JPH0246230Y2 - - Google Patents
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- JPH0246230Y2 JPH0246230Y2 JP2871680U JP2871680U JPH0246230Y2 JP H0246230 Y2 JPH0246230 Y2 JP H0246230Y2 JP 2871680 U JP2871680 U JP 2871680U JP 2871680 U JP2871680 U JP 2871680U JP H0246230 Y2 JPH0246230 Y2 JP H0246230Y2
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- voltage
- output
- circuit
- output voltage
- winding
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- 238000004804 winding Methods 0.000 claims description 30
- 238000009499 grossing Methods 0.000 claims description 7
- 230000006641 stabilisation Effects 0.000 claims description 6
- 238000011105 stabilization Methods 0.000 claims description 6
- 230000000087 stabilizing effect Effects 0.000 claims description 2
- 238000003079 width control Methods 0.000 description 7
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 3
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 238000000034 method Methods 0.000 description 2
- 101100381996 Saccharomyces cerevisiae (strain ATCC 204508 / S288c) BRO1 gene Proteins 0.000 description 1
- 239000003990 capacitor Substances 0.000 description 1
- 230000007423 decrease Effects 0.000 description 1
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- 230000020169 heat generation Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Dc-Dc Converters (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本考案は、直流安定化電源装置の改良に関する
ものである。
ものである。
一般に直流安定化電源装置はトランスを用い、
その一次側巻線に発生する降圧された交流電圧を
整流、平滑及び安定化し、所望の直流出力電圧を
得るものである。
その一次側巻線に発生する降圧された交流電圧を
整流、平滑及び安定化し、所望の直流出力電圧を
得るものである。
このような直流安定化電源装置としては、近年
はスイツチング方式の物が主流である。スイツチ
ング方式の直流安定化電源装置においては、出力
回路数が一回路である場合はこの出力電圧を検出
し、一次側インバータ回路の制御回路へフイード
バツクし、一次側インバータ回路の制御により一
回路は安定化されるが、出力回路数が複数である
場合には、一回路のみにフイードバツク系が付加
されて安定化され、その他の回路にはフイードバ
ツク系が付加されないため、これらの出力回路に
も出力電圧の安定化が必要な場合には、それぞれ
の出力回路に対して安定化回路が必要になる。
はスイツチング方式の物が主流である。スイツチ
ング方式の直流安定化電源装置においては、出力
回路数が一回路である場合はこの出力電圧を検出
し、一次側インバータ回路の制御回路へフイード
バツクし、一次側インバータ回路の制御により一
回路は安定化されるが、出力回路数が複数である
場合には、一回路のみにフイードバツク系が付加
されて安定化され、その他の回路にはフイードバ
ツク系が付加されないため、これらの出力回路に
も出力電圧の安定化が必要な場合には、それぞれ
の出力回路に対して安定化回路が必要になる。
前述したような、複数の出力回路を有したスイ
ツチング方式の直流安定化電源装置の従来の構成
を第1図、第2図により説明する。
ツチング方式の直流安定化電源装置の従来の構成
を第1図、第2図により説明する。
第1図、第2図においては、パルス幅制御方式
(以下PWM方式と称する)によるインバータ回
路INVをトランスTの一次側巻線に接続し、二
次側にセンタタツプ形の巻線を二巻線設けること
により、二出力回路を構成するようにしている。
(以下PWM方式と称する)によるインバータ回
路INVをトランスTの一次側巻線に接続し、二
次側にセンタタツプ形の巻線を二巻線設けること
により、二出力回路を構成するようにしている。
二次側の各巻線には、ダイオードD1,D2及
びD3,D4よりなる各整流回路と、コイル及び
コンデンサ等からなる各平滑回路LPF1,LPF
2が接続されている。
びD3,D4よりなる各整流回路と、コイル及び
コンデンサ等からなる各平滑回路LPF1,LPF
2が接続されている。
また、一方の出力2はその出力電圧を検出し、
PWM方式の制御回路CNTを介してインバータ
回路INVへフイードバツクすることにより直流
出力電圧を安定化している。
PWM方式の制御回路CNTを介してインバータ
回路INVへフイードバツクすることにより直流
出力電圧を安定化している。
そして、第1図においては、他方の出力1は安
定化回路STを接続することにより、直流出力電
圧を安定化している。
定化回路STを接続することにより、直流出力電
圧を安定化している。
第1図の回路構成における出力1の安定化回路
STは例えばドロツパー回路方式によるものであ
り、平滑後の直流電圧を所望の直流出力電圧へ下
げて安定化を図るような電圧差を制御するもので
あり、この電圧差による電力はすべて熱消費さ
れ、損失が大きく、効率が悪いと言う欠点を有す
る。
STは例えばドロツパー回路方式によるものであ
り、平滑後の直流電圧を所望の直流出力電圧へ下
げて安定化を図るような電圧差を制御するもので
あり、この電圧差による電力はすべて熱消費さ
れ、損失が大きく、効率が悪いと言う欠点を有す
る。
第2図においては、トランジスタQ1とフリー
ホイール用ダイオードと幅制御回路WCNT用い
て、出力側において、トランジスタQ1のスイツ
チングを行うように構成したものであり、幅制御
回路WCNTにおいて一次側のインバータ回路
INVのスイツチング周波数との同期信号CLKを
考慮して構成する必要があるため、回路構成が複
雑となり、部品点数が多くなるなどの欠点を有す
る。
ホイール用ダイオードと幅制御回路WCNT用い
て、出力側において、トランジスタQ1のスイツ
チングを行うように構成したものであり、幅制御
回路WCNTにおいて一次側のインバータ回路
INVのスイツチング周波数との同期信号CLKを
考慮して構成する必要があるため、回路構成が複
雑となり、部品点数が多くなるなどの欠点を有す
る。
本考案は、上記した問題点を解決することを目
的としている。
的としている。
上記問題点は、トランスの一次側巻線に供給さ
れた交流電圧により二次側巻線に発生する交流電
圧を整流、平滑及び安定化して直流出力電圧を得
るようにした直流安定化電源装置において、 前記二次側巻線に発生する交流電圧を整流し、
第1の直流電圧を出力する第1の整流回路と、 該第1の直流電圧を平滑して前記直流出力電圧
を得る平滑回路と、 前記二次側巻線に巻き加えた加算巻線と、 該加算巻線と前記二次側巻線とを加えた巻線間
に発生する交流電圧を整流し、前記第1の直流電
圧より高い電圧の第2の直流電圧を出力する第2
の整流回路と、 該第2の直流電圧を前記第1の直流電圧に重畳
するスイツチ素子と、 前記第1の直流出力電圧に応じて該スイツチ素
子の開閉制御を行つて出力電圧を安定化する制御
回路とにより解決される。
れた交流電圧により二次側巻線に発生する交流電
圧を整流、平滑及び安定化して直流出力電圧を得
るようにした直流安定化電源装置において、 前記二次側巻線に発生する交流電圧を整流し、
第1の直流電圧を出力する第1の整流回路と、 該第1の直流電圧を平滑して前記直流出力電圧
を得る平滑回路と、 前記二次側巻線に巻き加えた加算巻線と、 該加算巻線と前記二次側巻線とを加えた巻線間
に発生する交流電圧を整流し、前記第1の直流電
圧より高い電圧の第2の直流電圧を出力する第2
の整流回路と、 該第2の直流電圧を前記第1の直流電圧に重畳
するスイツチ素子と、 前記第1の直流出力電圧に応じて該スイツチ素
子の開閉制御を行つて出力電圧を安定化する制御
回路とにより解決される。
第1の直流出力電圧が低下したことを、制御回
路により検出し、第1の直流出力電圧が一定とな
るように第2の直流出力電圧をスイツチ素子によ
り重畳することにより、全体としての直流出力電
圧を安定化させるものである。
路により検出し、第1の直流出力電圧が一定とな
るように第2の直流出力電圧をスイツチ素子によ
り重畳することにより、全体としての直流出力電
圧を安定化させるものである。
以下、本考案の実施例を第3図により説明す
る。第3図は本考案の一実施例を示す直流安定化
電源装置の回路構成図であり、第2図と同一部分
には同一番号を付している。
る。第3図は本考案の一実施例を示す直流安定化
電源装置の回路構成図であり、第2図と同一部分
には同一番号を付している。
第3図においては、第2図の回路構成に対し、
従来の巻線N2,N3に巻線N1,N4を巻き加え、
この加算巻線N1,N4により発生する交流電圧を
ダイオードD5,D6からなる整流回路により整
流し第2の直流電圧を得、巻線N2,N3により発
生する交流電圧をダイオードD1,D2により整
流して第1の直流電圧を得る。この場合、加算巻
線N1,N4は巻線N2,N3より巻線数が多いため、
加算巻線N1,N4から得られる第2の直流電圧
は、巻線N2,N3から得られる第1の直流電圧よ
り高くなる。
従来の巻線N2,N3に巻線N1,N4を巻き加え、
この加算巻線N1,N4により発生する交流電圧を
ダイオードD5,D6からなる整流回路により整
流し第2の直流電圧を得、巻線N2,N3により発
生する交流電圧をダイオードD1,D2により整
流して第1の直流電圧を得る。この場合、加算巻
線N1,N4は巻線N2,N3より巻線数が多いため、
加算巻線N1,N4から得られる第2の直流電圧
は、巻線N2,N3から得られる第1の直流電圧よ
り高くなる。
そして、この第2の直流電圧をスイツチ素子と
して用いるトランジスタQ1をONとすることに
よりダイオードD1,D2からなる整流回路から
出力される第1の直流電圧に重畳する。即ち、ト
ランジスタQ1がOFFの時においてダイオード
D1,D4からなる整流回路による出力1の直流
電圧が、トランスの一次側のインバータ回路の電
圧変動、あるいは出力1に接続された負荷の負荷
変動により、任意に定められた基準値以下に低下
すると、幅制御回留WCNTによりこれを検出し
て、トランジスタQ1をONにする。従つて、ダ
イオードD5,D6からなる整流回路による第2
の直流電圧(第1の直流電圧より高い)が平滑回
路LPF1を通じて出力1へ印加されることにな
り、出力1の直流出力電圧は上昇する。また、こ
の状態において、前記基準値以上に出力1の直流
出力電圧が上昇すると、これを検出して、トラン
ジスタQ1のON,OFF制御を行う幅制御回路
WCNTによりトランジスタQ1をOFFにし、ダ
イオードD1,D2からなる第1の直流電圧(第
2の直流電圧より低い)のみが出力1に供給され
ることになり、直流出力電圧は低下する。
して用いるトランジスタQ1をONとすることに
よりダイオードD1,D2からなる整流回路から
出力される第1の直流電圧に重畳する。即ち、ト
ランジスタQ1がOFFの時においてダイオード
D1,D4からなる整流回路による出力1の直流
電圧が、トランスの一次側のインバータ回路の電
圧変動、あるいは出力1に接続された負荷の負荷
変動により、任意に定められた基準値以下に低下
すると、幅制御回留WCNTによりこれを検出し
て、トランジスタQ1をONにする。従つて、ダ
イオードD5,D6からなる整流回路による第2
の直流電圧(第1の直流電圧より高い)が平滑回
路LPF1を通じて出力1へ印加されることにな
り、出力1の直流出力電圧は上昇する。また、こ
の状態において、前記基準値以上に出力1の直流
出力電圧が上昇すると、これを検出して、トラン
ジスタQ1のON,OFF制御を行う幅制御回路
WCNTによりトランジスタQ1をOFFにし、ダ
イオードD1,D2からなる第1の直流電圧(第
2の直流電圧より低い)のみが出力1に供給され
ることになり、直流出力電圧は低下する。
このように、直流出力電圧に応じて、幅制御回
路WCNTによりトランジスタQ1がON,OFF
を繰り返し加算巻線N1,N4による第2の直流電
圧を印加を断続して行うことにより、出力1の直
流出力電圧を安定化させることが可能になる。
路WCNTによりトランジスタQ1がON,OFF
を繰り返し加算巻線N1,N4による第2の直流電
圧を印加を断続して行うことにより、出力1の直
流出力電圧を安定化させることが可能になる。
また、本実施例は、スイツチング方式の直流安
定化電源装置について説明したが、トランスを介
して2次側において安定化を必要とする出力回路
であれば、他の方式の直流安定化電源装置にも応
用できる。
定化電源装置について説明したが、トランスを介
して2次側において安定化を必要とする出力回路
であれば、他の方式の直流安定化電源装置にも応
用できる。
以上、説明したように、本考案によれば、直流
出力電圧を検出して、直流出力電圧に対して、別
の直流電圧を重畳することにより出力電圧を一定
に保つようにスイツチ素子のオン、オフ切替によ
り制御しており、発熱による損失がなく、効率的
でかつ、同期信号を必要としない簡単な回路構成
により実現できる。
出力電圧を検出して、直流出力電圧に対して、別
の直流電圧を重畳することにより出力電圧を一定
に保つようにスイツチ素子のオン、オフ切替によ
り制御しており、発熱による損失がなく、効率的
でかつ、同期信号を必要としない簡単な回路構成
により実現できる。
第1図,第2図は従来の直流安定化電源装置の
回路構成図、第3図は本考案の実施例を示す直流
安定化電源装置の回路構成図である。 図中、D1〜D6はダイオード、Q1はトラン
ジスタ、WCNTは幅制御回路、Tはトランス、
LPF1,LPF2は平滑回路である。
回路構成図、第3図は本考案の実施例を示す直流
安定化電源装置の回路構成図である。 図中、D1〜D6はダイオード、Q1はトラン
ジスタ、WCNTは幅制御回路、Tはトランス、
LPF1,LPF2は平滑回路である。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 トランスの一次側巻線に供給された交流電圧に
より二次側巻線に発生する交流電圧を整流、平滑
及び安定化して直流出力電圧を得るようにした直
流安定化電源装置において、 前記二次側巻線に発生する交流電圧を整流し、
第1の直流電圧を出力する第1の整流回路と、 該第1の直流電圧を平滑して前記直流出力電圧
を得る平滑回路と、 前記二次側巻線に巻き加えた加算巻線と、 該加算巻線と前記二次側巻線とを加えた巻線間
に発生する交流電圧を整流し、前記第1の直流電
圧より高い電圧の第2の直流電圧を出力する第2
の整流回路と、 該第2の直流電圧を前記第1の直流電圧に重畳
するスイツチ素子と、 前記第1の直流出力電圧に応じて該スイツチ素
子の開閉制御を行つて出力電圧を安定化する制御
回路とを備えたことを特徴とする直流安定化電源
装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2871680U JPH0246230Y2 (ja) | 1980-03-05 | 1980-03-05 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2871680U JPH0246230Y2 (ja) | 1980-03-05 | 1980-03-05 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS56133289U JPS56133289U (ja) | 1981-10-08 |
JPH0246230Y2 true JPH0246230Y2 (ja) | 1990-12-06 |
Family
ID=29624634
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2871680U Expired JPH0246230Y2 (ja) | 1980-03-05 | 1980-03-05 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0246230Y2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4816908B2 (ja) * | 2006-01-17 | 2011-11-16 | サンケン電気株式会社 | 多出力スイッチング電源装置 |
WO2012104889A1 (ja) * | 2011-01-31 | 2012-08-09 | 三菱電機株式会社 | 逆流防止手段、電力変換装置及び冷凍空気調和装置 |
-
1980
- 1980-03-05 JP JP2871680U patent/JPH0246230Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS56133289U (ja) | 1981-10-08 |
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