JPH08220189A - Ic試験装置用ハンドラのコンタクト構造 - Google Patents
Ic試験装置用ハンドラのコンタクト構造Info
- Publication number
- JPH08220189A JPH08220189A JP7049049A JP4904995A JPH08220189A JP H08220189 A JPH08220189 A JP H08220189A JP 7049049 A JP7049049 A JP 7049049A JP 4904995 A JP4904995 A JP 4904995A JP H08220189 A JPH08220189 A JP H08220189A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- roof
- carrier
- contact
- socket
- rail
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Withdrawn
Links
Classifications
-
- G—PHYSICS
- G01—MEASURING; TESTING
- G01R—MEASURING ELECTRIC VARIABLES; MEASURING MAGNETIC VARIABLES
- G01R1/00—Details of instruments or arrangements of the types included in groups G01R5/00 - G01R13/00 and G01R31/00
- G01R1/02—General constructional details
- G01R1/06—Measuring leads; Measuring probes
- G01R1/067—Measuring probes
-
- G—PHYSICS
- G01—MEASURING; TESTING
- G01R—MEASURING ELECTRIC VARIABLES; MEASURING MAGNETIC VARIABLES
- G01R1/00—Details of instruments or arrangements of the types included in groups G01R5/00 - G01R13/00 and G01R31/00
- G01R1/02—General constructional details
- G01R1/04—Housings; Supporting members; Arrangements of terminals
-
- G—PHYSICS
- G01—MEASURING; TESTING
- G01R—MEASURING ELECTRIC VARIABLES; MEASURING MAGNETIC VARIABLES
- G01R31/00—Arrangements for testing electric properties; Arrangements for locating electric faults; Arrangements for electrical testing characterised by what is being tested not provided for elsewhere
- G01R31/26—Testing of individual semiconductor devices
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01L—SEMICONDUCTOR DEVICES NOT COVERED BY CLASS H10
- H01L22/00—Testing or measuring during manufacture or treatment; Reliability measurements, i.e. testing of parts without further processing to modify the parts as such; Structural arrangements therefor
Landscapes
- Physics & Mathematics (AREA)
- General Physics & Mathematics (AREA)
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Manufacturing & Machinery (AREA)
- Computer Hardware Design (AREA)
- Microelectronics & Electronic Packaging (AREA)
- Power Engineering (AREA)
- Testing Of Individual Semiconductor Devices (AREA)
- Testing Or Measuring Of Semiconductors Or The Like (AREA)
- Chutes (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】自重落下方式のハンドラにおいて、被測定対象
のICデバイス及びICソケットの形状が薄型になって
も容易に対応可能なコンタクト構造を得る。 【構成】キャリア3寸法に対応して落下滑走させる間隙
9を形成したルーフ連結部7、ルーフA1、ルーフB2
及びレール5を設け、キャリア3を支持し、対応するI
CソケットとICデバイス4とのコンタクト動作時に、
ルーフA1とルーフB2とが邪魔とならない開口部8構
造としたルーフA1とルーフB2を設ける。
のICデバイス及びICソケットの形状が薄型になって
も容易に対応可能なコンタクト構造を得る。 【構成】キャリア3寸法に対応して落下滑走させる間隙
9を形成したルーフ連結部7、ルーフA1、ルーフB2
及びレール5を設け、キャリア3を支持し、対応するI
CソケットとICデバイス4とのコンタクト動作時に、
ルーフA1とルーフB2とが邪魔とならない開口部8構
造としたルーフA1とルーフB2を設ける。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、IC試験装置用の自重
落下方式ハンドラにおいて、被測定対象ICデバイスの
コンタクト部の構造に関する。
落下方式ハンドラにおいて、被測定対象ICデバイスの
コンタクト部の構造に関する。
【0002】
【従来の技術】IC試験装置によってICデバイスの電
気的特性を測定する際に必要なハンドリングを行うハン
ドラは、多品種のデバイスを扱い、様々な形状のデバイ
スに対応する為に、デバイスのパッケージ形状に依存す
る構造部分のパーツは、容易に交換できるように交換キ
ット(チェンジキット)構造としている。図5は、従来
技術によるチェンジキット部のキャリアとルーフとの関
係構造図を示す。また図6は、テストヘッド部にあるI
CソケットBへキャリア内のICデバイスをコンタクト
する側断面図である。図3は、ICソケットの正面構造
図であって、ルーフ逃げ溝21の両側にコンタクト端子
23が配列されていて2方向にICリードを有するTS
OPタイプ2/SOPパッケージ用の例である。
気的特性を測定する際に必要なハンドリングを行うハン
ドラは、多品種のデバイスを扱い、様々な形状のデバイ
スに対応する為に、デバイスのパッケージ形状に依存す
る構造部分のパーツは、容易に交換できるように交換キ
ット(チェンジキット)構造としている。図5は、従来
技術によるチェンジキット部のキャリアとルーフとの関
係構造図を示す。また図6は、テストヘッド部にあるI
CソケットBへキャリア内のICデバイスをコンタクト
する側断面図である。図3は、ICソケットの正面構造
図であって、ルーフ逃げ溝21の両側にコンタクト端子
23が配列されていて2方向にICリードを有するTS
OPタイプ2/SOPパッケージ用の例である。
【0003】図5に示すように、チェンジキット部18
の上部からICデバイス4を収納したキャリア3は、レ
ール5とルーフ間を自重滑走してきて、ストッパにより
テストヘッド部13のコンタクト位置で停止する。次
に、ガイドポスト19に案内されながらルーフC17と
共にソケット側に移動して、ICデバイス4のリード端
子がICソケットB15のコンタクトピン16にコンタ
クト(電気接触)する。この後、デバイスの電気試験を
行った後、元に移動した後、下方に落下搬送される。こ
れを順次行って多数の被測定デバイスの試験が行われ
る。
の上部からICデバイス4を収納したキャリア3は、レ
ール5とルーフ間を自重滑走してきて、ストッパにより
テストヘッド部13のコンタクト位置で停止する。次
に、ガイドポスト19に案内されながらルーフC17と
共にソケット側に移動して、ICデバイス4のリード端
子がICソケットB15のコンタクトピン16にコンタ
クト(電気接触)する。この後、デバイスの電気試験を
行った後、元に移動した後、下方に落下搬送される。こ
れを順次行って多数の被測定デバイスの試験が行われ
る。
【0004】ここで、ICソケットB15側とコンタク
トする為に、チェンジキット部18のルーフC17の構
造は、図5、図6に示すように、キャリア3を保持する
為のルーフ中央部20が必要となっていた。この凸部に
対応する為に、ICソケットB15側にはこの出っ張り
分を逃げるルーフ逃げ溝21構造を形成する必要があっ
た。このルーフ逃げ溝21の形成の為には、ICソケッ
トB15のソケット底面12からコンタクトピン16迄
の奥行が必要である。ところが、被測定対象となるIC
デバイス4の品種によっては、従来技術のようなルーフ
逃げ溝21を設けることができない実態が生じてきた。
即ち、ICデバイス4の高周波化に伴いICソケット
B15のこれに対応する為コンタクトピン16が短くな
り、ルーフ逃げ溝21の形成が困難になってきた。ま
た、QFP構造のように4方向にリード端子22が形成
されているものや、同じくPGA構造のICデバイス4
の端子面に格子状にリード端子22が形成されているも
のではルーフ中央部20が障害となり、測定をするため
のコンタクトピン16とリード端子22との接触ができ
ない、といった問題点を有していた。
トする為に、チェンジキット部18のルーフC17の構
造は、図5、図6に示すように、キャリア3を保持する
為のルーフ中央部20が必要となっていた。この凸部に
対応する為に、ICソケットB15側にはこの出っ張り
分を逃げるルーフ逃げ溝21構造を形成する必要があっ
た。このルーフ逃げ溝21の形成の為には、ICソケッ
トB15のソケット底面12からコンタクトピン16迄
の奥行が必要である。ところが、被測定対象となるIC
デバイス4の品種によっては、従来技術のようなルーフ
逃げ溝21を設けることができない実態が生じてきた。
即ち、ICデバイス4の高周波化に伴いICソケット
B15のこれに対応する為コンタクトピン16が短くな
り、ルーフ逃げ溝21の形成が困難になってきた。ま
た、QFP構造のように4方向にリード端子22が形成
されているものや、同じくPGA構造のICデバイス4
の端子面に格子状にリード端子22が形成されているも
のではルーフ中央部20が障害となり、測定をするため
のコンタクトピン16とリード端子22との接触ができ
ない、といった問題点を有していた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明が解決しようと
する課題は、ICデバイスのリード端子の構成がQFP
或いはPGAのように4方向或いは格子状になっている
場合や、コンタクト側が薄型ICソケットにも対応可能
にして、測定のためのコンタクトが支障無く得られる構
造を実現することを目的とする。
する課題は、ICデバイスのリード端子の構成がQFP
或いはPGAのように4方向或いは格子状になっている
場合や、コンタクト側が薄型ICソケットにも対応可能
にして、測定のためのコンタクトが支障無く得られる構
造を実現することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】第1図と2図は、本発明
による第1の解決手段を示している。上記課題を解決す
るために、本発明の構成では、キャリア3寸法に対応し
て落下滑走させる間隙9を形成したルーフ連結部7、ル
ーフA1、ルーフB2及びレール5を設け、キャリア3
を支持し、対応するICソケットとICデバイス4との
コンタクト動作時に、ルーフA1とルーフB2とが邪魔
とならない開口部8構造としたルーフA1とルーフB2
を設ける構成手段にする。これにより、ICデバイス4
を収納したキャリア3と、テストヘッド部13側にある
コンタクト用ICソケットを有して、キャリア3をIC
ソケットにコンタクトするコンタクト部の構造を実現す
る。
による第1の解決手段を示している。上記課題を解決す
るために、本発明の構成では、キャリア3寸法に対応し
て落下滑走させる間隙9を形成したルーフ連結部7、ル
ーフA1、ルーフB2及びレール5を設け、キャリア3
を支持し、対応するICソケットとICデバイス4との
コンタクト動作時に、ルーフA1とルーフB2とが邪魔
とならない開口部8構造としたルーフA1とルーフB2
を設ける構成手段にする。これにより、ICデバイス4
を収納したキャリア3と、テストヘッド部13側にある
コンタクト用ICソケットを有して、キャリア3をIC
ソケットにコンタクトするコンタクト部の構造を実現す
る。
【0007】第8図は、本発明による緩衝手段を追加し
た構造を示している。即ち、上記解決手段に加えて、キ
ャリア3の横方向姿勢をガイドし、コンタクト側との嵌
合時の当たりを緩衝する為に、レール背面にバネ28と
キャリア押さえ27とによるコンタクト緩衝手段を設け
た構成手段である。
た構造を示している。即ち、上記解決手段に加えて、キ
ャリア3の横方向姿勢をガイドし、コンタクト側との嵌
合時の当たりを緩衝する為に、レール背面にバネ28と
キャリア押さえ27とによるコンタクト緩衝手段を設け
た構成手段である。
【0008】このように本発明では、IC試験装置用の
コンタクト構造においては(1)ICデバイスを収納し
たキャリアをICデバイスの落下方向に落下させるため
の所定の幅と高さと間隙を形成するレールと各部より成
るルーフがあるが(2)ICデバイスを収納したキャリ
アの落下姿勢を保持したり、測定終了後にキャリアをI
Cソケットから引き離すために必要なルーフ中央部分を
上部のルーフAと下部のルーフBの2つに分割すること
で開口部を設け(3)ルーフBにはガイドテーパを設け
てキャリアが所定の位置に落下する構造とした。
コンタクト構造においては(1)ICデバイスを収納し
たキャリアをICデバイスの落下方向に落下させるため
の所定の幅と高さと間隙を形成するレールと各部より成
るルーフがあるが(2)ICデバイスを収納したキャリ
アの落下姿勢を保持したり、測定終了後にキャリアをI
Cソケットから引き離すために必要なルーフ中央部分を
上部のルーフAと下部のルーフBの2つに分割すること
で開口部を設け(3)ルーフBにはガイドテーパを設け
てキャリアが所定の位置に落下する構造とした。
【0009】
【作用】本発明においては、ルーフ中央部を2分割した
がその開口部の寸法は、キャリアが落下して停止した位
置でキャリアの上端部がルーフAと重なり、同じくキャ
リアの下端部はルーフBと重なるようにキャリアとの整
合を取った所定のものとすることで、ICデバイスの薄
い形状のものやQFP或いはPGA等とのコンタクトが
可能な構造にしている。即ち、ルーフA1、ルーフB2
は、H型ICソケットやその他のICソケットに対応
し、コンタクト時に支障とならない寸法構造とし、かつ
キャリア3を支持する長さとすることで、任意のパッケ
ージのデバイスにも対応可能となる。また、図8に示す
構成例では、キャリア3の横方向姿勢をガイドし、コン
タクト側との嵌合時の当たりを緩衝する為に、レール背
面にバネ28とキャリア押さえ27を追加構成してコン
タクト緩衝作用を持たせる。
がその開口部の寸法は、キャリアが落下して停止した位
置でキャリアの上端部がルーフAと重なり、同じくキャ
リアの下端部はルーフBと重なるようにキャリアとの整
合を取った所定のものとすることで、ICデバイスの薄
い形状のものやQFP或いはPGA等とのコンタクトが
可能な構造にしている。即ち、ルーフA1、ルーフB2
は、H型ICソケットやその他のICソケットに対応
し、コンタクト時に支障とならない寸法構造とし、かつ
キャリア3を支持する長さとすることで、任意のパッケ
ージのデバイスにも対応可能となる。また、図8に示す
構成例では、キャリア3の横方向姿勢をガイドし、コン
タクト側との嵌合時の当たりを緩衝する為に、レール背
面にバネ28とキャリア押さえ27を追加構成してコン
タクト緩衝作用を持たせる。
【0010】
【実施例】本発明による実施例は、図1に示す側断面図
に示すように、薄型VSMPパッケージの場合の構造例
である。図2は、この正面図である。また図4は、QF
PやPGA構造のものを測定するには開口部の範囲内で
あることを示す概念図である。本実施例の構造に対応す
るICソケットはH型ソケットと呼ばれるソケットに対
応する構造であって、図7に示すように、中央上下が開
口した構造を有したICソケットに対応して、図2に示
すようにルーフA1、ルーフB2でキャリア3を支持し
ている。
に示すように、薄型VSMPパッケージの場合の構造例
である。図2は、この正面図である。また図4は、QF
PやPGA構造のものを測定するには開口部の範囲内で
あることを示す概念図である。本実施例の構造に対応す
るICソケットはH型ソケットと呼ばれるソケットに対
応する構造であって、図7に示すように、中央上下が開
口した構造を有したICソケットに対応して、図2に示
すようにルーフA1、ルーフB2でキャリア3を支持し
ている。
【0011】キャリア3がレール5とルーフA1の間隙
を落下してきて、ストッパ10によりコンタクトする開
口部8位置で停止する。またキャリア3が下側のルーフ
B2に引っ掛かってジャムとならないように、かつ、開
口部8の開放側に飛び出さないように、下側のルーフB
2には、ガイドテーパ11を設けてある。また、一面が
開放状態となっている為、このキャリア3内側には、I
Cデバイス4を保持する為に、ICパッケージの上下部
を支持固定する構造が設けてあって、コンタクト側への
移動と、戻り時にキャリア容器から容易に脱落したりし
ないようにしてある。
を落下してきて、ストッパ10によりコンタクトする開
口部8位置で停止する。またキャリア3が下側のルーフ
B2に引っ掛かってジャムとならないように、かつ、開
口部8の開放側に飛び出さないように、下側のルーフB
2には、ガイドテーパ11を設けてある。また、一面が
開放状態となっている為、このキャリア3内側には、I
Cデバイス4を保持する為に、ICパッケージの上下部
を支持固定する構造が設けてあって、コンタクト側への
移動と、戻り時にキャリア容器から容易に脱落したりし
ないようにしてある。
【0012】コンタクト側への移動は、ルーフA1とル
ーフB2とレール5とが連携してキャリア3を保持しな
がらコンタクト側へ移動して、対応するICソケットと
コンタクトする。そして電気試験後は、元の位置に戻っ
た後、ストッパ10が外されて下方へ落下搬送される。
ところで、様々な形状のデバイスに対応する為に、デバ
イスのパッケージ形状に依存する部分、例えばルーフA
1、ルーフB2、レール5、キャリア3の構造パーツ
は、従来と同様に、容易に交換できるように交換キット
(チェンジキット)構造となっている。
ーフB2とレール5とが連携してキャリア3を保持しな
がらコンタクト側へ移動して、対応するICソケットと
コンタクトする。そして電気試験後は、元の位置に戻っ
た後、ストッパ10が外されて下方へ落下搬送される。
ところで、様々な形状のデバイスに対応する為に、デバ
イスのパッケージ形状に依存する部分、例えばルーフA
1、ルーフB2、レール5、キャリア3の構造パーツ
は、従来と同様に、容易に交換できるように交換キット
(チェンジキット)構造となっている。
【0013】本発明では、図1及び図2に示すように、
ICデバイス4を収納したキャリア3をICデバイス落
下方向6に正しく落下させるための所定の幅と高さの間
隙9を形成するレール5とルーフとの構成において、従
来技術の構成におけるルーフ中央部20に代えて、上部
のルーフA1と下部のルーフB2に分割したものとし
た。このことで、H型ICソケットの場合では従来技術
による図6に示すようなICソケットB15におけるル
ーフ逃げ溝21を設ける必要が無くなった。これにより
薄型のコンタクト構造にも容易に対応可能なコンタクト
部構造を実現できた。つまり、ルーフに開口部8を設け
たことで、ICソケットB15側にルーフ逃げ溝21を
取る必要が無くなった。
ICデバイス4を収納したキャリア3をICデバイス落
下方向6に正しく落下させるための所定の幅と高さの間
隙9を形成するレール5とルーフとの構成において、従
来技術の構成におけるルーフ中央部20に代えて、上部
のルーフA1と下部のルーフB2に分割したものとし
た。このことで、H型ICソケットの場合では従来技術
による図6に示すようなICソケットB15におけるル
ーフ逃げ溝21を設ける必要が無くなった。これにより
薄型のコンタクト構造にも容易に対応可能なコンタクト
部構造を実現できた。つまり、ルーフに開口部8を設け
たことで、ICソケットB15側にルーフ逃げ溝21を
取る必要が無くなった。
【0014】上記実施例の説明では、薄型VSMPパッ
ケージの場合で説明したが、4方向にリードのあるQF
Pパッケージや、PGAパッケージの場合には、開口部
8をICリードより広くし、キャリア3より狭い間隔の
開口部構造を設けることにより、上記実施例と同様にし
て実施できる。
ケージの場合で説明したが、4方向にリードのあるQF
Pパッケージや、PGAパッケージの場合には、開口部
8をICリードより広くし、キャリア3より狭い間隔の
開口部構造を設けることにより、上記実施例と同様にし
て実施できる。
【0015】上記実施例の他にコンタクト側との嵌合時
の当たりを緩衝する為に、キャリア押さえ27と、バネ
28とで緩衝構造を付加した構造例を図8(a)、
(b)に示す。この場合では、レール26の背面にキャ
リア押さえ27を設ける為に、レール26には、図8
(b)に示すように、キャリア3をガイドする為にキャ
リア押さえ27の両端面を貫通する抜き孔が形成してあ
る。また、このキャリア押さえ27はバネ28でレール
26の背面に押し付けられている。コの字型のキャリア
押さえ27の両側面が滑走面に突き出ていてキャリア3
の横方向姿勢をガイドする。コンタクト時には、レール
26と共に全体がコンタクト側に移動してコンタクトさ
せた時に、キャリア押さえ27頂部27aがソケット側
容器と当たってもバネ28で緩衝され、キャリア3を安
定した状態にコンタクト保持する構造を追加した構造で
ある。
の当たりを緩衝する為に、キャリア押さえ27と、バネ
28とで緩衝構造を付加した構造例を図8(a)、
(b)に示す。この場合では、レール26の背面にキャ
リア押さえ27を設ける為に、レール26には、図8
(b)に示すように、キャリア3をガイドする為にキャ
リア押さえ27の両端面を貫通する抜き孔が形成してあ
る。また、このキャリア押さえ27はバネ28でレール
26の背面に押し付けられている。コの字型のキャリア
押さえ27の両側面が滑走面に突き出ていてキャリア3
の横方向姿勢をガイドする。コンタクト時には、レール
26と共に全体がコンタクト側に移動してコンタクトさ
せた時に、キャリア押さえ27頂部27aがソケット側
容器と当たってもバネ28で緩衝され、キャリア3を安
定した状態にコンタクト保持する構造を追加した構造で
ある。
【0016】上記実施例ではH型ICソケットに対応し
てルーフA1、ルーフB2によるキャリア3支持部を長
くした場合であるが、所望によりこのルーフA1、ルー
フB2の支持部の長さを、H型ICソケット以外の他の
ICソケットに対応した長さとし、かつキャリア3を支
持する長さとしても良く、同様にして実施できる。
てルーフA1、ルーフB2によるキャリア3支持部を長
くした場合であるが、所望によりこのルーフA1、ルー
フB2の支持部の長さを、H型ICソケット以外の他の
ICソケットに対応した長さとし、かつキャリア3を支
持する長さとしても良く、同様にして実施できる。
【0017】
【発明の効果】本発明は、以上説明したように構成され
ているので、以下に記載されるような効果を奏する。 (1)ICデバイスが収納されたキャリアの自重落下時
の姿勢の保持とテストヘッド側に設けたICソケットか
ら切り離す機能を果たすルーフ部に開口部を設けたこと
で、ICソケットにルーフ部の逃げ溝を形成する必要が
無くなった。この結果、薄い形状のICソケットへのコ
ンタクトも容易なコンタクト構造が実現可能となった。 (2)同じくルーフ部に開口部を設け、キャリア3内側
にICパッケージの非リード部を支持する構造を設ける
ことで、ICデバイスのリード端子が1方向又は2方向
のもののみでなく、4方向に形成されているQFPやP
GAタイプのものにも対応可能となった。これらによ
り、コンタクト側が薄型ICソケットの場合でも対応可
能なコンタクト部構造を実現できた。
ているので、以下に記載されるような効果を奏する。 (1)ICデバイスが収納されたキャリアの自重落下時
の姿勢の保持とテストヘッド側に設けたICソケットか
ら切り離す機能を果たすルーフ部に開口部を設けたこと
で、ICソケットにルーフ部の逃げ溝を形成する必要が
無くなった。この結果、薄い形状のICソケットへのコ
ンタクトも容易なコンタクト構造が実現可能となった。 (2)同じくルーフ部に開口部を設け、キャリア3内側
にICパッケージの非リード部を支持する構造を設ける
ことで、ICデバイスのリード端子が1方向又は2方向
のもののみでなく、4方向に形成されているQFPやP
GAタイプのものにも対応可能となった。これらによ
り、コンタクト側が薄型ICソケットの場合でも対応可
能なコンタクト部構造を実現できた。
【0018】
【図1】本発明による実施例の側面の断面図である。
【図2】本発明による実施例の正面図である。
【図3】従来の、ICソケットの正面構造図例である。
【図4】本発明によるルーフの開口部によってQFPタ
イプ等への適用が可能であることの概念を示す正面図で
ある。
イプ等への適用が可能であることの概念を示す正面図で
ある。
【図5】従来技術によるチェンジキット部の正面図であ
る。
る。
【図6】従来技術によるチェンジキット部とICソケッ
トの断面図である。
トの断面図である。
【図7】本発明で使用可能な、中央上下が開口したH型
ICソケット構造図である。
ICソケット構造図である。
【図8】本発明の、コンタクト時の当たりの緩衝構造を
付加した(a)キャリア押さえ27側断面構造図と、こ
の(b)上断面図である。
付加した(a)キャリア押さえ27側断面構造図と、こ
の(b)上断面図である。
1 ルーフA 2 ルーフB 3 キャリア 4 ICデバイス 5、26 レール 6 ICデバイス落下方向 7 ルーフ連結部 8 開口部 9 間隙 10 ストッパ 11 ガイドテーパ 12 ソケット底面 13 テストヘッド部 14 ICソケットA 15 ICソケットB 16 コンタクトピン 18 チェンジキット部 17 ルーフC 19 ガイドポスト 20 ルーフ中央部 21 ルーフ逃げ溝 22 リード端子 23 コンタクト端子 27 キャリア押さえ 28 バネ
Claims (2)
- 【請求項1】 ICデバイス(4)を収納したキャリア
(3)と、テストヘッド部(13)側にあるコンタクト
用ICソケットを有して、キャリア(3)をICソケッ
トにコンタクトするコンタクト部の構造において、 キャリア(3)寸法に対応して落下滑走させる間隙
(9)を形成したルーフ連結部(7)、ルーフA
(1)、ルーフB(2)及びレール(5)を設け、 キャリア(3)を支持し、対応するICソケットとIC
デバイス(4)とのコンタクト動作時に、ルーフA
(1)とルーフB(2)とが邪魔とならない開口部
(8)構造としたルーフA(1)とルーフB(2)を設
け、 以上を具備することを特徴としたIC試験用ハンドラの
コンタクト構造。 - 【請求項2】 上記構成に追加して、 キャリア(3)の横方向姿勢をガイドし、コンタクト側
との嵌合時の当たりを緩衝する為に、レール背面にバネ
(28)とキャリア押さえ(27)とによるコンタクト
緩衝手段を設け、 以上を具備することを特徴とした請求項1記載のIC試
験用ハンドラのコンタクト構造。
Priority Applications (4)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7049049A JPH08220189A (ja) | 1995-02-14 | 1995-02-14 | Ic試験装置用ハンドラのコンタクト構造 |
CN96104014A CN1141434A (zh) | 1995-02-14 | 1996-02-12 | 集成电路(ic)试验装置用处理器的触点结构 |
KR1019960705678A KR970702497A (ko) | 1995-02-14 | 1996-02-14 | Ic 시험장치용 핸들러의 콘택트구조(contact structure of handler for ic test device) |
PCT/JP1996/000318 WO1996025672A1 (fr) | 1995-02-14 | 1996-02-14 | Structure de contact d'un automate programmable pour installation d'essai de circuits integres |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7049049A JPH08220189A (ja) | 1995-02-14 | 1995-02-14 | Ic試験装置用ハンドラのコンタクト構造 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08220189A true JPH08220189A (ja) | 1996-08-30 |
Family
ID=12820235
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7049049A Withdrawn JPH08220189A (ja) | 1995-02-14 | 1995-02-14 | Ic試験装置用ハンドラのコンタクト構造 |
Country Status (4)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH08220189A (ja) |
KR (1) | KR970702497A (ja) |
CN (1) | CN1141434A (ja) |
WO (1) | WO1996025672A1 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP3668595B2 (ja) * | 1997-07-25 | 2005-07-06 | アルプス電気株式会社 | 接点構造 |
CN112077767B (zh) * | 2018-12-29 | 2021-10-15 | 苏州市东挺河智能科技发展有限公司 | 一种二极管性能检测设备上的定位导轨结构 |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS622172A (ja) * | 1985-06-28 | 1987-01-08 | Kokusai Electric Co Ltd | Icハンドラの測定部 |
JPH03200079A (ja) * | 1989-12-28 | 1991-09-02 | Hitachi Ltd | 半導体装置用キャリア及びハンドラ |
-
1995
- 1995-02-14 JP JP7049049A patent/JPH08220189A/ja not_active Withdrawn
-
1996
- 1996-02-12 CN CN96104014A patent/CN1141434A/zh active Pending
- 1996-02-14 WO PCT/JP1996/000318 patent/WO1996025672A1/ja unknown
- 1996-02-14 KR KR1019960705678A patent/KR970702497A/ko not_active Application Discontinuation
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
WO1996025672A1 (fr) | 1996-08-22 |
KR970702497A (ko) | 1997-05-13 |
CN1141434A (zh) | 1997-01-29 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JPH11304876A (ja) | パッケージされないチップをテストするためのキャリア | |
US5786704A (en) | Metallic tray unit for testing a semiconductor device | |
KR101007660B1 (ko) | 비지에이 테스트소켓 | |
US7583097B2 (en) | Contactor nest for an IC device and method | |
KR200456967Y1 (ko) | Bga패키지 테스트 소켓용 유니버셜 어댑터 | |
KR101077940B1 (ko) | 반도체 패키지 인서트 장치 | |
KR102122975B1 (ko) | 반도체 칩 테스트 소켓 | |
US5504436A (en) | Socket apparatus for member testing | |
JPH08220189A (ja) | Ic試験装置用ハンドラのコンタクト構造 | |
KR101439129B1 (ko) | 모듈아이씨 핸들러 | |
CN106862093B (zh) | 测试分选机用插件 | |
KR100291382B1 (ko) | 반도체소자 검사용 트레이 | |
KR102658477B1 (ko) | 반도체 패키지 테스트 장치 | |
KR100822281B1 (ko) | 반도체 소자 테스트 핸들러용 캐리어모듈 | |
KR100502052B1 (ko) | 캐리어 모듈 | |
KR20070062082A (ko) | 반도체 패키지 인서트와 테스트 소켓의 결합 구조 | |
JPH05174924A (ja) | 半導体パッケージ用ソケット | |
JP7374037B2 (ja) | ポゴブロック | |
SG191306A1 (en) | Test system and package holder | |
JP2853422B2 (ja) | パッケージのソケット挿入装置およびその方法 | |
KR200177338Y1 (ko) | 반도체 패키지 검사용 테스터 헤더의 덮개 | |
US5124637A (en) | Testing apparatus having a part guide | |
KR20090091431A (ko) | 반도체소자용 안착 구조체 | |
KR20000019883A (ko) | 딥 패키지를 수평으로 콘택하는 장치 | |
KR200157983Y1 (ko) | 반도체 소자테스트용 테스트트레이의 캐리어모듈 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Application deemed to be withdrawn because no request for examination was validly filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20020507 |