JPH073724B2 - デイスク保持装置 - Google Patents
デイスク保持装置Info
- Publication number
- JPH073724B2 JPH073724B2 JP62009604A JP960487A JPH073724B2 JP H073724 B2 JPH073724 B2 JP H073724B2 JP 62009604 A JP62009604 A JP 62009604A JP 960487 A JP960487 A JP 960487A JP H073724 B2 JPH073724 B2 JP H073724B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- disc
- chassis
- rotating
- lever
- disk
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Feeding And Guiding Record Carriers (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 (イ) 産業上の利用分野 本発明はディスクをプレーヤ内に搬送している時に搬送
体にディスクを保持せしめるために設けられたディスク
保持装置に関するものである。
体にディスクを保持せしめるために設けられたディスク
保持装置に関するものである。
(ロ) 従来の技術 従来、ディスクを保持する保持装置としては、例えば特
開昭60−80160号公報(G11B 17/04)に関示された技術
が公知である。斯かる従来技術ではディスクを保持する
保持手段として、水平配置された搬送体上面に凹所が設
けられ、斯かる凹所にディスクを収納載置してディスク
を搬送体に対して保持せしめている。しかしながら、上
記従来技術では、ディスク搬送時にプレーヤに外部振動
が加わると、前記凹所からディスクが飛び出す惧れがあ
り、そのため、例えばプレーヤを車載用として使用する
場合はその適用が困難であった。
開昭60−80160号公報(G11B 17/04)に関示された技術
が公知である。斯かる従来技術ではディスクを保持する
保持手段として、水平配置された搬送体上面に凹所が設
けられ、斯かる凹所にディスクを収納載置してディスク
を搬送体に対して保持せしめている。しかしながら、上
記従来技術では、ディスク搬送時にプレーヤに外部振動
が加わると、前記凹所からディスクが飛び出す惧れがあ
り、そのため、例えばプレーヤを車載用として使用する
場合はその適用が困難であった。
これに対し、三洋電機株式会社製CDF−600では、搬送体
に2つの回動ピン及び1つの回動レバーを軸支し、これ
らを付勢することによってディスク端縁を挾持する構成
としている。即ち、ディスク装着時に搬送体はディスク
挿入用の挿入孔近傍に位置付けられ、この挿入孔からデ
ィスクが挿入されると、2つの回動ピンがディスク端縁
に当接して付勢に抗して拡開され、そして更にディスク
が挿入されて前記2つの回動ピンの位置がディスクの中
央を越えると、前記付勢によって回動ピンが回動し、こ
れによりディスクがその端縁を押圧されてプレーヤ内に
搬入され、そして所定の挿入位置においてディスクの前
端が回動レバーの一端に当接することによりディスクは
前記回動ピン及びこの回動レバーによって三点において
挾持される。
に2つの回動ピン及び1つの回動レバーを軸支し、これ
らを付勢することによってディスク端縁を挾持する構成
としている。即ち、ディスク装着時に搬送体はディスク
挿入用の挿入孔近傍に位置付けられ、この挿入孔からデ
ィスクが挿入されると、2つの回動ピンがディスク端縁
に当接して付勢に抗して拡開され、そして更にディスク
が挿入されて前記2つの回動ピンの位置がディスクの中
央を越えると、前記付勢によって回動ピンが回動し、こ
れによりディスクがその端縁を押圧されてプレーヤ内に
搬入され、そして所定の挿入位置においてディスクの前
端が回動レバーの一端に当接することによりディスクは
前記回動ピン及びこの回動レバーによって三点において
挾持される。
斯種従来技術ではディスクはその端縁を挾持されている
為前述の如くプレーヤに振動が加わっても搬送体から位
置ずれすることはなく、以ってプレーヤを車載用として
用いても適用が可能である。しかしながら斯かる装置の
場合、構成上回動ピン及び回動レバーは常にプレーヤ内
に位置付けられていなければならない為、ディスク搬出
時における挿入孔からのディスクの突出量が小さく、デ
ィスク取出し時にはディスクの記録面を掴まなければな
らず、記録面に指紋等が付着するという欠点を有してい
た。
為前述の如くプレーヤに振動が加わっても搬送体から位
置ずれすることはなく、以ってプレーヤを車載用として
用いても適用が可能である。しかしながら斯かる装置の
場合、構成上回動ピン及び回動レバーは常にプレーヤ内
に位置付けられていなければならない為、ディスク搬出
時における挿入孔からのディスクの突出量が小さく、デ
ィスク取出し時にはディスクの記録面を掴まなければな
らず、記録面に指紋等が付着するという欠点を有してい
た。
(ハ) 発明が解決しようとする問題点 本発明は搬送時にディスクを確実に保持すると共にディ
スク搬出時にディスクの突出量を大きくすることができ
る様なディスク保持装置を簡単な構成にて実現せんとす
るものである。
スク搬出時にディスクの突出量を大きくすることができ
る様なディスク保持装置を簡単な構成にて実現せんとす
るものである。
(ニ) 問題点を解決するための手段 上記の点に鑑み、本発明は固定シャーシに摺動自在に配
設された搬送体と、該搬送体に回動自在に軸支された一
対のディスクホルダーと、夫々のディスクホルダーの対
向する側の側面に沿って配された切溝と、同じく該ディ
スクホルダーに配されたアーム部と、該ディスクホルダ
ーの回動端を互いに接近する方向に付勢する付勢手段
と、前記固定シャーシに回動自在に軸支された回動レバ
ーと、該回動レバーの一端に植設された押圧ピンとを具
備し、前記搬送体を移動させることにより前記搬送体前
端に前記回動レバーの端部を当接させ、而して該回動レ
バーを回動させることにより前記押圧ピンを前記ディス
クホルダーのアーム部に当接させ、以って前記ディスク
ホルダーを前記付勢手段の付勢に抗して互いに離間する
方向に回動させる構成とした。
設された搬送体と、該搬送体に回動自在に軸支された一
対のディスクホルダーと、夫々のディスクホルダーの対
向する側の側面に沿って配された切溝と、同じく該ディ
スクホルダーに配されたアーム部と、該ディスクホルダ
ーの回動端を互いに接近する方向に付勢する付勢手段
と、前記固定シャーシに回動自在に軸支された回動レバ
ーと、該回動レバーの一端に植設された押圧ピンとを具
備し、前記搬送体を移動させることにより前記搬送体前
端に前記回動レバーの端部を当接させ、而して該回動レ
バーを回動させることにより前記押圧ピンを前記ディス
クホルダーのアーム部に当接させ、以って前記ディスク
ホルダーを前記付勢手段の付勢に抗して互いに離間する
方向に回動させる構成とした。
(ホ) 作用 ディスクをディスクホルダーの切溝に沿って押圧挿入す
ると、ディスク端縁によってディスクホルダーが付勢に
抗して拡開され、斯かる拡開による付勢の抗力によって
ディスクがディスクホルダーに挾持される。そして搬送
体がプレーヤ内に移動すると、ディスクがターンテーブ
ル上に位置付けられた時、固定シャーシに軸支された回
動レバーが搬送体により回動され、以ってディスクホル
ダーが付勢に抗して拡開されてディスク端縁から離間
し、ディスクの保持が解除される。
ると、ディスク端縁によってディスクホルダーが付勢に
抗して拡開され、斯かる拡開による付勢の抗力によって
ディスクがディスクホルダーに挾持される。そして搬送
体がプレーヤ内に移動すると、ディスクがターンテーブ
ル上に位置付けられた時、固定シャーシに軸支された回
動レバーが搬送体により回動され、以ってディスクホル
ダーが付勢に抗して拡開されてディスク端縁から離間
し、ディスクの保持が解除される。
(ヘ) 実施例 以下本発明の一実施例について図面を参照して説明す
る。
る。
(1)は固定シャーシで、ディスク(D)を回転駆動す
るターンテーブル装置(2)及びディスク(D)に記録
された情報を光学的に読み取るピックアップ装置(3)
が取り付けられている。また固定シャーシ(1)の両側
部にはガイドシャフト(4)及びガイド溝(5)が配設
され、ガイドシャフト(4)近傍にはガイドシャフト
(4)に平行に第1のラック(6)が配設されている。
更に固定シャーシ(1)の奥部には一端部に押圧ピン
(7)を有する回動レバー(8)が回動自在に配設さ
れ、回動レバー(8)他端部近傍には係止片(9)及び
垂直溝(10)が設けられている。斯かる係止片(9)は
回動レバー(8)端部に当接して回動レバー(8)の時
計方向の回動を規制する。尚、回動レバー(8)は図示
しない付勢手段による時計方向に付勢されている。
るターンテーブル装置(2)及びディスク(D)に記録
された情報を光学的に読み取るピックアップ装置(3)
が取り付けられている。また固定シャーシ(1)の両側
部にはガイドシャフト(4)及びガイド溝(5)が配設
され、ガイドシャフト(4)近傍にはガイドシャフト
(4)に平行に第1のラック(6)が配設されている。
更に固定シャーシ(1)の奥部には一端部に押圧ピン
(7)を有する回動レバー(8)が回動自在に配設さ
れ、回動レバー(8)他端部近傍には係止片(9)及び
垂直溝(10)が設けられている。斯かる係止片(9)は
回動レバー(8)端部に当接して回動レバー(8)の時
計方向の回動を規制する。尚、回動レバー(8)は図示
しない付勢手段による時計方向に付勢されている。
(11)はクランプ機構で、固定シャーシ(1)のガイド
溝(5)側端部に回動自在に軸支されたクランプレバー
(12)及びクランプレバー(12)回動端に配設されたク
ランプ部材(13)によって構成される。クランプ部材
(13)は降下時において固定シャーシ(1)側のターン
テーブル(2a)に正対向して当接する様配設され、更に
磁石により構成することにより、磁性体によって構成さ
れたターンテーブル(2a)を相挨ってディスク(D)を
挾持する様構成されている。またクランプレバー(12)
にはその側部及び中央部に夫々鉤状の突起(14)及び切
起片(54)が設けられている。
溝(5)側端部に回動自在に軸支されたクランプレバー
(12)及びクランプレバー(12)回動端に配設されたク
ランプ部材(13)によって構成される。クランプ部材
(13)は降下時において固定シャーシ(1)側のターン
テーブル(2a)に正対向して当接する様配設され、更に
磁石により構成することにより、磁性体によって構成さ
れたターンテーブル(2a)を相挨ってディスク(D)を
挾持する様構成されている。またクランプレバー(12)
にはその側部及び中央部に夫々鉤状の突起(14)及び切
起片(54)が設けられている。
(15)は搬送体で、コ字状の外部シャーシ(16)、内部
シャーシ(17)、及び一対のディスクホルダー(18)
(19)により構成される。外部シャーシ(16)の両側面
には水平部(20a)(20a)及び傾斜部(20b)を有する
一対の案内孔(20)(20)(20)(20)が穿設されてお
り、前側部には切欠部(21)及び切欠部(21)内に下方
に傾斜した舌片(22)が設けられている。また前記両側
面には固定シャーシ(1)のガイドシャフト(4)及び
ガイド溝(5)に夫々嵌入及び係合する挿通孔(23)及
びローラ(24)(24)が設けられており、更に挿通孔
(23)側には第2のラック(25)が挿通孔(23)に平行
に配設されている。
シャーシ(17)、及び一対のディスクホルダー(18)
(19)により構成される。外部シャーシ(16)の両側面
には水平部(20a)(20a)及び傾斜部(20b)を有する
一対の案内孔(20)(20)(20)(20)が穿設されてお
り、前側部には切欠部(21)及び切欠部(21)内に下方
に傾斜した舌片(22)が設けられている。また前記両側
面には固定シャーシ(1)のガイドシャフト(4)及び
ガイド溝(5)に夫々嵌入及び係合する挿通孔(23)及
びローラ(24)(24)が設けられており、更に挿通孔
(23)側には第2のラック(25)が挿通孔(23)に平行
に配設されている。
一方、内部シャーシ(17)の両側辺にはピン(26)(2
6)(26)(26)が設けられ、斯かるピン(26)(26)
(26)(26)を外部シャーシ(16)の案内孔(20)(2
0)(20)(20)に挿入することにより内部シャーシ(1
7)は外部シャーシ(16)に案内孔(20)(20)(20)
(20)に規制されて摺動自在に支持されている。そして
内部シャーシ(17)はバネ(27)により矢印A方向(第
1図参照)に付勢され、これにより通常は外部シャーシ
(16)天面に近接した位置に位置付けられている。(2
8)は外部シャーシ(16)の舌片(22)が没入する開
口、(29)は外部シャーシ(16)前側部の切起し(30)
の逃すための切欠きである。
6)(26)(26)が設けられ、斯かるピン(26)(26)
(26)(26)を外部シャーシ(16)の案内孔(20)(2
0)(20)(20)に挿入することにより内部シャーシ(1
7)は外部シャーシ(16)に案内孔(20)(20)(20)
(20)に規制されて摺動自在に支持されている。そして
内部シャーシ(17)はバネ(27)により矢印A方向(第
1図参照)に付勢され、これにより通常は外部シャーシ
(16)天面に近接した位置に位置付けられている。(2
8)は外部シャーシ(16)の舌片(22)が没入する開
口、(29)は外部シャーシ(16)前側部の切起し(30)
の逃すための切欠きである。
ディスクホルダー(18)(19)は内部シャーシ(17)天
面に回動自在に軸支(31)(32)され、バネ(33)によ
ってそれぞれの回動端が互いに接近する方向に付勢され
ている。即ち、ディスクホルダー(18)(19)はそれぞ
れアーム部(34)(35)を有し、アーム部(34)端部の
係合ピン(36)をアーム部(35)端部の係合溝(37)に
係合させ、然る後アーム部(35)をバネ(33)によって
時計方向に付勢することにより上述の様にそれぞれのデ
ィスクホルダー(18)(19)の回動端を互いに接近する
様に付勢している。またディスクホルダー(18)(19)
の内側面はディスク(D)外周と同一の曲率を有し、更
に斯かる内側面には断面V字状の切溝(18a)(19a)が
設けられている。尚(38)はディスクホルダー(19)の
回動範囲を規制するための規制孔、(39)は規制孔に嵌
入しているねじである。
面に回動自在に軸支(31)(32)され、バネ(33)によ
ってそれぞれの回動端が互いに接近する方向に付勢され
ている。即ち、ディスクホルダー(18)(19)はそれぞ
れアーム部(34)(35)を有し、アーム部(34)端部の
係合ピン(36)をアーム部(35)端部の係合溝(37)に
係合させ、然る後アーム部(35)をバネ(33)によって
時計方向に付勢することにより上述の様にそれぞれのデ
ィスクホルダー(18)(19)の回動端を互いに接近する
様に付勢している。またディスクホルダー(18)(19)
の内側面はディスク(D)外周と同一の曲率を有し、更
に斯かる内側面には断面V字状の切溝(18a)(19a)が
設けられている。尚(38)はディスクホルダー(19)の
回動範囲を規制するための規制孔、(39)は規制孔に嵌
入しているねじである。
(60)搬送体(15)を駆動する駆動部で、基板(40)、
モータ(41)、伝達機構(42)、及び駆動ギア(43)に
より構成されている。モータ(41)は基板(40)の取付
け部(44)に取り付けられており、その回転軸にはプー
リ(45)が枢着され、基板(40)に配設されたウォーム
付プーリ(46)と前記プーリ(45)とがベルト(55)で
連結されることによりモータ(41)の駆動力が伝達され
る。更にウォームギア付プーリ(46)には第1ギア(4
7)の大径ギア部(47a)が噛合し、また第1ギア(47)
の小径ギア部(47b)には第2ギア(48)が噛合してい
る。これらの第1ギア(47)及び第2ギア(48)は基板
(40)に軸支されている。更に第2ギア(48)の回動軸
には第1プレート(49)が回動自在に軸支され、第1プ
レート(49)の回動端には第2プレート(50)が回動自
在に枢着されている。斯かる第1プレート(49)には第
3ギア(51)が軸支され、この第3ギア(51)は第2ギ
ア(48)に噛合している。また第2プレート(50)には
駆動ギア(43)が軸支され、この駆動ギア(43)の大径
ギア部(43a)が第3ギア(51)に噛合している。更に
駆動ギア(43)の回動軸(52)が基板(40)の直線溝
(53)に挿入され、駆動ギア(43)の移動が規制されて
いる。斯様に駆動部(60)を構成することにより、駆動
ギア(43)は直線溝(53)に案内されて直線運動可能と
なると共にモータ(41)を駆動すると、任意の位置にお
いて駆動ギア(43)が回転駆動される。
モータ(41)、伝達機構(42)、及び駆動ギア(43)に
より構成されている。モータ(41)は基板(40)の取付
け部(44)に取り付けられており、その回転軸にはプー
リ(45)が枢着され、基板(40)に配設されたウォーム
付プーリ(46)と前記プーリ(45)とがベルト(55)で
連結されることによりモータ(41)の駆動力が伝達され
る。更にウォームギア付プーリ(46)には第1ギア(4
7)の大径ギア部(47a)が噛合し、また第1ギア(47)
の小径ギア部(47b)には第2ギア(48)が噛合してい
る。これらの第1ギア(47)及び第2ギア(48)は基板
(40)に軸支されている。更に第2ギア(48)の回動軸
には第1プレート(49)が回動自在に軸支され、第1プ
レート(49)の回動端には第2プレート(50)が回動自
在に枢着されている。斯かる第1プレート(49)には第
3ギア(51)が軸支され、この第3ギア(51)は第2ギ
ア(48)に噛合している。また第2プレート(50)には
駆動ギア(43)が軸支され、この駆動ギア(43)の大径
ギア部(43a)が第3ギア(51)に噛合している。更に
駆動ギア(43)の回動軸(52)が基板(40)の直線溝
(53)に挿入され、駆動ギア(43)の移動が規制されて
いる。斯様に駆動部(60)を構成することにより、駆動
ギア(43)は直線溝(53)に案内されて直線運動可能と
なると共にモータ(41)を駆動すると、任意の位置にお
いて駆動ギア(43)が回転駆動される。
搬送体(15)の固定シャーシ(1)に対する取付けは、
外部シャーシ(16)の挿通孔(23)及びローラ(24)
(24)を夫々固定シャーシ(1)のガイドシャフト
(4)及びガイド溝(5)に嵌入及び係合されることに
より行なわれる。この時、固定シャーシ(1)の第1の
ラック(6)及び外部シャーシ(16)の第2のラック
(25)が相対向している。そしてこれら2つのラック間
に駆動ギア(43)の小径ギア(43a)を介在させてそれ
ぞれのラックと同時に噛合する様に基板(40)を固定シ
ャーシ(1)に取り付けると、各部材の組立てが完了す
る。
外部シャーシ(16)の挿通孔(23)及びローラ(24)
(24)を夫々固定シャーシ(1)のガイドシャフト
(4)及びガイド溝(5)に嵌入及び係合されることに
より行なわれる。この時、固定シャーシ(1)の第1の
ラック(6)及び外部シャーシ(16)の第2のラック
(25)が相対向している。そしてこれら2つのラック間
に駆動ギア(43)の小径ギア(43a)を介在させてそれ
ぞれのラックと同時に噛合する様に基板(40)を固定シ
ャーシ(1)に取り付けると、各部材の組立てが完了す
る。
次に以上の様に構成される本実施例の動作について第3
図〜第5図を参照して説明する。
図〜第5図を参照して説明する。
第3図はローディング開始時を示す図である。ディスク
ホルダー(18)(19)はフロントパネル(図示せず)に
設けられた挿入孔(図示せず)から突出しており、斯か
るディスクホルダー(18)(19)の切溝(18a)(19a)
にその周端部が当接する様にディスク(D)を挿入孔に
挿入する。斯かる時、ディスクホルダー(18)(19)は
バネ(33)により互いに近接する方向に付勢されている
ため、その回動端はディスク(D)の径より小さいが、
上記の如くディスク(D)を挿入口に挿入すると、ディ
スク(D)端縁によりディスクホルダー(18)(19)が
押し広げられ、これによりディスク(D)はその端縁を
挾持されてディスクホルダー(18)(19)に保持され
る。この時、クランプレバー(12)の切起片(53)の搬
送体(15)の外部シャーシ(16)天面に当接しているた
め、クランプ部材(13)は持ち上げられた位置(非クラ
ンプ位置)に位置付けられている。斯様にディスク
(D)がディスクホルダー(18)(19)に保持される
と、図示しない検出スイッチによってこれが検出され、
モータ(41)が回転駆動され駆動ギア(43)が反時計方
向に回転される。そして、駆動ギア(43)はそれ自体が
固定シャーシ(1)の第1のラック(6)に噛合してい
ため、矢印B方向に移動すると共に、他方で搬送体(1
5)の外部シャーシ(16)に配された第2のラック(2
5)との噛合により、外部シャーシ(16)を矢印B方向
に送る。この様に外部シャーシ(16)が矢印B方向に送
られると、内部シャーシ(17)もバネ(27)によって外
部シャーシ(16)に接続されていため、外部シャーシ
(16)に伴なって矢印B方向に移動する。
ホルダー(18)(19)はフロントパネル(図示せず)に
設けられた挿入孔(図示せず)から突出しており、斯か
るディスクホルダー(18)(19)の切溝(18a)(19a)
にその周端部が当接する様にディスク(D)を挿入孔に
挿入する。斯かる時、ディスクホルダー(18)(19)は
バネ(33)により互いに近接する方向に付勢されている
ため、その回動端はディスク(D)の径より小さいが、
上記の如くディスク(D)を挿入口に挿入すると、ディ
スク(D)端縁によりディスクホルダー(18)(19)が
押し広げられ、これによりディスク(D)はその端縁を
挾持されてディスクホルダー(18)(19)に保持され
る。この時、クランプレバー(12)の切起片(53)の搬
送体(15)の外部シャーシ(16)天面に当接しているた
め、クランプ部材(13)は持ち上げられた位置(非クラ
ンプ位置)に位置付けられている。斯様にディスク
(D)がディスクホルダー(18)(19)に保持される
と、図示しない検出スイッチによってこれが検出され、
モータ(41)が回転駆動され駆動ギア(43)が反時計方
向に回転される。そして、駆動ギア(43)はそれ自体が
固定シャーシ(1)の第1のラック(6)に噛合してい
ため、矢印B方向に移動すると共に、他方で搬送体(1
5)の外部シャーシ(16)に配された第2のラック(2
5)との噛合により、外部シャーシ(16)を矢印B方向
に送る。この様に外部シャーシ(16)が矢印B方向に送
られると、内部シャーシ(17)もバネ(27)によって外
部シャーシ(16)に接続されていため、外部シャーシ
(16)に伴なって矢印B方向に移動する。
斯様にしてディスク(D)のプレーヤ内への搬送が進む
と、やがて、ディスク(D)の中心孔がターンテーブル
(2a)の真上に達した時、内部シャーシ(17)から突出
したピン(26)(26)(26)(26)の内、前方に位置す
る一方のピン(26′)が固定シャーシ(1)の係止片
(9)に当接し、内部シャーシ(17)のそれ以上の進行
が規制される(第4図参照)。この時クランプレバー
(12)はその突起(14)が内部シャーシ(17)の天面に
当接している為、未だ非クランプ位置にある。
と、やがて、ディスク(D)の中心孔がターンテーブル
(2a)の真上に達した時、内部シャーシ(17)から突出
したピン(26)(26)(26)(26)の内、前方に位置す
る一方のピン(26′)が固定シャーシ(1)の係止片
(9)に当接し、内部シャーシ(17)のそれ以上の進行
が規制される(第4図参照)。この時クランプレバー
(12)はその突起(14)が内部シャーシ(17)の天面に
当接している為、未だ非クランプ位置にある。
そしてその後、駆動ギア(43)の回転により引き続き外
部シャーシ(16)が移動すると、前記係止片(9)の側
辺に沿って設けられた垂直溝(10)と外部シャーシ(1
6)の案内孔(20)(20)(20)(20)との作用により
内部シャーシ(17)が降下し、以ってディスク(D)が
ターンテーブル(2a)上に載置され、同時に、内部シャ
ーシ(17)天面により規制されていたクランプレバー
(12)が回動してクランプ部材(13)が降下する。そし
てその後、更に外部シャーシ(16)が移動すると外部シ
ャーシ(16)の前側部が回動レバー(8)の端部を押圧
して回動レバー(8)を反時計方向に回動せしめ、これ
により回動レバー(8)の押圧ピン(7)がディスクホ
ルダー(18)(19)のアーム部(34)(35)を付勢に抗
して押圧し、ディスクホルダー(18)(19)を互いに離
間する方向に回動せしめ、ディスク(D)の保持を解除
せしめる(第5図参照)。
部シャーシ(16)が移動すると、前記係止片(9)の側
辺に沿って設けられた垂直溝(10)と外部シャーシ(1
6)の案内孔(20)(20)(20)(20)との作用により
内部シャーシ(17)が降下し、以ってディスク(D)が
ターンテーブル(2a)上に載置され、同時に、内部シャ
ーシ(17)天面により規制されていたクランプレバー
(12)が回動してクランプ部材(13)が降下する。そし
てその後、更に外部シャーシ(16)が移動すると外部シ
ャーシ(16)の前側部が回動レバー(8)の端部を押圧
して回動レバー(8)を反時計方向に回動せしめ、これ
により回動レバー(8)の押圧ピン(7)がディスクホ
ルダー(18)(19)のアーム部(34)(35)を付勢に抗
して押圧し、ディスクホルダー(18)(19)を互いに離
間する方向に回動せしめ、ディスク(D)の保持を解除
せしめる(第5図参照)。
以上の様な動作により、ディスク(D)はターンテーブ
ル(2a)上に載置されると共にクランプ部材(13)によ
りターンテーブル(2a)上に押圧され、更にディスクホ
ルダー(18)(19)がディスク(D)端縁から離間する
ことにより、ターンテーブルによる回転駆動が可能にな
る。斯様にしてディスク(D)の装着が完了する。
ル(2a)上に載置されると共にクランプ部材(13)によ
りターンテーブル(2a)上に押圧され、更にディスクホ
ルダー(18)(19)がディスク(D)端縁から離間する
ことにより、ターンテーブルによる回転駆動が可能にな
る。斯様にしてディスク(D)の装着が完了する。
ディスク(D)を搬出する場合は上記と逆の手順により
行なわれる。即ちモータ(41)が上記と逆の方向に回転
駆動されると、外部シャーシ(16)が矢印C方向に移動
され、これに伴って先づ回動レバー(8)が時計方向に
回動してディスクホルダー(18)(19)が互いに接近
し、ディスク(D)の端縁を挾持する。そしてその後、
垂直溝(10)と案内孔(20)(20)(20)(20)の傾斜
部(20b)(20b)(20b)(20b)との作用により、内部
シャーシ(17)が上昇し、これと共に突起(14)が内部
シャーシ(17)天面により上方に押圧されてクランプレ
バー(12)が回動され、クランプ部材(13)がディスク
(D)上面から離間する。そして、内部シャーシ(17)
のピン(26)(26)(26)(26)が案内孔(20)(20)
(20)(20)の上端部に位置付けられると、その後外部
シャーシ(16)の移動に伴って内部シャーシ(17)が矢
印C方向に移動し、挿入孔を通ってディスク(D)がプ
レーヤ外に至らしめられる。この時、クランプ部材(1
3)は突起(14)が舌片(22)に沿って持ち上げられる
為、クランプレバー(12)が回動し、以って非クランプ
位置に位置付けられる。斯様にしてディスク(D)はプ
レーヤ外に搬送され、ディスクの着脱が可能となる。
行なわれる。即ちモータ(41)が上記と逆の方向に回転
駆動されると、外部シャーシ(16)が矢印C方向に移動
され、これに伴って先づ回動レバー(8)が時計方向に
回動してディスクホルダー(18)(19)が互いに接近
し、ディスク(D)の端縁を挾持する。そしてその後、
垂直溝(10)と案内孔(20)(20)(20)(20)の傾斜
部(20b)(20b)(20b)(20b)との作用により、内部
シャーシ(17)が上昇し、これと共に突起(14)が内部
シャーシ(17)天面により上方に押圧されてクランプレ
バー(12)が回動され、クランプ部材(13)がディスク
(D)上面から離間する。そして、内部シャーシ(17)
のピン(26)(26)(26)(26)が案内孔(20)(20)
(20)(20)の上端部に位置付けられると、その後外部
シャーシ(16)の移動に伴って内部シャーシ(17)が矢
印C方向に移動し、挿入孔を通ってディスク(D)がプ
レーヤ外に至らしめられる。この時、クランプ部材(1
3)は突起(14)が舌片(22)に沿って持ち上げられる
為、クランプレバー(12)が回動し、以って非クランプ
位置に位置付けられる。斯様にしてディスク(D)はプ
レーヤ外に搬送され、ディスクの着脱が可能となる。
(ト) 発明の効果 以上、本発明に依れば、ディスクはその搬送時において
ディスクホルダーによって確実に保持されているので、
外部よりプレーヤに振動等が加わっても搬送体より位置
ずれすることがない。また保持部材として一対のディス
クホルダーを用いたので、従来技術において挿入孔から
斯かるディスクホルダーを突出させることができ、ディ
スクの突出量を大きくすることができる。更に、ディス
ク保持装置は一対のディスクホルダー及び回動レバーに
より構成され、搬送体の移動によってディスクホルダー
の開閉を制御する様にしたので、部品点数が少なく構成
が極めて簡単となる。
ディスクホルダーによって確実に保持されているので、
外部よりプレーヤに振動等が加わっても搬送体より位置
ずれすることがない。また保持部材として一対のディス
クホルダーを用いたので、従来技術において挿入孔から
斯かるディスクホルダーを突出させることができ、ディ
スクの突出量を大きくすることができる。更に、ディス
ク保持装置は一対のディスクホルダー及び回動レバーに
より構成され、搬送体の移動によってディスクホルダー
の開閉を制御する様にしたので、部品点数が少なく構成
が極めて簡単となる。
第1図〜第5図は本発明の一実施例を示すもので、第1
図は分解斜視図、第2図は搬送体を裏面から見た斜視
図、第3図(a)、(b)及び(c)は動作を示す平面
図、側面図及び正面図、第4図(a)及び(b)は同じ
く動作を示す平面図及び側面図、第5図(a)、(b)
及び(c)は同じく動作を示す平面図、側面図、及び正
面図である。 (1)……固定シャーシ、(7)……押圧ピン、(8)
……回動レバー、(15)……搬送体、(18)(19)……
ディスクホルダー、(18a)(19a)……切溝、(33)…
…バネ(付勢手段)、(34)(35)……アーム部。
図は分解斜視図、第2図は搬送体を裏面から見た斜視
図、第3図(a)、(b)及び(c)は動作を示す平面
図、側面図及び正面図、第4図(a)及び(b)は同じ
く動作を示す平面図及び側面図、第5図(a)、(b)
及び(c)は同じく動作を示す平面図、側面図、及び正
面図である。 (1)……固定シャーシ、(7)……押圧ピン、(8)
……回動レバー、(15)……搬送体、(18)(19)……
ディスクホルダー、(18a)(19a)……切溝、(33)…
…バネ(付勢手段)、(34)(35)……アーム部。
Claims (1)
- 【請求項1】固定シャーシに摺動自在に配設された搬送
体と、該搬送体に回動自在に軸支された一対のディスク
ホルダーと、夫々のディスクホルダーの対向する側の側
面に沿って配された切溝と、同じく該ディスクホルダー
に配されたアーム部と、該ディスクホルダーの回動端を
互いに接近する方向に付勢する付勢手段と、前記固定シ
ャーシに回動自在に軸支された回動レバーと、該回動レ
バーの一端に植設された押圧ピンとを具備し、 前記搬送体を移動させることにより前記搬送体前端に前
記回動レバーの端部を当接させ、而して該回動レバーを
回動させることにより前記押圧ピンを前記ディスクホル
ダーのアーム部に当接させ、以って前記ディスクホルダ
ーを前記付勢手段の付勢に抗して互いに離間する方向に
回動させることを特徴とするディスク保持装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP62009604A JPH073724B2 (ja) | 1987-01-19 | 1987-01-19 | デイスク保持装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP62009604A JPH073724B2 (ja) | 1987-01-19 | 1987-01-19 | デイスク保持装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS63177352A JPS63177352A (ja) | 1988-07-21 |
JPH073724B2 true JPH073724B2 (ja) | 1995-01-18 |
Family
ID=11724911
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP62009604A Expired - Lifetime JPH073724B2 (ja) | 1987-01-19 | 1987-01-19 | デイスク保持装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH073724B2 (ja) |
-
1987
- 1987-01-19 JP JP62009604A patent/JPH073724B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS63177352A (ja) | 1988-07-21 |
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