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JPH07293225A - 排気ガス浄化方法及び排気ガス浄化装置 - Google Patents

排気ガス浄化方法及び排気ガス浄化装置

Info

Publication number
JPH07293225A
JPH07293225A JP6084537A JP8453794A JPH07293225A JP H07293225 A JPH07293225 A JP H07293225A JP 6084537 A JP6084537 A JP 6084537A JP 8453794 A JP8453794 A JP 8453794A JP H07293225 A JPH07293225 A JP H07293225A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
trap
exhaust gas
particulates
burning
purification method
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP6084537A
Other languages
English (en)
Inventor
Tatsurou Miyazaki
達郎 宮▲ざき▼
Masaaki Arita
雅昭 有田
Masahiro Inoue
雅博 井上
Shoji Kuroda
正二 黒田
Tatsuo Fukuda
健生 福田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP6084537A priority Critical patent/JPH07293225A/ja
Priority to DE69423857T priority patent/DE69423857T2/de
Priority to EP94119971A priority patent/EP0658369B1/en
Publication of JPH07293225A publication Critical patent/JPH07293225A/ja
Priority to US08/890,200 priority patent/US6245306B1/en
Pending legal-status Critical Current

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  • Processes For Solid Components From Exhaust (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 トラップに割れ等が発生しない排気ガス浄化
方法及び排気ガス浄化装置を提供する事を目的とする。 【構成】 トラップ容器4内に収納されたトラップ5に
付着したパティキュレート等を電気ヒーター6にて燃焼
させる際に、制御部12はトラップ5の燃焼温度を測温
する温度検出センサー11の情報を基に電気ヒーター6
に投入する電力を制御して、トラップ5の温度が500
℃以下となるように、またはトラップ5の半径方向の最
大温度勾配が10℃/mm以下になるように、もしくは
それら双方の条件を満たすようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は排気ガス、特にディーゼ
ル排気ガスの浄化等を行う排気ガス浄化方法及び排気ガ
ス浄化装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】ディーゼルエンジンの排気ガス中の未燃
の微粒子状物質、例えば固体状炭素微粒子、液体あるい
は固体状の高分子量炭化水素微粒子等(以下パティキュ
レートと略す)はその粒子径のほとんどが1ミクロン以
下であり、大気中に浮遊しやすく呼吸により人体に取り
込まれやすい。しかも発ガン性物質を含んでいる事か
ら、特に近年、国内外でその問題点が多く取り上げられ
ており、今後排出の規制は一層強化される事が予想され
る。
【0003】ディーゼル排気ガスには、このパティキュ
レート以外にも有害物質であるNO X が含まれており、
この物質についても規制が行われている。NOX とパテ
ィキュレートの生成はトレードオフの関係にありNOX
低減の対策を行うとパティキュレートの排出を増加させ
る傾向にある。従ってエンジンの作動システム等の改善
のみによってNOX 、パティキュレートを共に低減する
のは困難であり、パティキュレートに関しては排気ガス
ライン内に設置したパティキュレートトラップにより物
理的に捕集する事によりその除去が行われている。しか
しそのトラップは長期間使用すると、トラップは堆積し
たパティキュレートにより目づまりを生じ圧力損失を生
じるため定期的に捕集パティキュレートの燃焼を行い、
同トラップを再生する方法が有望な方法として検討が進
められている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ディーゼル排気ガス中
に含まれるパティキュレートは、比較的着火温度の低い
液体あるいは固体状の高分子量炭化水素微粒子と比較的
着火温度の高い固体状炭素微粒子から構成されており、
その比率は排出条件(エンジンの種類、運転モード等)
により変動するためパティキュレートの着火温度は異な
り、更に固体状炭素微粒子、液体あるいは固体状の高分
子量炭化水素微粒子そのものの着火温度も排出条件によ
り異なるが、一般的にはトラップ中に捕集したこうした
パティキュレートを燃焼消失させ排気ガスラインの圧力
損失を抑制するためには、トラップ及び捕集パティキュ
レートを高温度(600〜700℃)に加熱する必要が
あり、この際以下の問題点を生じる。 (1)再生の際、パティキュレートを着火させるために
トラップを高温に保持する必要があり、この熱と着火後
のパティキュレートの燃焼熱によりトラップ部の温度が
上昇しトラップ材が溶損する。 (2)再生の際、熱源の供給はトラップの片側から行わ
れるが、前述のように着火温度が高く、これにパティキ
ュレートの燃焼熱が加わるため着火部と未着火の部分と
の温度差によるトラップ内部の熱応力が大きくなり割れ
を生じる。
【0005】本発明は以上の課題を解決し、トラップが
溶損したり割れや欠けが発生しない実用的に優れた排気
ガス浄化方法及び排気ガス浄化装置を提供することを目
的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、トラップの燃焼時の温度を500℃以下とするかま
たは、半径方向の最大温度勾配を10℃/mm以下とな
るようにした。
【0007】
【作用】本発明により捕集したパティキュレートを温度
の上昇を抑制しつつ燃焼できるためトラップ材の溶損、
割れの発生を防ぐ事ができ、更にディーゼルエンジンを
用いた内燃機のトータルシステムの効率の大きな低下を
もたらす事なくトラップの再生ができる。
【0008】つまりパティキュレートを捕集したトラッ
プの再生時に加熱のための投入エネルギーをトラップ材
温度が500℃以下となるように制御し、更にパティキ
ュレートの燃焼に有効な酸化触媒をトラップに担持する
事によりパティキュレートの燃焼温度を低減させトラッ
プ材の溶損、割れの防止、トータルシステムの効率の低
下を抑制できる。
【0009】更に、トラップの構成においてパティキュ
レートを捕集するための三次元構成体の前段に設置した
メッシュサイズの異なる複数の酸化触媒を担持した二次
元構成体を設置する事によりエンジンより排出されるパ
ティキュレートの内、見かけ上大きな凝集粒子の解粒
(微粒子化)及び予備酸化が達成できる。
【0010】また、トラップ材はその容器に対して、更
に容器は外部に対して断熱されている事により加熱時の
熱保持性が改善される。
【0011】感熱素子や圧力センサ及び/またはその他
のセンサを配備する事により加熱再生の時期、トラップ
温度を検知でき、これが加熱装置に連結され望ましい条
件下での再生が可能となる。
【0012】
【実施例】以下に実施例を示し本発明を具体的に説明す
る。
【0013】図1は本発明の一実施例における排気ガス
浄化装置を示す概略図であり、図1では例えばディーゼ
ルエンジン用の排気ガス浄化装置を示している。
【0014】図1において、1はディーゼルエンジン本
体、2はディーゼルエンジン本体1に接続された排気マ
ニホールド、3は排気マニホールド2に接続された排気
管、4は排気管3に接続されたトラップ容器で、ディー
ゼルエンジン本体1から排出された排気ガスは、排気マ
ニホールド2から排気管3を通って耐熱材で構成された
トラップ容器4に導かれる。
【0015】トラップ容器4の中には、パティキュレー
ト等を補集するトラップ5と、一対の電気ヒーター6
と、トラップ容器4の排気ガス導入側に設けられ、しか
も一対の電気ヒーター6に挟まれた二次元構成体7等が
収納されている。また、トラップ5の外周部には断熱材
8が設けられている。時には、より断熱作用を持たせる
ために図1に示すようにトラップ容器4の外周部にも断
熱材9が設けられている。この断熱材8,9は例えばセ
ラミックファイバー等で構成されている。
【0016】トラップ5としては、例えば耐熱性のセラ
ミックの焼成体あるいは金属の多孔質体及び綿状体等を
用いる事ができ、更には適正な大きさに成形した粒状の
ものをトラップ容器4に充填したものを用いてもよい。
耐熱性のセラミックの焼成体を用いると排気ガス中のS
x 等の腐食性ガスに対する耐久性が高いという点で優
れており、また金属の綿状体を用いると熱伝導性が高い
という点で優れている。
【0017】またトラップ5の具体的構成材料として
は、アルミナ,ムライト,コージェライト,炭化珪素,
酸化チタンなどのセラミックスや、SUS−42,SU
S−43,SUS−301S,インコネル等の金属材料
が用いられる。
【0018】更にトラップ5にはパティキュレート等の
燃焼に有効な酸化触媒が担持されている。
【0019】トラップ5を具体的に説明すると、例えば
図2に示すようにセラミック等で構成され、一方向に延
在した複数の貫通孔21を有するハニカム構成体20を
設け、そのハニカム構成体20の排気ガス流入面20a
及び排気ガス流出面22それぞれの開口に交互にプラグ
材23を詰めて構成されている。更にハニカム構成体2
0には酸化触媒24が設けられており、酸化触媒24と
しては、液体もしくは固体状の高分子量炭化水素微粒子
の燃焼に有効なPt,Rh等の貴金属や、固体状炭素微
粒子の燃焼に有効なCu,V等の金属の酸化物や、La
MnO3 ,LaCrO3 等のペロブスカイト型酸化物の
一部をSr,K,Li等のアルカリ金属及びアルカリ土
類金属で置換した複合酸化物等が用いられる。また酸化
触媒24としては、上記触媒材料を一種類ずつ用いても
良いが、複数の触媒材料を混合して用いても良い。この
ように構成されたトラップ5は、排気ガスが排気ガス流
入面20aから進入してくると、排気ガスはハニカム構
成体20の壁面を通過するので、排気ガス中のパティキ
ュレート等はハニカム構成体20に捕獲される。
【0020】二次元構成体7は、排気ガス中の大粒子
(凝集粒子)の微粒子化(解粒)を行う。この二次元構
成体7は例えば、網状の板状構成体や複数の貫通孔を有
する板状構成体が用いられ、更に構成材料としては、ア
ルミナ,ムライト,コージェライト,炭化珪素,ランタ
ンクロマイト複合酸化物,酸化チタンなどのセラミック
スや、Fe−Cr−Al合金(例えばSUS−42,S
US−43,SUS−301S)やインコネル等の金属
材料が用いられる。
【0021】二次元構成体7は排気ガス中の大粒子を微
細な孔に捕獲し、この捕獲された大粒子は二次元構成体
7の排気ガス流入面と排気ガス流出面の圧力差によって
生じる力によって細かく破壊されて微粒子となる。この
ような微粒子は、二次元構成体7からトラップ5に導か
れ、トラップ5によって捕獲される。また上述のように
物理的な破壊による微粒子の作製に加えて、二次元構成
体7に酸化触媒を担持させ、捕獲した大粒子をある程度
燃焼させる事によって大粒子を細かくして微粒子を作製
する。更に二次元構成体7は、複数の構成体を積層して
構成される事があり、この場合には各構成体のメッシュ
径等は異なっており、しかも排気ガス流入側から流出側
に行くに従って構成体のメッシュ径は小さくなるように
構成されている。なお酸化触媒を二次元構成体7に担持
した場合、担持した酸化触媒の活性を向上させるために
二次元構成体7に通電して二次元構成体7自体を発熱さ
せてもよい。
【0022】本実施例では電気ヒーター6を排気ガスの
流入側に設けたが、電気ヒーター6をトラップ5の側面
に巻回したり、またトラップ5の中に挿入してもよい。
更に本実施例では加熱手段として電気ヒーター6を用い
たが、バーナーや熱風発生装置等を用いてもよい。また
電気ヒーター6としては、シーズヒーター,マイクロヒ
ーター,セラミックヒーター(例えば炭化珪素を用いた
ものやランタンクロマイト複合酸化物を用いたもの)も
用いてよい。
【0023】10は排気管3中の排気ガスの圧力を検出
する圧力検出センサーで、圧力検出センサー10として
は例えば圧力に比例して出力される信号のレベルが高く
なるようなセンサーが用いられる。11はトラップ5の
温度を検出する温度検出センサーで、温度検出センサー
11としては温度に比例して出力される信号のレベルが
高くなるようなセンサーが用いられる。
【0024】12は制御部で、制御部12は圧力検出セ
ンサー10及び温度検出センサー11のそれぞれの出力
レベルが入力されるとともに、電気ヒーター6に電力を
供給する。
【0025】以下制御部12の動作について図3を用い
て説明する。図3は、制御部12が行う処理の一部を示
したフローチャートである。
【0026】制御部12は、まずステップ(以下Sと略
す)1で、圧力検出センサー10からの出力レベルを監
視し、出力レベルが所定値以上になったらS2に進み、
所定のレベル以下であればS1に戻る。この時、所定値
はエンジン特性や排気ガスフィルターの特性によって異
なるので、適宜選択しなければならない。
【0027】以上の状態を具体的に説明する。トラップ
5にパティキュレート等が捕獲されていくと、排気管3
内の排気ガスの圧力が上昇する事に着目して、トラップ
5の目詰まり具合いを排気管3内の排気ガスの圧力を用
いて測定している。
【0028】次に排気管3内の圧力が所定以上になった
事を検知すると、制御部12は電気ヒーター6に電力を
供給し二次元構成体7及びトラップ5等を加熱し、二次
元構成体7及びトラップ5に蓄積されたパティキュレー
ト等を燃焼させる(S2)。
【0029】次にS3で温度検出センサー11からの出
力レベルを監視し、出力レベルが所定値以上であればS
4に進み、所定値以下であればS5に進む。本実施例で
は所定値は500℃に対応する値を示す。S4では電気
ヒーター6に供給する電力をセーブして(制御部12が
電気ヒーター6に供給する電力を減らして)S3に戻
る。S5では、圧力検出センサー10からの出力レベル
が所定値以上かどうかを監視し、所定値以下であればS
6に進み、所定値以上であればS3に戻る。
【0030】S6では、電気ヒーター6に電力を供給す
るのを止めてS1に戻る。以上の動作を具体的に説明す
る。
【0031】まず、電気ヒーター6に電力を供給する事
によってトラップ5に付着したパティキュレート等は燃
焼しトラップ5の温度は上昇していく。そして燃焼の時
のトラップ5の温度が500℃を超えないように制御し
ている。すなわち、従来は、単に電気ヒーターに一定の
電力を供給してトラップ中のパティキュレート等を燃焼
させていたので、トラップの温度が700℃以上に昇温
する事があり、トラップにひび割れ等が発生していたの
に対して、本実施例では、パティキュレートの燃焼時に
トラップ5の温度が500℃以下になるように電気ヒー
ター6に供給する電力を制御するので、トラップ5にひ
び割れなどが発生しない。なお、本実施例では電気ヒー
ター6に供給する電力を制御して、トラップ5の燃焼時
の温度を500℃以下としたが、冷却手段等を用いる等
の他の方法を用いても良い。
【0032】また、本実施例では、エンジンの運転中に
同時にトラップ5に付着したパティキュレート等を燃焼
させていたが、図1に示すように、分岐部101に通路
102か通路100(通路100の先端には図示してい
ないが通路102の先に設けられている排気ガス浄化装
置と同じものが設けられている)の一方に排気ガスを流
す通路選択部を設け、例えば初めに排気ガスが通路10
2を流れるように通路選択部が通路を選択していた場
合、トラップ5が目詰まりし排気管3の圧力が上昇する
と、通路選択部は排気ガスが通路100に流れるように
動作する。すると、通路100の先の設けられている排
気ガス浄化装置に排気ガスが流れ込み、パティキュレー
ト等の除去を行う。更に通路102の先に設けられた排
気ガス浄化装置はトラップ5の燃焼温度が500℃を超
えないように制御してトラップ5に付着したパティキュ
レート等を除去する。同様に通路100に排気ガスを通
していた場合、トラップ5が目詰まりし排気管3の圧力
が上昇すると、通路選択部は排気ガスが通路102に流
れるように動作する。
【0033】以上のように交互にトラップ5の再生及び
トラップ5の燃焼を行う事により、連続して排気ガスの
浄化を行う事ができる。
【0034】このように電気ヒーター6に供給する電力
を調整する事によって、トラップ5に付着したパティキ
ュレート等を燃焼させる際にトラップ5の温度が500
℃を超えないようにしたので、トラップ5にクラックや
欠け等が生じる確率が極端に低減した。
【0035】以下、具体的な実験例について説明する。
まず、各部材は以下の通り作製した。
【0036】ハニカム構成体20はアルミナ−シリカ系
セラミック繊維(Al23 /SiO2 =47.3/5
2.3)とセリサイト系粘土(K2 O/Al23 /S
iO 2 =1/5/18)を原料として抄紙法にて成形し
た後、コルゲートハニカム構造になるように形成積層し
空気中1250℃、2時間焼成して作製した。
【0037】ハニカム構成体20に担持させる触媒はA
(Pt/γ−Al23 )、B(LaSrCoO3 )、
C(LaCrLiO3 )の3種類を用いた。
【0038】触媒Aは市販のγ−Al23 (比表面積
120m2 /g)を湿式解粒してスラリー化しハニカム
構成体20を浸漬して余分なスラリーを取り除き、乾
燥、焼成して、アルミナコートした三次元構成体を得
る。γ−Al23 に対して0.6wt%になるように
六塩化白金酸塩を蒸留水中に溶解し、これにアルミナコ
ートした三次元構成体を浸漬して、イオン交換によりア
ルミナコート層に化学吸着させた後、溶媒を乾燥させ、
次に水素中、550℃で1時間焼成して調製し、トラッ
プ5を作製した。
【0039】触媒Bは酢酸ランタンと酢酸ストロンチウ
ム及び硝酸クロムを用いて、各金属のモル比が0.8:
0.2:1.0になるように秤量し、約60℃の温水に
各々を溶解させ水溶液を調製した。次にこの水溶液の水
分をロータリーエバポレーターで蒸発させ金属塩を濃縮
した後、ホットプレートの上で乾燥固化させ触媒の前駆
体を作製した。更にこれを400℃〜500℃で2時間
仮焼し、ボールミルにて乾式で4時間回転させる事によ
り凝集体を粉砕、混合した後に900℃で5時間空気中
で焼成し、目的とする複合酸化物微粉末を調製した。次
に、ポリカルボン酸アンモニウム塩を分散剤として複合
酸化物に対して0.4wt%を溶解した水溶液に、合成
した複合酸化物に対して30wt%加え、ボールミルに
て15時間混合分散を行い、複合酸化物微粉末スラリー
を調製した。このスラリーと同じ濃度になるようにポリ
カルボン酸アンモニウム塩を別に溶解した水溶液を調製
し、この水溶液を用いてスラリーを希釈した。この中に
ハニカム構成体20を含浸させた後、120℃で一昼夜
乾燥し、更に800℃で20分間空気中で焼成する事に
より調製し、トラップ5を作製した。
【0040】触媒Cは酢酸ランタンと硝酸クロム及び酢
酸リチウムを用いて、各金属のモル比が1.0:0.
6:0.4になるように秤量し、以下触媒Bと同一の方
法により調製し、トラップ5を作製した。
【0041】二次元構成体7は網状のFe−Cr−Al
合金を主材料として作製した。電気ヒーター6には通常
のシーズヒータを用い、トラップ5の端面から5mm離
したところに設置した。
【0042】断熱材8にはセラミックスのファイバーと
加熱膨張剤(バーミキュライトなど)からなる市販の加
熱膨張性セラミックス(例えば住友スリーエム(株)製
インタラムマット)を用い、断熱材9には一般的なセラ
ミックスの断熱材を用いた。
【0043】トラップ容器4には耐熱金属(SUS−3
01S)を用いた。以上のように触媒A,B,Cを担持
させたトラップ5や触媒を担持させないトラップ5を作
製し、それらを搭載した装置において、パティキュレー
ト等が着火する温度を測定し、更には燃焼中のトラップ
5の制御温度をそれぞれ設定した。そしてそれぞれのサ
ンプルに対してトラップ5の割れ具合いとパティキュレ
ート等の粒子の残存の有無について調べた。
【0044】再生時の粒子の着火温度はトラップ5の後
流のガスを採取しガス分析装置(酸素、一酸化炭素、二
酸化炭素センサ)により調べた。
【0045】粒子の残存の有無は補集前と再生後の重量
変化及び上記ガス分析装置による酸素の消費量と一酸化
炭素、二酸化炭素の発生量により調べた。
【0046】ディーゼルエンジンは3000cc、回転
数1200rpm、トルク20kgmで30分間運転を
行い、背圧が400mmaqに達するまで捕集を行っ
た。
【0047】トラップ5の割れの有無はトラップ5の後
流にスモークメータを設置しトラップ5より流出するパ
ティキュレートの有無を調べる事により判定した。
【0048】以上の結果を(表1)に示す。
【0049】
【表1】
【0050】(表1)から判るように、制御温度を50
0℃以下とした場合にはトラップ5に割れが発生してい
ない事が判った。更に触媒としてB,Cを用いるとパテ
ィキュレートがトラップ5に残らない事が判った。
【0051】また、今回の実験で、断熱材8,9を設け
たものと設けないもののそれぞれの再生時の消費電力を
測定したところ、断熱材8,9を設けたものは0.16
kWhであり、断熱材8,9を設けなかったものは0.
20kWhであった。すなわち断熱材を設ける事によっ
てその保温効果は向上し、消費電力を低減させる事がで
きる。
【0052】以上のようにトラップ5に付着したパティ
キュレート等を燃焼させる際にその燃焼温度を500℃
以下とする事によって、トラップ5に溶損が発生したり
クラックや欠け等が発生する確率が極端に減少する。す
なわち、500℃を超えてもトラップ5にクラックや欠
け等が発生しない場合もあるが、500℃以下に制御す
る事によってほぼトラップ5にクラックや欠け等が発生
しない。
【0053】以下、他の実施例について説明する。上述
の実施例は、トラップ5に付着したパティキュレート等
を燃焼させる際に、トラップ5自身の温度が500℃を
超えないように制御する事によって、トラップ5の欠け
等が発生する確率を低減していたが、他の実施例では、
トラップ5の半径方向の温度勾配を規制する事によって
トラップ5の欠け等を防止するものである。すなわち5
00℃以下でトラップ5を再生する場合でも、温度勾配
が大きいと割れやクラックが発生する事もあり(確率は
低い)、500℃以上でも温度勾配が小さいと割れやク
ラックが発生しない事もある(確率は低い)。
【0054】具体的に説明すれば、トラップ5に付着し
たパティキュレート等を燃焼させる際に半径方向の温度
勾配を10℃/mm以下とする事が必要である。この温
度勾配を達成する手段として、例えばトラップ5の外側
及び内側にそれぞれヒーターを配置したり、熱風による
燃焼システムを用いる事等が挙げられる。
【0055】図4はトラップの温度勾配を測定した時の
実験概念図であり、5はトラップ、22は排気ガス流出
面、20aは排気ガス流入面である。図4に示すよう
に、排気ガス流入面20a側に半径方向に対して熱電対
を22mm間隔で3ポイント(T1,T2,T3)を直
線的に配置し、更に長さ方向に対して65mm離れた部
分に同様に半径方向に対して熱電対を22mm間隔で3
ポイント(T4,T5,T6)を直線的に配置する。こ
の時(T4,T5,T6)は(T1,T2,T3)に対
して120度傾いた傾斜線上に配置されている。更に
(T4,T5,T6)から65mm長さ方向に離れた位
置に半径方向に対して22mm間隔で3ポイント(T
7,T8,T9)を直線的に配置する。この時(T7,
T8,T9)は(T4,T5,T6)に対して120度
傾いた傾斜線上に配置されている。
【0056】以上のように配置された熱電対によって、
T1とT2,T2とT3,T4とT5,T5とT6,T
7とT8,T8とT9間の温度差を測定し、以下の各サ
ンプルの場合において最大温度差を測温し、その最大温
度差を22mmで割って温度勾配を求めた。例えば各測
温した温度差の中でT7とT8の温度差が最も大きくて
220℃の場合には最大温度差は、 220℃÷22mm=10℃/mm となる。
【0057】更に、トラップ5のダメージの具合いは、
固有振動数低下率で示した。この固有振動数低下率が大
きければ大きいほど、クラックや欠け等が多く発生して
いるという事である。
【0058】実験の結果、最大温度勾配が30℃/mm
の場合には、固有振動数低下率は40%ダウンとほとん
どトラップ5は機能を果たさなくなった。また同様に最
大温度勾配が15℃/mm〜20℃/mmのものの固有
振動数低下率は10%〜20%ダウンとなってしまいト
ラップ5の特性の劣化が生じていた。更に最大温度勾配
が10℃/mm以下のものでは固有振動数低下率は変化
はなかった。
【0059】以上のように最大温度勾配を10℃/mm
以下とする事によってトラップ5の割れ等が発生しな
い。
【0060】最も好ましい実施例としては、トラップ5
に付着したパティキュレート等を燃焼させる時の温度を
500℃以下とし、更に最大温度勾配が10℃/mm以
下となるように燃焼を制御する事によって、ほとんどト
ラップ5に割れなどが生じる事はない。
【0061】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、割れ溶損
などの損傷を受けずにパティキュレートの捕集後のトラ
ップの再生が可能となり、また再生に要するエネルギー
を最小限に抑える事ができ、システム効率の向上ができ
るなど従来問題とされてきた捕集後のトラップ再生に対
して実用的に極めて有効な効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例における排気ガス浄化装置を
示す概略図
【図2】本発明の一実施例における排気ガス浄化装置の
トラップを示す側断面図
【図3】本発明の一実施例における排気ガス浄化装置の
制御部の動作を示すフローチャート
【図4】トラップの温度勾配を測定した時の実験概念図
【符号の説明】
4 トラップ容器 5 トラップ 6 電気ヒーター 8,9 断熱材 11 温度検出センサー 12 制御部 20 ハニカム構成体 24 酸化触媒
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 黒田 正二 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (72)発明者 福田 健生 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内

Claims (24)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】排気ガス中のパティキュレート等をトラッ
    プにて補集し、所定量のパティキュレート等が前記トラ
    ップに補集されたら、前記トラップに付着したパティキ
    ュレート等を燃焼させる排気ガス浄化方法であって、ト
    ラップに付着したパティキュレート等を燃焼させる時の
    トラップ温度を500℃以下とした事を特徴とする排気
    ガス浄化方法。
  2. 【請求項2】トラップとしてセラミックハニカム構成体
    を用いた事を特徴とする請求項1記載の排気ガス浄化方
    法。
  3. 【請求項3】トラップに酸化触媒を担持させた事を特徴
    とする請求項1記載の排気ガス浄化方法。
  4. 【請求項4】排気ガス中のパティキュレート等をトラッ
    プにて補集し、所定量のパティキュレート等が前記トラ
    ップに補集されたら、加熱手段を用いて前記トラップを
    加熱して前記トラップに付着したパティキュレート等を
    燃焼させる排気ガス浄化方法であって、トラップに付着
    したパティキュレート等を燃焼させる時のトラップの温
    度が500℃を超えないように前記加熱手段への投入エ
    ネルギーを制御する事を特徴とする排気ガス浄化方法。
  5. 【請求項5】トラップとしてセラミックハニカム構成体
    を用いた事を特徴とする請求項4記載の排気ガス浄化方
    法。
  6. 【請求項6】トラップに酸化触媒を担持させた事を特徴
    とする請求項4記載の排気ガス浄化方法。
  7. 【請求項7】加熱手段として電気ヒーターで直接加熱す
    るか、または電気ヒーターで加熱された熱風をトラップ
    に吹き付ける手段を用いた事を特徴とする請求項4記載
    の排気ガス浄化方法。
  8. 【請求項8】排気ガス中のパティキュレート等をトラッ
    プにて補集し、所定量のパティキュレート等が前記トラ
    ップに補集されたら、前記トラップに付着したパティキ
    ュレート等を燃焼させる排気ガス浄化方法であって、ト
    ラップに付着したパティキュレート等を燃焼させる時の
    トラップの半径方向の最大温度勾配を10℃/mm以下
    とした事を特徴とする排気ガス浄化方法。
  9. 【請求項9】トラップとしてセラミックハニカム構成体
    を用いた事を特徴とする請求項8記載の排気ガス浄化方
    法。
  10. 【請求項10】トラップに酸化触媒を担持させた事を特
    徴とする請求項8記載の排気ガス浄化方法。
  11. 【請求項11】排気ガス中のパティキュレート等をトラ
    ップにて補集し、所定量のパティキュレート等が前記ト
    ラップに補集されたら、加熱手段を用いて前記トラップ
    を加熱して前記トラップに付着したパティキュレート等
    を燃焼させる排気ガス浄化方法であって、トラップに付
    着したパティキュレート等を燃焼させる時のトラップの
    半径方向の最大温度勾配を10℃/mmを超えないよう
    に前記加熱手段への投入エネルギーを制御する事を特徴
    とする排気ガス浄化方法。
  12. 【請求項12】トラップとしてセラミックハニカム構成
    体を用いた事を特徴とする請求項11記載の排気ガス浄
    化方法。
  13. 【請求項13】トラップに酸化触媒を担持させた事を特
    徴とする請求項11記載の排気ガス浄化方法。
  14. 【請求項14】加熱手段として電気ヒーターで直接加熱
    するか、または電気ヒーターで加熱された熱風をトラッ
    プに吹き付ける手段を用いた事を特徴とする請求項11
    記載の排気ガス浄化方法。
  15. 【請求項15】排気ガス中のパティキュレート等をトラ
    ップにて補集し、所定量のパティキュレート等が前記ト
    ラップに補集されたら、前記トラップに付着したパティ
    キュレート等を燃焼させる排気ガス浄化方法であって、
    トラップに付着したパティキュレート等を燃焼させる時
    のトラップ温度を500℃以下とするとともにトラップ
    の半径方向の最大温度勾配を10℃/mm以下とした事
    を特徴とする排気ガス浄化方法。
  16. 【請求項16】トラップとしてセラミックハニカム構成
    体を用いた事を特徴とする請求項15記載の排気ガス浄
    化方法。
  17. 【請求項17】トラップに酸化触媒を担持させた事を特
    徴とする請求項15記載の排気ガス浄化方法。
  18. 【請求項18】排気ガス中のパティキュレート等を補集
    するトラップと、前記トラップを収納するトラップ容器
    と、前記トラップ容器の中に収納され前記トラップに付
    着したパティキュレート等を燃焼させる際に用いられる
    加熱手段と、前記トラップの温度を測定する温度測定手
    段と、前記加熱手段にて前記トラップに付着したパティ
    キュレート等を燃焼させる際に前記温度測定手段からの
    情報を基に前記トラップの燃焼時の温度が500℃を超
    えないように前記加熱手段への投入エネルギーをコント
    ロールする制御手段を用いた事を特徴とする排気ガス浄
    化装置。
  19. 【請求項19】加熱手段として電気ヒーターを用いると
    ともに、制御部は前記電気ヒーターに投入する電力をコ
    ントロールする事を特徴とする請求項18記載の排気ガ
    ス浄化装置。
  20. 【請求項20】トラップの側面部かまたはトラップ容器
    の側面部のいずれか一方に断熱材を設けた事を特徴とす
    る請求項18記載の排気ガス浄化装置。
  21. 【請求項21】排気ガス中のパティキュレート等を補集
    するトラップと、前記トラップを収納するトラップ容器
    と、前記トラップ容器の中に収納され前記トラップに付
    着したパティキュレート等を燃焼させる際に用いられる
    加熱手段と、前記トラップの温度を測定する温度測定手
    段と、前記加熱手段にて前記トラップに付着したパティ
    キュレート等を燃焼させる際に前記温度測定手段からの
    情報を基に前記トラップの燃焼時のトラップの半径方向
    の最大温度勾配が10℃/mm以下になるように前記加
    熱手段への投入エネルギーをコントロールする制御手段
    を用いた事を特徴とする排気ガス浄化装置。
  22. 【請求項22】加熱手段として電気ヒーターを用いると
    ともに、制御部は前記電気ヒーターに投入する電力をコ
    ントロールする事を特徴とする請求項21記載の排気ガ
    ス浄化装置。
  23. 【請求項23】トラップの側面部かまたはトラップ容器
    の側面部のいずれか一方に断熱材を設けた事を特徴とす
    る請求項21記載の排気ガス浄化装置。
  24. 【請求項24】排気ガス中のパティキュレート等を補集
    するトラップと、前記トラップを収納するトラップ容器
    と、前記トラップ容器の中に収納され前記トラップに付
    着したパティキュレート等を燃焼させる際に用いられる
    加熱手段と、前記トラップの温度を測定する温度測定手
    段と、前記加熱手段にて前記トラップに付着したパティ
    キュレート等を燃焼させる際に前記温度測定手段からの
    情報を基に前記トラップの燃焼時の温度が500℃を超
    えないようにしかもトラップの半径方向の最大温度勾配
    が10℃/mm以下になるように前記加熱手段への投入
    エネルギーをコントロールする制御手段を用いた事を特
    徴とする排気ガス浄化装置。
JP6084537A 1993-12-17 1994-04-22 排気ガス浄化方法及び排気ガス浄化装置 Pending JPH07293225A (ja)

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DE69423857T DE69423857T2 (de) 1993-12-17 1994-12-16 Verfahren und Vorrichtung zur Reinigung von Abgas
EP94119971A EP0658369B1 (en) 1993-12-17 1994-12-16 Method for purification of exhaust gas and apparatus used for purification
US08/890,200 US6245306B1 (en) 1993-12-17 1997-07-09 Method for purification of exhaust gas

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006336506A (ja) * 2005-05-31 2006-12-14 Honda Motor Co Ltd 排ガス浄化装置

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JP2006336506A (ja) * 2005-05-31 2006-12-14 Honda Motor Co Ltd 排ガス浄化装置

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