JPH08231707A - ポリエーテルの精製方法 - Google Patents
ポリエーテルの精製方法Info
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Abstract
に、ノニオン系界面活性剤とピロリン酸二水素二ナトリ
ウムと水を添加し、ポリエーテルに不溶の第2の塩を生
成させた後第2の金属塩を除去することを特徴とする、
ポリエーテルの精製方法。該精製されたポリエーテルを
変成して得られる、加水分解性基含有ケイ素基含有ポリ
エーテルの製造方法。
Description
エーテルから該塩を除去する精製方法、および、該精製
されたポリエーテルから製造される、貯蔵安定性の改良
された、加水分解性基含有ケイ素基含有ポリエーテルに
関する。
やアルミニウムポルフィリン錯体化合物を触媒としてイ
ニシエータにモノエポキシドを反応させて製造した水酸
基含有ポリエーテルでは、使用した触媒に起因する金属
塩の残存がその後のポリエーテル自体の安定性に悪影響
を及ぼすことがあり、このような塩を除去する方法が提
案されている(特開平3−88823号公報、特開平3
−88824号公報)。
ルを変成して製造した2次製品の安定性や該ポリエーテ
ルを用いたその後の化学反応にも悪影響を及ぼすことが
あり、やはり塩の除去は必要となる。変成の方法として
は水酸基含有ポリエーテルの水酸基OHをOM(Mはア
ルカリ金属)とした後、有機ハロゲン化物を反応させる
ことにより、水酸基含有ポリエーテルを変成し変成物を
得る方法がある。具体的には、たとえば、塩化アリルを
反応させて末端をアリル基に変成する方法、塩化メチレ
ンと反応させてポリエーテルを多量化する方法、などが
ある。
物は後に充分に除去する必要があるが、複合金属シアン
化物錯体化合物触媒を用いて製造したポリエーテルは水
と非常に乳化しやすいため、抽出法での除去はきわめて
困難である。
基を末端に有する不飽和基含有ポリエーテルの製造の場
合について具体的に説明する。
基を利用してさらに付加反応等の化学修飾により種々の
官能基を導入できるので、官能基含有ポリエーテルの有
用な中間体となっており、その合成法および精製法がこ
れまでに検討がなされてきている(特開平5−9799
6号公報、特開平3−72527号公報)。
リ触媒存在下に、塩化アリルや塩化メタリルのような塩
化アルケニルと反応させて末端アルケニル基とする方法
はよく知られた方法である。
カリ金属水酸化物や金属ナトリウムなどのアルカリ触媒
を使用した場合、塩化ナトリウムのような無機塩が副生
する。このような副生無機塩および過剰のアルカリ触媒
を使用した場合には残存するアルカリ触媒を除去するこ
とが必要となる。この除去は、一般には、適当な吸着剤
で処理し濾過する方法、各種酸で中和した後に生成する
塩を濾過する方法、および抽出する方法(抽出法)など
が知られている。
量である場合、高粘度であるために濾過が困難である。
さらに、ポリエーテルが高分子量である場合、中和によ
り生成する塩が微分散してしまい容易に濾過できない。
また、抽出法にしても複合金属シアン化物錯体化合物触
媒を用いて製造した高分子量のポリエーテルにあっては
単純な水洗方法ではポリマー層と水層が全く分離できな
い状態のクリーム状の混合物になってしまい、たとえ溶
剤を使用した場合でもエマルジョン状となり容易に分液
できない。
のコントロールと界面活性剤の併用により分液する方法
も提案されたが、実質的には親水性の高いポリエーテル
では使用しにくいなど制約が大きい。
限らず、上記のような性質を有する高分子量のポリエー
テルについての汎用性の高い精製方法を確立することが
望まれている。
解決すべくなされた下記の発明である。第1の塩を含有
するポリエーテル(A)に、水(B)、および、第1の
塩を構成するイオンと反応してポリエーテル(A)に本
質的に不溶な第2の塩を形成しうる化合物(C)、を添
加した後、水分を除去し、次いで第2の塩をポリエーテ
ル(A)から除去することを特徴とするポリエーテルの
精製方法。
(A)は、金属系触媒の存在下イニシエータにモノエポ
キシドを反応させて得られる水酸基含有ポリエーテルま
たはその変成物であることが好ましい。
リエーテルは、イニシエータに金属系触媒の存在下モノ
エポキシドを反応させて得られるものが好ましい。
上であり、1〜6が適当で、1〜4が好ましく、2〜4
が特に好ましい。
性水素原子(水酸基やアミノ基の水素原子)数を有する
化合物であり、たとえば1価以上のアルコール類やフェ
ノール類がある。
ルコールやそのアルキレンオキシド付加物(目的物に比
較して低分子量のポリオキシアルキレンポリオール)が
好ましいが、これらに限定されず、たとえば1〜6価の
カルボン酸、アミン、チオールなども使用できる。不飽
和基含有ポリエーテルを製造する場合、アルケニルアル
コール(たとえば、アリルアルコール、メタリルアルコ
ール)などの不飽和基を有する1価イニシエータが好ま
しい。2価以上のイニシエータとしては、たとえば、以
下の化合物がある。
ル、プロピレングリコール、ジプロピレングリコール、
その他のポリオキシプロピレングリコール、ブタンジオ
ール、グリセリン、トリメチロールプロパン、ペンタエ
リスリトール、ソルビトール、ビスフェノールAおよび
これらのアルキレンオキシド付加物。
ド、プロピレンオキシド、ブチレンオキシド、ヘキシレ
ンオキシド、スチレンオキシドなどのアルキレンオキシ
ドがある。オキセタン、テトラヒドロフラン等も使用で
きる。炭素数2〜6のアルキレンオキシドが好ましく、
プロピレンオキシド単独、プロピレンオキシドと少量の
他の炭素数3以上のアルキレンオキシドの併用、あるい
はプロピレンオキシドとエチレンオキシドの併用が特に
好ましい。
子量は、1000以上が適当である。3000〜500
00が好ましく、5000〜30000が特に好まし
い。もっとも好ましくは8000〜30000である。
ここで、水酸基価換算分子量は水酸基含有ポリエーテル
を製造するときに使用したイニシエータの活性水素数と
水酸基含有ポリエーテルの水酸基当りの分子量の積で計
算した分子量のことをさす。
金属シアン化物錯体化合物触媒、ポルフィリン金属錯体
化合物触媒および/またはアルカリ触媒であることが好
ましい。
用される触媒として、ナトリウム系触媒やカリウム系触
媒等の触媒アルカリ触媒はよく知られている。アルカリ
触媒は通常アルカリ金属やアルカリ金属化合物からな
り、事実上水酸基OHをOM(Mはアルカリ金属)と
し、触媒作用を発揮していると考えられている。しか
し、アルカリ触媒としてナトリウム系触媒やカリウム系
触媒を使用した場合は、副反応のため得られる水酸基含
有ポリエーテルの分子量の上限は限られ、たとえばジオ
ールの場合たかだか4000程度である。
アルカリ触媒のうちでも、セシウム系触媒を使用する
か、複合金属シアン化物錯体化合物触媒あるいはポルフ
ィリン金属錯体化合物触媒などの錯体触媒の使用が好ま
しく、複合金属シアン化物錯体化合物触媒が特に好まし
い。
ヘキサシアノコバルテートを主成分とする錯体化合物が
好ましく、そのエーテルおよび/またはアルコール錯体
化合物が特に好ましい。その組成は本質的に特公昭46
−27250号公報に記載されているものが使用でき
る。エーテルとしてはエチレングリコールジメチルエー
テル(グライム)、ジエチレングリコールジメチルエー
テル(ジグライム)等が好ましく、錯体化合物の製造時
の取扱いの容易さからグライムが特に好ましい。アルコ
ールとしてはt−ブタノールが好ましい。
下モノエポキシドを反応させて得られる、金属系触媒に
起因する塩を含む水酸基含有ポリエーテルを精製する方
法として好ましい。
エータにモノエポキシドを反応させて得られるポリエー
テルは、該アルカリ触媒に起因する塩を含有する。ま
た、複合金属シアン化物錯体化合物を使用した場合に
は、亜鉛、コバルト、鉄のような金属の塩がポリエーテ
ル中に残存する。アルミニウムポルフィリン錯体化合物
を使用した場合には、アルミニウム塩がポリエーテル中
に残存する。本発明はこれらの塩を除去する方法として
好ましい。
明の方法は、水酸基含有ポリエーテルの変成物を精製す
る方法としても好ましい。すなわち、水酸基含有ポリエ
ーテルを変成後、本発明の方法を用いて精製できる。こ
の場合、水酸基含有ポリエーテルを精製する際に使用し
た触媒に起因する塩や水酸基含有ポリエーテルを変成す
る際に使用した触媒やその他の化合物に起因する塩を除
去できる。
端変成物や多量化物がある。末端変成物としては、水酸
基含有ポリエーテルをアルカリ金属アルコキシドとした
後、ハロゲン化炭化水素を反応させて得られるポリエー
テル等がある。多量化物としては、水酸基含有ポリエー
テルをアルカリ金属アルコキシドとした後、ポリハロゲ
ン化炭化水素を反応させて得られる多量化ポリエーテル
などがある。
カリ金属アルコキシドとする」とは「水酸基含有ポリエ
ーテルの水酸基OHをOM(Mはアルカリ金属)とす
る」ことをさす(以下、同様)。
リエーテルは水酸基含有ポリエーテルをアルカリ金属ア
ルコキシドとし、次いで不飽和基含有ハロゲン化炭化水
素を反応させて得られる。
カリ金属、アルカリ金属水素化物、金属アルコキシド、
またはアルカリ金属水酸化物と反応させ、OHをOM
(Mはアルカリ金属)とした後、不飽和基含有ハロゲン
化炭化水素と反応させることにより、不飽和基含有ポリ
エーテルが得られる。または、アルカリ触媒の存在下に
水酸基含有ポリエーテルを不飽和基含有ハロゲン化炭化
水素と反応させる方法により、不飽和基含有ポリエーテ
ルが得られる。
化物、すなわち金属塩、を含有する不飽和基含有ポリエ
ーテルが得られる。本発明は該金属塩を除去するのに好
ましい精製方法である。
ウム、セシウムが、アルカリ金属水素化物としては水素
化ナトリウムが、金属アルコキシドとしてはNaOR、
LiOR(Rはメチル、エチル、プロピル、イソプロピ
ル、ブチルのようなアルキル基を示す)が、アルカリ金
属水酸化物としては、水酸化ナトリウム、水酸化カリウ
ム、水酸化リチウム、水酸化セシウムなどが挙げられ
る。
は、炭素数4以下のポリハロゲン化不飽和炭化水素、あ
るいは炭素数10以下のモノハロゲン化不飽和炭化水素
が適当である。
当である。特に、炭素数1〜2のジクロロ不飽和炭化水
素、あるいは炭素数6以下のモノクロロ不飽和炭化水素
が好ましい。前記のように、もっとも好ましくはハロゲ
ン化アルケニル、特に塩化アルケニルまたは臭化アルケ
ニルが好ましい。ハロゲン化アルケニルとしては特に塩
化アリル、塩化メタリルまたは臭化アリルが好ましい。
その他にはクロロメチルスチレンが挙げられる。
を変えることにより、水酸基含有ポリエーテルの水酸基
に対する不飽和基への変換率を任意に変えることができ
る。水酸基含有ポリエーテルの水酸基に対し任意の当量
を使用できるが、すべての水酸基を不飽和基に変換する
場合は一般には水酸基に対して過剰当量使用される。そ
の当量の上限は1.3倍当量程度が適当である。
る1分子当りの不飽和基の数は、1.6〜6、特に1.
8〜3が好ましい。なお、得られる不飽和基含有ポリエ
ーテルは不飽和基に変換されていない水酸基を有してい
てもよい。
いて、アリルアルコール、メタリルアルコールのような
不飽和基を有する1価のイニシエータを使用してポリエ
ーテルモノオールを製造し、その水酸基を上記の方法に
より不飽和基化して、不飽和基の数が1を超える高分子
量のポリエーテルも製造できる。
金属アルコキシドとし、次いで塩化メチレンのようなポ
リハロゲン化炭化水素を反応させることにより、ポリエ
ーテルを多量化できる。この方法によっても、アルカリ
金属ハロゲン化物、すなわち金属塩、を含有するポリエ
ーテルが得られる。本発明は該金属塩を除去するのに好
ましい精製方法である。
常、生成するポリエーテルが高分子量であるほど少量と
なる。通常その量は、生成する高分子量のポリエーテル
に対して5重量%以下であり、多くの場合2重量%以下
である。下限は精製の必要性に応じて変わりうるもので
あるが、通常の場合、0.1重量%程度である。
ルは、上記した金属系触媒を使用して製造されうるが、
該金属系触媒により製造後、未精製のまま変成したポリ
オールであってもよく、金属系触媒により製造後、精製
した後変成したポリエーテルであってもよい。未精製の
ポリエーテルである方が好ましい。
酸基含有ポリエーテルを製造するのに使用した金属系触
媒に起因する塩およびアルカリ金属ハロゲン化物を含む
こととなる。
を触媒として使用して製造したポリエーテルを未精製の
まま使用する場合には、得られる変成物は亜鉛、コバル
ト、鉄のような金属の塩とアルカリ金属ハロゲン化物を
含むことになる。アルミニウムポルフィリン錯体化合物
を触媒として使用して製造した場合には、得られる変成
物はアルミニウム塩とアルカリ金属ハロゲン化物を含む
ことになる。
リエーテルを未精製のまま使用する場合には、該アルカ
リ触媒の存在下に有機ハロゲン化物と反応させることが
でき、得られる変成物はアルカリ金属ハロゲン化物を含
むことになる。
(A)に含まれる第1の塩は亜鉛塩およびアルカリ金属
ハロゲン化物に代表されるアルカリ金属塩を含有するこ
とが特に好ましい。
エータにモノエポキシドを反応させて水酸基含有ポリエ
ーテルを得た後、該水酸基含有ポリエーテルをアルカリ
金属アルコキシドとし、次いで不飽和基含有ハロゲン化
炭化水素を反応させて得られる不飽和基含有ポリエーテ
ルを精製する方法として好ましい。
するポリエーテル(A)に、水(B)、および、第1の
塩を構成するイオンと反応してポリエーテル(A)に本
質的に不溶な第2の塩を形成しうる化合物(C)、を添
加した後、水分を除去し、次いで第2の塩をポリエーテ
ル(A)から除去する。
ポリエーテル(A)に含有される第1の塩が、ナトリウ
ム塩、カリウム塩、リチウム塩、セシウム塩等のアルカ
リ金属塩である場合には、塩酸、硫酸、硝酸、ホウ酸、
過塩素酸、リン酸、ピロリン酸、酸性ピロリン酸塩、炭
酸水素ナトリウム等が例示できるがこれらに限定され
ず、中和等によって生成する第2の塩が本質的にポリエ
ーテル(A)に溶解しなければ支障ない。
が、亜鉛塩、コバルト塩、鉄塩、ニッケル塩、アルミニ
ウム塩である場合には、化合物(C)としては、硫酸、
ピロリン酸、酸性ピロリン酸塩、炭酸水素ナトリウム等
が挙げられる。酸性ピロリン酸塩が特に好ましい。
リン酸塩あるいは酸性ピロリン酸塩と他の化合物の併用
である。酸性ピロリン酸塩と塩酸および/または硫酸の
併用が特に好ましい。
ウム塩、カリウム塩、リチウム塩等のアルカリ金属塩と
亜鉛塩、コバルト塩、鉄塩、アルミニウム塩等の金属の
塩の両方が共存する場合、アルカリ金属塩に対して等当
量以下の塩酸や硫酸と、残りの金属塩に対して若干過剰
の酸性ピロリン酸塩とを併用することができる。
エーテル(A)のpHが12を超える場合に、酸性ピロ
リン酸塩と塩酸および/または硫酸の併用が好ましい。
具体的には塩酸や硫酸をポリエーテル(A)に加えて、
pHを8〜10程度にした後、酸性ピロリン酸塩を加え
ることが好ましい。
酸二水素二ナトリウム(Na2 H2P2 O7 )が特に好
ましい。
る。水(B)の使用は、精製しようとするポリエーテル
(A)中に含まれる第1の塩の含有量やポリエーテル
(A)の極性によって第1の塩が部分的に析出するおそ
れがある場合に特に有効である。
含まれる第1の塩の量に依存するが、一般的にはポリエ
ーテル(A)の0.05〜50重量%程度、好ましくは
1〜10重量%である。0.05重量%より少ないと、
脱水後に析出する第2の塩が充分大きくならないため、
第2の塩の除去がしにくい。50重量%より多いと、脱
水工程に必要な時間と熱量が多く経済的ではない。な
お、水(B)によってポリエーテル(A)中の第1の塩
を完全に溶解する必要はなく、第1の塩を溶解する量よ
り少ない量の水でも充分である。過剰に水を添加しても
よい。
に、撹拌を1〜24時間、好ましくは6〜10時間程度
行うことが精製度向上および後の濾過等による第2の塩
の除去を容易にするために有効である。
後いずれでもよい。化合物(C)の添加の後に添加する
ことが特に好ましい。
pHを調整する場合には、塩酸等の添加によりpH調整
後、水(B)を加えることが特に好ましい。
水(B)、および、化合物(C)とともに界面活性剤
(D)を添加することもできる。界面活性剤としてはノ
ニオン系界面活性剤が好ましい。精製しようとするポリ
エーテル(A)がポリオキシエチレン鎖を含まない場合
にはノニオン系界面活性剤を使用することが望ましい。
れているものが使用できる。ノニオン系界面活性剤とし
ては分子内にオキシエチレン鎖を5重量%以上有する化
合物が好ましいが、その他の界面活性剤も使用できる。
ノニオン系界面活性剤の添加量はポリエーテル(A)に
対して0.01〜10重量%である。
含まない場合、ノニオン系界面活性剤の量が0.01重
量%より少ないと、後で析出した第2の塩を除去して
も、ポリエーテル(A)中に第2の塩が残ることがあっ
たり、また、第2の塩が微分散した状態となり、ポリエ
ーテル(A)から第2の塩を除去することが非常に困難
となる。また、ノニオン系界面活性剤の量が10重量%
より多いと、精製後のポリエーテル(A)に多量のノニ
オン系界面活性剤が残ることとなり、好ましくない。
がポリオキシエチレン鎖を0.01重量%以上含むポリ
エーテルである場合は、このような界面活性効果をポリ
エーテル自身がもっているためにノニオン系界面活性剤
の添加は必須ではないが、ノニオン系界面活性剤を添加
しても精製は可能である。該ノニオン系界面活性剤を使
用しないか、または、より少量のノニオン系界面活性剤
を使用することにより、好ましい結果が得られることが
ある。
としては、具体的には以下のものが挙げられるが、これ
らに限定されない。ポリオキシエチレン脂肪族アルキル
エーテル、ポリオキシエチレンポリオキシプロピレン脂
肪族アルキルエーテル、ポリオキシエチレンアルキルフ
ェニルエーテル、ポリオキシエチレンモノ脂肪族カルボ
ン酸エステル、ソルビタンモノまたはポリ脂肪酸エステ
ル、ポリオキシエチレンソルビタンモノ脂肪族カルボン
酸エステル、ポリオキシエチレンオキシプロピレンブロ
ックコポリマー、オキシエチレンまたはポリオキシエチ
レン脂肪族アミン、脂肪酸ジアルカノールアミド、グリ
セリンモノ脂肪酸エステル、ポリグリセリン脂肪酸エス
テル、プロピレングリコール脂肪酸エステル、ペンタエ
リスリトール脂肪酸エステルなど。
法としては、一般的に知られる方法が使用できる。その
ような方法として、具体的には、濾過法、遠心分離法、
静置沈降法などが挙げられる。
たがって粘度が大きい場合に、第2の塩の除去が容易で
ない場合には、溶媒により希釈する方法や加熱する方法
が採用できる。
きる溶媒としては、第2の塩を溶解しないことが必須で
あるが、その他には特に制限はない。具体的には以下の
ものが挙げられるが、これらに限定されない。
族炭化水素系溶媒。シクロヘキサン、メチルシクロヘキ
サンなどの脂環族炭化水素系溶媒。ベンゼン、トルエ
ン、キシレンなどの芳香族炭化水素系溶媒。ジクロロメ
タン、トリクロロエチレン、テトラクロロエチレンなど
のハロゲン化炭化水素系溶媒。クロロベンゼン、ジクロ
ロベンゼンなどのハロゲン化芳香族炭化水素系溶剤。
ーテル(A)の液温を50〜140℃に加熱することに
より液粘度を低下させる方法である。
リエーテル(A)に含まれる第1の塩を本質的にポリエ
ーテル(A)に溶解しない第2の塩にしたのちに除去す
ることによって純度の高いポリエーテルとするが、精製
工程で極微量のイオン、酸、塩基等の残存があることを
防止するために、一般によく知られている吸着剤を使用
できる。
グネシウムシリケート、アルミノシリケート、酸化マグ
ネシウムアルミニウム、ヒドロタルサイト等の固体イオ
ン交換体としても知られる天然およびまたは合成の吸着
剤やイオン交換樹脂等が例示できるが、これらに限定さ
れない。これらの固体吸着剤の除去はポリエーテル
(A)から第2の塩を除去する方法と同様の方法が使用
できる。
のポリエーテル(A)に対して添加してもよく、第2の
塩を含んでいるポリエーテル(A)に添加してもよい。
後者の場合、第2の塩と吸着剤の両方を一度の操作で同
時に除去できるのでより好ましい。その場合吸着剤を添
加するのは脱水を開始する前、ある程度脱水が進行した
時点または脱水が終了した時点のいずれでもよい。好ま
しくはある程度脱水が進行した時点から脱水が終了する
直前までのいずれかの時点である。
テル)本発明の精製方法を用いるのに最適なポリエーテ
ル(A)は、前記不飽和基含有ポリエーテルである。本
発明の精製方法で精製した不飽和基末端ポリエーテル
は、末端不飽和基をさらに他の基に変成することによ
り、種々の用途に使用できるので、有用である。
および加水分解性基が直接結合したケイ素原子を含有す
るケイ素化合物(E)を反応させて得られた加水分解性
基含有ケイ素基含有ポリエーテルは硬化触媒と湿分とに
よって架橋、硬化し弾性体を与えるため、シーリング材
や接着剤の原料として有用な化合物である。
第1の塩を含有する下記のポリエーテル(A−1)に、
水(B)、および、第1の塩を構成するイオンと反応し
てポリエーテル(A−1)に本質的に不溶な第2の塩を
形成しうる化合物(C)、を添加した後、水分を除去
し、ついで第2の塩をポリエーテル(A−1)から除去
することによりポリエーテル(A−1)を精製した後、
第8族金属またはその化合物からなる触媒の存在下、水
素原子および加水分解性基が直接結合したケイ素原子を
含有するケイ素化合物(E)を反応させることを特徴と
する、加水分解性基含有ケイ素基含有ポリエーテルの製
造方法。
在下イニシエータにモノエポキシドを反応させて水酸基
含有ポリエーテルを得た後、該水酸基含有ポリエーテル
をアルカリ金属アルコキシドとし、次いで不飽和基含有
ハロゲン化炭化水素を反応させて得られる不飽和基含有
ポリエーテル。
たケイ素原子を含有するケイ素化合物(E)としては化
1で表される化合物が使用できる。
整数、qは0以上の整数、ただし1≦a+qbである。
R1 、R2 は同種あるいは異種の炭素数1〜20の1価
の炭化水素基あるいはハロゲン化炭化水素基、Xは水酸
基または加水分解性基。
しい。R1 は好ましくは炭素数8以下のアルキル基、フ
ェニル基やフルオロアルキル基である。特に好ましく
は、メチル基、エチル基、プロピル基、ブチル基、ヘキ
シル基、シクロヘキシル基、フェニル基である。
水分解性基としてはたとえばハロゲン原子、アルコキシ
基、アシルオキシ基、アミド基、アミノ基、アミノオキ
シ基、ケトキシメート基またはヒドリド基がある。これ
らのうち炭素原子を有する加水分解性基の炭素数は6以
下、特には4以下、が好ましい。好ましいXは炭素数4
以下の低級アルコキシ基であり、特にメトキシ基、エト
キシ基またはプロポキシ基が好ましい。
具体的には以下のものが挙げられるが、これらに限定さ
れない。トリメトキシシラン、トリエトキシシラン、ト
リイソプロペニルオキシシラン、トリアセトキシシラ
ン、トリフェノキシシラン、トリクロロシラン、メチル
ジメトキシシラン、メチルジエトキシシラン、メチルジ
イソプロペニルオキシシラン、メチルジフェノキシシラ
ン、メチルジアセトキシシラン、メチルジクロロシラ
ン、ジメチルメトキシシラン、ジメチルエトキシシラ
ン、ジメチルイソプロペニルオキシシラン、ジメチルア
セトキシシラン、ジメチルフェノキシシラン、ジメチル
クロロシランなど。
基は公知の方法で他の加水分解性基に変換することもで
きる。
は、公知の第8族金属またはその化合物からなる触媒が
使用できる。好ましい触媒は白金族金属の化合物であ
り、具体的には塩化白金酸、白金オレフィン錯体、白金
ビニルシロキサン錯体などが挙げられる。
ルと触媒とケイ素化合物(E)とを混合して加熱するこ
とで容易に進行する。反応温度としては反応が進行する
任意の温度を選択できる。一般的には50℃〜120℃
の範囲が反応速度および操作上の観点から好ましい。
てもよいが、必要に応じて溶媒を使用してもよい。その
ような溶媒としては、反応を阻害しないかぎり特に制限
はない。使用できる溶媒としては、具体的には、ヘキサ
ン、トルエン等の炭化水素系の溶媒や、ジエチルエーテ
ル、テトラヒドロフラン、エチレングリコールジメチル
エーテル等のエーテル系溶媒が挙げられるが、これらに
限定されない。
リエーテルは化2で示される加水分解性基含有ケイ素基
を有する。
記に同じ、R3 は2価の有機基。
製造方法で製造した加水分解性基含有ケイ素基含有ポリ
エーテルを含有する硬化性組成物である。
基含有ポリエーテルから製造される加水分解性基含有ケ
イ素基含有ポリエーテル(以下、ポリエーテル(A−
2)とする)は金属塩等の不純物が少ないという特徴を
有する。
ppm以下である加水分解性基含有ケイ素基含有ポリエ
ーテルを含有する硬化性組成物である。
さらには20ppm以下であることが好ましい。
属系触媒に起因する、亜鉛イオン、コバルトイオン、シ
アンイオン、塩素イオン等のカチオンおよびアニオン、
ナトリウムイオン、カリウムイオンのようなアルカリ金
属イオン、ハロゲンイオン;ポリエーテルが酸化をうけ
て生成したカルボキシレートイオンなどのすべてのアニ
オン、カチオンを含む。
うに不純物が少ないポリエーテルを使用するため、長期
の貯蔵によっても粘度の上昇がないなど優れた性質を有
する。
むことも可能である。以下、添加剤について説明する。
使用できる。充填剤の使用量はポリエーテル(A−2)
に対して0〜1000重量%、特に50〜250重量%
が好ましい。充填剤の具体例としては以下のものが挙げ
られる。これらの充填剤は単独で用いてもよく、2種以
上併用してもよい。
処理した炭酸カルシウム、さらにこれを微粉末化した平
均粒径1μm以下の膠質炭酸カルシウム、沈降法により
製造した平均粒径1〜3μmの軽質炭酸カルシウム、平
均粒径1〜20μmの重質炭酸カルシウム等の炭酸カル
シウム、フュームシリカ、沈降性シリカ、無水ケイ酸、
含水ケイ酸およびカーボンブラック、炭酸マグネシウ
ム、ケイソウ土、焼成クレー、クレー、タルク、酸化チ
タン、ベントナイト、有機ベントナイト、酸化第二鉄、
酸化亜鉛、活性亜鉛華、シラスバルーン、木粉、パル
プ、木綿チップ、マイカ、くるみ穀粉、もみ穀粉、グラ
ファイト、アルミニウム微粉末、フリント粉末等の粉体
状充填剤。石綿、ガラス繊維、ガラスフィラメント、炭
素繊維、ケブラー繊維、ポリエチレンファイバー等の繊
維状充填剤。
が使用できる。可塑剤の使用量はポリエーテル(A−
2)に対して0〜100重量%が好ましい。可塑剤の具
体例としては以下のものが挙げられる。
フタル酸ブチルベンジル等のフタル酸エステル類。アジ
ピン酸ジオクチル、コハク酸ジイソデシル、セバシン酸
ジブチル、オレイン酸ブチル等の脂肪族カルボン酸エス
テル。ペンタエリスリトールエステルなどのアルコール
エステル類。リン酸トリオクチル、リン酸トリクレジル
等のリン酸エステル類。エポキシ化大豆油、4,5−エ
ポキシヘキサヒドロフタル酸ジオクチル、エポキシステ
アリン酸ベンジル等のエポキシ可塑剤。塩素化パラフィ
ン。2塩基酸と2価アルコールとのポリエステル類など
のポリエステル系可塑剤。ポリオキシプロピレングリコ
ールやその誘導体等のポリエーテル類、ポリ−α−メチ
ルスチレン、ポリスチレン等のポリスチレンのオリゴマ
ー類、ポリブタジエン、ブタジエン−アクリロニトリル
共重合体、ポリクロロプレン、ポリイソプレン、ポリブ
テン、水添ポリブテン、エポキシ化ポリブタジエン等の
オリゴマー類等の高分子可塑剤。
成物を硬化させるに当っては加水分解性基含有ケイ素基
の硬化反応を促進する硬化促進触媒を使用してもよい。
具体的な例としては下記の化合物が挙げられる。それら
の1種または2種以上が使用される。硬化促進触媒はポ
リエーテル(A−2)に対して0〜10重量%使用する
ことが好ましい。
塩、ビスマストリス−2−エチルヘキソエート等の金属
塩、リン酸、p−トルエンスルホン酸、フタル酸等の酸
性化合物、ブチルアミン、ヘキシルアミン、オクチルア
ミン、デシルアミン、ラウリルアミン等の脂肪族モノア
ミン、エチレンジアミン、ヘキサンジアミン等の脂肪族
ジアミン、ジエチレントリアミン、トリエチレンテトラ
ミン、テトラエチレンペンタミン等の脂肪族ポリアミン
類、ピペリジン、ピペラジン等の複素環式アミン類、メ
タフェニレンジアミン等の芳香族アミン類、エタノール
アミン類、トリエチルアミン、エポキシ樹脂の硬化剤と
して用いられる各種変性アミン等のアミン化合物。
アリン酸錫等の2価の錫と上記アミン類の混合物。
ウレート、ジオクチル錫ジラウレートおよび下記のカル
ボン酸型有機錫化合物およびこれらのカルボン酸型有機
錫化合物と上記のアミン類との混合物。 (n-C4H9)2Sn(OCOCH=CHCOOCH3)2、 (n-C4H9)2Sn(OCOCH=CHCOOC4H9-n)2 、 (n-C8H17)2Sn(OCOCH=CHCOOCH3)2 、 (n-C8H17)2Sn(OCOCH=CHCOOC4H9-n)2、 (n-C8H17)2Sn(OCOCH=CHCOOC8H17-iso)2 。
オキシド、およびこれらの有機錫オキシドとエチルシリ
ケート、マレイン酸ジメチル、マレイン酸ジエチル、マ
レイン酸ジオクチル、フタル酸ジメチル、フタル酸ジエ
チル、フタル酸ジオクチル等のエステル化合物との反応
生成物。
錫化合物とアルコキシシランとの反応生成物(ただし、
acacはアセチルアセトナト配位子)。 (n-C4H9)2Sn(acac)2、 (n-C8H17)2Sn(acac)2 、 (n-C4H9)2 (C8H17O)Sn(acac)。
目的で接着性付与剤が用いられる。これらの接着性付与
剤としては(メタ)アクリロキシ基含有シラン類、アミ
ノ基含有シラン類、メルカプト基含有シラン類、エポキ
シ基含有シラン類、カルボキシル基含有シラン類等のシ
ランカップリング剤がある。
類としては、γ−メタクリロイルオキシプロピルトリメ
トキシシラン、γ−アクリロイルオキシプロピルトリメ
トキシシラン、γ−メタクリロイルオキシプロピルメチ
ルジメトキシシラン等がある。
ノプロピルトリメトキシシラン、γ−アミノプロピルト
リエトキシシラン、γ−アミノプロピルメチルジメトキ
シシラン、N−(β−アミノエチル)−γ−アミノプロ
ピルトリメトキシシラン、N−(β−アミノエチル)−
γ−アミノプロピルメチルジメトキシシラン、N−(β
−アミノエチル)−γ−アミノプロピルトリエトキシシ
ラン、γ−ウレイドプロピルトリエトキシシラン、N−
(N−ビニルベンジル−β−アミノエチル)−γ−アミ
ノプロピルトリメトキシシラン、γ−アニリノプロピル
トリメトキシシラン等がある。
メルカプトプロピルトリメトキシシラン、γ−メルカプ
トプロピルトリエトキシシラン、γ−メルカプトプロピ
ルメチルジメトキシシラン、γ−メルカプトプロピルメ
チルジエトキシシラン等がある。
リシジルオキシプロピルトリメトキシシラン、γ−グリ
シジルオキシプロピルメチルジメトキシシラン、γ−グ
リシジルオキシプロピルトリエトキシシラン等がある。
−カルボキシエチルトリエトキシシラン、β−カルボキ
シエチルフェニルビス(β−メトキシエトキシ)シラ
ン、N−(N−カルボキシルメチル−β−アミノエチ
ル)−γ−アミノプロピルトリメトキシシラン等があ
る。
応させて得られる反応物を用いてもよい。反応物の例と
してはアミノ基含有シラン類とエポキシ基含有シラン類
との反応物、アミノ基含有シラン類と(メタ)アクリロ
イルオキシ基含有シラン類との反応物、エポキシ基含有
シラン類とメルカプト基含有シラン類の反応物、メルカ
プト基含有シラン類どうしの反応物等が挙げられる。こ
れらの反応物は該シランカップリング剤を混合し室温〜
150℃の温度範囲で1〜8時間撹拌することによって
容易に得られる。
種類以上併用してもよい。シランカップリング剤の使用
量はポリエーテル(A−2)に対して0〜30重量%が
好ましい。
してもよい。また必要に応じてエポキシ樹脂硬化剤と併
用してもよい。本発明の組成物に添加しうるエポキシ樹
脂としては、一般のエポキシ樹脂が挙げられる。具体的
には以下のものが例示できる。使用量はポリエーテル
(A−2)に対して0〜100重量%が好ましい。
エポキシ樹脂、エピクロロヒドリン−ビスフェノールF
型エポキシ樹脂、テトラブロモビスフェノールAのグリ
シジルエーテルなどの難燃型エポキシ樹脂、ノボラック
型エポキシ樹脂、水添ビスフェノールA型エポキシ樹
脂、ビスフェノールAプロピレンオキシド付加物のグリ
シジルエーテル型エポキシ樹脂、4−グリシジルオキシ
安息香酸グリシジル、フタル酸ジグリシジル、テトラヒ
ドロフタル酸ジグリシジル、ヘキサヒドロフタル酸ジグ
リシジルなどのジグリシジルエステル系エポキシ樹脂、
m−アミノフェノール系エポキシ樹脂、ジアミノジフェ
ニルメタン系エポキシ樹脂、ウレタン変性エポキシ樹
脂、各種脂環式エポキシ樹脂、N,N−ジグリシジルア
ニリン、N,N−ジグリシジル−o−トルイジン、トリ
グリシジルイソシアヌレート、ポリアルキレングリコー
ルジグリシジルエーテル、グリセリンなどの多価アルコ
ールのグリシジルエーテル、ヒダントイン型エポキシ樹
脂、石油樹脂などの不飽和重合体のエポキシ化物等の一
般に使用されているエポキシ樹脂やエポキシ基を含有す
るビニル系重合体等。
化剤(または硬化触媒)を併用してもよい。このような
硬化剤としては一般に用いられるエポキシ樹脂用硬化剤
が挙げられる。具体的には以下のものが例示できる。使
用量はエポキシ樹脂に対して0.1〜300重量%が好
ましい。
ペンタミン、ジエチルアミノプロピルアミン、N−アミ
ノエチルピペラジン、m−キシリレンジアミン、m−フ
ェニレンジアミン、ジアミノジフェニルメタン、ジアミ
ノジフェニルスルホン、イソホロンジアミン、2,4,
6−トリス(ジメチルアミノメチル)フェノール等のア
ミン類またはそれらの塩類、ポリアミド樹脂、イミダゾ
ール類、ジシアンジアミド類、三フッ化ホウ素錯化合物
類、無水フタル酸、ヘキサヒドロフタル酸無水物、テト
ラヒドロフタル酸無水物、ドデセニルコハク酸無水物、
ピロメリット酸無水物等のカルボン酸無水物、フェノキ
シ樹脂、カルボン酸類、アルコール類等、エポキシ基と
反応しうる基を平均して分子内に少なくとも1個有する
ポリアルキレンオキシド系重合体(末端アミノ化ポリオ
キシプロピレングリコール、末端カルボキシル化ポリオ
キシプロピレングリコール等) 、末端が水酸基、カルボ
キシル基、アミノ基等で修飾されたポリブタジエン、水
添ポリブタジエン、アクリロニトリル−ブタジエン共重
合体、アクリル系重合体等の液状末端官能基含有重合体
等。
物として用いる場合、粘度の調整、組成物の保存安定性
向上を目的として、溶剤を添加することもできる。溶剤
の使用量はポリエーテル(A−2)に対して0〜500
重量%が好ましい。
香族炭化水素類、ハロゲン化炭化水素類、アルコール
類、ケトン類、エステル類、エーテル類、エステルアル
コール類、ケトンアルコール類、エーテルアルコール
類、ケトンエーテル類、ケトンエステル類、エステルエ
ーテル類を使用できる。特にアルコール類を用いた場
合、特に本発明組成物を長期に保存する場合、保存安定
性が向上するので好ましい。アルコール類としては、炭
素数1〜10のアルキルアルコールが好ましく、メタノ
ール、エタノール、イソプロパノール、イソアミルアル
コール、ヘキシルアルコール等が特に好ましい。
蔵安定性をさらに改良するために、硬化性や柔軟性に悪
影響を及ぼさない範囲で少量の脱水剤を添加できる。脱
水剤の使用量はポリエーテル(A−2)に対して0〜3
0重量%が好ましい。
酸エチル等のオルトギ酸アルキル、オルト酢酸メチル、
オルト酢酸エチル等のオルト酢酸アルキル、メチルトリ
メトキシシラン、ビニルトリメトキシシラン、テトラメ
トキシシラン、テトラエトキシシラン等の加水分解性有
機シリコン化合物、加水分解性有機チタン化合物等を使
用しうる。ビニルトリメトキシシラン、テトラエトキシ
シランがコスト、効果の点から特に好ましい。
めチキソ性付与剤を使用してもよい。このようなチキソ
性付与剤としては水添ひまし油、脂肪酸アミド等が用い
られる。
は、一般に用いられている酸化防止剤、紫外線吸収剤、
光安定剤が適宜用いられる。ヒンダードアミン系、ベン
ゾトリアゾール系、ベンゾフェノン系、ベンゾエート
系、シアノアクリレート系、アクリレート系、ヒンダー
ドフェノール系、リン系、硫黄系の各化合物を適宜使用
できる。
たり改善する目的で、空気酸化硬化性化合物や光硬化性
化合物を添加することもある。空気酸化硬化性化合物の
使用量はポリエーテル(A−2)に対して0〜50重量
%、光硬化性化合物の使用量はポリエーテル(A−2)
に対して0〜50重量%が好ましい。
桐油、あまに油等に代表される乾性油や、該化合物を変
成して得られる各種アルキッド樹脂、乾性油により変性
されたアクリル系重合体、シリコーン樹脂、ポリブタジ
エン、炭素数5〜8のジエンの重合体や共重合体などの
ジエン系重合体、さらには該重合体や共重合体の各種変
性物(マレイン化変性、ボイル油変性等)などが挙げら
れる。光硬化性化合物としては、多官能アクリレート類
が通常用いられる。
明はこれらに限定されない。なお、分子量は水酸基価換
算分子量をいう。参考例1〜11により、アルケニル基
含有ポリエーテルの製造例を示す。
リコールの混合物を開始剤として亜鉛ヘキサシアノコバ
ルテート触媒存在下プロピレンオキシドを重合して得た
分子量20000のポリオキシプロピレンポリオール
に、そのOH基に対して1倍当量のナトリウムメトキシ
ドを添加し、加熱減圧下メタノールを留去してOH基を
ONa基とした。
05倍当量加え、60℃で反応させた後、未反応の塩化
アリルを減圧下で留去して、若干のアルカリとともに塩
化ナトリウムを含むアルケニル基含有ポリエーテル(以
下、未精製ポリエーテルaという)を製造した。この中
には亜鉛イオン130ppmおよびコバルトイオン60
ppmが含まれていた。
として亜鉛ヘキサシアノコバルテート触媒存在下プロピ
レンオキシドを重合して分子量18000とした後、O
H基に対して1.0倍当量の水素化ナトリウムを添加
し、次いで80℃に加熱してOH基をONa基とした。
さらに100℃でエチレンオキシドを少量ずつ添加しな
がら反応させて分子量18200とした。窒素雰囲気下
でOH基に対して1倍当量のナトリウムメトキシドを添
加し、加熱減圧下でメタノールを留去してOH基をON
a基とした。
対して1.05倍当量加えて反応させた。未反応の塩化
アリルを減圧下で留去して、若干のアルカリとともに塩
化ナトリウムを含むアルケニル基含有ポリエーテル(以
下、未精製ポリエーテルbという)を製造した。この中
には亜鉛イオンが125ppmおよびコバルトイオンが
55ppm含まれていた。
鉛ヘキサシアノコバルテート触媒存在下プロピレンオキ
シドを重合して分子量4000とした後、窒素雰囲気
下、OH基に対して、金属ナトリウム1. 05倍当量を
加え、120℃で3時間反応させてOH基をONa基と
した。
1倍当量加え、60℃で反応させた後、未反応の塩化ア
リルを減圧下で留去して、若干のアルカリとともに塩化
ナトリウムを含むアルケニル基含有ポリエーテル(以
下、未精製ポリエーテルcという)を製造した。この中
には亜鉛イオンが130ppmおよびコバルトイオンが
60ppm含まれていた。
のポリオキシプロピレントリオール(亜鉛イオン、コバ
ルトイオンそれぞれ2ppm以下)に、そのOH基に対
して1倍当量の水素化ナトリウムを窒素雰囲気下60℃
で反応させてOH基をONa基とした。次いで塩化アリ
ルをONa基に対して1.05倍当量加え、60℃で反
応させた後、未反応の塩化アリルを減圧下で留去して、
塩化ナトリウムを含むアルケニル基含有ポリエーテル
(以下、未精製ポリエーテルdという)を製造した。
キシエチレンを含有する精製された分子量18000の
ポリオキシプロピレンオキシエチレンジオール(亜鉛イ
オン、コバルトイオンそれぞれ2ppm以下)に窒素雰
囲気下、粉末水酸化ナトリウムをOH基に対して1.5
倍当量加え、さらに塩化メタリル1.05倍当量を加
え、60℃で反応させた。未反応の塩化メタリルを減圧
下で留去して、塩化ナトリウムと水酸化ナトリウムを含
むアルケニル基含有ポリエーテル(以下、未精製ポリエ
ーテルeという)を製造した。
リオキシプロピレンモノオール(亜鉛イオン、コバルト
イオンそれぞれ2ppm以下)に窒素雰囲気下、OH基
に対して1. 0倍当量の金属ナトリウムを加え、120
℃で3時間反応させた。さらに塩化アリルを1. 1倍当
量加え、60℃で反応させた後、未反応の塩化アリルを
減圧下で留去して、塩化ナトリウムを含むアルケニル基
含有ポリエーテル(以下、未精製ポリエーテルfとい
う)を製造した。
−プロピレンオキシド付加物を開始剤として亜鉛ヘキサ
シアノコバルテート触媒の存在下プロピレンオキシドの
重合を行い、分子量15000のポリオキシプロピレン
トリオールを得た。続いて参考例1と同様の方法で末端
を変成し、若干のアルカリとともに、亜鉛イオン65p
pm、コバルトイオン30ppmを含むアルケニル基含
有ポリエーテルgを得た。
として亜鉛ヘキサシアノコバルテート触媒の存在下プロ
ピレンオキシドの重合を行い、分子量12000のポリ
オキシプロピレンジオールを得た。続いて参考例1と同
様の方法で末端を変成し、若干のアルカリとともに、亜
鉛イオン65ppm、コバルトイオン30ppmを含む
アルケニル基含有ポリエーテルhを得た。
スリトール−プロピレンオキシド付加物を開始剤として
亜鉛ヘキサシアノコバルテート触媒の存在下プロピレン
オキシドの重合を行い、分子量17000のポリオキシ
プロピレンテトラオールを得た。続いて参考例1と同様
の方法で末端を変成し、若干のアルカリとともに、亜鉛
イオン65ppm、コバルトイオン30ppmを含むア
ルケニル基含有ポリエーテルiを得た。
プロピレンジオールと参考例7で得たポリオキシプロピ
レントリオールを重量比2対1で混合して混合ポリオー
ルを得た。続いて参考例1と同様の方法で末端を変成
し、若干のアルカリとともに、亜鉛イオン65ppm、
コバルトイオン30ppmを含むアルケニル基含有ポリ
エーテルjを得た。
プロピレンジオールと参考例9で得たポリオキシプロピ
レンテトラオールを重量比4対1で混合して混合ポリオ
ールを得た。続いて参考例1と同様の方法で末端を変成
し、若干のアルカリとともに、亜鉛イオン65ppm、
コバルトイオン30ppmを含むアルケニル基含有ポリ
エーテルkを得た。
テルa〜kを用いて、精製した。なお、未精製ポリエー
テルcのpHは12を超えていたが、それ以外はいずれ
もpHは10〜12の範囲内であった。
0g撹拌機付きガラス製反応器に入れ、ポリオキシエチ
レンオキシプロピレンブロックコポリマー(分子量10
000、オキシエチレン鎖5重量%含有)0. 5gと、
未精製ポリエーテルaに含まれるアルカリ化合物に対し
1. 2倍当量および亜鉛イオンに対して1. 2倍当量の
合計量のピロリン酸二水素二ナトリウム(Na2 H2 P
2 O7 )と、水5g、を添加して90℃で2時間撹拌し
た。混合物を80℃に維持し、窒素ガスを通して水を除
去した。
着剤(酸化マグネシウムアルミニウム系合成吸着剤、協
和化学工業製、KW−500SN)0. 24gを加え、
100℃で1時間撹拌し、さらに減圧下で脱水した。常
温にしてヘキサン100gを加え30分間撹拌した後、
ケイソウ土(セライト)をプレコートした濾紙を使用し
て濾過した。濾液から減圧下で溶媒を留去し、淡黄色透
明の油状物(ポリエーテルa1)を得た。
0g撹拌機付きガラス製反応器に入れ、未精製ポリエー
テルbに含まれるアルカリ化合物に対し1. 1倍当量お
よび亜鉛イオンに対して1. 5倍当量の合計量のピロリ
ン酸二水素二ナトリウムと、水3gを加え、80℃で2
時間撹拌した。混合物を80℃に維持し、窒素ガスを通
して水を除去した。
着剤(KW−500SN)0. 24gを加え、100℃
で1時間撹拌し、さらに減圧下で脱水した。常温にして
ヘキサン100gを加え30分間撹拌した後、セライト
をプレコートした濾紙を使用して濾過した。濾液から減
圧下で溶媒を留去し、淡黄色透明の油状物(ポリエーテ
ルb1)を得た。なお濾過工程において、500kgm
-2処理時の濾過速度は1150kgm-2hr-1であっ
た。
=12.7)を100g撹拌機付きガラス製反応器に入
れ、ポリオキシエチレンオキシプロピレンブロックコポ
リマー(分子量10000、オキシエチレン鎖12重量
%含有)1gと未精製ポリエーテルcに含まれるアルカ
リ化合物に対し0.9倍当量の塩酸を添加し、pHを調
節した後、未精製ポリエーテルcに含まれるアルカリ化
合物に対して0.2倍当量および亜鉛イオンに対して
1. 8倍当量の合計量のピロリン酸二水素二ナトリウム
と、水5gを添加し、80℃で2時間撹拌した。混合物
を80℃に維持し、窒素ガスを通して水を除去した。
着剤(マグネシウムシリケート系合成吸着剤、協和化学
工業製、KW−600)0. 24gを加え、100℃で
1時間撹拌した。常温にしてヘキサン40gを加え30
分間撹拌した後、セライトをプレコートした濾紙を使用
して濾過した。濾液から減圧下で溶媒を留去し、淡黄色
透明の油状物(ポリエーテルc1)を得た。
fそれぞれを100g撹拌機付きガラス製反応器に入
れ、ポリオキシエチレンオキシプロピレンブロックコポ
リマー(分子量10000、オキシエチレン鎖12重量
%含有)1gと未精製ポリエーテルd〜fそれぞれに含
まれるアルカリ化合物に対し1. 8倍当量のピロリン酸
二水素二ナトリウム0. 12gと水5gを加え、80℃
で2時間撹拌した。混合物を80℃に維持し、窒素ガス
を通して水を除去した。吸着剤(KW−500SN)
0. 24gを加え、100℃で1時間撹拌した。常温に
してヘキサン100gを加え30分間撹拌した後、セラ
イトをプレコートした濾紙を使用して濾過した。濾液か
ら減圧下で溶媒を留去し、淡黄色透明の油状物(ポリエ
ーテルd1〜f1)を得た。
にかえて、未精製ポリエーテルg〜kをそれぞれ使用す
る以外は実施例1と同様に精製を行い、淡黄色透明の油
状物(ポリエーテルg1〜k1)を得た。
00g撹拌機付きガラス製反応器に入れ、未精製ポリエ
ーテルbに含まれるアルカリ化合物に対し1. 1倍当量
および亜鉛イオンに対して1. 5倍当量の合計量のピロ
リン酸二水素二ナトリウムと、水3gを加え、80℃で
8時間撹拌した。混合物を80℃に維持し、窒素ガスを
通して水を除去した。
着剤(KW−500SN)0. 24gを加え、100℃
で1時間撹拌し、さらに減圧下で脱水した。常温にして
ヘキサン100gを加え30分間撹拌した後、セライト
をプレコートした濾紙を使用して濾過して淡黄色透明の
油状物を得た。なお濾過工程において、500kgm-2
処理時の濾過速度は7500kgm-2hr-1であった。
00g撹拌機付きガラス製反応器に入れ、未精製ポリエ
ーテルbに含まれるアルカリ化合物に対し1. 1倍当量
および亜鉛イオンに対して1. 5倍当量の合計量のピロ
リン酸二水素二ナトリウムと、水3gを加え、80℃で
8時間撹拌した。混合物を80℃に維持し、窒素ガスを
通して水を除去した。
着剤(KW−500SN)0. 24gを加え、100℃
で1時間撹拌し、さらに減圧下で脱水した。液温が高温
のままセライトをプレコートした濾紙を使用して濾過し
て淡黄色透明の油状物を得た。なお濾過工程において、
500kgm-2処理時の濾過速度は600kgm-2hr
-1であった。
00g撹拌機付きガラス製反応器に入れ、未精製ポリエ
ーテルdに含まれるアルカリ化合物に対し1. 05倍当
量の塩化水素を含む塩酸水溶液20gを加え、60℃で
2時間撹拌した。混合物を80℃に昇温し、窒素ガスを
通して水を除去した。常温にしてでヘキサン100gを
加え30分間撹拌した後、セライトをプレコートした濾
紙を使用して濾過したが濾過性は著しく悪く全量を濾過
することはできなかった。濾過できた溶液については、
減圧下で溶媒を留去して、白濁油状物を得た(ポリエー
テルd2)。
H=12.7)を100g撹拌機付きガラス製反応器に
入れ、ポリオキシエチレンオキシプロピレンブロックコ
ポリマー(分子量10000、オキシエチレン鎖12重
量%含有)1gに未精製ポリエーテルcに含まれるアル
カリ化合物に対し1.1倍当量および亜鉛イオンに対し
て1. 8倍当量の合計量のピロリン酸二水素二ナトリウ
ムと、水5gを添加し、80℃で2時間撹拌した。混合
物を80℃に維持し、窒素ガスを通して水を除去した。
着剤(KW−500SN)0. 24gを加え、100℃
で1時間撹拌し、さらに減圧下で脱水した。常温にして
ヘキサン100gを加え30分間撹拌した後、セライト
をプレコートした濾紙を使用して濾過したが、濾過性が
著しく悪く全量を濾過することができなかった。濾過で
きた溶液については減圧下で溶媒を留去し、淡黄色微濁
油状物(ポリエーテルg2)を得た。
した結果を表1〜2にまとめた。表1〜2の各測定値は
それぞれ次の方法で求めた。 pH値:ポリエーテル10gをpH=7に調整したイソ
プロパノール−イオン交換水(容積比60/40)の混
合溶媒60cm3 に溶解したときのpH値。 Naイオン:原子吸光光度法による分析値。 Znイオン:ICP分光法による分析値。 Coイオン:ICP分光法による分析値。 Clイオン:クロム酸カリウムを指示薬として硝酸銀水
溶液で滴定して求めた。
テル(表3〜4参照)それぞれをイソプロパノールの1
0%溶液とした塩化白金酸(ポリエーテルに対して重量
で5ppmの塩化白金酸となる量)を添加し、混合した
後、アルケニル基に対して80モル%のメチルジメトキ
シシランを加えて70℃で反応させ、加水分解性基含有
ケイ素基含有ポリエーテルとした。
果を表3〜4にまとめた。粘度(単位:cP)はいずれ
もBH型粘度計、6号ローター、10回転、温度25℃
で測定した。貯蔵後粘度は70℃に14日貯蔵したのち
室温に12時間から24時間置いて放冷したサンプルを
測定したものである。
得た加水分解性基含有ケイ素基含有ポリエーテル100
重量部に対し、粒径0.1μmの膠質炭酸カルシウム1
00重量部、粒径2μmの重質炭酸カルシウム20重量
部、ルチル型酸化チタン20重量部、フタル酸エステル
系可塑剤50重量部、脂肪酸アミド系チクソ性付与剤5
重量部、ベンゾトリアゾール系紫外線吸収剤1重量部、
ヒンダードフェノール系酸化防止剤1重量部およびヒン
ダードアミン系光安定剤1重量部、を加えて混練しなが
ら加熱脱水し、ビニルトリメトキシシラン3重量部、N
−(β−アミノエチル)−γ−アミノプロピルトリメト
キシシラン1重量部およびγ−グリシジルオキシプロピ
ルトリメトキシシラン0.5重量部を加え窒素雰囲気下
で混練した後、アセチルアセトナト型スズ触媒2重量部
を加えてさらに混練して、硬化性組成物を得た。
び50℃、湿度60%で7日養生した。硬化物の50%
モジュラスは3.0kg/cm2 、引張強度は9.0k
g/cm2 、伸びは600%であった。
得た加水分解性基含有ケイ素基含有ポリエーテル100
重量部に対し、粒径0.1μmの膠質炭酸カルシウム1
20重量部、粒径2μmの重質炭酸カルシウム20重量
部、フタル酸エステル系可塑剤50重量部、ビスフェノ
ールA型エポキシ樹脂5重量部、水添ヒマシ油系チクソ
性付与剤3重量部、アクリル酸エステル系光硬化性樹脂
3重量部、脂肪酸エポキシ系可塑剤3重量部、乾性油3
重量部、ベンゾトリアゾール系紫外線吸収剤1重量部、
ヒンダードフェノール系酸化防止剤1重量部、ヒンダー
ドアミン系光安定剤1重量部およびフェノキシトリメチ
ルシラン3重量部を加え窒素雰囲気下で混練して、主剤
組成物を得た。
ミン0.5重量部、フタル酸エステル系可塑剤20重量
部およびカオリン20重量部を混合し、硬化剤組成物を
得た。
℃、湿度60%で7日および50℃、湿度60%で7日
養生し、硬化物を得た。硬化物の50%モジュラスは
1.8kg/cm2 、引張強度は6.0kg/cm2 、
伸びは600%であった。
存塩(アルカリ金属塩、コバルト塩、亜鉛塩等)のほと
んどないポリエーテルが得られる。本発明の方法により
得られる残存塩のきわめて少ない不飽和基含有ポリエー
テルから製造される加水分解性基含有ケイ素基含有ポリ
エーテルは残存塩がきわめて少ないため、該加水分解性
基含有ケイ素基含有ポリエーテルを使用した硬化性組成
物はきわめて良好な貯蔵安定性を有する。
Claims (10)
- 【請求項1】第1の塩を含有するポリエーテル(A)
に、水(B)、および、第1の塩を構成するイオンと反
応してポリエーテル(A)に本質的に不溶な第2の塩を
形成しうる化合物(C)、を添加した後、水分を除去
し、次いで第2の塩をポリエーテル(A)から除去する
ことを特徴とするポリエーテルの精製方法。 - 【請求項2】水(B)、および、化合物(C)とともに
界面活性剤(D)を添加する、請求項1の精製方法。 - 【請求項3】化合物(C)が、ピロリン酸二水素二ナト
リウムである、請求項1または2のの精製方法。 - 【請求項4】ポリエーテル(A)が、金属系触媒の存在
下イニシエータにモノエポキシドを反応させて得られる
水酸基含有ポリエーテルまたはその変成物である、請求
項1の精製方法。 - 【請求項5】ポリエーテル(A)が、金属系触媒の存在
下イニシエータにモノエポキシドを反応させて水酸基含
有ポリエーテルを得た後、該水酸基含有ポリエーテルを
アルカリ金属アルコキシドとし、次いで不飽和基含有ハ
ロゲン化炭化水素を反応させて得られる不飽和基含有ポ
リエーテルである、請求項1の精製方法。 - 【請求項6】金属系触媒が、複合金属シアン化物錯体化
合物触媒、ポルフィリン金属錯体化合物触媒および/ま
たはアルカリ触媒である、請求項4または5の精製方
法。 - 【請求項7】第1の塩が、亜鉛塩およびアルカリ金属塩
を含有する、請求項1の精製方法。 - 【請求項8】第1の塩を含有する下記のポリエーテル
(A−1)に、水(B)、および、第1の塩を構成する
イオンと反応してポリエーテル(A−1)に本質的に不
溶な第2の塩を形成しうる化合物(C)、を添加した
後、水分を除去し、ついで第2の塩をポリエーテル(A
−1)から除去することによりポリエーテル(A−1)
を精製した後、第8族金属またはその化合物からなる触
媒の存在下、水素原子および加水分解性基が直接結合し
たケイ素原子を含有するケイ素化合物(E)を反応させ
ることを特徴とする、加水分解性基含有ケイ素基含有ポ
リエーテルの製造方法。 ポリエーテル(A−1):金属系触媒の存在下イニシエ
ータにモノエポキシドを反応させて水酸基含有ポリエー
テルを得た後、該水酸基含有ポリエーテルをアルカリ金
属アルコキシドとし、次いで不飽和基含有ハロゲン化炭
化水素を反応させて得られる不飽和基含有ポリエーテ
ル。 - 【請求項9】請求項8の製造方法で製造した加水分解性
基含有ケイ素基含有ポリエーテルを含有する硬化性組成
物。 - 【請求項10】イオン性不純物の総量が50ppm以下
である加水分解性基含有ケイ素基含有ポリエーテルを含
有する硬化性組成物。
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