JPH0742233Y2 - スイッチング電源装置 - Google Patents
スイッチング電源装置Info
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- JPH0742233Y2 JPH0742233Y2 JP613390U JP613390U JPH0742233Y2 JP H0742233 Y2 JPH0742233 Y2 JP H0742233Y2 JP 613390 U JP613390 U JP 613390U JP 613390 U JP613390 U JP 613390U JP H0742233 Y2 JPH0742233 Y2 JP H0742233Y2
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- 238000004804 winding Methods 0.000 claims description 38
- 238000009499 grossing Methods 0.000 claims description 35
- 239000003990 capacitor Substances 0.000 description 5
- 238000001514 detection method Methods 0.000 description 2
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 239000004575 stone Substances 0.000 description 2
- 238000006243 chemical reaction Methods 0.000 description 1
- 230000003247 decreasing effect Effects 0.000 description 1
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Description
【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案は、AC-DCコンバータ、DC-DCコンバータ等のスイ
ッチング電源装置に関するものである。
ッチング電源装置に関するものである。
従来の技術 第2図は従来のスイッチング電源装置を示す。このスイ
ッチング電源装置の直流電源2はトランス3の1次巻線
の3aとFETからなるスイッチング素子4との直列回路が
接続されている。スイッチング素子4の制御端子(ゲー
ト電極)は制御回路25に接続されている。トランス3の
2次巻線3bは、ダイオード9、10と、平滑用コイル11
と、平滑用コンデンサ12とからなる整流平滑回路8、レ
ギュレータ13及び平滑用コンデンサ14を介して+12Vの
出力端子15、16に接続される。
ッチング電源装置の直流電源2はトランス3の1次巻線
の3aとFETからなるスイッチング素子4との直列回路が
接続されている。スイッチング素子4の制御端子(ゲー
ト電極)は制御回路25に接続されている。トランス3の
2次巻線3bは、ダイオード9、10と、平滑用コイル11
と、平滑用コンデンサ12とからなる整流平滑回路8、レ
ギュレータ13及び平滑用コンデンサ14を介して+12Vの
出力端子15、16に接続される。
また、2次巻線3cは、ダイオード18、19と平滑用コイル
20と平滑用コンデンサ22とからなる整流平滑回路17を介
して+5Vの出力端子23及び24に接続されている。スイッ
チング素子4のオン・オフは出力端子23、24に接続され
た電圧検出回路21の検出信号に基づいて制御される。そ
れによって、整流平滑回路17に接続された出力端子23、
24に安定化した直流出力電圧が得られる。また、整流平
滑回路8に接続された出力端子15、16にも安定した直流
出力電圧が得られる。なお、レギュレータ13と平滑コン
デンサ14は整流平滑回路8の出力を更に安定化するため
に設けられたものであり、必ずしも設けなければならな
いものではない。
20と平滑用コンデンサ22とからなる整流平滑回路17を介
して+5Vの出力端子23及び24に接続されている。スイッ
チング素子4のオン・オフは出力端子23、24に接続され
た電圧検出回路21の検出信号に基づいて制御される。そ
れによって、整流平滑回路17に接続された出力端子23、
24に安定化した直流出力電圧が得られる。また、整流平
滑回路8に接続された出力端子15、16にも安定した直流
出力電圧が得られる。なお、レギュレータ13と平滑コン
デンサ14は整流平滑回路8の出力を更に安定化するため
に設けられたものであり、必ずしも設けなければならな
いものではない。
考案が解決しようとする課題 ところで、トランス3の2次巻線3b、3cに誘起される電
圧は、トランス3の1次巻線3aに対する巻数比によって
決定され、一般には、コアや、ボビン等の種々の制約を
受け1ターン単位で、所定の電圧が得られるよう巻線3
a、3b、3cの巻回数を決定する。
圧は、トランス3の1次巻線3aに対する巻数比によって
決定され、一般には、コアや、ボビン等の種々の制約を
受け1ターン単位で、所定の電圧が得られるよう巻線3
a、3b、3cの巻回数を決定する。
しかし、スイッチング電源装置の変換周波数を高くする
と、トランスの1次巻線が減少し、それに伴って2次巻
線の巻数も減少して1ターン単位の巻数によって所望の
電圧比を得ることが困難になっていた。
と、トランスの1次巻線が減少し、それに伴って2次巻
線の巻数も減少して1ターン単位の巻数によって所望の
電圧比を得ることが困難になっていた。
そこで、本考案は、以上の点から、トランスの巻線の巻
数に端数を生じてもそれに対応した電圧を容易に得るこ
とができるスイッチング電源装置を提供することを目的
としている。
数に端数を生じてもそれに対応した電圧を容易に得るこ
とができるスイッチング電源装置を提供することを目的
としている。
課題を解決するための手段 本考案のスイッチング電源装置は、トランスの1次巻線
にスイッチング素子を直列に接続し、該トランスの2次
巻線に平滑用コイルを含む整流平滑回路を接続したスイ
ッチング電源装置において、前記整流平滑回路の前記平
滑用コイルに対して電磁結合された電圧調整用コイルを
前記トランスの2次巻線に直列に接続する。
にスイッチング素子を直列に接続し、該トランスの2次
巻線に平滑用コイルを含む整流平滑回路を接続したスイ
ッチング電源装置において、前記整流平滑回路の前記平
滑用コイルに対して電磁結合された電圧調整用コイルを
前記トランスの2次巻線に直列に接続する。
作用 本考案によれば、平滑用コイルと電圧調整用コイルとが
電磁的に結合されているので、平滑用コイルに流れる電
流によって電圧調整用コイルに電圧が誘起し、この電圧
でトランスの2次巻線の電圧を調整する。平滑用コイル
と電圧調整用コイルとの巻方向を変えることにより昇圧
又は降圧させることができる。
電磁的に結合されているので、平滑用コイルに流れる電
流によって電圧調整用コイルに電圧が誘起し、この電圧
でトランスの2次巻線の電圧を調整する。平滑用コイル
と電圧調整用コイルとの巻方向を変えることにより昇圧
又は降圧させることができる。
実施例 以下、本考案の実施例を第1図について説明する。第1
図では第2図に示す箇所と同一の部分には同一の符号を
付し、説明を省略する。
図では第2図に示す箇所と同一の部分には同一の符号を
付し、説明を省略する。
本考案によるスイッチング電源装置は、基本的には、第
2図に示した従来のスイッチング電源装置1とほぼ同様
の構成であるが、2次巻線3bとダイオード9との間に、
平滑用コイル11と電磁結合された電圧調整用コイル7が
接続されている点で異なっている。
2図に示した従来のスイッチング電源装置1とほぼ同様
の構成であるが、2次巻線3bとダイオード9との間に、
平滑用コイル11と電磁結合された電圧調整用コイル7が
接続されている点で異なっている。
なお、1次巻線3aは13ターン、2次巻線3bは5.45ターン
を必要とするところ5ターン、2次巻線3cは2ターンに
巻かれている。すなわち、巻線3bのみ、所望の電圧より
0.45ターン分不足する電圧となっている。
を必要とするところ5ターン、2次巻線3cは2ターンに
巻かれている。すなわち、巻線3bのみ、所望の電圧より
0.45ターン分不足する電圧となっている。
次に本考案によって、2次巻線3b側から所望の電圧が得
られることを説明する。スイッチング素子4がオン・オ
フすることにより、直流電源2からトランス3の1次巻
線3aに電流が流れ、巻線3a、3bの巻数比に対応した電圧
が2次巻線3bの端子間に発生する。この結果、2次巻線
3bから電圧調整コイル7、直流平滑回路8、レギュレー
タ13、平滑用コンデンサ14を介して出力端子15、16に接
続された負荷(図示せず)に電流が供給される。
られることを説明する。スイッチング素子4がオン・オ
フすることにより、直流電源2からトランス3の1次巻
線3aに電流が流れ、巻線3a、3bの巻数比に対応した電圧
が2次巻線3bの端子間に発生する。この結果、2次巻線
3bから電圧調整コイル7、直流平滑回路8、レギュレー
タ13、平滑用コンデンサ14を介して出力端子15、16に接
続された負荷(図示せず)に電流が供給される。
ところで、いま電圧調整コイル7と平滑用コイル11とが
図示のような巻方向で電磁的に結合されているとすれ
ば、平滑用コイル11に流れる電流によって、電圧調整用
コイル7の端子間に電圧調整用コイルと平滑用コイルと
の巻数比に対応した電圧が右向きに発生する。すなわ
ち、2次巻線3bの電圧に電圧調整コイル7の電圧が加え
られたことになる。ここで、電圧調整用コイル7と平滑
用コイル11との巻数比を適当に調整することにより3次
巻線3bで不足した0.45ターン分の電圧を電圧調整コイル
7で補償することが可能となる。
図示のような巻方向で電磁的に結合されているとすれ
ば、平滑用コイル11に流れる電流によって、電圧調整用
コイル7の端子間に電圧調整用コイルと平滑用コイルと
の巻数比に対応した電圧が右向きに発生する。すなわ
ち、2次巻線3bの電圧に電圧調整コイル7の電圧が加え
られたことになる。ここで、電圧調整用コイル7と平滑
用コイル11との巻数比を適当に調整することにより3次
巻線3bで不足した0.45ターン分の電圧を電圧調整コイル
7で補償することが可能となる。
なお、電圧調整用コイル7の端子間に発生する電圧の向
きは、電圧調整用コイル7及び平滑用コイル11の巻方向
に基づいて決定される。これによって、2次巻線3bの電
圧を電圧調整用コイル7の電圧分だけ上昇又は降下させ
ることができる。従って、トランス3の巻線の巻数が少
なく、巻数に減少が生じる場合であっても、電圧調整用
コイル7と平滑用コイル11とを電磁的に結合し、巻数比
を適当に調整することによって所望の出力電圧を得るこ
とができる。
きは、電圧調整用コイル7及び平滑用コイル11の巻方向
に基づいて決定される。これによって、2次巻線3bの電
圧を電圧調整用コイル7の電圧分だけ上昇又は降下させ
ることができる。従って、トランス3の巻線の巻数が少
なく、巻数に減少が生じる場合であっても、電圧調整用
コイル7と平滑用コイル11とを電磁的に結合し、巻数比
を適当に調整することによって所望の出力電圧を得るこ
とができる。
本考案は上記の実施例に限定されず、さらに変更が可能
である。例えば、電圧調整用コイル7は平滑用コイル20
又は両平滑用コイル11、20と電磁的に結合することも可
能である。また、本実施例では複数の出力を有する他励
型のスイッチング電源装置において述べたが、単出力で
も自励型であってもよい。また、1石式に限らず、プッ
シュブル回路等の多石式の回路にも本考案を適用し得る
ことは明らかである。
である。例えば、電圧調整用コイル7は平滑用コイル20
又は両平滑用コイル11、20と電磁的に結合することも可
能である。また、本実施例では複数の出力を有する他励
型のスイッチング電源装置において述べたが、単出力で
も自励型であってもよい。また、1石式に限らず、プッ
シュブル回路等の多石式の回路にも本考案を適用し得る
ことは明らかである。
考案の効果 以上述べたように本考案によれば、2次巻線の巻数に端
数が生じた場合でも、電圧調整用コイルと平滑用コイル
との巻数比を調整することにより容易に所望の出力電圧
を得ることができる。
数が生じた場合でも、電圧調整用コイルと平滑用コイル
との巻数比を調整することにより容易に所望の出力電圧
を得ることができる。
第1図は本考案によるスイッチング電源装置の一実施例
を示す回路図、第2図は従来のスイッチング電源装置の
一例を示す回路図である。 3……トランス、3a……1次巻線、3b、3c……2次巻
線、4……スイッチング素子、7……電圧調整用コイ
ル、8、17……整流平滑回路、11、20……平滑用コイル
を示す回路図、第2図は従来のスイッチング電源装置の
一例を示す回路図である。 3……トランス、3a……1次巻線、3b、3c……2次巻
線、4……スイッチング素子、7……電圧調整用コイ
ル、8、17……整流平滑回路、11、20……平滑用コイル
Claims (1)
- 【請求項1】トランスの1次巻線にスイッチング素子を
直列に接続し、該トランスの2次巻線に平滑用コイルを
含む整流平滑回路を接続したスイッチング電源装置にお
いて、前記整流平滑回路の前記平滑用コイルに対して電
磁結合された電圧調整用コイルを前記トランスの2次巻
線に直列に接続したことを特徴とするスイッチング電源
装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP613390U JPH0742233Y2 (ja) | 1990-01-29 | 1990-01-29 | スイッチング電源装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP613390U JPH0742233Y2 (ja) | 1990-01-29 | 1990-01-29 | スイッチング電源装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH03101181U JPH03101181U (ja) | 1991-10-22 |
JPH0742233Y2 true JPH0742233Y2 (ja) | 1995-09-27 |
Family
ID=31509815
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP613390U Expired - Fee Related JPH0742233Y2 (ja) | 1990-01-29 | 1990-01-29 | スイッチング電源装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0742233Y2 (ja) |
-
1990
- 1990-01-29 JP JP613390U patent/JPH0742233Y2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH03101181U (ja) | 1991-10-22 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |