JPH0759763B2 - 高強度、高弾性率ポリビニルアルコ−ル繊維およびその製造法 - Google Patents
高強度、高弾性率ポリビニルアルコ−ル繊維およびその製造法Info
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- JPH0759763B2 JPH0759763B2 JP61066136A JP6613686A JPH0759763B2 JP H0759763 B2 JPH0759763 B2 JP H0759763B2 JP 61066136 A JP61066136 A JP 61066136A JP 6613686 A JP6613686 A JP 6613686A JP H0759763 B2 JPH0759763 B2 JP H0759763B2
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- D01—NATURAL OR MAN-MADE THREADS OR FIBRES; SPINNING
- D01F—CHEMICAL FEATURES IN THE MANUFACTURE OF ARTIFICIAL FILAMENTS, THREADS, FIBRES, BRISTLES OR RIBBONS; APPARATUS SPECIALLY ADAPTED FOR THE MANUFACTURE OF CARBON FILAMENTS
- D01F9/00—Artificial filaments or the like of other substances; Manufacture thereof; Apparatus specially adapted for the manufacture of carbon filaments
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- D01—NATURAL OR MAN-MADE THREADS OR FIBRES; SPINNING
- D01F—CHEMICAL FEATURES IN THE MANUFACTURE OF ARTIFICIAL FILAMENTS, THREADS, FIBRES, BRISTLES OR RIBBONS; APPARATUS SPECIALLY ADAPTED FOR THE MANUFACTURE OF CARBON FILAMENTS
- D01F6/00—Monocomponent artificial filaments or the like of synthetic polymers; Manufacture thereof
- D01F6/02—Monocomponent artificial filaments or the like of synthetic polymers; Manufacture thereof from homopolymers obtained by reactions only involving carbon-to-carbon unsaturated bonds
- D01F6/14—Monocomponent artificial filaments or the like of synthetic polymers; Manufacture thereof from homopolymers obtained by reactions only involving carbon-to-carbon unsaturated bonds from polymers of unsaturated alcohols, e.g. polyvinyl alcohol, or of their acetals or ketals
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- D—TEXTILES; PAPER
- D07—ROPES; CABLES OTHER THAN ELECTRIC
- D07B—ROPES OR CABLES IN GENERAL
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- D07B2501/2061—Ship moorings
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- Textile Engineering (AREA)
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- Spinning Methods And Devices For Manufacturing Artificial Fibers (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、高強度、高弾性率ポリビニルアルコール(以
下PVAと略記する)繊維、およびその製造方法に関す
る。
下PVAと略記する)繊維、およびその製造方法に関す
る。
[従来の技術] 近年、新素材の重要性が唱えられる中で、金属や無機物
よりも軽くて強い有機高分子材料の開発が注目されてい
る。それらの中でも、高強度、高弾性率繊維に関する市
場のニーズが極めて高いので、研究開発が活発に進めら
れている。
よりも軽くて強い有機高分子材料の開発が注目されてい
る。それらの中でも、高強度、高弾性率繊維に関する市
場のニーズが極めて高いので、研究開発が活発に進めら
れている。
高強度、高弾性率繊維としては、既に全芳香族ポリアミ
ド系繊維のアラミド繊維が有名で工業的にも広く利用さ
れている。しかし、このものは高価であるため用途には
限度があり、より安価な高強度、高弾性率繊維の開発が
望まれている。そのようなことから、汎用高分子素材で
あるポリエチレン(PE)、ポリプロピレン(PP)、ポリ
オキシメチレン(POM)、あるいはポリビニルアルコー
ル(PVA)などの高強度、高弾性率繊維化に関する開発
が進められている。これらの可とう性高分子のなかで、
PPとPOMの結晶はラセン構造をとっているので理論弾性
率が低く、高弾性率繊維はあまり期待できない。一方、
PEとPVAは平面ジグザグ構造であるので理論弾性率も非
常に高く興味がもたれている。しかし、PEは融点が130
℃と低いため実用的には用途が限定される。これに対し
てPVAは融点が230℃と高く、安価な原料であるので、前
述のアラミド繊維に匹敵する高強度、高弾性率が達全さ
れたならば、産業界に大きく寄与できるであろう。
ド系繊維のアラミド繊維が有名で工業的にも広く利用さ
れている。しかし、このものは高価であるため用途には
限度があり、より安価な高強度、高弾性率繊維の開発が
望まれている。そのようなことから、汎用高分子素材で
あるポリエチレン(PE)、ポリプロピレン(PP)、ポリ
オキシメチレン(POM)、あるいはポリビニルアルコー
ル(PVA)などの高強度、高弾性率繊維化に関する開発
が進められている。これらの可とう性高分子のなかで、
PPとPOMの結晶はラセン構造をとっているので理論弾性
率が低く、高弾性率繊維はあまり期待できない。一方、
PEとPVAは平面ジグザグ構造であるので理論弾性率も非
常に高く興味がもたれている。しかし、PEは融点が130
℃と低いため実用的には用途が限定される。これに対し
てPVAは融点が230℃と高く、安価な原料であるので、前
述のアラミド繊維に匹敵する高強度、高弾性率が達全さ
れたならば、産業界に大きく寄与できるであろう。
PVA繊維は、工業的には一般に水溶液から湿式紡糸する
ことにより製造されており、産業資材用繊維として広く
使用されているが、アラミド繊維に比べると強度、弾性
率ともにかるかに低い。そこで水以外の紡糸原液溶媒と
して有機溶媒を用いたPVAの高強度、高弾性率繊維の製
造法が提案されている。特公昭37−9768号公報には、グ
リセリン、エチレングリコール、エチレン尿素を溶媒と
したPVAを乾式紡糸する方法、特公昭43−16675号公報に
は、PVAのジメチルスルホキシド(DMSO)溶液を紡糸原
液としてメタノール、エタノール、ベンゼン、クロロホ
ルム等の有機溶媒中に吐出して湿式紡糸する方法、特開
昭60−126312号公報には、同じくDMSO溶液を紡糸原液と
して乾・湿式紡糸した後、得られた未延伸糸を20倍以上
延伸する方法、および、米国特許4,440,7111(1984)に
は50,000以上の高分子量PVAをグリセリン、エチレング
リコールに溶解させた2〜15%濃度の溶液からのゲル紡
糸による方法などが提案されている。
ことにより製造されており、産業資材用繊維として広く
使用されているが、アラミド繊維に比べると強度、弾性
率ともにかるかに低い。そこで水以外の紡糸原液溶媒と
して有機溶媒を用いたPVAの高強度、高弾性率繊維の製
造法が提案されている。特公昭37−9768号公報には、グ
リセリン、エチレングリコール、エチレン尿素を溶媒と
したPVAを乾式紡糸する方法、特公昭43−16675号公報に
は、PVAのジメチルスルホキシド(DMSO)溶液を紡糸原
液としてメタノール、エタノール、ベンゼン、クロロホ
ルム等の有機溶媒中に吐出して湿式紡糸する方法、特開
昭60−126312号公報には、同じくDMSO溶液を紡糸原液と
して乾・湿式紡糸した後、得られた未延伸糸を20倍以上
延伸する方法、および、米国特許4,440,7111(1984)に
は50,000以上の高分子量PVAをグリセリン、エチレング
リコールに溶解させた2〜15%濃度の溶液からのゲル紡
糸による方法などが提案されている。
しかし、これらの方法により得られた繊維の強度は20g/
d以下、弾性率も450g/d以下であり、アラミド繊維のよ
うな超高強度、高弾性率には及ばない。以上のように、
PVA繊維の高強度、高弾性率化への試みとして紡糸原液
にグリセリン、エチレングリコール、ジメチルスルホキ
シドなどの有機溶媒の単独あるいはそれら有機溶媒同士
の混合溶液を用いた方法が提案されているが、本発明の
ように有機溶媒と水とを適当な割合に混合した溶液を用
いた例は全く知られていなかった。
d以下、弾性率も450g/d以下であり、アラミド繊維のよ
うな超高強度、高弾性率には及ばない。以上のように、
PVA繊維の高強度、高弾性率化への試みとして紡糸原液
にグリセリン、エチレングリコール、ジメチルスルホキ
シドなどの有機溶媒の単独あるいはそれら有機溶媒同士
の混合溶液を用いた方法が提案されているが、本発明の
ように有機溶媒と水とを適当な割合に混合した溶液を用
いた例は全く知られていなかった。
PE、PP、POMとかPVAのような可とう性線状高分子鎖の共
有結合力を十分に発揮させて超高強度、超高弾性率繊維
を製造するためには、折りたたみ分子鎖を如何にして伸
びきらせて、繊維軸方向に配向させるかが問題となる。
有結合力を十分に発揮させて超高強度、超高弾性率繊維
を製造するためには、折りたたみ分子鎖を如何にして伸
びきらせて、繊維軸方向に配向させるかが問題となる。
本発明者らは、PVA繊維の超高強度、超高弾性率化につ
いて鋭意研究開発を重ねた結果、ある割合の水と有機溶
媒との混合溶媒を紡糸原液として用いてゲル紡糸を行な
うことにより、超高強度、超高弾性率PVA繊維の得られ
ることを見出し、本発明を完成するに至った。
いて鋭意研究開発を重ねた結果、ある割合の水と有機溶
媒との混合溶媒を紡糸原液として用いてゲル紡糸を行な
うことにより、超高強度、超高弾性率PVA繊維の得られ
ることを見出し、本発明を完成するに至った。
[問題点を解決するための手段] 本発明は、引張り強度が15g/d以上、弾性率が300g/d以
上、である高強度、高弾性率PVA繊維に関する。かか
る、高強度、高弾性率PVA繊維は、水と有機溶媒との混
合溶媒に溶解したPVAをゲル紡糸し、超延伸することに
より得ることができる。
上、である高強度、高弾性率PVA繊維に関する。かか
る、高強度、高弾性率PVA繊維は、水と有機溶媒との混
合溶媒に溶解したPVAをゲル紡糸し、超延伸することに
より得ることができる。
[作用] 本発明のPVA繊維は機械的性質、および熱的性質に優れ
たものである。かかる高強度、高弾性率繊維が得られる
理由は、水と有機溶媒との混合溶媒にPVAを100〜120℃
の高温で完全に溶解させると、PVA溶液は系全体が均一
状態になるが温度が降下するにつれて分子運動が抑制さ
れつつ高分子鎖の局所分布が不均一となり、高分子鎖間
で二次結合が生成して微小な結晶核が形成され、その微
小な結晶核のためにゲル状となる。このゲル状態で紡糸
すると高分子鎖の弱い三次元網目のために超延伸が可能
となり、分子鎖が繊維軸方向へ整然と配向し、その後の
熱処理により伸びきり鎖結晶が形成され、結果として超
高強度、超高弾性率でしかも耐熱性の繊維が生成するも
のと考えられる。従来の方法による有機溶媒を用いたゲ
ル紡糸法では、ゲル状態の構造、すなわち三次元網目の
形成が不十分なために超延伸できない。ところが、前述
したように、本発明のゲル紡糸では水と有機溶媒を適当
な割合で混合した溶液を用いるため、そのゲル構造が特
殊で三次元網目が均一となる。その結果、紡糸後の超延
伸が可能となり、その後の熱処理により伸びきり鎖結晶
が形成され、分子鎖が高度に配向し、結晶構造がち密と
なった高結晶化度で高ラメラサイズの高次構造が形成さ
れるのであろう。
たものである。かかる高強度、高弾性率繊維が得られる
理由は、水と有機溶媒との混合溶媒にPVAを100〜120℃
の高温で完全に溶解させると、PVA溶液は系全体が均一
状態になるが温度が降下するにつれて分子運動が抑制さ
れつつ高分子鎖の局所分布が不均一となり、高分子鎖間
で二次結合が生成して微小な結晶核が形成され、その微
小な結晶核のためにゲル状となる。このゲル状態で紡糸
すると高分子鎖の弱い三次元網目のために超延伸が可能
となり、分子鎖が繊維軸方向へ整然と配向し、その後の
熱処理により伸びきり鎖結晶が形成され、結果として超
高強度、超高弾性率でしかも耐熱性の繊維が生成するも
のと考えられる。従来の方法による有機溶媒を用いたゲ
ル紡糸法では、ゲル状態の構造、すなわち三次元網目の
形成が不十分なために超延伸できない。ところが、前述
したように、本発明のゲル紡糸では水と有機溶媒を適当
な割合で混合した溶液を用いるため、そのゲル構造が特
殊で三次元網目が均一となる。その結果、紡糸後の超延
伸が可能となり、その後の熱処理により伸びきり鎖結晶
が形成され、分子鎖が高度に配向し、結晶構造がち密と
なった高結晶化度で高ラメラサイズの高次構造が形成さ
れるのであろう。
[実施例] 本発明に用いるPVAは、ケン化度95モル%以上、好まし
くは97モル%以上、とくに99モル%以上のものが好まし
い。これより低いケン化度、たとえば85モル%以下では
高強度、高弾性率繊維は得られない。重合度は粘度平均
で1,000以上であればよいが、通常市販されている重合
度1,500〜3,000程度のものでよい。しかし、さらに高強
度、高弾性率ならびに耐熱水性を高める必要のある場合
には5,000〜20,000の高重合度PVA、あるいはシンジオク
タト構造やアイソタクト構造に富むPVAを使用するのが
好ましい。
くは97モル%以上、とくに99モル%以上のものが好まし
い。これより低いケン化度、たとえば85モル%以下では
高強度、高弾性率繊維は得られない。重合度は粘度平均
で1,000以上であればよいが、通常市販されている重合
度1,500〜3,000程度のものでよい。しかし、さらに高強
度、高弾性率ならびに耐熱水性を高める必要のある場合
には5,000〜20,000の高重合度PVA、あるいはシンジオク
タト構造やアイソタクト構造に富むPVAを使用するのが
好ましい。
本発明において用いられる有機溶媒は、水と親和性がよ
いものが好ましく、さらに任意の割合で水とよく混ざる
ものが好ましい。好ましくは、アセトン、メチルアルコ
ール、エチルアルコール、n−プロピルアルコール、is
o−プロピルアルコール、アミノエタノール、フェノー
ル、テトラヒドロフラン、ジメチルホルムアミド、グリ
セリン、エチレングリコール、プロピレングリコール、
トリエチレングリコール、ジメチルスルホキシドなどで
ある。これらの有機溶媒の中でもとくに、PVAに対する
溶解度や水との混合割合と凝固点降下の関係などから、
ジメチルスルホキシドが好ましい。これらの有機溶媒と
水との混合割合は任意に選択できるが、水と有機溶媒と
の割合がゲル形成に密接に関係しているので、通常、水
対有機溶媒の比は90:10〜10:90(重量比)、好ましくは
70:30〜10:90である。ジメチルスルホキシド100%のPVA
溶液からもゲル紡糸は可能であるが、紡糸後の延伸を高
倍率まで行うことは不可能である。
いものが好ましく、さらに任意の割合で水とよく混ざる
ものが好ましい。好ましくは、アセトン、メチルアルコ
ール、エチルアルコール、n−プロピルアルコール、is
o−プロピルアルコール、アミノエタノール、フェノー
ル、テトラヒドロフラン、ジメチルホルムアミド、グリ
セリン、エチレングリコール、プロピレングリコール、
トリエチレングリコール、ジメチルスルホキシドなどで
ある。これらの有機溶媒の中でもとくに、PVAに対する
溶解度や水との混合割合と凝固点降下の関係などから、
ジメチルスルホキシドが好ましい。これらの有機溶媒と
水との混合割合は任意に選択できるが、水と有機溶媒と
の割合がゲル形成に密接に関係しているので、通常、水
対有機溶媒の比は90:10〜10:90(重量比)、好ましくは
70:30〜10:90である。ジメチルスルホキシド100%のPVA
溶液からもゲル紡糸は可能であるが、紡糸後の延伸を高
倍率まで行うことは不可能である。
本発明においては、まずPVA溶液を調製するのである
が、そのPVA濃度としては紡糸温度や延伸倍率に応じて
2〜50重量%の範囲にするのがよい。このような濃厚溶
液の調製は、一般にPVAを加熱溶解させることにより行
なわれるが、単に撹拌下での加熱あるいはオートクレー
ブや電子レンジを用いてもよい。
が、そのPVA濃度としては紡糸温度や延伸倍率に応じて
2〜50重量%の範囲にするのがよい。このような濃厚溶
液の調製は、一般にPVAを加熱溶解させることにより行
なわれるが、単に撹拌下での加熱あるいはオートクレー
ブや電子レンジを用いてもよい。
完全にPVAが溶解した溶液を紡糸原液として紡糸するの
であるが、紡糸方法は乾式でも湿式でも、あるいはその
両者を組合せた乾・湿式方法でもよい。乾式の場合は、
ノズル付近の温度を40〜60℃にて紡糸するのが好まし
い。この温度域ではPVA溶液がゲル化し、紡糸後の空気
中で1,000%以上の超延伸が可能となる。そして、アセ
トンとがメタノールの凝固浴中にて更に延伸できる。湿
式の場合は、ノズル付近の温度は60℃以上でよく、吐出
後直ちにアセトン、メタノール、エタノール、ブタノー
ルなどの凝固浴中に押し出し、その凝固浴中にて超延伸
させる。その場合、凝固浴中の温度が重要であり、吐出
直後のPVA溶液が単時間でゲル化する温度、すなわち室
温以下が好ましい。しかし、温度が低ければ低いほどゲ
ルが形成されやすいので、0℃以下、とくに−20℃以下
の温度にて凝固・延伸するのが好ましい。以上のよう
に、紡糸後、延伸された糸を更に180〜220℃の空気中で
乾熱延伸した後、200〜240℃で熱処理すると、超高強
度、超高弾性率PVA繊維が得られる。さらに、乾式と湿
式紡糸の両者を組入れた乾・湿式紡糸法によっても目的
の繊維が得られる。本発明の特徴は、紡糸原液を調製す
るときに水と有機溶媒との混合溶媒を用いるところにあ
るが、高沸点の有機溶媒の除去は困難であるので、例え
ば低沸点のエタノールやアセトンなどをさらに混合させ
た3成分系の溶媒を用いるのも良い。
であるが、紡糸方法は乾式でも湿式でも、あるいはその
両者を組合せた乾・湿式方法でもよい。乾式の場合は、
ノズル付近の温度を40〜60℃にて紡糸するのが好まし
い。この温度域ではPVA溶液がゲル化し、紡糸後の空気
中で1,000%以上の超延伸が可能となる。そして、アセ
トンとがメタノールの凝固浴中にて更に延伸できる。湿
式の場合は、ノズル付近の温度は60℃以上でよく、吐出
後直ちにアセトン、メタノール、エタノール、ブタノー
ルなどの凝固浴中に押し出し、その凝固浴中にて超延伸
させる。その場合、凝固浴中の温度が重要であり、吐出
直後のPVA溶液が単時間でゲル化する温度、すなわち室
温以下が好ましい。しかし、温度が低ければ低いほどゲ
ルが形成されやすいので、0℃以下、とくに−20℃以下
の温度にて凝固・延伸するのが好ましい。以上のよう
に、紡糸後、延伸された糸を更に180〜220℃の空気中で
乾熱延伸した後、200〜240℃で熱処理すると、超高強
度、超高弾性率PVA繊維が得られる。さらに、乾式と湿
式紡糸の両者を組入れた乾・湿式紡糸法によっても目的
の繊維が得られる。本発明の特徴は、紡糸原液を調製す
るときに水と有機溶媒との混合溶媒を用いるところにあ
るが、高沸点の有機溶媒の除去は困難であるので、例え
ば低沸点のエタノールやアセトンなどをさらに混合させ
た3成分系の溶媒を用いるのも良い。
本発明の高強度、高弾性率繊維は、ラジアルタイヤのタ
イヤコード、防弾チョッキ、駆動用ベルト、船舶係留用
ロープ、光ファイバー用テンションメンバー、アスベス
ト代替繊維、さらにはガラス繊維の代りに強化プラスチ
ック用や家具用織物としてきわめて有用である。
イヤコード、防弾チョッキ、駆動用ベルト、船舶係留用
ロープ、光ファイバー用テンションメンバー、アスベス
ト代替繊維、さらにはガラス繊維の代りに強化プラスチ
ック用や家具用織物としてきわめて有用である。
つぎに実施例をあげて本発明の高強度、高弾性率PVA繊
維について説明するが、本発明はかかる実施例のみに限
定されるものではない。
維について説明するが、本発明はかかる実施例のみに限
定されるものではない。
実施例1. 重合度の異なる3種類のPVA(ユニチカ(株)製、ケン
化度99.5モル%)に第1表に示す組成の溶媒をPVA濃度
が15重量%になるように加え、オートクレーブ中で110
℃にて2時間加熱溶解することによりPVA溶液を調整
し、紡糸原液とした。これらの原液を孔径0.1mm、孔数1
6の口金より吐出することによって、乾式および湿式紡
糸を行った。乾式紡糸の場合は、40〜60℃の紡糸温度で
押し出し、100〜150℃の過熱(500/分)を循環させ
た紡糸筒(5m)にて捲取速度500〜1,000m/分で捲取っ
た。これらの方法によって紡糸された繊維を更にアセト
ンで洗浄することにより残存溶媒を除去した。これを18
0℃の空気浴中で熱延伸すると500%以上の延伸が可能で
あった。得られた各繊維について、次の測定条件下で引
張り強度、弾性率、密度、結晶面間隔、融点および融解
熱を測定した。乾式紡糸の結果を第2表に、また、湿式
紡糸の結果を第3表に示す。
化度99.5モル%)に第1表に示す組成の溶媒をPVA濃度
が15重量%になるように加え、オートクレーブ中で110
℃にて2時間加熱溶解することによりPVA溶液を調整
し、紡糸原液とした。これらの原液を孔径0.1mm、孔数1
6の口金より吐出することによって、乾式および湿式紡
糸を行った。乾式紡糸の場合は、40〜60℃の紡糸温度で
押し出し、100〜150℃の過熱(500/分)を循環させ
た紡糸筒(5m)にて捲取速度500〜1,000m/分で捲取っ
た。これらの方法によって紡糸された繊維を更にアセト
ンで洗浄することにより残存溶媒を除去した。これを18
0℃の空気浴中で熱延伸すると500%以上の延伸が可能で
あった。得られた各繊維について、次の測定条件下で引
張り強度、弾性率、密度、結晶面間隔、融点および融解
熱を測定した。乾式紡糸の結果を第2表に、また、湿式
紡糸の結果を第3表に示す。
[引張り強度および弾性率] (株)東洋ボールウィン製、Tensilom/UTM−4−100を
用いて引張り強度20mm/min、温度25℃、相対湿度65%に
て測定した。
用いて引張り強度20mm/min、温度25℃、相対湿度65%に
て測定した。
[密度] ベンセン−四塩化炭素系の密度勾配管を用いて30℃で測
定した。測定に先だち気泡を除去するため、試料をベン
ゼン中にいれて30分間脱泡した。
定した。測定に先だち気泡を除去するため、試料をベン
ゼン中にいれて30分間脱泡した。
[結晶面間隔] (株)理学電機製X線回折装置(Ru−3)を用いて、粉
末カメラ径(114.6mm)にてNiロ過Cu−Kαで写真撮影
を行い、常法により解析した。この際、NaFを試料に少
量付着させて写真撮影し、NaFの回折角−面間隔の関係
を用いて結晶面間隔を補正した。読取り精度は±0.002
゜であった。
末カメラ径(114.6mm)にてNiロ過Cu−Kαで写真撮影
を行い、常法により解析した。この際、NaFを試料に少
量付着させて写真撮影し、NaFの回折角−面間隔の関係
を用いて結晶面間隔を補正した。読取り精度は±0.002
゜であった。
[融点および融解熱] Parkin Elmer社製DSC1−B型により窒素ガス雰囲気中に
て熱測定を行って求めた。約3〜4mgの試料を用いて測
定し、温度および融解熱の補正は99.99%高純度のイン
ジウムを用いて行った。
て熱測定を行って求めた。約3〜4mgの試料を用いて測
定し、温度および融解熱の補正は99.99%高純度のイン
ジウムを用いて行った。
比較例1. ユニチカ(株)製PVA(重合度2,400、ケン化度99.5モル
%)に第4表に示す単独溶媒を用いて、15%PVA溶液を
調製し、紡糸原液とした。これらの原液を実施例1と同
じく湿式紡糸を行った。紡糸された繊維を更にアセトン
で洗浄することにより残存溶媒を除去した。これを180
℃の空気浴中で熱延伸すると最大400%の倍率で延伸で
きた。得られた各繊維の引張り強度、弾性率、密度、結
晶面間隔、融点および融解熱の結果を第5表に示す。
%)に第4表に示す単独溶媒を用いて、15%PVA溶液を
調製し、紡糸原液とした。これらの原液を実施例1と同
じく湿式紡糸を行った。紡糸された繊維を更にアセトン
で洗浄することにより残存溶媒を除去した。これを180
℃の空気浴中で熱延伸すると最大400%の倍率で延伸で
きた。得られた各繊維の引張り強度、弾性率、密度、結
晶面間隔、融点および融解熱の結果を第5表に示す。
[発明の効果] 本発明の高強度、高弾性率繊維はタイヤコード、ベル
ト、ロープ、複合材用等の工業用繊維としても利用でき
るほか、高透明性を呈するので釣り糸や光ファイバーと
しても利用できる。
ト、ロープ、複合材用等の工業用繊維としても利用でき
るほか、高透明性を呈するので釣り糸や光ファイバーと
しても利用できる。
Claims (6)
- 【請求項1】水と有機溶媒との混合溶媒に溶解したポリ
ビニルアルコールを乾式、あるいは湿式紡糸法にてゲル
紡糸した後、延伸・熱処理することにより得られる引張
り強度が18g/d以上、弾性率が320g/d以上である高強
度、高弾性率ポリビニルアルコール繊維。 - 【請求項2】有機溶媒が水と親和性を有する有機溶媒、
例えばジメチルスルホキシド、グリセリン、エチレング
リコール、プロピレングリコール、トリエチレングリコ
ール、ジメチルホルムアミド、メチルアルコール、エチ
ルアルコール、フェノール、1、3−ジメチル−2−イ
ミダゾリジノン、n−プロピルアルコール、またはiso
−プロピルアルコールである特許請求の範囲第1項記載
の製造法。 - 【請求項3】水対有機溶媒の重量比が85:15〜15:85であ
る特許請求の範囲第1項記載の製造法。 - 【請求項4】ポリビニルアルコールの重合度が1、700
以上であり、ケン化度が99mol%以上である特許請求の
範囲第1項記載の製造法。 - 【請求項5】ポリビニルアルコール溶液のポリビニルア
ルコール濃度が2〜20重量%である特許請求の範囲第1
項記載の製造法。 - 【請求項6】乾燥ゲル状態の未延伸繊維の延伸倍率が12
倍以上である特許請求の範囲第1項記載の製造法
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