JPH07258565A - イソインドリンアゾ顔料 - Google Patents
イソインドリンアゾ顔料Info
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- JPH07258565A JPH07258565A JP7063137A JP6313795A JPH07258565A JP H07258565 A JPH07258565 A JP H07258565A JP 7063137 A JP7063137 A JP 7063137A JP 6313795 A JP6313795 A JP 6313795A JP H07258565 A JPH07258565 A JP H07258565A
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- alkyl
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- halogen
- sulfo
- nitro
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-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C09—DYES; PAINTS; POLISHES; NATURAL RESINS; ADHESIVES; COMPOSITIONS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; APPLICATIONS OF MATERIALS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- C09B—ORGANIC DYES OR CLOSELY-RELATED COMPOUNDS FOR PRODUCING DYES, e.g. PIGMENTS; MORDANTS; LAKES
- C09B29/00—Monoazo dyes prepared by diazotising and coupling
- C09B29/0003—Monoazo dyes prepared by diazotising and coupling from diazotized anilines
- C09B29/0011—Monoazo dyes prepared by diazotising and coupling from diazotized anilines from diazotized anilines directly substituted by a heterocyclic ring (not condensed)
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C09—DYES; PAINTS; POLISHES; NATURAL RESINS; ADHESIVES; COMPOSITIONS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; APPLICATIONS OF MATERIALS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- C09B—ORGANIC DYES OR CLOSELY-RELATED COMPOUNDS FOR PRODUCING DYES, e.g. PIGMENTS; MORDANTS; LAKES
- C09B56/00—Azo dyes containing other chromophoric systems
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C09—DYES; PAINTS; POLISHES; NATURAL RESINS; ADHESIVES; COMPOSITIONS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; APPLICATIONS OF MATERIALS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- C09B—ORGANIC DYES OR CLOSELY-RELATED COMPOUNDS FOR PRODUCING DYES, e.g. PIGMENTS; MORDANTS; LAKES
- C09B57/00—Other synthetic dyes of known constitution
- C09B57/04—Isoindoline dyes
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- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Organic Chemistry (AREA)
- Cosmetics (AREA)
- Plural Heterocyclic Compounds (AREA)
- Indole Compounds (AREA)
- Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
- Nitrogen Condensed Heterocyclic Rings (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 新規イソインドリンアゾ顔料の提供
【構成】 一般式I
【化1】
〔式中の記号は次のものを表す:
A:メチレン活性化合物又は=S;
L:置換されていてよい1,4−フェニレン、1,3−
フェニレン又は1,5−ナフチレン; K:カップリング成分K−Hの残基; ベンゼン環Dは置換されていてよい〕のイソインドリン
アゾ顔料並びにその製法及び高重合有機材料を着色する
ためのその使用。
フェニレン又は1,5−ナフチレン; K:カップリング成分K−Hの残基; ベンゼン環Dは置換されていてよい〕のイソインドリン
アゾ顔料並びにその製法及び高重合有機材料を着色する
ためのその使用。
Description
【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は一般式I:
【0002】
【化7】
【0003】〔式中、記号は次のものを表す:Aは次式
の基を表す;
の基を表す;
【0004】
【化8】
【0005】ここで、記号は次のものを表す:R1はシ
アノ基又はカルバモイル基を表し、このカルバモイル基
は
アノ基又はカルバモイル基を表し、このカルバモイル基
は
【0006】
【化9】
【0007】又は3,3,5,5−テトラメチル−4−
ピペリジルにより、C1〜C18−アルキル、C1〜C10−
アルコキシカルボニル、ベンジル、フェニル又はナフチ
ルにより置換されていてよく、この際これらの置換基は
再びハロゲン、シアノ、ニトロ、スルホ、C1〜C10−
アルキル、C1〜C10−アルコキシ、C1〜C10−アルキ
ルカルボニル、C1〜C10−アルコキシカルボニル、モ
ノ−(C1〜C10−アルキル)アミノ、ジ−(C1〜C10
−アルキル)アミノ、ホルミルアミノ、C2〜C10−ア
ルカノイルアミノ、ベンゾイルアミノ、アミノスルホニ
ル、モノ−又はジ(C1〜C10−アルキル)アミノスル
ホニル、フェニルアゾ、3,3,5,5−テトラメチル
−4−ピペリジル、フタルイミジル、1つ又は2つのC
1〜C10−アルキルにより置換されていてよいカルバモ
イル及び/又はトリフルオルメチルにより置換されてい
てよく;更にR1はC1〜C10−アルキルカルボニル、ベ
ンゾイル、C1〜C10−アルコキシカルボニル、フェノ
キシカルボニル又はベンジルオキシカルボニルを表し、
この際、ベンゾイル、フェノキシ及びベンジルオキシは
ハロゲン、ニトロ、スルホ、C1〜C10−アルキル、ホ
ルミルアミノ、C2〜C10−アルカノイルアミノ及び/
又はフタルイミジルにより置換されていてよく;更にR
1はハロゲン、シアノ、ニトロ、スルホ及び/又はトリ
フルオルメチルにより置換されていてよいフェニルを表
し;更にR1はカルバゾイル又はウレイドカルボニルを
表し、これらの基は末端窒素原子が1つ又は2つのC1
〜C10−アルキル又はベンジル基により置換されていて
よく、ここでベンジル基は前記の置換基を有していてよ
く;更にR1は式;
ピペリジルにより、C1〜C18−アルキル、C1〜C10−
アルコキシカルボニル、ベンジル、フェニル又はナフチ
ルにより置換されていてよく、この際これらの置換基は
再びハロゲン、シアノ、ニトロ、スルホ、C1〜C10−
アルキル、C1〜C10−アルコキシ、C1〜C10−アルキ
ルカルボニル、C1〜C10−アルコキシカルボニル、モ
ノ−(C1〜C10−アルキル)アミノ、ジ−(C1〜C10
−アルキル)アミノ、ホルミルアミノ、C2〜C10−ア
ルカノイルアミノ、ベンゾイルアミノ、アミノスルホニ
ル、モノ−又はジ(C1〜C10−アルキル)アミノスル
ホニル、フェニルアゾ、3,3,5,5−テトラメチル
−4−ピペリジル、フタルイミジル、1つ又は2つのC
1〜C10−アルキルにより置換されていてよいカルバモ
イル及び/又はトリフルオルメチルにより置換されてい
てよく;更にR1はC1〜C10−アルキルカルボニル、ベ
ンゾイル、C1〜C10−アルコキシカルボニル、フェノ
キシカルボニル又はベンジルオキシカルボニルを表し、
この際、ベンゾイル、フェノキシ及びベンジルオキシは
ハロゲン、ニトロ、スルホ、C1〜C10−アルキル、ホ
ルミルアミノ、C2〜C10−アルカノイルアミノ及び/
又はフタルイミジルにより置換されていてよく;更にR
1はハロゲン、シアノ、ニトロ、スルホ及び/又はトリ
フルオルメチルにより置換されていてよいフェニルを表
し;更にR1はカルバゾイル又はウレイドカルボニルを
表し、これらの基は末端窒素原子が1つ又は2つのC1
〜C10−アルキル又はベンジル基により置換されていて
よく、ここでベンジル基は前記の置換基を有していてよ
く;更にR1は式;
【0008】
【化10】
【0009】(この際、Zは−O−、−S−又は−NH
−を表し、R6はハロゲン、ニトロ、スルホ、C1〜C6
−アルキル又はC1〜C6−アルコキシを表し、R7はハ
ロゲンを表し、pは0〜2及びqは1〜4を表す)の複
素環基を表し;R2は相互に独立して、水素、C1〜C10
−アルキル、フェニル又はナフチルを表し、これらの基
はそれぞれハロゲン、ニトロ、スルホ、C1〜C10−ア
ルキル及び/又はC1〜C10−アルコキシにより置換さ
れていてよく;R3はC1〜C10−アルキル、アミノ、ベ
ンゾイルアミノ、カルボキシ、カルバモイル又はC1〜
C10−アルコキシカルボニルを表し;R4は水素又はフ
ェニルを表し、このフェニル基は2つまで次の置換基を
有していてよい:ハロゲン、ニトロ、スルホ、カルボキ
シ、カルバモイル、C1〜C10−アルキル、C1〜C10−
アルコキシ又はC1〜C10−アルコキシカルボニル;R5
はハロゲン又はニトロを表し;Xは−O−又は−NR8
−を表し、ここでR8は水素又はC1〜C10−アルキルを
表し;mは0〜4を表し;Lは1,4−フェニレン、
1,3−フェニレン又は1,5−ナフチレンを表し、こ
れらの基はそれぞれ次の置換基を有していてよい:ハロ
ゲン、ニトロ、カルボキシ、スルホ、C1〜C10−アル
キル1つ又は2つにより置換されていてよいスルホンア
ミド、C1〜C10−アルキル、C1〜C10−アルコキシ、
C1〜C10−アルキルカルボニル、C1〜C10−アルコキ
シカルボニル、ホルミルアミノ、C2〜C10−アルカノ
イルアミノ及び/又は1つ又は2つのC1〜C10−アル
キルにより置換されていてよいカルバモイル;Kは次式
のカップリング成分の基を表し、
−を表し、R6はハロゲン、ニトロ、スルホ、C1〜C6
−アルキル又はC1〜C6−アルコキシを表し、R7はハ
ロゲンを表し、pは0〜2及びqは1〜4を表す)の複
素環基を表し;R2は相互に独立して、水素、C1〜C10
−アルキル、フェニル又はナフチルを表し、これらの基
はそれぞれハロゲン、ニトロ、スルホ、C1〜C10−ア
ルキル及び/又はC1〜C10−アルコキシにより置換さ
れていてよく;R3はC1〜C10−アルキル、アミノ、ベ
ンゾイルアミノ、カルボキシ、カルバモイル又はC1〜
C10−アルコキシカルボニルを表し;R4は水素又はフ
ェニルを表し、このフェニル基は2つまで次の置換基を
有していてよい:ハロゲン、ニトロ、スルホ、カルボキ
シ、カルバモイル、C1〜C10−アルキル、C1〜C10−
アルコキシ又はC1〜C10−アルコキシカルボニル;R5
はハロゲン又はニトロを表し;Xは−O−又は−NR8
−を表し、ここでR8は水素又はC1〜C10−アルキルを
表し;mは0〜4を表し;Lは1,4−フェニレン、
1,3−フェニレン又は1,5−ナフチレンを表し、こ
れらの基はそれぞれ次の置換基を有していてよい:ハロ
ゲン、ニトロ、カルボキシ、スルホ、C1〜C10−アル
キル1つ又は2つにより置換されていてよいスルホンア
ミド、C1〜C10−アルキル、C1〜C10−アルコキシ、
C1〜C10−アルキルカルボニル、C1〜C10−アルコキ
シカルボニル、ホルミルアミノ、C2〜C10−アルカノ
イルアミノ及び/又は1つ又は2つのC1〜C10−アル
キルにより置換されていてよいカルバモイル;Kは次式
のカップリング成分の基を表し、
【0010】
【化11】
【0011】ここで記号は次のものを表す:R8は水
素、ハロゲン、ニトロ、スルホ、C1〜C10−アルキ
ル、C1〜C10−アルコキシ、C1〜C10−アルコキシカ
ルボニル及び/又は1つ又は2つのC1〜C10−アルキ
ルにより置換されていてよいカルバモイルを表し;R9
はアミノ、モノ−又はジ(C1〜C10−アルキル)−ア
ミノにより置換されていてよいC1〜C10−アルキルを
表し、R10は水素、ハロゲン、シアノ、スルホ、C1〜
C10−アルキルカルボニル、C1〜C10−アルコキシカ
ルボニル又は1つ又は2つのC1〜C10−アルキルによ
り置換されていてよいカルバモイルを表し;R11はメチ
ル又はフェニル基を表し、これは次の置換基を有してい
てよい:ハロゲン、ヒドロキシ、ニトロ、スルホ、C1
〜C10−アルキル、C1〜C10−アルコキシ、C1〜C10
−アルキルカルボニル、C1〜C10−アルコキシカルボ
ニル、ホルミルアミノ、C2〜C10−アルカノイルアミ
ノ、カルボキシ、1つ又は2つのC1〜C10−アルキル
により置換されていてよいカルバモイル、モノ−又はジ
−(C1〜C10−アルキル)−又は−(フェニル)−ア
ミノスルホニル及び/又はC1〜C10−アルコキシ−又
はフェノキシスルホニル;R12は水素、ハロゲン、ヒド
ロキシ、スルホ、C1〜C10−アルキル、C1〜C10−ア
ルコキシ、C1〜C10−アルキルカルボニル、1つ又は
2つのC1〜C10−アルキルにより置換されていてよい
カルバモイル、及び/又はモノ−(C1〜C10−アルキ
ル)−又は−(フェニル)−アミノスルホニル;R13は
同一又は異なる基を表し:水素、C1〜C10−アルキル
又はC1〜C10−アルキルカルボニルであり;R14はヒ
ドロキシ又は式; −NH−R20 の基を表し、ここで、R20は水素、基R10でフェニル基
に関して挙げた置換基を有していてよいフェニル、又は
式;
素、ハロゲン、ニトロ、スルホ、C1〜C10−アルキ
ル、C1〜C10−アルコキシ、C1〜C10−アルコキシカ
ルボニル及び/又は1つ又は2つのC1〜C10−アルキ
ルにより置換されていてよいカルバモイルを表し;R9
はアミノ、モノ−又はジ(C1〜C10−アルキル)−ア
ミノにより置換されていてよいC1〜C10−アルキルを
表し、R10は水素、ハロゲン、シアノ、スルホ、C1〜
C10−アルキルカルボニル、C1〜C10−アルコキシカ
ルボニル又は1つ又は2つのC1〜C10−アルキルによ
り置換されていてよいカルバモイルを表し;R11はメチ
ル又はフェニル基を表し、これは次の置換基を有してい
てよい:ハロゲン、ヒドロキシ、ニトロ、スルホ、C1
〜C10−アルキル、C1〜C10−アルコキシ、C1〜C10
−アルキルカルボニル、C1〜C10−アルコキシカルボ
ニル、ホルミルアミノ、C2〜C10−アルカノイルアミ
ノ、カルボキシ、1つ又は2つのC1〜C10−アルキル
により置換されていてよいカルバモイル、モノ−又はジ
−(C1〜C10−アルキル)−又は−(フェニル)−ア
ミノスルホニル及び/又はC1〜C10−アルコキシ−又
はフェノキシスルホニル;R12は水素、ハロゲン、ヒド
ロキシ、スルホ、C1〜C10−アルキル、C1〜C10−ア
ルコキシ、C1〜C10−アルキルカルボニル、1つ又は
2つのC1〜C10−アルキルにより置換されていてよい
カルバモイル、及び/又はモノ−(C1〜C10−アルキ
ル)−又は−(フェニル)−アミノスルホニル;R13は
同一又は異なる基を表し:水素、C1〜C10−アルキル
又はC1〜C10−アルキルカルボニルであり;R14はヒ
ドロキシ又は式; −NH−R20 の基を表し、ここで、R20は水素、基R10でフェニル基
に関して挙げた置換基を有していてよいフェニル、又は
式;
【0012】
【化12】
【0013】の複素環基を表し;R15は基R10でフェニ
ル基に関して挙げた置換基を有していてよいフェニル又
はナフチル基を表すか、又は基R14で挙げた複素環基R
20を表し;R16はメチル基又は式−NH−R15の基を表
し;R17は水素又はスルホ基を表し;R18は水素又はヒ
ドロキシ基を表し;R19はハロゲンを表し;Yは−O−
又は−CH2−を表し;Zは=O又は=Sを表し;ベン
ゼン環Dはハロゲン、ニトロ、カルボキシ、カルバモイ
ル、C1〜C10−アルキル及び/又はC1〜C10−アルコ
キシ置換されていてよい;この際、顔料はアゾ−又はヒ
ドラゾ型で又はこれらの型の平衡混合物の形で存在して
いてよくかつ包含されるレーキ可能な基はレーキしてい
てよい〕のイソインドリンアゾ顔料に関する。
ル基に関して挙げた置換基を有していてよいフェニル又
はナフチル基を表すか、又は基R14で挙げた複素環基R
20を表し;R16はメチル基又は式−NH−R15の基を表
し;R17は水素又はスルホ基を表し;R18は水素又はヒ
ドロキシ基を表し;R19はハロゲンを表し;Yは−O−
又は−CH2−を表し;Zは=O又は=Sを表し;ベン
ゼン環Dはハロゲン、ニトロ、カルボキシ、カルバモイ
ル、C1〜C10−アルキル及び/又はC1〜C10−アルコ
キシ置換されていてよい;この際、顔料はアゾ−又はヒ
ドラゾ型で又はこれらの型の平衡混合物の形で存在して
いてよくかつ包含されるレーキ可能な基はレーキしてい
てよい〕のイソインドリンアゾ顔料に関する。
【0014】新規イソインドリンアゾ顔料は、カップリ
ング成分の種類によりアゾ−又はヒドラゾ型で又は平衡
混合物の形で存在している。
ング成分の種類によりアゾ−又はヒドラゾ型で又は平衡
混合物の形で存在している。
【0015】更に、本発明はこの顔料の製造並びに高分
子有機材料の着色のための使用に関しても記載する。
子有機材料の着色のための使用に関しても記載する。
【0016】
【従来の技術】イソインドリンは黄色から赤色まで並び
に褐色から黒色までの色調の重要な顔料の群である。
に褐色から黒色までの色調の重要な顔料の群である。
【0017】イソインドリンをベースとするアゾ顔料は
まだ記載されていない。イソインドリノンをベースとす
るアゾ顔料はすでに公知である(西独特許公開第290
1121号及びヨーロッパ公開特許第22076号)。
まだ記載されていない。イソインドリノンをベースとす
るアゾ顔料はすでに公知である(西独特許公開第290
1121号及びヨーロッパ公開特許第22076号)。
【0018】
【発明が解決しようとする課題】本発明の課題は、有利
な使用特性を有するイソインドリンをベースとする新規
アゾ顔料を製造し、かつこのようにして所望の色調及び
所望の使用特性に関してより大きなバリエーション範囲
を可能とすることである。
な使用特性を有するイソインドリンをベースとする新規
アゾ顔料を製造し、かつこのようにして所望の色調及び
所望の使用特性に関してより大きなバリエーション範囲
を可能とすることである。
【0019】
【課題を解決するための手段】この課題を解決するため
に、本発明の冒頭に挙げた一般式Iのイソインドリンア
ゾ顔料を見出した。
に、本発明の冒頭に挙げた一般式Iのイソインドリンア
ゾ顔料を見出した。
【0020】更に一般式II;
【0021】
【化13】
【0022】の半縮合物と一般式III; H2N−L−NH2 の芳香族ジアミンとを反応条件下に不活性な有機溶剤中
で反応させ、得られた一般式IV
で反応させ、得られた一般式IV
【0023】
【化14】
【0024】のアミンをジアゾ化し、カップリング成分
K−H(V)でカップリングする。
K−H(V)でカップリングする。
【0025】特に、イソインドリンアゾ顔料Iの高重合
有機材料の着色のための使用が見出された。
有機材料の着色のための使用が見出された。
【0026】ベンゼン環Dは4つまで次の置換基を有し
ていてよい:ハロゲン、ニトロ、カルボキシ、カルバモ
イル、C1〜C6−アルキル及び/又はC1〜C6−アルコ
キシ。しかしながら、非置換であるのが有利である。
ていてよい:ハロゲン、ニトロ、カルボキシ、カルバモ
イル、C1〜C6−アルキル及び/又はC1〜C6−アルコ
キシ。しかしながら、非置換であるのが有利である。
【0027】好適な基Aは硫黄の他に、特に次の式(A
I)から(AXI)のメチレン活性化合物の基である:
I)から(AXI)のメチレン活性化合物の基である:
【0028】
【化15】
【0029】〔ここでR1は次のものを表す:シアノ;
カルバモイル基、このカルバモイル基は3,3,5,5
−テトラメチル−4−ピペリジル又は
カルバモイル基、このカルバモイル基は3,3,5,5
−テトラメチル−4−ピペリジル又は
【0030】
【化16】
【0031】により、C1〜C18−アルキル、C1〜C10
−アルコキシカルボニル、ベンジル、フェニル又はナフ
チルにより置換されていてよく、この際これらの置換基
は再びハロゲン、シアノ、ニトロ、スルホ、C1〜C10
−アルキル、C1〜C10−アルコキシ、C1〜C10−アル
キルカルボニル、ホルミルアミノ、C2〜C10−アルカ
ノイルアミノ、C1〜C10−アルコキシカルボニル、特
にアセチル、モノ−又はジ(C1〜C10−アルキル)ア
ミノ、ベンゾイルアミノ、アミノスルホニル、モノ−又
はジ(C1〜C10−アルキル)アミノスルホニル、フェ
ニルアゾ、3,3,5,5−テトラメチル−4−ピペリ
ジル、フタルイミジル、1つ又は2つのC1〜C10−ア
ルキルにより置換されていてよいカルバモイル及び/又
はトリフルオルメチルにより置換されていてよい;C1
〜C10−アルキルカルボニル、ベンゾイル、C1〜C10
−アルコキシカルボニル、フェノキシカルボニル又はベ
ンジルオキシカルボニル、この際、ベンゾイル、フェノ
キシ及びベンジルオキシはハロゲン、ニトロ、スルホ、
C1〜C10−アルキル、ホルミルアミノ、C2〜C10−ア
ルカノイルアミノ及び/又はフタルイミジルにより置換
されていてよい;ハロゲン、シアノ、ニトロ、スルホ及
び/又はトリフルオルメチルにより置換されていてよい
フェニル;カルバゾイル又はウレイドカルボニル、これ
らの基は末端窒素原子が1つ又は2つのC1〜C10−ア
ルキル又はベンジル基により置換されていてよく、ここ
でベンジル基は前記の置換基を有していてよい;一般式
−アルコキシカルボニル、ベンジル、フェニル又はナフ
チルにより置換されていてよく、この際これらの置換基
は再びハロゲン、シアノ、ニトロ、スルホ、C1〜C10
−アルキル、C1〜C10−アルコキシ、C1〜C10−アル
キルカルボニル、ホルミルアミノ、C2〜C10−アルカ
ノイルアミノ、C1〜C10−アルコキシカルボニル、特
にアセチル、モノ−又はジ(C1〜C10−アルキル)ア
ミノ、ベンゾイルアミノ、アミノスルホニル、モノ−又
はジ(C1〜C10−アルキル)アミノスルホニル、フェ
ニルアゾ、3,3,5,5−テトラメチル−4−ピペリ
ジル、フタルイミジル、1つ又は2つのC1〜C10−ア
ルキルにより置換されていてよいカルバモイル及び/又
はトリフルオルメチルにより置換されていてよい;C1
〜C10−アルキルカルボニル、ベンゾイル、C1〜C10
−アルコキシカルボニル、フェノキシカルボニル又はベ
ンジルオキシカルボニル、この際、ベンゾイル、フェノ
キシ及びベンジルオキシはハロゲン、ニトロ、スルホ、
C1〜C10−アルキル、ホルミルアミノ、C2〜C10−ア
ルカノイルアミノ及び/又はフタルイミジルにより置換
されていてよい;ハロゲン、シアノ、ニトロ、スルホ及
び/又はトリフルオルメチルにより置換されていてよい
フェニル;カルバゾイル又はウレイドカルボニル、これ
らの基は末端窒素原子が1つ又は2つのC1〜C10−ア
ルキル又はベンジル基により置換されていてよく、ここ
でベンジル基は前記の置換基を有していてよい;一般式
【0032】
【化17】
【0033】(この際、Zは−O−、−S−又は−NH
−を表し、R6はハロゲン、ニトロ、スルホ、C1〜C6
−アルキル又はC1〜C6−アルコキシを表し、R7はハ
ロゲンを表し、pは0〜2及びqは1〜4を表す)の複
素環基;
−を表し、R6はハロゲン、ニトロ、スルホ、C1〜C6
−アルキル又はC1〜C6−アルコキシを表し、R7はハ
ロゲンを表し、pは0〜2及びqは1〜4を表す)の複
素環基;
【0034】
【化18】
【0035】この際、基R2は相互に独立して、水素、
C1〜C6−アルキル、フェニル又はナフチルを表し、こ
れらの基はそれぞれハロゲン、ニトロ、スルホ、C1〜
C10−アルキル及び/又はC1〜C10−アルコキシによ
り置換されていてよい;
C1〜C6−アルキル、フェニル又はナフチルを表し、こ
れらの基はそれぞれハロゲン、ニトロ、スルホ、C1〜
C10−アルキル及び/又はC1〜C10−アルコキシによ
り置換されていてよい;
【0036】
【化19】
【0037】記号は次のものを表す:R3はC1〜C10−
アルキル、特にメチル、アミノ、ベンゾイルアミノ、カ
ルボキシ、カルバモイル又はC1〜C10−アルコキシカ
ルボニル;R4は水素又はフェニル、このフェニル基は
2つまで次の置換基を有していてよい:ハロゲン、特に
クロル、ニトロ、スルホ、カルボキシ、カルバモイル、
C1〜C10−アルキル、C1〜C10−アルコキシ又はC1
〜C10−アルコキシカルボニル;
アルキル、特にメチル、アミノ、ベンゾイルアミノ、カ
ルボキシ、カルバモイル又はC1〜C10−アルコキシカ
ルボニル;R4は水素又はフェニル、このフェニル基は
2つまで次の置換基を有していてよい:ハロゲン、特に
クロル、ニトロ、スルホ、カルボキシ、カルバモイル、
C1〜C10−アルキル、C1〜C10−アルコキシ又はC1
〜C10−アルコキシカルボニル;
【0038】
【化20】
【0039】ここで、記号は次のものを表す:Xは−O
−又は−NR8−、ここでR8は水素又はC1〜C10−ア
ルキル、特にメチルを表し;R5はハロゲン、特にクロ
ル、又はニトロ;mは0〜4;
−又は−NR8−、ここでR8は水素又はC1〜C10−ア
ルキル、特にメチルを表し;R5はハロゲン、特にクロ
ル、又はニトロ;mは0〜4;
【0040】
【化21】
【0041】この際、式(AI)の基Aは特に有利であ
る。
る。
【0042】架橋構成員Lは1,5−ナフチレンと共
に、特に1,3−フェニレン及び全く特別に1,4−フ
ェニレンを挙げることができる。
に、特に1,3−フェニレン及び全く特別に1,4−フ
ェニレンを挙げることができる。
【0043】この際、ベンゼン環及びナフタリン環は2
つまでの同一又は異なる次の基を有していてよい:ハロ
ゲン、ニトロ、カルボキシ、スルホ、C1〜C10−アル
キルカルボニル1つ又は2つにより置換されていてよい
スルホンアミド、C1〜C10−アルキル、C1〜C10−ア
ルコキシ、C1〜C10−アルキルカルボニル、C1〜C10
−アルコキシカルボニル、ホルミルアミノ、C2〜C10
−アルカノイルアミノ又はカルバモイル、これは1つ又
は2つのC1〜C10−アルキルにより置換されていてよ
い。
つまでの同一又は異なる次の基を有していてよい:ハロ
ゲン、ニトロ、カルボキシ、スルホ、C1〜C10−アル
キルカルボニル1つ又は2つにより置換されていてよい
スルホンアミド、C1〜C10−アルキル、C1〜C10−ア
ルコキシ、C1〜C10−アルキルカルボニル、C1〜C10
−アルコキシカルボニル、ホルミルアミノ、C2〜C10
−アルカノイルアミノ又はカルバモイル、これは1つ又
は2つのC1〜C10−アルキルにより置換されていてよ
い。
【0044】この際、有利であるのは置換基クロル、ブ
ロム、メチル、メトキシ、スルホ、スルホンアミド及び
カルバモイルである。
ロム、メチル、メトキシ、スルホ、スルホンアミド及び
カルバモイルである。
【0045】有利であるのは芳香族環であるが、非置換
である。
である。
【0046】カップリング成分K−H(V)の好適な基
Kは式(KI)〜(KXVIII)に相当する:
Kは式(KI)〜(KXVIII)に相当する:
【0047】
【化22】
【0048】ここでR1は前記のものを表す;
【0049】
【化23】
【0050】ここでYは−O−又は−CH2−を表す;
【0051】
【化24】
【0052】ここでZは=O又は=Sを表し、かつR2
は前記のものを表す;
は前記のものを表す;
【0053】
【化25】
【0054】ここでR3及びR4は前記のものを表す;
【0055】
【化26】
【0056】ここでR3は前記のものを表し、qは1か
ら4を表し、かつR8は水素、ハロゲン、ニトロ、スル
ホ、C1〜C10−アルキル、C1〜C10−アルコキシ、C
1〜C10−アルコキシカルボニル及び/又はカルバモイ
ルを表し、これは1つ又は2つのC1〜C10−アルキル
により置換されていてよい;
ら4を表し、かつR8は水素、ハロゲン、ニトロ、スル
ホ、C1〜C10−アルキル、C1〜C10−アルコキシ、C
1〜C10−アルコキシカルボニル及び/又はカルバモイ
ルを表し、これは1つ又は2つのC1〜C10−アルキル
により置換されていてよい;
【0057】
【化27】
【0058】ここで記号は次のものを表す:R9はアミ
ノ、モノ−又はジ(C1〜C10−アルキル)−アミノに
より置換されていてよいC1〜C10−アルキルを表し、
R10は水素、ハロゲン、シアノ、スルホ、C1〜C10−
アルキルカルボニル、C1〜C10−アルコキシカルボニ
ル又は1つ又は2つのC1〜C10−アルキルにより置換
されていてよいカルバモイル;
ノ、モノ−又はジ(C1〜C10−アルキル)−アミノに
より置換されていてよいC1〜C10−アルキルを表し、
R10は水素、ハロゲン、シアノ、スルホ、C1〜C10−
アルキルカルボニル、C1〜C10−アルコキシカルボニ
ル又は1つ又は2つのC1〜C10−アルキルにより置換
されていてよいカルバモイル;
【0059】
【化28】
【0060】ここで記号は次のものを表す:R11はメチ
ル又はフェニル基を表し、これは次の置換基を有してい
てよい:ハロゲン、ヒドロキシ、ニトロ、スルホ、C1
〜C10−アルキル、C1〜C10−アルコキシ、C1〜C10
−アルコキシカルボニル、ホルミルアミノ、C2〜C10
−アルカノイルアミノ、1つ又は2つのC1〜C10−ア
ルキルにより置換されていてよいカルバモイル、モノ−
又はジ−(C1〜C10−アルキル)−又は−(フェニ
ル)−アミノスルホニル及び/又はC1〜C10−アルコ
キシ−又はフェノキシスルホニル;R12は水素、ハロゲ
ン、ヒドロキシ、スルホ、C1〜C10−アルキル、C1〜
C10−アルコキシ、C1〜C10−アルキルカルボニル、
1つ又は2つのC1〜C10−アルキルにより置換されて
いてよいカルバモイル、及び/又はモノ−(C1〜C10
−アルキル)−又は−(フェニル)−アミノスルホニ
ル;
ル又はフェニル基を表し、これは次の置換基を有してい
てよい:ハロゲン、ヒドロキシ、ニトロ、スルホ、C1
〜C10−アルキル、C1〜C10−アルコキシ、C1〜C10
−アルコキシカルボニル、ホルミルアミノ、C2〜C10
−アルカノイルアミノ、1つ又は2つのC1〜C10−ア
ルキルにより置換されていてよいカルバモイル、モノ−
又はジ−(C1〜C10−アルキル)−又は−(フェニ
ル)−アミノスルホニル及び/又はC1〜C10−アルコ
キシ−又はフェノキシスルホニル;R12は水素、ハロゲ
ン、ヒドロキシ、スルホ、C1〜C10−アルキル、C1〜
C10−アルコキシ、C1〜C10−アルキルカルボニル、
1つ又は2つのC1〜C10−アルキルにより置換されて
いてよいカルバモイル、及び/又はモノ−(C1〜C10
−アルキル)−又は−(フェニル)−アミノスルホニ
ル;
【0061】
【化29】
【0062】ここでR8は前記のものを表す:R13は同
一又は異なる基を表し:水素、C1〜C10−アルキル又
はC1〜C10−アルキルカルボニルである;
一又は異なる基を表し:水素、C1〜C10−アルキル又
はC1〜C10−アルキルカルボニルである;
【0063】
【化30】
【0064】ここで、R14はヒドロキシ又は式 −NH−R20 の基を表し、式中、R20は水素、基R10でフェニル基に
関して挙げた置換基を有していてよいフェニル、又は式
関して挙げた置換基を有していてよいフェニル、又は式
【0065】
【化31】
【0066】の複素環基を表す;
【0067】
【化32】
【0068】ここで記号は次のものを表す:R15は基R
10でフェニル基に関して挙げた置換基を有していてよい
フェニル又はナフチル基を表すか、又は基R14で挙げた
複素環基R20を表し;R16はメチル基又は式−NH−R
15の基を表す;
10でフェニル基に関して挙げた置換基を有していてよい
フェニル又はナフチル基を表すか、又は基R14で挙げた
複素環基R20を表し;R16はメチル基又は式−NH−R
15の基を表す;
【0069】
【化33】
【0070】ここで記号は次のものを表す:R17は水素
又はスルホ基を表し;R18は水素又はヒドロキシ基を表
し;R19はハロゲンを表す。
又はスルホ基を表し;R18は水素又はヒドロキシ基を表
し;R19はハロゲンを表す。
【0071】ここで有利なカップリング成分の基として
は式(KIV)及び(KVI)の基を挙げることができ
る。
は式(KIV)及び(KVI)の基を挙げることができ
る。
【0072】前記の基は例えば次のようなものである: − C1〜C18−アルキル、有利にC1〜C10−アルキ
ル、特に有利にはC1〜C6−アルキル、例えばメチル、
エチル、プロピル、イソプロピル、ブチル、イソブチ
ル、s−ブチル、t−ブチル、ペンチル、イソペンチ
ル、ネオペンチル、t−ペンチル、ヘキシル及び2−メ
チルペンチル、特にメチル及びエチル; − C1〜C10−アルコキシ、有利にC1〜C6−アルコ
キシ、例えばメトキシ、エトキシ、プロポキシ、イソプ
ロポキシ、ブトキシ、イソブトキシ、s−ブトキシ、t
−ブトキシ、ペンチルオキシ及びヘキシルオキシ、特に
メトキシ及びエトキシ; − C1〜C10−アルキルカルボニル、有利にC1〜C6
−アルキルカルボニル、例えばアセチル、プロピオニ
ル、特にアセチル; − C1〜C10−アルコキシカルボニル、有利にC1〜C
6−アルコキシカルボニル、例えば特にメトキシカルボ
ニル及びエトキシカルボニル; − モノ−及びジ−(C1〜C10−アルキル)−、有利
に−(C1〜C6−アルキル)アミノ、例えばメチルアミ
ノ、エチルアミノ、プロピルアミノ、イソプロピルアミ
ノ、ブチルアミノ、ペンチルアミノ及びヘキシルアミ
ノ、特にメチルアミノ及びエチルアミノ;シクロアルキ
ルアミノ例えばシクロプロピル−、シクロブチル−、シ
クロペンチル−及びシクロヘキシルアミノ;ジメチルア
ミノ、ジエチルアミノ、ジプロピルアミノ、ジイソプロ
ピルアミノ及びメチルエチルアミノ; − C2〜C10−アルカノイルアミノ、有利にC2〜C7
−アルカノイルアミノ:特にアセチルアミノ; − モノ−及びジ−(C1〜C10−アルキル)−、有利
に−(C1〜C6−アルキル)アミノスルホニル:メチル
−及びエチルアミノスルホニル; − C1〜C10−アルコキシスルホニル、有利にC1〜C
6−アルコキシスルホニル:メトキシ−及びエトキシス
ルホニル; − ハロゲン:特にクロル及びブロム。
ル、特に有利にはC1〜C6−アルキル、例えばメチル、
エチル、プロピル、イソプロピル、ブチル、イソブチ
ル、s−ブチル、t−ブチル、ペンチル、イソペンチ
ル、ネオペンチル、t−ペンチル、ヘキシル及び2−メ
チルペンチル、特にメチル及びエチル; − C1〜C10−アルコキシ、有利にC1〜C6−アルコ
キシ、例えばメトキシ、エトキシ、プロポキシ、イソプ
ロポキシ、ブトキシ、イソブトキシ、s−ブトキシ、t
−ブトキシ、ペンチルオキシ及びヘキシルオキシ、特に
メトキシ及びエトキシ; − C1〜C10−アルキルカルボニル、有利にC1〜C6
−アルキルカルボニル、例えばアセチル、プロピオニ
ル、特にアセチル; − C1〜C10−アルコキシカルボニル、有利にC1〜C
6−アルコキシカルボニル、例えば特にメトキシカルボ
ニル及びエトキシカルボニル; − モノ−及びジ−(C1〜C10−アルキル)−、有利
に−(C1〜C6−アルキル)アミノ、例えばメチルアミ
ノ、エチルアミノ、プロピルアミノ、イソプロピルアミ
ノ、ブチルアミノ、ペンチルアミノ及びヘキシルアミ
ノ、特にメチルアミノ及びエチルアミノ;シクロアルキ
ルアミノ例えばシクロプロピル−、シクロブチル−、シ
クロペンチル−及びシクロヘキシルアミノ;ジメチルア
ミノ、ジエチルアミノ、ジプロピルアミノ、ジイソプロ
ピルアミノ及びメチルエチルアミノ; − C2〜C10−アルカノイルアミノ、有利にC2〜C7
−アルカノイルアミノ:特にアセチルアミノ; − モノ−及びジ−(C1〜C10−アルキル)−、有利
に−(C1〜C6−アルキル)アミノスルホニル:メチル
−及びエチルアミノスルホニル; − C1〜C10−アルコキシスルホニル、有利にC1〜C
6−アルコキシスルホニル:メトキシ−及びエトキシス
ルホニル; − ハロゲン:特にクロル及びブロム。
【0073】イソインドリンアゾ顔料Iはレーキ可能な
基、例えばカルボキシ又はスルホ基を含有し、こうして
これらの顔料はレーキした形、すなわち金属塩として存
在していてよい。この際、好適な金属は例えば、リチウ
ム、ナトリウム、カリウム、ストロンチウム、バリウ
ム、アルミニウム、銅、鉄、コバルト、ニッケル及び特
にマグネシウム、カルシウム、亜鉛及びマンガンであ
る。
基、例えばカルボキシ又はスルホ基を含有し、こうして
これらの顔料はレーキした形、すなわち金属塩として存
在していてよい。この際、好適な金属は例えば、リチウ
ム、ナトリウム、カリウム、ストロンチウム、バリウ
ム、アルミニウム、銅、鉄、コバルト、ニッケル及び特
にマグネシウム、カルシウム、亜鉛及びマンガンであ
る。
【0074】本発明によりイソインドリンアゾ顔料Iを
製造するための方法において、先ず一般式IIの半縮合
物と一般式IIIの芳香族ジアミンとを反応条件下に不
活性な有機溶剤中で反応させ、一般式IV
製造するための方法において、先ず一般式IIの半縮合
物と一般式IIIの芳香族ジアミンとを反応条件下に不
活性な有機溶剤中で反応させ、一般式IV
【0075】
【化34】
【0076】のアミンとし、引き続きこれを常法でジア
ゾ化し、カップリング成分K−H(V)でカップリング
する、この際このアミンIVが酸性媒体中でジアゾ化す
ることができる程度に安定であるということは意外なこ
とである。
ゾ化し、カップリング成分K−H(V)でカップリング
する、この際このアミンIVが酸性媒体中でジアゾ化す
ることができる程度に安定であるということは意外なこ
とである。
【0077】アミンIVの製造のための不活性有機溶剤
としては古いドイツ特許出願P4341769.8号明
細書に記載されているように、極性プロトン溶剤、例え
ば1価又は多価の芳香族アルコール、及び脂肪族アルコ
ール、エーテルアルコール、鎖状及び環状エーテル、双
極性非プロトン溶剤及び芳香族溶剤例えばニトロベンゼ
ン、トルエン及びクロルベンゼンが好適である。
としては古いドイツ特許出願P4341769.8号明
細書に記載されているように、極性プロトン溶剤、例え
ば1価又は多価の芳香族アルコール、及び脂肪族アルコ
ール、エーテルアルコール、鎖状及び環状エーテル、双
極性非プロトン溶剤及び芳香族溶剤例えばニトロベンゼ
ン、トルエン及びクロルベンゼンが好適である。
【0078】個々には例えば次のものを挙げることがで
きる:フェノール、C1〜C6−アルコール、有利にはC
1〜C4−アルカノール例えばエタノール、プロパノー
ル、イソプロパノール、ブタノール及び特にメタノー
ル;エチレングリコールモノ−及び−ジ−(C1〜C6)
−アルキルエーテル、例えばエチレングリコールモノ−
及び−ジメチルエーテル、オリゴ−及びポリグリコール
及び−グリコールエーテル、例えばジエチレングリコー
ルモノメチルエーテル、ジオキサン及びテトラヒドロフ
ラン;ジメチルスルホキシド及びアミド系溶剤、例えば
ジメチルホルムアミド、ジメチルアセトアミド及びN−
メチルピロリドン。これらの溶剤の混合物、例えばジメ
チルアセトアミド/アルカノール、フェノール/アルカ
ノールも好適である。
きる:フェノール、C1〜C6−アルコール、有利にはC
1〜C4−アルカノール例えばエタノール、プロパノー
ル、イソプロパノール、ブタノール及び特にメタノー
ル;エチレングリコールモノ−及び−ジ−(C1〜C6)
−アルキルエーテル、例えばエチレングリコールモノ−
及び−ジメチルエーテル、オリゴ−及びポリグリコール
及び−グリコールエーテル、例えばジエチレングリコー
ルモノメチルエーテル、ジオキサン及びテトラヒドロフ
ラン;ジメチルスルホキシド及びアミド系溶剤、例えば
ジメチルホルムアミド、ジメチルアセトアミド及びN−
メチルピロリドン。これらの溶剤の混合物、例えばジメ
チルアセトアミド/アルカノール、フェノール/アルカ
ノールも好適である。
【0079】溶剤の量は自体厳密ではないが、一般にI
I式の化合物1g当たり5〜100g、有利に10〜5
0gである。
I式の化合物1g当たり5〜100g、有利に10〜5
0gである。
【0080】半縮合物II及びジアミンIIIは有利に
ほぼ当モル量で使用するのが有利である。
ほぼ当モル量で使用するのが有利である。
【0081】半縮合物IIは自体公知であるか、又は公
知の方法で相応するイミノアミノイソインドレニン、ト
リクロロイソインドレニン及び相応する活性化誘導体の
反応により、又は直接相応するo−フタロジニトリルと
メチレン活性(C−H−酸)化合物とから製造すること
ができる。
知の方法で相応するイミノアミノイソインドレニン、ト
リクロロイソインドレニン及び相応する活性化誘導体の
反応により、又は直接相応するo−フタロジニトリルと
メチレン活性(C−H−酸)化合物とから製造すること
ができる。
【0082】一般に、IIとIIIとの反応は0〜10
0℃、特に30〜80℃で行なわれる。この際、選択す
べき温度は使用した溶剤の還流温度に依存する。通常、
常圧で作業する。しかしながら、反応を加圧下に実施す
ることもできる。
0℃、特に30〜80℃で行なわれる。この際、選択す
べき温度は使用した溶剤の還流温度に依存する。通常、
常圧で作業する。しかしながら、反応を加圧下に実施す
ることもできる。
【0083】慣用の反応時間は約10分〜5時間であ
り、この際反応は加熱行程の後に終了する。
り、この際反応は加熱行程の後に終了する。
【0084】一般に、溶剤と半縮合物IIからなる所望
の場合加熱した混合物を予め挿入し、芳香族ジアミンI
IIを添加するという方法を行なう。この際、添加は連
続的に行なうことができる。
の場合加熱した混合物を予め挿入し、芳香族ジアミンI
IIを添加するという方法を行なう。この際、添加は連
続的に行なうことができる。
【0085】次いで、アミンIVを有利に単離し、一般
的に常用の方法でジアゾ化し、かつカプリング成分Vと
結合させる。
的に常用の方法でジアゾ化し、かつカプリング成分Vと
結合させる。
【0086】ジアゾ化に好適な溶剤としては、特に双極
性非プロトン溶剤例えばN−メチルピロリドン、ジメチ
ルホルムアミド及び及びジメチルアセトアミド並びに水
及びこれらの溶剤の混合物である。
性非プロトン溶剤例えばN−メチルピロリドン、ジメチ
ルホルムアミド及び及びジメチルアセトアミド並びに水
及びこれらの溶剤の混合物である。
【0087】ジアゾ化は有機酸、例えば酢酸(氷酢酸)
及びプロピオン酸又は無機酸、例えば塩酸、硫酸、硝酸
及び燐酸の存在で実施する。
及びプロピオン酸又は無機酸、例えば塩酸、硫酸、硝酸
及び燐酸の存在で実施する。
【0088】好適なジアゾ化剤は通常この目的に使用す
る化合物、例えばアルカリ金属亜硝酸塩、特に亜硝酸ナ
トリウム、有機亜硝酸エステル、特に亜硝酸グリコール
及び亜硝酸イソアミル、及びニトロシル硫酸である。
る化合物、例えばアルカリ金属亜硝酸塩、特に亜硝酸ナ
トリウム、有機亜硝酸エステル、特に亜硝酸グリコール
及び亜硝酸イソアミル、及びニトロシル硫酸である。
【0089】反応混合物の濃度はこの撹拌可能性により
決まる。
決まる。
【0090】反応温度は反応成分の反応性及び安定性及
びその溶解性に依存し、一般に−20〜50℃、有利に
0〜5℃である。
びその溶解性に依存し、一般に−20〜50℃、有利に
0〜5℃である。
【0091】数分〜数時間かかるジアゾ化の完結後、カ
ップリングに必要なpH値(一般にpH値4〜6)を塩
基、例えば水酸化ナトリウム水溶液の添加により調節
し、かつカプリング成分を、有利には前記の溶剤の1
つ、アルコール又はこれらの溶剤の混合物中に、場合に
より塩基の添加(水酸化ナトリウム溶液)により溶か
し、添加する。
ップリングに必要なpH値(一般にpH値4〜6)を塩
基、例えば水酸化ナトリウム水溶液の添加により調節
し、かつカプリング成分を、有利には前記の溶剤の1
つ、アルコール又はこれらの溶剤の混合物中に、場合に
より塩基の添加(水酸化ナトリウム溶液)により溶か
し、添加する。
【0092】反応混合物のイソインドリンアゾ顔料Iへ
の処理は常法で行なうことができ、この際混合物の冷却
後、顔料を濾別し、場合により不活性溶剤、例えばジメ
チルホルムアミド、ジメチルアセトアミド又はN−メチ
ルピロリドン又は酢酸、アルコール及び/又は水で洗浄
し、乾燥する。
の処理は常法で行なうことができ、この際混合物の冷却
後、顔料を濾別し、場合により不活性溶剤、例えばジメ
チルホルムアミド、ジメチルアセトアミド又はN−メチ
ルピロリドン又は酢酸、アルコール及び/又は水で洗浄
し、乾燥する。
【0093】適用に関する要求により、顔料を直接沈殿
した形で使用することも、又は先ず通常の粉砕及び/又
は場合により結晶化に影響を与える添加物の存在で、通
常の溶剤処理を行なうこともできる。もちろん結晶化の
調節はすでに合成の際に自体公知の処置、例えば結晶化
抑制添加物の添加、反応の際の剪断力の行使、並びに粉
砕用物体の添加及び所定の温度管理により行なうことも
できる。
した形で使用することも、又は先ず通常の粉砕及び/又
は場合により結晶化に影響を与える添加物の存在で、通
常の溶剤処理を行なうこともできる。もちろん結晶化の
調節はすでに合成の際に自体公知の処置、例えば結晶化
抑制添加物の添加、反応の際の剪断力の行使、並びに粉
砕用物体の添加及び所定の温度管理により行なうことも
できる。
【0094】本発明による方法を用いてイソインドリン
アゾ顔料が良好な収率及び純度で製造され得る。
アゾ顔料が良好な収率及び純度で製造され得る。
【0095】こうして得られたイソインドリンアゾ顔料
Iは有利に高分子有機材料の染色のために使用される。
特に印刷用インキ及びラッカーの製造並びにプラスチッ
クの着色を挙げることができる。
Iは有利に高分子有機材料の染色のために使用される。
特に印刷用インキ及びラッカーの製造並びにプラスチッ
クの着色を挙げることができる。
【0096】着色用材料の例は次のものである:天然の
樹脂;合成樹脂(重合樹脂及び縮合樹脂)、例えばアル
キド樹脂、アクリル樹脂、エポキシド樹脂、アミノホル
ムアルデヒド樹脂、、例えばメラミン−及び尿素樹脂;
セルロースエーテル及び−エステル、例えばエチルセル
ロース、ニトロセルロース、セルロースアセテート及び
ブチレート;ポリウレタン;ポリビニルクロリド;ゴ
ム、クロルゴム;ポリオレフィン;ポリアミド;ポリエ
ステル;エポキシエステル;ポリカーボネート;フェノ
プラスト;植物ゴム質;カゼイン;シリコーン及びシリ
コーン樹脂並びにこれらの材料の混合物。
樹脂;合成樹脂(重合樹脂及び縮合樹脂)、例えばアル
キド樹脂、アクリル樹脂、エポキシド樹脂、アミノホル
ムアルデヒド樹脂、、例えばメラミン−及び尿素樹脂;
セルロースエーテル及び−エステル、例えばエチルセル
ロース、ニトロセルロース、セルロースアセテート及び
ブチレート;ポリウレタン;ポリビニルクロリド;ゴ
ム、クロルゴム;ポリオレフィン;ポリアミド;ポリエ
ステル;エポキシエステル;ポリカーボネート;フェノ
プラスト;植物ゴム質;カゼイン;シリコーン及びシリ
コーン樹脂並びにこれらの材料の混合物。
【0097】高分子有機材料は着色の際に可塑性材料、
溶融物、溶液、乳液又は分散液として存在していてよ
い。ラッカー及び印刷インキ製造の際には有利に溶液又
は分散液を使用する。有利なラッカー系の例としてはア
ルキド/メラミン樹脂ラッカー、アクリル/メラミン樹
脂ラッカー、セルロースアセテート/セルロースブチレ
ートラッカー及びポリイソシアネートで架橋可能なアク
リル樹脂をベースとする2成分ラッカーを挙げることが
できる。
溶融物、溶液、乳液又は分散液として存在していてよ
い。ラッカー及び印刷インキ製造の際には有利に溶液又
は分散液を使用する。有利なラッカー系の例としてはア
ルキド/メラミン樹脂ラッカー、アクリル/メラミン樹
脂ラッカー、セルロースアセテート/セルロースブチレ
ートラッカー及びポリイソシアネートで架橋可能なアク
リル樹脂をベースとする2成分ラッカーを挙げることが
できる。
【0098】
一般式:
【0099】
【化35】
【0100】のイソインドリンアゾ顔料の製造例1
【0101】
【化36】
【0102】a)ジアゾ成分IVの製造 メタノール300ml中の半縮合物:
【0103】
【化37】
【0104】22.6gの懸濁液に室温でメタノール1
00ml中に溶かしたp−フェニレンジアミン10.8
gを滴下した。次いで、反応混合物を還流下に1時間撹
拌した。
00ml中に溶かしたp−フェニレンジアミン10.8
gを滴下した。次いで、反応混合物を還流下に1時間撹
拌した。
【0105】引き続き、溶剤を半分量に蒸発させ、沈殿
物を濾過により単離し、メタノール及び水で洗浄し、か
つ乾燥した。
物を濾過により単離し、メタノール及び水で洗浄し、か
つ乾燥した。
【0106】化合物:
【0107】
【化38】
【0108】28.7gが融点285℃の赤色粉末とし
て得られ、これは収率90.5%に相当する。
て得られ、これは収率90.5%に相当する。
【0109】物理学的データ: 元素分析: 実測値 C:68.0; H:4.9; O:5.5;
N:21.9; 計算値 C:68.1; H:4.8; O:5.0;
N:22.1; MS:m/e=317.0(C18H15ON5 +);1 H−NMR(DMSO−d6;TMS):2.72〜
2.73(d、1H、NH−CH 3);2.80〜2.
82(d、2H、NH−CH 3);3.73(s、
水);5.29(s、幅広);5.41(s、幅広);
6.67〜6.72(m、2H、芳香族);6.94〜
6.97(d、0.6H、芳香族);7.49〜7.5
2(d、1.4H、芳香族);7.68〜7.71
(m、2H、芳香族);8.0〜8.1(m、0.6
H、芳香族)、8.25〜8.37(m、1.4H、芳
香族);9.91〜9.94(q、1H、NH−C
H3);11.27(幅広);12.01(移動性プロ
トン)ppm; DC(Merk−Kieselgel60F254、アル
ミニウムシート−完成プレート):Rf(アセトン):
0.8;Rf(n−ブタノール/氷酢酸/水、容量比
3:3:1):0.82;Rf(トルエン/氷酢酸/酢
酸エチルエステル、容量比7:7:1):0.45。
N:21.9; 計算値 C:68.1; H:4.8; O:5.0;
N:22.1; MS:m/e=317.0(C18H15ON5 +);1 H−NMR(DMSO−d6;TMS):2.72〜
2.73(d、1H、NH−CH 3);2.80〜2.
82(d、2H、NH−CH 3);3.73(s、
水);5.29(s、幅広);5.41(s、幅広);
6.67〜6.72(m、2H、芳香族);6.94〜
6.97(d、0.6H、芳香族);7.49〜7.5
2(d、1.4H、芳香族);7.68〜7.71
(m、2H、芳香族);8.0〜8.1(m、0.6
H、芳香族)、8.25〜8.37(m、1.4H、芳
香族);9.91〜9.94(q、1H、NH−C
H3);11.27(幅広);12.01(移動性プロ
トン)ppm; DC(Merk−Kieselgel60F254、アル
ミニウムシート−完成プレート):Rf(アセトン):
0.8;Rf(n−ブタノール/氷酢酸/水、容量比
3:3:1):0.82;Rf(トルエン/氷酢酸/酢
酸エチルエステル、容量比7:7:1):0.45。
【0110】b)ジアゾ化及びカップリング N−メチルピロリドン100ml中のa)で得られたジ
アゾ成分15.9g(0.05モル)の溶液に室温で濃
塩酸15mlを加えた。0℃に冷却した後、亜硝酸ナト
リウム23重量%溶液15mlを滴下した。
アゾ成分15.9g(0.05モル)の溶液に室温で濃
塩酸15mlを加えた。0℃に冷却した後、亜硝酸ナト
リウム23重量%溶液15mlを滴下した。
【0111】0〜5℃で1時間撹拌した後、先ずアミド
スルホン酸0.5g、次いでメタノール100ml及び
水酸化ナトリウム30重量%溶液3ml中に溶かしたN
−フェニルメチルピラゾロン9.5g(0.055モ
ル)を添加した。pH−値を4〜5に保持した。
スルホン酸0.5g、次いでメタノール100ml及び
水酸化ナトリウム30重量%溶液3ml中に溶かしたN
−フェニルメチルピラゾロン9.5g(0.055モ
ル)を添加した。pH−値を4〜5に保持した。
【0112】ジアゾ成分がもはや検出されなくなった後
(2時間後)、反応混合物を室温に加熱し、濾過する。
(2時間後)、反応混合物を室温に加熱し、濾過する。
【0113】単離した沈殿物をN−メチルピロリドン及
び水で洗浄し、80℃で乾燥した。
び水で洗浄し、80℃で乾燥した。
【0114】目的化合物24.1gが赤色粉末として得
られ、これは収率96%に相当する。
られ、これは収率96%に相当する。
【0115】元素分析: 実測値 C:66.5; H:4.5; O:6.3;
N:22.1; 計算値 C:66.92;H:4.41;O:6.3
7;N:22.3。
N:22.1; 計算値 C:66.92;H:4.41;O:6.3
7;N:22.3。
【0116】色彩に関する評価のためには顔料1g及び
椰子アルキド樹脂(キシレン中60重量%のもの)70
重量%及びメラミン樹脂(ブタノール/キシレン中55
重量%のもの)30重量%からなる焼付けラッカー混合
物9.5gをアトライタ(Attritor)中に塗込
み、薄板上に担持し、排気し、120℃で30分焼き付
けた。赤色の着色が得られた。
椰子アルキド樹脂(キシレン中60重量%のもの)70
重量%及びメラミン樹脂(ブタノール/キシレン中55
重量%のもの)30重量%からなる焼付けラッカー混合
物9.5gをアトライタ(Attritor)中に塗込
み、薄板上に担持し、排気し、120℃で30分焼き付
けた。赤色の着色が得られた。
【0117】例2〜52 例1と同様にして、次の表に記載したイソインドリンア
ゾ顔料を製造し(カップリングのpH値は3〜5であっ
た)、前記のラッカー系に混合した。
ゾ顔料を製造し(カップリングのpH値は3〜5であっ
た)、前記のラッカー系に混合した。
【0118】
【表1】
【0119】
【表2】
【0120】
【表3】
【0121】
【表4】
【0122】
【表5】
【0123】
【表6】
【0124】
【表7】
【0125】
【表8】
【0126】
【表9】
【0127】
【表10】
【0128】
【表11】
Claims (1)
- 【請求項1】 一般式I: 【化1】 〔式中、記号は次のものを表す:Aは次式の基を表す; 【化2】 ここで、記号は次のものを表す:R1はシアノ基又はカ
ルバモイル基を表し、このカルバモイル基は 【化3】 又は3,3,5,5−テトラメチル−4−ピペリジルに
より、C1〜C18−アルキル、C1〜C10−アルコキシカ
ルボニル、ベンジル、フェニル又はナフチルにより置換
されていてよく、この際これらの置換基は再びハロゲ
ン、シアノ、ニトロ、スルホ、C1〜C10−アルキル、
C1〜C10−アルコキシ、C1〜C10−アルキルカルボニ
ル、C1〜C10−アルコキシカルボニル、モノ−(C1〜
C10−アルキル)アミノ、ジ−(C1〜C10−アルキ
ル)アミノ、ホルミルアミノ、C2〜C10−アルカノイ
ルアミノ、ベンゾイルアミノ、アミノスルホニル、モノ
−又はジ(C1〜C10−アルキル)アミノスルホニル、
フェニルアゾ、3,3,5,5−テトラメチル−4−ピ
ペリジル、フタルイミジル、1つ又は2つのC1〜C10
−アルキルにより置換されていてよいカルバモイル及び
/又はトリフルオルメチルにより置換されていてよく;
更にR1はC1〜C10−アルキルカルボニル、ベンゾイ
ル、C1〜C10−アルコキシカルボニル、フェノキシカ
ルボニル又はベンジルオキシカルボニルを表し、この
際、ベンゾイル、フェノキシ及びベンジルオキシはハロ
ゲン、ニトロ、スルホ、C1〜C10−アルキル、ホルミ
ルアミノ、C2〜C10−アルカノイルアミノ及び/又は
フタルイミジルにより置換されていてよく;更にR1は
ハロゲン、シアノ、ニトロ、スルホ及び/又はトリフル
オルメチルにより置換されていてよいフェニルを表し;
更にR1はカルバゾイル又はウレイドカルボニルを表
し、これらの基は末端窒素原子が1つ又は2つのC1〜
C10−アルキル又はベンジル基により置換されていてよ
く、ここでベンジル基は前記の置換基を有していてよ
く;更にR1は式; 【化4】 (この際、Zは−O−、−S−又は−NH−を表し、R
6はハロゲン、ニトロ、スルホ、C1〜C6−アルキル又
はC1〜C6−アルコキシを表し、R7はハロゲンを表
し、pは0〜2及びqは1〜4を表す)の複素環基を表
し;R2は相互に独立して、水素、C1〜C10−アルキ
ル、フェニル又はナフチルを表し、これらの基はそれぞ
れハロゲン、ニトロ、スルホ、C1〜C10−アルキル及
び/又はC1〜C10−アルコキシにより置換されていて
よく;R3はC1〜C10−アルキル、アミノ、ベンゾイル
アミノ、カルボキシ、カルバモイル又はC1〜C10−ア
ルコキシカルボニルを表し;R4は水素又はフェニルを
表し、このフェニル基は2つまで次の置換基を有してい
てよい:ハロゲン、ニトロ、スルホ、カルボキシ、カル
バモイル、C1〜C10−アルキル、C1〜C10−アルコキ
シ又はC1〜C10−アルコキシカルボニル;R5はハロゲ
ン又はニトロを表し;Xは−O−又は−NR8−を表
し、ここでR8は水素又はC1〜C10−アルキルを表し;
mは0〜4を表し;Lは1,4−フェニレン、1,3−
フェニレン又は1,5−ナフチレンを表し、これらの基
はそれぞれ次の置換基を有していてよい:ハロゲン、ニ
トロ、カルボキシ、スルホ、C1〜C10−アルキル1つ
又は2つにより置換されていてよいスルホンアミド、C
1〜C10−アルキル、C1〜C10−アルコキシ、C1〜C
10−アルキルカルボニル、C1〜C10−アルコキシカル
ボニル、ホルミルアミノ、C2〜C10−アルカノイルア
ミノ及び/又は1つ又は2つのC1〜C10−アルキルに
より置換されていてよいカルバモイル;Kは次式のカッ
プリング成分の基を表し、 【化5】 ここで記号は次のものを表す:R8は水素、ハロゲン、
ニトロ、スルホ、C1〜C10−アルキル、C1〜C10−ア
ルコキシ、C1〜C10−アルコキシカルボニル及び/又
は1つ又は2つのC1〜C10−アルキルにより置換され
ていてよいカルバモイルを表し、R9はアミノ、モノ−
又はジ(C1〜C10−アルキル)−アミノにより置換さ
れていてよいC1〜C10−アルキルを表し;R10は水
素、ハロゲン、シアノ、スルホ、C1〜C10−アルキル
カルボニル、C1〜C10−アルコキシカルボニル又は1
つ又は2つのC1〜C10−アルキルにより置換されてい
てよいカルバモイルを表し;R11はメチル又はフェニル
基を表し、これは次の置換基を有していてよい:ハロゲ
ン、ヒドロキシ、ニトロ、スルホ、C1〜C10−アルキ
ル、C1〜C10−アルコキシ、C1〜C10−アルキルカル
ボニル、C1〜C10−アルコキシカルボニル、ホルミル
アミノ、C2〜C10−アルカノイルアミノ、カルボキ
シ、1つ又は2つのC1〜C10−アルキルにより置換さ
れていてよいカルバモイル、モノ−又はジ−(C1〜C
10−アルキル)−又は−(フェニル)−アミノスルホニ
ル及び/又はC1〜C10−アルコキシ−又はフェノキシ
スルホニル;R12は水素、ハロゲン、ヒドロキシ、スル
ホ、C1〜C10−アルキル、C1〜C10−アルコキシ、C
1〜C10−アルキルカルボニル、1つ又は2つのC1〜C
10−アルキルにより置換されていてよいカルバモイル、
及び/又はモノ−(C1〜C10−アルキル)−又は−
(フェニル)−アミノスルホニル;R13は同一又は異な
る基を表し:水素、C1〜C10−アルキル又はC1〜C10
−アルキルカルボニルであり;R14はヒドロキシ又は
式; −NH−R20 の基を表し、、ここで、R20は水素、基R10でフェニル
基に関して挙げた置換基を有していてよいフェニル、又
は式; 【化6】 の複素環基を表し;R15は基R10でフェニル基に関して
挙げた置換基を有していてよいフェニル又はナフチル基
を表すか、又は基R14で挙げた複素環基R20を表し;R
16はメチル基又は式−NH−R15の基を表し;R17は水
素又はスルホ基を表し;R18は水素又はヒドロキシ基を
表し;R19はハロゲンを表し;Yは−O−又は−CH2
−を表し;Zは=O又は=Sを表し;ベンゼン環Dはハ
ロゲン、ニトロ、カルボキシ、カルバモイル、C1〜C
10−アルキル及び/又はC1〜C10−アルコキシ置換さ
れていてよい;この際、顔料はアゾ−又はヒドラゾ型で
又はこれらの型の平衡混合物の形で存在していてよく、
かつ包含されるレーキ可能な基はレーキしていてよい〕
のイソインドリンアゾ顔料。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
DE4409902.9 | 1994-03-23 | ||
DE4409902A DE4409902A1 (de) | 1994-03-23 | 1994-03-23 | Isoindolinazopigmente |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07258565A true JPH07258565A (ja) | 1995-10-09 |
Family
ID=6513537
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7063137A Withdrawn JPH07258565A (ja) | 1994-03-23 | 1995-03-22 | イソインドリンアゾ顔料 |
Country Status (4)
Country | Link |
---|---|
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EP (1) | EP0673978A1 (ja) |
JP (1) | JPH07258565A (ja) |
DE (1) | DE4409902A1 (ja) |
Cited By (3)
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---|---|---|---|---|
JP2007071924A (ja) * | 2005-09-02 | 2007-03-22 | Toyo Ink Mfg Co Ltd | カラーフィルタ用着色組成物およびカラーフィルタ |
WO2017183577A1 (ja) * | 2016-04-22 | 2017-10-26 | 大日精化工業株式会社 | 黒色アゾ顔料及び着色剤 |
JP2022550169A (ja) * | 2019-09-30 | 2022-11-30 | サン ケミカル カラーズ アンド エフェクツ ゲー・エム・ベー・ハー | イソインドリン誘導体 |
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---|---|---|---|---|
DE19545464A1 (de) * | 1995-12-06 | 1997-06-12 | Bayer Ag | Benzimidazol-isoindoleninfarbstoffe |
DE19632921A1 (de) * | 1996-08-16 | 1998-02-19 | Bayer Ag | Benzoxazolylisoindolenine |
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---|---|---|---|---|
FR1537299A (fr) * | 1966-09-09 | 1968-08-23 | Bayer Ag | Procédé de préparation de nouveaux dérivés de l'isoindoline |
CH567551A5 (ja) * | 1973-01-09 | 1975-10-15 | Ciba Geigy Ag | |
JPS5430221A (en) * | 1977-08-11 | 1979-03-06 | Dainichi Seika Kogyo Kk | Preparation of azo pigments |
JPS54141821A (en) * | 1978-04-27 | 1979-11-05 | Dainichi Seika Kogyo Kk | Azo pigment |
DE2909645A1 (de) * | 1979-03-12 | 1980-09-18 | Basf Ag | Schwerloesliche isoindolinfarbstoffe und deren verwendung |
US4314938A (en) * | 1979-06-19 | 1982-02-09 | Ciba-Geigy Corporation | Iminoisoindolinone pigments containing phenylazoacetoacetyl-aminophenylene groups |
JPS5655456A (en) * | 1980-08-01 | 1981-05-16 | Dainichi Seika Kogyo Kk | Azo pigment |
JPS5649757A (en) * | 1980-08-01 | 1981-05-06 | Dainichi Seika Kogyo Kk | Azo pigment |
JPS57123260A (en) * | 1981-01-26 | 1982-07-31 | Dainichi Seika Kogyo Kk | Coloring method of organic material |
DE3503776A1 (de) * | 1985-02-05 | 1986-08-14 | Basf Ag, 6700 Ludwigshafen | Bis-isoindolinpigmente und ihre verwendung |
DE3525751A1 (de) * | 1985-07-19 | 1987-01-22 | Basf Ag | Verwendung von 3-iminoisoindolinverbindungen und neue 3-aminoisoindolinverbindungen |
JPS6230202A (ja) * | 1985-08-01 | 1987-02-09 | Dainichi Color & Chem Mfg Co Ltd | 赤外線反射性材料 |
JPS62174268A (ja) * | 1986-01-29 | 1987-07-31 | Dainichi Color & Chem Mfg Co Ltd | アゾ顔料およびその製造方法 |
-
1994
- 1994-03-23 DE DE4409902A patent/DE4409902A1/de not_active Withdrawn
-
1995
- 1995-03-15 EP EP95103717A patent/EP0673978A1/de not_active Withdrawn
- 1995-03-22 US US08/408,307 patent/US5484901A/en not_active Expired - Fee Related
- 1995-03-22 JP JP7063137A patent/JPH07258565A/ja not_active Withdrawn
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JP2017193689A (ja) * | 2016-04-22 | 2017-10-26 | 大日精化工業株式会社 | 黒色アゾ顔料及び着色剤 |
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US10344166B2 (en) | 2016-04-22 | 2019-07-09 | Dainichiseika Color & Chemicals Mfg. Co., Ltd. | Black azo pigment and colorant |
AU2017252871B2 (en) * | 2016-04-22 | 2019-08-22 | Dainichiseika Color & Chemicals Mfg. Co., Ltd. | Black azo pigment and colorant |
TWI703191B (zh) * | 2016-04-22 | 2020-09-01 | 日商大日精化工業股份有限公司 | 黑色偶氮顏料及著色劑 |
JP2022550169A (ja) * | 2019-09-30 | 2022-11-30 | サン ケミカル カラーズ アンド エフェクツ ゲー・エム・ベー・ハー | イソインドリン誘導体 |
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---|---|
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