JPH07332239A - 往復動型圧縮機 - Google Patents
往復動型圧縮機Info
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- JPH07332239A JPH07332239A JP6122758A JP12275894A JPH07332239A JP H07332239 A JPH07332239 A JP H07332239A JP 6122758 A JP6122758 A JP 6122758A JP 12275894 A JP12275894 A JP 12275894A JP H07332239 A JPH07332239 A JP H07332239A
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- JP
- Japan
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- oil
- chamber
- discharge chamber
- discharge
- separation mechanism
- Prior art date
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- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F04—POSITIVE - DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS FOR LIQUIDS OR ELASTIC FLUIDS
- F04B—POSITIVE-DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS
- F04B25/00—Multi-stage pumps
- F04B25/04—Multi-stage pumps having cylinders coaxial with, or parallel or inclined to, main shaft axis
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F04—POSITIVE - DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS FOR LIQUIDS OR ELASTIC FLUIDS
- F04B—POSITIVE-DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS
- F04B39/00—Component parts, details, or accessories, of pumps or pumping systems specially adapted for elastic fluids, not otherwise provided for in, or of interest apart from, groups F04B25/00 - F04B37/00
- F04B39/16—Filtration; Moisture separation
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F04—POSITIVE - DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS FOR LIQUIDS OR ELASTIC FLUIDS
- F04B—POSITIVE-DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS
- F04B27/00—Multi-cylinder pumps specially adapted for elastic fluids and characterised by number or arrangement of cylinders
- F04B27/08—Multi-cylinder pumps specially adapted for elastic fluids and characterised by number or arrangement of cylinders having cylinders coaxial with, or parallel or inclined to, main shaft axis
- F04B27/10—Multi-cylinder pumps specially adapted for elastic fluids and characterised by number or arrangement of cylinders having cylinders coaxial with, or parallel or inclined to, main shaft axis having stationary cylinders
- F04B27/1036—Component parts, details, e.g. sealings, lubrication
- F04B27/109—Lubrication
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F04—POSITIVE - DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS FOR LIQUIDS OR ELASTIC FLUIDS
- F04B—POSITIVE-DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS
- F04B27/00—Multi-cylinder pumps specially adapted for elastic fluids and characterised by number or arrangement of cylinders
- F04B27/08—Multi-cylinder pumps specially adapted for elastic fluids and characterised by number or arrangement of cylinders having cylinders coaxial with, or parallel or inclined to, main shaft axis
- F04B27/10—Multi-cylinder pumps specially adapted for elastic fluids and characterised by number or arrangement of cylinders having cylinders coaxial with, or parallel or inclined to, main shaft axis having stationary cylinders
- F04B27/12—Multi-cylinder pumps specially adapted for elastic fluids and characterised by number or arrangement of cylinders having cylinders coaxial with, or parallel or inclined to, main shaft axis having stationary cylinders having plural sets of cylinders or pistons
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F04—POSITIVE - DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS FOR LIQUIDS OR ELASTIC FLUIDS
- F04B—POSITIVE-DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS
- F04B39/00—Component parts, details, or accessories, of pumps or pumping systems specially adapted for elastic fluids, not otherwise provided for in, or of interest apart from, groups F04B25/00 - F04B37/00
- F04B39/04—Measures to avoid lubricant contaminating the pumped fluid
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F25—REFRIGERATION OR COOLING; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS; MANUFACTURE OR STORAGE OF ICE; LIQUEFACTION SOLIDIFICATION OF GASES
- F25B—REFRIGERATION MACHINES, PLANTS OR SYSTEMS; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS
- F25B2400/00—General features or devices for refrigeration machines, plants or systems, combined heating and refrigeration systems or heat-pump systems, i.e. not limited to a particular subgroup of F25B
- F25B2400/02—Centrifugal separation of gas, liquid or oil
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Compressor (AREA)
- Compressors, Vaccum Pumps And Other Relevant Systems (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】圧縮機の総全高を増大させることなく、油分離
機構を内蔵する往復動型圧縮機を提供する。 【構成】前後のハウジング5、6内に画設された吐出室
25、17内で吐出通路35a、35bが開口する付近
には、圧縮冷媒に含まれた油を分離する遠心分離型式の
油分離機構18が配設されている。また、ハウジング
5、6内には、油分離機構18で分離された油を溜める
油溜室21、14が画設されている。油溜室21、14
は、還油孔22d、15dを介して機内の低圧領域(吸
入室20、13)と連通されている。吐出室25、17
に吐出された圧縮冷媒ガスは油分離機構18を通過した
後、吐出通路35a、35bから外部に吐出される。分
離された油は油溜室21、14に溜められ、差圧により
還油孔22d、15dを介して機内の低圧領域に還流さ
れ、潤滑に供される。
機構を内蔵する往復動型圧縮機を提供する。 【構成】前後のハウジング5、6内に画設された吐出室
25、17内で吐出通路35a、35bが開口する付近
には、圧縮冷媒に含まれた油を分離する遠心分離型式の
油分離機構18が配設されている。また、ハウジング
5、6内には、油分離機構18で分離された油を溜める
油溜室21、14が画設されている。油溜室21、14
は、還油孔22d、15dを介して機内の低圧領域(吸
入室20、13)と連通されている。吐出室25、17
に吐出された圧縮冷媒ガスは油分離機構18を通過した
後、吐出通路35a、35bから外部に吐出される。分
離された油は油溜室21、14に溜められ、差圧により
還油孔22d、15dを介して機内の低圧領域に還流さ
れ、潤滑に供される。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、高圧冷媒ガスの油分離
機構を内蔵した往復動型圧縮機の改良に関する。
機構を内蔵した往復動型圧縮機の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】主として車両空調用に供される斜板式、
揺動板式等の往復動型圧縮機では、可動部分の潤滑に供
される潤滑油が冷媒ガス中にミスト状に混在されてい
る。したがって、圧縮機から吐出される冷媒ガスと共に
混在油粒がそのまま冷凍回路に吐出循環されると、この
油粒が蒸発器の内壁等に付着して熱交換の効率を低下さ
せる。
揺動板式等の往復動型圧縮機では、可動部分の潤滑に供
される潤滑油が冷媒ガス中にミスト状に混在されてい
る。したがって、圧縮機から吐出される冷媒ガスと共に
混在油粒がそのまま冷凍回路に吐出循環されると、この
油粒が蒸発器の内壁等に付着して熱交換の効率を低下さ
せる。
【0003】このため、従来では、圧縮機から凝縮器に
至る高圧管路中に油分離器を別設して、分離された潤滑
油を還油配管を介して圧縮機内へ戻すように構成したも
のが実用化されているが、機器、配管の増設に伴う総合
的な冷凍回路構成の幅輳化に加えて、小径、かつ長尺状
に形成された還油配管に目詰りなどの事故も生じ易いの
で、近時、圧縮機に直接油分離機構を内蔵させた構成の
ものも提案されている
至る高圧管路中に油分離器を別設して、分離された潤滑
油を還油配管を介して圧縮機内へ戻すように構成したも
のが実用化されているが、機器、配管の増設に伴う総合
的な冷凍回路構成の幅輳化に加えて、小径、かつ長尺状
に形成された還油配管に目詰りなどの事故も生じ易いの
で、近時、圧縮機に直接油分離機構を内蔵させた構成の
ものも提案されている
【0004】。
【発明が解決しようとする課題】さて、上述した油分離
機構内蔵型の圧縮機として、上記油分離機構及び油溜室
を例えば圧縮機に付設されるサービスバルブ内に共存せ
しめることが考えられるが、この場合分離油が重力滴下
によって貯溜されるという基本的な機能から、油分離室
と油溜室との相対位置が上下の関係に特定される結果、
サービスバブルの肥厚化を通じて圧縮機の総全高が増大
するといった問題が生じる。
機構内蔵型の圧縮機として、上記油分離機構及び油溜室
を例えば圧縮機に付設されるサービスバルブ内に共存せ
しめることが考えられるが、この場合分離油が重力滴下
によって貯溜されるという基本的な機能から、油分離室
と油溜室との相対位置が上下の関係に特定される結果、
サービスバブルの肥厚化を通じて圧縮機の総全高が増大
するといった問題が生じる。
【0005】本発明は、圧縮機の総全高を増大させるこ
となく、油分離機構を内蔵する往復動型圧縮機を提供す
ることを解決すべき技術課題とするものである。
となく、油分離機構を内蔵する往復動型圧縮機を提供す
ることを解決すべき技術課題とするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決する本発
明の往復動型圧縮機は、複数のボアが並設されたシリン
ダブロックと、弁板を挟んで該シリンダブロックの外端
を閉塞し吐出室が内部に画設されたハウジングと、各該
ボア内を直動するピストンとを備え、該吐出室内の圧縮
冷媒を吐出通路を介して外部に吐出する往復動型圧縮機
において、上記吐出室内で上記吐出通路が開口する付近
に配設され圧縮冷媒に含まれた油を分離する油分離機構
と、上記ハウジング内に画設され該油分離機構で分離さ
れた油を溜める油溜室と、該油溜室と機内の低圧領域と
を連通する還油孔とを備えているという新規な構成を採
用している。
明の往復動型圧縮機は、複数のボアが並設されたシリン
ダブロックと、弁板を挟んで該シリンダブロックの外端
を閉塞し吐出室が内部に画設されたハウジングと、各該
ボア内を直動するピストンとを備え、該吐出室内の圧縮
冷媒を吐出通路を介して外部に吐出する往復動型圧縮機
において、上記吐出室内で上記吐出通路が開口する付近
に配設され圧縮冷媒に含まれた油を分離する油分離機構
と、上記ハウジング内に画設され該油分離機構で分離さ
れた油を溜める油溜室と、該油溜室と機内の低圧領域と
を連通する還油孔とを備えているという新規な構成を採
用している。
【0007】好適な態様において、上記油分離機構は遠
心分離型式又は衝突分離型式である。好適な態様におい
て、吸入室及び上記油溜室が上記ハウジングの中央域に
軸方向に連設され、上記吐出室は該ハウジングの外周域
に設けられる。好適な態様において、上記吐出室は、上
記ハウジングの中央域に上記油溜室と軸方向に連設され
た主吐出室と該ハウジングの外周域で該主吐出室及び該
油溜室の上方の領域に設けられた副吐出室とからなり、
吸入室が該ハウジングの外周域で該副吐出室を除く領域
に設けられ、上記吐出通路が該副吐出室に開口するとと
もに上記油分離機構が該副吐出室内に設けられる。
心分離型式又は衝突分離型式である。好適な態様におい
て、吸入室及び上記油溜室が上記ハウジングの中央域に
軸方向に連設され、上記吐出室は該ハウジングの外周域
に設けられる。好適な態様において、上記吐出室は、上
記ハウジングの中央域に上記油溜室と軸方向に連設され
た主吐出室と該ハウジングの外周域で該主吐出室及び該
油溜室の上方の領域に設けられた副吐出室とからなり、
吸入室が該ハウジングの外周域で該副吐出室を除く領域
に設けられ、上記吐出通路が該副吐出室に開口するとと
もに上記油分離機構が該副吐出室内に設けられる。
【0008】
【作用】したがって、吐出室に吐出された圧縮冷媒ガス
は、吐出室内で吐出通路が開口する付近に設置された油
分離機構を通過した後、該吐出通路から外部に吐出され
る。このため、圧縮冷媒ガス中に含まれる混在油粒は油
分離機構で分離されて油溜室に溜められ、吐出室に通じ
る該油溜室と機内の低圧領域との差圧により該油溜室内
の油は還油孔を介して該機内の低圧領域、例えば吸入室
や斜板室に還流され、潤滑に供される。
は、吐出室内で吐出通路が開口する付近に設置された油
分離機構を通過した後、該吐出通路から外部に吐出され
る。このため、圧縮冷媒ガス中に含まれる混在油粒は油
分離機構で分離されて油溜室に溜められ、吐出室に通じ
る該油溜室と機内の低圧領域との差圧により該油溜室内
の油は還油孔を介して該機内の低圧領域、例えば吸入室
や斜板室に還流され、潤滑に供される。
【0009】そして、上記油分離機構がハウジング内部
に画設された吐出室内に設置されるとともに、上記油溜
室がハウジング内部に画設されているので、圧縮機の総
全高が増大することがない。なお、上記油分離機構が遠
心分離型式の場合、圧縮冷媒ガスの運動エネルギーによ
り回転流を生じさせ、このときの遠心力により、冷媒ガ
スに含まれる質量の大きい液状の油粒を外方へ飛散させ
て、冷媒ガスから混在油粒を分離する。一方、上記油分
離機構が衝突分離型式の場合、圧縮冷媒ガスの壁への衝
突に伴い、冷媒ガスに含まれる質量の大きい液状の油粒
を冷媒ガスから分離する。
に画設された吐出室内に設置されるとともに、上記油溜
室がハウジング内部に画設されているので、圧縮機の総
全高が増大することがない。なお、上記油分離機構が遠
心分離型式の場合、圧縮冷媒ガスの運動エネルギーによ
り回転流を生じさせ、このときの遠心力により、冷媒ガ
スに含まれる質量の大きい液状の油粒を外方へ飛散させ
て、冷媒ガスから混在油粒を分離する。一方、上記油分
離機構が衝突分離型式の場合、圧縮冷媒ガスの壁への衝
突に伴い、冷媒ガスに含まれる質量の大きい液状の油粒
を冷媒ガスから分離する。
【0010】
【実施例】以下、本発明を具体化した斜板式圧縮機の実
施例を説明する。 (実施例1)図1、図2に示す本実施例の圧縮機は片側
5気筒の両頭斜板式圧縮機で、前後に対設されたシリン
ダブロック1、2の両端部は前後のバルブプレート3、
4を介してフロント及びリヤのハウジング5、6により
閉鎖され、これらは図示しない複数本のボルトによって
結合されている。シリンダブロック1、2の結合部分に
は斜板室7が形成され、斜板室7には両シリンダブロッ
ク1、2の中心軸孔1a、2aを貫通する駆動軸8に固
定された斜板9が収容されている。上記シリンダブロッ
ク1、2には、5対のシリンダボア10が、駆動軸8と
平行に、かつ駆動軸8を中心とする放射位置に形成さ
れ、各シリンダボア10には両頭形のピストン11が嵌
挿されて、各ピストン11は半球状のシュー12を介し
て斜板9に係留されている。
施例を説明する。 (実施例1)図1、図2に示す本実施例の圧縮機は片側
5気筒の両頭斜板式圧縮機で、前後に対設されたシリン
ダブロック1、2の両端部は前後のバルブプレート3、
4を介してフロント及びリヤのハウジング5、6により
閉鎖され、これらは図示しない複数本のボルトによって
結合されている。シリンダブロック1、2の結合部分に
は斜板室7が形成され、斜板室7には両シリンダブロッ
ク1、2の中心軸孔1a、2aを貫通する駆動軸8に固
定された斜板9が収容されている。上記シリンダブロッ
ク1、2には、5対のシリンダボア10が、駆動軸8と
平行に、かつ駆動軸8を中心とする放射位置に形成さ
れ、各シリンダボア10には両頭形のピストン11が嵌
挿されて、各ピストン11は半球状のシュー12を介し
て斜板9に係留されている。
【0011】上記リヤハウジング6の中央域には、それ
ぞれ断面円形状の吸入室13及び油溜室14が仕切部材
15により仕切られて軸方向に連設されている。この仕
切部材15は、円板状の底壁15aと、底壁15aの外
周縁から軸方向前方に延びる外周側壁15bとから構成
されている。そして、底壁15aの下方側には、吸入室
13及び油溜室14を連通する直径0.1〜0.2mm
程度の微小な還油孔15dが穿設されている。なお、仕
切り部材15の外周側壁15bの外周側にはOリング1
6が介装されて、吸入室13及び油溜室14間の流体漏
れを防止している。
ぞれ断面円形状の吸入室13及び油溜室14が仕切部材
15により仕切られて軸方向に連設されている。この仕
切部材15は、円板状の底壁15aと、底壁15aの外
周縁から軸方向前方に延びる外周側壁15bとから構成
されている。そして、底壁15aの下方側には、吸入室
13及び油溜室14を連通する直径0.1〜0.2mm
程度の微小な還油孔15dが穿設されている。なお、仕
切り部材15の外周側壁15bの外周側にはOリング1
6が介装されて、吸入室13及び油溜室14間の流体漏
れを防止している。
【0012】またリヤハウジング6の外周域には、上記
吸入室13及び油溜室14の合計の軸方向長さに相当す
る軸方向長さを有する環状の吐出室17が設けられてい
る。そして、この吐出室17の上方部には、遠心分離型
式の油分離機構18が設置されている。この油分離機構
18は、後端が閉鎖される一方前端が開口し吐出室17
の軸方向ほぼ全長に延びるとともに吐出室17の幅と略
同等の外径を有する外筒18aと、外筒18aと同心状
に配置され外筒18aの軸長の2/3程度の軸長を有す
る両端開口の内筒18bとから構成されている。そし
て、外筒18aは、図2に示すように吐出室17の内周
側の側壁に一体的に設けられ軸方向に延びる一対の突起
部19、19間に挟持されて固定され、内筒18bは、
前端がバルブプレート4に接着剤により固定されてい
る。また、外筒18aには、軸方向全長に延びて吐出室
17に開口する一対の導入口18cが対向して設けられ
ている。さらに、外筒18aの後方側の下方部及びリヤ
ハウジング6には、外筒18a内と上記油溜室14とを
連通する通孔18dが設けられている。
吸入室13及び油溜室14の合計の軸方向長さに相当す
る軸方向長さを有する環状の吐出室17が設けられてい
る。そして、この吐出室17の上方部には、遠心分離型
式の油分離機構18が設置されている。この油分離機構
18は、後端が閉鎖される一方前端が開口し吐出室17
の軸方向ほぼ全長に延びるとともに吐出室17の幅と略
同等の外径を有する外筒18aと、外筒18aと同心状
に配置され外筒18aの軸長の2/3程度の軸長を有す
る両端開口の内筒18bとから構成されている。そし
て、外筒18aは、図2に示すように吐出室17の内周
側の側壁に一体的に設けられ軸方向に延びる一対の突起
部19、19間に挟持されて固定され、内筒18bは、
前端がバルブプレート4に接着剤により固定されてい
る。また、外筒18aには、軸方向全長に延びて吐出室
17に開口する一対の導入口18cが対向して設けられ
ている。さらに、外筒18aの後方側の下方部及びリヤ
ハウジング6には、外筒18a内と上記油溜室14とを
連通する通孔18dが設けられている。
【0013】一方、フロントハウジング5の中央域に
は、それぞれ環状の吸入室20及び油溜室21が環状仕
切部材22により仕切られて軸方向に連設されている。
この環状仕切部材22は、ドーナツ状の底壁22aと、
底壁22aの外周縁から軸方向後方に延びる外周側壁2
2bと、底壁22aの内周縁から軸方向後方に延びる内
周側壁22cとから構成されている。そして、底壁22
aの下方側には、吸入室20及び油溜室21を連通する
直径0.1〜0.2mm程度の微小な還油孔22dが穿
設されている。なお、環状仕切部材22の外周側壁22
bの外周側、内周側壁22cの内周側にはそれぞれOリ
ング23、24が介装されて、吸入室20及び油溜室2
1間の流体漏れを防止している。
は、それぞれ環状の吸入室20及び油溜室21が環状仕
切部材22により仕切られて軸方向に連設されている。
この環状仕切部材22は、ドーナツ状の底壁22aと、
底壁22aの外周縁から軸方向後方に延びる外周側壁2
2bと、底壁22aの内周縁から軸方向後方に延びる内
周側壁22cとから構成されている。そして、底壁22
aの下方側には、吸入室20及び油溜室21を連通する
直径0.1〜0.2mm程度の微小な還油孔22dが穿
設されている。なお、環状仕切部材22の外周側壁22
bの外周側、内周側壁22cの内周側にはそれぞれOリ
ング23、24が介装されて、吸入室20及び油溜室2
1間の流体漏れを防止している。
【0014】またフロントハウジング5の外周域には、
上記吸入室20及び油溜室21の合計の軸方向長さに相
当する軸方向長さを有する環状の吐出室25が設けられ
ている。そして、この吐出室25の上方部には、リヤ側
の吐出室17に設置されたものと同様の油分離機構18
が設置されている。この油分離機構18はリヤ側の吐出
室17に設置されたものと同様の構成を有するため、そ
の説明を省略する。なお、フロント側の油分離機構18
においても、外筒18aの前方側の下方部及びフロント
ハウジング5には、外筒18a内と上記油溜室21とを
連通する通孔18dが設けられている。
上記吸入室20及び油溜室21の合計の軸方向長さに相
当する軸方向長さを有する環状の吐出室25が設けられ
ている。そして、この吐出室25の上方部には、リヤ側
の吐出室17に設置されたものと同様の油分離機構18
が設置されている。この油分離機構18はリヤ側の吐出
室17に設置されたものと同様の構成を有するため、そ
の説明を省略する。なお、フロント側の油分離機構18
においても、外筒18aの前方側の下方部及びフロント
ハウジング5には、外筒18a内と上記油溜室21とを
連通する通孔18dが設けられている。
【0015】そして、前後のバルブプレート3、4には
それぞれ吸入室20、13から各シリンダボア10内に
低圧の冷媒ガスを吸入するための吸入ポート26、27
と、各シリンダボア10から吐出室25、17内に圧縮
された高圧の冷媒ガスを吐出するための吐出ポート2
8、29とが形成されている。さらに、バルブプレート
3、4のシリンダブロック1、2側には吸入弁機構3
0、31が設けられ、バルブプレート3、4のハウジン
グ5、6側には吐出弁機構32、33が設けられてい
る。
それぞれ吸入室20、13から各シリンダボア10内に
低圧の冷媒ガスを吸入するための吸入ポート26、27
と、各シリンダボア10から吐出室25、17内に圧縮
された高圧の冷媒ガスを吐出するための吐出ポート2
8、29とが形成されている。さらに、バルブプレート
3、4のシリンダブロック1、2側には吸入弁機構3
0、31が設けられ、バルブプレート3、4のハウジン
グ5、6側には吐出弁機構32、33が設けられてい
る。
【0016】上記リヤ側シリンダブロック2の上部に
は、斜板室7に開口する吸入口34が設けられている。
そして、両シリンダブロック1、2における各シリンダ
ボア10の狭間には、斜板室7と吸入室20、13とを
連通する複数の図示しない吸入通路が形成され、上記吸
入口34から斜板室7に吸入された冷媒ガスがこの吸入
通路を通って吸入室20、13内に導入される。また、
両シリンダブロック1、2における各シリンダボア10
の狭間には、前後の吐出室25、17を連通する一対の
吐出通路35a、35bが形成され、リヤ側シリンダブ
ロック2の上部には、吐出通路35bに開口する吐出口
36が設けられている。そして、各吐出通路35a、3
5bは、前後のバルブプレート3、4等に設けられた連
通口3a、4aを介して、前後の油分離機構18、18
の内筒18b、18b内にそれぞれ通じている。
は、斜板室7に開口する吸入口34が設けられている。
そして、両シリンダブロック1、2における各シリンダ
ボア10の狭間には、斜板室7と吸入室20、13とを
連通する複数の図示しない吸入通路が形成され、上記吸
入口34から斜板室7に吸入された冷媒ガスがこの吸入
通路を通って吸入室20、13内に導入される。また、
両シリンダブロック1、2における各シリンダボア10
の狭間には、前後の吐出室25、17を連通する一対の
吐出通路35a、35bが形成され、リヤ側シリンダブ
ロック2の上部には、吐出通路35bに開口する吐出口
36が設けられている。そして、各吐出通路35a、3
5bは、前後のバルブプレート3、4等に設けられた連
通口3a、4aを介して、前後の油分離機構18、18
の内筒18b、18b内にそれぞれ通じている。
【0017】本実施例は上述のように構成されており、
駆動軸8の回転により斜板9が回転されると、各ピスト
ン11がシリンダボア10内で往復動され、それによっ
て冷媒ガスの吸入、圧縮及び吐出が行われる。吐出室2
5、17に吐出された圧縮冷媒ガスは、吐出室25、1
7の上部に配設された油分離機構18の外筒18aに設
けられた導入口18cから外筒18a内に導入され、外
筒18aと内筒18bとの間を旋回した後、内筒18b
の開口端から内筒18b内に導入され、内筒18b内を
通過した後、連通口3a、4a、吐出通路35a、35
b、吐出口36を介して外部に吐出される。このように
油分離機構18を圧縮冷媒ガスが通過する際には、冷媒
ガス中に含まれる質量の大きい液状の油粒が遠心力によ
り外方に飛散した後、外筒18aの内周壁を流下し、通
孔18dから滴落して油溜室21、14に回収、貯溜さ
れる。そして、吐出室25、17に通じる該油溜室2
1、14内と吸入室20、13内との差圧により該油溜
室内21、14内の油は還油孔22d、15dを介して
吸入室20、13に還流され、潤滑に供される。
駆動軸8の回転により斜板9が回転されると、各ピスト
ン11がシリンダボア10内で往復動され、それによっ
て冷媒ガスの吸入、圧縮及び吐出が行われる。吐出室2
5、17に吐出された圧縮冷媒ガスは、吐出室25、1
7の上部に配設された油分離機構18の外筒18aに設
けられた導入口18cから外筒18a内に導入され、外
筒18aと内筒18bとの間を旋回した後、内筒18b
の開口端から内筒18b内に導入され、内筒18b内を
通過した後、連通口3a、4a、吐出通路35a、35
b、吐出口36を介して外部に吐出される。このように
油分離機構18を圧縮冷媒ガスが通過する際には、冷媒
ガス中に含まれる質量の大きい液状の油粒が遠心力によ
り外方に飛散した後、外筒18aの内周壁を流下し、通
孔18dから滴落して油溜室21、14に回収、貯溜さ
れる。そして、吐出室25、17に通じる該油溜室2
1、14内と吸入室20、13内との差圧により該油溜
室内21、14内の油は還油孔22d、15dを介して
吸入室20、13に還流され、潤滑に供される。
【0018】このように、本実施例では、油分離機構1
8がハウジング5、6の内部に画設された吐出室25、
17内に設置されるとともに、油溜室21、14がハウ
ジング5、6の内部に画設されているので、圧縮機の総
全高が増大することがなく、油分離機構18や油溜室を
圧縮機に内蔵させることによる圧縮機の大型化を避ける
ことが可能となる。また、環状仕切部材22、仕切り部
材15により、油溜室21、14と吸入室20、13と
を画設して軸方向に連設する構成とされているため、油
溜室21、14を容易に形成することができる。
8がハウジング5、6の内部に画設された吐出室25、
17内に設置されるとともに、油溜室21、14がハウ
ジング5、6の内部に画設されているので、圧縮機の総
全高が増大することがなく、油分離機構18や油溜室を
圧縮機に内蔵させることによる圧縮機の大型化を避ける
ことが可能となる。また、環状仕切部材22、仕切り部
材15により、油溜室21、14と吸入室20、13と
を画設して軸方向に連設する構成とされているため、油
溜室21、14を容易に形成することができる。
【0019】(実施例2)図3に示す本実施例2の圧縮
機は、上記実施例1の圧縮機において、前後の遠心分離
型式の油分離機構18の代わりに、それぞれ衝突分離型
式の油分離機構37を用いたもので、その他の構成は上
記実施例1と同様である。フロント側の油分離機構37
及びリヤ側の油分離機構37は同じ構成であるので、リ
ヤ側の油分離機構37を図3に基づいて以下説明する。
機は、上記実施例1の圧縮機において、前後の遠心分離
型式の油分離機構18の代わりに、それぞれ衝突分離型
式の油分離機構37を用いたもので、その他の構成は上
記実施例1と同様である。フロント側の油分離機構37
及びリヤ側の油分離機構37は同じ構成であるので、リ
ヤ側の油分離機構37を図3に基づいて以下説明する。
【0020】すなわち、衝突分離型式の油分離機構37
は、吐出室17の上部に設けられ、吐出室17の内周壁
面から放射方向に吐出室17の幅の約2/3の高さで一
体的に突出する一対の外壁部37a、37aと、両外壁
部37a、37aの間に位置し、吐出室17の内周壁面
から放射方向に吐出室17の幅の約1/3の高さで一体
的に突出する中央壁部37bと、各外壁部37a、37
aと中央壁部37bとの間にそれぞれ位置し、吐出室1
7の外周壁面から求心方向に吐出室17の幅の約2/3
の高さで一体的に突出する一対の内壁部37c、37c
とから構成されている。なお、各外壁部37a、37
a、中央壁部37b、及び各内壁部37c、37cは、
いずれも吐出室17の軸方向ほぼ全長に延びている。ま
た、両内壁部37c、37c間に、吐出通路35bに通
じる連通口4aが開口している。そして、吐出室17の
後方側の内周壁面で中央壁部37bの両側に開口し、吐
出室17と油溜室14とを連通する一対の通孔38、3
8が、リヤハウジング6に穿設されている。
は、吐出室17の上部に設けられ、吐出室17の内周壁
面から放射方向に吐出室17の幅の約2/3の高さで一
体的に突出する一対の外壁部37a、37aと、両外壁
部37a、37aの間に位置し、吐出室17の内周壁面
から放射方向に吐出室17の幅の約1/3の高さで一体
的に突出する中央壁部37bと、各外壁部37a、37
aと中央壁部37bとの間にそれぞれ位置し、吐出室1
7の外周壁面から求心方向に吐出室17の幅の約2/3
の高さで一体的に突出する一対の内壁部37c、37c
とから構成されている。なお、各外壁部37a、37
a、中央壁部37b、及び各内壁部37c、37cは、
いずれも吐出室17の軸方向ほぼ全長に延びている。ま
た、両内壁部37c、37c間に、吐出通路35bに通
じる連通口4aが開口している。そして、吐出室17の
後方側の内周壁面で中央壁部37bの両側に開口し、吐
出室17と油溜室14とを連通する一対の通孔38、3
8が、リヤハウジング6に穿設されている。
【0021】本実施例の圧縮機では、吐出室25、17
に吐出された圧縮冷媒ガスは、吐出室25、17の上部
に配設された油分離機構37を通過した後、連通口3
a、4a、吐出通路35a、35b、及び吐出口36を
介して外部に吐出される。そして、圧縮冷媒ガスが油分
離機構37を通過する際には、圧縮冷媒ガスが両内壁部
37c,37c及び中央壁部37bに順次衝突し、これ
に伴い冷媒ガスに含まれる質量の大きい液状の油粒が分
離される。分離された油粒は、吐出室25、17の内周
壁面上で各外壁部37a、37aと中央壁部37bとの
間に流下又は滴下し、通孔38から滴落して油溜室2
1、14に回収、貯溜される。
に吐出された圧縮冷媒ガスは、吐出室25、17の上部
に配設された油分離機構37を通過した後、連通口3
a、4a、吐出通路35a、35b、及び吐出口36を
介して外部に吐出される。そして、圧縮冷媒ガスが油分
離機構37を通過する際には、圧縮冷媒ガスが両内壁部
37c,37c及び中央壁部37bに順次衝突し、これ
に伴い冷媒ガスに含まれる質量の大きい液状の油粒が分
離される。分離された油粒は、吐出室25、17の内周
壁面上で各外壁部37a、37aと中央壁部37bとの
間に流下又は滴下し、通孔38から滴落して油溜室2
1、14に回収、貯溜される。
【0022】したがって、本実施例2の圧縮機も上記実
施例1の圧縮機と同様の作用、効果を奏する。 (実施例3)図4及び図5に示す本実施例3の圧縮機は
リヤ側のみに吸入室及び吐出室が設けられた片側斜板式
の圧縮機で、一対のシリンダブロック40、41が前後
に対設され、前シリンダブロック40の前端にはフロン
トハウジング42が結合され、後シリンダブロック41
の後端にはリアハウジング43が弁板44を介して結合
されている。シリンダブロック40、41とフロントハ
ウジング42とによって形成されるクランク室45に
は、図示しないエンジンに連動連結された駆動軸46が
収納され、該駆動軸46は軸受47、48によって回転
可能に支承されている。後シリンダブロック41には駆
動軸46を囲んで平行状に配置された複数個のボア49
が穿設されており、各ボア49にはそれぞれピストン5
0が嵌挿されている。
施例1の圧縮機と同様の作用、効果を奏する。 (実施例3)図4及び図5に示す本実施例3の圧縮機は
リヤ側のみに吸入室及び吐出室が設けられた片側斜板式
の圧縮機で、一対のシリンダブロック40、41が前後
に対設され、前シリンダブロック40の前端にはフロン
トハウジング42が結合され、後シリンダブロック41
の後端にはリアハウジング43が弁板44を介して結合
されている。シリンダブロック40、41とフロントハ
ウジング42とによって形成されるクランク室45に
は、図示しないエンジンに連動連結された駆動軸46が
収納され、該駆動軸46は軸受47、48によって回転
可能に支承されている。後シリンダブロック41には駆
動軸46を囲んで平行状に配置された複数個のボア49
が穿設されており、各ボア49にはそれぞれピストン5
0が嵌挿されている。
【0023】クランク室45内の駆動軸46上には、該
駆動軸46と共動するロータ51が固着され、さらに球
帯状の軸受面52aをもつブッシュ52がスライド可能
に嵌装されている。上記ロータ51とブッシュ52との
間にはコイルばね53が介装されてブッシュ52をリア
方向へ付勢しており、該ブッシュ52上には、上記球帯
状の軸受面52aと嵌合する球帯内面54aを備えた回
転斜板54が傾動可能に枢支されている。なお、図4に
示すコイルばね53の最収縮状態においては、該回転斜
板54の下部背面に傾設された規制面がロータ51の内
端面に衝接し、回転斜板54の最大傾角が規制されてい
る。そして該回転斜板54の外周部に形成されたディス
ク面には半球状のシュ−55、55を介して上記ピスト
ン50が係留されている。
駆動軸46と共動するロータ51が固着され、さらに球
帯状の軸受面52aをもつブッシュ52がスライド可能
に嵌装されている。上記ロータ51とブッシュ52との
間にはコイルばね53が介装されてブッシュ52をリア
方向へ付勢しており、該ブッシュ52上には、上記球帯
状の軸受面52aと嵌合する球帯内面54aを備えた回
転斜板54が傾動可能に枢支されている。なお、図4に
示すコイルばね53の最収縮状態においては、該回転斜
板54の下部背面に傾設された規制面がロータ51の内
端面に衝接し、回転斜板54の最大傾角が規制されてい
る。そして該回転斜板54の外周部に形成されたディス
ク面には半球状のシュ−55、55を介して上記ピスト
ン50が係留されている。
【0024】一方、上記ロータ51の外周縁部には、ヒ
ンジ機構を構成するアーム56が後方に向け突出されて
おり、このアーム56の先端部には軸直角方向に支軸5
7が回動可能に挿入されている。そして該支軸57には
上記アーム56を挟んで径方向にガイドピン58、58
の基端がスライド可能に挿通され、延在する両ガイドピ
ン58の先端部分は上記回転斜板54の前面側に形成さ
れた連節部59に固着されている。
ンジ機構を構成するアーム56が後方に向け突出されて
おり、このアーム56の先端部には軸直角方向に支軸5
7が回動可能に挿入されている。そして該支軸57には
上記アーム56を挟んで径方向にガイドピン58、58
の基端がスライド可能に挿通され、延在する両ガイドピ
ン58の先端部分は上記回転斜板54の前面側に形成さ
れた連節部59に固着されている。
【0025】上記リアハウジング43の中央域には、そ
れぞれ上部が平坦とされた略円形状の断面形状を有する
主吐出室60a及び油溜室61が仕切壁部62により仕
切られて軸方向に連設されている。なお、油溜室61の
後方は蓋部材63により閉塞されている。また、リヤハ
ウジング43の外周域で主吐出室60a及び油溜室61
の上方の領域には、主吐出室60a及び油溜室61の合
計の軸方向長さに相当する軸方向長さを有する副吐出室
60bが設けられ、リヤハウジング43の外周域で該副
吐出室60bを除く領域には、断面略C字形状の吸入室
64が設けられている。そして、副吐出室60b内に
は、遠心分離型式の油分離機構65が設置されている。
この油分離機構65は、外筒65a及び内筒65bより
なり、一対の導入口65c、65cが外筒65aの下方
側にずれて穿設されていること以外は、前記実施例1で
用いた油分離機構18と同様の構成を有している。ま
た、外筒65aの後方側の下方部及びリヤハウジング4
3には、外筒65a内と上記油溜室61とを連通する通
孔65dが設けられている。なお、上記主吐出室60a
及び副吐出室60bで吐出室60を構成し、両室60a
及び60bは主吐出室60aの軸方向ほぼ全長に延びる
一対の連通孔66により連通されている。また、上記油
溜室61の底壁部には、油溜室61と吸入室64とを連
通する直径0.1〜0.2mm程度の微小な還油孔67
が穿設されている。
れぞれ上部が平坦とされた略円形状の断面形状を有する
主吐出室60a及び油溜室61が仕切壁部62により仕
切られて軸方向に連設されている。なお、油溜室61の
後方は蓋部材63により閉塞されている。また、リヤハ
ウジング43の外周域で主吐出室60a及び油溜室61
の上方の領域には、主吐出室60a及び油溜室61の合
計の軸方向長さに相当する軸方向長さを有する副吐出室
60bが設けられ、リヤハウジング43の外周域で該副
吐出室60bを除く領域には、断面略C字形状の吸入室
64が設けられている。そして、副吐出室60b内に
は、遠心分離型式の油分離機構65が設置されている。
この油分離機構65は、外筒65a及び内筒65bより
なり、一対の導入口65c、65cが外筒65aの下方
側にずれて穿設されていること以外は、前記実施例1で
用いた油分離機構18と同様の構成を有している。ま
た、外筒65aの後方側の下方部及びリヤハウジング4
3には、外筒65a内と上記油溜室61とを連通する通
孔65dが設けられている。なお、上記主吐出室60a
及び副吐出室60bで吐出室60を構成し、両室60a
及び60bは主吐出室60aの軸方向ほぼ全長に延びる
一対の連通孔66により連通されている。また、上記油
溜室61の底壁部には、油溜室61と吸入室64とを連
通する直径0.1〜0.2mm程度の微小な還油孔67
が穿設されている。
【0026】そして、弁板44には吸入室64から各ボ
ア49内に低圧の冷媒ガスを吸入するための吸入ポート
68と、各ボア49から主吐出室60a内に圧縮された
高圧の冷媒ガスを吐出するための吐出ポート69とが形
成されている。また、弁板44のシリンダブロック41
側には図示しない吸入弁機構が設けられ、弁板44のリ
ヤハウジング43側には吐出弁機構70が設けられてい
る。さらに、弁板44には、油分離機構65の内筒65
bに対応する位置に連通口44aが設けられ、この連通
口44aはリヤ側シリンダブロック41に設けられた吐
出通路71に通じている。なお、吸入室64には、リヤ
ハウジング43の外周壁面に設けられた図示しない吸入
口を介して外部から冷媒ガスが導入される。また、リア
ハウジング43には、クランク室45の圧力を調整する
制御弁が装備されているが、その詳しい図示、説明は省
略する。
ア49内に低圧の冷媒ガスを吸入するための吸入ポート
68と、各ボア49から主吐出室60a内に圧縮された
高圧の冷媒ガスを吐出するための吐出ポート69とが形
成されている。また、弁板44のシリンダブロック41
側には図示しない吸入弁機構が設けられ、弁板44のリ
ヤハウジング43側には吐出弁機構70が設けられてい
る。さらに、弁板44には、油分離機構65の内筒65
bに対応する位置に連通口44aが設けられ、この連通
口44aはリヤ側シリンダブロック41に設けられた吐
出通路71に通じている。なお、吸入室64には、リヤ
ハウジング43の外周壁面に設けられた図示しない吸入
口を介して外部から冷媒ガスが導入される。また、リア
ハウジング43には、クランク室45の圧力を調整する
制御弁が装備されているが、その詳しい図示、説明は省
略する。
【0027】本実施例は上述のように構成されており、
駆動軸46の回転により斜板54が回転されると、各ピ
ストン50がシリンダボア49内で往復動され、それに
よって冷媒ガスの吸入、圧縮及び吐出が行われる。主吐
出室60aに吐出された圧縮冷媒ガスは、連通孔66を
介して副吐出室60bに導入され、副吐出室60b内に
配設された油分離機構65の外筒65aに設けられた導
入口65cから外筒65a内に導入され、外筒65aと
内筒65bとの間を旋回した後、内筒65bの開口端か
ら内筒65b内に導入され、内筒65b内を通過した
後、連通口44a、吐出通路71を介して外部に吐出さ
れる。このように油分離機構65を圧縮冷媒ガスが通過
する際には、冷媒ガス中に含まれる質量の大きい液状の
油粒が遠心力により外方に飛散した後、外筒65aの内
周壁を流下し、通孔65dから滴落して油溜室61に回
収、貯溜される。そして、吐出室60に通じる該油溜室
61内と吸入室64内との差圧により該油溜室61内の
油は還油孔67を介して吸入室64に還流され、潤滑に
供される。
駆動軸46の回転により斜板54が回転されると、各ピ
ストン50がシリンダボア49内で往復動され、それに
よって冷媒ガスの吸入、圧縮及び吐出が行われる。主吐
出室60aに吐出された圧縮冷媒ガスは、連通孔66を
介して副吐出室60bに導入され、副吐出室60b内に
配設された油分離機構65の外筒65aに設けられた導
入口65cから外筒65a内に導入され、外筒65aと
内筒65bとの間を旋回した後、内筒65bの開口端か
ら内筒65b内に導入され、内筒65b内を通過した
後、連通口44a、吐出通路71を介して外部に吐出さ
れる。このように油分離機構65を圧縮冷媒ガスが通過
する際には、冷媒ガス中に含まれる質量の大きい液状の
油粒が遠心力により外方に飛散した後、外筒65aの内
周壁を流下し、通孔65dから滴落して油溜室61に回
収、貯溜される。そして、吐出室60に通じる該油溜室
61内と吸入室64内との差圧により該油溜室61内の
油は還油孔67を介して吸入室64に還流され、潤滑に
供される。
【0028】このように、本実施例では、油分離機構6
5がリヤハウジング43の内部に画設された吐出室60
内に設置されるとともに、油溜室61がリヤハウジング
43の内部に画設されているので、圧縮機の総全高が増
大することがなく、油分離機構65や油溜室61を圧縮
機に内蔵させることによる圧縮機の大型化を避けること
が可能となる。
5がリヤハウジング43の内部に画設された吐出室60
内に設置されるとともに、油溜室61がリヤハウジング
43の内部に画設されているので、圧縮機の総全高が増
大することがなく、油分離機構65や油溜室61を圧縮
機に内蔵させることによる圧縮機の大型化を避けること
が可能となる。
【0029】なお、前述の実施例1及び実施例2では、
いずれもハウジングの中央域に吸入室が設けられ、外周
域に吐出室が設けられた両頭斜板式の圧縮機に本発明を
適用する例について説明したが、ハウジングの中央域に
吐出室が設けられ、外周域に吸入室が設けられた両頭斜
板式の圧縮機にも本発明を適用することができる。ま
た、上記実施例3では、ハウジングの中央域に吐出室が
設けられ、外周域に吸入室が設けられた片側斜板式の圧
縮機に本発明を適用する例について説明したが、ハウジ
ングの中央域に吸入室が設けられ、外周域に吐出室が設
けられた片側斜板式の圧縮機にも本発明を適用すること
ができる。さらに、上記実施例3において、遠心分離型
式の油分離機構の代わりに衝突分離型式の油分離機構を
適用可能であることは勿論である。
いずれもハウジングの中央域に吸入室が設けられ、外周
域に吐出室が設けられた両頭斜板式の圧縮機に本発明を
適用する例について説明したが、ハウジングの中央域に
吐出室が設けられ、外周域に吸入室が設けられた両頭斜
板式の圧縮機にも本発明を適用することができる。ま
た、上記実施例3では、ハウジングの中央域に吐出室が
設けられ、外周域に吸入室が設けられた片側斜板式の圧
縮機に本発明を適用する例について説明したが、ハウジ
ングの中央域に吸入室が設けられ、外周域に吐出室が設
けられた片側斜板式の圧縮機にも本発明を適用すること
ができる。さらに、上記実施例3において、遠心分離型
式の油分離機構の代わりに衝突分離型式の油分離機構を
適用可能であることは勿論である。
【0030】
【発明の効果】以上、詳述したように本発明の圧縮機
は、油分離機構がハウジング内部に画設された吐出室内
に配設されるとともに、油溜室がハウジング内部に画設
されているので、圧縮機の総全高が増大することがな
く、油分離機構や油溜室を圧縮機に内蔵させることによ
る圧縮機の大型化を避けることが可能となる。
は、油分離機構がハウジング内部に画設された吐出室内
に配設されるとともに、油溜室がハウジング内部に画設
されているので、圧縮機の総全高が増大することがな
く、油分離機構や油溜室を圧縮機に内蔵させることによ
る圧縮機の大型化を避けることが可能となる。
【図1】本発明の実施例1に係る圧縮機の全容を示す断
面図。
面図。
【図2】図1のA−A線矢視断面図である。
【図3】本発明の実施例2に係る圧縮機の要部を示す断
面図。
面図。
【図4】本発明の実施例3に係る圧縮機の全容を示す断
面図。
面図。
【図5】図4のB−B線矢視断面図である。
1,2,40,41はシリンダブロック、3,4,44
は弁板、5,6,43はハウジング、10,49はボ
ア、11,50はピストン、13,20,64は吸入
室、17,25,60は吐出室、60aは主吐出室、6
0bは副吐出室、18,37,65は油分離機構、1
4,21,61は油溜室、15d,22d,67は還油
孔、35a,35b,71は吐出通路である。
は弁板、5,6,43はハウジング、10,49はボ
ア、11,50はピストン、13,20,64は吸入
室、17,25,60は吐出室、60aは主吐出室、6
0bは副吐出室、18,37,65は油分離機構、1
4,21,61は油溜室、15d,22d,67は還油
孔、35a,35b,71は吐出通路である。
Claims (5)
- 【請求項1】複数のボアが並設されたシリンダブロック
と、弁板を挟んで該シリンダブロックの外端を閉塞し吐
出室が内部に画設されたハウジングと、各該ボア内を直
動するピストンとを備え、該吐出室内の圧縮冷媒を吐出
通路を介して外部に吐出する往復動型圧縮機において、 上記吐出室内で上記吐出通路が開口する付近に配設され
圧縮冷媒に含まれた油を分離する油分離機構と、上記ハ
ウジング内に画設され該油分離機構で分離された油を溜
める油溜室と、該油溜室と機内の低圧領域とを連通する
還油孔とを備えていることを特徴とする往復動型圧縮
機。 - 【請求項2】上記油分離機構は遠心分離型式である請求
項1記載の圧縮機。 - 【請求項3】上記油分離機構は衝突分離型式である請求
項1記載の圧縮機。 - 【請求項4】吸入室及び上記油溜室が上記ハウジングの
中央域に軸方向に連設され、上記吐出室は該ハウジング
の外周域に設けられている請求項1、2又は3記載の圧
縮機。 - 【請求項5】上記吐出室は、上記ハウジングの中央域に
上記油溜室と軸方向に連設された主吐出室と該ハウジン
グの外周域で該主吐出室及び該油溜室の上方の領域に設
けられた副吐出室とからなり、吸入室が該ハウジングの
外周域で該副吐出室を除く領域に設けられ、上記吐出通
路が該副吐出室に開口するとともに上記油分離機構が該
副吐出室に配設されている請求項1、2又は3記載の圧
縮機。
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
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A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20040106 |