JPH07308190A - トロンビンの製造方法 - Google Patents
トロンビンの製造方法Info
- Publication number
- JPH07308190A JPH07308190A JP6127094A JP12709494A JPH07308190A JP H07308190 A JPH07308190 A JP H07308190A JP 6127094 A JP6127094 A JP 6127094A JP 12709494 A JP12709494 A JP 12709494A JP H07308190 A JPH07308190 A JP H07308190A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- prothrombin
- thrombin
- aqueous solution
- treatment
- plasma
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C12—BIOCHEMISTRY; BEER; SPIRITS; WINE; VINEGAR; MICROBIOLOGY; ENZYMOLOGY; MUTATION OR GENETIC ENGINEERING
- C12N—MICROORGANISMS OR ENZYMES; COMPOSITIONS THEREOF; PROPAGATING, PRESERVING, OR MAINTAINING MICROORGANISMS; MUTATION OR GENETIC ENGINEERING; CULTURE MEDIA
- C12N9/00—Enzymes; Proenzymes; Compositions thereof; Processes for preparing, activating, inhibiting, separating or purifying enzymes
- C12N9/14—Hydrolases (3)
- C12N9/48—Hydrolases (3) acting on peptide bonds (3.4)
- C12N9/50—Proteinases, e.g. Endopeptidases (3.4.21-3.4.25)
- C12N9/64—Proteinases, e.g. Endopeptidases (3.4.21-3.4.25) derived from animal tissue
- C12N9/6421—Proteinases, e.g. Endopeptidases (3.4.21-3.4.25) derived from animal tissue from mammals
- C12N9/6424—Serine endopeptidases (3.4.21)
- C12N9/6429—Thrombin (3.4.21.5)
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61P—SPECIFIC THERAPEUTIC ACTIVITY OF CHEMICAL COMPOUNDS OR MEDICINAL PREPARATIONS
- A61P7/00—Drugs for disorders of the blood or the extracellular fluid
- A61P7/04—Antihaemorrhagics; Procoagulants; Haemostatic agents; Antifibrinolytic agents
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C12—BIOCHEMISTRY; BEER; SPIRITS; WINE; VINEGAR; MICROBIOLOGY; ENZYMOLOGY; MUTATION OR GENETIC ENGINEERING
- C12Y—ENZYMES
- C12Y304/00—Hydrolases acting on peptide bonds, i.e. peptidases (3.4)
- C12Y304/21—Serine endopeptidases (3.4.21)
- C12Y304/21005—Thrombin (3.4.21.5)
Landscapes
- Health & Medical Sciences (AREA)
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
- Organic Chemistry (AREA)
- Bioinformatics & Cheminformatics (AREA)
- Wood Science & Technology (AREA)
- Genetics & Genomics (AREA)
- Zoology (AREA)
- Biomedical Technology (AREA)
- General Health & Medical Sciences (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Biochemistry (AREA)
- Medicinal Chemistry (AREA)
- Microbiology (AREA)
- Biotechnology (AREA)
- Molecular Biology (AREA)
- General Chemical & Material Sciences (AREA)
- Hematology (AREA)
- Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
- Diabetes (AREA)
- Nuclear Medicine, Radiotherapy & Molecular Imaging (AREA)
- Pharmacology & Pharmacy (AREA)
- Animal Behavior & Ethology (AREA)
- Public Health (AREA)
- Veterinary Medicine (AREA)
- Medicines That Contain Protein Lipid Enzymes And Other Medicines (AREA)
- Enzymes And Modification Thereof (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 本発明の目的は、プロトロンビンからトロン
ビンへの転化を行うための原材料の入手が容易で、かつ
トロンビンを工業的規模で製造および精製できる方法を
提供することにある。 【構成】 本発明は、プロトロンビン含有水溶液を0〜
15℃で、トロンボプラスチンおよび血漿の非存在下に
おいて、Ca塩で処理することを特徴とするトロンビン
の製造方法である。
ビンへの転化を行うための原材料の入手が容易で、かつ
トロンビンを工業的規模で製造および精製できる方法を
提供することにある。 【構成】 本発明は、プロトロンビン含有水溶液を0〜
15℃で、トロンボプラスチンおよび血漿の非存在下に
おいて、Ca塩で処理することを特徴とするトロンビン
の製造方法である。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はトロンビンの製造方法に
関する。
関する。
【0002】
【従来の技術】トロンビンは分子量約34000、等電
点約7.1のセリンプロテアーゼであり、血液凝固過程
の最終段階に働く蛋白分解酵素である。すなわち、フィ
ブリノゲンに作用してフィブリンを生成することにより
血液凝固作用を生じる。このため、トロンビンは臨床的
には外科領域における局所止血剤として、また内科領域
における上部消化管出血などの止血剤として用いられて
いる。トロンビンは、生体内においては前駆物質である
プロトロンビンの形で存在しており、活性化X因子など
によって限定分解を受けて生成される。従来、トロンビ
ンの製造は、ヒトなどの血漿を原料として、まずプロト
ロンビンを抽出、精製し、得られた精製プロトロンビン
にトロンボプラスチンなどを作用させて行われている。
すなわち、トロンビンへの転化は精製されたプロトロン
ビンを対象にして行われているのである。
点約7.1のセリンプロテアーゼであり、血液凝固過程
の最終段階に働く蛋白分解酵素である。すなわち、フィ
ブリノゲンに作用してフィブリンを生成することにより
血液凝固作用を生じる。このため、トロンビンは臨床的
には外科領域における局所止血剤として、また内科領域
における上部消化管出血などの止血剤として用いられて
いる。トロンビンは、生体内においては前駆物質である
プロトロンビンの形で存在しており、活性化X因子など
によって限定分解を受けて生成される。従来、トロンビ
ンの製造は、ヒトなどの血漿を原料として、まずプロト
ロンビンを抽出、精製し、得られた精製プロトロンビン
にトロンボプラスチンなどを作用させて行われている。
すなわち、トロンビンへの転化は精製されたプロトロン
ビンを対象にして行われているのである。
【0003】このように、トロンビンの製造は、まず上
記の如く(1)プロトロンビンの精製からはじまり、
(2)プロトロンビンからトロンビンへの転化、(3)
トロンビンの精製などの各種の数工程を経て製造されて
いるのが現状である。また、この方法を基本として各種
の改良方法が報告されている。例えば、クエン酸処理し
た血漿を陰イオン交換体に接触させ、吸着したプロトロ
ンビンを当該交換体上でトロンビンに転化した後に溶出
・回収する方法(米国特許第51438389号)、血
漿を低温エタノール処理後、陰イオン交換体処理するこ
とにより精製したプロトロンビンをトロンビンに転化
し、更に陽イオン交換体処理により精製する方法(特開
平3−128398号)などが知られている。このう
ち、トロンビンへの転化方法としては、上記のトロンボ
プラスチンを用いる以外にヘビ毒を用いる方法、高濃度
クエン酸塩を用いる方法(特開平4−365481)等
が知られている。
記の如く(1)プロトロンビンの精製からはじまり、
(2)プロトロンビンからトロンビンへの転化、(3)
トロンビンの精製などの各種の数工程を経て製造されて
いるのが現状である。また、この方法を基本として各種
の改良方法が報告されている。例えば、クエン酸処理し
た血漿を陰イオン交換体に接触させ、吸着したプロトロ
ンビンを当該交換体上でトロンビンに転化した後に溶出
・回収する方法(米国特許第51438389号)、血
漿を低温エタノール処理後、陰イオン交換体処理するこ
とにより精製したプロトロンビンをトロンビンに転化
し、更に陽イオン交換体処理により精製する方法(特開
平3−128398号)などが知られている。このう
ち、トロンビンへの転化方法としては、上記のトロンボ
プラスチンを用いる以外にヘビ毒を用いる方法、高濃度
クエン酸塩を用いる方法(特開平4−365481)等
が知られている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、このトロン
ボプラスチンは主にヒト胎盤から調製されたものが用い
られているが、原料の調達が困難であり、必ずしも充分
量が入手できるとは言えない。へビ毒を用いる場合も同
様である。一方、高濃度クエン酸塩による自然転化法は
未だ、研究室レベルの規模にとどまっており、大量生産
に応用できるような工業的製法としては確立されていな
い。
ボプラスチンは主にヒト胎盤から調製されたものが用い
られているが、原料の調達が困難であり、必ずしも充分
量が入手できるとは言えない。へビ毒を用いる場合も同
様である。一方、高濃度クエン酸塩による自然転化法は
未だ、研究室レベルの規模にとどまっており、大量生産
に応用できるような工業的製法としては確立されていな
い。
【0005】そこで、本発明者らはこのような事情に鑑
み、トロンビンの工業的規模での製法の開発に取組み、
本発明を完成した。即ち、本発明の目的は、プロトロン
ビンからトロンビンへの転化を行うための原材料の入手
が容易で、かつトロンビンを工業的規模で製造および精
製できる方法を提供することにある。
み、トロンビンの工業的規模での製法の開発に取組み、
本発明を完成した。即ち、本発明の目的は、プロトロン
ビンからトロンビンへの転化を行うための原材料の入手
が容易で、かつトロンビンを工業的規模で製造および精
製できる方法を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の目的は、プロト
ロンビン含有水溶液を0〜15℃で、トロンボプラスチ
ンおよび血漿の非存在下において、Ca塩で処理するこ
とを特徴とするトロンビンの製造方法により達成でき
る。本発明のトロンビンの製造法は、より具体的には、
大別して(1)プロトロンビン含有水溶液の調製、
(2)プロトロンビンからトロンビンへの転化、(3)
トロンビンの精製からなる。
ロンビン含有水溶液を0〜15℃で、トロンボプラスチ
ンおよび血漿の非存在下において、Ca塩で処理するこ
とを特徴とするトロンビンの製造方法により達成でき
る。本発明のトロンビンの製造法は、より具体的には、
大別して(1)プロトロンビン含有水溶液の調製、
(2)プロトロンビンからトロンビンへの転化、(3)
トロンビンの精製からなる。
【0007】(1)プロトロンビン含有水溶液の調製 本発明のプロトロンビン含有水溶液は血漿由来のプロト
ロンビンまたはプロトロンビン複合体、あるいはそれら
を含む画分であれば特に限定されない。本発明のプロト
ロンビン含有水溶液は血漿からクリオプレシピテートを
除いた上清(脱クリオ血漿)、コーンの第I+II+III
画分、第II+III 画分、第III 画分等の出発原料を用い
て調製される。これらの出発原料から本願発明のプロト
ロンビン含有水溶液を調製する方法としては公知の手法
を用いればよい。例えば、無機塩に対する吸着性を利用
する方法、陰イオン交換体処理、アフィニティークロマ
ト処理等が例示される。
ロンビンまたはプロトロンビン複合体、あるいはそれら
を含む画分であれば特に限定されない。本発明のプロト
ロンビン含有水溶液は血漿からクリオプレシピテートを
除いた上清(脱クリオ血漿)、コーンの第I+II+III
画分、第II+III 画分、第III 画分等の出発原料を用い
て調製される。これらの出発原料から本願発明のプロト
ロンビン含有水溶液を調製する方法としては公知の手法
を用いればよい。例えば、無機塩に対する吸着性を利用
する方法、陰イオン交換体処理、アフィニティークロマ
ト処理等が例示される。
【0008】本発明においてはプロトロンビン複合体を
用いることが好ましい。ここで用いられるプロトロンビ
ン複合体は、血液凝固因子の1つであるプロトロンビン
(血液凝固第II因子)と共にその他の血液凝固に関係す
る因子を含んだものである。プロトロンビンと共に含ま
れる成分としては、例えば血液凝固第VII因子、第IX因
子、第X因子などが挙げられる。またこれは、高純度精
製品である必要はなく粗製品であってもよい。粗製品を
使用する場合の利点としては、トロンビンへの転化処理
前において完全にプロトロンビンを精製する必要がない
ので、精製工程が簡易になりコストが削減される。ま
た、プロトロンビン複合体の由来は特に制限されない。
例えばウシ由来のもの、ヒト由来のもの等が挙げられる
が、好ましくはヒト由来のものである。
用いることが好ましい。ここで用いられるプロトロンビ
ン複合体は、血液凝固因子の1つであるプロトロンビン
(血液凝固第II因子)と共にその他の血液凝固に関係す
る因子を含んだものである。プロトロンビンと共に含ま
れる成分としては、例えば血液凝固第VII因子、第IX因
子、第X因子などが挙げられる。またこれは、高純度精
製品である必要はなく粗製品であってもよい。粗製品を
使用する場合の利点としては、トロンビンへの転化処理
前において完全にプロトロンビンを精製する必要がない
ので、精製工程が簡易になりコストが削減される。ま
た、プロトロンビン複合体の由来は特に制限されない。
例えばウシ由来のもの、ヒト由来のもの等が挙げられる
が、好ましくはヒト由来のものである。
【0009】プロトロンビン複合体(含有水溶液)の調
製方法としては、公知の手段が用いられる。例えば、特
開昭62−10019号公報および特開平3−1283
98号公報に記載の方法が使用できる。具体的には、血
漿を陰イオン交換体で処理してプロトロンビン複合体を
調製する方法、血漿からクリオプレシピテートを除いた
脱クリオ血漿を用いてプロトロンビン複合体を調製する
方法等が挙げられる。陰イオン交換体としては、DEA
E系(例えばDEAE−アガロース、DEAE−デキス
トラン、DEAE−セルロースなど)、QAE系(例え
ば、QAE−アガロース、QAE−デキストランなど)
等が挙げられる。上記の手段で得られたプロトロンビン
複合体は、その複合体の状態でトロンビンへの転化処理
に付すことができる。
製方法としては、公知の手段が用いられる。例えば、特
開昭62−10019号公報および特開平3−1283
98号公報に記載の方法が使用できる。具体的には、血
漿を陰イオン交換体で処理してプロトロンビン複合体を
調製する方法、血漿からクリオプレシピテートを除いた
脱クリオ血漿を用いてプロトロンビン複合体を調製する
方法等が挙げられる。陰イオン交換体としては、DEA
E系(例えばDEAE−アガロース、DEAE−デキス
トラン、DEAE−セルロースなど)、QAE系(例え
ば、QAE−アガロース、QAE−デキストランなど)
等が挙げられる。上記の手段で得られたプロトロンビン
複合体は、その複合体の状態でトロンビンへの転化処理
に付すことができる。
【0010】(2)プロトロンビンからトロンビンへの
転化 (1)のプロトロンビン含有水溶液を0〜15℃で、
トロンボプラスチンおよび血漿の非存在下において、C
a塩で処理する。Ca塩としては塩化カルシウム、水酸
化カルシウム、酢酸カルシウム等が例示される。その濃
度は10〜50mM程度である。その際のプロトロンビ
ン量としては1〜100単位/ml程度が例示される。
処理温度は0〜10℃が好適である。処理時間は1〜5
日程度である。また、溶液のpHとしては6〜9程度が
例示される。 さらに必要に応じて、公知のトロンビン転化方法を組
合せて行ってもよい。好適にはのCa塩処理液を高濃
度クエン酸塩溶液中で自触媒反応を行わせ、トロンビン
へ自然転化させる。転化条件は温度20〜40℃、1〜
10日間程度である。クエン酸塩としてはクエン酸ナト
リウム等が例示される。その濃度は10〜40(w/
v)%程度である。また、溶液のpHとしては6〜9程
度が例示される。
転化 (1)のプロトロンビン含有水溶液を0〜15℃で、
トロンボプラスチンおよび血漿の非存在下において、C
a塩で処理する。Ca塩としては塩化カルシウム、水酸
化カルシウム、酢酸カルシウム等が例示される。その濃
度は10〜50mM程度である。その際のプロトロンビ
ン量としては1〜100単位/ml程度が例示される。
処理温度は0〜10℃が好適である。処理時間は1〜5
日程度である。また、溶液のpHとしては6〜9程度が
例示される。 さらに必要に応じて、公知のトロンビン転化方法を組
合せて行ってもよい。好適にはのCa塩処理液を高濃
度クエン酸塩溶液中で自触媒反応を行わせ、トロンビン
へ自然転化させる。転化条件は温度20〜40℃、1〜
10日間程度である。クエン酸塩としてはクエン酸ナト
リウム等が例示される。その濃度は10〜40(w/
v)%程度である。また、溶液のpHとしては6〜9程
度が例示される。
【0011】(3)トロンビンの精製等 (2)で得たトロンビンを公知の方法により精製する。
精製方法としては陽イオン交換体処理、硫安分画処理、
アフィニティークロマト処理(例えば、固定化アルギニ
ルメチルエステルあるいは固定化ヘパリンを用いた処
理)等が例示される。なお、透析、限外濾過、ゲル濾過
等の公知の手段により、さらに精製することもできる。
上記の処理により、夾雑する各種蛋白(例えば、フィブ
リノゲン、フィブリン、α1グロブリン、α2グロブリ
ン、βグロブリン、γグロブリン、プロテアーゼ等)は
実質的に除去されている。かかる精製トロンビンの比活
性は500〜1500単位/A280程度となる。
精製方法としては陽イオン交換体処理、硫安分画処理、
アフィニティークロマト処理(例えば、固定化アルギニ
ルメチルエステルあるいは固定化ヘパリンを用いた処
理)等が例示される。なお、透析、限外濾過、ゲル濾過
等の公知の手段により、さらに精製することもできる。
上記の処理により、夾雑する各種蛋白(例えば、フィブ
リノゲン、フィブリン、α1グロブリン、α2グロブリ
ン、βグロブリン、γグロブリン、プロテアーゼ等)は
実質的に除去されている。かかる精製トロンビンの比活
性は500〜1500単位/A280程度となる。
【0012】なお、トロンビンの活性は通常の測定方法
により求めることができる。好ましくはヒト血漿をフィ
ブリノーゲン源として、BBLフィブロメーターなどに
より凝固時間を測定することにより求める方法である。
具体的には、生理食塩液にて様々な割合で希釈された検
体0.1mlを37℃に2分間保ち、次いで37℃に保
たれていた血漿0.2mlを加え、凝固時間を測定する
ことによって求めることができる。当該トロンビンは自
体公知の手法により製剤化される。即ち、賦形剤の添
加、加熱、滅菌、除菌濾過、分注小分、凍結乾燥などの
処理が必要に応じて行われ、また、例えば、乾熱処理
(特開昭62−81327)、液状加熱(特開昭63−
243032)、トリアルキルホスフェートによる処理
(EP公開378208)を必要に応じて行うことがで
きる。
により求めることができる。好ましくはヒト血漿をフィ
ブリノーゲン源として、BBLフィブロメーターなどに
より凝固時間を測定することにより求める方法である。
具体的には、生理食塩液にて様々な割合で希釈された検
体0.1mlを37℃に2分間保ち、次いで37℃に保
たれていた血漿0.2mlを加え、凝固時間を測定する
ことによって求めることができる。当該トロンビンは自
体公知の手法により製剤化される。即ち、賦形剤の添
加、加熱、滅菌、除菌濾過、分注小分、凍結乾燥などの
処理が必要に応じて行われ、また、例えば、乾熱処理
(特開昭62−81327)、液状加熱(特開昭63−
243032)、トリアルキルホスフェートによる処理
(EP公開378208)を必要に応じて行うことがで
きる。
【0013】
【発明の効果】本発明の製造方法により、プロトロンビ
ンからトロンビンへの転化を行うための原材料の入手が
容易であり、簡便な操作で効率よく調製することがで
き、コストと労力も充分に軽減できる。また、Ca塩処
理後に、公知の高濃度クエン酸塩を用いて処理(特開平
4−365481号公報)することにより、プロトロン
ビンからトロンビンへの転化効率を低下させることな
く、処理時間(Ca塩処理あるいはクエン酸塩処理を含
む)を短縮することができる。高濃度クエン酸塩を用い
ての処理条件としては、クエン酸塩濃度10〜40(w
/v)%、20〜40℃で1〜10日間程度が例示され
る。また、プロトロンビンとしてプロトロンビン複合体
を使用することにより、プロトロンビンまでに完全に精
製する労力も省くことができる。また、Ca塩処理を0
〜10℃で行うことによってもトロンビンへの転化効率
をさらに向上させることができる。 従って、本発明の
方法は工業的規模に適した有用な方法である。
ンからトロンビンへの転化を行うための原材料の入手が
容易であり、簡便な操作で効率よく調製することがで
き、コストと労力も充分に軽減できる。また、Ca塩処
理後に、公知の高濃度クエン酸塩を用いて処理(特開平
4−365481号公報)することにより、プロトロン
ビンからトロンビンへの転化効率を低下させることな
く、処理時間(Ca塩処理あるいはクエン酸塩処理を含
む)を短縮することができる。高濃度クエン酸塩を用い
ての処理条件としては、クエン酸塩濃度10〜40(w
/v)%、20〜40℃で1〜10日間程度が例示され
る。また、プロトロンビンとしてプロトロンビン複合体
を使用することにより、プロトロンビンまでに完全に精
製する労力も省くことができる。また、Ca塩処理を0
〜10℃で行うことによってもトロンビンへの転化効率
をさらに向上させることができる。 従って、本発明の
方法は工業的規模に適した有用な方法である。
【0014】
【実施例】本発明をより詳細に説明するために実施例お
よび実験例を挙げるが、本発明はこれらにより何ら限定
されるものではない。 実施例1 プロトロンビン、トロンビンの調製 ヒト血漿を凍結融解して得た脱クリオ血漿2リットル
を、0.075M塩化ナトリウムおよび0.01Mクエ
ン酸ナトリウムからなる緩衝液(pH7)で平衡化した
DEAE−デキストラン(商品名DEAE−セファデッ
クス、A−50、ファルマシア社製)に接触させて、プ
ロトロンビン複合体を0.15M塩化ナトリウムおよび
0.01Mクエン酸ナトリウムからなる緩衝液(pH
7)で洗浄後に、1M塩化ナトリウムおよび0.01M
クエン酸ナトリウムからなる緩衝液(pH7)で溶出し
た。溶出液を透析後に3%塩化カルシウム1/10量添
加して5℃で3日間処理した。
よび実験例を挙げるが、本発明はこれらにより何ら限定
されるものではない。 実施例1 プロトロンビン、トロンビンの調製 ヒト血漿を凍結融解して得た脱クリオ血漿2リットル
を、0.075M塩化ナトリウムおよび0.01Mクエ
ン酸ナトリウムからなる緩衝液(pH7)で平衡化した
DEAE−デキストラン(商品名DEAE−セファデッ
クス、A−50、ファルマシア社製)に接触させて、プ
ロトロンビン複合体を0.15M塩化ナトリウムおよび
0.01Mクエン酸ナトリウムからなる緩衝液(pH
7)で洗浄後に、1M塩化ナトリウムおよび0.01M
クエン酸ナトリウムからなる緩衝液(pH7)で溶出し
た。溶出液を透析後に3%塩化カルシウム1/10量添
加して5℃で3日間処理した。
【0015】pHを7に調整し、トリ−N−ブチルホス
フェート(TNBP)、Tween80およびイプシロ
ン・アミノカプロン酸(EACA)を各々、最終濃度で
0.3%(w/v)、1%(w/v)および4%(w/
v)となるように添加し、30℃で6時間加温した。次
に、上記反応液をpHを6.7に調整し、0.04M塩
化ナトリウムおよび0.02Mクエン酸ナトリウムから
なる緩衝液(pH6.7)で平衡化したスルホプロピル
−デキストラン(商品名SP−セファデックス C−5
0、ファルマシア社製)に接触させて、トロンビンのみ
を吸着させた。かかるカラムを0.04M塩化ナトリウ
ムおよび0.02Mクエン酸ナトリウムからなる緩衝液
(pH6.7)、0.1Mリン酸塩緩衝液(pH6.
5)、次いで0.045Mクエン酸ナトリウム(pH
7)溶液で洗浄後、吸着させたトロンビンを0.1Mク
エン酸ナトリウム溶液(pH7)で溶出・単離した。溶
出液をペリコン(分画分子量1万:ミリポア社製)にて
濃縮し、除菌濾過して精製トロンビン(比活性1000
単位/A280)を調製した。
フェート(TNBP)、Tween80およびイプシロ
ン・アミノカプロン酸(EACA)を各々、最終濃度で
0.3%(w/v)、1%(w/v)および4%(w/
v)となるように添加し、30℃で6時間加温した。次
に、上記反応液をpHを6.7に調整し、0.04M塩
化ナトリウムおよび0.02Mクエン酸ナトリウムから
なる緩衝液(pH6.7)で平衡化したスルホプロピル
−デキストラン(商品名SP−セファデックス C−5
0、ファルマシア社製)に接触させて、トロンビンのみ
を吸着させた。かかるカラムを0.04M塩化ナトリウ
ムおよび0.02Mクエン酸ナトリウムからなる緩衝液
(pH6.7)、0.1Mリン酸塩緩衝液(pH6.
5)、次いで0.045Mクエン酸ナトリウム(pH
7)溶液で洗浄後、吸着させたトロンビンを0.1Mク
エン酸ナトリウム溶液(pH7)で溶出・単離した。溶
出液をペリコン(分画分子量1万:ミリポア社製)にて
濃縮し、除菌濾過して精製トロンビン(比活性1000
単位/A280)を調製した。
【0016】実施例2 塩化カルシウム存在下に5℃で3日間処理する代わり
に、塩化カルシウム存在下に5℃で1日間処理した後
に、クエン酸3ナトリウムを35(w/v)%となるよ
うに添加し、pH8で37℃、2日間処理してプロトロ
ンビンをトロンビンに転化する以外は実施例1と同様に
処理した。 実験例1 塩化カルシウム処理時の温度条件とトロンビン転化効率
の関係を調べた。実施例1において温度条件を5〜37
℃に設定して、各々の条件下でトロンビン転化効率を測
定した。なお、転化処理時にトロンボプラスチン1/1
0量をさらに添加して、15℃で3時間処理した時のト
ロンビン転化効率を100%とした。結果を表1に示
す。
に、塩化カルシウム存在下に5℃で1日間処理した後
に、クエン酸3ナトリウムを35(w/v)%となるよ
うに添加し、pH8で37℃、2日間処理してプロトロ
ンビンをトロンビンに転化する以外は実施例1と同様に
処理した。 実験例1 塩化カルシウム処理時の温度条件とトロンビン転化効率
の関係を調べた。実施例1において温度条件を5〜37
℃に設定して、各々の条件下でトロンビン転化効率を測
定した。なお、転化処理時にトロンボプラスチン1/1
0量をさらに添加して、15℃で3時間処理した時のト
ロンビン転化効率を100%とした。結果を表1に示
す。
【0017】
【表1】
【0018】実験例2 Ca塩処理のみを行った場合とCa塩処理および高濃度
クエン酸塩処理を組合せた場合とで、トロンビン転化効
率に与える影響を調べた。結果を表2に示す。なお、転
化効率の基準は実験例1と同じである。
クエン酸塩処理を組合せた場合とで、トロンビン転化効
率に与える影響を調べた。結果を表2に示す。なお、転
化効率の基準は実験例1と同じである。
【0019】
【表2】
【0020】
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 三宅 正一 大阪府大阪市都島区都島中通3丁目5番44 号 株式会社ミドリ十字都島工場内 (72)発明者 松本 勇彦 大阪府大阪市都島区都島中通3丁目5番44 号 株式会社ミドリ十字都島工場内
Claims (5)
- 【請求項1】 プロトロンビン含有水溶液を0〜15℃
で、トロンボプラスチンおよび血漿の非存在下におい
て、Ca塩で処理することを特徴とするトロンビンの製
造方法。 - 【請求項2】 上記のCa塩処理液をさらに、20〜4
0℃で1〜10日間、10〜40(w/v)%のクエン
酸塩で処理する請求項1のトロンビンの製造方法。 - 【請求項3】 プロトロンビンがプロトロンビン複合体
の態様である請求項1のトロンビンの製造方法。 - 【請求項4】 Ca塩での処理を0〜10℃で行う請求
項1のトロンビンの製造方法。 - 【請求項5】 Ca塩での処理を1〜5日間行う請求項
1のトロンビンの製造方法。
Priority Applications (6)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6127094A JPH07308190A (ja) | 1994-05-18 | 1994-05-18 | トロンビンの製造方法 |
PCT/JP1995/000952 WO1995031536A1 (fr) | 1994-05-18 | 1995-05-18 | Procede pour la production de thrombine |
EP95918740A EP0763596A4 (en) | 1994-05-18 | 1995-05-18 | METHOD FOR PRODUCING THROMBIN |
CA002190454A CA2190454A1 (en) | 1994-05-18 | 1995-05-18 | Process for producing thrombin |
US08/750,812 US5945103A (en) | 1994-05-18 | 1995-05-18 | Process for producing thrombin |
KR1019960706489A KR100377279B1 (ko) | 1994-05-18 | 1995-05-18 | 트롬빈의제조방법 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6127094A JPH07308190A (ja) | 1994-05-18 | 1994-05-18 | トロンビンの製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07308190A true JPH07308190A (ja) | 1995-11-28 |
Family
ID=14951441
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6127094A Pending JPH07308190A (ja) | 1994-05-18 | 1994-05-18 | トロンビンの製造方法 |
Country Status (6)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5945103A (ja) |
EP (1) | EP0763596A4 (ja) |
JP (1) | JPH07308190A (ja) |
KR (1) | KR100377279B1 (ja) |
CA (1) | CA2190454A1 (ja) |
WO (1) | WO1995031536A1 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO1997004081A1 (en) * | 1995-07-24 | 1997-02-06 | Csl Limited | Method for the production of thrombin |
JP2022516229A (ja) * | 2018-12-07 | 2022-02-25 | バイオセラピー サービシーズ リミテッド | 多血小板血漿を自己由来トロンビンと組み合わせることにより得ることが可能な創傷処置ゲル |
Families Citing this family (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP3944267B2 (ja) * | 1996-08-09 | 2007-07-11 | 財団法人化学及血清療法研究所 | プロトロンビンの活性化方法および該方法に基づくトロンビンの製造方法 |
AU1311800A (en) * | 1998-10-07 | 2000-04-26 | Sigma-Aldrich Co. | Thromboplastin reagents and methods for preparing and using such reagents |
AU6944200A (en) * | 1999-09-01 | 2001-03-26 | Digimarc Corporation | Watermarking digital images with intensity specified by area |
DE10012732A1 (de) * | 2000-03-18 | 2001-09-20 | Aventis Behring Gmbh | Thrombin-Zubereitungen und Verfahren zu ihrer Herstellung |
CN118956835A (zh) * | 2024-10-17 | 2024-11-15 | 湖南一格制药有限公司 | 一种凝血酶原复合物的纯化方法 |
Family Cites Families (15)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US4540573A (en) * | 1983-07-14 | 1985-09-10 | New York Blood Center, Inc. | Undenatured virus-free biologically active protein derivatives |
US4764369A (en) * | 1983-07-14 | 1988-08-16 | New York Blood Center Inc. | Undenatured virus-free biologically active protein derivatives |
JPS63243032A (ja) * | 1987-03-27 | 1988-10-07 | Green Cross Corp:The | トロンビンの加熱処理方法 |
JPS6440433A (en) * | 1987-08-05 | 1989-02-10 | Green Cross Corp | Aqueous liquid composition of thrombin |
DE3843126C3 (de) * | 1988-12-22 | 1994-10-06 | Octapharma Ag | Verfahren zur Herstellung eines hochreinen Thrombinkonzentrates |
ES2057191T5 (es) * | 1989-01-13 | 2003-05-01 | Mitsubishi Pharma Corp | Metodo de produccion para una composicion que contiene proteinas. |
US5138034A (en) * | 1989-07-12 | 1992-08-11 | The Green Cross Corporation | Method of fractionating plasma proteins |
US5525498A (en) * | 1989-12-18 | 1996-06-11 | Warner-Lambert Company | Process for preparing an ultra-pure thrombin preparation |
JP2700705B2 (ja) * | 1990-01-19 | 1998-01-21 | 富士写真フイルム株式会社 | ハロゲン化銀カラー写真感光材料の処理方法 |
IE73210B1 (en) * | 1990-01-24 | 1997-05-07 | Warner Lambert Co | Process for the production of thrombin and high purity thrombin preparation thereby obtained |
ATE177781T1 (de) * | 1990-02-20 | 1999-04-15 | Baxter Int | Gereinigtes, virusfreies menschliches thrombin |
FR2679251B1 (fr) * | 1991-07-18 | 1993-11-12 | Nord Assoc Essor Transfusion San | Procede de preparation d'un concentre de thrombine humaine destine a un usage therapeutique. |
AT398079B (de) * | 1991-11-04 | 1994-09-26 | Immuno Ag | Präparation mit thrombinaktivität sowie verfahren zu ihrer herstellung |
DE4137996A1 (de) * | 1991-11-19 | 1993-05-27 | Behringwerke Ag | Verfahren zur herstellung eines virussicheren thrombinkonzentrates |
US5506127A (en) * | 1994-09-21 | 1996-04-09 | Proba; Zbigniew | Therapeutic grade thrombin produced by chromatography |
-
1994
- 1994-05-18 JP JP6127094A patent/JPH07308190A/ja active Pending
-
1995
- 1995-05-18 KR KR1019960706489A patent/KR100377279B1/ko not_active IP Right Cessation
- 1995-05-18 EP EP95918740A patent/EP0763596A4/en not_active Withdrawn
- 1995-05-18 CA CA002190454A patent/CA2190454A1/en not_active Abandoned
- 1995-05-18 WO PCT/JP1995/000952 patent/WO1995031536A1/ja not_active Application Discontinuation
- 1995-05-18 US US08/750,812 patent/US5945103A/en not_active Expired - Lifetime
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO1997004081A1 (en) * | 1995-07-24 | 1997-02-06 | Csl Limited | Method for the production of thrombin |
JP2022516229A (ja) * | 2018-12-07 | 2022-02-25 | バイオセラピー サービシーズ リミテッド | 多血小板血漿を自己由来トロンビンと組み合わせることにより得ることが可能な創傷処置ゲル |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
CA2190454A1 (en) | 1995-11-23 |
EP0763596A1 (en) | 1997-03-19 |
KR100377279B1 (ko) | 2003-06-18 |
US5945103A (en) | 1999-08-31 |
EP0763596A4 (en) | 2000-04-19 |
KR970703418A (ko) | 1997-07-03 |
WO1995031536A1 (fr) | 1995-11-23 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP2533050B2 (ja) | 高純度活性因子VIIaの濃縮物の製造方法 | |
US5143838A (en) | Method of producing thrombin from factor ii using calcium ions for the conversion on an anion exchanger | |
US5304372A (en) | Process for preparing a human thrombin concentrate intended for therapeutic use | |
JPH01207239A (ja) | 高純度のヒト因子ix濃縮物および他の血漿蛋白質およびそれらの治療学的使用 | |
US5506127A (en) | Therapeutic grade thrombin produced by chromatography | |
CZ330992A3 (en) | Thrombin and process for preparing thereof | |
JP3976351B2 (ja) | 免疫寛容プロトロンビン複合体の調製 | |
JPH0775572A (ja) | ウイルスを不活性化したXa因子調製物 | |
JPH07116235B2 (ja) | 抗トロンビンiii濃縮物の製造法 | |
JPH07308190A (ja) | トロンビンの製造方法 | |
US5831025A (en) | Human activated protein C and process for preparing same | |
WO1992015324A1 (en) | Preparation of factor ix | |
JP2723445B2 (ja) | 血液凝固因子を活性化する方法 | |
JP3819935B2 (ja) | トロンビンの調製 | |
JP3944267B2 (ja) | プロトロンビンの活性化方法および該方法に基づくトロンビンの製造方法 | |
JP2594256B2 (ja) | ウロキナーゼの殺菌方法 | |
JP3810439B2 (ja) | トロンビンの製造法 | |
JPH10150980A (ja) | プロトロンビンの精製方法 | |
JPH0733799A (ja) | 高比活性トロンビンおよびその製造方法 | |
JPH04365481A (ja) | トロンビンの製造法 | |
JPH11228443A (ja) | 新規なプロトロンビンの活性化方法および該方法に基づくトロンビンの製造方法 | |
JPS6351336A (ja) | プロトロンビン含量の低いビタミンk依存性凝固因子製剤の製法 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20040908 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20041108 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20041201 |