JPH0610912B2 - センタコア装着装置 - Google Patents
センタコア装着装置Info
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- JPH0610912B2 JPH0610912B2 JP62316018A JP31601887A JPH0610912B2 JP H0610912 B2 JPH0610912 B2 JP H0610912B2 JP 62316018 A JP62316018 A JP 62316018A JP 31601887 A JP31601887 A JP 31601887A JP H0610912 B2 JPH0610912 B2 JP H0610912B2
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- Japan
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- pressing body
- center core
- pressing
- cassette
- magnetic cassette
- Prior art date
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- Holding Or Fastening Of Disk On Rotational Shaft (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、磁気カセット等の磁気シートを回転させるた
めのセンタコアを、磁気カセット駆動装置に装着するセ
ンタコア装着装置に関する。
めのセンタコアを、磁気カセット駆動装置に装着するセ
ンタコア装着装置に関する。
(従来の技術) 第7図は磁気カセット(以下、単にカセットという)の
一例を示す斜視図で、表裏両面からアクセス可能なもの
を示している。101はそのカセット、102は内部に設けら
れている磁気シートで、中心部にセンタコア(以下、単
にコアという)103が設けられており、その下面には係
合穴104を有し、上面開口部、106は下面開口部である。
また、上記コア103の下面には磁性体(図示せず)を有
し、このカセットを駆動する磁気カセット駆動装置に設
けられるスピンドル107の外周に設けた磁石に吸着され
る。なお、上記下面開口部106は磁気ヘッド(図示せ
ず)を挿入し、また、上面開口部105は、前記磁気ヘッ
ドと磁気シート102との接触を安定化するためのパッド
(図示せず)を挿入する開口である。
一例を示す斜視図で、表裏両面からアクセス可能なもの
を示している。101はそのカセット、102は内部に設けら
れている磁気シートで、中心部にセンタコア(以下、単
にコアという)103が設けられており、その下面には係
合穴104を有し、上面開口部、106は下面開口部である。
また、上記コア103の下面には磁性体(図示せず)を有
し、このカセットを駆動する磁気カセット駆動装置に設
けられるスピンドル107の外周に設けた磁石に吸着され
る。なお、上記下面開口部106は磁気ヘッド(図示せ
ず)を挿入し、また、上面開口部105は、前記磁気ヘッ
ドと磁気シート102との接触を安定化するためのパッド
(図示せず)を挿入する開口である。
このように構成されたカセットを駆動する磁気カセット
駆動装置としては、たとえば特開昭59−198560号公報に
示されており、第8図ないし第10図はその要部を説明す
る図である。
駆動装置としては、たとえば特開昭59−198560号公報に
示されており、第8図ないし第10図はその要部を説明す
る図である。
まず、第8図において、109はカセットホルダ(以下、
単にホルダという)で、ヒンジ軸110を中心に回動す
る。同様に、111は同ヒンジ軸110により回動する外カバ
ーで、ホルダ109を保護し、いずれも図示しない弾性部
材によって付勢されて図示の状態にある。112は一端が
外カバー111に固定された下方に付勢する板ばねで、外
カバー111に設けた位置規制部材113によって初期力が付
与され、スピンドル107の上部に一部が突出させてあ
る。
単にホルダという)で、ヒンジ軸110を中心に回動す
る。同様に、111は同ヒンジ軸110により回動する外カバ
ーで、ホルダ109を保護し、いずれも図示しない弾性部
材によって付勢されて図示の状態にある。112は一端が
外カバー111に固定された下方に付勢する板ばねで、外
カバー111に設けた位置規制部材113によって初期力が付
与され、スピンドル107の上部に一部が突出させてあ
る。
この状態でホルダ109にカセット101を挿入し、外カバー
111を板ばね112の付勢力に抗してホルダ109とともに押
し下げることにより、カセット101を所定の位置に移送
させるが、その時、コア103は摩擦負荷があるため、完
全にはスピンドル107に装着されない。
111を板ばね112の付勢力に抗してホルダ109とともに押
し下げることにより、カセット101を所定の位置に移送
させるが、その時、コア103は摩擦負荷があるため、完
全にはスピンドル107に装着されない。
そこで、第9図のように、さらに矢印の方向に回動させ
ると、板ばね112がコア101をスピンドル107に押し付け
完全に装着させ、外カバー111を第10図の状態に戻すと
図示しない手段によって停止し、板ばね112はコア103か
ら離間する。
ると、板ばね112がコア101をスピンドル107に押し付け
完全に装着させ、外カバー111を第10図の状態に戻すと
図示しない手段によって停止し、板ばね112はコア103か
ら離間する。
この装着状態からスピンドル107を図示しない駆動機構
によって回転駆動すると、磁石108に吸着されたコア103
とともに磁気シート102が回転して、記録または再生が
行われることになる。
によって回転駆動すると、磁石108に吸着されたコア103
とともに磁気シート102が回転して、記録または再生が
行われることになる。
(発明が解決しようとする問題点) しかしながら、上記のように構成するセンタコア装着装
置は、外カバー111が手動により回動可能なセンアコア
装着装置でなければ実施が不可能で、カセットを駆動装
置の前面から装着する、いわゆるフロントローディング
形式の駆動装置には利用することができない。
置は、外カバー111が手動により回動可能なセンアコア
装着装置でなければ実施が不可能で、カセットを駆動装
置の前面から装着する、いわゆるフロントローディング
形式の駆動装置には利用することができない。
本発明は、上述した従来の欠点に鑑み、フロントローデ
ィング形式のカセット駆動装置にも容易に組込み可能
な、簡単な構成のカセットコア装着装置の提供を目的に
する。
ィング形式のカセット駆動装置にも容易に組込み可能
な、簡単な構成のカセットコア装着装置の提供を目的に
する。
(問題点を解決するための手段) 本発明は上記の目的を、センタコアによって支持された
回転自在な磁気シートを収納する磁気カセットを、挿入
あるいは取り出しが可能な第1の位置と、磁気カセット
内のセンタコアを装置本体側のスピンドルに係合させて
磁気シートを回転させることが可能な第2の位置との間
で移送し、かつセンタコアを上記スピンドルに確実に係
合させるためのセンタコア装着装置であって、磁気カセ
ットを収納して移動する枠体と、この枠体に回動可能に
保持されセンタコアを押厚する押圧体と、この押圧体の
所定の回動位置を境にしてセンタコアをスピンドルに係
合させる第1の方向とその逆の第2の方向とに前記押圧
体の付勢することが可能な弾性体と、磁気カセットが前
記第2の位置へ移送完了した後に押圧体に当接し前記弾
性体による前記第1の方向の不正に抗して前記所定の回
動位置を越えて押圧体を前記第2の方向に回動させ弾性
体による押圧体への付勢方向を第2の方向に反転させる
移動体と、押圧体の回動を係止させる押圧体係止手段と
を具備する構成によって達成する。
回転自在な磁気シートを収納する磁気カセットを、挿入
あるいは取り出しが可能な第1の位置と、磁気カセット
内のセンタコアを装置本体側のスピンドルに係合させて
磁気シートを回転させることが可能な第2の位置との間
で移送し、かつセンタコアを上記スピンドルに確実に係
合させるためのセンタコア装着装置であって、磁気カセ
ットを収納して移動する枠体と、この枠体に回動可能に
保持されセンタコアを押厚する押圧体と、この押圧体の
所定の回動位置を境にしてセンタコアをスピンドルに係
合させる第1の方向とその逆の第2の方向とに前記押圧
体の付勢することが可能な弾性体と、磁気カセットが前
記第2の位置へ移送完了した後に押圧体に当接し前記弾
性体による前記第1の方向の不正に抗して前記所定の回
動位置を越えて押圧体を前記第2の方向に回動させ弾性
体による押圧体への付勢方向を第2の方向に反転させる
移動体と、押圧体の回動を係止させる押圧体係止手段と
を具備する構成によって達成する。
(作 用) 上記の構成により、本発明は、磁気カセットを挿入した
枠体を所定の位置に移送すると、センタコアは第1の方
向に付勢された押圧体によってスピンドル方向に完全に
挿入され、磁気カセットを第2の位置に移送完了した後
に移動体が移動,当接して押圧体を付勢力に抗して第2
の方向に回動させ、弾性体による付勢力の方向が反転す
るまで回動するから、押圧体はコアから離間していると
ともに、離間する方向への付勢を受けて保持される。
枠体を所定の位置に移送すると、センタコアは第1の方
向に付勢された押圧体によってスピンドル方向に完全に
挿入され、磁気カセットを第2の位置に移送完了した後
に移動体が移動,当接して押圧体を付勢力に抗して第2
の方向に回動させ、弾性体による付勢力の方向が反転す
るまで回動するから、押圧体はコアから離間していると
ともに、離間する方向への付勢を受けて保持される。
また、磁気カセットを第1の位置方向に移動させると、
押圧体が枠体の移動によって押圧体係止手段に当接し、
付勢に抗して第1の方向に回動させられ、ついには弾性
体による付勢力の反転位置まで回動するため、押圧体は
第1の方向に付勢された状態で保持され、再び磁気カセ
ットを装着する場合に、センタコカを押してスピンドル
に挿入させることが可能になる。
押圧体が枠体の移動によって押圧体係止手段に当接し、
付勢に抗して第1の方向に回動させられ、ついには弾性
体による付勢力の反転位置まで回動するため、押圧体は
第1の方向に付勢された状態で保持され、再び磁気カセ
ットを装着する場合に、センタコカを押してスピンドル
に挿入させることが可能になる。
(実施例) 第1図は本発明の一実施例のセンタコア装着装置の要部
を示す分解斜視図、第2図ないし第6図は装着動作途中
を示す要部の図である。
を示す分解斜視図、第2図ないし第6図は装着動作途中
を示す要部の図である。
1は基板、2なしし4は装着時のカセットの位置決めピ
ン、5は基板1に設けたカセット101のコア103と係合し
て磁気シート102を回転させるスピンドル、6はその外
周部に設けたコア103を吸引する磁石、7は磁気ヘッ
ド、8,9はガイド板AおよびBであり、10はカセット
101を収納する枠体、11は枠体10に設けた支軸10aを中
心に回動可能に保持された押圧体、12は両端を押圧体11
に設けたピン11a,枠体10にそれぞれ係合したばね、13
は移動体、14はそれに設けたパット、15は摺動体であ
る。
ン、5は基板1に設けたカセット101のコア103と係合し
て磁気シート102を回転させるスピンドル、6はその外
周部に設けたコア103を吸引する磁石、7は磁気ヘッ
ド、8,9はガイド板AおよびBであり、10はカセット
101を収納する枠体、11は枠体10に設けた支軸10aを中
心に回動可能に保持された押圧体、12は両端を押圧体11
に設けたピン11a,枠体10にそれぞれ係合したばね、13
は移動体、14はそれに設けたパット、15は摺動体であ
る。
また、16は天板であり、4個の取付穴16aを介してガイ
ド板8および9ねじ穴8a,9aにねじ止めされ、ま
た、2本のシャフト16bが形成されている。このシャフ
ト16bは摺動体15に設けたスリット15aと係合して、摺
動体15を水平方向にガイドする。なお、摺動体15には3
本のシャフト1bを有し、おのおのガイド板8,9にそれ
ぞれ設けたスリット8b,9b,9cと係合しており、摺動
体15水平方向の摺動をガイドしている。さらに、摺動体
15および板16のそれぞれのばね掛け部15c,16cには引
張りばね22を係合して、摺動体15を矢印Aの方向に付勢
している。天板16に有する支軸16dにはストッパー17を
回動可能に有し、引張りばね21によって時計方向に付勢
されている。このストッパ17の先端にはローラ18を有
し、摺動体15の円弧状および直線状の端面15d,15eと
係合しており、端面15dは係合しているときは摺動体15
の矢印Aの方向への摺動が停止されている。
ド板8および9ねじ穴8a,9aにねじ止めされ、ま
た、2本のシャフト16bが形成されている。このシャフ
ト16bは摺動体15に設けたスリット15aと係合して、摺
動体15を水平方向にガイドする。なお、摺動体15には3
本のシャフト1bを有し、おのおのガイド板8,9にそれ
ぞれ設けたスリット8b,9b,9cと係合しており、摺動
体15水平方向の摺動をガイドしている。さらに、摺動体
15および板16のそれぞれのばね掛け部15c,16cには引
張りばね22を係合して、摺動体15を矢印Aの方向に付勢
している。天板16に有する支軸16dにはストッパー17を
回動可能に有し、引張りばね21によって時計方向に付勢
されている。このストッパ17の先端にはローラ18を有
し、摺動体15の円弧状および直線状の端面15d,15eと
係合しており、端面15dは係合しているときは摺動体15
の矢印Aの方向への摺動が停止されている。
天板16の支軸16eにはカセット押出体19が回動可能に軸
支されて、引張りばね21によって反時計方向に付勢さ
れ、一端が天板16の係止ピン16fに当接して停止してい
る。カセットの押出体19には、先端にカセット101に当
接するローラ20とシャフト19aを有し、ローラ20が挿入
するカセット101の端面に押されて回動するカセット押
出体19の時計方向の回転により、シャフトト19aはスト
ッパ17の一端に形成された凸部17aおよびスリット17b
と係合する。
支されて、引張りばね21によって反時計方向に付勢さ
れ、一端が天板16の係止ピン16fに当接して停止してい
る。カセットの押出体19には、先端にカセット101に当
接するローラ20とシャフト19aを有し、ローラ20が挿入
するカセット101の端面に押されて回動するカセット押
出体19の時計方向の回転により、シャフトト19aはスト
ッパ17の一端に形成された凸部17aおよびスリット17b
と係合する。
枠体10の3本のシャフト10cは、摺動体15の3箇所の溝
15fに係合,貫通し、さらに、ガイド板8のスリット8
c、およびガイド板9に有するスリット9dおよび9eと
係合しており、摺動体15が摺動して緩やかに段差を有す
る溝15fの上下の落差だけ枠体10が昇降する。移動体13
の3本のシャフト13aは、摺動体15は3箇所の傾斜端面
15gと係合するとともに、ガイド板8に有するスリット
8dおよび、ガイド板9に有するスリット9f,同9g
と係合している。
15fに係合,貫通し、さらに、ガイド板8のスリット8
c、およびガイド板9に有するスリット9dおよび9eと
係合しており、摺動体15が摺動して緩やかに段差を有す
る溝15fの上下の落差だけ枠体10が昇降する。移動体13
の3本のシャフト13aは、摺動体15は3箇所の傾斜端面
15gと係合するとともに、ガイド板8に有するスリット
8dおよび、ガイド板9に有するスリット9f,同9g
と係合している。
また、移動体13の3箇所のばね掛け部13bは、それぞれ
ガイド板8の逃げ棚8e,8f、およびガイド板9の逃げ穴
9hを貫通,突出して、ガイド板8に有するばね掛け部
8g,8h、およびガイド板9に有する図示しないばね掛け
部との間で、引張りばね23,24および25が掛けられて下
方に付勢されている。移動体13は、摺動体15の摺動に応
じて傾斜端面15gの上下方向の落差だけ上下する。押圧
体11に有する凸部11bには、移動体13の下降によりその
一部が当接する。
ガイド板8の逃げ棚8e,8f、およびガイド板9の逃げ穴
9hを貫通,突出して、ガイド板8に有するばね掛け部
8g,8h、およびガイド板9に有する図示しないばね掛け
部との間で、引張りばね23,24および25が掛けられて下
方に付勢されている。移動体13は、摺動体15の摺動に応
じて傾斜端面15gの上下方向の落差だけ上下する。押圧
体11に有する凸部11bには、移動体13の下降によりその
一部が当接する。
上記のように構成した本発明は、次のように動作する。
いま、枠体10にカセット101を挿入すると、その端面に
ローラ20が押され、押出体19を時計方向に回転させて、
シャフト19aがストッパ17の凸部17aに当たり、ストッ
パ17を反時計方向に回動させる。ストッパ17のローラ18
は摺動体15の円弧状に端面15dに係合して摺動体15の移
動は停止されているが、その時、枠体10のシャフト10c
および移動体13のシャフト13aは摺動体15の傾斜端面15
gおよび溝15fの上方に係合して、枠体10および移動体
13は上方に位置して第2図に状態を示している。
ローラ20が押され、押出体19を時計方向に回転させて、
シャフト19aがストッパ17の凸部17aに当たり、ストッ
パ17を反時計方向に回動させる。ストッパ17のローラ18
は摺動体15の円弧状に端面15dに係合して摺動体15の移
動は停止されているが、その時、枠体10のシャフト10c
および移動体13のシャフト13aは摺動体15の傾斜端面15
gおよび溝15fの上方に係合して、枠体10および移動体
13は上方に位置して第2図に状態を示している。
押圧体11は端部11cが押圧体係止手段である天板16に当
接して停止しており、コア103と当接して押される当接
部11dはコア103から離間しており、枠体10へのカセッ
ト挿入の妨げにはならない。ストッパ17が反時計方向に
回動して、ローラ18が摺動体15の円弧状端面15dを越す
と係止が解かれ、摺動体15は付勢されて矢印A方向に移
動を始める。この時、ローラ18は摺動体15の直線状端面
15eに当接して、ストッパ17は時計方向の回動を停止す
る。また、カセット押出体19のシャフト19aはストッパ
17の凸部17bに係合し、カセット押出体19の反時計方向
の回動が停止され、カセット101が下降し装着される途
中で、その端面が無理に押圧されなくなり、装着がスム
ースに行われることになる。摺動体15のA方向の移送に
より、枠体10および移動体13は下降し、初めに枠体10が
下降を終了し、カセット101は基板1に有する位置決め
ピン2ないし4によって第3図のように位置決めされ、
押圧体11はばね12によって時計回りの付勢を受け、その
当接部11dが上面を押してコア103を完全にスピンドル
5に装着させる。
接して停止しており、コア103と当接して押される当接
部11dはコア103から離間しており、枠体10へのカセッ
ト挿入の妨げにはならない。ストッパ17が反時計方向に
回動して、ローラ18が摺動体15の円弧状端面15dを越す
と係止が解かれ、摺動体15は付勢されて矢印A方向に移
動を始める。この時、ローラ18は摺動体15の直線状端面
15eに当接して、ストッパ17は時計方向の回動を停止す
る。また、カセット押出体19のシャフト19aはストッパ
17の凸部17bに係合し、カセット押出体19の反時計方向
の回動が停止され、カセット101が下降し装着される途
中で、その端面が無理に押圧されなくなり、装着がスム
ースに行われることになる。摺動体15のA方向の移送に
より、枠体10および移動体13は下降し、初めに枠体10が
下降を終了し、カセット101は基板1に有する位置決め
ピン2ないし4によって第3図のように位置決めされ、
押圧体11はばね12によって時計回りの付勢を受け、その
当接部11dが上面を押してコア103を完全にスピンドル
5に装着させる。
さらに摺動体15が下降すると、移動体13も下降してその
一部が凸部11bに当接して、その押圧体11を反時計方向
に回動させ、第4図の状態になる。
一部が凸部11bに当接して、その押圧体11を反時計方向
に回動させ、第4図の状態になる。
この状態で、上記時計回りの押圧体11にかかるばね12に
よる付勢はなくなり、移動体13がさらに下降して押圧体
11をさらに反時計方向に回動させると、今後はねが12が
押圧体11を反時計方向に回動させ、摺動体15および移動
体13の下降がともに終了して、第5図の状態になる。押
圧体11は端部スリット11eが天板16に当接した状態で静
止し、移動体13に設けたパッド14も所定位置にまで下降
している。図示しない駆動装置によりスピンドル5を回
転駆動させると、磁石6に吸着されているコア103は一
体に磁気シート102を回転させ、磁気ヘッド7はパッド1
4が所定の位置に配置されたことにより、磁気シート12
と良好な接触が保たれて、記録再生が可能になる。
よる付勢はなくなり、移動体13がさらに下降して押圧体
11をさらに反時計方向に回動させると、今後はねが12が
押圧体11を反時計方向に回動させ、摺動体15および移動
体13の下降がともに終了して、第5図の状態になる。押
圧体11は端部スリット11eが天板16に当接した状態で静
止し、移動体13に設けたパッド14も所定位置にまで下降
している。図示しない駆動装置によりスピンドル5を回
転駆動させると、磁石6に吸着されているコア103は一
体に磁気シート102を回転させ、磁気ヘッド7はパッド1
4が所定の位置に配置されたことにより、磁気シート12
と良好な接触が保たれて、記録再生が可能になる。
カセット101の取り出しは、摺動体15を矢印B方向に移
動させると、移動体13と枠体10は上記装着の場合とは全
くの逆の動作をして、まず移動体13が上昇し始め、次に
枠体10が上昇する。それに伴って、押圧体11スリット11
eが天板16に押されて時計回り方向に回動し、第6図の
状態になり、ばね12による反時計方向の付勢がなくな
る。枠体10がさらに上昇して押圧体11をさらに時計回り
方向に回動させると、押圧体11は今度はばね12の付勢を
受け、時計方向に回動する。
動させると、移動体13と枠体10は上記装着の場合とは全
くの逆の動作をして、まず移動体13が上昇し始め、次に
枠体10が上昇する。それに伴って、押圧体11スリット11
eが天板16に押されて時計回り方向に回動し、第6図の
状態になり、ばね12による反時計方向の付勢がなくな
る。枠体10がさらに上昇して押圧体11をさらに時計回り
方向に回動させると、押圧体11は今度はばね12の付勢を
受け、時計方向に回動する。
その際、コア103は押圧体11の当接部11dが当接しても
所定量離れているので、スピンドル5の慣性回転があっ
ても問題は生じない。
所定量離れているので、スピンドル5の慣性回転があっ
ても問題は生じない。
摺動体15が移動を完了し、移動体13および枠体10の上昇
が終了すると、第2図の状態となって、押圧体11は端部
11cが天板16に当接して停止し、その時、押圧体11の当
接部11dはコア103から離間しており、磁気ヘッド7お
よびパット14もカセット101から離間しているから、枠
体10内のカセット101の移動が可能になっている。ま
た、摺動体15が移動を終了した時点で、ストッパ17のロ
ーラ18は摺動体15の円弧状端面15dに係合するので、ス
トッパ17は付勢力で所定量回動するため、ストッパ17の
凸部17bによるカセット押出体19の係止が解除され、一
端が天板16の係止ピン16fに当接するまで反時計方向に
回動し、先端のローラ20がカセット101の端面を押し、
カセット101を所定量だけ枠体10外に押出すことにな
り、したがって、手動でカセット101を取り出すことが
できる。
が終了すると、第2図の状態となって、押圧体11は端部
11cが天板16に当接して停止し、その時、押圧体11の当
接部11dはコア103から離間しており、磁気ヘッド7お
よびパット14もカセット101から離間しているから、枠
体10内のカセット101の移動が可能になっている。ま
た、摺動体15が移動を終了した時点で、ストッパ17のロ
ーラ18は摺動体15の円弧状端面15dに係合するので、ス
トッパ17は付勢力で所定量回動するため、ストッパ17の
凸部17bによるカセット押出体19の係止が解除され、一
端が天板16の係止ピン16fに当接するまで反時計方向に
回動し、先端のローラ20がカセット101の端面を押し、
カセット101を所定量だけ枠体10外に押出すことにな
り、したがって、手動でカセット101を取り出すことが
できる。
(発明の効果) 以上詳細に説明して明らかなように、本発明は、単にカ
セットの挿入だけで装着が可能な、フロントローディン
グ形式の磁気カセット駆動装置におけるセンタコアの装
着装置を構成するものであり、簡単な構成で着実にセン
タコアをスピンドルへ装着することが可能であるから、
実施して実用的に大きな効果を有する。
セットの挿入だけで装着が可能な、フロントローディン
グ形式の磁気カセット駆動装置におけるセンタコアの装
着装置を構成するものであり、簡単な構成で着実にセン
タコアをスピンドルへ装着することが可能であるから、
実施して実用的に大きな効果を有する。
第1図は本発明の一実施例の要部分解斜視図、第2図な
いし第6図は本発明のセンタコア装着装置の要部動作説
明図、第7図は磁気カセットを示す斜視図、第8図ない
し第10図は従来の磁気カセット駆動装置の要部説明図で
ある。1……基板、5……スピンドル、10……枠体、11
……押圧体、12……ばね、13……移動体、15……摺動
体、16……天板、17……ストッパ、18……ローラ、19…
…カセット押出体、101……カセット、102……磁気シー
ト、103……センタコア(コア)。
いし第6図は本発明のセンタコア装着装置の要部動作説
明図、第7図は磁気カセットを示す斜視図、第8図ない
し第10図は従来の磁気カセット駆動装置の要部説明図で
ある。1……基板、5……スピンドル、10……枠体、11
……押圧体、12……ばね、13……移動体、15……摺動
体、16……天板、17……ストッパ、18……ローラ、19…
…カセット押出体、101……カセット、102……磁気シー
ト、103……センタコア(コア)。
Claims (2)
- 【請求項1】センタコアによって支持された回転自在な
磁気シートを収納する磁気カセットを、挿入あるいは取
り出しが可能な第1の位置と、磁気カセット内のセンタ
コアを装置本体側のスピンドルに係合させて磁気シート
を回転させることが可能な第2の位置との間で移送し、
かつセンタコアをスピンドルに確実に係合させるための
センタコア装着装置であって、磁気カセットを収納して
移動する枠体と、この枠体に回動可能に保持されセンタ
コアを押圧する押圧体と、この押圧体の所定の回動位置
を境にしてセンタコアをスピンドルに係合させる第1の
方向とその逆の第2の方向とに前記押圧体を付勢するこ
とが可能な弾性体と、磁気カセットが前記第2の位置へ
移送完了した後に押圧体に当接し前記弾性体による前記
第1の方向の付勢に抗して前記所定の回動位置を越えて
押圧体を前記第2の方向に回動させ弾性体による押圧体
への付勢方向を第2の方向に反転させる移動体と、押圧
体の回動を係止させる押圧体係止手段とを備え、磁気カ
セットが第1の位置にある時点では押圧体は弾性体によ
って第1の方向に付勢させるとともに前記押圧体係止手
段によってセンタコアと離間する位置に停止しており、
磁気カセットが第1の位置から第2の位置に移動する途
中において押圧体と押圧体係止手段との係合がはずれ押
圧体はセンタコアに当接しセンタコアをスピンドルに押
圧し、磁気カセットを第2の位置に移送後は押圧体は第
2の方向に付勢されるとともに押圧体係止手段によって
係止されセンタコアから離間して停止し、さらに磁気カ
セットを第2の位置から第1の位置に移送する間におい
て押圧体は前記枠体の移動と押圧体係止手段によって弾
性体による第2の方向の付勢に抗して所定の回動位置を
越えて第1の方向に回動させられ弾性体による押圧体へ
の付勢方向が第1の方向に反転するよう構成したことを
特徴とするセンタコア装着装置。 - 【請求項2】磁気カセットを前記第2の位置から前記第
1の位置に移送する移送動作時における前記押圧体への
付勢力の反転タイミングを、センタコアがスピンドルか
ら所定距離移動した後になるように前記押圧体係止手段
を配したことを特徴とする特許請求の範囲第(1)項記載
のセンタコア装着装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP62316018A JPH0610912B2 (ja) | 1987-12-16 | 1987-12-16 | センタコア装着装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP62316018A JPH0610912B2 (ja) | 1987-12-16 | 1987-12-16 | センタコア装着装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01158662A JPH01158662A (ja) | 1989-06-21 |
JPH0610912B2 true JPH0610912B2 (ja) | 1994-02-09 |
Family
ID=18072333
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP62316018A Expired - Lifetime JPH0610912B2 (ja) | 1987-12-16 | 1987-12-16 | センタコア装着装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0610912B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
AR097558A1 (es) * | 2013-10-29 | 2016-03-23 | Saint Gobain | Entrepaño con -al menos- dos elementos de conexión eléctrica y un conductor de conexión |
-
1987
- 1987-12-16 JP JP62316018A patent/JPH0610912B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH01158662A (ja) | 1989-06-21 |
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