JPH07279961A - 動圧軸受装置 - Google Patents
動圧軸受装置Info
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- JPH07279961A JPH07279961A JP6099037A JP9903794A JPH07279961A JP H07279961 A JPH07279961 A JP H07279961A JP 6099037 A JP6099037 A JP 6099037A JP 9903794 A JP9903794 A JP 9903794A JP H07279961 A JPH07279961 A JP H07279961A
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Classifications
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- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16C—SHAFTS; FLEXIBLE SHAFTS; ELEMENTS OR CRANKSHAFT MECHANISMS; ROTARY BODIES OTHER THAN GEARING ELEMENTS; BEARINGS
- F16C17/00—Sliding-contact bearings for exclusively rotary movement
- F16C17/12—Sliding-contact bearings for exclusively rotary movement characterised by features not related to the direction of the load
- F16C17/22—Sliding-contact bearings for exclusively rotary movement characterised by features not related to the direction of the load with arrangements compensating for thermal expansion
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16C—SHAFTS; FLEXIBLE SHAFTS; ELEMENTS OR CRANKSHAFT MECHANISMS; ROTARY BODIES OTHER THAN GEARING ELEMENTS; BEARINGS
- F16C33/00—Parts of bearings; Special methods for making bearings or parts thereof
- F16C33/02—Parts of sliding-contact bearings
- F16C33/04—Brasses; Bushes; Linings
- F16C33/06—Sliding surface mainly made of metal
- F16C33/10—Construction relative to lubrication
- F16C33/1025—Construction relative to lubrication with liquid, e.g. oil, as lubricant
- F16C33/103—Construction relative to lubrication with liquid, e.g. oil, as lubricant retained in or near the bearing
- F16C33/1035—Construction relative to lubrication with liquid, e.g. oil, as lubricant retained in or near the bearing by a magnetic field acting on a magnetic liquid
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- H—ELECTRICITY
- H02—GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
- H02K—DYNAMO-ELECTRIC MACHINES
- H02K5/00—Casings; Enclosures; Supports
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- H02K5/16—Means for supporting bearings, e.g. insulating supports or means for fitting bearings in the bearing-shields
- H02K5/167—Means for supporting bearings, e.g. insulating supports or means for fitting bearings in the bearing-shields using sliding-contact or spherical cap bearings
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 動圧を発生させるための表面加工を容易に
し、かつ小型化を達成すること。 【構成】 軸方向に着磁したマグネット4と、このマグ
ネット4を挟持した磁性体製の軸2、3とでシャトフ1
を形成する。非磁性体製のスリーブ5の挿通孔6にシャ
フト1を圧入嵌合する。モータハブ9の穴10の上下に
ポールピース11a、11bを設ける。スリーブ5の外
周面側とモータハブ9の内周面側とで形成される間隙1
2・・に磁性流体15を封入する。磁性流体15に動圧
を発生させるための表面加工はマグネット4には施さ
ず、スリーブ5の外周面等に施す。
し、かつ小型化を達成すること。 【構成】 軸方向に着磁したマグネット4と、このマグ
ネット4を挟持した磁性体製の軸2、3とでシャトフ1
を形成する。非磁性体製のスリーブ5の挿通孔6にシャ
フト1を圧入嵌合する。モータハブ9の穴10の上下に
ポールピース11a、11bを設ける。スリーブ5の外
周面側とモータハブ9の内周面側とで形成される間隙1
2・・に磁性流体15を封入する。磁性流体15に動圧
を発生させるための表面加工はマグネット4には施さ
ず、スリーブ5の外周面等に施す。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明はハードディスクドライ
ブ(HHD)やポリゴンミラー等に用いられる動圧軸受
装置に関するものである。
ブ(HHD)やポリゴンミラー等に用いられる動圧軸受
装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図5は従来のこの種の動圧軸受装置の断
面図を示し、ハウジングを構成するモータハブ41の内
周面に、円筒状のマグネット(永久磁石)42と、この
マグネット42の上下両端に接合した一対の磁性体製の
筒状部材43a、43bとが配設されている。上記マグ
ネット42は軸方向に着磁されている。このマグネット
42及び筒状部材43a、43bにかけての内周面に
は、円筒状で非磁性体製のスリーブ44が配設されてい
る。このスリーブ44の軸芯には挿通孔45が形成され
ており、該挿通孔45内にはシャフト46が相対回転自
在に配置されている。上記シャフト46は磁性体製であ
り、上記スリーブ44の上方、下方に位置するシャフト
46の箇所に磁性体製の一対のポールピース47a、4
7bを設けている。この一対のポールピース47a、4
7bはリング円板状に形成されており、上記スリーブ4
4の上面側及び下面側にそれぞれ間隙48a、48bが
生じるように配置され、上記シャフト46に固定されて
いる。また筒状部材43a、43bの内周面とポールピ
ース47a、47bの外周面との間にも間隙49a、4
9bを形成し、さらにシャフト46の外周面とスリーブ
44の内周面との間にも間隙50を形成している。
面図を示し、ハウジングを構成するモータハブ41の内
周面に、円筒状のマグネット(永久磁石)42と、この
マグネット42の上下両端に接合した一対の磁性体製の
筒状部材43a、43bとが配設されている。上記マグ
ネット42は軸方向に着磁されている。このマグネット
42及び筒状部材43a、43bにかけての内周面に
は、円筒状で非磁性体製のスリーブ44が配設されてい
る。このスリーブ44の軸芯には挿通孔45が形成され
ており、該挿通孔45内にはシャフト46が相対回転自
在に配置されている。上記シャフト46は磁性体製であ
り、上記スリーブ44の上方、下方に位置するシャフト
46の箇所に磁性体製の一対のポールピース47a、4
7bを設けている。この一対のポールピース47a、4
7bはリング円板状に形成されており、上記スリーブ4
4の上面側及び下面側にそれぞれ間隙48a、48bが
生じるように配置され、上記シャフト46に固定されて
いる。また筒状部材43a、43bの内周面とポールピ
ース47a、47bの外周面との間にも間隙49a、4
9bを形成し、さらにシャフト46の外周面とスリーブ
44の内周面との間にも間隙50を形成している。
【0003】ここで上記間隙50及び48a、48bに
は、磁性流体51が封入されており、上記間隙50及び
48a、48bを形成する各面、つまり挿通孔45の内
周面、シャフト46の外周面、上側のポールピース47
aの下面、下側のポールピース47bの上面及びスリー
ブ44の上下両面には、モータハブ41の回転によって
上記磁性流体51に動圧を発生させるような表面加工が
施されている。つまり上記スリーブ44の内周面とシャ
フト46の外周面との間にジャーナル軸受を構成し、ま
たスリーブ44の両端面と各ポールピース47a、47
bの内側面とでスラスト軸受を構成しているのである。
また上記ポールピース47a、47bはシール部も構成
している。つまり上記マグネット42によって順に上側
筒状部材43a、上側ポールピース47a、シャフト4
6、下側ポールピース47b、下側筒状部材43bを経
てマグネット42に返る磁気回路が構成されるので、間
隙49a、49bにおいて磁性流体51を封止してい
る。
は、磁性流体51が封入されており、上記間隙50及び
48a、48bを形成する各面、つまり挿通孔45の内
周面、シャフト46の外周面、上側のポールピース47
aの下面、下側のポールピース47bの上面及びスリー
ブ44の上下両面には、モータハブ41の回転によって
上記磁性流体51に動圧を発生させるような表面加工が
施されている。つまり上記スリーブ44の内周面とシャ
フト46の外周面との間にジャーナル軸受を構成し、ま
たスリーブ44の両端面と各ポールピース47a、47
bの内側面とでスラスト軸受を構成しているのである。
また上記ポールピース47a、47bはシール部も構成
している。つまり上記マグネット42によって順に上側
筒状部材43a、上側ポールピース47a、シャフト4
6、下側ポールピース47b、下側筒状部材43bを経
てマグネット42に返る磁気回路が構成されるので、間
隙49a、49bにおいて磁性流体51を封止してい
る。
【0004】図5に示す従来の動圧軸受装置において
は、マグネット42の軸受部の外側に配置しているの
で、小型化に対応できず、また部品点数が多くなるとい
う問題がある。そこでこの欠点を解消するため、図6に
示すような構造の動圧軸受装置を採用することが考えら
れる。
は、マグネット42の軸受部の外側に配置しているの
で、小型化に対応できず、また部品点数が多くなるとい
う問題がある。そこでこの欠点を解消するため、図6に
示すような構造の動圧軸受装置を採用することが考えら
れる。
【0005】図6に示す動圧軸受装置は、シャフト46
の中心軸にマグネット52を配置し、このマグネット5
2とマグネット52の軸方向の両端に設けた一対のポー
ルピース47a、47bとでシャフト46を構成したも
のである。そしてモータハブ41の内周面にはスリーブ
44を配設し、このスリーブ44の挿通孔45にマグネ
ット52及びポールピース47a、47bから成るシャ
フト46を挿入し、シャフト46の外周面とスリーブ4
4の内周面との間で形成される間隙に磁性流体51を封
入する。
の中心軸にマグネット52を配置し、このマグネット5
2とマグネット52の軸方向の両端に設けた一対のポー
ルピース47a、47bとでシャフト46を構成したも
のである。そしてモータハブ41の内周面にはスリーブ
44を配設し、このスリーブ44の挿通孔45にマグネ
ット52及びポールピース47a、47bから成るシャ
フト46を挿入し、シャフト46の外周面とスリーブ4
4の内周面との間で形成される間隙に磁性流体51を封
入する。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】かかる図6に示す構造
では、マグネット52を中心軸として機能させるため、
マグネット52に機械的強度が要求され、かつ高精度な
外形寸法が必要となる。つまり磁性流体51に動圧を発
生させるための表面加工をマグネット52の表面に施す
必要があるが、アルニコ磁石、ネオジウム磁石等機械的
強度のあるマグネットを用いる必要がある一方で、これ
らのマグネットの表面に切削加工等で高精度加工を施す
ことは甚だ困難であり、コストアップにつながる研削加
工等を施さなければならないという問題がある。
では、マグネット52を中心軸として機能させるため、
マグネット52に機械的強度が要求され、かつ高精度な
外形寸法が必要となる。つまり磁性流体51に動圧を発
生させるための表面加工をマグネット52の表面に施す
必要があるが、アルニコ磁石、ネオジウム磁石等機械的
強度のあるマグネットを用いる必要がある一方で、これ
らのマグネットの表面に切削加工等で高精度加工を施す
ことは甚だ困難であり、コストアップにつながる研削加
工等を施さなければならないという問題がある。
【0007】この発明は上記従来の欠点を解決するため
になされたものであって、その目的は、動圧を発生させ
るための表面加工を容易にし、しかも小型化を達成する
ことが可能な動圧軸受装置を提供することにある。
になされたものであって、その目的は、動圧を発生させ
るための表面加工を容易にし、しかも小型化を達成する
ことが可能な動圧軸受装置を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】そこで請求項1の動圧軸
受装置は、軸方向に着磁したシャフト1と、軸芯に設け
た挿通孔6に上記シャフト1を挿入嵌合したスリーブ5
と、上記スリーブ5の外周部に相対回転可能に遊嵌され
た磁性体製のハブ9と、上記スリーブ5の端面を覆うよ
うに上記ハブ9側から上記シャフト1の近傍まで延びる
ポールピース11aとを有し、上記スリーブ5の外周部
とハブ9の内周部との間にジャーナル軸受を構成し、上
記シャフト1からポールピース11aを経由する磁気経
路に磁性流体15を保持し、これにより軸受作動流体1
5を封止したことを特徴としている。
受装置は、軸方向に着磁したシャフト1と、軸芯に設け
た挿通孔6に上記シャフト1を挿入嵌合したスリーブ5
と、上記スリーブ5の外周部に相対回転可能に遊嵌され
た磁性体製のハブ9と、上記スリーブ5の端面を覆うよ
うに上記ハブ9側から上記シャフト1の近傍まで延びる
ポールピース11aとを有し、上記スリーブ5の外周部
とハブ9の内周部との間にジャーナル軸受を構成し、上
記シャフト1からポールピース11aを経由する磁気経
路に磁性流体15を保持し、これにより軸受作動流体1
5を封止したことを特徴としている。
【0009】また請求項2の動圧軸受装置は、上記シャ
フト1は、軸方向に着磁したマグネット4と、このマグ
ネット4の軸方向の両側に配置した磁性体製の第1の軸
2及び第2の軸3とで構成されていることを特徴として
いる。
フト1は、軸方向に着磁したマグネット4と、このマグ
ネット4の軸方向の両側に配置した磁性体製の第1の軸
2及び第2の軸3とで構成されていることを特徴として
いる。
【0010】さらに請求項3の動圧軸受装置は、上記マ
グネット4の外径を第1、第2の軸2、3の外径よりも
径小としたことを特徴としている。
グネット4の外径を第1、第2の軸2、3の外径よりも
径小としたことを特徴としている。
【0011】請求項4の動圧軸受装置は、軸方向に着磁
したマグネット4で上記シャフト1を一体的に構成した
ことを特徴としている。
したマグネット4で上記シャフト1を一体的に構成した
ことを特徴としている。
【0012】請求項5の動圧軸受装置は、上記軸受作動
流体15が磁性流体15であることを特徴とし、また請
求項6の動圧軸受装置は、上記スリーブ5の端部と上記
ポールピース11aの側面部との間にスラスト軸受を構
成していることを特徴としている。
流体15が磁性流体15であることを特徴とし、また請
求項6の動圧軸受装置は、上記スリーブ5の端部と上記
ポールピース11aの側面部との間にスラスト軸受を構
成していることを特徴としている。
【0013】
【作用】上記請求項1の動圧軸受装置では、シャフト1
の外周にスリーブ5を固定しているので、難加工性のマ
グネット4に加工を施す場合と比較して、動圧を発生さ
せるためのスリーブ5の表面の加工が容易にできる。ま
た従来、外側に配置していたマグネット4をなくしてシ
ャフト1に軸方向に着磁していることで、シャフト1側
からの磁束による磁気回路にて作動油を保持して、軸受
及びシールを行うことができる。
の外周にスリーブ5を固定しているので、難加工性のマ
グネット4に加工を施す場合と比較して、動圧を発生さ
せるためのスリーブ5の表面の加工が容易にできる。ま
た従来、外側に配置していたマグネット4をなくしてシ
ャフト1に軸方向に着磁していることで、シャフト1側
からの磁束による磁気回路にて作動油を保持して、軸受
及びシールを行うことができる。
【0014】また請求項2の動圧軸受装置では、軸方向
に着磁したマグネット4と、このマグネット4の軸方向
の両側に接合した磁性体製の第1の軸及び第2の軸とで
シャフト1を構成しているので、従来、外側に配置して
いたマグネット4を内側に配置した構成となって、小型
化を図ることができる。
に着磁したマグネット4と、このマグネット4の軸方向
の両側に接合した磁性体製の第1の軸及び第2の軸とで
シャフト1を構成しているので、従来、外側に配置して
いたマグネット4を内側に配置した構成となって、小型
化を図ることができる。
【0015】さらに請求項3の動圧軸受装置では、マグ
ネット4の外径を第1、第2の軸の外径よりも径小とし
ているため、マグネット4の外径は第1、第2の軸の外
径より小さければよく、マグネット4に対して高精度の
加工を行う必要がない。
ネット4の外径を第1、第2の軸の外径よりも径小とし
ているため、マグネット4の外径は第1、第2の軸の外
径より小さければよく、マグネット4に対して高精度の
加工を行う必要がない。
【0016】請求項4の動圧軸受装置では、軸方向に着
磁したマグネット4でシャフト1を構成しているので、
シャフト1の構成が簡素化され、しかも単にスリーブ5
の挿通孔6にシャフト1を挿入嵌合するだけなので、マ
グネット4に高精度の加工が不要となる。
磁したマグネット4でシャフト1を構成しているので、
シャフト1の構成が簡素化され、しかも単にスリーブ5
の挿通孔6にシャフト1を挿入嵌合するだけなので、マ
グネット4に高精度の加工が不要となる。
【0017】請求項5及び請求項6の動圧軸受装置は、
その実施が容易であり、また充分な信頼性が得られる。
その実施が容易であり、また充分な信頼性が得られる。
【0018】
【実施例】次にこの発明の動圧軸受装置の具体的な実施
例について、図面を参照しつつ詳細に説明する。図1は
この発明の実施例の動圧軸受装置の断面図を示し、図2
は図1のA部の拡大断面図である。図1において、1は
シャフトであり、第1の軸2と、第2の軸3と、マグネ
ット4とで構成されている。円柱状のマグネット4は、
図示するように軸方向に着磁されており、また円柱状の
第1の軸2及び第2の軸3は磁性体である。両軸2、3
の間にマグネット4を挟持している。ここでマグネット
4の外径は、両軸2、3の外径より径小としている。ま
たマグネット4の外径寸法は磁気的に充分の面積を得る
ものでよく、高精度加工は不要である。マグネット4の
材質としては、サマリュウム・コバルト磁石やネオジウ
ム磁石、アルニコ磁石等の強力磁石を用いており、これ
らの強力磁石を用いれば磁気的に充分で面積(軸方向の
端面の面積)を小さくできる。したがってマグネット4
の外径を軸2、3の外径より細く形成することができ
る。
例について、図面を参照しつつ詳細に説明する。図1は
この発明の実施例の動圧軸受装置の断面図を示し、図2
は図1のA部の拡大断面図である。図1において、1は
シャフトであり、第1の軸2と、第2の軸3と、マグネ
ット4とで構成されている。円柱状のマグネット4は、
図示するように軸方向に着磁されており、また円柱状の
第1の軸2及び第2の軸3は磁性体である。両軸2、3
の間にマグネット4を挟持している。ここでマグネット
4の外径は、両軸2、3の外径より径小としている。ま
たマグネット4の外径寸法は磁気的に充分の面積を得る
ものでよく、高精度加工は不要である。マグネット4の
材質としては、サマリュウム・コバルト磁石やネオジウ
ム磁石、アルニコ磁石等の強力磁石を用いており、これ
らの強力磁石を用いれば磁気的に充分で面積(軸方向の
端面の面積)を小さくできる。したがってマグネット4
の外径を軸2、3の外径より細く形成することができ
る。
【0019】5はスリーブであり、非磁性体で構成して
いる。このスリーブ5は略円筒状に形成されており、そ
の軸芯となる挿通孔6内に上記シャフト1を圧入嵌合し
ている。そして軸2、3及びマグネット4から成るシャ
フト1とスリーブ5とが一体となって中心軸としての機
械的強度を保有している。またスリーブ5を一体化した
シャフト1の下部は、ベース7に固定されている。なお
8は、モータコイルである。
いる。このスリーブ5は略円筒状に形成されており、そ
の軸芯となる挿通孔6内に上記シャフト1を圧入嵌合し
ている。そして軸2、3及びマグネット4から成るシャ
フト1とスリーブ5とが一体となって中心軸としての機
械的強度を保有している。またスリーブ5を一体化した
シャフト1の下部は、ベース7に固定されている。なお
8は、モータコイルである。
【0020】回転側となるモータハブ9は略円筒状に形
成され、磁性体製で構成されている。このモータハブ9
の軸芯にはスリーブ5の外径より大きい穴10が形成さ
れており、この穴10の上端部と下端部には円板状で磁
性体製の一対のポールピース11a、11bが固定され
ている。
成され、磁性体製で構成されている。このモータハブ9
の軸芯にはスリーブ5の外径より大きい穴10が形成さ
れており、この穴10の上端部と下端部には円板状で磁
性体製の一対のポールピース11a、11bが固定され
ている。
【0021】ここでスリーブ5の外周面とモータハブ9
の穴10の内周面との間に間隙12が形成され、またポ
ールピース11a、11bの下面及び上面とスリーブ5
の上面及び下面の間にも間隙13a、13bが形成され
ている。さらにポールピース11a、11bの内周面と
シャフト1の上下部の間にも間隙14a、14bが形成
され、これらの間隙12、13a、13b、14a、1
4bに作動油としての磁性流体15を封入している。
の穴10の内周面との間に間隙12が形成され、またポ
ールピース11a、11bの下面及び上面とスリーブ5
の上面及び下面の間にも間隙13a、13bが形成され
ている。さらにポールピース11a、11bの内周面と
シャフト1の上下部の間にも間隙14a、14bが形成
され、これらの間隙12、13a、13b、14a、1
4bに作動油としての磁性流体15を封入している。
【0022】上記間隙12及び13a、13bを形成す
る各面、つまり穴10の内周面、スリーブ5の外周面、
上側のポールピース11aの下面、下側のポールピース
11bの上面、及びスリーブ5の上下の両面には、モー
タハブ9の回転によって上記磁性流体15に動圧を発生
させるような表面加工が施されている。つまり上記スリ
ーブ5の外周部と上記モータハブ9の穴10の内周壁と
でジャーナル軸受を構成し、上記スリーブ5の上下外端
面と各ポールピース11a、11bの内側面とでスラス
ト軸受を構成しているのである。
る各面、つまり穴10の内周面、スリーブ5の外周面、
上側のポールピース11aの下面、下側のポールピース
11bの上面、及びスリーブ5の上下の両面には、モー
タハブ9の回転によって上記磁性流体15に動圧を発生
させるような表面加工が施されている。つまり上記スリ
ーブ5の外周部と上記モータハブ9の穴10の内周壁と
でジャーナル軸受を構成し、上記スリーブ5の上下外端
面と各ポールピース11a、11bの内側面とでスラス
ト軸受を構成しているのである。
【0023】また上記ポールピース11a、11bはシ
ール部も構成している。つまりマグネット4によって順
に第1の軸2、上側のポールピース11a、モータハブ
9、下側のポールピース11b、第2の軸3を経てマグ
ネット4に返る磁気回路16が構成されるので、間隙1
4a、14bには磁界が形成され、この間隙14a、1
4bにおいて磁性流体15を封止し、このシール作用に
よって、上記各間隙12、13a、13b内の流体の漏
洩を防止している。
ール部も構成している。つまりマグネット4によって順
に第1の軸2、上側のポールピース11a、モータハブ
9、下側のポールピース11b、第2の軸3を経てマグ
ネット4に返る磁気回路16が構成されるので、間隙1
4a、14bには磁界が形成され、この間隙14a、1
4bにおいて磁性流体15を封止し、このシール作用に
よって、上記各間隙12、13a、13b内の流体の漏
洩を防止している。
【0024】上記の構成において、モータハブ9及びポ
ールピース11a、11bが回転すると、各間隙12、
13a、13bに封入されている磁性流体15には動圧
が発生し、この動圧はモータハブ9の穴10の内周面、
スリーブ5、ポールピース11a、11bにそれぞれ作
用する。このときのシャフト1の半径方向のラジアル荷
重はスリーブ5が支持し、軸方向のスラスト荷重は各ポ
ールピース11a、11bを介してスリーブ5が支持す
ることになる。
ールピース11a、11bが回転すると、各間隙12、
13a、13bに封入されている磁性流体15には動圧
が発生し、この動圧はモータハブ9の穴10の内周面、
スリーブ5、ポールピース11a、11bにそれぞれ作
用する。このときのシャフト1の半径方向のラジアル荷
重はスリーブ5が支持し、軸方向のスラスト荷重は各ポ
ールピース11a、11bを介してスリーブ5が支持す
ることになる。
【0025】以上の説明のように上記実施例における動
圧軸受装置においては、従来例のようにマグネット4を
外側ではなく、シャフト1として一体化して中心軸とし
て機能させていることで、本装置の半径方向の大きさを
小さくすることができる。また磁性流体15に動圧を発
生させるための表面加工もマグネット4の表面に施すの
ではなく、シャフト1の外周に固定したスリーブ5の外
周面に施しているので、高精度の加工が容易となる。ま
たマグネット4の寸法許容差及び位置の精度は、端面方
向(軸方向)に無理のない程度の一般的な精度を要求す
るのみで、特に高精度は必要ない。軸受としての精度要
求は動圧軸受においては数μの許容差しかないが、本実
施例では他の部品のいずれも一般的な精密自動旋盤で精
度を出し得る形状であり、かつ一般的な金属材料、高分
子材料を選択できる。また軸受部の動圧を発生させるた
めの溝加工などの表面加工では、スラスト荷重側(スリ
ーブ5の上面、下面)がプレス加工、ラジアル荷重側
(スリーブ5の外周面)が転造加工で可能となる。
圧軸受装置においては、従来例のようにマグネット4を
外側ではなく、シャフト1として一体化して中心軸とし
て機能させていることで、本装置の半径方向の大きさを
小さくすることができる。また磁性流体15に動圧を発
生させるための表面加工もマグネット4の表面に施すの
ではなく、シャフト1の外周に固定したスリーブ5の外
周面に施しているので、高精度の加工が容易となる。ま
たマグネット4の寸法許容差及び位置の精度は、端面方
向(軸方向)に無理のない程度の一般的な精度を要求す
るのみで、特に高精度は必要ない。軸受としての精度要
求は動圧軸受においては数μの許容差しかないが、本実
施例では他の部品のいずれも一般的な精密自動旋盤で精
度を出し得る形状であり、かつ一般的な金属材料、高分
子材料を選択できる。また軸受部の動圧を発生させるた
めの溝加工などの表面加工では、スラスト荷重側(スリ
ーブ5の上面、下面)がプレス加工、ラジアル荷重側
(スリーブ5の外周面)が転造加工で可能となる。
【0026】(実施例2)図3は実施例2を示し、本実
施例ではマグネットでシャフトを一体的に形成し、先の
実施例と同様のスリーブ5の挿通孔6にシャフト1を圧
入嵌合している。また本実施例ではモータハブ9を磁性
体で構成し、モータハブ9の下部のみにポールピース1
1を配設している。さらにスリーブ5の上面に対応した
箇所には、モータハブ9の上部内側より磁極片17を突
設し、この磁極片17にポールピースの機能をもたせる
ようにしている。なお他の構成や磁性流体15に動圧を
発生させるためのスリーブ5の外周面等への表面加工は
先の実施例と同様なので説明は省略する。
施例ではマグネットでシャフトを一体的に形成し、先の
実施例と同様のスリーブ5の挿通孔6にシャフト1を圧
入嵌合している。また本実施例ではモータハブ9を磁性
体で構成し、モータハブ9の下部のみにポールピース1
1を配設している。さらにスリーブ5の上面に対応した
箇所には、モータハブ9の上部内側より磁極片17を突
設し、この磁極片17にポールピースの機能をもたせる
ようにしている。なお他の構成や磁性流体15に動圧を
発生させるためのスリーブ5の外周面等への表面加工は
先の実施例と同様なので説明は省略する。
【0027】ところで図3に示す実施例においては、モ
ータハブ9に形成した磁極片17よりもシャフト1を突
出させているので、磁極片17とシャフト1の側面との
間の磁性流体15を封止すべく磁束密度が多くとれない
ことがあり得る。このような場合には、図4に示すよう
に磁極片17をシャフト1の端面の上方まで形成するこ
とで、磁性流体15を封止するに充分な磁束密度を得る
ことができる。
ータハブ9に形成した磁極片17よりもシャフト1を突
出させているので、磁極片17とシャフト1の側面との
間の磁性流体15を封止すべく磁束密度が多くとれない
ことがあり得る。このような場合には、図4に示すよう
に磁極片17をシャフト1の端面の上方まで形成するこ
とで、磁性流体15を封止するに充分な磁束密度を得る
ことができる。
【0028】ここで上記各実施例では、モータハブ9の
内面とスリーブ5の外面との間に封入される作動油とし
て磁性流体15を用いて説明したが、流体を封止する箇
所(ポールピースとシャフトの間)にだけ磁性流体を使
用し、他の部分、つまり軸受の動圧を発生する部分には
油を用いるようにしてもよい。ただ実際には、磁性流体
15だけを用いた方が信頼性は向上する。また上記各実
施例では、シャフトの両端を封止する場合について説明
したが、一端側だけを封止する構成の動圧軸受装置の場
合も本発明を適用することができる。さらにシャフト側
を固定する場合に限らず、シャフト側を回転する構造の
動圧軸受装置においても本発明を適用することができ
る。
内面とスリーブ5の外面との間に封入される作動油とし
て磁性流体15を用いて説明したが、流体を封止する箇
所(ポールピースとシャフトの間)にだけ磁性流体を使
用し、他の部分、つまり軸受の動圧を発生する部分には
油を用いるようにしてもよい。ただ実際には、磁性流体
15だけを用いた方が信頼性は向上する。また上記各実
施例では、シャフトの両端を封止する場合について説明
したが、一端側だけを封止する構成の動圧軸受装置の場
合も本発明を適用することができる。さらにシャフト側
を固定する場合に限らず、シャフト側を回転する構造の
動圧軸受装置においても本発明を適用することができ
る。
【0029】
【発明の効果】以上のように請求項1の動圧軸受装置で
は、シャフトの外周にスリーブを固定しているので、難
加工性のマグネットに加工を施す場合と比較して、動圧
を発生させるためのスリーブの表面の加工が容易にでき
る。また従来、外側に配置していたマグネットをなくし
てシャフトに軸方向に着磁して磁気回路を構成するよう
にしているので、半径方向に対して小型化を図ることが
できる。
は、シャフトの外周にスリーブを固定しているので、難
加工性のマグネットに加工を施す場合と比較して、動圧
を発生させるためのスリーブの表面の加工が容易にでき
る。また従来、外側に配置していたマグネットをなくし
てシャフトに軸方向に着磁して磁気回路を構成するよう
にしているので、半径方向に対して小型化を図ることが
できる。
【0030】また請求項2の動圧軸受装置では、軸方向
に着磁したマグネットと、このマグネットの軸方向の両
側に接合した磁性体製の第1の軸及び第2の軸とでシャ
フトを構成しているので、従来、外側に配置していたマ
グネットを内側に配置した構成となって、小型化を図る
ことができる。また従来の筒状部材がなくなるので、部
品点数も削減できる。
に着磁したマグネットと、このマグネットの軸方向の両
側に接合した磁性体製の第1の軸及び第2の軸とでシャ
フトを構成しているので、従来、外側に配置していたマ
グネットを内側に配置した構成となって、小型化を図る
ことができる。また従来の筒状部材がなくなるので、部
品点数も削減できる。
【0031】さらに請求項3の動圧軸受装置では、マグ
ネットの外径を第1、第2の軸の外径よりも径小として
いるため、マグネットの外径は第1、第2の軸の外径よ
り小さければよく、マグネットに対して高精度の加工を
行う必要がない。
ネットの外径を第1、第2の軸の外径よりも径小として
いるため、マグネットの外径は第1、第2の軸の外径よ
り小さければよく、マグネットに対して高精度の加工を
行う必要がない。
【0032】請求項4の動圧軸受装置では、軸方向に着
磁したマグネットでシャフトを構成しているので、シャ
フトの構成が簡素化され、しかも単にスリーブの挿通孔
にシャフトを挿入嵌合するだけなので、マグネットに高
精度の加工が不要となる。
磁したマグネットでシャフトを構成しているので、シャ
フトの構成が簡素化され、しかも単にスリーブの挿通孔
にシャフトを挿入嵌合するだけなので、マグネットに高
精度の加工が不要となる。
【0033】請求項5及び請求項6の動圧軸受装置は、
その実施が容易であり、また充分な信頼性が得られる。
その実施が容易であり、また充分な信頼性が得られる。
【図1】この発明の動圧軸受装置の実施例の断面図であ
る。
る。
【図2】この発明の実施例の図1におけるA部の拡大断
面図である。
面図である。
【図3】この発明の動圧軸受装置の実施例2の断面図で
ある。
ある。
【図4】この発明の他の実施例の要部断面図である。
【図5】従来例の動圧軸受装置の断面図である。
【図6】他の従来例の動圧軸受装置の要部断面図であ
る。
る。
1 シャフト 2 第1の軸 3 第2の軸 4 マグネット 5 スリーブ 6 挿通孔 9 モータハブ 10 穴 11a ポールピース 11b ポールピース 15 磁性流体(作動油)
Claims (6)
- 【請求項1】 軸方向に着磁したシャフト(1)と、軸
芯に設けた挿通孔(6)に上記シャフト(1)を挿入嵌
合したスリーブ(5)と、上記スリーブ(5)の外周部
に相対回転可能に遊嵌された磁性体製のハブ(9)と、
上記スリーブ(5)の端面を覆うように上記ハブ(9)
側から上記シャフト(1)の近傍まで延びるポールピー
ス(11a)とを有し、上記スリーブ(5)の外周部と
ハブ(9)の内周部との間にジャーナル軸受を構成し、
上記シャフト(1)からポールピース(11a)を経由
する磁気経路に磁性流体(15)を保持し、これにより
軸受作動流体(15)を封止したことを特徴とする動圧
軸受装置。 - 【請求項2】 上記シャフト(1)は、軸方向に着磁し
たマグネット(4)と、このマグネット(4)の軸方向
の両側に配置した磁性体製の第1の軸(2)及び第2の
軸(3)とで構成されていることを特徴とする請求項1
の動圧軸受装置。 - 【請求項3】 上記マグネット(4)の外径を第1、第
2の軸(2)(3)の外径よりも径小としたことを特徴
とする請求項2の動圧軸受装置。 - 【請求項4】 軸方向に着磁したマグネット(4)で上
記シャフト(1)を一体的に構成したことを特徴とする
請求項1の動圧軸受装置。 - 【請求項5】 上記軸受作動流体(15)が磁性流体
(15)であることを特徴とする請求項1の動圧軸受装
置。 - 【請求項6】 上記スリーブ(5)の端部と上記ポール
ピース(11a)の側面部との間にスラスト軸受を構成
していることを特徴とする請求項1の動圧軸受装置。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP09903794A JP3541325B2 (ja) | 1994-04-01 | 1994-04-01 | 動圧軸受装置 |
US08/309,173 US5757097A (en) | 1994-04-01 | 1994-09-20 | Dynamic pressure bearing device |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP09903794A JP3541325B2 (ja) | 1994-04-01 | 1994-04-01 | 動圧軸受装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07279961A true JPH07279961A (ja) | 1995-10-27 |
JP3541325B2 JP3541325B2 (ja) | 2004-07-07 |
Family
ID=14236236
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP09903794A Expired - Fee Related JP3541325B2 (ja) | 1994-04-01 | 1994-04-01 | 動圧軸受装置 |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5757097A (ja) |
JP (1) | JP3541325B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5810481A (en) * | 1996-05-08 | 1998-09-22 | Hitachi, Ltd. | Oil retaining bearing unit and motor having oil retaining bearing unit |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US20050100991A1 (en) * | 2001-04-12 | 2005-05-12 | Human Genome Sciences, Inc. | Albumin fusion proteins |
JP2003013957A (ja) * | 2001-04-24 | 2003-01-15 | Ferrotec Corp | 磁性流体を使用したhdd用ピボット軸受 |
US7048520B1 (en) * | 2002-04-16 | 2006-05-23 | Mccarthy James | Multistage sealed coolant pump |
US8007176B2 (en) * | 2003-06-27 | 2011-08-30 | Ferrotec Corporation | Dynamic pressure bearing and rotation machine employing same |
US7758320B2 (en) | 2007-05-03 | 2010-07-20 | Tank, Inc. | Two-stage hydrodynamic pump and method |
US9377054B2 (en) * | 2014-05-19 | 2016-06-28 | Seagate Technology Llc | Fluid seal for a rotating assembly |
Family Cites Families (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US3851933A (en) * | 1972-06-12 | 1974-12-03 | Sperry Rand Corp | Hydrodynamic fluid-film bearings |
US4630943A (en) * | 1983-10-27 | 1986-12-23 | Ferrofluidics Corporation | Ferrofluid bearing and seal apparatus |
US4694213A (en) * | 1986-11-21 | 1987-09-15 | Ferrofluidics Corporation | Ferrofluid seal for a stationary shaft and a rotating hub |
RU2092957C1 (ru) * | 1992-01-24 | 1997-10-10 | Честер С. Хаджек | Привод шпиндельного диска |
US5325066A (en) * | 1992-07-20 | 1994-06-28 | Spartan Controls Ltd. | Density compensated pipeline monitor |
US5367416A (en) * | 1992-12-31 | 1994-11-22 | International Business Machines Corporation | Spindle grounding device using magnetic fluid |
US5372432A (en) * | 1993-07-16 | 1994-12-13 | Nippon Ferrofluidics Corporation | Dynamic pressure bearing assembly |
-
1994
- 1994-04-01 JP JP09903794A patent/JP3541325B2/ja not_active Expired - Fee Related
- 1994-09-20 US US08/309,173 patent/US5757097A/en not_active Expired - Fee Related
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5810481A (en) * | 1996-05-08 | 1998-09-22 | Hitachi, Ltd. | Oil retaining bearing unit and motor having oil retaining bearing unit |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
US5757097A (en) | 1998-05-26 |
JP3541325B2 (ja) | 2004-07-07 |
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Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
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