JPH0750295B2 - ブラケッティング撮影装置 - Google Patents
ブラケッティング撮影装置Info
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- JPH0750295B2 JPH0750295B2 JP59270050A JP27005084A JPH0750295B2 JP H0750295 B2 JPH0750295 B2 JP H0750295B2 JP 59270050 A JP59270050 A JP 59270050A JP 27005084 A JP27005084 A JP 27005084A JP H0750295 B2 JPH0750295 B2 JP H0750295B2
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- exposure
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Classifications
-
- G—PHYSICS
- G03—PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
- G03B—APPARATUS OR ARRANGEMENTS FOR TAKING PHOTOGRAPHS OR FOR PROJECTING OR VIEWING THEM; APPARATUS OR ARRANGEMENTS EMPLOYING ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ACCESSORIES THEREFOR
- G03B7/00—Control of exposure by setting shutters, diaphragms or filters, separately or conjointly
- G03B7/08—Control effected solely on the basis of the response, to the intensity of the light received by the camera, of a built-in light-sensitive device
- G03B7/091—Digital circuits
-
- G—PHYSICS
- G03—PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
- G03B—APPARATUS OR ARRANGEMENTS FOR TAKING PHOTOGRAPHS OR FOR PROJECTING OR VIEWING THEM; APPARATUS OR ARRANGEMENTS EMPLOYING ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ACCESSORIES THEREFOR
- G03B1/00—Film strip handling
- G03B1/60—Measuring or indicating length of the used or unused film; Counting number of exposures
- G03B1/66—Counting number of exposures
-
- G—PHYSICS
- G03—PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
- G03B—APPARATUS OR ARRANGEMENTS FOR TAKING PHOTOGRAPHS OR FOR PROJECTING OR VIEWING THEM; APPARATUS OR ARRANGEMENTS EMPLOYING ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ACCESSORIES THEREFOR
- G03B17/00—Details of cameras or camera bodies; Accessories therefor
- G03B17/42—Interlocking between shutter operation and advance of film or change of plate or cut-film
- G03B17/425—Interlocking between shutter operation and advance of film or change of plate or cut-film motor drive cameras
-
- G—PHYSICS
- G03—PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
- G03B—APPARATUS OR ARRANGEMENTS FOR TAKING PHOTOGRAPHS OR FOR PROJECTING OR VIEWING THEM; APPARATUS OR ARRANGEMENTS EMPLOYING ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ACCESSORIES THEREFOR
- G03B7/00—Control of exposure by setting shutters, diaphragms or filters, separately or conjointly
- G03B7/08—Control effected solely on the basis of the response, to the intensity of the light received by the camera, of a built-in light-sensitive device
- G03B7/091—Digital circuits
- G03B7/097—Digital circuits for control of both exposure time and aperture
Landscapes
- Physics & Mathematics (AREA)
- General Physics & Mathematics (AREA)
- Exposure Control For Cameras (AREA)
- Details Of Cameras Including Film Mechanisms (AREA)
- Indication In Cameras, And Counting Of Exposures (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 (発明の技術分野) 本発明はブラケッティング撮影、すなわち或る所定の露
出値及び該所定の露出値にわずかな補正を加えた1つあ
るいはそれ以上の露出値にて順次露光動作を繰り返し、
フィルム上の各撮影画面に少しずつ露光量の異なる被写
体像を写し込む撮影が可能な写真カメラに関する。
出値及び該所定の露出値にわずかな補正を加えた1つあ
るいはそれ以上の露出値にて順次露光動作を繰り返し、
フィルム上の各撮影画面に少しずつ露光量の異なる被写
体像を写し込む撮影が可能な写真カメラに関する。
(発明の背景) 従来、前記ブラケッティング撮影を可能とする写真撮影
装置は特公昭54-26893にて知られている。
装置は特公昭54-26893にて知られている。
そこで出願人は、このような従来の写真撮影装置をモー
タードライブ装置で駆動し、複数駒のブラケッティング
撮影を確実に行ないシャッタチャッスを逃さないように
することを考えた。しかしながら、上記従来の写真撮影
装置では、ブラケッティング撮影は前述のように同一被
写体を、露光状態を変化させながら設定したコマ数分撮
影するわけであるが、残存するフィルムのコマ数が設定
枚数に満たない場合には、最終コマに到達して撮影が中
断された時点で初めてフィルムの終了に気が付くことに
なる。
タードライブ装置で駆動し、複数駒のブラケッティング
撮影を確実に行ないシャッタチャッスを逃さないように
することを考えた。しかしながら、上記従来の写真撮影
装置では、ブラケッティング撮影は前述のように同一被
写体を、露光状態を変化させながら設定したコマ数分撮
影するわけであるが、残存するフィルムのコマ数が設定
枚数に満たない場合には、最終コマに到達して撮影が中
断された時点で初めてフィルムの終了に気が付くことに
なる。
そうなると、気が付いた時点でフィルム交換をしたので
は被写体の状態が変化してしまい。同じ状態での再度の
撮影をすることができず、シャッタチャンスを逸するこ
とになるという問題点があった。
は被写体の状態が変化してしまい。同じ状態での再度の
撮影をすることができず、シャッタチャンスを逸するこ
とになるという問題点があった。
(発明の目的) 本発明の目的は、前記問題点を解決し、フィルムの残存
コマ数と、ブラケッティング撮影に設定したコマ数との
比較を行い、残存駒数に対して設定駒数が多い場合に
は、例えば警告装置を用いることで警告を行うことを可
能ならしめて速やかなフィルム交換を行なうか、ブラケ
ッティング撮影の設定枚数の変更を促してシャッタチャ
ンスを逸することがないようにすることを目的とする。
コマ数と、ブラケッティング撮影に設定したコマ数との
比較を行い、残存駒数に対して設定駒数が多い場合に
は、例えば警告装置を用いることで警告を行うことを可
能ならしめて速やかなフィルム交換を行なうか、ブラケ
ッティング撮影の設定枚数の変更を促してシャッタチャ
ンスを逸することがないようにすることを目的とする。
(発明の概要) かかる目的を達成するための本考案の要旨とするところ
は、 フィルム上の各駒に対する露出動作を制御する露出制御
手段と、各駒ごとに異なる露出値で前記露出制御手段に
露出動作を行なわしめる露出補正手段とを備えたブラケ
ッティング撮影装置において、 前記露出制御手段の作動後にフィルムを巻き上げ、フィ
ルム巻上げ動作の後に前記露出制御手段を作動せしめ、
これにより露出制御動作と巻き上げ動作とを交互に達成
する駆動手段と、 任意の露出駒数を設定する駒数設定手段と、 前記露出補正手段の作用により各駒ごとに異なる露出値
で露出動作を行なう前記露出制御手段が、前記駒数設定
手段にて設定された任意の露出駒数に対応する回数だけ
露出動作を行なうように、前記露出制御手段および前記
駆動手段を制御するシーケンス制御手段と、 残存する未露出の駒の数に対応した信号を発生する残存
駒数信号発生手段と、 前記駒数設定手段によって設定された露出駒数と前記残
存駒数信号発生手段の発生する信号とから、設定された
駒数が残存する未露出の駒の数より大きいことを検出
し、検出信号を発生する検出手段と、 を有することを特徴とするブラケッティング撮影装置に
存する。
は、 フィルム上の各駒に対する露出動作を制御する露出制御
手段と、各駒ごとに異なる露出値で前記露出制御手段に
露出動作を行なわしめる露出補正手段とを備えたブラケ
ッティング撮影装置において、 前記露出制御手段の作動後にフィルムを巻き上げ、フィ
ルム巻上げ動作の後に前記露出制御手段を作動せしめ、
これにより露出制御動作と巻き上げ動作とを交互に達成
する駆動手段と、 任意の露出駒数を設定する駒数設定手段と、 前記露出補正手段の作用により各駒ごとに異なる露出値
で露出動作を行なう前記露出制御手段が、前記駒数設定
手段にて設定された任意の露出駒数に対応する回数だけ
露出動作を行なうように、前記露出制御手段および前記
駆動手段を制御するシーケンス制御手段と、 残存する未露出の駒の数に対応した信号を発生する残存
駒数信号発生手段と、 前記駒数設定手段によって設定された露出駒数と前記残
存駒数信号発生手段の発生する信号とから、設定された
駒数が残存する未露出の駒の数より大きいことを検出
し、検出信号を発生する検出手段と、 を有することを特徴とするブラケッティング撮影装置に
存する。
(実施例) 以下、図面に基づいて本発明の実施例を説明する。
第1図〜第10図は本発明の第1実施例を示しており、こ
の実施例は、瞬間絞り込み測光方式を採用したマルチモ
ード・一眼レフカメラに適用されている。
の実施例は、瞬間絞り込み測光方式を採用したマルチモ
ード・一眼レフカメラに適用されている。
第1図に示すように、この瞬間絞り込み測光方式のマル
チモード・カメラには露出制御手段たる露出制御装置
1、ブラケッティング制御部100、および駆動手段たる
モータードライブ装置200が設けられている。
チモード・カメラには露出制御手段たる露出制御装置
1、ブラケッティング制御部100、および駆動手段たる
モータードライブ装置200が設けられている。
このマルチモード・カメラは、絞り優先AEモード(Aモ
ード)、シャッタ優先AEモード(Sモード)、プログラ
ムAEモード(Pモード)およびマニュアルモード(Mモ
ード)の4モードのいずれかを露出モード選択部2によ
り選択可能になっている。
ード)、シャッタ優先AEモード(Sモード)、プログラ
ムAEモード(Pモード)およびマニュアルモード(Mモ
ード)の4モードのいずれかを露出モード選択部2によ
り選択可能になっている。
第1図において、露出制御装置1の測光演算部3は、不
図示の撮影レンズおよび絞り4を通って被写体から受光
素子5に入射する光量に関する情報(Bv-Av*)とASA信
号作成部6からのASA情報Svとにより、その絞り値およ
びフィルム感度の組合せにおける適正シャッタータイム
信号Tv*を算出する。これを公知のアペックス表示で表
わすと、 Av*=Bv+Sv-Av* ……(1) ここでTv*は絞りの静的状態(停止状態)のみならず、
動的状態(動作中)の絞り値をも示している。従って絞
りが開放の状態の時にはAv*=Avo,Tv*=Tvo表わす。
図示の撮影レンズおよび絞り4を通って被写体から受光
素子5に入射する光量に関する情報(Bv-Av*)とASA信
号作成部6からのASA情報Svとにより、その絞り値およ
びフィルム感度の組合せにおける適正シャッタータイム
信号Tv*を算出する。これを公知のアペックス表示で表
わすと、 Av*=Bv+Sv-Av* ……(1) ここでTv*は絞りの静的状態(停止状態)のみならず、
動的状態(動作中)の絞り値をも示している。従って絞
りが開放の状態の時にはAv*=Avo,Tv*=Tvo表わす。
この開放状態でのシャッタータイム信号TvoはPモード
信号作成部7及びAモード信号作成部8に入力される。
信号作成部7及びAモード信号作成部8に入力される。
Pモード信号作成部7は、レンズの開放F値Avoをfo信
号部9から受け、AvoとTvoとに基づき演算を行ない、Ev
値を得、このEv値に係数を乗じることによりPモードに
て適正露出を得るシャッター信号、すなわちPモード信
号Tvpを作成する。
号部9から受け、AvoとTvoとに基づき演算を行ない、Ev
値を得、このEv値に係数を乗じることによりPモードに
て適正露出を得るシャッター信号、すなわちPモード信
号Tvpを作成する。
Tvp=αEv+β=α{(Bv+Sv-Avo)+Avo}+β=α
(Tvo+Avo)+β ……(2) このPモード信号TvpはEv値によりシャッタータイムが
一義的に決定されるプログラム・シャッタータイムを示
している。この信号TvpはTv.Av信号作成部10へ入力され
る。
(Tvo+Avo)+β ……(2) このPモード信号TvpはEv値によりシャッタータイムが
一義的に決定されるプログラム・シャッタータイムを示
している。この信号TvpはTv.Av信号作成部10へ入力され
る。
又Aモード信号作成部8は、レンズにてプリセットされ
た絞り環の絞り開放状態からの絞り込み段数(AvA-Av
o)をf−fo信号部11から受け、(AvA-Avo)とTvoとを
演算することによりAモードにて適正露出を得るシャッ
ター信号、すなわちAモード信号TvAを算出する。
た絞り環の絞り開放状態からの絞り込み段数(AvA-Av
o)をf−fo信号部11から受け、(AvA-Avo)とTvoとを
演算することによりAモードにて適正露出を得るシャッ
ター信号、すなわちAモード信号TvAを算出する。
TvA=(Bv+Sv-Avo)‐(AvA-Avo)=Tvo-(AvA-Avo)
=Bv+Sv-AvA ……(3) この信号TvAは、Aモードでのプリセット絞り値AvAに対
する適正シャッタータイムを表わしている。この信号Tv
AもTv.Av信号作成部10へ入力される。
=Bv+Sv-AvA ……(3) この信号TvAは、Aモードでのプリセット絞り値AvAに対
する適正シャッタータイムを表わしている。この信号Tv
AもTv.Av信号作成部10へ入力される。
Tv.Av信号作成部10には、更にシャッターダイアル12か
ら、Sモード用あるいはMモード用としてプリセットさ
れたシャッタータイム信号Tvs,TvMが入力される。
ら、Sモード用あるいはMモード用としてプリセットさ
れたシャッタータイム信号Tvs,TvMが入力される。
Tv.Av信号作成部10は露出モード選択部2からの信号に
従って、入力された信号の中から必要な信号を、シャッ
タータイム信号Tvとして、絞り制御部13、ファインダー
表示部14へと伝達する。従って、Tv.Av信号作成部10は
Aモード、Pモード、Sモードの各AEモードで、シャッ
タータイム信号TvとしてそれぞれTvA,TvP,Tvsを出力
し、MモードではTvMを出力する。またSモードではプ
リセットされたシャッタータイム信号Tvsにて適正露出
を得る絞り値信号Tvsも出力する。そして絞り込み動作
の開始とともにTv.Av信号作成部10はその出力を保持す
る。
従って、入力された信号の中から必要な信号を、シャッ
タータイム信号Tvとして、絞り制御部13、ファインダー
表示部14へと伝達する。従って、Tv.Av信号作成部10は
Aモード、Pモード、Sモードの各AEモードで、シャッ
タータイム信号TvとしてそれぞれTvA,TvP,Tvsを出力
し、MモードではTvMを出力する。またSモードではプ
リセットされたシャッタータイム信号Tvsにて適正露出
を得る絞り値信号Tvsも出力する。そして絞り込み動作
の開始とともにTv.Av信号作成部10はその出力を保持す
る。
絞り制御部13はTv.Av信号作成部10からの信号Tvと、測
光演算部3からの絞り込み動作過程でのシャッタータイ
ム信号Tv*を受け、両信号を比較し、Tv*=Tvになった時
に絞り4を係止する。
光演算部3からの絞り込み動作過程でのシャッタータイ
ム信号Tv*を受け、両信号を比較し、Tv*=Tvになった時
に絞り4を係止する。
メモリー指令信号作成部15は、絞り4の絞り込み動作の
終了、あるいはミラーアップ動作の開始に同期した信号
をメモリー指令信号としてシャッター制御用メモリー部
16に伝達する。該メモリー部16は、メモリー指令信号を
受け、その時点で測光演算部3から伝達されている。シ
ャッタータイム信号Tv*を記憶する。シャッター制御部1
7は、前記メモリー部16で記憶された記憶値Tv*に基づい
てシャッター制御、すなわち露光時間の制御を行なう。
終了、あるいはミラーアップ動作の開始に同期した信号
をメモリー指令信号としてシャッター制御用メモリー部
16に伝達する。該メモリー部16は、メモリー指令信号を
受け、その時点で測光演算部3から伝達されている。シ
ャッタータイム信号Tv*を記憶する。シャッター制御部1
7は、前記メモリー部16で記憶された記憶値Tv*に基づい
てシャッター制御、すなわち露光時間の制御を行なう。
ファインダー表示部14は、Tv.Av信号作成部10からシャ
ッタータイム信号Tv、fo信号部9から開放F値Avo、f
−fo信号部11から絞り込み段数信号AvA-Avo等をそれぞ
れ受け、露出モード選択部2からの信号に従い、選択部
2により選択されたモードでのシャッタータイム信号T
v、絞り値Av等の表示を行なう。
ッタータイム信号Tv、fo信号部9から開放F値Avo、f
−fo信号部11から絞り込み段数信号AvA-Avo等をそれぞ
れ受け、露出モード選択部2からの信号に従い、選択部
2により選択されたモードでのシャッタータイム信号T
v、絞り値Av等の表示を行なう。
マニュアル・タイム作成部18は、Tv.Av信号作成部10か
らの信号TvMを受け、シャッターダイヤルにより指定さ
れたマニュアル・シャッタータイム信号を作成し、シャ
ッター制御部17に送る。シャッター制御部17は、このマ
ニュアル・シャッタータイム信号TvMによりMモードで
のシャッター制御を行なう。
らの信号TvMを受け、シャッターダイヤルにより指定さ
れたマニュアル・シャッタータイム信号を作成し、シャ
ッター制御部17に送る。シャッター制御部17は、このマ
ニュアル・シャッタータイム信号TvMによりMモードで
のシャッター制御を行なう。
ASA情報選択部19はASA手動セット部20と、フィルム上あ
るいはフィルム・パトローネ上に設置されたASA情報を
自動的に読み取るASA自動セット部21からの信号を受
け、この両信号のうちのいずれかの信号を自動的あるい
は手動により選択し、ASA情報としてASA信号作成部6に
伝達する。このASA信号作成部6には更にASA補正値合成
部22から必要に応じてASA補正量が入力され、ASA信号作
成部6はASA情報と合成された信号をASA信号Svとして測
光演算部3に伝達する。ASA補正値合成部22には、露出
補正手段たる露出補正部23からの補正情報ΔSvの他、Δ
Tv信号作成部24からのΔTv信号、又はブラケッティング
制御部100からのブラケット信号、つまりΔEv信号が入
力され、ASA補正値合成部22はこれらの信号ΔSv,ΔTv,
ΔEvを合成して最終的なASA補正量ΔSvをASA信号作成部
6に伝達している。
るいはフィルム・パトローネ上に設置されたASA情報を
自動的に読み取るASA自動セット部21からの信号を受
け、この両信号のうちのいずれかの信号を自動的あるい
は手動により選択し、ASA情報としてASA信号作成部6に
伝達する。このASA信号作成部6には更にASA補正値合成
部22から必要に応じてASA補正量が入力され、ASA信号作
成部6はASA情報と合成された信号をASA信号Svとして測
光演算部3に伝達する。ASA補正値合成部22には、露出
補正手段たる露出補正部23からの補正情報ΔSvの他、Δ
Tv信号作成部24からのΔTv信号、又はブラケッティング
制御部100からのブラケット信号、つまりΔEv信号が入
力され、ASA補正値合成部22はこれらの信号ΔSv,ΔTv,
ΔEvを合成して最終的なASA補正量ΔSvをASA信号作成部
6に伝達している。
メモリーロック信号作成部25は、カメラに設けられた不
図示のメモリーロック釦を押してメモリーロック操作を
行なった際に、メモリーロック信号をメモリーロック用
メモリー部26に送る。その時、メモリーロック用メモリ
ー部26は、絞り開放状態でのシャッター信号Tvoを記憶
する。
図示のメモリーロック釦を押してメモリーロック操作を
行なった際に、メモリーロック信号をメモリーロック用
メモリー部26に送る。その時、メモリーロック用メモリ
ー部26は、絞り開放状態でのシャッター信号Tvoを記憶
する。
今、絞り開放状態での被写体輝度をアペックス値でBvo
であるとすると、絞り開放状態でのシャッター信号Tvo
は、 Tvo=Bvo+Sv-Avo ……(4) この時、Aモードでのシャッタータイム信号すなわちA
モード信号作成部8の出力TvA、Pモードでのシャッタ
ータイム信号すなわちPモード信号作成部7の出力Tvp
及びSモードでの絞り値すなわち絞り制御部13により制
御される絞り値Avsは、(1)式、(2)式より次の如
くである。
であるとすると、絞り開放状態でのシャッター信号Tvo
は、 Tvo=Bvo+Sv-Avo ……(4) この時、Aモードでのシャッタータイム信号すなわちA
モード信号作成部8の出力TvA、Pモードでのシャッタ
ータイム信号すなわちPモード信号作成部7の出力Tvp
及びSモードでの絞り値すなわち絞り制御部13により制
御される絞り値Avsは、(1)式、(2)式より次の如
くである。
TvA=Bvo+Sv-AvA ……(5) Tvs=Bvo+Sv-Tvs ……(6) Tvp=αEv+β=α(Bvo+Sv)+β ……(7) 但し、Aモードにおいてシャッターレリーズ前にfo信号
作成部9によりプリセットされた絞り値はAvA又、Sモ
ードにおいてシャッターレリーズ前にシャッターダイヤ
ルによりプリセットされたシャッタータイムはTvsで表
わし、ASA信号はSvで表わしてある。α,βはそれぞれ
定数である。
作成部9によりプリセットされた絞り値はAvA又、Sモ
ードにおいてシャッターレリーズ前にシャッターダイヤ
ルによりプリセットされたシャッタータイムはTvsで表
わし、ASA信号はSvで表わしてある。α,βはそれぞれ
定数である。
本装置においてはA,S,Pのいずれかのモードが選択さ
れ、メモリーロック操作を行なった時に被写体輝度の変
化に対して(5)、(6)、(7)式で示される値で露
出制御が行なわれなければならない。そこでメモリーロ
ック時のこれらの値を、それぞれTvA(ML)、Avs(M
L)、Tvp(ML)で表わすとメモリーロック操作をしてシ
ャッターレリーズした時のシャッタ速度及び絞り値は次
の如く(5)、(6)、(7)式で表わされる値そのま
までなければならない。
れ、メモリーロック操作を行なった時に被写体輝度の変
化に対して(5)、(6)、(7)式で示される値で露
出制御が行なわれなければならない。そこでメモリーロ
ック時のこれらの値を、それぞれTvA(ML)、Avs(M
L)、Tvp(ML)で表わすとメモリーロック操作をしてシ
ャッターレリーズした時のシャッタ速度及び絞り値は次
の如く(5)、(6)、(7)式で表わされる値そのま
までなければならない。
TvA(ML)=Bvo+Sv-AvA ……(8) Tvs(ML)=Bvo+Sv-Tvs ……(9) Tvp(ML)=α(Bvo+Sv)+β ……(10) そしてメモリーロック操作時にメモリーロック用メモリ
ー部26が記憶する開放絞り状態でのTv値をTvo(ML)と
おくと、(4)式よりTvo(ML)は以下の如くなる。
ー部26が記憶する開放絞り状態でのTv値をTvo(ML)と
おくと、(4)式よりTvo(ML)は以下の如くなる。
Tvo(ML)=Bvo+Sv-Avo ……(11) ここで、メモリーロック操作後に被写体輝度がBvoから
ΔBvだけ変化したとすると、測光演算部3の出力Tvoは
次式のごとく変化する。
ΔBvだけ変化したとすると、測光演算部3の出力Tvoは
次式のごとく変化する。
Tvo=Bv+Sv-Avo=(Bvo+ΔBv)+Sv-Avo ……(12) ΔTv信号作成部24は、(11)式で示される信号を前記メ
モリー部26から、(12)式で示される信号を測光演算部
3からそれぞれ受け、該両信号の差を表わすΔTv信号
を、ファインダー表示部14およびASA補正値合成部22に
それぞれ出力する。
モリー部26から、(12)式で示される信号を測光演算部
3からそれぞれ受け、該両信号の差を表わすΔTv信号
を、ファインダー表示部14およびASA補正値合成部22に
それぞれ出力する。
ΔTvを式で示せば以下の如くである。
ΔTv=Tvo(ML)‐Tvo=(Bvo+Sv-Avo)‐[(Bvo+Δ
Bv)+Sv−Avo]=−ΔBv ……(13) なお、ASA補正値合成部22は、レリーズ操作が成される
まで、すなわち測光中はΔTv信号を受けつけない。従っ
て、各モードでのシャッタータイム値及び絞り値TvA,Av
s,Tvpはそれぞれ(5)、(6)、(7)式より以下の
如くである。
Bv)+Sv−Avo]=−ΔBv ……(13) なお、ASA補正値合成部22は、レリーズ操作が成される
まで、すなわち測光中はΔTv信号を受けつけない。従っ
て、各モードでのシャッタータイム値及び絞り値TvA,Av
s,Tvpはそれぞれ(5)、(6)、(7)式より以下の
如くである。
TvA=(Bvo+ΔBv)+Sv-AvA ……(14) Tvs=(Bvo+ΔBv)+Sv-Tvs ……(15) Tvp=α{(Bvo+ΔBv)+Sv}+β ……(16) しかし、メモリーロックによる撮影を行なう為には表
示、絞り及びシャッターの制御とも(8)、(9)、
(10)式に従うよう制御しなければならない。したがっ
てファインダー表示部14においては、ΔTv信号作成部24
からのΔTv信号を受けて、(14)、(15)、(16)式を
補正し、表示する。すなわち (14)式→TvA+ΔTv=TvA-ΔBv=Bvo+Sv-AvA≡TvA(M
L) ……(17) (15)式→Avs+ΔTv=Avs-ΔBv=Bvo+Sv-Tvs≡Avs(M
L) ……(18) (16)式→Tvp+ΔTv=Tvp-ΔBv=α(Bvo+Sv)+β≡
Tvp(ML) ……(19) こうして、メモリーロック時にファインダー表示部14
は、(17),(18),(19)式の演算によって得られた
TvA(ML)、Avs(ML)、Tvp(ML)を正しく表示する。
示、絞り及びシャッターの制御とも(8)、(9)、
(10)式に従うよう制御しなければならない。したがっ
てファインダー表示部14においては、ΔTv信号作成部24
からのΔTv信号を受けて、(14)、(15)、(16)式を
補正し、表示する。すなわち (14)式→TvA+ΔTv=TvA-ΔBv=Bvo+Sv-AvA≡TvA(M
L) ……(17) (15)式→Avs+ΔTv=Avs-ΔBv=Bvo+Sv-Tvs≡Avs(M
L) ……(18) (16)式→Tvp+ΔTv=Tvp-ΔBv=α(Bvo+Sv)+β≡
Tvp(ML) ……(19) こうして、メモリーロック時にファインダー表示部14
は、(17),(18),(19)式の演算によって得られた
TvA(ML)、Avs(ML)、Tvp(ML)を正しく表示する。
また、前記ASA補正値合成部22は、レリーズ操作が行な
われると、すなわちシャッターレリーズ釦の押し下げが
なされるとΔTv信号作成部24からのΔTv(=−ΔBv)信
号を受けつける。従って、この信号ΔTvはASA信号作成
部6へ伝達され、ここでASA情報Svと合成され、測光演
算部3へのASA信号をSvから(Sv−ΔBv)に変化させ
る。そして(12)式のTvoは以下の値に変化する。
われると、すなわちシャッターレリーズ釦の押し下げが
なされるとΔTv信号作成部24からのΔTv(=−ΔBv)信
号を受けつける。従って、この信号ΔTvはASA信号作成
部6へ伝達され、ここでASA情報Svと合成され、測光演
算部3へのASA信号をSvから(Sv−ΔBv)に変化させ
る。そして(12)式のTvoは以下の値に変化する。
Tvo=(Bvo+ΔBv)+(Sv−ΔBv)‐Avo=Bvo+Sv-Avo
……(20) この結果Tv.Av信号作成部10から絞り制御部13へのシャ
ッター信号Tvは、Aモード、Pモード時においてそれぞ
れ(14)式、(16)式が変化し、次の式となる。
……(20) この結果Tv.Av信号作成部10から絞り制御部13へのシャ
ッター信号Tvは、Aモード、Pモード時においてそれぞ
れ(14)式、(16)式が変化し、次の式となる。
TvA=(Bvo+ΔBv)+(Sv-ΔBv)‐AvA=Bvo+Sv-AvA
≡TvA(ML) ……(21) Tvp=α{Bvo+ΔBv)+(Sv-ΔBv)}+β=α(Bvo+
Sv)+β≡Tvp(ML) ……(22) Sモード時にはTvsがシャッター信号Tvとして絞り制御
部13に入力されているので、測光演算部3の出力が変化
しても、Tv.Av信号作成部10から出力される信号Tvs′は
変化することがない。
≡TvA(ML) ……(21) Tvp=α{Bvo+ΔBv)+(Sv-ΔBv)}+β=α(Bvo+
Sv)+β≡Tvp(ML) ……(22) Sモード時にはTvsがシャッター信号Tvとして絞り制御
部13に入力されているので、測光演算部3の出力が変化
しても、Tv.Av信号作成部10から出力される信号Tvs′は
変化することがない。
レリーズ操作後、絞り込み係止部材(絞りを開放状態に
係止する部材)により絞りの係止が解除されるまでの間
に上述の信号変化が行なわれる。絞り込み係止部材によ
る絞りの係止が解除されると絞り込みが開始され、同時
にTv.Av信号作成部10の出力TvA,Tvp,Tvsは保持される。
そして(20)式で表わされた測光演算部3の出力信号は
(1)式で表わす表現方式により以下の如くなる。
係止する部材)により絞りの係止が解除されるまでの間
に上述の信号変化が行なわれる。絞り込み係止部材によ
る絞りの係止が解除されると絞り込みが開始され、同時
にTv.Av信号作成部10の出力TvA,Tvp,Tvsは保持される。
そして(20)式で表わされた測光演算部3の出力信号は
(1)式で表わす表現方式により以下の如くなる。
Tv*=Bvo+Sv-Av* ……(23) このAv*が(21)式、(22)式で表わされるTvA(ML)Tv
p(ML)又はSモードにおいてはTvsと一致した時に絞り
制御部13が作動し、絞り制御部13が絞り4を係止する。
p(ML)又はSモードにおいてはTvsと一致した時に絞り
制御部13が作動し、絞り制御部13が絞り4を係止する。
その後、ミラーアップ時点等の記憶タイミングにより、
シャッター制御用メモリー部16で、絞り係止後のTv*、
すなわちTvA(ML)、Tvp(ML)、あるいはTvsが記憶さ
れ、シャッター制御部17で、この記憶値にもとづきシャ
ッター制御が行なわれる。ここで、Sモードでの絞り値
は、絞り係止時、 (23)式より以下の如くである。
シャッター制御用メモリー部16で、絞り係止後のTv*、
すなわちTvA(ML)、Tvp(ML)、あるいはTvsが記憶さ
れ、シャッター制御部17で、この記憶値にもとづきシャ
ッター制御が行なわれる。ここで、Sモードでの絞り値
は、絞り係止時、 (23)式より以下の如くである。
Tvs≡Tv*=(Bvo+ΔBv)+(Sv-ΔBv)‐Av*=Bvo+Sv
-Av* ……(24) 従って絞り係止時のAv値Av*をAvsとおくと、(24)式よ
りAvsは以下の如くなる。
-Av* ……(24) 従って絞り係止時のAv値Av*をAvsとおくと、(24)式よ
りAvsは以下の如くなる。
Avs=Bvo+Sv-Tvs=Avs(ML) ……(25) 従って、A,S,Pの各モードにおいてメモリーロック操作
により得られる値TvA(ML),Avs(ML),Tvp(ML)でシ
ャッターあるいは絞りが制御される。
により得られる値TvA(ML),Avs(ML),Tvp(ML)でシ
ャッターあるいは絞りが制御される。
上述した例では、メモリーロックの撮影を行なう際、レ
リーズ操作から、絞りの絞り込み動作が実際に開始する
までの間にASA信号作成部6でΔTv信号とASA情報Svの合
成が行なわれる。したがってメモリーロック操作をして
からレリーズ操作をするまでの間の被写体輝度の変化に
よりメモリーロック操作をした時の出力Tvo(ML)とレ
リーズ操作をした時の出力Tvoとが異なり、Tv(ML)とT
vが必然的に異なった。この為レリーズ操作前にΔTv信
号をファインダー表示部14に入力しTv(ML)あるいはAv
(ML)を演算してからTv(ML)あるいはAv(ML)の表示
を行なう必要があった。次に、このような表示のための
補正演算が不要な別の方式を説明する。
リーズ操作から、絞りの絞り込み動作が実際に開始する
までの間にASA信号作成部6でΔTv信号とASA情報Svの合
成が行なわれる。したがってメモリーロック操作をして
からレリーズ操作をするまでの間の被写体輝度の変化に
よりメモリーロック操作をした時の出力Tvo(ML)とレ
リーズ操作をした時の出力Tvoとが異なり、Tv(ML)とT
vが必然的に異なった。この為レリーズ操作前にΔTv信
号をファインダー表示部14に入力しTv(ML)あるいはAv
(ML)を演算してからTv(ML)あるいはAv(ML)の表示
を行なう必要があった。次に、このような表示のための
補正演算が不要な別の方式を説明する。
前述した方式では、ASA補正値合成部22はΔTv信号作成
部24からのΔTv信号をレリーズ操作に連動して受けいれ
ていたが、以下に述べる方式では常時ΔTv信号を受けい
れる。従ってASA信号作成部6から測光演算部3へのASA
信号は、常時(Sv+ΔTv)となる。又前述した方式では
ΔTv信号作成部24がTvo(ML)及びTvoを入力され両信号
の差を演算しレリーズ後はこの値を保持していたが、以
下に述べる方式においては、その機能を若干異にする。
すなわち本方式において、ΔTv信号作成部24は出力ΔTv
信号をASA補正値合成部22、ASA信号作成部6を介して測
光演算部3に常時入力し、ΔTvを含むこの測光演算部3
の出力信号Tvoは再度、入力信号としてΔTv信号作成部2
4へ常時入力される。本方式ではこのような帰還回路が
形成されている。この様な帰還回路を持ったΔTv信号作
成部24はTvo(ML)とTvoの両信号を比較し、常時この両
信号が等しくなる様にその出力信号ΔTvを制御する。す
なわちメモリーロック操作後の測光時(レリーズ操作
前)においては常に(20)式を成立させる様にΔTv信号
作成部24はΔTv信号を出力する。この結果メモリーロッ
ク操作後シャッタレリーズがなされるまでの測光時にお
いてもTv=Tv(ML)が成立し、ファインダー表示部14は
Tv.Av信号作成部10からの信号をそのまま表示すればよ
く、前述した方式のごとくΔTv信号による表示補正の為
の演算を行なう必要がない。そして、レリーズ後はΔTv
信号作成部24はその出力信号ΔTvを記憶保持し、その後
絞り制御、シャッター制御が行なわれる。レリーズ時、
すでに(20)式が成立しておりその後の動作は前例と同
様なので説明は割愛する。
部24からのΔTv信号をレリーズ操作に連動して受けいれ
ていたが、以下に述べる方式では常時ΔTv信号を受けい
れる。従ってASA信号作成部6から測光演算部3へのASA
信号は、常時(Sv+ΔTv)となる。又前述した方式では
ΔTv信号作成部24がTvo(ML)及びTvoを入力され両信号
の差を演算しレリーズ後はこの値を保持していたが、以
下に述べる方式においては、その機能を若干異にする。
すなわち本方式において、ΔTv信号作成部24は出力ΔTv
信号をASA補正値合成部22、ASA信号作成部6を介して測
光演算部3に常時入力し、ΔTvを含むこの測光演算部3
の出力信号Tvoは再度、入力信号としてΔTv信号作成部2
4へ常時入力される。本方式ではこのような帰還回路が
形成されている。この様な帰還回路を持ったΔTv信号作
成部24はTvo(ML)とTvoの両信号を比較し、常時この両
信号が等しくなる様にその出力信号ΔTvを制御する。す
なわちメモリーロック操作後の測光時(レリーズ操作
前)においては常に(20)式を成立させる様にΔTv信号
作成部24はΔTv信号を出力する。この結果メモリーロッ
ク操作後シャッタレリーズがなされるまでの測光時にお
いてもTv=Tv(ML)が成立し、ファインダー表示部14は
Tv.Av信号作成部10からの信号をそのまま表示すればよ
く、前述した方式のごとくΔTv信号による表示補正の為
の演算を行なう必要がない。そして、レリーズ後はΔTv
信号作成部24はその出力信号ΔTvを記憶保持し、その後
絞り制御、シャッター制御が行なわれる。レリーズ時、
すでに(20)式が成立しておりその後の動作は前例と同
様なので説明は割愛する。
さて、これら2つの方式の説明に際し、Aモードにおい
ては絞りの絞り込み動作が開始した後Tv*=TvA(ML)と
なった時絞り制御部13が作動し絞り係止を行なうことを
述べたが、Aモードにおける絞り係止の方法は撮影レン
ズの機構により若干異なる。すなわち前述した2つのメ
モリーロック方式はカメラボディ側の絞り制御回路部が
絞りを所定の値に制御する様なカメラシステムに適用さ
れる。これに対し、絞りが、絞りプリセット環の設定位
置で機械的に係止されるレンズ系を持つカメラ・システ
ムではAモードにおける上述した電気的絞り制御は不要
となる。従って絞り制御部13がAモード時に不作動とな
るよう構成しておけば、絞りは必然的に絞りプリセット
環により設定されたプリセット値で係止される。この絞
り値Avは前述のごとく(20)式、(21)式、(23)式か
らのTv*=Tv(ML)により係止された絞り値と同一のも
のであるから、この様なレンズ系を持つカメラ・システ
ムでの瞬間絞り込み測光方式をもちいたメモリーロック
動作では、前述した2つのメモリーロック方式のいづれ
においても絞り制御部13を作動させる必要はなくなる。
ては絞りの絞り込み動作が開始した後Tv*=TvA(ML)と
なった時絞り制御部13が作動し絞り係止を行なうことを
述べたが、Aモードにおける絞り係止の方法は撮影レン
ズの機構により若干異なる。すなわち前述した2つのメ
モリーロック方式はカメラボディ側の絞り制御回路部が
絞りを所定の値に制御する様なカメラシステムに適用さ
れる。これに対し、絞りが、絞りプリセット環の設定位
置で機械的に係止されるレンズ系を持つカメラ・システ
ムではAモードにおける上述した電気的絞り制御は不要
となる。従って絞り制御部13がAモード時に不作動とな
るよう構成しておけば、絞りは必然的に絞りプリセット
環により設定されたプリセット値で係止される。この絞
り値Avは前述のごとく(20)式、(21)式、(23)式か
らのTv*=Tv(ML)により係止された絞り値と同一のも
のであるから、この様なレンズ系を持つカメラ・システ
ムでの瞬間絞り込み測光方式をもちいたメモリーロック
動作では、前述した2つのメモリーロック方式のいづれ
においても絞り制御部13を作動させる必要はなくなる。
再び第1図の実施例に戻って説明を続ける。第1図にお
いて、フィルム枚数情報部27は、フィルム枚数手動セッ
ト部28からのフィルム枚数信号、及びフィルム・パトロ
ーネ上に設置されたフィルム枚数情報を自動的に読み取
るフィルム枚数自動セット部29からのフィルム枚数信号
のいづれか一方を自動的にあるいは手動により選択しフ
ィルム枚数信号をフィルム残存駒数信号発生手段たる残
存コマ数計30に送る。31はフィルムカウンタである。
いて、フィルム枚数情報部27は、フィルム枚数手動セッ
ト部28からのフィルム枚数信号、及びフィルム・パトロ
ーネ上に設置されたフィルム枚数情報を自動的に読み取
るフィルム枚数自動セット部29からのフィルム枚数信号
のいづれか一方を自動的にあるいは手動により選択しフ
ィルム枚数信号をフィルム残存駒数信号発生手段たる残
存コマ数計30に送る。31はフィルムカウンタである。
第1図に示す前記ブラケッティング制御部100は、所定
の露出値を中心として、その近傍で順次単位露出補正量
ずつ露出補正を加えながら一連の露出制御を行なう為の
ものである。
の露出値を中心として、その近傍で順次単位露出補正量
ずつ露出補正を加えながら一連の露出制御を行なう為の
ものである。
ブラケッティング制御部100は、ブラケッティング情報
設定部110、ブラケッティング情報記憶部120、シーケン
ス制御手段たるブラケッティングシーケンス制御部13
0、設定された駒数が残存する末露出の駒の数より大き
いことを検出する検出手段たるセット枚数検査部140、
ブラケッティング表示部150およびブラケッティング補
正値作成部160から構成されている。
設定部110、ブラケッティング情報記憶部120、シーケン
ス制御手段たるブラケッティングシーケンス制御部13
0、設定された駒数が残存する末露出の駒の数より大き
いことを検出する検出手段たるセット枚数検査部140、
ブラケッティング表示部150およびブラケッティング補
正値作成部160から構成されている。
ブラケッティング情報設定部110は設定操作部材を含
み、この操作部材を操作することにより、前記所定の露
出値よりアンダー側の単位露出補正量(一側ステップ
値)およびオーバー側の単位露出補正量(+側ステップ
値)を別々にかつ任意の値に設定できる。例えば、設定
部110は−側ステップ値を1/3段に、+側ステップ値を2/
3段に設定できる。
み、この操作部材を操作することにより、前記所定の露
出値よりアンダー側の単位露出補正量(一側ステップ
値)およびオーバー側の単位露出補正量(+側ステップ
値)を別々にかつ任意の値に設定できる。例えば、設定
部110は−側ステップ値を1/3段に、+側ステップ値を2/
3段に設定できる。
また、ブラケッティング情報設定部110は設定操作部材
が操作されることにより、前記所定の露出値を含むブラ
ケッティング撮影の連写枚数を、該所定の露出値よりア
ンダー側の撮影枚数(−側枚数)とオーバー側の撮影枚
数(+側枚数)とに分けて別々にかつ任意の値に設定で
きる。
が操作されることにより、前記所定の露出値を含むブラ
ケッティング撮影の連写枚数を、該所定の露出値よりア
ンダー側の撮影枚数(−側枚数)とオーバー側の撮影枚
数(+側枚数)とに分けて別々にかつ任意の値に設定で
きる。
前記ブラケッティング情報記憶部120は、前記情報設定
部110で設定された−側ステップ値をメモリーwとし
て、一側枚数をメモリーxとして、+側ステップ値をメ
モリーとして、かつ+側枚数をメモリーzとしてそれぞ
れ記憶する。
部110で設定された−側ステップ値をメモリーwとし
て、一側枚数をメモリーxとして、+側ステップ値をメ
モリーとして、かつ+側枚数をメモリーzとしてそれぞ
れ記憶する。
第2図に一例を示すように、前記ブラケッティング表示
部150は、前記情報設定部110からの信号により、−側ス
テップ値を−記号表示部151および−側ステップ値表示
部152で、+側ステップ値を+記号表示部153および+側
ステップ値表示部154で表示可能である。各表示部152,1
53は1/3,2/3,1/2,1等の表示が可能である。また表示部1
50は前記所定の露出値を含む連写枚数を枚数表示部155
で表示可能である。
部150は、前記情報設定部110からの信号により、−側ス
テップ値を−記号表示部151および−側ステップ値表示
部152で、+側ステップ値を+記号表示部153および+側
ステップ値表示部154で表示可能である。各表示部152,1
53は1/3,2/3,1/2,1等の表示が可能である。また表示部1
50は前記所定の露出値を含む連写枚数を枚数表示部155
で表示可能である。
枚数表示部155には、大きな表示素子155dを中心に、そ
の左側に3つの小さな表示素子155a〜155c、その右側に
3つの小さな表示素子155e〜155gが配置されている。そ
して各表示素子155a〜155gは円表示とバー表示を行なう
ことができる。各素子155a〜155gの円表示は設定された
連写枚数を表示し、各素子のバー表示はそのコマの撮影
が終了したことを表示する。大きな表示素子155dは所定
露出値のコマを示し、他のコマと明確に区別されてい
る。第2図の枚数表示部155は、所定の露出値を中心
に、−側枚数が3枚、+側枚数が3枚であることを表示
していると共に、−側の補正量の大きいものから順に2
枚が撮影済みであることをバー表示により、残りの5枚
が未撮影であることを円表示によりそれぞれ示してい
る。また、円表示の未撮影のコマのうち、次に撮影がな
されるコマ、すなわちスタンバイ状態になっているコマ
については、表示素子が点滅表示を行ない、これにより
ブラケッティング撮影の進行状況がより明確に示され
る。また第2図の表示はカメラのファインダー内あるい
は外部になされる。
の左側に3つの小さな表示素子155a〜155c、その右側に
3つの小さな表示素子155e〜155gが配置されている。そ
して各表示素子155a〜155gは円表示とバー表示を行なう
ことができる。各素子155a〜155gの円表示は設定された
連写枚数を表示し、各素子のバー表示はそのコマの撮影
が終了したことを表示する。大きな表示素子155dは所定
露出値のコマを示し、他のコマと明確に区別されてい
る。第2図の枚数表示部155は、所定の露出値を中心
に、−側枚数が3枚、+側枚数が3枚であることを表示
していると共に、−側の補正量の大きいものから順に2
枚が撮影済みであることをバー表示により、残りの5枚
が未撮影であることを円表示によりそれぞれ示してい
る。また、円表示の未撮影のコマのうち、次に撮影がな
されるコマ、すなわちスタンバイ状態になっているコマ
については、表示素子が点滅表示を行ない、これにより
ブラケッティング撮影の進行状況がより明確に示され
る。また第2図の表示はカメラのファインダー内あるい
は外部になされる。
前記ブラケッティングシーケンス制御部130は、前記情
報記憶部120での各メモリーw,x,yおよびzをW,X,Yおよ
びZとして読み出し、−側枚数Xと+側枚数Zとの和に
1を加算した連写枚数信号Mを前記セット枚数検査部14
0に出力する。
報記憶部120での各メモリーw,x,yおよびzをW,X,Yおよ
びZとして読み出し、−側枚数Xと+側枚数Zとの和に
1を加算した連写枚数信号Mを前記セット枚数検査部14
0に出力する。
前記セット枚数検査部140は、前記シーケンス制御部130
からの連写枚数信号Mと、フィルム残存コマ数計30から
のフィルム残存コマ数信号Fとを比較する。ここでフィ
ルム残存コマ数とは、カメラに装填されたフィルムの未
露光のコマ数である。そして検査部140はF≧Mと判別
した場合にはブラケッティング撮影の許可信号を前記シ
ーケンス制御部130に出力し、F<Mと判別した場合に
は前記シーケンス制御部130への前記許可信号の出力を
禁止するとともに、フィルム残存コマ数不足の警告信号
をブラケッティング表示部150に出力し、該表示部150で
の全表示を一定時間点滅させて警告を行ない、表示部15
0の表示を消す。
からの連写枚数信号Mと、フィルム残存コマ数計30から
のフィルム残存コマ数信号Fとを比較する。ここでフィ
ルム残存コマ数とは、カメラに装填されたフィルムの未
露光のコマ数である。そして検査部140はF≧Mと判別
した場合にはブラケッティング撮影の許可信号を前記シ
ーケンス制御部130に出力し、F<Mと判別した場合に
は前記シーケンス制御部130への前記許可信号の出力を
禁止するとともに、フィルム残存コマ数不足の警告信号
をブラケッティング表示部150に出力し、該表示部150で
の全表示を一定時間点滅させて警告を行ない、表示部15
0の表示を消す。
また、前記シーケンス制御部130は、設定された連写枚
数Mのブラケッティング撮影が終了するまではHレベル
のモータードライブ制御信号を、該ブラケッティング撮
影が完了した際にはLレベルのモータードライブ制御信
号をモータドライブ装置200に出力する。また、前記シ
ーケンス制御部130は、ブラケッティング情報記憶部120
から読み出した値W,X,Y,Zに基づき、前記シャッター制
御部17から露出完了信号を受ける毎に、撮影状況に応じ
たブラケット信号ΔEvをブラケッティング補正値作成部
160からASA補正値合成部22に出力させる。すなわち、ブ
ラケッティング情報設定部110にて連写枚数Mを7枚、
−側ステップ値を1/3段、+側ステップ値を2/3段に設定
した場合には、前記露出完了信号が前記シーケンス制御
部130に入力される毎に、前記補正値作成部160は、ブラ
ケット信号ΔEvとして、−1段、−2/3段,−1/3段,0,
+2/3,+1 1/3段および+2段の7種類のブラケット信
号を順次ASA補正値合成部22に出力する。
数Mのブラケッティング撮影が終了するまではHレベル
のモータードライブ制御信号を、該ブラケッティング撮
影が完了した際にはLレベルのモータードライブ制御信
号をモータドライブ装置200に出力する。また、前記シ
ーケンス制御部130は、ブラケッティング情報記憶部120
から読み出した値W,X,Y,Zに基づき、前記シャッター制
御部17から露出完了信号を受ける毎に、撮影状況に応じ
たブラケット信号ΔEvをブラケッティング補正値作成部
160からASA補正値合成部22に出力させる。すなわち、ブ
ラケッティング情報設定部110にて連写枚数Mを7枚、
−側ステップ値を1/3段、+側ステップ値を2/3段に設定
した場合には、前記露出完了信号が前記シーケンス制御
部130に入力される毎に、前記補正値作成部160は、ブラ
ケット信号ΔEvとして、−1段、−2/3段,−1/3段,0,
+2/3,+1 1/3段および+2段の7種類のブラケット信
号を順次ASA補正値合成部22に出力する。
次に、前記モータードライブ装置200の構成を第3図〜
第5図を参照して説明する。
第5図を参照して説明する。
第3図に示すように、モータードライブ装置200は、カ
メラのレリーズ釦の第1ストロークで閉成するいわゆる
半押しスイッチsw1と、スイッチsw1の閉成時に第3図等
の回路に給電する電源制御部210と、レリーズ操作すな
わちレリーズ釦の第2ストロークにより閉成するレリー
ズスイッチsw2及びブラケッティングシーケンス制御部1
30からのモータードライブ制御信号が入力される端子E
を有するレリーズ制御信号発生部220と、該制御信号発
生部220からLレベルのレリーズ制御信号を受けた際
に、露出制御開始部32に接続された端子Cにレリーズ信
号を送るレリーズ制御部230と、カメラの前記シャッタ
ー制御部17に接続された端子Dから露出完了信号(いわ
ゆる巻き上げ信号)を受けた際に、モーター240を駆動
して1コマ分の巻き上げを行ない、巻き上げ完了時に巻
き上げ完了信号をレリーズ制御部230に送るモーター制
御部250と、オン、オフにより1コマ撮影モードと連続
撮影モードとを切換えるSC切換スイッチsw3とから構成
されている。そしてSC切換スイッチsw3をオンにして連
続撮影モードを選択した際に、レリーズ釦の押圧保持等
によりレリーズ制御信号発生部220がLレベルのレリー
ズ制御信号を出力し続けている場合には、レリーズ制御
部230は端子Dからの露出完了信号を受け、かつモータ
ー制御部250から巻き上げ完了信号を受ける毎にレリー
ズ信号を端子Cを介して前記露出制御開始部32に送り連
続撮影を行なう。
メラのレリーズ釦の第1ストロークで閉成するいわゆる
半押しスイッチsw1と、スイッチsw1の閉成時に第3図等
の回路に給電する電源制御部210と、レリーズ操作すな
わちレリーズ釦の第2ストロークにより閉成するレリー
ズスイッチsw2及びブラケッティングシーケンス制御部1
30からのモータードライブ制御信号が入力される端子E
を有するレリーズ制御信号発生部220と、該制御信号発
生部220からLレベルのレリーズ制御信号を受けた際
に、露出制御開始部32に接続された端子Cにレリーズ信
号を送るレリーズ制御部230と、カメラの前記シャッタ
ー制御部17に接続された端子Dから露出完了信号(いわ
ゆる巻き上げ信号)を受けた際に、モーター240を駆動
して1コマ分の巻き上げを行ない、巻き上げ完了時に巻
き上げ完了信号をレリーズ制御部230に送るモーター制
御部250と、オン、オフにより1コマ撮影モードと連続
撮影モードとを切換えるSC切換スイッチsw3とから構成
されている。そしてSC切換スイッチsw3をオンにして連
続撮影モードを選択した際に、レリーズ釦の押圧保持等
によりレリーズ制御信号発生部220がLレベルのレリー
ズ制御信号を出力し続けている場合には、レリーズ制御
部230は端子Dからの露出完了信号を受け、かつモータ
ー制御部250から巻き上げ完了信号を受ける毎にレリー
ズ信号を端子Cを介して前記露出制御開始部32に送り連
続撮影を行なう。
第4図に示すように、前記レリーズ制御信号発生部220
は、レリーズ釦の第2ストロークで閉成するレリーズス
イッチsw2に接続されたネガティブ・エッジトリガー入
力端子をもつ単安定マルチバイブレータ、いわゆるワン
ショットマルチ221と、インバータ222を介してレリーズ
スイッチsw2に接続されワンショットマルチ221と同様の
機能を持つワンショットマルチ223と、前記端子Eに接
続されワンショットマルチ221と同様の機能を持つワン
ショットマルチ224と、入力側にワンショットマルチ22
3,224に接続されたORゲート225と、セット入力端子がワ
ンショットマルチ221に、リセット入力端子がORゲート2
25に接続され、出力端子から前記レリーズ制御部230
にレリーズ制御信号を出力するフリップフロップ226と
から構成されている。
は、レリーズ釦の第2ストロークで閉成するレリーズス
イッチsw2に接続されたネガティブ・エッジトリガー入
力端子をもつ単安定マルチバイブレータ、いわゆるワン
ショットマルチ221と、インバータ222を介してレリーズ
スイッチsw2に接続されワンショットマルチ221と同様の
機能を持つワンショットマルチ223と、前記端子Eに接
続されワンショットマルチ221と同様の機能を持つワン
ショットマルチ224と、入力側にワンショットマルチ22
3,224に接続されたORゲート225と、セット入力端子がワ
ンショットマルチ221に、リセット入力端子がORゲート2
25に接続され、出力端子から前記レリーズ制御部230
にレリーズ制御信号を出力するフリップフロップ226と
から構成されている。
次に、上記構成を有するカメラの露出制御装置1の各動
作を第6図〜第10図を参照して詳しく説明する。尚、第
6図〜第8図の各ステップはカメラに設けられた不図示
の中央演算処理装置(以下CPUと呼ぶ)により順次制御
される。
作を第6図〜第10図を参照して詳しく説明する。尚、第
6図〜第8図の各ステップはカメラに設けられた不図示
の中央演算処理装置(以下CPUと呼ぶ)により順次制御
される。
[1] 各モードでの通常の露出制御を第6図を参照し
て説明する。
て説明する。
(1−1) Aモードでの通常の撮影 まず、カメラのレリーズ釦が押されて半押しスイッチsw
1が閉じられ露出制御装置1全体に電力が供給される
と、ステップ(1)で、ASA情報SVがASA情報選択部19か
らASA信号作成部6に、レンズの開放F値Avoがfo信号部
9からファインダー表示部14およびPモード信号作成部
7に、開放からの絞り込み段数(AVA-AVo)がf−fo信
号部11からファインダー表示部14およびAモード信号作
成部8に、露出補正値ΔSvが露出補正部23からそして、
ブラケッティング撮影時にはブラケッティング補正値Δ
Evがブラケッティング補正値作成部160からASA補正値合
成部22にそれぞれ読み取られる。(なお、通常撮影の時
は、当然ながらブラケッティング補正値ΔEv=0であ
る。)ステップ(2)で、測光演算部3は、開放測光値
(Bv-Avo)をA/D変換する。そしてステップ(3)で測
光演算部3はこのA/D変換値にASA信号作成部6からのAS
A信号(Sv+ΔSv+ΔEv)を加算し、開放適正シャッタ
ータイムTvoを作成する。ステップ(4)では、CPUが、
露出モード選択部2の出力より、どの露出制御モードが
設定されているかを判別する。露出モード選択部2がA
モードを選択しているとすると、ステップ(5)に移
る。ステップ(5)では、測光演算部3から絞り開放状
態での適正シャッタータイムTvoを受けたAモード信号
作成部8は Tv=TvA=Tvo+Avo-AvA=(Bv-Avo)+Avo-AvA+Sv+Δ
Sv+ΔEv の演算を行ない、このAモード信号TvAをTv,Av信号作成
部10に送る。ステップ(6)ではファインダー表示部14
が、Tv.Av信号作成部10からの信号を受けTvAに相当する
シャッタタイム値を表示するとともに、fo信号部および
f−fo信号部からの信号によってAvA(=Av.preset)に
相当する絞り値を表示する。
1が閉じられ露出制御装置1全体に電力が供給される
と、ステップ(1)で、ASA情報SVがASA情報選択部19か
らASA信号作成部6に、レンズの開放F値Avoがfo信号部
9からファインダー表示部14およびPモード信号作成部
7に、開放からの絞り込み段数(AVA-AVo)がf−fo信
号部11からファインダー表示部14およびAモード信号作
成部8に、露出補正値ΔSvが露出補正部23からそして、
ブラケッティング撮影時にはブラケッティング補正値Δ
Evがブラケッティング補正値作成部160からASA補正値合
成部22にそれぞれ読み取られる。(なお、通常撮影の時
は、当然ながらブラケッティング補正値ΔEv=0であ
る。)ステップ(2)で、測光演算部3は、開放測光値
(Bv-Avo)をA/D変換する。そしてステップ(3)で測
光演算部3はこのA/D変換値にASA信号作成部6からのAS
A信号(Sv+ΔSv+ΔEv)を加算し、開放適正シャッタ
ータイムTvoを作成する。ステップ(4)では、CPUが、
露出モード選択部2の出力より、どの露出制御モードが
設定されているかを判別する。露出モード選択部2がA
モードを選択しているとすると、ステップ(5)に移
る。ステップ(5)では、測光演算部3から絞り開放状
態での適正シャッタータイムTvoを受けたAモード信号
作成部8は Tv=TvA=Tvo+Avo-AvA=(Bv-Avo)+Avo-AvA+Sv+Δ
Sv+ΔEv の演算を行ない、このAモード信号TvAをTv,Av信号作成
部10に送る。ステップ(6)ではファインダー表示部14
が、Tv.Av信号作成部10からの信号を受けTvAに相当する
シャッタタイム値を表示するとともに、fo信号部および
f−fo信号部からの信号によってAvA(=Av.preset)に
相当する絞り値を表示する。
レリーズ釦の押圧、詳しくはレリーズ制御部230が露出
完了信号と巻上完了信号を受けた状態でレリーズ釦の押
圧(スイッチsw2の閉成)がなされると、モータードラ
イブ装置200がレリーズ信号を露出制御開始部32に送
る。ステップ(7)で露出制御開始部32がレリーズ信号
の発生を検出すると、ステップ(8)で露出制御開始部
32が絞りの絞り込み動作を開始する。同時にTv.Av信号
作成部10は絞り制御部13への出力を保持する。ステップ
(9),(10)では測光演算部3が、絞り込み過程で時
々刻々変化していく絞込測光値(Bv-Av*)を順次測光し
てA/D変換するとともに、そのA/D変換値に応じてその時
々の適正シャッタータイムTv*(Tv*=Bv-Av*+Sv+ΔS
v+ΔEv)を演算する。
完了信号と巻上完了信号を受けた状態でレリーズ釦の押
圧(スイッチsw2の閉成)がなされると、モータードラ
イブ装置200がレリーズ信号を露出制御開始部32に送
る。ステップ(7)で露出制御開始部32がレリーズ信号
の発生を検出すると、ステップ(8)で露出制御開始部
32が絞りの絞り込み動作を開始する。同時にTv.Av信号
作成部10は絞り制御部13への出力を保持する。ステップ
(9),(10)では測光演算部3が、絞り込み過程で時
々刻々変化していく絞込測光値(Bv-Av*)を順次測光し
てA/D変換するとともに、そのA/D変換値に応じてその時
々の適正シャッタータイムTv*(Tv*=Bv-Av*+Sv+ΔS
v+ΔEv)を演算する。
絞り制御部13は、ステップ(11)で、絞り込み動作とと
もに変化する測光演算部3の出力Tv*とTv.Av信号作成部
10にて保持された出力Tv(=TvA)とを比較し、両者が
一致したことを検出するとステップ(12)で絞り4の絞
り込み動作を係止する測光演算部3はステップ(13)
で、絞り込み動作が終了した絞り4の透過光を再測光
し、ステップ(14)でその再測光時のTv*(=Tv)を再
度演算する。
もに変化する測光演算部3の出力Tv*とTv.Av信号作成部
10にて保持された出力Tv(=TvA)とを比較し、両者が
一致したことを検出するとステップ(12)で絞り4の絞
り込み動作を係止する測光演算部3はステップ(13)
で、絞り込み動作が終了した絞り4の透過光を再測光
し、ステップ(14)でその再測光時のTv*(=Tv)を再
度演算する。
そしてシャッター制御用メモリー部16はメモリー指令信
号作成部15からの信号に基づきこのシャッタータイム信
号Tv*を記憶する。この記憶値に基づいてシャッター制
御部17はシャッター制御を行なうことになる。
号作成部15からの信号に基づきこのシャッタータイム信
号Tv*を記憶する。この記憶値に基づいてシャッター制
御部17はシャッター制御を行なうことになる。
すなわち、シャッター制御部17は、ステップ(15)でシ
ャッター先幕をスタートさせ、ステップ(16)でシャッ
タータイムTv(露出時間)を計時し、記憶されたシャッ
タータイムTv*と実際に露光がなされている時間とが一
致したことを判別すると、ステップ(17)でシャッター
後幕をスタートさせ、露出制御を完了する。こうしてA
モードでの適正露出が得られる。シャッタ制御部17はス
テップ(18)で露出制御が完了したことを検出する。ス
テップ(19)でシャッター制御部17から露出完了信号が
モータードライブ装置200に送られると、モータードラ
イブ装置200は巻き上げ動作を開始する。この巻き上げ
動作によりフィルム巻き上げ及びシャッターチャージ等
がなされる。ステップ(20)でモータードライブ装置20
0が巻き上げ動作の完了を検出すると、ステップ(21)
でフィルムカウンター31の内容が1つ増やされる。また
ステップ(22)でフィルム残存コマ数計30の内容が1つ
減らされる。そして、CPUはステップ(23)でマニュア
ルモードかどうかの判定を行ない、さらにステップ(2
4)でメモリーロック操作がされているかどうかの判定
を行なった後、最終的にスタートに戻る。
ャッター先幕をスタートさせ、ステップ(16)でシャッ
タータイムTv(露出時間)を計時し、記憶されたシャッ
タータイムTv*と実際に露光がなされている時間とが一
致したことを判別すると、ステップ(17)でシャッター
後幕をスタートさせ、露出制御を完了する。こうしてA
モードでの適正露出が得られる。シャッタ制御部17はス
テップ(18)で露出制御が完了したことを検出する。ス
テップ(19)でシャッター制御部17から露出完了信号が
モータードライブ装置200に送られると、モータードラ
イブ装置200は巻き上げ動作を開始する。この巻き上げ
動作によりフィルム巻き上げ及びシャッターチャージ等
がなされる。ステップ(20)でモータードライブ装置20
0が巻き上げ動作の完了を検出すると、ステップ(21)
でフィルムカウンター31の内容が1つ増やされる。また
ステップ(22)でフィルム残存コマ数計30の内容が1つ
減らされる。そして、CPUはステップ(23)でマニュア
ルモードかどうかの判定を行ない、さらにステップ(2
4)でメモリーロック操作がされているかどうかの判定
を行なった後、最終的にスタートに戻る。
(1−2) Pモードでの通常の撮影 露出モード選択部2でPモードが選択された場合には、
CPUはステップ(2)からステップ(3),ステップ
(4),(4a)を経てステップ(5a)に移る。ステップ
(5a)では、Pモード信号作成部7は、 Tv(=Tvp)=α(Bv+Sv+ΔSv+ΔEv)+βの演算を
行なう。一方Tv,Av信号作成部10は、Pモード信号Tvpに
基づき Av=(1−α)Ev−β の演算を行なう。そして、ステップ(6)ではPモード
におけるTv(=Tvp)値およびAv値がファインダー表示
部14に送られる。
CPUはステップ(2)からステップ(3),ステップ
(4),(4a)を経てステップ(5a)に移る。ステップ
(5a)では、Pモード信号作成部7は、 Tv(=Tvp)=α(Bv+Sv+ΔSv+ΔEv)+βの演算を
行なう。一方Tv,Av信号作成部10は、Pモード信号Tvpに
基づき Av=(1−α)Ev−β の演算を行なう。そして、ステップ(6)ではPモード
におけるTv(=Tvp)値およびAv値がファインダー表示
部14に送られる。
その後の動作は、Aモードの場合と同様にステップ
(7)に移る。この場合、Tv.Av信号作成部10から出力
されるAv値はファインダー表示部14にのみ送られ、絞り
制御部13へは信号TvPのみが送られる。その他の動作は
Aモードと同じであるので、説明を省略する。以上のよ
うにしてPモードでの適正露出が得られる。
(7)に移る。この場合、Tv.Av信号作成部10から出力
されるAv値はファインダー表示部14にのみ送られ、絞り
制御部13へは信号TvPのみが送られる。その他の動作は
Aモードと同じであるので、説明を省略する。以上のよ
うにしてPモードでの適正露出が得られる。
(1−3) Sモードでの通常の撮影 Sモードが選択された場合には、CPUはステップ(2)
からステップ(3),ステップ(4),(4a),(4b)
を経てステップ(5b)に移る。
からステップ(3),ステップ(4),(4a),(4b)
を経てステップ(5b)に移る。
ステップ(5b)では、シャッターダイヤル12からのSモ
ード信号Tvs(=Tv.preset)がTv.Av信号作成部10に送
られ、Tv,Av信号作成部10は、以下の演算を行なう。
ード信号Tvs(=Tv.preset)がTv.Av信号作成部10に送
られ、Tv,Av信号作成部10は、以下の演算を行なう。
Av=Bv+Sv+ΔSv+ΔEv-Tvs Tv,Av信号作成部はSモードにおけるTv(=Tvs)値およ
びAv値をファインダー表示部14に送る。その後の動作
は、AモードおよびPモードの場合と同様にステップ
(7)に移る。この場合、Tv,Av信号作成部10から出力
されるAv値,Tv値はともに表示部14に送られ、絞り制御
部13へはTv値(Tvs)のみが送られる。その他の動作は
Aモードと同じであるので説明を省略する。以上のよう
にしてSモードでの適正露出が得られる。
びAv値をファインダー表示部14に送る。その後の動作
は、AモードおよびPモードの場合と同様にステップ
(7)に移る。この場合、Tv,Av信号作成部10から出力
されるAv値,Tv値はともに表示部14に送られ、絞り制御
部13へはTv値(Tvs)のみが送られる。その他の動作は
Aモードと同じであるので説明を省略する。以上のよう
にしてSモードでの適正露出が得られる。
(1−4) Mモードでの通常の撮影 Mモードが選択された場合には、CPUはステップ
(2),(3),(4),(4a),(4b)を経てステッ
プ(5c)に移る。そしてTv,Av信号作成部10はステップ
(5c)で以下の演算を行なう。
(2),(3),(4),(4a),(4b)を経てステッ
プ(5c)に移る。そしてTv,Av信号作成部10はステップ
(5c)で以下の演算を行なう。
Tv=TvM+γΔEv Av=AvM+(1−γ)ΔEv TvA=Bv+Sv+ΔSv-AvM この演算値Tv,Av及び、このAv値にて適正露出を得る適
正シャッタータイム値TvAは、ファインダー表示部14に
送られ、ファインダー表示部14はステップ(50)でこれ
らの値を表示する。なお、前述のごとく通常撮影時に
は、ブラケッティング補正値ΔEv=0なので、Tv,Avは
それぞれシャッターダイアル12及びf−fo部11でプリセ
ットした値TvM,AvMとなる。
正シャッタータイム値TvAは、ファインダー表示部14に
送られ、ファインダー表示部14はステップ(50)でこれ
らの値を表示する。なお、前述のごとく通常撮影時に
は、ブラケッティング補正値ΔEv=0なので、Tv,Avは
それぞれシャッターダイアル12及びf−fo部11でプリセ
ットした値TvM,AvMとなる。
ΔTv信号作成部24が、測光演算部3からの入力信号と、
メモリーロック用メモリー部26からの信号とにより、メ
モリーロック操作時にΔTv信号を作成することは既に述
べたが、Mモードでは、ステップ(51)にてΔTv信号作
成部24が、Aモード信号作成部8からのTvA信号と、シ
ャッターダイアル部12からのTvM信号とから次に示すΔT
v信号を作成する。
メモリーロック用メモリー部26からの信号とにより、メ
モリーロック操作時にΔTv信号を作成することは既に述
べたが、Mモードでは、ステップ(51)にてΔTv信号作
成部24が、Aモード信号作成部8からのTvA信号と、シ
ャッターダイアル部12からのTvM信号とから次に示すΔT
v信号を作成する。
ΔTv=TvM-TvA=TvM-(Bv+Sv+ΔSv-AvM) ……(26) このΔTv信号がASA補正値合成部22を介し、レリーズ時
のSv値補正としてASA信号作成部6へ伝達される。
のSv値補正としてASA信号作成部6へ伝達される。
ASA信号作成部6はカメラのレリーズ前の測光時にはASA
情報として(Sv+ΔSv)を測光演算部3へ出力してい
る。しかしレリーズ釦の第2ストロークによりカメラの
レリーズがなされ、CPUがこれを判別すると、ASA信号作
成部6は出力値を(Sv+ΔSv)から(Sv+ΔSv+ΔTv)
に変化する。同時にΔTv信号作成部24は出力ΔTvを保持
する。そして露出制御開始部32がステップ(53)で絞り
系をスタートさせる。絞り込み動作が開始される時に、
Tv.Av信号作成部10は出力Tvを保持する。
情報として(Sv+ΔSv)を測光演算部3へ出力してい
る。しかしレリーズ釦の第2ストロークによりカメラの
レリーズがなされ、CPUがこれを判別すると、ASA信号作
成部6は出力値を(Sv+ΔSv)から(Sv+ΔSv+ΔTv)
に変化する。同時にΔTv信号作成部24は出力ΔTvを保持
する。そして露出制御開始部32がステップ(53)で絞り
系をスタートさせる。絞り込み動作が開始される時に、
Tv.Av信号作成部10は出力Tvを保持する。
測光演算部3は、ステップ(54),(55)にて絞り込み
過程で時々刻々変化して行く絞り込み測光値(Bv-Av*)
をA/D変換し、ΔTvを加えた後のASA情報(Sv+ΔSv+Δ
Tv)に基づき、その時々の適正シャッタータイムTv*を
演算して出力する。(26)式を考慮してTv*を表わす
と、以下の如くである。
過程で時々刻々変化して行く絞り込み測光値(Bv-Av*)
をA/D変換し、ΔTvを加えた後のASA情報(Sv+ΔSv+Δ
Tv)に基づき、その時々の適正シャッタータイムTv*を
演算して出力する。(26)式を考慮してTv*を表わす
と、以下の如くである。
Tv*=Bv+(Sv+ΔSv+ΔTv)‐Av*=TvM+(AvM-Av*)
……(27) 絞り制御部13はステップ(56)で絞り込み動作とともに
変化する測光演算部3の出力Tv*とTv.Av信号作成部10で
保持された出力Tvとを比較し、両者が一致したことを検
出すると、ステップ(57)で絞り4の絞り込み動作を係
止する。従って(27)式から絞り係止時のTv*は以下の
如くなる。
……(27) 絞り制御部13はステップ(56)で絞り込み動作とともに
変化する測光演算部3の出力Tv*とTv.Av信号作成部10で
保持された出力Tvとを比較し、両者が一致したことを検
出すると、ステップ(57)で絞り4の絞り込み動作を係
止する。従って(27)式から絞り係止時のTv*は以下の
如くなる。
Tv*=TvM+(AvM-Av*)=Tv ……(28) 従って、通常の撮影がなされる時には、Tv=TvMとな
り、絞りは(Av*=AvM)で制御されたことになる。
り、絞りは(Av*=AvM)で制御されたことになる。
測光演算部3はステップ(58)で、絞り込み完了後の再
測光を行ないステップ(59)で、再測光時のTv*(=T
v)を演算する。このシャッタータイム信号Tv*=Tvに基
づくステップ(15)以後の動作はAモード、Pモード、
Sモード時と同じである。この様にして、意図されたTv
値、Tv値でマニュアル・モード時の露出制御が行なわれ
る。
測光を行ないステップ(59)で、再測光時のTv*(=T
v)を演算する。このシャッタータイム信号Tv*=Tvに基
づくステップ(15)以後の動作はAモード、Pモード、
Sモード時と同じである。この様にして、意図されたTv
値、Tv値でマニュアル・モード時の露出制御が行なわれ
る。
[2] メモリーロック動作 次に、メモリーロック動作を第6図を用いて説明する。
CPUはステップ(7)でレリーズ信号の発生を検知して
いない場合にステップ(30)に移る。ステップ(30)に
おいてすでに不図示のメモリーロック釦が押されている
場合には、CPUはステップ(31)に移る。ステップ(3
1)ではメモリーロック信号作成部25からのメモリーロ
ック信号がメモリーロック用メモリー部26に伝達され、
該メモリー部26は、測光演算部3からの開放適正シャッ
タータイム値TvoをKとして記憶する。同時にファイン
ダー表示部14は表示を保持する。
いない場合にステップ(30)に移る。ステップ(30)に
おいてすでに不図示のメモリーロック釦が押されている
場合には、CPUはステップ(31)に移る。ステップ(3
1)ではメモリーロック信号作成部25からのメモリーロ
ック信号がメモリーロック用メモリー部26に伝達され、
該メモリー部26は、測光演算部3からの開放適正シャッ
タータイム値TvoをKとして記憶する。同時にファイン
ダー表示部14は表示を保持する。
ステップ(32)でCPUがレリーズ信号を検知すると、CPU
はステップ(33)に移る。ステップ(33)では、測光演
算部3がレリーズ時の開放再測光値(Bv-Avo)をA/D変
換し、ステップ(34)でTvoを演算する。このレリーズ
時のTvoは測光演算部3からΔTv信号作成部24に送ら
れ、ステップ(35)では、ΔTv信号作成部24が、メモリ
ーロック時に前記メモリー部26で記憶された開放適正シ
ャッタータイムすなわち絞り開放の状態で適正露出とな
るシャッタータイムTvo(=K)と、レリーズ時におけ
る開放適正シャッタータイムTvoとの差をΔTv信号とし
てASA補正値合成部22に出力しこれを保持する。したが
って測光演算部3は、ΔTv信号を含む出力Tv*を発生す
るようになる。そしてこの出力Tv*はPモード信号作成
部7、あるいはAモード信号作成部8等を介してTv.Av
信号作成部10へ伝達される。Tv.Av信号作成部10は測光
演算部3の出力Tv*に応じた演算出力を発するようにな
る。次にステップ(36)では、露出制御開始部32が絞り
4の絞り込み動作を開始し、同時にTv.Av信号作成部10
が出力Tvを保持する。ステップ(37),(38)ではステ
ップ(9)と同様に測光演算部3が絞り込み測光値(Bv
-Av*)を順次演算し、かつその時々の適正シャッタータ
イムすなわち適正露出を得るシャッタータイムTv*(Tv*
=Bv-Av*+Sv+ΔSv+ΔTv)を演算する。
はステップ(33)に移る。ステップ(33)では、測光演
算部3がレリーズ時の開放再測光値(Bv-Avo)をA/D変
換し、ステップ(34)でTvoを演算する。このレリーズ
時のTvoは測光演算部3からΔTv信号作成部24に送ら
れ、ステップ(35)では、ΔTv信号作成部24が、メモリ
ーロック時に前記メモリー部26で記憶された開放適正シ
ャッタータイムすなわち絞り開放の状態で適正露出とな
るシャッタータイムTvo(=K)と、レリーズ時におけ
る開放適正シャッタータイムTvoとの差をΔTv信号とし
てASA補正値合成部22に出力しこれを保持する。したが
って測光演算部3は、ΔTv信号を含む出力Tv*を発生す
るようになる。そしてこの出力Tv*はPモード信号作成
部7、あるいはAモード信号作成部8等を介してTv.Av
信号作成部10へ伝達される。Tv.Av信号作成部10は測光
演算部3の出力Tv*に応じた演算出力を発するようにな
る。次にステップ(36)では、露出制御開始部32が絞り
4の絞り込み動作を開始し、同時にTv.Av信号作成部10
が出力Tvを保持する。ステップ(37),(38)ではステ
ップ(9)と同様に測光演算部3が絞り込み測光値(Bv
-Av*)を順次演算し、かつその時々の適正シャッタータ
イムすなわち適正露出を得るシャッタータイムTv*(Tv*
=Bv-Av*+Sv+ΔSv+ΔTv)を演算する。
絞り制御部13はステップ(39)でステップ(11)と同様
にTv*とTvとを比較し、Tv*=Tvになったことを検出する
と、ステップ(40)で絞り4の絞り込み動作を係止す
る。そして、測光演算部3はステップ(41)でステップ
(13)と同様に再測光を行ない、ステップ(42)で該再
測光時のTv*を再度演算する。その後、CPUはステップ
(15)に移る。
にTv*とTvとを比較し、Tv*=Tvになったことを検出する
と、ステップ(40)で絞り4の絞り込み動作を係止す
る。そして、測光演算部3はステップ(41)でステップ
(13)と同様に再測光を行ない、ステップ(42)で該再
測光時のTv*を再度演算する。その後、CPUはステップ
(15)に移る。
従って、メモリーロック操作をして撮影した場合には、
A,P,Sの各AEモードのメモリーロック操作時におけるシ
ャッタータイムTvにてシャッターあるいは絞りが制御さ
れる。
A,P,Sの各AEモードのメモリーロック操作時におけるシ
ャッタータイムTvにてシャッターあるいは絞りが制御さ
れる。
[3] ブラケッティング情報の設定操作 次に、第7図を参照してブラケッティング情報の設定操
作について説明する。
作について説明する。
ブラケッティング情報設定部110の設定操作部材のう
ち、設定開始用の操作部材を操作すると、ステップ(10
0)で、ブラケッティング情報記憶部120は、すでに記憶
されたメモリーw,x,y,zをリセットする。そしてステッ
プ(101)で、ブラケッティング表示部150は−側ステッ
プセットのスタンバイ表示を行なう。これは例えば第2
図の−記号表示部151を点滅することにより達成され
る。ブラケッティング情報設定部110の設定操作部材を
操作することにより−側ステップ数例えば1/3段をセッ
トすると、ブラケッティング情報設定部110はデータが
入力されたことをステップ(102)で検出する。そして
ステップ(103)で、ブラケッティング情報記憶部120は
ブラケッティング情報設定部110にてセットされた−側
ステップ数をメモリーwとして記憶する。
ち、設定開始用の操作部材を操作すると、ステップ(10
0)で、ブラケッティング情報記憶部120は、すでに記憶
されたメモリーw,x,y,zをリセットする。そしてステッ
プ(101)で、ブラケッティング表示部150は−側ステッ
プセットのスタンバイ表示を行なう。これは例えば第2
図の−記号表示部151を点滅することにより達成され
る。ブラケッティング情報設定部110の設定操作部材を
操作することにより−側ステップ数例えば1/3段をセッ
トすると、ブラケッティング情報設定部110はデータが
入力されたことをステップ(102)で検出する。そして
ステップ(103)で、ブラケッティング情報記憶部120は
ブラケッティング情報設定部110にてセットされた−側
ステップ数をメモリーwとして記憶する。
次にCPUがステップ(104)に移ると、ブラケッティング
表示部150は枚数表示部155のうちの−側枚数表示部分15
5a〜155cを点滅させることにより、−側枚数セットのス
タンバイ表示をする。ブラケッティング情報設定部110
の操作部材を操作することにより−側枚数例えば3枚を
セットすると、ブラケッティング情報設定部110はデー
タが入力されたことをステップ(105)で検出する。そ
してステップ(106)でブラケッティング情報記憶部120
は設定部110にてセットされた−側枚数をメモリーxと
して記憶する。次にブラケッティング表示部150はステ
ップ(107)で−側セッティングが完了したことを設定
した−側枚数に対応する表示素子を点灯状態に保持する
ことにより表示する。
表示部150は枚数表示部155のうちの−側枚数表示部分15
5a〜155cを点滅させることにより、−側枚数セットのス
タンバイ表示をする。ブラケッティング情報設定部110
の操作部材を操作することにより−側枚数例えば3枚を
セットすると、ブラケッティング情報設定部110はデー
タが入力されたことをステップ(105)で検出する。そ
してステップ(106)でブラケッティング情報記憶部120
は設定部110にてセットされた−側枚数をメモリーxと
して記憶する。次にブラケッティング表示部150はステ
ップ(107)で−側セッティングが完了したことを設定
した−側枚数に対応する表示素子を点灯状態に保持する
ことにより表示する。
ステップ(108)で、ブラケッティング表示部150は+側
ステップセットのスタンバイ表示を行なう。これに例え
ば+記号表示部153を点滅させることにより達成され
る。ブラケッティング情報設定部110の設定操作部材を
操作することにより+側ステップ数例えば2/3段をセッ
トすると、ブラケッティング情報設定部110はデータが
入力されたことをステップ(109)で検出する。そし
て、ステップ(110)で、前記情報記憶部120はブラケッ
ティング情報設定部110にてセットされた+側ステップ
数をメモリーyとして記憶する。
ステップセットのスタンバイ表示を行なう。これに例え
ば+記号表示部153を点滅させることにより達成され
る。ブラケッティング情報設定部110の設定操作部材を
操作することにより+側ステップ数例えば2/3段をセッ
トすると、ブラケッティング情報設定部110はデータが
入力されたことをステップ(109)で検出する。そし
て、ステップ(110)で、前記情報記憶部120はブラケッ
ティング情報設定部110にてセットされた+側ステップ
数をメモリーyとして記憶する。
次にステップ(111)に移るとブラケッティング表示部1
50は前記枚数表示部155の+側枚数表示部分155e〜155g
を点滅させることにより、+側枚数セットのスタンバイ
表示をする。ブラケッティング情報設定部110の設定操
作部材を操作することにより+側枚数例えば3枚をセッ
トすると、ブラケッティング情報設定部110はデータが
入力されたことをステップ(112)で検出する。そして
ステップ(113)でブラケッティング情報記憶部120は設
定部110にてセットされた+側枚数をメモリーzとして
記憶する。次にブラケッティング表示部150はステップ
(114)ですべてのセッティングが完了したことを表示
する。この表示は、例えば表示部部分151〜155の全てを
一定時間だけ点滅させることにより行なわれる。
50は前記枚数表示部155の+側枚数表示部分155e〜155g
を点滅させることにより、+側枚数セットのスタンバイ
表示をする。ブラケッティング情報設定部110の設定操
作部材を操作することにより+側枚数例えば3枚をセッ
トすると、ブラケッティング情報設定部110はデータが
入力されたことをステップ(112)で検出する。そして
ステップ(113)でブラケッティング情報記憶部120は設
定部110にてセットされた+側枚数をメモリーzとして
記憶する。次にブラケッティング表示部150はステップ
(114)ですべてのセッティングが完了したことを表示
する。この表示は、例えば表示部部分151〜155の全てを
一定時間だけ点滅させることにより行なわれる。
このようにして、第2図に示すようにブラケッティング
情報がブラケッティング表示部150で表示される。本実
施例においてブラケッティング表示部150は上述した一
定時間の点滅の後、表示を消す。
情報がブラケッティング表示部150で表示される。本実
施例においてブラケッティング表示部150は上述した一
定時間の点滅の後、表示を消す。
[4] ブラケッティング撮影 次に、ブラケッティング情報のセットを完了した後に行
なわれるブラケッティング撮影について第8図を参照し
て説明する。
なわれるブラケッティング撮影について第8図を参照し
て説明する。
ブラケッティング情報を設定した後にブラケッティング
情報設定部110の動作開始用操作部材を操作すると第8
図に示す動作が始まる。そしてステップ(200)でレリ
ーズ制御部230はレリズ信号の発生を禁止する。次にス
テップ(201)で、ブラケッティング・シーケンス制御
部130はブラケッティング情報記憶部120で記憶された各
データメモリーw(−側ステップ数),x(−側枚数),y
(+側ステップ数),z(+側枚数)をW、X、Y、Zと
して読み出す。
情報設定部110の動作開始用操作部材を操作すると第8
図に示す動作が始まる。そしてステップ(200)でレリ
ーズ制御部230はレリズ信号の発生を禁止する。次にス
テップ(201)で、ブラケッティング・シーケンス制御
部130はブラケッティング情報記憶部120で記憶された各
データメモリーw(−側ステップ数),x(−側枚数),y
(+側ステップ数),z(+側枚数)をW、X、Y、Zと
して読み出す。
次にステップ(202)で、セット枚数検査部140がフィル
ム残存コマ数計30のフィルム残存コマ数Fを読み出す。
そしてステップ(203)で、前記シーケンス制御部130
は、−側枚数Xと、+側枚数Zとの和に1を加算した連
写枚数Mを算出し、これをセット枚数検査部140に送
り、ステップ(204)でブラケッティング表示部150は第
2図の如く表示部分を点灯させる。
ム残存コマ数計30のフィルム残存コマ数Fを読み出す。
そしてステップ(203)で、前記シーケンス制御部130
は、−側枚数Xと、+側枚数Zとの和に1を加算した連
写枚数Mを算出し、これをセット枚数検査部140に送
り、ステップ(204)でブラケッティング表示部150は第
2図の如く表示部分を点灯させる。
ステップ(205)で、セット枚数検査部140は、フィルム
残存コマ数Fと連写枚数Mとを比較する。そしてF≧M
でない場合にはCPUはステップ(206)に移り、F≧Mの
場合にはCPUはステップ(208)に移る。
残存コマ数Fと連写枚数Mとを比較する。そしてF≧M
でない場合にはCPUはステップ(206)に移り、F≧Mの
場合にはCPUはステップ(208)に移る。
ステップ(206)では、セット枚数検査部140が、前記シ
ーケンス制御部130へブラケッティング撮影の禁止信号
を出力するとともに、フィルム残存コマ数不足の警告信
号をブラケッティング表示部150に送る。そして該表示
部150はステップ(207)で全表示部分を消灯してフィル
ム残存コマ数不足を警告する。
ーケンス制御部130へブラケッティング撮影の禁止信号
を出力するとともに、フィルム残存コマ数不足の警告信
号をブラケッティング表示部150に送る。そして該表示
部150はステップ(207)で全表示部分を消灯してフィル
ム残存コマ数不足を警告する。
ステップ(208)以降の動作は第2図に示す如く−側ス
テップ数Wを1/3,−側枚数Xを3,+側ステップ数Yを2/
3、+側枚数Zを3とした場合について説明する。
テップ数Wを1/3,−側枚数Xを3,+側ステップ数Yを2/
3、+側枚数Zを3とした場合について説明する。
前記シーケンス制御部130はステップ(208)で、U=X
(=3)とおき、ブラケッティング補正値作成部160
は、ステップ(209)で、ΔEv=U(=3)×W(=−1
/3)の露出補正値ΔEv(=−1)を作成し、前記補正値
作成部160はステップ(210)で、カメラのASA補正値合
成部22にΔEv(=−1)を出力する。補正値作成部160
がΔEvを出力した後に、レリーズ釦を第1ストロークだ
け押し下げると前述したステップ(1)からステップ
(6)あるいは(51)までの動作がなされる。そしてレ
リーズ釦をさらに第2ストロークまで押し下げるとレリ
ーズ制御部230がレリーズ信号の発生禁止を解除する。
したがってスイッチsw2のONによりレリーズ制御部230は
レリーズ信号をC端子に出力する。そしてCPUがステッ
プ(7)あるいは(52)でレリーズ信号の発生を検知す
ると、露出制御開始部32が動作を始め、第6図に示した
ステップ(18)までの動作がなされる。こうして第6図
に示すように各モードにおいて、露出補正値ΔEv(=−
1)が補正項として加えられた適正シャッタータイムTv
あるいは絞り値Avによって露出制御が行なわれ、露出制
御が完了する。この露出制御完了信号はシャッター制御
部17から前記シーケンス制御部130に送られる。レリー
ズ制御部230はステップ(18)の露出制御完了とともに
再びレリーズ動作を禁止する。
(=3)とおき、ブラケッティング補正値作成部160
は、ステップ(209)で、ΔEv=U(=3)×W(=−1
/3)の露出補正値ΔEv(=−1)を作成し、前記補正値
作成部160はステップ(210)で、カメラのASA補正値合
成部22にΔEv(=−1)を出力する。補正値作成部160
がΔEvを出力した後に、レリーズ釦を第1ストロークだ
け押し下げると前述したステップ(1)からステップ
(6)あるいは(51)までの動作がなされる。そしてレ
リーズ釦をさらに第2ストロークまで押し下げるとレリ
ーズ制御部230がレリーズ信号の発生禁止を解除する。
したがってスイッチsw2のONによりレリーズ制御部230は
レリーズ信号をC端子に出力する。そしてCPUがステッ
プ(7)あるいは(52)でレリーズ信号の発生を検知す
ると、露出制御開始部32が動作を始め、第6図に示した
ステップ(18)までの動作がなされる。こうして第6図
に示すように各モードにおいて、露出補正値ΔEv(=−
1)が補正項として加えられた適正シャッタータイムTv
あるいは絞り値Avによって露出制御が行なわれ、露出制
御が完了する。この露出制御完了信号はシャッター制御
部17から前記シーケンス制御部130に送られる。レリー
ズ制御部230はステップ(18)の露出制御完了とともに
再びレリーズ動作を禁止する。
ここまでで、ΔEv=−1の露出補正が加えられた1枚目
の撮影が終了する。
の撮影が終了する。
次に第6図のステップ(19)から(22)までの動作がな
されると、CPUは第8図のステップ(214)へ進む。シー
ケンス制御部130はステップ(214)でU=0か否かの判
定をする。この場合U=3であるのでシーケンス制御部
130はステップ(215)に移る。シーケンス制御部130は
ステップ(215)でU=U(=3)−1=2とおく。そ
の後UPUは再びステップ(209)に戻る。この時、レリー
ズ釦の押圧が保持されていれば、ステップ(209),(2
10)の終了とともに、再び第6図のステップ(1)か
ら、ステップ(6)あるいは(51)までの動作がなされ
る。そしてCPUはステップ(6)あるいは(51)から即
座に次のステップへ移行する。すなわちレリーズ制御部
230がレリーズ信号の発生禁止を解除するとともに、レ
リーズ信号をC端子に出力する。そして前述と同様の動
作がなされる。こうしてΔEv=−2/3の露出補正が加え
られた2枚目の撮影が行なわれる。
されると、CPUは第8図のステップ(214)へ進む。シー
ケンス制御部130はステップ(214)でU=0か否かの判
定をする。この場合U=3であるのでシーケンス制御部
130はステップ(215)に移る。シーケンス制御部130は
ステップ(215)でU=U(=3)−1=2とおく。そ
の後UPUは再びステップ(209)に戻る。この時、レリー
ズ釦の押圧が保持されていれば、ステップ(209),(2
10)の終了とともに、再び第6図のステップ(1)か
ら、ステップ(6)あるいは(51)までの動作がなされ
る。そしてCPUはステップ(6)あるいは(51)から即
座に次のステップへ移行する。すなわちレリーズ制御部
230がレリーズ信号の発生禁止を解除するとともに、レ
リーズ信号をC端子に出力する。そして前述と同様の動
作がなされる。こうしてΔEv=−2/3の露出補正が加え
られた2枚目の撮影が行なわれる。
その後、ステップ(214),(215)を経てステップ(20
9)においてU=1になった場合には、ΔEv=−1/3の露
出補正が加えられた3枚目の撮影が行なわれる。ステッ
プ(209)においてU=0になった場合にはΔEv=0の
撮影、すなわち所定の露出値での撮影が行なわれる。こ
の所定の露出値はAEモードが選択されている場合には適
正露出を得る露出値である。この撮影終了後、ステップ
(214)ではU=0であるのでシーケンス制御部130はス
テップ(216)に移り、ステップ(216)でZ=0か否か
の判定をする。もしZ=0である場合には、CPUはステ
ップ(217)に移り、ステップ(217)でブラケッティン
グ表示部150がブラケッティング撮影の完了を表示す
る。そしてCPUはステップ(207)に移る。
9)においてU=1になった場合には、ΔEv=−1/3の露
出補正が加えられた3枚目の撮影が行なわれる。ステッ
プ(209)においてU=0になった場合にはΔEv=0の
撮影、すなわち所定の露出値での撮影が行なわれる。こ
の所定の露出値はAEモードが選択されている場合には適
正露出を得る露出値である。この撮影終了後、ステップ
(214)ではU=0であるのでシーケンス制御部130はス
テップ(216)に移り、ステップ(216)でZ=0か否か
の判定をする。もしZ=0である場合には、CPUはステ
ップ(217)に移り、ステップ(217)でブラケッティン
グ表示部150がブラケッティング撮影の完了を表示す
る。そしてCPUはステップ(207)に移る。
本例ではZ=3であるのでCPUはステップ(216)からス
テップ(218)に移る。前記シーケンス制御部130はステ
ップ(218)で、U−1とおき、前記補正値作成部160は
ステップ(219)で、ΔEv=U(=1)×Y(=+2/3)
の露出補正値ΔEv(=+2/3)を作成する。該補正値作
成部160はステップ(220)で、ΔEv(=+2/3)をASA補
正値合成部22に出力する。そして、ステップ(1)〜
(22)において前述と同様にΔEv=+2/3の露出補正が
加えられた5枚目の撮影(+側の1枚目の撮影)が行な
われる。
テップ(218)に移る。前記シーケンス制御部130はステ
ップ(218)で、U−1とおき、前記補正値作成部160は
ステップ(219)で、ΔEv=U(=1)×Y(=+2/3)
の露出補正値ΔEv(=+2/3)を作成する。該補正値作
成部160はステップ(220)で、ΔEv(=+2/3)をASA補
正値合成部22に出力する。そして、ステップ(1)〜
(22)において前述と同様にΔEv=+2/3の露出補正が
加えられた5枚目の撮影(+側の1枚目の撮影)が行な
われる。
シーケンス制御部130はステップ(224)で、U=Z(=
3)であるか否かの判定をする。この場合U=1である
のでステップ(225)に移る。ステップ(225)でU=U
(=1)+1とおき、CPUは再びステップ(219)に戻
る。
3)であるか否かの判定をする。この場合U=1である
のでステップ(225)に移る。ステップ(225)でU=U
(=1)+1とおき、CPUは再びステップ(219)に戻
る。
そして、ステップ(219)においてU=2になった場合
には、ΔEv=+1 1/3=の=露出補正が加えられた6枚
目の撮影が行なわれ、ステップ(219)においてU=3
になった場合には、ΔEv=+2の露出補正が加えられた
7枚目(最後)の撮影が行なわれる。
には、ΔEv=+1 1/3=の=露出補正が加えられた6枚
目の撮影が行なわれ、ステップ(219)においてU=3
になった場合には、ΔEv=+2の露出補正が加えられた
7枚目(最後)の撮影が行なわれる。
この7枚目の撮影終了後、ステップ(224)ではU=Z
であるので、CPUはステップ(217)に移り、ブラケッテ
ィング表示部150は全てのブラケッティング撮影の終了
を表示する。
であるので、CPUはステップ(217)に移り、ブラケッテ
ィング表示部150は全てのブラケッティング撮影の終了
を表示する。
このようにして、第8図に示すフローチャートにおいて
は、ブラケッティング撮影は、−側の露出補正量が最大
の撮影から+側の露出補正量が最大の撮影に向って順に
行なわれる。
は、ブラケッティング撮影は、−側の露出補正量が最大
の撮影から+側の露出補正量が最大の撮影に向って順に
行なわれる。
なお、ブラケッティング撮影の順序は、第8図に示すも
のに限られない。例えば、第8図の場合と逆に、+側の
最大露出補正量の撮影から一側の最大露出補正量の撮影
を向って順にブラケッティング撮影を行なってもよい。
あるいは中央値(所定の露出値)を1枚目に撮影し、そ
の後+側、−側交互にブラケッティング撮影を行なって
もよい。
のに限られない。例えば、第8図の場合と逆に、+側の
最大露出補正量の撮影から一側の最大露出補正量の撮影
を向って順にブラケッティング撮影を行なってもよい。
あるいは中央値(所定の露出値)を1枚目に撮影し、そ
の後+側、−側交互にブラケッティング撮影を行なって
もよい。
次に、各モードにおけるブラケッティング撮影を第9図
(a),(b),(c)および第10図を参照して説明す
る。
(a),(b),(c)および第10図を参照して説明す
る。
(4−1) Aモードのブラケッティング撮影 第9図(a)を参照してAモードでのブラケッティング
撮影について説明する。
撮影について説明する。
第9図(a)はAモードでのブラケッティング撮影状態
を示しており、図において、ブラケッティング撮影が行
なわれる前のEv値(適正露出を得る所定の露出値)はEv
cで、ブラケッティング撮影により1/2段ずつの露出補正
が施された場合のEv値は(Evc−1),(Evc−1/2),Ev
c,(Evc+1/2),(Evc+1)で表わされている。
を示しており、図において、ブラケッティング撮影が行
なわれる前のEv値(適正露出を得る所定の露出値)はEv
cで、ブラケッティング撮影により1/2段ずつの露出補正
が施された場合のEv値は(Evc−1),(Evc−1/2),Ev
c,(Evc+1/2),(Evc+1)で表わされている。
第9図(a)に示すように、プリセット絞り値AvAに対
して適正露出を得るTv値、すなわち露出補正量ΔEvが零
の時の基準となるTv値をTvcとおくと、このTvcは以下の
如くである。
して適正露出を得るTv値、すなわち露出補正量ΔEvが零
の時の基準となるTv値をTvcとおくと、このTvcは以下の
如くである。
Tvc=Bv+Sv+ΔSv-AvA=Evc-AvA ……(29) ここでEvcにΔEvの露出補正が加わると、(29)式は(S
v+ΔSv)が(Sv+ΔSv+ΔE)となるため結果として
(29)式のEvcは(Evc+ΔEv)に置き換わり、以下の如
くなる。
v+ΔSv)が(Sv+ΔSv+ΔE)となるため結果として
(29)式のEvcは(Evc+ΔEv)に置き換わり、以下の如
くなる。
T′vc=Bv+(Sv+ΔSv+ΔEv)‐AvA=Evc+ΔEv-AvA
=Tvc+ΔEv ……(30) 又、ΔEvの露出補正が加わった時のTv*は次式で表わさ
れる。
=Tvc+ΔEv ……(30) 又、ΔEvの露出補正が加わった時のTv*は次式で表わさ
れる。
Tv*=Bv+(Sv+ΔSv+ΔEv)‐Av*=Evc+ΔEv-Av* …
…(31) 従って(30)式と(31)式が等しくなった時に、絞りが
係止されるから(29)式、(30)式、(31)式より、こ
の時の絞りは以下の如くである。
…(31) 従って(30)式と(31)式が等しくなった時に、絞りが
係止されるから(29)式、(30)式、(31)式より、こ
の時の絞りは以下の如くである。
Av*=Evc+ΔEv-T′vc=Evc+ΔEv-(Tvc+ΔEv)=Evc
+ΔEv−(Evc-AvA+ΔEv)=AvA ……(32) すなわち、(32)式から明らかな様に、絞りはプリセッ
ト絞り値AvAで制御され、この時のシャッタータイムは
(30)式で示されるごとく(Tvc+ΔEv)で制御され
る。なお、第6図におけるフローチャートの説明は、既
述の通常撮影時と同様なので割愛する。後述のP、Sモ
ードも同様である。ここでΔEvを−1,−1/2,0,+1/2,+
1と変化させた時にTv値は(Tvc−1),(Tvc-1/2),T
vc,(Tvc+1/2),(Tvc+1)と変化し、第9図(a)
で示されるAモードでのブラケッティング撮影が行なわ
れる。なお、絞り環により設定されるプリセット絞り値
で機械的に絞りの係止が行なわれるレンズは格別に絞り
制御を電気的に行わなくても(29)式が成立するもので
あり、シャッターは(Tvc+ΔEv)で制御され、前述し
た結果となる。
+ΔEv−(Evc-AvA+ΔEv)=AvA ……(32) すなわち、(32)式から明らかな様に、絞りはプリセッ
ト絞り値AvAで制御され、この時のシャッタータイムは
(30)式で示されるごとく(Tvc+ΔEv)で制御され
る。なお、第6図におけるフローチャートの説明は、既
述の通常撮影時と同様なので割愛する。後述のP、Sモ
ードも同様である。ここでΔEvを−1,−1/2,0,+1/2,+
1と変化させた時にTv値は(Tvc−1),(Tvc-1/2),T
vc,(Tvc+1/2),(Tvc+1)と変化し、第9図(a)
で示されるAモードでのブラケッティング撮影が行なわ
れる。なお、絞り環により設定されるプリセット絞り値
で機械的に絞りの係止が行なわれるレンズは格別に絞り
制御を電気的に行わなくても(29)式が成立するもので
あり、シャッターは(Tvc+ΔEv)で制御され、前述し
た結果となる。
(4−2) Sモードでのブラケッティング撮影 第9図(b)はSモードでのブラケッティング撮影状態
を示しており、プリセットされたシャッタータイムTvs
に対して適正露出を得るAv値、すなわちブラケッティン
グ撮影による露出補正量ΔEvが零の時の基準となるAv値
をAvcとおくと、Tvsは以下の如くなる。
を示しており、プリセットされたシャッタータイムTvs
に対して適正露出を得るAv値、すなわちブラケッティン
グ撮影による露出補正量ΔEvが零の時の基準となるAv値
をAvcとおくと、Tvsは以下の如くなる。
Tvs=Bv+Sv+ΔSv-Avc=Evc-Avc ……(33) 又、ブラケッティング撮影によりΔEvの露出補正が加わ
った時のシャッター信号Av*は(31)式で示されるか
ら、絞りが係止される時は(31)式と(33)式より以下
の如くなる。
った時のシャッター信号Av*は(31)式で示されるか
ら、絞りが係止される時は(31)式と(33)式より以下
の如くなる。
Tv*=Evc+ΔEv-Av*=Tvs=Evc-Avc ……(34) 従って制御される絞り値Av*は以下の如くなる。
Av*=Avc+ΔEv ……(35) (35)式から明らかな様に、ブラケッティング撮影によ
りΔEvを−1,−1/2、0,+1/2,+1と変化させた時に
は、絞り値は、(Avc−1),(Avc-1/2),Avc,(Avc+
1/2),(Avc+1)となる。これが第9図(b)であ
る。但し図で示されている様に絞りの開放状態をAvo.絞
りの最大絞り込み状態をAvmaxで表わす時、ブラケッテ
ィング撮影により絞り制御範囲がAvoとAvmaxとの間にあ
れば前述のごとくTv値は設定値Tvsの一定値を保ち、Av
値のみが変化するが、Av値が理論上、Avoより開放側、
あるいはAvmaxより更に絞り込む領域にまで進入する場
合には、Av値はAvoあるいはAvmaxになり、Tv値がTvsか
らそれぞれ長秒時側あるいは単秒時側に変化してブラケ
ッティング撮影を続行する。従って露出におけるAv値と
Tv値の組合せ点は図示した▲▼,▲▼,▲
▼の三本の直線上を移動することになる。
りΔEvを−1,−1/2、0,+1/2,+1と変化させた時に
は、絞り値は、(Avc−1),(Avc-1/2),Avc,(Avc+
1/2),(Avc+1)となる。これが第9図(b)であ
る。但し図で示されている様に絞りの開放状態をAvo.絞
りの最大絞り込み状態をAvmaxで表わす時、ブラケッテ
ィング撮影により絞り制御範囲がAvoとAvmaxとの間にあ
れば前述のごとくTv値は設定値Tvsの一定値を保ち、Av
値のみが変化するが、Av値が理論上、Avoより開放側、
あるいはAvmaxより更に絞り込む領域にまで進入する場
合には、Av値はAvoあるいはAvmaxになり、Tv値がTvsか
らそれぞれ長秒時側あるいは単秒時側に変化してブラケ
ッティング撮影を続行する。従って露出におけるAv値と
Tv値の組合せ点は図示した▲▼,▲▼,▲
▼の三本の直線上を移動することになる。
次に、このようなSモードの動作原理を第1図を参照し
て説明する。
て説明する。
開放状態でのシャッタ信号Tv*(=Tvo)が絞り制御部に
入力されているシャッター信号Tvsよりも低速側の時、
従って絞りが開放状態より更に開かなければ設定された
シャッタータイムTvsでの適正露光量(補正が施された
場合も含む)が得られない時は、レリーズ前から既に次
式が成り立っている。
入力されているシャッター信号Tvsよりも低速側の時、
従って絞りが開放状態より更に開かなければ設定された
シャッタータイムTvsでの適正露光量(補正が施された
場合も含む)が得られない時は、レリーズ前から既に次
式が成り立っている。
Tvs>Tv*=Tvo ……(36) 従って絞り制御部13は、レリーズとともに作動し、絞り
を開放状態で係止する。その後このTv信号Tvoをシャッ
ター制御用メモリー部16で記憶し、シャッター制御部17
によりシャッター制御を行なう。したがって結果的に絞
り制御のみで露光量が補いきれない時はシャッタータイ
ムが変化し、その不足分を補うことになる。このためTv
値、Av値の組合せ点は点線▲▼上を移動する。
を開放状態で係止する。その後このTv信号Tvoをシャッ
ター制御用メモリー部16で記憶し、シャッター制御部17
によりシャッター制御を行なう。したがって結果的に絞
り制御のみで露光量が補いきれない時はシャッタータイ
ムが変化し、その不足分を補うことになる。このためTv
値、Av値の組合せ点は点線▲▼上を移動する。
又、最大絞り込み時AvmaxでのTv*(=Tvmin)がTvsより
まだ大きく、更に絞り込みを必要とする場合は、常に Tvs<Tv*=Tvmin ……(37) となる。
まだ大きく、更に絞り込みを必要とする場合は、常に Tvs<Tv*=Tvmin ……(37) となる。
従って、絞りは機械的に係止される最大絞り込み位置Av
maxまで動いても絞り制御部13は絞り係止動作を行なわ
ない。そしてシャッター制御用メモリー部16は絞り値Av
maxでのシャッター値Tvminを記憶し、シャッター制御部
17がこの値でシャッター制御を行なう。従って絞り制御
のみで露光量を制御しきれない分は結果的にシャッター
タイムが変化してその不足分を補うことになる。このた
めTv値、Av値の組合わせは直線▲▼上を移動する。
maxまで動いても絞り制御部13は絞り係止動作を行なわ
ない。そしてシャッター制御用メモリー部16は絞り値Av
maxでのシャッター値Tvminを記憶し、シャッター制御部
17がこの値でシャッター制御を行なう。従って絞り制御
のみで露光量を制御しきれない分は結果的にシャッター
タイムが変化してその不足分を補うことになる。このた
めTv値、Av値の組合わせは直線▲▼上を移動する。
こうして第9図(b)に示した▲▼,▲▼,▲
▼の直線上のAv値、Tv値の組合せにてSモードでの
ブラケッティング撮影が行なわれる。
▼の直線上のAv値、Tv値の組合せにてSモードでの
ブラケッティング撮影が行なわれる。
(4−3) Pモードでのブラケッティング撮影 第9図(c)はPモードでのブラケッティング撮影状態
を示している。
を示している。
前述のようにPモード信号Tvpは、以下の如くである。
Tvp=αEv+β=α(Bv+Sv+ΔSv)+β ここでブラケッティングによる露出補正量ΔEvが零の場
合のEv値をEvc、この時のTvpをTvcとおく。今、Ev値に
ΔEvの露出補正が施され、TvpがT′vpに変ったとする
と、T′vpは以下の如くである。
合のEv値をEvc、この時のTvpをTvcとおく。今、Ev値に
ΔEvの露出補正が施され、TvpがT′vpに変ったとする
と、T′vpは以下の如くである。
T′vp=α(Evc+ΔEv)β=Tvc+αΔEv ……(38) 又、この時のAv値がAvcから(Avc+ΔAv)と変化したと
すると、Tv値の変化量とAv値の変化量の和は、露出補正
値ΔEvと等しくなることから、露出補正によるAv値の変
化量ΔAvは、次の式で表わされることになる。
すると、Tv値の変化量とAv値の変化量の和は、露出補正
値ΔEvと等しくなることから、露出補正によるAv値の変
化量ΔAvは、次の式で表わされることになる。
ΔAv=(1−α)ΔEv ……(39) 従ってEv値が補正を受けたEvcから(Evc+ΔEv)になる
時にTv値、Av値は各々Tvcから(Tvc+αΔEv)Avcから
{Avc+(1−α)ΔEv}となる。ここで、ΔEvを−1,
−1/2,0,+1/2,+1と変化させた時のEv値,Tv値,Av値の
関係が第9図(c)で示されている。なお、Pモードで
は、Sモード説明時に詳述した第9図(b)での直線▲
▼及び▲▼に相当する部分として第9図(c)
上に直線▲▼及び▲▼が存在する。
時にTv値、Av値は各々Tvcから(Tvc+αΔEv)Avcから
{Avc+(1−α)ΔEv}となる。ここで、ΔEvを−1,
−1/2,0,+1/2,+1と変化させた時のEv値,Tv値,Av値の
関係が第9図(c)で示されている。なお、Pモードで
は、Sモード説明時に詳述した第9図(b)での直線▲
▼及び▲▼に相当する部分として第9図(c)
上に直線▲▼及び▲▼が存在する。
(4−4) Mモードでのブラケッティング撮影 (4−4−1) まず、第10図を参照して、プリセット
された絞り値AvMおよびシャッタータイムTvMの両方に対
して補正を施すMモードでのブラケッティング撮影につ
いて説明する。
された絞り値AvMおよびシャッタータイムTvMの両方に対
して補正を施すMモードでのブラケッティング撮影につ
いて説明する。
なお、プリセットされたAv値に補正を施す手段は、既述
のごとく、カメラボディ側の絞り制御回路が絞りを所定
の値に制御する様なカメラシステムに適するので、この
様なカメラシステムを使用することを前提にMモードで
のブラケッティング撮影の説明を行なう。
のごとく、カメラボディ側の絞り制御回路が絞りを所定
の値に制御する様なカメラシステムに適するので、この
様なカメラシステムを使用することを前提にMモードで
のブラケッティング撮影の説明を行なう。
ブラケッティング撮影において、ΔEvの露出補正を施す
為に、Tv.Av信号作成部10はプリセットされたシャッタ
ー値TvM,絞り値AvMに、それぞれγΔEv,(1−γ)ΔEv
の露出補正を施す。するとTv値とAv値の各補正量の合計
でΔEvの補正が得られる。以下これを説明する。
為に、Tv.Av信号作成部10はプリセットされたシャッタ
ー値TvM,絞り値AvMに、それぞれγΔEv,(1−γ)ΔEv
の露出補正を施す。するとTv値とAv値の各補正量の合計
でΔEvの補正が得られる。以下これを説明する。
ASA補正値合成部22にはΔTv信号作成部24から(26)式
で示されるΔTv信号が入力され、またブラケッティング
制御部100からブラケット信号ΔEvが入力される。この
為、ASA信号作成部6から測光演算部3へのASA信号は、
レリーズ操作とともに(Sv+ΔSv)から(Sv+ΔSv+Δ
Tv+ΔEv)に変化する。この信号をS′vとおくと(2
6)式より S′v=Sv+ΔSv+ΔTv+ΔEv=Sv+ΔSv+TvM-(Bv+
Sv+ΔSv-AvM)+ΔEv=TvM+AvM-Bv+ΔEv ……(40) 又、ブラケッティング制御部100からTv,Av信号作成部10
へシャッター補正信号としてγΔEvが送られる。Tv,Av
信号作成部10はシャッタダイヤルによってプリセットし
た値TvMと、シャッター補正信号γΔEvを合成しTv信号
として(TvM+γΔEv)を絞り制御部13へ送る。
で示されるΔTv信号が入力され、またブラケッティング
制御部100からブラケット信号ΔEvが入力される。この
為、ASA信号作成部6から測光演算部3へのASA信号は、
レリーズ操作とともに(Sv+ΔSv)から(Sv+ΔSv+Δ
Tv+ΔEv)に変化する。この信号をS′vとおくと(2
6)式より S′v=Sv+ΔSv+ΔTv+ΔEv=Sv+ΔSv+TvM-(Bv+
Sv+ΔSv-AvM)+ΔEv=TvM+AvM-Bv+ΔEv ……(40) 又、ブラケッティング制御部100からTv,Av信号作成部10
へシャッター補正信号としてγΔEvが送られる。Tv,Av
信号作成部10はシャッタダイヤルによってプリセットし
た値TvMと、シャッター補正信号γΔEvを合成しTv信号
として(TvM+γΔEv)を絞り制御部13へ送る。
測光演算部3の出力信号Tv*は、レリーズ操作後は、(4
0)式で表わされるASA信号S′vを取り込み、次式の信
号となる。
0)式で表わされるASA信号S′vを取り込み、次式の信
号となる。
Tv*=Bv+S′v-Av*=Bv+(TvM-Bv+AvM+ΔEv)‐Av*
=TvM+AvM+ΔEv-Av* ……(41) Tv,Av信号作成部10はレリーズ操作により、すなわちス
テップ(52)にてTv信号を保持する。したがって絞り制
御部13は(41)式のシャッター信号Tv*とTv,Av信号作成
部10からのシャッター信号(TvM+γΔEv)とが等しく
なった時、絞りを係止する。その結果絞り係止が行なわ
れた時の測光演算部3の出力Tv*は(41)式より以下の
如くなる。
=TvM+AvM+ΔEv-Av* ……(41) Tv,Av信号作成部10はレリーズ操作により、すなわちス
テップ(52)にてTv信号を保持する。したがって絞り制
御部13は(41)式のシャッター信号Tv*とTv,Av信号作成
部10からのシャッター信号(TvM+γΔEv)とが等しく
なった時、絞りを係止する。その結果絞り係止が行なわ
れた時の測光演算部3の出力Tv*は(41)式より以下の
如くなる。
Tv*=TvM+(AvM+ΔEv-Av*)=TvM+γΔEv……(42) 従って、絞り込み終了時のAv*の値は、以下の如くな
る。
る。
Av*=(TvM+AvM+ΔEv)‐(TvM+γΔEv)=AvM+
(1−γ)ΔEv ……(43) この(42)式、(43)式から次の結果を得る。すなわ
ち、絞りが(43)式の如く{AvM+(1−γ)ΔEv}に
制御されると、その後シャッター制御用メモリー部16
は、この時のTv*すなわち(42)式で表わされるTv値(T
vM+γΔEv)を記憶し、シャッター制御部17はこのTv値
に基づきシャッター制御を行なう。
(1−γ)ΔEv ……(43) この(42)式、(43)式から次の結果を得る。すなわ
ち、絞りが(43)式の如く{AvM+(1−γ)ΔEv}に
制御されると、その後シャッター制御用メモリー部16
は、この時のTv*すなわち(42)式で表わされるTv値(T
vM+γΔEv)を記憶し、シャッター制御部17はこのTv値
に基づきシャッター制御を行なう。
この様にして、Tv値にγΔEv、Av値に(1−γ)ΔEvの
露光補正がそれぞれ施され、その結果、露光量としてΔ
Evの補正が施された露出制御が可能となる。
露光補正がそれぞれ施され、その結果、露光量としてΔ
Evの補正が施された露出制御が可能となる。
第10図は、プリセットされたシャッタータイムTvMに対
してγΔEvの露出補正を、プリセットされた絞り値AvM
に対して(1−γ)ΔEvの露出補正をそれぞれ施しなが
ら、Mモードでのブラケッティング撮影が行なわれる状
態を示している。
してγΔEvの露出補正を、プリセットされた絞り値AvM
に対して(1−γ)ΔEvの露出補正をそれぞれ施しなが
ら、Mモードでのブラケッティング撮影が行なわれる状
態を示している。
(4−4−2) 次に、第11図を参照して、Mモードでのブラケッティン
グ撮影を、プリセットされた絞り値AvMのみを補正する
ことにより行なう本発明の第2実施例について説明す
る。
グ撮影を、プリセットされた絞り値AvMのみを補正する
ことにより行なう本発明の第2実施例について説明す
る。
すなわち、第11図に示すブラケッティング撮影は、(4
2)式、(43)式においてγ=0としたものであり、こ
の場合において(42)式、(43)式はそれぞれ Tv*=TvM ……(44) Av*=AvM+ΔEv ……(45) なお、第11図で示した様に、プリセットされた絞り値Av
Mに露出補正を加えるための絞り制御動作を必要とする
Mモードでのブラケッティング撮影は、第10図の場合と
同様に、カメラボディ側の絞り制御回路が絞りを所定の
値に制御する様なカメラシステムに適する。
2)式、(43)式においてγ=0としたものであり、こ
の場合において(42)式、(43)式はそれぞれ Tv*=TvM ……(44) Av*=AvM+ΔEv ……(45) なお、第11図で示した様に、プリセットされた絞り値Av
Mに露出補正を加えるための絞り制御動作を必要とする
Mモードでのブラケッティング撮影は、第10図の場合と
同様に、カメラボディ側の絞り制御回路が絞りを所定の
値に制御する様なカメラシステムに適する。
(4−4−3) 次に、第12図を参照して、Mモードでのブラケッティン
グ撮影をプリセットされたシャッタータイムTvMのみを
補正することにより行なう本発明の第3実施例について
説明する。
グ撮影をプリセットされたシャッタータイムTvMのみを
補正することにより行なう本発明の第3実施例について
説明する。
第12図に示すブラケッティング撮影は、(42)式、(4
3)式においてγ=1としたものであり、この場合にお
いて(42)式、(43)式はそれぞれ以下の如くである。
3)式においてγ=1としたものであり、この場合にお
いて(42)式、(43)式はそれぞれ以下の如くである。
Tv*=TvM+ΔEv ……(46) Av*=AvM ……(47) このようなブラケッティング撮影は、絞り環のプリセッ
ト位置でレンズの絞りが機械的に係止されるレンズ系を
持つカメラ・システムに適するものであり、Av値の補正
を行なうための絞り制御を行なわず、Tv値のみで露出を
補正するものである。
ト位置でレンズの絞りが機械的に係止されるレンズ系を
持つカメラ・システムに適するものであり、Av値の補正
を行なうための絞り制御を行なわず、Tv値のみで露出を
補正するものである。
このブラケッティング撮影を行なう場合には、(26)式
で表わされるΔTv信号が、ブラケッティング制御部100
からのブラケット信号ΔEvとともにASA補正値合成部22
を介してASA信号作成部6に入力される。そしてこのASA
信号作成部6で(40)式により表わされるASA信号Sv′
が作成される。レリーズとともに、この信号Sv′が測光
演算部3に入力される過程は、Mモードでの前記他のブ
ラケッティング撮影の場合と同様である。
で表わされるΔTv信号が、ブラケッティング制御部100
からのブラケット信号ΔEvとともにASA補正値合成部22
を介してASA信号作成部6に入力される。そしてこのASA
信号作成部6で(40)式により表わされるASA信号Sv′
が作成される。レリーズとともに、この信号Sv′が測光
演算部3に入力される過程は、Mモードでの前記他のブ
ラケッティング撮影の場合と同様である。
また、このブラケッティング撮影では、前記絞り制御が
行なわれないので、絞り制御部13は動作を停止してお
り、ブラケッティング制御部100からTv,Av信号作成部10
へ伝達されるシャッター補正信号γΔEvも不要である。
このためレリーズ後、絞りは絞り環等により設定したプ
リセット値AvMで機械的に係止される。従ってこの時のT
v値Tv*は次式となる。
行なわれないので、絞り制御部13は動作を停止してお
り、ブラケッティング制御部100からTv,Av信号作成部10
へ伝達されるシャッター補正信号γΔEvも不要である。
このためレリーズ後、絞りは絞り環等により設定したプ
リセット値AvMで機械的に係止される。従ってこの時のT
v値Tv*は次式となる。
Tv*=Bv+S′v-AvM=Bv+(TvM-Bv+AvM+ΔEv)‐AvM
=TvM+ΔEv ……(48) 従ってシャッター制御用メモリー部16は(48)式で表わ
されるTv値を記憶し、シャッター制御部17はこの記憶値
に基づきシャッター制御を行なう。こうしてTv値のみの
補正によるブラケッティング撮影が行なわれる。
=TvM+ΔEv ……(48) 従ってシャッター制御用メモリー部16は(48)式で表わ
されるTv値を記憶し、シャッター制御部17はこの記憶値
に基づきシャッター制御を行なう。こうしてTv値のみの
補正によるブラケッティング撮影が行なわれる。
さて、これまで説明してきたMモードでのブラケッティ
ング撮影は、すべて絞り係止後、再測光によるTv値に基
づきシャッター制御を行なっていたが、Tv値のみに補正
を施すブラケッティングに限れば、次の方式が簡便であ
る。
ング撮影は、すべて絞り係止後、再測光によるTv値に基
づきシャッター制御を行なっていたが、Tv値のみに補正
を施すブラケッティングに限れば、次の方式が簡便であ
る。
ブラケッティング制御部100からブラケット信号ΔEvが
直接マニュアルタイム作成部18に入力される。マニュア
ルタイム作成部18にはTv,Av信号作成部10を介してシャ
ッターダイヤル12からのTv信号TvMが入力されており、
マニュアルタイム作成部18はこのTvMと、ブラケット信
号ΔEvをマニュアルタイム作成部18で合成し、(TvM+
ΔEv)をシャッター制御部17に送る。シャッター制御部
17はこの値に基づきマニュアルシャッター制御を行な
う。
直接マニュアルタイム作成部18に入力される。マニュア
ルタイム作成部18にはTv,Av信号作成部10を介してシャ
ッターダイヤル12からのTv信号TvMが入力されており、
マニュアルタイム作成部18はこのTvMと、ブラケット信
号ΔEvをマニュアルタイム作成部18で合成し、(TvM+
ΔEv)をシャッター制御部17に送る。シャッター制御部
17はこの値に基づきマニュアルシャッター制御を行な
う。
この様にして、Tv値の補正によるブラケッティング撮影
が行なわれる。なお、この方式の場合はブラケッティン
グ制御部100からASA補正値合成部22へのブラケット信号
ΔEv、又Tv,Av信号作成部10へのシャッター補正信号は
不要であり、ΔTv信号作成部24の動作も不要となる。
が行なわれる。なお、この方式の場合はブラケッティン
グ制御部100からASA補正値合成部22へのブラケット信号
ΔEv、又Tv,Av信号作成部10へのシャッター補正信号は
不要であり、ΔTv信号作成部24の動作も不要となる。
以上のように被写体輝度が時間の経過とともに変化しな
いならば、カメラで設定された所定の露出値、及び該露
出値に補正値ΔEvを加えた補正露出値で各モードのブラ
ケッティング撮影がなされる。
いならば、カメラで設定された所定の露出値、及び該露
出値に補正値ΔEvを加えた補正露出値で各モードのブラ
ケッティング撮影がなされる。
[5] モータードライブ装置のオートストップ動作 (5−1) 次に、モータードライブ装置200により連
続してブラケッティング撮影を行う際に、レリーズ釦を
押し続けていてもブラケッティング制御部100で設定さ
れた連写枚数の撮影が完了するとモータードライブ装置
200を自動的に停止させることができるオートストップ
動作について、第3図〜第5図を参照して説明する。
続してブラケッティング撮影を行う際に、レリーズ釦を
押し続けていてもブラケッティング制御部100で設定さ
れた連写枚数の撮影が完了するとモータードライブ装置
200を自動的に停止させることができるオートストップ
動作について、第3図〜第5図を参照して説明する。
まず、SC切換スイッチSW3をオンにすると、モータード
ライブ装置200が連続撮影モードにセットされブラケッ
ティング制御部100の前記情報設定部110の操作部材を操
作するとブラケッティング撮影の連写枚数がセットされ
る。そしてこの後にレリーズ釦を押すと、レリーズ釦の
第2ストロークでレリーズスイッチSW2がオンし、レリ
ーズスイッチSW2からワンショットマルチ221に出力され
る信号Sig.aがt1時点でHからLに変化する。したがっ
てワンショットマルチ221からフリップフロップ226のセ
ット入力端子にHレベルのセット信号Sig.bが出力され
る。一方、レリーズスイッチSW2をオンした際には、ワ
ンショットマルチ223から出力される信号Sig.cはLのま
まである。またブラケッティングシーケンス制御部130
から端子Eに出力されるモータードライブ制御信号Sig.
dは、ブラケッティング情報設定部110の設定完了によ
り、詳しくはブラケッティング情報設定部110の操作部
材のうち設定完了を指示する操作部材が操作されること
により、Hレベルとなり、設定枚数だけブラケッティン
グ撮影が終了するt2時点までこの状態のままであるか
ら、レリーズスイッチSW2がONした際には、ワンショッ
トマルチ24からの出力信号Sig.eもLのままである。し
たがってORゲート225からフリップフロップ226のリセッ
ト入力端子に送られるリセット信号Sig.fはLレベルに
なっている。
ライブ装置200が連続撮影モードにセットされブラケッ
ティング制御部100の前記情報設定部110の操作部材を操
作するとブラケッティング撮影の連写枚数がセットされ
る。そしてこの後にレリーズ釦を押すと、レリーズ釦の
第2ストロークでレリーズスイッチSW2がオンし、レリ
ーズスイッチSW2からワンショットマルチ221に出力され
る信号Sig.aがt1時点でHからLに変化する。したがっ
てワンショットマルチ221からフリップフロップ226のセ
ット入力端子にHレベルのセット信号Sig.bが出力され
る。一方、レリーズスイッチSW2をオンした際には、ワ
ンショットマルチ223から出力される信号Sig.cはLのま
まである。またブラケッティングシーケンス制御部130
から端子Eに出力されるモータードライブ制御信号Sig.
dは、ブラケッティング情報設定部110の設定完了によ
り、詳しくはブラケッティング情報設定部110の操作部
材のうち設定完了を指示する操作部材が操作されること
により、Hレベルとなり、設定枚数だけブラケッティン
グ撮影が終了するt2時点までこの状態のままであるか
ら、レリーズスイッチSW2がONした際には、ワンショッ
トマルチ24からの出力信号Sig.eもLのままである。し
たがってORゲート225からフリップフロップ226のリセッ
ト入力端子に送られるリセット信号Sig.fはLレベルに
なっている。
前記フリップフロップ226は、Hレベルのセット信号Si
g.bの入力によってLレベルのレリーズ制御信号Sig.gを
レリーズ制御部230に送る。この時、レリーズ制御部230
は、端子Cを介してカメラの露出制御開始部32にレリー
ズ信号を送り、カメラの露出制御動作をスタートさせ
る。露出制御動作の完了時に、モーター制御部250は、
端子Dを介して露出完了信号(いわゆる巻き上げ信号)
をカメラのシャッター制御部17から受け、それによって
モーター240を駆動して一コマ分の巻き上げを行なう。
一コマ分の巻き上げ完了時に、モーター制御部250は巻
き上げ完了信号をレリーズ制御部230に送る。このよう
に、Lレベルのレリーズ制御信号Sig.gがレリーズ制御
部230に入力されている間中、レリーズ制御部230は端子
Dからの露出完了信号をモニターしており、モーター制
御部250からの巻き上げ完了信号を受ける毎に、詳しく
はステップ(6)に至る毎にレリーズ信号を端子Cを介
して露出制御開始部32に送る。そしてブラケッティング
撮影が連続的に行なわれる。
g.bの入力によってLレベルのレリーズ制御信号Sig.gを
レリーズ制御部230に送る。この時、レリーズ制御部230
は、端子Cを介してカメラの露出制御開始部32にレリー
ズ信号を送り、カメラの露出制御動作をスタートさせ
る。露出制御動作の完了時に、モーター制御部250は、
端子Dを介して露出完了信号(いわゆる巻き上げ信号)
をカメラのシャッター制御部17から受け、それによって
モーター240を駆動して一コマ分の巻き上げを行なう。
一コマ分の巻き上げ完了時に、モーター制御部250は巻
き上げ完了信号をレリーズ制御部230に送る。このよう
に、Lレベルのレリーズ制御信号Sig.gがレリーズ制御
部230に入力されている間中、レリーズ制御部230は端子
Dからの露出完了信号をモニターしており、モーター制
御部250からの巻き上げ完了信号を受ける毎に、詳しく
はステップ(6)に至る毎にレリーズ信号を端子Cを介
して露出制御開始部32に送る。そしてブラケッティング
撮影が連続的に行なわれる。
t2時点で、設定された連写枚数のブラケッティング撮影
が終了すると、レリーズ制御信号発生部220の端子Eに
入力されるモータードライブ制御信号Sig.dはHからL
に変化し、ワンショット・マルチ224からの出力信号Si
g.eがHレベルのリセット信号になる。ORゲート225を通
じて、このHレベルのリセット信号がフリップフロップ
226のリセット入力端子に送られると、フリップフロッ
プ226から出力されるレリーズ制御信号gはLからHに
変化する。このHレベルのレリーズ制御信号gがレリー
ズ制御部230に入力されることによって、その時レリー
ズスイッチSW2がオンされていても、すなわちレリーズ
釦が押され続けていても、レリーズ制御部230からレリ
ーズ信号が出力されず、カメラのレリーズが禁止された
状態となる。こうして巻上を完了した状態でモータード
ライブ装置200は停止する。この後、任意の時点例えばt
3時点でレリーズ釦の押圧を解除すれば、信号Sig.a,c,f
がそれぞれ状態を変える。しかしモータードライブ装置
200は停止したままである。これがオートストップ動作
である。
が終了すると、レリーズ制御信号発生部220の端子Eに
入力されるモータードライブ制御信号Sig.dはHからL
に変化し、ワンショット・マルチ224からの出力信号Si
g.eがHレベルのリセット信号になる。ORゲート225を通
じて、このHレベルのリセット信号がフリップフロップ
226のリセット入力端子に送られると、フリップフロッ
プ226から出力されるレリーズ制御信号gはLからHに
変化する。このHレベルのレリーズ制御信号gがレリー
ズ制御部230に入力されることによって、その時レリー
ズスイッチSW2がオンされていても、すなわちレリーズ
釦が押され続けていても、レリーズ制御部230からレリ
ーズ信号が出力されず、カメラのレリーズが禁止された
状態となる。こうして巻上を完了した状態でモータード
ライブ装置200は停止する。この後、任意の時点例えばt
3時点でレリーズ釦の押圧を解除すれば、信号Sig.a,c,f
がそれぞれ状態を変える。しかしモータードライブ装置
200は停止したままである。これがオートストップ動作
である。
尚、ブラケッティング撮影を設定しないで、通常の撮影
をした時の動作は第5図のt4時点以後に示したとおりで
ある。
をした時の動作は第5図のt4時点以後に示したとおりで
ある。
次にCPUはステップ(216),(217)および(207)に移
り、ブラケッティング表示部150は全てのブラケッティ
ング撮影が終了したことを表示する。
り、ブラケッティング表示部150は全てのブラケッティ
ング撮影が終了したことを表示する。
第1実施例においては、要素1が露出制御手段を、要素
110が駒数設定手段及び補正量設定手段を、要素130が制
御手段を、要素160が露出補正手段を、要素200がモータ
ードライブ手段をそれぞれ構成している。そして要素14
0が検査手段を、また要素150が表示手段を構成してい
る。
110が駒数設定手段及び補正量設定手段を、要素130が制
御手段を、要素160が露出補正手段を、要素200がモータ
ードライブ手段をそれぞれ構成している。そして要素14
0が検査手段を、また要素150が表示手段を構成してい
る。
なお、第1図の装置は、いわゆるアナログ回路で構成さ
れても、デジタル回路で構成されても、それらの混合回
路で構成されてもよい。また本装置はソフトウェアで制
御されるよう構成されてもよいし、ハードウェアで構成
されてもよい。
れても、デジタル回路で構成されても、それらの混合回
路で構成されてもよい。また本装置はソフトウェアで制
御されるよう構成されてもよいし、ハードウェアで構成
されてもよい。
また上記第1実施例によれば、ブラケッティング情報設
定部110で単位露出補正量(−側ステップ数および+側
ステップ数)が任意に設定されうるとともに、−側ステ
ップ数および+側ステップ数が別々に設定されうるの
で、例えば使用するフィルムのラチチュードに応じてブ
ラケッティング撮影の条件を変えることも用意に達成で
きる。
定部110で単位露出補正量(−側ステップ数および+側
ステップ数)が任意に設定されうるとともに、−側ステ
ップ数および+側ステップ数が別々に設定されうるの
で、例えば使用するフィルムのラチチュードに応じてブ
ラケッティング撮影の条件を変えることも用意に達成で
きる。
同様に、ブラケッティング撮影の連写枚数がブラケッテ
ィング情報設定部110で任意に設定されうるとともに、
該連写枚数のうちの−側枚数および+側枚数が別々に設
定されうるので、撮影者の意図に応じたブラケッティン
グ撮影が行なえる。
ィング情報設定部110で任意に設定されうるとともに、
該連写枚数のうちの−側枚数および+側枚数が別々に設
定されうるので、撮影者の意図に応じたブラケッティン
グ撮影が行なえる。
さらに、ブラケッティング情報設定部110で設定される
ブラケッティング情報(連写枚数、単位露出補正量)は
ブラケッティング表示部150で表示され、該表示部150を
見ながらブラケッティング情報の設定ができるので、ブ
ラケッティング撮影の準備操作を極めて簡単に行なえ
る。
ブラケッティング情報(連写枚数、単位露出補正量)は
ブラケッティング表示部150で表示され、該表示部150を
見ながらブラケッティング情報の設定ができるので、ブ
ラケッティング撮影の準備操作を極めて簡単に行なえ
る。
またモータードライブ装置200はカメラに内蔵されてい
てもよいし、カメラに着脱可能なアクセサリーとして構
成されてもよい。
てもよいし、カメラに着脱可能なアクセサリーとして構
成されてもよい。
(発明の効果) 本発明に係るブラケッティング撮影装置によれば、フィ
ルムの残存コマ数と、ブラケッティング撮影に設定した
コマ数との比較を行ない、残存コマ数に対して設定枚数
が多い場合には検出信号を発生するよう構成したので、
例えば警告装置と組み合わせることにより使用者に警告
を行って、速やかなフィルム交換を行なうか、ブラケッ
ティング設定枚数の変更を促すことが可能になり、最終
コマに到達して撮影が中断された時点で初めてフィルム
の終了に気が付くようなことを防止することができ、し
かも設定した枚数分のブラケッティング撮影を全うする
ことが可能となる。
ルムの残存コマ数と、ブラケッティング撮影に設定した
コマ数との比較を行ない、残存コマ数に対して設定枚数
が多い場合には検出信号を発生するよう構成したので、
例えば警告装置と組み合わせることにより使用者に警告
を行って、速やかなフィルム交換を行なうか、ブラケッ
ティング設定枚数の変更を促すことが可能になり、最終
コマに到達して撮影が中断された時点で初めてフィルム
の終了に気が付くようなことを防止することができ、し
かも設定した枚数分のブラケッティング撮影を全うする
ことが可能となる。
第1図から第10図は本発明の第1実施例を示しており、
第1図はブラケッティング撮影装置のブロック図、第2
図はブラケッティング表示部での表示状態を示す説明
図、第3図はモータードライブ装置のブロック図、第4
図はレリーズ制御信号発生部のブロック図、第5図は第
4図に示したブロック図に関する波形図、第6図は露出
制御動作を示すフローチャート、第7図はブラケッティ
ング情報の設定動作を示すフローチャート、第8図はブ
ラケッティング撮影の制御動作を示すフローチャート、
第9図(a)はAモードでのブラケッティング撮影を示
す説明図、第9図(b)はSモードでのブラケッティン
グ撮影を示す説明図、第9図(c)はPモードでのブラ
ケッティング撮影を示す説明図、第10図はMモードでの
ブラケッティング撮影を示す説明図、第11図は本発明の
第2実施例を示しており、Mモードでのブラケッティン
グ撮影を示す説明図、第12図は本発明の第3実施例を示
しており、Mモードでのブラケッティング撮影を示す説
明図である。 1……カメラの露出制御装置 100……ブラケッティング制御部 200……モータードライブ装置 110……ブラケッティング情報設定部 150……ブラケッティング表示部
第1図はブラケッティング撮影装置のブロック図、第2
図はブラケッティング表示部での表示状態を示す説明
図、第3図はモータードライブ装置のブロック図、第4
図はレリーズ制御信号発生部のブロック図、第5図は第
4図に示したブロック図に関する波形図、第6図は露出
制御動作を示すフローチャート、第7図はブラケッティ
ング情報の設定動作を示すフローチャート、第8図はブ
ラケッティング撮影の制御動作を示すフローチャート、
第9図(a)はAモードでのブラケッティング撮影を示
す説明図、第9図(b)はSモードでのブラケッティン
グ撮影を示す説明図、第9図(c)はPモードでのブラ
ケッティング撮影を示す説明図、第10図はMモードでの
ブラケッティング撮影を示す説明図、第11図は本発明の
第2実施例を示しており、Mモードでのブラケッティン
グ撮影を示す説明図、第12図は本発明の第3実施例を示
しており、Mモードでのブラケッティング撮影を示す説
明図である。 1……カメラの露出制御装置 100……ブラケッティング制御部 200……モータードライブ装置 110……ブラケッティング情報設定部 150……ブラケッティング表示部
Claims (1)
- 【請求項1】フィルム上の各駒に対する露出動作を制御
する露出制御手段と、各駒ごとに異なる露出値で前記露
出制御手段に露出動作を行なわしめる露出補正手段とを
備えたブラケッティング撮影装置において、 前記露出制御手段の作動後にフィルムを巻き上げ、フィ
ルム巻上げ動作の後に前記露出制御手段を作動せしめ、
これにより露出制御動作と巻き上げ動作とを交互に達成
する駆動手段と、 任意の露出駒数を設定する駒数設定手段と、 前記露出補正手段の作用により各駒ごとに異なる露出値
で露出動作を行なう前記露出制御手段が、前記駒数設定
手段にて設定された任意の露出駒数に対応する回数だけ
露出動作を行なうように、前記露出制御手段および前記
駆動手段を制御するシーケンス制御手段と、 残存する未露出の駒の数に対応した信号を発生する残存
駒数信号発生手段と、 前記駒数設定手段によって設定された露出駒数と前記残
存駒数信号発生手段の発生する信号とから、設定された
駒数が残存する未露出の駒の数より大きいことを検出
し、検出信号を発生する検出手段と、 を有することを特徴とするブラケッティング撮影装置。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP59270050A JPH0750295B2 (ja) | 1984-12-21 | 1984-12-21 | ブラケッティング撮影装置 |
US06/808,732 US4734727A (en) | 1984-12-21 | 1985-12-13 | Bracketing exposure control camera |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP59270050A JPH0750295B2 (ja) | 1984-12-21 | 1984-12-21 | ブラケッティング撮影装置 |
Related Child Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6308186A Division JPS61233728A (ja) | 1986-03-21 | 1986-03-21 | ブラケツテイング撮影装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61148437A JPS61148437A (ja) | 1986-07-07 |
JPH0750295B2 true JPH0750295B2 (ja) | 1995-05-31 |
Family
ID=17480824
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP59270050A Expired - Lifetime JPH0750295B2 (ja) | 1984-12-21 | 1984-12-21 | ブラケッティング撮影装置 |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US4734727A (ja) |
JP (1) | JPH0750295B2 (ja) |
Families Citing this family (29)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US4992820A (en) * | 1985-01-21 | 1991-02-12 | Minolta Camera Kabushiki Kaisha | Camera system |
US5249014A (en) * | 1985-01-21 | 1993-09-28 | Minolta Camera Kabushiki Kaisha | Camera system having an accessory and being operable to prohibit a photographic operator when the set number of frames have been photographed during bracket photography |
JPH07104546B2 (ja) * | 1986-08-01 | 1995-11-13 | キヤノン株式会社 | カメラ |
US4862205A (en) * | 1986-08-01 | 1989-08-29 | Canon Kabushiki Kaisha | Auto-bracket device for camera |
JPH087359B2 (ja) * | 1986-08-01 | 1996-01-29 | キヤノン株式会社 | カメラの露出制御装置 |
JPH0738059B2 (ja) * | 1986-08-01 | 1995-04-26 | キヤノン株式会社 | カメラの露出制御装置 |
JP2581927B2 (ja) * | 1986-09-02 | 1997-02-19 | 京セラ株式会社 | カメラ |
JP2788930B2 (ja) * | 1987-06-03 | 1998-08-20 | 株式会社ニコン | カメラの撮影モード切換装置 |
JP2526829B2 (ja) * | 1988-02-09 | 1996-08-21 | 株式会社ニコン | カメラ |
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JP2736895B2 (ja) * | 1988-06-08 | 1998-04-02 | 旭光学工業株式会社 | 段階露光装置 |
US4974012A (en) * | 1988-06-28 | 1990-11-27 | Canon Kabushiki Kaisha | Display device for automatic exposure bracketing shooting |
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USRE37643E1 (en) | 1994-01-14 | 2002-04-09 | Eastman Kodak Company | Method and apparatus for preventing unauthorized recycling of single-use camera and permitting authorized reuse of the camera |
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US6261496B1 (en) | 1999-07-15 | 2001-07-17 | Alliedsignal Inc. | Continuous compounding of aqueous injection molding feedstocks |
Family Cites Families (14)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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US3776625A (en) * | 1972-07-27 | 1973-12-04 | Ponder & Best | Condition responsive alert signal for a movie camera |
US4021828A (en) * | 1974-02-13 | 1977-05-03 | Canon Kabushiki Kaisha | Film counter |
US4105310A (en) * | 1975-12-24 | 1978-08-08 | Minolta Camera Kabushiki Kaisha | Indicating device for motion picture camera |
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JPS6021606B2 (ja) * | 1977-08-02 | 1985-05-28 | 関西ペイント株式会社 | 防錆塗料用樹脂の製造法 |
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JPS57136633A (en) * | 1981-02-19 | 1982-08-23 | Canon Inc | Recorder |
JPS58223138A (ja) * | 1982-06-22 | 1983-12-24 | Olympus Optical Co Ltd | カメラの駒数表示装置 |
JPS5921048A (ja) * | 1982-07-01 | 1984-02-02 | モトロ−ラ・インコ−ポレ−テツド | 半導体電力デバイス用の耐火性誘電体絶縁材料及びその製造方法 |
JPS5875127A (ja) * | 1982-09-10 | 1983-05-06 | Canon Inc | カメラの露出情報設定表示装置 |
JPS59214827A (ja) * | 1983-05-20 | 1984-12-04 | Marumatsu Sangyo Kk | 自動露出カメラにおける連写時の露出条件自動微変更装置 |
-
1984
- 1984-12-21 JP JP59270050A patent/JPH0750295B2/ja not_active Expired - Lifetime
-
1985
- 1985-12-13 US US06/808,732 patent/US4734727A/en not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS61148437A (ja) | 1986-07-07 |
US4734727A (en) | 1988-03-29 |
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