JPH07321204A - 半導体装置及びその製造方法 - Google Patents
半導体装置及びその製造方法Info
- Publication number
- JPH07321204A JPH07321204A JP6138099A JP13809994A JPH07321204A JP H07321204 A JPH07321204 A JP H07321204A JP 6138099 A JP6138099 A JP 6138099A JP 13809994 A JP13809994 A JP 13809994A JP H07321204 A JPH07321204 A JP H07321204A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- etching
- interlayer insulating
- wiring layer
- relatively
- insulating film
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Drying Of Semiconductors (AREA)
- Internal Circuitry In Semiconductor Integrated Circuit Devices (AREA)
Abstract
貫通コンタクト構造を有する半導体装置及びその製造方
法を提供する。 【構成】 層間絶縁膜12、14に対するエッチング及
び配線層13の膜厚方向における途中までのエッチング
に際しては、配線層13に対する層間絶縁膜12、14
のエッチング選択比が高い条件で行い、配線層13を貫
通するエッチングに際してのみ、このエッチング選択比
が低い条件で行う。この結果、コンタクト孔15のうち
で配線層13を貫通している部分が順テーパ状になり、
配線層13の膜厚が薄くても、この配線層13と配線層
16との接触面積が広い。
Description
ト構造を有する半導体装置及びその製造方法に関するも
のである。
ができるために、コンタクト孔の開口工程の削減や所要
面積の縮小等に有効な構造として、シェアドコンタクト
構造や所謂貫通コンタクト構造が知られている。
ト構造を示している。このシェアドコンタクト構造を形
成するためには、下地(図示せず)上で第1層目の配線
層11をパターニングし、この配線層11を層間絶縁膜
12で覆う。そして、層間絶縁膜12上で第2層目の配
線層13をパターニングし、この配線層13を層間絶縁
膜14で覆う。
絶縁膜14、12を連続的にエッチングして、配線層1
1に達するコンタクト孔15を開口する。そして、コン
タクト孔15内で配線層11、13の両方に接触する第
3層目の配線層16を、層間絶縁膜14上でパターニン
グする。
る。この貫通コンタクト構造の形成に際しても、層間絶
縁膜14の形成までは、シェアドコンタクト構造の場合
と実質的に同様の工程を実行する。そして、層間絶縁膜
14、配線層13及び層間絶縁膜12を連続的にエッチ
ングして、配線層13を貫通して配線層11に達するコ
ンタクト孔15を開口した後、層間絶縁膜14上で第3
層目の配線層16をパターニングする。
ト構造では、コンタクト孔15の径が小さくてこの径に
対するリソグラフィの合わせ精度が低い場合は、配線層
13がコンタクト孔15から位置ずれする可能性があ
る。従って、配線層13、16間のコンタクトにおける
信頼性と微細度との両方を同時に高めることが難しい。
ト構造では、コンタクト孔15が配線層13を貫通して
いるので、配線層13がコンタクト孔15から位置ずれ
する可能性はない。従って、コンタクト孔15の径を小
さくして、微細度を高めることができる。
かな様に、配線層13、16はコンタクト孔15内に露
出している配線層13の側面でしか互いに接触していな
いので、この接触面積が狭く、配線層13、16間のコ
ンタクトにおける信頼性が依然として低い。
は、下層及び上層の層間絶縁膜12、14、25、2
7、32とこれらの層間絶縁膜12、14、25、2
7、32の間に設けられている配線層13、26、31
とをコンタクト孔15、51が貫通しており、このコン
タクト孔15、51内に前記配線層13、26、31が
露出している半導体装置において、前記コンタクト孔1
5、51のうちで前記配線層13、26、31を貫通し
ている部分が、前記下層の層間絶縁膜12、25、27
側から前記上層の層間絶縁膜14、27、32側へ向か
って広がる順テーパ状であることを特徴としている。
及び上層の層間絶縁膜12、14、25、27、32と
これらの層間絶縁膜12、14、25、27、32の間
に設けられている配線層13、26、31とをコンタク
ト孔15、51が貫通しており、このコンタクト孔1
5、51内に前記配線層13、26、31が露出してい
る半導体装置の製造方法において、前記コンタクト孔1
5、51のパターンのマスク層17、33をマスクにし
て、前記配線層13、26、31に対する前記層間絶縁
膜12、14、25、27、32のエッチング選択比が
相対的に高い条件で、前記上層の層間絶縁膜14、2
7、32に対するエッチングを行う工程と、前記上層の
層間絶縁膜14、27、32に対するエッチングの後
に、前記マスク層17、33をマスクにして、前記エッ
チング選択比が相対的に高い条件で、前記配線層13、
26、31に対する第1のエッチングを行って、この配
線層13、26、31の断面を凹状にする工程と、前記
配線層13、26、31に対する第1のエッチングの後
に、前記マスク層17、33をマスクにして、前記エッ
チング選択比が相対的に低い条件で、前記下層の層間絶
縁膜12、25、27が露出するまで前記配線層13、
26、31に対する第2のエッチングを行う工程と、前
記マスク層17、33をマスクにして、前記エッチング
選択比が相対的に高い条件で、前記下層の層間絶縁膜1
2、25、27に対するエッチングを行う工程とを有す
ることを特徴としている。
項2の半導体装置の製造方法において、前記エッチング
のためのガスとして、フルオロカーボン系のガスを用
い、このガス中の炭素の割合を相対的に高くすることに
よって前記エッチング選択比を相対的に高くし、前記ガ
ス中の弗素の割合を相対的に高くすることによって前記
エッチング選択比を相対的に低くすることを特徴として
いる。
項2の半導体装置の製造方法において、前記エッチング
のためのガスとして、酸素を添加したフルオロカーボン
系のガスを用い、このガス中の酸素の割合を相対的に低
くすることによって前記エッチング選択比を相対的に高
くし、前記ガス中の酸素の割合を相対的に高くすること
によって前記エッチング選択比を相対的に低くすること
を特徴としている。
項2の半導体装置の製造方法において、前記エッチング
のためのガスとして、フルオロカーボン系のガスを用
い、前記エッチングを行うチャンバ41の内壁における
シリコン42の露出面積を相対的に大きくすることによ
って前記エッチング選択比を相対的に高くし、前記露出
面積を相対的に小さくすることによって前記エッチング
選択比を相対的に低くすることを特徴としている。
5、51のうちで配線層13、26、31を貫通してい
る部分が順テーパ状であるので、この配線層13、2
6、31の膜厚が薄くても、この配線層13、26、3
1とコンタクト孔15、51を埋めている別の配線層1
6、52との接触面積が広い。
間絶縁膜12、14、25、27、32に対するエッチ
ング及び配線層13、26、31に対する第1のエッチ
ングに際しては、配線層13、26、31に対する層間
絶縁膜12、14、25、27、32のエッチング選択
比が相対的に高い条件で行っており、配線層13、2
6、31に対する第2のエッチングに際してのみ、この
エッチング選択比が相対的に低い条件で行っているの
で、コンタクト孔15、51のうちで層間絶縁膜12、
14、25、27、32を貫通する部分は異方的形状に
なり、配線層13、26、31を貫通する部分は自己整
合的に順テーパ状になる。
ルオロカーボン系のガス中における炭素の割合を高くす
れば、炭素系化合物の堆積が多くなると共に、弗素ラジ
カルの発生量が少なくなる。この結果、配線層13、2
6、31に対する保護膜としての炭素系化合物の膜厚が
厚くなると共に、配線層13、26、31に対するエッ
チング種としての弗素ラジカルが少なくなるので、配線
層13、26、31に対する層間絶縁膜12、14、2
5、27、32のエッチング選択比が高くなる。逆に、
弗素の割合を高くすれば、このエッチング選択比が低く
なる。
素を添加したフルオロカーボン系のガス中における酸素
の割合を低くすれば、このガスの解離が抑制される。こ
の結果、配線層13、26、31に対するエッチング種
としての弗素ラジカルが少なくなるので、配線層13、
26、31に対する層間絶縁膜12、14、25、2
7、32のエッチング選択比が高くなる。逆に、酸素の
割合を高くすれば、このガスの解離が促進されて、エッ
チング選択比が低くなる。
ッチングを行うチャンバ41の内壁におけるシリコン4
2の露出面積を大きくすれば、フルオロカーボン系のガ
スの解離で生成された弗素ラジカルが捕捉される割合が
高くなる。この結果、配線層13、26、31に対する
エッチング種としての弗素ラジカルが少なくなるので、
配線層13、26、31に対する層間絶縁膜12、1
4、25、27、32のエッチング選択比が高くなる。
逆に、露出面積を小さくすれば、このエッチング選択比
が低くなる。
1〜5を参照しながら説明する。なお、図7に示した一
従来例と対応する構成部分には、同一の符号を付してあ
る。
導体装置に適用した第1実施例を示している。この第1
実施例では、図1(a)に示す様に、SiO2 膜等の下
地(図示せず)上に、n型の多結晶Si膜である配線層
11をCVD法で50nmの膜厚に堆積させ、リソグラ
フィ及びエッチングによって配線層11をパターニング
する。そして、SiO2 膜である層間絶縁膜12を減圧
CVD法で230nmの膜厚に堆積させる。
13をCVD法で70nmの膜厚に堆積させ、リソグラ
フィ及びエッチングによって配線層13をパターニング
する。そして、SiO2 膜である層間絶縁膜14を減圧
CVD法で150nmの膜厚に堆積させる。
14上にレジスト17を塗布し、形成すべきコンタクト
孔のパターンに、リソグラフィによってレジスト17を
パターニングする。
C4 F8 等のフルオロカーボン系のガスをエッチングガ
スとするECRプラズマエッチングによって、図1
(c)に示す様に、層間絶縁膜14にコンタクト孔15
を開口し、更に、オーバエッチングによって配線層13
の途中までエッチングする。このとき、多結晶Siに対
するSiO2 のエッチング選択比が高いので、配線層1
3の途中までのエッチングによって、配線層13の断面
が凹状になる。
C4 F8 /O2 等の酸素を添加したフルオロカーボン系
のガスをエッチングガスとするECRプラズマエッチン
グによって、図1(d)に示す様に、層間絶縁膜12が
露出するまで配線層13をエッチングする。このとき、
多結晶Siに対するSiO2 のエッチング選択比が低い
ので、コンタクト孔15のうちで配線層13を貫通して
いる部分が、順テーパ状になる。
きと同じ条件で、図1(e)に示す様に、層間絶縁膜1
2をエッチングして、配線層11に達するコンタクト孔
15を完成させる。このとき、多結晶Siに対するSi
O2 のエッチング選択比が高いので、コンタクト孔15
のうちで配線層13を貫通している部分の形状が、順テ
ーパ状のまま維持される。その後、レジスト17を剥離
する。
晶Si膜である配線層16をCVD法で30nmの膜厚
に堆積させ、リソグラフィ及びエッチングによって、コ
ンタクト孔15内で配線層11、13の両方に接触する
配線層16をパターニングする。その後、従来公知の工
程を経て、この半導体装置を完成させる。
ブルゲート構造のTFT負荷型SRAMに適用した第2
〜第4実施例を示している。これらの第2〜第4実施例
の何れにおいても、図2(a)に示す様に、Si基板2
1の表面にSiO2 膜22を選択的に形成して素子分離
領域を区画し、SiO2 膜22に囲まれている素子活性
領域の表面にゲート酸化膜としてのSiO2 膜23を形
成する。
ロップを形成するために入出力が交差結合される一対の
インバータにおける駆動用トランジスタ及び転送用トラ
ンジスタ等のゲート電極のパターンにタングステンポリ
サイド層24を加工し、Si基板21にソース/ドレイ
ン(図示せず)を形成した後、SiO2 膜である層間絶
縁膜25でタングステンポリサイド層24等を覆う。
トランジスタのボトムゲート電極のパターンに、膜厚が
50nmである多結晶Si層26を層間絶縁膜25上で
加工し、SiO2 膜である層間絶縁膜27で多結晶Si
層26等を覆う。そして、薄膜トランジスタの活性層及
び電源線のパターンに、膜厚が30nmである多結晶S
i層31を層間絶縁膜27上で加工し、この多結晶Si
層31に薄膜トランジスタのソース/ドレイン(図示せ
ず)を形成した後、SiO2 膜である層間絶縁膜32で
多結晶Si層31等を覆う。
電極、トップゲート電極、駆動用トランジスタのゲート
電極、及び一対のインバータにおける相手方の薄膜トラ
ンジスタのドレインを互いに接続するコンタクト孔のパ
ターンに、ノボラック系のi線用のレジスト33を層間
絶縁膜32上で加工する。
33をマスクにして、図3に示す高周波バイアス印加型
ECRプラズマエッチング装置34を用いたエッチング
を行う。このエッチング装置34では、マグネトロン3
5で発生したマイクロ波が導波管36及び石英窓37を
介してチャンバ41内へ導かれる。
されており、この内壁に沿って図3中の矢印方向へ昇降
可能な円筒状のシャッタ43がチャンバ41内に設けら
れている。従って、シャッタ43を昇降させることによ
って、Si層42の露出面積を制御することができる。
るためのウェハステージ45と、このウェハステージ4
5にウェハ44を固定するためのSi製のクランプ46
とが設けられており、高周波バイアスを印加するための
高周波電源47がウェハステージ45に接続されてい
る。また、チャンバ41内に磁界を発生させるためのソ
レノイドコイル48が、チャンバ41の外周に設けられ
ている。
置34を下記第1の条件で用いて、図2(b)に示す様
に、層間絶縁膜32にコンタクト孔51を開口し、更
に、オーバエッチングによって多結晶Si層31の途中
までエッチングする。 エッチングガス C4 F8 =50SCCM 圧力 0.27Pa マイクロ波出力 1200W 高周波バイアス 200W(800kHz) ウェハ温度 20℃ チャンバ温度 250℃ シャッタ開度 0%
SiO2 のエッチング選択比が高いので、多結晶Si層
31の途中までのエッチングによって、多結晶Si層3
1の断面が凹状になる。
=50/2SCCMである他は上記第1の条件と同じ第
2の条件で、レジスト33をマスクにして、層間絶縁膜
27が露出するまで多結晶Si層31をエッチングす
る。このとき、多結晶Siに対するSiO2 のエッチン
グ選択比が低いので、コンタクト孔51のうちで多結晶
Si層31を貫通している部分が、順テーパ状になる。
27及び多結晶Si層26に対して、層間絶縁膜32及
び多結晶Si層31に対するエッチングと同様のエッチ
ングを繰り返す。なお、第2の条件では第1の条件に比
べて弗素ラジカルの発生量が多いので、多結晶Si層3
1、26のエッチングに際してレジスト33のエッチン
グ速度も速くなる。しかし、既述の様に、多結晶Si層
31、26の膜厚が夫々30、50nmと薄いので、エ
ッチング時間が短く、実際的な不都合はない。
32、27に対するエッチングと同様のエッチングを層
間絶縁膜25に行って、タングステンポリサイド層24
に達するコンタクト孔51を完成させた後、レジスト3
3を剥離する。そして、薄膜トランジスタのトップゲー
ト電極のパターンに、多結晶Si層52を層間絶縁膜3
2上で加工し、更に、従来公知の工程を経て、このダブ
ルゲート構造のTFT負荷型SRAMを完成させる。
施例は、図2(a)〜(d)に示した工程で用いるエッ
チング装置及びこのエッチング装置を用いる際の上記第
1及び第2の条件を除いて、上述の第2実施例と実質的
に同様の工程を実行する。この第3実施例は、図2
(a)〜(d)の工程において、図4に示す誘導結合プ
ラズマ(ICP=Induction Coupled Plasma)型エッチング
装置53を用いる。
1の外周に誘導結合コイル54が巻回されており、2M
Hzの高周波を印加するための高周波電源55が誘導結
合コイル54に接続されている。チャンバ41の一部に
なっている上部電極56の下面つまりチャンバ41の内
壁にはSi層42が塗布されており、この内壁に沿って
図4中の矢印方向へ移動可能なシャッタ43がチャンバ
41内に設けられている。従って、シャッタ43を移動
させることによって、Si層42の露出面積を制御する
ことができる。
上には、ヒータ57が設けられている。なお、ウェハス
テージ45、クランプ46及び高周波電源47等は、図
3に示した高周波バイアス印加型ECRプラズマエッチ
ング装置34と実質的に同様の構成を有している。
おける上記第1の条件の代わりに、下記第3の条件を用
いる。 エッチングガス C2 F6 =50SCCM 圧力 0.27Pa ソース出力 2000W 高周波バイアス 800W ウェハ温度 −50℃ チャンバ温度 270℃ シャッタ開度 0%
施例における上記第2の条件の代わりに、エッチングガ
スがC2 F6 /O2 =50/5SCCMである他は上記
第3の条件と同じ第4の条件を用いる。
施例も、図2(a)〜(d)に示した工程で用いるエッ
チング装置及びこのエッチング装置を用いる際の上記第
1及び第2の条件を除いて、上述の第2実施例と実質的
に同様の工程を実行する。この第4実施例は、図2
(a)〜(d)の工程において、図5に示すヘリコン波
プラズマ型エッチング装置61を用いる。
1の壁面を貫通してアンテナ62が設けられており、1
3.56MHzの高周波バイアスを印加するためのソー
ス電源63がアンテナ62に接続されている。チャンバ
41の内壁にはSi層42が塗布されており、この内壁
に沿って図5中の矢印方向へ移動可能なシャッタ43が
チャンバ41内に設けられている。従って、シャッタ4
3を移動させることによって、Si層42の露出面積を
制御することができる。
ル48とマルチポール磁石64とが設けられている。な
お、ウェハステージ45、クランプ46及び高周波電源
47等は、図3に示した高周波バイアス印加型ECRプ
ラズマエッチング装置34と実質的に同様の構成を有し
ている。
ナ62に印加された高周波バイアスとソレノイドコイル
48によって発生した磁界との作用によってチャンバ4
1内にホイッスラ(ヘリコン)波が発生し、結果的に生
じた高密度プラズマがウェハ44に達する。
おける上記第1の条件の代わりに、下記第5の条件を用
いる。 エッチングガス CHF3 =50SCCM 圧力 0.1Pa マイクロ波出力 2500W 高周波バイアス 300W ウェハ温度 20℃ チャンバ温度 250℃ シャッタ開度 100%
施例における上記第2の条件の代わりに、シャッタ開度
が50%である他は上記第5の条件と同じ第6の条件を
用いる。
高周波バイアス印加型ECRプラズマエッチング装置3
4及び誘導結合プラズマ型エッチング装置53もSi層
42の露出面積を制御するシャッタ43を有しているの
で、これらの第2及び第3実施例においても、第4実施
例と同様にシャッタ43の開度のみを制御することによ
って、エッチングガスを切り換えた場合と同様の結果を
得ることができる。
いても、多結晶Siに対するSiO2 のエッチング選択
比を制御するために、エッチングガス中における弗素ラ
ジカル自体の割合を直接的に制御しているが、フルオロ
カーボン系のガス中における弗素の割合を制御すること
によって、弗素ラジカルの割合を間接的に制御してもよ
い。
孔に貫通されている配線層の膜厚が薄くても、この配線
層とコンタクト孔を埋めている別の配線層との接触面積
が広いので、配線層間のコンタクトにおける信頼性が高
い。
ンタクト孔のうちで層間絶縁膜を貫通する部分は異方的
形状になり、配線層を貫通する部分はテーパ状になるの
で、この配線層の膜厚が薄くても、この配線層とコンタ
クト孔を埋める別の配線層との接触面積を広くすること
ができる。しかも、コンタクト孔のうちで配線層を貫通
する部分が逆テーパ状ではなくて順テーパ状になるの
で、配線層とコンタクト孔を埋める別の配線層とを確実
に接触させることができる。
する部分が自己整合的に順テーパ状になるので、コンタ
クト孔の径が小さくても、この順テーパ状の形状を形成
することができる。従って、請求項2の半導体装置の製
造方法では、配線層間のコンタクトにおける信頼性が高
く且つ微細な半導体装置を製造することができる。
では、フルオロカーボン系のガスの組成比またはフルオ
ロカーボン系のガスに添加する酸素の割合を制御するだ
けで、配線層に対する層間絶縁膜のエッチング選択比を
制御することができるので、配線層間のコンタクトにお
ける信頼性が高く且つ微細な半導体装置を高いスループ
ットで製造することができる。
ッチングを行うチャンバの内壁におけるシリコンの露出
面積を制御するだけで、配線層に対する層間絶縁膜のエ
ッチング選択比を機械的且つ迅速に制御することができ
るので、配線層間のコンタクトにおける信頼性が高く且
つ微細な半導体装置を更に高いスループットで製造する
ことができる。
図である。
側断面図である。
な側断面図である。
な側断面図である。
な側断面図である。
図である。
Claims (5)
- 【請求項1】 下層及び上層の層間絶縁膜とこれらの層
間絶縁膜の間に設けられている配線層とをコンタクト孔
が貫通しており、このコンタクト孔内に前記配線層が露
出している半導体装置において、 前記コンタクト孔のうちで前記配線層を貫通している部
分が、前記下層の層間絶縁膜側から前記上層の層間絶縁
膜側へ向かって広がる順テーパ状であることを特徴とす
る半導体装置。 - 【請求項2】 下層及び上層の層間絶縁膜とこれらの層
間絶縁膜の間に設けられている配線層とをコンタクト孔
が貫通しており、このコンタクト孔内に前記配線層が露
出している半導体装置の製造方法において、 前記コンタクト孔のパターンのマスク層をマスクにし
て、前記配線層に対する前記層間絶縁膜のエッチング選
択比が相対的に高い条件で、前記上層の層間絶縁膜に対
するエッチングを行う工程と、 前記上層の層間絶縁膜に対するエッチングの後に、前記
マスク層をマスクにして、前記エッチング選択比が相対
的に高い条件で、前記配線層に対する第1のエッチング
を行って、この配線層の断面を凹状にする工程と、 前記配線層に対する第1のエッチングの後に、前記マス
ク層をマスクにして、前記エッチング選択比が相対的に
低い条件で、前記下層の層間絶縁膜が露出するまで前記
配線層に対する第2のエッチングを行う工程と、 前記マスク層をマスクにして、前記エッチング選択比が
相対的に高い条件で、前記下層の層間絶縁膜に対するエ
ッチングを行う工程とを有することを特徴とする半導体
装置の製造方法。 - 【請求項3】 前記エッチングのためのガスとして、フ
ルオロカーボン系のガスを用い、 このガス中の炭素の割合を相対的に高くすることによっ
て前記エッチング選択比を相対的に高くし、 前記ガス中の弗素の割合を相対的に高くすることによっ
て前記エッチング選択比を相対的に低くすることを特徴
とする請求項2記載の半導体装置の製造方法。 - 【請求項4】 前記エッチングのためのガスとして、酸
素を添加したフルオロカーボン系のガスを用い、 このガス中の酸素の割合を相対的に低くすることによっ
て前記エッチング選択比を相対的に高くし、 前記ガス中の酸素の割合を相対的に高くすることによっ
て前記エッチング選択比を相対的に低くすることを特徴
とする請求項2記載の半導体装置の製造方法。 - 【請求項5】 前記エッチングのためのガスとして、フ
ルオロカーボン系のガスを用い、 前記エッチングを行うチャンバの内壁におけるシリコン
の露出面積を相対的に大きくすることによって前記エッ
チング選択比を相対的に高くし、 前記露出面積を相対的に小さくすることによって前記エ
ッチング選択比を相対的に低くすることを特徴とする請
求項2記載の半導体装置の製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6138099A JPH07321204A (ja) | 1994-05-27 | 1994-05-27 | 半導体装置及びその製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6138099A JPH07321204A (ja) | 1994-05-27 | 1994-05-27 | 半導体装置及びその製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07321204A true JPH07321204A (ja) | 1995-12-08 |
Family
ID=15213932
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6138099A Pending JPH07321204A (ja) | 1994-05-27 | 1994-05-27 | 半導体装置及びその製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH07321204A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6022810A (en) * | 1997-11-06 | 2000-02-08 | Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha | Method of manufacturing semiconductor device |
US6541864B1 (en) | 1998-10-27 | 2003-04-01 | Kabushiki Kaisha Toshiba | Semiconductor device with tapered contact hole and wire groove |
-
1994
- 1994-05-27 JP JP6138099A patent/JPH07321204A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6022810A (en) * | 1997-11-06 | 2000-02-08 | Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha | Method of manufacturing semiconductor device |
US6541864B1 (en) | 1998-10-27 | 2003-04-01 | Kabushiki Kaisha Toshiba | Semiconductor device with tapered contact hole and wire groove |
US6936924B2 (en) | 1998-10-27 | 2005-08-30 | Kabushiki Kaisha Toshiba | Semiconductor device with tapered contact hole and wire groove |
US7001839B2 (en) | 1998-10-27 | 2006-02-21 | Kabushiki Kaisha Toshiba | Semiconductor device with tapered contact hole and wire groove |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US6028001A (en) | Methods of fabricating contact holes for integrated circuit substrates by etching to define a sidewall and concurrently forming a polymer on the sidewall | |
JPH03129854A (ja) | 半導体装置の製造方法 | |
JPH03138934A (ja) | 異なる深さを有する窓のエッチング法 | |
US6211557B1 (en) | Contact structure using taper contact etching and polycide step | |
JPH07321204A (ja) | 半導体装置及びその製造方法 | |
JPH07161806A (ja) | 半導体装置の製造方法 | |
JP2000183027A (ja) | 半導体装置の製造方法 | |
KR20050070320A (ko) | 반도체소자의 게이트배선 형성 방법 | |
JP3883247B2 (ja) | 半導体装置の製造方法 | |
KR100272182B1 (ko) | 반도체 소자의 듀얼 게이트 전극 형성을 위한게이트폴리실리콘 식각 방법 | |
TW522470B (en) | Method of improving end-of-line shortening of a linear thin film | |
KR0146529B1 (ko) | 반도체 소자의 콘택홀 형성방법 | |
KR100384864B1 (ko) | 반도체소자의 게이트전극 형성 방법 | |
KR100277898B1 (ko) | 반도체 소자의 듀얼 게이트 형성방법 | |
KR100342874B1 (ko) | 이종 감광막을 이용한 콘택 형성방법 | |
KR0124646B1 (ko) | 반도체 장치의 금속막 제조방법 | |
JPH05343371A (ja) | 半導体装置の製造方法 | |
KR100313517B1 (ko) | 반도체 메모리의 플러그 제조방법 | |
JPH0613355A (ja) | 半導体装置とその製造方法 | |
JPH0774148A (ja) | ドライエッチング方法 | |
JPH05267254A (ja) | 半導体素子のパターン形成方法 | |
JPH0613354A (ja) | 半導体装置とその製造方法 | |
JPH0481323B2 (ja) | ||
JPH06295888A (ja) | 半導体装置の製造方法 | |
JPS6353952A (ja) | 多層配線の形成方法 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20050208 |
|
A521 | Written amendment |
Effective date: 20050404 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 |
|
RD04 | Notification of resignation of power of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424 Effective date: 20050404 |
|
RD14 | Notification of resignation of power of sub attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7434 Effective date: 20050404 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Effective date: 20050524 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20050720 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20050809 |
|
A521 | Written amendment |
Effective date: 20050907 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20051004 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20051021 |
|
R150 | Certificate of patent (=grant) or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091118 Year of fee payment: 4 |
|
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Year of fee payment: 4 Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091118 |
|
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101118 Year of fee payment: 5 |
|
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Year of fee payment: 5 Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101118 |
|
S111 | Request for change of ownership or part of ownership |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313117 |
|
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Year of fee payment: 5 Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101118 |
|
R360 | Written notification for declining of transfer of rights |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R360 |
|
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101118 Year of fee payment: 5 |
|
R360 | Written notification for declining of transfer of rights |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R360 |
|
R371 | Transfer withdrawn |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R371 |
|
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Year of fee payment: 5 Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101118 |
|
S111 | Request for change of ownership or part of ownership |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313117 |
|
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Year of fee payment: 5 Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101118 |
|
R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |
|
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101118 Year of fee payment: 5 |
|
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Year of fee payment: 6 Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111118 |
|
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Year of fee payment: 6 Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111118 |
|
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Year of fee payment: 7 Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121118 |
|
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121118 Year of fee payment: 7 |
|
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Year of fee payment: 8 Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131118 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |