JPH07245151A - 可動コネクタ配設構造 - Google Patents
可動コネクタ配設構造Info
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- JPH07245151A JPH07245151A JP6036688A JP3668894A JPH07245151A JP H07245151 A JPH07245151 A JP H07245151A JP 6036688 A JP6036688 A JP 6036688A JP 3668894 A JP3668894 A JP 3668894A JP H07245151 A JPH07245151 A JP H07245151A
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- JP
- Japan
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- movable connector
- mounting panel
- opening
- connector
- movable
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- Details Of Connecting Devices For Male And Female Coupling (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 取付けパネルに可動コネクタを配設する
際、取付けパネル加工は切欠開口を設けるだけで済むこ
とと、可動コネクタの配設時には、位置ズレ状態にあっ
ても嵌合相手と適正な位置に移動嵌合する可動コネクタ
を提供することを目的とする。 【構成】 取付けパネル5に可動コネクタ1が挿入され
る切欠開口6を形成すると共に、該切欠開口6の近傍に
係止穴7を開設する一方、可動コネクタ1は切欠開口6
に遊挿される可動コネクタ1と該可動コネクタ1の周囲
に挿入状態で前記取付けパネル5の両面側から該取付け
パネル5を挟む当接部2、2a、2bと、前記切欠開口
周縁部に当接して前記可動コネクタ1を切欠開口6に対
して中央に位置させるように付勢するバネ3と、前記可
動コネクタ1挿入状態で前記取付けパネル5係止穴7に
挿入係止される抜け止め用突部4を設けたものである。
際、取付けパネル加工は切欠開口を設けるだけで済むこ
とと、可動コネクタの配設時には、位置ズレ状態にあっ
ても嵌合相手と適正な位置に移動嵌合する可動コネクタ
を提供することを目的とする。 【構成】 取付けパネル5に可動コネクタ1が挿入され
る切欠開口6を形成すると共に、該切欠開口6の近傍に
係止穴7を開設する一方、可動コネクタ1は切欠開口6
に遊挿される可動コネクタ1と該可動コネクタ1の周囲
に挿入状態で前記取付けパネル5の両面側から該取付け
パネル5を挟む当接部2、2a、2bと、前記切欠開口
周縁部に当接して前記可動コネクタ1を切欠開口6に対
して中央に位置させるように付勢するバネ3と、前記可
動コネクタ1挿入状態で前記取付けパネル5係止穴7に
挿入係止される抜け止め用突部4を設けたものである。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、取付けパネルに可動コ
ネクタを可動可能に取り付けるようにした可動コネクタ
配設構造に関するものである。
ネクタを可動可能に取り付けるようにした可動コネクタ
配設構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種のものとしては、図5に示
すようなものがある(実開平1−121278号公報参
照)。
すようなものがある(実開平1−121278号公報参
照)。
【0003】これは2分割された取付けパネル13を有
し、これら取付けパネル13A、13Bの間に可動コネ
クタ11が可動可能に取り付けられるようになってい
る。すなわち、各取付けパネル13A、13Bには、切
欠開口13a、13bが形成され、これら切欠開口13
a、13bの周縁部にガイド溝20が形成されている。
一方、可動コネクタ11には、前記ガイド溝20に挿入
される挿入部18と、ガイド溝20の底面に圧接される
バネ17とが形成されている。
し、これら取付けパネル13A、13Bの間に可動コネ
クタ11が可動可能に取り付けられるようになってい
る。すなわち、各取付けパネル13A、13Bには、切
欠開口13a、13bが形成され、これら切欠開口13
a、13bの周縁部にガイド溝20が形成されている。
一方、可動コネクタ11には、前記ガイド溝20に挿入
される挿入部18と、ガイド溝20の底面に圧接される
バネ17とが形成されている。
【0004】そして、取付けパネル13を分割した状態
で、一方の取付けパネル13Aのガイド溝20にコネク
タハウジング12の挿入部18とバネ17を挿入し、そ
の後、他方の取付けパネル13Bを突き合わせてコネク
タハウジング12の取り付けを完了するようにしてい
る。この状態で、バネ17によりコネクタハウジング1
2は可動可能となっている。
で、一方の取付けパネル13Aのガイド溝20にコネク
タハウジング12の挿入部18とバネ17を挿入し、そ
の後、他方の取付けパネル13Bを突き合わせてコネク
タハウジング12の取り付けを完了するようにしてい
る。この状態で、バネ17によりコネクタハウジング1
2は可動可能となっている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来のものにあっては、可動コネクタ11に係止機
能がないため、取付けパネル13を分割して両側から挟
持しなければならないと共に、取付けパネル13にガイ
ド溝20を形成してこの溝20にコネクタハウジング1
2の挿入部18を挿入して外れを防止するようにしてい
ることから、取付けパネル13の構造が複雑となり、製
作が難しいと同時に配設の作業性が悪いという問題があ
った。
うな従来のものにあっては、可動コネクタ11に係止機
能がないため、取付けパネル13を分割して両側から挟
持しなければならないと共に、取付けパネル13にガイ
ド溝20を形成してこの溝20にコネクタハウジング1
2の挿入部18を挿入して外れを防止するようにしてい
ることから、取付けパネル13の構造が複雑となり、製
作が難しいと同時に配設の作業性が悪いという問題があ
った。
【0006】そこで、本発明は取付けパネルに可動コネ
クタを配設するための切欠開口が簡単に効率よく加工で
き、可動コネクタの配設においては前記切欠開口に可動
コネクタを遊挿するのみで配設の作業性がよい上に、本
可動コネクタの狙いである配設した可動コネクタが位置
ズレ状態にあっても嵌合相手と嵌合する際、適正な位置
に移動する可動コネクタ配設構造を提供することを目的
としている。
クタを配設するための切欠開口が簡単に効率よく加工で
き、可動コネクタの配設においては前記切欠開口に可動
コネクタを遊挿するのみで配設の作業性がよい上に、本
可動コネクタの狙いである配設した可動コネクタが位置
ズレ状態にあっても嵌合相手と嵌合する際、適正な位置
に移動する可動コネクタ配設構造を提供することを目的
としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、請求項1に記載された発明は、取付けパネルに可
動コネクタを可動可能に取り付けるようにした可動コネ
クタ配設構造において、前記取付けパネルに前記可動コ
ネクタが挿入される切欠開口を形成すると共に、該切欠
開口の近傍に係止穴を開設する一方、前記可動コネクタ
は、前記切欠開口に遊挿され、複数の端子を有する可動
コネクタ本体を有し、該可動コネクタ本体の周囲には、
可動コネクタ挿入状態で前記取付けパネルの両面側から
該取付けパネルを挟む挟持手段と、前記切欠開口周縁部
に当接して前記可動コネクタ本体を前記切欠開口に対し
て略中央に位置させるように付勢する付勢手段と、前記
可動コネクタ挿入状態で前記係止穴に挿入係止される抜
け止め用突部とを設けたことを特徴としている。
めに、請求項1に記載された発明は、取付けパネルに可
動コネクタを可動可能に取り付けるようにした可動コネ
クタ配設構造において、前記取付けパネルに前記可動コ
ネクタが挿入される切欠開口を形成すると共に、該切欠
開口の近傍に係止穴を開設する一方、前記可動コネクタ
は、前記切欠開口に遊挿され、複数の端子を有する可動
コネクタ本体を有し、該可動コネクタ本体の周囲には、
可動コネクタ挿入状態で前記取付けパネルの両面側から
該取付けパネルを挟む挟持手段と、前記切欠開口周縁部
に当接して前記可動コネクタ本体を前記切欠開口に対し
て略中央に位置させるように付勢する付勢手段と、前記
可動コネクタ挿入状態で前記係止穴に挿入係止される抜
け止め用突部とを設けたことを特徴としている。
【0008】また、請求項2に記載された発明は、前記
可動コネクタ本体の側面部には、前記可動コネクタ嵌合
方向に沿う突出片を設け、該突出片の先端部にC面を形
成したことを特徴としている。
可動コネクタ本体の側面部には、前記可動コネクタ嵌合
方向に沿う突出片を設け、該突出片の先端部にC面を形
成したことを特徴としている。
【0009】さらに、請求項3に記載された発明は、前
記挟持手段は、前記取付けパネルの表面に当接する表面
側当接部と、裏面側に当接する裏面側当接部とを有し、
該両当接部がコネクタ嵌合方向で見て重ならないように
設定したことを特徴としている。
記挟持手段は、前記取付けパネルの表面に当接する表面
側当接部と、裏面側に当接する裏面側当接部とを有し、
該両当接部がコネクタ嵌合方向で見て重ならないように
設定したことを特徴としている。
【0010】
【作用】請求項1に記載された発明によれば、可動コネ
クタを配設するには、この可動コネクタを取付けパネル
の切欠開口に横方向から挿入する。これで、挟持手段に
て取付けパネルが挟持されて、取付けパネルと垂直な方
向への可動コネクタの移動が阻止されると共に、取付け
パネルの係止穴に可動コネクタの抜止め用突部が係止さ
れることにより、横方向への抜けが阻止されて、可動コ
ネクタの取り付けが完了する。
クタを配設するには、この可動コネクタを取付けパネル
の切欠開口に横方向から挿入する。これで、挟持手段に
て取付けパネルが挟持されて、取付けパネルと垂直な方
向への可動コネクタの移動が阻止されると共に、取付け
パネルの係止穴に可動コネクタの抜止め用突部が係止さ
れることにより、横方向への抜けが阻止されて、可動コ
ネクタの取り付けが完了する。
【0011】この取付け状態では、付勢手段により、可
動コネクタ本体が切欠開口に対して略中央に位置するよ
うに付勢されている。
動コネクタ本体が切欠開口に対して略中央に位置するよ
うに付勢されている。
【0012】そして、この可動コネクタに相手のコネク
タを嵌合させる際に、両者間に多少の位置ズレがあった
としても、可動コネクタが付勢手段の付勢力に抗して可
動するため、そのズレを吸収することができる。
タを嵌合させる際に、両者間に多少の位置ズレがあった
としても、可動コネクタが付勢手段の付勢力に抗して可
動するため、そのズレを吸収することができる。
【0013】このような配設構造によれば、挟持手段に
て取付けパネルが挟持されて、取付けパネルと垂直な方
向への可動コネクタの移動を阻止できるため、従来のよ
うにガイド溝を形成する必要がない。また、取付けパネ
ルの係止穴に可動コネクタの抜止め用突部が係止される
ことにより、横方向への抜けが阻止されるため、従来の
ように取付けパネルを2分割して両側から挟む必要がな
い。従って、この発明によれば、取付けパネルに切欠開
口及び係止穴の加工を行なうだけの簡単な構造にでき
る。
て取付けパネルが挟持されて、取付けパネルと垂直な方
向への可動コネクタの移動を阻止できるため、従来のよ
うにガイド溝を形成する必要がない。また、取付けパネ
ルの係止穴に可動コネクタの抜止め用突部が係止される
ことにより、横方向への抜けが阻止されるため、従来の
ように取付けパネルを2分割して両側から挟む必要がな
い。従って、この発明によれば、取付けパネルに切欠開
口及び係止穴の加工を行なうだけの簡単な構造にでき
る。
【0014】また、可動コネクタの配設においては前記
切欠開口に可動コネクタを挿入するだけでよく配設の作
業性がよい。
切欠開口に可動コネクタを挿入するだけでよく配設の作
業性がよい。
【0015】さらにまた、請求項2に記載された発明に
よれば、可動コネクタ本体の側面部に可動コネクタ嵌合
方向に沿う突出片を設け、この突出片の先端部にC面を
形成したことにより、相手のコネクタとの位置ズレが大
きい場合でも嵌合し易く成る。
よれば、可動コネクタ本体の側面部に可動コネクタ嵌合
方向に沿う突出片を設け、この突出片の先端部にC面を
形成したことにより、相手のコネクタとの位置ズレが大
きい場合でも嵌合し易く成る。
【0016】請求項3に記載された発明によれば、表面
側当接部と裏面側当接部とをコネクタ嵌合方向で見て重
ならないように設定しているため、可動コネクタ本体と
各当接部とを一体に成形する際、成形は一方向開閉の金
型となり金型費も成形費も安価に、成形品の品質も良好
となるように働く。
側当接部と裏面側当接部とをコネクタ嵌合方向で見て重
ならないように設定しているため、可動コネクタ本体と
各当接部とを一体に成形する際、成形は一方向開閉の金
型となり金型費も成形費も安価に、成形品の品質も良好
となるように働く。
【0017】
【実施例】以下、この発明を実施例に基づいて説明す
る。
る。
【0018】まず構成を説明すると、図1において、可
動コネクタ1を配設する取付けパネル5には、可動コネ
クタ1が挿入される切欠開口6が形成されている。この
切欠開口6は、略T字形を呈し、入口部6aと奥部6b
とから構成されている。また、この奥部6bの両側近傍
には、係止穴7が開設されている。
動コネクタ1を配設する取付けパネル5には、可動コネ
クタ1が挿入される切欠開口6が形成されている。この
切欠開口6は、略T字形を呈し、入口部6aと奥部6b
とから構成されている。また、この奥部6bの両側近傍
には、係止穴7が開設されている。
【0019】一方、可動コネクタ1は、切欠開口6の奥
部6bに遊挿され、複数の端子を有する可動コネクタ本
体を有している。そして、この可動コネクタ本体の周囲
には、「挟持手段」としての表面側当接部2,2a及び
裏面側当接部2bと、「付勢手段」としてのバネ3,3
aと、可動コネクタ1挿入状態で前記係止穴7に挿入係
止される抜け止め用突部4とが形成されている。
部6bに遊挿され、複数の端子を有する可動コネクタ本
体を有している。そして、この可動コネクタ本体の周囲
には、「挟持手段」としての表面側当接部2,2a及び
裏面側当接部2bと、「付勢手段」としてのバネ3,3
aと、可動コネクタ1挿入状態で前記係止穴7に挿入係
止される抜け止め用突部4とが形成されている。
【0020】詳しくは、表面側当接部2,2aは、可動
コネクタ本体の両端部側に形成され、裏面側当接部2b
は、それら両表面側当接部2,2aの間で、該両当接部
がコネクタ嵌合方向で見て(上方から見て)重ならない
ような位置に形成されている。これら両当接部が取付け
パネル5の表面側と裏面側に当接することにより、この
パネル5を挟持するようになっている。
コネクタ本体の両端部側に形成され、裏面側当接部2b
は、それら両表面側当接部2,2aの間で、該両当接部
がコネクタ嵌合方向で見て(上方から見て)重ならない
ような位置に形成されている。これら両当接部が取付け
パネル5の表面側と裏面側に当接することにより、この
パネル5を挟持するようになっている。
【0021】また、一方のバネ3aは、挿入方向前部の
表面側当接部2の開口を介して下方に湾曲された状態で
延設され、切欠開口奥部6bに当接するようになってい
る。また、他方のバネ3は、裏面側当接部2bの開口の
上側に形成され、切欠開口周縁部に当接するようになっ
ている。これらのバネ3,3aにより、可動コネクタ本
体を切欠開口6に対して略中央に位置させるように付勢
している。
表面側当接部2の開口を介して下方に湾曲された状態で
延設され、切欠開口奥部6bに当接するようになってい
る。また、他方のバネ3は、裏面側当接部2bの開口の
上側に形成され、切欠開口周縁部に当接するようになっ
ている。これらのバネ3,3aにより、可動コネクタ本
体を切欠開口6に対して略中央に位置させるように付勢
している。
【0022】さらに、抜け止め用突部4は、前記裏面側
当接部2b上に形成されている。
当接部2b上に形成されている。
【0023】さらにまた、可動コネクタ本体の側面部に
は、前記可動コネクタ嵌合方向に沿う突出片9が形成さ
れ、この突出片9の先端部にC面9aが形成されてい
る。
は、前記可動コネクタ嵌合方向に沿う突出片9が形成さ
れ、この突出片9の先端部にC面9aが形成されてい
る。
【0024】かかる可動コネクタ1の組付けについて説
明する。
明する。
【0025】図2〜図4に示すように可動コネクタ1を
略T字形に切り込まれた切欠開口6に挿入すると、ま
ず、挿入方向前部の表面側当接部2と裏面側当接部2b
との間で取付けパネル5が挟まれ、可動コネクタ1を押
し込むにしたがって左右のバネ3が切欠開口6の面に沿
って入り略中央位置を進む。次いで、挿入方向後部の表
面側当接部2aが取付けパネル5の表面に当接し、所定
の位置まで進むとき抜け止め用突部4が係止穴7に入
り、バネ3が切欠開口6の奥部6bの図4中左側の端縁
に近づいたところで可動コネクタ1の組み付けを完了す
る。
略T字形に切り込まれた切欠開口6に挿入すると、ま
ず、挿入方向前部の表面側当接部2と裏面側当接部2b
との間で取付けパネル5が挟まれ、可動コネクタ1を押
し込むにしたがって左右のバネ3が切欠開口6の面に沿
って入り略中央位置を進む。次いで、挿入方向後部の表
面側当接部2aが取付けパネル5の表面に当接し、所定
の位置まで進むとき抜け止め用突部4が係止穴7に入
り、バネ3が切欠開口6の奥部6bの図4中左側の端縁
に近づいたところで可動コネクタ1の組み付けを完了す
る。
【0026】このような配設構造によれば、両当接部
2、2a,2bにて取付けパネル5が挟持されて、取付
けパネル5と垂直な方向への可動コネクタ1の移動を阻
止できるため、従来のようにガイド溝を形成する必要が
ない。また、取付けパネル5の係止穴7に可動コネクタ
1の抜け止め用突部4が係止されることにより、横方向
への抜けが阻止されるため、従来のように取付けパネル
を2分割して両側から挟む必要がない。従って、この発
明によれば、取付けパネル5に切欠開口6及び係止穴7
の加工を行なうだけの簡単な構造にできる。
2、2a,2bにて取付けパネル5が挟持されて、取付
けパネル5と垂直な方向への可動コネクタ1の移動を阻
止できるため、従来のようにガイド溝を形成する必要が
ない。また、取付けパネル5の係止穴7に可動コネクタ
1の抜け止め用突部4が係止されることにより、横方向
への抜けが阻止されるため、従来のように取付けパネル
を2分割して両側から挟む必要がない。従って、この発
明によれば、取付けパネル5に切欠開口6及び係止穴7
の加工を行なうだけの簡単な構造にできる。
【0027】また、可動コネクタ1の配設においては前
記切欠開口6に可動コネクタ1を挿入するだけでよく配
設の作業性がよい。
記切欠開口6に可動コネクタ1を挿入するだけでよく配
設の作業性がよい。
【0028】つぎに、この可動コネクタ1と嵌合相手側
8を嵌合するとき、可動コネクタ1外側に嵌合方向に突
出片9先端部の角にC面9aを設けているので嵌合相手
側8とのそれぞれの間にズレが発生していても可動コネ
クタ1が嵌合相手側8に入るにしたがってバネ3,3a
を押しながら可動コネクタ1を移動させ適正位置に嵌合
することができる。なお、嵌合相手側8にもC面を設け
ることにより、更に大きい位置ズレがあっても適正位置
に嵌合することができる。
8を嵌合するとき、可動コネクタ1外側に嵌合方向に突
出片9先端部の角にC面9aを設けているので嵌合相手
側8とのそれぞれの間にズレが発生していても可動コネ
クタ1が嵌合相手側8に入るにしたがってバネ3,3a
を押しながら可動コネクタ1を移動させ適正位置に嵌合
することができる。なお、嵌合相手側8にもC面を設け
ることにより、更に大きい位置ズレがあっても適正位置
に嵌合することができる。
【0029】さらに、表面側当接部2,2aと裏面側当
接部2bとをコネクタ嵌合方向で見て重ならないように
設定しているため、可動コネクタ本体と各当接部とを一
体に成形する際、成形は一方向開閉の金型となり金型費
も成形費も安価に、成形品の品質も良好となるように働
く。
接部2bとをコネクタ嵌合方向で見て重ならないように
設定しているため、可動コネクタ本体と各当接部とを一
体に成形する際、成形は一方向開閉の金型となり金型費
も成形費も安価に、成形品の品質も良好となるように働
く。
【0030】なお、この発明の一構成要素である挟持手
段は、取付けパネル5を両面側から挟持するもので有れ
ば如何なる形状のものでも良く、又、付勢手段は、可動
コネクタ本体を付勢するもので有れば実施例の形状に限
定されるものでない。
段は、取付けパネル5を両面側から挟持するもので有れ
ば如何なる形状のものでも良く、又、付勢手段は、可動
コネクタ本体を付勢するもので有れば実施例の形状に限
定されるものでない。
【0031】
【発明の効果】本発明は、以上説明したように構成され
ているので、以下に記載されるような効果を奏する。
ているので、以下に記載されるような効果を奏する。
【0032】請求項1に記載された発明によれば、挟持
手段にて取付けパネルが挟持されて、取付けパネルと垂
直な方向への可動コネクタの移動を阻止できるため、従
来のようにガイド溝を形成する必要がない。また、取付
けパネルの係止穴に可動コネクタの抜け止め用突部が係
止されることにより、横方向への抜けが阻止されるた
め、従来のように取付けパネルを2分割して両側から挟
む必要がない。従って、この発明によれば、取付けパネ
ルに切欠開口及び係止穴の加工を行なうだけの簡単な構
造にできる。
手段にて取付けパネルが挟持されて、取付けパネルと垂
直な方向への可動コネクタの移動を阻止できるため、従
来のようにガイド溝を形成する必要がない。また、取付
けパネルの係止穴に可動コネクタの抜け止め用突部が係
止されることにより、横方向への抜けが阻止されるた
め、従来のように取付けパネルを2分割して両側から挟
む必要がない。従って、この発明によれば、取付けパネ
ルに切欠開口及び係止穴の加工を行なうだけの簡単な構
造にできる。
【0033】また、可動コネクタの配設においては前記
切欠開口に可動コネクタを挿入するだけでよく配設の作
業性がよい。
切欠開口に可動コネクタを挿入するだけでよく配設の作
業性がよい。
【0034】さらにまた、請求項2に記載された発明に
よれば、可動コネクタ本体の側面部に可動コネクタ嵌合
方向に沿う突出片を設け、この突出片の先端部にC面を
形成したことにより、相手のコネクタとの位置ズレが大
きい場合でも嵌合し易く成る。
よれば、可動コネクタ本体の側面部に可動コネクタ嵌合
方向に沿う突出片を設け、この突出片の先端部にC面を
形成したことにより、相手のコネクタとの位置ズレが大
きい場合でも嵌合し易く成る。
【0035】請求項3に記載された発明によれば、表面
側当接部と裏面側当接部とをコネクタ嵌合方向で見て重
ならないように設定しているため、可動コネクタ本体と
各当接部とを一体に成形する際、成形は一方向開閉の金
型となり金型費も成形費も安価に、成形品の品質も良好
となるように働くという実用上有益な効果を発揮する。
側当接部と裏面側当接部とをコネクタ嵌合方向で見て重
ならないように設定しているため、可動コネクタ本体と
各当接部とを一体に成形する際、成形は一方向開閉の金
型となり金型費も成形費も安価に、成形品の品質も良好
となるように働くという実用上有益な効果を発揮する。
【図1】本発明の可動コネクタ配設構造の斜視図であ
る。
る。
【図2】本発明の可動コネクタの取付けパネルへの配設
状態を示す平面図である。
状態を示す平面図である。
【図3】本発明の嵌合相手との嵌合説明及び図2のA−
A線に沿う断面図である。
A線に沿う断面図である。
【図4】本発明の可動コネクタの取付けパネルへの配設
状態を示す図2のB−B線に沿う断面図である。
状態を示す図2のB−B線に沿う断面図である。
【図5】従来例を示す、可動コネクタ及び取付けパネル
の分解斜視図である。
の分解斜視図である。
1 可動コネクタ 2 当接部 3 バネ 4 抜け止め用突部 5 取付けパネル 6 切欠開口 7 係止穴 8 嵌合相手 9 突出片 9a、10a 先端部C面
Claims (3)
- 【請求項1】 取付けパネルに可動コネクタを可動可能
に取り付けるようにした可動コネクタ配設構造におい
て、 前記取付けパネルに前記可動コネクタが挿入される切欠
開口を形成すると共に、該切欠開口の近傍に係止穴を開
設する一方、 前記可動コネクタは、前記切欠開口に遊挿され、複数の
端子を有する可動コネクタ本体を有し、 該可動コネクタ本体の周囲には、可動コネクタ挿入状態
で前記取付けパネルの両面側から該取付けパネルを挟む
挟持手段と、前記切欠開口周縁部に当接して前記可動コ
ネクタ本体を前記切欠開口に対して略中央に位置させる
ように付勢する付勢手段と、前記可動コネクタ挿入状態
で前記係止穴に挿入係止される抜け止め用突部とを設け
たことを特徴とする可動コネクタ配設構造。 - 【請求項2】 前記可動コネクタ本体の側面部には、前
記可動コネクタ嵌合方向に沿う突出片を設け、該突出片
の先端部にC面を形成したことを特徴とする請求項1記
載の可動コネクタ配設構造。 - 【請求項3】 前記挟持手段は、前記取付けパネルの表
面に当接する表面側当接部と、裏面側に当接する裏面側
当接部とを有し、該両当接部がコネクタ嵌合方向で見て
重ならないように設定したことを特徴とする請求項1又
は2記載の可動コネクタ配設構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6036688A JPH07245151A (ja) | 1994-03-08 | 1994-03-08 | 可動コネクタ配設構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6036688A JPH07245151A (ja) | 1994-03-08 | 1994-03-08 | 可動コネクタ配設構造 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07245151A true JPH07245151A (ja) | 1995-09-19 |
Family
ID=12476771
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6036688A Pending JPH07245151A (ja) | 1994-03-08 | 1994-03-08 | 可動コネクタ配設構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH07245151A (ja) |
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5795185A (en) * | 1997-02-19 | 1998-08-18 | Molex Incorporated | Electrical connector for mounting on a support structure such as a panel or the like |
KR19980081790A (ko) * | 1997-04-28 | 1998-11-25 | 가와모토노부히코 | 커넥터 장치 |
US6312285B1 (en) | 1999-02-25 | 2001-11-06 | Molex Incorporated | Panel mounting system for electrical connectors |
JP2006190685A (ja) * | 2005-01-07 | 2006-07-20 | Tyco Electronics Corp | パネル取付け用電気コネクタ |
JP2014086269A (ja) * | 2012-10-24 | 2014-05-12 | Sumitomo Wiring Syst Ltd | コネクタの取付構造 |
JP2015198001A (ja) * | 2014-04-01 | 2015-11-09 | 住友電装株式会社 | コネクタ |
CN110911867A (zh) * | 2018-08-27 | 2020-03-24 | 日本压着端子制造株式会社 | 电连接器 |
-
1994
- 1994-03-08 JP JP6036688A patent/JPH07245151A/ja active Pending
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CN110911867A (zh) * | 2018-08-27 | 2020-03-24 | 日本压着端子制造株式会社 | 电连接器 |
CN110911867B (zh) * | 2018-08-27 | 2021-04-20 | 日本压着端子制造株式会社 | 电连接器 |
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