JPH08179726A - プラズマディスプレイパネル - Google Patents
プラズマディスプレイパネルInfo
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- JPH08179726A JPH08179726A JP6317383A JP31738394A JPH08179726A JP H08179726 A JPH08179726 A JP H08179726A JP 6317383 A JP6317383 A JP 6317383A JP 31738394 A JP31738394 A JP 31738394A JP H08179726 A JPH08179726 A JP H08179726A
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- red
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Links
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- 150000002500 ions Chemical class 0.000 description 2
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Landscapes
- Control Of Gas Discharge Display Tubes (AREA)
- Liquid Crystal (AREA)
- Gas-Filled Discharge Tubes (AREA)
- Control Of Indicators Other Than Cathode Ray Tubes (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 画素毎に表示電極を2つ設け、1フィールド
の直列に並ぶサブフィールドの数を半減することによ
り、明るい画面を実現する。 【構成】 プラズマディスプレイパネルを構成する画素
1の赤の部分には、マトリクス状に、赤のアドレス電極
である赤電極2と、第一走査線の所定位置に1対の表示
電極であるX1表示電極4及びY11表示電極5と、第
一走査線の他の位置に別の1対の表示電極であるX2表
示電極6及びY12表示電極7が配置されている。
の直列に並ぶサブフィールドの数を半減することによ
り、明るい画面を実現する。 【構成】 プラズマディスプレイパネルを構成する画素
1の赤の部分には、マトリクス状に、赤のアドレス電極
である赤電極2と、第一走査線の所定位置に1対の表示
電極であるX1表示電極4及びY11表示電極5と、第
一走査線の他の位置に別の1対の表示電極であるX2表
示電極6及びY12表示電極7が配置されている。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、情報装置やパソコンの
ディスプレイ、あるいはテレビジョンの画像表示等に用
いられるプラズマディスプレイ(PDP)に係わり、特
に、アドレス・表示分離型サブフィールド駆動法によっ
て表示するPDPパネルに関する。
ディスプレイ、あるいはテレビジョンの画像表示等に用
いられるプラズマディスプレイ(PDP)に係わり、特
に、アドレス・表示分離型サブフィールド駆動法によっ
て表示するPDPパネルに関する。
【0002】
【従来の技術】PDPパネルはフラットディスプレイの
中でも大画面化が容易、応答速度が速い、視野角が広い
などの特徴を備えていて、大画面ディスプレイに適して
いる。特に、AC型PDPパネルはメモリ特性を有し高
効率、長寿命なパネルであり、多階調でフルカラー表示
を実現した表示装置が既に商品化されている。
中でも大画面化が容易、応答速度が速い、視野角が広い
などの特徴を備えていて、大画面ディスプレイに適して
いる。特に、AC型PDPパネルはメモリ特性を有し高
効率、長寿命なパネルであり、多階調でフルカラー表示
を実現した表示装置が既に商品化されている。
【0003】図4に従来のPDPパネルの構造を示す。
同図によれば、1画素はRGBのストライプ状3セルか
らなる。表示面側のガラス基板上に対になるX,Yサス
テイン(放電維持)電極を透明電極と補助電極で形成す
る。それらのサステイン(放電維持)電極の上に誘電体
層を設け、その上に各セル間の結合を分離するためにバ
リアリブを形成する。さらに酸化マグネシウム(Mg
O)膜を蒸着する。一方、対向する背面ガラス基板上に
はアドレス電極を形成する。R(赤)、G(緑)、B
(青)の各アドレス電極間にストライプ状の隔壁を設
け、さらに、同アドレス電極を被覆する形で、R、G、
Bの蛍光体を塗り分けて形成する。放電空間には、Ne
とXeの混合ガスが封入されている。
同図によれば、1画素はRGBのストライプ状3セルか
らなる。表示面側のガラス基板上に対になるX,Yサス
テイン(放電維持)電極を透明電極と補助電極で形成す
る。それらのサステイン(放電維持)電極の上に誘電体
層を設け、その上に各セル間の結合を分離するためにバ
リアリブを形成する。さらに酸化マグネシウム(Mg
O)膜を蒸着する。一方、対向する背面ガラス基板上に
はアドレス電極を形成する。R(赤)、G(緑)、B
(青)の各アドレス電極間にストライプ状の隔壁を設
け、さらに、同アドレス電極を被覆する形で、R、G、
Bの蛍光体を塗り分けて形成する。放電空間には、Ne
とXeの混合ガスが封入されている。
【0004】上記したPDPパネルは、以下に述べるア
ドレス・表示分離型サブフィールド法と呼ばれる表示駆
動方法を使って表示制御している。256階調表示のア
ドレス・表示分離型サブフィールド法の駆動シーケンス
の例を、図5に示し、同図を参照して説明する。1フレ
ームは、輝度の相対比が、1、2、4、8、16、3
2、64、128の8個のサブフィールドで構成され、
8画面の輝度の組み合わせで256階調の表示を行う。
それぞれのサブフィールドは、リフレッシュした1画面
分のデータの書き込みを行うアドレス期間とそのサブフ
ィールドの輝度レベルを決めるサステイン期間で構成さ
れる。
ドレス・表示分離型サブフィールド法と呼ばれる表示駆
動方法を使って表示制御している。256階調表示のア
ドレス・表示分離型サブフィールド法の駆動シーケンス
の例を、図5に示し、同図を参照して説明する。1フレ
ームは、輝度の相対比が、1、2、4、8、16、3
2、64、128の8個のサブフィールドで構成され、
8画面の輝度の組み合わせで256階調の表示を行う。
それぞれのサブフィールドは、リフレッシュした1画面
分のデータの書き込みを行うアドレス期間とそのサブフ
ィールドの輝度レベルを決めるサステイン期間で構成さ
れる。
【0005】アドレス期間では、最初全画面同時に各画
素に初期的に壁電荷が形成され、その後、サステインパ
ルスが全画面に与えられ表示が行う。サブフィールドの
明るさはサステインパルスの数に比例し、所定の輝度に
設定される。
素に初期的に壁電荷が形成され、その後、サステインパ
ルスが全画面に与えられ表示が行う。サブフィールドの
明るさはサステインパルスの数に比例し、所定の輝度に
設定される。
【0006】各サブフィールドはアドレス期間とサステ
イン期間とで構成され、アドレス期間はそれぞれ1.5
ミリ秒であり、1フレームのアドレス期間の合計時間は
1.5ミリ秒×8であり、12ミリ秒となる。1フレー
ム期間(約16.7ミリ秒)の残り4.7ミリ秒がサス
テイン期間に使われる。輝度はサステインサイクルに比
例している。例えば、サブフィールド:SF1のサステ
インサイクル数は2サイクル、つぎのサブフィールド:
SF2のサステインサイクル数は4サイクル、8枚目の
サブフィールド:SF8のサステインサイクル数は25
6サイクルである。
イン期間とで構成され、アドレス期間はそれぞれ1.5
ミリ秒であり、1フレームのアドレス期間の合計時間は
1.5ミリ秒×8であり、12ミリ秒となる。1フレー
ム期間(約16.7ミリ秒)の残り4.7ミリ秒がサス
テイン期間に使われる。輝度はサステインサイクルに比
例している。例えば、サブフィールド:SF1のサステ
インサイクル数は2サイクル、つぎのサブフィールド:
SF2のサステインサイクル数は4サイクル、8枚目の
サブフィールド:SF8のサステインサイクル数は25
6サイクルである。
【0007】アドレスの方法は、以下の手順で行われ
る。全画面消去、全画面点灯(書き込み放電)全
画面消去、線順次書き込みアドレス(3マイクロ秒×
480行)以上のサイクルを繰り返す。
る。全画面消去、全画面点灯(書き込み放電)全
画面消去、線順次書き込みアドレス(3マイクロ秒×
480行)以上のサイクルを繰り返す。
【0008】駆動波形図を図6に示す。最初の全画面
消去では、前のサブフィールドのサステイン期間におけ
る点灯状態の影響を受けないようにするため、すべての
セルの消去放電が行われる。つぎの全画面点灯(書き
込み放電)はXとYの電極間で行われる。この瞬間、ア
ドレス電極が0Vに維持されているので、イオンの一部
が蛍光体の表面に蓄積する。さらに全画面消去では、
つぎの書き込みアドレスに不要な壁電荷を消去する。こ
の消去パルスは、放電終了後もアドレス電極上の蛍光体
表面の壁電荷が残留する。最後は、線順次の選択書き
込みを行う。Y電極としてアドレス電極間のアドレス放
電は、蛍光体表面に残留しているイオンとY電極側のM
gO面に残留している電子が、外部印加電圧に積み重な
った形で効果的に放電に関与するため、非常に低いアド
レス電圧での書き込み放電が可能となる。
消去では、前のサブフィールドのサステイン期間におけ
る点灯状態の影響を受けないようにするため、すべての
セルの消去放電が行われる。つぎの全画面点灯(書き
込み放電)はXとYの電極間で行われる。この瞬間、ア
ドレス電極が0Vに維持されているので、イオンの一部
が蛍光体の表面に蓄積する。さらに全画面消去では、
つぎの書き込みアドレスに不要な壁電荷を消去する。こ
の消去パルスは、放電終了後もアドレス電極上の蛍光体
表面の壁電荷が残留する。最後は、線順次の選択書き
込みを行う。Y電極としてアドレス電極間のアドレス放
電は、蛍光体表面に残留しているイオンとY電極側のM
gO面に残留している電子が、外部印加電圧に積み重な
った形で効果的に放電に関与するため、非常に低いアド
レス電圧での書き込み放電が可能となる。
【0009】ところが、上述したようにサブフィールド
のアドレス期間では、第1走査線から第480走査線ま
で全てのアドレス走査を行うため、アドレス期間の長さ
が1.5ミリ秒かかる。多階調表示するためにサブフィ
ールドの数を増やすと、アドレス期間の合計時間は1.
5ミリ秒×サブフィールドの数の関係から増大する。一
方、表示期間は1フィールド(約16.7秒)からアド
レス期間の合計時間を引いた時間であるから、サブフィ
ールドの数を増加させるとサステイン(放電維持)期間
が少なくなる。従って、サブフィールドの数を増加さ
せ、多階調表示にすればするほどパネル画面が暗くなる
問題があった。
のアドレス期間では、第1走査線から第480走査線ま
で全てのアドレス走査を行うため、アドレス期間の長さ
が1.5ミリ秒かかる。多階調表示するためにサブフィ
ールドの数を増やすと、アドレス期間の合計時間は1.
5ミリ秒×サブフィールドの数の関係から増大する。一
方、表示期間は1フィールド(約16.7秒)からアド
レス期間の合計時間を引いた時間であるから、サブフィ
ールドの数を増加させるとサステイン(放電維持)期間
が少なくなる。従って、サブフィールドの数を増加さ
せ、多階調表示にすればするほどパネル画面が暗くなる
問題があった。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記問題点に
鑑みなされたもので、多階調でしかも画面が明るいプラ
ズマディスプレイパネルを提供することを目的とする。
鑑みなされたもので、多階調でしかも画面が明るいプラ
ズマディスプレイパネルを提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、走査線方向と垂直に各画素を構成する三原色の赤色
と緑色と青色と毎に設けられた赤電極と、緑電極と、青
電極とでなるアドレス電極と、走査線に相応する位置毎
に設けられたX1電極とY1電極とでなる第一表示電極
と、走査線に相応する位置毎に設けられたX2電極とY
2電極とでなる第二表示電極とで構成した。
に、走査線方向と垂直に各画素を構成する三原色の赤色
と緑色と青色と毎に設けられた赤電極と、緑電極と、青
電極とでなるアドレス電極と、走査線に相応する位置毎
に設けられたX1電極とY1電極とでなる第一表示電極
と、走査線に相応する位置毎に設けられたX2電極とY
2電極とでなる第二表示電極とで構成した。
【0012】また、走査線方向と垂直に各画素を構成す
る三原色の赤色と緑色と青色と毎に設けられた第一赤電
極と、同第二赤電極と、第一緑電極と、同第二緑電極
と、第一青電極と、同第二青電極とでなるアドレス電極
と、走査線に相応する位置毎に設けられたX1電極とY
1電極とでなる第一表示電極と、走査線に相応する位置
毎に設けられたX2電極とY2電極とでなる第二表示電
極とでなる。
る三原色の赤色と緑色と青色と毎に設けられた第一赤電
極と、同第二赤電極と、第一緑電極と、同第二緑電極
と、第一青電極と、同第二青電極とでなるアドレス電極
と、走査線に相応する位置毎に設けられたX1電極とY
1電極とでなる第一表示電極と、走査線に相応する位置
毎に設けられたX2電極とY2電極とでなる第二表示電
極とでなる。
【0013】
【作用】以上のように構成したので、図2に示す256
階調表示の駆動シーケンスを参照して説明する。例え
ば、1フィールド(画面)の明るさを「144」の輝度
レベルで表示する場合は以下のようにして実現される。
走査線毎に設けられた第一表示電極は、1フィールド中
の3番目のサブフィールド(SF3)のみが点灯するよ
うに、アドレス電極と、X1電極と、Yn1電極とに所
要のパルスが供給され制御される。また、同第二表示電
極は、1フィールド中の4番目のサブフィールド(SF
4)のみが点灯するよう、アドレス電極と、X2電極
と、Yn2電極とが制御される。従って、1フィールド
では、前記SF3とSF4だけが点灯することになり、
それぞれの明るさ「16」と、「128」とが加算され
て「144」の明るさが実現する。なお、Yn1電極は
nが走査線番号1から走査線番号480までの各Y1電
極を示す。
階調表示の駆動シーケンスを参照して説明する。例え
ば、1フィールド(画面)の明るさを「144」の輝度
レベルで表示する場合は以下のようにして実現される。
走査線毎に設けられた第一表示電極は、1フィールド中
の3番目のサブフィールド(SF3)のみが点灯するよ
うに、アドレス電極と、X1電極と、Yn1電極とに所
要のパルスが供給され制御される。また、同第二表示電
極は、1フィールド中の4番目のサブフィールド(SF
4)のみが点灯するよう、アドレス電極と、X2電極
と、Yn2電極とが制御される。従って、1フィールド
では、前記SF3とSF4だけが点灯することになり、
それぞれの明るさ「16」と、「128」とが加算され
て「144」の明るさが実現する。なお、Yn1電極は
nが走査線番号1から走査線番号480までの各Y1電
極を示す。
【0014】
【実施例】以下、本発明によるプラズマディスプレイパ
ネルについて、図を用いて詳細に説明する。図1は本発
明によるプラズマディスプレイパネルの実施例の電極構
造を示す図である。1はプラズマディスプレイパネルを
構成する、赤色、緑色、青色のストライプ状のセルを備
えた画素である。2は赤色のアドレス電極である赤アド
レス電極である。4と5は第一走査線の、例えば、上半
分側に設けられた、第一表示電極のX1表示電極及びY
11表示電極である。6と7は第一走査線の、例えば、
下半分側に設けられた、第二表示電極のX2表示電極及
びY12表示電極である。尚、1つの画素部分を取り上
げて説明したが、他の画素についても同様であり、例え
ば、走査線番号nの画素では、Y1電極及びY2電極は
それぞれ、Yn1電極及びYn2電極で表す。
ネルについて、図を用いて詳細に説明する。図1は本発
明によるプラズマディスプレイパネルの実施例の電極構
造を示す図である。1はプラズマディスプレイパネルを
構成する、赤色、緑色、青色のストライプ状のセルを備
えた画素である。2は赤色のアドレス電極である赤アド
レス電極である。4と5は第一走査線の、例えば、上半
分側に設けられた、第一表示電極のX1表示電極及びY
11表示電極である。6と7は第一走査線の、例えば、
下半分側に設けられた、第二表示電極のX2表示電極及
びY12表示電極である。尚、1つの画素部分を取り上
げて説明したが、他の画素についても同様であり、例え
ば、走査線番号nの画素では、Y1電極及びY2電極は
それぞれ、Yn1電極及びYn2電極で表す。
【0015】本発明によるプラズマディスプレイパネル
の動作を図1、図2に従い説明する。図2は本発明によ
るプラズマディスプレイパネルにおける256階調表示
の駆動シーケンスを示す図である。図1の第一表示電極
及び第二表示電極は、サブフィールドSF1、SF2、
SF3、SF4の順に駆動される。第一表示電極で表示
するSF1〜SF4のサブフィールドは、2の偶数乗の
明るさで、1(=2の0乗)、4(=2の2乗)、16
(=2の4乗)、64(=2の6乗)を表示する。一
方、上記第二表示電極で表示するSF1〜SF4のサブ
フィールドは、2の奇数乗の明るさで、2(=2の1
乗)、8(=2の3乗)、32(=2の5乗)、128
(=2の7乗)を表示する。前記第一表示電極及び第二
表示電極は、並列に、独立に点灯制御される。従って、
第一表示電極及び第二表示電極を点灯制御することによ
り、直列に並ぶ4つのサブフィールドで、明るさ1から
256までを任意に表示することができる。
の動作を図1、図2に従い説明する。図2は本発明によ
るプラズマディスプレイパネルにおける256階調表示
の駆動シーケンスを示す図である。図1の第一表示電極
及び第二表示電極は、サブフィールドSF1、SF2、
SF3、SF4の順に駆動される。第一表示電極で表示
するSF1〜SF4のサブフィールドは、2の偶数乗の
明るさで、1(=2の0乗)、4(=2の2乗)、16
(=2の4乗)、64(=2の6乗)を表示する。一
方、上記第二表示電極で表示するSF1〜SF4のサブ
フィールドは、2の奇数乗の明るさで、2(=2の1
乗)、8(=2の3乗)、32(=2の5乗)、128
(=2の7乗)を表示する。前記第一表示電極及び第二
表示電極は、並列に、独立に点灯制御される。従って、
第一表示電極及び第二表示電極を点灯制御することによ
り、直列に並ぶ4つのサブフィールドで、明るさ1から
256までを任意に表示することができる。
【0016】例えば、第一表示電極及び第二表示電極を
同時に全て点灯するように制御すると、1フィールドの
明るさは256とすることができる。また、第一表示電
極だけを全て点灯するように制御すると、1フィールド
の明るさは85となり、第二表示電極だけを全て点灯す
るように制御すると、1フィールドの明るさは170と
することができる。
同時に全て点灯するように制御すると、1フィールドの
明るさは256とすることができる。また、第一表示電
極だけを全て点灯するように制御すると、1フィールド
の明るさは85となり、第二表示電極だけを全て点灯す
るように制御すると、1フィールドの明るさは170と
することができる。
【0017】従って、従来は図5に示したように、直列
に8つのサブフィールドで、256階調の表示を行って
いた方法を、本発明によるプラズマディスプレイパネル
では直列の4つのサブフィールドで実行できる。アドレ
ス期間の合計時間は1.5ミリ秒×4で6ミリ秒であ
る。表示期間は1フィールド(約16.7ミリ秒)の残
りの期間で約10・7ミリ秒となる。従来はアドレス期
間の合計時間は1.5ミリ秒×8で12ミリ秒である。
表示期間は6ミリ秒増加するので、その分サステインパ
ルスの実効的なパルス幅を増やすことができる。尚、2
の奇数乗の明るさを点灯制御する第二表示電極のサステ
インパルスの周波数は、表示電極1のサステインパルス
の周波数の2倍の関係にある。
に8つのサブフィールドで、256階調の表示を行って
いた方法を、本発明によるプラズマディスプレイパネル
では直列の4つのサブフィールドで実行できる。アドレ
ス期間の合計時間は1.5ミリ秒×4で6ミリ秒であ
る。表示期間は1フィールド(約16.7ミリ秒)の残
りの期間で約10・7ミリ秒となる。従来はアドレス期
間の合計時間は1.5ミリ秒×8で12ミリ秒である。
表示期間は6ミリ秒増加するので、その分サステインパ
ルスの実効的なパルス幅を増やすことができる。尚、2
の奇数乗の明るさを点灯制御する第二表示電極のサステ
インパルスの周波数は、表示電極1のサステインパルス
の周波数の2倍の関係にある。
【0018】図3は本発明によるプラズマディスプレイ
パネルの他の実施例の電極構造を示す図である。尚、図
1の実施例と同一の箇所は同じ番号を付し、説明を省略
する。12と13は赤色のアドレス電極である第一赤電
極及び第二赤電極である。この実施例では、各色毎に2
つのアドレス電極を設けることにより、アドレス時に第
一赤電極12と、第二赤電極13に別々にアドレス信号
を供給できるので、Y11電極5及びY12電極7に同
一のパルスを供給して、第一赤電極及び第二赤電極を個
別にアドレスが可能である。従って、Y11電極5及び
Y12電極7に供給するパルスの数を、例えば、1から
480までの走査線をアドレスする480とすることが
でき、図1に示した1つのアドレス電極の場合の1/2
とすることができる。
パネルの他の実施例の電極構造を示す図である。尚、図
1の実施例と同一の箇所は同じ番号を付し、説明を省略
する。12と13は赤色のアドレス電極である第一赤電
極及び第二赤電極である。この実施例では、各色毎に2
つのアドレス電極を設けることにより、アドレス時に第
一赤電極12と、第二赤電極13に別々にアドレス信号
を供給できるので、Y11電極5及びY12電極7に同
一のパルスを供給して、第一赤電極及び第二赤電極を個
別にアドレスが可能である。従って、Y11電極5及び
Y12電極7に供給するパルスの数を、例えば、1から
480までの走査線をアドレスする480とすることが
でき、図1に示した1つのアドレス電極の場合の1/2
とすることができる。
【0019】
【発明の効果】以上説明したように、本発明は多階調で
しかも画面が明るいプラズマディスプレイパネルを提供
する。従って、例えば、256階調の画面を実現する場
合、従来は8つのサブフィールドで実行し、表示期間は
約4.7ミリ秒であったが、本発明のプラズマディスプ
レイパネルでは、表示期間は約10.7ミリ秒となり、
約2倍の明るさを得られるメリットがある。
しかも画面が明るいプラズマディスプレイパネルを提供
する。従って、例えば、256階調の画面を実現する場
合、従来は8つのサブフィールドで実行し、表示期間は
約4.7ミリ秒であったが、本発明のプラズマディスプ
レイパネルでは、表示期間は約10.7ミリ秒となり、
約2倍の明るさを得られるメリットがある。
【図1】本発明によるプラズマディスプレイパネルの実
施例の電極構造を示す図である。
施例の電極構造を示す図である。
【図2】本発明によるプラズマディスプレイパネルにお
ける256階調表示の駆動シーケンスを示す図である。
ける256階調表示の駆動シーケンスを示す図である。
【図3】本発明によるプラズマディスプレイパネルの他
の実施例の電極構造を示す図である。
の実施例の電極構造を示す図である。
【図4】従来のPDPパネルの構造を示す。
【図5】従来のアドレス・表示分離型サブフィールド法
の256階調表示の駆動シーケンスを示す図である。
の256階調表示の駆動シーケンスを示す図である。
【図6】アドレス・表示分離型サブフィールド法の駆動
波形図である。
波形図である。
1 画素 2 赤電極 4 X1表示電極 5 Y11表示電極 6 X2表示電極 7 Y12表示電極 12 第一赤電極 13 第二赤電極
Claims (5)
- 【請求項1】 走査線方向と垂直に各画素を構成する三
原色の赤色と緑色と青色と毎に設けられた赤電極と、緑
電極と、青電極とでなるアドレス電極と、走査線に相応
する位置毎に設けられたX1電極とY1電極とでなる第
一表示電極と、走査線に相応する位置毎に設けられたX
2電極とY2電極とでなる第二表示電極とで構成したこ
とを特徴とするプラズマディスプレイパネル。 - 【請求項2】 走査線方向と垂直に各画素を構成する三
原色の赤色と緑色と青色と毎に設けられた第一赤電極
と、同第二赤電極と、第一緑電極と、同第二緑電極と、
第一青電極と、同第二青電極とでなるアドレス電極と、
走査線に相応する位置毎に設けられたX1電極とY1電
極とでなる第一表示電極と、走査線に相応する位置毎に
設けられたX2電極とY2電極とでなる第二表示電極と
でなることを特徴としたプラズマディスプレイパネル。 - 【請求項3】 上記第一表示電極と第二表示電極とで並
列に階調表示を行うことを特徴とした請求項1あるいは
請求項2記載のプラズマディスプレイパネル。 - 【請求項4】 上記第一表示電極で行う階調表示をサブ
フィールド毎に2の偶数乗の明るさで表示するととも
に、上記第二表示電極で行う階調表示をサブフィールド
毎に2の奇数乗の明るさで表示することを特徴とした請
求項1あるいは請求項2記載のプラズマディスプレイパ
ネル。 - 【請求項5】 上記第一表示電極に供給するサステイン
パルスの周波数と、第二表示電極に供給するサステイン
パルスの周波数とを異なる周波数とした請求項1あるい
は請求項2記載のプラズマディスプレイパネル。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6317383A JPH08179726A (ja) | 1994-12-20 | 1994-12-20 | プラズマディスプレイパネル |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6317383A JPH08179726A (ja) | 1994-12-20 | 1994-12-20 | プラズマディスプレイパネル |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08179726A true JPH08179726A (ja) | 1996-07-12 |
Family
ID=18087642
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6317383A Pending JPH08179726A (ja) | 1994-12-20 | 1994-12-20 | プラズマディスプレイパネル |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH08179726A (ja) |
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5886601A (en) * | 1997-02-06 | 1999-03-23 | Matsushita Electric Works, Ltd. | Electromagnetic relay assembly |
KR19990031630A (ko) * | 1997-10-13 | 1999-05-06 | 전주범 | 4전극방식의 pdp 구동장치 |
US6304031B1 (en) | 1997-08-01 | 2001-10-16 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | Plasma display panel |
JP2003068208A (ja) * | 2001-08-28 | 2003-03-07 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | プラズマディスプレイパネルおよびその駆動方法 |
US6727869B1 (en) | 1998-02-23 | 2004-04-27 | Fujitsu Limited | Display panel and its driving method |
JP2007310062A (ja) * | 2006-05-17 | 2007-11-29 | Advanced Pdp Development Corp | プラズマディスプレイパネルの駆動方法 |
JP4776078B2 (ja) * | 1999-02-24 | 2011-09-21 | 三星エスディアイ株式会社 | カラー表示装置 |
-
1994
- 1994-12-20 JP JP6317383A patent/JPH08179726A/ja active Pending
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