JPH08114817A - 液晶表示装置 - Google Patents
液晶表示装置Info
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- JPH08114817A JPH08114817A JP24820394A JP24820394A JPH08114817A JP H08114817 A JPH08114817 A JP H08114817A JP 24820394 A JP24820394 A JP 24820394A JP 24820394 A JP24820394 A JP 24820394A JP H08114817 A JPH08114817 A JP H08114817A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 TFTを用いる駆動回路一体型の液晶表示装
置において、駆動回路におけるノイズの発生を防止する
事により、アナログスイッチにおけるリーク電流の発生
を防止し、乱れを生じる事の無い良質の画像表示を得
る。 【構成】 液晶表示装置15の信号線駆動回路17の電
源線26、27と接地線28との間に第1及び第2の線
間容量31a〜31d、32a〜32dを分布して設
け、シフトレジスタ21a〜21d及びバッファ22a
〜22dでのノイズを除去し、アナログスイッチ25a
〜25dにおけるリーク電流の発生を防止し、表示画像
の画質向上を図る。
置において、駆動回路におけるノイズの発生を防止する
事により、アナログスイッチにおけるリーク電流の発生
を防止し、乱れを生じる事の無い良質の画像表示を得
る。 【構成】 液晶表示装置15の信号線駆動回路17の電
源線26、27と接地線28との間に第1及び第2の線
間容量31a〜31d、32a〜32dを分布して設
け、シフトレジスタ21a〜21d及びバッファ22a
〜22dでのノイズを除去し、アナログスイッチ25a
〜25dにおけるリーク電流の発生を防止し、表示画像
の画質向上を図る。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、基板間に液晶層が保持
されて成る液晶表示装置に係り、特に各表示画素を薄膜
トランジスタ(以下TFTと略称する。)にて表示制御
する液晶表示装置に関する。
されて成る液晶表示装置に係り、特に各表示画素を薄膜
トランジスタ(以下TFTと略称する。)にて表示制御
する液晶表示装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、高機能、高精細を得るため、TF
Tを用いマトリクス状に配置された表示画素の表示制御
を行うアクティブマトリクス型の液晶表示装置にあって
は、IC等の部品点数を減らすと共に、各走査線や信号
線とTFTとの配線作業を無くすため、画素部のスイッ
チング素子であるTFTと同一基板上に、スイッチング
素子を駆動する信号線駆動回路及び走査線駆動回路を設
け、更にこれ等駆動回路及びその配線を画素部のスイッ
チング素子と同一プロセスで作成していた。
Tを用いマトリクス状に配置された表示画素の表示制御
を行うアクティブマトリクス型の液晶表示装置にあって
は、IC等の部品点数を減らすと共に、各走査線や信号
線とTFTとの配線作業を無くすため、画素部のスイッ
チング素子であるTFTと同一基板上に、スイッチング
素子を駆動する信号線駆動回路及び走査線駆動回路を設
け、更にこれ等駆動回路及びその配線を画素部のスイッ
チング素子と同一プロセスで作成していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】一般にTFTを用い同
一基板上に駆動回路を一体的に形成した液晶表示装置に
あっては、駆動回路を駆動するため、数MHz、数十k
Hz、数十Hzの数種類の周波数のクロックと、表示用
のアナログ信号とが入力されている。そのため駆動回路
部でノイズが発生するとそれが表示用信号電圧にのり、
表示画像にその影響が現れ、画像が乱れて画質を低下さ
せるといった問題を生じていた。
一基板上に駆動回路を一体的に形成した液晶表示装置に
あっては、駆動回路を駆動するため、数MHz、数十k
Hz、数十Hzの数種類の周波数のクロックと、表示用
のアナログ信号とが入力されている。そのため駆動回路
部でノイズが発生するとそれが表示用信号電圧にのり、
表示画像にその影響が現れ、画像が乱れて画質を低下さ
せるといった問題を生じていた。
【0004】具体的には、図7に示す信号線駆動回路1
には、正、逆約8MHzのクロック4、6が入力され、
シフトレジスタ7a〜7dによりスイッチング部8にシ
フトパルスを送っている。
には、正、逆約8MHzのクロック4、6が入力され、
シフトレジスタ7a〜7dによりスイッチング部8にシ
フトパルスを送っている。
【0005】即ち、シフトレジスタ7a〜7dの出力
は、バッファ10a〜10dを通り、その段のアナログ
スイッチ8a〜8dのゲートに接続されている。そして
シフトパルスがその段に来たとき、アナログスイッチ8
a〜8dのゲートがHighと成り、ビデオ信号線11
をサンプリングして、補助容量12a〜12dに充電
し、その電圧を信号線13a〜13dに送っている。
は、バッファ10a〜10dを通り、その段のアナログ
スイッチ8a〜8dのゲートに接続されている。そして
シフトパルスがその段に来たとき、アナログスイッチ8
a〜8dのゲートがHighと成り、ビデオ信号線11
をサンプリングして、補助容量12a〜12dに充電
し、その電圧を信号線13a〜13dに送っている。
【0006】このためシフトレジスタ7a〜7dもしく
はバッファ10a〜10dでクロックのノイズが発生す
ると、アナログスイッチ8a〜8dのゲートにノイズが
入る事となり、電圧を保持すべき時にリーク電流が発生
してしまい、画素電圧を保持出来ず、画像が乱れ、表示
特性が劣化されるという問題を生じていた。
はバッファ10a〜10dでクロックのノイズが発生す
ると、アナログスイッチ8a〜8dのゲートにノイズが
入る事となり、電圧を保持すべき時にリーク電流が発生
してしまい、画素電圧を保持出来ず、画像が乱れ、表示
特性が劣化されるという問題を生じていた。
【0007】この様な現象は、走査線駆動回路において
も信号線駆動回路に比し影響は小さいものの同様とされ
ていた。
も信号線駆動回路に比し影響は小さいものの同様とされ
ていた。
【0008】そこで本発明は上記課題を除去するもの
で、駆動回路にてノイズの発生によるリーク電流の発生
を防止し、画像の乱れを生じる事無く、良質の画像表示
を得る事ができる液晶表示装置を提供する事を目的とす
る。
で、駆動回路にてノイズの発生によるリーク電流の発生
を防止し、画像の乱れを生じる事無く、良質の画像表示
を得る事ができる液晶表示装置を提供する事を目的とす
る。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は上記課題を解決
するための第1の手段として、二次元マトリクス状に配
置される薄膜トランジスタと、この薄膜トランジスタに
接続される画素電極と、前記薄膜トランジスタを駆動し
前記画素電極に映像信号を供給する信号線駆動回路と,
前記薄膜トランジスタに走査信号を供給する走査線駆動
回路と、前記信号線駆動回路及び前記走査線駆動回路の
少なくともいずれか一方の電源線及び接地線の間に設け
られる線間容量とを設けたものである。
するための第1の手段として、二次元マトリクス状に配
置される薄膜トランジスタと、この薄膜トランジスタに
接続される画素電極と、前記薄膜トランジスタを駆動し
前記画素電極に映像信号を供給する信号線駆動回路と,
前記薄膜トランジスタに走査信号を供給する走査線駆動
回路と、前記信号線駆動回路及び前記走査線駆動回路の
少なくともいずれか一方の電源線及び接地線の間に設け
られる線間容量とを設けたものである。
【0010】また上記課題を解決するための第2の手段
として、二次元マトリクス状に配置される薄膜トランジ
スタと、この薄膜トランジスタに接続される画素電極
と、前記薄膜トランジスタを駆動し前記画素電極に映像
信号を供給する信号線駆動回路と,前記薄膜トランジス
タに走査信号を供給する走査線駆動回路と、前記信号線
駆動回路及び前記走査線駆動回路の少なくともいずれか
一方の電源線及び接地線の間に分布して設けられる複数
の線間容量とを設けたものである。
として、二次元マトリクス状に配置される薄膜トランジ
スタと、この薄膜トランジスタに接続される画素電極
と、前記薄膜トランジスタを駆動し前記画素電極に映像
信号を供給する信号線駆動回路と,前記薄膜トランジス
タに走査信号を供給する走査線駆動回路と、前記信号線
駆動回路及び前記走査線駆動回路の少なくともいずれか
一方の電源線及び接地線の間に分布して設けられる複数
の線間容量とを設けたものである。
【0011】また上記課題を解決するための第3の手段
として上述の線間容量を1×10-1 0 F/m以上であ
り、且つ1×10-5F/m未満とするものである。
として上述の線間容量を1×10-1 0 F/m以上であ
り、且つ1×10-5F/m未満とするものである。
【0012】
【作用】本発明によれば、駆動回路の電源線と接地線と
の間に線間容量を設ける事により、駆動回路におけるノ
イズの発生を防止し、リーク電流を防止する事により、
画像の乱れの無い良質の画像表示を得るものである。
の間に線間容量を設ける事により、駆動回路におけるノ
イズの発生を防止し、リーク電流を防止する事により、
画像の乱れの無い良質の画像表示を得るものである。
【0013】
【実施例】以下、本発明の一実施例のアクティブマトリ
クス型液晶表示装置について図1乃至図5を参照して説
明する。このアクティブマトリクス型液晶表示装置15
は、3板式のカラー液晶プロジェクタの各表示パネルと
して用いられるものであって、図1に示す様に、640
(横)×480(縦)の表示画素のそれぞれにスイッチ
ング素子として多結晶シリコンを主体としたTFT14
が用いられて表示領域16が構成され、更にこの表示領
域16周辺には、多結晶シリコンを主体とした信号線駆
動回路17、走査線駆動回路18が一体的に形成されて
成っている。
クス型液晶表示装置について図1乃至図5を参照して説
明する。このアクティブマトリクス型液晶表示装置15
は、3板式のカラー液晶プロジェクタの各表示パネルと
して用いられるものであって、図1に示す様に、640
(横)×480(縦)の表示画素のそれぞれにスイッチ
ング素子として多結晶シリコンを主体としたTFT14
が用いられて表示領域16が構成され、更にこの表示領
域16周辺には、多結晶シリコンを主体とした信号線駆
動回路17、走査線駆動回路18が一体的に形成されて
成っている。
【0014】更に信号線駆動回路17は図2に示す様に
シフトレジスタ21a〜21d、シフトレジスタ21a
〜21dからの出力により映像信号を保持するバッファ
22a〜22dにより構成され、その出力が補助容量1
9a〜19dを有するアナログスイッチ25a〜25d
に接続されている。
シフトレジスタ21a〜21d、シフトレジスタ21a
〜21dからの出力により映像信号を保持するバッファ
22a〜22dにより構成され、その出力が補助容量1
9a〜19dを有するアナログスイッチ25a〜25d
に接続されている。
【0015】ここで23はクロックが正相の第1の走査
線、24はクロックが逆相の第2の走査線であり、2
6、27は第1及び第2の電源線、28は接地線、30
は、ビデオ信号線である。
線、24はクロックが逆相の第2の走査線であり、2
6、27は第1及び第2の電源線、28は接地線、30
は、ビデオ信号線である。
【0016】そして第1の電源線26と接地線28との
間には、各シフトレジスタ20a〜20d毎にノイズ防
止のための容量値20pFの第1の線間容量31a〜3
1dが設けられ、第2の電源線27と接地線28との間
には、各バッファ22a〜22d毎に容量値50pFの
第2の線間容量32a〜32dが夫々分布して設けられ
ている。
間には、各シフトレジスタ20a〜20d毎にノイズ防
止のための容量値20pFの第1の線間容量31a〜3
1dが設けられ、第2の電源線27と接地線28との間
には、各バッファ22a〜22d毎に容量値50pFの
第2の線間容量32a〜32dが夫々分布して設けられ
ている。
【0017】尚、第1の線間容量31a〜31d及び第
2の線間容量32a〜32dは、第1の電源線26と接
地線28と電気的に接続された一対の電極間、及び第2
の電源線27と接地線28と電気的に接続された一対の
電極間のそれぞれに、比誘電率が6.7であるチッ化シ
リコン(SiN)からなる幅0.2mmの薄膜を介して
形成される容量である。
2の線間容量32a〜32dは、第1の電源線26と接
地線28と電気的に接続された一対の電極間、及び第2
の電源線27と接地線28と電気的に接続された一対の
電極間のそれぞれに、比誘電率が6.7であるチッ化シ
リコン(SiN)からなる幅0.2mmの薄膜を介して
形成される容量である。
【0018】尚本説明にあっては、シフトレジスタ等は
4段分しか記載されないが、実際は、表示領域16の横
方向の画素電極116の数と同等の640段を有してお
り、信号線駆動回路17のクロックは約6MHzとされ
ている。
4段分しか記載されないが、実際は、表示領域16の横
方向の画素電極116の数と同等の640段を有してお
り、信号線駆動回路17のクロックは約6MHzとされ
ている。
【0019】一方、図3に示す様に、画素電極基板15
aは、透明なガラス基板33上に、信号線17a〜17
nと走査線18a〜18nとがマトリクス状に配置さ
れ、2本の走査線18a〜18nが1組として近接配置
される。一走査線18aと一信号線17aとの交点部に
は、TFT14aを介してITO(Indium−Ti
n−Oxide)からなる第1の画素電極116aが配
置され、他方の走査線18bと信号線17aとの交点部
にも同様にTFT14bを介してITOからなる第2の
画素電極116bが配置されている。
aは、透明なガラス基板33上に、信号線17a〜17
nと走査線18a〜18nとがマトリクス状に配置さ
れ、2本の走査線18a〜18nが1組として近接配置
される。一走査線18aと一信号線17aとの交点部に
は、TFT14aを介してITO(Indium−Ti
n−Oxide)からなる第1の画素電極116aが配
置され、他方の走査線18bと信号線17aとの交点部
にも同様にTFT14bを介してITOからなる第2の
画素電極116bが配置されている。
【0020】また信号線17に沿って隣接する第1及び
第2の画素電極116a、116bの走査線18a、1
8bと対向する夫々の上側及び下側には、補助容量19
a〜19dを形成する補助容量線36が走査線18a、
18bとほぼ平行に配置されている。尚37aはTFT
14a、14bのドレイン領域と信号線17aとを接続
するコンタクトホールである。
第2の画素電極116a、116bの走査線18a、1
8bと対向する夫々の上側及び下側には、補助容量19
a〜19dを形成する補助容量線36が走査線18a、
18bとほぼ平行に配置されている。尚37aはTFT
14a、14bのドレイン領域と信号線17aとを接続
するコンタクトホールである。
【0021】そして上述の様に構成される画素電極基板
15a及び、ガラス基板39上にITOからなる対向電
極38を有する対向電極基板15bの表面に夫々ポリイ
ミドからなる配向膜40、41を成膜し、スペーサ42
を介し、両電極基板15a、15bを接着剤(図示せ
ず)にて貼り合わせ、更に液晶組成物44を注入し、液
晶表示装置15を得る。
15a及び、ガラス基板39上にITOからなる対向電
極38を有する対向電極基板15bの表面に夫々ポリイ
ミドからなる配向膜40、41を成膜し、スペーサ42
を介し、両電極基板15a、15bを接着剤(図示せ
ず)にて貼り合わせ、更に液晶組成物44を注入し、液
晶表示装置15を得る。
【0022】この様に形成される液晶表示装置15に
て、アナログスイッチ25a〜25dのゲート入力波形
を調べたところ、図5に示すようにノイズを生じる事が
無く、良好なビデオ信号を得られた。これに比し、従来
の液晶表示装置の信号線駆動回路1のアナログスイッチ
8a〜8dのゲート入力波形においては、図6に示すよ
うにクロックに同期して、2〜4Vの振幅のノイズが観
測され、ノイズ部分にてアナログスイッチ8a〜8dか
らのリーク信号により良好なビデオ信号を保持出来なく
なり、画質が著しく劣化された。
て、アナログスイッチ25a〜25dのゲート入力波形
を調べたところ、図5に示すようにノイズを生じる事が
無く、良好なビデオ信号を得られた。これに比し、従来
の液晶表示装置の信号線駆動回路1のアナログスイッチ
8a〜8dのゲート入力波形においては、図6に示すよ
うにクロックに同期して、2〜4Vの振幅のノイズが観
測され、ノイズ部分にてアナログスイッチ8a〜8dか
らのリーク信号により良好なビデオ信号を保持出来なく
なり、画質が著しく劣化された。
【0023】この様に構成すれば、駆動回路一体型の液
晶表示装置であることから、使用する部品数及び配線作
業の低減を損なうことが無い上に、信号線駆動回路17
の、電源線26、27と接地線28との間にて第1の線
間容量31a〜31d及び第2の線間容量32a〜32
dが分布して設けられている事から、2段階でノイズを
除去でき、信号線駆動回路17でのノイズの発生を確実
に抑える事が出来る。従って、アナログスイッチ25a
〜25dでのリーク電流の発生が無くなり、表示画像に
乱れを生じることがなく、良質の表示画像を得る事が出
来る。
晶表示装置であることから、使用する部品数及び配線作
業の低減を損なうことが無い上に、信号線駆動回路17
の、電源線26、27と接地線28との間にて第1の線
間容量31a〜31d及び第2の線間容量32a〜32
dが分布して設けられている事から、2段階でノイズを
除去でき、信号線駆動回路17でのノイズの発生を確実
に抑える事が出来る。従って、アナログスイッチ25a
〜25dでのリーク電流の発生が無くなり、表示画像に
乱れを生じることがなく、良質の表示画像を得る事が出
来る。
【0024】尚本発明は上記実施例に限られるものでな
く、その趣旨を変えない範囲での変更は可能であって、
例えば線間容量はいずれか1つの電源線と接地線との間
に接続されるのみであっても良いが、各電源線に夫々分
布して設ければ、各電源線にて発生されるノイズを全て
除去出来、より良好な画像を得られる。
く、その趣旨を変えない範囲での変更は可能であって、
例えば線間容量はいずれか1つの電源線と接地線との間
に接続されるのみであっても良いが、各電源線に夫々分
布して設ければ、各電源線にて発生されるノイズを全て
除去出来、より良好な画像を得られる。
【0025】更に線間容量は走査線駆動回路或いは、信
号線駆動回路及び走査線駆動回路の両方の電源線と接地
線との間に設ける等しても良い。
号線駆動回路及び走査線駆動回路の両方の電源線と接地
線との間に設ける等しても良い。
【0026】また、線間容量の大きさ等も任意である
が、1×10-10 F/m未満ではノイズ防止効果が得ら
れない一方、1×10-5F/m以上とするには、比誘電
率が8.0以上の薄膜によっても5mm以上の幅が必要
となると共に、これ以上のノイズ防止効果を必要としな
い事から、各駆動回路で用いられる数十MHz〜数十H
zのノイズを除去するためには、1×10-10 F/m以
上1×10-5F/m未満であれば良い。
が、1×10-10 F/m未満ではノイズ防止効果が得ら
れない一方、1×10-5F/m以上とするには、比誘電
率が8.0以上の薄膜によっても5mm以上の幅が必要
となると共に、これ以上のノイズ防止効果を必要としな
い事から、各駆動回路で用いられる数十MHz〜数十H
zのノイズを除去するためには、1×10-10 F/m以
上1×10-5F/m未満であれば良い。
【0027】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、T
FTを用いた駆動回路一体型の液晶表示装置において、
駆動回路の電源線と接地線との間に線間容量を設ける事
により、駆動回路でのノイズの発生を防止し、スイッチ
ング部でのリーク電流の発生を防止出来る。
FTを用いた駆動回路一体型の液晶表示装置において、
駆動回路の電源線と接地線との間に線間容量を設ける事
により、駆動回路でのノイズの発生を防止し、スイッチ
ング部でのリーク電流の発生を防止出来る。
【0028】従って、駆動回路一体であることから部品
数及び配線作業の低減による低コスト化が損なわれるこ
と無く、画像表示時にあっては、ビデオ信号が乱れるこ
との無い良質の画像表示を得ることが出来る。
数及び配線作業の低減による低コスト化が損なわれるこ
と無く、画像表示時にあっては、ビデオ信号が乱れるこ
との無い良質の画像表示を得ることが出来る。
【図1】本発明の一実施例の液晶表示装置を示す等価回
路図である。
路図である。
【図2】本発明の一実施例の液晶表示装置を示す信号線
駆動回路図である。
駆動回路図である。
【図3】本発明の一実施例の液晶表示装置の画素電極基
板を示す概略平面図である。
板を示す概略平面図である。
【図4】本発明の一実施例の液晶表示装置の図3のA−
A´線における概略断面図である。
A´線における概略断面図である。
【図5】本発明の一実施例の液晶表示装置のアナログス
イッチにおけるゲート入力波形。
イッチにおけるゲート入力波形。
【図6】従来の装置のアナログスイッチにおけるゲート
入力波形。
入力波形。
【図7】従来の装置を示す信号線駆動回路図である。
15…液晶表示装置 15a…画素電極基板 16…表示領域 17…信号線駆動回路 18…走査線駆動回路 26、27…電源線 28…接地線 31a〜31d…第1の線間容量 32a〜32d…第2の線間容量
Claims (3)
- 【請求項1】 二次元マトリクス状に配置される薄膜ト
ランジスタと、この薄膜トランジスタに接続される画素
電極と、前記薄膜トランジスタを駆動し前記画素電極に
映像信号を供給する信号線駆動回路と,前記薄膜トラン
ジスタに走査信号を供給する走査線駆動回路と、前記信
号線駆動回路及び前記走査線駆動回路の少なくともいず
れか一方の電源線及び接地線の間に設けられる線間容量
とを備えた事を特徴とする液晶表示装置。 - 【請求項2】 二次元マトリクス状に配置される薄膜ト
ランジスタと、この薄膜トランジスタに接続される画素
電極と、前記薄膜トランジスタを駆動し前記画素電極に
映像信号を供給する信号線駆動回路と,前記薄膜トラン
ジスタに走査信号を供給する走査線駆動回路と、前記信
号線駆動回路及び前記走査線駆動回路の少なくともいず
れか一方の電源線及び接地線の間に分布して設けられる
複数の線間容量とを備えた事を特徴とする液晶表示装
置。 - 【請求項3】 線間容量が1×10-10 F/m以上であ
り、且つ1×10-5F/m未満である事を特徴とする請
求項1又は請求項2のいずれかに記載の液晶表示装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP24820394A JPH08114817A (ja) | 1994-10-14 | 1994-10-14 | 液晶表示装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP24820394A JPH08114817A (ja) | 1994-10-14 | 1994-10-14 | 液晶表示装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08114817A true JPH08114817A (ja) | 1996-05-07 |
Family
ID=17174733
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP24820394A Pending JPH08114817A (ja) | 1994-10-14 | 1994-10-14 | 液晶表示装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH08114817A (ja) |
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR19980025065A (ko) * | 1996-09-27 | 1998-07-06 | 순페이 야마자끼 | 전기 광학 장치 및 그의 제조방법 |
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