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JPH08149767A - コンデンサ誘導電動機の巻線方法 - Google Patents

コンデンサ誘導電動機の巻線方法

Info

Publication number
JPH08149767A
JPH08149767A JP28554494A JP28554494A JPH08149767A JP H08149767 A JPH08149767 A JP H08149767A JP 28554494 A JP28554494 A JP 28554494A JP 28554494 A JP28554494 A JP 28554494A JP H08149767 A JPH08149767 A JP H08149767A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
winding
groove
reverse
pillar
shaped
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP28554494A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroyuki Okudera
浩之 奥寺
Takashi Suzuki
孝史 鈴木
Kenji Narita
憲治 成田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujitsu General Ltd
Original Assignee
Fujitsu General Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fujitsu General Ltd filed Critical Fujitsu General Ltd
Priority to JP28554494A priority Critical patent/JPH08149767A/ja
Publication of JPH08149767A publication Critical patent/JPH08149767A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Induction Machinery (AREA)
  • Windings For Motors And Generators (AREA)
  • Manufacture Of Motors, Generators (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 コンデンサ誘導電動機の巻線方法に関し、前
記巻線の巻装を極数の1/2の台数のノズルにより行
い、断線を防止し組立工数の削減と信頼性を向上したコ
ンデンサ誘導電動機の巻線方法を提供することを目的と
する。 【構成】 固定子鉄心の継鉄部から内周に沿って略I字
型の歯部を等間隔に設け、同略I字型の歯部の一つ置き
の基端より両側に略L字型、逆略L字型の歯部設け、同
略L字型と逆略L字型の内側と外側に、略L内溝、略L
外溝、逆略L内溝、逆略L外溝を形成し、外側巻線9
x、9y、9zを、前記逆略L外溝から略L外溝の間に
巻装し、口出線XX’、YY’、ZZ’を導出する一
方、内側巻線8a、8b、8cを、前記略L内溝から逆
略L内溝の間に巻装し、口出線AA’、BB’、CC’
を結線側から導出する24スロット6極のコンデンサ誘
導電動機の巻線方法を特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はコンデンサ誘導電動機に
係り、詳しくは固定子鉄心の構成と固定子巻線の巻装方
法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、巻線を固定子鉄心の内側から歯部
に直巻するインナーワインディング方式のコンデンサ誘
導電動機における固定子鉄心の巻線は、1ノズルの巻線
機で行われていた。図6と図7は、24スロット6極の
コンデンサ誘導電動機の固定子の結線側と渡り線側にお
ける、この場合の巻線方式による固定子の巻装状態を示
す。固定子鉄心1の内周に沿って、継鉄部2から略I字
型3の歯部を等間隔に設け、この略I字型の歯部の一つ
置きの基端より両側に、略L字型4、逆略L字型5の歯
部を設け、同略L字型、逆略L字型の各々内側と外側に
略L内溝6a、略L外溝6b、逆略L内溝6c、逆略L
外溝6dを形成し、前記24スロットの固定子鉄心1を
形成する。ここで、前記結線側、及び渡り線側の外周部
に外隔壁7aと、前記外溝と内溝の間に中間壁7cと、
内周部に内隔壁7bと、前記略L内溝と逆略L内溝の間
で前記中間壁より内側に内側柱7dと、逆略L外溝と略
L外溝の間で前記中間壁より外側に外側柱7eを形成す
る一方、前記渡り線側の前記外隔壁と前記外溝との間に
補助壁7fを形成して巻線の案内路を構成したインシュ
レータ7を設け、同インシュレータを前記溝に装着して
いる。そして、一台の巻線機ノズルを用いて、外側巻線
9を、前記逆略L外溝6dの結線側から略L外溝6bの
間に右巻に巻装する。次いで、前記外側巻線を、前記逆
略L外溝の渡り線側から、次の逆略L外溝に導入し、同
逆略L外溝から次の略L外溝の間に左巻に巻装する。同
様に、他の溝に付いて巻装し外側巻線を形成する。そし
て、前記外側巻線の口出線OO’を結線側から前記イン
シュレータの案内路に沿って導出する。一方、内側巻線
8を、前記略L内溝6aの結線側から逆略L内溝6cの
間に右巻に巻装する。次いで、前記内側巻線を、前記略
L内溝の渡り線側から、次の略L内溝に導入し、同略L
内溝から次の逆略L内溝の間に左巻に巻装する。同様
に、他の溝に付いて巻装し内側巻線を形成する。そし
て、前記内側巻線の口出線II’を結線側から前記イン
シュレータの案内路に沿って導出する。このように、正
負一対の2極を連続して構成し、固定子を構成してい
る。この場合、1ノズルのため巻装工程に時間がかかる
一方、図8の外側巻線の展開図に示すように、固定子他
端の渡り線側で、一極の巻線終端から、次の極の巻線始
端に前記巻線が渡る部分xy、yzで高低差が生じるた
め、引っ掛かりを生じ易く断線のおそれがあり、これは
図7の内側巻線の渡る部分ab、bcについても同様で
あり信頼性を低下させる問題が生じている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記従来の
問題点に鑑みなされたもので、コンデンサ誘導電動機の
前記巻線の巻装を、極数の1/2の台数のノズルにより
行え、断線を防止し、組立工数の削減と信頼性を向上し
たコンデンサ誘導電動機の巻線方法を提供することを目
的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、固定子鉄心の内周に沿って継鉄部から略I字型の歯
部を等間隔に設け、この略I字型の歯部の一つ置きの基
端より両側に、略L字型、逆略L字型の歯部を設け、同
略L字型、逆略L字型の各々内側と外側に略L内溝、略
L外溝、逆略L内溝、逆略L外溝を形成し、これらの溝
に、結線側、及び渡り線側の外周部に外隔壁と、前記外
溝と内溝の間に中間壁と、内周部に内隔壁と、前記略L
内溝と逆略L内溝の間で前記中間壁より内側に内側柱
と、逆略L外溝と略L外溝の間で前記中間壁より外側に
外側柱を形成する一方、前記渡り線側の前記外隔壁と前
記外溝との間に補助壁を形成して巻線の案内路を構成し
たインシュレータを装着し、外側巻線を、結線側の前記
逆略L外溝から略L外溝の間に右巻に巻装し、次いで、
前記外側巻線を、渡り線側の前記逆略L外溝から、それ
に隣接した前記外隔壁と補助壁の間を通し次の逆略L外
溝に導入し、更に、同逆略L外溝から次の略L外溝の間
に左巻に巻装すると共に、前記外側巻線の口出線を結線
側から導出する一方、内側巻線を、結線側の前記略L内
溝から逆略L内溝の間に右巻に巻装し、次いで、前記内
側巻線を、渡り線側の前記略L内溝から、それに隣接し
た前記中間壁と内側柱の間及び外側柱の外側を通り次の
略L内溝に導入し、更に、同略L内溝から次の逆略L内
溝の間に左巻に巻装すると共に、前記内側巻線の口出線
を結線側の前記中間隔壁と前記内側柱の間と前記外側柱
の内側を通し導出し、しかる後、複数の隣接した前記外
側巻線と内側巻線の口出線の一対を除き他を、各々直列
に接続してなることを特徴とする。また、前記外隔壁の
上端に複数の溝を設け、同溝に前記外側巻線及び内側巻
線の隣接した口出線を、各々係止してなることを特徴と
する。そして、前記外側柱の上端にピンを立設し、同ピ
ンに前記外側巻線の隣接した口出線を各々巻付け、接続
してなることを特徴とする。また、前記内側柱の上端に
ピンを立設し、同ピンに前記内側巻線の隣接した口出線
を各々巻付け、接続してなることを特徴とする。あるい
は、前記外側柱の上端と前記内側柱の上端にピンを立設
し、接続用基板を設け、同基板を前記ピンに取付け、前
記基板により前記外側巻線と内側巻線の隣接した口出線
を接続してなることを特徴とする。更に、前記直列に接
続した外側巻線と内側巻線の各々の一対の口出線を前記
基板に接続する一方、外部へのリード線を接続してなる
ことを特徴とする。
【0005】
【作用】上記の構成によれば、固定子鉄心の内周に沿っ
て継鉄部から略I字型の歯部を等間隔に設け、この略I
字型の歯部の一つ置きの基端より両側に、略L字型、逆
略L字型の歯部を設け、同略L字型、逆略L字型の各々
内側と外側に略L内溝、略L外溝、逆略L内溝、逆略L
外溝を形成し、これらの溝に、結線側、及び渡り線側の
外周部に外隔壁と、前記外溝と内溝の間に中間壁と、内
周部に内隔壁と、前記略L内溝と逆略L内溝の間で前記
中間壁より内側に内側柱と、逆略L外溝と略L外溝の間
で前記中間壁より外側に外側柱を形成する一方、前記渡
り線側の前記外隔壁と前記外溝との間に補助壁を形成し
て巻線の案内路を構成したインシュレータを装着し、外
側巻線を、結線側の前記逆略L外溝から略L外溝の間に
右巻に巻装し、次いで、前記外側巻線を、渡り線側の前
記逆略L外溝から、それに隣接した前記外隔壁と補助壁
の間を通し次の逆略L外溝に導入し、更に、同逆略L外
溝から次の略L外溝の間に左巻に巻装すると共に、前記
外側巻線の口出線を結線側から導出する一方、内側巻線
を、結線側の前記略L内溝から逆略L内溝の間に右巻に
巻装し、次いで、前記内側巻線を、渡り線側の前記略L
内溝から、それに隣接した前記中間壁と内側柱の間及び
外側柱の外側を通り次の略L内溝に導入し、更に、同略
L内溝から次の逆略L内溝の間に左巻に巻装すると共
に、前記内側巻線の口出線を結線側の前記中間隔壁と前
記内側柱の間と前記外側柱の内側を通し導出し、しかる
後、複数の隣接した前記外側巻線と内側巻線の口出線の
一対を除き他を、各々直列に接続し、また、前記外隔壁
の上端に複数の溝を設け、同溝に前記外側巻線及び内側
巻線の隣接した口出線を、各々係止し、そして、前記外
側柱の上端にピンを立設し、同ピンに前記外側巻線の隣
接した口出線を各々巻付け、接続し、また、前記内側柱
の上端にピンを立設し、同ピンに前記内側巻線の隣接し
た口出線を各々巻付け、接続し、あるいは、前記外側柱
の上端と前記内側柱の上端にピンを立設し、接続用基板
を設け、同基板を前記ピンに取付け、前記基板により前
記外側巻線と内側巻線の隣接した口出線を接続し、更
に、前記直列に接続した外側巻線と内側巻線の各々の一
対の口出線を前記基板に接続する一方、外部へのリード
線を接続してなるので、複数ノズルのため巻装工程の時
間が削減される一方、固定子他端の渡り線側で、一極の
巻線終端から、次の極の巻線始端に前記巻線が渡る部分
の高低差が生じないように構成できる。
【0006】
【実施例】本発明の実施例を添付図面を参照して詳細に
説明する。なお、従来例と同じ部分の符号は同一とす
る。本発明の実施例を24スロット6極のコンデンサ誘
導電動機の巻線方法について添付図面を参照して詳細に
説明する。図1は、固定子鉄心の平面図である。固定子
鉄心1の内周に沿って、継鉄部2から略I字型3の歯部
を等間隔に設ける。この略I字型の歯部の一つ置きの基
端より両側に、略L字型4、逆略L字型5の歯部を設
け、同略L字型、逆略L字型の各々内側と外側に略L内
溝6a、略L外溝6b、逆略L内溝6c、逆略L外溝6
dを形成し、前記24スロットの固定子鉄心1を形成す
る。図2と図3は、前記固定子の一側を結線側、他側を
渡り線側とするとき、この場合の巻線方式における各々
の側の固定子の巻装状態を示す平面図である。ここで、
前記結線側、及び渡り線側の外周部に外隔壁7aと、前
記外溝と内溝の間に中間壁7cと、内周部に内隔壁7b
と、前記略L内溝と逆略L内溝の間で前記中間壁より内
側に内側柱7dと、逆略L外溝と略L外溝の間で前記中
間壁より外側に外側柱7eを形成する一方、前記渡り線
側の前記外隔壁と前記外溝との間に補助壁7fを形成し
て巻線の案内路を構成したインシュレータ7を設け、同
インシュレータを前記溝に装着している。
【0007】ここで、図4の外側巻線の展開図をあわせ
て参照する。まず、外側巻線9xを、前記逆略L外溝6
dの結線側から略L外溝6bの間に右巻に巻装する。次
いで、前記外側巻線を、渡り線側の前記逆略L外溝か
ら、それに隣接した前記外隔壁と補助壁の間を通る渡り
線xにより、次の逆略L外溝に導入し、同逆略L外溝か
ら次の略L外溝の間に左巻に巻装する。そして、前記外
側巻線9xの口出線XX’を導出する。同様に、他のノ
ズルB、Cを用いて各々の溝に付いて巻装し、各々の外
側巻線9y、9zを形成する。そして、前記外側巻線9
y、9zの口出線YY’、ZZ’を結線側から導出す
る。一方、内側巻線8aを、前記略L内溝6aの結線側
から逆略L内溝6cの間に右巻に巻装する。次いで、前
記内側巻線を、渡り線側の前記略L内溝から、それに隣
接した前記中間隔壁と内側柱の間及び外側柱の外側を通
る渡り線aにより、次の略L内溝に導入し、同略L内溝
6aから次の逆略L内溝6cの間に左巻に巻装する。そ
して、前記内側巻線8aの口出線AA’のA’を結線側
から前記中間隔壁と前記内側柱の間と前記外側柱の内側
に係止し導出する。同様に、他のノズルB、Cを用いて
各々の溝に付いて巻装し、各々の内側巻線8b、8cを
形成する。そして、前記内側巻線8b、8cの口出線B
B’、CC’を結線側から導出する。このように、同時
に3台の巻線機ノズルにより巻装した3個の前記外側巻
線と内側巻線の口出線の一対を除き、各々直列に接続す
ることにより、前記外側巻線と内側巻線を各々一本に構
成し、24スロット6極の固定子を形成するようにして
いる。この結果、前記コンデンサ誘導電動機の極数の1
/2のノズルにより、巻線の巻装時間を削減することが
できる。
【0008】また、図5に示すように、前記外隔壁の上
端に複数の溝7b1を設け、前記外側巻線及び内側巻線
の隣接した口出線を、各々係止するようにしてもよい。
そして、前記外側柱の上端にピン10を立設し、同ピン
に前記外側巻線の隣接した口出線を各々巻付け、接続し
てもよい。また、前記内側柱の上端にピンを立設し、前
記内側巻線の隣接した口出線を、各々巻付け、接続して
もよい。あるいは、図5の側面図に示すように、前記外
側巻線と内側巻線の隣接した口出線を、前記外側柱の上
端と前記内側柱の上端にピンを立設し、接続用の基板1
1を設け、同基板を前記ピンに取付け、前記基板により
接続してもよい。また、前記直列に接続した外側巻線と
内側巻線の各々の一対の口出線を、前記基板に接続し、
外部へのリード線12を前記基板に接続してもよい。
【0009】
【発明の効果】以上のように本発明においては、固定子
鉄心の内周に沿って継鉄部から略I字型の歯部を等間隔
に設け、この略I字型の歯部の一つ置きの基端より両側
に、略L字型、逆略L字型の歯部を設け、同略L字型、
逆略L字型の各々内側と外側に略L内溝、略L外溝、逆
略L内溝、逆略L外溝を形成し、これらの溝に、結線
側、及び渡り線側の外周部に外隔壁と、前記外溝と内溝
の間に中間壁と、内周部に内隔壁と、前記略L内溝と逆
略L内溝の間で前記中間壁より内側に内側柱と、逆略L
外溝と略L外溝の間で前記中間壁より外側に外側柱を形
成する一方、前記渡り線側の前記外隔壁と前記外溝との
間に補助壁を形成して巻線の案内路を構成したインシュ
レータを装着し、外側巻線を、結線側の前記逆略L外溝
から略L外溝の間に右巻に巻装し、次いで、前記外側巻
線を、渡り線側の前記逆略L外溝から、それに隣接した
前記外隔壁と補助壁の間を通し次の逆略L外溝に導入
し、更に、同逆略L外溝から次の略L外溝の間に左巻に
巻装すると共に、前記外側巻線の口出線を結線側から導
出する一方、内側巻線を、結線側の前記略L内溝から逆
略L内溝の間に右巻に巻装し、次いで、前記内側巻線
を、渡り線側の前記略L内溝から、それに隣接した前記
中間壁と内側柱の間及び外側柱の外側を通り次の略L内
溝に導入し、更に、同略L内溝から次の逆略L内溝の間
に左巻に巻装すると共に、前記内側巻線の口出線を結線
側の前記中間隔壁と前記内側柱の間と前記外側柱の内側
を通し導出し、しかる後、複数の隣接した前記外側巻線
と内側巻線の口出線の一対を除き他を、各々直列に接続
し、また、前記外隔壁の上端に複数の溝を設け、同溝に
前記外側巻線及び内側巻線の隣接した口出線を、各々係
止し、そして、前記外側柱の上端にピンを立設し、同ピ
ンに前記外側巻線の隣接した口出線を各々巻付け、接続
し、また、前記内側柱の上端にピンを立設し、同ピンに
前記内側巻線の隣接した口出線を各々巻付け、接続し、
あるいは、前記外側柱の上端と前記内側柱の上端にピン
を立設し、接続用基板を設け、同基板を前記ピンに取付
け、前記基板により前記外側巻線と内側巻線の隣接した
口出線を接続し、更に、前記直列に接続した外側巻線と
内側巻線の各々の一対の口出線を前記基板に接続する一
方、外部へのリード線を接続してなるので、複数ノズル
のため巻装工程の時間が削減される一方、固定子他端の
渡り線側で、一極の巻線終端から、次の極の巻線始端に
前記巻線が渡る部分の高低差が生じないように構成でき
る。この結果、巻装工程の時間が削減され、巻線の引っ
掛かりによる断線を防止し、信頼性を向上したコンデン
サ誘導電動機の巻線方法を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のコンデンサ誘導電動機の巻線方法によ
る固定子鉄心の一実施例を示す平面図である。
【図2】本発明のコンデンサ誘導電動機の巻線方法によ
る固定子巻線の巻装状態を示す一実施例の結線側の平面
図である。
【図3】本発明のコンデンサ誘導電動機の巻線方法によ
る固定子巻線の巻装状態を示す一実施例の渡り線側の平
面図である。
【図4】本発明のコンデンサ誘導電動機の巻線方法によ
る外側巻線の巻装状態を示す展開図である。
【図5】本発明のコンデンサ誘導電動機の巻線方法によ
る固定子巻線の口出線の接続状態を示す側面図である。
【図6】従来のコンデンサ誘導電動機の巻線方法による
固定子巻線の巻装状態を示す一実施例の結線側の平面図
である。
【図7】従来のコンデンサ誘導電動機の巻線方法による
固定子巻線の巻装状態を示す一実施例の渡り線側の平面
図である。
【図8】従来のコンデンサ誘導電動機の巻線方法による
外側巻線の巻装状態を示す展開図である。
【符号の説明】
1 固定子鉄心 2 継鉄部 3 略I字型 4 略L字型 5 逆略L字型 6 溝部 6a 略L内溝 6b 略L外溝 6c 逆略L内溝 6d 逆略L外溝 7 インシュレータ 7a 内隔壁 7b 外隔壁 7b1 外隔壁の溝 7c 中間隔壁 7d 内側柱 7e 外側柱 7f 補助壁 8 内側巻線 8a 内側巻線A 8b 内側巻線B 8c 内側巻線C 9 外側巻線 9x 外側巻線X 9y 外側巻線Y 9z 外側巻線Z AA’内側巻線Aの口出線 BB’内側巻線Bの口出線 CC’内側巻線Cの口出線 XX’外側巻線Xの口出線 YY’外側巻線Yの口出線 ZZ’外側巻線Zの口出線 a 内側巻線Aの渡り線 b 内側巻線Bの渡り線 c 内側巻線Cの渡り線 x 外側巻線Xの渡り線 y 外側巻線Yの渡り線 z 外側巻線Zの渡り線 10 ピン 11 基板 12 リード線

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 固定子鉄心の内周に沿って継鉄部から略
    I字型の歯部を等間隔に設け、 この略I字型の歯部の一つ置きの基端より両側に、略L
    字型、逆略L字型の歯部を設け、 同略L字型、逆略L字型の各々内側と外側に略L内溝、
    略L外溝、逆略L内溝、逆略L外溝を形成し、 これらの溝に、 結線側、及び渡り線側の外周部に外隔壁と、前記外溝と
    内溝の間に中間壁と、内周部に内隔壁と、前記略L内溝
    と逆略L内溝の間で前記中間壁より内側に内側柱と、逆
    略L外溝と略L外溝の間で前記中間壁より外側に外側柱
    を形成する一方、前記渡り線側の前記外隔壁と前記外溝
    との間に補助壁を形成して巻線の案内路を構成したイン
    シュレータを装着し、 外側巻線を、結線側の前記逆略L外溝から略L外溝の間
    に右巻に巻装し、 次いで、前記外側巻線を、渡り線側の前記逆略L外溝か
    ら、それに隣接した前記外隔壁と補助壁の間を通し次の
    逆略L外溝に導入し、 更に、同逆略L外溝から次の略L外溝の間に左巻に巻装
    すると共に、前記外側巻線の口出線を結線側から導出す
    る一方、 内側巻線を、結線側の前記略L内溝から逆略L内溝の間
    に右巻に巻装し、 次いで、前記内側巻線を、渡り線側の前記略L内溝か
    ら、それに隣接した前記中間壁と内側柱の間及び外側柱
    の外側を通り次の略L内溝に導入し、 更に、同略L内溝から次の逆略L内溝の間に左巻に巻装
    すると共に、前記内側巻線の口出線を結線側の前記中間
    隔壁と前記内側柱の間と前記外側柱の内側を通し導出
    し、 しかる後、複数の隣接した前記外側巻線と内側巻線の口
    出線の一対を除き他を、各々直列に接続してなることを
    特徴とするコンデンサ誘導電動機の巻線方法。
  2. 【請求項2】 前記外隔壁の上端に複数の溝を設け、同
    溝に前記外側巻線及び内側巻線の隣接した口出線を、各
    々係止してなることを特徴とする請求項1記載のコンデ
    ンサ誘導電動機の巻線方法。
  3. 【請求項3】 前記外側柱の上端にピンを立設し、同ピ
    ンに前記外側巻線の隣接した口出線を各々巻付け、接続
    してなることを特徴とする請求項1記載のコンデンサ誘
    導電動機の巻線方法。
  4. 【請求項4】 前記内側柱の上端にピンを立設し、同ピ
    ンに前記内側巻線の隣接した口出線を各々巻付け、接続
    してなることを特徴とする請求項1記載のコンデンサ誘
    導電動機の巻線方法。
  5. 【請求項5】 前記外側柱の上端と前記内側柱の上端に
    ピンを立設し、接続用基板を設け、同基板を前記ピンに
    取付け、前記基板により前記外側巻線と内側巻線の隣接
    した口出線を接続してなることを特徴とする請求項1記
    載のコンデンサ誘導電動機の巻線方法。
  6. 【請求項6】 前記直列に接続した外側巻線と内側巻線
    の各々の一対の口出線を前記基板に接続する一方、外部
    へのリード線を接続してなることを特徴とする請求項5
    記載のコンデンサ誘導電動機の巻線方法。
JP28554494A 1994-11-18 1994-11-18 コンデンサ誘導電動機の巻線方法 Pending JPH08149767A (ja)

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EP1521346A3 (en) * 2003-09-30 2005-04-27 Lg Electronics Inc. stator coiling and pole pieces

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