン(244,245)は、列当りおよび行
当りの濃度の最大値の位置(241,242)に応じて
計算できる。勿論、これらの最大ライン(244,24
5)を計算する他の方法も使用しうる。
【0066】列と行に対する前記の最大ライン(24
4,245)は以下の式により表現できる。
4,245)は以下の式により表現できる。
【0067】 maxx=E・x+F および maxy=G・y+H E,F,GおよびHの値は署名「Joel」のパラメー
タ値の組として使用できる。
タ値の組として使用できる。
【0068】計算ステップ(20,20′)において使
用できる有意パラメータの第3の可能性は、図6のAか
らCに関連して以下説明する列当りあるいは行当りの濃
度の和の値とその他の関連パラメータである。
用できる有意パラメータの第3の可能性は、図6のAか
らCに関連して以下説明する列当りあるいは行当りの濃
度の和の値とその他の関連パラメータである。
【0069】図6のAは、図4のAと前述のその関連説
明とに対応する。図6のBとCとは二種類の線図を示
す。即ち、図6のBは図6のAの二次元アレイの列(i
=1からi=n)に対応し、図6のCは図6のAの行
(j=1からj=m)に対応する。
明とに対応する。図6のBとCとは二種類の線図を示
す。即ち、図6のBは図6のAの二次元アレイの列(i
=1からi=n)に対応し、図6のCは図6のAの行
(j=1からj=m)に対応する。
【0070】双方の座標が位置の値に関連する図4のB
およびCと、図5のBおよびCとは異なり、図6のBと
Cの一方の座標は、位置の値に関連しないが濃度の和の
値に関連する。
およびCと、図5のBおよびCとは異なり、図6のBと
Cの一方の座標は、位置の値に関連しないが濃度の和の
値に関連する。
【0071】列当りあるいは行当りの濃度の和の値は以
下のように計算される。もし画素(i,j)の濃度がd
ensijであり、列(i)の全ての濃度の和の値がs
umxiであるとすれば、以下の式が定義される。
下のように計算される。もし画素(i,j)の濃度がd
ensijであり、列(i)の全ての濃度の和の値がs
umxiであるとすれば、以下の式が定義される。
【0072】 行(j)の全ての濃度の和の値に対して以下の対応する
式が定義される。
式が定義される。
【0073】 図6のBにおいて、列当りの全ての濃度の和の値(25
1)か全ての列(i=1からi=n)に対して入力さ
れ、一方図6のCにおいて、行当りの全ての濃度の和の
値(252)が全ての行(j=1からj=m)に対して
入力される。これらの和の値(251,252)は署名
「Joel」のパラメータ値の組として使用できる。
1)か全ての列(i=1からi=n)に対して入力さ
れ、一方図6のCにおいて、行当りの全ての濃度の和の
値(252)が全ての行(j=1からj=m)に対して
入力される。これらの和の値(251,252)は署名
「Joel」のパラメータ値の組として使用できる。
【0074】署名「Joel」の別の有意パラメータ
は、列当り濃度の和の値が所与のオフセット値より大き
い場合の回数である。この数はx和数と称される。図6
のBにおいては、オフセット値を参照番号254で示
し、x和数は2である。
は、列当り濃度の和の値が所与のオフセット値より大き
い場合の回数である。この数はx和数と称される。図6
のBにおいては、オフセット値を参照番号254で示
し、x和数は2である。
【0075】所与のオフセット値(254)より大きい
列の和の値の位置は、署名の別の有意パラメータであ
る。これらの位置は、x和位置と称される。図6のBに
おいては、x和位置はp1(256)とp2(257)
とで指示される。
列の和の値の位置は、署名の別の有意パラメータであ
る。これらの位置は、x和位置と称される。図6のBに
おいては、x和位置はp1(256)とp2(257)
とで指示される。
【0076】x和数とx和位置とは署名「Joel」パ
ラメータ値の別の組として使用できる。
ラメータ値の別の組として使用できる。
【0077】図6のCに行当り濃度の和の値が示されて
いる。ここでも同様にオフセット値(図示せず)を定め
て対応するy和数とy和位置を求めることができる。
いる。ここでも同様にオフセット値(図示せず)を定め
て対応するy和数とy和位置を求めることができる。
【0078】計算ステップ(20,20′)において使
用しうる有意パラメータの別の可能性は、図7のAから
Cまでに関連して以下説明する署名のライン幅あるいは
エンベロップである。
用しうる有意パラメータの別の可能性は、図7のAから
Cまでに関連して以下説明する署名のライン幅あるいは
エンベロップである。
【0079】図7のAからCまでは、署名と、そのライ
ン幅とエンベロップとを示す。
ン幅とエンベロップとを示す。
【0080】図7のAは、図4のAと、前述のその関連
の説明とに対応する。
の説明とに対応する。
【0081】図7のBは図7のAの二次元アレイの一部
を拡大して示す。この部分は、署名「Joel」のライ
ン部分を含む。図7のAとBとの相互関係は図7のAか
らBを指す矢印により指示されている。ライン部分の縁
部を参照番号261で示す。図7のBに示す署名のライ
ン部分は長方形(263)によって囲まれている。
を拡大して示す。この部分は、署名「Joel」のライ
ン部分を含む。図7のAとBとの相互関係は図7のAか
らBを指す矢印により指示されている。ライン部分の縁
部を参照番号261で示す。図7のBに示す署名のライ
ン部分は長方形(263)によって囲まれている。
【0082】図7のCは、図7のBのアレイの長方形
(263)における列に対応する線図を示す。双方の座
標が位置の値に係わる図4のBおよびC、図5のBおよ
びCと異なり、図7のCの一方の座標は位置の値でなく
濃度の和の値に関連している。以下の計算は長方形(2
63)内部の画素のみに関連する。もし画素(i,j)
の濃度がdensijであり、かつ列(i)の全ての濃
度の和の値がwsumiであるとすれば、以下の式が有
効である。
(263)における列に対応する線図を示す。双方の座
標が位置の値に係わる図4のBおよびC、図5のBおよ
びCと異なり、図7のCの一方の座標は位置の値でなく
濃度の和の値に関連している。以下の計算は長方形(2
63)内部の画素のみに関連する。もし画素(i,j)
の濃度がdensijであり、かつ列(i)の全ての濃
度の和の値がwsumiであるとすれば、以下の式が有
効である。
【0083】 図7のCにおいて、列当りの全ての濃度の和の値(26
5)が長方形(263)の全ての列に対して入力され
る。これらの和の値(265)が線によって接続される
とすれば、生ずる曲線は2つの遷移点(267,26
8)を有している。x座標の方向における2つの遷移点
の間の距離は署名のライン幅(276)に対応する。
5)が長方形(263)の全ての列に対して入力され
る。これらの和の値(265)が線によって接続される
とすれば、生ずる曲線は2つの遷移点(267,26
8)を有している。x座標の方向における2つの遷移点
の間の距離は署名のライン幅(276)に対応する。
【0084】ライン幅(276)の値は署名「Joe
l」のパラメータ値の組として使用できる。
l」のパラメータ値の組として使用できる。
【0085】図7のAにおける参照番号271,27
2,273および274は、二次元アレイの4つの直交
方向の中の一方向において極大値および極小値を有して
いる署名の位置を特定化する。例えば、位置(272)
はx座標の方向において最大値を有している。これらの
極大値および極小値は、xおよびy座標に平行の線がそ
れらを通して描かれると署名を囲む枠を形成する。
2,273および274は、二次元アレイの4つの直交
方向の中の一方向において極大値および極小値を有して
いる署名の位置を特定化する。例えば、位置(272)
はx座標の方向において最大値を有している。これらの
極大値および極小値は、xおよびy座標に平行の線がそ
れらを通して描かれると署名を囲む枠を形成する。
【0086】このエンベロップの値(271,272,
273および274)は署名「Joel」のパラメータ
値の組として使用できる。
273および274)は署名「Joel」のパラメータ
値の組として使用できる。
【0087】計算ステップ(20,20′)において使
用できる有意パラメータの別の可能性としては、図8の
AからCに関して以下説明する署名のセグメントを示す
弓形部である。
用できる有意パラメータの別の可能性としては、図8の
AからCに関して以下説明する署名のセグメントを示す
弓形部である。
【0088】図8のAからCまでは、署名と、その弓形
部の中の1つと、この弓形部のセグメンテーションとを
示す。
部の中の1つと、この弓形部のセグメンテーションとを
示す。
【0089】図8のAは、図4のAと、前述のその関連
の説明とに対応する。
の説明とに対応する。
【0090】図8のBは、図8のAの二次元アレイの一
部を拡大して示す。この部分は署名「Joel」の弓形
部分を含む。図8のAとBとの間の相互関係を図8のA
からBを指す矢印で示す。弓形部分の縁部を参照番号2
81で示す。図8のBに示す署名の弓形部分は長方形
(283)によって囲まれている。
部を拡大して示す。この部分は署名「Joel」の弓形
部分を含む。図8のAとBとの間の相互関係を図8のA
からBを指す矢印で示す。弓形部分の縁部を参照番号2
81で示す。図8のBに示す署名の弓形部分は長方形
(283)によって囲まれている。
【0091】図8のCは、図8のBのアレイの長方形
(283)における列に対応する線図を示す。双方の座
標が位置の値に係わる図4のBおよびCと、図5のBお
よびCと異なり、図8のCの一方の座標は位置の値でな
く濃度の和の値に係わる。
(283)における列に対応する線図を示す。双方の座
標が位置の値に係わる図4のBおよびCと、図5のBお
よびCと異なり、図8のCの一方の座標は位置の値でな
く濃度の和の値に係わる。
【0092】以下の計算は前記長方形(283)の内側
の画素のみに係わる。
の画素のみに係わる。
【0093】もし画素(i,j)の濃度がdensij
であり、列(i)の全ての濃度の和の値がesumiで
あるとすれば、以下の式が定義される。
であり、列(i)の全ての濃度の和の値がesumiで
あるとすれば、以下の式が定義される。
【0094】 図8のCにおいて、列当りの全ての濃度の和の値(28
5)が長方形(283)の全ての列に対して入力され
る。これらの和の値(285)が線によって接続される
とすれば、生ずる曲線は図8のBに示すように弓形部分
のセグメント(290)の終点(292,293)を規
定する2つの極値点を有している。この極値点(28
7,288)と前記の終点(292,293)との間の
相互関係は、図8のCからBを指す2本の矢印により指
示されている。
5)が長方形(283)の全ての列に対して入力され
る。これらの和の値(285)が線によって接続される
とすれば、生ずる曲線は図8のBに示すように弓形部分
のセグメント(290)の終点(292,293)を規
定する2つの極値点を有している。この極値点(28
7,288)と前記の終点(292,293)との間の
相互関係は、図8のCからBを指す2本の矢印により指
示されている。
【0095】図8のBに示す弓形部のセグメント(29
0)が二次多項式によって置換される。
0)が二次多項式によって置換される。
【0096】二次多項式は一般的に以下の式の形式で記
述できる。
述できる。
【0097】y=a+b・x+c・x 2 この多項式は放物線を形成する。二次多項式を記述する
別の方法は、放物線の3つの点、x1,y1;x2,y
2;x3,y3を抜き出すことである。これらの3つの
点が得られると、多項式の前述の式の値a,bおよびc
を計算することができる。
別の方法は、放物線の3つの点、x1,y1;x2,y
2;x3,y3を抜き出すことである。これらの3つの
点が得られると、多項式の前述の式の値a,bおよびc
を計算することができる。
【0098】放物線の第1と第2の点(x1,y1;x
2,y2)は、図8のBに示す弓形セグメントの2つの
終点(292,293)である。第3の点(x3,y
3)は図8のBに示す弓形セグメント(290)の全て
のその他の点に応じて計算される。この第3の点(x
3,y3)は、計算された二次多項式に対応する放物線
ができるだけ多くの点において図8のBに示す弓形セグ
メント(290)と適合するように計算される。この計
算に対して放物線回帰の方法、特にガウスの方法または
クレーマの方法あるいはこれら両方の方法が用いられ
る。
2,y2)は、図8のBに示す弓形セグメントの2つの
終点(292,293)である。第3の点(x3,y
3)は図8のBに示す弓形セグメント(290)の全て
のその他の点に応じて計算される。この第3の点(x
3,y3)は、計算された二次多項式に対応する放物線
ができるだけ多くの点において図8のBに示す弓形セグ
メント(290)と適合するように計算される。この計
算に対して放物線回帰の方法、特にガウスの方法または
クレーマの方法あるいはこれら両方の方法が用いられ
る。
【0099】署名全体は、署名の独特の断片を示す多数
のセグメントに分割、即ち切断される。これらの全ての
セグメントは、次いで分析され、前述のようにセグメン
トの2つの終点と、1つの計算された第3の点とによっ
て置換される。
のセグメントに分割、即ち切断される。これらの全ての
セグメントは、次いで分析され、前述のようにセグメン
トの2つの終点と、1つの計算された第3の点とによっ
て置換される。
【0100】全てのセグメントのそれぞれの3つの点は
署名「Joel」のパラメータ値の組として使用でき
る。
署名「Joel」のパラメータ値の組として使用でき
る。
【0101】計算ステップ(20,20′)においてこ
れらの全ての有意パラメータを使用するか否かは任意で
ある。全てのパラメータを用いるか、あるいは幾つかの
特定のパラメータのみを用いてもよい。また、全ての組
の基準パラメータ値を計算するのみならず、検証すべき
パラメータの対応する組の中のあるものだけを計算して
もよい。この場合、検証すべきパラメータ値の計算され
た組のみを対応する組の基準パラメータ値と比較する。
れらの全ての有意パラメータを使用するか否かは任意で
ある。全てのパラメータを用いるか、あるいは幾つかの
特定のパラメータのみを用いてもよい。また、全ての組
の基準パラメータ値を計算するのみならず、検証すべき
パラメータの対応する組の中のあるものだけを計算して
もよい。この場合、検証すべきパラメータ値の計算され
た組のみを対応する組の基準パラメータ値と比較する。
【0102】さらに、これらの組のパラメータ値を平行
に計算することが可能であり、例えば異なるパラメータ
値を同時に処理する(平行処理)数個のマイクロプロセ
ッサを用いることが可能であることを意味する。
に計算することが可能であり、例えば異なるパラメータ
値を同時に処理する(平行処理)数個のマイクロプロセ
ッサを用いることが可能であることを意味する。
【0103】別の可能性としては、事前選択のために1
つ以上の前述のパラメータを用いることである。事前選
択とは、署名検証モードにおいて、事前選択のために選
択したパラメータが、計算され(20)かつ比較される
(22)べき最初のパラメータであることを意味する。
次いで、検証ステップ(23)が実行され、もしこのス
テップが偽の判断をするとすれば、検証すべき署名は直
ちに拒否される。もし検証ステップ(23)が真正の判
断を行うと、プロセスは既述のように計算を続行する。
そのことにより処理時間を節約できる。
つ以上の前述のパラメータを用いることである。事前選
択とは、署名検証モードにおいて、事前選択のために選
択したパラメータが、計算され(20)かつ比較される
(22)べき最初のパラメータであることを意味する。
次いで、検証ステップ(23)が実行され、もしこのス
テップが偽の判断をするとすれば、検証すべき署名は直
ちに拒否される。もし検証ステップ(23)が真正の判
断を行うと、プロセスは既述のように計算を続行する。
そのことにより処理時間を節約できる。
【0104】前述したイメージ検証システムは、基準署
名の基準パラメータ値の全ての組が中央コンピュータシ
ステムに記憶され、種々の場所における銀行に分散した
コンピュータが現在の署名から検証すべきパラメータ値
の組を計算し、中央コンピュータシステムから接続回線
を介して対応する組のパラメータ値を受け取り、次いで
検証すべきパラメータ値の組を基準パラメータ値の組と
比較し、検証すべき現在の署名を許可するか、あるいは
拒否するようなバンキング・システムにおいて特に使用
できる。全体の署名検証システムは人間が介入すること
なく自動的に動作する。さらに、このシステムは極めて
高速に動作し、例えば種々のバンキング・システムとに
適合しうるように極めて融通性がある。
名の基準パラメータ値の全ての組が中央コンピュータシ
ステムに記憶され、種々の場所における銀行に分散した
コンピュータが現在の署名から検証すべきパラメータ値
の組を計算し、中央コンピュータシステムから接続回線
を介して対応する組のパラメータ値を受け取り、次いで
検証すべきパラメータ値の組を基準パラメータ値の組と
比較し、検証すべき現在の署名を許可するか、あるいは
拒否するようなバンキング・システムにおいて特に使用
できる。全体の署名検証システムは人間が介入すること
なく自動的に動作する。さらに、このシステムは極めて
高速に動作し、例えば種々のバンキング・システムとに
適合しうるように極めて融通性がある。
【0105】修正形態においては、前述のシステムは、
テキストの分析あるいは文字認識と、コンピュータによ
り実行する製造とに関連して使用しうる。最初の場合は
アルファベットの文字が、他の場合には製造すべき部品
が、基準署名に相当する。双方の場合において、文字の
有意パラメータあるいは製造すべき部品の有意パラメー
タが、計算され、記憶され、次いで検証すべき文字ある
いは部品と比較される。
テキストの分析あるいは文字認識と、コンピュータによ
り実行する製造とに関連して使用しうる。最初の場合は
アルファベットの文字が、他の場合には製造すべき部品
が、基準署名に相当する。双方の場合において、文字の
有意パラメータあるいは製造すべき部品の有意パラメー
タが、計算され、記憶され、次いで検証すべき文字ある
いは部品と比較される。
【図1】本発明による署名検証システムの基本的ステッ
プのブロック線図。
プのブロック線図。
【図2】図1に示すブロック線図の検証ステップにおい
て使用される不確定帯を備えた線図。
て使用される不確定帯を備えた線図。
【図3】図1に示すブロック線図の署名入力ステップの
詳細ブロック線図。
詳細ブロック線図。
【図4】AからCは、署名と、署名の画素のグレイスケ
ール値の重心位置を備えた列および行当りのそれぞれの
線図を示す図。
ール値の重心位置を備えた列および行当りのそれぞれの
線図を示す図。
【図5】AからCは、署名と、署名の画素のグレイスケ
ール値の最大値の位置を備えた列および行当りのそれぞ
れの線図を示す図。
ール値の最大値の位置を備えた列および行当りのそれぞ
れの線図を示す図。
【図6】AからCは、署名と、署名の画素のグレイスケ
ール値の和の値の位置を備えた列および行当りのそれぞ
れの線図を示す図。
ール値の和の値の位置を備えた列および行当りのそれぞ
れの線図を示す図。
【図7】AからCは、署名と、そのライン幅とそのエン
ベロップとを示す図。
ベロップとを示す図。
【図8】AからCは、署名と、その弓形部分の1つと、
この弓形部のセグメンテーションを示す図。
この弓形部のセグメンテーションを示す図。
フロントページの続き (72)発明者 フォルカー・ルドルフ ドイツ連邦共和国7031アイドリンゲン− 3、フィンケンヴェーク 20番地 (72)発明者 ヴェルナー・ルペルト ドイツ連邦共和国7036シェーナイハ、ガル テンシュトラーセ 9/1番地 (56)参考文献 特開 昭60−68479(JP,A) 特開 昭63−261476(JP,A) 特開 昭54−149432(JP,A) 特開 昭56−4880(JP,A) 特開 昭62−138978(JP,A) 特開 平1−114987(JP,A) 米国特許4028674(US,A) 米国特許4286255(US,A) R.NAGEL & A.ROSENF ELD,”COMPUTER DETCT ION OF FREEHAND FOR GERIES”,IEEE TRANSA CTIONS ON COMPUTER S,VOL.C−26,NO.9,P.895 −905,1977−9
Claims (12)
- 【請求項1】個人の署名をコンピュータシステムで自動
的に検証する方法において、 a)前記個人の真正な署名のイメージを走査して該イメ
ージの画素をグレイスケールでデジタル化し、 b)前記走査の方向に沿って離隔した複数の場所のそれ
ぞれにおいて、該走査方向に垂直な方向に沿った前記画
素をそれぞれの画素のグレイスケールで重み付けた上で
前記垂直方向における重心を決定し、 c)前記離隔した場所のそれぞれにおける前記重心に基
づき前記走査方向の重心線を決定し、 d)前記重心線を定義するパラメータ値を前記個人の真
正な署名に関する特性を定義する基準パラメータ値とし
てメモリに記憶し、 e)検証すべき個人の署名のイメージを走査して該イメ
ージの画素をグレイスケールでデジタル化し、 f)前記走査の方向に沿って離隔した複数の場所のそれ
ぞれにおいて、該走査方向に垂直な方向に沿った前記画
素をそれぞれの画素のグレイスケールで重み付けた上で
前記垂直方向における重心を決定し、 g)前記離隔した場所のそれぞれにおける前記重心に基
づき前記走査方向の重心線を決定し、 h)前記g)で決定された重心線を前記d)で記憶され
た基準パラメータ値と比較し、その比較結果に従って前
記検証すべき個人の署名の真正度を検証する、 ステップを備える署名を自動的に検証する方法。 - 【請求項2】個人の署名をコンピュータシステムで自動
的に検証する方法において、 a)前記個人の真正な署名のイメージを走査して該イメ
ージの画素をグレイスケールでデジタル化し、 b)前記走査の方向に垂直な方向に沿って離隔した複数
の場所のそれぞれにおいて、該走査方向に沿った前記画
素をそれぞれの画素のグレイスケールで重み付けた上で
前記走査方向における重心を決定し、 c)前記離隔した場所のそれぞれにおける前記重心に基
づき前記走査方向に垂直な方向の重心線を決定し、 d)前記重心線を定義するパラメータ値を前記個人の真
正な署名に関する特性を定義する基準パラメータ値とし
てメモリに記憶し、 e)検証すべき個人の署名のイメージを走査して該イメ
ージの画素をグレイスケールでデジタル化し、 f)前記走査の方向に垂直な方向に沿って離隔した複数
の場所のそれぞれにおいて、該走査方向に沿った前記画
素をそれぞれの画素のグレイスケールで重み付けた上で
前記走査方向における重心を決定し、 g)前記離隔した場所のそれぞれにおける前記重心に基
づき前記走査方向に垂直な方向の重心線を決定し、 h)前記g)で決定された重心線を前記d)で記憶され
た基準パラメータ値と比較し、その比較結果に従って前
記検証すべき個人の署名の真正度を検証する、 ステップを備える署名を自動的に検証する方法。 - 【請求項3】前記基準パラメータが前記走査方向に沿っ
て整列した真正な署名に基づくものであり、かつ前記検
証すべき署名も前記走査方向に沿って整列されている、
請求項1及び2のいずれか一項に記載の方法。 - 【請求項4】前記デジタル化するステップe)が、前記
のデジタル化したイメージを前記真正な署名のサイズに
正規化するステップを含む、請求項1から3までのいず
れか一項に記載の方法。 - 【請求項5】個人の署名をコンピュータシステムで自動
的に検証する方法において、 a)前記個人の真正な署名のイメージを走査して該イメ
ージの画素をグレイスケールでデジタル化し、 b)前記走査の方向に沿って離隔した複数の場所のそれ
ぞれにおいて、該走査方向に垂直な方向に沿った前記画
素の内最大のグレイスケールを有する画素の位置を判定
し、 c)前記最大のグレイスケールを有する画素の位置を定
義するパラメータ値を前記個人の真正な署名に関する特
性を定義する基準パラメータ値としてメモリに記憶し、 d)検証すべき個人の署名のイメージを走査して該イメ
ージの画素をグレイスケールでデジタル化し、 e)前記走査の方向に沿って離隔した複数の場所のそれ
ぞれにおいて、該走査方向に垂直な方向に沿った前記画
素の内最大のグレイスケールを有する画素の位置を判定
し、 f)前記e)で判定された位置を前記c)で記憶された
基準パラメータ値と比較し、その比較結果に従って前記
検証すべき個人の署名の真正度を検証する、 ステップを備える署名を自動的に検証する方法。 - 【請求項6】個人の署名をコンピュータシステムで自動
的に検証する方法において、 a)前記個人の真正な署名のイメージを走査して該イメ
ージの画素をグレイスケールでデジタル化し、 b)前記走査の方向に垂直な方向沿って離隔した複数の
場所のそれぞれにおいて、該走査方向に沿った前記画素
の内最大のグレイスケールを有する画素の位置を判定
し、 c)前記最大のグレイスケールを有する画素の位置を定
義するパラメータ値を前記個人の真正な署名に関する特
性を定義する基準パラメータ値としてメモリに記憶し、 d)検証すべき個人の署名のイメージを走査して該イメ
ージの画素をグレイスケールでデジタル化し、 e)前記走査の方向に垂直な方向沿って離隔した複数の
場所のそれぞれにおいて、該走査方向に沿った前記画素
の内最大のグレイスケールを有する画素の位置を判定
し、 f)前記e)で判定された位置を前記c)で記憶された
基準パラメータ値と比較し、その比較結果に従って前記
検証すべき個人の署名の真正度を検証する、 ステップを備える署名を自動的に検証する方法。 - 【請求項7】前記真正な署名について、前記走査の方向
に沿って離隔した複数の場所のそれぞれにおいて、該走
査方向に垂直な方向に沿った前記画素の内最大のグレイ
スケールを有する画素の位置を判定し、 前記最大のグレイスケールを有する画素の位置を定義す
るパラメータ値を前記個人の真正な署名に関する特性を
定義する基準パラメータ値としてメモリに記憶し、 検証すべき個人の署名について、前記走査の方向に沿っ
て離隔した複数の場所のそれぞれにおいて、該走査方向
に垂直な方向に沿った前記画素の内最大のグレイスケー
ルを有する画素の位置を判定し、 前記検証すべき署名について判定された位置を前記記憶
された基準パラメータ値と比較し、その比較結果に従っ
て前記検証すべき個人の署名の真正度を検証する、 ステップをさらに備える請求項1または2に記載の方
法。 - 【請求項8】前記真正な署名について、前記走査の方向
に垂直な方向に沿って離隔した複数の場所のそれぞれに
おいて、該走査方向に沿った前記画素の内最大のグレイ
スケールを有する画素の位置を判定し、 前記最大のグレイスケールを有する画素の位置を定義す
るパラメータ値を前記個人の真正な署名に関する特性を
定義する基準パラメータ値としてメモリに記憶し、 検証すべき個人の署名について、前記走査の方向に垂直
な方向に沿って離隔した複数の場所のそれぞれにおい
て、該走査方向に沿った前記画素の内最大のグレイスケ
ールを有する画素の位置を判定し、 前記検証すべき署名について判定された位置を前記記憶
された基準パラメータ値と比較し、その比較結果に従っ
て前記検証すべき個人の署名の真正度を検証する、 ステップをさらに備える請求項1または2に記載の方
法。 - 【請求項9】個人の署名をコンピュータシステムで自動
的に検証する装置において、 所与の署名のイメージを走査して該イメージの画素をグ
レイスケールでデジタル化するデジタル化手段と、 前記走査の方向に沿って離隔した複数の場所のそれぞれ
において、該走査方向に垂直な方向に沿った前記画素を
それぞれの画素のグレイスケールで重み付けた上で前記
垂直方向における重心を決定し、前記離隔した場所のそ
れぞれにおける前記重心に基づき前記走査方向の重心線
を決定する決定手段と、 前記個人の真正な署名について前記決定手段により決定
された前記重心線を定義するパラメータ値を前記個人の
真正な署名に関する特性を定義する基準パラメータ値と
して記憶するメモリと、 検証すべき個人の署名について前記決定手段により決定
された重心線を前記メモリに記憶された基準パラメータ
値と比較し、その比較結果に従って前記検証すべき個人
の署名の真正度を検証する比較手段と、 を備える署名を自動的に検証する装置。 - 【請求項10】個人の署名をコンピュータシステムで自
動的に検証する装置において、 所与の署名のイメージを走査して該イメージの画素をグ
レイスケールでデジタル化するデジタル化手段と、 前記走査の方向に垂直な方向に沿って離隔した複数の場
所のそれぞれにおいて、該走査方向に沿った前記画素を
それぞれの画素のグレイスケールで重み付けた上で前記
垂直方向における重心を決定し、前記離隔した場所のそ
れぞれにおける前記重心に基づき前記走査方向に垂直な
方向の重心線を決定する決定手段と、 前記個人の真正な署名について前記決定手段により決定
された前記重心線を定義するパラメータ値を前記個人の
真正な署名に関する特性を定義する基準パラメータ値と
して記憶するメモリと、 検証すべき個人の署名について前記決定手段により決定
された重心線を前記メモリに記憶された基準パラメータ
値と比較し、その比較結果に従って前記検証すべき個人
の署名の真正度を検証する比較手段と、 を備える署名を自動的に検証する装置。 - 【請求項11】個人の署名をコンピュータシステムで自
動的に検証する装置において、 所与の署名のイメージを走査して該イメージの画素をグ
レイスケールでデジタル化するデジタル化手段と、 前記走査の方向に垂直な方向に沿って離隔した複数の場
所のそれぞれにおいて、該走査方向に沿った前記画素の
内最大のグレイスケールを有する画素の位置を判定する
判定手段と、 前記個人の真正な署名について前記決定手段により決定
された前記最大のグレイスケールを有する画素の位置を
前記個人の真正な署名に関する特性を定義する基準パラ
メータ値として記憶するメモリと、 検証すべき個人の署名について前記決定手段により決定
された最大のグレイスケールを有する画素の位置を前記
メモリに記憶された基準パラメータ値と比較し、その比
較結果に従って前記検証すべき個人の署名の真正度を検
証する比較手段と、 を備える署名を自動的に検証する装置。 - 【請求項12】個人の署名をコンピュータシステムで自
動的に検証する装置において、 所与の署名のイメージを走査して該イメージの画素をグ
レイスケールでデジタル化するデジタル化手段と、 前記走査の方向に沿って離隔した複数の場所のそれぞれ
において、該走査方向に垂直な方向に沿った前記画素の
内最大のグレイスケールを有する画素の位置を判定する
判定手段と、 前記個人の真正な署名について前記決定手段により決定
された前記最大のグレイスケールを有する画素の位置を
前記個人の真正な署名に関する特性を定義する基準パラ
メータ値として記憶するメモリと、 検証すべき個人の署名について前記決定手段により決定
された最大のグレイスケールを有する画素の位置を前記
メモリに記憶された基準パラメータ値と比較し、その比
較結果に従って前記検証すべき個人の署名の真正度を検
証する比較手段と、 を備える署名を自動的に検証する装置。
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
DE901206201 | 1990-10-27 | ||
DE90120620:1 | 1990-10-27 | ||
EP90120620A EP0483391B1 (en) | 1990-10-27 | 1990-10-27 | Automatic signature verification |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0567201A JPH0567201A (ja) | 1993-03-19 |
JPH0823890B2 true JPH0823890B2 (ja) | 1996-03-06 |
Family
ID=8204660
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3202822A Expired - Fee Related JPH0823890B2 (ja) | 1990-10-27 | 1991-08-13 | 署名を自動検証する方法と装置 |
Country Status (4)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5251265A (ja) |
EP (1) | EP0483391B1 (ja) |
JP (1) | JPH0823890B2 (ja) |
DE (1) | DE69032542T2 (ja) |
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