JPH07290865A - 隠蔽情報所持体用シート - Google Patents
隠蔽情報所持体用シートInfo
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- JPH07290865A JPH07290865A JP10441594A JP10441594A JPH07290865A JP H07290865 A JPH07290865 A JP H07290865A JP 10441594 A JP10441594 A JP 10441594A JP 10441594 A JP10441594 A JP 10441594A JP H07290865 A JPH07290865 A JP H07290865A
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- sheet
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 隠蔽葉書等の隠蔽情報所持体を作成すべくシ
ートを折り部で折り重ねて剥離可能な感圧性接着剤を設
けた重ね合わせ面を加圧接着する際に、加圧によって折
り部が破断することがないとともに、容易な折り動作を
確保する。 【構成】 隠蔽葉書用シート1は、筋押しにより形成し
た折り目2を境として、上紙片3と下紙片4とを連接し
てなり、重ね合わせ面には、通常では接着せず所定の圧
を加えると接着可能となり、接着後に剥離可能で、印字
あるいは印刷が可能な感圧性接着剤7を全面的に塗布す
るとともに、隠蔽情報を記入するための隠蔽情報記入欄
を設ける一方、上紙片3の表出面側には宛名情報記入欄
を設ける。所定情報を印字したうえ、折り目2で重ね合
わせ面を対接するように折り重ねて、加圧接着すると隠
蔽葉書となるが、折り目2は筋押しで形成したので、加
圧接着時に破断することはない。
ートを折り部で折り重ねて剥離可能な感圧性接着剤を設
けた重ね合わせ面を加圧接着する際に、加圧によって折
り部が破断することがないとともに、容易な折り動作を
確保する。 【構成】 隠蔽葉書用シート1は、筋押しにより形成し
た折り目2を境として、上紙片3と下紙片4とを連接し
てなり、重ね合わせ面には、通常では接着せず所定の圧
を加えると接着可能となり、接着後に剥離可能で、印字
あるいは印刷が可能な感圧性接着剤7を全面的に塗布す
るとともに、隠蔽情報を記入するための隠蔽情報記入欄
を設ける一方、上紙片3の表出面側には宛名情報記入欄
を設ける。所定情報を印字したうえ、折り目2で重ね合
わせ面を対接するように折り重ねて、加圧接着すると隠
蔽葉書となるが、折り目2は筋押しで形成したので、加
圧接着時に破断することはない。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、二つ折り、あるいは三
つ折りして重ね合わせる重ね合わせ面に、秘匿隠蔽すべ
き情報(以下隠蔽情報という)を表示し、この隠蔽情報
を表示した重ね合わせ面を剥離可能に接着してなる、葉
書、各種カード等の隠蔽情報所持体を作成するための隠
蔽情報所持体用シートに関し、特に、剥離可能に接着す
るために、通常では接着せず所定の圧を加えると接着可
能となり、接着後に剥離可能な感圧性接着剤を用いた隠
蔽情報所持体用シートに関する。
つ折りして重ね合わせる重ね合わせ面に、秘匿隠蔽すべ
き情報(以下隠蔽情報という)を表示し、この隠蔽情報
を表示した重ね合わせ面を剥離可能に接着してなる、葉
書、各種カード等の隠蔽情報所持体を作成するための隠
蔽情報所持体用シートに関し、特に、剥離可能に接着す
るために、通常では接着せず所定の圧を加えると接着可
能となり、接着後に剥離可能な感圧性接着剤を用いた隠
蔽情報所持体用シートに関する。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種隠蔽情報所持体用シートに
おいては、容易かつ確実な重ね合わせ動作を確保するた
めに、折り部をミシン目で形成しているのが一般的であ
る。
おいては、容易かつ確実な重ね合わせ動作を確保するた
めに、折り部をミシン目で形成しているのが一般的であ
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、折り部
をミシン目で形成すると、隠蔽情報所持体を作成するた
めに、シートを折り重ねて重ね合わせ面を接着するに際
して、加圧によってミシン目が部分的あるいは全体的に
破断されるという事態を生ずる。このため、この破断部
分からシートが剥離し、隠蔽情報が視認可能になってし
てしまうという不都合や、隠蔽情報所持体の受領者が剥
離可能な重ね合わせ接着面を剥離した時に、ミシン目が
破断されているので剥離した紙片が分離してしまい、隠
蔽情報所持体としての一体性を維持できないという不都
合がある。本発明はこのような不都合を解消した隠蔽情
報所持体用シートを提供することを目的とする。
をミシン目で形成すると、隠蔽情報所持体を作成するた
めに、シートを折り重ねて重ね合わせ面を接着するに際
して、加圧によってミシン目が部分的あるいは全体的に
破断されるという事態を生ずる。このため、この破断部
分からシートが剥離し、隠蔽情報が視認可能になってし
てしまうという不都合や、隠蔽情報所持体の受領者が剥
離可能な重ね合わせ接着面を剥離した時に、ミシン目が
破断されているので剥離した紙片が分離してしまい、隠
蔽情報所持体としての一体性を維持できないという不都
合がある。本発明はこのような不都合を解消した隠蔽情
報所持体用シートを提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】上述した目的を達成する
ために本発明の隠蔽情報所持体用シートは、折り部を介
して2枚の紙片を連接してなり、前記折り部で折り重ね
られる重ね合わせ面の少なくとも一方には、通常では接
着せず所定の圧を加えると接着可能となり、接着後に剥
離可能な接着剤を設け、また、前記重ね合わせ面の少な
くとも一方には、隠蔽情報を記入するための隠蔽情報記
入部を設け、前記折り部は筋押しにより形成したもので
ある。
ために本発明の隠蔽情報所持体用シートは、折り部を介
して2枚の紙片を連接してなり、前記折り部で折り重ね
られる重ね合わせ面の少なくとも一方には、通常では接
着せず所定の圧を加えると接着可能となり、接着後に剥
離可能な接着剤を設け、また、前記重ね合わせ面の少な
くとも一方には、隠蔽情報を記入するための隠蔽情報記
入部を設け、前記折り部は筋押しにより形成したもので
ある。
【0005】また、隠蔽情報所持体用シートは3枚の紙
片を連接してなる構成でもよく、この場合には、重ね合
わせ面は二対形成されるが、隠蔽情報は一対の重ね合わ
せ面にのみ表示してもよいので、折り部で折り重ねられ
る重ね合わせ面の少なくとも一対の面の一方に、通常で
は接着せず所定の圧を加えると接着可能となり、接着後
に剥離可能な接着剤を設け、この接着剤を設けた重ね合
わせ面の少なくとも一対の面の一方に、隠蔽情報を記入
するための隠蔽情報記入部を設けると好適であり、ま
た、筋押しで形成する折り部は、隠蔽情報記入部を設け
た重ね合わせ面を折り重ねるための折り部のみとし、隠
蔽情報記入部を設けない重ね合わせ面を折り重ねるため
の折り部は、隠蔽情報が表示されないので重ね合わせ接
着面を剥離する必要はなく、あるいは剥離しても支障が
ないから、ミシン目で形成してもよい。
片を連接してなる構成でもよく、この場合には、重ね合
わせ面は二対形成されるが、隠蔽情報は一対の重ね合わ
せ面にのみ表示してもよいので、折り部で折り重ねられ
る重ね合わせ面の少なくとも一対の面の一方に、通常で
は接着せず所定の圧を加えると接着可能となり、接着後
に剥離可能な接着剤を設け、この接着剤を設けた重ね合
わせ面の少なくとも一対の面の一方に、隠蔽情報を記入
するための隠蔽情報記入部を設けると好適であり、ま
た、筋押しで形成する折り部は、隠蔽情報記入部を設け
た重ね合わせ面を折り重ねるための折り部のみとし、隠
蔽情報記入部を設けない重ね合わせ面を折り重ねるため
の折り部は、隠蔽情報が表示されないので重ね合わせ接
着面を剥離する必要はなく、あるいは剥離しても支障が
ないから、ミシン目で形成してもよい。
【0006】さらに、折り部を形成する筋押しは、この
折り部で折り重ねられる重ね合わせ面とは反対側の面に
設けると、折り動作がより容易となって好適である。
折り部で折り重ねられる重ね合わせ面とは反対側の面に
設けると、折り動作がより容易となって好適である。
【0007】
【作用】隠蔽情報所持体用シートの隠蔽情報記入部に隠
蔽情報を記入し、折り部で折り重ねて、重ね合わせ面を
加圧接着すると、所定の隠蔽情報所持体となるのである
が、この加圧接着に際して、折り部を筋押しによって形
成しておくことにより、折り部の破断が防止される。
蔽情報を記入し、折り部で折り重ねて、重ね合わせ面を
加圧接着すると、所定の隠蔽情報所持体となるのである
が、この加圧接着に際して、折り部を筋押しによって形
成しておくことにより、折り部の破断が防止される。
【0008】
【実施例】以下、本発明を隠蔽葉書を作成するための隠
蔽葉書用シートに適用した場合の好適な実施例につい
て、添付図面に基づき詳細に説明する。ここにおいて、
図1〜図6は第1実施例を示し、図1は隠蔽葉書用シー
トの表面側の概略的な平面図、図2はその裏面側の概略
的な平面図、図3は図1のA−A線断面図、図4は作成
した隠蔽葉書の宛名面を示す概略的な平面図、図5は図
4のB−B線断面図、図6は隠蔽葉書の剥離状態におけ
る裏面側を示す概略的な平面図、図7〜図10は第2実
施例を示し、図7は隠蔽葉書用シートの表面側の概略的
な平面図、図8は図7のC−C線断面図、図9は所定情
報を印字した状態の隠蔽葉書用シートを示す表面側の概
略的な平面図、図10は作成した隠蔽葉書の概略的な断
面図である。
蔽葉書用シートに適用した場合の好適な実施例につい
て、添付図面に基づき詳細に説明する。ここにおいて、
図1〜図6は第1実施例を示し、図1は隠蔽葉書用シー
トの表面側の概略的な平面図、図2はその裏面側の概略
的な平面図、図3は図1のA−A線断面図、図4は作成
した隠蔽葉書の宛名面を示す概略的な平面図、図5は図
4のB−B線断面図、図6は隠蔽葉書の剥離状態におけ
る裏面側を示す概略的な平面図、図7〜図10は第2実
施例を示し、図7は隠蔽葉書用シートの表面側の概略的
な平面図、図8は図7のC−C線断面図、図9は所定情
報を印字した状態の隠蔽葉書用シートを示す表面側の概
略的な平面図、図10は作成した隠蔽葉書の概略的な断
面図である。
【0009】まず、図1〜図6に基づき第1実施例を説
明する。図1〜図3に示すように、隠蔽葉書を作成する
ための隠蔽葉書用シート1は、筋押しにより形成された
折り部たる折り目2を境として、同一大の上紙片3と下
紙片4とを連接してなる。前記折り目2が形成された前
記隠蔽葉書用シート1の表面側である上紙片3の表出面
側(図1図示側)は宛名面として宛名情報記入欄5を設
け、同じく前記下紙片4の表出面側には差出人情報6を
あらかじめ印刷している。また、前記隠蔽葉書用シート
1の裏面側である前記上紙片3と前記下紙片の重ね合わ
せ面には、通常では接着せず所定の圧を加えると接着可
能となり、接着後に剥離可能で、印字あるいは印刷が可
能な感圧性接着剤7を全面的に塗布し、前記上紙片3に
は「定期預金現在高通知」のタイトル8とともに、口座
番号、名義人名、預金高、利息の各隠蔽情報を記入する
隠蔽情報記入欄9と、通知作成日記入欄10を印刷によ
りあらかじめ設けている。
明する。図1〜図3に示すように、隠蔽葉書を作成する
ための隠蔽葉書用シート1は、筋押しにより形成された
折り部たる折り目2を境として、同一大の上紙片3と下
紙片4とを連接してなる。前記折り目2が形成された前
記隠蔽葉書用シート1の表面側である上紙片3の表出面
側(図1図示側)は宛名面として宛名情報記入欄5を設
け、同じく前記下紙片4の表出面側には差出人情報6を
あらかじめ印刷している。また、前記隠蔽葉書用シート
1の裏面側である前記上紙片3と前記下紙片の重ね合わ
せ面には、通常では接着せず所定の圧を加えると接着可
能となり、接着後に剥離可能で、印字あるいは印刷が可
能な感圧性接着剤7を全面的に塗布し、前記上紙片3に
は「定期預金現在高通知」のタイトル8とともに、口座
番号、名義人名、預金高、利息の各隠蔽情報を記入する
隠蔽情報記入欄9と、通知作成日記入欄10を印刷によ
りあらかじめ設けている。
【0010】上述した感圧性接着剤7としては、印字、
印刷が可能であり、感圧性で一旦接着すると再剥離不能
な非剥離性接着剤基剤に、この接着剤基剤に対して非親
和性を示す微粒状充てん剤を配合してなるものが好適で
ある。前記接着剤基剤としては、従来用いられている通
常の感圧性接着剤でよいが、特に挙げれば、天然ゴムに
スチレンとメタクリル酸メチルとをグラフト共重合させ
て得られた天然ゴムラテックスが、耐ブロッキング性、
耐熱性、耐摩耗性等の点で好適である。
印刷が可能であり、感圧性で一旦接着すると再剥離不能
な非剥離性接着剤基剤に、この接着剤基剤に対して非親
和性を示す微粒状充てん剤を配合してなるものが好適で
ある。前記接着剤基剤としては、従来用いられている通
常の感圧性接着剤でよいが、特に挙げれば、天然ゴムに
スチレンとメタクリル酸メチルとをグラフト共重合させ
て得られた天然ゴムラテックスが、耐ブロッキング性、
耐熱性、耐摩耗性等の点で好適である。
【0011】一方、前記微粒状充てん剤としては、前記
接着剤基剤との親和力が小さいもの、例えば、酸化亜
鉛、酸化チタン、炭酸カルシウム、カオリン、活性白
土、球状アルミナ、小麦デンプン、シリカ、ガラス粉
末、シラスバルーン等が用いられる。これらの材料は、
単独でも、複数組み合わせてもよいが、特に、シリカと
他の適宜な充てん剤との組み合わせが好適である。ま
た、粒径の異なる2種類以上を組み合わせると、接着剤
塗布面を凹凸状に形成しやすいので、剥離性能が向上す
る。シリカを添加すると、接着剤の塗膜を強化しうると
ともに、その多孔質性により、接着剤が表面に付着しや
すいので、接着力や剥離力を調整しやすいという利点が
ある。また、シリコーンオイルを用いているプリンタに
より、ノンインパクトプリンタ方式で印字した場合で
も、シリカがシリコーンオイルを吸収するので、接着剤
がシリコーンオイルにより接着しなくなることもない。
接着剤基剤との親和力が小さいもの、例えば、酸化亜
鉛、酸化チタン、炭酸カルシウム、カオリン、活性白
土、球状アルミナ、小麦デンプン、シリカ、ガラス粉
末、シラスバルーン等が用いられる。これらの材料は、
単独でも、複数組み合わせてもよいが、特に、シリカと
他の適宜な充てん剤との組み合わせが好適である。ま
た、粒径の異なる2種類以上を組み合わせると、接着剤
塗布面を凹凸状に形成しやすいので、剥離性能が向上す
る。シリカを添加すると、接着剤の塗膜を強化しうると
ともに、その多孔質性により、接着剤が表面に付着しや
すいので、接着力や剥離力を調整しやすいという利点が
ある。また、シリコーンオイルを用いているプリンタに
より、ノンインパクトプリンタ方式で印字した場合で
も、シリカがシリコーンオイルを吸収するので、接着剤
がシリコーンオイルにより接着しなくなることもない。
【0012】上述した微粒状充てん剤の配合割合によっ
て、感圧性接着剤7による接着面の剥離強度を調整す
る。また、微粒状充てん剤の配合割合による調整に加え
て、感圧性接着剤7を網点状に塗布したり、塗布厚を調
整したり、あるいは地紋印刷を施して調整を行うと、剥
離強度の調整はより容易となる。感圧性接着剤7の具体
例としては、天然ゴム100重量部に対し、スチレン2
重量部とメタクリル酸10重量部とをグラフト共重合さ
せて得られた天然ゴムラテックスに、テルペン樹脂系粘
着付与剤5重量部に対し、平均粒径5μmのシリカゲル
20重量部を添加したものを加えてなるものが好適であ
る。
て、感圧性接着剤7による接着面の剥離強度を調整す
る。また、微粒状充てん剤の配合割合による調整に加え
て、感圧性接着剤7を網点状に塗布したり、塗布厚を調
整したり、あるいは地紋印刷を施して調整を行うと、剥
離強度の調整はより容易となる。感圧性接着剤7の具体
例としては、天然ゴム100重量部に対し、スチレン2
重量部とメタクリル酸10重量部とをグラフト共重合さ
せて得られた天然ゴムラテックスに、テルペン樹脂系粘
着付与剤5重量部に対し、平均粒径5μmのシリカゲル
20重量部を添加したものを加えてなるものが好適であ
る。
【0013】次に、上述のように構成した隠蔽葉書用シ
ート1から図4及び図5に示す隠蔽葉書11を作成する
方法について説明する。まず、隠蔽葉書用シート1を所
定方向に移送しながら、図示していないコンピュータの
出力装置である両面プリンタ装置によって、前記コンピ
ュータにあらかじめ入力しておいた宛名情報12とこの
宛名人に対応する口座番号13、名義人名14、預金高
15、利息16の各隠蔽情報、及び通知作成日17を、
それぞれ記入すべき所定の宛名情報記入欄5、隠蔽情報
記入欄9及び通知作成日記入欄10に印字する。なお、
一般的な片面プリンタ装置を用いて、片面ずつの2回の
印字動作で印字してもよい。
ート1から図4及び図5に示す隠蔽葉書11を作成する
方法について説明する。まず、隠蔽葉書用シート1を所
定方向に移送しながら、図示していないコンピュータの
出力装置である両面プリンタ装置によって、前記コンピ
ュータにあらかじめ入力しておいた宛名情報12とこの
宛名人に対応する口座番号13、名義人名14、預金高
15、利息16の各隠蔽情報、及び通知作成日17を、
それぞれ記入すべき所定の宛名情報記入欄5、隠蔽情報
記入欄9及び通知作成日記入欄10に印字する。なお、
一般的な片面プリンタ装置を用いて、片面ずつの2回の
印字動作で印字してもよい。
【0014】続いて、折り重ね装置(図示せず)によっ
て、図4及び図5に示すように、上紙片3と下紙片4の
重ね合わせ面が対接するように、隠蔽用葉書シート1を
折り目2から二つ折りに折り重ねて、宛名情報12と差
出人情報6を表出する一方、口座番号13、名義人名1
4、預金高15、利息16の各隠蔽情報と通知作成日1
7を隠蔽して外部からは視認不能な状態とする。この折
り動作は、折り目2が表出するように反対面側に折るの
で極めて容易、かつ確実になされる。次に、上下一対の
圧着ローラを備えた圧着装置(図示せず)により感圧性
接着剤7の接着条件である所定の圧を付与し、重ね合わ
せ面を剥離可能に接着した隠蔽葉書11とする。そし
て、折り目2は筋押しで形成しているので、この加圧接
着時に折り目2が破断することはない。
て、図4及び図5に示すように、上紙片3と下紙片4の
重ね合わせ面が対接するように、隠蔽用葉書シート1を
折り目2から二つ折りに折り重ねて、宛名情報12と差
出人情報6を表出する一方、口座番号13、名義人名1
4、預金高15、利息16の各隠蔽情報と通知作成日1
7を隠蔽して外部からは視認不能な状態とする。この折
り動作は、折り目2が表出するように反対面側に折るの
で極めて容易、かつ確実になされる。次に、上下一対の
圧着ローラを備えた圧着装置(図示せず)により感圧性
接着剤7の接着条件である所定の圧を付与し、重ね合わ
せ面を剥離可能に接着した隠蔽葉書11とする。そし
て、折り目2は筋押しで形成しているので、この加圧接
着時に折り目2が破断することはない。
【0015】図4及び図5に示すように、このようにし
て作成した隠蔽葉書11は、一般の葉書と同様に投函可
能である。一方、この隠蔽葉書11を受領した宛名人
は、上紙片3と下紙片4とを相対的に引き離すと、前記
上紙片3と前記下紙片4との接着面が剥離し、図6に示
すように、隠蔽されていた口座番号13、名義人名1
4、預金高15、利息16の各隠蔽情報と通知作成日1
7が露出して視認可能な状態となる。
て作成した隠蔽葉書11は、一般の葉書と同様に投函可
能である。一方、この隠蔽葉書11を受領した宛名人
は、上紙片3と下紙片4とを相対的に引き離すと、前記
上紙片3と前記下紙片4との接着面が剥離し、図6に示
すように、隠蔽されていた口座番号13、名義人名1
4、預金高15、利息16の各隠蔽情報と通知作成日1
7が露出して視認可能な状態となる。
【0016】続いて、図7〜図10に基づいて、本発明
の第2実施例を説明する。図7及び図8に示すように、
隠蔽葉書を作成するための隠蔽葉書用シート21は、筋
押しにより形成された折り部たる折り目22,23を境
として、同一大の上紙片24、中紙片25、下紙片26
に区画されており、前記上紙片24と前記中紙片25と
を区画する折り目22は隠蔽葉書用シート21の表面側
に設けられる一方、前記中紙片25と前記下紙片26と
を区画する折り目23は隠蔽葉書用シート21の裏面側
に設けられている。
の第2実施例を説明する。図7及び図8に示すように、
隠蔽葉書を作成するための隠蔽葉書用シート21は、筋
押しにより形成された折り部たる折り目22,23を境
として、同一大の上紙片24、中紙片25、下紙片26
に区画されており、前記上紙片24と前記中紙片25と
を区画する折り目22は隠蔽葉書用シート21の表面側
に設けられる一方、前記中紙片25と前記下紙片26と
を区画する折り目23は隠蔽葉書用シート21の裏面側
に設けられている。
【0017】そして、上紙片24の表面側(図7図示
側)は宛名面として宛名情報記入欄27を設けるととも
に、差出人情報28をあらかじめ印刷している。また、
中紙片25と下紙片26の表面側である重ね合わせ面に
は、通常では接着せず所定の圧を加えると接着可能とな
り、接着後に剥離可能で、印字あるいは印刷が可能な、
第1実施例の感圧性接着剤7と同一構成の感圧性接着剤
29を全面的に塗布し、前記上紙片24には「定期預金
現在高通知」のタイトル30とともに、口座番号、名義
人名、預金高、利息の各隠蔽情報を記入する隠蔽情報記
入欄31と、通知作成日記入欄32を印刷によりあらか
じめ設けている。
側)は宛名面として宛名情報記入欄27を設けるととも
に、差出人情報28をあらかじめ印刷している。また、
中紙片25と下紙片26の表面側である重ね合わせ面に
は、通常では接着せず所定の圧を加えると接着可能とな
り、接着後に剥離可能で、印字あるいは印刷が可能な、
第1実施例の感圧性接着剤7と同一構成の感圧性接着剤
29を全面的に塗布し、前記上紙片24には「定期預金
現在高通知」のタイトル30とともに、口座番号、名義
人名、預金高、利息の各隠蔽情報を記入する隠蔽情報記
入欄31と、通知作成日記入欄32を印刷によりあらか
じめ設けている。
【0018】図8で理解できるように、上紙片24と中
紙片25の裏面側である重ね合わせ面には、通常では接
着せず、所定の圧を加えると接着可能となり、接着後に
剥離困難な感圧性接着剤33を塗布している。この重ね
合わせ面は、隠蔽情報を印字しない接着後に剥離する必
要がない面なので、通常の剥離困難な接着力を有する感
圧性接着剤33を塗布しているが、この感圧性接着剤3
3に換えて、第1実施例の感圧性接着剤7や上述の感圧
性接着剤29と同様の接着後に剥離可能な感圧性接着剤
を塗布してもよい。この接着後に剥離可能な感圧性接着
剤を塗布した場合には、この重ね合わせ面にも隠蔽情報
を表示することが可能である。
紙片25の裏面側である重ね合わせ面には、通常では接
着せず、所定の圧を加えると接着可能となり、接着後に
剥離困難な感圧性接着剤33を塗布している。この重ね
合わせ面は、隠蔽情報を印字しない接着後に剥離する必
要がない面なので、通常の剥離困難な接着力を有する感
圧性接着剤33を塗布しているが、この感圧性接着剤3
3に換えて、第1実施例の感圧性接着剤7や上述の感圧
性接着剤29と同様の接着後に剥離可能な感圧性接着剤
を塗布してもよい。この接着後に剥離可能な感圧性接着
剤を塗布した場合には、この重ね合わせ面にも隠蔽情報
を表示することが可能である。
【0019】続いて、上述した隠蔽葉書用シート21か
ら、図10に示す隠蔽葉書41を作成する方法を説明す
る。まず、隠蔽葉書用シート21を所定方向に移送しな
がら、図示していないコンピュータの出力装置であるプ
リンタ装置によって、図9に示すように、前記コンピュ
ータにあらかじめ入力しておいた宛名情報34とこの宛
名人に対応する口座番号35、名義人名36、預金高3
7、利息38の各隠蔽情報、及び通知作成日39を、そ
れぞれ記入すべき所定の宛名情報記入欄27、隠蔽情報
記入欄31及び通知作成日記入欄32に印字する。
ら、図10に示す隠蔽葉書41を作成する方法を説明す
る。まず、隠蔽葉書用シート21を所定方向に移送しな
がら、図示していないコンピュータの出力装置であるプ
リンタ装置によって、図9に示すように、前記コンピュ
ータにあらかじめ入力しておいた宛名情報34とこの宛
名人に対応する口座番号35、名義人名36、預金高3
7、利息38の各隠蔽情報、及び通知作成日39を、そ
れぞれ記入すべき所定の宛名情報記入欄27、隠蔽情報
記入欄31及び通知作成日記入欄32に印字する。
【0020】続いて、折り重ね装置(図示せず)によっ
て、図10に示すように、上紙片24と中紙片25の裏
面側である重ね合わせ面と、中紙片25と下紙片26の
表面側である重ね合わせ面がそれぞれ対接するように、
隠蔽用葉書シート21を各折り目22,23からZ字状
の三つ折りに折り重ねて、宛名情報34と差出人情報2
8を表出する一方、口座番号35、名義人名36、預金
高37、利息38の各隠蔽情報と通知作成日39を隠蔽
して外部からは視認不能な状態とする。この折り動作
は、各折り目22,23が表出するように反対面側に折
るので極めて容易、かつ確実になされる。
て、図10に示すように、上紙片24と中紙片25の裏
面側である重ね合わせ面と、中紙片25と下紙片26の
表面側である重ね合わせ面がそれぞれ対接するように、
隠蔽用葉書シート21を各折り目22,23からZ字状
の三つ折りに折り重ねて、宛名情報34と差出人情報2
8を表出する一方、口座番号35、名義人名36、預金
高37、利息38の各隠蔽情報と通知作成日39を隠蔽
して外部からは視認不能な状態とする。この折り動作
は、各折り目22,23が表出するように反対面側に折
るので極めて容易、かつ確実になされる。
【0021】次に、上下一対の圧着ローラを備えた圧着
装置(図示せず)により感圧性接着剤29,33の接着
条件である所定の圧を付与し、折り重ねた重ね合わせ面
を、上紙片24と中紙片25の裏面側の重ね合わせ面は
剥離困難に、中紙片25と下紙片26の表面側の重ね合
わせ面は剥離可能に、それぞれ接着した隠蔽葉書41と
する。この圧着動作に際して、各折り目22,23は筋
押しにより形成されているので破断することはない。
装置(図示せず)により感圧性接着剤29,33の接着
条件である所定の圧を付与し、折り重ねた重ね合わせ面
を、上紙片24と中紙片25の裏面側の重ね合わせ面は
剥離困難に、中紙片25と下紙片26の表面側の重ね合
わせ面は剥離可能に、それぞれ接着した隠蔽葉書41と
する。この圧着動作に際して、各折り目22,23は筋
押しにより形成されているので破断することはない。
【0022】このようにして作成した隠蔽葉書41は、
一般の葉書と同様に投函可能であり、また、この隠蔽葉
書41を受領した宛名人は、中紙片25と下紙片26と
を相対的に引き離すと、前記中紙片25と前記下紙片2
6との接着面が剥離し、隠蔽されていた口座番号35、
名義人名36、預金高37、利息38の各隠蔽情報と通
知作成日39が露出して視認可能な状態となる(図9参
照)。
一般の葉書と同様に投函可能であり、また、この隠蔽葉
書41を受領した宛名人は、中紙片25と下紙片26と
を相対的に引き離すと、前記中紙片25と前記下紙片2
6との接着面が剥離し、隠蔽されていた口座番号35、
名義人名36、預金高37、利息38の各隠蔽情報と通
知作成日39が露出して視認可能な状態となる(図9参
照)。
【0023】なお、本発明は上述した実施例に限定され
るものではなく、例えば、隠蔽葉書用シート1,21
は、単位シート状態ではなく、当初は連続状態にあって
もよいほか、二つ折り状態は完全に重なり合う状態に限
らず、部分的な重ね合わせでもよく、また、三つ折り状
態はZ字状の折り重ねに限らず、中紙片25に対して下
紙片26と上紙片24とを順に折り重ねる状態でもよ
い。そして、三つ折り状態で重ね合わせ面が二対の場合
には、少なくとも一対の重ね合わせ面を剥離可能に接着
し、他の重ね合わせ面は剥離困難に接着してもよいほ
か、二対の重ね合わせ面をともに剥離可能に構成しても
よい。また、剥離可能に接着するための感圧性接着剤
7,29は重ね合わせ面の双方に限らず、いずれか一方
のみに設けてもよい。さらに、隠蔽情報記入欄9,31
は重ね合わせ面のいずれか一方のみならず、双方に設け
てもよい。さらにまた、筋押しにより形成する折り目
2,22,23は、隠蔽葉書用シート1,21の重ね合
わせ面側に設けてもよいことはいうまでもない。加え
て、本発明を隠蔽葉書11,41以外にも、重ね合わせ
面を持つ各種カードに適用できることはもちろんであ
る。
るものではなく、例えば、隠蔽葉書用シート1,21
は、単位シート状態ではなく、当初は連続状態にあって
もよいほか、二つ折り状態は完全に重なり合う状態に限
らず、部分的な重ね合わせでもよく、また、三つ折り状
態はZ字状の折り重ねに限らず、中紙片25に対して下
紙片26と上紙片24とを順に折り重ねる状態でもよ
い。そして、三つ折り状態で重ね合わせ面が二対の場合
には、少なくとも一対の重ね合わせ面を剥離可能に接着
し、他の重ね合わせ面は剥離困難に接着してもよいほ
か、二対の重ね合わせ面をともに剥離可能に構成しても
よい。また、剥離可能に接着するための感圧性接着剤
7,29は重ね合わせ面の双方に限らず、いずれか一方
のみに設けてもよい。さらに、隠蔽情報記入欄9,31
は重ね合わせ面のいずれか一方のみならず、双方に設け
てもよい。さらにまた、筋押しにより形成する折り目
2,22,23は、隠蔽葉書用シート1,21の重ね合
わせ面側に設けてもよいことはいうまでもない。加え
て、本発明を隠蔽葉書11,41以外にも、重ね合わせ
面を持つ各種カードに適用できることはもちろんであ
る。
【0024】
【発明の効果】以上説明したところで明らかなように、
本発明によれば、隠蔽情報所持体用シートに設ける折り
部を、筋押しによって形成したので、容易、かつ確実な
折り動作をなし得るとともに、重ね合わせ面を接着する
ための圧着動作時に、折り部が破断することがなく、隠
蔽情報を確実に隠蔽した隠蔽情報所持体を得られるとい
う効果を奏する。
本発明によれば、隠蔽情報所持体用シートに設ける折り
部を、筋押しによって形成したので、容易、かつ確実な
折り動作をなし得るとともに、重ね合わせ面を接着する
ための圧着動作時に、折り部が破断することがなく、隠
蔽情報を確実に隠蔽した隠蔽情報所持体を得られるとい
う効果を奏する。
【図1】第1実施例の隠蔽葉書用シートの表面側の概略
的な平面図。
的な平面図。
【図2】同じく隠蔽葉書用シートの裏面側の概略的な平
面図。
面図。
【図3】同じく図1のA−A線断面図。
【図4】同じく作成した隠蔽葉書の宛名面を示す概略的
な平面図。
な平面図。
【図5】同じく図4のB−B線断面図。
【図6】同じく隠蔽葉書の剥離状態における裏面側を示
す概略的な平面図。
す概略的な平面図。
【図7】第2実施例の隠蔽葉書用シートの表面側の概略
的な平面図。
的な平面図。
【図8】同じく図7のC−C線断面図。
【図9】同じく所定情報を印字した状態の隠蔽葉書用シ
ートを示す表面側の概略的な平面図。
ートを示す表面側の概略的な平面図。
【図10】同じく作成した隠蔽葉書の概略的な断面図。
1,21 隠蔽葉書用シート 2,22,23 折り目 3,24 上紙片 4,26 下紙片 5,27 宛名情報記入欄 7,29 感圧性接着剤 9,31 隠蔽情報記入欄 11,41 隠蔽葉書 25 中紙片 33 感圧性接着剤
【手続補正書】
【提出日】平成7年1月27日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0009
【補正方法】変更
【補正内容】
【0009】まず、図1〜図6に基づき第1実施例を説
明する。図1〜図3に示すように、隠蔽葉書を作成する
ための隠蔽葉書用シート1は、筋押しにより形成された
折り部たる折り目2を境として、同一大の上紙片3と下
紙片4とを連接してなる。前記折り目2が形成された前
記隠蔽葉書用シート1の表面側である上紙片3の表出面
側(図1図示側)は宛名面として宛名情報記入欄5を設
け、同じく前記下紙片4の表出面側には差出人情報6を
あらかじめ印刷している。また、前記隠蔽葉書用シート
1の裏面側である前記上紙片3と前記下紙片4の重ね合
わせ面には、通常では接着せず所定の圧を加えると接着
可能となり、接着後に剥離可能で、印字あるいは印刷が
可能な感圧性接着剤7を全面的に塗布し、前記下紙片4
には「定期預金現在高通知」のタイトル8とともに、口
座番号、名義人名、預金高、利息の各隠蔽情報を記入す
る隠蔽情報記入欄9と、通知作成日記入欄10を印刷に
よりあらかじめ設けている。
明する。図1〜図3に示すように、隠蔽葉書を作成する
ための隠蔽葉書用シート1は、筋押しにより形成された
折り部たる折り目2を境として、同一大の上紙片3と下
紙片4とを連接してなる。前記折り目2が形成された前
記隠蔽葉書用シート1の表面側である上紙片3の表出面
側(図1図示側)は宛名面として宛名情報記入欄5を設
け、同じく前記下紙片4の表出面側には差出人情報6を
あらかじめ印刷している。また、前記隠蔽葉書用シート
1の裏面側である前記上紙片3と前記下紙片4の重ね合
わせ面には、通常では接着せず所定の圧を加えると接着
可能となり、接着後に剥離可能で、印字あるいは印刷が
可能な感圧性接着剤7を全面的に塗布し、前記下紙片4
には「定期預金現在高通知」のタイトル8とともに、口
座番号、名義人名、預金高、利息の各隠蔽情報を記入す
る隠蔽情報記入欄9と、通知作成日記入欄10を印刷に
よりあらかじめ設けている。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0017
【補正方法】変更
【補正内容】
【0017】そして、上紙片24の表面側(図7図示
側)は宛名面として宛名情報記入欄27を設けるととも
に、差出入情報28をあらかじめ印刷している。また、
中紙片25と下紙片26の表面側である重ね合わせ面に
は、通常では接着せず所定の圧を加えると接着可能とな
り、接着後に剥離可能で、印字あるいは印刷が可能な、
第1実施例の感圧性接着剤7と同一構成の感圧性接着剤
29を全面的に塗布し、前記中紙片25には「定期預金
現在高通知」のタイトル30とともに、口座番号、名義
人名、預金高、利息の各隠蔽情報を記入する隠蔽情報記
入欄31と、通知作成日記入欄32を印刷によりあらか
じめ設けている。
側)は宛名面として宛名情報記入欄27を設けるととも
に、差出入情報28をあらかじめ印刷している。また、
中紙片25と下紙片26の表面側である重ね合わせ面に
は、通常では接着せず所定の圧を加えると接着可能とな
り、接着後に剥離可能で、印字あるいは印刷が可能な、
第1実施例の感圧性接着剤7と同一構成の感圧性接着剤
29を全面的に塗布し、前記中紙片25には「定期預金
現在高通知」のタイトル30とともに、口座番号、名義
人名、預金高、利息の各隠蔽情報を記入する隠蔽情報記
入欄31と、通知作成日記入欄32を印刷によりあらか
じめ設けている。
Claims (3)
- 【請求項1】 筋押しにより形成した折り部を介して2
枚の紙片を連接してなり、前記折り部で折り重ねられる
重ね合わせ面の少なくとも一方には、通常では接着せず
所定の圧を加えると接着可能となり、接着後に剥離可能
な接着剤を設け、また、前記重ね合わせ面の少なくとも
一方には、秘匿隠蔽すべき情報を記入するための隠蔽情
報記入部を設けたことを特徴とする隠蔽情報所持体用シ
ート。 - 【請求項2】 折り部を介して3枚の紙片を連接してな
り、前記折り部で折り重ねられる重ね合わせ面の少なく
とも一対の面の一方には、通常では接着せず所定の圧を
加えると接着可能となり、接着後に剥離可能な接着剤を
設け、この接着剤を設けた重ね合わせ面の少なくとも一
対の面の一方には、秘匿隠蔽すべき情報を記入するため
の隠蔽情報記入部を設け、この隠蔽情報記入部を設けた
重ね合わせ面を折り重ねるための折り部は筋押しにより
形成したことを特徴とする隠蔽情報所持体用シート。 - 【請求項3】 折り部を形成する筋押しは、この折り部
で折り重ねられる重ね合わせ面とは反対側の面に設ける
ことを特徴とする請求項1または請求項2記載の隠蔽情
報所持体用シート。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10441594A JPH07290865A (ja) | 1994-04-20 | 1994-04-20 | 隠蔽情報所持体用シート |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10441594A JPH07290865A (ja) | 1994-04-20 | 1994-04-20 | 隠蔽情報所持体用シート |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07290865A true JPH07290865A (ja) | 1995-11-07 |
Family
ID=14380066
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10441594A Pending JPH07290865A (ja) | 1994-04-20 | 1994-04-20 | 隠蔽情報所持体用シート |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH07290865A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006110748A (ja) * | 2004-10-12 | 2006-04-27 | Toppan Forms Co Ltd | 記入情報隠蔽シート |
-
1994
- 1994-04-20 JP JP10441594A patent/JPH07290865A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006110748A (ja) * | 2004-10-12 | 2006-04-27 | Toppan Forms Co Ltd | 記入情報隠蔽シート |
JP4559182B2 (ja) * | 2004-10-12 | 2010-10-06 | トッパン・フォームズ株式会社 | 記入情報隠蔽シート |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A02 | Decision of refusal |
Effective date: 20040803 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 |